人間社会を、ぶった切りー光る感性詩人
「熱砂」愛読者の間では、もうすっかりおなじみの関西の詩人・加藤行が春到来に合わせ▽飛翔▽回転木馬▽僕だけの秘密▽恐竜が来るぞ▽砂の城の5編を新たに公開しました。
太陽に向かい自らを捧げ炎へと姿を消す「飛翔」、〈白い雲の綿菓子たべて 澄んだ青空に深呼吸〉とあくまで童心の「回転木馬」、きっと観客は動物さんで檻にいるのは人間だと“視点の妙”で迫る「僕だけの秘密」、愚かな人間たちは自然界という巨大な恐竜に食われてしまうーと今を憂える「恐竜が来るぞ」、そして。せっかくつくった“太郎の城”が朝起きたら台風のせいで消えていた、とリアルな「砂の城」。みなさん、ぜひ読んで人間社会を見つめ直してください。
みなさん! 詩のかくし味って。何でしょう
琴伝流大正琴大師範の中でもトップで知られ、歌謡詩の作詞作曲でも知られる詩人・牧すすむが、久しぶりに楽しい詩「レシピ」を公開してくれました。
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本を開きました レシピの本です
揃えた食材は とびっきりの上物
…
で始まる詩も、最後は「仕上げのかくし味は 譲れない私のこだわり 誰も知らない 大切な大切な二人のこだわり…」と意味深。実はこの本、世にも不思議な“愛のレシピ本”だった、とさ。
ーさすがは、プロの夢詩人。♪みかんの花咲く丘、の作詞で一世を風靡した今は亡き加藤省吾さんの秘蔵っ子・夢詩人ならでは、の筆ですね。繰り返し繰り返し、読んでみてください。ひそやかな二人だけしか知らないレシピ。これさえあれば、ふたりの愛は永遠ですよね。
受贈誌(文芸誌「北斗」、「文芸中部」、詩集「部分」)をありがとう
☆「北斗 三月號」第585号(平成24年3月1日発行、編集発行人・竹中忍、発行所・北斗工房、連絡窓口・棚瀬鏡代=名古屋市中区、電話052ー321ー0218)
☆「文芸中部 89」(二〇一二年三月一日発行、発行所・三田村方「文芸中部の会」=愛知県東海市電話0562ー34ー4522)
☆「部分 48 2012・3」(発行・三井喬子=金沢市鈴見台、電話076ー231ー1588、印刷・サンワ印刷)
加藤行の詩、一挙掲載
あんさん知っとりまっか
ほんまに浪花は良いとこでっせ
東京はんには分からんかあ=「おおきに」から
関西に住む詩人・加藤の身から泉のように生まれ出た現代詩五編を公開。「おおきに」「かくれんぼ」「喧噪の隔離」「労働」「悠久の愛」を掲載しました。
人間の悲しみ、つらさ、孤独感を乗り超えながらの浪花賛美。そして「歯を噛みしめ」「汗も流れるままに」「今を確かめ」「明日に望みを託し」生きる道。……そこには永遠の少年加藤でしか書けない、さわやかな世界があり、人間賛歌の未来が広がっている。
みなさん! ぜひ加藤ワールドにお越しくださいネ。
受贈誌(「小説家」と文化誌「碧(へき)」)をありがとう
☆「小説家 平成二十三年冬季(第一三五)号」(二〇一一年一二月一日発行、発行所・小説家社=東京都国分市、印刷所・誠文図書株式会社=東京都新宿区高田馬場・電話3205ー3491、編集人は鈴木重生・佐藤睦子・石井利秋)
この本は、「小説家」同人でもある尾関忠雄さまから寄贈されたものです。
☆文化誌「碧」第28、29、30号の三冊(いずれも編集人・砂村洋、発行人・河村和男、発行所・碧の会=安城市東別所町、電話&FAXは0566(76)0204=、印刷所・株式会社野村トレス)
特集は28号が「私流 病とのつきあい方」、29号が「東日本大震災に寄せて」、30号が「碧と共に歩んだ十年」。各号とも、それぞれに読みごたえある内容となっている。