一匹文士、伊神権太がゆく人生そぞろ歩き(2025年10月~)
2025年10月30日
夕方。久しぶりに愛用のハモニカを手に、亡き妻伊神舞子の遺影を前に<赤とんぼ>や<もみじ><ふるさと>などをふいて演奏してみる。ハモニカは、いつでもどこでも気軽にふける(演奏できる)から良い。助かるのである。たつ江が生きていたころには、彼女が好きだった<みかんの花咲く丘>や<公園の手品師>などを何度も何度もふいてきかせたものである。
秋が日に日に深まりつつある。きょうのような雲ひとつない空をみると、ついつい伊神舞子、すなわち伊神たつ江が生前に詠んだ俳句🎵秋空に未来永劫と書いてみし、を思い出してしまう。彼女はこの世を去っても俳句はいつまでも、永遠に残る。生き続けるのである。
その意味では彼女は今も私たちの心の中で生きている。そんな思いを強くする。
きょうは生前、わが妻伊神舞子が歌った一点のくもりもない秋空が広がった。思わず、わが家の3代目猫、にゃんにゃんタンゴも窓越しに広がる青い空を見た


2025年10月29日
ピースボートの仲間で、かつてはわが妻舞も大変、お世話になった大阪在住の友が近鉄「ひのとり」で名古屋においでになるーというので近鉄名古屋駅で出迎え、せっかくなので久しぶりに名駅名物の〝ナナちゃん人形〟と専門学校HALの名物ビルをカメラに収め、この後は名駅ツインタワー内、12階の加賀料理の店「浅田屋」へ。ここで加賀料理の粋をたっぷりと味わったあと、タクシーで名古屋城へ、と向かった。
ふたりで名古屋城の見学をしたが、いやはや外人客も含めて、観光客でいっぱい。「どこにこんなに多くのニンゲンたちがいたのだろう」と思うほどのにぎわいぶりで、さすがは名古屋城だと感服した次第。私自身、こうした形の観光はあまりしたことがないだけに「名古屋の顔」の現状を自然体で見ることが出来、こころから良かったなと思っている。
世の中、生きていれば「いいことがあるものだ」と思いもした。場内の土産物店で彼女とともに【金運を呼ぶマグネット】なるものを購入。帰宅後、冷蔵庫の一角にさっそく張り付けたが、これがまた、なかなか、かわいらしくてイイナと思った次第。これも大阪からわざわざおいでた彼女のおかげか。舞が生きていたなら、もっと良かったのに。そう思いながら、楽しいひとときを過ごさせて頂いたのである。心から、感謝。
名古屋城には海外からも大勢が押し寄せていた

天守閣と金シャチの説明

ナゴヤ名物の〝ナナちゃん人形〟も健在だった

2025年10月28日
高市早苗首相はきょうの午前、来日中のトランプ米大統領と東京・元赤坂の迎賓館で会談。対面での会談は初めてで首相は「日米をより豊かにするため日米同盟の新たな黄金時代を共につくりたい」などと表明。会談後、両首脳はレアアース(希土類)など重要鉱物の供給、確保に関する文書に署名した。
写真は高市氏、トランプ氏の初会談を報じた28日付の夕刊各紙

本日付の朝刊1面見出しは【東証初の5万円台 米中摩擦の懸念後退】【トランプ大統領来日 きょう首脳会談84兆円投資焦点】【天皇陛下と会見 大谷サン話題】【米、対中100%関税回避へ レアアース 中国が規制1年延期】(中日)【東証初の5万円超え 終値5万512円 米中の懸念後退】【トランプ大統領来日 きょう日米首脳会談】【泣けなかった昭恵さんの3年 安倍氏銃撃、きょう初公判】(毎日)というものだった。人生はトランプさんも、安倍昭恵さんもいろいろである。
さらに社会面を開けば、だ。【銃なき世界へ 米の高校生招く YOSHI基金継続の危機 服部剛丈さん両親 原資減り寄付募る 米後退する規制】【量刑、旧統一教会影響判断は 安倍氏殺害きょう初公判】【元信者らに12億円支払い 東京地裁 旧統一教会 集団調停成立】【長野4人殺害被告側が控訴 死刑不服、弁護人説得】【クマ被害か2人死亡 岩手の住宅庭、秋田の田んぼ】(中日)と続く。いやはや、相も変わらずこの世はいろいろあり、そのジャングルのなかを私たちは歩いて生きていくのである。
134年前、1891年(明治24年)のこの日、午前6時半過ぎに濃尾大地震が発生。震源は岐阜県根尾村(現本巣市)。直下型地震で根尾谷断層の傷痕は今も残る。死者7200人、全壊・焼失家屋は14万戸を超えた。この根尾の地には樹齢1500年以上の国然記念物淡墨桜が立ち、私はかつてこの根尾谷断層と淡墨桜の両方を追いつつ、岐阜県庁汚職事件や長良川決壊豪雨、少年による長良川木曽川リンチ殺人事件などの取材に同僚たちと追い回された記憶がある。そして淡墨桜の保存に生涯、情熱を注ぎ、すべてに優しかった今は亡き作家宇野千代さんのことが思い出されるのである。
(10月27日)
午前中、目医者さんへ。
今日は眼圧検査に続き、視力と視野検査もあったが、いずれもまずまずでホッとして帰宅。帰宅後、舞(伊神たつ江、舞子)が生前、自ら営んだリサイクルショップでの月イチのミニコンサート開催に当たり、司会などで大変、お世話になったとし子姉さんとカラオケへと繰り出した。幸い能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり】を歌うことが出来、満足して帰宅。
日経の夕刊1面は【日経平均、初の50万円 米中対立の緩和期待 上げ幅一時1100円超】【中国、レアアース規制延期 米財務長官「100%追加関税見送り」】【日米同盟強化 確認へ トランプ氏午後来日 あす首脳会談】【円下落、一時153円台前半】【日米同盟強化確認へ トランプ氏午後来日 あす首脳会談】【首都厳戒1万8000人態勢】というものだった。
亡き妻たつ江が、お世話になったとし子さん。その彼女とカラオケ店に行き、能登半島地震復興応援歌「能登の明かり」を歌ってきたが、この歌がこの先ひとりでも多くの人々に歌って頂ければ-との思いを改めて強く感じた。さて。話は変わるが、日本では、このところ全国各地で人間が熊に殺されるケースが急増。私には熊たちの人間社会への復讐というか、逆襲に思えて仕方がない。熊たちが連絡しあって人間社会での犯行に及んでいる。そんな気がしてならないのである。熊たちだって皆、一生懸命に生きている……。そんなことを思うと熊たちがかわいそうにも思えてくるのである。
もちろん、ある日突然のように熊に襲われ、命を落としてしまう罪のない被害者とその家族のことを思うと、これほど悲惨なこともないのである。なんとか共存はできないものか。被害に遭ったニンゲンはむろんのこと、駆除された熊もそれぞれ大切な命なのである。
2025年10月26日
日曜日。けさの新聞(中日)の見出しも【行楽シーズンクマ注意 中部でも目撃、被害 対策グッズ品薄 耕作放棄地増え 生息範囲拡大】と、このところ日本のあちこちで出没、人間に被害を与えている熊被害に関するものである。なんだか、このところは山里ばかりか、都市部までどこもかしこも熊の被害に遭っている。こんな人間と熊たちの悲劇の記事を読みながら、私は熊にも言い分があるのでは。彼女、彼らだって毎日を懸命に生きている。のに。なぜ? やはり人間にも責任の一端があるのではないか。熊ばかりを責めていてもいけないのではないか、と。そう、思えて仕方ないのである。間違いだろうか。
今や日本の大衆文化の顔と言っていいNHKの昼ののど自慢が、きょう能登半島突端の珠洲市で行われ、とてもイイナと思った。珠洲市と言えば、だ。新刊読書率が全国でもトップクラスの文化度の高い街だけに、やはり皆さんの歌声は誰もがすばらしく、合格者も、いつもの日より少し多かったような、そんな気がした。いずれにせよ、昨年の能登半島地震とその後の豪雨水害に泣いた能登に住む人々がここまで笑顔を取り戻してくださり、とても嬉しく感じたのである。
のど自慢では、珠洲焼研修生の女性らの笑顔が忘れられない。この日はNHKの朝ドラ「ばけばけ」の主題歌「笑ったり転んだり」なども登場。にぎやかな内容となったが、能登半島に住む多くの人々が知る【能登の夢】や七尾の【能登の海鳥】、私と牧すすむさん、安本保秋さんで作った能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり(岡ゆう子さん歌)】が登場しなかった点では少し寂しさが残った。とはいえ、父と子が別々に能登ならでは、の地元に伝わる御陣乗太鼓の歌を歌い、相次いで合格する楽しい光景も見ることが出来、よかったといえよう。
何より、出演された能登のみなさんの全員が元気かつ楽しそうで、心から「よかったな」と思った次第である。能登半島は、こうして少しずつ回復しつつある。のである。
(2025年10月25日)
【クマ襲撃4人死傷 秋田 村役場付近、1頭駆除 「うかうか外を歩けない」】【富山では70代重傷 庭木剪定中に襲われる】【映画「ヒグマ‼」公開延期を発表 相次ぐ被害受け】(中日25日付朝刊)【クマ襲撃、4人死傷 秋田 現場近くで1頭駆除 富山でも被害70代女性重傷】(毎日25日付朝刊)。
このところは、全国的に熊が人里に現れ、人間に危害を与えるニュースが目立っている。熊だって一生懸命に生きている。のに、である。このところ全国各地の山里で人間に危害を与えていることは事実だけに、駆除されても仕方ないだろう。それでも同じ生きもの同士である。なんとか仲良く手と手を結ぶことは出来ないものか。と、ついつい思ってしまう。最近の人里での荒くれぶりを思うに。熊は熊で人間たちに対して逆襲に出ているような。そんな気がしてならないのである。熊たちだってⅠ頭1頭が懸命に生きていることを思うと、なんだか残念無念な気がする。それとも、これも自然界のある種の習いなのか。熊たちだってみんな一生懸命に生きているのにと思うと、逆に熊たちのことがかわいそうにも思えるのである。この世は、何につけ無情である。
その一方で目を転じれば、毎日新聞の朝刊に【若者自殺5年連続3000人超 未遂者6割、薬の過剰摂取 対策白書 「SOS受け止めて」】の見出し。この世の中は、いろいろである。このほか、目にとまって離れないのは、中日新聞の本日付朝刊1面の【香り立つ秋 岐阜・可児のバラ園】か。記事には「岐阜県可児市の世界最大級のバラ園【ぎふワールド・ローズガーデン】で秋のバラが見頃を迎えた。」というものである。
このところ身を削る如く何度も何度も検討を加え、書き改めてきた文士刮目の連載第54回目【日本初の高石早苗女性首相の船出に思う】を出稿。その旨を「脱原発社会をめざす文学者の会」事務局長の村上政彦さんにお知らせする。
(2025年10月24日)
国連デー。
プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が、きのう23日に東京都内のホテルで行われ、中日は制球力の高い即戦力右腕、青学大の中西聖輝=なかにしまさき=投手(21)を1位指名し、交渉権を獲得。2位は東北福祉大の桜井頼之介投手(22)、3位は徳島インディゴソックスの篠崎国忠投手(20)を指名した。他の1位指名は、米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(20)が2球団の強豪の末、ソフトバンクがくじを引き当てた。青学大の小田康一郎内野手(22)=岐阜・中京高出=はDeNAが、花園大の藤原聡太投手(21)=三重県伊賀市出身、滋賀・水口高出=は楽天が、それぞれ交渉権を獲得。将来ある若武者たちの夢が、いよいよ開花する時到来だけに全員が楽しみである。
(2025年10月23日)
甲府地方気象台が23日、富士山(3776㍍)で初冠雪を観測した、と発表。職員が午前6時ごろ、山頂付近にはっきりと雪が積もっているのを目視で確認した。平年より21日遅く、1894年に観測を始めてから最も遅い記録だった昨年より15日早いという。麓の山梨県富士吉田市も「初雪化粧」を宣言した。

※ ※ ※
☆ ☆ ☆
午後。大口のピアゴさんで軽い食事をしたあと、久しぶりに江南市内のカラオケ店「平成」さんに寄ってみる。ドアを開いて中に入ると、これはおったまげた。人がいっぱいおいでで、この多さには少し圧倒されてしまい、かえって邪魔になるような気がしてきょうのところは退散、帰宅とあいなった。人々、中でも高齢者の方々は皆、カラオケを生きる寄すがにしておいでになる。そんな気がしたのである。それはそれで、とてもよいことだと思う。
デ、入り口部分においでになった私より少し上ぐらいの女性に「ナニ。あんたさん、もう帰ってまうの。そんなことでいかんがね。ちょっと居てちょうだいよ」と言われ、少し心が動いたが、これだけ大勢いたのでは、店主さんと【能登の明かり】について、とても話している暇などない、と判断。きょうのところは撤退し、帰宅とあいなったのである。
(2025年10月22日)
【高市内閣発足 初の女性首相自維連立 積極財政、保守色鮮明 「経済最優先」早期解散否定】(22日付中日)【高市内閣発足 初の女性首相自維政権】【旧知メールで急展開】【新政権の行方 自維連立始動㊤】【夫・山本拓元衆院議員 目立たずサポート】(同毎日)など。
新聞は、どこもかしこも「高市内閣」一色である。何はともあれ、女性初の日本の首相誕生を心から寿ぎたい。おめでとう。高市さん。日本を幸せいっぱいな国にしてくださいね、幸せな国にしてくれたなら。それこそ、これが、本当のおめでとう、である。
高市内閣誕生を報じる新聞

高市内閣初の記者会見(NHKテレビから)

(2025年10月21日)
火曜日。
昨年のきょうの午前11時過ぎ。わたくしと亡き妻たつ江(伊神舞子)、そして家族のみんなが愛してやまなかったシロちゃん、すなわち愛猫シロちゃん(オーロラレインボー)が何者かの運転する車に轢かれ、亡くなった。私は、かつてたつ江が大変、お世話になった近くの荒木せつこさんの知らせで現場に駆け付けたが、シロのあの臨終の無念そのものの顔を思い出すと、今も涙があふれ出る。彼女は舞が命名した俳句猫「白」として、舞の生存中はどこまでも舞の俳句づくりに寄り添い、そればかりか、おかあさん、すなわち舞の死後は、私たち残された家族をどこまでも守り続けてくれたのである。もし、シロを轢いた人物がいたなら、今からでも良いので名乗り出てほしい。遅くはない。シロのことを話そうじゃないか。もう死んでしまったシロちゃんのことを、だ。ひと言誤ってくれさえすれば、それでいいのだ。
きょうは、そのシロちゃんの友だちで最近よく、わが家を訪れる半分野良ちゃんのにゃんにゃん猫、すなわちタンゴが見守るなか、私はシロの墓に花を供え、線香とロウソクを立て、火をつけ、ごはんを与えたのである。
シロの命日にあたり、お墓に花を添える。シロよシロ、シロ。おまえはあまりに美し過ぎた

お墓参りするところを、ずっと見ていてくれたにゃんにゃんタンゴちゃん

シロはおかあさんと一緒に、伊神家の仏壇でいつも私たち家族を見守ってくれている

午後。車検を終え帰ってきた愛車に乗って近くの喫茶店へ。ここでカキフライ定食を食べたあと、アピタで買い物をして帰宅。夕刊(中日)を開くと【石破内閣が総辞職 高市氏、午後に首相選出へ】の見出しが躍り、スマホも「史上初の女性総理誕生へ」の活字を大々的に流し、画面には「21日、臨時国会で自民党の高市早苗総裁が女性として初の総理大臣に選出され、自民党と日本維新の会による連立政権が発足する見通しです。」といった報道が次々と流されている、そんな現状に出会ったのである。
ここで、本日付の夕刊(中日)のひとコマをここに女性宰相誕生の明かしとして記しておく。同時に憲政治史上初の女性の首相就任を祝いつつ。
――自民党の高市早苗総裁(64)は21日午後、衆院本会議の首相指名選挙で第104代首相に選出される。女性の首相就任は憲政史上初。高市氏は直ちに組閣に着手し、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、自民と日本維新の会による連立政権を発足させる。物価高対策を裏付ける2025年度補正予算案の編成を支持する方向で検討している。/新内閣では財務相に片山さつき元地方創生担当相(66)、防衛相に自民総裁選を争った小泉進次郎農相(44)を起用する意向を固めた。
(2025年10月20日)
月曜日。新聞休刊日で、心底からホッとしている。
新聞を隅から隅まで読みチェックするのに毎日、かなりの時間がかかるからである。その分、ゆったりしているところへ朝から携帯電話が鳴る。携帯を開くと、一宮の自動車整備士、水野さんからで「イガミさん。きょうあすと車の車検の日なので、まもなく取りに参ります」とのことだった。まもなくすると、「おはようございます」と水野さん。わが家の駐車場に代車を置くと、わが愛車に乗り一宮へと行かれたのである。わが愛車、パッソは、今は亡き妻、たつ江(伊神舞子)のお気に入りで彼女の提案により、車体が緑の新車を購入した日のことが思い出される。それだけに、愛着は人一倍であめことは言うまでもない。
本日付の夕刊は日経が【維新、自民と合意へ調整 政策協議「閣外協力」大勢 午後に両院議員総会】【ハマス拠点数十カ所攻撃 イスラエル軍 停戦の継続危うく】。中日が【伊東市長 失職不可避 解散後市議選 不信任派が大勢】【上皇后さま 91歳に 昨秋骨折の右脚、ほぼ回復】【仏ルーブル美術館 強盗が宝飾品盗む 犯行7分、ブローチなど8点】【ガザ全域空爆42人死亡 イスラエル「攻撃に報復」】【アスクル ランサム攻撃 障害で出荷停止,無印も影響】……といろいろある。
世の中が動いている限り、いろいろあるのである。
2025年10月19日
朝刊1面は【自維連立事実上合意 維新、当面は閣外協力 あす署名 消費減税「努力」 補佐官に遠藤氏浮上】【徳川将軍帯刀3例目 尾張藩士子孫宅で発見 家茂脇差し光る美意識】【米、トマホーク供与慎重 ウクライナと首脳会談】(中日)【高市首相選出へ最終調整 維新「閣外協力」の方向】(毎日)。
そして私たち、日本人にとって、何よりもうれしいニュースはスポーツ面で【超人大谷 3発&10K 4連勝リーグV 大リーグ リーグ優勝決定S】【圧倒ドジャースWSへ MVP「みんなを代表して」】【佐々木初連投も無失点】【「野球界が夢見た試合」「伝説の夜」米メディアも絶賛 ブルワーズ監督「史上最高の活躍」】(中日)というものだった。
次のような報道内容である。
――米大リーグのプレーオフが17日、各地でリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、ナ・リーグ第4戦でドジャースは「1番・投手兼指名打者」で出場した大谷の投打の活躍でブルワーズを5―1で破り、4連勝で2年連続のリーグ優勝。通算23度目のワールドシリーズ(WS)進出を決めた。/大谷は打者として史上12人目、日本選手で初めてポストシーズン(PS)での1試合3本塁打を記録。一回に先頭打者で、四、七回にもソロ本塁打を放った。投手では6回0/3を2安打無失点、10奪三振と好投して勝利投手になり、今シーズンの最優秀選手(MVP)にも選ばれた。佐々木は九回に登板し、1回を1安打無失点だった。WSは24日(日本時間25日)に開幕する。=中日新聞の19日付スポーツ面記事から
午後。久しぶりに布袋のピアゴ内、ヘアーカット専門店「カットコムズ」さんへ。美容師の古橋さんとなぜか、気が合ったので「スマホお持ちでしたら、能登半島地震復興応援歌の<能登の明かり>をぜひ、ユーチューブで聴いてください。カラオケ(ジョイサウンド)でも歌えますので。どんどん歌ってくださいね」とお願いする。
(10月18日)
土曜日。政局の方は、日本維新の会が立憲民主、国民民主両党に首相指名選挙を巡る連携の打ち切りを伝達。自民の高市早苗総裁が21日の首相指名選挙で首相に選出される見通しが強まったーとは、中日新聞の本日付の記事内容だ。見出しも【高市首相選出の公算 自維連立協議が前進 議員定数削減で調整 21日に指名選挙与野党大筋合意】とあり、よほどの何かがない限り、高石首相誕生は、ほぼ間違いないと言ってよいだろう。ここまでホントによくがんばってきたーかと思う。
同じ1面見出しでほかには【秋は進むよゆっくりと 立山黒部アルペンルート】【アジアパラ 開幕まで1年 日本初】といったところか。
そして見過ごせないのが8氏に文化勲章の記事で【「長嶋さんも喜んでくれると思う」 王貞治さんスポーツ振興】【「新しいこと 考え続け実を結ぶ」 山本尚さん 有機合成化学】といったところか。【村山富市元首相死去 自社さ連立 戦後50年談話 101歳】も見過ごせない。
(10月17日)
八の字に垂れ下がった長く白い眉がトレードマーク。素朴な語り口と飾らない人柄、「トンちゃん」の愛称で親しまれ、1994年に発足した自社さ(さきがけ)連立政権の首相を務めた村山富市(むらやま・とみいち)さんが17日午前11時28分、老衰のため大分市の病院で亡くなった。101歳だった。大分市出身。94年当時、村山さんは社民党の前身、社会党の委員長。羽田内閣総辞職後の同年6月、自民、社会、新党さきがけ3党の連立政権合意を受け、第81代首相に就いた。社会党出身の首相は片山哲氏以来、47年ぶり2人目だった。戦後半世紀にわたり対立関係にあった自民、社会両党の連立政権誕生は、その後の政界再編に大きな影響を与えた-とは、中日新聞の翌18日付の報道。
報道はさらに戦後50年に当たり発表した村山首相談話に触れ、先の大戦を踏まえ「痛切な反省と心からのおわびの気持ち」を言明。その後の政権も踏襲。さらに水俣病未認定患者の救済で政治決着を図り、1995年の阪神淡路大震災では危機管理の対応に批判が集中、1996年1月に突然、首相退陣を表明した。その後、1999年12月には、超党派議員団の団長として北朝鮮を訪問。日朝国交正常化交渉の再開に尽力するなどした。
いずれにせよ、わたくしがとても好きな政治家であった。合掌―
(10月16日)
「一心」で開かれた滝高・二石会のクラス会。みな元気そうだった

女性も皆はつらつ。小学校が同じだった懐かしのクラスメートも。だれもが若々しかった

滝高校の昭和39年卒業生から成る「二石会」の同窓会が一宮市の料亭「一心」で行われた。この日は、一宮市の名鉄一宮駅改札出入り口に集合。ここから「一心」さんの送迎バスで真清田神社へ。ここでそろって、それぞれにお参りをして再び送迎バスで「一心」へ。楽しいひとときを過ごした。みんな、それぞれ立派な爺ちゃん、婆ちゃんに変身していた。帰りは送迎バスで送って頂いた名鉄尾張犬山線の「江南」駅で下車。理数系の学問が群を抜いて得意だった板津くんと久しぶりに話しながら、歩いて帰った。
数日前まで、ほとんど歩けなかった足が会話をしながらだと不思議と動き、歩くことが出来たのには我ながら驚いた。「いがみ。俺の孫がなあ~。この春、東大(理)に入ったんだ。嬉しくて、うれしくて。ほんでな。駒場に行ってきたんだわ」と彼氏。
このことばに私は足を止め、真剣な顔をしてこう言ったのである。
「そうか。それは良かった。板津、おまえ。生きとってよかったな。心からおめでとう。おい、いたつ。俺の息子だけどな。去年、日本イノベーション学会の学会賞に輝やあてくれた。お茶の水女子大学を出た奥さん。あの三鬼陽之助さんのお孫さんで、な。これまた優秀な科学者で息子と同じナノテクの科学者(博士)だ。すっごくステキで、そのうち何をとるか分からんぞ。やさしくて。とても、気が利いて。そんな女性だわ」と私。ナンダカ、とても珍道中の1日となってしまったのである。
まあ、ええっか。でも「江崎玲於奈さん門下で、な。当時ニッポンイチだった筑波の基礎工学をトップで卒業、玲於奈さんから賞状をもらった」とまで話そうとしたが。そこは、かえって見苦しくなってもアカンでやめといた(この項。尾張弁にて。もう、十分見苦しくなってしまったかも分からん)。ただ、もっともっと恥ずかしいことがある。私はこの日同窓会の宴席の挨拶に立ち「ボクは、日本の文学界をもっともっとわかりやすく、多くの人々の心の支えになるよう立て直したい。そのためにも、命ある限り、いつまでも書き続け、ノーベル文学賞を取るから。みとってくれ。それから去年、能登半島復興応援歌【能登の明かり】を友人らとつくり、輪島の仮設住宅街で復興支援コンサートを実現させたが、被災地の皆さんに心から喜んでいただけ何より、だった。二石会の皆さんからの義援金は、そっくりそのまま被災地に寄託させて頂いた」などその後の報告もさせて頂いたのである。
この話しに同級生の皆が、あ然として言葉もなく私を注視したのである。人生異なもの、生きてることはいっぱい夢と希望があるから楽しいのである。この言葉は、わが最愛の妻、亡きたつ江(俳人で歌人の伊神舞子)に対する哀歌でもあり、私は帰宅後さっそく亡き妻(静汐院美舞立詠大姉)に報告したのである。
(10月15日)
きょうは私たち家族にとっては忘れられない、永遠の日。おかあさん、すなわち伊神舞子(たつ江)がこの世を旅立った命日。涙があふれて流れ続ける、そんな悲しい日だ。というわけで、午前中、各紙を読み終えたところで、ピアゴで購入した白と黄の花を手に、マイカーを運転して高屋へ。伊神家の菩提寺、臨済宗永正寺さん境内にある「尾張の大地」に立つ永代供養集合墓へと足を運んだ。
現場に着くと私はさっそく亡き舞の碑を前に白と黄の花1輪ずつを付け足し、水を与え、線香とロウソクの火をたて、伊神舞子(静汐院美舞立詠大姉)の霊(碑文)を前に手を合わせ深く頭を垂れ「舞よマイ。たつ江。元気でいるか。俺たちは、皆まずまず元気でいるから。ナ。心配ない。それに、俺たち家族の周りの皆さんはみんな優しくて良い方ばかりだ。シロちゃん(オーロラレインボー)も元気でいるか。おふくろ、寂しがってはいないか。みんな元気でいてくれたならよいが」と話しかけ、手を合わせ、頭を垂れたのである。
引き続き、私は舞の亡き碑の前に立つと、スマホを取り出して舞が生前、大好きだった☆エーデルワイスをはじめ☆みかんの花咲く丘を一緒に聴き、うたった。そして最後に、舞の死後に私、伊神権太と友人牧すすむさん(琴伝流大正琴弦洲会の倉知弦洲会主)とで作った能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり(岡ゆう子さん歌、安本保秋さん編曲)】を流し、舞の碑を前に、この【能登の明かり】を歌ったのである。
舞のお墓の前では「能登の明かり」を流して共に歌った。お花は、他と共有なのでいっぱいに

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本日、15日付の中日朝刊は【長野4人殺害 死刑判決 地裁、完全責任能力認める】【ガザ停戦「完全履行を」米など仲介4国首脳宣言】【「遺体返還遅れ」支援物資制限か イスラエル】【立維国きょう党首会談 首相指名 臨時国会21日召集へ】といったところか。が、何といっても、明るいニュースといえば、だ。14日に東京調布市の味の素スタジアムで行われたサッカー国際試合のブラジル戦で後半、ヘディングで勝ち越しゴールを決め、14度目の対戦で初勝利を挙げたサッカー国際親善試合、ブラジル戦での日本の初白星だろう。見出しは、【日本 ブラジル撃破 後半3点で逆転 プレスはまり 南野弾】とあった。
(10月14日)
【ハマス人質解放 ガザ拘束2年 生存全20人 トランプ氏「戦争終結」 お帰りなさい市民歓喜】【未来に触れた世界に会えた 大阪・関西万博閉幕】とは、本日14日付の中日新聞の1面見出しである。
それぞれの1面リード記事だけをここに記録としてとどめておくと。以下のとおりである。
――【エルサレムー共同】パレスチナ自治区ガザの停戦を巡り、イスラム組織ハマスは13日、生存する人質20人全員を解放した。イスラエル軍が発表した。イスラエルとハマスは米政権のガザ和平計画の「第1段階」に合意。2年を超える戦闘で6万7千人以上が死亡したガザの和平実現に向け、前進した。トランプ米大統領は13日、イスラエル国会で演説し「戦争は終わった」と明言。米国主導の合意を誇示した。停戦を維持させ和平計画を進めたい考えだが、ハマスの武装解除など難題が残っており先行きは不透明だ。
――大阪・関西万博は13日、閉幕した。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、184日間の会期で2500万人超が人工島・夢洲(大阪市此花区)の会場を訪れた。158カ国・地域や国内企業が参加し、文化や人種の多様性を共有したほか、未来を先取りした最先端技術を披露。持続可能な社会の実現に向け、世界の英知を次世代に引き継げるかどうかが問われる。/13日の閉会式で、石破茂首相は「分断より連帯、対立より寛容を大切に、皆の心を一つにして、多くの方々に満足いただけた素晴らしい博覧会をつくり上げることができた」と強調。秋篠宮さまも出席され「人類が直面する共通の課題への解決策について、共に考える機会を得たのは意義深い」と述べられた。
また、2030年に次回の大規模万博を首都リヤドで開くサウジアラビアに博覧会国際事務局の旗が渡された。政府は、参加国などとまとめた「大阪・関西万博宣言」を発表。宣言は「万博が相互理解と対話を促す重要な公共財であることを改めて示した」と評価した。
2025年10月13日
月曜日。祝日。スポーツの日である。
中日新聞の朝刊1面は【ハマス人質20人 きょう一斉解放 ガザ和平へ首脳会合】【来場2500万人突破 大阪万博 きょう幕】【裁判記録 特別保存3115件 廃棄問題受け大幅増 昨年11か月 情報公開や保管場所課題】【立民、国維と協議意欲 首相指名一本化目指し】といったところか。
「(ハマスの人質解放が始まり)中東の歴史的な夜明けだ」と信じる、と語るトランプ米大統領(13日夜のNHKニュースから)

来場者2500万人を突破し、無事終わった大阪万博の閉幕セレモニー(NHKニュースから)


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ここ数日というもの、歩行困難に陥っていた両足がわが息子、プリンスによる献身的とも言える治療が功を奏し、きょうは昼前あたりから、歩行可能になり、やれやれだ。湿布を張り替えてもらったり、ほかに食事の用意など本当にアレヤコレヤといろいろしてくれ感謝している。
先日、兄貴がわざわざ家まで届けてくれた梨。きょうは、その後、友人に教えられたとおり皮をむかないまま包丁で切って食べたが、これが皮の味が微妙にしみて美味しいったら、ありゃしない。皮の風味が歯に染みわたり、とてもおいしかったのである。
2025年10月12日
日曜日。きょうも右足首がまだまだ痛くて、痛くって。社交ダンスのせいにしてもいけないが。きょうの外出はわが愛息、プリンスくんのアドバイスに従って昨日に続いて自粛することとあいなった。それでも、少しは、よくなってきているので痛みがひくまではあまり無理はしないように-と思っている。それにしても右足くるぶしのナント痛いことか。やはり、もう齢。無理をしてはいけない、という現実を、身をもって感じている。いつまでも「若い」と思っていてはいけない、もはや青春時代は少しずつ去ろうとしているのかも知れない。事実は小説より奇なり、で自分の年齢は、そろそる骨の髄まで感じて生きていかなきゃあ、と。そのように、わたくしは思っている。
大学時代の友人からメールが入った。次のような内容である。
―おはようございます。実は人生初の手術をして入院しています。7年前に脳に小さな腫瘍が見つかり、毎年経過観察してきましたが、少しづつ大きくなり、ここらが限度とのことで、約10時間に及ぶ手術を8日にして、事前に先生から説明を受けたとおりに手術が推移し、ほっとしています。ただ術後のリハビリがしんどくて、泣きそうです。1日横になっているのはえらいです
というものであった。学生時代の彼は当時、南山のフェンシング部のキャプテン、「南山のアランドロン」として知られるほどのかっこいい南山ボーイで知られ、私はといえば、だ。柔道部に属し、当時、同大としては珍しく19歳で講道館柔道3段を取得するなどわが人生では最強かつ、かっこいいころで「南山のブルース・リー」として、名実とも少しは知られていた。そんな彼とは、なぜか気が合っことは今なお忘れない。その彼から脳腫瘍の手術をした-との思いがけないメールを頂いたのである。私は、すぐに次のような返信をしたのは、言うまでもない。
――それは大変。だいじにしてください。私の亡き妻ですが。江南厚生病院で同じくらい、長時間に及ぶ大手術をしましたが、無事成功。その後、リサイクルショップ「ミヌエット」を再開させ、月イチのミニコンサートを数年間、実現させるなど復活しました。貴兄も、きっと立ち直るはず。それまでおからだ、くれぐれも大切に。神さまに祈っています。
(私の妻の場合は)東日本大震災が起きた数日後に、執刀して頂き家族全員で病床で手術が成功するように祈った、あの日をわすれられません。川口は、きっとよくなる。そう信じています。きっと、よくなる。きっと。きっと。きっと。きっと。きっとよくなります。おからだ大切に。
人生。だれだって。病魔との闘いである。それを運命というのか。ああ~。でも、どこまでも前に向かって歩いていこうよ、ナ。
新聞の方は【公明 野党間協議参加へ献金規制など協力示唆 玉木氏「立民と組めない」】【公明小選挙区の一部撤退検討】【米「中国に100%追加関税」来月1日レアアース規制対抗】【ガザ北部に数万人帰還】(中日12日付朝刊)。
2025年10月11日
土曜日。けさの朝刊は、政界とガザに関する大々的な紙面である。
政界の方は、【公明が連立離脱 政治とカネ自民と決裂 四半世紀で幕 高市氏に打撃 <解説>支持母体の忍耐厳戒】、ガザは【ガザ停戦発効 イスラエル軍 合意ラインに撤退】(中日)【公明 連立離脱 26年の自公協力に幕 政治とカネ 平行線 首相指名 高市氏への投票否定】【各党は国民本位の連携を 政治部長高山祐】、ガザは【ガザ停戦合意が発効 イスラエル軍 支配地から後退開始】(毎日)といった内容である。
そして。ついでながらノルウェーのノーベル賞委員会がことし2025年のノーベル平和賞には、ベネズエラの野党指導者で元国会議員の女性、マリア・コリナ・マチャド氏(58)に授与する旨を発表。【ノーベル平和賞マチャド氏 ベネズエラ野党指導者 「民主的権利を促進」評価】(中日)【平和賞にマチャド氏 ベネズエラ野党指導者 ノーベル賞】(毎日)の見出しが躍ったのである。ベネズエラには、私自身かつてピースボートによる世界の旅で行ったことかあり、国情を少しは知るだけに「反米左派のマドゥロ大統領が独裁色を強めるなか、自由で公正な選挙などを求めて活動を続ける不屈な姿勢が評価された点」には納得といったところか。
ノーベル賞委員会のヨルゲン・バトネ・フリードネス委員長のことば「独裁から民主主義への公正で平和的な移行を実現しようと闘ってきたマチャド氏の姿勢評価」には異論のないところである。世界は、いろいろである。
公明党の自民離脱。少し気になるので私はきょうスマートホンで「櫻井よしこのニュース解説」を聞いてみた。やはり彼女は、なかなかそれなりのことを言っており、まさに現在の良識ある言論の代表者と言ってもよい。そう思ったのである。彼女は「公明党は、ひどい政党である。高市さん、向こうから出てってくれて、すごくよかったのでは。ラッキーですね。公明党が自民党と離れるということは非常によいこと。高市さんは恐れる心配はない。むしろ新しい地平を開く、というチャンスだ。これを機会に前向きに高市カラーを出していけば。それでよいのですよ。必ず道が開きます」と。なるほど。そうした見方もあるのか、とも思う。
ちまたでは、あれやこれやと囁かれ始めている。自民との連立離脱を言い切ったあの公明党の斉藤鉄夫代表自身が裏金議員だった-など、アレヤコレヤと取りざたされている。ニンゲンたるもの、誰しも愚かな存在か。
はっきり言わせてもらおう。公明党は嘘を言う政党だから。大嫌いである。ささいなことかもしれないが。舞が生前にリサイクルショップ「ミヌエット」をしばしば訪れる党員のひとり(おばちゃん)に「少しの間だけ貸してよ」と言われて気前よく貸した私たちにとっては日々の思い出が詰まった宝物といってもよいギターを一体全体、いつになったら返してくれるのだ。こちらの関係者には、そのうちかけあわなければ-と真剣に思っている。このままでは。舞の善意が浮かばれない。踏みにじられたも同然である。これは道義的にも問われる重大な問題である。
いずれにせよ、私たちの大切なギターを持ち去ったままの女性には、早く返しにきて謝ってほしい、🎵禁じられた遊び、など青春時代の思い出がいっぱい、いっぱい詰まった大切な私たちのギターを返してくれさえすれば、それ以上は言わない。一事が万事だ。公明党は、そういった勝手極まる党なのである。
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石破茂首相が10日、戦後80年に合わせた先の大戦に関する「内閣総理大臣所感」を発表。開戦に至った理由を、政府が軍部に対する統制を失ったためだと指摘し、政治が軍事に優越する「文民統制」の重要性を強調。戦後最も厳しく複雑な安全保障環境にある現在、歴史の教訓を深く胸に刻まなければならないと訴えた。国民一人一人が先の大戦や平和のありようを能動的に考えることで平和国家の礎が一層強化されると主張した。(中日新聞1面 首相戦後80年「所管」 文民統制の重要性強調から)
これはこれで良いか、と思う。
日経新聞夕刊に【ノーベル平和賞のマチャド氏 「トランプ氏にささげる」 米、ベネズエラ反体制派支援】の記事。分からぬこともないが。ここは、マチャド氏が受けておくべきだーと思うのだが。

(10月10日)
中日新聞は本日付の記事でノーベル文学賞につき【文学賞クラスナホルカイさん ノーベル賞 ハンガリー人作家】の見出し付きで次のように報じた。
――【ストックホルム=共同】スウェーデン・アカデミーは9日、2025年のノーベル文学賞を、ハンガリーを代表する作家クラスナホルカイ・ラースローさん(71)に授与すると発表した。クラスナホルカイさんは日本に滞在した経験があり、京都を舞台にした作品でも知られる。ハンガリー人の受賞は2002年のケルテース‣イムレさん以来となる。授賞理由について「終末論的な恐怖の中、説得力に満ちた先見的な作品群により、芸術の力を再確認させた」とした。
午後。社交ダンスのレッスンで一宮のスポ文(スポーツ文化会館)へ。
クイックレッスンに始まり、タンゴ、ワルツ、ルンバの順でレッスンを進めたが、帰宅後、右足が痛くて痛くて。歩くことすら不能に。というわけで、私は激痛をこらえながらの睡眠とあいなった。幸い息子が買ってきてくれた湿布を足1面に張っての睡眠とあいなったが。いつものことである。きっとよくなる-と自らに言い聞かせ、床へ。こうしたとき舞が生きていたら「本当に、弱っちい人なんだから。この世の中でイッチバーン弱い人なんだから。もう、イヤっ!」と言いながらもアレヤコレヤと気遣ってくれるのだが。今はそんなわけにもいかない、
このところは先日、大阪の友から送られてきた赤と白のかれんなヒガンバナ2輪の写真をじっと手を見るように感謝の気持ちを込め、いつも見ている。このふたつの花を見ていると、なぜか心が安らぐのである。と同時に、わが妻が生きていたころに詠んだ俳句【曼殊沙華人恋ふごとに朱深く】の句まで思い出し、勇気づけられるから不思議である。
友よ。いつも。いつも。ほんとうに、ありがとうー
友から送られてきたニッポンイチかわいく、かつ美しい曼殊沙華の花2輪

(10月9日)
木曜日なのでゴミの日である。というわけで、家庭ごみを自宅近くゴミ集積場に運ぶ。この後、いつものように朝刊を隅から隅までしっかり読み、ホッとしたところでお風呂を沸かし、こんどは国勢調査の用紙に記入して自宅近くの郵便ポストへ。相も変わらず、バタバタする、結構忙しい日になった。この日は、ビッグボーイで昼食がてらお隣りにあるピアゴで買い物(といったところで、夕飯を買うだけ、のことではあるのだが)をして帰る。
けさのニュースは、むろん何と言っても各紙ともトップで報じたノーベル化学賞に日本人が選ばれたことである。中日新聞(東京新聞)の1面トップ記事の総合リードは、次のようなものであった。
――スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2025年のノーベル化学賞を、微小な穴を無数に持つ新たな多孔性材料「金属有期構造体(MOF)」を開発し、応用に道を開いたなどして、北川進・京都大特別教授(74)ら3人に授与すると発表した。MOFはガスの吸着・分離や分子の構造解析など幅広い分野で実用化の動きが広がる。日本からの受賞は6日に生理学・医学賞が決まった坂口志文・大阪大特任教授(74)に続き今年2人目となった。
というわけで見出しは【北川氏ノーベル賞 多孔性材料「MOF」開発 化学賞 気体を自在に吸着 結晶の穴 待ち時間に発見】と分かりやすい。
北川氏のノーベル賞を報じた中日(東京)新聞

それから。中日9日付の夕刊は【ガザ和平「第1段階」合意 ハマス、全人質解放へ トランプ氏発表 イスラエル撤収】【八丈町に大雨特別警報 台風22号 東名、一時通行止め】【屋台 豪華 きらびやか 秋の高山祭開幕】といったところか。夜遅く。ノーベル文学賞の発表があった。
(10月8日)
水曜日。寒露。亡き妻、舞の配慮で彼女が病死する3、4年ほど前から毎月、月一度の健診に出向いている金山のペインクリニックへ。血圧も正常で「何よりも、これまでどおり、社交ダンスなどできるだけ運動を多く、しっかりされるとよいですよ」との担当医師からの助言を頂き、帰宅した。幸い、血圧も正常で、「あとは一週間に一度は休肝日を設けてくださいね」との言葉を胸に帰宅したが、週に一度の「休肝」も守ろうと思っている。
2025年10月7日
坂口志文さんのノーベル生理学・医学賞を報じた中日新聞

けさのニュースは、むろん長浜出身の坂口志文さんのノーベル賞である。本日付の中日(東京)新聞によれば、次のとおりである。
――スウェーデンのカロリンスカ研究所は6日、2025年のノーベル生理学・医学賞を坂口志文・大阪大特任教授(74)=滋賀県長浜市生まれ、15年中日文化賞受賞=と米国の2人に授与すると発表した。授賞理由は「抹消性免疫寛容に関する発見」。自己免疫疾患などを起こさないように免疫をコントロールする制御性丁細胞を発見し、その性質を明らかにしたことが評価された。発見は自己免疫疾患の治療や、がん免疫療法の研究にも発展している。
坂口さんは、滋賀県長浜市出身というだけに、なんだかその分よけいに嬉しくなったことも、また事実である。長浜は、かつて新聞社の大津主管支局長在任時によく出向いたが、中日の読者が圧倒的に多い土地柄であるばかりか、琵琶湖のほとりで住む人々の心が、とても穏やかなで、やさしさにあふれる風土だったことを思い出した。それだけに、新聞やテレビなど各報道で見る坂口さんも、まさにそのとおり。内に闘志を秘めた穏健な人柄に好感を抱いたのである。
(10月6日)
【東証初の4万7000円台 取引中 高市氏 積極財政期待 上げ幅2000円超 円急落一時149円台】【ノーベル賞 今夜から発表 トランプ氏の平和賞 専門家は「ノー」】【回送列車一部はみ出し衝突 田園都市線見合わせ】といったところか。世の中、いろいろだ。
それはそうと、きょうは中秋の名月。
中日新聞の夕刊【星の物語 朝倉哲夫】は次のように書いている。
――中秋の名月、お月見の日です。旧暦では7月から9月までが秋で、その真ん中の8月15日の月が一年を通して最も美しい月「中秋の名月」とされ、それを見て楽しむ習慣ができました。旧暦は月の満ち欠けの周期で日にちが決まるので、15日は必ず満月近くになるのです。月は午後5時前に東から昇ってきます。今夜はどんな名月が見られるでしょうか?
さて。今宵のおまえ(伊神舞子)とシロ(オーロラレインボー)は、あの空の一体全体どこら辺りにいるのか。おまえが元気なころは、共に手を取り合い、息をのんで「中秋の名月」を見たものだよね。元気なころは2階のベランダに立ったまま夜の空を共にいつまでも眺めたものだよな。でも、あの姿は、もはや、ここには、ないのである。
新聞で報道された中秋の名月

(10月5日)
朝刊トップは、むろん各紙とも自民党がきのう4日に行われた石破茂首相(党総裁)の後任を決める総裁選で高市早苗前経済安全保障担当相(64)を選出、女性の総裁就任は1955年の結党以来初めてだーと報じたことである。【自民総裁 高市氏 女性初 首相指名へ 決選投票小泉氏破る】【ガラスの天井打破ようやく日本でも】(5日付中日1面見出し)といった具合である。そして今ひとつは【ハマス「全人質解放」和平案回答 イスラエル作戦縮小】(同)というものである。
という私だが、このところは風邪に急襲され、しばらく辛かったが、息子の買ってきてくれた薬コンタックを飲んだら、ナントぐんぐん良くなり、咳もあまりでなくなった。デ、入浴も控えたところ、体長が少しづつ元に戻りつつ、なんとか回復見通しがたち、ホッとしている。このところは、【能登よ のと ―おかあさん】(随時連載)はじめ、アレヤコレヤの執筆に追い立てられ徹夜に近い日が続いたことも体力低下からくる風邪ひきさんの原因になった。そんな気がしてならないのである。こんなとき傍らに舞が居てくれたなら「もうそろそろ寝なきゃあ。1日(することは)ひとつよ。寝るの。もう寝なきゃあ。もともと弱っちい人なんだから。それでよく、若いころ柔道やってられたわね。講道館柔道3段だなんて。とても信じられない」と気遣ってくれただけに体調維持も図られたのに、と思うと今さらながらつくづく彼女(伊神たつ江、伊神舞子)の存在の大きさを感じるのである。
というわけで、きょうの執筆作業もあまり無理することなく、ここらでやめておこう。高市早苗さんの初の女性による自民党総裁誕生を心から祝って。私たち、日本国民もこころをあわせ、希望と夢を胸に、前に向かって歩いていかなければーとふと、思った次第である。
夜。NHKEテレで日曜美術館【青は全ての感情を表す色▽戦後女性画家の道を開拓した佐野ぬい▽青森の空、旅、ジャズ 自由と喜び満ちた傑作】、NHKスペシャル【命がけのアメリカ亡命 中国〝走線者〟に密着 中南米ジャングル突破 自由か送還か決死裁判】の順に見て、いろいろ考えさせられた。
(10月4日)
土曜日。このところは本欄一匹文士(いっぴきぶんし)コーナーの執筆はむろん、随時連載中だった実録の私小説【能登よ のと ―おかあさん】の執筆、さらには相も変わらず各紙を読んでの、この世の中の動きの毎日の詳しいチェックはじめ、自民党総裁選決着(4日)までの流れのそのつど把握などにも追われ、体力的にも少し大変な日々が続いた。
というわけで石破茂首相(自民党総裁)の後任を決める党総裁選が本日午後、国会議員会館で行われた。開票の結果、予想どおり小泉進次郎農相と高市早苗前経済安全保障相の争いになり、その後の議員投票で3時過ぎに高市早苗前経済安全保障相の総裁選出が決まったのである。私は投開票の模様をテレビで見ていたが、やはり予想していたとおり、高市さんが女性では初の自民党総裁に選ばれたのである。「よくやった」の一言である。これまでの努力の積み重ねが花開いたのである。おめでとう。奈良の女。高市早苗さん。このことば以外には何もないのである。
4日付の中日朝刊1面見出しに【軽に6人 横転5人死亡 名張16~23歳 定員超過】と悲惨な事故。そして、今一つは【森友問題の国有地 地中ごみ推計1/4に減少 「5004㌧」大阪航空局公表 値引き根拠揺らぐ】。これは2016年、国が学校法人「森友学園」に対して払い下げた大阪府豊中市の国有地を巡り、国土交通省大阪航空局が3日、国有地に埋まるごみの推計量が5004㌔だったとする報告書を公表した-というニュース、いや、見過ごせない新事実である。
(10月3日)
午後。金曜日なので自らを鞭打って社交ダンスのレッスンで一宮スポ文へ。
咳が時折、相変わらず出るのできょうはマスクをしてのレッスンとなった。それでも、クイックを皮切りにタンゴ、ワルツ、ブロンズ級のルンバ……の順で踊りこなす。
レッスンを終えた時には、なぜか、さわやかな風が身体を吹き抜けていったような、そんなさわやかな気持ちになった。いや、させられたのである。
この日の先生は、秋風にあった装いで、オレンジ色のブラウスにすみれ色のネッカチーフといった、チョット若々しく華やいだいでたち。秋風さんが踊っているような、そんなステキなファッションでもあった。それに比べ私はマスク姿。でも、仕方ないか。風邪を移すわけにはいかない。
帰宅後も執筆、新聞その他のチェックに追われ、体力的に少し弱ったのでは、と。そんな思いにかられる。
(10月2日)
新聞チェックに始まり、朝、昼、晩と1日書き続ける。おかげで、かなりの体力を消耗したような、そんな感覚になる。咳が時折、出る。というわけで、入浴は控える。
実際、昨夜から未明、早朝にかけ書き続け、これまで随時連載を続けてきた【能登よ のと ―おかあさん】をとうとう完成させた。この小説に書かれている内容は、全て事実である。疲れはしたけれど、私にとっての史実はどうしても書き残しておきたかったので書き進めてきたが、とうとう書き終え、ホッとしたことも事実である。
(10月1日)
巨人の田中将大投手(36)が30日、東京ドームで行われた中日戦で今季3勝目を挙げ、野茂英雄、黒田博樹、ダルビッシュ有に続き史上4人目の日米通算200勝を達成。プロ野球だけの200勝到達者と合せると28人目。快挙まで1勝としてから4度目。今季最後の登板で節目の白星をつかんだ。―とは、10月1日付中日新聞のスポーツ面である。記事には、ほかに「かつて田中将はその潜在能力強運から名将野村克也監督に「神の子」と称された。最近は、全盛期には想像できないような挫折を経験。それでも根底にあるのはもっとうまくなりたい。相手打者を抑えたいという気持ち」と向上心を持ち続け、200勝をつかんだ」と記述されていたが、まさに「おめでとう! マーくん」である。
記事はさらに次のように続いていた。
田中将はほっとしたような笑顔で200勝までの道のりを振り返った。
――率直な気持ちは。
「感無量です。まだ今は少しふわふわしている感じ」
――少年時代から知る坂本から花束をもらった。
「不思議な縁だと思う。彼から花束をもらえるということは、これまでの野球人生で想像してなかった」
――苦しみながら手にした200勝について。
「時間がかかったが、乗り越えることができてこの数字にたどり着けたことは、自分にとっても非常に大きな1勝」
――200勝全てを先発で挙げた。
「ゲームを左右するウエートが大きい、そこが醍醐味(だいごみ)」
――次の目標は。
「一つでも多く勝ちたい。チームに貢献したい。そこだけ」
やはり、マーくんは努力の人。わが妻、舞が生前、マーくんの大ファンだったことだけはある。わたくしもマーくんのことは、昔から大好きである。まだ現役なのだから。がんばれ! マーくん。