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2012/04/19

受贈誌(「詩遊」「宇宙詩人」)をありがとうございます


☆詩誌「詩遊 №34 春季号 2012Spring」(発行所・詩遊社=大阪市都島区、電話06(6923)5680=、編集発行人・冨上芳秀、表紙デザイン・上田寛子、印刷製本・国際印刷出版研究所)
 林美佐子(鹿ケ谷かぼちゃ)、辻井啓文(ちぎり絵)、坂本圭(静物)、井宮陽子(寒い日)、坂本久刀(桜守)、楡久子(蜃気楼公園)…と浪花詩人の意気と太っ腹、ユーモアが感じられる。
☆「宇宙詩人 №16」(2012年4月15日発行、代表・鈴木孝=愛知県高浜市、電話090(4199)5166=、副代表は今井好子・尾関忠雄・紫圭子、印刷・有限会社第一プリント社)
 ジョエル・コントの「なぜ、今、フランスで、エメ・セザール氏なのか?」(記・鈴木孝)など。ほかに、韓国現代詩:ハン・ソンレ(韓成禮)訳「韓国の青少年詩文学賞受賞作」特集などが収録されており、本号も高質かつ内容の充実が目立つ。

2012/04/15

加藤行が意欲に満ちた詩五編


☆奈良在住の光る感性詩人が「すってんころりん」「悪夢からの待避」「静寂の調べ」「戦場の真実」「抱擁」を公開。
 平和な暮らしが1番です、の「すってんころりん」に始まり、〈無限にひろがる絆 大きな愛のなかに 生命は育まれていく それこそが真実の力〉の「抱擁」まで。時代を透徹してみつめて向き合う加藤ならでは、の世界がそこにはある

2012/04/01

碧木ニイナの連載エッセイ「それぞれの春」にこう、ご期待!


☆長良川に浮かぶ一輪の彗星花、われらが編集長・碧木ニイナの随時連載エッセイ「それぞれの春」が、いよいよ始まりました。
 春。人。花。悲喜こもごもの人間ドラマ。桜が美しい花を咲かせるなか、悲しみを乗り越えキリッとけなげに教壇に立つ女性がいます。大学入学、渡米…と皆さん、春の訪れとともに新しい人生がスタート、そんなフレッシュな社会のありようを時々の花の写真を添え順次、紹介していきます。
 第一回のカット写真は冬から春にかけて咲き出す「クリスマスローズ」です。なんだか春になると、波の花に替わって雪の中から顔を出す能登半島の雪割草に似ていますね。

2012/03/31

受贈誌(「北斗」「じゅん文学」)をありがとう


受贈誌(「北斗」「じゅん文学」)をありがとう<>☆「北斗四月號」(平成二十四年四月一日発行、編集発行人・竹中忍、印刷所・プリテックコーポレーション、発行所・北斗工房、連絡窓口・棚橋鏡代=名古屋市中区、電話052ー321-0218=)
小説、詩、エッセイ、評論と今回も充実した内容が目立つ。
☆「じゅん文学 2012/4 №71」(発行日・2012年4月1日、発行・じゅん文学の会、編集発行責任者 主宰・戸田鎮子、連絡先=名古屋市緑区神の倉3ー31、電話052ー876ー5476=)
 同人の創作、エセー、時評を発表。第14回じゅん文学賞受賞作「いわし雲」=じゅん文学68号掲載、千田よう子さん=の選考経過と選評も収録。

2012/03/25

人間社会を、ぶった切りー光る感性詩人


「熱砂」愛読者の間では、もうすっかりおなじみの関西の詩人・加藤行が春到来に合わせ▽飛翔▽回転木馬▽僕だけの秘密▽恐竜が来るぞ▽砂の城の5編を新たに公開しました。
 太陽に向かい自らを捧げ炎へと姿を消す「飛翔」、〈白い雲の綿菓子たべて 澄んだ青空に深呼吸〉とあくまで童心の「回転木馬」、きっと観客は動物さんで檻にいるのは人間だと“視点の妙”で迫る「僕だけの秘密」、愚かな人間たちは自然界という巨大な恐竜に食われてしまうーと今を憂える「恐竜が来るぞ」、そして。せっかくつくった“太郎の城”が朝起きたら台風のせいで消えていた、とリアルな「砂の城」。みなさん、ぜひ読んで人間社会を見つめ直してください。