受贈誌(文芸誌「北斗」、「じゅん文学」、詩誌「宇宙詩人」、詩集「部分 45」)をありがとう
☆「北斗 四月号」(4月1日発行、第576号、編集発行人・竹中忍、発行所・北斗工房、連絡窓口・棚橋鏡代=名古屋市中区、電話052(321)0218=)
☆「じゅん文学 2011/4 №67」(発行日・4月1日、発行・「じゅん文学の会」、編集発行責任者・主宰戸田鎮子、連絡先=名古屋市緑区、戸田方、電話052(876)5476=)
☆「宇宙詩人 №14」(代表・鈴木孝=愛知県高浜市、電話090(4199)5166=、副代表・今井好子、尾関忠雄、紫圭子。参与・久野治ほか4人、企画編集委員・鈴木代表ら5人、印刷・有限会社第一プリント社)
☆「部分 45」(発行・三井喬子、金沢市鈴見台=電話076(231)1588=、印刷・サンワ印刷)
ぜひご一読を、加藤行のショートワールド
☆ショートワールド「密室の矢」
またしても、吉山刑事の行く手に奇怪な事件が。さて、あなたは、この事件の真相を見破れますか?
☆短編小説「子連れ泥棒」
三十年前に家出した息子。なんと、大地震が起きたその日…。その子が赤ん坊を背に子連れ泥棒となって母親の前に。運命のいたずらは、どうすることも出来ない。ホッと、な物語だ。
牧すすむがエッセイ「東日本大震災によせて」
☆昨年2月のチリ地震から丸1年が過ぎたことし3月11日。日本を、いや世界中を震撼させる大震災が日本で起きた。チリ地震当時、作者の次男がサンチアゴで働いていた(現在はニューヨーク)こともあり、肝を冷やした作者にとって、この大地震は決して他人事では片付けられない。
被災地、そして被災されたみなさんの一日も早い復興を願い、詩人の牧すすむが長女(イギリス在住)の出産祝いも兼ねての渡英を前に、筆を起こした。イギリスでは復興支援のチャリティコンサートで大正琴を演奏する。
ニッポンよ、立ち上がれ。負けないで! ニッポン。
大震災にもめげない 『不変の心で…」
☆碧木ニイナの快心のエッセイが誕生しました。皆さん、ぜひ読んでください。
突如、人間社会を襲った大地震。揺れる心。最愛の娘さんからメールで地震の発生を知らされた作者は、一方でレンガと化粧砂利で庭の改造にも挑んでいる。そんな家族からは、どんな時にも明るくホットな生活の息遣いが伝わってきもする。
人はみな優しく、強く、温かく、美しい。
だから国家の危機には、日本人らしく。みんなで力を合わせよう。年中、緑で和風の庭に茂る“リュウノヒゲ”の花ことば「不変の心」を大切にしたい。日本の庭が大好きな夫とて同じだ。みんな、地震に負けないで助け合って生きていこうよ! 日本を立て直すには何ができるのか。今は、一人ひとりが考えなければ。
いま発(た)つ文士・平子純の世界
☆第一弾は現代に生きる金言小話「日本人があまり知らない二つの戦い」
機雷除去を名目とした朝鮮戦争への日本人の傭兵、戦後アジア各地の独立戦争を援けた軍事顧問、ベトナム戦争で全土に張り巡らされたちいさな穴は硫黄島で戦った栗林中条の戦略を見習ったものだった。……
知っていて決して損をしない秘話である。