詩「僕の日記」

僕の頭の中はと言えば
打算的な生活術と
飽くなき楽しみの探求
でも見せかけはと言えば
利巧ぶった紳士面のつもりだ
でも
天知る地知る人が知る
じゃあ仮面なんて要らないか
おっとどっこいそうはいかないよ
世の中はと言えば
良くも悪くもないものらしく
理にかなえば通してくれる
でも無器用きわまる僕に
笑い声が街角にこだまする
だから少し首をかしげて
両手にオモチャなんかをぶら下げて
ブラブラと仕方がないと帰ります
こんな僕だけど
神様がみてたらどうだろう
いつ世の中に出るのかな
そんな事を言うかもしれないな
でも好奇心の追求は怠けないさ
宇宙の謎は神様からの命題だ
でも分かりっこないのに
パッと消えちゃうのが恐くて
かわりに神様の贈り物のパズル
謎解き事に夢中になっている
なんだか自分が小さくみえて
なんだか大きなことをしたくて
でもいつも背中を丸めて歩いてる