みなさん! 詩のかくし味って。何でしょう
琴伝流大正琴大師範の中でもトップで知られ、歌謡詩の作詞作曲でも知られる詩人・牧すすむが、久しぶりに楽しい詩「レシピ」を公開してくれました。
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本を開きました レシピの本です
揃えた食材は とびっきりの上物
…
で始まる詩も、最後は「仕上げのかくし味は 譲れない私のこだわり 誰も知らない 大切な大切な二人のこだわり…」と意味深。実はこの本、世にも不思議な“愛のレシピ本”だった、とさ。
ーさすがは、プロの夢詩人。♪みかんの花咲く丘、の作詞で一世を風靡した今は亡き加藤省吾さんの秘蔵っ子・夢詩人ならでは、の筆ですね。繰り返し繰り返し、読んでみてください。ひそやかな二人だけしか知らないレシピ。これさえあれば、ふたりの愛は永遠ですよね。
受贈誌(文芸誌「北斗」、「文芸中部」、詩集「部分」)をありがとう
☆「北斗 三月號」第585号(平成24年3月1日発行、編集発行人・竹中忍、発行所・北斗工房、連絡窓口・棚瀬鏡代=名古屋市中区、電話052ー321ー0218)
☆「文芸中部 89」(二〇一二年三月一日発行、発行所・三田村方「文芸中部の会」=愛知県東海市電話0562ー34ー4522)
☆「部分 48 2012・3」(発行・三井喬子=金沢市鈴見台、電話076ー231ー1588、印刷・サンワ印刷)
加藤行の詩、一挙掲載
あんさん知っとりまっか
ほんまに浪花は良いとこでっせ
東京はんには分からんかあ=「おおきに」から
関西に住む詩人・加藤の身から泉のように生まれ出た現代詩五編を公開。「おおきに」「かくれんぼ」「喧噪の隔離」「労働」「悠久の愛」を掲載しました。
人間の悲しみ、つらさ、孤独感を乗り超えながらの浪花賛美。そして「歯を噛みしめ」「汗も流れるままに」「今を確かめ」「明日に望みを託し」生きる道。……そこには永遠の少年加藤でしか書けない、さわやかな世界があり、人間賛歌の未来が広がっている。
みなさん! ぜひ加藤ワールドにお越しくださいネ。
受贈誌(「小説家」と文化誌「碧(へき)」)をありがとう
☆「小説家 平成二十三年冬季(第一三五)号」(二〇一一年一二月一日発行、発行所・小説家社=東京都国分市、印刷所・誠文図書株式会社=東京都新宿区高田馬場・電話3205ー3491、編集人は鈴木重生・佐藤睦子・石井利秋)
この本は、「小説家」同人でもある尾関忠雄さまから寄贈されたものです。
☆文化誌「碧」第28、29、30号の三冊(いずれも編集人・砂村洋、発行人・河村和男、発行所・碧の会=安城市東別所町、電話&FAXは0566(76)0204=、印刷所・株式会社野村トレス)
特集は28号が「私流 病とのつきあい方」、29号が「東日本大震災に寄せて」、30号が「碧と共に歩んだ十年」。各号とも、それぞれに読みごたえある内容となっている。
受贈誌(同人誌「文芸きなり」「じゅん文学」「弦」「北斗」)をありがとう
☆「文芸きなり №73」(発行日・二〇一一年十二月、発行所・「文芸きなり」、事務局・名古屋市昭和区川名、石川好子方=電話052(763)5643=、制作・TOKIWA DESIGN ROOM) 小説、清水信・エッセイ、漢詩、俳句、連載…と今回も充実した内容だ。なかでも、「災害」にテーマを絞ったテーマエッセイを13人が発表している。
☆「じゅん文学 №70」(発行日・2012年1月1日、発行・「じゅん文学の会)、編集発行責任者・主宰戸田鎮子、連絡先・名古屋市緑区神の倉=電話052(876)5476、印刷・ダイテックホールディングデジタル印刷部) 「最近では、津村節子さんの『紅梅』の夫婦にも感動した。作家、吉村昭氏との最期の日々を、じつに淡々と書いていて、……」とは毎回切り口の鋭い戸田の「編集室の窓」である。
☆「弦 第90号(記念号)」(発行日・二〇一一年十二月一〇日、編集発行・弦の会、代表者・中村賢三、発行所・名古屋市守山区小幡中、中村賢三方=電話052ー794ー3430)
☆「北斗 一・二月合併号(第584号)」(平成24年1月1日発行、編集発行人・竹中忍、発行所・北斗工房、連絡窓口・棚橋鏡代=名古屋市中区伊勢山、電話05ー321ー0218)