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2015/10/03

牧すすむが母への挽歌


 母の死を詩「母」に託した牧すすむ。母子家庭で育った牧にとって、これほどの悲しい詩はない。母のわが子を思う限りなきやさしさ、は世界共通かもしれない。その偉大な母が8月8日に亡くなった。99歳、数え100歳での天国への旅立ちだった。その霊よ、永遠に安かれ。合掌―

2015/10/02

伊神権太の「生きてゆく人間花たち/2015年10月の唄」


 引き続き、この世にただ一人だけの〝一匹文士〟として、わが周辺はじめ日本から世界の果てに至るまで日々、目と耳、足をすましていきます。時代の証言者としてのペンを粉骨砕身で奮いつづけ、人とは。生きてゆくとは、どういうことなのか。共に考えることができれば、と願って書き続けていきます。

2015/09/12

真伏善人が詩「夏の終わりに」を公開


 詩人真伏善人ならでは、の観察眼。そして直感でこの夏を送る。それは秋に衣替えする夏への挽歌と言っていい。「この通りなんだから」とは、ある真伏ファン。女性読者の声である。【ああ 夏が終わろうとしている】

2015/09/02

伊神権太の【生きてゆく人間花たち/2015年9月の唄】がスタート


 希望への道 被災しても目の輝きを失わないネパールの子ら=レレ村で。長谷川裕子さん撮影
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 この星に生きる全ての〝いきものたち〟が日々、それぞれの幸せを求めて懸命に生きています。ましてや同じ人間同士、それぞれの世界と事情を抱きしめ、時には涙しながらいきていくのです。本欄は一方的な〝勧善懲悪〟には決して陥ることなく、この地上に生きる全ての人びとの幸せを願い、伊神権太渾身の筆で人間世界を描き続けていきます。
 そこには、悲しいドラマもあれば、嬉しい涙もあります。どうぞ、ご期待ください。※稲沢出身の日本人女性、長谷川裕子さんとネパール人男性、ニルマニ・ラル・シュレスタさん夫妻のカトマンズを拠点にした果てなき愛の復興支援活動はそのつど、本欄で紹介させていただいています(最近では8月28日付本欄をお読みください)。

2015/08/09

真伏善人が詩〈夢の夏〉


 夏も、暑さも大好き。そんな作者が太陽に向かって大空に羽ばたこうとする。麦わらトンボにアゲハに、ツバメさん。タンゴにジルバ、ワルツを踊るのだって、よ。…さて、どうしよう。「いつかは夏を好きになりたいで~す」というのは、私たちに共通した願望か