詩「 約束」

〝指切りげんまん ウソついたら針千本の~ます〟
 子供の頃 よく口にしたっけな
 でも 守れなかった約束なんて山程ある
〝針千本の~ます〟 か……

 考えてみれば 夢とか希望  それも約束のうち
 自分が自分と交わす約束なんだね
 幼い頃のあのかわいい夢も
 大人になって見る夢 そして希望も全部ぜ~んぶ約束
 だ

 指を切るのは痛いし 針千本は飲みたくない
 ましてげんまん 拳の1万回なんてとんでもない話し
 となれば 自分との約束だってしっかり守らなきゃ~
 いくつになっても夢は持てるし 希望だって
 そう 希望は人生の道灯りさ

〝指切りげんまん ウソついたら針千本の~ます〟
 まだまだやれそうな気がするな ハハハ

                弦洲
        ☆        ☆

【同時掲載】詩人牧すすむ=琴伝流大正琴大師範、弦洲会会主=自筆による詩「約束」(記念誌『三十回~そして未来へ~弦洲』の~詩のページ~から)
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