画面のハプニング、お騒がせして申し訳ありませんでした
【お詫び】さる四日からの「熱砂」テーマエッセイ集公開に伴い、各同人のウエブ作品集の作品が突然、蒸発し消えてしまうという奇怪なアクシデントに遭いました。その後、ウエブ業者に連絡し原因調査をしたところ、機能上による単純な操作ミスと分かり、ただちに復旧手当てをしていただき六日朝、無事回復しました。読者の皆さまも一時は「各同人の詩や小説の方は、どうなってしまったのか」と戸惑われたことかと思います。
たとえ一時的とはいえ、読者の皆さまには大変なご心配とご迷惑をおかけしたことを、ここに深くお詫びいたします。今後とも、「熱砂」をよろしくお導き願います。(「熱砂」主宰、伊神権太。2月6日午前記す)
テーマエッセイ集〈巡る〉を順次、公開中
☆真伏善人のテーマエッセイ「猫巡り」の公開に続き、「からくり巡り」(加藤行)、「偶然そこで巡り会った人々」(黒宮涼)、「佐智子と増美」(眞鍋京子)、「古伊万里」(牧すすむ)、「奇跡の日々」(伊神権太)の順で公開。読者の皆さま! ぜひ、読んでくださいね。
なお、テーマエッセイ集のテーマは〈音楽と私〉を第一回に〈酒〉〈雨〉〈色〉〈時〉〈夜明け〉〈○○にて〉〈贈り物〉〈便り〉〈走る〉〈声〉に続き、今回の〈巡る〉は十二回目となる。
【関連記事】「熱砂」ウエブ作品集の中の伊神権太作品「2013年生きてゆく人間花たち/二月の唄」のなかの二月四日付を参照されるとよい。
熱砂同人のテーマエッセイ集〈巡る〉を順次、公開。一番手は真伏善人の「猫巡り」
私たちウエブ文学同人誌「熱砂」自慢でもある第12回テーマエッセイ集の公開を今日から始めます。トップバッターは「熱砂」編集委員でギタリストでも知られる真伏善人の「猫巡り」です。今後、テーマエッセイを随時、公開していきます。読者の皆さん! お見逃しなきように。
ここで【巡り】をテーマとした理由についてひと言。それは昨年暮れ、人との出会いをことのほか大切にする同人で詩人・牧すすむ=琴伝流大正琴弦洲会会主、琴伝流大正琴大師範=から〈巡り会い〉をヒントに「次回は【巡る】に」と提案があったから、です。
一番手となった真伏善人の〈猫巡り〉は、猫は見たさや猫憎しーと言えるかどうか。猫大好き人間の主人公が片田舎の町中を、猫を求めてポーカーフェイスを気取りながら自転車で探して回る、彼ならではの誠に風変わり極まる内容です。まずは、たっぷり味わってください。猫好きな方なら心当たりがあるかもしれません。
「続投・2013年生きてゆく人間花たち/二月の唄」
☆伊神権太が引き続き身辺で起きたドラマを中心に、たくましく生きてゆく【人間ものがたり】を21世紀前半の日記文学として日々、書き進めて参ります。そこには〈きのうから今日、きょうから明日へ〉と希望と幸せ、平和を求め、歩いてゆく多くの人生が横たわっています。
加藤行のショートショートを公開、「夜更けの車内」
☆「夜更けの車内」 辛いことや腹が立つこと、かなしいこと。日常生活で誰にでもありがちなことを、この作家は見事に一編の掌編として、まとめあげた。一見、荒らくれなサラリーマン。けれども、彼の巨体には現代人に欠けがちな恥じらいと優しさが見てとれる。繰り返し読んで頂けたら幸いです。「熱砂」の感性詩人が放った新境地開拓の意欲作です。