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2021/05/11

 私たちが生きるこの星で、新型コロナウイルスがまん延、大切な命が日々、奪われている。このままだと、地球そのものが破壊されたとしても不思議でない。そんななか、満と海は元の生活に戻る日を願って、きょうも生きてゆく。度重なる非常事態宣言。変異株を伴ったパンデミック(感染爆発)。国によっては都市封鎖(ロックダウン)や出入国の禁止が続出している。いま人間に唯一頼りになるのが、ことばだ。それもマスクの世の中にあっての頼りは手紙、そしてメールによる会話だ。【ラヴ・メール パンデミック】のタイトルは、こうした世情を考え命名。物語は母の日から始まる。

 世界の母なる母に届いたカーネーション
 
※この小説はパンデミックの世の中にあって、互いにメール(時には手紙、電話による会話)を介して生きてゆく人間物語である。こんご随時、掲載。
 
 なお、この世をどこまでも問い続けて掲載中の【一匹文士、伊神権太がゆく人生そぞろ歩き】も【ラヴ・メール パンデミック】と同時進行で従来どおり、随時、執筆していきます。併せて読んで頂けたら幸いです。=伊神権太記