詩「携帯電話」

何度目かの 
あなたへのコール
ほんのささいな 
悩みの中で
出口を見付けられない 私の心

忙しいあなたと 
分かっているのに
ごめんね 
また携帯を手にしている

「気にするなよ」

いつもの優しい言葉が
耳に心地よく残って
まだ閉じられない
“待ち受けに” 

あなたの笑顔…