what’s new


2014/08/26

「熱砂」同人のテーマエッセイ〈忘れもの〉の公開、着々と


 16回目のテーマエッセイ集の作品発表が着々と進み、26日には新しく眞鍋京子さん(大津市在住)の「父の形見の時計」が、27日にもシャープで切れ味鋭い、山の杜伊吹の作品が公開されました。ぜひ読んでください。引き続き、同人のエッセイ〈忘れもの〉を順次、公開していきます。皆さま! 気長に楽しみにしていてください。8月27日現在の公開作品は以下の通り。
☆忘れられない忘れもの/真伏善人☆忘れもの恐怖症/黒宮涼☆僕の忘れもの/加藤 行☆消えたICレコーダー/伊神権太☆父の形見の時計 眞鍋京子☆爪を噛んで見る夢は 山の杜伊吹

2014/08/19

連載小説「死神の秘密」、最終回〈その7〉を公開


 連載を終えるにあたって作者、黒宮涼から次のような言葉が寄せられました。
【連載を終えて】 『死神の秘密』を読んで下さった方々、ありがとうございました。この作品は約四年前、「自殺しようとしている女の子を死神が助けるお話」を書きたいなという思いから始まりました。東北の震災や様々な出会いや別れがあり、改稿するたびにこの作品は変わっていきました。物語は無限に広がることが出来るんだと、学ぶことが出来ました。未熟者ですが、これからも色々な作品にチャレンジしていけたらなと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

2014/08/14

加藤 行(かとう すすむ)の詩集「ピュアな風に舞う」が誕生


 
 奈良県在住詩人、加藤行さん=ウエブ文学同人誌「熱砂」同人=の詩集が、かわいい文庫本で軽いタッチの作品集「ピュアな風に舞う」=写真=として文芸社(東京・新宿)から出版(初版第1刷発行は2014年8月15日、定価は本体価格600円+消費税48円=648円)。
 読者の皆さん。何はともあれ、近くの書店か、アマゾンなどネット書店にてご注文ください。〈夕日に向かって駆けていく どこでも愛はかくれんぼ〉という加藤さんならでは、少年時代そのままの純粋で鋭く、かつ素朴、やさしさと追憶、正義に満ちあふれた、【感性と体験からの作品世界】をどうぞ、お楽しみください。
 一人でも多くの方々に読んでいただけたら、と願います。(「熱砂」主宰・伊神権太)。

 以下は帯から(内容紹介)
-いまでも、僕の愛は届きますか。少年のように純粋で、あどけない小さな心の世界の扉をあけてください。モザイクな日常に耳を澄ませれば、空・海・山・大地・路傍の草花は語り、回転木馬に乗った頃のような懐かしい風景が広がります。また、ユーモアとペーソスの窺える掌編小説6編(「出会い」「子連れ泥棒」「波音の調べ」「理由のある医院」「真夏のサンタクロース」「夜更けの車内」)も併せて収録。

2014/08/12

連載小説「死神の秘密〈その6〉」、いよいよ佳境に


 目が覚める前、豊は死神ユタとして仕事をしていた。人の魂を切っていた。それが現実だと認識していたはずなのに。本当は夢だったのだろうか。豊は死んだと言われていたのに、実際は生きている。何が夢で何が現実なのかわからない。(本文中から抜粋)
―人間、たとえ死んでも生き続ける。そして。どこにいようとも愛と優しさのなかで、相手の尊厳を大切に生きていく。若い作者は、そんなことを訴えたいのかもしれない。引き続き、お楽しみください。 ウエブ文学同人誌「熱砂」主宰伊神権太

2014/08/04

ウエブ文学同人誌「熱砂」からのお知らせ


 週1で連載している黒宮涼のファンタジー小説「死神の秘密〈その5〉」の公開が始まりました。先日、16回目の公開が始まったばかりの「熱砂」テーマエッセイ集=テーマは「忘れもの」=に、四日には15回目の作品として平子純の「あの人」ひとつも追加されました。これで「あの人」のテーマエッセイ集は計8作となりました。