詩「 約束」
〝指切りげんまん ウソついたら針千本の~ます〟
子供の頃 よく口にしたっけな
でも 守れなかった約束なんて山程ある
〝針千本の~ます〟 か……
考えてみれば 夢とか希望 それも約束のうち
自分が自分と交わす約束なんだね
幼い頃のあのかわいい夢も
大人になって見る夢 そして希望も全部ぜ~んぶ約束
だ
指を切るのは痛いし 針千本は飲みたくない
ましてげんまん 拳の1万回なんてとんでもない話し
となれば 自分との約束だってしっかり守らなきゃ~
いくつになっても夢は持てるし 希望だって
そう 希望は人生の道灯りさ
〝指切りげんまん ウソついたら針千本の~ます〟
まだまだやれそうな気がするな ハハハ
弦洲
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【同時掲載】詩人牧すすむ=琴伝流大正琴大師範、弦洲会会主=自筆による詩「約束」(記念誌『三十回~そして未来へ~弦洲』の~詩のページ~から)