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2019/04/14

黒宮涼が電子書籍「マーメイドをさがして」を出版


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 俺たちは、この五年間ずっと秘密を持ち続けている。
 
 遥斗には、仲の良い幼馴染に隠している秘密がある。
 夏休みに遥斗が出会ったのは、人魚を探している魔女だった。
 遥斗はある事実に気づいてしまうが、自身の秘密も何やら関係があるようで――。
(あらすじ引用)

【販売ページ】
https://bookwalker.jp/de309dd97d-cca0-4ee3-b4ce-8d2d539eb965/?_ga=2.26639294.2010081994.1555160635-418203187.1505883191 
【作者のことば】
 人魚姫をモチーフに、少年少女。そして人魚と魔女の物語を書きました。
 主人公、遥斗の抱えた秘密。魔女の登場によって動き出す物語です。
 何でもやってみよう! という思いで電子書籍に挑戦してみました。
 後から、あーすればよかった、こーすればよかった。と色々な思いが出てきましたが、それはまた次に繋げたいと思っております。
 少しでも読んでくださる方がいれば幸いです。
 よろしくお願いします。

2019/03/14

伊神権太の「パリ発 ビンラディン、あなたは今どこに」が登場


 ウエブ文学同人誌「熱砂」を主宰する伊神権太の私小説「パリ発 ビンラディン、あなたは今どこに」が、先ごろオープンした講談社の投稿サイト〈セルバンテス〉に出稿され、公開が始まりました。誕生したばかりのサイト〈セルバンテス〉の前途を祝しての登場です。現代社会を生き映しとする他の意欲作の数々も併せて、ぜひ皆さん、このサイトを開いて、ユニークな物語の世界を楽しんでください。
 ちなみに「パリ発 ビンラディン、……」は筆者がかつて新聞社在職当時にひとりのデスク長として日々デスクワークを重ねるうち【ニューヨーク同時多発テロ】の主犯と見られるウサマ・ビンラディンの存在がなぜか気になり、その後、新聞社を退職してからも、パリや能登半島など行く先々に立ちはだかるように彼の亡霊がしばしば現れる―といった、ある面ファンタスティック、幻想的な展開となっています。
 読んで頂けましたら幸甚です。
 アドレスは次のとおりです。
https://cervan.jp/story/c/24039

2018/12/11

「熱砂」の若手、黒宮涼が2編の詩に挑戦


道端にちいっちゃなサンダルがおちている。一体だれのだろう。
掴んだ手をぎゅっと握ってくる病床のおばあちゃん。
両方とも宝物に違いない。
若き文士、黒宮が自らの「目」で見、「心」に感じた思いを詩に託してみた。

2018/09/29

~大正琴 平成を歌う~ 30日に名古屋で琴伝流大正琴の第34回弦洲会中央大会


 9月30日午前10時、倉知弦洲さん=弦洲さんはウエブ文学同人誌「熱砂」の同人詩人で〝ふるさと音楽家〟でもある牧すすむさん=門下の琴伝流大正琴弦洲会が、~大正琴 平成を歌う~をテーマに日本特殊陶業市民会館ビレッジホール(旧名古屋市民会館)で開演する。入場無料。
 この日は〈どんなときも(Pochette・知立)〉をオープニングに、〈無縁坂(ハープエコー・瀬戸)〉〈迷い道(アルペジオ・奥三河)〉〈ブルーライト・ヨコハマ(小牧城会、アザレア会・尾北)〉〈ひまわり娘(ラピオ教室・尾北)〉〈石狩挽歌(春琴会第一・刈谷)〉〈サザエさん(琴音会・豊田)〉〈好きになった人・(高橋すみれ会・豊田)〉〈天城越え(ピンキーズ・豊田)〉〈上を向いて歩こう(やまびこ・奥三河)〉〈サライ(栄中日文化センターA・名古屋)〉〈おまえに(L&G・知立)〉……の順に計47曲を披露。フィナーレの〈東京ブギウギ(PaFF・各地合同)〉で締めくくる。
 合間には【夢太鼓】と【シニアコンサート出演曲】の披露もあって、クライマックスに。倉知弦洲会主と倉知崇次席父子による【弦洲の世界】で〈お祭りマンボ〉〈能登はいらんかいね〉が披露されるが、「今大会は平成の世では最後となるだけに、去りゆく平成を懐かしんでほしい」(倉知会主)と話している。
 司会は松田恵子さん。入場無料。詳しくは弦洲会本部=電話0568(79)3669またはホームページのhttp://www.genshu.jp=まで。

2018/09/02

新連載【能登はやさしや…… 一匹文士伊神権太がゆく(2018年9月)】


 ♪能登はやさしや土までも。いや、これが昂じると♪能登はやさしや槌までも、に。さらには♪能登はやさしや人殺し、とまで言われる。能登半島の人々はどこまでも純情かつ、透明でやさしいのである。
 一方で、いま私たちが住むこの世の中。言った、言わないが横行し、嘘がはびこり、何が本当なのか。真実がわからない。そこへ最近では温暖化による自然界の破滅化ともいえる破壊現象が進み、自然と人間社会の死闘が現実のものとなりつつある。
 こんな世の中に誰がしてしまったのか。

 もはや待ったなし! であり、今こそ「大丈夫かいね」「ほんながかいね」と互いを思いやる能登の魂を私たちは忘れてはならない。〈能登はやさしや土までも このやさしさにつつまれて(森繁久弥さん作詞「能登の夢」から)〉。この心を、いついつまでも清らかな日本の海、川、里山と共に抱きしめ、どこまでも書き続けていきたい。(伊神権太記)