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2024/03/31

能登半島の復興を願う歌が完成しました


ウエブ文学同人誌「熱砂」主宰の伊神権太さんが作詞、熱砂の詩人牧すすむさんが作曲した「能登の明かり」が完成しました。
この曲は、一月一日に起こった「令和六年能登半島地震」の復興を願い制作されました。
能登の情景が浮かんでくるような曲です。ぜひ聴いてみてくださいね。


「能登の明かり」作詞 伊神権太/作曲 牧すすむ

 歌詞

(1)能登の海山 空に散り
   涙を集めた 禄剛崎よ
   凍え千切れた この町だけど
   きっと咲くだろう 雪割草よ
   雪割草は 幸せの花
   明日は輝く 朝が来る

(2)愛する人を 呼ぶ声も
   無情な風に 消えるけど
   キリコ いしるに 輪島の塗よ
   忘れはしないさ ふるさと能登は
   瞳閉じれば まぶたに浮かぶ
   御陣乗太鼓の みだれ打ち

(3)昨日も今日も いつの日も
   あなたの笑顔が ここにある
   海女の磯笛 かもめの唄よ
   和倉 朝市 一本杉が
   強く生きてと ささやきかける
   能登はやさしや どこまでも

                     一日も早く日常が戻ることを願っています。
                               (編集委員 黒宮涼)

2023/10/31

一匹文士小説集【あたし帰った かえったわよ】が誕生


 家族のこと。遠くなるわが町。<高校三年生>を何度も口ずさんだ青春時代。クラスメートと昭和のにおい。平成、令和の世には亡き妻(伊神舞子)とともに反戦平和を叫ぶ。そしてコロナ禍の中でも……。
 フランスの旅先、リヨンで出会った能登出身のその女性は「幸せとは目に見えないものです」と、はっきり言ったが、わかる気がする。1人のブンヤ・地方記者として、この世の平和、幸せとは何かを追究し続けてきた私と妻の物語が一冊の本「あたし帰った かえったわよ」(人間社刊)として無事、開花しました。
 筆者は、元新聞記者で現在は一匹文士(いっぴきぶんし)として執筆を続ける作家・伊神権太(日本ペンクラブ、日本文藝家協会会員など)で本紙ウエブ文学同人誌「熱砂」の主宰でもあります。渾身の純文学5編(「どさ回り」「パリよ ビンラディン、あなたは今どこに」「ぽとぽとはらはら」「赤い空 わかれ」「あたし帰った かえったわよ」)から成るこの小説集を1人でも多くの人々に読んで頂けたら、幸いです。
 ことし2023年の11月はじめには主な書店に並び始めますので、お求めは最寄りの書店にお申し込みください。どうかよろしくお願いします。=一匹文士伊神権太記

 写真は、刊行した【あたし帰った かえったわよ(人間社)】
 

 

2023/10/28

テーマエッセイ第四十回「過ごす」が四作品公開


テーマエッセイ第四十回「過ごす」
全四作品が公開されました。
「相談室の過ごし方」黒宮涼/「もってかれた」伊吹/「過ごす」は生きる。たからもの。伊神権太/「過ごす」牧すすむ

心が温まったり、不思議な感覚を覚える作品が揃いました。

お読み頂けたら幸いです。よろしくお願いいたします。
(編集委員 黒宮涼)

2023/09/02

黒宮涼の連載小説「あの箱庭へ捧ぐ」連載開始


 黒宮涼の連載小説「あの箱庭へ捧ぐ」序章を公開いたしました。
 毎週土曜日に更新する予定です。
 長編連載となりますので、最後までお付き合い頂けたら幸いです。
 よろしくお願いいたします。

・あらすじ
 能力を持った者たちが集められた全寮制の学園。〈うみほたる学園〉に在学中の川崎竜太郎は、理事長が創った生徒たちの卒業を支援するための秘密組織〈洸生会〉に所属していた。
 あるとき、理事長の付き添いで小柄で大人しい少女、小池燐音の自宅へ行くことになるが、彼女は他人の心をよめる能力を持っていた。学園に入学することになった彼女だが、理事長からの依頼により、洸生会の新しいメンバーになる。
 学園内で生活する様々な人物たちが起こす事件や悩みに、洸生会の面々は立ち向かっていく。 

 この学園を卒業するという意味とは。これは、そんな能力者たちを救う物語だ。
                                (作者 黒宮涼)

 

2023/08/21

伊神権太「あたし帰った かえったわよ」を公開いたしました


 伊神権太の新作小説を公開いたしました。

 お盆に帰ってきた亡き妻に、あふれる様々な想いを感じる作品です。
 お読みいただけたら幸いです。
 よろしくお願いいたします。 (編集委員 黒宮涼)