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2013/09/15

 全編にわたって、どこまでもピュアな作者の思いが伝わってくる。小学4年生の息子と二人暮らしの三十路を過ぎた弓枝の前に現れた謎の青年。男は一体全体、何を抱え込んでいるのか。読者をこの一点で最後まで引きずり込んでいく力作である。