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2014/05/30

 加藤行の詩2編を、お茶の間に。「タンタ君の忘れもの」、そして「いくぞ 海賊コアラ君」の2編です。〈学校からの 帰りみち〉にタヌキのタンタ君の丸眼鏡がどこかへ行っちゃった。さてさて、どこへ消えてしまったのかしら。動物たちがいっぱい出てきます。
 もう1編は、〈船出だ 船出だ いざ出陣だ〉と黒い眼帯をしたコアラの号令一下、何百匹ものコアラたちが乗った〈ぼくらの海賊船〉が大海原へ船出。でも、この海賊たち、貧しい人々を救うのが目的で〈明日も 希望の 陽が昇るんだ〉ってよ。ユーモアと楽しさ、やさしさに満ち、希望の道に通じる加藤行ならでは、のリズム感あふれる名作です。
 ご家庭でお母さんやお父さんらと一緒にぜひ、読んでくださいネ!