〈戦後70年〉の日本は、どこを漂流しているのか。【生きてゆく人間花たち/2015年8月の唄】がスタート
引き続き、この世に生きるもの全てに焦点をあて、愛と思いやりの気持ちを胸に〝一匹(いっぴき)文士〟ならではの目と耳、足、感覚で書き続けてゆきます。〈戦後70年〉たった今。誰もが戦争のない平和な世の中を求めて生きている。皆さん! 暑さ厳しき折、おからだ、くれぐれも大切にして、元気で楽しく生きていきましょう(伊神権太)。
ネパール大地震の被災地は今 広がる支援の輪
本紙ウエブ文学同人誌「熱砂」でもたびたび、お伝えしている被災地での国際支援活動が本格化。詳しくは本紙「熱砂」の伊神権太作品集【生きてゆく人間花たち/7月の唄】欄と、【WORLD WINDOW―世界の窓―】欄の〈大地震の被災地・ネパールでの国際支援活動、着々と〉をご覧ください。
【生きてゆく人間花たち/2015年7月の唄】
右寄り。左寄り。中道。前派。後ろ派。多くの人びとが生きている以上、人それぞれの信念、生き方がある。そんな全ての人生を少しでも多く吸い上げ、あくまで戦争を起こさせない、原発事故のない、平和な世界をめざして。これからも伊神権太、渾身のペンを進めていきます。
真伏善人が詩「静かなみちで」
復興未だ成らず、の東日本大震災と福島原発事故の被災地では信じられない風景詩である。真伏ならでは、の感性と筆致で幸せ感が、じんわりフワリと伝わってくる。愛知県尾張地方の、のどかな河畔のひととき。しあわせ、って。こういうことなのかも。
「熱砂」のテーマエッセイ、【間違い】の公開次々と
私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」のテーマエッセイも歴史を刻み、18回目。今回は真伏善人の「疲労困パイ あわや」をトップバッターに、その後も随時、公開が進み伊神権太、山の杜伊吹、眞鍋京子、黒宮涼、牧すすむの順に11日現在、6人の作品が公開されました。突如、行く手を遮ったとてつもない大きさの土砂崩落。遅れをとった北アへのヘリ墜落取材。地下鉄でのかわいい娘さんの一時不明事件、別機のものと勘違いしてしまった搭乗券騒ぎ、認知症と日々闘う祖母へのやさしい眼差し、行き止まりの袋小路に入ってしまい命がけで脱出した主人公。ひとは所詮、過ちを犯すイキモノであることが、よく分かります。
テーマエッセイ【間違い】の公開作品は、以下の通り(6月11日現在)。
疲労困パイあわや/真伏善人、「間違い」こそ、成功への道/伊神権太、これほどの涙が、波のように/山の杜伊吹、間違いの搭乗券/眞鍋京子、間違い常習犯/黒宮涼、行きは良い良い〱/牧すすむ