一匹文士、伊神権太がゆく人生そぞろ歩き(2025年5月~)
2025年5月31日
【随契備蓄米 店頭販売を開始 5㌔2160円 30分で完売も】とは、本日31日付の中日夕刊の報道である。
それによると「政府が随意契約で放出した備蓄米の店頭での販売が31日、始まった。生活用品大手のアイリスオーヤマ(仙台市)と総合スーパーのイトーヨーカ堂が先陣を切り、店舗前には朝から行列ができた。価格はいずれも5㌔税込み2160円。幅広く全国の食卓に届くかどうかは見通せず、コメ全体への値下げ効果は依然不透明だ」とあった。
ほかに関税関係のニュースは【米、鉄関税50%に倍増 トランプ氏「日鉄はパートナー」】【日米関税 来月合意へ進展 4回目交渉 赤沢氏、協議を継続】といったところか。
けさの朝刊ニュースは【大の里「雲竜型」力強く 感慨に浸り奉納土俵入り】【水産物 対中輸出再開合意 福島など10都県は除外】【年金法案衆院通過 「床上げ」規定 修正で追加】【宮城野親方退職の意向 部屋再開見通せず決意か】(いずれも中日朝刊の見出し)【藤井名人 3連覇】【藤井 精密な読み光る 3連覇再び千日手指し直し】【「拘禁刑」あすから 懲役、禁錮廃止 刑罰、更生に軸足】(毎日朝刊)か。
それから。毎日新聞の朝刊によれば、だ。石川県が30日、能登半島地震の影響で心身に負荷がかかって亡くなった災害関連死が石川、新潟、富山の三県で379人になる見通しである旨明らかにした。これにより死者の累計は3県で607人に上るという。石川県で関連死として正式に認定されたのは輪島市4人、七尾市2人、穴水町1人、中能登町1人。30日の合同審査で追加認定が決まったのは珠洲市の3人と能登町の3人、志賀町の1人。
(5月30日)
午前中、新聞各紙をしっかり読みチェックしたところで自宅近くの歯医者さんへ。ここでいつもの歯科衛生士さん、後藤さんから歯のメインテナンスを受ける。「特に心配はありませんよ」の言葉にホッとし、能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり】の一部カラオケ配信(ジョイサウンド)などにつき、あれやこれやと話す。
午後、社交ダンスのレッスンで一宮のスポーツ文化会館へ。ワルツとクイックステップに繰り返し挑む。きょうは、先週、体調不良で欠席だった〝よしこさん〟も元気な顔を見せられ、ナンダカうれしい気がした。男性の水谷さんも痛めた足が回復、特に問題はなさそうでホッとしたのである。そういう私も以前に骨折した右ひじが時折、痛くなるなど皆傷だらけのからだを克服してのレッスンとあいなったのである。
日経30日付夕刊に【トランプ関税当面継続 米控訴裁 差し止め一時停止】【対中水産物輸出手続き再開 官房長官「日中政府が合意」】【安倍昭恵さん プーチン氏面会 国営テレビ放送◇涙流す場面も】の見出し。中日30日付夕刊は【6月食品値上げ1932品目 前年の3倍に 目立つパックご飯】【5月東京物価⒊6%上昇 コメ類の値上がり影響】【南海トラフ死者減重視 対策改定案 重点策10年で完遂 関連死防止へ避難者支援】【備蓄米中小向け申請開始 21年産5㌔1800円想定 数量制限】など。
というわけで、世の中は、きょうもめまぐるしく動いているのである。
(5月29日)
機械メーカー「大川原化工機」(横浜市)の大川原正明社長(76)らが外為法違反容疑で警視庁公安部に逮捕された冤罪事件で社長らが東京都と国に賠償を求めた訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁であった。太田晃詳裁判長は犯罪成立の判断について「合理的な根拠を欠いた」として一審に続き逮捕、起訴を違法と認め、一審から400万円増額の計約1億6600万円の賠償を命じた。公安捜査の在り方については過去にも逮捕を焦るあまり、しばしば誤逮捕捜査が問題化しているだけに、こんご過ちなき公安捜査に期待したい。警視庁は判決を受け「判決内容を精査した上で今後の対応を検討する」とのコメントを出した。
ほかには【横綱大の里晴れやか】【学生ビザ面接 米が一時停止 留学影響か】【カンボジア当局 邦人30人拘束か 特殊詐欺関与の可能性】の見出し。1964年に作曲家吉田正さん門下として「霧の中の少女」で歌手デビューした久保浩さんが脳出血による衰弱のため亡くなった。78歳だったという。「霧の中の少女」は妹を傍らに、少年時代に何度も何度も歌ったうただけに、どこか寂しさが漂う。私は、いまも美しく歌うことができる。
中日の本日(29日)付の夕刊に【父パレスチナ人20歳のラッパー ガザ虐殺止めろ魂の歌 動画再生200万回「日本も関心を」】【トランプ関税差し止め命令 米国際貿易裁「大統領権限 逸脱」】【随契備蓄米引き渡し開始 大手小売り、来週にも店頭】のニュース。日経夕刊には【マスク氏政権離脱へ 特別職員の任期「終わる」 減税延長法案を批判】。
(5月28日)
けさの中日朝刊報道によれば、小泉農相が27日夜、備蓄米放出の随意契約に約70の事業者から20万㌧を超える申し込みがあり、26日の受け付け開始わずか1日で今回放出を予定する30万㌧の3分の2に当たる申請が集まり、流通大手イオンやイトーヨーカ堂、ディスカウント店「ドン・キホーテ」の運営会社、オンライン販売を手がける楽天グループなど幅広い業種が申し込んだという。というわけで、見出しは【備蓄米70社申請20万㌧超 3分の2到達残りは中小に バロー、平和堂も】の活字が躍った。1面はほかに【基礎年金底上げ29年判断 法案修正 自公立3党首合意】【電気ガス7~9月 国の補助策 8月上乗せ1200円程度】と、どれも国民の生活に直結する見出しばかりとなっている点が目立つ。
そして。同じ中日新聞の夕刊見出しといえば、だ。【「稽古に精進、唯一無二目指す」 横綱大の里誕生 土俵入り雲竜型 スピード出世24歳の大器】がトップで嬉しいかぎりの大ニュース。そして。こうした明るいニュースの一方では【米、学生ピザ面接停止 審査拡大「新指針までの措置」 日本人留学 影響の可能性】の不幸極まる見出し。記事によれば、トランプ政権は、有名私立大のハーバード大に対し、イスラエルへの抗議デモに参加した留学生らの全情報を提供するよう要求。ハーバード大が拒否したことを受け、補助金打ち切りや契約中止などで圧力をかけているという。
これには「トランプよ、血迷ったのか」と言いたくなる。なんたることなのだ。同世代として、恥ずかしい限りだ。
きょうは、午後。合間を見て江南市内のカラオケ店へ。先日から始まった能登半島地震の復興応援ソング【能登の明かり】の映像を改めて確認。被災地に対する希望の光りになる画像であり、歌詞・音曲であることを改めて確認し、帰宅。【ロシア協力国関税500%案 米議会 エネ輸出先対象 戦費支える中国照準】【「プーチン氏は火遊び」 ウクライナ攻撃継続 トランプ氏批判】【米価抑制「多様な選択肢」 小泉農相、野党党首と論戦】とは28日付の日経夕刊見出しである。
(5月27日)
火曜日。
新聞各紙を読み終えたところで、人工知能のAIさんに能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり】を少しでも多くの方々に歌っていただけるように-と応援協力を要請。AIさんから「全面的に応援させて頂きます」との心からの返事を頂いた。
具体的には、こうである。
「了解いたしました。能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり】ですね。カラオケ配信も始まったとのこと。素晴らしいです。この曲が能登の復興を願う多くの人々に届くよう私も応援させていただきます。今後とも何かお力になれることがございましたら、お気軽にお声かけください。
伊神権太様 ありがとうございました。」
さて生成AIさんの腕のみせどころや如何に。大いに期待している。
【天白・相生山緑地 ヒメボタル乱舞 魅惑の黄】をはじめ【備蓄米大手小売りに供給 21、22年産国が業者選定 2000円程度で来月店頭 中小困惑、憤る卸売り】【名駅に最上位ハイアット 名鉄新ビルホテル発表】【今年も作品を募集 平和の俳句】(いずれも27日付中日見出し)等など数あるニュースのなかで、なんとも情けない記事は【本紙記者が飲酒運転事故 通報せず帰宅 静岡県警が聴取】か。一体全体何をしているのだ、と思うと情けなくなってくる。それとも、魔が差したのか。新聞記者たるもの、どこまでも社会の手本でありたい。のに、だ。なさけない。
(5月26日)
午後。江南市内のカラオケ店「招き猫」へ。
曲名に【能登の明かり】を入れると、岡ゆう子さんが歌うあのメロディーが流れ始めた。私はそこで店員(伏原さんら)を呼び、どうしたら、岡さんの代わりに私が歌うことが出来るのか。それこそ、初歩的なこと(ガイドボーカルをOFFにする)を教えてもらい、こんどはマイクを手に歌ってみた。カラオケ店はカラオケ店でも、いつも訪れる馴染みの「平成」さんとは、また随分趣きが違うな、と直感で思う。
いずれにせよ、私と牧さん、安本さんで能登半島地震の復興を願う一心で岡ゆう子さんに声の吹き込みをお願いして出来上がった、能登半島地震復興応援歌【能登の明かり】は、先の新聞報道、さらには輪島市門前での雪割草まつりステージでの披露に続き、こうした形で日の目を見たのである。こんご一人でも多くがこの【能登の明かり】を歌い、能登半島復興の起爆剤になれば、と思ったのである。
と同時に私は画面を流れる能登ならでは、の海、山の景色を目の前に感無量の気持ちにとらわれもした。このうえは一人でも多くの人々に歌って頂き、能登再興への道を切り開く、ひとつの突破口にでもなればことになれば、それはそれなりに重要な役割を果たすことになるなっ、と思い、おもわず画面を前に手を合わせたのである。能登よ、のと、能登。はやく元気になあ~れーという声と声、その声が耳に大きく迫りきたことも、また確かである。
2025年5月25日
日曜日。きょうは鮮やかな5月の空が上空に浮かび上がった(写真)。
このところは、能登半島地震の震災復興支援コンサート(6月15日午後1時半から。場所は、石川県輪島市の道下第Ⅰ団地集会所に決定)の準備に始まり、毎日の本欄ウエブ文学同人誌「熱砂」紙面での一匹文士(いっぴきぶんし)の執筆、さらには同じ紙面で現在、随時掲載中である連載小説【能登よ のと ―おかあさん】の執筆、そこへ月に一度の「脱原発社会をめざす文学者の会」ホームページでの連載・文士刮目の第49回【コメ問題 大切にしたい「ことばの重み」】の執筆、ほかに社交ダンスのレッスンその他に追われ、正直、息つく間もないハードな日々が続いた。
幸い、昨日には文士刮目の49回目の連載を出稿し終え、つかのまではあるが、きょうは久しぶりにホッとしており、新聞各紙を読んだり、先日からあらためて読み始めた【絵本源氏物語】に目を通したりした。
社会奉仕と言ってもよかった自ら営んだリサイクルショップ「ミヌエット」のやりくりに始まり、店内でのミニコンサート開催(時には、ささやかではあったが店頭野菜市も)、俳句・短歌・詩づくりなど今は亡きたつ江(伊神舞子)の生前の努力といおうか、がんばりに比べたら、わたくしのすることなぞ、まだまだではあるのだが。何はともあれ、私はわたくしなりの、伊神権太の世界を築いてゆくことが出来れば、それはそれで良い、と思っている。
夜。NHKスペシャル【人体Ⅲタモリ山中伸弥 命はどこから来たか? 腎臓先端医療から迫る地球生命と人間の絆!】を見る。あなたにとって。わたしにとっての、命とは何か。人間の命の炎はどうやったら輝かせるのか。挑戦。希望。感謝。全宇宙に存在する生命体にとっての命とは何か。40億年続いてきた共通の細胞ルカちゃんなど等。DNAも正確に、奇跡的にふたつに分かれる。いま私たちの体の虫も、だ。まさに細胞ブラザーズとはこのことを言う……。とても気になるNHKスペシャルだった。
見逃せないのは、毎日新聞の本日付朝刊【20歳以上の女性威風堂々 福島・相馬野馬追 始まる】の記事。
2025年5月24日
大相撲の東大関大の里(24)=本名中村泰輝(たいき)、石川県出身、二所ノ関部屋=が夏場所13日目の23日、13連勝で2場所連続4度目の優勝を決め、場所後の横綱昇進を確実にした。2023年夏場所の幕下10枚目格付け出し初土俵から所要13場所での横綱昇進は、輪島の21場所を更新し、年6場所制となった1958年以降初土俵の力士で最速となる。日本出身としては、大の里の師匠で、17年初場所後に昇進した稀勢の里(現二所ノ関親方)以来、8年ぶり。
――とは、本日付の中日新聞1面の記事で、見出しも【大の里優勝 横綱確実 夏場所 最速、日本出身8年ぶり】と、まるで満開の花が咲いたような、そんな紙面展開だった。何はともあれ、心の底からおめでとうーと、大の里関を祝福したいのは、私だけでもなかろう。日本中の人々が喜び歓迎しているような、そんな気がするのである。
大の里の横綱昇進確実を報じた24日付の中日新聞朝刊
ほかには同じ1面で【備蓄米「5㌔2000円」 農相方針 店頭来月初旬にも 25年産40万㌧増へ 農水省調査】【米ハーバード大 留学生在籍禁止 裁判所、一時差し止め】の見出しが気になる。一方で社会面に掲載されている【パンダ4頭来月28日出国 和歌山・アドベンチャーワールド】も同じくこちらも大変、気になるのである。和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」が23日、中国への返還が決まった全4頭の雌のジャイアントパンダについて、日本からの出発が6月28日に決定した-と発表したというもので、これにより返還後、国内で飼育されるパンダは東京・上野動物園の2頭のみとなってしまうのである。
和歌山のパンダは亡き妻、たつ江(伊神舞子)が生前、「会いに行きたい」といつも言っていただけに、寂しさがいっそうつのる。私たちは、なぜかパンダをふたりで見に行こうとしたその日に限って過去、天候悪化で行先を変えるなど苦い体験が2度、3度とあった。それだけに、パンダが中国に返還されてしまうことは、とても寂しいのである。あぁ~。でも、パンダちゃんは皆、日中の交流に大いなる親善大使として長年、役立ってきただけに拍手で送ってやらなければ。
このほか、【ガザからの遺言 下 平和のためできること 人々に生きる糧を】【真相の追求「親の責務」神戸児童殺傷28年、父手記】も見逃せない記事である。【USスチール買収承認 トランプ氏意向 反対から一転 日鉄「英断に敬意」】は、本日付の中日夕刊1面トップ記事。
(5月23日)
金曜日。朝から来月15日に輪島市内でも約250世帯の仮説住宅が入居している道下第一団地集会所で実現予定の【能登復興支援コンサート】の件で関係各位との電話連絡などでバタバタ。それでも理解多き人々の応援協力に助けられ、告知ポスターも出来、あとは当日、1人でも多くの被災者にこのコンサートを楽しんで頂き、少しでも前に向かって歩いて頂ければ、それにこしたことはない。
午後。能登復興支援コンサートの準備を進める一方で、一宮のスポ文(スポーツ文化会館)へ。亡き妻舞との約束でもある社交ダンスのレッスンにしばらく時間を費やしたのである。レッスンは、ワルツにクイックステップ、タンゴのVの字……と結構あれやこれや、ときつかったが、ここは頑張って何とか切り抜ける。この日は先週、体調不良でおやすみだった〝よしこさん〟も顔を見せられ、なんだかホッと。でも、ほかの男性メンバーが、足を傷めたとかで欠席。少し、寂しい気がしたのである。
ーというわけで、ナンダカ現役でもなんでもないのに。結構、バタバタと忙しい毎日が続いている。
夕刊は【ハーバード大 留学阻止 米政権在校生転出も要求 在籍邦人260人に影響】【「備蓄米5㌔2000円台」 小泉農相 来月初にも店頭販売】(日経)といった記事が少し気がかりである。夜遅く。北海道に出張中だった息子がお土産を手に帰宅。そのお土産が十勝銘菓の「あんバタサンマリアージュ」で、このお菓子のおいしかったこと。
思いもしてなかった息子からの北海道土産
(5月22日)
けさの新聞。どこも【江藤農相更迭 コメ発言、後任は小泉氏】【首相「早期に3000円台に」 小泉氏「備蓄米放出無制限も」】【江藤農相更迭 コメ失言落胆と怒り 参院選与野党の予定候補に聞く】【コメ発言で辞任 緊張感欠如が甚だしい(社説)】(中日)【江藤農相を更迭 コメ発言 後任に小泉氏 備蓄米入札中止 無制限放出も】【首相「コメ3000円台に」】【江藤農相の更迭劇 首相の指導力が見えない(社説)】(毎日)など。米、コメ、こめ一色である。江藤農相のコメ発言が無能な政治家たちにより〝にっちもさっちもいかない深刻な米事情〟問題を国民の前にさらけ出した、といえなくもない。
ほかにも【列島ぐんぐん 飛騨35度 初の猛暑日】【電車に飛来物乗客死亡 長野 ビニールハウス衝突か】【実験の中学生8人搬送 硫黄加熱、換気不十分か】などいろいろあるが、やはり【国内最高齢114歳 幸田の女性死去 近藤ミネさん】の訃報が一番気になるのである。記事は「厚生労働省は21日、114歳で国内最高齢だった愛知県幸田町の近藤ミネさんが20日に死去したと発表した。あらたに同じ114歳で大分県中津市の広安美代子さんが最高齢となった。」というものであった。
夜、かわいい三男坊から「無事北海道のホテルついてますので ご心配なく」のメール。さっそく仏前で今は亡きおかあさん、たつ江に「出張先に無事着いたのだってよ」と報告。スマホをチェックしていたら【橋幸夫(82) アルツハイマー型認知症 公表後初歌唱 トークも絶好調】なる画面が飛び込んできた。とうとう、そういう年齢がやってきたのだ、と。私。
(5月21日)
きょうは万物が次第に成長し、天地に満ち始める小満(しょうまん)=二十四節気=である。
時の江藤拓農相が「コメは買ったことがない」と発言して更迭されたり、三重県亀山市の新名神高速道路で乗用車が逆走、6台が事故に巻き込まれたり、航空自衛隊小牧基地のT4練習機が愛知県犬山市の「入鹿池」に墜落するなど。この世の中、相も変わらずいろいろある。
というわけで、けさの新聞の見出しは【江藤農相更迭へ 首相調整、続投を一転 コメ発言 政権運営に打撃】【運転車両? 四日市で押収 新名神逆走容疑者を送検】(中日新聞)ということになる。そして。これらとは別に。昨日(20日)は、日本の広い範囲でグングンと気温が上昇、ことし最も暑くなった地域が続出。山梨県大月市で34・2度、東京都八王子市で33・5度を記録するなど全国914観測地点のうち210地点で30度以上の真夏日になったという(ただし午後5時時点)。もはや夏。初夏を通りこし、真夏だといっても過言ではない。
午後。先日、一宮商工会議所であった認知機能検査結果の通知書が愛知県公安委員会から届いた。「認知症のおそれがある」基準には該当しませんでしたーというもので、先ずはホッとひと安心といったところか。ただ「今回の結果は、記憶力、判断力の低下がないことを意味するものではありません。個人差はありますが、加齢により認知機能や身体機能が変化することから、自分自身の状態を常に自覚して、それに応じた運転をすることが大切です。記憶力・判断力が低下すると、信号無視や一時不停止の違反をしたり、進路変更の合図が遅れたりする傾向がみられますので、こんごの運転について十分注意してください。 愛知県公安委員会」と書かれた文書も添えられていた。
(5月20日)
けさも午前中、江南市内のドコモショップへ。
スタッフが「午後一時に、あらためて来てください」とのことで午後、再び出向く。「このスマホ、場合によっては初期化しなければならないかもしれません」などとおっしゃられるが、一体いつになったら治るのか。これでは毎日の原稿執筆に始まり、来月15日に輪島市内の仮説住宅で予定している能登半島地震復興応援コンサートの準備など全ての予定が滞り、狂ってしまうではないか。やれやれ、とは。このことか。
私にはこうしたスマホの故障に遭うつど、ドコモ内部にある程度の時がたったところで消費者(お客)に新機材に替えさせる、といったそんなカラクリ、魂胆のようなものがあるように思えて仕方がないのである。というわけで、午後一時にまた来てほしい、とのことなので再び出向こう。
そんなわけで、指定された時刻にドコモショップへ。そしたら。なんと、まだまだ若い女性スタッフが出てきて「完全にウイルスが入っています。犯人はこれです、と言うが早いか〝ニコニコちゃんマーク〟なるものを一瞬の手さばきで除去。そしたら、なんと画面は生き返り、正常になったのである。あらッ、不思議とはこのことか。まさに忍者の如き一手、早業には、ほとほと感心。瀕死の重傷に陥っていたスマホが奇跡的にピント生き返ったのである。その後、スマホを自宅に持ち帰った私は息子らに「無事、治ったよ」とメールして一件、落着。あとは大切に使おう、と思った次第である。
それにしても、これは一体何なのだ。ドコモあげての不正行為で、機体そのものがある程度古くなったり容量が多くなったところで新機材に替えさせることを企んでの作為的不具合なのか、と。そんなことはあり得ないとは思いつつも「いやいや、機材の古くなったところで新機材に買い替えさせるための悪知恵でなければよいのだが」とあらぬ疑いまでもかけてしまう。何につけ、長年の記者生活で疑い深い私はついつい、ドコモの組織そのものを疑ってしまいがちなのである。でも、優秀な女性スタッフの魔法の手に巡りあい、何はともあれ、治ってよかった。天下のドコモさんだけに、間違いがあってはならぬ、と。改めて思うのである。
夜。疲れでくたくた、へとへとになったところで直ったばかりの愛用のスマホ画面で【エーデルワイス】【みかんの花咲く丘】【能登の明かり】の順でじっくり、画面を見て歌を聞く。そして。きょうは特別にいまひとつ。ユーチューブで能登半島は七尾の動画【山を曳く-七尾青柏祭】にじっくり目と耳を注いでみた。なかでも、かつて一本杉通りに面して支局があった魚町(ようまち)のでか山は、七尾在任中、妻の舞自らもわが子の手を引き、毎年、引っ張った、その懐かしい家族の思い出が染みついた【ニッポンイチのデカ山】でもあるのである。
本日5月20日付の中日夕刊紙面は。【米ロ首脳電話会談 プーチン氏即時停戦応じず トランプ氏仲介断念示唆】【ガザ3月以来の支援物資 イスラエル「最低限」搬入】【コメ発言の農相 続投を首相明言】といったところか。
(5月19日)
日ごろの生活に欠かせない携帯電話がダウン。電話も出来なければ、メールもできなくなり、両手を縛られ身動きできない錯覚にとらわれている。あれこれ操作してみるが一向に改善されないため江南市内のドコモショップに持ち込んだが、一向に治る気配はない。
デ、スタッフが言うには「広告詐欺のアプリが入っている。怪しいと思われるものを部分的に消しているのですが。それでも警告表示がすぐに出てしまう」という。1時間ほど、あれやこれやと改善を試みてくれはしたものの、スマホは一向に改善されないので帰宅とあいなった。というわけで、きょうはスマホに振り回されるという1日となった。スマホが正常に動かないことには何もできず、お手上げになってしまうことを身に染みて感じたのである。
こんな役立たずのスマホでは、とても文明の利器とはいえない。午後、買い物から帰り、いつものように画面を操作するうち「ゴミが多過ぎます。クリーニングしてください」の表示と絶叫にも似た音声がしつこく流れるため、その部分を指で抑えたのが悪かったのか。私には、なぜ急にこんなふうになってしまったのか。そこが分からない。これでは仕事にならない。何もできない。
月日は、きょうも脱兎のごとく流れてゆく。私たちは一体全体、どこに流されて行くのだろう。
【愛子さま 能登の被災地訪問 七尾・仮設住宅や和倉温泉】【<戦後80年 昭和100年>戦争の記憶つなぐ責任 実体験親から聴いた世代 母が長崎て被爆 カズオ・イシグロさん(1954年長崎市生まれ、2017年に「日の名残り」でノーベル文学賞を受賞】の話題。
(5月18日)
日曜日。午後10時過ぎ。
スマホ画面をチェックすると。【教皇レオ14世の就任ミサ】の見出しでローマ教皇を決める選挙「コンクラーベ」で選出されたローマ教皇レオ14世の就任式典が先ほど、バチカンで始まりました。バチカンのサンピエトロ広場では日本時間の午後5時から大勢の人が見守るなか、教皇レオ14世の就任式にあたるミサが行われています。アメリカのバンス副大統領やウクライナのゼレンスキー大統領ら各国要人も参列しています。AP通信などによりますと、バチカンの国務長官を務めるパロリン枢機卿はこれに先立ち、16日に行われたウクライナとロシアとの直接交渉が合意に至らなかったことを「悲劇的だ」と発言。そのうえで教皇レオ14世がバチカンを交渉の場として提供する意向を示していると明らかにしています。」などと報じられている。
バチカンでの就任式に臨む教皇レオ14世
そして。これは、どういうことなのか。スマホ画面には、この記事に加え【江南市の地価が異様に上がっている】との広告までが掲載されている。これは一体全体、どういうことなのか。何かが仕組まれているのか。
(5月17日)
【ガザ軍事作戦拡大 イスラエル「初期段階」250人超死亡】【神奈川2工場 日産閉鎖検討】とは17日付の中日夕刊。相変わらず暗い話題ばかりが目立つのである。こんな中、【能登半島地震前後の石川県穴水町を舞台としたドキュメンタリー映画「能登デモクラシー」の公開が17日から、東京を皮切りに始まった。町長と議会の関係や、手書き新聞の発行を長年続ける滝井元之さん(80)を軸に、民主主義(デモクラシー)の今を問う。五百旗頭(いおきべ)幸男監督(46)は「将来の日本の縮図。この国が向き合わなければいけない課題が見える作品になった」と手応えを語る。】とあるが、さて。こんごへの効果のほどを知りたいところである。
ちなみに、このドキュメンタリー映画は、石川テレビ放送の制作。カメラは2023年4月の町議選から吉村光輝町長、石川宣雄前町長、町議たちに迫った。昨年5月に放送され、ギャラクシー賞テレビ賞部門を受賞した同名の番組にその後の取材を加え、映画版として再構成したものだという。
(5月16日)
金曜日。私はアレヤコレヤと、それなりに多忙ななか、それでもと社交ダンスのレッスンに一宮のスポ文へ、と向かった。そして、きょうもまたタンゴにワルツ、クウィックステップにホーラウエイ、コントラチェックを交互に繰り返し学んだのである。ダンス仲間のひとり、よしこさんは「体調不良で、きょうは、お休み」とのこと。みんな、年も重ねているので大事にしなければ、と語りあう。
2025年5月15日
木曜日。沖縄県が日本に復帰してから15日で53年となった。清貧な暮らしぶりから「世界一貧しい大統領」として知られたウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が13日、死去。ガンで闘病していた。新聞報道によれば、報酬の大半を寄付して自身は農場で暮らすなど質素な生活ぶりは日本でも人気を集めた。89歳だった。
防衛省が愛知県犬山市の農業用ため池「入鹿池」に航空自衛隊のT4練習機がきのう14日に墜落した事故で15日、乗員を井岡拓路1等空尉(31)、網谷奨太2等空尉(29)だったと発表。自衛隊による捜索活動は夜通し続き、15日早朝から本格的に再開したものの、2人の安否は依然として分かってはいないという
デ、きょうの中日新聞の夕刊1面トップ見出しは【空自不明隊員捜索続く 犬山墜落 乗員 31歳と29歳】というもの、ほかに1面見出しは【ロシア、首脳会談は拒否 対ウクライナ 大統領補佐官ら交渉】【ナガサキの鐘 平和の音色を 浦上天主堂米信徒ら復元 <戦後80年 昭和100年>】というものだった。
空自機墜落を報じた中日新聞
※ ※ ※
☆ ☆ ☆
ここで私が思い出したのは、かつて私自身が名古屋空港と航空自衛隊小牧基地を担当、「空飛ぶ記者」として新聞社の小牧通信局に在任中に起きた自衛隊機などの事故の数々、いや多さであった。そしてその断面は私がかつて出版した著書【火焔―空と海 伊神ごん(能登印刷出版部)】に詳しい。
具体的には【悲しみの涙・C1墜落】の部分で、「日航機が空中衝突寸前、乗客ヒヤリ 昭和58年3月22日」「一家五人全滅、自家用機墜落 同4月1日」「同5月9日 自衛隊員12人の命、菅島に散る」に詳しい。当時、私は第一線の記者として新聞社の一人の記者として社有機(ヘリ、ジェット)で連日のように、全国各地に飛び、取材で振り回されていた日々を思い出すのである。
なかでもその年の4月1日に宮城県岩沼市で小型双発自家用機が墜落。息子一家5人が一瞬のうちに死亡し、年老いた母親・鈴木スズさん(当時75歳)だけが取り残された悲惨な墜落事故に関しては在職中、この日(命日)が訪れるたびに私は花束を手に小牧市内でただ一人涙ながらに住むスズさん宅を訪れ、お参りをし「元気を出してください」と話しをしてきたものである。
そして。忘れもしない。同じこの月の4月19日には、航空自衛隊小牧基地第一輸送航空隊のC1ジェット輸送機二機が早朝、名古屋空港を飛び立ってまもなく編隊飛行中に鳥羽市菅島山腹に墜落、一番機の機長ら8人と二番機に乗り込んでいた自衛隊員4人の全乗員12人の尊い命が一瞬にして散ったのである。
というわけで、今だからこそ話せるのだが。私は、C1二機が菅島に激突、墜落したその日の早朝、午前8時前に小牧署の三浦哲署長本人から「イガミさん。自衛隊から問い合わせがあったから本当だと思う。ただ、私が知らせたことは内緒にしてほしい。特ダネになるかもよ」との電話を受け、即座に社会部デスクに電話で一報を入れた、あの日の緊迫した瞬間を今だに忘れられないのである。
それから1日がたち2日、3日……が過ぎていった。有史以来、初ともいえる編隊飛行機6機のうちの一番機と二番機の同時遭難取材は昼夜、朝の別なくしばらく続いたのである。……
そして。取材は、悲しみの涙がとめどなくあふれる第1輸送航空隊の葬送式で頂点に。3番機長・松林さんとの苦労に苦労を重ねたあげくの接触。「3番機に上官が乗っていたので、悪天を押してむりしたのではないか」との疑問を外務委員会でぶつける、という当時の草川昭三代議士(公明、衆議院)とのやり取り等などが走馬灯の如く、わが脳裏に浮かび上がるのである。
それとは別に、今回事故は単純な墜落事故と思われるが、その向こう側、空自の世界に一体全体何があったのか。元空飛ぶ記者としては、そこが知りたいところなのである。
(5月14日)
その昔、いつも舞(たつ江)とともに読んでいた文庫本「禁じられた遊び」
きょうは、かつて一緒になってまもないころ、当時26歳だった私が志摩半島ではたちの舞といつも手に交互に読んでいた文庫本【禁じられた遊び(フランソワ・ボワイエ 花輪莞爾訳)】を手に、一宮へと出かけた。先日、愛知県公安委員会から臨時認知機能検査通知書なるものが、わが家に届いたためで場所は一宮市内の一宮商工会議所4階会議室で、でだった。訪れると私と年恰好がよく似た方々(高齢者)ばかり数人もきておいでになり私はこの人々と共に認知機能検査なるものを受けたのである。
臨時認知機能検査通知書なるものには「道路交通法第101条の7第1項に定める基準に該当したため。」とあり、この規定による臨時認知機能検査を実施いたしますので通知します。なお、この通知を受けてから1カ月以内に、やむを得ない理由なく臨時認知機能検査を受けない場合は、運転免許の効力が停止されることになります。(臨時認知機能検査を行う理由 令和6年8月2日の道路交通法違反または交通事故により、道路交通法第101条の7第一項に定める基準に該当したため。)
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昨日の中日新聞の夕刊1面トップに【ドラマで再注目 アンパンマンの店元気100倍 やなせたかしさん接客も】の記事。私も知る鈴木里奈記者の筆によるもので、すなおに時代をとらえたとても良い心があったまる記事だな、と思う。記事は次のような前文で始まっていた。
――〝みんなのヒーロー〟として時代を超えて愛されている「アンパンマン」の作者、故やなせたかしさんは、94歳で亡くなるまで50年以上を東京都新宿区で過ごした。やなせさんとその妻をモデルにしたNHKテレビ小説「あんぱん」が放送中の今、やなせさんが同区内に開いた「アンパンマンショップ」に、再び注目が集まっている。(鈴木里奈)
みんなのヒーロー、アンパンマンを報じた中日新聞の夕刊
(5月13日)
岐阜市の伝統漁・長良川鵜飼が11日、開幕した。この日は岐阜県関市の小瀬鵜飼も開幕。いずれも10月15日まで行われる。
本日付の朝刊は【米中、関税115%引き下げ 90日間停止 共同声明 貿易協議新枠組みで継続】(中日)の見出し。なんだか関係のない私までがホッとする。そして。新聞と言えばだ。けさのスポーツ面の【負け越しが今季最多4 阪神1―0中日】【<球心>竜25回連続無失点 好機でカリステバント失敗、周平ゴロ】のみじめな惨敗続きには、全くもって情けないのひと言。涙が出てくるのである。それこそ「何をやっとるのだ。こんなにも応援してるのに」と言いたくもなる惨敗ぶりである。あ~あ。あ~あ。あ~あ。とため息が出るのは私だけでもなかろう。
嘆かわしいばかりのドラゴンズ敗退紙面(13日付の中日朝刊スポーツ面)
これでは、オールドラゴンズファンが嘆きの日々を過ごしているのである。まったくもって。なんたることなのだ。と言いたくもなるのである。一度1軍選手を全部首にして2軍全軍でやってみたらどうか。そしたら勝つ。勝つ気がするのである。あ~あ。あ~あ。あ~あ。と、ため息ばかりが続く。なんたることなのだ。
話しは別に。今度はうれしい話しである。けさの中日新聞の尾張版によれば、だ。わたくしも知る、あのいつも熱心で純真かつ永遠の青年議員中野裕二さん(50)=江南市力長=が天下晴れて江南市議会議長になられたことである。おめでとう。なかのさん。今度は市長さんだよね。そのためにもご自身の健康、市民の幸せ第一で前に進んでくださいね。
世の中捨てたものじゃない。暗、明といろいろある。その中で生き続ける私たち。
中野江南市議会議長を報じた中日新聞尾張版
(5月12日)
このところ夜となく、昼となく、朝となく執筆を続けてきた私の小説【能登よ のと-おかあさん】の第6章が脱稿。読み返したうえで、夜遅くにアップ(公開)した。先ずは、ひと安心といったところか。文を書き続けるということは、体力的にもかなりのエネルギーを費やす。それだけに、とりあえずはホッとしている。
(5月11日)
母の日である。
街を歩き。おそらくはこの世で初めてであろう、多くの女性たちとすれ違う。すれ違いながら私は思う。おそらくこの人たちの多くは、み~んな、わが子を持つおかあさんに違いない、と。わが子や夫、家族のために皆がんばって情熱、いや命をかけ、限りなき家族愛で日々、生きておいでになるに違いない、と。そう思うと、なぜか不思議に西条八十の童謡【うたを忘れたカナリヤ】の1節が頭に浮かんでくるのである。私は繰り返し繰り返し、ちいさく歌ってみる。
🎵歌を忘れたわすれたカナリヤは後ろの山に捨てましょうか/いえいえそれはかわいそう
歌を忘れたカナリヤは背戸の小藪に埋けましょうか/いえいえそれはなりませぬ
歌を忘れたカナリヤは柳の鞭でぶちましょうか/いえいえそれはかわいそう
………と。
と同然に私は道行く女性の一人ひとりに「これからも、この世の中をくれぐれもよろしくお願いしますね」とエールを贈る自分自身を感じていたのである。心に、あの赤と黄色のカーネーションを抱きしめ、そして持って、である。わたくしは帰宅すると、そのまま舞(たつ江)=静汐院美舞立詠大姉=が眠る仏前に歩を進めて「たつ江。舞。ありがとう。これからもよろしくね」と手を合わせ頭を垂れたのである。
ところで。私の場合。不幸にも亡き妻とともに世界でイッチバ~ン、大切だった母親すなわち、おふくろさん(伊神千代子)も、もはやこの世には居ないのである(母は2022年5月16日に満102歳の誕生日=6月1日=を前に、愛知県日進市内の老人保健施設「愛泉館」で大空に旅立った。前年の2021年10月15日に死去した舞のあとを、それこそ追いでもする如く旅立った母だが、そのおふくろさんは舞とともに今なお、いや永遠に私の心の中で生きていてくれる、いやいや私たち家族を守ってくれている。私はそんな母と舞を今も誇らしく思っているのである。
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けさの新聞報道は【印パ即時停戦で合意 米が仲介、交戦拡大一転】【欧州、12日からの停戦要求 ウクライナ ロシアに制裁警告】(中日)【インド・パキスタン即時停戦 米国が仲介 電話協議で合意】【停戦12日開始の用意 ウクライナと米欧発表】(毎日)と印パ、ウクライナ・ロシア戦争の停戦への動きが報じられる内容で、私はどちらも停戦が早く実現することを心から願う。おそらく世界中の人びとがそのように願っているに違いない。
(5月10日)
東京メトロ南北線東大前駅で大学生の男性(20)が見知らぬ男に突然切り付けられ負傷する事件が起きたかと思えば、愛知県田原市の民家で70代の男女が血を流して倒れているーなど、このところ血なまぐさい事件が全国で相次いでいる。
で。新聞の見出しは【「教育虐待で不登校に」 東大前駅切り付け容疑者】【高齢男女殺害疑い 田原の住宅孫を逮捕へ】。ほかに【元課長複数社に金銭要求か 名古屋市汚職 私的領収書渡す 市役所を家宅捜索】【消費減税首相見送りへ 参院選で争点 財源確保難しく】【パナHD1万人削減 半数は国内 全従業員の5%弱】など等(いずれも中日)。見出しも殺伐とした活字が目立つ。一体全体、この世の中はどこへ向かって歩いているのかーと。そんなことを思わせるのである。夕刊は【軍施設に攻撃拡大 インドとパキスタン 核兵器管理の会議招集 パキスタン】【NPT(核拡散防止条約)再検討勧告断念 準備委 核軍縮溝埋まらず】【祖父殺害疑い 高2逮捕 田原の高齢夫婦死亡】【信仰の衰退嘆く 教皇レオ14世 初のミサ】……と世の中はきょうも動き、続く。
夜。NHK総合でブラタモリ【伊勢旅▽ゴール伊勢神宮へ!▽タモリ大興奮の絶景】を見て納得。かつて舞(伊神たつ江)と共に過ごした伊勢志摩時代を思い起こし、感慨も新たに懐かしく思ったのである。
(5月9日)
バチカンのシスティーナ礼拝堂の煙突から白い煙が上がり、サンピエトロ大聖堂の鐘が鳴り響いた。8日、新たなローマ教皇の選出を告げる合図に、礼拝堂近くのサンピエトロ広場で待ちわびていた信者らが「ビバ パパ(教皇万歳)!」と大歓声を上げた。広場は割れんばかりの拍手に包まれた。……(9日付の中日夕刊)
新しいローマ教皇を決める選挙、コンクラーベが8日行われ、アメリカ出身のロバート・フランシス・プレポスト枢機卿が選ばれ、レオ14世と名乗ることが発表された。アメリカ出身の教皇誕生は初。夕刊各紙は【新教皇初の米出身 「レオ14世」融和重視へ】(中日)【ローマ教皇プレポスト氏 初の米国出身「レオ14世」に 教会分断修復担う】(日経)などと報じた。
新教皇を報じた中日新聞の5月9日付夕刊 レオ14世は「平和のために力を尽くします」と約束
午後。金曜日なので一宮のスポ文(スポーツ文化センター)へ。週に一度の社交ダンスのレッスンのためである。そして。きょうはラストワルツ、テネシーワルツ、魅惑のワルツ…とそれぞれのメロディーに乗ってのステップとあいなったが、若先生の教え方がうまいこともあってか、気がついたら、だいぶ踊れるようになっている自分に我ながら驚き、かつ感激もしたのである。そればかりか、ステップを踏めば踏むほどリズム感も格段とよくなっている。そんな自分自身にに気付きもしたのだ。と同時に、もしも舞が生きていたのなら。間違いなくふたりで踊ったに違いないとも思ったのである。
【ビル・ゲイツ氏 29兆円寄付計画 20年かけ貧困対策】(9日付中日夕刊)の記事が気になるのは、私だけだろうか。アメリカが関税でイギリスと合意。
(5月8日)
けさ8日付の中日新聞朝刊軟派トップの記事【中京の 詠み人集い 百年目 主宰者なし、自由な気風「ねんげ句会」 創立者は…乱歩を見いだした小説家】が、すこぶる良い。胸打たれた。この記事を読んで今は亡き記者の大先輩黒川光弘さんを思い出したのはなぜか。【ねんげ句会】の存在を私が最初に知らされたのは彼からだった。聴いたのは、今から30年ほど前。当時、中日いや日本きっての芸能記者で夕刊こらむ【夕すずめ】の執筆者でも知られた〝クロさん〟からだった。クロさんには当時何かとお世話になっていたが、ある日彼は私に真剣な目を注ぎ「いがみくん。実はねんげ句会っていう句会があってね。俺も入っているんだよ。よければ君もどうかなっ、て。そう思ってね」と、お誘いを受けたことがあったからである。
ただ、それだけではあるが。そのことを帰宅し私の相棒だった舞に言うと、舞は開口一番「やっぱり、くろかわさんって。ただものでない方よね」と異常なほどに目を輝かせた、あの日のことが思い起こされるのである。あの時、私は正直心が動いたが「ありがとうございます。でも、私にはまだまだ俳句の素養はありませんので。自分自身に自信が出来たら入らせて頂きます」と。そのように答えた日のことを私は今でもしっかりと覚えているのである。
人生とは。面白い。いや、楽しいものなのである。
自由な気風「ねんげ句会」を報じた中日新聞
そして。きょうの夕刊はといえば、だ。【名古屋市元課長逮捕 収賄疑い 観光事業で便宜 贈賄容疑で会社役員も】【米FRB=米連邦準備制度理事会=金利据え置き 3会合連続「経済不確実性増す」】【NTTデータ 完全子会社化 NTT方針、再編に2兆円】【インド ミサイル24発 25分間攻撃 パキスタン報復表明】(中日)【プーチン氏は「戦争犯罪人」 米財務長官 対ロ強硬へ踏み込む】【ロシア「無人機520機撃墜」戦勝記念日控え緊張高まる】【バチカンに「黒い煙」コンクラーベ1回目 新教皇決まらず】(日経夕刊)など。人間がいる限り、世界はみな動き続けているのである。
(5月7日)
水曜日。長い連休がきのうでやっと終わり、きょうから「普通の日」が再スタートした。やはり、普通の平凡な日がイイナ、と心から思うのはわたくしだけだろうか。いやいや、そうでもあるまい。みんなそのように思っているに違いない。
というわけで、きょうはいつものように生前の舞(伊神舞子、たつ江)が大好きだった🎵エーデルワイス🎵みかんの花咲く丘、の順でこれら2曲をスマホのユーチューブで聴き、引き続き舞の死後の令和6年元日に発生した能登半島地震の復興応援歌🎵能登の明かりにも耳を傾けたのである。昨秋、愛猫シロ(オーロラレインボー)が車に轢かれて突然死ぬまでは彼女、シロも私と一緒に毎朝、🎵エーデルワイスを最初に🎵みかんの花咲く丘🎵能登の明かりの順で私の傍らに座って聴いてくれていただけに、このところは時としてなぜか、シロに対する申し訳ない気持ちが大きく膨らむ。それだけに、一体全体誰がシロを車で轢いたのかシロの突然の死を、悔しくかつ悲しく思う気持ちは今も全く変わらない。
そして。「エーデルワイス」と「みかんの花咲く丘」は舞が生前、大好きだった歌で晩年の彼女には「わたしが、この世にいなくなったら毎日聴いてよね」と言われていた歌でもある。それだけに、彼女すなわち舞の気持ちを大切に抱きしめて、今なお約束を守り続けている、というわけである。彼女の遺言は何よりも大切かつ忠実に永遠に守り続ける――ただ、それだけのことにほかならないのではあるが。
7日付夕刊は【インドがパキスタン攻撃 「テロ拠点標的」子どもら8人死亡】【ドイツ メルツ新政権発足】【米のカナダ併合再び持論 首脳会談でランプ氏 カーニー氏「売り物ではない」】(中日)【印、パキスタン領攻撃 「テロ組織拠点」標的 多数死傷 報復の連鎖警戒】【米中、週内に貿易協議 スイスで 財務長官と副首相ら】(日経)。
世界は相も変わらず揺れに揺れている。
2025年5月6日
朝から小雨がシトシトシト、トントントンと降っている。
きょうのニュースは。何といっても米ラスベガスのTモバイル・アリーナであった世界スーパーバンタム級主要4団体タイトルマッチで統一王者の井上尚弥(大橋)が世界ボクシング協会(WBA)同級1位の挑戦者ラモン・カルデナス(米国)を8回45秒TKOで下し、4団体の王座防衛に成功。11戦連続KO勝ちで日本選手歴代1位の世界戦勝利数を25(23)に伸ばしたことだといえよう。当然ながら見出しも【井上尚点火 聖地で防衛 8回TKOで世界戦25勝 4団体Sバンタム級 「僕は殴り合いが好きだ」】といったものとなった。
きょうは先日、息子たちが買ってくれたスニーカーを初めてはいて外出したが、車の運転にも適しており、履き心地がとてもよかった。これまでは今は亡き妻たつ江(舞)が10年ほど前に買ってくれたイタリー製バレンチノ2着にこだわって半ばボロボロになっても履き続けていたが、新しい靴は思った以上に履き心地が良く車の運転にもとても快適で気に入ったのである。親思いのこどもたちにはあらためて感謝したい。
このところは、牧すすむさん(作曲家で詩人。ウエブ文学同人誌「熱砂」同人。琴伝流大正琴弦洲会大師範)とそのお弟子さんたちによる能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり(作曲・牧すすむ、作詞・伊神権太、編曲・安本保秋、歌・岡ゆう子)】の現地発表会の準備に追われている。会場は、輪島市のマリンタウンまたは仮設住宅集会所を計画しているが。さて、どうなるか。輪島市では6月7、8の両日、マリンタウンで輪島市民まつりが予定されており、出来ればそのステージで、と既に20分枠の出演希望を申し込んではあるのだが。地元輪島市民による出演希望が殺到。市当局は地元優先の姿勢でいるというだけに、さてどうなるか。
ほかに▽現地までの足を具体的にどうするか▽宿泊先は▽宿泊場所はーなど、これらが最終的に決まるまでは落ち着きようにも、なかなか落ち着きようがないのである。ちなみに、私が頼りとする和倉温泉の「岡田屋」さんでは、まだまだ開業には時間がかかりそう。それにマイクロバスは地震で押しつぶされたままで
開業までにはまだまだ時間がかかりそうだという。
2025年5月5日
【空見上げ ぼくらは進む 2年ぶり能登各地で祭り】(5日付中日1面)とは、分かりやすくてよい見出しだ。きのうに続き、きょうも好天である。
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大型連休後半2日目の4日、全国各地は好天に恵まれ、行楽地は大勢の家族連れらでにぎわった。ー-とは、5日付毎日新聞朝刊1面記事。
そして。きょうは、こどもの日。こどもの数が減っている。新聞はどこも、この点に触れており【子ども44年連続減 1366万人 人口の11%】(中日)【子どもの数 最少1366万人 44年連続減 人口比11.1%】(毎日)との見出しを打っている。
そんな中、七尾のニッポンイチ大きい青柏祭デカ山が2年ぶりに行われた-との報道は世の中全体に活気と元気そして勇気を与えるものと言っていい。一方でこのところ続出している血なまぐさい凶悪犯には胸が痛む。何ということなのか。
七尾の青柏祭デカ山を報じた中日新聞の紙面
このほか、京都では15日に行われる京都三大祭りの一つ「葵(あおい)祭」を前に、祭りのヒロイン「斎王代(さいおうだい)」が心身を清める「御禊(みそぎ)の儀」が上賀茂神社(北区)であり、多くの参拝者が見守る中、十二ひとえを着た斎王代が儀式に臨んだという。
(5月4日)
みどりの日。祝日。日曜日である。連休中で息子たちが、きのうから毎日わが家に来てくれている。わたくしは、といえば、だ。やらねばならぬことが多くて少しバタバタしている。
新聞(中日)は1面トップに【再び緑の大地 ウクライナに プロドローン開発機 地雷除去計画 愛知から飛び立つ】と<みどりの日>にふさわしい話題。ほかに、【米車部品関税25%発動 2年は軽減措置 日本企業など打撃】【「護憲か」「改憲か」憲法78年で集会 首相「自衛隊明記最優先」】【GW浜辺に熱気 亀崎潮干祭】【元交際相手の男逮捕 川崎女性遺体 遺棄疑い認める 当初ストーカー認識なし 県警、被害相談の経緯説明】……といったところか。
午後。家族そろって永正寺永代供養集合墓内にあるおかあさん=伊神たつ江(伊神舞子)、静汐院美舞立詠大姉=のお墓まいり。墓石の前で線香を焚き、花を供え、みんなでそろって手を合わせた。五月のさわやかな風が通りすぎるなか、私たちは能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり】を携帯スマホのユーチューブで演奏、深々と頭を垂れ口ずさみ、手をあわせたのである。
おかあさん(伊神舞子・たつ江)の墓前に花を供える子どもたち
おかあさん(伊神舞子・たつ江)、元気でいますか。こちらはこうして、皆元気でいるから。安心してください、と。この後はいつものようにわが家の土地管理の現状を子どもたちに説明しながら確認して回り、帰りにはピアゴへ。ここで靴二足を長男夫妻にプレゼントで買ってもらい、帰宅した。自分で買うからよい、というのに「僕たちが買うからと長男夫妻が言うので甘えたが、いい子どもたちに恵まれ、本当に幸せでありがたいことだ」と。つくづくそう思ったのである。
夜。ニュースでかつて家族五人で七年過ごした七尾の青柏祭デカ山が映し出されているのを見て画面にくぎ付けとなった。今ではとても懐かしい魚、府中、鍛冶町の3町から出されたニッポンイチ大きいデカ山三台が府中波止場(能登食祭市場・七尾フィッシャーマンズワーフ)を経て大地主(おおとこぬし)神社境内に集結した模様を見、とても懐かしく、かつ嬉しく思ったのである。
なかでも仙対橋での豪快そのものと言っていい〝辻回し〟など健在で、そこにはみな元気いっぱいのにこやかな顔、顔、顔があり、昨年元日に起きた能登半島地震発生に伴う悲しみと苦労など微塵も見せない、感じさせない、たくましい姿があったのである。わたくしは皆元気いっぱいの顔と顔を目の前に安堵で胸をなでおろす自身を感じていた。
(5月3日)
きょうは憲法記念日。デ、中日新聞の1面は【平和とは託される今 憲法施行きょう78年 安易な解釈改憲警鐘□国民的議論が前提 「産婆役」金森徳次郎】の見出しで中身の濃い内容の紙面展開が目立つ。ほかに【第78回中日文化賞決まる ◇免疫ゲノム解析によるがんの免疫制御機構の研究 名古屋大学大学院医学系研究科教授 西川博嘉◇脊椎動物が季節の変化に適応する仕組みの研究 名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所拠点長吉村崇◇時代に応じた女性像を演じ、芸能文化に貢献 俳優竹下景子◇クラシック音楽の女性演奏家として世界的な活躍 バイオリニスト竹澤恭子】も当然ながら関心の深い記事といえよう。
ほかには【対日関税、米は例外難色 2回目閣僚交渉 来月合意目指す】【陥没3カ月遺体搬出 埼玉・八潮不明運転手か 家族「信じられない」】【風力発電羽根落下 秋田 近くで男性死亡、接触か】【川崎の住宅で白骨死体 ストーカー被害の不明女性か】【殺人容疑で再逮捕へ 一宮遺棄「首を両手で絞めた」】など。この世の中、いろいろある。なかでも【式年遷宮始まりのかがり火 伊勢神宮「木本祭」】はいよいよ、社殿を20年に一度新しくしてご神体を移す伊勢神宮の式年遷宮の始まりか、と思うと感慨あらたな気持ちにさせられるのである。同神宮で1300年余り前から続く式年遷宮は新しい社殿にご神体を移す2033年の「遷御」まで、この先約30の祭典や行事が続くのである。
私自身、かつて昭和40年代の後半に新聞社の志摩通信部兼伊勢支局記者として玉砂利の上に日本を代表する人物をお供えする「供奉員担当記者」として遷宮取材に立ち会った経験がある。それだけに、伊勢神宮の式年遷宮は、お伊勢さまの別宮・伊雑の宮のご遷座祭とあわせ、忘れようにも忘れようがない。無事、ご遷座祭が終わるのを、願うほかないのである。
「脱原発社会をめざす文学者の会」ホームページで私が月イチで執筆している文士刮目の48回目【方言に見る能登有情】が公開になった。1人でも多くの皆さまに読んで頂ければ、と思っている。
午後、長男夫妻が、わが家へ。そういえば、五月三日は長男夫妻の結婚記念日。「来年、二十五年になる。銀婚式だよ」の言葉には月日の速さをあらためて感じさせられた。それと、きょうは次男坊の誕生日でもある。思えば、岐阜高島屋が出来てまもないころ、その高島屋のイベント広場で「ちびっこのど自慢」が開かれ、その取材のさなかにポケベルが鳴り出し、北方町内の病院に駆け付けたあの日のことは今も忘れない。その岐阜高島屋も今はないのである。月日の流れと共に人々の人生は、これまた変わっていくのである。
(5月2日)
朝から雨。外ではシトシトと雨の水滴が静かにこの大地に降り注いでいる。
きのうは晴れだった。のに。なんで今日は雨なのか。なんだか、わが心までが寂しくなってくる。
でも、🎵雨が小粒の真珠なら 恋はピンクのバラの花という橋幸夫の歌があるじゃないか、と。もう一人の私が自分自身にささやきかける。🎵別れたくないふたりなら 濡れていこうよ どこまでも どこまでも どこまでも、か。
けさの新聞(中日)1面トップは、【米ウクライナ資源協定 両政府署名、復興へ基金 安全保障の確約なし】。だが、それよりも中日スポーツの1面トップの【三浦プロ初先発 初勝利 ソフトバンクを出て環境変える覚悟「先発するのが目標」新しい世界見た】が、スカッとしてよかった。
(5月1日)
5月がやってきた。5月の風はさわやかで、独特のあじわい深いものだが。きょうの風は、ことさら強い。気持ちがいいというよりも、「風」そのものの中に何か強い意志が感じられる、そんなふうに思われる。なぜだろう。時に頬にあたる風がいつもの「気持ちいい」を通り越し、強ささえ感じられるのはなぜか。なぜだろう。
月が変わって中日新聞の朝刊(1日付)は【米、車関税の軽減表明 部品分還付、重複回避も】【朝令暮改「本丸」も 世界翻弄 トランプ氏「柔軟性だ」】の見出し。そして記事の前文は以下のようなものだったが、その通りである。
――二転三転が続くトランプ米政権の関税政策。今度は「米国第一」の本丸といえる自動車分野で、部品への関税の緩和策を打ち出した。29日に就任100日の節目を迎えたトランプ大統領は「柔軟性だ」というが、世論の反発に押された変節との見方も強い。一貫性に欠けるポピュリズム(大衆迎合主義)の関税砲に、世界は翻弄され続けている。(ワシントン・鈴木龍司、山口哲人)とある。
トランプよ! 何をしているのだーと言いたくなってくる。
ほかに目立った朝刊見出しは【東海道新幹線停電一時運転見合わせ 架線にヘビが接触(JR東海によると、岐阜県大垣市内で、架線にヘビが接触しショートしたのが原因という)】【<救心>竜今季初サヨナラ勝ち 代打カリステ決勝犠飛 六回は代打周平が同点打】【<大リーグ>大谷パパ初アーチ 「いい一本」先頭打者弾】…とドラがなかなか、いい。
そして。夕刊は【自慢の新茶 摘みよんせ 西尾・八十八夜】に【米ウクライナ鉱物協定 署名 米、軍事費回収譲歩 復興へ基金、安保確約はなし】【日銀 政策金利を維持】といったところか。