【一匹文士伊神権太がゆく 人生そぞろ歩き(2019年1月)】

2019年1月28日
 全身うす汚れたからだとなって「それでも、オカンがいい」と無事帰還した半分野良のシロちゃん。車に轢かれてはいなかった
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 月曜日。朝8時過ぎ。きのうから丸1日姿を見せなかった半のら(半分野良猫)のシロちゃんがどこをうろついてきたのか。首輪こそなくなっていたが無事、わが家に帰ってきた。
 思わず「バンザーイ」と叫びたくなりはしたが、「お帰り。あんまり心配させるなよ」とここは、冷静な対応に努めた。いつものように縁側の窓越しに白い姿を見せたところを、舞が迎え入れたが、女同士両方の顔がパッと光り輝いた、その表情に私は心底、ホッとした。それはそうと、シロは、いつのまに彼女の癒し猫になったのか。
 猫とは不思議な存在、いきものである。

 私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」の第29回テーマエッセイ=テーマは「紅葉」=の公開が始まり、先日の「滅びの美学」(平子純さん)に続き、きょうは「出会いを求めて」(真伏善人さん)「紅葉より団子」(黒宮涼さん)の順で公開。それぞれ個性豊かなエッセイだけに、読者のみなさまにも、ぜひ読んでほしい。
 午前中、歯医者さんでの歯の定期メンテナンス洗浄にでかけ、午後は小雪舞うなか、運転手、すなわちアッシー君として買い出しに付き合う。帰宅後は、「熱砂」同人から届いていたエッセイ2本のサーバーへの編集、出稿作業を行い、夕方には公開にこぎつけた。ほかに、新聞チェックや他の執筆などにも時間を費やし、気がついたら深夜遅くに。
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 きのうの日曜日。東京・両国国技館で行われた大相撲初場所千秋楽のこの日、単独トップだった関脇玉鷲(片男波部屋、モンゴル出身)が幕内遠藤を突き落としで破り、13勝目を挙げ初優勝を決めた。19歳で初土俵を踏んでから苦節15年。精進に精進を重ねたあげく、34歳2カ月の遅咲きの見事な開花だった。

 優勝トロフィーを受け取り、このあとインタビューに答え「最高です」と語った玉鷲=NHK総合から
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 それに玉鷲の何よりも立派なことは初土俵から15年間休場なし、現役1位の1151回の連続出場も見上げたものだ。この日は第2子(男児)誕生とも重なり、アナウンサーにマイクを向けられた玉鷲が「最高です」と語る姿は、とてもさわやかで印象深かった。

 それから昨日27日付中日新聞の朝刊1面トップは『大坂 世界1位 日本勢初 全豪V テニス四大大会連勝』『悲願頂点「ゴールではない」 大坂なおみの話 勝つことを夢見てきた。世界ランキング1位は私のゴールではない。全仏オープンも優勝したいし、どのトーナメントでも勝ちたい。(共同)』
 というものだった。まさに日本中を光りで照らすトップニュースである。

 優勝した瞬間の大坂なおみ=NHK総合から
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 トランプ米大統領が米連邦政府機関の1部閉鎖が1カ月以上も続いている問題で25日、上下両院が可決した2月15日までのつなぎ予算に署名して成立させ、閉鎖を一時解除することで与野党と合意。トランプ氏が譲歩してメキシコ国境の壁建設費の計上を見送り今回は断念したことで、昨年12月22日から続いた政府閉鎖は過去最長の35日間でいったん解除された。
 外野から見ていても、良かったナと思う。譲歩することの大切さは、こういうことだ。
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 前述の新聞報道どおり、テニスの全豪オープンが26日午後7時半(日本時間同日午後5時半)から、メルボルンで行われ、女子シングルス決勝で21歳の大坂なおみ(日清食品)が過去2度にわたってウィンブルドン選手権を制覇している28歳のペトラ・クビトバ(チェコ)を7―6、5―7、6―4で下して日本勢初優勝を果たし、昨年の全米オープンに続く四大大会2連勝となった。大坂は、大会後の世界ランキングでも日本勢初の1位が確定した。
 大坂は、父がハイチ出身、母は日本人。3歳から米国で暮らしている。高速サーブをセンターに打ち込み歓喜の瞬間を迎えた大坂は「信じられない。ただプレーに集中していた。この決勝でプレーできたことを光栄に思う」と述べ北海道根室市に住む祖父、大坂鉄夫さん(74)=根室漁協組合長=は「孫は我慢してやっていた。誇りに思える勝ち方だ」と語った。

 戦いすんで。明と暗。大坂なおみとペトラ・クビトバ=NHK総合から
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 27日(日曜日)は名古屋へ。名古屋駅西口(新幹線側)近くの名古屋国鉄会館6階で開かれた中部ペンクラブのことし初の理事会に出席。帰りに寄った喫茶店では、今は亡き歌人三宅千代さんはじめ、文芸評論家大河内昭爾さんらの思い出話などに花が咲き、有意義なひとときとなった。

 そして。今一つは、前述したとおり、東京・両国国技館で行われた大相撲初場所千秋楽で単独トップだった関脇玉鷲が幕内遠藤を突き落としで破り、13勝目を挙げ、初優勝を決めたことだ。34歳2カ月での初優勝は、年6場所制が定着した1958年以降では37歳8カ月の旭天鵬に次いで2番目の年長記録。初土俵から90場所目での初優勝も4番目のスロー記録で、片男波部屋では昭和46年名古屋場所での横綱玉の海の優勝いらい、実に48年ぶりの優勝力士の誕生である。
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 JR東日本が28日、東日本大震災の津波で不通となっていた岩手県沿岸部を走る山田線宮古―釜石間(55・4㌔)で3月の開通後に使う車両による初の試運転を実施。
 第198通常国会が28日召集され、安倍晋三首相が午後の衆参両院の本会議で施政方針演説。厚生労働省による毎月勤労統計の不正調査問題につき「国民の皆さまにおわび申し上げる」と陳謝した。 
 人気アイドルグループ「嵐」が27日、2020年いっぱいで活動を休止する、と発表。

1月22日
「平成」をカウントダウン冬満月
=伊神舞子〈きょうの俳句 minuetto-mi〉から

 22日夜遅くから翌未明にかけ。この日(22日)、モスクワのクレムリン(大統領府)で行われた安倍晋三首相とプーチン大統領による日ロ両国首脳による平和条約締結に向けての北方領土問題の協議について両首脳が記者発表。双方とも相互に受け入れ可能な解決策を目指していく考えを強調したものの、歯舞、色丹など四島の帰属や条約の条文、合意の目標時期には案の定、言及しなかった。
 要は笛吹けど踊らず、進展はなかったということである。

 大寒(20日)を過ぎ、きょうは22日。火曜日だ。
 ちょうど1年前、私は医師の言によれば「めったに見られない」という世にも不思議なホーセン(放線)菌による肺炎の一種、肺化膿症に冒され幸い、病巣部分の全摘手術(手術は昨年1月9日)により右肺の三分の一を切除されはしたものの順調に回復し、愛知県がんセンター中央病院を無事退院した、その日である。
 1年で最も寒いときに舞と息子が何度も病院と自宅の間を行き来し、その後の通院治療にも付き添ってくれ、随分世話をかけたなと心から感謝している。退院後しばらく通った地下鉄自由が丘駅を降りてから病院に通じる〈心臓破りの丘〉=私たちは病院に通じるこの登り坂の道をこう呼び合っていた=には、私も舞もほとほと疲れ果てたが、今となっては忘れられない思い出の道でもある。家族みんな健康でいるありがたさが身にしみた日々でもあった。

 というわけで、今夜は入浴後、ひと息ついたところで、かつて三重県志摩半島を中心に新車サニーで取材に飛び回っていたころに、いつもカセットで〈ビートルズ〉ナンバーと一緒に聴いていた〈エデンの東〉〈太陽の季節〉〈禁じられた遊び〉などをスマホで聴いてみた。この3つはビートルズの曲とともに時代を映し出す名曲ぞろいで、あらためてきいてみる価値がある、とそう判断したからだ。
 さてさて、そうは言っても。いつまでも感慨にばかり耽っているわけにもいくまい。
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 21日付中日新聞朝刊の通風筒は20日に三重県志摩半島浜島町の恵比寿神社であった初笑い神事のニュース。この催し。地元漁師らが、鼻を削り取ってお守りにする鼻欠け恵比寿を囲んで海に向かって〝ワ―ハッハッハ〟と三回、高笑いをして幸せを願う、チョット変わった神事で「端(はな)をとる」にかけ、漁場に一番乗りして大漁になるよう願をかけてもいる。
 私自身も古き良きころ、昭和の時代若かりしころに三年間、毎年この日が来ると阿児町鵜方の新聞社の通信部から真珠の海・英虞湾沿いに車を走らせ取材した記憶があるだけに、とても懐かしい。確か毎年、取材がてら漁師さんらと一緒に、海を目の前に笑いころげたことを覚えている。通風筒は『今年は平成最後の年。横山比乃宮司(60)は「三十一年分の笑いで新しい時代も明るくなれば」と願う。』と結んでいたが、全くもってそのとおりだ。浜島町が〈伊勢えびの町〉を宣言してまもないころの話だ。
 一方、岐阜県郡上市八幡町の小駄良川では20日、郡上本染(岐阜県重要無形文化財)の寒ざらし作業が行われ、藍や朱に染められたこいのぼりが川面を鮮やかに彩った、という。寒さのなか、大学入試センター試験は全国の会場で19、20日と二日間の日程を終えた。

 そして、きのう21日は私が所属する「脱原発社会をめざす文学者の会」のことし初の幹事会が東京の日本文藝家協会会議室であったが、週に1度のペースで頼まれているコラム執筆やら「熱砂」のテーマエッセイ=テーマは29回目で〈紅葉〉=のカテゴリー新設と同人から届いた原稿の編集と出稿、さらには右手のリハビリ治療……など。あれやこれやと為すべきことが多く、やむなく欠席することに。ただ求めに応じ、文学者の会でこんなことをしてみたら―との提案だけはメールで脱原の事務局長あてに送らせて頂いた。

 話は変わるが、2、3日前だったか。トヨタとパナソニックが電気自動車向け電池を生産する新会社を設立する、と正午のNHKニュースで聴いた。なんでも2030年には半分を電気自動車化したい考えのようだが、私がこの世にいる間に電気自動車が日常化することを願いたい。これだって、これからの時代の象徴だと言っていい。
 はて、それはそうと。第一、それまで私の体力が維持できるかどうか、だ。
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 米朝両政府が18日、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による再会談を2月下旬に開催することで合意。トランプ氏によれば、再会談の開催国は決定済みでまもなく発表されるとしているが、ベトナムの可能性が強いという。
 ジュエリーを平成最後とねだる妻。第一生命保険が22日、恒例のサラリーマン川柳の入選作100句を発表。秋篠宮さまの長女眞子さま(27)との婚約が延期になっている小室圭さん(22)が22日、週刊誌で報じられた母の元婚約者との金銭トラブルにつき解決済みとの文書を公表。

1月18日
 早朝、不燃物のゴミ出しを舞と一緒に。久しぶりなので、けっこうきつかった。
 18日付中日新聞の朝刊は1面で神戸市の東遊園地で17日夜になっても鎮魂の祈りをささげる写真付き記事で「鎮魂と記憶 子や孫にも 阪神大震災24年」の見出し。

 17日。1995年1月17日午前5時46分に起き、6434人が亡くなった阪神淡路大震災(マグニチュード7・3)から丸24年の朝がやってきた。発生時、私は新聞社の大垣支局の支局長住宅で家族そろって強烈な揺れを感じた。まもなく当時、被災地は私の管轄外ではあったがJRとバスを乗り継いで神戸の被災地へ。やっとのことで現地につき現場を歩き回ったが、あの日々がついきのうの如く思い出される。大垣支局には連日、見舞金が寄せられ(支局管内だけでも確か6400万円に達した、と記憶している)、支局女子職員のナッちゃんときりきり舞いした思い出がある。

 大相撲初場所3連敗の第72代横綱稀勢の里(32)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が16日に横綱在位12場所で現役を引退。英国では16日夜(日本時間17日未明)、メイ首相と欧州連合(EU)による英国のEU離脱合意案の否決を受け、最大野党・労働党がメイ内閣の不信任案を提出したが、反対多数で否決される―など世界は日々、混沌としながらも大きく動いている。

 土俵人生に一片の悔いなし 現役引退の記者会見で「けがに強い力士を育てたい」と話す横綱稀勢の里(NHKのニュースから)
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 そんななか、昨秋の右腕肘骨折の治療回復途次にある私はといえば、今月9日の主治医の診断でやっと車の運転許可が出た。デ、久しぶりに舞を助手席に乗せ一緒にスーパーに行ったり、早朝の尾張芸術文化懇話会の話し合いの場に出たり、社交ダンスのレッスンも。このほかにも合間には病院のリハビリ治療に出向くなど少しずつ生活が元に戻りつつある。帰宅すると、決まって半分野良猫のシロちゃんが玄関先で迎えてくれ、これだけはナンダカとても嬉しい気がするから、不思議である。シロはシロなりに一生懸命に生きているのだ。
 シロちゃん、毎日本当にありがとう。ただ車に引かれることだけはないように、ね。

 ところで、わが右腕肘のリハビリ治療は毎度、40分きっかりで、かなりきつい。それでも、1度してもらうごとに腕はその分、動くようになってはきているのだが。やはり完全にもとに戻るには長期戦の様相を呈しているのも事実だ。
 16日の江南厚生病院療法室でのリハビリ治療。私は目をつぶり、リハビリ作業士に言われるまま手を差し出し、屈曲運動をしたり、バーベルを右手で持っての上下運動を繰り返したり、はたまたゴムバンドで患部の固定をされたあと、伸び縮みを繰り返すなどした。若い作業士さんの真剣なまなざしには毎度、【魔法の手】でそのつど右手全体が生まれ変わってくるような、そんな不思議な感覚にもとらわれている。
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 天皇陛下が詠われた御歌(NHKのニュースから)と亡きはるかちゃん、復興のシンボルひまわり
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 皇居で16日開かれた平成最後となる新春恒例の「歌会始の儀(お題は「光」)」。
 天皇陛下は、阪神大震災の復興の象徴である「はるかのひまわり」への思いを♪贈られしひまはりの種は生え揃ひ葉を広げゆく初夏の光に―と詠まれ、また皇后さまも♪今しばし生きなむと思ふ寂光に園の薔薇(さうび)のみな美しく―とお詠みになられた。

 第160回芥川賞・直木賞の選考会が16日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は上田岳弘さん(39)の「ニムロッド」(群像12号)と町屋良平さん(35)の「1R1分34秒」(新潮11月号)、直木賞は真藤順丈さん(41)の「宝島」(講談社)にそれぞれ決まった。
 来月3日に投開票される愛知県知事選が17日告示され、新人で県労働組合総連合(愛労連)議長の榑松佐一氏(62)と、三期目を目指す現職大村秀章氏(58)の無所属二人が立候補を届け出た。
 17日午前9時19分ごろ、鹿児島県・口永良部島新岳が爆発的噴火を起こし火砕流が発生、噴煙は約6000㍍まで上昇した。気象庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持。日立製作所が17日、英国での原発新設計画を凍結する、と発表。事実上の撤退といってよい。

 東日本大震災の津波で当時の町長と職員計28人が犠牲となった岩手県大槌町の旧役場庁舎の解体をめぐり、保存を願う住民団体代表らが平野公三町長に対し解体工事と公金支出の差し止めを求めた住民訴訟の判決で盛岡地裁は17日、訴えを退けた。平野町長は「解体は司法的に認められた。予定どおり18日から作業に入りたい」と話している。
 延べ約2000万人にも及ぶ雇用保険や労災保険の過少支給が生じた厚生労働省によるお粗末極まる毎月勤労統計の不正調査問題を受け、政府は厚生労働省の鈴木俊彦事務次官(59)ら関係者を近く懲戒処分する方針を固めたという。

 毎日毎日いろんな出来事が〈これでもか〉〈これでもか〉と起きるが、これとてこの広い宇宙にあっては、みなケシ粒に等しい。
 だけれども、このちいさな事象、一つひとつに真剣に愛情を込め、清く正しく向き合ってゆく。人間たるもの、人々みんなが幸せになるためにも誰もがそうあらねば、と私は常々、思っている。
 名誉欲とも見られかねない我欲(私利私欲)だけで突っ走り、善良なる市民を傷つけ、陥れかねない人間。私はつい最近そんなペテン師まがいの男を目の当たりにしたが、人間たるもの、やはり人の道だけは外してほしくはない。腐った人間はよくない。

1月14日
 「コンニチハ。みなさん、ことしもよろしくネ」
  飼い猫気分の半のらの新猫シロちゃん
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 北海道の網走沖に流氷がやってきた。
 報道によれば、網走地方気象台の職員が13日午後2時に気象台屋上から北東20㌔の沖合に浮かぶ流氷を目視で初確認し、【流氷初日】を迎えたと発表。いつもの年、平年より8日、昨年と比べても15日早いという。
 網走沖ではなかったが、かつて大韓航空機撃墜事件の現場取材で訪れたときの北海道オホーツクの海がまぶたに浮かび、思わず♪流氷とけて ハマナス咲いて…と口ずさみ、〈宗谷岬〉眼下に広がるあのオホーツクの海が頭に浮かんだ。
 この日、北海道美瑛町では氷点下25・8度を記録、14日には旭川市江丹別で氷点下29・8度を記録。北の町はいたるところでダイヤモンドダストの神秘な世界に包まれた。北見市では氷の結晶に太陽の光が反射してきらきら光る柱、サンピラー現象が確認された、とも。地球の温暖化現象なぞ信じられない気がしてしまう。

 愛知県一宮市長選が13日に投開票され、無所属で現職の中野正康氏(51)が無所属新人の市民団体事務局長伊藤幸康氏(74)=共産党推薦=を破って再選を果たした。投票率は27・35%と過去最低。それにしても。たとえ関心がないとはいえ、低過ぎる。
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 14日。月曜日。成人の日。
 朝1番のラジオニュースで梅原猛さんが1昨日に肺炎で亡くなったことを知った。93歳だった。梅原さんといえば、中日文化賞、文化勲章の受章者で国際日本文化研究センター初代所長、元日本ペンクラブ会長で中日新聞文化面に「思うままに」を四半世紀にわたって連載されたことでも知られる。なかでも3代目市川猿之助(現・猿翁)さんの依頼で書いた戯曲「ヤマトタケル」を出版し、スーパー歌舞伎として上演。諫早湾の干拓に反対しスーパー狂言「ムツゴロウ」の原作も書くなどして世間をアッと言わせたことは記憶に新しい。
 生前の梅原さんには私自身、日本ペンクラブの京都例会の席などでたびたび雑談をさせて頂いたが、独創性に富んだお話しと厳しさの一方でいつも笑顔を絶やさない、あのお人柄は忘れられない。ニヒリズムに悩み、日本人と西洋人の笑いの背景を考察するうちに日本の宗教や文化に対する関心を深めたばかりか、哲学者とはいえ、まさに時事問題はむろん、日本の歴史、思想宗教、文学、芸術、知能、スポーツとあらゆる分野に通じた稀有な日本学者でもあった。
 そして。〈別れ〉といえば、もうひとり。テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」の語り手やドラマ「家政婦は見た!」の家政婦さんの役柄など庶民的な演技派女優で知られた市原悦子さんも12日の午後1時30分過ぎ、都内の病院で心不全で亡くなった。82歳だった。市原さんは東電福島原発事故を受け、原発ゼロをめざす呼びかけの一人でもあったが、2016年から自己免疫性脊髄炎と診断され、入院中だったという。
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 このところ日々、わが家を訪れる半野良の新猫シロちゃん。舞らみんなに可愛がられ、まるで飼い猫のようでもある。私はといえば。少しずつマイカーの運転をしているが、やはり右腕肘の違和感は何ともしようがない。運転すればするほどに、正常だったころの利き腕と比べると、どこか頼りなく感じる。でも、ハンドルを握ることもリハビリのひとつだと思えば。それでいいっか。
 ことしに入ってからは、この地方を代表する生活情報誌で週に1度の連載コラム執筆を抱えていることもあり、新聞、テレビ・ラジオをはじめ、ありとあらゆるものにこれまで以上にアンテナを張り巡らすことに、これ務めてはいる。
 デ、いやはや、その気になれば知りたいことが山ほどあるな、と実感している。とにかく童謡(昨年が童謡誕生100年だった)にせよ、選挙権の問題、誕生日、原発を含む環境問題から政治、社会、科学、経済、文化、スポーツ、地域生活、医療、高齢化時代……とありとあらゆる面で「これだ」と思ったら、すぐその場であれやこれやと調べ尽くすことにしている。
 13日夜にはNHKスペシャルで「シリーズ東京ミラクル」なる番組をやっていたが、何もミラクルは東京に限ったことではない。この社会は、一歩足を踏み込めばどこもかしこもミラクル、ミラクル。そして、またミラクルの連続なのである。
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 ここしばらくの間に22歳の小林陵侑(土屋ホーム)が年末年始のノルディックスキーのワールドカップ(W杯)個人男子で6連勝を果たしたほか、東京・秩父宮ラグビー場で12日行われた全国大学選手権では明大が天理大に22―17で勝ち、1996年度いらい22大会ぶり13度目の優勝を果たし、13日に京都で開かれた第37回全国都道府県対抗女子駅伝(9区間、42・195㌔)では愛知が2時間15分43秒で2016年いらい3年ぶり2度目の優勝をした。
 東京・両国国技館では13日から大相撲初場所が始まり、今場所に進退をかけた横綱稀勢の里がどうなるのか。大相撲ファンの関心の的となっているが、初日に小結御嶽海に押し出され、2日目のきょうも平幕逸ノ城にはたき込みで敗れ、2日連続の黒星スタートとなった。
 日本中が応援しているのに、と思うと、あゝ~とため息が出てしまう。

 奥能登の輪島では伝統の厄除け神事「面様年頭」が、岐阜県本巣市の旧徳山村では15歳の中学生に対する元服式があった。明治27年開業の道後温泉本館が保存修理工事のためきょうかぎりで通常営業をしばらく修業することに。市川海老蔵が十三代目の「市川團十郎白猿」を襲名。日ロ外相がモスクワで平和条約締結を巡って初の会談。

1月9日
 水曜日。身が切られるような、とても寒い1日である。早いもので、もう1月も9日だ。
 賀状もそろそろ尽きたと思いきや、お正月に書かれたとみられる名作の数々がいまだにわが家に終わりのないドラマの如くにパラパラ、パラリと届く。どれも心のこもった内容ばかりだけに、ありがたいなと思い、ことしの一応のトリとしてここに印象にのこったものを披露させていただく。

 賀状を見れば一目瞭然なのでコメントはもはや、差し控えよう
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 本日付の中日新聞朝刊1面見出しは『ゴーン前会長出廷無罪主張「日産に損害与えず」』『吉田沙保里引退 レスリング五輪3連覇 あす会見 タックル黄金時代導く』『GK楢崎引退 J1最多631試合、W杯4度 名古屋』と、どれもビッグニュースばかりである。
 そして。昨日の同じ中日新聞の夕刊は『正恩氏、4度目訪中 米朝会談前 習氏と協議へ』との見出しで金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を乗せたとみられる専用列車が8日午前11時(日本時間正午)ごろ、北京駅に到着。その後、北京市内の釣魚台迎賓館に車列が入ったことを報じている。北朝鮮国営の朝鮮中央通信によれば、正恩氏には、李雪主(リ・ソルジュ)夫人や対米交渉を担当する金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長らが同行しているという。
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 きょう。9日の朝早く。仕事を休んでまで付き添ってくれた舞に連れられるようにして朝一番で「花霞」のバス停で名鉄バスに乗って江南厚生病院へ。右腕骨折部位のレントゲン写真を4方向から撮られたあと、主治医による診察を受けた。写真を目の前に主治医いわく「順調な回復ぶりですね。腕は曲げられますか」と。「まだ完全とまでは言い切れませんが」と言いながらも曲げて見せると「もう少しですね。でもいい按配ですよ。」の弁。
「あのう、それで。もうそろそろ。車、運転してもよろしいでしょうか」と神妙に聞くと、一瞬遠くを見つめるように考えたあと「ええ、いいですよ。もう大丈夫です」と主治医。「でも、もう一度、2月に診させてくださいね。予約を取っておきますので。薬も出しておきます。飲んでください。でも、何がなんでも飲まなくてはならないことはないですから。飲みたくなければ、飲まなくてもいいです。」と続けた。
 おおらかな物言い。患者の気持ちを敏感に察知して、どこかなごませホッとさせてくれる若い医師の応対には、そこはかとなき好感を抱いた。

 というわけで、病院から再びバスでいったん帰宅後は、しばらく休んだあと舞を助手席に乗せ、アピタまで買い出しとあいなった。わが家に溜まりにたまっていた大量のペットボトルや空き缶を缶ステーションに持ち込んだあと、彼女が買い物をしている間に私は別の用件で市役所へ。再びUターンしアピタで待つ舞を拾って帰ったが、車に乗れることのありがたさを今更ながら痛感する、そんな1日ともなったのである。

 そして。ちょうど1年前のきょう1月9日は、と言えば。私は名古屋の愛知県がんセンターで医師団によって胸を切り開かれ、右肺の三分の一を切除された忘れられない日でもある(結果的には、放線菌による肺炎の一種、肺化膿症であった)。それこそ、今ごろは痛い、痛いと言ってベッドの上でのたうち回っていた。幸い、家族みんなの応援もあって危機から脱出し今に至った。
 であるからには、この先は文壇の一匹文士〈いがみの権太〉ならでは、の作品を書き続けなければ、と思う。せっかく九死に一生を得たこのからだ、だ。世のため人のために、たとえ少しでもわが執筆を通じて皆さんに喜んでもらえたら、と願っている。

1月6日
 〝ラブバード愛〟は健在。国境を超えた愛で結ばれ、旅行業の合間にはネパール大地震後の支援と復興、日本語の国際的普及にも力を注ぐ長谷川裕子さんとニルマニ・ラル・シュレスタさん夫妻(ふたりともカトマンズ在住。ニルマニさんは、カトマンズ日本語学校校長も兼務)から届いた年賀状
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 年賀状かぜの便りとなりにけり
 =伊神舞子〈きょうの俳句 minuetto-mi〉から

 日曜日。なんだか、お正月がまだ続いている。そんな感覚だ。私が知る全ての方々にとって、ことし幸せな良い年になったらいいな、と心から願う。
 
 新着分も含めてきょう現在までにわが家に届いた年賀状をあらためて全て読み返してみた。デ、なお記憶に留めておきたい賀状の写真と、その他に文面(添え書きも含む)の一部を追加としてここに記しておきたい。
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「HAPPY NEW YEAR 2019 from Nepal 皆様のご健康とご多幸を心からお祈り致します 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます  インド・ラダック(パンゴン湖)にて ごん太様 昨年も大変お世話になりありがとうございました。腕のお外傷はいかがですか」
「賀春 新たな一年の始まり 今年は〝歩〟でゆっくり 元気で過ごしましょう」
「旧年中は色々大変でしたネ! 小生も不自由な生活を余儀なくされました。息子が私の生れ故郷への旅行をプレゼントしてくれたので台風24号に追われながら.天橋立へ行ってきました。私の故郷は2つ手前の駅で宮津市栗田です。」
「明けましておめでとうございます 平成己亥平成三十一年 初春
   古今集 春 仁和の帝皇子におはしましける時に・・・ 
  君がため春の野に出でて若菜摘む吾が衣手に雪は降りつつ
  この一年が平穏無事な一年でありますように」
「今年酒もて傘寿の賀祝はるる 松魚」「小塚局長さんが七尾支局長に来られ、嬉しい限りです. ボチボチやっております。」
「  謹賀新年(二〇一九年)
 今年 私の誕生日、四月二十二日に九十歳になります。
 まあ何とか元気です。つぎのような私の作品刊行の予定です。
「ある若き死刑囚の生涯」筑摩書房、新作、一月中刊行。
「宣告」小学館、二月中刊行。
「芭蕉の美の世界」講談社、新作、年内刊行予定。
「永遠の都」のロシア語訳、アレキサンドル・メシャリャコフ(ロシア国立人文大学教授)ほか六名の共同訳、年内刊行予定。
「フランドルの冬」小学館、年内刊行予定。
 みなさま お元気で!」

「雪中春望  いつか雪深い冬は終わり
       春風が必ずや雪氷を融かす
       平成の時を惜しみ
       人生はつづく      」
「彼がわたしを愛しているから、/わたしは彼を助けだそう。/彼が、わたしの名を知っているから、/わたしは彼を高く上げよう。/彼が、わたしを呼び求めれば、/わたしは、彼に答えよう。/わたしは、苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い彼に誉れを与えよう。/わたしは、彼を長いいのちで満ち足らせ、/わたしの救いを彼に見せよう。 詩篇91の14から16(旧約聖書、新改訳2版)
本年もよろしくお願い申し上げます。」
「平日の早起き生活も一年を通して続き、寝不足気味ながらも元気にしています。」
「二石会の行事で会えるのを楽しみにしております 益々のご活躍を祈念申し上げます」
「昨年は天文学を少し学びました。妻とバスで2月に河津桜を。6月は沼田のさくらんぼ、吹割滝を楽しみました。11月は養老渓谷に参りました。ことしの8月.PBで日本一周します。ご長寿をお祈り申し上げます。」
「本年、年男(84歳)今は亡き妻を偲びつつ……」
「お身体は大丈夫でしょうか。また近々お会いしたいですね。」
「本年もより細やかなサービスと真心のおもてなしで皆様をお迎えいたします。どうぞ、ご愛顧のほど、お願い申し上げます。」

        ★        ★
 そして。わが大学の大先輩、名古屋のばあちゃん合唱団育ての親で自らもピアノ伴奏を手がけられている嶺田久三さん(日本ペンクラブ会員)からは正月早々、悲しいはがきが届いた。はがきは次のような内容だった。
「妻カタ子が十二月二十五日に八十八才にて永眠いたしました。老衰でした 尚 勝手ながらお香典、お供物、お花など一切ご辞退申し上げます
(追伸)九月二六日のNHKテレビ(まるっと)で約15分間、名古屋の〈ばあちゃん合唱団〉が放映されました。応募者が殺到し、厳重な試験をし(五人に一人の割合)で入団させ、レベルは相当アップしました。新人二十数名入団。パリでピアノ研修」
 嶺田さんの奥さまが旅立たれた。合掌――
        ★        ★

        ×        ×
 5日。大津市の近江神宮では恒例の小倉百人一首の競技かるたの日本一を決める第65期名人位・第63期クイーン位決定戦があり、名人戦では粂原圭太郎さん(27)=京都市、塾経営=が新名人に輝き、クイーン戦は山下恵令さん(33)=東京都江戸川区、会社員=が初防衛に成功した。
 北海道では5日、Uターンラッシュピークの新千歳空港で大雪のため発着合わせて105便が欠航し、117便に遅れが出て2000人余に影響が出、航空各社のカウンターには長蛇の列ができた。

 本日6日付中日新聞の朝刊1面で「最年少10歳囲碁プロ 仲邑菫(なかむらすみれ)さん4月誕生」のニュース。軟派(社会面)では、東京・豊洲市場の初競りで、すしチェーンの〈すしざんまい〉が青森県大間産のクロマグロを過去最高額の3億3360万円で落札した、との話題が「3億円マグロ大盤振る舞い 豊洲初競り最高額 通常価格に長い列」の見出しつきで紹介された。
 西日本豪雨から半年のこの日。太陽の1部が月に隠れる珍しい現象、部分日食が北海道を中心に全国各地で見られた。東京では午前10時過ぎに太陽が欠け30%しか見られない部分日食にこどもたちの歓声も。水の都、大垣では芭蕉ゆかりの水門川で消防出初め式があった。
 きょうからNHK総合で始まった「いだてん~東京オリムピック噺」に続き、NHKBSプレミアムで〝モンローが死んだ日「愛した男は誰だったのか? 恋の心理劇」〟を見る。いだてん~、ではオリンピックの発展に力を尽くした講道館柔道生みの親でもある嘉納治五郎の存在の大きさを改めて痛感し、同時にかつて柔道に打ち込んだ私自身、今も胸に刻み続ける【精力善用 自他共栄】の精神の大切さを思い知った。モンローが死んだ日、の方も謎に包まれたままの女優の死をヒントに男女の微妙な情愛が描き出されて、大変参考になった。
 夜遅くのニュースでオーストラリア・ブリスベンでのブリスベン国際テニスで錦織圭(日進食品)がダニル・メドベージェフ(ロシア)を6―4、3―6、6―2で下して初制覇したことを知る。錦織はツアー大会通算12勝目。この日は、小学4年生の仲邑菫さん(9)と仲邑さんがあこがれて目標とする井山裕太天元(29)の記念対局が大阪府東大阪市であったが、引き分けに終わった。「打ててよかった」とは、菫ちゃん。
 
1月3日
 1月2日。わが家ベランダから写す。陽射しがあすへの希望を物語っているようだった。半野良シロちゃんからも「おめでとうございます」
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 みなさま。あけましておめでとうございます。この紙面を読んでくださっている全ての人にとって、よい年になることを願っています。三が日は絶好の日和にも恵まれました。

 最初にわが家に届いたなかから印象的な年賀状を紹介させていただく
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 何はともあれ、ことしも多くの方々からの一枚一枚、心からありがとうと礼を述べたい。どれもこれもその人ならでは、の人生観を反映する個性豊かな内容ばかりだが、なかでも印象深かった文面(添え書き含む)をここに「平成の世」最後の賀状の記録として残しておきたい。

 以下のとおりである。
「幸せいっぱいのあったかい一年になりますように」
「私は新年を迎え間もなく九十一歳になります。健康法をよく尋ねられますが特別なものはありません。両親からもらった身体をまず大事にして、長持ちさせることだと思っています。その上で多くの人達の幸福のために役立ちたいと考えています。」
「喜びも悲しみも きものとともに 今年で満九十五歳になりますがまだまだ「きもの道」を邁進してまいります」
「昨年長男隆彦がようやく結婚致しました」
「舞子さん 七尾へゆっくりと遊びに来て下さいね.」
「お元気でいらっしゃいますか? 良いお年をお迎え下さい」
「猪だって 猛進ばかりしてません.立ち止まって 考えるときもあるんです. かん. 思わぬご縁ができて嬉しく思います。腕が早く完治すると良いですね。」
「皆様お変りございませんか/ありがと~も三十三年元気に休まず続ける事が出来たのも今まで御縁のあった皆様全ての寛大なお気持に包まれての絆と感謝致します」
「今更ながら文芸業界の怖さを思い知りました.めげずにこれからも書き続けていきたいです.」
「すばらしいお二人の御多幸を心よりお祈りします.」
「その後お変わりありませんか? 上京の折にはお立ち寄り下さいますように.」
「年新た昭和生れも八十五 於左夢」
「お元気でしょうか。「○印忘れず行こう予約日だ」の二人です。(志摩の)ボロボロ老人」
「朝光はまぶしく 輝やく平成の やがて静かに 春よ芽吹きぬ」
「新作品の紹介楽しみにしています.時には筆を休め足をきたえ歩いて下さいね」
「御夫婦揃っての良い好奇心.積極性.後期高齢の私の励みです『ピース・イズ・ラブ』拝読しております」
「エネルギーあふれる伊神記者を時おり思い出します」
「お元気でしょうか。相変らず他愛なく、詩を書いています。」
「与田剛新監督、根尾昴選手の活躍のもと、最低限Aクラス、クライマックス進出目指してほしい」
「A HAPPY NEW YEAR! 朗読劇 線量計が鳴る!2019 おかげさまで、3月には60回公演に達します! 昨年はお世話になりました。今年もお元気で!」
「昨年は大変でしたね 今年は良い年になりますように」
「昨年は、喜寿と金婚を祝いました。今年も、新しい出会いと感動を求めて頑張ります。」
「後期高齢者の仲間入りをしました。一応元気ですが足腰の衰えいかんともしがたく……。愛犬エルにひっぱられながら、熱田神宮の周辺を歩かされています。」
「こちらは体力のおとろえが増して来て昨年は国内の旅を二度しか出来ませんでした.」
「お元気ですか.私は年なりに元気です」
「ペンクラブ例会でまたお会いしましょう ご健勝を祈願します」
「元気なお姿拝見できて大変うれしかったです 今年も又お顔みせて下さいませ」
「お変りありませんか.私 毎日精一パイ頑張っております.」
「脱原発はこれからもゆっくり確実にすすめていきたいと思ってます。暮れの中村さんの朗読劇大成功でしたね.微力ながらもお手伝いできうれしく思ってます.」
「御無沙汰続きですみません.今年こそはと思っています.どうぞヨロシク.」
「永い歳月住み慣れた小牧に計り知れない思い出を残して四月に娘一家が住む生駒山の麓へ転居しました 老夫婦で初めてのお正月を迎えています」
「八ヶ岳山麓の自然にどっぷり浸って晴耕雨読 時々名古屋へ戻って都会を楽しむ……そんな「仙人になり切れない男」を演じるつもりです」
「あんまり無理をしないでネ。でも、益々の御活躍を祈ってます.」
「ボンヤリと日を過ごしてます」
「久方の金沢如何でした またお出掛け下さい」
「平成最終年2019 謹賀新年 ●孫に子供が誕生。当方にとっては曾孫に。妻の母親も百二歳で健在で、5世代のそろい踏み。もう一方の孫は大学生になり、横浜で勉学、バイトに励んでます」
「平成の時代もあとわずかになりました。怪我の方はよくなられましたか.おだいじにして下さい」
「自筆証書遺言方式の緩和など…消費税値上げの影響は…ゴーンも注目…」
「昨秋には「びわ湖」一周のうた」(全二〇章)を作詞、優秀作品にえらばれました。これからも創作、執筆を続けたいと思います 初雪は比叡、比良山かき消して琵琶湖も失せり白銀一色。 九十六歳」
「今年こそは、お会いしたいです.」
「金沢では、なつかしかったね。お元気でご活躍を!!」
「全国同人雑誌会議は「文芸思潮」が中心になりますが まずは参加人確保が第一ですね」
「月日のたつのは早いもの また正月です.今年も共に頑張ろう」
        ☆        ☆
 
 ことしも正月三が日は帰郷したわが子夫妻ら家族みんなで加賀屋監修のおせち料理や「智恵子抄」に詠われた安達太良山で知られる二本松市のお酒を囲むなどして雑談に花を咲かせ、楽しいひとときを過ごした。

 かいがいしく料理づくりに励む長男夫妻とそれを私の母(98歳)が編んだセーターをさっそく着て心配そうに見守る舞
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 ほかには、私の書き下ろし小説「信長残照伝 わたしはお類、吉乃と申します」=短編集「ピース・イズ・ラブ 君がいるから」(人間社刊)所収=が昨年の大みそかに日本ペンクラブの電子文藝館(文藝館のアドレスは、http://bungeikan.jp/ です)の小説部門に所収され公開が始まったこともあり、元日早々から「おめでとう」とのメールが全国各地から相次ぐなどして、チョット嬉しい気がしたのも事実だ。
 そして、今ひとつはといえば。私の書いた〈こらむ〉の新連載がこの地方を代表する生活情報誌「中日ホームサービス」で元日の火曜付紙面からスタート(こんごは週に1度、掲載)した、ということ。重要で貴重な紙面の一角を埋めるだけに、万人に共通する〈より、世の中のためになる紙面〉が当然の責務だけに、こんごはウカウカしてもいられない。
 というわけで、本日は既に紙面化され元日読者の茶の間に届けられた〈こらむ〉第1号を本欄でもここに紹介させていただく。
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        ×        ×
 年始恒例の東京箱根間(東京・大手町―神奈川県箱根町の5区間)往復大学駅伝は3日、前日の往路2位だった東海大が逆転して10時間52分9秒の大会新記録で5連覇を狙う青山学院を退けて初優勝。史上17校目の優勝校となった。
 3日午後6時10分ごろ、熊本県和水町で震度6弱の地震が発生。震源地は熊本地方で震源の深さは約10㌔。地震の規模はマグニチュード(M)5・1と推定される。地震による津波はなかったが、下りつばめ333号など九州新幹線の上下2本が走行中に緊急停止するなど交通に乱れが生じ新年のUターンラッシュが一時、混乱に陥った。
 中国の無人月探査機「嫦娥(じょうが。中国の伝説で月に住む仙女にちなむという)4号」が、世界で初めて月の裏側に軟着陸。表面の撮影に成功した。
 平成最後の年。天皇陛下が新年に当たり祝賀を受ける在位中最後の一般参賀が2日、皇居で行われ、これまでで最も多かった昨年の12万6720人を上回る平成に入って最多の15万4800人が訪れた。
 
 いよいよ2019年が歩き始めた。みんな元気で楽しくいきたいものだ。
 くれぐれも、よろしくお願いいたします。

19年1月4日

ウェブ作品集

伊神 権太

実録随想「残り花」

2019年1月28日
 全身うす汚れたからだとなって「それでも、オカンがいい」と無事帰還した半分野良のシロちゃん。車に轢かれてはいなかった
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 月曜日。朝8時過ぎ。きのうから丸1日姿を見せなかった半のら(半分野良猫)のシロちゃんがどこをうろついてきたのか。首輪こそなくなっていたが無事、わが家に帰ってきた。
 思わず「バンザーイ」と叫びたくなりはしたが、「お帰り。あんまり心配させるなよ」とここは、冷静な対応に努めた。いつものように縁側の窓越しに白い姿を見せたところを、舞が迎え入れたが、女同士両方の顔がパッと光り輝いた、その表情に私は心底、ホッとした。それはそうと、シロは、いつのまに彼女の癒し猫になったのか。
 猫とは不思議な存在、いきものである。

 私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」の第29回テーマエッセイ=テーマは「紅葉」=の公開が始まり、先日の「滅びの美学」(平子純さん)に続き、きょうは「出会いを求めて」(真伏善人さん)「紅葉より団子」(黒宮涼さん)の順で公開。それぞれ個性豊かなエッセイだけに、読者のみなさまにも、ぜひ読んでほしい。
 午前中、歯医者さんでの歯の定期メンテナンス洗浄にでかけ、午後は小雪舞うなか、運転手、すなわちアッシー君として買い出しに付き合う。帰宅後は、「熱砂」同人から届いていたエッセイ2本のサーバーへの編集、出稿作業を行い、夕方には公開にこぎつけた。ほかに、新聞チェックや他の執筆などにも時間を費やし、気がついたら深夜遅くに。
        ☆        ☆

 きのうの日曜日。東京・両国国技館で行われた大相撲初場所千秋楽のこの日、単独トップだった関脇玉鷲(片男波部屋、モンゴル出身)が幕内遠藤を突き落としで破り、13勝目を挙げ初優勝を決めた。19歳で初土俵を踏んでから苦節15年。精進に精進を重ねたあげく、34歳2カ月の遅咲きの見事な開花だった。

 優勝トロフィーを受け取り、このあとインタビューに答え「最高です」と語った玉鷲=NHK総合から
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 それに玉鷲の何よりも立派なことは初土俵から15年間休場なし、現役1位の1151回の連続出場も見上げたものだ。この日は第2子(男児)誕生とも重なり、アナウンサーにマイクを向けられた玉鷲が「最高です」と語る姿は、とてもさわやかで印象深かった。

 それから昨日27日付中日新聞の朝刊1面トップは『大坂 世界1位 日本勢初 全豪V テニス四大大会連勝』『悲願頂点「ゴールではない」 大坂なおみの話 勝つことを夢見てきた。世界ランキング1位は私のゴールではない。全仏オープンも優勝したいし、どのトーナメントでも勝ちたい。(共同)』
 というものだった。まさに日本中を光りで照らすトップニュースである。

 優勝した瞬間の大坂なおみ=NHK総合から
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 トランプ米大統領が米連邦政府機関の1部閉鎖が1カ月以上も続いている問題で25日、上下両院が可決した2月15日までのつなぎ予算に署名して成立させ、閉鎖を一時解除することで与野党と合意。トランプ氏が譲歩してメキシコ国境の壁建設費の計上を見送り今回は断念したことで、昨年12月22日から続いた政府閉鎖は過去最長の35日間でいったん解除された。
 外野から見ていても、良かったナと思う。譲歩することの大切さは、こういうことだ。
        ☆        ☆

 前述の新聞報道どおり、テニスの全豪オープンが26日午後7時半(日本時間同日午後5時半)から、メルボルンで行われ、女子シングルス決勝で21歳の大坂なおみ(日清食品)が過去2度にわたってウィンブルドン選手権を制覇している28歳のペトラ・クビトバ(チェコ)を7―6、5―7、6―4で下して日本勢初優勝を果たし、昨年の全米オープンに続く四大大会2連勝となった。大坂は、大会後の世界ランキングでも日本勢初の1位が確定した。
 大坂は、父がハイチ出身、母は日本人。3歳から米国で暮らしている。高速サーブをセンターに打ち込み歓喜の瞬間を迎えた大坂は「信じられない。ただプレーに集中していた。この決勝でプレーできたことを光栄に思う」と述べ北海道根室市に住む祖父、大坂鉄夫さん(74)=根室漁協組合長=は「孫は我慢してやっていた。誇りに思える勝ち方だ」と語った。

 戦いすんで。明と暗。大坂なおみとペトラ・クビトバ=NHK総合から
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 27日(日曜日)は名古屋へ。名古屋駅西口(新幹線側)近くの名古屋国鉄会館6階で開かれた中部ペンクラブのことし初の理事会に出席。帰りに寄った喫茶店では、今は亡き歌人三宅千代さんはじめ、文芸評論家大河内昭爾さんらの思い出話などに花が咲き、有意義なひとときとなった。

 そして。今一つは、前述したとおり、東京・両国国技館で行われた大相撲初場所千秋楽で単独トップだった関脇玉鷲が幕内遠藤を突き落としで破り、13勝目を挙げ、初優勝を決めたことだ。34歳2カ月での初優勝は、年6場所制が定着した1958年以降では37歳8カ月の旭天鵬に次いで2番目の年長記録。初土俵から90場所目での初優勝も4番目のスロー記録で、片男波部屋では昭和46年名古屋場所での横綱玉の海の優勝いらい、実に48年ぶりの優勝力士の誕生である。
        ×        ×

 JR東日本が28日、東日本大震災の津波で不通となっていた岩手県沿岸部を走る山田線宮古―釜石間(55・4㌔)で3月の開通後に使う車両による初の試運転を実施。
 第198通常国会が28日召集され、安倍晋三首相が午後の衆参両院の本会議で施政方針演説。厚生労働省による毎月勤労統計の不正調査問題につき「国民の皆さまにおわび申し上げる」と陳謝した。 
 人気アイドルグループ「嵐」が27日、2020年いっぱいで活動を休止する、と発表。

1月22日
「平成」をカウントダウン冬満月
=伊神舞子〈きょうの俳句 minuetto-mi〉から

 22日夜遅くから翌未明にかけ。この日(22日)、モスクワのクレムリン(大統領府)で行われた安倍晋三首相とプーチン大統領による日ロ両国首脳による平和条約締結に向けての北方領土問題の協議について両首脳が記者発表。双方とも相互に受け入れ可能な解決策を目指していく考えを強調したものの、歯舞、色丹など四島の帰属や条約の条文、合意の目標時期には案の定、言及しなかった。
 要は笛吹けど踊らず、進展はなかったということである。

 大寒(20日)を過ぎ、きょうは22日。火曜日だ。
 ちょうど1年前、私は医師の言によれば「めったに見られない」という世にも不思議なホーセン(放線)菌による肺炎の一種、肺化膿症に冒され幸い、病巣部分の全摘手術(手術は昨年1月9日)により右肺の三分の一を切除されはしたものの順調に回復し、愛知県がんセンター中央病院を無事退院した、その日である。
 1年で最も寒いときに舞と息子が何度も病院と自宅の間を行き来し、その後の通院治療にも付き添ってくれ、随分世話をかけたなと心から感謝している。退院後しばらく通った地下鉄自由が丘駅を降りてから病院に通じる〈心臓破りの丘〉=私たちは病院に通じるこの登り坂の道をこう呼び合っていた=には、私も舞もほとほと疲れ果てたが、今となっては忘れられない思い出の道でもある。家族みんな健康でいるありがたさが身にしみた日々でもあった。

 というわけで、今夜は入浴後、ひと息ついたところで、かつて三重県志摩半島を中心に新車サニーで取材に飛び回っていたころに、いつもカセットで〈ビートルズ〉ナンバーと一緒に聴いていた〈エデンの東〉〈太陽の季節〉〈禁じられた遊び〉などをスマホで聴いてみた。この3つはビートルズの曲とともに時代を映し出す名曲ぞろいで、あらためてきいてみる価値がある、とそう判断したからだ。
 さてさて、そうは言っても。いつまでも感慨にばかり耽っているわけにもいくまい。
        ☆        ☆

 21日付中日新聞朝刊の通風筒は20日に三重県志摩半島浜島町の恵比寿神社であった初笑い神事のニュース。この催し。地元漁師らが、鼻を削り取ってお守りにする鼻欠け恵比寿を囲んで海に向かって〝ワ―ハッハッハ〟と三回、高笑いをして幸せを願う、チョット変わった神事で「端(はな)をとる」にかけ、漁場に一番乗りして大漁になるよう願をかけてもいる。
 私自身も古き良きころ、昭和の時代若かりしころに三年間、毎年この日が来ると阿児町鵜方の新聞社の通信部から真珠の海・英虞湾沿いに車を走らせ取材した記憶があるだけに、とても懐かしい。確か毎年、取材がてら漁師さんらと一緒に、海を目の前に笑いころげたことを覚えている。通風筒は『今年は平成最後の年。横山比乃宮司(60)は「三十一年分の笑いで新しい時代も明るくなれば」と願う。』と結んでいたが、全くもってそのとおりだ。浜島町が〈伊勢えびの町〉を宣言してまもないころの話だ。
 一方、岐阜県郡上市八幡町の小駄良川では20日、郡上本染(岐阜県重要無形文化財)の寒ざらし作業が行われ、藍や朱に染められたこいのぼりが川面を鮮やかに彩った、という。寒さのなか、大学入試センター試験は全国の会場で19、20日と二日間の日程を終えた。

 そして、きのう21日は私が所属する「脱原発社会をめざす文学者の会」のことし初の幹事会が東京の日本文藝家協会会議室であったが、週に1度のペースで頼まれているコラム執筆やら「熱砂」のテーマエッセイ=テーマは29回目で〈紅葉〉=のカテゴリー新設と同人から届いた原稿の編集と出稿、さらには右手のリハビリ治療……など。あれやこれやと為すべきことが多く、やむなく欠席することに。ただ求めに応じ、文学者の会でこんなことをしてみたら―との提案だけはメールで脱原の事務局長あてに送らせて頂いた。

 話は変わるが、2、3日前だったか。トヨタとパナソニックが電気自動車向け電池を生産する新会社を設立する、と正午のNHKニュースで聴いた。なんでも2030年には半分を電気自動車化したい考えのようだが、私がこの世にいる間に電気自動車が日常化することを願いたい。これだって、これからの時代の象徴だと言っていい。
 はて、それはそうと。第一、それまで私の体力が維持できるかどうか、だ。
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 米朝両政府が18日、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による再会談を2月下旬に開催することで合意。トランプ氏によれば、再会談の開催国は決定済みでまもなく発表されるとしているが、ベトナムの可能性が強いという。
 ジュエリーを平成最後とねだる妻。第一生命保険が22日、恒例のサラリーマン川柳の入選作100句を発表。秋篠宮さまの長女眞子さま(27)との婚約が延期になっている小室圭さん(22)が22日、週刊誌で報じられた母の元婚約者との金銭トラブルにつき解決済みとの文書を公表。

1月18日
 早朝、不燃物のゴミ出しを舞と一緒に。久しぶりなので、けっこうきつかった。
 18日付中日新聞の朝刊は1面で神戸市の東遊園地で17日夜になっても鎮魂の祈りをささげる写真付き記事で「鎮魂と記憶 子や孫にも 阪神大震災24年」の見出し。

 17日。1995年1月17日午前5時46分に起き、6434人が亡くなった阪神淡路大震災(マグニチュード7・3)から丸24年の朝がやってきた。発生時、私は新聞社の大垣支局の支局長住宅で家族そろって強烈な揺れを感じた。まもなく当時、被災地は私の管轄外ではあったがJRとバスを乗り継いで神戸の被災地へ。やっとのことで現地につき現場を歩き回ったが、あの日々がついきのうの如く思い出される。大垣支局には連日、見舞金が寄せられ(支局管内だけでも確か6400万円に達した、と記憶している)、支局女子職員のナッちゃんときりきり舞いした思い出がある。

 大相撲初場所3連敗の第72代横綱稀勢の里(32)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が16日に横綱在位12場所で現役を引退。英国では16日夜(日本時間17日未明)、メイ首相と欧州連合(EU)による英国のEU離脱合意案の否決を受け、最大野党・労働党がメイ内閣の不信任案を提出したが、反対多数で否決される―など世界は日々、混沌としながらも大きく動いている。

 土俵人生に一片の悔いなし 現役引退の記者会見で「けがに強い力士を育てたい」と話す横綱稀勢の里(NHKのニュースから)
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 そんななか、昨秋の右腕肘骨折の治療回復途次にある私はといえば、今月9日の主治医の診断でやっと車の運転許可が出た。デ、久しぶりに舞を助手席に乗せ一緒にスーパーに行ったり、早朝の尾張芸術文化懇話会の話し合いの場に出たり、社交ダンスのレッスンも。このほかにも合間には病院のリハビリ治療に出向くなど少しずつ生活が元に戻りつつある。帰宅すると、決まって半分野良猫のシロちゃんが玄関先で迎えてくれ、これだけはナンダカとても嬉しい気がするから、不思議である。シロはシロなりに一生懸命に生きているのだ。
 シロちゃん、毎日本当にありがとう。ただ車に引かれることだけはないように、ね。

 ところで、わが右腕肘のリハビリ治療は毎度、40分きっかりで、かなりきつい。それでも、1度してもらうごとに腕はその分、動くようになってはきているのだが。やはり完全にもとに戻るには長期戦の様相を呈しているのも事実だ。
 16日の江南厚生病院療法室でのリハビリ治療。私は目をつぶり、リハビリ作業士に言われるまま手を差し出し、屈曲運動をしたり、バーベルを右手で持っての上下運動を繰り返したり、はたまたゴムバンドで患部の固定をされたあと、伸び縮みを繰り返すなどした。若い作業士さんの真剣なまなざしには毎度、【魔法の手】でそのつど右手全体が生まれ変わってくるような、そんな不思議な感覚にもとらわれている。
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 天皇陛下が詠われた御歌(NHKのニュースから)と亡きはるかちゃん、復興のシンボルひまわり
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 皇居で16日開かれた平成最後となる新春恒例の「歌会始の儀(お題は「光」)」。
 天皇陛下は、阪神大震災の復興の象徴である「はるかのひまわり」への思いを♪贈られしひまはりの種は生え揃ひ葉を広げゆく初夏の光に―と詠まれ、また皇后さまも♪今しばし生きなむと思ふ寂光に園の薔薇(さうび)のみな美しく―とお詠みになられた。

 第160回芥川賞・直木賞の選考会が16日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は上田岳弘さん(39)の「ニムロッド」(群像12号)と町屋良平さん(35)の「1R1分34秒」(新潮11月号)、直木賞は真藤順丈さん(41)の「宝島」(講談社)にそれぞれ決まった。
 来月3日に投開票される愛知県知事選が17日告示され、新人で県労働組合総連合(愛労連)議長の榑松佐一氏(62)と、三期目を目指す現職大村秀章氏(58)の無所属二人が立候補を届け出た。
 17日午前9時19分ごろ、鹿児島県・口永良部島新岳が爆発的噴火を起こし火砕流が発生、噴煙は約6000㍍まで上昇した。気象庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持。日立製作所が17日、英国での原発新設計画を凍結する、と発表。事実上の撤退といってよい。

 東日本大震災の津波で当時の町長と職員計28人が犠牲となった岩手県大槌町の旧役場庁舎の解体をめぐり、保存を願う住民団体代表らが平野公三町長に対し解体工事と公金支出の差し止めを求めた住民訴訟の判決で盛岡地裁は17日、訴えを退けた。平野町長は「解体は司法的に認められた。予定どおり18日から作業に入りたい」と話している。
 延べ約2000万人にも及ぶ雇用保険や労災保険の過少支給が生じた厚生労働省によるお粗末極まる毎月勤労統計の不正調査問題を受け、政府は厚生労働省の鈴木俊彦事務次官(59)ら関係者を近く懲戒処分する方針を固めたという。

 毎日毎日いろんな出来事が〈これでもか〉〈これでもか〉と起きるが、これとてこの広い宇宙にあっては、みなケシ粒に等しい。
 だけれども、このちいさな事象、一つひとつに真剣に愛情を込め、清く正しく向き合ってゆく。人間たるもの、人々みんなが幸せになるためにも誰もがそうあらねば、と私は常々、思っている。
 名誉欲とも見られかねない我欲(私利私欲)だけで突っ走り、善良なる市民を傷つけ、陥れかねない人間。私はつい最近そんなペテン師まがいの男を目の当たりにしたが、人間たるもの、やはり人の道だけは外してほしくはない。腐った人間はよくない。

1月14日
 「コンニチハ。みなさん、ことしもよろしくネ」
  飼い猫気分の半のらの新猫シロちゃん
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 北海道の網走沖に流氷がやってきた。
 報道によれば、網走地方気象台の職員が13日午後2時に気象台屋上から北東20㌔の沖合に浮かぶ流氷を目視で初確認し、【流氷初日】を迎えたと発表。いつもの年、平年より8日、昨年と比べても15日早いという。
 網走沖ではなかったが、かつて大韓航空機撃墜事件の現場取材で訪れたときの北海道オホーツクの海がまぶたに浮かび、思わず♪流氷とけて ハマナス咲いて…と口ずさみ、〈宗谷岬〉眼下に広がるあのオホーツクの海が頭に浮かんだ。
 この日、北海道美瑛町では氷点下25・8度を記録、14日には旭川市江丹別で氷点下29・8度を記録。北の町はいたるところでダイヤモンドダストの神秘な世界に包まれた。北見市では氷の結晶に太陽の光が反射してきらきら光る柱、サンピラー現象が確認された、とも。地球の温暖化現象なぞ信じられない気がしてしまう。

 愛知県一宮市長選が13日に投開票され、無所属で現職の中野正康氏(51)が無所属新人の市民団体事務局長伊藤幸康氏(74)=共産党推薦=を破って再選を果たした。投票率は27・35%と過去最低。それにしても。たとえ関心がないとはいえ、低過ぎる。
        ☆        ☆

 14日。月曜日。成人の日。
 朝1番のラジオニュースで梅原猛さんが1昨日に肺炎で亡くなったことを知った。93歳だった。梅原さんといえば、中日文化賞、文化勲章の受章者で国際日本文化研究センター初代所長、元日本ペンクラブ会長で中日新聞文化面に「思うままに」を四半世紀にわたって連載されたことでも知られる。なかでも3代目市川猿之助(現・猿翁)さんの依頼で書いた戯曲「ヤマトタケル」を出版し、スーパー歌舞伎として上演。諫早湾の干拓に反対しスーパー狂言「ムツゴロウ」の原作も書くなどして世間をアッと言わせたことは記憶に新しい。
 生前の梅原さんには私自身、日本ペンクラブの京都例会の席などでたびたび雑談をさせて頂いたが、独創性に富んだお話しと厳しさの一方でいつも笑顔を絶やさない、あのお人柄は忘れられない。ニヒリズムに悩み、日本人と西洋人の笑いの背景を考察するうちに日本の宗教や文化に対する関心を深めたばかりか、哲学者とはいえ、まさに時事問題はむろん、日本の歴史、思想宗教、文学、芸術、知能、スポーツとあらゆる分野に通じた稀有な日本学者でもあった。
 そして。〈別れ〉といえば、もうひとり。テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」の語り手やドラマ「家政婦は見た!」の家政婦さんの役柄など庶民的な演技派女優で知られた市原悦子さんも12日の午後1時30分過ぎ、都内の病院で心不全で亡くなった。82歳だった。市原さんは東電福島原発事故を受け、原発ゼロをめざす呼びかけの一人でもあったが、2016年から自己免疫性脊髄炎と診断され、入院中だったという。
        ☆        ☆
 
 このところ日々、わが家を訪れる半野良の新猫シロちゃん。舞らみんなに可愛がられ、まるで飼い猫のようでもある。私はといえば。少しずつマイカーの運転をしているが、やはり右腕肘の違和感は何ともしようがない。運転すればするほどに、正常だったころの利き腕と比べると、どこか頼りなく感じる。でも、ハンドルを握ることもリハビリのひとつだと思えば。それでいいっか。
 ことしに入ってからは、この地方を代表する生活情報誌で週に1度の連載コラム執筆を抱えていることもあり、新聞、テレビ・ラジオをはじめ、ありとあらゆるものにこれまで以上にアンテナを張り巡らすことに、これ務めてはいる。
 デ、いやはや、その気になれば知りたいことが山ほどあるな、と実感している。とにかく童謡(昨年が童謡誕生100年だった)にせよ、選挙権の問題、誕生日、原発を含む環境問題から政治、社会、科学、経済、文化、スポーツ、地域生活、医療、高齢化時代……とありとあらゆる面で「これだ」と思ったら、すぐその場であれやこれやと調べ尽くすことにしている。
 13日夜にはNHKスペシャルで「シリーズ東京ミラクル」なる番組をやっていたが、何もミラクルは東京に限ったことではない。この社会は、一歩足を踏み込めばどこもかしこもミラクル、ミラクル。そして、またミラクルの連続なのである。
        ×        ×

 ここしばらくの間に22歳の小林陵侑(土屋ホーム)が年末年始のノルディックスキーのワールドカップ(W杯)個人男子で6連勝を果たしたほか、東京・秩父宮ラグビー場で12日行われた全国大学選手権では明大が天理大に22―17で勝ち、1996年度いらい22大会ぶり13度目の優勝を果たし、13日に京都で開かれた第37回全国都道府県対抗女子駅伝(9区間、42・195㌔)では愛知が2時間15分43秒で2016年いらい3年ぶり2度目の優勝をした。
 東京・両国国技館では13日から大相撲初場所が始まり、今場所に進退をかけた横綱稀勢の里がどうなるのか。大相撲ファンの関心の的となっているが、初日に小結御嶽海に押し出され、2日目のきょうも平幕逸ノ城にはたき込みで敗れ、2日連続の黒星スタートとなった。
 日本中が応援しているのに、と思うと、あゝ~とため息が出てしまう。

 奥能登の輪島では伝統の厄除け神事「面様年頭」が、岐阜県本巣市の旧徳山村では15歳の中学生に対する元服式があった。明治27年開業の道後温泉本館が保存修理工事のためきょうかぎりで通常営業をしばらく修業することに。市川海老蔵が十三代目の「市川團十郎白猿」を襲名。日ロ外相がモスクワで平和条約締結を巡って初の会談。

1月9日
 水曜日。身が切られるような、とても寒い1日である。早いもので、もう1月も9日だ。
 賀状もそろそろ尽きたと思いきや、お正月に書かれたとみられる名作の数々がいまだにわが家に終わりのないドラマの如くにパラパラ、パラリと届く。どれも心のこもった内容ばかりだけに、ありがたいなと思い、ことしの一応のトリとしてここに印象にのこったものを披露させていただく。

 賀状を見れば一目瞭然なのでコメントはもはや、差し控えよう
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 本日付の中日新聞朝刊1面見出しは『ゴーン前会長出廷無罪主張「日産に損害与えず」』『吉田沙保里引退 レスリング五輪3連覇 あす会見 タックル黄金時代導く』『GK楢崎引退 J1最多631試合、W杯4度 名古屋』と、どれもビッグニュースばかりである。
 そして。昨日の同じ中日新聞の夕刊は『正恩氏、4度目訪中 米朝会談前 習氏と協議へ』との見出しで金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を乗せたとみられる専用列車が8日午前11時(日本時間正午)ごろ、北京駅に到着。その後、北京市内の釣魚台迎賓館に車列が入ったことを報じている。北朝鮮国営の朝鮮中央通信によれば、正恩氏には、李雪主(リ・ソルジュ)夫人や対米交渉を担当する金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長らが同行しているという。
        ☆        ☆

 きょう。9日の朝早く。仕事を休んでまで付き添ってくれた舞に連れられるようにして朝一番で「花霞」のバス停で名鉄バスに乗って江南厚生病院へ。右腕骨折部位のレントゲン写真を4方向から撮られたあと、主治医による診察を受けた。写真を目の前に主治医いわく「順調な回復ぶりですね。腕は曲げられますか」と。「まだ完全とまでは言い切れませんが」と言いながらも曲げて見せると「もう少しですね。でもいい按配ですよ。」の弁。
「あのう、それで。もうそろそろ。車、運転してもよろしいでしょうか」と神妙に聞くと、一瞬遠くを見つめるように考えたあと「ええ、いいですよ。もう大丈夫です」と主治医。「でも、もう一度、2月に診させてくださいね。予約を取っておきますので。薬も出しておきます。飲んでください。でも、何がなんでも飲まなくてはならないことはないですから。飲みたくなければ、飲まなくてもいいです。」と続けた。
 おおらかな物言い。患者の気持ちを敏感に察知して、どこかなごませホッとさせてくれる若い医師の応対には、そこはかとなき好感を抱いた。

 というわけで、病院から再びバスでいったん帰宅後は、しばらく休んだあと舞を助手席に乗せ、アピタまで買い出しとあいなった。わが家に溜まりにたまっていた大量のペットボトルや空き缶を缶ステーションに持ち込んだあと、彼女が買い物をしている間に私は別の用件で市役所へ。再びUターンしアピタで待つ舞を拾って帰ったが、車に乗れることのありがたさを今更ながら痛感する、そんな1日ともなったのである。

 そして。ちょうど1年前のきょう1月9日は、と言えば。私は名古屋の愛知県がんセンターで医師団によって胸を切り開かれ、右肺の三分の一を切除された忘れられない日でもある(結果的には、放線菌による肺炎の一種、肺化膿症であった)。それこそ、今ごろは痛い、痛いと言ってベッドの上でのたうち回っていた。幸い、家族みんなの応援もあって危機から脱出し今に至った。
 であるからには、この先は文壇の一匹文士〈いがみの権太〉ならでは、の作品を書き続けなければ、と思う。せっかく九死に一生を得たこのからだ、だ。世のため人のために、たとえ少しでもわが執筆を通じて皆さんに喜んでもらえたら、と願っている。

1月6日
 〝ラブバード愛〟は健在。国境を超えた愛で結ばれ、旅行業の合間にはネパール大地震後の支援と復興、日本語の国際的普及にも力を注ぐ長谷川裕子さんとニルマニ・ラル・シュレスタさん夫妻(ふたりともカトマンズ在住。ニルマニさんは、カトマンズ日本語学校校長も兼務)から届いた年賀状
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 年賀状かぜの便りとなりにけり
 =伊神舞子〈きょうの俳句 minuetto-mi〉から

 日曜日。なんだか、お正月がまだ続いている。そんな感覚だ。私が知る全ての方々にとって、ことし幸せな良い年になったらいいな、と心から願う。
 
 新着分も含めてきょう現在までにわが家に届いた年賀状をあらためて全て読み返してみた。デ、なお記憶に留めておきたい賀状の写真と、その他に文面(添え書きも含む)の一部を追加としてここに記しておきたい。
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「HAPPY NEW YEAR 2019 from Nepal 皆様のご健康とご多幸を心からお祈り致します 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます  インド・ラダック(パンゴン湖)にて ごん太様 昨年も大変お世話になりありがとうございました。腕のお外傷はいかがですか」
「賀春 新たな一年の始まり 今年は〝歩〟でゆっくり 元気で過ごしましょう」
「旧年中は色々大変でしたネ! 小生も不自由な生活を余儀なくされました。息子が私の生れ故郷への旅行をプレゼントしてくれたので台風24号に追われながら.天橋立へ行ってきました。私の故郷は2つ手前の駅で宮津市栗田です。」
「明けましておめでとうございます 平成己亥平成三十一年 初春
   古今集 春 仁和の帝皇子におはしましける時に・・・ 
  君がため春の野に出でて若菜摘む吾が衣手に雪は降りつつ
  この一年が平穏無事な一年でありますように」
「今年酒もて傘寿の賀祝はるる 松魚」「小塚局長さんが七尾支局長に来られ、嬉しい限りです. ボチボチやっております。」
「  謹賀新年(二〇一九年)
 今年 私の誕生日、四月二十二日に九十歳になります。
 まあ何とか元気です。つぎのような私の作品刊行の予定です。
「ある若き死刑囚の生涯」筑摩書房、新作、一月中刊行。
「宣告」小学館、二月中刊行。
「芭蕉の美の世界」講談社、新作、年内刊行予定。
「永遠の都」のロシア語訳、アレキサンドル・メシャリャコフ(ロシア国立人文大学教授)ほか六名の共同訳、年内刊行予定。
「フランドルの冬」小学館、年内刊行予定。
 みなさま お元気で!」

「雪中春望  いつか雪深い冬は終わり
       春風が必ずや雪氷を融かす
       平成の時を惜しみ
       人生はつづく      」
「彼がわたしを愛しているから、/わたしは彼を助けだそう。/彼が、わたしの名を知っているから、/わたしは彼を高く上げよう。/彼が、わたしを呼び求めれば、/わたしは、彼に答えよう。/わたしは、苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い彼に誉れを与えよう。/わたしは、彼を長いいのちで満ち足らせ、/わたしの救いを彼に見せよう。 詩篇91の14から16(旧約聖書、新改訳2版)
本年もよろしくお願い申し上げます。」
「平日の早起き生活も一年を通して続き、寝不足気味ながらも元気にしています。」
「二石会の行事で会えるのを楽しみにしております 益々のご活躍を祈念申し上げます」
「昨年は天文学を少し学びました。妻とバスで2月に河津桜を。6月は沼田のさくらんぼ、吹割滝を楽しみました。11月は養老渓谷に参りました。ことしの8月.PBで日本一周します。ご長寿をお祈り申し上げます。」
「本年、年男(84歳)今は亡き妻を偲びつつ……」
「お身体は大丈夫でしょうか。また近々お会いしたいですね。」
「本年もより細やかなサービスと真心のおもてなしで皆様をお迎えいたします。どうぞ、ご愛顧のほど、お願い申し上げます。」

        ★        ★
 そして。わが大学の大先輩、名古屋のばあちゃん合唱団育ての親で自らもピアノ伴奏を手がけられている嶺田久三さん(日本ペンクラブ会員)からは正月早々、悲しいはがきが届いた。はがきは次のような内容だった。
「妻カタ子が十二月二十五日に八十八才にて永眠いたしました。老衰でした 尚 勝手ながらお香典、お供物、お花など一切ご辞退申し上げます
(追伸)九月二六日のNHKテレビ(まるっと)で約15分間、名古屋の〈ばあちゃん合唱団〉が放映されました。応募者が殺到し、厳重な試験をし(五人に一人の割合)で入団させ、レベルは相当アップしました。新人二十数名入団。パリでピアノ研修」
 嶺田さんの奥さまが旅立たれた。合掌――
        ★        ★

        ×        ×
 5日。大津市の近江神宮では恒例の小倉百人一首の競技かるたの日本一を決める第65期名人位・第63期クイーン位決定戦があり、名人戦では粂原圭太郎さん(27)=京都市、塾経営=が新名人に輝き、クイーン戦は山下恵令さん(33)=東京都江戸川区、会社員=が初防衛に成功した。
 北海道では5日、Uターンラッシュピークの新千歳空港で大雪のため発着合わせて105便が欠航し、117便に遅れが出て2000人余に影響が出、航空各社のカウンターには長蛇の列ができた。

 本日6日付中日新聞の朝刊1面で「最年少10歳囲碁プロ 仲邑菫(なかむらすみれ)さん4月誕生」のニュース。軟派(社会面)では、東京・豊洲市場の初競りで、すしチェーンの〈すしざんまい〉が青森県大間産のクロマグロを過去最高額の3億3360万円で落札した、との話題が「3億円マグロ大盤振る舞い 豊洲初競り最高額 通常価格に長い列」の見出しつきで紹介された。
 西日本豪雨から半年のこの日。太陽の1部が月に隠れる珍しい現象、部分日食が北海道を中心に全国各地で見られた。東京では午前10時過ぎに太陽が欠け30%しか見られない部分日食にこどもたちの歓声も。水の都、大垣では芭蕉ゆかりの水門川で消防出初め式があった。
 きょうからNHK総合で始まった「いだてん~東京オリムピック噺」に続き、NHKBSプレミアムで〝モンローが死んだ日「愛した男は誰だったのか? 恋の心理劇」〟を見る。いだてん~、ではオリンピックの発展に力を尽くした講道館柔道生みの親でもある嘉納治五郎の存在の大きさを改めて痛感し、同時にかつて柔道に打ち込んだ私自身、今も胸に刻み続ける【精力善用 自他共栄】の精神の大切さを思い知った。モンローが死んだ日、の方も謎に包まれたままの女優の死をヒントに男女の微妙な情愛が描き出されて、大変参考になった。
 夜遅くのニュースでオーストラリア・ブリスベンでのブリスベン国際テニスで錦織圭(日進食品)がダニル・メドベージェフ(ロシア)を6―4、3―6、6―2で下して初制覇したことを知る。錦織はツアー大会通算12勝目。この日は、小学4年生の仲邑菫さん(9)と仲邑さんがあこがれて目標とする井山裕太天元(29)の記念対局が大阪府東大阪市であったが、引き分けに終わった。「打ててよかった」とは、菫ちゃん。
 
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 1月2日。わが家ベランダから写す。陽射しがあすへの希望を物語っているようだった。半野良シロちゃんからも「おめでとうございます」
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 みなさま。あけましておめでとうございます。この紙面を読んでくださっている全ての人にとって、よい年になることを願っています。三が日は絶好の日和にも恵まれました。

 最初にわが家に届いたなかから印象的な年賀状を紹介させていただく
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 何はともあれ、ことしも多くの方々からの一枚一枚、心からありがとうと礼を述べたい。どれもこれもその人ならでは、の人生観を反映する個性豊かな内容ばかりだが、なかでも印象深かった文面(添え書き含む)をここに「平成の世」最後の賀状の記録として残しておきたい。

 以下のとおりである。
「幸せいっぱいのあったかい一年になりますように」
「私は新年を迎え間もなく九十一歳になります。健康法をよく尋ねられますが特別なものはありません。両親からもらった身体をまず大事にして、長持ちさせることだと思っています。その上で多くの人達の幸福のために役立ちたいと考えています。」
「喜びも悲しみも きものとともに 今年で満九十五歳になりますがまだまだ「きもの道」を邁進してまいります」
「昨年長男隆彦がようやく結婚致しました」
「舞子さん 七尾へゆっくりと遊びに来て下さいね.」
「お元気でいらっしゃいますか? 良いお年をお迎え下さい」
「猪だって 猛進ばかりしてません.立ち止まって 考えるときもあるんです. かん. 思わぬご縁ができて嬉しく思います。腕が早く完治すると良いですね。」
「皆様お変りございませんか/ありがと~も三十三年元気に休まず続ける事が出来たのも今まで御縁のあった皆様全ての寛大なお気持に包まれての絆と感謝致します」
「今更ながら文芸業界の怖さを思い知りました.めげずにこれからも書き続けていきたいです.」
「すばらしいお二人の御多幸を心よりお祈りします.」
「その後お変わりありませんか? 上京の折にはお立ち寄り下さいますように.」
「年新た昭和生れも八十五 於左夢」
「お元気でしょうか。「○印忘れず行こう予約日だ」の二人です。(志摩の)ボロボロ老人」
「朝光はまぶしく 輝やく平成の やがて静かに 春よ芽吹きぬ」
「新作品の紹介楽しみにしています.時には筆を休め足をきたえ歩いて下さいね」
「御夫婦揃っての良い好奇心.積極性.後期高齢の私の励みです『ピース・イズ・ラブ』拝読しております」
「エネルギーあふれる伊神記者を時おり思い出します」
「お元気でしょうか。相変らず他愛なく、詩を書いています。」
「与田剛新監督、根尾昴選手の活躍のもと、最低限Aクラス、クライマックス進出目指してほしい」
「A HAPPY NEW YEAR! 朗読劇 線量計が鳴る!2019 おかげさまで、3月には60回公演に達します! 昨年はお世話になりました。今年もお元気で!」
「昨年は大変でしたね 今年は良い年になりますように」
「昨年は、喜寿と金婚を祝いました。今年も、新しい出会いと感動を求めて頑張ります。」
「後期高齢者の仲間入りをしました。一応元気ですが足腰の衰えいかんともしがたく……。愛犬エルにひっぱられながら、熱田神宮の周辺を歩かされています。」
「こちらは体力のおとろえが増して来て昨年は国内の旅を二度しか出来ませんでした.」
「お元気ですか.私は年なりに元気です」
「ペンクラブ例会でまたお会いしましょう ご健勝を祈願します」
「元気なお姿拝見できて大変うれしかったです 今年も又お顔みせて下さいませ」
「お変りありませんか.私 毎日精一パイ頑張っております.」
「脱原発はこれからもゆっくり確実にすすめていきたいと思ってます。暮れの中村さんの朗読劇大成功でしたね.微力ながらもお手伝いできうれしく思ってます.」
「御無沙汰続きですみません.今年こそはと思っています.どうぞヨロシク.」
「永い歳月住み慣れた小牧に計り知れない思い出を残して四月に娘一家が住む生駒山の麓へ転居しました 老夫婦で初めてのお正月を迎えています」
「八ヶ岳山麓の自然にどっぷり浸って晴耕雨読 時々名古屋へ戻って都会を楽しむ……そんな「仙人になり切れない男」を演じるつもりです」
「あんまり無理をしないでネ。でも、益々の御活躍を祈ってます.」
「ボンヤリと日を過ごしてます」
「久方の金沢如何でした またお出掛け下さい」
「平成最終年2019 謹賀新年 ●孫に子供が誕生。当方にとっては曾孫に。妻の母親も百二歳で健在で、5世代のそろい踏み。もう一方の孫は大学生になり、横浜で勉学、バイトに励んでます」
「平成の時代もあとわずかになりました。怪我の方はよくなられましたか.おだいじにして下さい」
「自筆証書遺言方式の緩和など…消費税値上げの影響は…ゴーンも注目…」
「昨秋には「びわ湖」一周のうた」(全二〇章)を作詞、優秀作品にえらばれました。これからも創作、執筆を続けたいと思います 初雪は比叡、比良山かき消して琵琶湖も失せり白銀一色。 九十六歳」
「今年こそは、お会いしたいです.」
「金沢では、なつかしかったね。お元気でご活躍を!!」
「全国同人雑誌会議は「文芸思潮」が中心になりますが まずは参加人確保が第一ですね」
「月日のたつのは早いもの また正月です.今年も共に頑張ろう」
        ☆        ☆
 
 ことしも正月三が日は帰郷したわが子夫妻ら家族みんなで加賀屋監修のおせち料理や「智恵子抄」に詠われた安達太良山で知られる二本松市のお酒を囲むなどして雑談に花を咲かせ、楽しいひとときを過ごした。

 かいがいしく料理づくりに励む長男夫妻とそれを私の母(98歳)が編んだセーターをさっそく着て心配そうに見守る舞
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 ほかには、私の書き下ろし小説「信長残照伝 わたしはお類、吉乃と申します」=短編集「ピース・イズ・ラブ 君がいるから」(人間社刊)所収=が昨年の大みそかに日本ペンクラブの電子文藝館(文藝館のアドレスは、http://bungeikan.jp/ です)の小説部門に所収され公開が始まったこともあり、元日早々から「おめでとう」とのメールが全国各地から相次ぐなどして、チョット嬉しい気がしたのも事実だ。
 そして、今ひとつはといえば。私の書いた〈こらむ〉の新連載がこの地方を代表する生活情報誌「中日ホームサービス」で元日の火曜付紙面からスタート(こんごは週に1度、掲載)した、ということ。重要で貴重な紙面の一角を埋めるだけに、万人に共通する〈より、世の中のためになる紙面〉が当然の責務だけに、こんごはウカウカしてもいられない。
 というわけで、本日は既に紙面化され元日読者の茶の間に届けられた〈こらむ〉第1号を本欄でもここに紹介させていただく。
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        ×        ×
 年始恒例の東京箱根間(東京・大手町―神奈川県箱根町の5区間)往復大学駅伝は3日、前日の往路2位だった東海大が逆転して10時間52分9秒の大会新記録で5連覇を狙う青山学院を退けて初優勝。史上17校目の優勝校となった。
 3日午後6時10分ごろ、熊本県和水町で震度6弱の地震が発生。震源地は熊本地方で震源の深さは約10㌔。地震の規模はマグニチュード(M)5・1と推定される。地震による津波はなかったが、下りつばめ333号など九州新幹線の上下2本が走行中に緊急停止するなど交通に乱れが生じ新年のUターンラッシュが一時、混乱に陥った。
 中国の無人月探査機「嫦娥(じょうが。中国の伝説で月に住む仙女にちなむという)4号」が、世界で初めて月の裏側に軟着陸。表面の撮影に成功した。
 平成最後の年。天皇陛下が新年に当たり祝賀を受ける在位中最後の一般参賀が2日、皇居で行われ、これまでで最も多かった昨年の12万6720人を上回る平成に入って最多の15万4800人が訪れた。
 
 いよいよ2019年が歩き始めた。みんな元気で楽しくいきたいものだ。
 くれぐれも、よろしくお願いいたします。

08/4/26