一匹文士伊神権太がゆく人生そぞろ歩き(2025年4月~)
2025年4月14日
月曜日である。きょうの新聞は、大阪万博に熊本地震その後、そして米のトランプ関税といったところか。これを新聞の見出しで追いかければ【大阪万博開幕 きたぞ、夢の半年 万博おばあちゃん 展示楽しみ「毎日行く」】(中日)【熊本地震きょう9年 救急出動に優先順4割 災害時通報内容で判断 本紙調査】(毎日)【米関税「生活に影響」84% 世論調査 現金給付に反対55%】(毎日)となるのである。
午後。買い物に出かけようと外に出ると、今は亡き愛猫シロとコンビを組んでいたタンゴちゃん(2代目コスモ・ここ)が寂しげにひとり自宅近く道路の端をとぼとぼと歩いていたので「タンゴ。タンゴ」と呼ぶと足を止め、私の方を見ると少しだけ近づいて立ち止まったあと、再び歩いていずこかへ、と消えた。
どうやらどこか目的地があって【そこ】に向かって歩いていくような、そんな気がした。ただそれだけのことでは、あるのだが。「タンゴ、車に気をつけるのだよ。はねられて死んだりしちゃ、ダメだよ」と私。タンゴはいったん足を止めはしたものの「わかっているから。心配しないで」といった顔をしてどこか目的地があるらしく、そちらに向かってとぼとぼと歩いていったのである。
「いいね。くれぐれも気をつけるのだよ」と私。
昨夜のNHKスペシャル【シリーズ未完のバトン1100兆円・国債の行方 財務相中枢の密着ルポ 世界の投資家どう動く】が大変、勉強になった。なぜか、学生時代に財政投融資のゼミを取っていたことを思い出した。はるか昔の話である。
2025年4月13日
日曜日。雨、雨、雨の日だ。いつもなら、自宅にまで聴こえてくる、こどもたちの神輿を担いで声をあげる〝ワッショイ、ワッショイ〟が一向に聞こえてこない。それに、きょうは朝から雨、雨、雨である。やはり、天気には勝てないということか。残念無念ではあるが。仕方ないか。
この日、大阪・関西万博が人工島・夢洲(ゆめしま)=大阪市此花区=で開幕。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに158の国・地域を一堂に10月13日まで開かれ、期間中は2820万人の来場を見込むという。大規模な万博の国内開催は2005年の愛知万博いらい20年ぶりとなる。大阪府では1970年の大阪万博に続き、55年ぶりの開催となった。今回の万博会場は、1周約2㌔の大屋根リングが中心を囲み「多様でありながら、ひとつ」の理念を体現していくという。
日本国際博覧会協会(万博協会)によれば、12日現在、158の国・地域の海外館は、内装工事が終わっておらず、5カ国が当分の間、まだ開館できないという。5カ国はネパール、インド、チリ、ベトナム、ブルネイだという。というわけで、【未完の万博きょう開幕 大阪55年ぶり 165カ国・地域・機関 開会式に1300人】(13日付毎日朝刊見出し)ということらしい。
2025年4月12日
土曜日。朝から私が住む、ここ愛知県江南市の古知野神社祭礼(4月13日)に伴う花霞の祭り本部設営の労力奉仕に一役。少しというか、だいぶ疲れた。当初、「8時20分ごろに法被をきて少しだけ顔を出して頂けたら、それでよいです」との話だったが、ことしは私たちが住む花霞の3組(わが家は3組2班)が祭りの担当組ということなので、わたくしだけがすぐ帰宅するわけにもいかず、結局のところは、祭り本部の設営に最後まで協力。10分そこそこで帰るつもりがちょっとした労力奉仕とあいなったのである。でも仕方ないか。ヤレヤレといおうか。地域住民ひとつ心になっての、皆さんの熱心かつ、あくなき労力奉仕には感心させられたのである。
みんなの力で立派に出来上がった花霞町の祭壇
こども神輿づくりも進んだ
こういう時、いつも思うのは。今は亡きわが妻たつ江(伊神舞子)が傍にいてくれたら、との思いである。第一、彼女が居れば任せておくだけでよかった。ということは、いかにわたくしが、それだけ負担をかけていたか、という証明でもある。今になって反省したところで、どうにもならないのだが。これまた事実である。
新聞の方は相変わらず【米、対中追加関税計145% 中国は報復125%に引き上げ】(毎日12日付朝刊)【非関税障壁・投資含め協議 首相 日米電話会談で提案 赤沢担当相17日にも交渉】【中国 対米報復125%に上げ】【米原遺体犯人像見えず 垂井の女性被害、首にタオル 発覚から10日 「恨み買う人じゃない」同級生ら無念にじませ】【遺体を取り違え火葬 西枇杷島署 遺族に引き渡す前】(中日12日付朝刊)といった活字が躍る。
そして。中日の本日12日付の夕刊に【<能登だより 希望の桜>樹齢90年 力強く咲く 穴水・能登鹿島駅】。【今度は「95%をAIが書きました」 芥川賞作家九段理江さん 小説「影の雨」執筆過程も公表】。
(4月11日)
名古屋からの帰り。わたくしは空に向かって恥ずかしげもなく、またしても「きょうは新聞社に行ってきたよ」と話しかける。空とは舞、たつ江のことである。そして。通りすがりの人を見て、皆それぞれに懸命に生きているのだな、とつくづく思う。
この世には悪い人なぞ、誰ひとりとしていない。トランプさんもプーチンさんも、石破さんも、だ。なのに。なぜ、人間と人間が憎しみあうことになるのか。相互関税なぞというものを付け合うのか。私にはそこが分からない。その一方でガザしかり。ウクライナしかり。ミャンマーしかり、だ。み~んな温かく心やさしい良い人たちばかりなのに、だ。なぜ、戦争というものを続けるのか。そこが分からないのである。
きょうは久しぶりに新聞社に出向いた。中日新聞社員のOBから成る「社友会」の総会があったためだ。たつ江聞いているか。シロちゃん(オーロラレインボー)も、だ。そして。行ったら、懐かしい人びと、かつての先輩記者や同僚、同期、後輩の仲間たちにもお会いすることが出来たのである。そして だ。たつ江、舞。聞いているか。
デ、話しを本日の社友会の方に移してみる、とだ。いつの日も平和の使者、すなわち伝導者であり続ける岩崎さん、潜水泳法記者だったことを知る人ぞ知る<松ちゃん>、松本支局の大先輩でサツ回りの基本を教えて頂いた今は亡きタケさんの娘さんで本社電話交換手だったうら若き女性といつのまにやら恋に落ち、限りなき愛を育んだその記者にも、たまたまお会いすることが出来たのである。
そして。社友会の席上ではボクらの同期でたまたま、ひとつ年上の亀山平八朗氏が傘寿代表として謝辞を述べたが、その内容がまたとても簡潔かつ明瞭で良かったナーとつくづく思ったしだいである。
(4月10日)
春だというのに。きょうは少し肌寒い。トランプ関税が世界を吹き荒れるなか、大阪では関西万博開幕を13日に控え会場が報道陣に公開された。
カリブ海のドミニカ共和国の首都サントドミンゴで8日、ナイトクラブの屋根が崩れ、少なくとも124人が死亡、155人が負傷した事故。犠牲者の中にはプロ野球中日ドラゴンズなどで活躍し本塁打王や打点王、首位打者にも輝いたトニ・ブランコ元選手も含まれており、新たなる涙を誘っている。長崎県・壱岐島沖で3人が死亡した医療搬送用のヘリコプター事故で唐津海上保安部が9日、業務上過失致死傷と航空危険行為処罰法違反の疑いで運航会社のエス・ジー・シー佐賀航空(佐賀市)を家宅捜索し、資料を押収。さらには【SA(サービスエリア)で運転交代後に事故 広末涼子容疑者】……と相も変わらず、あれやこれやと不幸なニュースが多い。
そんな中、全国の書店員が投票で「一番売りたい本」を選ぶ2025年本屋大賞が9日発表され、阿部暁子さん(39)の小説「カフカ」(講談社)が選ばれた、との話題は明るい話といえよう。
(4月9日)
午前中、眼医者さんへ。眼圧は右が22、左が16で、まずまずだった。ただ「右が少し弱いので、その点だけ自覚するように」とは医師からの助言である。正直言って、ここ1週間ほどは睡眠時間を削っての執筆が連日続き、目を酷使してきた。それだけに、さもありなんか。今後は出来るだけわが目、特に医師が指摘するとおり右目を大切にせねばーと思った次第である。
大阪の友から後藤又兵衛ゆかりの【本郷の又兵衛桜】の写真がメールで送られてきたが、それはそれは見事な桜であった。何よりもカメラ目線がよい。たまたま、この日は中日新聞朝刊で岐阜県本巣市の国天然記念物「淡墨桜(うすずみざくら)が見ごろを迎えた、との報道もあり、桜に対する郷愁のようなものが感じられたのは、なぜなのだろう。又兵衛桜には又兵衛桜の、淡墨桜には淡墨桜の味わいがある。それだけに、なんだか郷愁の如き桜の世界に連れられて行ったような、そんな気がしたのも事実である。
「なんと美しい」。身も心も洗われ、
この世のものとは思われない又兵衛桜と案内板
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9日付夕刊は相変わらず【米、対日関税24%発動へ 第2弾 中国は累計104%に 70カ国が交渉打診】【NY株、連日乱高下 1400㌦高一転、終値320㌦安】【日経平均一時1300超安】(日経)【米「相互関税」第2弾 日本は24%、午後発動】【東証一時3万2000円割れ 大幅反落、荒い値動き続く】(中日)といった具合。このトランプショック、最終的にはどう落ち着くのか。興味あるところだ。
本日付の中日夕刊軟派に【<戦後80年昭和100年> 津で最高齢男性記者と一杯 108歳 人生の晩酌 戦死の弟生きていたら… 何でも食べる。長生きをしたい】と味な記事。その一方では【クラブ崩落79人死亡 ドミニカ共和国 元中日・ブランコ氏も】の記事も。ブランコは今は亡きたつ江が大のファンでドームでブランコさんと対面、握手をされた時など舞が大喜びだった、あの日のことが思い出される。これまた。忘却のかなたか。
(4月8日)
きょうは天上天下(てんじょうてんげ)唯我独尊の日。お釈迦さまの誕生日。4月8日である。ちいさなころ。ふるさと和田の家々やお地蔵さんをガキ大将となり、みんなでトコトン歩き回って、お地蔵さんの顔に甘茶を懸けてまわったあのなつかしの、郷愁ともいえる、幼き日々が思い出される。行き先でおかしをもらえるのが何よりうれしかった。
市役所会計課に出向き、固定資産税と都市計画税の全額をエイ、ヤアーッと支払う。毎年のことだが、やれやれで、肩の荷が取れた思いである。
このところのニュースを新聞の見出しから列挙してみる。ざあっと次のとおりだ。
―【両陛下 初の硫黄島慰霊】【ETC38時間ぶり復旧。8都県100カ所超 応急作業完了 同時多発は「想定外」レーン開放 判断に半日】【関税ショック東証2644円安 史上3番目の下げ幅 一時3万1000円割れ】【首相トランプ氏と電話会談 担当閣僚指名、協議継続】【ヘリ緊急宣言確認されず 長崎墜落の可能性死亡3人に】【旧統一教会が即時抗告 解散命令不服、高裁審理へ】【大和沈没80年 鹿児島で慰霊祭】…。
けさ。2代目こすも・ここ(愛称はタンゴ)が現れたので食事を与える。気のせいか、私たちの愛猫だったシロちゃん(オーロラレインボー)の死後、少し瘠せた気がするのだが。大丈夫だろうか。先日、能登半島の門前で購入した雪割草2鉢。けさもお水を与えたあと、窓辺の陽当たりの良い場所に置く。
(4月7日)
月曜日である。ゴミ出しをし、新聞を読み、今は亡きたつ江(伊神舞子)が大好きだった【エーデルワイス】と【みかんの花咲く丘】、そして。たつ江の死後誕生した能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり】をスマホで聞き、きょうもいつもの悲しい朝が始まった。
でも、昨年の秋、愛猫シロちゃん(オ―ロラレインボー)が交通事故死してからは毎朝、このシロちゃんとたつ江の遺影を前に私だけが一人でこの3曲を聞くという、そんな悲しい毎日が続いているのである。というわけで、シロが元気でいたころ彼女と共に、これら3曲に耳を傾けたあの日々を思うと、ついつい寂しくて、歌いながら溢れ出る涙を止めようがない。
シロよ。シロ、シロ。シロちゃん、ごめんねーと何度謝ってみたところで足りるものでもない。あぁ。これを悲しみというのか。と、そんなことを思いつつこれら3曲を歌うと、またしてもボクの心に潜む涙くんたちが流れてしまうのである。
デ、な・み・だくん。さようなら、と。心から言いたい。叫びたいのに、だ。あ~あ、と。思わず、ため息が出てしまう。私は、そんな不幸のど真ん中を泳いでいるのか。いやいや、そうでもあるまい。まだまだかけがえなき、多くの心やさしき人びとに励まされ、元気づけられて生きているのである。
ついつい悲しく、めめしい話になってしまったが。けさのラジオニュースによれば、能登半島の穴水―七尾間を走る「のと鉄道」で観光列車が復活したという。こちらの方は、とてもめでたい話である。
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【新型コロナの緊急事態宣言が初めて発令されたのは5年前、2020年の4月7日。長く陰鬱なコロナ禍が始まり、経済は一気に冷え込んでいった。その悪夢の記憶がようやく薄れてきたのに…。】とは、中日新聞の本日7日付の夕刊「夕歩道」氏。
夕歩道は、さらに【今年もまた、冬に向かうような春に。世界同時株安の由。米株式市場は先週末、5年前に新型コロナウイルスが広がった際の混乱以来の下げ幅を記録し、週明けの東京株式市場も大幅続落という。/緊急事態と言うべき状況に直面しているわけだが、目に見えぬウイルスに振り回されたコロナ禍とは異なり、今回の混乱は震源地が明白。トランプ関税禍の拡大を阻止するワクチンを一日も早く。】と続いていたが、まさにそのとおりだ。
人間のすることは、愚かなことばかりなのか。いやいや、そうではない-と言いたいところなのだが。やはり、自分で自分の首を絞めていると思われでも仕方がない。トランプ米大統領は一体全体、何を考えているのか。世界を悪化させるために大統領になったのか、と。正したい。
(4月6日)
日曜日である。【米「相互関税」10%発動 世界一律第1弾 NY株2200㌦超安】【首相、電話会談「週内に」 米関税巡りトランプ氏と】【福島第1処理水でヒラメ飼育終了 「トリチウム 生物内で濃縮されず」】といった見出しのなかで、【城下絢爛 犬山祭開幕】の見出しがなぜか、私たちの気持ちをホッとなごませる(いずれも同日付の中日新聞)のは、なぜか。
「愛知県犬山市の城下町で5日、江戸時代初期の1635年から続く伝統行事「犬山祭」が開幕した-という記事で、「満開を迎えた桜のなか、絢爛豪華な13両の車山(やま)が城下町を巡行。提灯に灯がともった夜は、幻想的な姿が訪れた人を楽しませた。祭りは6日もある。」といった内容である。
きょうの未明、中日本高速道路の管内でETCのシステム障害が発生。高速道でのETCの利用が出来なくなった。システム障害は東京、神奈川、静岡、三重、愛知、岐阜などの広範囲に及んでおり、正午現在、復旧のめどはたっていないという。まったくもって、この世は一体いつなんどき何が起きるか知れたものでない。高速道で立ち往生している人々のことを思うと、こちらまでナンダカ胸苦しくなってしまう。一刻も早い復旧を願うほかない。
私が所属する「脱原発社会をめざす文学者の会」からの要請もあって「文学者の会ホームページ」の土俵に月イチで書き続けている私の連載・文士刮目の第47回【気楽に10万円なんて 首相商品券に異議あり】が公開された。1人でも多くの方々に読んで頂ければ、と願っている。
アドレスは以下のとおり。
http://dgp-bungaku.com
(4月5日)
午後、執筆の合間を縫って隣町のMEGAドン・キホーテUNY大口店へ。ここで軽い食事と買い物をしたあと、すぐそばの桜の名所で知られる五条川堤へ。今は亡き妻たつ江(伊神舞子)と毎年春の桜のころになると決まってともに歩いた五条川の桜堤を、歩いてみた。歩きながら、心の中で「ことしも桜たちはみ~んな、美しく咲いているよ。俺ばっかりが見て、ごめん」と言いながら桜堤をどこまでも歩いたのである。
五条川堤に咲いた桜の花々
そして。そこには、歩きながら自ずと「元気でいるか」とついつい何度も立ち止まり、花々と清流、空に向かって語りかける私がいたのである。
桜といえば、だ。ほかに家族で毎春、招かれた三重県志摩郡阿児町の「志摩老人ホーム桜の会」はじめ、岐阜は根尾村の淡墨桜、愛知は小牧山の桜、能登半島は七尾の小丸山公園のそれなど。一つひとつが懐かしい思い出となって、わが身に迫ってくる。そんな私たち家族にとって貴重な思い出の数々がある桜たちを忘れるわけにはいかない。
(4月4日)
韓国の憲法裁判所は4日、「非常戒厳」宣言を巡って弾劾訴追された尹錫悦(ユンソンニョル)大統領に対し、罷免する決定を言い渡した。韓国大統領が罷免されるのは、2017年の朴槿恵(パククネ)氏に続き2人目。尹氏は即時失職し、60日以内に大統領選が行われる。というわけで、本日付の中日夕刊1面見出しは【尹大統領罷免 韓国憲法裁、戒厳巡り 即時失職60日以内に選挙】というもの。ほかに1面見出しは【東証続落3万4000円割れ 関税懸念 米欧日株安の連鎖】【ステランティス900人を一時解雇 米国内、車関税発動で】、ほかには【最速の戦い 心躍る FⅠ日本GP開幕】というものだった。
2025年4月3日
きょうは、わが家。家庭での花の特集、写真グラフで。息子の花の作法にはほとほと感心している。わが家のあちこちで煌めくそんな花の数々。これも今は亡きおふくろ、そしておかあさん(たつ江)と愛猫シロ(オーロラレインボー)への限りなき思いと愛があればこそ、である。
というわけで、春でもあり、そんな花の数々を写真グラフとして紹介させていただく。
おふくろとたつ江(伊神舞子)=2階寝室一角
食卓には、いつも満開の花が供えられている
花々は、裏庭の亡きシロちゃんたちのお墓にも
仏壇横を彩る花々
最近は、窓辺に鉢植えの雪割草が誕生
(4月2日)
能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり】コンサート(発表会)の件で、輪島市の安本保秋さんはじめ、作曲者である牧すすむさん、歌手岡ゆう子さんの事務所・パインミュージックプロダクションの岡ゆう子さん担当スタッフ・市瀬和敏さんら関係者と何度も電話で話し合い、能登半島復興コンサートをいつにするか-についてアレヤコレヤ話し合う。
どんな形になるか、はまだまだ未定ではあるが。私としては、歌いたい方々にステージに上がっていただき、みんなで歌うそんな場も設けられたら、と思っている。こんごアレヤコレヤと準備を進めなければならないが。なんとか、この山を無事、乗り越えなければ-と思っている。
× × ×
☆ ☆ ☆
【「ネットゲームで口論」 一宮・女子高校生遺棄容疑の男逮捕 包丁で刺したと供述 「話し相手頼れる先輩」容疑者知人】【繁華街「車飛んできた」栄・暴走事故 速度落とさず歩道に】(いずれも中日朝刊見出し)など。相も変わらず悲しい話、事件や事故が相次いでいる。なんたることよ。人々は悲しみのカーペットを歩いているのか。世の中、幸せで明るいことが先決である。
ほかには【坂本選手2億4000万円の申告漏れ 東京国税指摘1億円追徴か】が気になる夕刊(中日)記事といえようか。坂本選手とは、プロ野球巨人の坂本勇人選手(36)のことである。人生いろいろ。人もいろいろか。
(4月1日)
エープリルフール。はるかかなた昔。新聞社のデスク長時代には、この日の前日、すなわち3月31日が近づくと「ことしも4月1日付特報紙面をどうしたら真実らしく、読者がアッと驚くような高貴な紙面としてお手元にお届けできるかーとみんなで知恵を寄せ合ったものである。そう。ありもしない、大ニュースをさも本当の、事実のように読者に伝えるかーを巡って皆で知恵を寄せ考え合ったものである。今は、どうしているか-は、知らないが。まさか【中居氏「性暴力」認定】は、嘘っぱちではなく、この記事は、事実である。今の世の中、これほどまでにおちぶれている。その証拠とでもいえようか。なんとも情けない世の中になったものである。
そして。けさ4月1日付の中日新聞1面見出しは昨日の夕刊を引き継ぐ形で【南海トラフ死者最大29.8万人 内閣府新想定 対策進まず微減 一人一人考え行動を】を1面トップに、他の記事は【過去最大115兆円予算成立 25年度 異例の2回修正】【商品券、療養費…首相傷深く 曲折の果て 予算成立 自民古参「余計なことすると支持率落ちる」】といった具合である。
ほかには【ミャンマー死者2000人超】【「蔦茂(つたも)の歴史再びつなぐ 西区で営業再開】【「JR東海の支え」 須田寛さんお別れの会】といった記事が目立つ。
本日付の夕刊はやはり、【使命感胸に社会へ一歩 輪島市復興へ精進 大船渡市山火事被災者と共に】の記事が胸を突いた。バンテリンドームナゴヤでの巨人との本拠地開幕3連戦の初日、中日ドラゴンズは巨人に3―2で勝った。