一匹文士、伊神権太がゆく人生そぞろ歩き(2024年5月~)

2024年5月27日
 大相撲夏場所の千秋楽は26日、東京・両国で千秋楽を迎え、新三役の西小結大の里(23)=本名中村泰輝、石川県津幡町出身、二所ノ関部屋=が関脇阿炎をおしだしで破り12勝3敗で初優勝。初土俵から所要7場所での優勝は、幕下付け出しでは同じ石川県出身で元横綱輪島の15場所を大きく更新する最速記録となった。付け出しを除いても先場所の尊富士の10場所を上回った。
 また大の里は、初の殊勲賞と2度目の技能賞にも輝いた。新入幕から3場所連続の三賞受賞は千代天山いらいで25年ぶり。新入幕の欧勝馬が初の敢闘賞。十両優勝は元関脇の若隆景(福島県出身、荒汐部屋)が14勝1敗で初優勝。幕内優勝経験者の十両優勝は、昨年春場所の逸ノ城以来だ。

 優勝インタビューにこたえ「石川県の方々に元気を届けることが出来てうれしい。親方の教えを守って上へ上へ、強いお相撲さんになってゆきたい」と語る大の里(NHKテレビから)
 

 優勝賜杯を手にした(NHKテレビ)
 

 第91回日本ダービー、3歳最強馬決定戦が26日東京優駿で開かれ、9番人気の伏兵、ダノンデサイル(横山典弘騎乗)が2分24秒3で優勝。GⅠ初勝利で1着賞金3億円を獲得。横山騎手の56歳での勝利は武豊騎手が持っていた53歳の最年長記録を更新した。

 川勝平太前知事の辞職に伴う静岡県知事選が28日投開票され、無所属の元浜松市長鈴木康友氏(66)=立民、国民推薦=が新人6人による争いを制して初当選。無所属の元副知事大村慎一氏(60)=自民推薦=は競り合いはしたものの敗れた。立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選に立候補する意向を固めたことが26日、関係者の取材で分かった、とは27日付の中日新聞朝刊記事。

2024年5月26日
 日曜日。初夏の日差しが照り付けてはいるが。風が5月のそれらしく、心地よい。

 けさは。いつもとは違い、リビングルーム窓からダイビングして外出とあいなった私たちの宝物と言っていい愛猫シロ。その彼女が、いつもならピタリ、正午過ぎには帰ってくるのにである。窓際の縁側に姿を見せることもなく、一向に帰宅する気配がない。

 それで。正午を過ぎてもシロちゃん、帰宅しないので。家の周りを探して歩く。しばらくすると庭木の間からシロちゃんがチョット、バツの悪そうな顔をして、私に向かって一歩一歩、近づいてきたのでホッとひと安心。帰宅は30分ほど遅れたが、そこは本人も悪いと深く反省しているようなので「シロよ。シロ、シロ。おとうさん、待っていたのだから」と言い、家の中に入れ、定刻通り12時半には食事を与えたのである。やれやれ、というところか。

 福島県相馬地方の「相馬野馬追(そうまのうまおい)」が25日、3日間の日程で開幕。明治時代に新暦になって以降、150年近く7月に開催してきたが、猛暑を避けるために5月の最終の土~月曜になったという。天皇、皇后両陛下が25日、岡山県を訪れ、岡山市の県立岡山工業高校で生徒から地域の課題解決の取り組みについて聞かれたほか、26日に市内で開催される全国植樹祭で演奏する岡山市ジュニアオーケストラの練習も見学された。

【初夏の色 鮮やか 茶臼山高原】とは、26日付の中日新聞1面見出し。茶臼山高原でシバザクラが見ごろを迎え、白、紫、ピンクの花のじゅうたんが一面に広がっているという記事で、なんとも見事である。こういう美しい自然を見ると、なぜか天使のように清らかで美しかった亡き妻、たつ江、舞のことを思い出してしまう。

 石川県輪島市の商店主らによる「出張輪島朝市」が25日から2日間の日程で愛知県豊川市のイオンモール豊川で始まった。9店の18人が海産物や工芸品の屋台を並べ、市民らが輪島の特産品を買って能登半島地震の復興を願ったという。

 夜。NHKスペシャル【魂のピアニスト、逝く 壮絶フジコ・ヘミング 知られざる最期の日々 名曲に秘められた思い】をシロを傍らに見る。

(5月25日)
 気象庁によれば、きのう24日は岐阜県美濃市で33度、愛知県豊田市で31・4度を観測するなど各地で30度を超える真夏日となった。そして夏本番を前に岐阜の伝統工芸品である「水うちわ」作りが岐阜市川原町にある住井冨次郎商店などで最盛期に入っているという。

【今年も作品を募集 平和の俳句】とは、中日新聞の本日25日付朝刊の1面見出し。記事は次のような内容である。
―本紙は今夏も、読者の皆さまから「平和の俳句」を募集します。今年の一句をお寄せください。「平和の俳句」は、今年で10年目を迎えます。今夏も8月中の毎日、入選句を1面でご紹介します。/選者は「平和の俳句」を俳人の故金子兜太さんと発案し、共に選考してきた作家のいとうせいこうさん(63)と、テレビなどでも活躍する俳人の夏井いつきさん(67)です。

(5月24日)
 石川県の輪島、珠洲、能登の3市町が23日、能登半島地震の災害関連死に計30人を認定した―と発表。関連死の正式認定は初めて。これにより、能登半島地震の死者は建物倒壊などによる直接死と合わせ260人となった。心から冥福を祈りたい。
 23日午前7時半ごろ、羽田空港駐機場で出発しようとしていた札幌行き日航503便エアバスA350(乗客乗員計328人)と駐機しようと入ってきた日航の別の同機種が接触。いずれも主翼先端部分を損傷し、503便は欠航した。日航が状況や原因を調べている。

 将棋の福間(旧姓・里見)香奈女流王位(32)=清麗、女流王座、女流名人、倉敷藤花=に加藤桃子女流四段(29)が挑む第35期女流王位戦5番勝負(中日新聞社など主催)の第3局が23日、福岡県飯塚市の「麻生大浦荘」で指され、午後4時14分、先手番の福間が115手までで勝利を収め、シリーズ3連勝での防衛。福間は女流王位6連覇、通算10期を達成。お見事のひと言に尽きる。中国人民解放軍が23日、台湾周辺海域で軍事演習を開始、24日までの日程で台湾を全方位から包囲する演習地図も公開した。中国は20日に台湾総統に就任した民進党の頼清徳(らいせいとく)氏を台湾独立派とみて発足まもない頼政権に圧力をかける狙いがある、と見られている。

(5月23日)
 木曜日。1966年6月に静岡県清水市(現静岡市)で起きた一家4人殺害事件で強盗殺人などの罪で死刑が確定した袴田巌さん(88)に対して検察側は22日、静岡地裁(国井恒志裁判長)であったやり直し裁判(再審)で「事件現場近くでみそ漬けの中で見つかった血痕の赤みがついた5点の衣類は袴田さんの犯行時の着衣と見られる」として確定審に続いて再び死刑を求刑。これに対して弁護側は「衣類の血痕は本来、残らないもので、検察側のいう証拠は捏造したもので無罪は明白だ-と改めて訴えて、結審。国井裁判長は判決日を9月26日に指定した。
 中日新聞の23日付新聞報道によれば、だ。この日。再審公判も終盤に近づいた午後5時過ぎ。最終意見陳述で証言台に立った袴田さんの姉ひで子さん(91)はA4判の用紙を手に「今朝方、母さんの夢を見ました、元気でした、夢のように元気でおられたらうれしいですが、お母さん、遠からず真実を立証して帰りますからね」と読み上げた。/袴田さんが獄中から母や息子を気遣ってしたためた手紙だった。無実を信じた母は一審の公判に通い続け、1968年の死刑判決の2カ月後に亡くなった。ひで子さんは、袴田さんが体験した苦悩や無念を代弁するように読み上げ、用紙を持つ手は震えた。/手紙部分を伝え終えると、時折、裁判長に視線を向けながら「(袴田さんは)釈放されて10年たちますが、いまだ拘禁症の後遺症、妄想の世界にいる。心は癒えておりません」と言葉をつないだという。

 「お母さん、遠からず真実を立証して帰りますからね」。証言台に立った姉ひで子さんは袴田さんが獄中から出した手紙を読み上げた
 

「強固な殺意」「生命軽視の態度は顕著」。
これに対して検察官は論告で、袴田さんの罪状などについて淡々と口にし、読み上げは数時間に及び「特段酌むべき事情も認められず、極刑が相当だ」としたという。さて。どんな判決が下されるのか。そして。この日の中日新聞の朝刊軟派見出しは、以下のようなものであった。
【淡々求刑姉は動じず 弁護士憤り「検察の汚点」 袴田さん再審結審 被害者の孫「真実を明らかに」】【震える手 獄中の手紙朗読 ひで子さん「ようやく終わった」】【袴田さん 明るい表情も 浜松で過ごす】

 当然のことながら。真実はひとつしかない。でも、私たちにはその真実がわからない。人間社会には、ほかにも分からないことが数多くある。そうした中を私たちは生きていくのである。

 俳優の中尾彬(なかお・あきら)さんが16日、心不全のため死去。81歳だった。妻で喪主の池波志乃さんは「あまりに急で、変わらない顔で逝ってしまったので、まだ志乃-と呼ばれそうな気がします」と。中尾彬さんといえば、ボクも舞(たつ江)も志摩半島当時から志乃さんとともに、大好きな俳優であった。
 ほかに【母死亡障害ある息子衰弱 名古屋 市、自宅内6日確認せず】(23日付中日朝刊の軟派見出し)など。いろいろある。

(5月22日)
 きょうの嬉しいニュースは、中日新聞スポーツ面の大相撲夏場所10日目の小見出し【遠藤が10連勝 幕内復帰確実】である。記事は「東十両3枚目で、1場所での幕内復帰を確実とした」とあり、熱狂的ともいえる遠藤ファンの私としては、飛び上がるほどにうれしいのである。おそらく天国のわが妻たつ江(伊神舞子)も同じ気持ちに違いない。大相撲の遠藤というと、彼が能登半島の穴水出身であることもあり、なぜか能登に居たころよく食べた穴水のイサザを思い出す。勢いよく飛び跳ねるイサザを二人で生きたまま口に入れた=これを〝踊り食い〟という=楽しかったあの日々が思い出されるのである。
 ほかに地方版(尾張版)では【愛され50年一宮市民吹奏楽団 浅井団長「やればできるもんだな」 来月16日、記念公演】も目に入り、市民に愛されてきた半世紀の歩みが思われた。
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 欧州連合(EU)加盟国で構成する理事会が21日、対話型人工知能(A1)チャットGPTなど生成AIを含む世界初の包括的なAI規制法案を承認し成立。ウクライナ政府が20日、7月26日に開幕するパリ五輪への参加を正式に決めた、と発表。ロシアに対する「勝利への意志」をスローガンにウクライナの強さを国際社会に示す契機にする、としている。

 イスラエルのネタニヤフ首相は20日の動画声明で国際刑事裁判所(ICC)のカーン主任検察官がパレスチナ自治区ガザを巡る戦争犯罪などの疑いで自らの逮捕状を請求したことに「ばかげている」と猛反発。「イスラム組織ハマスの奇襲攻撃を受けた正当な戦争だと訴えた」というが、これまた人間の尊厳を無視した勝手放題の発言だと言っていい。戦争そのものが社会悪で何人もの人々を殺害したネタニヤフ首相はハマス側のハニヤ最高指導者らハマス側の3人ともども当然、逮捕されてしかるべきだと私は思うが、いかがなものか。いずれにせよ、人間の心は荒れに荒れ、何が正しいかの判断すら出来なくなっている。そんな気がして仕方ないのだ。

(5月21日)
 火曜日。けさのニュースは、何と言っても米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(37)が19日に日米通算200勝の金字塔を成し遂げたことだろう。中日スポーツの報道によれば、メジャーで107勝、日本で93勝をマーク。日米通算200勝は野茂英雄、黒田博樹に続く3人目。ちなみに日本のみでの200勝以上は24人。全ての白星を先発のみで挙げたのは、ダルビッシュ投手が初めて。

 ダルビッシュ有投手の日米通算200勝達成を報じた21日付の中日スポーツ1面
 

 1月の台湾総統選で当選した民主進歩党(民進党)の頼清徳(らいせいとく)氏=64歳=が20日、総統に就任。頼氏は就任演説で中国との関係について「傲慢にも卑屈にもならず、現状を維持する」と述べ、2期8年を務めた蔡英文(さいえいぶん)前総統の路線を継続する姿勢を示した。イラン北西部の東アゼルバイジャン州で19日ライシ大統領(63)が搭乗したヘリコプターが濃霧の中、山中に墜落した事故でイラン政府は20日、ライシ師と、同乗のアブドラヒアン外相らへりに乗っていた8人全員が死亡。最高指導者のハメネイ師(84)は20日、モフベル第1副大統領を大統領代行に任命したという。

 国土交通省は20日、鉄道に関する優れた事業を表彰する「第23回鉄道賞」の選考委員に、鉄道に詳しい将棋の藤井聡太八冠(21)=愛知県瀬戸市=を任命。21歳の委員は、史上最年少。JR東海は、岐阜県瑞浪市大鍬町でリニア中央新幹線のトンネル掘削工事が原因とみられる共同水源などの水位低下が確認された問題で、代替水源となる井戸を町内に設置する工事を開始。6月中には掘り終わり、そのごは約2カ月かけ配管工事を行うという。

(5月20日)
 月曜日。このところの工事による騒音がやっと治まったかと思いきや。隣家の解体工事が再開され、騒音がまたしても聴こえ、朝からガァーガァー、ゴオーゴオー、カンカン…と、まことにうるさい。やっと静かになったと思っていたのに。愛猫シロちゃんも、わが家のいずこかに姿をくらましてしまった。

 平安貴族の船遊びを再現した車折(くるまざき)神社=京都市右京区=の「三船祭」が19日、京都・嵐山であったーとは、けさの中日新聞通風筒。こちらは雅楽の音色が響くなか、子どもらが雅楽を奉納するなど雅の世界が再現され、なかなか良い。

 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が18日、イスラエル軍が攻撃を続けるパレスチナ自治区ガザ最南部ラファから退避した市民が80万人に達した、ことを明らかに。「避難民は避難先の中部デルパラーなどに密集しており、これ以上の受け入れは不可能だ」として即時戦闘休止を訴えたという。イラン国営テレビがイランのライシ大統領を乗せたヘリコプターが異常な形で着陸した、と報道。このヘリには、ライシ氏のほかアブドラヒアン外相も同乗。ライシ氏はダムの落成式に参加するためアゼルバイジャンを訪れ、その帰り道だったという。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、2019年から5年間の任期満了を迎えた。ことし3月に実施予定だった大統領選は先送りされ、しばらくは暫定大統領として職務を続ける見通しだという。

2024年5月19日
 米大リーグ・ドジャースの本拠地ロサンゼルス市が球団に所属する大谷翔平選手の背番号【17】にちなみ5月17日を【大谷翔平の日】と制定、この旨を内外に発表した。大谷選手は、この日の午前中、ロバーツ監督と共にロサンゼルス市の市庁舎を訪れ、認定証などを授与され「この日を私の日として制定していただき感謝します。ドジャース球団とともにファンの皆さまにも感謝したい」と語った。大谷選手はドジャースに加入した今季、44試合に出場し打率3割6分、12本塁打、30打点(16日現在)の記録を残している。

 フランス南部で開催されているカンヌ国際映画祭の事務局が18日、スタジオジブリが名誉パルムドールを受賞する式典に宮崎駿監督の長男吾朗監督が出席する、と発表。関東近隣の山間で相次いだ強盗事件で窃盗未遂容疑で逮捕された男2人の足跡が4県それぞれの現場に残されていたことが、捜査関係者へのその後の取材で分かったとは、19日付の中日新聞紙面。

 ▼<とれとれぴちぴちかに料理><あ~らよ、出前一丁>。この人のCM曲だって負けていまい。作曲家のキダ・タローさんが亡くなった。93歳。何も知らない異国の方が聞けば大阪あたりの民謡と勘違いされる…ことはないかもしれないが、時代を超えて広く浸透し、愛されたのは確かである(19日付中日春秋から)

(5月18日)
 土曜日だ。
 朝。わけあって、あの二葉百合子さんの【岸壁の母】をユーチューブで繰り返し、繰り返し聞いてみる。舞鶴は、生後間もない私がかつて引き揚げ船で中国の葫蘆(ころ)島から母の胸に抱かれて帰国し、日本の地を初めて踏んだ、まさにその地だけに、彼女が歌う【岸壁の母】は、聞けば聞くほど涙が出るのである。私を抱き、兄の手を引き、岸壁に降り立った母の思いは、どんなだったであったろうか。その母も先年、102歳の生涯を閉じ、いまはもういない。

 この日、中部地方は高気圧に覆われ気温がどんどん上がり、愛知県内でも最高気温がことし初めて30度以上の真夏日に。名古屋地方気象台によれば、豊田市で30・9度、名古屋市で30・2度、岐阜県大垣市は30・7度、多治見市30・4度、長野県上田市でも30・8度を記録。名古屋市消防局によれば、緑区の音楽イベント会場で10~30代の男女7人が熱中症などの体調不良を訴え、救急搬送。同市内ではほかにも50代と80代の男性2人が熱中症で搬送されたが、いずれも軽症だという。

 離婚後の共同親権導入を柱とする改正民法が17日、参院本会議で自民、公明、立憲民主、日本維新の会各党などの賛成多数で可決、成立した。これにより、1947年から続いた離婚後の親権制度の在り方が見直されることになった。
 警視庁捜査2課が17日、衆院東京15区補欠選挙(4月28日投開票)で無所属新人乙武洋匡氏(48)陣営の街頭演説を妨害したとして政治団体「つばさの党」代表黒川敦彦容疑者(45)と党から出馬し落選した幹事長根本良輔容疑者(29)党幹部の杉田勇人容疑者(39)を、それぞれ公選法違反(自由妨害)の疑いで逮捕。

 自民党は17日、政治資金規正法改正案を単独で衆院に提出。立憲民主党と国民民主党はこの日、週明けに改正案を共同提出することで合意したという。ほかにも【突如閉校美容学生救済へ 小牧13校が受け入れ意向】【大垣強盗2人に懲役7年 実行役、岐阜地裁判決】(18日付中日朝刊見出し)など。世の中、いろいろある。

(5月17日)
 午前10時過ぎ。隣家の解体工事がほぼ終わり、景色が一変したところで、外に出たがる愛猫オーロラレインボー、シロちゃんを思い切って外に出す。外の風景が一変してしまったが。迷わなければ良いのだが。その後、隣の広場駐車場を歩く姿を見て、とても心配したが、彼女は正午過ぎにはいつも戻り、自宅に戻ってきたので室内に入れる。いやはや、やれやれだ。だが、やはりシロには私の思いが通じている。目の前の景色が一変してかわってしまったにもかかわらず、いつもの時間どおりドンピシャリと帰ってきた、彼女を誉めたい。それにしてもハラハラ、ドキドキさせられる恐怖の2時間ではあった。
 
 ほぼ終わった解体工事跡。左端に少し見えるのがわが家
 

 けさの朝刊(中日)報道によれば、だ。群馬県立自然史博物館(同県富岡市)が16日、同県で発見されていた化石が、ヨウスコウカワイルカ科として世界最古(約1100万年前)・新属新種だったと判明したと発表。これまでの最古は米カリフォルニア州で発見された同科の化石で約1千万年前のもので、発見された化石は鼻骨と前上顎骨が接しており、より原始的な特徴だという。ヨウスコウカワイルカは中国の長江(揚子江)に分布していた淡水のイルカで、これまでは絶滅したとされていたという。

 午後は社交ダンスのレッスンで一宮のスポ文(スポーツ文化センター)へ。新しく学び始めた【スロー】のステップを繰り返し踏み、夕方帰宅。最近、あの加藤登紀子さんによく似た新人さん(愛称は〝おときさん〟)も加わってのレッスンに。いつもの悦ちゃんに、よしこさん、先生の若さんと交互に組んでのレッスンで、少しハードなレッスンとなった。でも、結構楽しいし、何よりからだを動かすので健康維持にもなって良いと思っている。
 というわけで、少し疲れて帰宅すると。愛猫シロが心配そうな顔をして玄関先まで飛んで出てきてくれ、迎えてくれた。しばらくすると、その彼女の姿が見当たらないので部屋中を探しまわって歩くと、なんとリビングの窓が開いているではないか。どうやら、シロちゃん。私の帰宅に安心してか。勝手に窓を開け、夕涼みに出たらしい。
 それでも入浴後、もう一度探し始めると彼女は窓下、縁で黙って座っており開けると、「少し待ったよ」といった表情で家の中に。わが家のお姫さまのマイペースそのものの行動には、やれやれである。でも、戻ってきてくれホントによかった。仏の舞には、手を合わせ「シロ、ちゃんと帰ってきたから。無事でいるからね」と報告。

「シロ元気でいるから。おまえもからだ大切にな」。仏の舞に、そう言って手を合わせる。

 それとは別に。「解決へ意見交換の場に」 再懇談巡り 水俣病医者訴え】【中ロ発展「世界の利益に」 首脳会談で習氏 結束強調】【NY株一時4万㌦超】【「文系をデジタルで束ねる」 名大の横断組織先月始動】【青酸カリなど毒物50㌘紛失 大阪公立大】(いずれも17日付中日見出し)など。新聞紙面には、相変わらず、いろんなニュースが飛び交っている。

(5月16日)
 新暦の5月16日。時折、身ぐるみはがされそうな強い風が吹く、そんな日である。

 京都三大祭りの一つ、葵祭の中心行事「路頭の儀」がきのう15日、京都市内で行われ、平安時代の宮廷装束に身を包んだ約500人が京都御所を出発し、都大路を練り歩いたという。そして。きょう5月16日は、といえば。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出た。その日である。

 プロ野球・ヤクルトの村上宗隆選手が15日、松山中央公園野球場で行われた広島戦の八回に今季9号のソロ本塁打を放ち、史上最年少の24歳3カ月で通算200号に到達。清原和博(西武)の24歳10カ月を更新した。プロ野球では115人目。

(5月15日)
 きょう5月15日は沖縄本土復帰記念日である。ということで本日付の中日夕刊大波小波の【占領下の沖縄 東峰夫の視点】がいい。東が描く今の沖縄を読みたい。同感である。夕刊といえば、だ。本日付の中日夕刊【娘がつないだ縁広がれ 脳腫瘍患い18歳で死去江南・坂野さん 闘病の日々、両親出版映画に】もよかった。記事によれば、悪性脳腫瘍と闘いながら漫画家を目指し、4年前に18歳で亡くなった坂野春香さんの闘病と看護の日々を両親がつづった書籍「春の香り」(文芸社)が映画化される。4月に春香さんが生まれ育った愛知県江南市でロケを敢行。1冊の本から広がった、さまざまな縁が春香さんの思いをつないだ。-といった内容で、これぞ坂野さん一家の心に寄り添ったクリーンヒットといえよう。
 というのは、私の妻で先年亡くなった、たつ江(伊神舞子)も東日本大震災と福島第1原発事故が起きた、まさにその年に脳腫瘍の大手術を受け、幸い命を取り止め回復。その後10年以上、好きな俳句や短歌、1行詩などに励むことができた、そんな経緯があるからで、とても他人ごととは思えない記事だったからである。春香さんのご両親には心から「おめでとうございます」と祝福したい。こういう記事を読むにつれ、私は新聞イコール生への気力,ほとばしりというか底知れないエネルギーだと思うのである。

 わが家隣の外人作業員らによるトラクターなどを駆使しての解体工事は本日も続き、相変わらずの騒々しさだ。こうして自室デスクに座っていると、騒々しさとドスンドスンという地響きから、まるで我が家が順々に破壊されていくような、そんな気さえする。工事現場両隣のわが家とNさん宅は、日々、騒音と言う受難に耐えているのである。
 というわけで、このところは騒々しい音が先に立ち、なかなかペンは進まない。

【悲しいというよりもすごく前向きな気持ち 宇野昌磨さん引退会見】【介護保険料月6225円 24~26年度 65歳以上平均過去最高】【リニア工事水位低下 瑞浪、共同水源など14カ所 JR東海、代替確保へ着手】とは、けさの中日新聞の見出しだ。65歳以上の高齢者が2024~26年度に支払う介護保険料(月額)が全国平均で6225円になったといい、これは前期21~23年度より211円(3・5%)上昇、過去最高を更新したというが、高齢者にとってはゆゆしき問題だといえよう。国は勝手にあげるのではなく、年寄りの声もしっかり聴いたうえで値上げしてほしく思うが、いかがか。

 ところで、今朝の大きなニュースといえば、だ。
 何と言っても、石川県が能登半島地震の「災害関連死」に関する市町との合同調査を実施し、3市町の計30人を新たに認定することにしたという話しかと思う。ほかには、滋賀県甲賀市信楽町で1991年5月14日、信楽高原鉄道とJR西日本の列車が正面衝突。42人が死亡した事故から33年がたち、現場近く慰霊碑前で犠牲者の追悼法要が営まれたことか。
 名古屋市中区栄の賃貸マンション一室で赤ちゃん2人の遺体が見つかった事件で遺体の腐敗状況から風俗店のアルバイト女性(38)が2人を別の時期に出産。遺体を放置したとみられることが捜査関係者への取材で分かったという。いやはや、この世は、良いことも悪いことも、だ。いろいろとある。悪いことの方が多い気がする。

2024年5月14日
 火曜日。天気は、きのうと違って晴れである。私が満州の奉天(現瀋陽)で生まれる前年の昭和20年5月のこの日、米軍の激しい名古屋空襲があった。当たり前のことではあるのだけれど。戦争はよくない。ノーモア・戦争である。

 隣家の解体作業は終焉に近づきつつある。とはいえ、解体に伴う大音響というか、轟音(いや、騒音か)は相変わらずのすさまじさだ。シロは窓際に座ってじっとしたまま人間たちが勝手に進めている解体音に真剣な表情で耳を注いでいる。「ニンゲンたちのやることは皆、勝手ばかりなのだ」と。そんな顔をして半ば諦めの表情でもあり、かつまた心境のようだ。私は私で、隣家から聴こえてくる作業音には、それこそ気が狂いそうで、ペンを進めるにつれ、おかしなことに眠たくもあるのだ。 

 きょうのニュースはといえば、だ
▽名古屋空襲の犠牲者を悼み、次世代に記憶を受け継ごう―と名古屋市が制定した「なごや平和の日」が14日、初めてその日を迎えた(太平洋戦争中、名古屋への空襲は63回を数え、犠牲者は7800人以上に上った。平和の日は、1945年=昭和20年=5月14日の空襲で名古屋城天守閣が焼失したことから日付が選ばれ、ことし3月の市議会で条例案が可決されたいきさつがある)
▽劇団四季が名古屋四季劇場(名古屋市中村区)でロングラン公演をしてきたミュージカル「キャッツ」が12日、千秋楽を迎え、全963席を埋め尽くした観客が万雷の拍手でたたえた。(四季の「キャッツ」は、かつて舞にせがまれ、そのつど=とはいっても2度にわたってだが=観覧したことがあり私自身、あの当時の彼女を思い出し感無量である。
▽ロシアのプーチン大統領が12日、ショイグ国防相を交代させ、第1副首相だったアンドレイ・ベロウソフ氏を新たな国防相に任命する人事を上院に提案。▽愛知県小牧市の専修学校「愛知中央美容専門学校」が出資する親会社の経営破綻から5月末で閉校することが分かり、生徒や保護者から疑問の声。
▽中教審の特別部会が13日、処遇改善や残業削減といった教員確保策の提言をまとめ盛山文部科学相に提出▽障害者グループホーム運営大手の福祉事業会社「恵(めぐみ、東京)」を巡る問題で名古屋市が緑、天白、北、守山区の4カ所について指定取り消しの方針を固めた
 変わったところでは▽全国的にも珍しい円形の水田「車田(くるまだ)の田植えが12日、岐阜県高山市松之木町であった、といったところか。

 午後。昼食がてら大口町の五条川河畔へ。マイカーで。あれほどまでに美しく咲き誇っていた桜は、すっかり新緑に生まれ変わっていた。
 
 緑一色と化した五条川の堤(愛知県大口町で)
 

2024年5月13日
 午前6時45分。朝イチで私が住む愛知県江南市花霞町内会の不燃物ゴミ回収の当番日で、指定された集積場へ。雨がそぼ降る中、中日ドラゴンス公式ファンクラブ誕生時のキャップをかぶり、半ばずぶ濡れとなって空き瓶や空き缶、ペットボトルなどの回収箱を種類別に設置。ほかにゴミの収集ネットの設置などに励んだ。

 私たち3組2班からは私と女性の荒木さんが登板だったが、高齢の彼女にしてもらうわけにもいかず、まもなく助っ人として現れた他の役員男性とともに励んだ。僅かな時間ではあったが、この作業。傘を手にしてやるわけにも行かず、結果的には全身びしょ濡れになっての帰宅とあいなった。こうした時、亡き妻たつ江(舞)が居てくれたなら。「間違いなく、出がけにレインコートか何かを着せてくれたはずなのだが。そのレインコートがどこにあるのか。それが分からないまま私は舞が愛用していたオレンジのハート入り傘を手に「いざ! 出陣」となったのである。
 それにしても、けさの当番は朝一番の大役だったので不燃物を種類ごとに回収する箱の設置などひときわ労力がいる作業だっただけに、少し疲れた。たつ江が生きてくれていたなら。こんなにみすぼらしい姿のまま私に作業をさせることなど決してなかったに違いない。せめてもの救いは、ただ作業を見ているだけではあったが。たつ江が生前、とてもよくして頂いた荒木さんが私の相棒だったこと。そして、途中からまだまだお若く、フットワーク抜群の【アルプスの少女・西川さん】がダッシュよろしく、機敏な動作で回収ネットの設置に一役買ってくださったことか。地域社会は人々の助け合いなくしては成り立たないのである。

 帰宅して今度は自宅のゴミを指定の回収置き場まで運び、ホッとしたところへたまたまたつ江のお兄さん、かつての慶応ボーイが通りかかったのでチョット家に寄って頂いて歓談。能登応援歌【能登の明かり】のことなどについて話し、久しぶりの歓談とあいなった。

 それはそうと、きょうも外は解体工事の騒音で、とてもやかましい。そればかりか、チョッコシ寒い。というわけで、わがデスクの足元にはお母さんの生まれ変わりと言っても良い愛するシロちゃんオーロラレインボーが居て、私をそっと守ってくれている。

 わが守護神でもあるシロちゃん(13日朝。わがデスクの足元にて)
 

2024年5月12日
 日曜日。母の日だ。付け足しの父の日などは正直、ない方がよい。父の日なぞ、第一、世のおかあさんたちに失礼である。とってつけたようなものを私は好きでない。それよりも世の母への感謝の気持ちを忘れないことだ。1300年以上の伝統を誇る岐阜市の長良川鵜飼がきのう11日夜、開幕。

 それから。けさの話題といえば、だ。このところ、ここ数日報告されている太陽の表面で起こった大規模な爆発現象「太陽フレア」発生に伴う地球の磁場である地磁気の大きな乱れ、磁気嵐発生に伴うオーロラ現象の発生が世界の各地で見られた、ということだろう。事実、けさの新聞は【太陽のサプライズ世界染める フレアが影響、各地でオーロラ】と報じ、ニュースでも「北海道では、きのう午後7時ころから空が紫色に染まり、12日未明にかけ雲の後ろの空が明るくなる低いオーロラが見られ、石川県輪島市でも北の夜空がピンクや紫色に染まった」などと報じた。

 世界を染めたオーロラは地震で隆起した珠洲の海岸、カナダ・バンクーバーでも観測された(12日付中日新聞朝刊)
 

 そして。その能登半島輪島市の国名勝「白米千枚田(しらよねせんまいだ)」では、きのう11日に待望の田植えが始まったが、ことしは1004枚の田んぼのうち被災を免れたり修復したりした約120枚で作付けをするという。【被災の輪島・白米千枚田 希望の苗を植えていこうよ 120枚作付け「ここまで来られるとは」】(12日付中日)の朝刊見出しが何とも心地よく、かつさわやかでもある。ほかに【輪島朝市 神戸でも活況 被災後初の県外「出張」】(同)の見出しも、どこか浮き浮きと気持ちが弾むようでよい。

 きょうは、母の日。12日付中日スポーツの1面【連敗3で止めた!!! 竜の暗雲振り払う 中田V打 「苦しい時期もある そこは変に意識はしていない またここから盛り返せる」】と囲み記事の【母の日のプレゼントは? 「オレに聞く前に、みんなもちゃんとせぇよ!】がとてもいい。ボクはこういう記事が好きだ。

「オレはマザコンと思われても良いから、オカンを大事にする」。(12日付中日スポーツ1面)
 

 隣家の解体工事がかなり進んだ。このところは毎日、愛猫シロちゃん(オーロラレインボー)を抱いて2階ベランダから見下ろすように見ているが、やはり解体作業の騒音は尋常でない。彼女を抱いて何度も何度も現場を見せながら「だから。しばらくは外にでてはいけないよ」と私。ここ数年、わが家の周辺では町そのものが高齢化、このような主(あるじ)亡き家がどんどん増え、トドのつもりは解体という運命をたどっている。他人ごとではない話である。

 夜。原発事故の被災地、福島県富岡町を舞台としたNHKスペシャル「福島モノローグ」を見る。いろいろ考えさせられた半面、人間のたくましさのようなものを感じた。

(5月11日)
 九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長が10日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定をめぐり、選定の第1段階となる文献調査を受け入れる意向を表明。既に調査受け入れを求める請願を採択している町議会の判断に配慮した形で「町の取り組みが国民的議論を喚起する一石になれば」とも述べた。調査受け入れは全国で3例目。原発立地自治体では初めてで、既に調査受け入れを求める請願を採択している町議会の判断に沿う結果となった。

【「仲介役」殺人容疑再逮捕へ 那須2遺体きょうにも】【「指示役から殺害依頼」 仲介役供述 他の5人も関与か 那須2遺体】とは、毎日新聞のけさ11日付朝刊見出し。事件取材ならでは。容疑者らの関係を辿った系統図が、とても分かりやすかった。

 那須2遺体殺人の系統図(11日付毎日新聞から)
 

 東京地裁で10日、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で安倍派の政治資金収支報告書に収支計13億円を記載しなかったとして政治資金規正法違反(虚偽記入)罪に問われた同派事務局長で会計責任者だった松本淳一郎被告(76)の初公判が開かれ、被告は起訴内容を大筋で認めた。
 テレビドラマ「3年B組金八先生」で知られる脚本家小山内美江子さん=本名笹平美江子さん=が2日、老衰のため死去。横浜市出身。94歳だった。中日新聞の本日付通風筒によれば、名古屋市内を流れる堀川沿いを花で彩る「堀川フラワーフェスティバル」が10日、始まった。

(5月10日)
 金曜日。あさ。令和6年度では2度目となる回覧板をお隣さんのポストへ。
朝刊に【五輪「銀」世界選手権連覇 宇野昌磨が引退「21年間 競技生活に感謝」 2人の背中失い心の炎弱まり】(10日付、中日)の見出し。私は小柄ながら練習熱心でいつも気力十分だった宇野昌磨が大好きで、フィギュアスケートの大会があるつど彼を誰よりも応援してきた。それだけに、少し寂しい気がする。ちなみに<2人の背中失い 心の炎弱まり>の2人は、北京の金メダリストのネーサン・チェンさん(米国)と14年ソチ、18年平昌の両五輪を連覇した羽生結弦さんをさす、とのことである。

 連休明けからお隣さんで本格的に始まった家屋解体工事がきょうも朝から進められており、精神的にもどこか落ち着かない。そんなわけで、わが家の愛猫シロちゃん(オーロラレインボー)は、このところ室内に閉じ込められたままで少しかわいそうである。それでも彼女が、工事の進行状況を真剣な表情で2階ベランダの窓越しに見守る姿は人間そのもの。かわいい両の目をキラキラと輝かせ事態の成り行きを真剣な表情で見続ける姿は、生前のおかあさん(伊神たつ江、舞子)そのものに見えなくもない。

 スマホが、ぴこぴこと鳴ったので開くと【Yahoo! 核のごみ文献調査「受け入れる」佐賀・玄海町長が表明 原発立地自治体で初】というものだった。

(5月9日)
 伊藤信太郎環境相がきのう8日夕、水俣病患者・被害者団体の発言制止問題を巡り患者団体メンバーに謝罪するため熊本県水俣市を急きょ訪れ、環境省水俣病情報センター一室で頭を下げた。栃木県那須町での夫婦焼損遺体事件。その後の調べで指示役とみられる佐々木光容疑者(28)が夫婦の長女と内縁関係にある会社役員関根誠端容疑者(32)から「金を受け取り、遺体の処理を頼まれた」と供述したことが捜査関係者への取材でわかったという。

(5月8日)
 夕方から。能登復興ソング「能登の明かり」を作曲してくださった牧すすむさんと長男崇さん、ほかに中日新聞小牧通信局の三宅駿平記者と私の計4人で江南市内の割烹料理店「ぶしん」で食事会。先に誕生した復興ソング「能登の明かり」のこんごについて歌手の選定をどうするかなどについて話し合った。席上、七尾支局の女性スタッフから先日送られてきた北陸中日新聞能登版を手に、みんなで見て能登に1日も早く「日常」が戻ることを全員で願った。

 けさの新聞によれば、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言を終了して日本も新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行してから、きょうで1年。感染対策が緩和され、コロナ前の日常が戻ってきた一方、長引く後遺症に悩む人が今も多くいるという。

 隣家の解体工事がいよいよもって本格化。シロ(オーロラレインボー)は外に出るのをあきらめ、私は私で轟音の雨、あられに耳を責められ、落ち着かない。いつもの執筆活動が思うようには進まない。そして。シロはシロちゃんで音と目で聴き、見る光景から人間たちが行う解体工事が一体何奴か、が分かってきているようだ。
 というわけで、このところはシロを外に出すような野蛮なことはしないでいる。第一、シロ自身、人間たちがしていることが一体どんなことなのか、が分かっているみたいで外には一向に出ようとしない。賢い猫ちゃんである。

(5月7日)
 隣家の解体工事が本格化。買い物から帰宅すると、自宅前路上を大型トラックが阻んで車を置けないので、しばし思案。幸い隣のとなりの西川さんの奥さま(私は妻が生前、大変よくして頂いた彼女のことを、いつも〝アルプスの少女〟と呼ばせて頂いている。なんとなく、そんな気がするからだ)が「いがみさん。うちの前に、しばらく置いたら」と声をかけてくださったので甘えさせて頂いた。
解体工事に携わっていたのは、すべて外人だったことにも驚いた。うち1人に「どこから?」と聞くと「トルコから」とのことで、私自身かつてトルコを旅したことがあるので「イスタンブールは、よい町ですね」と二言三言、はなしが弾んだのである。それにしても、はるか遠くのトルコからだなんて。「よく頑張っているナ」と思った。
    ※    ※  

    ☆    ☆  
 中日ドラゴンズは6日の巨人戦(バンテリンドームナゴヤ)に2-0で快勝。2連勝で勝率を5割とした。今季初勝利を挙げた右腕梅津はヒーローインタビューのお立ち台で、この日が62歳の誕生日であった父・滋さんに向かって【おとうさん。誕生日、おめでとうございます】と叫ぶように語った。私はこの瞬間、梅津選手をいっぺんに好きになってしまったのである。単純といえば、単純かも知れないが。

 東京ドームで6日、プロボクシングの興行が34年ぶりに開かれ、世界主要4団体統一王者の井上尚弥選手(31)=大橋=が登場。元世界王者のルイス・ネリ(メキシコ)を6回1分22秒TKOで下し、4団体の王座を防衛。世界戦は通算22勝目で、歴代1位の井岡一翔(志成)に並んだ。ドジャースの大谷が5日、ロサンゼルスの本拠地で対ブレーブス戦に「2番・指名打者」で出場し一回に2試合連続本塁打となる2ラン、八回にメジャートップに並ぶ10号ソロを共に中越えに放った。1試合2本塁打は今季初、2桁本塁打は4年連続となった。この日の大谷は4打席4安打3打点で、3割6分4厘とした打率でもメジャートップに浮上。チームも5-1で勝ち、4連勝。

 そして。野球の話題といえば、もうひとつ。
「91年前に甲子園球場(兵庫県西宮市)で延長二十五回に及ぶ熱戦を繰り広げた愛知の中京商(現中京大中京)と兵庫の明石中(現明石)。今なお高校野球ファンに語り継がれる伝説の一戦の『再戦』が6日、名古屋市昭和区の中京大中京高校で開かれた。91年後の現役球児たちは、先輩たちが願った再戦への思いを引き継ぎつつ、新たな歴史の一ページをつむいだ。」とは、本日付の中日新聞軟派トップ記事である。
 見出しは【91年前の熱戦〝完全決着〟 甲子園「延長二十五回」中京大中京と明石 二十六回から現役球児が再戦】とわかりやすい。

 結果は。
「二十六回表、明石が適時打で1点を「先制」すると、その後に中京大中京が犠飛で追い付く。表をゼロで抑えた二十七回裏無死満塁、当時と同じ好機に代打で出場した中京大中京の仲健太郎選手(3年)は右翼への適時打を放ち、サヨナラ勝ちを決めた。
 
 ほかに目立つニュースと言えば、だ。
【幻の「茶帯」120万円 中日ビル ビートルズ盤落札】【損壊疑い娘の内縁夫逮捕 栃木夫婦遺体事件主導か】【弾劾裁判「公平性に矛盾」 田口判事罷免 裁判長・船田議員異例の指摘】(7日付中日朝刊)など。
 さらに身近な話題と言えば、だ。尾張版掲載の【着飾って300人 稚児行列練る 江南・永正寺 本堂完成と住職就任祝う】である。こうした地方のニュースは貴重なだけでなく大切である。

2024年5月6日
 戦後の日本演劇界を代表する一人でアングラ演劇の旗手で劇団「状況劇場」を立ち上げ「佐川君からの手紙」で芥川賞を受賞するなど小説家としても知られた劇作家で演出家、俳優の唐十郎(から・じゅうろう、本名大鶴義英)さんが4日、急性硬膜下血腫のため死去。84歳だった。東京都出身。

 ゴールデンウイーク(GW)終盤の5日、各地で観光地や故郷を訪れた人たちのUターンラッシュが始まり、中部地方でも鉄道や高速道路が混雑した。-とは、本日付の中日新聞である。見出しはいつもながらの【お土産 思い出いっぱい Uターン本格化】というもので、わが家もきのうの午後、長男夫妻が川崎市に帰省。愛猫シロちゃんの表情は、どこか寂しそうだ。これも世の習いか。「でも、また会えるから」と、彼女にはよく言って聞かせる。

 お兄ちゃん夫妻のお相手でちょっと疲れてしまったか。ぐっすり寝込んでしまったシロちゃん
 

(5月5日)
 立夏。こどもの日。
【(15歳未満の)子どもの数 43年連続減 1401万人】【桑名の上げ馬神事初日 土壁なくし全馬が完走 氏子「伝統変わっていくもの」】(中日)【<能登地震1.1>千枚田田植えできぬ 地滑り・隆起復旧遠く 業者不足 工事遅れ】(毎日)など。 世の中は祝日であろうがなかろうが。いつだって動いている。
 ほかには、「◇…神職が大声を出して笑う奇祭「酔笑人(えようど)神事が4日夜、名古屋市熱田区の熱田神宮で執り行われ、暗闇の境内に高らかな笑い声が響き渡った◇…起源は686年までさかのぼる。三種の神器の一つで、同神宮のご神体でもある「草薙剣(くさなぎのつるぎ)が朝廷から返還され、当時の神宮関係者が笑って喜びを分かち合ったという故事に由来する。」(中日。通風筒)という記事が目にとまった。ほかに、毎日朝刊では【葵祭ヒロイン お清めの儀式 京都・下鴨神社】といったニュース報道もあり、日本文化の深さと底力を感じさせる。

 そういえば、能登半島・七尾市の大地主(おおとこぬし)神社伝統のニッポンイチ大きい、青柏祭デカ山(国指定重要無形民俗文化財)。ことしは地震の影響でやはり、中止になってしまったようだが。神事だけは、執り行われたとラジオニュースが報じていた。ふつうなら、引き回しに先立つ「人形見」に始まって各町内を回ったニッポンイチ大きいデカ山三台が七尾湾に面した府中波止場(ここには、七尾フィッシャーマンズワーフ=能登食祭市場=がある)に集結するまで。それは、それは絵巻さながらニッポンイチの圧巻、壮観さで、大変な賑わいになったはずだが、ことしは仕方ない。来年を待とう。
 わが家は在任当時、一本杉通りに面した魚町(いおまち)の旧七尾支局後ろに支局長住宅としてあり、三人のわが子は魚町のデカ山を長いロープで御祓川にかかる仙対橋辺りまで多くの地元の人々と一緒に引っ張って育ったのである。あの木遣り音頭の艶のアル声は、今も頭に染みついて離れないのである。私はわたくしで支局長として在任していた七年間、毎年、地元神社に戻ったデカ山の終了の儀に必ず出席。魚町と能登半島の発展を、手を合わせて心から願ったものである。

 帰省していた長男夫妻が川崎にUターン。この三日間お相手をしていた愛猫シロちゃんだが、接待に徹したためか、少し疲れたようで今はぐっすり、と。まるで死んだように寝てござる。人生も、猫生も。生きとし生ける者は皆同じで、こうしたものかも知れない。でも、それで幸せならば。それでよいではないか、と。そんな気がする。なんだか、この私。少し年をとったか。

(5月4日)
 連休で帰省中の長男夫妻らと江南市高屋にある伊神家の菩提寺・永正寺の永代供養集合墓【濃尾の大地】へ。みんなで舞(たつ江)の墓前で、淡墨桜の線香を立て可愛いお花を供えて手をあわせた。せっかくの機会なので私は先ごろ、私の作詞、生前の舞も知るふるさと音楽家牧すすむさん=琴伝流大正琴弦洲会の会主・大師範=作曲による誕生してまもない能登半島応援歌【能登の明かり】を墓前でスマホをかざして流し、舞にも聞かせた。

 舞の墓前では「能登の明かり」を流し、聞いてもらう
 
 

 彼女は、かつて思い出の土地、能登半島の七尾に7年間、家族で過ごしただけに、どんな気持ちでこの歌を聞いたことだろう。懐かしんだに違いない。と同時に能登半島で生きる友人、知人一人ひとりの日常が1日も早く元に戻るよう、願ったに違いない。

 きょうは<みどりの日>だ。
 朝刊で気になった見出しだけを拾うと。【和倉の旅館本格再開 4カ月ぶり温泉設備復旧】【輪島の笑顔ポスターに 地元写真館3代目が企画 朝市通り、支援への感謝込め】【トヨタ 米で水素発電 世界最大級 物流拠点に整備】【波打ち際映える山車 半田「亀崎潮干祭」】【朝日襲撃37年「風化させぬ」 阪神支局で追悼】(4日付中日)【中国急ぐ国産半導体 AI向け製造実態不明 背景にファーウェイか】【「母の日」プレゼント代大幅増 百貨店が意識調査 9696円→1.2万円 物価高慣れ「メリハリ」】【勇壮に人馬疾走 京都・下鴨神社】(4日付毎日)といったところか。

 愛猫シロは、いつもの通り、午前10時ごろ、お外に。彼女は何を思い、何を願って外に出ていくのか。やはり、お空にいるおかあさん、た~ぁちゃん、すなわち、たつ江、舞に会いに行ったに違いない。正午過ぎ、長男夫妻が鮎の塩焼きなどを手に犬山の宿泊先からわが家へ。「犬山はすごいにぎわいだった」とふたり。やはり、この辺りでは犬山が最大の観光地であることは間違いない。犬山といえば、牧さん作曲の「恋の犬山」(歌は都はるみさん)である。さっそくふたりに聴いてもらい「いい歌だろう」と。ヒットしてくれるとよいのだが。

(5月3日)
 憲法記念日。長男夫妻の結婚記念日。そして二男の誕生日でもある。二男が生まれたその時、私は岐阜市内の高島屋屋上で行われていた<ちびっこのど自慢大会>の取材さなかに鳴り出したポケベルに、あわてて北方町内の病院に急行したが既にコロリと、生まれていた。あの日のことが、しっかりと思い浮かぶのである。彼は今、大垣にいるが、元気で居てくれれば、それでよいと。父として、そればかりを願うのである。

 金曜日。昼過ぎ。川崎に住む長男夫妻がわが家へ。
 昼食を共に談笑したあと、私は社交ダンス教師若さん(若原先生)の事前の「ゴンタさん。2日は、どうしても来てほしいの」の求めに応じ、マイカーで一宮市の一宮スポーツ文化センターへ。先日から習い始めた【スロー】を繰り返し学んだのである。帰宅後は近くの料理屋「むさし屋」さんへ。長男夫妻も一緒に家族そろって食事をしたが、やはり、相棒だったたつ江がいないのが、とても寂しい。いや、残念無念なのだ。でも、どんなに吠えようが、だ。あのかわいかった彼女は既に現実社会にはいないのである。最愛の人だっただけに、やはり悲しいものだ。

 そうは言っても、である。長男夫妻も含めての家族そろっての食事は、やはり楽しく、にぎやかでおいしかった。
    ※    ※    ※

「こんばんは。旅から帰ってきたのになぜかバタバタとしています。また時間できたら写メール送ります」とは、かつて旅したピースボートのかけがえなき船友からのメール。まもなくして、すばらしい写真が送られてきた。前にも触れたが彼女は日本海側をマイカーで北上。弘前の桜を見て4月末に無事、帰宅。「素晴らしい花々と出会えた旅でした」という。

(5月2日)
 木曜日。完成して間もない名古屋栄の新中日ビル内、中日ホールへ。長かったコロナ禍時代をはさんでの久しぶりの中日社友会総会に出席。この後の懇親会にも臨んだ。

 岐阜総局(現在は岐阜支社)時代の同僚記者小石ちゃん(当時は岐阜中署回り)に川村君(同岐阜市政)、私と同期入社の佐久間に亀山、丹羽、さらには大先輩の斎藤さんに藤沢さん、司さん、苗村さん、門脇さん、岩瀬さん、大学の後輩で今は中日社友会の坪井会長らとお会い出来、ほかに、まっちゃんらとも談笑し、とても楽しく有意義な1日となった。「行ってよかった」とは、このことを言うのであろう。
 みな元気そうで、やはり中日一家ならでは、の楽しいひとときとなった。なかでも感激したのは、名も知らない現役社員と見られる人物がわざわざ私に近づき、「先輩。記念の写真をお撮りしましょうか」と言ってくれたのには驚くやら感心するやら、ありがたき幸せやら、でどこか意表を突かれたような、そんな温かい気持ちにかられたのである。
 彼が私に近づいてこられたので「じゃあ、お願いします」と甘んじたが、名古屋のテレビ塔をバックにそれは一番気に入ったシチュエーションで撮ってくださった写真は、被写体はちょっと良くはないがこれからも大切に保存しておこう、と思った次第である。

(5月1日)
 夏も近づく八十八夜か。
 天皇陛下がこの日、即位から5年を迎えられた。202年ぶりの退位による天皇の代替わりは、まもなくして新型コロナウイルスの感染拡大に直面。それでも両陛下は、オンラインでの懇談を取り入れられるなどして人々との交流を保ち続けられた。この姿勢は、前天皇陛下同様、お見事といっていい。私は、こうした皇室、今の両陛下が大好きなのである。

 能登半島地震の発生から1日で4カ月。1日付の中日新聞によれば、中部8県(愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀、静岡、富山)に避難しているのは少なくとも429人(4月19~26日時点)に上り、専門家は的確な支援のためにも正確な人数を把握する必要性を指摘している、という。イタリアのトリノで開かれていた主要7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会議は30日、二酸化炭素(CO₂)排出削減対策が講じられていない石炭火力発電について2030年代前半に段階的に廃止することを盛り込んだ共同声明を採択し閉幕。
 毎日新聞(1日付)も【能登4カ月 苦難なお】【道路・鉄道・復旧急ピッチ】の紙面展開。

 ウエディングドレスなどブライダルデザインの第一人者、桂由美さんが4月26日、死去。94歳だった。桂さんは東京都出身。葬儀は行わず、後日、追悼ショー<しのぶ会>を開く予定だという。
 ほかには、栃木県那須町で夫婦の焼死体が見つかった事件で警視庁と栃木県警の合同捜査本部が死体損壊容疑で実行役の1人と見られる20代の男を逮捕。事件の逮捕者は3人となったが、実行役とみられる今ひとりの男についても指名手配し行方を追っている、とのこと。なんとも奇々怪々極まる事件である。