世界に問う真の〈愛〉と〈平和〉 伊神権太の短編集「ピース・イズ・ラブ 君がいるから」

 短編集「ピース・イズ・ラブ 君がいるから」(人間社) 
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 ウエブ文学同人誌「熱砂」主宰の伊神権太がこのほど文庫本の短編集「ピース・イズ・ラブ 君がいるから」を名古屋の人間社から発刊。
 この短編集には〈信長残照伝 ―わたしはお類、吉乃と申します〉はじめ、〈あたい 志摩のはしりがね〉〈カトマンズの恋〉〈ピースボート乗船日誌〉〈脱原発小説〉〈シロ、約束だよ〉の6編を収録。信長残照伝は、桶狭間の戦いを前に信長との間に信忠、信雄、徳姫の三人の子を設け戦国の世を気丈に生き抜いた尾張之国小折村(愛知県江南市小折)出身の吉乃(お類)の波乱に富んだ生涯にスポットがあてられています。そして〈あたい〉はかつては、〝ひと夜妻〟献身の島で知られた三重県渡鹿野島を舞台に、ある女性の愛に悩む壮絶な人生が浮き彫りとされました。
 また〈カトマンズの恋〉は日本人女性とネパール人男性の国境を超えたラブバードさながらのラブロマンスで実在の話を小説化。早くも国内外で大きな反響を呼びつつあります。〈ピースボート乗船日誌〉は平和を探して世界の海を旅する純な人たちの船上でのありのままの素顔が描かれ〈脱原発小説〉も東日本大震災と原発事故の被災地を作者自ら、原発汚染のない清らかな海、空、かぜを求めてどこまでも歩く―といった内容です。
 一貫するのはどの作品も、愛と平和の世界です。どうか、真の幸せを願う世界じゅうの人々に読んで頂けたら、と思います。

 「ピース・イズ・ラブ 君がいるから」の帯と【真の平和とは何か】を問いかける叙述
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※この短編集「ピース・イズ・ラブ 君がいるから」は、このほど東京、名古屋、大阪、札幌、岡山、博多、福岡など全国主な書店での販売が始まりました。またアマゾンやTUTAYA、セブンネットなどWebサイトからの注文も出来ます。