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2013/10/05

 さまざまな化身を持つ破壊神で知られるシヴァ寺院=ガンジス川上流のバグマティ川河畔のパシュパティナートで。死体が焼かれていた
 

 〝カトマンズ〟に身も、心も、ゆだねて生きる日本人女性―
  彼女たちの物語を「カトマンズの恋」として随時、「熱砂」紙上で連載してゆきます。ピースボートによる地球一周船旅をヒントに描いた「マンサニージョの恋」(幻冬舎ルネッサンス)に続く第二弾。カトマンズ男性との出会いをきっかけに幾多の波乱を経てネパール定住に至る過程を描きつつ、同時に現地の人々の心の優しさにも触れていきます。
 苦しいとき、悲しいときには長年、現地に住む日本人女性に悩みをぶつけることも。恋人(夫)の両親や兄弟の優しいまなざしにも支えられ、やがて1人の立派な女性として育ってゆく過程を〝ラブ・バード〟のシーンもまじえて描いていきます。全編にピュアで清らかな〝カトマンズ魂〟を強調し、世界の人々に聖地カトマンズの存在を強く訴え、人間に共通する生きていくことの意味、そして【人間の尊厳の大切さ】についても、小説を通じて考えていきたい。

 なお、これまで連載してきた伊神権太の【生きてゆく人間花たち】は、十月からスペースを縮小して同時進行で進めます。ご愛読、よろしくお願いいたします。