一匹文士、伊神権太がゆく人生そぞろ歩き(2025年9月~)
2025年9月8日
本日付の夕刊は【茂木、林氏が出馬意向 自民 総裁選準備加速 高市、小泉、小林氏ら軸か】【未明に赤黒く3年ぶり皆既月食】(中日)【自民党員「再建に注力を」 首相退陣表明、落胆と安堵】(日経)といったところか。
政界や皆既月食の話しもよいが。やはり私は本日付中日新聞の夕刊軟派トップ【夫婦91歳 万感の富士 美濃「山登り人生の総仕上げ」 2人で名峰踏破 今後は低山】が一番心にグサリとくる紙面で文句なしにイッチバ~ンなのである。政界のゴタゴタ劇もそれはそれなりに関心大ではあるのだが。やはり、ニンゲンたるもの、虚構もありがちな政治舞台よりも【真の人間ドラマ】には、かなわないのである。
<夫婦91歳 万感の富士>の活字が躍った8日付の中日新聞夕刊
朝刊の方は、【石破首相退陣へ 総裁選要求が拡大 続投一転「関税交渉、一区切り」】【牧之原の突風 竜巻と認定 静岡知事視察 近く停電解消へ】【三重知事に一見氏再選】(中日)……と、いろいろだ。
(9月7日)
日曜日。この日夕、石破茂首相(自民党総裁)が首相官邸で臨時の記者会見を開き、退陣する意向を表明。来るべき時がいよいよ、来たーということか。石破首相は7月の参院選での自民党大敗で求心力を失ったばかりか、自民党内で閣内を含む党所属国会議員や地方組織に総裁選の前倒し要求が拡大するなか、堪忍袋の緒が切れて。続投を断念。辞任判断のタイミングについては「日米関税交渉にひとつの区切りがついたので」と説明した。
そして。もうひとつの大きなニュースは、だ。ドラゴンズファンの私としては、なんとも悔しいことではあるのだが。この日、甲子園球場で阪神―広島23回戦が行われ、阪神が2-0で勝って2年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を達成したことか。
(9月6日)
土曜日。名古屋の名駅近くウインク愛知5階小ホールであった「ラララダンス発表会」に出向く。社交ダンスのアマチュアデモンストレーション第1部若ちゃんTグループの1メンバーとして出演、タンゴを社交ダンス仲間の中でも大先輩と言っていい〝悦ちゃん〟と共に踊ってきた。2度、踊ったが1回目はまずまず、うまくこなせたのだが。2度目はなぜか、わたしの幼稚さが随所で、まるで赤ちゃんの踊りの如く露見してしまい、うまくおどれず少し残念で、相方の〝悦ちゃん〟には大変申し訳ない気がしたのである。今回の彼女は胸の手術を克服しての力演だっただけに、見事な演技の数々は「お見事でした」の一言に尽きるすばらしいものであった。それに引き換え、私の演技は華麗とまでは、とてもいかない。まだまだ努力せねば、と思った次第である。
でも、何はともあれ、だ。こうして社交ダンスを続けること自体が今は亡き妻伊神舞子との約束を守り、私自身の健康維持にもそれ相応に少しは役立っているので「まッ、これでイイか。うまく踊れなくても仕方あるまい。良しとしよう」と思っている。いずれにせよ、帰宅して亡き妻の遺影と仏(静汐院美舞立詠大姉)の前に座り「社交ダンス、行って来たよ。相変わらず、うまく踊れなかったよ」との報告をした時には、心からホッとした。
それにしても、だ。毎度思うことではあるのだが。わたくし以外の出演者はどなたも、かなりうまい。ホントに華麗かつ楽しそうで、どの方も、蝶が大空を舞うように美しく、見事なものだな、とあらためてつくづく思った次第である。
名古屋で催されたラララダンス発表会の1場面
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【悠仁さま「加冠の儀」 男性皇族成年式40年ぶり】【崩れた土壁必死の救助 アフガン地震1週間 支援届かず野外で寝起き】【使用済み核燃料 原発内保管厳戒 電力各社、搬出先確保に躍起】とは、本日6日付の中日新聞夕刊の報道である。
(9月5日)
「東海線状降水帯恐れ 台風15号(見出し) 台風15号が4日午前、鹿児島県・奄美大島の東で発生し、午後にかけて九州東側の沿岸付近を北寄りに進み、四国にかなり接近した。上陸する恐れがある。台風は今後、進路を東寄りに変えて5日にかけて西日本から東日本の太平洋側を進む見込み。」とは、けさの中日新聞1面の見出しと本文記事。
台風一過の話ではあるのだが。台風は幸い、静岡県下の被害に比べたら、尾張地方の方は被害も少なく、無事、通り過ぎホッとした、といったところか。午後、社交ダンスのレッスンで一宮のスポーツ文化会館へ。ちょっとハードではあったが。あす名駅近くウインク愛知で開かれるラララダンス発表会出演を前にしてタンゴやジルバのレッスンに挑んだ。レッスンから帰ると、NHKラジオのニュースがわが耳に。歌手のあの橋幸夫さんが亡くなったという。82歳だった。潮来笠や雨の中のふたり、霧氷、吉永小百合さんとデュエットで歌った🎵いつでも夢を-など。わが青春時代に何度も何度も口ずさんだことがあるだけに、橋さんの死は、とても残念な気がしたのである。惜しいな、と思った。お疲れさまでした。橋さん。
私が「脱原発社会をめざす文学者の会」で執筆している文士刮目の連載52回目【傷だらけの〝極端社会〟到来に言葉(表現)の大切さを思う なぜ?】を読んで頂けたら、と思う。同文学者の会ホームページのアドレスは次のとおりなので、ぜひ読んでほしく願っている。
文学者の会のアドレス https://dgp-bungaku.com
★能登地震死者656人に、とは本日付の中日新聞朝刊で「石川県は3日、能登半島地震の影響で心身に負荷がかかり亡くなった災害関連死が新たに3人認定されたと発表した。地震の死者は石川、新潟、富山3県で累計656人となった。新たに認定されたのは輪島市、珠洲市、能登町の各1人。珠洲市の80代女性はくも膜下出血で、能登町の80代男性は脳梗塞で亡くなり、それぞれ災害との因果関係が認められた。」としている。
(9月4日)
木曜日。にゃんにゃん、にゃんこのにゃんこちゃん。すなわち半野良タンゴ、こすも・ここ3世は、きょうも朝、律儀にもかわいい顔を私に見せてくれた。当然ながら、いっぱいの食事とお水を与える。
【中ロ朝北京で結束誇示 3首脳同席 抗日軍事パレード】【麻生氏 総裁選前倒し賛成 自民新たに3副大臣らも】【新浪氏潔白を主張 サントリー会長辞任 同友会活動は自粛】(いずれも中日)など。けさも新聞紙面ではアレヤコレヤと報じられている。
けれど私にとっての一番にうれしいニュースは中日新聞スポーツ面のトップ記事【<球心>中日5―2阪神 細川決勝3ラン 竜打めきめき反発力 五回に逆転劇六回は昴弥1号】【逆転ストッパー大野9勝】にほかならない。弱いながらも、時に思い出したように本来の力を発揮してくれる、そんな中日ドラゴンズがごくごくたまに見せてくれる強いドラゴンズ、〝晴れ姿〟なのである。
今は亡きマイ(伊神舞子)が買ってくれた片方が真っ白だった眼鏡のフレームが年月の重みに耐えかねてか、壊れてしまったので先日、この眼鏡を購入した扶桑のイーオンに出向き「サングラスのレンズはそのまま残し、フレームだけを替えてほしい」と注文すると、シンズを丁寧にふいてくださったうえ新しいフレームを探して付け替えてくださったので昨日から、その眼鏡をかけている。
雑談するうち、店主の奥さまが能登半島突端の珠洲市のお方だと知り、思いがけず話が弾んだ。私自身も家族5人で能登半島に7年間、住んでいたことがあるだけに、アレヤコレヤと話が弾んだ。そういえば、私が能登半島在職当時、珠洲の方々の新刊購入率は全国でもトップクラスで、当時そのことをニュースにしたことなどで話が弾ん。能登の人たちはどこにいっても🎵能登はやさしや 土までも……で本当に良い方ばかりなのである。
(9月3日)
【マダニ感染症全国に拡大 中部9県でも最多 肌露出減らし対策を】【自民 森山氏ら四役辞意 両院議員総会 首相は当面続投 総括「解党的出直し」】【サントリー新浪会長辞任 違法サプリ購入疑い捜査】【中ロ首脳「抗日戦勝」誇示 北京で会談 歴史問題巡り共闘 正恩氏が中国入り】……(いずれも中日3日付朝刊)と、いろいろある。
ウエブ文学同人誌「熱砂」紙面で書き進めてきた随時連載小説【能登よ のと ―おかあさん】を9まで書いたので読者のみなさまにはぜひとも読んでほしく願う。
熱砂紙面=https://www.nessa.jp=のウエブ作品集またはインターネットで「能登よ のと ―おかあさん」と検索して頂けたら、連載小説が画面に現れ、読めますので読者のみなさまには、ぜひ読んで頂けたら、と願っている。
(9月2日)
富山市八尾町の「おわら風の盆」がきのう1日から始まった。のびやかな胡弓と三味の音(ね)。編みがさを目深にかぶった男女の踊り手たちの魔法にでもかけられたような、そんな手や足、全身のしぐさに合わせ「時」は流れ、八尾ならではの踊りと胡弓の調べが延々と流れたのである。
立春から210日。二百十日の風を全身と両の手、足のしぐさで封じ、五穀豊穣を祈る伝統の風の盆踊りで、江戸時代から300年以上続いている。わたくし自身、取材も兼ねて、かつて現地を何度か訪れ、踊りの輪に加わった体験がある。それだけに、いろんなことが思い出され、かつ忘れられないあの胡弓の調べと踊りである。
この、八尾の風の盆踊りはいわば、二百十日となり、迫りくる風を切り裂いて退散させようと言うものだけに、あの調べと踊り、編み笠(すげがさ)は生涯、忘れることが出来ない。というわけで、ことしもまた、あの八尾の【おわら風の盆り】がやってきたのである。3日まで。
【平均最高気温猛暑日数 右肩上がり 暑い名古屋昔より過酷 識者「身体への負荷2~3倍 平均気温最高に 全国6~8月】【アフガンM6.0 800人超死亡 東部2800人負傷、救助続く 防災の日南海トラフ想定訓練】など。世界は相も変わらず、いろいろである。
(9月1日)
1923年に死者・行方不明者合わせて約10万人が出た関東大震災が発生したその日、9月1日、防災の日である。【名古屋40.0度 夏休み最終日史上2位の暑さに】【防災計画39%見直し 南海トラフ津波想定自治体 自主避難所、組織の整備急ぐ】【中部も備え進む 志摩市「市民への周知課題」】【クマ銃猟市中で可能に 被害最多水準 改正法きょう施行】とは、本日付の中日新聞である。
ほかには【イチローさん殿堂表彰 バンテリンDで式典 女子選抜と試合】【「十字架軽くなり、前向きに」前川さん再審無罪1カ月 薬物依存者回復の場所を】【グライダー墜落、死亡 埼玉・熊谷 慶応大機の女性か】(中日)といろいろである。
関東大震災は1923年9月1日の正午2分前に起きた。死者・行方不明者は約10万5千人。阪神大震災(関連死を含め約6400人)、東日本大震災(同約2万2千人)を上回る大被害だった。―とは、本日付の中日新聞夕刊の【夕歩道】。夕刊は、ほかに【静岡・伊東市長不信任可決 学歴問題で全会一致 刑事告発も議決】。静岡県伊東市議会は1日開かれ、学歴詐称を指摘されている田久保真紀市長に対する不信任決議を全会一致で可決した。