あぁ~大震災を悼む 笛猫野球人間日記/11月11日

平成二十三年十一月十一日
 本日付中日スポーツによれば、「中日は10日、名古屋から福岡に移動し、ヤフードームで約3時間のナイター練習を行った。」とある。いよいよ、決戦の日があすに迫った。1面見出しも「日本シリーズあす開幕 タカの弱点突け 荒木大島&英智が…走攻撃!! 」となかなかソウ、憎い。戦意を鼓舞する如く、優秀な中ス整理記者の心の内が垣間見られもする。
 ちいさな扱いではあるが。◆落合監督に最優秀監督賞という記事も。「セ・リーグは10日、連盟特別表彰として、球団史上初の2年連続優勝を果たした中日の落合博満監督に最優秀監督賞を贈ると発表した。」というものだ。
 中日新聞本紙の方も<竜が舞う2011 名古屋VS福岡>の連載企画でドラゴンズ・森野将彦内野手の妻美和子さんとソフトバンク・内川聖一外野手の妻翼さんを登場させ、心のうちを紹介。「日本一の笑顔見たい」(森野さん)、「強い絆みんなが主役」(内川さん)と読ませる内容だった。
 なかでも「(打席に入る時のテーマ曲は)親子連れの多い土曜と日曜、祝日は『仮面ライダーオーズ』のテーマソングです。ナゴヤドームであの曲が流れると、うちの子も喜ぶし、近くの席の子たちも歌い始めるし、とっても楽しそうです。」と森野夫人が話せば、内川夫人も「(主人は)きっと二十四時間、野球のことを考えてますよ。試合後に帰宅しても、自分の試合の録画をずっと見てる。私が話しかけても聞こえていないんです。子供みたいでしょ。」となかなか興味深い内容だった。
 夜のNHKニュースで飛び込んできたのが、読売巨人軍の清武球団代表が読売新聞社のワタツネで知られる渡辺恒雄会長に反旗を翻したーとの報道。午後九時のニュースで流された。どうやら、1軍ヘッドコーチの選任に当たってワタツネ氏が一方的に江川卓氏に替えようとしたことに対する造反と見られるが、この勝負、どちらに決着がつくのか。全国の野球ファンの間では、興味津々である。

 【いがみの権太人間日記】
 金曜日だが、事前に休みをとってあり、Mと名古屋港へ。来年五月に乗船予定である世界一周ピースボートの旅で知られるオセアニック号の船内見学のためだ。年内でいまの仕事をやめ、本格的な執筆活動に入る、その前哨戦としてピースボートに乗って、東日本の被災地も含めた世界の人々に、海から「海を感じる心」を発信したい、ためである。元々、ピースボートはMが私の定年後に行きたいと言っていたので申し込んだわけだが、いざその段になって「あなた、一人で行かなければ、いいものは書けないよ」と言われ、今回は一人旅をするつもりだ。
 きょうは船内で私の、ある構想を女性スタッフに話しておいたが、明らかにする時期がきたら、世間に幅広くこの“いがみの権太の人間日記”などを通して明らかにしていきたい、と思っている。
 私自身、現役時代に国内の事件発生現場には北は北海道から南は沖縄まで誰よりも多く取材で訪れてはいる。が、海外となると、シンガポール、台湾、韓国、中国(奉天、大連、上海)、トルコ、アメリカ西海岸、フランス、オランダ、ハワイ…など、それも取材や僅かな休みを利用していく程度で、まだまだ世界市民としての資格はない。だから、まずはピースボートに乗り、世界をあらかた見た上で私なりに国内外に挑む文学を打ち立てたい、そんな気持ちでいる。
 ところで、きょうは、平成十一年十一月十一日。なんでも日本では鮭の日、中国では“大独身の日”だそうだ。東日本大震災が三月十一日の午後二時四十六分に起きてから、丸八ヵ月になる。

 【きょうの1番ニュース】私よりもMが待ちに待っていたオセアニック号の船内見学は無事終わった。朝早く、江南の自宅を出て金山から地下鉄臨港線に乗り、名古屋港へ。あいにくの雨にMは「どこかに、雨男がいるからよ。私が出かける時は、いつだって晴れるのに。あなたのせいだわ」と一方的に私をにらんできた。
 「オレとおまえのコンビなのだから、雨が降ったんだよ。オレは“シェルプールの雨”、恋の雨だと思っているのだから」と私。「これからは、ナ。おまえはオレの娘、長女ということにするから、娘らしくしていてくれ」。船内では、あちらこちらで互いにはぐれそうになる、などまさにこれぞ珍道中であった。

☆「脱原発考・食の現場から 給食どう守る 松本市 食材を放射性検査」、「SL 復興けん引 石巻 震災8カ月」、「お市自筆の? 手紙発見 日本で唯一『価値ある史料』」(11日付、中日朝刊)
 「被災地に虹 つながる絆 南三陸町 大震災8カ月」、「福島産花火中止の日進市 交流 大輪の花咲け 市民まつり 川俣の特産品 販売へ」、「竜が舞う2011 ドアラクールに熱く なにかしら頑張る 一問一答・プレッシャー感じてる」(11日付、中日夕刊)