2009/06/09
☆6月11日(木曜日)午後7時~9時まで。東京・中野サンプラザ15階エトワールルーム。発起人は、伊神孝信(筆名・権太)、岡田里史、長田光展、狩野伸洋、辻井喬、長谷川龍生の六氏=アイウエオ順=。
最匠展子さんは「あいなめ」「地球」「 禺婁(ぐる)」「火牛」「社会文学」の同人を経て現在は日本現代詩人会、日本ペンクラブ、日本文藝家協会会員。元H賞選考委員。詩集に「在処(ありか)」「部屋」「そこから先に」「微笑する月」「絶章」など。
小説家・井上靖をして「直感の鋭さと洞察の深さで人間存在の深奥に心を尽くし、女流を超えながら、なおその詩情は、女性そのものである」と言わせしめた、詩界で異彩を放ち続ける稀有の詩人でもある。
1986年には「微笑する月」で第2回日本現代詩歌文学館賞を受賞。11日の出版記念の会は、最匠展子さんならでは、の現代詩文庫187の選詩集が思潮社(東京・新宿区)より上梓される運びとなり、これをお祝いして開かれます。
6年前から脳梗塞の治療のため、入退院を繰り返し寝たきりの孤独な苦しい闘病生活を余儀なくされ、それでも、なにものにも負けない精神力で詩作に打ち込み続けてこられた最匠展子さん。彼女は車椅子で外出が許される状態まで回復されました。これを機に有志で大いに励まそう、と詩人・長谷川龍生さん(大阪文学学校校長)らが発起人となり、記念の会が実現することになりました。
連絡先は、出版記念会世話人・岡田里史氏の携帯=090ー4608ー6393=まで。