十六日に琴伝流大正琴弦洲会の第四十一回弦洲会中央大会~心の思いを弦にのせて~
琴伝流大正琴弦洲会主催の第四十一回弦洲会中央大会が公益社団法人・大正琴協会、中日新聞社、愛知県・愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、琴伝流大正琴全国普及会後援で十一月十六日午前十一時から~心の思いを弦にのせて~をテーマにNiterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール(旧名古屋市民会館)で開かれます。入場無料。
<まつり>をオープニングに、前半は<風雪ながれ旅><ラブユー東京><古城><恋はみずいろ><思秋期>など。~能登市民まつりによせて~をテーマに、輪島市門前町野外コンサート<好きになった人><能登の明かり>を披露します。
後半は<時には娼婦のように><昇><懐かしのボレロ><東京ラプソディー><ブルーライト・ヨコハマ>の順に進み、フィナーレは<真赤な太陽>で締めくくられます。三十曲以上の名曲が披露されます。
倉知弦洲会主と倉知崇次席による親子鷹演奏【弦洲の世界】は、<青い背広で><南部蝉しぐれ>などを披露します。
倉知弦洲会主と倉知崇次席は「昨年は第四十回記念大会を無事に終え、会員一同喜びもひとしおでした。そして、今回は新たに始まる未来に向けての第一歩となる大会です」と話しています。
倉知弦洲さんは、熱砂同人の詩人。牧すすむさんのペンネームでも知られ、都はるみさんが歌う〈恋の犬山〉を作曲されています。カラオケで全国配信中です。能登半島の復興を願う歌「能登の明かり」も牧すすむさんが作曲を担当しています。どちらもぜひ聴いて歌ってみてください。
(黒宮涼 記)
伊神権太「能登よ のと ーおかあさん」公開中(随時掲載)
能登半島地震の復興をひたすらに願う歌「能登の明かり」(作詞・伊神権太、作曲・牧すすむ、編曲・安本和秋、歌・岡ゆう子)の作詞者伊神権太が、かつて家族と七尾で過ごした日々を振り返り、能登への思いをつづっています。平成5年に起こった能登半島沖地震も含め、史実を赤裸々に綴る内容です。
そして令和6年元日に起きた能登半島地震ーー。「能登の明かり」誕生秘話から、能登半島地震の震災復興支援コンサートに向けてへの思い。そこには誰にとっても大切な家族があり、母がいます。そんな人々にとっての人間群像とは。伊神権太がひたむきに執筆しています。
お読みいただけたら幸いです。
テーマエッセイ第四十一回「AIと未来」が公開
テーマエッセイ第四十一回「AIと未来」四作品が公開されました。
「短編小説の作成依頼」黒宮涼/あぁ~能登半島「愛猫シロは今」 伊神権太/「見てはならない」 伊吹/「AIは何者」牧すすむ
生成AIを使って作品の作成という、初めての試み。
どんな作品が揃ったのか。どうぞお楽しみください。
(編集委員 黒宮涼)
能登半島の復興を願う歌が完成しました
ウエブ文学同人誌「熱砂」主宰の伊神権太さんが作詞、熱砂の詩人牧すすむさんが作曲した「能登の明かり」が完成しました。
この曲は、一月一日に起こった「令和六年能登半島地震」の復興を願い制作されました。
能登の情景が浮かんでくるような曲です。ぜひ聴いてみてくださいね。
「能登の明かり」作詞 伊神権太/作曲 牧すすむ
歌詞
(1)能登の海山 空に散り
涙を集めた 禄剛崎よ
凍え千切れた この町だけど
きっと咲くだろう 雪割草よ
雪割草は 幸せの花
明日は輝く 朝が来る
(2)愛する人を 呼ぶ声も
無情な風に 消えるけど
キリコ いしるに 輪島の塗よ
忘れはしないさ ふるさと能登は
瞳閉じれば まぶたに浮かぶ
御陣乗太鼓の みだれ打ち
(3)昨日も今日も いつの日も
あなたの笑顔が ここにある
海女の磯笛 かもめの唄よ
和倉 朝市 一本杉が
強く生きてと ささやきかける
能登はやさしや どこまでも
一日も早く日常が戻ることを願っています。
(編集委員 黒宮涼)
一匹文士小説集【あたし帰った かえったわよ】が誕生
家族のこと。遠くなるわが町。<高校三年生>を何度も口ずさんだ青春時代。クラスメートと昭和のにおい。平成、令和の世には亡き妻(伊神舞子)とともに反戦平和を叫ぶ。そしてコロナ禍の中でも……。
フランスの旅先、リヨンで出会った能登出身のその女性は「幸せとは目に見えないものです」と、はっきり言ったが、わかる気がする。1人のブンヤ・地方記者として、この世の平和、幸せとは何かを追究し続けてきた私と妻の物語が一冊の本「あたし帰った かえったわよ」(人間社刊)として無事、開花しました。
筆者は、元新聞記者で現在は一匹文士(いっぴきぶんし)として執筆を続ける作家・伊神権太(日本ペンクラブ、日本文藝家協会会員など)で本紙ウエブ文学同人誌「熱砂」の主宰でもあります。渾身の純文学5編(「どさ回り」「パリよ ビンラディン、あなたは今どこに」「ぽとぽとはらはら」「赤い空 わかれ」「あたし帰った かえったわよ」)から成るこの小説集を1人でも多くの人々に読んで頂けたら、幸いです。
ことし2023年の11月はじめには主な書店に並び始めますので、お求めは最寄りの書店にお申し込みください。どうかよろしくお願いします。=一匹文士伊神権太記
写真は、刊行した【あたし帰った かえったわよ(人間社)】

