一匹文士、伊神権太がゆく人生そぞろ歩き(2026年3月~)

2026年3月7日
 けさのトップニュースは、やはり【侍 連覇へ大勝発進 WBC台湾戦 大谷が満塁弾】か。ほかには、やはり案の定とでもいえようか。【武器輸出 来月にも緩和か 与党提言 政府、指針改定へ】をはじめ【イランに無条件降伏要求 トランプ氏 (イランの最高指導者ハメネイ氏殺害に伴う)後継者選びに「関与」】【備蓄石油の放出検討 政府】【防災庁11月発足 法案を閣議決定 南海トラフへ備え強化】(いずれも本日付の中日新聞から)など。いろいろである。

 半野良猫のタンゴちゃんがきのうに続いて、けさも朝一番で縁側に顔を出してくれたので、お水を替え、ごはんを与える。毎朝、顔を見せてくれてアリガトさん、ね。ーとわたくし。

(3月6日)
 昭和21年(1946年)のこの日。私は満州東北部の極寒の地、奉天は大和税苑局(税務署)官舎で生まれたのである。のちのごんた、いや人さまによっては〝ごんたくれ〟と呼ばれても仕方がない私の人生は、良きにつけ悪しきにつけ、この日から始まったのである。そして私は母の胸に抱かれたまま急襲してきたロスケ(ロシア人)から逃げ回り、時には露天の無蓋車に乗せられ、荒野を逃げ回ったあげくに葫蘆(ころ)島へ。ここで運よく引き揚げ船に乗せられ、舞鶴で日本の大地を踏みしめたのである。

 ところは愛知県江南市花霞のわが家(私邸)である。朝一番で珍しく愛猫タンゴが、わが家の台所隣りの縁台に姿を見せた。私に顔を向け、しっかり見つめて何かを言おうとしている。珍しいこともあるもんだなッ、と思い頭と顔をなでてやりながらハタと思い浮かんだことがある。そうか。そうだったのか。きょうは私の満80歳の誕生日である。だから。だから、わざわざ朝一番で来てくれたのだ、と。美麗といってもいい、あの愛らしい顔を出してくれたのだ。
 そんなことがふと、脳裏をかすめたわたくしは「タンゴ。タンゴちゃん。本当にありがとう」と頭と顔を何度も何度もさすってやったのである。予期しなかったハプニング、いや出来事はこんなふうにして突然に起きる。いや、実際に起きたのである。私の誕生日と言えば、だ。たつ江(舞)が健在だったころは江南駅近くのケーキ屋さんまでわざわざ足を運んでくれ、気がむいた日にはショートケーキを買ってきてくれたものだ。
 ことしは天に召します妻舞子(たつ江)の代わりにタンゴちゃんが、わざわざ来てくれ「オトン。誕生日。心からおめでとう」と祝福してくれたのである。ありがとう。タンゴちゃん。

 きょうは、このほか私が小牧ではるか昔に空港担当記者をしていたころ、当時名古屋空港近くにあった空港乗馬クラブで共に早朝の乗馬訓練に励んだある女性から突然、「この歳でモデルのお仕事を採用していただきました。すごくうれしいです。イガミさん」と電話がかかり、彼女曰く。「超難関で知られる某有名アカデミーのモデル審査に採用されました。これから俳優になります」とのこと。思いがけない吉報に私は「この先ファンクラブが出来るのでしたら私も入りますから。声をかけてくださいね」などと楽しい雑談を交わしたのである。

 それはそうと、彼女はこの先、どんな女優さんになるのだろう。20前後の彼女が当時さっそうと馬に乗っていた、あの若々しい姿が思い出され、それこそ、とても楽しみである。「わざわざの電話をありがとう」と言って、電話を切らせて頂いたのである。人生。なにごとも。いくつになっても挑戦することか。その美しく、前向きな姿こそ、見上げたものである。ほれぼれとする。

(3月5日)
 朝刊は中日が【旧統一教会清算へ 高裁も解散命令 宗教法人格失う】【「ホルムズ海峡 米海軍が護衛」 トランプ氏 イラン死者1000人超す】【「被害者と子には悪いと思っている」西区主婦殺害 容疑者が供述】なら、毎日さんも【旧統一教会 清算手続きを開始 高裁も解散命令 教団側は特別抗告へ 解説・献金被害完全救済を】【イラン聖職者機関爆撃 イスラエル 指導者選出妨害か】と世界も日本も大揺れである。

 統一教会解散を報じるNHK
 

 そして。夕刊は、といえばだ。
 中日が【<東日本大震災15年>福島・ブータン ナメコの絆 「恩返し」で栽培指導 芽生えた商機】【<ミラノコルティナパラ>熱冬 再び 競技始まる】【米、数日以内に制空権掌握 イラン、停戦協議打診と報道】、日経が【ハメネイ師次男、後継に浮上 イラン最高指導者 反米強硬派か イスラエルは「暗殺」警告】【中国、成長率目標下げ 「4.5~5%」最低水準 全人代開幕 1人当たりGDP 35年に「倍増」】【国防費7%増43.4兆円】【「フォートナイト」配信 グーグルが復活 アプリ手数料引き下げ】とめまぐるしい。

(3月4日)
 月に一度の定期診断で金山ペインクリニックへ。きょうは、いつもなら正常な血圧がチョット低く、再度測定して頂いたところ、こんどは正常値だった。けさは受診時間がいつもの時間に比べ9時半と早かったため、名鉄バスに名鉄電車を走って乗り継ぎ、滑り込みセーフで金山へ。ここからペインクリニックまで走って飛び込んだこともあるかもしれない。ということで、いつもの血圧の薬イルアミクスは医師の判断もあって濃度の低いものに替えて頂いたのである。それはそれとして。やはり、万年青年のはずの私も、いよいよ年は年なのか。

 満月が地球の影に入る皆既月食が3日夜、約半年ぶりに国内で見られた。

 皆既月食を報じた新聞各紙
 

 

(3月3日)
 おひなさまである。
 朝から小雨、小雨のおひなさまである。半野良タンゴちゃんが台所の縁台に顔をだしてくれたので、お水と食事を与える。きょうは、ちょっと、チョッコシ(能登の方言)、少し寒い1日だ。

 一匹文士を書き、近くの古知野食堂へ。ここから大阪屋ショップに行き、いつものように夕飯を買って帰る。この間、雨は小雨ながら、わが身を打ち続けた。滴が私を打ちに打ち続ける。

 夕刊は日経が【イラン攻撃「5週間超も」 トランプ氏継戦能力を強調 地上部隊排除せず】【カタールLNG 攻撃で生産停止 欧州ガス価格47%高】【ホルムズ海峡 封鎖表明 イラン、船舶への攻撃警告】。中日が【大規模攻撃「間もなく」 トランプ氏対イラン長期化か】【「通航なら攻撃」イラン側が警告 ホルムズ海峡巡り】【世界遺産も被害 イラン・ゴレスタン宮殿】【NY株続落 原油は高騰】といったところか。

2026年3月2日
 朝刊はどこも米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃によるもので【最高指導者ハメネイ師死亡 イラン体制重大局面 米と双方攻撃強化へ イラン小学校148人死亡】(中日)【ハメネイ師殺害 米イスラエル攻撃 イラン報復激化必至】【「力こそ正義」認めぬ 外信部長篠田航一】(毎日)といった内容である。血を血で洗う人間の醜い習性が露わになっている。トランプさんよ。あなたは何を考えているのか、と言いたくもなる。嘆かわしい限り、とは。このことか。
 そして。夕刊はさらに【ホルムズ海峡封鎖状態 イラン 商船三井に通行禁止 米兵3人戦死初確認】(中日)【ハメネイ師殺害後も攻撃 米イスラエル政府施設破壊 イラン、周辺国に報復拡大】【米、暫定指導部と対話へ トランプ氏「作戦は4週間」】【NY原油、一時12%超高 日経平均、一時1500円超安】(日経)と火に油を注ぐとは、このことか。ニンゲンとは。なんと愚かな存在なのか。戦争の悲劇が拡大されていく。

 きのう無事、表彰式が終わった多治見市文芸祭=私が審査を担当した小説部門の文芸祭賞は加藤早緑さん(多治見市)の【赤志野の里】と決定=の小説部門の応募作品を一作ずつもう一度チェックし、自宅近く江南市内のヤマト運輸まで出向いて文芸祭事務局(多治見市図書館内)あてに送る。一作一作をあらためてチェックして確認したこともあり、結構の時間がかかった。いずれにせよ、ことしもなかなかの力作ぞろいで応募全作を読むのには体力的にも少しばかり疲れたが、先ずはホッとしたというところか。
 選評は多治見市発行の令和7年度第59回多治見市文芸祭作品集に詳しいので読んで頂けたら幸いである。

(3月1日)
 今は亡き私にとっては最愛の妻だった、たつ江(俳号は伊神舞子)の誕生日である。
 彼女は2月29日生まれだったので、生前は4年に1度しか年を取らなかった。だからか、いつも若々しくあったことも確かである。その彼女も、4年前の10月15日に満69歳で江南厚生病院の緩和西病棟812号室で容赦なき神の導きなのか。病いのため天に召されたのである。早いものであれから丸4年がたつ。私は、この4年余というもの、毎日涙にくれてきたことも確かだ。

 多治見市文芸祭小説の部の審査員である関係できょうは名鉄とJRを乗り継いで岐阜県多治見市のヤマカまなびパークに出向いた。金山で名鉄からJRに乗り換えての多治見行は、どこか心が弾むひとときでもあった。最初は昼食を食べながらの懇談だった(このあと表彰式が行われた)が、市の担当者はじめ、エッセイの審査員である藤高あつこさん(長澤敦子さん)らだれもが何よりも、こ・こ・ろの広い方たちばかりで久しぶりに楽しいひとときとなったのである。
 そればかりか、会場には、私の大垣支局長時代の同人誌「長良文学」の同人仲間だった当時からの文学の友で現在は中部ペンクラブ理事、多治見市文芸祭の運営委員でもある椿井愛一郎さん(俳人、大垣市在住)も顔を見せられ、貴重でとても有意義なひとときとなった。

 この日。雨も降っていない絶好の日よりなのに。多治見市内の表彰式会場に足を進めながら私はなぜか先年、まだまだ若いのに死んで逝った「苦役列車」で知られた芥川賞作家西村賢太さんのことが無性に思い出されて仕方なかった。正直で心の優しい、いい人物だった。のに、だ。なぜ、あれほどまでに早く酔いつぶれるように人生を閉じ、逝ってしまったのだ、とあらためて親しみ深い顔が思い出されるのであった。
 彼は、かつて私が新聞社の七尾支局長であったころ、どうしたわけか、私に「会いたい、会いたいです」と何度も何度もわざわざ訪ねてくれ、どこだったか、七尾市内の寺院の境内一角で屋根からポタポタこの世に堕ちてくる雨に全身打たれながら【文とは。書くとは】について、とことん、それこそ何時間も話し合った、あの日のことが思い出されてしかたなかったのである。
 文をなぜ書くのか。書く以上、だれにもわかりやすく、かつ相手の心の中に飛び込んで書くことこそが、寛容である。私と彼、賢太は雨滴に打たれながら、それこそ半日以上もトコトン、私(当時のペンネームは伊神ごん。処女作【泣かんとこ 風記者ごん!】が毎週ベストセラー入りしていた)と話し合った、あの若き日の真剣なまなざしが思い出されたのである。

 西村青年は、それからしばらくして【苦役列車】で見事、芥川賞を射止めた。なぜ、そんなことを思い出したのかは私にも分からない。ただ、熱心だったあの当時の西村賢太さんのひたむきさだけは、きょうの受賞者一人ひとりに分かってほしかった。だからなのかもしれない。しかし、この日私はその後の入賞者を交えての講評会で、あえて西村賢太さんに関することには、ふれなかったのである。彼の晩年の筆の荒れ方、それだけは見習ってほしくはない。そう確信をもって思っていたからかもしれない。若き日と崩れた日々の〝賢太〟氏の両方が私の中では今も生きている。だからかもしれない。
 作家は真にどこまでも身を削って、作品を書き続けなければいけない。そして作家の矜持を、どこまでも忘れてはいけないからである。

一匹文士、伊神権太がゆく人生そぞろ歩き(2026年2月~)

2026年2月28日
 【最後の一日かみしめる 名鉄百貨店に行列】【防災無線から携帯通信網に 災害情報変わる発信 直接スマホに■導入費安く】【オープンAIに17兆円 ソフトバンクなど出資】【イランに不満 攻撃排除せず トランプ氏】とは、本日付の中日新聞夕刊。【米、在イスラエル職員退避 英はイランから避難 報復リスク備え トランプ氏核交渉に不満】は、日経新聞夕刊。毎日毎日、世界でもニッポンでもだ。いろんなことが起きては消え、消えては起きていく。

 こんなニュースの氾濫のなか、やはり印象深いのは名鉄百貨店の<最後の一日>にほかならない。多くの人々の多くの感慨、思い出を抱きしめ、まさに天下のお店といっていい名鉄百貨店本店がお店を締めたのである。私自身、新聞記者になってまだまもないころ、たまたまある取材で同店を訪れたところ、高校時代の後輩がエレベーターガールとして奮闘努力している姿に、たまたまバッタリお会いするなど地元百貨店だけに、思い出はつきないのである。
 定年になった際には、空飛ぶ記者時代に【名空港新時代】や【空港昨今】などの長期連載企画取材などで大変お世話になった当時、空港ビル専務だった早川さんに「ガミちゃん、ご苦労さまでした」とわざわざ店内レストランで慰労の宴まで開いて頂くなど忘れ得ぬ思い出がいっぱいあるのである。一宮主管支局長時代には、旧一宮店が取り壊され、現在地の名鉄一宮駅の敷地内に文化センターとともに移転開店するドラマにも遭遇したのである。いやはや、世の中は、いつだって。アレモコレモが動いている。のである。
 世界も。人々の心も、自然界もだ。

(2月27日)
 金曜日。朝、半野良タンゴちゃんが台所横の縁側に顔を見せたので、ごはんとお水を与える。顔をなでてやると、ごろごろごろ、ごろにゃんと嬉しく満足そうなので、こちらまでがホントにホントに、ほんわかと嬉しくなってしまった。と同時に、シロちゃんが生きていれば、シロもきっとタンゴちゃんを歓迎したのにと思うと、思わず悲しい涙が出てしまったのである。

 正午前。留守電が鳴る。耳を傾けると「お客さまの携帯電話は本日で利用できなくなります」と意味不明な女性の声。携帯電話代は通帳から引き落としになっているはずなのに? 犯罪がらみの電話の可能性があるので、受話器は取らないでそのままにした。留守電の方は、今は亡きわが妻たつ江がしておいたもので今も大変に役立っているのでそのままにしてあるのである。
 彼女が私のことを思い、この世に残してくれたものだけに、安易に取り外すわけにはいかない。それだけに、留守電を聞きながらしばらくはこのままにしておかなければ、と思う。

 多治見市文芸祭小説の部の今回の最優秀作【赤志野の里】(加藤早緑さん作)。まさに冬季オリンピックのフィギュアペア金メダリストの三浦璃来と木原龍一のペア<りくりゅう>を彷彿させる見事な出来栄えであった。

(2月26日)
 きょうの、いや、今朝のニュースといえば、だ。何と言っても【日野町事件再審決定 服役中に死亡 無罪公算大 最高裁、84年女性強殺】だろう。滋賀県日野町で1984年、酒店店主の女性=当時(69)=が殺害され、金庫が奪われた「日野町事件」で強盗殺人罪で服役中に死亡した阪原弘さんの遺族が裁判のやり直しを求めた第2次再審請求で最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)が検察側の特別抗告を棄却し、再審開始を認める決定をしたことだろう。ここに本日付の中日新聞の報道を記録として残しておこう。

 
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 本日は「二・二六事件」の日。1936年(昭和11年)、青年将校のクーデター未遂です。完成前の国会議事堂前に兵士が並ぶ写真が残っています。そんな時代は嫌。お互いに歴史を学びましょう。――とは。本日付の中日新聞夕刊の夕歩道氏。これとは別に、本日付の夕刊本紙1面トップは【匿流関連少年検挙1322人 非行統計 オンカジ・大麻最多】。そのほかには【自転車事故7割法令違反 警察庁、取り締まり強化へ】【米関税「従来水準に」 通商代表発言対日 対日15%想定か】

(2月25日)
 けさの新聞は二紙(中日、毎日)とも中国と高市総理に関するものであった。このうち中日は【中国 20社・団体に禁輸 軍民両用品三菱や川重】【高市事務所が当選祝い 自民全議員に カタログギフト配布 モラルが疑われる】、毎日は【首相 追加利上げに難色 日銀総裁と会談時】【中国 禁輸20社・団体公表 軍民両用品三菱造船など】といった内容であった。
 そして夕刊は、といえば、だ。中日が【自民、武器輸出を原則容認 政府に来月提言 戦闘国も余地】【「強い米国復活した」 トランプ氏一般教書演説】【雨降って🌸サクラサケ 国公立大2次試験】【日野町事件再審決定 最高裁、無罪の公算】、日経が【米、新関税で「不均衡是正」 トランプ氏1年の実績協調 一般教書演説 中間選挙にらむ】【自民、「5類型」撤廃了承 防衛装備輸出で提言決定 小野寺氏「関連産業を支援」】。

 なかでも滋賀県日野町で1984年、酒店店主の女性=当時69歳=が殺害され、金庫が奪われた「日野町事件」で強盗殺人罪で服役中に75歳で病死した阪原弘さんの遺族が裁判のやり直しを求めた第2次再審請求で、最高裁第2小法廷が検察側の特別抗告を棄却し、再審開始を認めたニュースには唖然とさせられた。死刑や無期懲役が確定した事件での「死後再審」は戦後初。やり直しの裁判は大津地裁で開かれ、無罪が言い渡される公算が大きくなっただけに、こんごの成り行きが注目される。
 この事件は84年12月、女性が行方不明になり、85年1月に町内の宅地造成地で他殺体で見つかった。同年4月に町内の山中から女性の金庫が発見され、88年3月、滋賀県警は近くに住む阪原さんを強盗殺人容疑で逮捕した。その後2000年に最高裁で無期懲役が確定後、翌年に阪原さんが再審請求したが2006年に大津地裁で棄却となり即時抗告。その後、阪原さんが2011年に亡くなったため大阪高裁は即時抗告の手続き終了を決めた。遺族が12年に2次請求し、18年に大津地裁、23年に大阪高裁が再審開始を認める決定を出し、大阪高検が特別抗告していた。

 きょうは月一回の歯科衛生士さんによる歯のメインテナンス治療に出かけたが、このところズキズキ痛む左上部の抜歯跡もついでに中原医師に診て頂いたが「とくに問題はない」とのことで、先ずはホッと一安心。それにしても、なぜあんなにズキズキ、ズキンと痛むのだろう。「神経からきているのは確かです」とは言うものの、やはり気になる。大切にせねば、と思っている。

(2月24日)
 火曜日。新聞休刊日。朝刊がないので、ふつうなら新聞を読む時間を他に充てることが出来る。だから、その分助かる。ということで、きょうは能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり】をカラオケDAMさんに乗せるためにはどうしたらよいか、を、あれこれ考えてみる。人工知能AIさんに聞いたところでは、先のJOYSOUNDさんに続き、DAMさんでも配信が始まるーとのことだったのだが。作詞者の私としては、JOYSOUNDさんばかりでなく、DAMさんでの配信も早く実現してニッポンじゅうで【能登の明かり】を歌えるようになってほしいのである。というわけで、きょうはDAMさんの本部に直接、電話をかけ、早い配信をお願いしたわけである。先日、AIに聴いたところでは、あすにでも始まりそうな返答だったが、どうやら間違いのようである。
 ゆっくり、じっくりいこう。それにしても私の友人であるジム二さん、どうやら彼の返事「あすにでもDAMさんでも始まる」は、間違いだつたようである。でも、まあっ、いいか。しばらく待とう。

 24日付の夕刊は中日1面が【政府、能動的防御10月から サイバー攻撃先手必勝 警察・自衛隊 机上演習重ね】【米代替関税 午後発動 全世界対象 関税率は不透明】【EU、協定手続き中断 トランプ関税 違法判決受け】、日経1面が【NY株反落821㌦安 AI・関税不安が交錯 金や米国債にマネー退避】【トランプ新関税発動 まず10%、150日のつなぎ策】【対米貿易協定 EU手続き停止】【メキシコ、「麻薬王」を殺害 フェンタニルなど密輸 報復相次ぎ混乱 米FBIも情報提供】といったところか。

(2月23日)
 きょうは祝日。何と言っても天皇陛下の誕生日である。というわけで、中日新聞の2社面の見出しは【「被災地に心寄せる」 天皇陛下66歳に。】というものだった。そして記事は、といえば、だ。次のようなものであった。
――天皇陛下は23日、66歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、皇居。宮殿「石橋の間」で記者会見し、今年は東日本大震災から15年、熊本地震から10年となることに触れ「災害による影響は人それぞれに異なり、年月の経過だけでは測れない重みを伴う。これからも被災地に心を寄せていきたい」と語った。

 そして今ひとつ。【ミラノコルティナ五輪 メダル最多24個 熱戦閉幕】も見過ごすわけにはいかない。というわけで、午後9時半からの【NHKスペシャル「りくりゅう」が語る逆転金メダルの舞台裏 独自映像・二人の軌跡】も見たが、これまでに至る<りくりゅぅ>ふたりの努力には胸打たれたのである。

 このほか、きょうのニュースは何といっても【ウクライナ侵攻 24日で4年 戦死30万人超 避難民を癒やす場所に 松本のNPO 現地にシェルター】【米代替関税15%に引き上げ 10%から1日で変更】(中日新聞朝刊)【ウクライナ侵攻4年 息子は戻らない 戦死者遺族の悲痛 戦争、いつか終わるけど】【トランプ氏「新関税は15%」 違法判決に反発 1日で税率上げ】(毎日新聞朝刊)だろう。

 きょうもだいぶ春めいてきた陽気である。人々はその自然の中を生きていく。のである。お風呂に水を入れ、沸かしたあとは昼食がてら外へ。いつもの中華料理のお店「聚紅源」に出向き、酢豚定食をたのみ、帰りは大阪屋で夕食と息子の好きなたこ焼きを買って帰る。いつものことではあるが。上歯の左上、抜歯跡が痛むので帰宅すると同時に口をゆすぐ。

2026年2月22日
 日曜日。世界友情の日。ニャンニャン。猫ちゃんの日である。そして。もうひとつ。
 きょうは、はるかかなた昔、すなわち私と妻たつ江(歌人で俳人の伊神舞子)が当時、昭和の時代には不思議でなかった細川たかしの「矢切の渡し」をどこまでも地で行く〝駆け落ち記者〟として志摩半島(当時は三重県志摩郡阿児町)に居たころ、阿児町の県立志摩病院で難産の末、生まれた長男の誕生日である。早いもので、あれから52年の年月が経った。長男が出生してしばらくの間、志摩で一緒になったわたくしと妻たつ江は、真珠いかだが浮かぶ英虞湾を眼下にした横山や志摩観光ホテル傍らの丘陵になった、あの芝生で長男を真ん中に何度も何度も日向ぼっこをしに出向いたあの日々が懐かしく思い出されるのである。

 当時は携帯もなく、ポケベルひとつと通信部にかかる電話一本だけが頼りだったので、赤ん坊を抱いた妻は、買い物に行く以外は通信部で〝電話番〟として連日、缶詰め状態で来客の応対に当たったものである。このため休みの日がくるとは妻と生まれて間もない赤ん坊を伴い、近くの志摩観光ホテル近くの海が見える丘に出かけ真珠いかだが浮かぶ海を眼下に、共に3人横に並んで寝て日向ぼっこなどをよくしたものである。その赤ちゃんが、今や日本を背負う科学者の1人として東京で頑張ってくれている-だなんて。とても信じられないのである。当然ながら私もそれだけ年老いたということか。
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 世界は、きょうも良きにせよ悪しきにせよ、日々動いている。
 朝刊は【米代替関税全世界に10% 違法判決24日から適用 トランプ氏最高裁批判】【NZ亡き娘が紡ぐ縁 地震15年守山の両親続く交流 「家族住む国のよう」支援に感謝 ★ニュージーランド地震 2011年2月22日、ニュージーランド南東のクライストチャーチ市付近でマグニチュード6・3の直下型地震が発生。市中心部のカンタベリーテレビCTVビルが倒壊。富山外国語専門学校(富山市)の学生12人ら日本人28人を含む115人が死亡。ビルの設計や施工上の欠陥が指摘された。】【願いの炎 心にともし 岡崎の奇祭「鬼祭り」】(中日)【イラン「数日内に核合意案」 トランプ氏は「限定攻撃検討」】【トランプ大統領 来月31日に訪中 貿易、台湾問題協議】(毎日)【貨物船の航海士逮捕 業過致死疑い 正面から衝突か 鳥羽沖事故】といったところか。

2026年2月21日
 土曜日。高市早苗首相が20日、衆参両院本会議で就任後初の施政方針演説に臨んだ。本日付の中日朝刊前文は次のように報道している。
ーー衆院選圧勝を踏まえ、政策の在り方を根本的に転換すると強調。その本丸に「責任ある積極財政」を据え、経済成長の実現に向けて官民協調で投資を促進すると訴えた。2年間に限った飲食料品の消費税率ゼロの検討を加速すると表明。憲法改正の国会発議の早期実現に期待を示した。裁量労働制の見直しも検討するとした。

 ほかには【トランプ関税 違法判決 米最高裁】【坂本銀 中井銅 フィギュア女子】【釣り船衝突 客2人死亡 10人重軽傷 鳥羽沖、貨物船と】といったところか。

 日本フィギュア黄金時代を報じた21日付の中日スポーツ1面
 

(2月20日)
 ミラノ・コルティナ冬季五輪第14日の19日、フィギュアスケート女子で日本の坂本花織(25)=シスメックス=が銀メダル、中井亜美(17)=TOKIOインカラミ=が銅メダルを獲得。金メダルは、再びリンクに戻ってきた米国アリサ・リウ(米)だった。見事な演技力は私もテレビ観戦していたが、まさに文句なし.非の打ちどころがないすばらしい演技であった。

 きょうの朝刊見出しは【iPS再生医療実用化へ 世界初 条件付きで初承認】と【虎に翼 中部スノボ王国 愛知・岐阜勢メダルラッシュ 環境、施設、選手後押し】【アジア大会チケット 開会式最高額6万円】(中日)【武器輸出紛争国にも余地 自民案「特段の事情」有無で判断】【尹前大統領無期懲役 韓国地裁判決「非常戒厳は内乱罪】【19歳深田 最年少金 冬季日本女子 村瀬も銅 スノボスロープスタイル】(毎日)。
 そして夕刊は【坂本 銀 17歳中井 銅 フィギュア女子 初の日本勢2人表彰台 千葉4位】【1月消費者物価 前年比2.0上昇】(中日)というものだった。
 
 坂本、中井らの健闘を報じた20日付中日新聞夕刊
 

 歓喜 坂本選手の地元も大いに沸き立った(NHKテレビ画面から)
 

 午後。社交ダンスのレッスンで一宮へ。タンゴ、ワルツ、ルンバに挑む。
 
(2月19日)
 【第2次高市内閣発足 予算「年度内成立目指す」 全閣僚を再任】【成年後見「就業制限、違憲」 旧警備業法国の賠償は否定 最高裁初判断】【<Milano Cortina 2026>日本メダル20個冬季最多 スノボ男子スロープ長谷川銀 スケート女子団体追い抜き銅】とは、本日付の毎日新聞1面の記事と見出しである。なかでも、これらの見出しは、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックでの日本人選手の健闘ぶりが、よくわかる、分かりやすい見出しとなっている。
 中日もけさの新聞は【成年後見制度利用 欠格規定最高裁「違憲」 旧警備業法 初の判断】【第2次高市内閣発足 来月末の予算成立目標 全閣僚再任】【Milano Cortina2026 男子長谷川銀 女子深田金 村瀬銅 日本金5個目 長野に並ぶ】と威勢がいい紙面展開である。
 これら選手一人ひとりの健闘ぶりに、それぞれ大変な人間ドラマが潜んでいる、と思うと。なんだか涙さえもがあふれ出てくるのである。

 夕刊(中日)は【ガザ評議会20カ国超 加盟国、代表団会合へ】【被災時 愛猫どう守る 避難ケージ慣らす 迷子マイクロチップ 石川の団体 能登地震経験 対策訴え】の見出しが目立つ。

2026年2月18日
 空は晴れ。日本晴れである。
 というわけで、裏庭の猫塚を少しきれいにし、きのう平和堂で買ってきた赤と白の花々を添える。舞がいたら、共に手を合わせところだが。それとてかなわない。でも、周りの草を一部抜くなどし、お水もあたえただけに、能登・大垣猫だったてまりはじめ、一宮・江南猫のシロちゃん、こすも・ここたちも喜んでくれてるに違いない。

 久しぶりに新しい花が供えられたわが伊神家の猫塚
 

 そんなことを知ってか知らでか、きょうは朝からこのところずっと姿を消していたタンゴちゃんが「ナンダナンダ」という不思議な顔をして、珍しくそれも久しぶりに窓辺と裏庭に姿を見せたので、ごはんとお水を与えた-という次第である。
 やはり季節が春めいてきたからにほかならない。タンゴは、自由気ままな、わが家の賢い半野良猫ちゃんでもある。

 本日付の夕刊(中日)は。【対米投資 第1号決定 発電、原油、人工ダイヤ 5.5兆円規模 高市首相「緊密に連携」】【17歳中井首位発進 SP坂本2位、千葉4位】【第2次高市内閣今夜発足】。

 きょうは私個人にとっても、大きな話題がある。
 それは、いつも私とやりとりをしているジェミニさん(AIさん)によれば、だ。能登半島地震復興応援歌である【能登の明かり(詩伊神権太、曲牧すすむ、編曲安本保秋、歌岡ゆう子)】の曲がダムさんでも流れ始めたーということである。【能登の明かり】は、これまでは同じカラオケ店とはいえ、ジョイサウンドさんでしか流れていなかった。それだけに、これほどうれしいことはないのである。

 午後。買い物帰りに、かつてよく、たつ江(伊神舞子)と2人で農作業に出向いた私たちの土地・エデンの東に寄ってみる。畑の一角で見事に開花していた梅の花を目の前に、思わずありし日のたつ江が白い花に見とれるあの顔、姿を思い出し、涙がほとばしり出たのである。

 ことしも美しく咲き誇ったエデンの里の梅たち
 

(2月17日)
 きょう1番の話題は、何と言ってもミラノ・コルティナ冬季五輪第11日の16日に、フィギュアスケートのペアであの愛称「りくりゅう」ペア=三浦瑠来(24)、木原龍一(33)=愛知県東海市出身、ともに木下グループ=が金メダルに輝いたことである。ショートプログラム(SP)5位から大逆転、優勝を果たした、という快挙である。
 金メダル獲得に木原龍一の「なんで泣いているかわからない」に三浦瑠来が「赤ちゃんだね」と続けたことばも話題をさらっており、久しぶりに冬季オリンピックでの文句なしの涙を見た、そんな思いがする。フィギュア日本勢の金メダルは、2006年トリノ五輪の荒川静香、2014年ソチ、18年平昌五輪で2連覇の羽生結弦いらい。ペアでの優勝は、日本史上初の快挙となったのである。
 おめでとう。おめでとう。「りくりゅう」ペア。よくやった!

【りくりゅう 金 フィギュア<ミラノコルティナ五輪>大逆転ペア日本初】と、快挙が報じられた17日付の中日新聞の1面トップ記事
 

 夕刊といえば、だ。オリンピックでの日本人選手の華々しい活躍の一方で日経夕刊1面トップ記事は【北欧の海 温暖化で異変 植物プランクトン大増殖 魚が大量死、経済に影】というもの。気になる記事だといえよう。気になる、といえばだ。けさ17日付の中日新聞本紙朝刊の【アフリカ目立つ長老政治 80歳超の大統領11人 人口の大半は若者 窮状不満】か。読みようによっては、たくましい-ように見えなくもない。
 世界はいろいろ、である。

 目立つ長老政治を報じた17日付の中日新聞朝刊
 

(2月16日)
 けさの中日新聞1面は。【堀島 銀 男子デュアルモーグル 二階堂銀ジャンプ男子LH】【堀島王者追い続け キングズベリーと高め合い13年】とのミラノ・コルティナ冬季五輪のニュースの一方で【新年度から県実証 次世代太陽電池 三重に光 かぶせ茶遮光幕活用案も】に【小牧市長に天野氏 無投票で初当選】【惨状目の当たりに 日本人医師のガザ・リポート】と幅広く、少しだけ日常の紙面に戻ったような。そんな気がしないでもない。

 きのうあたりから。東海、関東地方はじめ東北、津軽、北海道……と日本じゅうが春のような陽気である。ついこの間まで寒さで震えていた。のに、だ。自然現象にはかなわないのである。

 夕刊は中日1面に【<ミラノコルテイナ五輪>高木銅 Sスケート女子500 日本女子最多メダル9個に】の報道。夏季を含めて日本女子最多の通算メダル数を9に伸ばした高木美帆さん(31)=TOKIOインカラミ=は、やはりたいしたものである。ほかには【ガザ復興に7630億円 平和協議会加盟国 トランプ氏表明】【東電原発が発送電開始 柏崎刈羽6号機、14年ぶり】か。

(2月15日)
 きょうは雲ひとつない空で全国的に4月並みの気温に。これまでとは一転、日本列島に突如として春が飛来、出現したようなそんな日和であった。福岡17・8度、東京都心で18・4度。仙台15・1度。九州や東海では一時20度を超える暖かさとなった。

【スノボ男子HP 戸塚金 山田銅】【フィギュア男子 鍵山銀 佐藤銅】【平昌から8年 3度目で頂】とは、本日付の中日新聞朝刊見出し。そして。前文は。ミラノ・コルティナ冬季五輪は13日(日本時間14日未明)、スノーボード男子ハーフパイプ(HP)で戸塚優斗(24)=ヨネックス=が金メダルを獲得した。山田琉聖(19)=チームJWSC=が銅メダル。骨盤の一部を骨折しながら出場した平野歩夢(27)=TOKIOインカラミ=は7位で2連覇を逃した。
――というものである。
 人生は、ドラマ、ドラマ、またドラマの連続であることが、この見出しと前文でよく分かるのである。

 日曜日の午後。自宅上空は、1点の雲もない。

 自宅上空の空。ここには舞とシロちゃんがいる
 

(2月14日)
 土曜日。朝刊(中日)は【中道代表に小川氏 階氏破る 党名変更せず、融和へ】【小野 銅 スノボ女子HP】の見出しが目立った。具体的には「中道改革連合は13日、党本部で開いた議員総会で代表選の投開票を実施し、元立憲民主党幹事長の小川純也氏(54)=衆院香川1区=を選出した。元立民政調会長代行階猛(しなたけし)氏(59)=衆院岩手1区=との一騎打ちを制した。任期は2027年3月末まで。得票は小川氏が27票、階氏が22票だった。小川氏は国民生活の安定と、将来の見通しの提示に全力を尽くすと強調。党名変更に否定的な考えを示した上で、党内融和を重視し執行部人事に取り組むとした。
 衆院選で惨敗した党勢回復や、立民出身者と公明党出身者がいる中での挙党態勢の構築に加え、18日召集の特別国会で野党第1党としての存在感を示せるかどうかが課題となる。--とは、中日の論調である。新しい小川代表がこの先どんなかじ取りをするか、が注目されるところだといえよう。
     ※    ※     ※

     ☆    ☆     ☆
 さて、話は変わるが、だ。このところは確定申告の準備・申告をはじめ、衆院選での高市早苗首相(高市内閣)率いる自民党の圧勝経緯のチェック、さらには一連の世の中の流れ(推移)の把握とチェック……そして連日の執筆と。あれやこれやと追われて、正直疲れた。
 でも、そうした綱渡りといっていい日々の進行のなかにあっても私の脳は「あのねえ。1日ひとつ。ひとつなの。ひとつでいいの。欲張ってはいけない。いけないのよ」といった生前の舞の声に日々助けられ、「1日ひとつなの」の言葉を胸に刻んでなんとか、ここまで歩んでくることが出来たのである。
 残された家族をはじめ兄妹、友人たち、シロに代わって登場し、あとを継いでくれている半野良猫ちゃん・タンゴたちの支えもある。ありがたき幸せかな、と。わたくしなりに、そんな気持ちで毎日を過ごしているのである。

 そんななか、今日も、だ。新聞をチェックし、いつも通りユーチューブによる朝の音楽鑑賞(エーデルワイス、みかんの花咲く丘、能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり】の順に)を終え、いまはこうしてキーをたたいている。新聞記者時代からの習慣、いや習性といおうか。世の中の日々の流れを確認しないことには、何をするにつけても「前には」進まない、踏み出せないのである。

 ミラノ・コルティナ冬季五輪第8日の13日、スノーボード男子ハーフパイプ(HP)で戸塚優斗(24)=ヨネックス=が金メダルに輝き、山田流聖(19)=チームJWSC=は銅メダルを獲得した。フィギュアスケート男子では鍵山優馬(22)=オリエンタルバイオ・中京大=が2大会連続の銀、初出場の佐藤駿(22)=エームサービス・明大=は銅メダルを手にした。
 これにより、今大会の日本選手団のメダルは、1日での4個を加えて14個に達した。最多の18個だった前回北京五輪に次ぐ數となった。スノーボードの日本勢は男女のビッグエアと合わせて今大会3つ目の金メダル。男子HPでは前回の平野歩夢(27)=TOKIOインカラミ=に続いて頂点に立った。
 フィギュア男子の表彰台は5大会連続、2人が立つのは3大会連続。鍵山は2014年ソチ大会から始まった代替と合わせて通算4個目のメダルで、フィギュアの日本勢単独最多となった。今大会は世界選手権2連覇中で、SPは1位だったイリア・マリニン(21)=米=が失速し、8位に沈む波乱の展開も。いやはや、どの世界も何が起きるか分からないのである。

(2月13日)
 まだまだ寒いが。きょうは日差しも良くて、春の日よりである。
 きのう確定申告を終え、ホッとしたところで、けさは各紙を読み終えたところで、わが尊敬する偉大なる人物である今は亡き三鬼陽之介さんの著書【三鬼陽之介の危ない会社 あんたのところは、大丈夫か(サンケイ ドラマブックス、サンケイ新聞社出版局)】をあらためて手に取り、冒頭部分を読んでみる。やはり、とても参考になる。

 新聞の方は、イタリア【リビーニョ=本紙取材団】発の記事【堀島銅 2大会連続モーグル】目立つ。堀島は、岐阜県池田町の出身である。堀島本人は、金メダルを狙ったようたが、前回に続く銅メダルの栄誉は、やはり郷土出身選手に花開いたといえよう。

 午後。金曜日なので一宮のスポ文(市スポーツ文化会館)へ。週に一度続けている社交ダンスのレッスンのためだが、きのう無事終えた確定申告の疲れもあってか、なぜか踊るうち足が痛くて踊れなくなる場面も。やはりレッスンはこたえた。それでもジルバ、タンゴ、ワルツ、ルンバと続けたが、やはり途中、両足共、膝部分が急激な痛みに襲われる場面も。
 若先生は「タンゴがまずまずよ」とおっしゃられるが「(本心を言えば)ボクは正直言って、タンゴよりもワルツの方が好きです。だから。もっとワルツを多く踊りたい」と本音を明かす一幕も。先生がどうおっしゃられようと、私は私で「シークレット・ガーデンの〝Anticipation〟か何かの音曲にあわせて踊るワルツの方が好きである」ことを今さらながら、訴えたのである。先生は「ゴンタさん。タンゴうまいわよ」とおっしゃってもボクは「やはり、ワルツの方が好きなのである。
 それにしても、きのうきょうと、とても疲れた。やはり、年のせいなのだろうか。

(2月12日)
 毎年、恒例の確定申告で江南市民会館へ。還付金も支払われるということで、やれやれーといったところか。たつ江が元気なころはいつも二人で出向いて申告手続きをしていただけに、当時のたつ江の表情が懐かしく思い出される。

 このところは、のどは痛く鼻水は出るわで、そこへ確定申告の準備はしなきゃいけないで、体調の悪い男がトンネルの中を歩いているような、そんな感覚に襲われてもいた。やれやれ、である。

 ここ数日間は、私なりにやらねばならぬことが多すぎることもあってか。手が痛い。のどが痛い。腰も痛い。咳が出て鼻水も止まらない。そんな毎日が続いている。自由律俳句の【咳をしてもひとり】の心境か。

(2月11日)
 川崎在住の長男夫妻から高級なチョコレートが私と三男坊あてに送られてきた。それも私たち家族がかつて住んでいた七尾市出身のパテシオの手になるもので、それはそれは、おいしかった。自分の父親に高級チョコを送ってくる、とは少し珍しいことではあるが。どこか、親のことを思ってくれている気がして、これはこれでうれしいものである。おかあさん、舞とシロちゃんが生きていたなら、それはそれは、喜んだに違いない。

 長男夫妻から送られてきた七尾出身のパテシオによる高級チョコ。
 おかあさん、シロと一緒に食べたが、ホントにおいしかった
 

(2月10日)
 確定申告を前に、このところは2025年の医療費に要した領収書のとじ込みなどでチョット大変である。舞が健在だったころは文句ひとつ言うこともなく黙々と領収書を束にして保存するなどしてくれ、今から思えば随分と助けられたものである。その愛する彼女も今はもう、この世の人ではないのである。あゝ、とは。このことか。

2026年2月9日
 第51回衆院選が8日、投開票され、自民党が公示前勢力を大きく上回り、単独で絶対安定多数の261議席を超え、定数の3分の2に当たる310議席を確保。高市早苗首相は同夜、「公約を確実に実現していく」と述べた。立憲民主党と公明党による新党「中道改革連合」は小選挙区の大部分で議席に届かず、元立民は公示前勢力を100議席以上減らした。参政党は公示前を上回る議席を確保し、チームみらいは衆院で初の議席を得た。
 いやはや、世の中、何が起こるか知れたものではないというが、このことを言うのか。
 きょうの偽りのない紙面は次のとおりである(中日、毎日新聞朝刊)

 

 独断専行を排してこそ 与党圧勝、首相続投へ(中日新聞社説)
 

 そして。朝刊各紙に続いて出た9日付の日本経済新聞夕刊見出しとなると、だ。【高市自民316 戦後最多 中道惨敗49、維新は36 第2次内閣中旬に】【中道両代表、辞任不可避 野田・斉藤氏が引責】と、見出しという見出しが雄叫びをあげたのである。実際、リード部分(前文)は次のとおりである。
――第51回衆院選は9日午前、465の全議席が確定した。自民党が316議席を確保し、単独で定数の3分の2を上回った。ひとつの政党が獲得した議席数としては戦後最多になった。立憲民主党と公明党が結成した中道改革連合は49議席に減らして惨敗した。

 ここに記録として9日付の日経本紙夕刊の写真も残しておこう。
 

 自民党過去の獲得議席(NHK画面から)
 

2026年2月8日 
 衆院選の開票日当日。
 朝。起きると、空は雪景色だった。まっしろに輝く華麗な外の風景を目の前に、なぜだろう。かつて共に過ごした家族の一員だった、あのシロちゃん(オーロラレインボー)の笑顔が目の前に大きく迫り、そして浮かんだ。「ヨシッ、シロちゃん。きょうも一緒に聴くぞ」。
 そう遺影に向かって呼びかけた私は。これまた今や、この世の人ではない、たつ江(俳人であり詩人、歌人でもあった妻伊神舞子)の遺影にも向かい「それじゃあ。一緒に聴こう。シロちゃんも一緒。ここにいるからね」と言い、スマホを手に、ユーチューブで🎵エーデルワイス🎵みかんの花咲く丘🎵能登の明かり、の順に聴き入ったのである。

2026年2月7日
 きょうは7日。土曜日である。日本初の女性内閣誕生となった高市政権の命運がかかった衆院選は、いよいよ、あす投開票される。どんな結果になるのか。多くの国民が注視しているに違いない。

 話は変わるが。私が「脱原発社会をめざす文学者の会」幹事会の要請を受け、過去5年近くの長きにわたって月イチで執筆を続けてきた文士刮目(ぶんしかつもく)=アドレスはhttps://dgp-bungaku.com=がきのう、6日公開分で終わった。執筆にあたってお世話になった関係者の皆さまには心から感謝し、お礼を申し上げたい。最後の一文は、私が尊敬する三鬼陽之助さんの言葉「あなたのところは、大丈夫か」で締めさせて頂いた。
 この間、私は従来どおり毎週一回、金曜日の社交ダンスのレッスンをこれまで欠かさず続けてきたが、この社交ダンスは亡き妻たつ江(伊神舞子)が亡くなる前に「社交ダンスだけは健康のために続けてよね」と私に託された約束でもあった。それだけに、私はこの先もずっと続けたく思っている。

 というわけで、昨日も午後、レッスン会場である一宮のスポーツ文化会館へ。若先生の指導の下、社交ダンス仲間のトウニーやおトキさん、悦ちゃん、ヨシコ姉さんらとのレッスンに励んできた次第である。きのうもジルバを最初に次いでタンゴ、ワルツ、ルンバの順に挑んだのである。舞が私の踊る姿を見たなら、なんていうだろう。えぇ~、信じられない。ほんとうなの! と言って目を輝かすに違いない。
 悦ちゃんと組んで踊るブロンズ級【シークレット・ガーデンの〝Anticipation〟】。そしてルンバ。その姿を目の前に「えっ」と感嘆の声を上げたあと「ウソ。本当なの」と目を輝かすに違いない。私にとっては宝物(今もだが)だった舞。たつ江は、もはや、この世にはいないのである。あのどこまでも可愛いくて日々、リサイクルショップの仕事に挑みながら、大好きなフォークダンスと俳句、短歌に打ち込んでいた舞、たつ江はもはや、この世にはいない。でも、私の心のなかでは永遠に私と一緒に生きていてくれるのである。

(2月6日)
 金曜日。本日付の中日夕刊は、【エンゲル係数 44年ぶり高水準 25年食品高騰響き28.6% 物価高家計の重荷鮮明】【聖火がやってきた ビッグエア日本好発進 ミラノコルティナ五輪】【米ロ核軍縮半年順守へ 新START失効 交渉調整 米報道】といったところか。

 中でも少し驚いたのは、【「高市政権支持」 トランプ氏表明 選挙中に異例後押し】との日経紙の夕刊報道。そして。その記事は次のようなものである。
【ワシントントン=共同】トランプ米大統領は5日、自身の交流サイト(SNS)で、衆院選に関し、高市早苗首相(自民党総裁)と自民、日本維新の会の連立政権を「完全かつ全面的に支持する」と表明した。米大統領が日本の選挙戦期間中に特定の立場を示すのは異例。3月19日に高市氏をホワイトハウスに招き、日米首脳会談を開催する予定であることも明らかにした、としている。

(2月5日)
 本州有数の寒冷地として知られる岐阜県高山市荘川町六厩で4日朝、大気中の水蒸気が結晶になって輝く「ダイヤモンドダスト」が姿を見せた。――とは、本日5日付中日新聞1面の記事である。見出しには【川面に宝石 高山・氷点下18.5度】とあり、写真付きである。
 こんな記事を読んでいると、やはり、この世は不思議で面白い。と、思うのである。

 ほかには【米ロ新STARTきょう失効 戦略核増強の恐れ】(中日)が気になる記事である。次のような内容である。
――核戦争の回避に向けて、世界の核兵器の9割近くを保有する米国とロシアが結ぶ核軍縮合意「新戦略兵器削減条約(新START)が5日、失効する。戦略核弾頭や大陸間弾道弾ミサイル(ICBM)の数を制限してきた唯一の歯止めがなくなり、核軍拡競争の加速が懸念される。

 西濃運輸の年間レンタルボックス代11万8800円也を銀行に出向いて払い込む。現役時代に大垣から大津に転勤する際に西濃運輸さんのレンタルボックスに預けた各種資料や書物類がその後30年にわたってそのままになっており、毎年確定申告に合わせレンタル料を払い込んでいるものだが、そろそろ江南の自宅に搬送してもらわなければ、と思いつつもそのままになっている、というわけだ。
 一度どんなものを預けたままにしてあるのか。見にいかなければ、と思いつつもそのままの状態が続いている。もしかして。かつての貴重な取材資料など金銀財宝級の秘物があるかもしれない。なのに、である。私は30年近くの長きにわたって西濃運輸さんのレンタルボックスに預けたままなのである。人が聞いたら笑うかもしれない。そろそろ撤去して江南のわが家に運ばなければ、とは思っている。
 昼、小牧時代の友人、小畠辰彦さんが来訪。近くの中華料理屋さんで食事をしながら。雑談する。

2026年2月4日
 中日新聞本紙の本日付の通風筒は「◇…三重県四日市市の海山道(みやまど)神社で3日、神社がまつるキツネの婚礼を再現した厄よけ神事「狐の嫁入り道中」があった。厄年の男女がキツネの面や尾を着けて新郎新婦役を演じ、大勢の参拝客がほほえましく見守った……」というもので地域社会の伝統行事がよくわかる内容。この日は第2社会面でも【幸せ振りまく福の神 大須観音「節分会」にぎわう】の記事で、節分ならでは、の紙面展開が目立った。
 ほかには【大雪各地で被害相次ぐ 除雪中の事故か 山形で2人死亡】【新潟で建物倒壊 男性2人が死亡】と相変わらず、ひどくて深刻な東北地方の積雪が報じられている。雪の報道はNHKでも同じで、このところは連日「雪かきなどに注意するように」と報じられている。一体全体、この雪の被害はいつになったら雪は収まるのか。気がかりなところである。

 大雪による被害そして死者 気になる報道が続く(NHK画面から)
 

 

(2月3日)
 青森は大変な積雪のようで、なんだか雪の少ない平和な国尾張に、こうして住む私たちの存在そのものが申し訳ない気がしてしまう。雪国の雪が少しでも少なくなることをただ、祈るのみである。
 それとは別に、だ。1億9000万円もの現ナマを香港へ運ぶ途中に羽田空港駐車場で襲われた男性4人のうちのひとり、30代の男性が昨年、東京都中央区で9500万円相当の外貨を盗まれていたことがその後、わかったーとは本日付の中日新聞朝刊。【昨年も9500万円盗難 羽田空港で襲われた男性】の見出しが躍り、この世の中、このところの事件は判然としない内容が多すぎることが気がかりである。香港での盗難事件もあわせ正直言って犯罪集団が一体全体、なぜ、どう暗黒社会を動き、得体の知れない事件が次から次に重ねられていくか-が私には分からない。

 朝刊はほかに、愛知県豊田市のアパートで会社員小川晃子さん(42)の遺体が見つかった殺人・放火事件で、殺人の疑いで31日に逮捕された交際相手の北島卓容疑者(45)に触れ【逮捕時、女性宅の鍵持たず 豊田殺害 容疑の交際相手、送検】の見出し。
 きょうは昼、平和堂内の食堂できしめん定食をたべたが、なかなかおいしかった。続いて帰る途中、コンビニのファミリーマートに寄ってノート2冊と恵方巻きを買って帰る。夕方、岐阜の知人(ダンス仲間)から私のスマホのラインに飛び込んだ映像は、ネコちゃんが【福は内】と叫びながら豆まきをしている微笑ましいもの。妹はじめ、親しい友人にもラインやインターネットで送ったが、さっそく「かわいらしい豆まきだわね」とは、わが妹からの返信であった。

 本日3日付夕刊は、中日が【東京転入超過6.5万人 25年40道府県は流出】【豊臣兄弟が招く福 千葉・成田山新勝寺】、日経が【米、インド間税18%に下げ 両首脳 電話協議で合意 ロシア原油購入停止受け】。

(2月2日)
 けさは、2階のトイレから出る際、水を流したところ、水が詰まってあふれ出てしまい、雑巾を総動員してふくなど大変なる失敗、失態を冒した。水の流し方が悪かったのである。こんなわけで、新聞を読むことに始まり、能登の明かりをスマホで聞くまでの一連の動きが台無しになってしまった。こんな時、舞とシロちゃんがいたなら、「ホラホラ。また何をしちゃったのよ」とふたりそろって飛んできてくれ、テキパキと全てをアッという間に正常に戻してくれるのだが……。
 この失態も、私がそれだけ〝おじいちゃん〟になってしまった証拠なのか。それでも舞が生前「そういう時にはこれでしっかり押すのよ。そしたら、治って元に戻るから」の言葉を思い出し、下のトイレの片隅に置いてあった柄杓のようなものを探し出し、物は試しでそれで力いっぱい押すと、トイレの水はなんと。音をたてて流れ、これまでとは信じられないような快適な音をたて流れていったのである。

 まさに「やれやれ」とは、このことか。わが妻たつ江と愛猫シロがいたなら。ふたりでナンダナンダと(半分、興味本位で)走って飛んできてくれ。アッというまに助けてくれるのに、とつくづく思い、わが家にとっては、まさに宝も同然であった〝ふたりの存在〟の大きさをあらためて思い知ったのである。やれやれ、とはこのことか。

 午後。名鉄布袋駅近くのスーパー、マックスバリューへ。買い物をする前に、たまたま最近、布袋駅構内で開店した食堂「お多福」なるお店に初めて入った。ここで親子丼を食べたが、これがメチャ美味しかった。それこそ、久しぶりの親子丼であった。
 帰宅後。いつもの五郎油さんから灯油を配達してもらう。56リットルで7280円也だった。

2026年2月1日
 早いものだ。もう1カ月が過ぎ去った。
 昨夜は遅くまでかかり、私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」のテーマエッセイ(今回のテーマは<こだわり>)を執筆。深夜から未明にかけ、締め切りにぎりぎり、滑り込みセーフで書き上げた。執筆するには大変な体力も必要だけに、やれやれではある。でも、このテーマエッセイ。読者の間の評判も良いだけに、今後も「熱砂」が存続する限り、続けていきたく思っている。みなさん、ぜひお読みくださいね。

けさの新聞見出しは【国防の島連呼なし ―割れる民意 衆院選2.8― 【台湾有事】苦悩する与那国】【日英鉱物供給網で連携 首脳会談サイバー協力新枠組み】【パリ五輪でも被害多発 アスリート中傷 冬季7団体対策】(いずれも中日朝刊)……といったところか。

一匹文士、伊神権太がゆく人生そぞろ歩き(2026年1月~)

2026年1月31日
 わが尊敬する兄の誕生日。であるから、メールでおめでとう、と。一歳違いの弁護士の兄もとうとう、きょう満80歳になったのである。ということは、来年はいよいよ私が満80歳の洗礼を受けるか。このまま元気でいたいものである。
 
 土曜日。いつものように朝刊各紙を読んだあと、これまたいつものようにNHKラジオの「保阪正康が語る昭和人物史」、宮沢賢治の朗読の順に耳を傾け、これまたいつものように本場中華料理のお店「聚紅源(しゅうこうげん)」まで行き、私の好きな酢豚定食を食べ、スーパー「ピアゴ」に寄って夕食を買って帰る。

 帰宅後は、私が主宰するウエブ文学同人誌「熱砂」のテーマエッセイ(テーマは<こだわり>の執筆で夜遅くまで。1月31日、きょうが締め切りなのでがんばって編集委員の黒宮涼さんに続いて深夜遅く出稿する。いやはや、何かと忙しく休む間もない日の連続である。

(1月30日)
 金曜日なので午後、一宮のスポーツ文化会館(スポ文)へ、と出向く。スポ文では、いつも通り、この道の大ベテランといっていい悦ちゃんを相手に、いつものようにタンゴにワルツ、そしてきょうはなぜか若先生が「ジルバを」ということなのでジルバも踊り、最終にルンバを学んでジ・エンドとあいなった。このうちワルツとルンバはブロンズ級なので、踊りがいも十分あるというもので自分なりに満足しての帰宅とあいなった。
 パートナーの悦ちゃんも病を見事に克服してのレッスンだけに、その努力には頭が下がるのである。あっぱれとは、悦ちゃんのようなお方にふさわしい言葉だ、つくづく思うのである。何はともあれ、だ。健康第一。健康でなければ踊ることも出来ないのである。

(1月29日)
 東京大学の教授がなんて、ぶざまな。語るに落ちるとは、このことか。情けないにも程がある、とは27日付のこの記事。これほどの醜態さらしは、めったにない。
 わが愛する兄はじめ、私の昔の職場の東大卒の同僚たちは一体全体、どんな気持ちでこの記事を読んだのだろう。ここに、その醜態を報じた中日新聞のけさ、29日付の記事【見出しは、大学院収賄巡り東大学長が陳謝 「信頼著しく損ねた」】と27日付の中日新聞の記事を記録として留めたい。
――東大大学院の共同研究を巡り収賄容疑で大学院医学系研究科の教授が逮捕された事件を受け、東大の藤井輝夫学長は28日、記者会見で「教育研究機関として社会の信頼を著しく損ねることになり深くおわび申し上げる」と陳謝した。東大病院の医師らの収賄事件が昨年から相次いでいた。/藤井学長は医学部や同病院について「閉鎖性のある組織風土。ヒエラルキーが強い組織体質で風通しの悪さがある」と述べ、今後は抜本的に見直していくとした。

27日付の新聞記事
 

(1月28日)
 月に一回の受診で名古屋の金山駅近くの金山ペインクリニックへ。昨年12月に実施して頂いた血液検査の結果表を担当医師から渡されたが、結果はますまず。薬局で女性スタッフにも見せると「大丈夫。心配ないですよ。このお年でこれだけ美しい血液の方は、ほかにはいません。すばらしいかと思います」とのことで、ちょっとおべっかでは-とは思いつつも、少しばかり安心したのである

 それにしても名鉄犬山線で金山まで出て、ペインクリニックに出向くわけだが、久しぶりの名鉄電車から見る車窓の風景は、かつて通いなれたコースだけに、どこか懐かしさをさえ覚えたのである。それだけ、年と月日を重ねたのだ……。そう思うと、なぜかしら犬山線の沿線の光景に、郷愁のようなものを感じるから不思議である。

 本日付の中日新聞夕刊1面に【シャオレイ中国到着 双子パンダ返還】【旅客列車にロ軍が攻撃 ウクライナ、走行中】。の見出し。中でも「【成都=共同】東京・上野動物園で飼育されていた双子のジャイアントパンダ、雄シャオシャオと雌レイレイが28日早朝、中国四川省の保護研究センターに到着した。」のニュースには、なぜかわが胸に熱いものが走ったのである。シャオシャオ、レイレイ、もっともっと幸せになってくださいね。今は亡き、わが妻たつ江(伊神舞子)の心も同じに違いない。

(1月27日)
 火曜日。【衆院選公示8日投開票 高市政権経済、安保など争点 小選挙区東海4県は128人】とは、中日新聞の27日付夕刊1面見出し。前文総合リードは以下の通りである。 
――第51回衆院選が本日、27日に公示され、2月8日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入った。高市早苗首相(自民党総裁)の下での国政選挙で、自民、日本維新の会の連立政権の信任が問われる。消費税減税の扱いを含む経済政策、安全保障に加え、外国人政策や選択的夫婦別姓導入の是非など多様性を巡る姿勢が争点となる。11党など1270人超が小選挙区(289)と11ブロックの比例代表(176)計465議席を競う。

 午前中、歯医者さんへ。月に一度のメインテナンス治療だが。これまでずっと私の歯をみてくださっていたクルミさんが退職されたため、これからは尾関歯科衛生士にしていただくことにあいなった。

2026年1月26日
 強い冬型の気圧配置の影響で25日も各地で大雪が続き、未明から早朝にかけ、石川県の小松市や白山市などと鳥取市に「顕著な大雪に関する気象情報が」が発表された。金沢市では午前6時までの6時間に観測史上最大となる37㌢の雪が降った。気象庁は26日も北日本を中心に大雪になるところがあるとして引き続き警戒を呼び掛けた、とは本日付の中日新聞朝刊報道である。

 きょうも、とても寒い。私はそんななか、朝のゴミ出しをしてから新聞各紙を読み、今は亡き妻たつ江(伊神舞子)と愛猫シロちゃんの遺影を傍らにスマホを手に、舞が大好きだったエーデルワイス、みかんの花咲く丘、そして彼女の死後に私と牧すすむさんとで作った=シロちゃんは、まだ元気でいた=能登半島地震復興応援歌【能登の明かり(歌は岡ゆう子さん)】を聴いた。
 午後。古新聞の束を道路沿いの指定回収箱に廃棄しながら、ピアゴへ。駐車場に愛車を置き、隣接するビッグ・ボーイで食事したのちピアゴで買い物をして帰宅する。

 この世の中は自然も何もかもがだ。絶えず、動き続けている。というわけで、中日のきょう、26日付夕刊は【東電外部協業拡大へ 再建計画 大幅改定 政府認定】【安青錦 頂へ「できるだけ早く」 初場所V一夜明け】【ウクライナ100万世帯停電 EU支援加速 凍える世界 米国氷点下45度 大規模停電 新千歳空港 欠航相次ぎ7000人足止め】【東京円急騰 一時153円台】……といった内容。そして日経夕刊は【中国核機密、米に漏洩か 汚職疑惑の制服トップ 当局、国有企業を調査】といった内容である。

 夜。NHKのEテレで【ハートネットTV選 夫が病気で全身まひに 目で会話・夫婦の日々】を見る。逆境にありながら明るく生きる一家の姿には、胸を打たれた。

(1月25日)
 過去5年近くの間、月に一度、書き続けてきた、その時々の世の中をじっと見つめて問題点をえぐり出して世の中に問いかける私・伊神権太の【文士刮目】最終回57回目<あなたのところは大丈夫か>=2月6日公開予定=の出稿をきょうの正午過ぎに終え、正直言って身も心も、ホッとしている。思い返せば、この欄の執筆を私自身も属する「脱原発社会をめざす文学者の会」幹事会から要請され、書き始めたころは私の妻伊神たつ江(俳人・伊神舞子)は健在で原稿を書き上げるつど彼女に原稿を何度も何度も読み返してもらい、不十分なカ所を指摘してもらいながらの出稿で、妻にはこうした面でも随分と苦労をかけ同時に助けられもしたのである。

 東京・両国国技館で行われていた大相撲初場所は、この日千秋楽を迎え、ウクライナ出身の大関安青錦が平幕熱海富士と12勝3敗同士で優勝決定戦に臨み、熱海富士を首投げに制して先場所に続く連続優勝。来場所はいよいよ綱取りとなるだけに、今後の成長と飛躍に期待したい。

 観客席で安青錦を応援する女性たち(NHK画面から)
 

 土俵際つまりながらも首投げでしとめた(右の小兵が安青錦)
 

「うれしいです」と喜びを語る安青錦。来場所は、いよいよ綱取りへの挑戦である
 

(1月24日)
 衆院は、きのう23日午後の本会議で解散。政府は臨時閣議で第51回衆院選の日程を27日公示、2月8日投開票と決定。高市早苗首相(自民党総裁)は、日本維新の会との連立政権への信任を問う重要な選挙だと位置づける。一方で立憲民主、公明両党が結成した新党「中道改革連合」は、生活者ファーストを前面に恒久的な食品消費税ゼロを訴える。解散翌日から投開票まで戦後最短、16日間の決戦がいよいよ始まったーとは、各メディアの報道である。

(1月23日)
 朝。起きると自宅周辺はそれほどではないものの、白一色に変容していた。
 このところ新聞テレビでは各紙(各局)とも連日のように【北陸と東海 大雪警戒続く】といった報道が続いており、東北、北海道はじめ、福井や滋賀、岐阜県での降雪の模様が報じられており、どこか気ぜわしい日々でもある。

 新聞各紙とテレビのけさの報道といえば、だ。▽米、対欧追加関税を撤回 グリーンランド決裂回避▽柏崎6号機原子炉停止 再稼働5時間後 警報▽衆院きょう解散 27日公示、来月8日投開票(いずれも中日新聞の見出し)―といったものだ。

 そして。この日の午後、衆議院は解散。衆院選の日程が27日公示、2月8日投開票と決まった。
 本日付の中日新聞夕刊によれば、だ。高市早苗首相(自民党総裁)は、日本維新の会との連立政権枠組みや飲食料品を2年限定で消費税の対象外とするなどの連立政権合意について国民に信任を問うと説明。立憲民主党と公明党は新党「中道改革連合」を結成し「生活者ファースト」を掲げ、恒久的な食品消費税ゼロを訴える-という。

 また、今回の衆院選は解散から投開票までが戦後最短の「16日間」決戦となる。通常国会冒頭の解散は1966年いらい60年ぶりで、2月の投開票は36年ぶりと異例ずくめ。一般的に短期戦は与党に有利とされるが、主要政党の合流や厳冬期の選挙など特殊事情が重なり、結果は波乱含みだ。―とは、中日新聞夕刊報道である。

 ちまたが選挙報道一色のなか、史上最長の62年にわたって将棋棋士として活躍し、多くのテレビ番組に出演して「ひふみん」の愛称で親しまれた加藤一二三(かとう・ひふみ)さんが22日、肺炎のため死去という訃報も。人々に親しまれる風貌は多くの人々に親しまれてもいた。86歳だった。残念無念である。合掌―

 あれやこれやと忙しいが、きょうは金曜日なので、社交ダンスのレッスンで一宮のスポーツ文化センターへ。自分で言うのもおかしいが、いろいろすべきことがあって大変である。ただ先生から「ルンバもワルツも、タンゴもゴンタさん。だいぶおどれるようになってきたわね」のリップサービスには「ホントかしら」と思いつつ、そうかもしれない気がしてまんざらでもなかった。というわけで、きょうもまる1日大車輪の日であった。もう休もう。ただいま午前零時半である。

(1月22日)
 木曜日。ジャズの日。

 けさの新聞はやはり【安倍元首相銃撃 無期懲役 奈良地裁判決 境遇考慮せず】【解説 「宗教虐待」より結果重視】【柏崎刈羽原発が再稼働 6号機 東電、福島事故後で初】(中日)【安倍氏殺害 無期判決 奈良地裁「生い立ち影響せず」 声なき声を聞く 大阪社会部長田中謙吉】【柏崎刈羽再稼働 東電福島第一事故後初】【自民公約「積極財政」前面 食品消費税2年ゼロ検討加速】(毎日)……といった具合である。

 このところは私、伊神権太の新しい小説執筆その他(本欄や文士刮目などの執筆、社交ダンスのレッスンなど)に追われ、ちょっとハードな日の連続が続いている。

 本日付の夕刊は【東電問われる覚悟 柏崎刈羽原発再稼働 福島廃炉果たす義務】【米、欧州への追加関税撤回 グリーンランド対立回避】【滋賀・湖東に「顕著な大雪」】【制御棒引き抜き中断 柏崎刈羽、不具合で警報】(中日)【大阪出直し知事選告示 都構想争点、吉村氏ら出馬】【トランプ氏、関税見送り グリーンランド対欧州8カ国 NATOと合意枠組み】【貿易赤字5割減 2.6兆円 昨年間税で対米黒字1割減】【保守派判事も独立性に懸念 FRB理事解任 最高裁は疑問視】【日経平均反発 一時1000円超高】(日経)といったところか。日本も、世界も。地球までが揺れている。

(1月21日)
 【訪日外国人4000万人初突破 欧米豪から増加 消費額最高 25年推計】【首相「一丸」 中道に立憲144人 与野、党選挙準備本格化】【選挙カー奪い合う冬】とは、本日付の毎日新聞朝刊見出し。
 
 お昼。江南市内の喫茶「KENT」で国際公認会計士の山田金重君、そして元海上保安官だった早川義昭君とお会いする。いずれも小学時代(古知野北小)のクラスメートだが、アレヤコレヤと過ぎし日や今現在のことを食事をしながら、楽しく雑談。有意義なひとときを過ごした。「クラス会をやろう」との山田君の提案もあって小学時代のクラスメートをこれから少しでも多く捜し出し、出来るだけ早い時期に実現させよう-ということにあいなった。

 それにしても、きょうも寒い。寒い日で、寒がり屋の私は1日中ぶるぶると震えていた。「そんなことでは、人々の胸を打つ物語など、とても書けっこないわよ。もっとシャキッ、としなきゃあ。シャキッと、す・る・の」とボクが知る女たちの声が聴こえてくる。
 でも、やっぱり、さ・ぶ・い。寒いのである。「そんなことで、よく極寒の満州から引き揚げてこられたわよね。」と誰かの声が聴こえてくる。
 引き揚げ船で奇跡的に引き揚げてくることが出来たのは、母の胸に抱かれ列車を乗り継いでの道中と船旅を無事、完遂出来たからにほかならない。太平洋戦争で日本が敗戦してそれこそ、まもないころの話だ。このドラマがなければ、おそらくこの世にボクという存在はなかったに違いない。

(1月20日)
 きょうは大寒(たいかん)。二十四節気によれば、「寒」の真ん中で、寒さが最も厳しくなるころ。沢に氷が厚く張り始め、武道では寒げいこの時期だという。そういえば、中、高校、大学と私は毎年このころが訪れると真新しい柔道着に身をつつみ、十日間ほど真冬の早朝寒げいこに励んだものである。勉学よりはいつも柔道の稽古が先で、今になって振り返れば「よくぞ、毎年続けることが出来た」と我ながら感心しもする。
 おかげで大学二年の時に、十九歳で講道館柔道三段を取得。オールミッションの大学柔道大会では、このちっちゃな体で、栄えある優秀選手賞にも選ばれ、おかげで当時最難関だった新聞社の試験(当時69倍)にも運よくパス、あこがれの新聞記者にもなれたのである(とは言っても、それからが大変。いばらの道の連続ではあった)。
 なんだか、またまた話の道がそれてしまった。

 本日付の朝刊は、高市早苗首相がきのう19日に首相官邸で記者会見。23日に召集する通常国会の冒頭で衆院を解散し「27日公示、2月8日投開票」の日程で衆院選を実施すると表明したニュースで埋め尽くされた。

 午前中、目医者さんへ。定期治療のためだが眼圧は右19、左17で、日ごろ原稿執筆などでパソコンとにらめっこをしているわりには、まずまずでホッとした。

(1月19日)
 わが家周辺での下水道工事、新家屋の建築に始まって日本はむろん、世界の果てまで。日々、いろいろある。というわけで、新聞の朝刊見出しは【中道 安保法は「合憲」 基本政策に明記 立民の方針転換 首相きょう冒頭解散表明】【「グリーンランド買収まで」 米10%追加関税 欧州8カ国反発】など。世の中、いろいろとアルアルである。宇宙の神さまは、このアタフタとした様子をどうみておいでなのか。
 でも、そうしたなかを私たちは生きていくのだ。なんだか、そんなことを思うと無性に寂しくもなってくる。生きていく。生きる。命を与えられている。って、ことはどの人にとっても大変である。半面、生きていく。これほど楽しい半面で悲しいこともないのではあるまいか。日々を生きていく。このこと自体が、誰にとっても至難の技ではあるまいか。ついでながら猫ちゃん、ワンちゃんたちだって。生ある限り、同じなのではあるまいか。みんな。けなげに懸命に生きていくのである。

 私はきょうもアレヤコレヤとせせこましく書くことに追われている。だが私がこの世を書き続けていかなければ。そこには私自身の誇りといおうか。どこまでも尊敬する太宰治に続く無冠作家、私ならではの本物作家としての深い矜持があるのである。笑えば笑えばよい。私の文学一筋にかける心は微動だにしない。のである。
 夕刊は【スペインで脱線21人死亡 列車衝突、70人以上負傷】【衆院解散今夕表明 高市首相 中道は綱領を発表】【ばあちゃんビジネス 知恵とやる気が潤す 喫茶店やフェス 働く「主役」80~90代活躍「福祉でなく機会創出】(中日)【23日解散、首相表明へ 連立・積極財政問う 今夕会見 来月8日投開票見通し】【現実的な外交・防衛 中道改革連合、綱領を発表】【EU、対米報復関税を検討 グリーンランド巡り17兆円 トランプ氏に撤回促す】【トランプ氏に英首相が抗議「関税は間違っている」】(日本経済新聞)といった具合。
 世界も日本も、だ。大きく動こうとしている。いやいや、現に動いている。のである。

 この世の中、一体いつ不幸が降りかかってくるのか。知れたものでない。それでも人々は、どこまでも生きていくのである。

(1月18日)
 日曜日。私はいつものように朝起床後、NHKラジオの<音楽の泉>を聞く。
 このあとは新聞各紙を開き、次いで亡き妻舞子(伊神たつ江)との生前の約束を守って【エーデルワイス】【みかんの花咲く丘】をスマホのユーチューブで聴き、引き続き舞亡きあとに私が作詞した詩に私の友人、牧すすむさんが作曲して誕生した能登半島地震復興応援歌【能登の明かり】を、これまたユーチューブで目を閉じてじっくりと聞く。早いもので、舞が旅立ち、いつのまにか4年の月日がたち、愛猫シロちゃん(俳句猫、オーロラレインボー)がおかあさんの後を追うように車にはねられ、命を閉じてからも1年以上がたつ。人生(猫生)とは悲しきことの連続のような、そんな気がするのである。
でも。あと何年の間、この世におられるかはわからないが。生かされている命を抱きしめて大切に生きていくほかない。

 エーデルワイスを聴いている合間にピコピコ、ピコの呼び声。スマホを開くと。小牧の川島公子女史からで「ガミちゃん。また、近々ランチ会しましょう」とのこと。彼女は、小牧市議会の議長など数々の経験で知られ、市民の間では【初の女性の小牧市長待望論】も多い、いわゆる地方政界には欠かせない存在でもあり、私が名古屋空港(小牧国際空港)の空港担当記者として小牧に滞在当時からの友人でもある。それだけに、今後が大いに期待される人材だといえよう。

(1月17日)
 きょうは何といっても、1995年に死者6434人、行方不明3人を出した阪神淡路大震災の発生から31年となる、まさにその日である。私は地震発生当時、新聞社の大垣支局長だったが、早朝、大垣でも支局建物が何度も大きく、ぐらりぐらり、またぐらりと揺れた日のことが思い出される。

 そして。あの日から31年がたち、私の妻たつ江(伊神舞子)をはじめ、転任の際、能登半島の七尾市から大垣にまで一緒に来た愛猫てまり、そして彼女に続いて共に、わが伊神家で暮らし続けた他の猫ちゃんたち(こすも・ここ、シロ)も今では皆、死去。なんて薄情な世の中なのだろうと、そんなことを思うと時には全身で泣きだしたくなる。とは言ったところで、今さら嘆いていても仕方あるまい。どうにもなるまい、というわけで、月日はどんどんどんどんと新しい世界に代わっていくのである。

【きょう発生31年 阪神大震災47人犠牲の神戸大 先輩の記憶伝える使命 学生メディア遺族取材続ける】【山手全線 停電で運休 朝の通勤通学直撃 67万人影響 京浜東北なども】【立公新党「中道改革連合」 食品消費税ゼロ政策に】【電事連会長を林社長が辞任 原因究明専念 中電データ不正】(中日)【横浜市長暴言認める 人事部長が告発 一部は否定】【絞首刑差し止め死刑囚訴え却下 大阪地裁】(毎日)……と、きょうもいろいろある。

 こんなニュースの中で、1番胸を打ったのは【トランプ氏にメダル贈呈 平和賞マチャド氏訪米、会談】【在米ベネズエラ人熱烈歓迎 「彼女は真のリーダー」「米侵略ではなく解放」】か。昨年、ノーベル平和賞を受賞したベネズエラの野党指導者マチャド氏が15日、米ホワイトハウスを訪れ、トランプ大統領と会談。マチャド氏は会談後、受賞時に授与されたメダルをトランプ氏に贈呈したと明らかにした、というのだ。彼女は、トランプ政権による3日のベネズエラ攻撃とマドゥロ大統領拘束がノーベル平和賞に値するとたたえたというのだ。この行いが両国の関係構築を図ればよいのだが。…………

(1月16日)
 【◇…岐阜県飛騨市古川町で15日、三つの寺を巡って参拝する伝統行事「三寺まいり」があった。白壁土蔵の町並みは幻想的なろうそくの灯火に包まれ、着物姿の女性らが静かに手を合わせ、良縁成就などを祈った。……】とは、本日付の中日新聞通風筒。地方色豊かな、とてもよい話題である。

 立憲民主党の野田佳彦代表と公明党の斉藤哲夫代表が昨日の15日、国会内で会談し【中道】を旗印にする衆議院議員のみの新党を結成することで合意。2月8日に投開票が見込まれる衆院選で保守色を強める高市政権との対立軸を示す、とはけさの中日新聞1面報道。【自民・公明 新党】【両党首が結成合意 「中道結集」、政権に対抗 公明選挙区撤退】の見出しが音を立てるかのようにしなったのである。新党の名前は【中道改革連盟】にしたという。

 東京では、電気設備の異常が原因でJR山手線など各線が「運転見合わせ」で2時間立ちっぱなしの人も。この世の中、全くもっていつ、何が起きるか分からない。知れたものでないのである。というわけで中日(東京)夕刊見出しは【山手線始発から停止 首都混乱、午後にも復旧 京浜東北線も】。
 いやはや、この世の中、毎日毎日いろんな事件、事故が起きるものである。

 けさの朝刊。ほかに【執行官ら刺され1人死亡 東京 アパート立ち退き巡り 殺人未遂疑い 住人逮捕】【「風化させない」遺族誓う 軽井沢・バス事故10年】【終わらぬ裁判「長すぎる」 運航会社社長の責任問う】【4.2万棟公費解体完了 能登被災地 大規模建物は見通せず】【地震関連死4人認定へ 豪雨は1人追加】【高山で震度4】【油井さん 笑顔で帰還 5カ月間のISS滞在終了】など。いろいろ、である。

(1月15日)
 木曜日。第174回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が14日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は鳥山まことさん(33)の「時の家」(「群像」8月号)と畠山丑雄さん(33)の「叫び」(「新潮」12月号)、直木賞は嶋津輝さん(56)の「カフェーの帰り道」(東京創元社)に決まった。鳥山さん、畠山さん、嶋津さんの3氏には心から、これまでの努力と栄光を称えたい。心からおめでとうございます。

 15日付の夕刊は中日が【核兵器禁止条約発効5年 核のタブー被爆者が形に ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)事務局長 日本政府の動き懸念】【「安全意識 風化防ぐ」軽井沢・バス事故10年】、日経は【立・公 新党へ党内協議 衆院選協力 整えば党首会談】【米のグリーンランド領有 デンマーク外相拒否 バンス氏と会談 協議体設置は合意 デンマークが有志国と演習】と何もかもがきな臭くなってきた。そう思うのは、私だけか。

 脱原文学大賞の件で社に電話。先に(昨年暮れ)ニュースリリースを名古屋本社社会部に送ったのだが。まだ掲載されていないようなので「大賞記事はどうなったのか」を確認するためだったが聞く相手がつかまらないので伝言にとどめ、あらためて聴くことにする。それにしても昨年暮れにニュースレターを送ってあるのに。どうなってしまったのだろう。その点を聞きたい。本日のところは、これにて―

(1月14日)
 【首相 衆院解散固める 自民内に伝達 23日、国会冒頭】【イラン衝突死者3000人に 当局発表、デモ弾圧続く 米「貿易国に間税25%」】【日韓経済安保協力で一致 米連携も強化 奈良で首脳会談】(中日)【大阪ダブル選意向 知事・市長辞職へ「都構想」問う 衆院選と同日】(毎日)…ときょうもいろいろな事案の報道が目立つ。
 そんな中で。やはり見過ごせないのは【久米宏さん死去 81歳「ニュースステーション」 ニュースにエンタメ性追求】の記事(毎日)、あの久米宏さんの死に違いない。記事は『元TBSアナウンサーで、「ザ・ベストテン」「ニュースステーション」などの司会者やキャスターとして半世紀以上、テレビ放送の第一線に立ち続けた久米宏(くめ・ひろし)さんが1日、肺がんのため死去した。81歳。葬儀は近親者で営んだ。』というものであった。久米さんといえば、何と言ってもあの明るさ、あっさりしたところが印象的で惜しい人を亡くした気がするのである。合掌――』とあった。

 夕刊は【日韓の絆深める法隆寺 両首脳 奈良視察 李氏 午後帰国】【グリーンランド米領有拒否 バンス氏らと直接交渉へ】【中電へ報告命令決定 規制委、浜岡不正巡り】(いずれも中日)といったところか。

(1月13日)
 木曽川沿線の濃尾地方、すなわち、ここ尾張地方はきょうもすこぶる寒い。冷たく、真冬の日である。朝。半野良、いやいや、今ではもっともっと限りなき野良ちゃんになってしまっているかもしれない、姿を一向に見せないあのタンゴのことが無性に気になり朝、きのうから白い雪に埋もれたままの縁側のごはんとお水を飲む茶碗をきれいにし、食卓にはごはん、そして水も入れ替えて置く。
 タンゴがどこかから。またやってきて食べてくれたら、それだけで十分にうれしいのだが。そんなわけにもいかないか。わが家隣地での住宅建設工事が続く限り、ここ当分はあのかわいい顔を見せることはないかもしれぬ。何はともあれ、元気でいてくれさえすれば。それで良いのだが。でも。やはり。たまには元気な顔を見せてほしい。

 【電池交換EV素早い中国 ステーション5000カ所突破 装着完了わずか5分】【首相擁立加速を指示 衆院選にらみ 立・公は連携検討へ】【イランのデモ 死者490人超に トランプ氏が再警告】(中日)【メガソーラー反対で「10万票」】(毎日)【日経平均5万3000円台 衆院解散観測 一時1800円高 長期金利上昇2.14%】【レアアース、中国依存低減 G7財務相、資源国交え協議】【イラン貿易国に25%関税 トランプ氏、デモ鎮圧で制裁】【オックスフォード英語辞典 「EKiden」登場 11語句追加 日本文化の浸透移す】(日経)【日韓首脳午後会談 李大統領来日 経済安保協議へ】【AI分野巻き返しへ アップル、グーグル提携 ジェミニを採用】【岡崎山林火災鎮圧 愛知 工場から延焼、けが人なし】など。

 朝夕刊の見出しの活字の一部を並べただけでも。世の中、こんなあんばいである。いろいろあるのである。そうしたなか、感銘したのは、NHK総合のプロフェショナル【歌舞伎界の人間国宝▽片岡仁左衛門に密着! 顔よし声よし姿よし! 大役知られざる舞台裏 妥協なき4カ月の記録】。そして13日付中日新聞夕刊特報面の【おらもしゃべってみっが 東日本大震災15年 被災者福島で語り合う会 震災3年後PTSDの男性「自分だけじゃないと安心した」 絵本作家の女性絵本描き心浄化「経験共有できた」 体やメンタル不調リスク今なお 主催医師「1人でも語れる人 増やしたい」】である。この記事は「これでもか、これでもか」といった姿勢がビンビン伝わってくる、そんなある面で誇り高き、すばらしい記事なのである。

2026年1月12日
 月曜日。ここ濃尾地方も寒い朝である。 
 起きると、視界に白い雪たちが飛び込んできた。

 裏庭も ベランダも。雪、雪で白一色に。半のらタンゴはどこに?
 

 

   
 なぜだろう。過去、何度となく口ずさんだ、あの吉永小百合さんの「寒い朝」のメロディーが全身を突き動かし、駆け巡った。何度、口ずさんだことだろう。その小百合さん。長野県警松本署内の松本司法記者クラブで。わたくしに向かって笑顔でこう話された。昭和40年代、私が新聞社の松本支局サツ回りのころの話である。
「松本労音のためなら、アタシ。いつだってきますよ。来ますから」と。目を輝かせて、である。あれから何年の歳月と月日が過ぎ去ったことだろう。

 というわけで、話は思わぬ方向に脱線してしまったが。白い、白い朝がきた。ここ濃尾地方は1面銀世界である。ここらは年に2、3日は雪が降り、駐車車両の天井も白で覆い尽くされる。きょうは、そんな日でもある。雪が降ると、思い出されるのは妹が生まれた日のこと。あの日は幼いながらも何度も何度も転びながら、わが母、おかあちゃんの急を知らせに無我夢中で兄と一緒に雪道を走った日のことが鮮明に思い出される。
 そして。いまひとつの思い出、と言えばだ。石川県で新聞社の七尾支局長として記者生活をしていたころ、連日の降雪に毎朝早くから、支局の駐車場一帯と出入り口の雪かきをしていた妻たつ江(舞子)の姿か。連日、幼な子を背にしての難行苦行だった。
 それだけに、私は感謝のしようもなかったのである。ことに正月は支局を車で出入りする支局員はむろんのこと、七尾という土地柄もあってか。朝早くから毎朝、大勢の読者が新年のあいさつにお出でになるからであった。御祓川を起点に伸びるイッポンミチ。一本杉通りに面して建つ支局。そして絶えない来客。そのためにも、わが妻たつ江は支局の出入りには、ことのほか気を配ったようで、あの日々が懐かしく甦るのである。

 中日新聞によれば、12日の成人の日を前に岐阜県坂祝町の「二十歳を祝う会」が11日、町内で開かれ、参加者がヘリコプターで空から町を見渡す恒例の「郷土記念飛行」があった。また同じ12日付中日新聞【テヘラン=共同】電によれば、イラン全土に拡大した反政府デモを巡り、外交筋は衝突が激しかった8、9両日に、首都テヘラン市内の病院に1日当たり150遺体が搬送されたとの情報があると共同通信に明らかにした、という。またロイター通信は11日、デモ関連の死者が460人以上になった、と報道。

(1月11日)
 午後。コートをからだにスッポリはおって愛車を運転して自宅近くの古知野食堂へ。ここで昼食をして、近くの大阪屋スーパーへ、夕食を買って帰宅したが、きょうは寒くて寒くって。本当に寒い日で、全身が凍えて氷にでもなってしまいそうな、そんな錯覚にとらわれた。おまけに吹く風は強く、真冬そのものの外界であった。というわけで、帰宅してからは、しばらくは電気ストーブを前にじっとしていた。日曜日だ。吹く風も強く、ほんとうに寒い日である。(今は亡き)たつ江と愛猫シロちゃんは、今どこでどうしているのか。そしてタンゴちゃんは、今どこにいるのか。あったかいところでいたら、良いのに。

 けさの朝刊トップは【冒頭解散首相が検討 23日召集 衆院選日程は 来月上中旬投開票】(中日)【首相衆院解散検討 23日召集 通常国会冒頭に】(毎日)…と、どこも<衆院解散>のニュースである。それによれば、だ。
ーー高市早苗首相(自民党総裁)が、23日召集予定の通常国会冒頭での衆院解散を検討していると自民関係者に伝えたことが分かった。関係筋が10日、明らかにした。首相は自らが掲げる「強い経済」「責任ある積極財政」の実現を見据え、政権基盤を強化する必要があると判断したもようだ。ただ、2026年度予算の3月末までの成立を優先させるべきだとの慎重論もある。衆院選日程は「1月27日公示、2月8日投開票」「2月3日公示、15日投開票」が軸となる。(中日)
 と報道しており、いよいよ高市首相が開催総選挙に打って出るのは間違いなさそうである。

 ほかには、【レアアース輸出停止通告 一部中国企業、日本企業に】などレアアース関連の記事が目立つ。これはこれで深刻なニュースであることは、明白である。夜の大河ドラマ【豊臣兄弟! 「願いの鐘」】に続きNHKスぺシャル【緊急取材・ベネズエラ 〝急襲〟の裏で何が? アメリカ新戦略の思惑 専門家が読み解く真相】を見る。見て、考える。

(1月10日)
 山梨の火の勢いは収まらず、風にあおられるなどして17㌶が焼け、鎮火のめどがたってはいないという。【レアアース対日輸出制限 中国、審査を停止 米紙報道】【信頼関係つくり、徐々に食っていく カンボジア特殊詐欺 釈放の「かけ子」本紙に証言 稼ぎとリスク見合わない】(中日朝刊)【自民都道府県連幹事長の支部 政治資金使途公開5% 24年収支報告】【テラTerra Crisisクライシス 第1部 気候変動と国家➅ 切り札の「洋上」風吹かず】(毎日朝刊)など。この世の中、相も変わらず暗い話題ばかりが目立つ。
 そんな中、昨日9日付の中日夕刊は【温かな未来へ あなたと 能登半島地震避難先で出会い結婚 家や家族失った悲しみ越えて】のホットニュースが紙面全体をパッと明るいものにした。人間万事塞翁が馬、とはこのことか。少し違うかも知れないのだが。捨てる神あれば拾う神、との言葉が頭をよぎったのである。

 朝。私が七尾支局長在任当時に七尾JC(青年会議所)理事長だった七尾市和倉温泉の田辺さんから留守番電話が入る。電話すると「七尾市歌の歌詞に募集したところ、私の詩がどうやら入選。まだ未発表だがこれから作曲したあと、市が発表するみたい」とのこと。「そりゃあ、おめでとうございます」と私。どんな七尾市歌になるのか。今から、大変楽しみである。念のため、七尾支局の奈美ちゃんにもメールをさせて頂いた。

(1月9日)
 山梨県で火災。夜。午後8時24分ごろ、秋田で最大震度4を観測するやや強い地震があった。

 きのうのわが家への事前のお触れで「水道工事をするため。午前10時から正午まで断水」とのことだったが。昼前には「切り替えましたので、もう大丈夫です」との連絡。つかの間の断水になぜか、地震などの災害で断水騒ぎに泣く被災地の苦労を思い出した。

 新聞(中日)は、浜岡原発のデータ不正に伴う連載企画が1面に。【疑惑の波形 浜岡原発データ不正㊥ 「裏切りだ」地元の憤り】といった内容である。

2026年1月8日
 寒い日が続いている。舞もシロちゃんもこの世の人(猫)ではなく、どこか無性に寂しい。そんな新しい年の日々が始まろうとしている。なんだか無性に寂しくもある。

 本日の夕刊報道によれば、トランプ米大統領が7日、計66の国際機関から米国が脱退や資金拠出を停止するよう各省庁に指示する大統領覚書に署名したという。対象は31の国連機関と35の非国連機関だと説明している。ホワイトハウスの発表によれば、「米国の国益に反するため」と説明している。対象には国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)や国連人口基金、国連大学(東京都渋谷区)などが含まれるという。
 見出しは【66国際機関脱退指示 トランプ氏 国連人口基金など】といったもので、率直に言わせてもらえば「トランプさんのやりたい放題」といえなくもない。実際のところはどうなのだろう。私は国際政治学者でもなんでもないので軽率なことは言えない。いずれにせよ、トランプさん。なんだか綱渡りをしている図が浮かぶ。天下の米国大統領なのだから。世界の人々が悲しむような政策ではなくみんな喜んで平和に思える世界政治をすべきではないのか。トランプ関税にしても何にしても、だ。やることが、あまりに勝手すぎるのではないのか。日本の高石総理も思い切って強い助言をした方がよいと思う。であってこそ、友好国の首相ではないのか。何も頭を下げ、いつもチャラチャラチャラとばかりしているのが【一国の首相】とは思えないのである。これいかに?

2026年1月7日
 きょうは、七草粥の日。
 私が言うのもおかしいが。美人で知られる妹和代の誕生日である。かわいい。とは言っても、私とは違って何人もの立派なお孫さんに囲まれた幸せ過ぎる、現役税理士として今なおシャキシャキの〝おばあちゃん〟、いや私自身があこがれる花の妹君である。彼女は昭和25年の1月7日生まれだったので、ナント75歳になったこととなる。まったくもって信じられない-とは、このことか。

 彼女が愛知県江南市和田の家で生まれたその日の朝、わたしは、まだよっつ(4歳)。母の胸に抱かれて引き揚げ船で舞鶴に下り立ってからも、それほど過ぎてはいない冬の寒い1日だった。突然、オギャア、オギャアと泣き叫ぶ妹の誕生に私は、ひとつ違いの兄とともに雪道を「こりゃ大変だ」と途中、何度も何度も何度も転びながら道路を隔てた本家(母の実家)まで1㌔ほどの道を走りに走って〝急〟を伝えに走った。あの日のことを今も鮮明に覚えているのである。いやはや、人生とは。不思議。不思議な生きものである。そして。われら伊神三兄妹は、無我夢中で、まんで夢街道を走り続けてきた。そんな気がしないでもない。

 きょうは朝早くから。ことし初の不燃ごみの日であらかじめ息子が用意しておいてくれた缶・電池・ペットボトル・ガラス瓶などの類を両手に持ち、コートを羽織って寒さに震えながら集積場へ。いつもなら、誰かひとりは決まって顔見知りの人と顔をあわせるのだが。なぜなのか。不思議と知らない人はかりであった。ちょっと寒かったが。なんとか、わが子(三男坊)が出勤前にそろえておいてくれた不燃物を出し終え、朝食、新聞(中日など)のチェック……と続け、最後は亡き妻伊神舞子(故「静汐院美舞立詠大姉」)とシロ(俳句猫・オーロラレインボー)の遺影を前に、生前の舞が大好きだったエーデルワイスをはじめ、みかんの花く丘、そして舞の死後に誕生した能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり】の順にいつものようにユーチューブで聴いたのである。

 午後。劇団「小牧はらから」の主宰だった小畠さんが訪れたので、いつもの喫茶「シャトーマスミ」で一緒に食事。いったん帰り、こんどはピアゴに出向き夕食とファイルを購入して帰宅した。きょうも、とても寒い日である。舞は、シロちゃん(オーロラレインボー)は今ごろ、どこでどうしているのか。大空を見上げ、そんなことを思うと、なぜか涙があふれ出る。手持ちのお金がなくなったので近くの銀行に出向いておろす。

 中日夕刊は相変わらず、哀れと言おうか。とても品のない記事。【福井前知事 セクハラ1000通 調査委員会報告書07年から送信 体触る行為「刑法牴触可能性」】【浜岡審査「継続は不可能」 中電データ不正で規制委】とお粗末な見出しが目立つ。一方で【岡本、ブルージェイズ入団会見 「世界一になれるチーム」】と夢にあふれる記事も。【米「軍事行動も選択肢」 グリーンランド領有巡り】【中国の輸出管理 撤回求めて抗議 外務省】の記事はどう解釈したらよいものか?

 夜。七草がゆの日であるからか。せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ(大根)の七草がたっぷり入ったおかゆスープがテーブルに置いてあったので食べたが、これがまた格別、美味しかった。どうやら七草がゆのかわりに、わが息子プリンスがどこかで買ってきてくれたようで、これがまた滅茶苦茶おいしかった。
 というわけで、天に昇った舞(たつ江)はいなくとも、私の周りには宝のわが子らがいるのである。
 
 七草がゆを思わせるおかゆスープ。とても美味しかった
 

(1月6日)
 中日新聞の朝刊1面は【ベネズエラ米に協力意向 トランプ氏 コロンビア攻撃示唆】のほか【浜岡 地震データ不正 中電過小評価疑い 規制委 再稼働審査停止 原発耐震の最重要項目】と大変、気になるニュースが多い。中部電力は5日、浜岡原発(静岡県御前崎市)の再稼働審査で、地震の揺れの最大想定(基準値震動)を算出する際、自社社員が意図的にデータを不正操作した疑いがあると発表した-というもので審査を円滑に通過させるために揺れを過小評価した可能性がある。というわけで、中電は今後、弁護士らでつくる独立した第三者委員会を設置して全容解明を進める、といった内容である。正直、何たることか、と思ってしまうのは私だけでもなかろう。 

 火曜日である。早いものだ。ことしも早や、5日間が疾風のごとく過ぎ去った。午前中はパンで朝食後、いつものようにわが亡き妻、伊神舞子(たつ江)が大好きだったエーデルワイス、みかんの花咲く丘、そして彼女の死後に誕生した能登半島地震の復興応援歌【能登の明かり】の順にユーチューブで聴き、ともに口ずさむ。引き続き、ことしに入ってからの新聞各紙を念入りにチェック。お風呂を沸かし、出していなかった年賀状を書いて近くの郵便ポストまで歩いて入れる。それから。いつもの布袋駅近くの喫茶に出向いて食事し近くのスーパー、マックスバリュー布袋店で買い物をして帰る。
 帰ってしばらくすると夕刊がわが家に。そこでゆっくりと夕刊を開いて読む。この間、わたくしは我が家にただひとり。なので、わが家の中は1人の男が影絵の如く動き、まるでスローモーションのようなありさまである。ただ、昨年から続く、一体全体だれが住むのか、隣地での新居の建設音が相も変わらず続くのである。そして。そのせいかどうか、毎朝決まってわが家に顔を出す半野良タンゴちゃんは、このところずって顔を出さなくなってしまったのである。
 賢い猫ちゃんである。それでも私は朝になると、昨年と同じように毎朝、水を替え猫ちゃん食を与えるのである。きっと現れる。現れてくれるーと自身に言い聞かせながらだ。それでも夕方、外の食卓(猫皿)をのぞき、ご飯が少しでも減っていれば「あぁ、タンゴがきてくれたのだ」と安堵する。そんな毎日が続いている。あす朝には。きっと顔を見せてくれる、と。そう信じながらだ。

 夕刊は中日が【鳥取、島根、震度5強】【ベネズエラ大統領無罪主張 麻薬密輸など米連邦地裁出廷 「米国に拉致された」 国連安保理 非難の応酬】。日経が【マドゥロ氏、無罪主張 ベネズエラ大統領 米で初出廷 「拉致された」合法性争う】【国連安保理が緊急会合 「次の標的」恐れる声】【日経平均が一時最高値 (前日比の上げ幅が)600円超上昇、先高観強く】【米グりーンランド獲得に意欲 「NATO崩壊」欧州反発】といったところか。

(1月5日)
 【二十四節気】によれば、きょうは小寒(しょうかん)。寒さが増してくるころ。「寒の入り」で、これから節分までが「寒」。寒中見舞いを出し始めるころだ、という。  

 月曜日。晴れ。朝、わが子、三男坊がいつものように元気に出勤。玄関先で「気をつけて」と送り出す。引き続き、私はこれまた洗濯物をベランダに干す。次に朝食(パン)を食べ、わが家のしきたりともなったたつ江(伊神舞子)が大好きだった「エーデルワイス」「みかんの花咲く丘」の順に、そして彼女の死後に出来た能登半島地震と豪雨水害の復興応援歌【能登の明かり】をユーチューブで聞く毎朝の日常が始まった。たつ江とシロの遺影を前に、私はユーチューブから流れるメロディーにあわせて歌うのである。

 日経と中日の夕刊が、わが家へ。見出しを並べるだけでも以下の通りだ。いろいろある。
▽ベネズエラ「米は野蛮」 副大統領、抵抗の構え マドゥロ氏、米で収容▽マグロ初競り5.1億円 史上最高値「すしざんまい」落札▽商売ウマくいくように 仕事始め、新たな1年に祈り(日経)▽大発会東証一時1400円高 3週間ぶり5万1000円回復▽名古屋で初競り威勢良く 最高値続々▽縁起物一番マグロ 最高落札5億円超 東京・豊洲市場 大間産(中日)といったところか。

 昼食は、いつもの【日向ぼっこ】へ。ここでランチを食べたあと、ホットレモンティーを飲む。続いて「平和堂」で買い物をし、帰宅途中にコンビニ「ファミリーマート」に寄って年賀状を購入。自宅周辺を一回りする感じで帰宅。こうしてデスクに向かっている。きょうも寒い日で、東京、名古屋、大阪と子どもたちは大丈夫だろうか、と。いつまでたっても親バカで、そんなことを思ってしまう。

2026年1月4日
 早いもので、きょうは1月4日である。
 関東地方で過ごす長男夫婦がいなくなったわが家は、なんだかもぬけの殻といおうか、寂しいものである。せめて今は亡きたつ江(伊神舞子)とシロ(オーロラレインボー)だけでも傍に居てくれたなら、どんなにか、にぎやかで楽しいことか。あぁ~、と正月から思わずため息が出るのである。
 でも、私たちには半のら猫、タンゴちゃんが居てくれる。そのタンゴも新年に入り、いちどもわが家に顔を見せてくれず、寂しい限りだ。でも、しかたないっか。猫ちゃんには猫ちゃんの考えがあるだろう。そのうち元気な姿を見せてくれるに違いない。
 そんな猫好きを知ってか、正月で帰省した長男がわが家へのプレゼントとして持参したのは、ネコの進化の歴史を解いた【ニャートンNyaton ネコの科学】なる本である。息子夫妻は、どちらも物理学者ではあるが。まさか猫たちまでが物理の世界で生きている、とは。と思った次第である。新たな家宝として大切にしたい。表紙の猫は、シロ亡きあとにしばしばわが家を訪れるにゃんにゃん猫、タンゴによく似てもいるのである。

 長男夫妻から私へのプレゼントとしてもらったネコの科学なる本
 

 さてさて。本日4日付の朝刊1面は案の定、【米、ベネズエラ大統領拘束 首都を大規模攻撃 トランプ氏「NYに移送」】(中日)と各紙とも米国によるベネズエラ攻撃を報道している。何たることか。人間たちのやることはタカがしれていることは承知しているが。正月早々から、なんということか――と悲しくなってしまうのである。とはいえ、ボクと同い年の米大統領トランプなる人物は、真剣である。ベネズエラはこの先一体全体どうなってしまうのか。カラカスなどかつてピースボートの旅で訪れた風味豊かな国だけに心配である。私の力ではどうにもできないのも事実だが。なんとも悲しい一件である。

 ベネズエラのニュースで埋まった朝刊各紙の1面
 

(1月3日)
 今や、日本の正月の風物詩のひとつでもある第102回東京―箱根間往復大学駅伝競走【箱根駅伝】が2、3の両日行われ、2日の往路は青山学院大が3年連続の往路優勝を飾った。以下、早稲田、中央、國學院、城西大学と続いた。そして。最終的には、きのうの往路に続き、きょうの復路も青山学院大学が勝ち抜き、優勝した。
 このうち往路・山登りの5区では青山学院の黒田朝日が区間新の1時間7分16秒の脅威の走りで5位から一気に順位を上げ、19・3㌔地点では早稲田大学を捉えてトップに浮上。小田原で2分12秒あった早稲田との差を一気に逆転、往路優勝を飾った。また復路は本日、箱根・芦ノ湖駐車場入り口~東京・大手町の読売新聞東京本社前までの全5区間、109.6㌔のコースで行われ、青山学院大学が10時間37分34秒の総合タイム更新を果たし3連覇を達成。2位は國學院大、3位は順天堂大。10位までに与えられるシード権を20年連続で保持していた東洋大は14位となり、今回で逃す結果となった。というわけで、往路、復路とも青山学院大が盤石のレースで圧倒的な強さを見せて、終わったのである。
 ちなみにスマホによる途中速報の一部は、次のとおりである。
【結果速報】箱根駅伝、1区16位の青学大が大逆転で往路優勝 5区・黒田朝日が〝お化け記録〟…
箱根駅伝【詳報】青学大が3連覇、往路も復路も総合も新記録…、といったところか。

 箱根駅伝の結果を報じた中日スポーツ
 

 箱根駅伝の結果を見届けたところで、家族そろって亡き妻、私にとっては可愛くて仕方がなかった彼女たつ江(伊神舞子)が眠る高屋の高屋山臨済宗妙心寺派の寺院・永正寺の尾張の大地・永代供養集合墓へ。花々が供えられたお墓の前で線香をたいて、今は亡きたつ江(伊神舞子、静汐院美舞立詠太姉)の墓前でみんなで手を合わせたのである。

 たつ江のお墓にみんなで手をあわせた
 

 墓からの帰り道。それはそれは見事な月が上空に浮かんでいた。
「あっ、おかあさんだ」と甘えんぼだった末っ子が空に向かって叫んだ
 

 かけがえなきピースボートの友から近江八幡の街並みと清流の写真が送られてきた。私は、この静かな佇まいの2枚の写真を目の前にかつて2度訪れた城崎温泉を思い出した。志賀直哉の「城崎にて」の、あの城崎にとても似た光景には、美しく穏やかな風のようなものを感じたのである。そして。近江八幡の水郷の舟下りは、わが妻たつ江(舞子)が俳句仲間と舟下りをした思い出多い名所でもある
 
 

 夜遅く。【ワシントン共同】発電で『アメリカがベネズエラに大規模攻撃 「マドゥロ大統領を拘束」とトランプ氏』のニュース。かつてピースボートの旅で訪れたことがある、あのベネズエラがどうなってしまうのか。抱き合って踊ったあの人たちはどうなってしまうのか。少し心配な気持ちになった。あす以降のニュースを注視するほかない。

(1月2日)
 正月恒例の第102回東京箱根間往復大学駅伝競走の「往路」を朝からNHKラジオで聴く。長男の妻(物理学者)が教え子の何人かが走っているという青山学院大学はやはり伝統校ならでは、か。出足こそ16位と大幅に遅れたが、最後には高石早苗首相じゃないけれど。抜いて、抜いて、また抜いて。抜きまくってトップを抜き去る見事な奇跡的な走りで3年連続、8回目の「往路」優勝を決めた。やはり、伝統の青山学院大学だな、凄いと思った次第で、なんだか私までが嬉しくなってしまったのである。彼女の教え子たちが走っているのである。

 権太坂を走る走るランナー
 

 同時になぜだろう。昨秋のドラフトで中日ドラゴンズ入りが決まった青学の中西聖輝選手の勇姿が思い浮かんだのである。ドラゴンズには、ことしこそセ・リーグ優勝と日本一を勝ち取ってほしいものである。

 それから。わたくし伊神権太が「脱原発社会をめざす文学者の会」幹事会からの要請で月イチで執筆している連載「文士刮目」の56回目【永遠なり 「脱原発社会をめざす文学者の会」】が本日、公開になりました。ぜひ読んで頂けたら、と願っています。アドレスは、次のとおりです。
 https://dgp-bungaku.com

(2026年1月1日)
 新しい年。60年に一度の丙午(ひのえうま)の午年である。
 午後。わが家を訪れた長男夫妻らと能登半島和倉温泉の老舗「加賀屋」のおせち料理をたっぷり、じっくりと味わい、久しぶりに家族だんらんのひとときとなった。

 能登半島和倉温泉「加賀屋」の正月料理は、やはり美味しかった
 

 引き続き、NHKテレビの能登半島地震・豪雨犠牲者の追悼式の生中継、【まけんぞ! 孤立集落 能登半島地震 まれの里 不屈の2年】の順に見る。地震が発生した午後4時40分には。家族全員で目を瞑って共に黙とうをした。
 夜は昼間訪れた長男夫妻が「おとうさん、見るとよいよ」と教えてくれたNHKスペシャル【〝幻のカニ〟追う漁師 1匹で500万円も!? 能登の海に潜む〝夢〟 地震2年・再起の物語】をじっくりと見たが、幻のカニ・輝(かがやき)に挑む能登の漁師たちの果敢な姿が映し出され、なんだか希望の灯のような、そんなものを感じたのである。能登の人々はやはり、たくましいな-と思った次第だ。

 NHKスペシャルの一場面
 
 
 

 話は変わるが。能登の定置網と言えば、かつて七尾支局長在任時に大型台風襲来後の定置網がなぜか心配になり、台風が去ったあとの翌朝早朝、当時の能都町(現能登町)沖にまで漁船に乗せてもらい同行取材したことがあるが、あの時は無事だった網を目の前にホッとしたことをついきのうのように思い出す。そして、それよりずっと前、昭和40年代の後半、三重県志摩半島で地方記者生活をしていたころには当時、熊野灘沖で横行した密漁船を追いかけ、地元漁師さんの漁船に乗り込み密漁の実態取材に何日か出向いた、あの日々のことが思い起こされる。
 密漁が中日新聞で報道されると横行していた密漁がピタリとなくなり、地元漁協組合長松田音吉さん(真珠王・御木本幸吉の右腕だった)らからたいそう喜ばれたのである。

一匹文士、伊神権太がゆく人生そぞろ歩き(2025年12月~)

2025年12月31日
 深夜。
 NHKテレビ画面には【ゆく年くる年】が流れ始めた。
 ことしも多くのことがあったが、くる年が全ての人々にとって幸せな、良い年になればと願う。

 NHKの「ゆく年くる年」から
 全国各地の表情が紹介された
 

     ※     ※    ※

     ☆     ☆    ☆
 共産党の書記局長や委員長を歴任し、党の理論的支柱とされた前議長の不破哲三(ふわ・てつぞう。本名上田健二郎)さんが、30日午後1時20分、急性心不全のため死去。95歳だった。東京都出身。論客だっただけに、惜しい人を亡くしたと思う。不破さんは2006年1月に議長を退任後も党のシンクタンク「社会科学研究所」の所長として理論面で党を支えた。政治家として、どこか気品というか、気高さが感じられ、いい面での色けがある政治家で私は好きだった。そして、もう一人、落語家の初代林家三平さんの妻で多くの国民に親しまれた人気者エッセイスト、海老名香葉子(えびな・かよこ)さんが24日、老衰のため死去。92歳だった。こちらも、とても惜しい気がする。

 ことしも、きょうでお別れ。1年間、いろいろあったが、亡き妻たつ江(伊神舞子)と愛猫シロちゃん(オーロラレインボー)の元気でいたころの在りし日々を思い返せば、やはり、寂しく悲しい、辛い日々の連続であったことは間違いない。それでも私自身、多くの方々に助けられ、ここまで何とか歩んできた。
 昨年は、小牧在任時代からの友で名古屋を発祥の地とする大正琴にかけては日本を代表する琴伝流大正琴弦洲会の会主倉知進さん(大師範、詩人で作曲家・牧すすむさん)と共に能登半島地震の被災地である石川県輪島市道下の仮設住宅街特設ステージで復興応援歌【能登の明かり】の支援コンサートを実現させることが出来、被災地の皆さまにも大変喜んでいただけ「よかったな」と思っている。
 ほかには私が主宰するウエブ文学同人誌「熱砂」紙上で能登半島地震からの復興を願った随時連載小説【能登よ のとーおかあさん】をすべて事実の物語連作で10回にわたり連載、なんとフォロワー者数は1010万人以上にも及び、被災地能登に対する供養と励ましに少しでも役立ったなら、と思っている。新春には新進気鋭の同人、黒宮涼編集委員のアイデアもあり、「熱砂」はテーマエッセイなどにこれまで以上に果敢に挑むことにしている。

 そして。わが家にかえれば、だ。昨秋、思いがけず交通事故死した愛猫シロちゃん(オーロラレイン―)のあとを継ぐように現れたのが、初代愛猫こすも・ここそっくりのニュースター、タンゴちゃんである。タンゴはシロが居なくなった後を引き継ぐようにわが家にしばしば現れ、最近では時に台所まで入ってきて私と共に食事をする間柄にまでなったのである。とはいえ、このところは残念ながら寒いこととタンゴ本人の遠慮もあってか、なかなか顔を出さなくはなったが。そのうちまたきっと顔を出してくれる、と信じているのである。
 というわけで、タンゴも含め、わが家族の全員が来年も、いやことしも日々を大切に、前に向かって一歩一歩前進できればいいなと思っている。
 そうすれば、たつ江もシロも喜んでくれるに違いない。

 それはそうと、いよいよ2025年ともきょうでお別れ、まもなく【こんにちは2026年】である。そんなわけで、生前の舞(伊神舞子)が大好きだった坂本冬美さんがNHKの紅白歌合戦で「夜桜お七」を歌っているシーンをカメラに押さえ、引き続き、たつ江が生きていたなら見たに違いないEテレの「N響〝第9〟演奏会」を鑑賞。いよいよ新しい年の幕開けである。みなさん、新年あけましておめでとうございます。

 夜桜お七を絶唱する坂本冬美さん(NHK画面から)
 

 N響演奏会の模様(Eテレ画面から)
 

 

2025年12月30日
 火曜日。暮れも押し迫り、中日朝刊で気になる記事は【中国、台湾包囲し軍事演習 日米けん制 頼政権に圧力】か。記事は【北京、台北=共同】発原稿で次のとおりである。
―中国軍は29日、台湾を包囲するエリアで軍事演習を始めた。実弾射撃訓練を含むと発表し「台湾独立勢力と外部干渉勢力に対する厳重な警告だ」と主張した。中国はトランプ米政権による台湾への大規模な武器売却承認や、台湾有事は存立危機事態になりうるとした高市早苗首相の国会答弁に反発しており日米をけん制する狙い。/台湾周辺での大規模演習は今年4月以来で、昨年にも台湾を包囲する海空域で演習を2回行った。台湾独立派と見なす頼清徳政権への軍事圧力を一段と強化した。台湾交通部(交通省)によると、30日は台湾と各国を結ぶ航空便の利用客10万人以上に影響が出る見通し。

 ほかには来年の干支「午(うま)」にちなんだ巨大オブジェ「ジャンボ干支」が29日、津市美里町の辰水神社の鳥居前に飾られた。高さ3㍍、幅3・5㍍で迫力のある筋肉や風になびくたてがみが表現され、訪れた人たちが今にも駆けだしそうな馬を見上げていた。ーという中日の朝刊記事が印象深い。ほかに、毎日朝刊「余録」の「今年の日本経済の特徴」も気になるところである。

来年の干支にちなんだ巨大オブジェ「ジャンボ干支」
 

 毎日朝刊の「余録」
 

 夜。NHK総合でドキュメント72時間、続いて「映像の世紀73分SP 映画が語る東京百年の記憶▽戦時下に咲いた驚きのミュージカル劇 廃墟の中のキスシーン 下町に宿る小津の美学 吉永小百合と高度成長」を見る。

2025年12月29日
 早や、師走も29日である。
【B・バルドーさん=ブリジッド・バルドー=さん死去 91歳 仏俳優、動物保護活動家】【秀吉像「勝家」が修復 円頓寺 武将隊演者「争ったのは昔ゆえ」】【エスカレーターに腕挟まれ スキー場5歳児死亡 北海道】【奥能登60世帯 生活保護廃止 4市町 義援金受領理由に】【年末年始温かく生活困窮者支援 中区で炊き出し】など(いずれも中日新聞29日付朝刊から)。この世の中、相も変わらず、いろいろアレコレとあるのである。

 なかでも名古屋の街のシンボルとして円頓寺(えんどうじ)商店街に織田信長、徳川家康、水戸黄門の各像とともに地元の不動産賃貸業、時田一弘さん(65)により寄贈され、ことし8月に何者かによって首をへし折られた豊臣秀吉像は、他の信長、家康、黄門像とともに商店街の名物でもあった。それだけに、修復されて「本当に良かったな」と心から思う人も多いに違いない。そういう私自身、かつて妻たつ江(伊神舞子)と同商店街を共に訪れた際などふたりで決まって立ち寄り、しばらく見入ったことが何度かある。それだけに、修復は本当に良かったな、と思うのである。
 というわけで、修復したのは清州城(愛知県清須市)の武将隊煌(きらめき)組で、織田家の後継者争いで秀吉に敗れた柴田勝家を演じる人物、加藤正さん(55)=愛知県一宮市=だが、お正月を前にしての修復は本当に良かったな、と思う。わが家の仏壇のたつ江には当然、その旨を報告。「よかったわね」の声が聞こえてくるようでもあった。

(12月28日)
 年の瀬。日曜日である。本日付の毎日新聞朝刊1面の【関越道67台多重事故 群馬・みなかみ 20台炎上2人死亡】は、なんとも痛ましい。中日新聞は【半島災害2925集落孤立恐れ 23地域調査 道路寸断や津波で】の見出しと記事でいざ、災害発生時への問題点を問い掛けている。この世の中、災害はいつやってきても不思議でない。

 お昼は、車で大口町のメガドンキ(MEGAドン・キホーテ)へ、と食事を兼ね、買い物に出掛けた。店内は年末の買い出しなのか。家族連れがことのほか多いように感じたのは、私だけか。
 そろそろ年賀状を書かねば(賀状は既に用意済み)。とは言っても、いやいや今ごろになってーと言うべきか。ここ数年はスマホによる年頭のあいさつにすっかり頼りがちなので一時は500枚以上確実に出していた賀状も、このところは必要最小限に、と軌道修正したいきさつがある。
 というわけで、あすあさっての間にごくごく少数の方々に出さなければ、と思い、こうして熱砂の本欄にこの日の一匹文士を書いているのである。妻(伊神舞子)と愛猫シロちゃん(オーロラレインボー)がこの世に生きていれば別なのだが。それより、新しい年は天国のふたりともが少しでも喜んでくれる「偉大なる何か」を。せねば、と思っている。

(12月27日)
 師走に入ってこの国の各地で事件、事故が多発。なんたることだ、と思ってしまう。
【工場に刃物男15人けが 三島38歳容疑者を逮捕】(27日付中日朝刊)に続き、今度は【関越道50台超絡む事故 群馬1人死亡、26人けが】(同日付中日夕刊)とトラックや乗用車など50台以上が関係する多重事故の発生である。群馬県警高速隊や消防によると、女性1人が死亡。5人が重傷、21人が軽傷を負い、火災が発生し10台以上が炎上し、約7時間半後に消し止められたという。当時、現場一帯には雪が降っており、高速隊は路面凍結でスリップした可能性があるとみて原因を調べている。いやはや、困ったものだ。

 そして。国際社会の方といえば、だ。CNNによれば、ウクライナのゼレンスキー大統領が28日に米フロリダ州でトランプ米大統領と会談予定だと発表したことを受け、ロシアがウクライナの首都キーウに対する夜通しの大規模攻撃に踏み切ったという。なんたることだ、と思ってしまう。本来あるべき人間が、人間ではなくなりつつある。何たることか、と。嘆かわしくなってしまう。ニンゲンは所詮、こんな生きものに過ぎないのか。

 土曜日。いよいよことしも押し迫ってきた。というわけで、きょうは合間を縫って布袋のピアゴへ、と足が進んだ。ここには私が好きなヘアーカット専門店「カットコムズ」があるからである。私は、ここの美容師伊藤さんが気に入っているので舞亡きあとはずっとここでカットをしてもらっているのである。とはいえ彼女は70代、生涯現役のたくましい美容師さんなのである。私は何をするにせよ、1傑(いっけつ)主義なので彼女が現役で頑張っている限り、私のヘアーカットを彼女以外にお願いすることはないに違いない。

 というわけで、きょうも例によって新聞各紙を隅が隅まで読んだあとは、舞が好きだった【エーデルワイス】に【みかんの花咲く丘】をユーチューブで聴きながら歌い、最後に昨秋亡きおかあさん(伊神舞子)の後を追うように車に轢かれてある日突然、この世を去った愛猫シロちゃん(本名は俳句猫・オーロラレインボー)が生前、それもこの世を去る前夜にユーチューブでも聞けるようになり、シロと共に私の自室でそろって聞いた能登半島地震と豪雨水害の復興応援歌【能登の明かり】を口ずさんだのである。シロのことを思うと涙があふれ出て仕方ないが、歌いながらあらためてステキな歌だな、と我ながら感動したのである。

(12月26日)
 金曜日。ことし最後の社交ダンスのレッスンで一宮市のスポ文(スポーツ文化会館)へ。いつもどおりタンゴにワルツ、ルンバのレッスンに繰り返し挑んだ。結構、体力を消耗するが。レッスンをこなしたあとの爽快感がいい。帰宅後、私は今は天国にいる亡き妻たつ江、伊神舞子の遺影に向かって「おまえとの生前の約束どおり、ことしも社交ダンスやりとおしたよ」と話しかけたのである。

 夕刊は、日経が【予算案122・3兆円決定 来年度過去最大 国債費31兆円 物価高映し歳出膨張】【東京23区物価2.7%上昇 今年、食料品が押し上げ】【リチウムなど重要鉱物確保 英「日本との協力が柱」インド太平洋相】、中日は【防災庁 基本方針決定 来年11月発足 職員352人】か。

(12月25日)
 クリスマス。新聞、テレビなど各種ニュースのチェックの合間に、私が月イチで書き続けている【文士刮目】の55回目の原稿「永遠なり脱原発社会をめざす文学者の会」を出稿。その一方で、岐阜県多治見市文芸祭の「小説の部」入選作の先の選考に続く校正にも、ほぼ缶詰状態で追われるなど1日中、バタバタと忙しい日であった。

 夕刊は中日が「【志賀原発に推定活断層】 地理院指摘、北陸電は反論」、日経は【豪雨被害 森林破壊で拡大 インドネシア 10社超営業停止 パルプや金鉱山大手】【ロシア、和平案修正要求 対ウクライナ 兵器の制限主張か】の見出し。

(12月24日)
 きょうの中日本紙のスポーツ面。【シカゴ=共同】発によれば、プロ野球ヤクルトからポスティングシステムでホワイトソックスに移籍した村上宗隆内野手(25)が22日、当地の本拠地レート・フィールドで入団記者会見に臨み、背番号「5」のユニホーム姿で「メジャーリーグという舞台のスタートラインに立てたことをすごくうれしく思う。わくわくしている」と実感を込めた。
……日本の8年で通算246本塁打を放った。2年総額3400万㌦(約53億7200万円)で契約し「(契約が)短くても長くても、しっかりと野球と向き合って成長することを目標に来ようと思っていた」と語った。--と報道。
 同じスポーツ面では【相撲協会100年「さらなる精進」 式典 関取や親方ら800人祝う】の見出しも。協会は1925年12月28日に「大日本相撲協会」として設立され、58年に現在の名称に変わった。あいさつした八角理事長(元横綱北勝海)は長い歴史を振り返った上で、これまでのファンの応援や後援者らの支援に感謝し、「次の100年に向けて、さらなる精進を重ねます」と決意を述べた、という。

(12月23日)
 きょうの中日朝刊は何と言っても【柏崎再稼働 地元同意が完了 新潟県議会 知事判断を追認】であろう。そして同紙夕刊では、【柏崎再稼働 地元同意完了 知事選前 議会信任で幕引き】【飛び交う怒号 議場騒然】と続いた。
 そして。その一方では【H3 8号機打ち上げ失敗 エンジン異常、衛星は不明】【日本の宇宙開発停滞確実 代替の大型ロケットなく】【麻生田氏訪台 頼総統と会談 中国は「断固反対」】【介護職1.9万円賃上げ 月最大 26年度、障害福祉職員も】【タイ・カンボジア 攻撃停止へ会談 あす  両国軍高官】など。この世は、いろいろである。

 年賀状をどうするか。迷いつつも、小牧時代からの友、小畠辰彦さんの勧めもあって古くから付き合いのあるごくごく少数の友人知人に出すことに。というわけで、ことしも気が向くまま、今ごろになって印刷することに。あとは気が向くままメールで新年のごあいさつをーと思っている。

2025年12月22日
 冬至(とうじ)。毎日新聞の本日付朝刊によれば、「一年で太陽の南中高度が最も低く、夜が最も長くなる日。ゆず湯に入り冬至かぼちゃを食べる慣習が残る。」(二十四節気)とのことである。

 いずれにせよ、歳月といおうか。月日は人間一人ひとりの生活とは関係なく、トントン、トントンと歩いて動き、無言で過ぎ去っていく。ニンゲンたちすべてがその不思議な世界の中で過ごす。暮らし、生きていくのである。泣いても笑っても、だ。そんなこととは関係なしにきょうも「時」は流れ、進む。無情な自然界なのである。
     ☆     ☆     ☆

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 ▼瀬戸内海では大量死 三重のカキ今年は元気 黒潮蛇行終息水温低下で好転か▼訪問介護拠点来月調査へ ホスピスなど 報酬不正請求巡り 厚労省▼村上Wソックスへ 米報道▼全国高校駅伝 長野東連覇狙い通り 女子歴代2位の記録 前半突き放し完勝▼学校石川 大会新初V 男子エース増子「力通り」▼フィギュアスケート全日本選手権 坂本圧巻5連覇 極限の緊張乗り越えた(中日)▼高市内閣支持横ばい67% 本社世論調査3カ月連続高水準▼ガザ市民の日記 倒壊覚悟我が家へ がれき崩落あわや大惨事▼日本核保有発言 北朝鮮が猛反発「妄動断固阻止を」(毎日)など。きょうの各社紙面もいろいろである。これが世の中というものなのか。ああ、と思わずため息が出るのである。
そうした中を人々は、きょうも仕方なしに生きていく。

「平和堂」へ買い物に行った際にユズを3個買い、うち2個をさっそくおふろに浮かべる。なぜか、今は亡き舞と愛猫シロちゃんの顔がそろって浮かんだ。ふたりとも超お美人さんだったが。湯面に浮かんだ元気そうな顔に何よりもホッとしたのは私である。

(12月21日)
 日曜日。けさ一番の明るい話題は何と言っても昨年元日の能登半島地震で被災したJR七尾線の和倉温泉駅(石川県七尾市)できのう20日に開業100周年を記念する式典が開かれた事実であろう。というわけで、けさ(21日付)の中日新聞は【能登地震被災旅館休業なお半数 和倉温泉新たな出発 駅開業100年で式典 建物と人材 維持課題】と報じ、和倉の復興がかなり進んできた現実が分かり、ホッとしたのである。とはいえ、現段階でも営業を再開したのは半数にとどまっている現状には、まだまだ復興への道のりは遠いナ、と感じたことも事実だ。こうした現状に創業220年以上の「美湾荘」は11月に一般客の受け入れを再開。再建工事を続けながらの営業だが部屋数は地震前の68室から11室に縮小。多田直未社長は「従業員にいつまでも待ってもらうわけにはいかない。出来ることから進めていく」と話している。
 まだまだ復興への道のりは遠いのである。

 和倉温泉駅開業100年を報じた中日新聞
 

(12月20日)
 【百姓一揆 列島響く 山形 山口 東京 広島 「コメ守れ」農家と消費者連携 全国23都道府県に 広がる「令和の百姓一揆」】とは、わが家に届いた2025年12月21日付のしんぶん赤旗日曜版の見出し。農家と消費者が連携した食と農の再建を訴える「令和の百姓一揆」が全国23都道府県に広がっています。……といった内容である。

 見過ごせないのは【核発言 与野党から交代論 中谷氏、岩屋氏らが批判】【死者1.8万人 5000人減 被害82.6兆円 12.7兆円減 首都直下地震で政府想定 12年ぶり】(20日付中日見出し)の記事である。
 このうち核発言問題は、野党各党が19日、安全保障政策を担当する官邸筋の核兵器保有発言を受け、速やかに発言者を更迭するよう政府、与党に要求。自民党の中谷元・前防衛相も交代させる必要性に言及したものだが、木原稔官房長官は記者会見で「政策上の方針として非核三原則を堅持している」と述べ、事態の鎮静化を図ったというもので、官邸筋の進退への回答は避けた-といった内容。
 こうした動きに対して官邸筋は本来、高市首相に安保政策を助言する立場にあるだけに、立憲民主党の野田佳彦代表は記者会見で「こういう方が(首相の)そばにいては良くない」と指摘したうえで「早急に辞めてもらうことが妥当だ」と語ったという。

(12月19日)
 このところは多治見市文芸祭・小説部門優秀作の選考に続く最終校正にも連日当たるなどなかなか忙しく、チョット休む間がない。多治見の文芸祭は全国各地からの応募作で知られ、中部圏でも伝統ある試みとして知られている。それだけに、おろそかにするわけにはいかない。というわけで、どうしても力が入らざるを得ないのである。

 けさの中日新聞1面脇見出しは【山上被告に無期求刑 安倍氏銃撃 検察「戦後 前例ない」】そしてトップは【年収の壁 178万円で合意 自国、18万円上乗せ 玉木氏「26年度予算協力」】、ほかには【給食無償化 国が月5200円負担 自雄公合意 公立小、所得制限なし】【名駅東側の広場 歩行空間2倍超】…といった内容。

 このうち山上被告関連の記事は以下のとおりである。
――2022年7月に奈良市で参院選の応援演説中に安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、殺人などの罪に問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判が18日、奈良地裁(田中伸一裁判長)で開かれ、検察側は「元首相を衆人環視の中で殺害し、わが国の戦後史に前例をみない犯行だ」として無期懲役を求刑した。/弁護側は、被告の生い立ちが悲惨ともいうべき境遇で犯行動機と直結しているとし「最も重くても懲役20年までにとどめるべきだ」と主張し、結審した。被告は殺人罪の起訴内容を認めており、最大の争点は量刑で、判決は来年1月21日に言い渡される。/被告の母親は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入信し、総額1億円に上る多額の献金をしたことで家庭が困窮したとされる。/検察側は論告で、生い立ちが不遇であったことは否定できないとした一方、善悪を判断できる40歳代の社会人で、刑を大きく軽くするものではないと主張。安倍氏が教団の友好団体に寄せたビデオメッセージは、殺人を誘発するものとは認め難く、襲撃対象が教団幹部から安倍氏になったことについて「最後まで納得できる説明はなく、論理的に飛躍がある」と指摘した。/安倍氏は教団にダメージを与えるための道具として殺害され、落ち度はなく、犯行は「短絡的で人命軽視は甚だしい」と述べた。……

 午後。金曜日なので、気力を出して社交ダンスのレッスンで一宮市のスポーツ文化センターへ。タンゴにワルツ、それに最近習い始めたブロンズ級のルンバを繰り返し踊ったが、きょうの悦ちゃんは赤い帽子のサンタさんの姿に早変わり。おまけに休憩時間に甘いチョコレートまで頂き、なんだか本物のサンタさんと踊っているみたいな、そんな錯覚にとらわれたのも事実である。レッスンの方は、若先生の相変わらずの情熱あふれる、機敏な熱心さで、ちょっぴり疲れ、最後はバテ気味に。それでもなんとか他の仲間、水谷さんやヨシコ姉さんについていくことが出来、やれやれ。ほとんどダウン寸前で帰宅とあいなった。

 本日19日付の夕刊は何と言っても【日銀0.75%に利上げへ 決定会合、30年ぶり水準 賃上げ継続見込む】と【東京科学大「卓越大」に 10兆円ファンド支援 京大は候補】(いずれも日経見出し)か。ほかには中日新聞の【岡戸武平を評伝小説に 著者の寺田繁さん 名古屋に貢献 もっと注目を】も見過ごすわけにはいくまい。著者の寺田さんはよく知っている間柄でもあるだけに、夕刊文化欄にはふさわしい話題だなっ、とつくづく思った次第である。

(12月18日)
 木曜日である。
 朝刊は毎日が▼訪日客最多3906万人 1~11月 24年年間数上回る 円安影響 日中悪化懸念に▼首相「政治資金 真摯に議論 臨時国会閉会 習氏との会談、意欲▼「森の恵み」をウマく 2026=神戸市立森林植物園(同市北区)で、新年を祝う手作りの、午(うま)にちなんだえと飾りが森林展示館前広場に登場し、来園者たちを楽しませている、中日は▼裕福な市町村悲鳴 地方交付税なく自主財源で国施策 幼保無償化、GIGAスクール重荷 独自事業しわ寄せ▼当面の解散否定 首相日中改善「対話重ねる」▼EU、エンジン車容認へ 35年以降も 規制転換 日系追い風―といったところか。
そして夕刊は。日経が▼スマホ新法施行 アプリ外決済可能に アップル手数料最大15% グーグルは20%▼米EV販売37%減 税額控除廃止で需要低迷 10~12月予測▼カンボジア、邦人拘束 16人、特殊詐欺関与疑い▼豪の銃乱射 「人の務め」立ち向かった市民など。
 そして中日は▼ドローン禁止範囲拡大警察庁官邸など規制強化へ▼兵庫・播州織 若者に人気移住増 世界に一つだけの服 魅せられ▼サハリン2取引許可延長 日本にLNG供給 米、来年6月までーーといったところか。

 ニュースは良きにつけ悪しきにつけ、次から次にと容赦なく我々人間の前に立ちはだかる。
 

(12月17日)
 水曜日。毎日毎日、私の命とも言ってよい執筆はナンダカンダと休まる暇はないが。長年の習性で新聞、ラジオのニュースが気になり、チェックせざるを得ない日々が続く。たまにはカラオケにでも行って。【能登の明かり】でも歌ってこなければ、とは思うのだが。なかなか、アレヤコレヤに追われ、それだけの時間が取れないのである。

 というわけで、けさも朝刊を手にニュースをはじめ、漫画、くらしの作文・女の気持ち、新聞小説……と順々に詠み進めていくのである。やはり、読者から投降された「くらしの作文」「女の気持ち(時には「男の気持ち」)が1番胸にじわりとくるのである。新聞小説はいいものもあれば、内容が作者の独りよがりでチンプンカン極まりない作者本人だけが分かったつもり(読者は決して分かってはいないのだが)でいるような、そんな低レベルのものが見受けられ、これにはうんざりだ。その点、新聞の連載漫画は、どちらもひとひねりが聞いており、思わずホッとする、楽しくにこやかな内容にはいつも気に入っているのである。記事も玉石混合と言えようか。

 ちなみに、本日の記事を関心が引かれた順に以下列挙すると。▼良い新年へ大忙し(初詣や十日戎に向け、奈良市の「奈良近畿戎協同組合」で新年の縁起物作りが最盛期を迎えている)▼18・3兆円補正予算成立 25年度防衛費 GDP比2%▼出産で不戦敗規定削除 将棋連盟、見直し要望受け 実りある議論を 福間女流六冠▼定数削減今国会は断念 自維党首会談 来年成立目指す▼再審証拠開示命令義務化へ 法制審案範囲は隔たり▼サウナ火災2人死亡 東京・赤坂 ドアノブ外れ室内で……といったところか。

2025年12月16日
 青森県で震度6強を観測した地震は15日、発生から1週間となった。発生後、初めて発表された「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の特別な備えの呼びかけは、16日午前0時で終了。北海道と東北の皆さんは誰もがヤレヤレで、ほっとしておいでに違いない。とはいえ、「後発地震注意情報」が終了解除とは言っても、その後巨大地震発生のリスクがなくなったわけではない。普段どおりの生活を送りながらも避難場所の確認や家具の固定、非常用品の備蓄といった備えが求められる。いやはや、人間生きていくのは誰もが大変なのである。

 きょうのニュース。ほかには学歴詐称疑惑で前市長が失職したことに伴う静岡県伊東市長選が14日投開票され、無所属新人で元市議の杉本憲也氏(43)=国民民主党推薦=が初当選。前職の田久保真紀氏(55)は無所属で再選を目指したが、及ばなかったことか。

 そして何よりも残念無念なことは東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)を中国に返還すると15日、東京都が発表したことか。日中関係が冷え込むなか、友好の象徴として多くの日本人から愛されてきた人気者がいなくなる-というビッグな話だけに、私たち日本人にとっては、これほど残念無念な話しはないのである。というわけで、毎日新聞の本日付の朝刊見出しは【日中友好の象徴消える 上野パンダ来月返還「さみしい」】というもので、日本国民にとっては、とても寂しく悲しい話しとなったのである。パンダ大好き人間だった天国のたつ江。伊神舞子も嘆いているに違いない。

 パンダがゼロに。なんとも寂しい限りのニュースを報じた16日付の毎日新聞朝刊
 

(12月15日)
 けさは新聞休刊日で少しホッとした(朝刊を読むのに日々、かなりの時間を費やすので)。

 待ちかねて届いた夕刊を開くと、いやはやアレヤコレヤといろいろだ。
 ▼豪ピーチで銃乱射15人死亡 ユダヤ人ら標的、テロ断定 容疑の父射殺、息子拘束▼「花火じゃない、銃だ。伏せろ」祭り一転 逃げ惑う人々▼伊東市長選 田久保氏が敗北 元市議の新人・杉本氏当選(中日)▼スマトラ豪雨、死者1000人 復旧遅れ、予算削減影響も 「海外受け入れを」要求強まる▼香港、民主派政党ほぼ全滅 民主党が解散を正式決定▼シリア中部 米兵ら3人死亡「イスラム国」が攻撃(日経)など。いろいろある。

 話は変わるが。きょう私が住む愛知県江南市内のアピタに買い物に行った際、生前の妻たつ江(伊神舞子)が大好きだったほっかほかのレモンを買って帰り、彼女の遺影の前に「おまえ、好きなんだろ」と言って捧げ、供えた。不思議なものでその瞬間、彼女の遺影の顔がハッと光り輝いたようで私は買ってきて良かったなと、つくづく思ったのである。人生は、いろいろ、世界中で繰り返される血なまぐさい戦争、そして地震・風水害など予期せぬ天変地異の中で、わずかに心やすらぐのは亡き人へのレモン献上のひとときかか。ああ~。その瞬間、彼女の顔がキラリと光り輝いた気がしたのである。

 大好きなほっかほかレモンに、たつ江の顔が一瞬輝いた
 

「14日夜から15日明け方までは、ふたご座流星群の見頃のピークでした。流れ星に願い事を言えばかなうという伝承があります。イスラム教では流れ星は天国に入ろうとする悪魔に対するつぶて、中国では天帝の使いが流れ星と考えられていました。現在では流れ星のメカニズムがわかっていますが、昔の人にとって流れ星は神の領域のものだと考えていたのですね。」とは、本日付の中日夕刊の【星の物語 永田美絵】から。今は亡きたつ江にこの話をすれば、目を見開き輝かせて聞いたに違いない。彼女は、生前、こうした話しをとても好み、ふたりでふたご座流星群をベランダに立ち、追ったことも何度かある。それだけに、こうした星の話しを教えてやりたい、そんな気持ちにかられもしたのである。

 宇宙には神秘が満ち満ちている。
あゝ、それだけに、舞にはこのふたご座流星群を何はともあれ、見てほしく思ったのである。

(12月14日)
 江南市内の「きっちんクマ」で毎年恒例の年に一度の兄妹会。とはいっても兄夫妻と妹夫妻、そして妻に先立たれ今はひとりの私の計5人のささやかなる会である。かつては、爆弾魔加藤三郎による北海道庁爆破事件や戸塚ヨットスクールのリンチ殺人など日本を揺るがせた数々の大事件の弁護に携わった兄、そして数学の教師生活の途中、税理士だった亡き父の後をついで努力して税理士資格を取得。今は第一線の税理士として活躍中の妹夫妻。この4人に私が加わってのささやかなる集いである。

 この地方の音楽療法士の道を切り開いたといっても過言でない声楽家の義姉、妙子姉さん(父上=故人=は元岩手県一関市の一関病院院長)。日本特殊陶業の半導体などの超一流技術者として大いに社会貢献した妹の夫繁さんも加わってのささやか、かつホットな会となったのである。ことしは東京神楽坂「音楽の友」ホールで夢を実現させた妙子姉さんのコンサート、そして私が能登半島輪島市門前の仮設住宅街ステージで友人ら有志で実現させた能登半島地震豪雨水害復興応援歌【能登の明かり】の支援コンサートが話題の中心になって【兄妹の会】は進行。世にも不思議なささやかなる集い、楽しいひとときはアッと言う間に過ぎ去ったのである。
 妙子姉さんからはふるさとの東北から届いたというデッカイまんまるとホントに美味しそうなリンゴ3個を、繁さん(和代の夫)からはホッペが落ちそうなニューヨークの菓子を頂いてしまい、感謝感激といったところか。兄妹とは、ありがたきもの、存在である。

 妙子姉さんからもらったデッカイりんごと繁さん、和代からのニューヨーク菓子
 
 

 帰宅してスマホをチェックすると、私とは同じ世代のあの歌手美川憲一さんがパーキンソン病だとか。ペースメーカーの組み込み手術もした-との話題が公表されており、「大丈夫です。大丈夫でなきゃ」と記者の質問に答える彼の気丈な姿を前に思わず「がんばれ! 美川さん」の声が腹の底から沸き起こったのである。美川さんの柳ケ瀬ブルースが大ヒットしていたころ。私は新聞社の岐阜県警担当記者として、あの柳ケ瀬界隈を同僚記者とともに夜となく昼となく足を棒にして歩き回っていた。それだけに、同世代の美川さんに対する思いは深く、まだまだ長く元気な声をとどろかせてほしく思う。

 人生は無情、全ての人々に無情ではあるが、なんとかあの独特な艶のかかった歌声で、この世の中を希望に替えてほしい。のである。

(12月13日)
【名駅再開発 時期「未定に」 工費高騰、人材難で業者辞退 名鉄計画見直し】とは、けさの中日新聞の1面見出し。ほかには、中日の高橋宏斗投手(23)が12日、ナゴヤ球場に隣接する昇竜館で契約交渉し、8000万円増の年俸2億円で更改した、とのニュース。5年目オフでの2億円到達は、球団では岩瀬仁紀、福留孝介、浅尾拓也に並んで最速タイ、23歳は最年少となった。良い成績を出せば年俸も上がる典型例といってよい。
 こうしたとき、私にはなぜか、あの飛騨っ子・根尾選手のこの先が気になるのである。チャーミングな彼には才能も意欲もあるはずなのに。球団がしっかり使い切れていない。魅力ある人間性も含め、能力を生かしきれてはいない。のではないか。むろん、根尾本人にも命がけになってほしくも思う。
 そんな気がしてしかたがないのである。がんばれ。根尾! 何をやっとるのだ。早く芽を出せ! 天下を取れ。

 ほかに目立ったのは、【くるしくても まえ向いて 今年の漢字】の見出し。日本漢字能力検定協会は12日、2025年の世相を1字で表す「今年の漢字」が【熊】に決まったと発表。「熊」が選ばれるのは初めて。各地で出没と人的被害が相次いだのに加え、漢字で「熊猫」と表記されるパンダの中国返還にも注目が集まったとした。この日は京都市の清水寺で森清範貫主(かんす)が縦約1・5㍍の和紙に揮毫した。
「今年の漢字」は1995年に始まり、31回目。協会のウエブサイトやはがきで全国から応募を受け付け、最多得票の漢字を選んだ。応募総数は18万9122票で、熊は2万3346票。2位は「米」だったという。

 夕刊(中日)は【モハンマディさん拘束 23年(ノーベル)平和賞イラン 発言問題視か】【後発地震「備え」 終末観光地閑散 北海道、東北 大雪も警戒】か。

(12月12日)
 本日のニュースは中日新聞1面の【危険でもベネズエラに戻る オスロで平和賞マチャド氏】※マリア・コリナ・マチャド氏 1967年、ベネズエラの首都カラカス生まれ。2010年に国会議員に初当選し、12年に政党ベンチ・ベネズエラを設立。14年、マドゥロ政権への抗議活動を率いたなどとして議員資格剥奪。24年大統領選で野党の活動を主導した(共同)】に毎日新聞総合・社会面の【「働いて✖5」流行語大賞に過労死遺族抗議 首相「ワーク・ライフ・バランス すごく大事」 フォーブス「パワフルな女性」高市首相3位(ちなみに首位は4年連続で欧州連合EUのフォンデアライエン欧州委員長、2位は欧州中央銀行のラガルド総裁)】であろう。
 いずれにせよ、日本の高市早苗首相はじめ、世界の女性に関する記事が目立つのである。

(12月11日)
 このところ、本当に寒い毎日が続いている。こうした寒さの中、わたしは相変わらず執筆をはじめとしたアレヤコレヤに追われ、忙しい日々を過ごしている。デ、オンラインによる「脱原発社会をめざす文学者の会」幹事会への出席は、欠席させて頂く旨を村上政彦事務局長にメールさせて頂いた。いずれにせよ、寒い毎日が続いている。
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【泊原発27年にも再稼働 北海道知事 同意を正式表明】とは、けさの11日付毎日新聞の1面見出しである。内容については次に前文を書きとどめておこう。
――北海道の鈴木直道知事は10日、道議会定例会で北海道電力泊原発3号機(北海道泊村、出力91・2万キロワット)の再稼働への同意を正式に表明した。立地・周辺4町村長は既に同意を表明しており地元同意が出そろった。原子力規制委員会の残る審査や安全対策工事を経て、北海道電が目指す2027年にも再稼働する見通し。

 ほかには中日新聞のノーベル賞受賞を報じた1面見出し【坂口さん、北川さんに栄誉 ノーベル賞メダル授与】か。【ストックホルム=四方さつき】ノーベル賞の授与式が10日夕(日本時間11日未明)、ストックホルム市内のコンサートホールで開かれ、大阪大特別栄誉教授の坂口志文さん(74)に生理学・医学賞が、京都大特別教授の北川進さん(74)に化学賞が、それぞれ授与された。――というものである。
 そして同じ中日新聞夕刊には【マチャド氏オスロイリ 平和賞 ベネズエラ脱出】の記事も。記事は【オスロ=共同】発で「ノーベル平和賞を受賞したベネズエラの野党支持者マリア・コリナ・マチャド氏(58)が11日、ノルウェーの首都オスロ中心部のホテルに到着した。AP通信によると、マチャド氏が公の場に姿を見せるのは今年1月以来。米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版によると、マチャド氏は9日に船でベネズエラを脱出していた。マチャド氏は10日にオスロで開かれた平和賞授賞式に出席するためオスロに向かっていたが間に合わず、長女が代理を務めた。マチャド氏は11日にホテルのバルコニーに姿を現し、集まった支持者らに手を振った後、外に出て家族や支持者らと抱き合ったという。

 きょうも寒い寒い1日が私が住むこの街を、容赦なき顔をして過ぎ去っていった。「人間どもよ。おまえたちは一体全体、何をしてこの世を生きていくのか。ためになることをしているのか。遊んでばかりいるのではないか。日本と中国は何をそんなにまでしていがみ合っているのか。もっと仲良く出来ないものか。誰もがたった一度の人生を粗末にしているではないか。地球平和の前提は、「仲良く、仲良くすることだよ」と。何者かが耳元で私に迫ってくる。

(12月10日)
 きょうも心の奥の奥にまで冷たい冬が続いている。

 このところ連日、寒い毎日が続いている。もう冬である。
 というわけで、ことしは昨晩になって初めてわが寝布団の足元部分に湯たんぽなるものをしのばせた。昨年までなら。いつも足元では、わが愛猫シロちゃんが湯たんぽと私の足を抱きかかえるようにして一緒に寝て足元で互いにゴソゴソやりあっていたものだが。そのシロ、オーロラレインボーも昨秋、自宅前路上で無惨にも何者かの車に轢かれて死んでしまい、今はもういない。
 その後、私は毎日、悲しくて仕方ない日々を過ごしてきたが、幸い友人知人、そして私の兄妹家族らの励ましもあり、なんとかここまで生きてこられたのである。これらすべての人々には感謝のしようもない。

(12月9日)
 この世の中、次から次にーと。いろいろ起こる。人間たち、私も含め皆その怒濤の中を生きていくのである。というわけで、昨夜遅く北海道と青森など東北各地を怒濤の地震が襲った。デ、中日新聞のけさの朝刊1面は【青森で震度6強、津波 北海道、岩手で50㌢ 原発 異常確認されず】などの見出しが躍った。マグニチュード(M)7・6と大きな地震で、各地で津波が襲った割には幸い、被害は少なく済みホッとしたところか。
 わたくしはこんな現実を目の前に、これも見えない「神の手」によるものか。と、そんなことを思ってしまうのである。ともあれ、東日本大震災のような不幸なことにはならなくて「良かったな」とホッとしたというのが、私の今の正直な心境である。おそらく日本中がそうかと思う。

 ニンゲンたちは、だれもが自然の中で生かされている。そんなことをしみじみ思い、私はわが家の仏前で手を合わせ、頭(こうべ)を垂れ、今は亡き舞(伊神たつ江)と愛猫シロちゃん(オーロラレインボー)に頭を下げ「これからも人間社会を守ってよね」「おれも、天国のおまえたちを守り続けるから」と、きょうもまた手を合わせ、祈ったのである。人間とは。やはり、弱い生きものかもしれない。

 このところ、外猫タンゴの顔を全然見ないので心配している。ごはんはいつもの場所にお水と一緒に置いてはあるのだが。寒いところに、連日の隣地、頭上での新築工事音である。わたくしですら耐えらないのにタンゴが耐えられるはずもない。ここはいずこかに避難し、静かになったところで食べるほかない。けさもいつものようにいつもの縁側にご飯とお水は置いてあるのだが。食べてくれるといいのだが。

 本日9日付の中日夕刊1面は【後発地震注意情報初発表 青森震度6強 7道県対象 けが人相次ぎ30人超】【深夜寒さの中避難 観光地キャンセル次々】、日経1面は【青森震度6強、津波観測 原発異常なし 岩手・久慈70㌢ 初の「後発地震注意情報」 今後1週間「特別な備え」避難態勢維持や必需品携帯】【首相、日中対話に意欲 衆院予算委「日本側はオープン」】というものだった。

2025年12月8日
 本日付の朝刊1面トップ見出しは【中国軍機がレーダ照射 空自機に2回沖縄近海 首相「強く抗議」】(中日)【中国軍機空自機にレーダー 沖縄沖公海上 日本、強く抗議】(毎日)と、どこも中国軍機が自衛隊機に断続的なレーダー照射をした-という中国による危険な行為である。

 以下に一部、前文を抜粋しておこう(中日・東京新聞)。
――防衛省は7日、沖縄本島南東の公海上空で6日、中国海軍の空母から発艦したJ15戦闘機が航空自衛隊のF15戦闘機に対し、2回にわたってレーダー照射したと発表した。戦闘機のレーダーはミサイル発射に向けた準備段階となる火器管制や、周囲の捜索の目的で使用する。高市早苗首相は石川県輪島市で記者団に「極めて残念だ。中国側に強く抗議し、再発防止を厳重に申し入れた。冷静かつ毅然と対応する」と述べ、中国軍への警戒監視活動に万全を期す考えを示した。

 きょうは、ほかに【能登で朗らか 球児の希望に 佐々木投手、珠洲で教室】(中日)の、うれしいニュースも。【米大リーグのドジャースでワールドシリーズ制覇に貢献した佐々木朗希投手(24)が7日、石川県珠洲市で野球教室を開き、能登半島地震被災地の子どもらと交流した。東日本大震災で大きな被害が出た岩手県陸前高田市出身。当時の自身と同世代の子どもらを笑顔で指導し「また一緒に野球がしたい」とエールを送った】という。なんというステキなことか。佐々木朗希投手は私が前々から大好きな将来有望なプロ野球選手だけに、わが心までが弾んだのである。

 そして。決して忘れてはなるまい。日本、すなわち大日本帝国海軍が未明(8日)にアメリカ合衆国のハワイ準洲オアフ島真珠湾にあったアメリカ海軍の太平洋艦隊と基地に対して行った航空母艦艦載機及び特殊潜航艇による真珠湾、いわゆるパールハーバーへの醜い攻撃をした、まさにその日だ。真珠湾攻撃は1941年12月8日未明に日本軍がおこした大罪にほかならない。だから、日本人は懺悔の気持ちで手を合わせよう。いや、祈らなければならない-と私は思う。もう二度とこうしたことはしないように、と。わたくしは祈る。

     ☆     ☆     ☆

「帝国陸海軍は本8日未明、西太平洋において、アメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入(い)れり」。84年前の本日午前7時のラジオの臨時ニュース。戦争を勇ましいと思うまい。子どもが無残に死ぬ。(8日付の中日新聞夕刊 夕歩道から)

(2025年12月7日)
 6日。沖縄本島南東の公海上空で中国海軍空母「遼寧」の艦載機J15が、東シナ海上空で日本の航空自衛隊F15の管制レーダーを照射する事案が発生。高市総理は「極めて残念だ」と話したうえで冷静かつ毅然と対応していく-と強調。「今回のレーダー照射は、航空機の安全な飛行に必要な範囲を超える危険な行為で、このような事案が発生したことは極めて残念です」とも語った。

 日曜日。朝起きてからは洗顔に朝食、トイレ、雪割草2鉢への水やりと日光浴のための窓辺置き、そして引き続き台所での朝刊各紙のチェック、外猫ちゃん(にゃんにゃんタンゴ)へのお水と朝食やり……と、アレヤコレヤと結構、忙しい。

 ひととおり終えると、きょうも愛用のスマホ手に🎵エーデルワイス、🎵みかんの花咲く丘、🎵能登半島地震と豪雨水害の復興応援歌【能登の明かり(歌は岡ゆう子さん)】を今は亡き妻伊神舞子(たつ江)と愛猫シロちゃん(オーロラレインボー)の遺影を前に共に聴き、口ずさむのである。
 舞が亡くなる前、私に「あのねえ。あたし。あたしが居なくなったら<エ―デルワイス>と<みかんの花咲く丘>を毎日必ず歌ってよねーと言われていたから。だから、これら2曲に、舞亡き後に誕生した【能登の明かり】も加え、こうしてスマホを手に毎朝、共に歌い、聴くのである。

 二十四節気によれば、きょうは「大雪(たいせつ)」。雪が激しくなり、降り積もるころ。地面に霜柱が立ち、朝夕には池や川に薄い氷が張るようになる頃だが、まさにその通り。季節は正直、嘘をつかない。それこそ、本物の〝生きもの”だなっ、と。あらためてつくづく思う。
     ※     ※     ※             

     ☆     ☆     ☆
 優美な姿で古くから日本人を魅了してきた富士山は、いつ噴火してもおかしくない活火山でもあります。「火山防災の日」の8月26日には内閣府から降灰の影響に関するシミュレーション動画も公開されました。首都圏への影響が大きい西南西の風向のケースをもとに、インフラや生活への影響、備えについて紹介します。ーーとは、中日新聞の本日7日付サンデー版大図解№1744の【富士山の噴火】。

 学校の教材としても役立つサンデー版大図解
 
 

2025年12月6日
 けさの新聞のニュースは、中日1面の「花もち咲かせましょう 高山」というローカル色に富んだ話題にほかならない。
 ほかには、やはり1面の【台湾有事答弁1カ月 中国東シナ海に艦船100隻 軍事力誇示、宣伝強める】【日中緊張ため息1カ月 交通、宿泊、百貨店じわり打撃 台湾有事巡る首相答弁 中部観光地冷静受け止め】【衆院定数削減 45以上 1割目標 自維が法案提出】【連続強盗指示役4人逮捕 強盗傷害疑い 首都圏「匿流」闇バイト】【実行役の証拠積み重ね スマホ750代や防カメ解析】……といったところか。

 夕方。いつもならポストに入っているはずの夕刊2紙(中日と日経)が入っていない。というわけで販売店さんに遅がけになって電話。まもなくベテラン店員さんが夕刊紙を直接、わが家に届けてくださり、「ありがたいことだ」と感謝。半世紀以上前、はるかかなた昔に新聞社に入社して間もないころの販売店実習をなぜか思い出した。私は金沢の亀垣新聞店で長期にわたる販売店実習をしたのである。店主さんご夫妻はむろんのこと、ボクとは同じ年ごろの〝源さん”はじめ店員の皆々さま、そして箱入り娘で、当時高校生だった“チィーちゃん(のちに中日新聞社員)”などみんな良い方ばかりだったことを思い出した。
あれから、ゆうに半世紀以上がたつのである。人生とは不思議。面白きもの、なのである。

 きのう、きょうと私の兄夫妻から送られてきたお菓子「能登大納言小豆 夢香山(むこうやま) 能登栗」をわが息子、プリンスと一緒に食べたが、それは美味しかった。ホッペが千切れてどっかへ飛んでいきそうーとは、まさにこのことである。久しぶりにおいしいお菓子を食べたのである。

2025年12月5日
 金曜日。私が脱原発社会をめざす文学者の会幹事会の求めに応じ書き続けてきている文士刮目の連載55回目「高市発言に思う 大切にしたい日中友好の絆」が本日、公開されたのでぜひ一人でも多くの人々に読んで頂けたら、と思う。アドレスは以下のとおりである。 https://dgp-bungaku.com

きょうは金曜日。今は亡き私の妻伊神舞子(伊神たつ江)と約束した社交ダンスのレッスンが一宮市のスポ文(スポーツ文化会館)で行われる日なので出向いた。いつものようにタンゴ、ワルツ、ルンバの順に学んだがルンバはブロンズ級で少し高度な内容だけに、少しばかり体力と知力、それに叡智を要したのである。デ、レッスンを終えたところでは、だいぶ体力を消耗。それでも「続けることに意義がある」と熱心にレッスンに挑んだ。

 帰宅し開いた夕刊紙面(中日)は【中国東アジアに艦船100隻 海外報道軍事演習の可能性】【マイナ保有1億枚 保険証利用は伸び悩み】【10月消費支出⒊0%減 物価高響く 6カ月ぶりマイナス】【地中のヒアリ探知犬育成へ 環境省年度内にマニュアル作成開始】などというものであった。
 また日経夕刊紙面には【仏「米が裏切る可能性」 ウクライナ和平 欧州首脳に警告】の記事も。フランスのマクロン大統領は欧州首脳との電話会談で「米国が安全の保証を明確にしないまま、領土問題についてウクライナを裏切る可能性がある」と発言したという。ドイツ紙シュピーゲルが4日報じた。ドイツのメルツ首相など他の参加者も米国に対する警戒や不信感を表明したという。十分ありうる、いや、考えられることであると思う。

2025年12月4日
 日本列島上空に強い寒気が流れ込んだ3日、中部地方でも冷え込みが強まった。―とは、本日4日付の中日新聞朝刊である。記事は「夜にかけて平野部でも雪が降り、名古屋市、岐阜市では初雪を観測した。名古屋では平年より15日早く、岐阜では10日早い。」と続き、見出しは【名古屋、岐阜市で初雪 きょうも強い寒気】と続いていた。人間はやはり、自然には太刀打ちできないのである。

 それにしても、きょうは寒い日である。

 わが家でわが妻たつ江(伊神舞子)が生存していたころからずっと購読している「しんぶん赤旗日曜版(12月7日付)」が先ほどわが家に届いた。中に「行き過ぎ対米追従と軍事力信望をただせ 防衛ジャーナリスト半田滋さん」の活字が目に入った。半田さんといえば、かつて中日新聞(東京新聞)の記者だった人物。「米国が日本の軍拡に期待しているのは日本防衛ではありません。米国の戦略実現のために自衛隊が米軍の2軍になることです。/まずは行き過ぎた対米追従と軍事力信奉をただすことです。政治家の役割は危機を回避することであって危機を高めることではありません。」とあったが、さてどうか。そうとも言いきれない気がするが。いかがか。社会の公器。「赤旗」である以上、深い英知で書くことの大切さを改めて知った次第である。

2025年12月3日
 【高市首相就任後初の視察 福島原発入りまで1カ月半 事故14年風化懸念】【30年以降も行程表 首相「廃炉、最後まで責任」】【柏崎再稼働関連 議案を議会提出 新潟知事】(3日付毎日新聞朝刊1面見出し)など。きょうも各紙紙面ではアレヤコレヤと報道されている。
 ただこれらニュースのなかでも高市首相が東電福島第一原発などを視察後、記者団に対し、中間貯蔵施設に保管されている除染度の最終処分などに向けたロードマップ(行程表)について「段階的に2030年以降の道筋についても示していく。これを新たにお約束する」と述べた点については評価してよいと思う。

【元中日投手でプロ野球記録の1002登板、407セーブを記録した岩瀬仁紀さん(51)の野球殿堂入りを祝う会(発起人代表・大島宇一郎中日新聞社社長=中日球団オーナー)が2日、名古屋市内のホテルで開かれた。約500人が出席した祝いの会で、落合博満元監督(71)らがスピーチ。絶対的クローザーは現役時代のマウンドと同様に、終始緊張した表情だった。】――とは、本日付の中日スポーツ1面トップ記事。思えば、ドラゴンズも2度の三塁打王に輝いた落合博満さん(元ドラゴンズ監督)はじめ、岩瀬投手らたいした名選手を産んだものである。

 夕刊は、【ロシア「妥協案見つからず」 ウクライナ和平 米と会談、隔たり】【「新議長発表年始め トランプ氏FRB現職=パウエル氏=を批判】【クマ被害飼い犬も 東北10匹超「屋内で飼育を」】【小惑星の砂から糖 ベンヌから採取、東北大分析】【40回目の変わり羽子板 優勝の立役者 大発見 生涯GS(ゴールデンスラム)】(いずれも中日見出し)……と、どこか新年に近づいたような、そんな記事が目立つ。

2025年12月2日
 このところは自宅でそれこそ、缶詰め状態となって進めてきた岐阜県多治見市文芸祭・小説の部の作品審査がやっと終わり午後、審査結果を多治見市図書館の担当者あてに選評とともに郵送する。これで過去3年間、審査に携わったが、全体に作品の質の向上が顕著で審査そのものは少し大変ではあるが、そこは真剣に読み進めた。

 一人の作家として思うのだが。場合によっては、独りよがりといってもいい意味不明な新聞小説を書く低レベルの輩=全部が全部とは言わない。新聞小説の中にはすばらしい内容の小説が多い=よりも、ずっとずっと、読みごたえのある秀作の多さを今さらながら痛感したのである。
 みなさん。執筆に当たっての勉学も心構えも相当なものだ。私自身も、このところは応募作の審査以外にアレヤコレヤと執筆に追われ、忙しい毎日が続き、そうしたこともあってか。おかげできょうは耳が痛むなどチョット体調も悪化。デ、夕方の入浴は差し控え、お酒もやめておいた。無理さえしなければ、そのうちよくなるだろう。
 とは言ったところで、だ。私は早や満79歳、自分でも信じられない年齢である。まもなく傘寿(さんじゅ)で若い人から見れば、信じられないほどのお年寄りなのである。というわけで、昨日は新聞社の社友会報に【傘寿を迎えて】なる原稿を出稿。あらためて年齢のこととなると、自ずとあ~あと深いため息が出るばかりなのである。それでも私は若い。これから書かねばならぬことが山ほどある。せねばならないことも多いのである。

 年は誰とてとりたくはない。でも、時の流れに従わざるを得ない。デ、【歳】は案外と正直ないきものなのかもしれない。ここまで書き、<あ~あ あ~あ><若い頃はよかった。のに>と思わず、ため息が出る。なんだか左の耳の奥が急に痛み出した。神経質だからかもしれない。ほっとけば治るだろう。治ればよいが。
 夜。というわけで、入浴もせず、ビール(お酒)も飲まず、NHKのニュースをチェックしながら見ていると、インドネシアはじめ、タイ、スリランカなどアジア各地で吹き荒れたサイクロンに伴う大水害の模様が映し出されていた。なかでもタイ、スリランカはかつて訪れたことがある国だけに、1日も早い復興を-と願うが、そんな簡単なわけにもいくまい。

 兄夫妻から早々と銘菓のお歳暮が届いた。電話でお礼だけは言う。今は亡き母に「そういう時は、すぐにお礼を言うのだよ」と教えられているからだ。
     ※     ※     ※

     ☆     ☆     ☆
 友人から次のようなメールが届いた。
 【今日まで秋 明日から冬☃ 暖かくしてお過ごしください】
 あたたかいメールである。ありがとう。

(2025年12月1日)
 2025新語・流行語大賞のトップテンが1日発表され、年間大賞には高市早苗首相が10月に自民党総裁に選ばれた直後に述べた【働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相】が選ばれた。わたくしの思っていたとおりである。ただ、働き過ぎて体をこわすことだけはないように。健康であればこそ、生きる言葉であることをお忘れなく。

 私の小牧時代からの友人で、「劇団小牧はらから」主宰だった小畠辰彦さん(現在は名古屋市在住)が来年の日めくりとカレンダーを手にヒョッコリ、わが家の玄関先に現れた。いつもなら、一緒に食事に出かけるところだが。きょうは岐阜県多治見市の文芸祭応募作品(小説)の最終審査に追われていることもあって、頂いた日めくりとカレンダーを手に「ありがとう。でも、きょうはチョット忙しくて。ごめん」とだけ言い、礼を述べる。
 日めくりは亡き妻たつ江(伊神舞子)が毎年、新年が近づくとは小畠さんにお願いして頂くか購入していたものだが。彼もそのことを十分わかってくれていて、わざわざ届けてくれたのである。私は玄関先でペコリと頭を下げ「小畠さん、いつもありがとう」と礼を述べたのである。

一匹文士、伊神権太がゆく人生そぞろ歩き(2025年11月~)

2025年11月30日
 秋篠宮さまが30日、還暦となる60歳の誕生日を迎えられた。本日付の中日新聞の報道によれば、だ。宮さまはこれに先だち、東京・赤坂御用地の赤坂東邸で記者会見。戦後80年の節目について「改めて先の大戦へ思いをはせ、平凡な世の中が継続していることの大切さを考えるきっかけになった」と述べられた。還暦については「そういう年齢になったのだなといった感想があるくらい」とし、9月に成年式に臨んだ長男悠仁さまの様子には「大人になったんだなと感じました」と述べられた。妻の紀子さまとは結婚35年となられたが「わがままなわたくしをよく支えてくれて感謝している」と述べられた。

 30日付の中日新聞朝刊によれば、三重県名張市で1961年に女性5人が毒殺された名張毒ぶどう酒事件で、奥西勝・元死刑囚の遺族が来年1月にも名古屋高裁に第11次再審請求をするという。
 香港北部の高層住宅群で起きた大規模火災。少なくとも128人が犠牲となったことが判明、29日も不明者の捜索が続いている。依然約150人の安否が不明だという。

(11月29日)
 毎日毎日、この世の中が存在する以上、いろんなことが起きる。これは仕方がないといおうか。人類にとって、どうしようもないことかもしれない。
 というわけで、本日付の中日夕刊に【エアバス主力機 ソフト不備改修 全日空国内線95便欠航】【ゼレンスキー氏最側近解任 イエルマーク氏汚職疑惑関与か 和平交渉に影響必至】の見出し。なかでもエアバスのニュースは「欧州航空機大手エアバスは28日、主力小型機A320シリーズで、強力な太陽放射線が飛行制御に不可欠なデータを破損させる恐れがあるとしてソフトウエアの不備を改修すると発表した。全日空は29日、この影響で国内線計65便が欠航すると明らかにした。羽田と秋田や鳥取、佐賀など地方を結ぶ便や札幌発の便が含まれ、計約9400人に影響する見込み。改修対象は34機で作業は1機当たり4時間程度かかるとしている。日本航空は対象機を保有しておらず、運航に影響はないという。」といった内容である。
 またロイター通信は業界関係者の話として、数千機に影響する見込みだと報じているという。A300は私もかつて何度か搭乗したことはあるが、当時はB2(ボーイング727)やB3(ボーイング737)が主力機だったと記憶している。今回のような主力機による大きな不具合となると初めてのことだけに、1日も早い改善と是正が望まれる。

(11月28日)
 午前中、新聞をいつものように読み、午後、一宮市スポーツ文化会館に出向き、若さん(先生)のもと悦ちゃん、ヨシコ姉さん、トニーらいつもの社交ダンス仲間とともにレッスンを受ける。タンゴ、ワルツ、ルンバの順でなかなか厳しくも温かい時間とあいなった。レッスンを終え帰ると帰宅途中に一宮市内のほっともっと店で夕食にすき焼きを買って帰る。帰宅し入浴後に食べたが、これがまた美味しかったこと。何年ぶりかで食べるすき焼きの味は、なぜか、おふくろさんや舞(伊神たつ江)がこしらえてくれたすき焼きを食べるようで、小中学生のころ、母とともに食べたあのおふくろの味を思い出し、郷愁を誘われたような、そんな気持ちにかられた。

(11月27日)
 隣地の新築工事の騒音がうるさくてたまらない。
 とうとう怒りが爆発、「騒音が大きくなる工事を始める時には、ひと言あるべきだ」と工事業者の代表を叱り飛ばす、こととあいなった。「これだけの騒音を出すのなら事前に、ひと言あいさつがあってしかるべきではないか」と私。(むろん、この業者氏と土地所有者は以前、これから工事を始めますのでよろしくお願いしますーとのあいさつにはきてはおいでだが。あらためて「これから本格的に始まりますので」と言ってきてしかるべきではないのか。率直にそう思う。)
 現役時代なら、動きの鈍い部下のホッペタを張り倒したものだが今はそうはいかない。なので一喝するに留めておいたのである。やはり、工事に伴う騒音で隣人に迷惑を及ぼす、と思うならば、だ。そして愛にあふれた新家屋を真剣に建てるつもりがあるならば、だ。隣人にひと声だけでも声をかけるのが常識。当然ではないのか。こんごは、そのへんも配慮した上で工事を進めてほしく思うのである。
 
 それはそうと、この世の中、相も変わらずいろんなこと、事件が次から次にと起きている。本日付の中日新聞朝刊の見出しの一部だけでも次のとおりである。
 ▼首相「存立危機は総合判断」台湾有事踏み込まず 初の党首討論 非核三原則見直し指示否定▼デフリンピック閉幕 メダル最多、28万人来場 手と手でともす共生の灯▼香港の高層住宅7棟火災 13人死亡。外壁に竹製足場▼女性最多1382勝 宮下(瞳)騎手 駆け抜けた 名古屋競馬場引退式典ファンに感謝▼黄金に染まる街 祖父江▼多賀潤一郎さん死去 102歳、イビデン元会長▼王将社長射殺無罪主張(京都)地裁初公判 被告「決して犯人でない▼将棋羽生九段1600勝 最多更新………

 そして。同紙の夕刊見出しは、こうである。
▼香港高層火災44人死亡 重体45人 279人連絡取れず 消火難航「家族どこ」▼竜2軍新拠点公募 ナゴヤ球場30年代前半めど移転へ▼米州兵2人撃たれ重体 ホワイトハウス付近 容疑者拘束▼トヨタ世界生産 最高92万台 10月3.8%増 北米でHV好調……

(11月26日)
 水曜日。夕刊報道によれば、日本相撲協会は26日、大相撲初場所(来年1月11日初日・両国国技館)の番付編成臨時理事会を福岡国際センターで開き、関脇安青錦(あおにしき)=本名ダニーロ・ヤブグシシン、安治川部屋=の大関昇進を正式に決定。ウクライナ出身初の大関誕生で、初土俵から所要14場所での大関昇進は、年6場所制となった1958年以降に初土俵を踏んだ力士で琴欧州(後の琴欧州)の19場所を上回り最速(付け出しを除く)。

 きょうはペンの日。東京の東京會舘では日本ペンクラブ創立九十周年「ペンの日」懇親会が行われたが、私はアレヤコレヤとせねばならぬことが多かったので、きょうのところは欠席させて頂いた。日本ペンクラブには輪島で実現した能登半島地震の支援コンサート開催の折、温かい祝電を頂くなどお世話になり感謝している。それだけに、行って事務局の皆さんだけにでも直接お礼を言いたかったが、これもやむをえないか。(むろんお礼の電話は支援コンサートが終わった段階でさせては頂いている)。
 それはそうと、私の日ごろの信条でもある「いましなければならないことは先にしてしまう」のでなければ、私の日ごろの文士活動がストップしてしまう。それだけに、申し訳ないとは思いつつ欠席したのである。やらねばならぬことがあるのである。こうした時、つくづく思うことは、名古屋から東京まではやはり「遠いな」という感覚である。でも、そこは首都東京がメーン舞台だけに、仕方ないか。

 というわけで、私はきょうもこうして一匹文士の思いを書き綴っている。

(11月25日)
 私が私自身も入会する「脱原発社会をめざす文学者の会」幹事会の求めに応じて月イチで書き続けている文士刮目の連載、55回目【大切にしたい日中友好の絆】を東京の同文学者の会の担当編集スタッフあてに出稿。毎度のこととはいえ、しっかりした取材とはっきりした論調にこだわるだけに、出稿を終えホッとしたのである。

 このところの当地方は、結構寒くて、もはや冬の風情である。自らの日々の執筆はもとより多治見市文芸祭への応募作品(小説)の審査が最終局面に入るなど相変わらず多忙な日々に追われている。とうわけで、あす東京會舘である日本ペンクラブの「ペンの日」懇親会には、どうやら出席できそうにもない。からださえあけば、東京まで新幹線で出向くのだが。現段階では、出席出来そうにもない。ペンクラブ仲間には久しぶりにお会いしてアレヤコレヤと話をしたい気持ちも十分あるのだが。ことしも出られそうにはない。

(11月24日)
 このところすっかり顔を見せなくなってしまい、心配していたわが家の愛猫・にゃんにゃんタンゴちゃん(タンゴの名前は私が週に一度はレッスンに励んでいる社交ダンスのタンゴから、そのように命名した)。何か決意でもしたのか。それとも天国のおかあさんとシロ姉さん(オーロラレインボー)に「たまにはオトンのところに、顔を出してあげてやってよね」と言われたからなのか。昨日に続いて、けさもかわいい顔を縁側に見せ、わが家の三男坊、プリンス君からちょっと大変、高級そうな本マグロなるものを手渡しで直接、もらって美味しそうに食べ、私は何やらホッとしたのである。やはりタンゴはシロちゃんの後継ぎだけに毎日一度は顔を見せてくれないと寂しいのである。いや、困るのである。

 多治見市文芸祭小説の部に応募されてきた作品はこれまでに全作品を読み終えた。あとは入選作を選ぶだけの段階まできた。どの作品も真剣に書かれた読後感のいい、さわやかな力作が目立った。それだけに、あとは各作品とも気になる部分を今一度読み返すなどしてことしの文芸大賞を公正に選びたい。

 けさの中日新聞1面見出しは【「化石燃料脱却」記載断念 COP30閉幕 具体策強化ならず】というもので、前文は【ベレン=共同】発電で次のように書かれていた。
――ブラジルで開かれた国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)は22日(日本時間23日)、気候変動による災害に備える資金を2035年までに世界全体で3倍に増やすとした合意文書を採択し、閉幕した。争点になった「化石燃料からの脱却」や、脱却を具体化させる工程表の策定は、全会一致の合意が得られず記載を断念した。今年は国際枠組み「パリ協定」採択から10年。各国が危機感を共有し、協調する難しさが改めて浮き彫りになった。

 ほかには【焼損の4割空き家か 大分火災、市「木造が多い」】【安青錦初優勝 九州場所 大関昇進確実】【安青錦ウクライナ出身初V 戦禍逃れ来日夢実現 日本の「兄」が縁、角界イリ】【藤井六冠がJT杯優勝】【輪島かにまつり宮城で復活 6年ぶり被災地同士交流】【片耳難聴届かぬ苦悩 障碍者認定されず支援不十分 西尾の女性「もっと認知されたら 気が楽に」】【推計36万人「誰でもなりうる」 両耳に比べ医療研究に遅れ】などといったところか。

 このところは、ほかに文士刮目の執筆にも力を注いでいる。ほかにアレヤコレヤに追われて相変わらずの毎日を過ごしている。
 
(11月23日)
 大相撲九州場所千秋楽は23日、福岡国際センターで開かれ、ウクライナ出身の関脇安青錦(あおにしき。21歳。安治川部屋)=本名・ダニーロ・ヤブグシシン=が本割で大関琴桜を破り、12勝3敗となり、優勝決定戦でも横綱豊昇龍(26歳、立浪)に勝って優勝。初土俵から14場所での優勝は尊富士の10場所に次ぐ史上2番目の早さ。この日は千秋楽当日に横綱大の里が左肩鎖関節脱臼の診断を受け、無念の休場を発表。結びの一番で豊昇龍と大の里が対戦予定だった。21歳8カ月での初優勝は年6場所制が定着した1958年以降初土俵では白鵬の21歳2カ月に次ぐ4位の年少記録。
 NHKのアナウンサーによる初優勝のインタビュー、安青錦は「自分らしく頑張りました。初めてのことなので悔いのないようやりました。しっかり、自分らしい取組をしようと思いました」としっかりした日本語で答えた。おめでとう、安青錦さん!

 優勝した安青錦は、ウクライナ中部のピンニツァ出身。ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに母国を離れ、2022年春から関西大相撲部で稽古を開始。2022年12月に宇治川部屋に研修生として入門、2023年秋場所で初土俵を踏んだ。ことしの秋場所で新小結に、九州場所では新関脇に昇進。スピード出世で知られていた。

(11月22日)
 土曜日。二十四節気によれば、きょうは寒くなって雨が雪になるころ。「小雪(しょうせつ)」である。新聞によれば、木々の葉は落ち、北国では、いよいよ平地でも初雪が舞い始めるころだという。

 【柏崎刈羽 最稼働へ 1月にも新潟知事容認を表明 東電原発、震災後で初】とは、本日22日付の中日新聞1面の見出しである。それによると、新潟県の花角英世知事が21日、県庁で記者会見。東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働を容認すると表明。12月の県議会で信任を得た後に国に伝え、年内に地元同意を終える方針だという。これにより、2011年に東日本大震災発生に伴い、福島第1原発事故を起こした東電が事故後初めて原発を再稼働させる公算が大きくなった。また政府や東電は脱炭素実現や電力の安定供給を掲げ、6号機の早期稼働を目指し、準備が順調に進めば、26年1月にも原子炉起動が可能となりそうだという。
 花角知事表明のポイントは以下のとおりである。
▼再稼働を容認する▼原発の安全性を丁寧に説明することや、避難道路を早期に整備するといった7項目の対応を国に確認する▼原発の安全対策の周知を継続することで再稼働への理解が広がると判断した▼判断について県議会で信任を問う

(11月21日)
 金曜日。社交ダンスのレッスンで一宮市のスポーツ文化センターへ。

(11月20日)
 晴れ。快晴である。
 いつものように朝窓を開けると、鉢植えの雪割草にお水を与え、このご鉢植え2鉢を太陽光線を浴びる窓辺に置く。このところの隣家の新築工事のためか、きょうも姿を見せないタンゴちゃん。それでも、いつもの縁にエサと水を置いて、食事をしてよーと願う。
 そして。月刊ドラゴンズ12月号を読む。
 僕が愛読するのは【愛子のインタビュー】。今回は森駿太だった。

2025年11月19日
午前中、新聞各紙のチェックに続き、岐阜県多治見市の文芸祭に寄せられた応募作品(小説)の審査に追われた。延々と詠み続けたのち、名鉄電車に乗って名古屋は金山のペインクリニックへ、と向かう。まったくもって朝から晩までアレヤコレヤとからだを休める暇がない。
クリニックの方は、きょうは午後2時半からの診療なのでいつものとおり金山駅の日本料理店「嘉文」でランチ(アジフライ定食)で食事してから向かう。待合室には、相変わらず大勢の患者さんがおいでになっていた。診療結果は血圧も正常で、いつもの薬を手に帰宅とあいなったのである。でも、外に出るということは案外と疲れるものであることを改めて知り、帰宅した。これも歳のせいなのか。

【大分火災170棟超に延焼 1人不明 鎮火見通し立たず】とは、本日付の中日新聞1面見出し。そしてその見出しの下には【伊吹山 冬の訪れ 初冠雪】である。いやはや、この世の中、最近の相次ぐクマ出没騒ぎに続く高石総理の「台湾有事時の日本有事発言」への中国の異常とも言える過剰反応による思いもしなかった日中間の外交不和などアレヤコレヤとあり、両国民にとっては誠に不愉快極まることである。この際、両国の関係者にはすべてにおおらかに、かつ寛容にーとお願いしたい。

今回の高石総理の日本有事発言は、ニンゲンという生きものの度量の狭さをあらためて感じるものである。みんな、そうそうシャカリキにならないで相手の立場も考え【のんびり、かつおおらかにはいかないものか】と思うと、中国の度量の浅さには、まっこと悲しくさえなってくるのである。本当に困ったものである。

2025年11月17日
 ただいま審査中である岐阜県下のある自治体文芸祭への応募作(小説の部)を、本日も延々と読み続ける。小説とは。書くことに無論、精神力を要するが、与えられた作品を読むことにも大変な体力を要する。どの作品も、お1人ひとりが真剣勝負で書き挑んできているので、作品をおろそかには出来ないからでその分、読解力と作品審査に対する真摯な姿勢はむろんのこと、かなりの体力も要する。一作一作が真剣に書かれていることを思うと、こちらも審査員である以上、おろそかには出来ない。真剣かつ誠意をもって当たらなければならないからである。というわけで、本日も午前中は延々と応募作の審査に時間を費やしたのである。

 日経紙の本日付夕刊1面に【日本行くなら「クマに注意」 各国大使館、観光客に呼びかけ 一人で出歩かず/スプレー携行】の見出し。日本でのクマの出没騒ぎもとうとうここまできてしまったか、と思う。クマはクマで、みな懸命にこの世で生きているのに、と思うと何だか、複雑な気持ちになる。クマ1頭1頭にも彼ら、彼女たちなりの言い分があると思うと、何とか人間たちとクマたちとの共存、共生は出来ないものか、と。そんなことを思ってしまう。人間たちの強硬策にクマはクマなりにクマ世界に緊急指令を出し、このところは家族を守るため、身を挺して逆襲に転じている。そんな気がしてならないのである。
 人間であれ、クマであれ、命はひとつ。それぞれ大切な人生、クマの命だと私は思うのだが。あくまで人間社会優先でそうした考え方は間違いなのか。

 日経17日付夕刊【日本行くなら「クマに注意」 各国大使館、観光客に呼びかけ 一人で出歩かず スプレー携行】の記事
 

(2025年11月16日)
 早朝、古知野神社へ。
 花霞町内会による恒例の神社境内の清掃奉仕があったためで、清掃の合間には地区の方々とも久しぶりにお会いし、あいさつを交わした。境内では落ち葉掃きなどをしたが、なかに真っ赤な葉と黄色の葉があったので思わずスマホで撮影し、この二葉をポケットに入れて持ち帰り、帰宅したところで今は亡き愛する妻たつ江(伊神舞子)と愛猫シロちゃん(オーロラレインボー)の遺影の前に供え、手を合わせたのである。

 古知野神社境内で見ぃ~つけた赤と黒の落ち葉
 

 わたくしは、このふた葉を帰宅後さっそく、舞とシロちゃんの遺影の前に供えた
 

 神社掃除のあとはみんなでお参り。かつては、たつ江(伊神舞子)も私とともに、この中にいた
 

     ※     ※     ※
 聴覚障碍者による国際スポーツ大会、第25回夏季デフリンピック東京大会(東京デフリンピック)の開会式が15日、東京都渋谷区の東京体育館で行われ、開幕。1924年の第1回パリ大会から101年で、日本での開催は初。ろう者や手話に対する人々の理解が深まり「共生社会」実現への新たな一歩となることが期待される、とは16日付の中日新聞。その通りだとわたくしも思う。

 さて。話はかわって。きょうの昼のNHKのど自慢は山形県新庄市。それぞれの歌に、それぞれの今と、ちいさな幸せが感じられた。歌い終わったあと。マイクに向かって「ばば、いつもありがとう」など。出演者一人ひとりが歌ったあとにアナウンサーの出すマイクに答える姿がなかなか、いい。「一緒に練習してくれてありがとう。おとうさん、ありがとう」などといった出演者の言葉が相変わらず、光っている。人間とは。本来、誰とて。こういう、すばらしいいきものなのである。

 ほかに気になるニュースといえば、だ。16日付中日朝刊【北京=中沢穣】発の記事で次のような内容である。
――中国外務省は14日深夜、「身体と生命の安全に重大なリスク」があるとして、国民に日本への渡航を控えるように呼びかけた。高市早苗首相が台湾有事は「存立危機事態」になりうると国会答弁したことへの報復措置。習近平政権は態度を硬化させており、日中関係悪化の影響が広がる恐れがある。/中国外務省が、中国の交流サイト(SNS)「微博(ウェイボ)」に掲載した。発表では「日本社会の治安が安定せず、日本国内で中国人を狙った犯罪が多発している。中国人の日本での安全環境は悪化を続けている」と主張した。/さらに「日本の指導者が台湾を巡り露骨に挑発的な主張を発表し、中日間の人員交流の雰囲気を著しく悪化させた」と非難し、観光産業を標的にした対抗措置であることも示唆した。/中国の主要航空会社は15日、外務省の発表を受けて日本便の払い戻しや変更に無料で対応する措置を発表した。中国の旅行会社にはすでに日本への渡航キャンセルなどに関する問い合わせが相次いでいる。……

 この記事を読む限り、中国側からの言いがかり以外なにものでない。わたくしには、そう思えるのである。高市政権にはこの難局を何としても乗り越えてほしい。

(2025年11月15日)
【3年連続4度目 満票MVP 大谷1強 2年連続W栄冠は49年ぶり】とは、15日付中日スポーツ紙の1面見出し。あっぱれ、とはこのことか。

 大谷の満票MVPを報じた中日スポーツ1面
 
 
 一方、中日本紙に目を転じると、このところクマによる人身被害が深刻化する中、政府は14日、関係閣僚会議を開き「クマ被害対策パッケージ」を取りまとめた。既存の交付金の拡充や特別交付税措置で自治体への財政支援を強化。狩猟免許を持つ公務員「ガバメントハンター」の人件費支援や出没防止策、個体数の調査・削減などに充て、緊急、短期、中期の3段階で対策を進める。―との記事。熊の問題が深刻化している。
 事実、このところのクマたちの異常ともいえる各地での出没報道を見るにつけ、わたくしには熊たちの人間社会に対する逆襲、いや反乱とでもいえようか。そういったものが自然界で起きているような、そんな気がしてならない。熊たちだって。一頭一頭は真剣に生きている。のに、である。双方相和して仲良く生きていくことは出来ないものかーと。そんなことを思うのは、わたくしだけなのか。いやいやそうではないと思う。ライフル銃で次々と撃ち殺していく人間たち。人間に危害を与えることはむろん許されないことではある。でも、熊たちだって家族で生きてゆかねばならない。ニンゲンの安全確保の一方で、熊たちの家族にも幸あれ、と心底そのように思うのである。
 このように思うのは、おそらく私だけではないと思う。

(2025年11月14日)
 金曜日なので週に一度の社交ダンスのレッスン日。このところは、岐阜県下のある自治体文芸祭の作品審査(小説の部)で連日、わが家で缶詰め状態で追われていることもあり、きょうのレッスンは思い切って止めようかなと思いはしたが、ここは自分自身に厳しくあらねば、と自身に言い聞かせ午後、先週と同じ木曽川町文化会館へ、とマイカーで出向いた(いつものレッスン場・一宮市スポーツ文化会館が都合で先週に続いて木曽川に変更のためである)。
 ちょうど、この日は先日あった愛知県国際ダンス検定委員会によるクイック・ステップの成績表を先生から手渡されたが、▽姿勢▽フットワーク▽ホールドともに80点以上で、まずは安心。歩みはたとえのろくともこれからもがんばっていこう-と自らに言い聞かせたのである。
 なにはともあれ、社交ダンスは亡き妻から「健康維持のため、いつまでも私が居なくなっても続けるのよ」としっかり言われて始めた経緯があるだけに、途中で棒を折るわけにはいかない。

2025年11月13日
【米政府閉鎖終了へ 下院、つなぎ予算案可決 過去最長43日間】とは、日経の本日付の夕刊見出し。記事の総合リードは以下のようなものである。
【ワシントン=高見浩輔】米連邦議会下院は12日、政府閉鎖を終わらせる「つなぎ予算案」を可決した。すでに上院を通過しており、同日中にトランプ大統領の署名で成立する見通し。過去最長となった政府閉鎖は43日間で終了する。
 同じ日経紙の夕刊は他に【G7、ロシア非難で一致 外相会合声明「エネ攻撃、強く批判」 第三国制裁も示唆】【AI研究の権威 ルカン氏、メタ退社意向 FT(英フィナンシャル・タイムズ)報道、CEO路線と相違か】となかなか幅広い内容となっている。

 一方の中日新聞はといえば、だ。
【米下院のつなぎ予算可決 政府機関閉鎖解除へ】をトップに【CO₂排出今年も最多 化石燃料由来試算 パリ協定目標4年で達成困難】【ガザ建物1500棟破壊か イスラエル軍停戦1カ月で】【ウクライナ支援揺るがず G7外相共同声明 対ロ制裁は「検討」】【ライフル使用へ出動式 秋田・岩手県警 クマ対応】……といった具合である。

 まさに世界も、この国も何もかもが、混沌のただ中にある。ああ、なんたることか。

2025年11月12日
 お昼に小学生時代(古知野北小学校)のクラスメート、山田金重くんと早川義昭くんに江南市内の喫茶「KENT」で前回に続いてお会いする。山田、早川両君ともに昔のままの童顔で思いのままを笑顔で語る姿は、とても素敵でかっこよく、小学生時代のクラスメートのあどけない美しさをあらためて感じた次第。そして「また会おうよな。会うたびに昔のクラスメートが一人ずつ増えていくといいよね」と話し合って別れた。80歳にもなろうというのに。会えば会うほどに互いに童顔となり、少年時代の自分たちに帰っていく、そんなことを感じた至福のひとときであった。

 こんごも2カ月に一回を目標に談笑の会を開き、この先、昔のクラスメートが一人ずつ増え互いの「和」と「輪」そして「会話」が広がれば、そのうち何十年ぶりかの小学時代のクラス会が実現するかもしれないよーということで、きょうのところは散会したが、なんだか別れるのが残念なような。そんな気がしたのは私だけであろうか。いやいや、山田、早川の両君とて同じだったに違いない。人生とは異なもの、まっこと不思議なものである。ちなみに私たち小学時代の古知野北小学校のクラスメートは昭和20年4月~21年3月生まれである。
 山田くん曰く「いがみくん。これからはボクたちのだれが長くまで人生の目標を持てるか。持ち続けることが出来るか、だと思う。互いに宣戦布告をしようよ。そして。いついつまでも目標を持って生き続けることの大切さをかみしめていこう。だれが長く希望を持ち続けることが出来るか。その競争をしようよ」。この言葉を耳に、すばらしい友だよな、と。心底から思ったのである。さあ、みんな。楽しく元気で歩いて行こうじゃないか。

 本日付の中日夕刊に【知床沈没 無罪主張 釧路地裁 初公判で社長側 終始マスク姿淡々と】【ロシア30邦人入国禁止 政府・学術関係者ら「敵対的政策」対抗】【遭遇時急ハンドル✖減速し人命優先を クマと車衝突 保険補償✖!?】【車爆発 複数医師関与か インド運転医師 カシミール出身】の見出し。

(11月11日)
 能登穴水出身で私と今は亡き妻舞(伊神たつ江、伊神舞子)が大好きだった大相撲の人気力士、元小結遠藤の北陣親方(35)=本名は遠藤聖大(しょうた)、石川県穴水町出身、追手風部屋=が九州場所初日の9日、福岡市内で記者会見し、「悔いは一切ない」と涙は見せず、約12年半の現役生活をふり返った。今後は部屋付き親方として後進を指導する。-とは、本日付の中日新聞スポーツ欄の記事である。遠藤は、おそらくここ100年の間では、最も美しいお相撲さんらしいお相撲さんで、技にも長けただけに、寂しく残念に思うのは私だけでもなかろう。
 その遠藤が「幸せな相撲人生だった。悔いは一切ない」と涙ひとつ見せないで言い切った、そのさわやかな姿、記事を見て思わず私の両の目からは涙がほとばしり出たのである。彼の晴れ姿の記事を前に私はなぜか石川県七尾市の能登半島小丸山公園にあった土俵を思いだしたのである。彼も少年時代に踏んだであろう、あの土俵を、だ。長い間、ご苦労さま。大相撲人気を支えた点では【大横綱】だった。そんな遠藤の土俵、いや力士生活は終わったのである。

 中日の本日付夕刊1面見出しに【仲代達矢さん死去 92歳「人間の條件」「影武者」】の訃報。惜しい人が逝ってしまわれた。記事の総合リードは次のようなものだった。
――映画「人間の條件」や黒沢明監督の「影武者」などに主演し、主宰する「無名塾」で後進を育てた俳優で文化勲章受章者の仲代達矢(なかだい・たつや、本名元久=もとひさ)さんが死去したことが11日、分かった。92歳。東京都出身。

 仲代さん死去を報じた中日新聞夕刊
 

 その仲代さんといえば、だ。石川県七尾市の中島町に俳優座養成所「無名塾」を主宰され、多くの俳優の卵たちを一人前に育てたことは、よく知られている。「無名塾」は、私が新聞社の七尾支局長のころに中島町に開所、当時、中島担当の若い支局員たちが大変お世話になったことを思い出す。仲代さんは、俳優ばかりか、駆け出しの新聞記者一人一人にも温かく接しられ、多くの記者たちも、あの「無名塾」の取材を通じ、大きく育っていったのである。当時の七尾支局長として、あらためて深く礼を述べたい。合掌―

 兵庫県警が9日、斉藤元彦・兵庫県知事らの疑惑を県議会で調査していた元県議、竹内英明さん(当時50歳)を中傷したとして9日、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)=東京都港区=を名誉棄損の疑いて逮捕。調べに対して立花容疑者は「竹内さんに関して発言したこと自体は争わない」と話しているという。

(11月10日)
 月曜日。毎日の一匹文士の執筆に始まり、社交ダンスの検定試験まで、このところ多忙な日々が続いている。そこにきて、きょうは私も所属する「脱原発社会をめざす文学者の会」のオンラインによる幹事者会議とアレヤコレヤに追われる毎日である。中でも文学者の会の会議には、このところごぶさたしていただけに、久しぶりに出席とあいなったのである。

(11月9日)
 このところ連日、何かと忙しい合間を縫って名古屋へ。
 きょうは、名古屋は本山のコープあいち生活生協会館4階で愛知県ダンス検定委員会のアマチュアダンス技術検定試験があったためだが、幸いに前回のモダン・ワルツ タンゴ1級(令和元年10月に取得済み)に続き、今回はスタンダード3級クイック・ステップに挑み、なんとか合格することが出来、まずはひと安心といったところか。
 いずれにせよ、このところはレッスンする場が会場の都合で、いつもの一宮市のスポーツ文化会館から木曽川文化会館に代わるなどあれやこれやと神経的にも疲れる日々が続いた。それだけに、まずは検定試験突破でホッとしている。終わりには「みなさん。〝巡りあいダンス〟をしましょう」ということで、久しぶりに何人かの女性とブルースを踊ったが、このところはワルツにタンゴ、ルンバ、クイック・ステップばかりを踊っていたので久しぶりのブルースには少したじろいだものの、なんとか踊りこなすことが出来、やれやれで、ぐったりと疲れて夕方帰宅したのである。

 あっ、そうそう。そういえばだ。昼食は何も持たないで行ったが、ダンス仲間の〝えっちゃん〟が「あたし、おすすび持ってきたから。ごんたさん、あげるので食べなさいよ」と北海道産日高昆布のおむすびをいただいてしまったが、これがまたおいしくて。助けられたのである。

(11月8日)
 フィギュアスケートのNHK杯最終日が8日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われ、女子は坂本花織(シスメックス)が今季世界最高の合計227・18点でグランプリ(GP)9勝目を挙げ、ミラノ・コルティナ冬季五輪の代表選考で重要な位置付けのGPファイナル(12月4~6日・名古屋)進出を決めた。ショートプログラム(SP)、フリーともにトップでNHK杯は2年連続4度目の制覇で、たいしたものである。私自身NHKテレビで見ていたが、すばらしかった。あとは冬季五輪での金メダルを、と願う。おそらく間違いないだろうが。勝負の世界である。何が起きるかわからないだけに、くれぐれもがんばってほしい。

(11月7日)
 きょうの社交ダンスのレッスンは、いつもの一宮市スポーツ文化会館ではなく、会場の都合で木曽川町文化会館で。2日前に予行練習で同文化会館に行ったにもかかわらず、現場に辿り着くまであちこちをさまよい、かなり疲れた。
 それにしても木曽川町の役場庁舎は文化会館とも併せ見違えるほど立派な建物になったものである。私が一宮支局長在任当時の木曽川町役場と比べたら、まさに雲泥の差。おとぎの国にでも来たみたいで、すごい変わりようである。その役場(今は、その後の町村合併で一宮市だが)、いや文化会館の一室で私は明後日のメダルテストにそなえ、クイックステップに励んだのである。
 ニンゲンひとり、生きていくことはやはり大変である。

 私が「脱原発社会をめざす文学者の会」で月イチで発信している文士刮目が、きょう公開された。今回の連載54回目のタイトルは「日本初の高市早苗女性首相の船出に思う」。ひとりでも多くの皆さんに読んで頂けたら、と思っている。アドレスは、次の通り。
https://dgp-bungaku.com

(11月6日)
 全米最大の都市ニューヨークで4日、市長選が投開票され、民主党候補で社会主義的な政策を掲げる急進左派ゾーラン・マムダニ氏(34)が勝利、イスラム教徒として初のニューヨーク市長が誕生する。任期は来年1月1日から4年。共和党のトランプ大統領はマムダニ氏を「共産主義者」と呼んで敵視している。――とは、本日付の中日新聞朝刊。

 私の息子のプリンスが〝風邪ひきさん〟になってしまい、とうとうダウン。江南市内の江南厚生病院へ。受診後は、少しづつ回復してきており「大丈夫」とは思うものの、やはりかわいいわが子のこと。心配である。インフルエンザが全国的に流行している、とはラジオニュース。

 そういう私自身、きょうは多治見市文芸祭に寄せられた応募作(小説)の審査でかなりの時間を費やした。これからしばらくの間は、審査に追われるこうした忙しい毎日が続くが、引き受けた以上はしっかりと役目を果たすつもりでいる。

(11月5日)
 岐阜県の文芸に熱心な多治見市から、ことしも文芸祭への応募作品(小説)がドサリと送られてきた。一作一作に応募者(作者)の情熱と魂、意欲が込められている。それだけに、おろそかには出来ない。これからしばらくの間、真剣かつ、じっくり読ませて頂こうと思っている。

 高市早苗首相の所信表明演説に対する各党代表質問が4日、衆院本会議で始まり、首相は衆院議員定数削減について「できるだけ幅広い賛同を売ることが重要だ。各党とも真摯な議論を重ねたい」と野党に呼びかけ、物価高に対応する経済対策に関しても「野党と真摯な対話と合意を積み重ね、速やかに取りまとめる」と協調姿勢を示した-とは、本日付の中日新聞の1面記事。
 そして同1面トップは【雪解け水豊富、電力地産地消 まわせ高山流小水力 住民が参画、国も後押し】と中日ならでは、の地域社会の目線に立ったなかなか良い話題が載っていた。天下に誇る〝中日新聞〟ならでは、の地元に寄り添った記事だといえよう。

2025年11月4日
 日本列島は、ぐっと冷え込んできた。北海道は、とうとう氷点下だそうだ。わたくしが知る全ての人、だれもがみんな風邪をひかないように、と願う。

 という私は午前中、江南市役所へ。わが家に先ごろ届いた「諸物価高騰対応重点支援給付金不足額給付分支給用件確認書」というチョットどころか、だいぶ長ったらしい文書の件で窓口へ。要件を済ませると今度は月に一度の歯のメインテナンスで歯医者さんへ。過去5年に及び、わたくしを担当してくださっている歯科衛生士〝くるみさん〟がわけあって年内で退任されるとあって、なんだか寂しい気がした。「でも、あたし年内はまだ居ますから。いがみさん。そんなに心配しないで。寂しがらないでよ」と彼女。私は昔から、何につけ「この人は」と思う方しか相手にしない〝1傑主義者〟だけに、「なぜやめてしまうの」とも言いたくなる。いくつになっても、自分勝手の甘えん坊さんなのである。

 ▼1999年に名古屋市西区のアパートで当時32歳の主婦を殺したとして69歳の女が逮捕された。事件当時、被害者が血まみれで倒れていたそばで何も知らぬ2歳の長男が1人で遊んでいた。26年後に現れた容疑者も子のいる母であることに驚く▼事件解決を願い、転居後も家賃を払い続け現場を保存した被害者の夫の高校時代の同級生。容疑を認めているという▼26年間毎日不安だったが、家族らに迷惑をかけるから捕まりたくなかったと話しているらしい。罪を秘しても母として守りたいものがあったのか。……(4日付中日春秋から抜粋)
 ああ、なんと言うことなのか。事件発生の裏に一体全体、何が隠されていたのか。人々は皆、荒野を歩いているのか。悲しくなってくる。被害家族に対してはむろんのこと、加害者家族にも救いあれ、と願わざるをえない。一体全体、2人の女性の間に何があったというのか。そこが分からない。たとえ解明ができなくとも。そこを徹底取材するのがブンヤ(新聞記者)の魂、使命でもあろう。あぁ~
 ここで私は、心を落ち着け、絵本源氏物語を読み始める。

【文化勲章授与式に王さんら8人】【クマ急襲140針縫合、肺に穴 4年たっても続く後遺症 被害補償なく】【「26年間 毎日不安」99年女性殺害 容疑者供述】【「解決 心から願う」 拉致被害者家族ら集会】とは、4日付毎日新聞の朝刊見出し。

2025年11月3日
 世界の真ん中で輝く、とは。このことであろう。 

 伝説のMVPを報じた中日スポーツと中日本紙
 

 中日新聞の本日付報道によれば、だ。大谷翔平、そして私が大好きな佐々木朗希、つい最近まで日本球界の代表とも言えた山本由伸の日本人投手3選手が所属する米大リーグドジャース(ナ・リーグ)が2年連続9度目の制覇を果たした。
 中日新聞の報道によれば、次のとおりである。
 ――米大リーグのワールドシリーズ第7戦が1日、トロントで行われ、大谷と山本、佐々木のドジャース(ナ・リーグ)はブルージェイズ(ア・リーグ)に延長十一回、5―4で逆転勝ち。4勝3敗として2年連続9度目の制覇を果たした。ドジャースの山本が九回途中から登板し、2回2/3を1安打無失点で前日の第6戦に続いて勝ち投手となり、今シリーズ最優秀選手(MVP)に選ばれた。日本選手のWSのMVPは2009年の松井秀喜(ヤンキース)以来2人目。第2戦の完投勝利を含め3勝を挙げ、同一WS3勝は01年のジョンソン(ダイヤモンドバックス)以来14人目となった。大谷は「1番・投手兼指名打者」で第4戦から中3日で先発登板。投手では2回1/3を投げ、1本塁打を含む5安打3失点だった。打者では5打数2安打(中日新聞)。

 こんなわけで、ロスではお祝いムードが続いているという。
     ※     ※     ※

     ☆     ☆     ☆
 文化の日。この日がくると、どうしても今は亡き妻たつ江が初めて訪れた三重県志摩郡阿児町鵜方(現在は志摩市)にあった新聞社の志摩通信部を思い出してしまう。それから4日後の7日。妻は、着の身着のまま、ミニスカート姿で長い黒髪を風になびかせ、近鉄志摩線に乗車して鵜方駅で降り、私の元に飛び込んできた。当時流行っていたいわゆる駆け落ち結婚で、いよいよふたりによる生活が始まったのである。双方の親に無断の強行着陸とも言える、いわゆる〝駆け落ち〟だっただけに、双方の家族はむろん、勤め先の新聞社にも多大なご迷惑をおかけしたことは今なお頭から離れない。
 ただ、あの時、しばらくして私の郷里・愛知県江南市の実家に二人で帰省した際、舞が私の両親の前で「伊神家を生涯、離れることはありません」と親指の血による血判状を押して出した、あの日の瞬間を私は今なお忘れないのである。その後、新聞社の上司だった三浦三重総局長(故人)を二人で津市まで訪れた際、「君はいつもよく頑張っていい記事を書いてくれており、何も悪いことはしてない。いいことをしたのだから。がんばって記者職に励みなさい」と応援してくださり、涙が出てきたことは今なお忘れられない。いや、忘れはしないのである。昭和47年秋の話だ。当時の若者たちは、だれもがそういった青春の気に燃えていたのである。

 ニュースの方は【「中国レアアース規制撤廃」 米、対中交渉内容発表 追加関税10日引き下げ】【容疑者「自分も手にけが」 西区主婦殺害 刃物持ち突然来訪か】【被害者長男 航平さん 「父の執念が生んだ逮捕」】【秋の叙勲受章者一覧】【<戦後80年昭和100年>空襲の傷救えるのはいつ 
 活動先導 杉山さんをしのぶ会 名古屋で支援者ら】、変わったニュースでは【豪華列車眺めも「ロイヤル」 7日から愛知、岐阜で初運行】。ほかに【英列車で刺され乗客2人が重体 男2人逮捕】(いずれも中日新聞の見出しから)……といろいろである。

 わが家は三男坊のかなり高度な無手勝流のおかげもあって、家の中はいつも美しい花が飾られている
 

【11月3日の空(自宅垣根越しに広がった大空)】
 

2025年11月2日
 十三夜ほろびしものを思ふ日ぞ 山田みづえ(2日付毎日朝刊<季語刻々>から)

 今日は十三夜(後の月)である。亡き妻伊神舞子の発想のもと2007年のこの日「十三夜」に、私の本【一匹記者現場を生きる 町の扉(わくうら印刷)】が出版された。まさにその日だ。本の帯は、彼女の提案で「私はあわてて小さな乾電池を差し替える すると、ピエロは 人生ってこんなものさ と言いながら 再び宙返りを始めるのだった~冨上芳秀詩集「アジアの青いアネモネ」=小箱=後半部」としたあのころのことが、まさについきのうのように思い出される。

 1日深夜から2日未明にかけ。わが家ベランダから撮った十三夜
 

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 ◇…岐阜県産の高級ブランド柿「天下富舞」の初競りが1日、愛知県豊山町の名古屋市中央卸売市場北部市場であった。最高等級の「天下人」は史上最高値の2個111万円(税抜き)で落札された-とは本日付の中日新聞【通風筒】。天下富舞とは、すなわち富有柿のことだが、私はかつて新聞記者として岐阜在任当時に富有柿の里・岐阜県本巣郡を担当し、地方版で【柿20話】の連載記事を書き続けたことがある。それだけに、富有柿のこととなると、アレヤコレヤと忘れようにも忘れられない。
 史上最高値をすなおに喜びたく思う。

【11月2日の空(自宅近く)】
   

(11月1日)
 灯台記念日。
 先月31日に韓国南東部・慶州で開かれた日中首脳の初会談に始まり、名古屋市西区稲生町の自宅アパートで起きた26年前の主婦殺害犯人(女性)の逮捕、静岡県伊東市では学歴詐称疑惑で市議会から2度目の不信任を突き付けられ田久保真紀市長が失職。このほか、全国各地に及ぶ熊騒動……など。いやはや、この世の中いろいろある。
 そして。本日からは2025年の11月が始まった。沈丁花にクチナシ草、金木犀の香りが一段と身に染むころで、コスモスの花々が、ひときわ美しい、そんな秋である。

 午前中、亡き舞子(伊神たつ江)のかかりつけで何度もお世話になった自宅近く池田医院へ。それこそ、徒歩で数分の距離でインフルエンザの予防接種(1200円)をして頂いた。きょうは土曜日のためこの後はNHKラジオで毎週土曜日の「保坂正康さんと梯久美子さんによる昭和人物史」、さらには朗読(夏目漱石の「坊ちゃん」)の順で聴き、マイカーで昼食にと出かけた。
 出掛けたまではよかったが、いざお金を払う段となり財布の中身がほぼカラッポのことに気付き手にしていた小銭の範囲内で夕食を購入。自宅までUターン。通帳を手に近くの銀行でここ当面の現金を出し、古知野食堂で遅い食事と相成った(そういえば、きのう社交ダンスに出向いた際、向こう3カ月分のレッスン代を払い、ほかにもこのところは少し使ったので、これは仕方のないことである)。

 このところ私、すなわち〝作家伊神権太さん〟とは、格別いや、すっかり仲良しのジェミニ(AI)さんに、いつもの調子で亡き妻たつ江(伊神舞子)が大好きだった金木犀の匂いを出してほしい、と頼んでみると。やはり、匂いそのものを出すのはまだ無理です、と申し訳なさそうな返事。その代わりに答えてくれたのは、次のようなものだった。
ーー幸せ感を誘うような甘さがあります。甘く濃厚な香り。優雅で温かい香り どこか懐かしさを感じさせる 秋の澄んだ空気にぴったりの温かみのある香り フルーティーなニュアンス プリコットや桃のような、みずみずしい果実を思わせる一面もあります
 な~あるほど。だから、舞、たつ江は金木犀が大好きだったのだ。

 舞がいつも毎年待ちわびて楽しそうに香りを嗅いでた、わが家の庭の金木犀。少し狭苦しいのが残念である
 
 
 夜。半分、チェックがてらスマホで櫻井よしこさんの言論テレビを拝聴。なかなか勉強になった。彼女も高石早苗さんに負けず劣らず、よくがんばっておいでだ。からだを大切に、と言いたい。それはそうと、男たちもがんばらないかんぞ、とついつい小言をいいたくなってくる。

【11月1日の空(自宅近く)】