二十九日に琴伝流大正琴弦洲会の第四十一回大会春の宴~(続)思い出を歌に乗せて~
琴伝流大正琴弦洲会主催の第四十一回春の宴が公益社団法人・大正琴協会、小牧市と市教育委員会、中日新聞社、琴伝流大正琴全国普及会後援で四月二十九日午前十一時から~(続)思い出を歌に乗せて~をテーマに愛知県小牧市の小牧駅前ラビオ5階の「あさひホール」で開かれます。入場無料。
<好きになった人>をオープニングに、第一部が<さざんかの宿><まちぶせ><襟裳岬><ここに幸あり><人生いろいろ>など。第二部は<イヨマンテの夜><太陽がいっぱい><地上の星><わたしの城下町><大勝負>の順に進み、フィナーレは<能登の明かり>で締めくくられます。三十曲近くの名曲が披露されます。
ゲストでシンガーソングライターの広瀬まりさんが、第一部に<能登の明かり><ずっとありがとう>を。第二部に<青春の街>を披露します。
倉知弦洲会主と倉知崇次席による親子鷹演奏【弦洲の世界】は、~我が青春の歌~をテーマに、<君は心の妻だから><加賀の女>を披露します。
倉知弦洲会主と倉知崇次席は「昨年第四十回の記念大会を無事に終え、今年は又、更なる大きな夢を胸に掲げて力強い一歩を踏み出したいと会員一同心に誓っております」と話しています。
倉知弦洲さんは、熱砂同人の詩人。牧すすむさんのペンネームでも知られ、都はるみさんが歌う〈恋の犬山〉を作曲されています。カラオケで全国配信中です。能登半島の復興を願う歌「能登の明かり」も牧すすむさんが作曲を担当しています。どちらもぜひ聴いて歌ってみてください。
(黒宮涼 記)
テーマエッセイ第四十一回「AIと未来」が公開
テーマエッセイ第四十一回「AIと未来」四作品が公開されました。
「短編小説の作成依頼」黒宮涼/あぁ~能登半島「愛猫シロは今」 伊神権太/「見てはならない」 伊吹/「AIは何者」牧すすむ
生成AIを使って作品の作成という、初めての試み。
どんな作品が揃ったのか。どうぞお楽しみください。
(編集委員 黒宮涼)
能登半島の復興を願う歌が完成しました
ウエブ文学同人誌「熱砂」主宰の伊神権太さんが作詞、熱砂の詩人牧すすむさんが作曲した「能登の明かり」が完成しました。
この曲は、一月一日に起こった「令和六年能登半島地震」の復興を願い制作されました。
能登の情景が浮かんでくるような曲です。ぜひ聴いてみてくださいね。
「能登の明かり」作詞 伊神権太/作曲 牧すすむ
歌詞
(1)能登の海山 空に散り
涙を集めた 禄剛崎よ
凍え千切れた この町だけど
きっと咲くだろう 雪割草よ
雪割草は 幸せの花
明日は輝く 朝が来る
(2)愛する人を 呼ぶ声も
無情な風に 消えるけど
キリコ いしるに 輪島の塗よ
忘れはしないさ ふるさと能登は
瞳閉じれば まぶたに浮かぶ
御陣乗太鼓の みだれ打ち
(3)昨日も今日も いつの日も
あなたの笑顔が ここにある
海女の磯笛 かもめの唄よ
和倉 朝市 一本杉が
強く生きてと ささやきかける
能登はやさしや どこまでも
一日も早く日常が戻ることを願っています。
(編集委員 黒宮涼)
一匹文士小説集【あたし帰った かえったわよ】が誕生
家族のこと。遠くなるわが町。<高校三年生>を何度も口ずさんだ青春時代。クラスメートと昭和のにおい。平成、令和の世には亡き妻(伊神舞子)とともに反戦平和を叫ぶ。そしてコロナ禍の中でも……。
フランスの旅先、リヨンで出会った能登出身のその女性は「幸せとは目に見えないものです」と、はっきり言ったが、わかる気がする。1人のブンヤ・地方記者として、この世の平和、幸せとは何かを追究し続けてきた私と妻の物語が一冊の本「あたし帰った かえったわよ」(人間社刊)として無事、開花しました。
筆者は、元新聞記者で現在は一匹文士(いっぴきぶんし)として執筆を続ける作家・伊神権太(日本ペンクラブ、日本文藝家協会会員など)で本紙ウエブ文学同人誌「熱砂」の主宰でもあります。渾身の純文学5編(「どさ回り」「パリよ ビンラディン、あなたは今どこに」「ぽとぽとはらはら」「赤い空 わかれ」「あたし帰った かえったわよ」)から成るこの小説集を1人でも多くの人々に読んで頂けたら、幸いです。
ことし2023年の11月はじめには主な書店に並び始めますので、お求めは最寄りの書店にお申し込みください。どうかよろしくお願いします。=一匹文士伊神権太記
写真は、刊行した【あたし帰った かえったわよ(人間社)】
テーマエッセイ第四十回「過ごす」が四作品公開
テーマエッセイ第四十回「過ごす」
全四作品が公開されました。
「相談室の過ごし方」黒宮涼/「もってかれた」伊吹/「過ごす」は生きる。たからもの。伊神権太/「過ごす」牧すすむ
心が温まったり、不思議な感覚を覚える作品が揃いました。
お読み頂けたら幸いです。よろしくお願いいたします。
(編集委員 黒宮涼)