【生きてゆく人間花たち/2017年1月の唄】

平成二十九年一月三十一日
 米新大統領による【トランプ風】が世界じゅうを震撼させ、吹き荒れている。そんな世界情勢のなか、私は私で。わけあって。懐かしの伊勢志摩へ。

 今夜は的矢がきで知られる志摩の的矢湾に面した宿で一夜を明かす。このため、きょう、あすのことは改めて詳しく書くことにしたい。

【きょうの一文・ことば】
 それだけに締切日に原稿が間に合わなくて、雑誌に穴を開ける作家がいるということが信じられなかった。それを編集者に言うと、彼は苦笑しながら「一流作家は締切に遅れることはありません」と言った。「雑誌に穴を開けたりするのは、二流作家です」
=百田尚樹の『大放言』(新潮新書)著書内で。「第二章暴言の中にも真実あり」の中の〈文芸の甘い世界〉に、こんな的を得た1文をみかけた

【新聞テレビから】
☆『★両陛下、静養先で散策 =天皇、皇后両陛下は31日、静養先の神奈川県葉山町の葉山御用邸裏にある「小磯の鼻」と呼ばれる海岸を散策された』、『米入国禁止広がる混乱 司法長官代行を解任 トランプ氏 反対され直後に』『「大統領令は違憲」初提訴 ワシントン州』『オバマ氏「差別反対」異例の現職批判声明』『東証一時300円超安 NY株2万㌦割れ 欧州でも大幅安 円高進行113円台半ば』『米、TPP離脱通知』、『命 人形劇で伝え 三重、息子交通事故死の女性 あす初披露「大切さ 子どもたちに」』、『元小結 時天空が死去 37歳 悪性リンパ腫 闘病1年余』、『中核派学生逮捕で 京大熊野寮を捜索』(31日付、中日夕刊)
☆『入国禁止令 米司法省トップ反対「合法と確信せず」 トランプ氏直後に解任』『フォードも不支持』『ワシントン州が大統領を提訴へ 全米初』『TPP離脱を通知 参加国に「法的義務負わず」』『改めて翻意促す 菅官房長官』、『私立中入試に英語95校 首都圏選択科目に 大学受験見据え 名古屋国際中で導入 県内では珍しく』、『少年法18歳未満諮問へ 適用引き下げ 来月の法制審』、『20万人以上の障害者安楽死 ナチス医学犠牲者調査へ 独の研究機関 「負の歴史向き合う』、『岐阜県美術館 職員の漫画人気 監視業務描く「ミュージアムの女」 SNSで公開 連載20話超え』(31日付、毎日夕刊)
☆『米入国停止に反発拡大 共和党、司法、同盟国も』『楽天、スタバ… 広がる難民支援』『7カ国乗客航空各社が回避 全日空・日航米行きで方針』、『福島2号機 溶融核燃料か初映像』、『岩倉のNPO「訪問型」試行 病児保育 自宅で』『共働き増、足りぬ受け皿 難しい経営、急変時対応課題』、『店長過労死で賠償命令津地裁 ミスド運営側に4600万円「不規則勤務で疲労蓄積」 社側責任もっと重い・森岡孝二関西大名誉教授(企業社会論)』『うつむく妻言葉発せず 「管理徹底を」コメント』、『〈元名大生の闇〉「面白い子」当初対象に 仙台放火未遂 検察指摘の4人』、『柔整師保険金詐取 春日井 容疑の2人逮捕』『接骨院から自賠責請求急増 患者と共謀のケースも』、『再選の藤井市長 公務再スタート 美濃加茂』、『中電 ガス6%割安 家庭向け 東邦ガス従来比』(31日付、中日朝刊)
☆『米入国禁止異議相次ぐ 4州で一部執行停止』『難民雇用・支援――大企業も政権と距離』『対象者の搭乗断る 米国便 全日空と日航方針』、『福島2号機 溶融核燃料の可能性 圧力容器下 堆積物の画像公開』『「放射能ついている」 原発自主避難 小5時いじめ』『〈2017冬 ヒバクシャ①〉「核のボタン」トランプ氏に わしらの存在を知れ 広島県被団協理事長坪井直さん(91)』、『豊洲巡って神経戦 都議会 有害物質検出で加速』、『藤井市長信任を強調 美濃加茂再選「裁判は裁判」』、『化学合成に新触媒 廃棄物削減の可能性 微化研開発』(31日付、毎日朝刊)

一月三十日
 トランプ米大統領が署名した難民や移民の入国を停止する大統領令に対し、国内外の反発が日に日に拡大している。与党・共和党のマケイン上院軍事委員長らが「米国がイスラム教徒を拒んでいる印象を与えている。過激派組織・イスラム国(IS)掃討に逆効果だ」との声明を発表すれば、連邦地裁判事も適正な査証(ビザ)を持つ人の強制送還を禁じ、大統領令の一部停止を命じる決定を下すまでの事態に発展。
 自由と民主主義の雄、米国そのものがきりもみ飛行状態に陥り始めた。この現実に新大統領は、こんごどんな舵取りをしていくのか。自らの政策の行き過ぎ、いや愚行は改める必要があるのではないか。いまなら、まだ間に合う。デナイト、世界そのものが憎悪と憎悪が飛び交う暗黒の時代に入らないとも限りない。これでは新たな憎悪の連鎖とテロの続出が心配される。
 安倍首相は今こそ、日本いや世界の叡智としてトランプ首相に非は非として直言すべきではないのか。既に英国のメイ首相は「こうした手法には同意も出来なければ採用もしない」と批判的なコメントを発表、ドイツのメルケル首相も「テロとの戦いは、イスラム教徒ら難民の受け入れを禁止する言い訳にはならない」と直接意見をしている。安倍さんとて自国のためにも「コメントする立場にない」などと言ってはおれないはずだ。
 
 東電が福島第一原発2号機の格納容器内のカメラ調査を実施したところ、圧力容器下にある金網状の作業用足場の上に溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)とみられる黒っぽい堆積物が見つかった、と発表。
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 朝。不燃物のゴミ収集日なので妻の舞と指定の集積場へ。

 目も愛らしくパッチリと。元気になった愛猫シロちゃん
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 いったん帰り、こんどはシロちゃんを近くの動物病院へ。最近は食欲もあるため体重は2・82㌔とまずまずだった。このところ、目薬による治療が続いた目の方も「両目とも大丈夫。よくなりました」とのことでホッと。デ、わが家へ帰ろうとすると「待ってよ」の声。「最近行ってないので、シロちゃんの冒険を兼ね、チョットだけ畑まで行ってほしいの」ときた。
 というわけで、シロちゃんを毛布にくるんだまま、宝同然に胸に抱える彼女を助手席に久しぶりに畑〈エデンの東〉へとハンドルを切り、3人で訪問とあいなった。畑地は、このところの寒さ続きで案の定、かちかちに凍っており、あげくに彼女が内心期待していた玉ねぎの生育具合は一向に伸びた気配もなく、縮こまったままだった。

 ほかにもアレコレとあり新聞を落ち着いて読み始めたのは、午後1時過ぎ。舞は引き続き、入浴サービスで母のもとへ。行って帰ったその足で、こんどは近くの町医者での薬に合わせた定期受診と、あわただしい時が過ぎていった。
 ただ、きょうはバタバタしながらも午前中、ラジオから流れてきた『NHKラジオアーカイブス』の〈カルチャーラジオ〉で1953年3月26日に放送された趣味の手帳【しゃれと、どどいつ】をたまたま耳にすることが出来、運が良かったと思う。

【きょうの一文・ことば】
♪鳴いてる鶯止めるも嬉しそっと庭から主がきて
=30日NHKラジオの『ラジオアーカイブス〈カルチャーラジオ〉 大村彦次郎(文芸評論家)』の番組のなかで。新聞記者で文芸作家だった鶯亭金升(おうていきんしょう)と新派俳優・初代喜多村緑郎の対談中、鶯亭金升の口から思わず漏れ出た都々逸
※鶯亭金升は、どどいつにも長じており、♪花は笑顔のおもてに咲いて月は心の裏に澄む―などの名作でも知られる

【新聞テレビから】
☆『「信仰の自由大統領も変えられない」入国停止は違憲共同声明 米15州・首都司法長官ら』『強力な国境管理必要トランプ大統領反論』『トヨタ社長と首相が会談へ』、『愛する母 宮殿に ダイアナ元妃没後20年 2王子要望 像設置へ』、『圧力容器真下 溶融燃料か 福島第一2号機 黒い塊確認』『二段構えで津波低減 一本松見守る防潮堤 陸前高田 高さ12.5㍍に倍増』、『移住漁労長 夢も大漁 尾鷲の定置網漁28歳抜てき』、『「ちょい乗り」410円始動 都内23区など タクシー短距離値下げ』、『再選の藤井市長が1カ月半ぶり登丁 美濃加茂』、『同姓同名候補 826票が案分 (佐賀県)唐津市議選 現新「青木茂」さん 双方当選』、『NHK職員を 脅迫容疑逮捕 弁護士事務所に「殺す」』(30日付、中日夕刊)
☆『忍法超美味の術 揚げクッキーを開発 伊賀の和菓子職人 東海地方ゆかりの食材で』、『州司法長官相次ぎ非難 米入国停止令 抗議拡大』『アカデミー授賞式「出ない」イラン映画監督』『遠征で出国 選手への影響は NBA懸念』『入国拒否に「私たちは米国人」「監視社会に戻るな」 合衆国怒り広がる』『CNN報道 ネット閲覧記録 開示要求検討』『国際連携で難民対応 首相 米大統領令論評せず』『東証反発144円安』、『若手助成へ科研費改革 文科省方針「挑戦的研究」を拡充』、『〈W杯スキー ジャンプ女子〉まっさらな気持ちで 高梨足踏み脱出50勝目』、『84歳 運転曲がり角 認知機能低下の恐れ半数超え 更新時検査』(30付、毎日夕刊から)
☆『米大統領令広がる混乱 280人入国・搭乗拒否 地裁は送還禁じる』『〈核心〉「入国禁止令」混乱拡大 米空港に失望と怒り 留学生国外足止め、各国首脳も非難』、『美濃加茂市長 藤井氏再選 上告中 任期残り4カ月』『〈解説 〉選挙の意味見えず(美濃加茂通信局・平井一敏)』『岐阜知事選古田氏4選 投票率36・39% 2番目の低さ』、『渡辺未到6秒台 200平世界新 リオの雪辱筋力強化実る=リオ五輪代表、19歳の渡辺一平(早大)が2分6秒67の世界新記録で優勝した』、『〈テニス■全豪OP〉フェデラー7年ぶりV 四大大会 男子最多18勝 強気貫き完全復活』(30付、中日朝刊)
☆『日米、96年に危険性言及 普天間文書「オスプレイ」削除』『日本側米の都合優先か 沖縄配慮より「軍の論理」』、『米混乱280人入国拒否 難民ら連邦地裁は送還認めず』、『美濃加茂市長選 出直し藤井氏再選 有罪上告中 新人降す』『岐阜知事選 古田氏4選』『桜井氏が3選 亀山市長選』、『〈庶民革命の今 検証河村市政㊦〉描けぬ国政復帰 小池氏、維新と連携不透明』、『■南極の昭和基地開設60年でイベント』、『辺野古サンゴ減る 昨年まで回復 工事の影響懸念 生育調査』(30日付、毎日朝刊)

一月二十九日
 日曜日。夜、雨が降り始めた。早朝から深夜未明にかけ、ずっと延々と自室にこもる私。

 事前収賄などの罪に問われ昨年11月に名高裁で逆転有罪判決を受けた岐阜県美濃加茂市の藤井浩人前市長(32)の辞職に伴う出直し市長選が投開票され、無所属前職の藤井氏が無所属新人の市民団体代表鈴木勲氏(72)を破り、再選された。投票率は57・10%だった。
 この日は同県知事選もあり、無所属現職の古田肇氏(69)=自民県連、民進県連、公明推薦=が、無所属新人で共産党県常任委員の高木光弘氏(57)=共産推薦=を大差で退け、4選を果たした。こちらの投票率は過去最低の前回33・92%に次ぐ36・39%。
 有権者は正直で、投票率が関心の高さのバロメーターだといっていい。
        ☆        ☆

 きょうは先日ひと通り読み通した「熱砂」同人、平子純さんの意欲回想録『翻弄』の第2弾である〈ある名古屋の宿の物語 第二章 成長編〉の本欄ウエブ作品集・平子純の頁への公開のための編集作業で、まる1日費やすことに。あらためての行替えや追い込み、送り仮名、人名の確認などに延々と時ばかりが過ぎていったが、「完璧」となると、とても難しいので、ある程度のところで切り上げ、思い切って公開に踏み切った。
 二度、三度と読み返すうち、ふと私は「この回想録は名古屋の宿の物語であると同時に、戦後を歩んだ家族の苦闘の歴史だなっ」とも思った。そうした面からも、「熱砂」読者の皆さまには時間が許すならぜひ読んで欲しく、戦後ご自身が歩んで来られた来し道を振り返り、〈あすへのエネルギー源〉にでもして頂けたら、と思った次第。
 大阪万博で活況に満ちていたあの日あのころをはじめ、主人公政志の無手勝流ともいえる受験生時代や北海道・東北など各地への漫歩時代、さらには政志が修行先の鹿児島から名古屋に帰る場面、そして姉里美の結婚式、コンパニオン全盛時代、旅館の建て替え、食中毒事件…と起伏に飛んだ内容ともなっている。

【きょうの一文・ことば】
 政志は宴の途中キャンドルサービスで姉が近くに来ると涙が止まらなくなった。里美も政志の涙を見ると自身も泣き始めた。政志は姉との思い出が駆け巡って涙が出てしようがなかった。姉からは幼児の頃から病弱だった美代子(母)に替りいろいろ世話を受けた。小学校の時かばってもらった事、自転車で合乗りして交差点でオートバイに当てられ政志が吹き飛ばされ脳震盪で一瞬気を失い二人でとぼとぼ自転車を引き摺り帰った事。中学高校での事等いつも里美に庇われて育った事等が思い出されたのである。
=平子純作『翻弄 ある名古屋の宿の物語 第二章 成長編』から。里美の結婚披露宴での描写のひとこま

【新聞テレビから】
☆『〈サンデー版大図解〉キリン~絶滅危惧種に~』、『首相、車業界の貢献説明 電話協議 トランプ氏「同盟重要」 来月10日に首脳会談 米、7カ国からの入国禁止』『米英首脳会談 対ロ政策で差』、『自民市議団岩城氏支援 名古屋市長選 県連にも要請』『明言避けるも3期目に意欲 河村市長』、『福島の津波悲しみ記録 4人失った一家映画に 豊橋で来月上映』『「即応力が大切」津波避難を学ぶ 南三陸、むすび塾』、『ハンセン病元患者 相模原殺傷に憤り 差別の歴史 今に伝えねば 名古屋出身 78歳初めて経験語る』、『高校生の夢 飛んだ 名古屋市立工高 自作機の飛行成功』、『5氏に中日賞贈る 日展東海展』(29日付、中日朝刊)
☆『〈くらしナビ・ライフスタイル〉2017~18年秋冬メンズコレクションファッションNote 日本勢欧州で存在感 ●世界駆ける可能性●パリコレの2割』、『日米 来月10日会談合意 通商問題議論へ 首脳電話協議』、『米英2国間通商強化 首脳会談 EU(欧州連合)離脱を称賛』『トランプ大統領 各国と電話協議』、『二宮忠八の夢実現 「玉虫型」参考に製作 名古屋の高校飛行成功』、『28歳女性刺され死亡 元夫自殺か ストーカー被害相談 長崎』、『〈Sストーリー〉心むしばんだ恐怖――袴田巌さんと姉の「日常」』『事件なんてありゃせん 死刑と隣り合わせの半世紀 姉は一度も疑わず』『真に笑える瞬間遠く』、『〈ともに 2020バリアーゼロ社会へ〉手の中の道しるべ 全盲技術者が開発 実証実験へ 障害者向け高精度システム』(29日付、毎日朝刊)

一月二十八日
 トランプ米大統領が27日、テロ対策として全ての国からの難民受け入れを120日間停止する大統領令に署名。難民以外の外国人も、イスラム教徒が多数を占めるシリアなど7カ国からの入国を90日間禁止した。署名後、さっそくニューヨークの空港でイラク出身難民2人が拘束され、カイロでもイラク人ら6人が米国に向かう航空機への搭乗を拒否された。
 大統領令では、シリア難民が「米国にとって有害だ」とし大統領が受け入れ可能と判断するまで入国を停止。それ以外の国からの難民も、より厳しい入国審査制度を整備するまで受け入れを120日間停止。難民以外の市民も入国が禁止されるのは、シリアのほか、イラク、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンの7カ国で、ビザ(査証)発給が90日間停止され、その間に基準を厳格化。それを満たした国だけにビザ発給が再開されるという。

 これまで自由と民主主義の国の象徴ともいえた大いなるアメリカは一体どこに行ってしまうのか。アメリカがだんだんとちいさく、そして魅力のない国になっていく。そうであってはならない、のにである。
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 アンデスの楽器、サンポーニャの笛ふき。これまで正直、一向に上達しなかったが、ペルー人の先生、ロベルト・ゴンサさんの「ゴンタさん、ゴンタさん。がんばれ、がんばれっ」の応援もあってか、さまになりつつある。celeste(青い空)、Sariri(旅人)、FIESTAAYMARA……と、ナントカ吹きこなせる自信が出て来た。
 
 アンデスの笛といえば、ほかにケーナもあるが、きょうアンデスの笛仲間で南米民族音楽愛好家・小川健二さんから、とある場所で尺八とケーナを合わせた〈尺ケーナ〉なる、世にも不思議な、世界でもただ1つしかない珍しい名器を見せていただいた。アンデス笛を自分で作ってしまう器用な小川さんご自身が生竹を四年間乾かして手づくりでこしらえたという天下の日ア折衷の楽器で、これには驚いた。
 ちなみに小川さんご自身に奏でていただいた名器の音はといえば。ケーナに尺八の余韻が漂い、なんとも荘厳かつ華麗、透明な得難い音であった。

 手づくりの愛器〈尺ケーナ〉を手に奏でてみせる小川健二さん
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 センバツ21世紀枠に「不来方(こずかた)」。土地荒らす鬼が神に捕らえられ、二度と来ないと誓った地名伝説。部員10人伸び伸びと。鬼も応援に来よう。――とは本日付毎日夕刊〈近事片々〉。/「たたき上げ 昭和の趣」。横綱稀勢の里誕生翌日、経済紙に躍った見出し。坂の上の雲の上、アメリカはもういない。時代は本当に未来へ進んでいるのかな。週末散歩。夕日が目に染みるなあ。――とは本日付中日夕刊〈夕歩道〉
 大相撲、高校野球、そしてトランプ政治がこの世の映し絵に。これに自然の顔も加わって。さて、人類の行く道は。
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【きょうの一文・ことば】
……一般に排外主義者は、自らの「排他性」「攻撃性」と何かの宗教の教義を同調させ、正義を装うことがある。新大統領の演説から信仰心よりも、優しさとは相反する彼の本質を感じたのは、選ばれない者ゆえの深読みだろうか。
=28日付中日夕刊『〈紙つぶて〉選ばれし者 内藤理恵子(宗教学者、コラムニスト)』から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『〈ETV特集選〉加藤周一・その青春と戦争▽朗読・西島秀俊 =滅びしものは美しきかな(加藤のノートから)』(28日夜、NHKEテレ)
☆『〈紙つぶて〉 選ばれし者 内藤理恵子』、『トランプ首脳外交スタート 米英新2国間協定へ 「特別な関係」強化』『日米首脳、今夜電話協議』『難民入国一時停止 大統領令署名』、『残業繁忙期は月100時間 政府案 過労死ライン超え容認』、『サザエさんはゆかりだな~♪銅像設置 福岡・早良区』、『SEALDs 54の瞳 SEALDs untitled stories 東京の男性写真集出版』、『ボルト選手「金」返還 北京400リレー「つらいが応じる」』、『民間特別養子縁組319件 14、15年度厚労省調査 1歳以下が85%』、『津島市観光協会「多忙で…」 移転放置1年 賃料二重払い』、『深夜の繁華街狙われる女性 中区 ひったくり続発』(28日付、中日夕刊)
☆『〈東海百景〉青空透ける氷のアーチ =三重県菰野町の御在所岳(標高1212㍍)山頂で木々が樹氷に覆われ、青空との幻想的なコントラストが観光客や登山者を魅了している』、『●eye 見つめ続ける大震災 楢葉事故6年の再スタート 命の原乳出荷に責任』、『米英「特別な関係」確認 首脳会談対テロ協力強化』『「壁」発言自粛合意か 電話協議 米、メキシコ首脳』『日米首脳今夜電話協議』『難民受け入れを停止 米大統領令署名 シリアからは無期限 フェイスブックCEO(最高経営責任者)懸念表明』『マイアミ「聖域都市」やめる 不法移民対策「補助金停止」に対応』『トランプ氏 水責め復活を断念 国防長官の発言尊重』、『ツツジ また咲くか 帰還困難区域 福島・夜ノ森駅 除染で伐採 住民ら再生へ』『原発避難中に孤独死 70代男性 災害公営住宅で初』、『女性署員にプロレス技 滋賀県警(長浜署員)、セクハラ調査』(28日付、毎日夕刊)
☆『鳥羽・志摩の海女漁指定へ 重要無形民俗文化財』『「次はユネスコ登録」 喜ぶ地元』『通商戦略多国間から転換 米、2国間協定要求へ「為替操作防ぐ規定を」』『自動車、農産品も TPP(環太平洋連携協定)代替日本に圧力か(矢野修平、桐山純平)』、『第72代横綱稀勢の里 雲龍型で土俵入り』、『心臓移植で 選定ミス3件 優先患者2人、機会逃す 移植ネット検索中止』、『津島の72歳死亡 自殺図った? 夫』『「介護の限界」 相談 認知症ケア休めず デイサービス拒む』『「老老」の悲劇また「手段全て頼って」』(28日付、中日朝刊)
☆『ユネスコ登録に弾み 鳥羽・志摩の海女 重要民俗文化財に 夢は「3世代で海へ」 動物飼育員から転身の29歳』『鳥羽市 「海女さん条例」制定へ』、『「ヒロシマは人類の悲劇」 バチカン外務局長 きょう来日 核軍縮で日本と協力強化へ』、『街照らす12色 大阪・通天閣ネオン改修』、『東芝、原発事業を縮小 半導体分社化決定』、『第89回センバツ出場校 至学館、多治見に春』、『公明 「共謀罪」提出容認』、『日本と2国間通商交渉 首脳会談 トランプ氏、要求へ ロイター報道』、『天下りあっせん キャリアは現職ルート 文科省ノンキャリはOB』、『県・名古屋市の各教委後援 環境保護イベントでストリップ』(28日付、毎日朝刊)

一月二十七日
 第72代横綱稀勢の里(32)の横綱推挙式と奉納土俵入りがこの日、東京の明治神宮で行われた。太刀持ちに高安、露払いに松鳳山を従えた新横綱は、腰を深く沈め右手を上に向けて伸ばし左手を脇腹に当て少しずつ立ち上がる【せり上がり】に約6秒かけ、堂々たる土俵入りだった。
 3月19日から甲子園で始まる第89回選抜大会の出場32校を決める選考委員会が大阪市の毎日新聞大阪本社で行われ、高校球界屈指の強打者、清宮幸太郎を擁する早実(東京)や、史上3校目の春連覇に挑む智弁学園(奈良)、昨夏全国制覇した作新学院(栃木)などが選ばれた。東海地区からは至学館(愛知)の初出場が決まった。
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 午後、名古屋国際センターで開かれた中部ペンクラブの理事会に出席。

【きょうの一文・ことば】
「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は二十六日、地球最後の日までの残り時間を概念的に示す「終末時計」の時刻が残り二分三十秒になったと発表した。時刻は過去一年の出来事を踏まえ、進めたり戻したりし、毎年この時期に発表している。昨年一月時点で針は残り三分を指していた。
=27日付中日朝刊『終末時計30秒進む トランプ政権影響 残り2分30秒』の記事の冒頭書き出し部分。記事では「同誌は今年の時刻を決める判断材料として、トランプ米大統領誕生のほか、同氏の核兵器や地球温暖化に対する発言、地球規模で悪化する治安状況などを挙げた」とも

【新聞テレビから】
☆『むかしのあそび 伝授 宮田小支援ボランティア 全学年を、1年通してボランティア支援』、『子供・若者育成支援内閣総理大臣表彰 (特)子どもと文化の森』(27日付、尾北ホームニュース)
☆『ポカポカ竜快汗 沖縄合同自主トレ』、『日米、2国間貿易交渉へ トランプ氏 首相に要求意向』『一方的譲歩しない 安倍首相』『メキシコ産品20%課税 米検討 国境の壁建設費用に』『米メキシコ 首脳会談中止』『「トランプ氏人種差別主義」 アカデミー授賞式 イラン女優欠席へ』、『72歳妻死亡、夫? 自殺図る 津島「老老介護」心中か』『「妻が認知症」悩み訴え』『日進の「ドライブスルー公衆電話 もしもし引退ですか 平成遺産、今は全国2カ所』、『関ケ原知られざる戦争跡 中3、防空監視哨の証言集め』、『廃カツ転売元業者有罪 名地裁「食品信頼ないがしろ」』、『父娘殺害事件で知人に放火容疑 長崎県警逮捕』(27日付、中日夕刊)
☆『(トランプ米大統領が大統領専用機)エアフォースワン初搭乗ご満悦』『対メキシコ関税20%案 トランプ氏「壁」費用に充当 首脳会談中止』『米「為替操作を制限」貿易協定相手国けん制』『円安一時114円台』、『消費者物価 4年ぶり下落 昨年 原油安、円高響く』、『東山動植物園80年の記録映像 命つなぐ歩み未来へ 椙山女学園大学生ら取材、編集 開園以降の出来事鮮明に』、『岡本太郎さん「みんなのため」保存訴え 太陽の塔残す気なかった』、『諫早干拓新和解勧告 長崎地裁 漁業振興基金を拡充』、『〈バリアーゼロ社会へ ともに2020〉ホームドア91駅新設 昨年の転落2件契機に 鉄道10社が決定』『危険踏切529カ所追加 国交省指定 対策義務づけ』(27日付、毎日夕刊)
☆『飛騨染寒ざらし 青空にくっきり 高山』、『排外トランプ政策着々 メキシコ国境に壁指示 イスラム系入国制限へ』『「寛容こそ米国の姿」 夢追う移民不安(ニューヨーク・北島忠輔)』『日本企業の貢献 理解求める方針 首相、首脳会談で』、『自白強要、勝手に調書 長崎県警 取り調べ録画で発覚』『脅され自暴自棄に 取り調べを受けた男性の話/違法性はなかった 長崎県警刑事総務課の柴原雅也管理官の話』、『シャチ4億8000万円 名港水族館 無償レンタルやめ購入へ』『先輩を継ぎ夢の翼 名古屋市立工高 7年かけ あすトライ 「飛行機の父」明治の図参考に』(27日付、中日朝刊)
☆『相模原殺傷半年 障害者同じ尊い命なのに 娘亡くした母』、『政府、2国間交渉 検討 米TPP(環太平洋パートナーシップ協定)離脱念頭 来月10日首脳会談調整』、『難民受け入れ半減へ トランプ氏 排外主義鮮明』、『〈庶民革命の今 検証 河村市政〉劇場型手法に限界 自民公3分の2議会に押され』、『燃料データ不正 三菱自に課徴金4.8億円 改正景表法違反 消費者庁初命令へ』、『東京高裁判決 同居母に親権 父提案「年100回面会」認めず』、『石井ふく子さんら表彰 毎日芸術賞と千田是也賞』(27日付、毎日朝刊)

一月二十六日
 トランプ米大統領が25日、中南米からの不法移民の流入を阻止するため、メキシコ国境への「壁」建設を直ちに開始するよう指示する大統領令に署名。自ら国境管理や移民政策を担当する国土安全保障省に出向き「国境のない国は国ではない。米国は今日から国境管理を取り戻す」「犯罪者や不法労働者の入国を食い止めることで何千人もの命と何百万の雇用を守ることが出来る」と強調したという。
 また大統領令では国境警備や入国管理に当たる職員を増員。強制送還に力を入れるほか、不法移民対策に非協力的なニューヨークやサンフランシスコといった自治体への補助金交付を停止する措置も盛り込まれたという。トランプ大統領は翌26日になりツイッターに「メキシコが『壁』の費用を払いたくないのなら(31日に予定される米国との)首脳会談をキャンセルした方がいい」と投稿、メキシコのペニャニエト大統領をけん制した。
 このツイッター投稿はペニャニエト氏がメキシコ国境の「壁」建設を進めるトランプ氏の大統領令への署名を受け、国民に向けた声明で「メキシコは国境の『壁』の費用を負担しない」と強調したことに反応したものと見られる。輸出の8割が米国向けのメキシコは経済面での対米依存が強く、こうした事情も踏まえペニャニエト大統領はこれより先の演説で「米国とは対立も服従もしない。解決策は対話と交渉にある」と述べている。

 だが、しかし。メキシコではアメリカ製品の不買運動までが起き始めた。また、ニューヨークではデブラシオ市長がこうしたトランプ氏の姿勢に「我々は全ての市民を守る」とまで言い切り、反発している。そればかりか、世界中で「この21世紀に『壁』をつくるだなんてバカげている。彼の行動や発言は多くの人々を傷つけている」と抗議の声が渦巻いている。日本国内また、しかりである。
 実際、ここまで強引なトランプ氏の姿勢に世界中で堪忍袋の緒が切れねばよいが。心配である。ともあれ、トランプ新米大統領が誕生し世界の潮流が変わろうとしていることだけは確かだ。【アメリカを再び偉大な国に】とトランプ氏は言うが、彼のこれまでの政策事始めを見る限り【アメリカは逆に、どんどんと限りなく〈ちいさな国〉になりつつある】のではないか。 誰がこれに待った、をかけるか。安倍首相には単なるイエスマンではなく、日本の言うべきことをしっかり直言していくことを望みたい。
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 トランプ氏とは次元が違うが、どんなに多忙であろうが自分なりに〈やる〉と決めたものはどこまでも極めていく、のが私の信条。デ、きょうは社交ダンスのレッスンに。帰宅後はさすがに疲れ、しばらく睡眠とあいなった。あわてることはない。スローペースでよいので無理することなく、しなやかに。そう自らに言い聞かせる。

【きょうの一文・ことば】
 僕らの記憶も、見ていた皆さんの感動も、あのレースの瞬間にある。僕たち選手は皆、一瞬のために生きているのに、そうでなくなるのは嫌だ。ドーピング違反を犯した選手への処罰を厳しくして、願わくは2020年東京五輪では不正を一切なくし、クリーンな大会にしてほしい。
=26日付毎日夕刊『ジャマイカリレー金剥奪 北京五輪、確定なら日本銀 ドーピング』の記事のなかで。北京五輪400㍍で銅メダルだった日本チームの(塚原直貴、末続慎吾、高平慎士、朝原宣治)選手のひとり、朝原宣治さんの話「あの瞬間が全て」から

【新聞テレビから】
☆『メキシコ国境の壁指示 トランプ氏大統領令に署名』『米国とメキシコの首脳会談予定通り』『監視国家の恐怖描く「1984年」 突如人気 米新政権発足影響か』『日米首脳会談 来月 10日軸』『首相、二国間交渉に含み 日米FTA(自由貿易協定)「出来なくない」』、『稀勢の里実感の綱打ち』、『春節観光の伏兵 その名は飛騨 海外からも聖地巡礼 予約急上昇』、『ジャマイカ選手 提訴へ 北京400リレー金剥奪で』、『〈大波小波〉「小さなボール」の勇気 (満身創痍)』『〈論壇時評 中島岳志〉ポピュリズムと民主主義 リベラルの価値が危機』、『61億円 課税取り消し 名地裁 デンソーの請求認める』、『盗難仏像対馬へ返さず 地裁命令 韓国の寺に引き渡し』、『高樹沙耶被告を保釈』(26日付、中日夕刊)
☆『「トランプ政権と類似」小説「1984」=英国人作家ジョージ・オーウェル作で近未来の全体主義国家を風刺した内容=米で販売急増 真実は二つある?』『メキシコ国境に壁 指示 トランプ氏大統領令署名 不法移民対策に着手』『国連拠出金削減へ 米紙報道 パリ協定も離脱か』『NY株初の2万㌦ 産業振興優先に期待感』『東証一時290円高』、『〈バリアーゼロ社会へ ともに2020〉 声かけ促す缶バッジ「どうすれば」の思いに応え』、『豊洲補償90億円台 都が補正予算案提出へ』、『ジャマイカリレー金剥奪 北京五輪、確定なら日本銀 ドーピング』、『断熱改修住宅調査――国交省が中間報告 起床時低温なら最高血圧が上昇』、『マンション火災2人死亡 千葉・市川 男女11人を搬送』(26日付、毎日夕刊)
☆『横綱・稀勢の里』『稀勢「綱の名に恥じぬよう」17年ぶり4横綱へ』『〈大稀晩成〉㊦もっと強く 「白稀時代」切り開け』、『NY株、初の2万㌦突破 トランプ政権に期待感』『〈解説〉相場加熱持続に懐疑的(共同・五十嵐希)』、『遺族「警戒引き上げず犠牲」 御嶽噴火 国と長野県を提訴』『御嶽検証「裁判しかない」 遺族、再発防止を願う』『専門家割れる見解 気象庁は事例に頼りすぎ 観測結果だけで判断困難』、『中国から移送、女逮捕 大阪・詐欺容疑 准看護師強殺を捜査』『引渡条約なく交渉難航 事件から2年余、国籍も壁に』、『ネットで資金調達 愛知県後押し 中小対象に特別融資』(26日付、中日朝刊)
☆『綱の決意 稀勢の里「精進」』『「素直な横綱に」稀勢の里恩師感慨深く』『協会の期待一身に』、『陛下退位後「赤坂」に転居 御用地内 新設せず 宮内庁検討』、『首相「防衛力強化」 トランプ氏意識 役割拡大強調 衆院代表質問』、『東芝、損失6800億円 半導体分社 外部出資19・9%』、『NY株初の2万㌦』、『アパ韓国も反発 札幌アジア大会 宿舎利用、是正要求』『書籍、155カ所3万2000室に』『政府は事態静観』、『佐藤康九段 新会長へ 将棋連盟』、『福井・若狭町「特定失踪者」だった元職員を懲戒免職 個人的事情で失踪「休職」中給与など返還請求』(26日付、毎日朝刊)

一月二十五日
 第72代横綱稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県牛久市出身、田子の浦部屋=が誕生、日本相撲協会の使者に対する口上は「謹んでお受けいたします。【横綱の名に恥じぬよう、精進いたします】」とシンプルなものだった。
 伝達式後の会見で新横綱稀勢の里は「口上は、いまの気持ちをそのまま言いました。ちょっと(言葉を)かんでしまい、すみません」「(土俵入りの)雲竜型はやってみたい、とあこがれていた。横綱は常に見られている存在。もっともっと成長して尊敬される横綱になりたい」と決意のほどを語った。

 死者58人、行方不明者5人を出した2014年9月27日の御嶽山(長野、岐阜県境)噴火災害で長野県などの犠牲者5人の遺族11人がこの日、国と長野県に総額1億4000万円の損害賠償を求め長野地裁松本支部に提訴した。火山噴火の予報や警報を巡るこうした国への賠償訴訟は初めてで、裁判所の判断が注目される。
 25日のニューヨーク株式市場。有力企業銘柄で構成するダウ工業株30種平均が続伸し、取引時間中に2万㌦の大台を初めて突破。トランプ米大統領の景気刺激策への期待が相場を押し上げ、1896年5月のダウ平均公表後、初の未踏の水準に―
        ☆        ☆

 寒さと過労のせいか、ここ2、3日舞の血圧の数値がかなり高くて心配だが、彼女は何げない顔をして、けさもいつものようにお店へと出かけていった。「あまり無理しないで」と私。 わが家では、もう1人の主人公、齢20歳の愛猫シロちゃんがいる。彼女の方は相も変わらず温かい新調カーペットの上で、じっと座ったままだ。つい先日にはそれまでの暖房カーペットが作動しなくなってしまったので2人でヤマダ電機まで出向き新しいのに替えたばかり、そのせいか少し満足そうである。
 あれこれの合間を縫って「熱砂」同人、平子純さんの回想録【翻弄 ある名古屋の宿の物語 第二章 成長編】を読み終えた。午後、江南市立図書館へ。ここで遠藤周作の歴史小説集7「女」を借りてきた。信長の側室だった、生駒吉乃の記述を徹底分析したいためである。あす以降、吉乃に関した下りがあるのかどうか。そこをチェックしてみたい。

【きょうの一文・ことば】
「トランプ大統領は貿易戦争を始めようとしているようだ」
=25日付中日夕刊『トランプ大統領TPP(環太平洋連携協定)離脱 米メディア「国益損なう」「中国の勝利、安倍首相の敗北」』の記事のなかから。米ニューヨーク・タイムズは、トランプ氏が米国外に工場を移す企業に高い税金を課す方針を示したこととTPP離脱を合わせて論じ、こう警鐘を鳴らした

【新聞テレビから】
☆『いてつく朝 中部各地で最低気温』『大垣発の回送列車 車輪凍結で動けず 東海道線、720人影響』『鳥取の2集落 孤立状態解消 大雪復旧作業続く』、『横綱稀勢の里 「名に恥じぬよう精進」口上 日本出身19年ぶり「人に恵まれた」』『半歩ずつ稀勢の道 自分信じ ついに最高位』『東海の関係者 絶対この日が来ると/飾らぬ口上 彼らしく 地元・茨木』、『御嶽噴火 遺族が提訴 国など相手「警戒レベル上げ怠る」』、『トヨタ 米で400人新規雇用 対トランプ氏680億円投資、工場増強 1兆円計画初の中身』、『米国防長官日韓歴訪へ 来月上旬、同盟強化を確認』、『大同大学長に神保さん 4月就任理工系大学 初の女性』、『目指せ 邦楽アイドル 東海地方出身 津軽三味線☆三絃士 三人三様の音で勝負(馬場淳史、伊藤圭佑、杉山大祐)』(25日付、中日夕刊)
☆『大雪立ち往生解消 鳥取・岡山 孤立集落も除雪進む』『雪崩から5日子犬3匹救助 イタリア』『「綱の名に恥じぬよう精進」 横綱・稀勢の里誕生』『強気、強気で行って 日本相撲協会・発角理事長(元横綱・北勝海)』『稀勢「尊敬される横綱に」「もっと成長」決意新た』『名古屋場所共に笑おう 宿舎の大雄院住職期待寄せ』、『トヨタ、米に680億円投資 トランプ氏意向受け 400人雇用』『ドル高是正要請か フォード、トランプ氏』、『6年ぶり貿易黒字 16年 4兆円原油安寄与』、『電子出版が27%増 出版売り上げの1割超す 昨年』、『御在所スキー場 三重 東南アジア客に雪人気』、『地震でエベレスト縮む? インド測量局調査へ』、『汚職の「清潔度」日本20位に後退 NGO(非政府組織)調査』、『写真の瞳に容疑者の姿 被害者を撮った画像 徳島県警解析・特定』(25日付、毎日夕刊)
☆『【滋賀・R161ルポ(大津支局・中村千春)】大雪立ち往生 車内一夜 仮眠取れずトイレ我慢 長浜96㌢、いなべ23㌢』『スコップ・懐中電灯常備を』『鳥取80世帯超孤立 岡山では67歳女性死亡』、『自動車摩擦再燃の恐れ トランプ米大統領 日本を批判 TPP永久離脱署名』『「米に工場新設を」自動車3社に要望』、『EU(欧州連合)離脱 議会承認必要 英最高裁判決 交渉開始遅れも』、『WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)追加発表27選手に 奪冠へ「守り勝つ侍」 中日から平田、岡田』、『本丸御殿でイベントを 名古屋城、一般貸し出しへ』、『最高裁「広告は勧誘」 契約取り消しなどの対象』(25日付、中日朝刊)
☆『楢葉の牧場が 原乳出荷再開 避難指示解除後初 =東電福島第1原発事故による避難指示が2015年9月に解除された福島県楢葉町の蛭田(ひるた)牧場が24日、5年10カ月ぶりに原乳の出荷を再開した。牛18頭から搾られた約400㌔が集乳車で出荷された。』
、『天皇退位 論点整理国会提示 首相、与野党協議を促す』、『「雇用増」TPP離脱署名 トランプ色鮮明 本格始動 2国間交渉で圧力』、『残業「月80時間」上限 労基法改正案 政府が調整 19年度導入目標』、『H2A打ち上げ成功 防衛通信衛星を搭載』、『相模原殺傷あす半年 生きた証し伝える 元職員、犠牲者の面影集め』『「お別れ会」で一部明らかに』、『南京虐殺否定 アパの利用停止要求 中国当局が旅行業者に』(25日付、毎日朝刊)

一月二十四日
 西日本の日本海側を中心に兵庫、岡山、滋賀、三重と、どこもかしこも大変な積雪に襲われた。北海道占冠(しむかっぷ)では、なんとマイナス32・8度、朱鞠内(しゅまりない)でも同32・1、下川(しもかわ)同30・7度と信じられない寒さのところまで出た。日本列島は一見ちいさいようではあるのだが。意外と広いな、とあらためて思う。

 国道が至るところでストップし何台もの車が立ち往生、渋滞の列ができ身動きできない状態が延々と続き、東海道新幹線も一部区間で速度を落として運転。上下235本に最大24分の遅れが出て17万人に影響が出たという。気象庁によると、鳥取県大山町が241㌢、智頭町で111㌢の積雪。ほかに、長浜市の余呉で96㌢、彦根で58㌢、三重県いなべ市でも23㌢。岡山県真庭市では午後3時半ごろ、67歳の女性が雪に埋もれた状態で見つかり、死亡が確認されたという。
 また、鳥取県智頭町では民家約100世帯が孤立化、避難所にはドライバーら数十人が身を寄せ、県の派遣要請に自衛隊が食料の供給などに当たった。こうした自然災害発生時にいつも思うのだが、自衛隊の存在の有り難さが身にしみる。緊急時の災害救援、これこそが自衛隊の責務であり任務だとあらためて痛感した次第だ。
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 名古屋で2月12日に迫った横笛発表会を前にしてのレッスン。一向にうまくならない私に向かって珍しく「だいぶ上達したわよ」とはお師匠さん。
♪こぼれ松葉は あやかりものよ 枯れて落ちても ふたり連れ、か。
 横笛レッスンでは【向かうところ敵なし、と言ったところで実は大いに敵はいるのだ】など、なかなか厳しい人生道についてもあれやこれやと教えていただいている。

 名古屋への行きも帰りも。名鉄と地下鉄鶴舞線車中では、「熱砂」同人で車椅子でがんばる平子純さんの意欲作、回想録『翻弄 ある名古屋の物語 第二章 成長編』を読み進める。できるだけ早く公開しなければ、と気ばかりが焦る。毎度ながら時間がほしい。一つひとつ片付けていくしかない。

【きょうの一文・ことば】
「一歩一歩ゆっくりでも近づけるよう努力したい」「自分は自分しかない」「今まで見たことのない景色を見るため、心も体も鍛えていきたい」
=24日付中日朝刊『遅咲き稀勢6度目の正直 「安定した強さ」評価 「立ち居振る舞い、模範に」』の記事のなかで。先代師匠鳴戸親方(元横綱隆の里)と同じ30歳での昇進に対する質問に答えて

【新聞テレビから】
☆『一時300台超 車立ち往生 鳥取など大雪』『三重、滋賀に大雪警報 日本海側降雪続く』『路面凍結6台衝突 亀山・国道1号 トラックがスリップ』、『日本の車市場 「不公平」米、TPP 永久離脱 トランプ氏 大統領令署名』『〈解説〉 二国間交渉で圧力も(ニューヨーク・東條仁史)』、『ゾウの殺処分危機/ゴリラショー 東山 80年命の記録 椙山女学園大生 動植物園の歴史映像化』、『個性競いロマンポルノ復活 行定勲、園子温ら5監督 名古屋シネマテーク28日から上映 時代状況映す人間像を描く』、『山村で大麻3人認める 長野・東京地裁で初公判』、『かつらの生活 イキイキと 円形脱毛症の漫画家「日々ズレズレ」出版』(24日付、中日夕刊)
☆『大雪300台立ち往生 鳥取県、自衛隊派遣要請』、『米、TPP永久離脱 トランプ氏 大統領令署名』『日本苦慮「引き続き注視」』『「中国が喜ぶ」独公共放送』『東証が続落 NY金は高値』、『首相「天下り徹底調査」 参院本会議蓮舫氏「監視委強化を」』、『広告業界残業なくそう 減らぬ仕事顧客第一限界 「働き方改革」2・3位が取り組み 時間制限などルール化』、『納屋橋饅頭本店休業 年末からのれん消え 別経営の分店に製造委託』『博多陥没兆候報告せず 地下鉄トンネル 業者、前日に把握』、『雇用でシリア支援 栃木の新聞販売店 避難の男性再スタート』、『特養人出不足46.9% 1割が受け入れ制限』(24日付、毎日夕刊)
☆『退位「一代限り」に力点 有識者会議が論点整理公表 政府、特別法成立目指す』『論点整理 専門家ら評価と注文 特別法「必要な措置」 退位後の身分不明確』『「陛下の思いとずれ」学友』、『松方弘樹さん死去 74歳 やくざ映画で存在感』『趣味の釣りで巨大マグロも』、『4人の「侍」称賛 リレー日本代表に中日体育賞贈呈』、『横綱・稀勢の里が確定 横審、全会一致で推薦』、『MRJ開発費5000億円超に 5度目納入延期 設計変更余儀なく』『「国産」へのこだわり 型式証明取得つまずく』、『iPS(人工多能性幹細胞)細胞提供一部停止 京大、試薬取り違えか』、『県職員本給賠償対象に 福島 紛争センターが和解案』、『新型点字ブロック拡大 名鉄、1万人以上利用の全駅』、『「夫婦同然」パートナー殺され 同性愛男性「遺族給付を」 愛知県公安委に申請』『性的少数者の権利 刑事分野は遅れも』(24日付、中日朝刊)
☆『退位「一代限り」促す 有識者会議 論点整理公表 恒久制度否定意見多く』、『「横綱・稀勢の里」推薦 19年ぶり日本出身 横審、満場一致』『横審委員長に 北村本社顧問』、『ライオンにかまれ重傷 体の洗浄中に2人 千葉』、『壱番屋 ダイコーを提訴へ 廃棄物横流し 賠償求め』、『やまゆり園入所者 地域で 受け入れ表明へ 横浜の団体 グループホームに』『県方針は再建で 大型施設異論あり 失敗しても自立尊重』、『■江角マキコさんが芸能界引退へ』(24日付、毎日朝刊)

一月二十三日
 天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議(座長は今井敬経団連名誉会長)の第9回会合が開かれ、これまでの議論を中間的にまとめた論点整理を安倍晋三首相に提出。一代限りの退位容認が望ましいとの考えが色濃い内容になったとみられる。横綱審議会が東京・両国国技館で開かれ、全会一致で大関稀勢の里を横綱に推薦、25日の春場所番付編成会議後の臨時理事会での正式昇進と伝達を決めた。

 東映の時代劇などで活躍した俳優の松方弘樹さんが21日午前、脳リンパ腫のため都内の病院で死去、74歳だった。沖縄県の安慶田光男副知事が公立学校教員採用試験で特定の受験者を合格させるよう県教委に働きかけた―との疑惑の責任を取って23日付の辞任を発表。
        ☆        ☆

 遠藤周作の小説「男の一生」上巻を読み干す。
 奈良の大安寺では、この日青竹の筒に入れて温めた酒を飲んで〈がん封じ〉を祈る「笹酒祭り」があった、とのニュース。どんなお酒なのか。飲んでみたい気がする。きょうも寒い1日。山形、新潟、兵庫と日本海側は、冬型の気圧配置が強まった影響もあって、どこもかしこも大雪に。三重のいなべ市や菰野町、滋賀の高島町、彦根市なども街中は雪でスッポリ包まれたという。

【きょうの一文・ことば】
 将右衛門は言った。
「眼かくしを致そうか」
「いりませぬ」とお栄は髪を上にあげ、首をさしのべ
「その兼元の刀はわが父の腰に差していた物でございます」
 大上段に将右衛門は刀をふりかぶり、腰に力をためた。お栄に苦痛を与えぬため一太刀で首をはねる瞬間がきた。
「好きでございました」と突然、お栄は叫んだ。「この末世にも将右衛門さまのごとく人を疑わぬお方がおられました」
 月光に白刃がきらめいた瞬間、吉乃とお栄の二つの姿が将右衛門の眼に重なった。
=遠藤周作の小説『男の一生 上』(日本経済新聞社)の最終章〈無明の世界〉のラストの下り

【新聞テレビから】
☆『〈県境ものがたり〉妻籠・馬籠① 宿場の「夜明け前」今も 写真・内山田正夫 文・中山梓』、『綱の責任もっと強く 初優勝稀勢の里が決意』、『日本海側で大雪に警戒 あすにかけ』、『原発避難 新潟の生徒いじめ もっと早く気付けたはず 作文見落とし両親憤り 生徒の作文「人間なのに」』、『東証大幅反落 1万9000円割れ トランプ政権警戒』、『壱番屋がダイコー側提訴へ 廃棄カツ不正 損害賠償求め』『愛知県「手順にのっとって」支払い能力は疑問』、『米で竜巻19人死亡 南部、負傷20人以上』(23日付、中日夕刊)
☆『トランプ大統領イスラエルを重視 電話協議 来月首脳会議』『執務室もトランプ色』、『東証一時250円超安 トランプ氏演説に失望感』、『GPS(全地球測位システム)捜査初の令状 千葉県警が取得 高裁判断別れ』、『稀勢の里「再びVを」一夜明け綱へ責任感』『大相撲千秋楽の平均視聴率24% 名古屋地区』、『ひきこもり高齢化 問題複合化苦境見えづらく 支援の現場 模索続く』、『春日井強盗殺人 元ラーメン店員殺意否認 名地裁初公判 弁護側「嫌がらせ」』『徒歩で90㌔ 異例の逃走劇』(23日付、毎日夕刊)
☆『50万人「トランプ・ノー」 「人権守れ」女性らワシントン行進』『「壁でなく橋を」世界から 反トランプに広がり480万人 自由平等訴え』、『横綱稀勢の里誕生へ きょう横審日本出身19年ぶり』『「たたき上げ」綱寄せた 稀勢の里不屈の賜杯』『「優しく強い横綱に」東海の関係者』『観戦の両親万感』、『美濃加茂 出直し市長選 前職・新人一騎打ち』『「裁判問われても…」 美濃加茂市長選 有権者冷めた声』、『石油工場火災500人避難 和歌山』、『トヨタ初戦2位 世界ラリー選手権(モナコ・モンテカルロ)』(23日付、中日朝刊)
☆『〈東海百景〉白い手合わせ幸祈る =岐阜県白川村の世界文化遺産・白川郷で22日、ライトアップが始まり雪景色の夜の合掌造り集落にかやぶき屋根の家屋が幻想的に浮かび上がった』、『稀勢の里横綱昇進へ 日本出身19年ぶり 異例の優勝1回で』『入門15年 涙の綱』『モンゴルの壁破る 稀勢の里「我慢してよかった」』『「安定感ある横綱に」 角界期待』、『米英首脳27日会談 トランプ外交始動 世界で数百万人デモ』『本社世論調査 日米「悪くなる」56% 内閣支持率55%』、『新生「シャペ(サッカーのブラジル1部リーグ、シャペコエンセ)」始動 墜落後初の対外試合』、『出直し市長選 告示 美濃加茂 新人、前職一騎打ち 29日投開票』『美濃加茂 政策論争なき市長選 両陣営、裁判がらみの応酬』『現新2氏届け出 亀山市長選』、『昨年9月以降 盗難車火災10件 三重の窃盗・強盗 移動に使用か』(23日付、毎日朝刊)

一月二十二日
 日本人横綱誕生へ。優勝パレードで手を振る稀勢の里と白鵬を下した一番など。横綱が現実に(NHK総合)
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 前日初優勝を決めている大相撲の東大関稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子の浦部屋=がきょうの初場所千秋楽で土俵際、追い詰められながらの一瞬のすくいなげで横綱白鵬を下し14勝1敗に。文句なしの横綱昇進を決めた。日本出身力士の横綱は1998年の3代目若乃花いらい、実に19年ぶりの新横綱が誕生する。

 全日本選手権卓球女子シングルスが東京体育館で開かれ、16歳9カ月の高校1年生平野美宇(エリートアカデミー)が決勝で3連覇中の石川佳純(全農)を4―2で破り史上最年少で優勝。男子シングルスは水谷隼(ビーコン・ラボ)が4連覇を達成、単独史上最多9度目の日本一に輝いた。和歌山県有田市初島町浜の「東燃ゼネラル石油和歌山工場」で火災が発生、市が1281世帯、2986人を対象に避難指示を出し、500人以上が避難する騒ぎに。
        ☆        ☆

 日曜日。早朝、1本の電話が入る。何ごとか、と出ると七尾のIさんからだった。
「いがみさん、げんきかいね。七尾の◯◯◯◯です。あんたの本まちのとびら(「町の扉 一匹記者現場を生きる」)やが。読ませていただいて、まんでかんどうしたんで。こうして電話かけさせていただきました。それから年賀状にあった伊神舞子さんの俳句もまんでよかった。げんきでやってくだい」というものだった。
 ありがとう。Iさん。

【きょうの一文・ことば】
 ずいぶん長くなったがいろんな人の支えがあってここまでこられた。本当に一日一番という気持ちで集中してやるだけがよかった。一生懸命自分の相撲を信じてまた稽古して強くなって、また皆さんにいい姿を見せられるよう頑張りたい。
=22日東京・両国国技館での優勝インタビューにこたえ。大関稀勢の里はこう語った

 優勝力士インタビューに涙を浮かべて応じる稀勢の里関(NHK総合)
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【新聞テレビから】
☆『〈社説〉建国の精神を忘れるな トランプ米政権船出』、『〈サンデー版大図解〉大根と日本人』、『糸魚川大火1カ月 がれきの撤去続く』、『「米国第一」揺らぐ世界 トランプ新政権始動 TPP(環太平洋連携協定)離脱表明』『予測不能の「取引外交」 アメリカ総局長後藤孝好』『「こんな不穏ない」米大統領就任 心酔と憎悪 試練の大国』『平和のメッセージなかった 基地の街』『TPP離脱 商人生ぬるくない』『被爆地 核政策の話聞けず』、『稀勢の里初優勝 初場所横綱昇進の可能性も』『苦節13年 師へ「感謝」』、『スキー■W杯ジャンプ蔵王 高梨2位次こそ50勝引き締め 伊藤連勝22歳開花の予感』、『多くの歯失い治療不満 岐阜・院長刺殺。容疑の男』、『女子高生絞殺の疑い 愛知 知人の24歳男逮捕』(22日付、中日朝刊)
☆『呉服店再開へ 糸魚川大火で被災 成人式門出祝いたい』、『米、協調より国益 トランプ大統領始動 TPP離脱/温暖化対策撤廃』『リーダーなき世界に 外信部長小倉孝保』『全米やまぬデモ トランプ新大統領「弱い立場 もっと苦しく」』『優雅に「マイ・ウェイ」』『「自国第一」日本でも』、『ポピュリズム(人民主義) 急進的改革に危うさ 水島治郎千葉大法政経学部教授』、『稀勢の里初V 大相撲初場所』『〈大相撲初場所〉稀勢の里感謝の涙 亡き師匠への恩返し』『「優しくて負けず嫌い」少年野球 エースで4番』、『中部電また請求トラブル 書類送らず引き落とし』(22日付、毎日朝刊)

一月二十一日
 トランプ大統領の就任を報じた新聞各紙
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 きょうの新聞テレビ。
 どこもかしこも米新大統領トランプ氏関連一色で〈「米国第一主義」を宣言〉はじめ〈「IS(過激派組織「イスラム国」)根絶が最優先」〉〈米TPP(環太平洋連携協定)離脱〉〈「オバマケア撤廃」署名〉〈分断、衝突〉〈保護主義鮮明に〉〈雇用、国境、富取り戻す〉〈米首都荒れるデモ〉〈米大統領就任式 暴徒化217人拘束〉……といった言葉が乱れ飛んだ。
 そんななか、トランプ大統領の就任式を終えミシェル夫人とともにカリフォルニア州に旅立ったオバマ前大統領夫妻、そしてこんごの大役に終始緊張した面持ちで夫トランプ氏に寄り添って歩くメラニア夫人(46)と息子バロンくん(10)の「目」が、私の心を引いてやまなかった。
 バロンくんはどんな思いで、運命的な【この道】を歩いていたのか。元ファッションモデルだったメラニア夫人の胸中は。彼女はラルフ・ローレンの水色カシミヤドレス、タートルネック風のボレロに、同色系の手袋といったいでたち。
 どこかしら、故ケネディ元大統領の妻ジャクリーヌさん(故人)を彷彿とさせるファーストレディーにふさわしい気品ある装いで夫以上に【世界の目】を引きつけていた。その事実を付け加えておきたい。
 ※メラニア夫人は旧ユーゴスラビアのスロベニア出身。外国生まれのファーストレディーは190年ぶりで共産圏出身は米国史上初。10代後半からイタリアやフランスでモデルとして活躍し1996年にニューヨークへ。28歳の時、ファッション業界のパーティーでトランプ氏と出会ったという。英語、フランス語、ドイツ語、セルビア語と語学に堪能
 
 その胸中やいかに。最高に輝いていたメラニア夫人、ともに歩くバロンさん(中日夕刊紙面から)
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 大相撲初場所14日目が東京・両国国技館で行われ東大関稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が平幕逸ノ城をよりきりで下し、ただ一人2敗の横綱白鵬が平幕貴ノ岩によりきりで敗れたため、13勝1敗で悲願の初優勝を決めた。
 稀勢の里の優勝は日本じゅうの相撲ファンが待ち望んでいただけに、両国は沸きに沸いた。この勢いで千秋楽の白鵬戦で横綱を破り、そのまま横綱になってほしく思う。
 
 データを並べ稀勢の里優勝を報じるNHK総合の〈サタデースポーツ〉
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 ◇…笑い声を上げて一年の幸福を願う「初笑い神事」が二十日、三重県志摩市浜島町の恵比寿神社であった。住民ら八十人が境内の恵比寿像を囲んで「ワッハッハ」と三回、息を合わせて大笑いした――とは、本日付中日朝刊〈通風筒〉の記事。
 この記事を読んだ私は、かつて地方記者として志摩半島を飛び回っていた頃のことが走馬灯の如く思い出され、懐かしさに感慨もひとしおに。伊勢志摩には3年8カ月在任、毎年取材に訪れた恵比寿像が地元漁師たちに鼻を取られながらも欠けた部分を修復して初笑いを迎えているとの報に接し、昔も今も変わらない恵比寿様の健在ぶりに、なんだかホッとしたのである。
※鼻を取る、とは「端(はな)を取る」で、漁場に一番乗りして大漁に恵まれることを意味する。こんなわけで、浜島では記事にもある通り、漁師たちが恵比寿像の鼻を削り取って持ち帰る風習があり神事は毎年、これら欠けた鼻を修復して迎えている。
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【きょうの一文・ことば】
 権力を首都から国民に返還する  愛国主義受け入れれば偏見生まれぬ
=21日付中日夕刊『トランプ米大統領就任演説全文』の中の見出し文。見出しには、▽国民に権力を▽全てが変わる▽惨状に終止符▽米国第一▽国民の結束▽夢を見よう▽米国を再び偉大に、の7本の小見出しが添えられた

【新聞テレビから】
☆『米、TPP離脱正式表明 「雇用、国境、富取り戻す」トランプ大統領演説 分断、衝突』『TPP発効絶望的に 「オバマケア撤廃」署名』『〈解説〉内向き保護主義鮮明に(ワシントン・石川智則)』『「米を偉大に「熱狂 就任式パレードに数十万人』『トランプ大統領就任演説「IS根絶が最優先」』『米首都荒れるデモ 米大統領就任式 暴徒化217人拘束』『「国民鼓舞する良い演説」愛知の米国人 「他国軽視はやめて」注文』『演説「期待外れ」出席の大村知事』、『「建国物語の筆休め」オバマ氏 支持者励まし、別れ』、『韓国・現職閣僚ら逮捕 職権乱用疑い 観光相が辞意表明』、『高浜原発クレーン転倒 暴風警報中 燃料建屋など破損』、『歯の治療に不満の手紙 岐阜 院長刺殺4日前に届く』、『再婚「抵抗なく」過去最高の26% 厚労省調査』、『84歳運転手5割 認知機能に不安 警察庁、免許返納を』、『★(お笑い芸人の)狩野英孝さん=34歳=活動自粛』(21日付、中日夕刊)
☆『米、TPP離脱表明 トランプ大統領就任「権力国民に戻す」 オバマケア(医療保険制度改革)見直し 騒乱拡大200人逮捕』『分断の米国あらわ NY市民悲嘆』『演説「物足りず」出席の愛知知事「未来への訴え欲しい」』『沿道に怒号と歓声 パレード空席目立つ』『メラニアさんはラルフのドレス』、『文科省天下り 退職翌日再就職14人 公務員法違反の可能性』、『雪崩から5人救出 イタリア地震43時間ぶり』、『沖縄不時着ヘリ離陸 防衛省、米海兵隊に抗議』、『●eye 糸魚川大火から1カ月 焼け跡に希望の明かり』(21日付、毎日夕刊)
☆『トランプ大統領就任「米国第一」呼び掛け』『厳戒首都 分断の船出 米大統領就任式 各地でデモや衝突 支持者異端児に熱狂』『被爆者ら懸念 過激、排外主義…怖い』、『豊洲石原氏の責任究明 小池知事 都の方針見直し』、『引退決定の翌日に 加藤九段77歳最高齢勝利』、『愛知県がんセンター がん遺伝子調べ治療 新年度から 患者に合わせ投薬』、『歯科院長首刺され死亡 岐阜 殺人未遂疑いで患者逮捕』(21日付、中日朝刊)
☆『〈東海百景〉コイの色きりり =400年以上の伝統を誇る郡上本染の「鯉のぼり寒ざらし」が大寒の20日、岐阜県郡上市八幡町の小駄良川で行われた』、『トランプ大統領就任 「米国第一」掲げ 抗議デモ異例の船出』『予測不能幕開け 支持と反対 熱気 ワシントンに続々集結』『排外主義拡大を懸念 浜松・ブラジル人街』『「行動の時来た」デモ参加者』、『悲劇二度と繰り返さぬよう改革を 電通過労自殺 遺族再発防止で合意』、『〈信を問う〉異例政策的争点なし 美濃加茂市長選あす告示 藤井氏出直し選で民意を 鈴木氏市政私物化に反対』、『引退決定翌日に加藤最年長勝利 将棋・77歳0カ月』、『岐阜で歯科医刺され死亡 治療トラブル? 患者58歳男逮捕 殺人未遂容疑』、『「焼死体見たくて」 宮城の放火未遂 元名大生事件公判』、『消防士当直中に賭けマージャン 東海市』(21日付、毎日朝刊)

一月二十日
 きょうは20日。大寒である。
 日付は日本時間の21日未明(米国では20日正午)となるが、何と言っても本日のニュースは米共和党のドナルド・トランプ氏(70)が首都ワシントンの連邦議会議事堂前で宣誓して第45代大統領に就任、就任演説をしたことである。

 ここに、その就任演説の最後のエキス部分を記録にとどめておきたい。
――われわれは共に米国を再び強くする。米国を再び裕福にする。米国に誇りを取り戻す。米国を再び安全にする。そして、そう、われわれは共に、米国を再び偉大にする。

 写真は徹底したアメリカ第1主義の就任演説など米国新大統領トランプ氏の就任日のひとコマと新大統領が掲げる政策=NHK総合テレビから
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 トランプさんの米大統領就任ドラマはじめ天皇陛下のご退位問題、将棋の現役最年長棋士、加藤一二三・九段(77)の2016年度限りの引退、殺人などに問われた元名大女子大生(21)=事件当時16~19歳=の裁判員裁判、電通女子社員の過労自殺、果ては岐阜市黒野の歯科院長殺し……と、この世はいろいろ。まさに人生いろいろである。
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【きょうの一文・ことば】
 それで私は昔話を一つ思い出した。昭和二十一年九月、『三木清著作集』発売の日、岩波書店に行列ができたという挿話だ。東京はまだ焼け野原、食べ物も満足になかった時の話だ。
 思うに、人々が生活に窮したときにこそ書物は底力を見せるのだが、さて、ジョーカーを引いてしまったトランプ時代、日本の出版界は底力を発揮できるだろうか。
=20日付中日夕刊『〈大波小波〉困窮生活と文学(犬儒派)』から。上記は「東日本大震災で書店も壊滅したが、なかで頑張って再開した書店はどこも客が一杯になったというのである。仮設住宅住まいのなかで皆が書物に渇したのであろう。」に続く文。

【新聞テレビから】
☆『「米を再び偉大に」 トランプ氏、大統領就任前に』、『〈写真グラフ〉絵筆が物語る2人の絆 ゴッホとゴーギャン展 3月20日まで 愛知県美術館』、『信長からの〝御下命〟―小牧山城 発掘調査現場から 小野友記子 二つの「伝える」が務め』、『ベトナムに来月 両陛下が初訪問 タイも弔問へ』、『天下り組織的関与認定 監視委 文科省幹部ら処分』『天下り手取り足取り 文科省、OB利用 隠蔽』、『日米同盟「不変の原則」首相施政方針 共謀罪法案も意欲』、『MRJ(国産初のジェット旅客機・三菱リージョナルジェット)初納入20年に遅れも 設計変更など』、『チョコゲット甘くない バレンタイン早くも列 名駅・高島屋 本命用 じっくり味見』、『世界ラリー (モンテカルロで開幕) トヨタ復帰 18年ぶり』(20日付、中日夕刊)
☆『大統領就任へ決意 トランプ氏あす未明就任』、『天下りあっせん 文科省組織的に隠蔽 別に違法9件』、『中国減速6.7%成長 民間投資低迷 26年ぶり低水準 16年』、『「日米同盟こそ外交基軸」首相表明へ 早期首脳会談意欲 施政方針演説』『退位関連法案焦点 通常国会召集 「共謀罪」提出へ』、『44歳 歩く明治天皇 水戸徳川邸で隠し撮りか』、『AV出演拒否女性に賠償請求 弁護士懲戒審査へ』『脱税指南の弁護士逮捕 大阪地検 所得税法違反容疑』、『16年自殺者2.2万人割る 22年ぶり 女性は78年以降最少』(20日付、毎日夕刊)
☆『トランプ大統領 あす未明就任式』、『加藤九段本年度限り引退 77歳、棋士人生62年半』『名人への一手で奇声◆対局中 滝せき止め 記録と記憶数々の伝説』、『天下りあっせん疑い 文科幹部ら7人処分へ 事例30件か 次官は引責辞任 再就職 5年連続増』、『「運転中ポケGO繰り返す」名地裁支部 一宮小4死亡初公判』(20日付、中日朝刊)
☆『退位 3月めど集約 議長・与野党合意 議運で法案審議』、『文科省、三十数件を調査 天下りあっせん 7人処分へ』、『東芝3年連続赤字 米原発損失7000億円も 3月期見通し』、『トランプ氏 あす就任』、『芥川賞に山下澄人さん 直木賞には恩田陸さん』、『「殺してみたかった」元名大生 襲撃時、被害者に 第2回公判』(20日付、毎日朝刊)

一月十九日
 オバマ米大統領が18日、ホワイトハウスで最後の記者会見。このなかでオバマ氏は「民主主義が危機にさらされれば今後も声を上げる。私はこの国と米国民を信じる。心のそこで全てがうまくいくと思う。(もしこの国が危機に陥るようなことがあったとしたなら)皆さんが手助けしてくれるでしょう。Good Luck!」と述べた。

 第156回の芥川賞・直木賞の選考会が東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ芥川賞は山下澄人さんの「しんせかい」(新潮7月号)に、直木賞は恩田陸さん(52)の「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)に決まった。
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 執筆と読書、各紙のチェックに追いたてられ、合間に社交ダンスのレッスン、横笛の暗譜演奏への密やかなる挑戦など。全くもって時間が足りない。こんなとき自身に言い聞かせる言葉がある。
――〈とき(時)〉は永遠だ。そして待っていてくれる。

 だから。焦る必要はまったくない。大河の流れの如く大らかに、ゆったりと。しなやか、かつ伸びやかに。気高くこの道をどこまでも歩いていこう、ト。まだまだ歩き始めたヒヨドリも同然である。
 さあ、ふりむかないで。きょうも1日が脱兎の如く過ぎ去った。
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【きょうの一文・ことば】
 私はツィッターが好きで(ツィッターは)自分の新聞社を持つようなものだ。やられたら、やる。ただし100倍返しだ。これから私の旅が始まる。偉大なアメリカをもう一度つくる。
=19日夜のメーテレ『〈報道ステーション〉ツィッターが生んだ米大統領の〝すべてのつぶやき〟を徹底分析』の番組の中から。トランプ氏の雇用、選挙、ロシア、中小企業…など3万4000件に及ぶツィッターのごく1部分を抽出

【新聞テレビから】
☆『米国民を信じる オバマ大統領、最後の会見』、『仰げば尊し 名張の誇り うちわの竹 唐招提寺に奉納』、『東芝、損失最大 7000億円 米原発事業 政投銀に支援要請』、『名古屋市長選 4月23日投票』、『天下りあっせん疑惑 文科次官、引責辞任へ 組織的関与数十件か』『事務方トップの辞任異例』、『宅配便で大麻取引か ベトナム男女6人逮捕 愛知県警所持容疑など』、『工藤会幹部ら12人逮捕 福岡県警11年の射殺疑い』、『センター試験監督教授いびき』(19日付、中日夕刊)
☆『昨年の世界気温 3年連続で最高』、『サムスントップ逮捕状棄却 ソウル地裁 捜査難航の可能性』、『オバマ大統領 グッバイ』『大統領令「四つか五つ」 次期米報道官 トランプ氏就任初日』、『円安で買い優勢 東証1万9000円台』、『「天下りあっせん、他でも」次官辞意 文科省内に動揺 行政上の引責異例』、『遺伝上親が3人 ウクライナ 不妊治療で子誕生』、『刑法犯初の100万件割れ 16年 殺人も最少896件』、『米本土外初配備 F35が岩国到着』(19日付、毎日夕刊)
☆『離島「逃げられない」 玄海原発「適合」 頼みの防護施設も劣化 ■腐る床板 ■風向きで』、『美濃の春 彩る花々 =岐阜県美濃市で四月八、九日に開かれる「美濃まつり」に向けて、みこしを彩る和紙の花を染める「花染め」の作業、同市上条で最盛期を迎えている』、『電通の勤務1年分捜査 4労働局 大企業では異例』、『「命のビザ」深まる交流 福井大、リトアニアの大学と協定へ 現地の杉原記念館で就業体験』、『「日本会議」本差し止め不服 扶桑社が申し立て』、『昌さん現役復帰!? ファミスタ30周年 ゲームに入団』、『戯曲の書き方学べる 名芸大コース新設劇作家ら指導』、『「かけ子」4人再逮捕 愛知県警、詐欺容疑 車貸した男も逮捕』(19日付、中日朝刊)
☆『ダクトに腐食穴 全原発を点検へ 島根2号機で19個』、『〈現場報告 トランプと世界〉 白人層「ドリーム再び」 脱貧困危うい高揚』『おびえる不法移民 排斥圧力…「何が起こるか分からない」「誰が皿洗うのか」』『〈質問なるほドリ〉不法移民増えてるの? リーマン転機 07年ピークに減少後、横ばい』『トランプ・ショックに先手 大村知事きょう訪米 地元企業進出先 州知事らと会談』、『ケネディ氏離日「とても寂しい」成田空港で別れ』、『沖縄副知事口利き疑惑 教員採用試験、県教委に』、『■南京大虐殺否定本置き、アパに批判』、『■梅毒感染、74年以来の4000人超』、『■肺炎で入院の歌丸さん=落語芸術協会会長の桂歌丸さん(80)=退院』(19日付、毎日朝刊)

一月十八日
 原子力規制委員会が耐震補強などを前提に九電玄海原発3、4号機(佐賀県、加圧水型軽水炉)は新規制基準に適合する、との審査書を正式決定。これで新規制基準に適合するとされた全国の原発は5原発10基に。
 九電では夏までの再稼働を目指したい、としているが地元同意が必要で早期の同意に積極姿勢の玄海町の一方で伊万里市など周辺自治体には再稼働に反対する自治体もあり、こんご同意手続きがどのように進むのか。劣化した防護施設や玄界灘に浮かぶ大小20ほどの事故に備えた避難計画策定も合わせ、これからの動きに目が離せない。

 将棋の三浦弘行九段(42)が対局中に将棋ソフトを不正使用した疑いをかけられた問題で日本将棋連盟の谷川浩司会長(54)が一連の騒動の責任をとり辞任する、と発表。次の会長が決まり次第、辞任するという。
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 「ちょっと話したいことがある。来てほしい」。
 ある居酒屋画廊喫茶のママさんから入っていた留守電を受け、午後お店へ。
 そこで聞いたのは。大学の先輩でもあり、つい2年ほど前に知り合ったばかりのゴロちゃん(元豊田通商)の突然の死であった。前々から同じ大学の先輩で、学生結婚で幸せな人生を歩まれてきた妻キミちゃんががんで大変だ、とは居酒屋カウンターでお酒を飲みながら聞いてはいたのだが。まさかそのゴロちゃんが、キミちゃんが旅立つ数日前にお風呂のなかで亡くなっていた、とは。「ふたりとも家族葬で送られたのだってよ」とママさん。
 いやはや、この店に飲みにこれば、あの楽しく、いつも微笑みを絶やさないゴロちゃんがいたのに。その先輩は、もういない。僅か2年ほど、それも飲み屋カウンターでの数回だけのお付き合いだったが。背が高くて男前、静かな雰囲気は高倉健を彷彿させるいい人で、ことばの端々で私をかわいがってくださった。
「ゴロちゃんもキミちゃんも。ゴンタさんがこうして来てくれたのだから。きっと喜んでいるよ。これ、タバコ大好き人間のゴロちゃんがカウンターに残した傷跡だよ。ホラッ、いっぱいあるでしょ。もう、困った人だったのだから」
 泣き笑いをするママさんを前に、思わず涙ぐむ私がいた。

 人生とは。はかなく寂しい。だれもが、悲しみの道を歩んでいる。
 ゴロちゃん、キミちゃん。さようなら
(キミちゃんは、たまたま私の実家近く食料品店の娘さんで確か、私より4、5歳ほど年上、ゴロちゃんより2歳年下だった。あぁ~、きれいな人がいるな―と少年の頃から思ってはいたが。話した記憶はなく、遠くから憧れのまなざしでいた。ただそれだけの存在ではあったが。彼女も大学の先輩だったとは。つい先日まで知らなかった)

【きょうの一文・ことば】
私のこれからの人生は
 朗人苦楽部(老人クラブ)
 高貴高麗者(後期高齢者)
苦しいことも楽しいことも、皆なで分かち合って、年相応の品格と常識を保ち、少しでも市民の皆様のお役に立つよう、頑張りたいと思っています。
=18日に、たまたま江南市内で目にした平成28年度江南高齢者教室発行の作文集を読んでいて目に止まった。斉藤和江さんの作文「朗人苦楽部」から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『電通の入札停止 滋賀県が判断へ 労基法違反容疑受け』、『名大発 起業ノススメ「保守的」脱却 他大生も支援へ』『農業や留学生支援 ビジネスで「夢」を形に』、『玄海原発新基準に「適合」 3、4号機 規制委、計10基に 離島避難など課題』、『文科省天下りあっせんか 監視委調査 元局長早大に再就職』、『谷川会長が辞任 将棋連盟 ソフト不正騒動引責』、『返納免許を供養 福井の高齢者ら』(18日付、中日夕刊)
☆『浪江町避難指示 3月31日解除へ 帰還困難地域除く』、『10日遅れの風物詩 栃木県日光市の冬の風物詩、天然氷の切り出し作業が18日始まった』、『〈夢実れ「農業女子」①〉トマト栽培私が主役 仲間と交流 情報発信』、『投資・雇用拡大次々 「トランプリスク」回避 企業米国内で焼き直し』『ドル安誘導示唆 トランプ氏』『トランプ氏「好ましくない」54% 歴代人気最低』、『東芝半導体を分社化 外部出資で最終調整』、『将棋連盟 谷川会長引責辞任へ ソフト不正疑惑混乱』、『三重大病院6000万円被害 八神製作所元社員が架空請求』、『福山通運元役員が着服 警視庁逮捕 1億円水増し請求 特別背任容疑』、『真正拳銃16丁所持容疑 警視庁57歳無職の男逮捕』、『鶴竜休場 2横綱不在に』(18日付、毎日夕刊)
☆『いじめ被害横浜の原発避難生徒へ 私たちは味方だよ 岐阜・加納小 全児童がメッセージ』『心はつながっています/うわさ信じませんし広めません』、『退位18年の天皇誕生日案 政府検討 改元は19年元日を軸』、『英、単一市場脱退を表明 メイ首相EUと「対等な関係」』『EU単一市場 加盟国は人やモノ移動自由』、『三重大から6000万円詐取 八神製作所元社員 架空請求か』、『高齢田舎の母だまし許せぬ 新城の傷害致死 葬儀で長男』『サクコさんの分まで幸せに 飼い猫世話する知人』、『〈訃報〉岡田節人氏死去 89歳iPS(人工多能性幹細胞)の基礎築く』、『ウィッツ青山 3月閉校認可 伊賀市』(18日付、中日朝刊)
☆『命の絆に感謝込め 犠牲者の孫追悼の集い初参加 名前くれた祖父へ 守ってくれた祖母』『阪神大震災22年 教訓 次世代へ』、『宮内庁、元日即位に難色 重要な日 行事多く』、『英、EU単一市場離脱 移民制限を優先 首相表明 各国と貿易協定』、『「長時間労働変革を」 経団連春闘方針 目標の設定要請』、『倉本總さん ラストラン 全国17都市公演 富良野の劇団「最後の演出」』、『「生活保護なめんな」 小田原市職員 歴代64人が自費製作』、『止まらぬ飼い犬離れ 猫と差わずか ペットフード協会調査』(18日付、毎日朝刊)

一月十七日
 6434人が亡くなった阪神大震災から22年。この日は兵庫県内の各地で追悼行事があり、遺族が発生時刻の午前5時46分に合わせ、黙とうをした。
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 その日、私は新聞社の大垣支局・支局長住宅で家族と共にいたが早朝、支局ビルが激しい揺れに襲われ飛び上がったことを今でも覚えている。被災地は管内ではなかったが「現地をこの目で見なければ」と数日後には、JRと切れ切れのバス、タクシーを乗り継いで現地入り。靴の町・長田町などの被災現場をあらかた見て回ったが、あのとき破壊しつくされ人々がガレキを前に呆然としていた地獄絵は今もしっかと、わが目と頭のなかに入っている。宿泊先のカプセルホテルには大きなヒビが幾筋も入り余震にしばしば脅された記憶もつい、きのうの出来事のようでもある。

 あのときは確か木曽三川分流に明治のころに力を尽くしたオランダ人水理工師、デ・レーケの墓も見て回ったが、横倒しになり寝棺になっていたことを覚えている。地震取材の経験と言えば、まず秋田県の男鹿半島で多くの中学生が津波にのみこまれた中部日本海地震の空と陸からの取材が思い起こされる。大垣の前任地・七尾時代にも能登半島突端の珠洲市を中心に家屋倒壊と海沿いの町に液状化現象が広がった能登半島沖地震で雪深いなかを七尾から現地まで車を運転し急行。そのまま10日間ほど現地取材陣のキャップとして地震取材に明け暮れた。
――というわけで、やはり阪神大震災が起きた1995年の〈1・17〉と聞けば、あの日々が脳裡によみがえってしまう。

 金星の大気が山などにぶつかってできた長さ一万㌔にも及ぶ弓状の模様を日本の金星探査機「あかつき」で観測したとの研究結果を、立教大などのチームが16日付英科学誌の電子版で発表。【〈人間は念仏において人間になる 安田理深〉。人と人との間に生きるのが人間である。わたしたちは、父母を縁として誕生した。しかし、単に人間から生まれたのではなく、人間に生まれたのである。=17日付中日〈人生のページ〉今週のことば 中村薫】。〈から〉と〈に〉の違い、か。
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「世界は神が造りたもうたが、オランダはオランダ人が造った」という言葉もあるほどで、その国土の四分の一は干拓で生み出された。懸命に水をくみ出して干拓を支えたのが、おなじみの風車。  
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 いわば風の力で造り出された国土であるが、そこを縱橫に走るオランダ鉄道も元日から、何と全列車を風力発電による電力だけで運行しているそうな。風車の国の面目躍如というべき快挙である。
――とは、本日付中日夕刊の〈夕歩道〉。日本も、たとえ少しでも良いので見習えないものか。やってやれないことはない。そんな気がする。
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【きょうの一文・ことば】
 幼いころぼくは虚弱児で泣き虫でした。六歳で、母に連れられて神戸港から外国航路の船に乗って、一足先に赴任した父のいる上海に渡りました。太平洋戦争の前年です。東シナ海を越え、対岸も見えない広いまっ茶色の揚子江を遡り、黄浦江に面する上海の外灘(バンド)に着きました。
………
 こんないびつな上海体験が、他人依存型で、それでいて独りよがりのぼくを育てたのでしょう。それがいじめられっ子の側にたつ心を教えてくれたのなら、いいですが。でも自分の防衛のためなのかもしれません。
=17日付中日朝刊『〈人生のページ 上海とぼく 小中陽太郎㊤〉貧困、消えた兵隊、疎開、空襲…戦時中いびつな体験』の記事から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『阪神大震災22年 遺族ら追悼 悲しみの記憶 歴史ではない』『亡き弟子思い棋士育成 阪神大震災22年 来月引退の森七段「人生の仕事」』『熊本も元気出すよ 被災児童ら神戸訪問』、『御嶽噴火5遺族提訴へ 国などに賠償請求「警戒レベル上げず」』、『「欧州人の運命は自らの手に」メルケル氏 トランプ氏に反論』、『「日本一寒い町」立証 北海道陸別町10年分のデータ分析』、『ポケGO死亡事故有罪 京都地裁判決「運転中 危険性高い」』、『三重の大雪 休校が続く 北陸新幹線一部運休』、『英、EU単一市場離脱 移民制限優先 メイ首相表明へ』『東京株が一時1万9000円割れ』、『消える白線 補修予算不足 愛知の道路 6割手つかず』、『金沢の小2一発合格 英検2級 英滞在1年「おしゃべり大好き」』(17日付、中日夕刊)
☆『地震列島継ぐ記憶 阪神大震災22年遺族ら祈り つどいに4700人』『伝えていきたい 弟2人失い介護福祉士目指す 支え合い「お返しを」』『見ていてほしい 弟と母亡くした女性 小さな命を前に 家族への愛誓う』『熊本の児童と「命の一本桜」』、『運転死亡事故率 75歳以上は2倍 15年 警察庁が初分析』、『朴氏の最側近聴取 元秘書室長、職権乱用容疑』、『「共謀罪」対象半減へ 犯罪300前後に 政府、公明に配慮』、『医師 薬代詐取容疑で逮捕 警視庁 性病と虚偽診断』『〈一問一答〉もうかっている。不正する理由ない』、『JR東 駅員に転落対策通知せず 視覚障害者事故 国交省策定後』(17日付、毎日夕刊)
☆『22年重ねた「生」 阪神大震災から22年。犠牲者を追悼するため、兵庫県宝塚市の武庫川の中州に石を積み上げライトアップされた「生」の文字』『1.17生まれ僕の使命は 阪神大震災 22歳 両親の体験語り継ぐ』『神戸市職員の半数震災後に入庁 経験の継承課題』、『〈人生のページ 上海とぼく 小中陽太郎㊤〉貧困、消えた兵隊、疎開、空襲…戦時中いびつな体験』、『死亡事故75歳以上は倍 初の分析 運転操作ミス3割』、『元名大生側が無罪主張 殺人・毒物投与初公判「責任能力なし」』、『崔氏側に43億円贈賄か サムスントップ 逮捕可否あす審理』、『星野氏ら野球殿堂入り』、『〈訃報〉「ザ・ガードマン」神山繁氏(こうやま・しげる=俳優)3日、肺炎のため京都市右京区の自宅で死去、87歳。東京都出身。故人の遺志で葬儀は行わない。広島県呉市生まれ。進駐軍の通訳などを経て52年文学座に。演出助手を務めた後、俳優に転じた』(17日付、中日朝刊)
☆『退位 与野党聴取受け法案 首相要請 3月中旬まで報告 衆院議長 通常国会成立目指す』、『「生」の光で冥福を祈る=震災犠牲者の追悼と震災の記憶の継承を願って兵庫県宝塚市で武庫川の中州に石を積んでかたどった「生(せい)」の字のオブジェを懐中電灯で照らし出す催しがあった』『阪神大震災22年 亡き妻家族の中心 男手一つで3人育て』『〈受け継がれるもの 阪神大震災22年 ㊦〉がんと闘う 決意のライブ』、『復興住宅進む高齢化 阪神大震災22年 65歳以上52%』、『サムスントップ逮捕状請求 韓国国政介入 贈賄などの容疑』、『積雪で130校休校 三重県内』、『野球規則普及に尽力 元本紙記者鈴木美嶺さん殿堂入り』、『木之本興三さん死去 68歳 Jリーグ創設担う』、『■温泉地浴槽33カ所 硫化水素基準超す』(17日付、毎日朝刊)

一月十六日
 月曜日。午後には、雪の白い姿がなくなり、ホッとする。一方でここ2、3日、街中で見かけた雪ダルマたちが少しでも長く健在であったらよいのだがと、勝手なことを思ったりする。その昔、まだわが子が幼かったころ。能登の七尾で舞はまるで少女のように目をキラキラと輝かせこどもたちと一緒に雪だるまをこしらえたものだ。雪には不思議な魅力とチカラがある。

 野球殿堂博物館がこの日、2017年の殿堂入りとなった元中日ドラゴンズ監督星野仙一さん(69)、元西武捕手伊藤勤さん(54)=いずれも競技者表彰エキスパート部門=ら5氏を発表。名古屋市で知人女性を殺害し仙台市でも同級生らに劇物の硫酸タリウムをのませて殺害しようとした、として殺人などの罪に問われた名古屋大の元女子学生(21)=事件当時は16~19歳=に対する裁判員裁判の初公判が名地裁で開かれ、弁護側は「重い精神障害の影響で責任能力はなかった」として無罪を主張、これに対して検察側は「責任能力は完全にあった」と反論した。

【きょうの一文・ことば】
 昨年末、安倍晋三首相がハワイの真珠湾を訪問し、戦没者を慰霊した。安倍首相の保守的な政治手法は好きではないが、「寛容」「和解」といった思いが感じられ、慰霊自体は評価していいと思う。問題は、これからどうするかだ。
 ハワイ時代に感想文を書いた「勝敗」では、子爵の一人娘と婚外子が醜い争いの末、婚外子の一人が精神障害をきたし一人娘は争いのむなしさに打ちひしがれる。戦争ならなおさらだ。真珠湾の教訓は、再び誰にも銃口を向けず、武力行使をしないこと。争いのない平和こそが勝利である。
=16日付中日朝刊『〈ドナルド・キーンの東京下町日記〉争いない平和こそ 74年前の感想文再読』の記事の中から。抜粋。日本文学研究者ドナルド・キーンさんが74年前、菊池寛の長編小説「勝敗」を課題図書に初めて日本語で書いた読書感想文に触れ、「拙い感想文ではあるが、その後の日本文学研究の原点となっており、新年を迎え〈初心忘れるべからず〉というおぼしめしかもしれない」と現在の心境を綴った

【新聞テレビから】
☆『私の道 1.17から出発 阪神大震災あす22年 名城大教授=柄谷友香さん(44)=被災地の防災研究』、『元名大生側が無罪主張 殺人や毒物投与「責任能力ない」 名地裁で初公判』『〈元名大生の闇〉あどけなさ、甲高い声で タリウム事件の殺意を否認』『異例の厳戒態勢 被告のプライバシー配慮』、『兵庫の女性殺害 起訴内容 認める 初公判で被告』、『天竜川転覆有罪判決 静岡地裁 元船頭主任ら3人に』『「なぜ転覆」 疑問晴れず 天竜川事故 傍聴の遺族』、『日本好き忘れない ケネディ駐日米大使離任メッセージ』、『サムスントップ逮捕状請求 崔被告側に資金 贈賄容疑』、『愛知県エコカー免税 延長 19年3月末まで2年間』(16日付、中日夕刊)
☆『強い寒気あす昼まで 東日本の山沿い降雪続く』、『命大切に生きて 阪神大震災22年 妹一家なくした男性語り継ぐ』『神戸・長田 靴三セク解散へ 阪神大震災あす22年 復興続きは民間で』『工場密集市内最悪4759件全焼 長田区の被害と復興状況』、『「死んでもいいと思わず」元名大生遺族に目向けず 初公判 逮捕3回 異例の展開』、『「核削減 露と合意可能」トランプ氏、英紙に言及』、『「動物虐待」名門サーカス幕 米国 象を使わず人気急落』、『■日中の学生ら150人 北京で成人式』、『別の入札も書類送検 中部整備局職員 加重収賄容疑 愛知県警』(16日付、毎日夕刊)
☆『大雪各地で事故続発』『21歳男女死亡 (名古屋市)港区 凍結防止剤散布車に追突』『「優しい子」遺族悲嘆』『トラック転落男性死亡 海津の池』『電柱に衝突し軽の女性死亡 三重・菰野』『開始遅れ1万人影響 センター試験 全日程終える スマホ使用など12人不正』、『二度と起こらないで 軽井沢バス事故1年 犠牲者15人を追悼 遺族、仲間ら献花「今も娘に会いたい」』、『山県の8万羽殺処分完了 鳥インフル 近隣養鶏場立ち入り』『養鶏業者 「お客戻るか」 山県・鳥インフル 風評被害に不安』、『岩倉市長に久保田氏 無投票で初当選』(16日付、中日朝刊)
☆『良縁願い ろうそくに火 飛騨・三寺まいり』、『大雪事故相次ぐ 名古屋2人、岐阜1人死亡』『きょうも積雪警戒』、『最小ロケット 失敗 打ち上げ後、通信に異常 JAXA(宇宙航空研究開発機構)』、『要支援者名簿事前提供へ 防災組織に「市町の責務」兵庫県条例』『〈解説〉 取り組みに地域差【村元展也】』、『センター試験 三重など繰り下げ 31会場 過去10年で最多 スマホ不正今年も』、『中部電が料金二重請求 愛知、岐阜など5県で7500件』、『仕事一筋で真面目/盲導犬と共に外食 埼玉・全盲男性ホーム転落死 JR対策強化へ』、『共産、野党連携を強調 党大会開幕 他党幹部が初出席』、『■「生きる」コンサート開幕 小児がんの経験者を応援する「クラシック・ヨコハマ 生きる ~2017 New Year若い命を支えるコンサート」が15日、横浜みなとみらいホールで開かれた』、『■認知症110番 毎週月曜と木曜の2回受け付け。今週は16日と19日の10~15時。電話は0120・654874。』(16日付、毎日朝刊)

一月十五日
 きょうも朝から1日、ゆき。雪。ユキ一色のいちにちが過ぎ去っていった。新聞、テレビ、ラジオは「ことし最強の寒波だ」と報じ、ここ尾張名古屋も含め山形、北陸、岐阜、三重、広島、京都……、愛知の知多半島でも雪は降り続いたのである。強風に大雪、雷に襲われたところも多く、雪国・山形県大蔵村では、人間の背丈をはるかに超える242㌢の積雪に見舞われたという。
 
 岐阜県山県市の養鶏場で鶏が大量死していた鳥インフル事件。県は約8万羽全ての殺処分をこの日深夜遅くから翌未明までに完了。私が住む愛知県江南市のお隣り、岩倉市の市長選は無所属新人で前副市長の久保田桂朗さん(55)=自民、公明推薦=が無投票初当選を決めた。京都では雪が激しく降りしきるなか、全国都道府県対抗女子駅伝が行われ、京都が岡山の猛追をかわし16度目の優勝を果たした。
        ☆        ☆

 雪降りのなか名古屋のJR新幹線名駅に隣接したエスカ地下街一角にある〈風来坊エスカ〉で私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」の新年会を兼ねた例会を開催。久しぶりに元気な顔と顔を合わせ、【ひつまぶしコーチンランチ】を前にビールやお酒を飲みながらの楽しいひとときとなった。
 この日は当初、平子純さんも車椅子で出席予定だったが雪道にはどうすることも出来ず「雪どけを待っていましたがとけようがありません。車椅子の身ではどうしようもありません。皆さんによろしく、次回に会いましょう。」のショートメールが私のスマホに入り出席を断念せざるを得ない場面も。それでも同人1人ひとりが、ことしの作品執筆にかける夢を語り合うなど有意義な時が過ぎていった。
 席上、次回テーマエッセイのテーマを真伏善人さんから提案のあった〈まわる〉にすることで全員が一致、締切は2月末日と決めた。名鉄電車を乗り継ぎ江南駅からは雪道を踏みしめ踏みしめ、アレヤコレヤと考えながらわが家へ。帰宅後、欠席者全員にきょうの例会内容を会費納入お願いの件も合わせてメール送信。それから本欄執筆に入り、いまは翌16日の午前2時半を過ぎた。
 あらためて私のパソコンあてに入っている何十通ものメールをチェックすると、平子純さんの作品【翻弄 ある名古屋の宿の物語 第二章 成長編】の原稿ファイル(PDF)が娘さんから送信されてきていた。送信時間は20時25分となっていた。

        ×        ×
 ◇…オバマ米大統領の退任を前に、福井県小浜市の有志でつくる「オバマを勝手に応援する会」は14日、市内で「ありがとうオバマ大統領」と題したイベントを開いた。就任前から名前を共にした9年弱を来場者170人と振り返った。◇…
――とは、15日付、中日新聞朝刊〈通風筒〉。記事では「退任後に小浜市を訪問し、市民と交流してもらうのが究極の目的」とも。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】 
「女房はもう帰ってこん。俺も早く死にたい」「ずっと二人で仲良く暮らしてきたんだ。心にぽっかり穴があいたなんてもんじゃない」「娘をちゃんと教育してほしかった。本人からは何の謝罪もない」「どんな顔をしているか見たい」「女房を殺した理由は絶対、理解できないだろう」「今でも『許せない』と言っている」………
=15日付中日朝刊『元名大生の闇 殺人・劇物混入 割れた精神鑑定 責任能力争点 あす初公判 無罪主張へ』『「女房もう帰ってこん」 同級生 今も視力低下』の記事のなかで。夫を殺害されたとされる森外茂子さんの夫(83)は記者にこう語った
※元名古屋大女子学生(21)は2014年12月、名古屋市昭和区の自宅アパートで森さんを手おので殴り、マフラーで首を絞めて殺害。仙台市内の私立高校に通っていた2012年5~7月には同級生ら2人にタリウムを飲ませて殺害しようとした、とされている。元学生は捜査段階で「人を殺してみたかった」と供述している

【新聞テレビから】
☆『各地で今季一番の寒波 受験生 雪に負けるな きょうも降雪注意』『交通乱れ再試験も センター試験』『雪、凍結 事故相次ぐ 東海3県 交通機関にも乱れ』、『山県の養鶏場鳥インフル 高病原性8万羽殺処分 中部9県 家禽で今冬初』『「防疫対策取ってきたが」 山県・鳥インフル 雪の中で作業』、『尾木さん 若い命悼む 軽井沢バス事故 きょう1年』『〈空転する安全㊤―軽井沢バス事故1年〉 絶望の原因問い続ける』、『元名大生の闇 殺人・劇物混入 割れた精神鑑定 責任能力争点 あす初公判 無罪主張へ』『「女房もう帰ってこん」 同級生 今も視力低下』、『〈サンデー版大図解〉労働監督官』、『中電二重請求数千件か 払込用紙誤って発行』、『東京五輪ゴルフ会場 霞ケ関CC女性に門戸 検討へ 小池氏の指摘 効いた?』(15日付、中日朝刊)
☆『名古屋降雪5㌢』『交通乱れ74人再試験 新潟 センター試験初日』、『豊洲移転判断先送りへ 有害物質基準の79倍 近く再調査』『市場業者 怒りやまず 豊洲有害物質検出 「都は信用できぬ」』、『Sストーリー A1(人工知能)最前線に「宇宙人」――世界と競う日本ベンチャー』、『岐阜で鳥インフル陽性 山県の養鶏場100羽死ぬ 簡易検査』『山県鳥インフル疑い「出荷全てキャンセル」 肩落とす周辺養鶏場』、『「一つの中国」再考も 通商・為替 トランプ氏圧力』、『転落の全盲男性 死亡 埼玉のJR ホームドアなし』(15日付、毎日朝刊)

一月十四日
 きょうだけは雪国の自宅横通路。亡き愛猫こすも・ここの墓も雪に埋まった、犬山線沿線の名鉄車窓にも雪の原が広がっていた
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 朝。起きると目の前に雪の世界が広がった。寒い。
 ゆきはホントにふったのである。新聞、テレビは各地でこの冬一番の寒さになった、と。そして大学入試センター試験に向かう受験生の足への影響に触れ、試験2日目のあすも雪が続く可能性がある、と報じている。
 日本屈指の雪の深さで知られる山形県の酢ケ湯温泉ではナント240㌢、月山志津温泉でも260㌢に達し、これからピークには積雪6㍍に達する、さらに日本一寒い町・北海道陸別町ではマイナス29度に達し、町内至る所につららが張り巡らされたという。こうしたニュースを聞くにつけ、つくづく自然には勝てないナ、と思う。

 岐阜県山県市の養鶏場で鶏100羽が死に、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザが確認され、県は同夜、出動を要請した自衛隊と、この養鶏場で飼育する8万羽全ての殺処分を始めた。築地市場から移転予定の豊洲市場で東京都が実施した地下水調査の最終結果がこの日公表され、環境基準の79倍ものベンゼンなどの有害物質が201観測地点のうち数十カ所で検出されたことがわかった。豊洲への移転はどうなってしまうのか―
        ☆        ☆

 きょうは、雪道を踏みしめ名鉄電車に乗って犬山へ。
 名鉄コミュニティサロンの西春、熱田両教室で南米楽器のケーナとサンポーニャ、チャランゴを学ぶ仲間たちによるペルー人講師のロベルト・ゴンサさんを囲んでの演奏会を兼ねた新年会があったためだ(私は西春教室でサンポーニャを学んでいる)。
 ここ2、3日というもの楽譜とにらめっこで練習にこれ努めてきたのではあるが。なにせ、一夜漬けに等しい練習ではイヤハヤ歯が立つはずもない。それでも〈アイマラの祭り〉〈泣きながら〉〈ジャキルナ〉……と、なんとか仲間に助けられながら演奏を終えると隣席のお酒好きの若い女性が「すごい、すごい。よかったわよ」と声をかけてくださり、それだけが唯一救いの神となった。
 来年には、楽譜を見ればたいていの曲は吹きこなせるようにならなければ、と決意を新たにした次第。それにしても、私をのぞくみんなはホントにうまい、巧みな演奏の数々には、かなり刺激された。きょうは、宴席を囲みながら〈フォルクローレ〉の語源などについて教えていただいたばかりか、途中、先生のロベちゃんが「ごんたさん。ごんたさん」と何度も励ましてくださる、など楽しい時がすぎていった。
 最後に「こんなに、すばらしい人たちを教えさせていただいて。わたし、シアワセです。ことしもがんばりましょう」のロベちゃんの言葉には、皆ホロリ。全員で〈サリリ〉に合わせ、歌い、気が狂うほどまでに楽しく踊って終わったのである。

 新年会を兼ねた合同発表会のひとコマ=犬山市内の料理屋で
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【きょうの一文・ことば】
 平和とは命の重さ椿咲く (小牧市)指方隆司(64)
=14日付中日朝刊『平和の俳句 優秀句百選 11・12月分』の中の1句
※指方さんは、かつて私が空飛ぶ記者として小牧に在任していたころ、たまたま小牧原小学校生だった長男の担任。その長男の恩師の俳句をたまたま紙面で目に。立派な先生だったが、指方先生ならでは、の俳句だと思った

【新聞テレビから】
☆『寒気今冬一番 降雪岐阜8㌢、名古屋2㌢ 雪の朝 挑む関門』『センター試験開始時刻の繰り下げも』『雪のセンター春つかみ取れ 寒いと気合入る/午前4時起き』、『メキシコがトヨタ称賛 工場計画維持「責任ある行動」』『豊洲ベンゼン基準の79倍 地下水最終結果 数十カ所で有害物質』、『誘拐乳児18年ぶり発見 米、育てた容疑者逮捕』、『タカタ元幹部3人起訴 エアバッグ1150億円で米と和解』、『日馬富士が休場 肉離れ、全治1カ月』(14日付、中日夕刊)
☆『厳寒センター試験 57万人志願 開始遅れも』『日本海側大雪続く』『今年も文系人気 センター試験 就職率改善影響か』『58カ所の会場で5万6000人が受験 東海3県』『岐阜山間部大雪』、『豊洲 有害物質基準超え ベンゼンなど数十カ所』、『タカタ、米と1140億円 和解 欠陥エアバッグ 元幹部3人訴追』、『日豪、米と連携強化 首脳会談 弾薬融通署名へ』、『マンホールカード人気 ファンの収集 意欲に火 現在109自治体120種類』、『●eye 真珠湾・アリゾナ記念館 水面に光る黒い涙』、『視覚障害者、ホーム転落 埼玉・JR蕨駅 電車に接触、重傷』(14日付、毎日夕刊)
☆『厳寒中部夜空白く』、『東山待ってたよ 動物園1カ月ぶり「再会」』『鳥インフル対応 試行錯誤』『園内外店舗も喜びひとしお』、『貧困の子らに学習の場 17年度 愛知県、4カ所で開設』、『軽井沢事故あす1年 バス加速試みギア入らず 長野県警 社長ら書類送検へ』、『駐車違反 生保解約金を強制徴収 愛知県警、滞納者から30万円超』、『脱税容疑元社長逮捕 名地検 各務原の会社6300万円』、『佐川社員ら立件62人に 身代わり出頭新たに18人書類送検』(14日付、中日朝刊)
☆『強い寒波大雪恐れ きょうからセンター試験』『東海地方も警戒』、『〈受け継がれるもの 阪神大震災22年㊤〉恩返し亡き友の分も 宮城に移住 復興応援』、『元名大生、女性殺害16日初公判 責任能力の有無 争点 弁護側、無罪主張へ』『遺族「謝罪聞きたくない」』『IS網にウイグル人 東南アジア テロ組織参加』、『児童虐待家裁が早期関与 都道府県に 保護者の指導勧告 政府方針』、『「ノー残業手当」月1万5000円』、『インフル 東海3県で注意報超え 厚労省が注意喚起』、『■死刑囚の信書制限は違法、慰謝料命令』、『最高齢20歳 ツシマヤマネコ大往生 福岡市動物園 人間なら100歳』(14日付、毎日朝刊)

一月十三日
 テレビ、ラジオは「東海地方は13日夜から15日にかけこの冬一番の冷え込みとなり、名古屋はあす雪が降る」「ゆきがふります」と騒いでいる。本当にふるのかどうか。
 人間の心理とは不思議なもので楽しみでもあり、半面降ってほしくはないナと思ったりもする。いよいよ寒波襲来である。わが家はもうとっくに関係がなくなってしまったけれど、あすは大学入試センター試験が始まるだけに、受験生とその家族の思いやいかにと思ってしまう。

 真冬に花開いた魅惑の一輪
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 その冬のド真ん中に、妻の舞が「咲いた、咲いたよ」と1人興奮し、自室にこもりきりの私に、まるでこどものような笑顔で告げに来た。「なんだ。何がだよ」と聞くと彼女は私を玄関先まで手を引くようにして連れ出し「ほらっ」「ねッ」と赤い花弁を大きく開いた一輪の花を指差した。
 なんと、ハイビスカスが真っ赤な燃えるような姿を自らたたえるように、迫っていたのである。それにしても、どうして? 「よくやった。おめでとう」と私。なんでもテレビで見た栽培法を真似て室内を暖かく肥料を与えて育てたのだ、という。何はともあれ、おめでとう。よくやった、よくやった。やっぱりおまえは違う、と私。
 それにしても寒い。ハイビスカスに彩られた1日は、こうして過ぎていった。

【きょうの一文・ことば】
 三岡(八郎)兄の上京が1日先になったならば新国家の家計(財政)の成立が一日先になってしまうと考えられます。ただ、ここのところにひたすらご尽力をお願いいたします。 誠恐謹言/今日永井蕃頭(幕臣・永井尚志)方へ訪ねていったのですが、面会はかないませんでした。談じたい天下の議論が数々あり、明日また訪ねたいと考えているところですので、大兄もご同行がかないますならば実に大幸に存じます。 再拝
=13日付中日夕刊『「朝廷中心に」最期まで奔走 龍馬の書状発見』の記事のなかで。〈書状の全文と現代語訳〉から抜粋
※記事では『書状は「新国家」と記しており、宮川氏(京都国立博物館の宮川禎一上席研究員・幕末史)は「他の手紙では見たことがない。素直に新しい国のことと考えて良いだろう」と指摘。「龍馬の粘り強さ、行動力の大きさや、最後まで新政府樹立に専心していた様子がよく分かる」と話した』と説明。『龍馬は当時、近江屋に滞在。五日後に暗殺現場となるこの宿から二条城近くの福井藩邸へ届けたと考えられる』とも記している。

【新聞テレビから】
☆『「野」を詠む歌会始 天皇陛下、那須の虫の音思う/邯鄲の 鳴く音聞かむと 那須の野に 集ひし夜を なつかしみ思ふ』、『動物園1カ月ぶり再開 東山にぎわい再び』、『トランプ氏から科学者守る 温暖化対策米エネ省指針』、『駐留費日本の負担増示唆 公聴会書面 米次期国防長官言及』、『龍馬「新国家」へ人材依頼 福井藩重臣宛て 暗殺5日前の書状発見』『龍馬の書状発見 「朝廷中心に」最期まで奔走』、『東京ガールズinジャカルタ』(13日付、中日夕刊)
☆『あす積雪恐れ 東海地方注意』、『東山動物園再開 鳥インフル1カ月ぶり』、『復元・奇跡の一本松「根付く」 陸前高田 観光客呼ぶシンボルに』『64市町仮設用地を確保 津波対策で四日市など 南海トラフ 被害予想139自治体アンケート』、『龍馬「新国家」に専心 暗殺5日前 人事・財政案じ 福井藩重臣宛て書簡』、『フィアット・クライスラー 排ガス不正10万台 米当局発表』『東証が反発』(13日付、毎日夕刊)
☆『トランプ氏大統領就任まで1週間 日本名指し貿易赤字不満 米国第一主義を推進』『メディア選別 記者と応酬』、『休園から1カ月 東山動物園きょう再開』、『現新2氏の争い 岐阜知事選告示』、『〈軽井沢バス事故1年〉毎日涙 悲しみ大きく 息子失った母が心情』『もう触れられない…』、『殺人容疑 (75歳の)母を再逮捕へ 大垣の46歳三男遺体遺棄』、『不正請求組織的に分担 成人サイト 容疑者グループ』、『〈訃報〉全米テニス複優勝 加茂公成(かも・こうせい=55年全米テニス選手権男子ダブルス覇者、日本テニス協会顧問)6日、心筋梗塞のため死去、84歳。東京都出身。 葬儀・告別式は近親者で行った』(13日付、中日朝刊)
☆『「父ちゃん死ぬなら僕も」一宮・父子死亡1カ月 室内に複数メモ 長男「将来は医師」夢語る』、『トランプ氏大統領選後初会見 SNS政治の武器 感情的発信危険も 首相、橋下前知事も熱心』、『サイバー攻撃「露が関与」 関係改善には意欲 トランプ氏会見 対中強硬姿勢鮮明に』、『比に5年で1兆円 経済協力 中国接近けん制 首相表明』、『ずーっと待ってたょ 東山動物園きょう再開』、『「共謀罪」通常国会提出へ 政府原案 与党内で修正も』、『文化愛した信長発信 5月 岐阜で本因坊戦・名人戦』、『文学観を詳細に/自決への心中も ミシマ研究の一級資料 対談の肉声テープ発見』(13日付、毎日朝刊)

一月十二日
 日本列島はこの日、強い寒気の影響で荒れ模様の天候に。福島県南会津町で74㌢、新潟県十日町市で67㌢、岐阜県白川村でも46㌢と北日本や北陸を中心に大雪の1日となった。こんご週末にかけ列島にはさらに寒気が入り、太平洋側の平地でも局地的に大雪が予想されるという。いよいよ真冬、厳しい冬真っ只中の様相である。
 かといって、ここ尾張地方には今のところ雪は降ってはこない。哀愁とロマンをたたえた白い精たちにはやはり、ふってほしい気がしないでもない。降れば、困ることが分かっていながら、デアル。
        ☆        ☆

 トランプ次期米大統領が11日(日本時間12日未明)に開いた記者会見で会見冒頭から自らに不利な報道をした米CNNとニュースサイト・バズフィードを激しく攻撃、あと1週間に迫った20日の就任を前に米メディアとの対決姿勢を露わにした。それにしても度が過ぎている。自らの政策姿勢に信念と自信があったのなら、質問には堂々と答えてしかるべきではないのか。これでは逃げとしか思えない。
 メディアはこの傲慢な態度に屈することなく、攻めて、攻めて攻め尽くさねば。メディアたる所以がなくなってしまう。トランプ発言ごときに負けていたのでは先が思いやられる。トヨタをはじめとする日本の自動車業界も、またしかりだ。あの美しいマンサニージョなどで知られるメキシコだけを除外するだなんて。自由、平等、博愛精神に欠けるではないか。世界に生きる人々はみな平等でなければ。これでは世界のアメリカがますます小さくなってしまう。

【きょうの一文・ことば】
「死が肉体の外から中にはいってきた気がする」「平和憲法は、偽善です。憲法は、日本人に死ねと言っている」「(憲法9条と自衛隊の関係を巡って)日本人はごまかしごまかし生きてきた。そうやって生きていくことは耐えられない。本当に嫌いです」/「僕は油絵的に文章をみんな塗っちゃうんです。僕にはそういう欠点がある。日本的な余白がある絵は嫌い」「文体でしか思想が主張できない」「(作家の川端康成の文章について)怖いようなジャンプをします。僕は、ああいう文章を書けないな、怖くて」
=12日付中日夕刊『自決の9カ月前「死が体の中に」 三島の未発表録音発見』の記事のなかで。TBSが12日、作家の三島由紀夫(1925~70年)が死去する前の1970年2月に英国の翻訳家と対談した際の未発表の録音テープが社内で見つかったと公表。その肉声の1部分
※対談と録音は遺作となった小説「豊饒の海」の第3部「暁の寺」を脱稿した日である、とも明かしている

【新聞テレビから】
☆『北陸など大雪続く』、『「国外移転なら高関税」トランプ次期大統領初会見 貿易協定見直し表明』『通商戦争に現実味』『尖閣防衛を明言 次期国務長官』『豊田社長、次期副大統領と会談「米経済に貢献」と説明』、『古田、高木氏が届け出 岐阜知事選スタート』、『アレフ信者検査拒否容疑 愛知県警逮捕 名古屋道場を捜索』『機動隊員らビル囲む』、『不正プログラム9人逮捕 成人サイト容疑 被害10億円か』『「セキュリティーが危険に…」突然不安あおる手口多発』、『自決9カ月前「死が体の中に」 三島の未発表録音発見』、『(将棋の)加藤九段最高齢対局 77歳11日』、『働きやすい飛騨信組 有言実行 金曜3時半退社 いち早く導入』、『東山動物園あす再開「鳥たちの尊い命忘れない」』『ニシキヘビの子ども逃げた 東山動植物園』(12日付、中日夕刊)
☆『風力発電で全電車ゴー オランダ鉄道』、『対日貿易赤字に不満 トランプ氏是正意欲 選挙後初会見』『「偽ニュースだ」トランプ氏 CNNの質問拒否』『尖閣諸島防衛を明言 承認公聴会 米次期国務長官』『円買われ114円台 東証一時250安』、『多国籍軍資金応諾 中曽根元首相 83年の初訪米時 外交文書』、『岐阜県知事選告示 現新2氏届け出』、『小池都知事が築地市場視察』、『ガンガン衝突だんだん月に 「巨大衝突説」に矛盾 誕生に新設 なぞ解明に近づく』、『米、小笠原墓参拒否 50年代、核表面化懸念か』、『私は私 人生楽し 前FC岐阜社長の恩田さん ALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘い講演』(12日付、毎日夕刊)
☆『ラニャーニャ(南米ペルー沖で海面水温が低くなる現象。ラニャーニャは、世界的な異常気象を引き起こすとされている。) 終息間近』、『東海道線岡崎で線路脇陥没 復旧に14時間半 162本運休 河川工事で地盤緩む』『電柱ずれ線路下に空洞』、『「最も多くの雇用生む」トランプ氏初会見』『「多様性が国強く」オバマ氏退任演説』、『台湾25年全原発廃止 立法院 アジア初 法案を可決』、『ポケGO事故教訓に スマホゲームの企画中止 一宮市の観光街歩き』『ながらスマホ自治体苦慮 一宮市企画中止 モラル頼み現状』、『五輪ゴルフ「都内で」 会場議論再び? ジャーナリストら変更要求』、『防犯メールに被害少女実名 警視庁、6545件にご配信』、『賭けマージャン市長辞意 福岡・飯塚 抗議相次ぎ、副市長も』(12日付、中日朝刊)
☆『〈東海百景〉色鮮やか金魚初市』、『市に訴えられた被災者 阪神大震災復興住宅 借り上げ期限20年超え』、『〈現場報告トランプと世界〉ポーランド国境の町 対露かすむ信頼 軍事活動 米容認を懸念』、『「相違超え結束を」オバマ大統領最後の演説』、『退位後称号「上皇」使わず 政府「前天皇」など検討』、『福島の高野病院 来月から常勤医 2カ月間限定』、『センバツ行進曲 星野源さん 甲子園でも「恋」ダンス』、『〈信を問う 美濃加茂・出直し市長選〉反市長派、一本化で合意 市民団体代表 鈴木勲氏出馬表明』、『今季50歳 カズ契約更新(サッカーJ2、横浜FC)』、『賭けマージャン飯塚市長が辞意 福岡』(12日付、毎日朝刊)

一月十一日
 台湾の立法院がこの日、電力事業の自由化と再生エネルギーの供給拡大で2025年に全原発を完全に廃止する電気事業法の改正案を可決。
 オバマ米大統領が地元のイリノイ州シカゴで10日、退任演説。妻ミシェルさんや娘さんを前に涙ながらに感謝のことばを述べた。「大統領として、これが最後のお願いです。チェンジ(変革)を起こすのは、皆さんです。みなさんの力だと信じてほしい」と述べ、「イエス・ウィー・ディド(私たちは成し遂げた)」「イエス・ウイ・キャン(私たちはできる)」と呼びかけた。
        ☆        ☆

 きょうは訳あって、30代のころ過去7年間、空飛ぶ記者として長崎大水害や中部日本海地震、嬉野豪雨、三宅島噴火などの大災害や稚内沖オホーツクの海への大韓航空機撃墜、山口の自衛官による小銃乱射、富山・長野連続誘拐殺人など、大事件の現場に発生のつど数限りなく取材機で飛んだ、あの懐かしき時代の小牧を訪れた。
 かつて自分の庭同然に走り回っていた小牧も駅周辺はじめ街なかもガラリと変容、時の流れの重さといったようなものを感じたのである。愛車を運転し迷いつつ、なんとか目的の場所に着いたが、視界に映った小牧山、そして信長と吉乃ゆかりの小牧城の佇まいだけは昔と何ら変わることはなかった。帰りには江南市立図書館にも寄る。

 夜遅く。信頼する女性から1通のメールがスマホに入った。
 メールはかわいい雪だるま付きで「世界中で温暖化の影響が出ていますね。怒らないで下さいませ。原発反対の皆さんはご自分達で発電されてるんですかね。太陽光発電や風力発電、それとも電気を使われてないのでしょうか。それから、平和はタダではありませんよ~」といった内容で、私の胸にグサリと突き刺さった。
 この論は舞が口を酸っぱくしている「私は安易に原発反対などとは言わない。だって、電気が使えなかったらどうするの。あなた、少しでも節電しようとしたことあるの。言っておくけれど、私は今のままがいい。いまのままでいいの」といった、きつい言葉とよく似ており「あすからは少しでも節電しなければ。できることからしていかねば」とあらためて思った次第。
 そうだ。せめて、節電する努力、創意工夫をしていかなければ。お題目だけを唱える口先文学だけではいけない。とはいえ、チェルノブイリや福島の原発事故のように、いったん起きてしまったら手がつけられなくなる事故だけは避けたい。やはり、安易な再稼働はすべきではない。将来的には原発はなくすべきで、そのためにも〈脱原発社会をめざした〉安全を願っての声は高めていくべきだ、と思う。

【きょうの一文・ことば】
 人類の命運やいかに?
 世界や日本のことを心配している間に、己の命運や生命の危機を感じる年代になってしまいました。貴殿の年賀状――まことにユニークで感心しました。本年もお元気でがんばって下さい。「一匹(いっぴき)文士」とは立派!
=私に届いた年賀状から。元中日ドラゴンズ社長で元中日新聞本社常務取締役編集担当(東京新聞編集局長)の佐藤毅さん※佐藤さんは、ほかに愛知九条の会世話人など。著書に「敗戦の教訓」「日本国憲法の危機」。中日(東京)新聞のサンデー版大図解の創設などに携わったことでも知られる

【新聞テレビから】
☆『2552人なお不明被災地で捜索 東北、震災5年10カ月』、『東海道線で線路脇陥没 蒲郡―刈谷間 始発から不通』『「授業間に合わない」朝の通勤・通学直撃』、『民主主義維持に結束を オバマ氏 最後の演説』、『退位論点整理23日公表 有識者会議「特別法に利点」』、『三菱電機も違法残業疑い 当時の上司も書類送検』『入社1年目 月160時間「中学生でもできるぞ」上司に罵倒され続け』『社側「真摯に対応」』、『「トラブル直後妻が首つり」 講談社社員、逮捕前に説明』、『男性遺体殺人と断定 和歌山県警』、『野球賭博組関係者逮捕 開帳で中胴元、容疑認める』『組の資金源裏付け』、『野鳥が陽性確定 鳥インフル、西尾のスズガモ』(11日付、中日夕刊)
☆『民主主義堅持訴え オバマ氏最後の演説』、『米新政権の人種差別懸念 次期司法長官は否定 指名公聴会』、『退位特別立法へ詰め 有権者会議 論点整理公表に向け』、『VW(フォルクスワーゲン)5000億円で和解へ 米当局と 排ガス不正、刑事責任』、『■メッシの銅像、壊される』、『瀬戸の街をアトリエに 空き家へ 芸術家受け入れ 市が支援』、『住宅に落書き容疑 少年ら3人逮捕 愛知「作品」SNSで公開』、『寝室などに妻の血痕 編集次長逮捕 遺体動かし偽装か』(11日付、毎日夕刊)
☆『19年元日から新元号 政府、陛下退位巡り検討』、『自動車各社「米雇用に貢献」トランプ氏にPR合戦』、『「株高」実は日銀が買い支え 海外、個人投資家売り越し』、『東邦ガス一般家庭 2年で2016円お得に 新料金発表』、『高野院長の遺志継いで 福島・広野 ふるさと納税 寄付続々』、『商品「バーキンタイプ」 偽エルメス 価格20分の1以下』、『豊田芳年氏死去 91歳 中経連元会長』、『清元栄三さん死去 80歳 三味線方 人間国宝』、『「住みやすさ 1位」 PRへ 新年度予算 愛知県1000万円超計上』(11日付、中日朝刊)
☆『「平成」30年で区切り 2019年元日に新元号 皇太子さま即位へ』、『Jリーガー福島原発見学』、『トヨタ、メキシコ撤退せず 対米投資 5年1.1兆円』、『26年W杯出場枠48 FIFA現行から16増』、『ヒルトン地下偽エルメス 名古屋 経営の姉妹逮捕 商標法違反容疑 バーキン「侵害」』、『九大チーム「治療薬実現も期待」アトピーかゆみ源発見』、『文科相人事案を誤送信 30人分 全職員に一斉メール』、『〈バリアーゼロ社会へ 2020ともに〉困った無人駅増加 全盲男性「外出しづらい」』(11日付、毎日朝刊)

一月十日
 天皇陛下の退位を巡り、2019年(平成31年)1月1日に皇太子さまが新しい天皇に即位し、この日から新元号を適用する―との案が政府内で浮上している。菅義偉官房長官はこの日午前の記者会見で「現在、有識者会議で予断を持つことなく静かに議論してもらっている」とだけ語ったというが、陛下は昨年8月のおことばで「戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には平成30年を迎えます」と話されており、「おことばから類推すると平成30年はひとつのメルクマール(道しるべ)だ」との受け止めがあって有識者会議での議論も踏まえ検討に入ったという。
 トヨタ自動車の豊田章男社長が米デトロイトで開幕した北米国際自動車ショーで、こんご5年間に米国に百億㌦(1兆1600億円)を投資する計画を明らかにした。トランプ米次期大統領が、このところ自動車メーカー各社に米国での投資や雇用を増やすよう迫っており、たぶんにこのことを意識しての発言とみられる。

 警視庁が講談社社員で青年コミック誌「モーニング」の編集次長、朴鐘顕容疑者(41)を、妻殺害の疑いで逮捕、文京区の自宅や講談社を家宅捜索。調べに対して朴容疑者は「妻に手を掛けるようなことはしていない」と否認しているという。きょうは、語呂合わせもあって「110番の日」だ。
        ☆        ☆

 寒い日が続く。猫はこたつで丸くなる、のことばどおり、はたちの愛猫シロちゃんは〈自室〉とも言えるデスク下カーペットの上でじっとしたまま。老体を横たえ、自分で自分を守っている。時折、何かを思い出しでもしたように♪ニャ~アン、と私を見つめて甘えたような声を出す。傍らで、黙々と執筆を続ける私。

【きょうの一文・ことば】
「どこかで冷めていながら、太くてほのかに温かい木の幹のようだった」(黒井千次さん)
「『おのがじし、どれだけ自分の穴を掘れるかだ』と言い、本当の意味で個人主義だった」(坂上弘さん)
=10日付毎日夕刊『■■Topics 高井有一さん遺稿、『新潮』に掲載 戦争の昭和に挑む 未完の長編小説冒頭の80枚』のなかで。お別れの会で高井さんと共に「内向の世代」とされる2氏は、こう語った

【新聞テレビから】
☆『トヨタ米で1兆円超投資 社長表明 雇用に貢献強調 メキシコ新工場触れず』『トランプ氏攻勢 各社首脳ら苦慮』、『五輪費用負担で首相に協力要請 小池知事』、『16年訪日客最高2403万人 5年連続上昇22%増 堅調な伸び』、『ニャンと奥深い 美術館の裏側 監視係が漫画岐阜から発信』、『スイスイっと初泳ぎ 椙山女学園大付属小』、『地元岩手に「一番福」大学生、トップ快走 兵庫・西宮神社』、『「金銭要求いじめ認定を」 原発避難生徒側、横浜市に』、『偽ブランドで 経営者逮捕 販売目的所持容疑 ヒルトン地下に店』、『妻を自宅で殺害容疑 講談社編集次長を逮捕』(10日付、中日夕刊)
☆『目標新たに初泳ぎ始業式 椙山女学園大付属小』、『宮城・女川ドブネズミ侵入 ウミネコの楽園危機 大震災のがれきで漂着か』、『19年元日に新元号 国民生活影響避け 退位関連法案 今春以降提出』、『娘婿、トランプ氏顧問 クシュナー氏 縁故起用に批判も』、『トヨタ、米に1.1兆円投資 トランプ氏にらみ 重視を強調 社長発表』『NY株76㌦安 東証69円安 円高116円台』、『伝統の技磨き上げ』『有松「豆絞り」復活 板で挟み染色 手仕事励む一家』『有田焼強度5倍70㌢落下割れず 佐賀県窯業技術センター特許出願』、『■麻央さん、がん公表後初のテレビ出演』(10日付、毎日夕刊)
☆『ついえた保育士の夢 岐南 新成人事故5人死傷』『吉田さん 母と選んだ振り袖』『多い乗車人数、ぬれた路面「危険」専門家指摘』、『15歳 りりしく大人への一歩 岐阜・本巣』、『スクールカウンセラー足りない! 名古屋市急きょ追加募集』、『パーキンソン病などに効果 中部初体の震え新治療 名古屋共立病院 来月 外来開設』、『仏11億円相当強盗 容疑者16人を』逮捕 米のタレント被害』、『タクシー93歳乗客 27時間ぶりに発見 鹿児島71歳運転手 助け呼ぶ途中 転落か』(10日付、中日朝刊)
☆『大漁旗に祈り 尾鷲』、『帝京大ラグビー8連覇 ラグビーの全国大学選手権』『帝京大攻め多彩V8 東海大燃え尽きた』『全国高校サッカー決勝 青森山田5発初V 好機逃さず集中力』、『〈検証〉福島賠償 新電力も負担 政官業でツケ回し 託送料方式 国会審議逃れ狙う』、『駐韓大使が一時帰国 少女像対抗措置 首相に報告へ』、『典範付則に特別法根拠 退位論点整理に併記 有識者会議』、『小池知事VS自民のドン 都議会の「代理戦争」 東京・千代田区長選』(10日付、毎日朝刊)

一月九日
 成人の日である。
 福島第1原発事故の被災地で全村避難が続く福島県飯舘村では、帰村に向けた準備宿泊が始まったのに合わせ村内の村公民館で6年ぶりに成人式が行われた。式には61人が出席、菅野典雄村長が「自分の手で人生を切り開いてほしい」と祝辞を述べ、新成人代表が「飯舘村を思い、復興に尽力してくださる方々に感謝し、村や社会のより良い未来のために努力したい」と誓いの言葉を述べた。飯舘村ではことし3月に帰還困難地域を除き、避難指示が解除される。
 この日はほかにも成人の日にあやかっての【2分の1成人式】があったかと思えば、80歳による【熟年成人式】などが繰り広げられた。岐阜県本巣市の徳山神社では、ダム湖に沈み廃村となった旧徳山村伝統の「元服式」があり、村出身者の孫ら15歳の男女3人が村に伝わる「徳山神楽」の舞による祝福を受けた。皆さん全員に幸あれ、と願う。
        ☆        ☆

 旧日本軍の慰安婦少女像設置問題で駐韓大使と釜山総領事が一時帰国。「戦争犯罪をよそに居直る日本」とは、韓国メディア。過去の恩讐は別に、ここは両国とも互いに歩み寄れないものか。
 米国ではハリウッドの大物女優メリル・ストリープさんがゴールデン・グローブ賞の特別功労賞、セシル・B・デミル賞の受賞スピーチで「ハリウッドにはよそ者や外国人が大勢いる。全員を追い出せば、アメリカンフットボールと総合格闘技のほかに見るものがなくなる」と次期大統領トランプ氏を非難。
 さらにトランプ氏が障害のある記者のまねをしたことに触れ「軽蔑は軽蔑を生み、暴力は暴力を生む」と批判。これに対してトランプ氏は「(ストリープさんを名指しして)ハリウッドで最も過大評価された女優のひとりだ」とののしった。
 人間とは醜いいきものである。

        ×        ×
 いきもの、と言えば。そういえば、私も大好きだった、あの〈ありがとう〉の【いきものがかり】がつい先日、無期限の活動停止を発表した。長い間、アリガトさん―と、その労をねぎらいたい。まだまだこれからなのに。惜しい気がする。「熱砂」の新年例会の件で各地に散らばる同人に連絡。いつも何かと助けてくださっている大津の女性にもメールで新年あいさつを兼ね「ありがとう。ことしも、よろしく」と。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
 中也は生きようとしている。弱さの中の強さがある。うそのない人。彼自身の人生は間違っているか知らない。けれど、私はわたしのなかの中也を持っています。
=9日夜のNHKEテレ『100分de名著。中原中也 詩人の誕生 森山未來』のなかで。作家太田治子さんの中也観

【新聞テレビから】
☆『〈核心〉 火災で死去福島・高野病院長 被災地医療遺志継ぐ 常勤医確保へ職員奮闘』『避難せず診察「美談じゃない」』、『成人式後に事故 1人死亡 岐南町5人搬送、運転者逮捕』、『小池塾視覚障害者受験できず 事務局謝罪、後日対応へ』、『狙われる消火栓金具 一宮盗難10カ所以上「緊急用、施錠は…」対策難しく』『ひったくり150件認める 名古屋など 被告、100件立件へ』『「三つのB」気をつけて バッグ バック バイク』、『22年 神戸の壁照らす』、『トランプ氏就任式に大村知事 旧知の上院議員招待』、『首相、少女像撤去を「韓国は誠意示すべきだ」』、『貧困の子ども 給付金で応援 民間団体=公益財団法人「あすのば」(東京)、電03(6277)8199=が希望者募集』(9日付、中日朝刊)
☆『成人式――被災地20歳の誓い 宮城・南三陸 伝えることが使命 熊本・益城 古里大切にする』、『うれし 麗し 新成人 東海3県で門出』、『オバマ氏、「原爆の子」親友に礼状「過去理解すれば平和に」 広島訪問後 手紙や本もらい』、『(原子力)規制庁 汚染土再利用諮問認めず 環境省基準「説明不十分」』『〈解説〉8000ベクレル上限は矛盾【日野行介】』、『国立大民間試験賛成3割 本社調査 新テスト英語 活用理解進まず』、『首相「韓国は誠意を」 少女像問題 大使きょう帰国』、『中国船3隻了解に侵入 尖閣周辺』(9日付、毎日朝刊)

一月八日
 日曜日。寒く冷たい雨の1日だった。
 これほど寒いのに、なぜか雨は雪に変わらない。
        ☆        ☆
 
 プロ野球中日ドラゴンズの新人合同自主トレーニングがこの日、ナゴヤ球場で始まった。大相撲初場所が両国国技館で始まり天皇、皇后両陛下が観戦されるなか、木曽福島出身力士、御嶽海が大関豪栄道を寄り切りで破った。
 安倍晋三首相がNHKの日曜討論「2017年始動 政治はどう動くのか 各党党首インタビュ―」のなかでソウルの日本大使館前に設置された慰安婦を象徴する少女像につき「韓国は誠意を示して少女像を撤去すべきだ」と述べ、新たに設置された韓国南部・釜山の日本総領事館前の少女像も含め撤去への努力は当然だ、と語った。
 
【きょうの一文・ことば】
 ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは(◆不思議なことの多かった神代でも聞いたことがない。竜田川に散る紅葉が水を赤く絞り染めにするとは)
 春雨の降るは涙かさくら花散るを惜しまぬ人しなければ(◆春雨が降るのは涙だろうか。桜が散るのを惜しみ悲しまない人はいないのだから)
=8日付中日新聞サンデー版大図解『平安前期の歌人たち 六歌仙 日本人は昔から、四季や折々の心情を和歌に詠んできました。小倉百人一首や歌会始などで和歌に触れる機会も多い1月、和歌文化が花開く先駆けとなった平安時代前期の6人の歌人「六歌仙」について紹介します。』の記事の中から。在原業平、大伴黒主の作(順に)
※『古今和歌集』の序文に登場する六人の歌人、僧正遍昭・在原業平・文屋康秀・喜撰法師・小野小町・大伴黒主。六歌仙と呼ばれ、和歌の達人とされています。けれども撰者の紀貫之は、六人それぞれに「ことばたらず」「そのさまいやし」など、きびしいコメントを与えています。(和歌再興の道筋整えた世代の象徴 小林一彦・京都産業大学日本文化研究所所長)=同大図解

【新聞テレビから】
☆『〈サンデー版大図解〉六歌仙=和歌文化が花開く先駆けとなった、在原業平ら平安時代前期の6人の歌人「六歌仙」について紹介』、『真珠湾・記念館 (「原爆の子の像」のモデルとなった故佐々木)禎子さんのおい寄贈 折り鶴被爆2世橋渡し』、『七草がゆ食べ胃フレッシュ 豊田・足助八幡宮』、『かるた福井の名人V2 近江神宮 同郷対決完勝』、『新春の銀盤スター輝く 名古屋フィギュアフェス』、『日本企業に痛手 差別やテロ助長 中部の20人に聞く 新成人 トランプ流に不安』、『少年サイバー犯罪「顕示欲だけ」 高い技術 幼稚な動機 滋賀県警など摘発 匿名でウイルス融通』、『南極ペンギン海辺で子育て 観測隊が生態調査』、『黒崎さん装う文章 知人に和訳依頼か チリ人容疑者、仏紙報道』、『「動画再生増やすため」伊賀 チェーンソー容疑者供述』(8日付、中日朝刊)
☆『防衛献金 自民60%増 安倍政権下 15年3.9億円 工業会31社 予算は増加続く』、『小池与党へ「選抜」 都議選候補試験に1600人 勢力再編狙う』、『高校ラグビー 東福岡 6度目V』、『厚労省研究班「企業は配慮を」 うつ病休暇 半数再取得』、『機内預け入れ銃乱射 フロリダ空港5人死亡 帰還兵逮捕』、『語り部の心 先達に学ぶ 宮城の高校生 神戸を訪問「自分の言葉で震災伝えて」』、『78年政府高官 水俣病補償「ザルに水だ」 チッソ内部メモ 認定厳格化の意向』(8日付、毎日朝刊)

一月七日
 きょうは五節句のひとつ、人日(じんじつ)。「無病息災の願いを込めまして」「七草粥でございます。」とは、いつも季節に敏感で微笑ましい展開の中日新聞本紙朝刊連載四コマ漫画【おーい栗之助 森要丸】の、けさのひとコマだ。
 そういうわが家も舞の手になる七草がゆで朝食をとり、なんだか全身が洗われた気がする。すずしろ、すずな、せり、はこべら、ごぎょう、ほとけのざ、なずな―と呪文の如くとなえてみる。日本の風習、しきたりとは、ほんとに良いものだな、と思う。
        ☆        ☆

 米情報機関がロシアのプーチン大統領がサイバー攻撃で米大統領選への干渉を指示したとする報告書を公表。トランプ次期大統領は「選挙結果に影響はしない」としているものの、米国内ではロシアへの警戒感が高まり、ロシアへの制裁を強化すべきだ、との声も出ている。その米国フロリダ洲の空港では6日、元州兵による銃乱射が起き、5人が死亡、8人がケガをするという惨劇が起きた。
 全国高校ラグビー大会で東福岡が2大会ぶり6度目の優勝。大津市の近江神宮では、かるたの日本一を決める「名人位・クイーン位決定戦」が行われた。

 土曜日なのに。自業自得というべきか。走り回った。午前中、社交ダンスのレッスンで木曽川を越え、各務原に。帰ってスマホをチェックしたところ、あのトシコさんから留守電が入っていたので耳を傾けると、「ゴンタさんの小説〈海に向かいて、―瞬き〉をテープ録音化しましたので、ぜひ聴いていただきたい」との声が入っていたので電話をさせていただき、トシコさん宅へ。
 トシコさんは「〈海に…〉は私の記念塚でもあるので、どうしても全文録音したくてテープに私の声で記録させていただいたの。これは私からよ」と2本を手渡された。さすがは、元NHKの児童合唱団で活躍された方である。聴けば「昔、少女合唱団のころにスタジオでディレクターつきで録音したのではないので、満足のいく出来ではないですが。このところ自室にこもって一生懸命に録音したの。これ、ゴンタさんの分、ぜひ聴いてください」とのことで感激した。ありがとう、トシコさん。

 留守電はもう1本入っており、こちらは先日自らの少女時代の戦争体験を小説〈炎の川〉として書き上げ、市内の障害者施設・くるみの里から1冊の本として世に出され、新聞でも大きく取り上げられ、この地方の話題となり86歳にしてますます活躍中の、そのこさん(長谷川園子さん)からだった。デ、トシコさん宅を訪れたあとはそのこさん宅へ、と走った。

        ×        ×
 社交ダンスの方はチャチャチャ、タンゴ、ワルツでしごかれ、帰宅後は、こんなわけでふたりの女性宅へ。このほかにも朝一番で、ある重要な電話が入るなどし、それこそかつて一線の新聞記者として走り回った時代を思い出させる、そんな1日となったのである。夜遅く。舞にラジカセにセットしてもらい、トシコさん制作によるテープ〈海に向かいて、―瞬き〉を2時間近くかけて聴く。なんだかラジオの名作劇場でも聴いているような、しっとりと落ち着いた感覚になり、バックミュージックでもあったらもっと良いのにナ、とふと思ったりした。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
 妹よ。誕生日、おめでとう。ますます、お美しく。
 ゆきみちを、そのこはなんどもなんどもよろけ、ころびながら。それでもきゅうをしらせなければ、とむちゅうではしりました。
=私が妹の誕生日にショートメールで打ったお祝いメッセージ。その日の朝、4歳だった私は母の急をおじいちゃんに知らせようと約120~30㍍離れた母の実家に向け、何度も雪道に足を取られ、転びながらもそのつど起き上がって走った。確か傍らでは兄も走っていた

【新聞テレビから】
☆『名古屋0.1度、岐阜氷点下 ブルブル……冷え込み一番』、『優しい看護学生に教えて 認知症 模擬患者を養成 愛知県立大 医療現場の対応改善へ』、『トランプ氏当選手助け「プーチン氏が指示」 サイバー攻撃 米報告書が断定』、『NY株一時1万9999㌦ 大台肉薄 金融やハイテク株主導』、『〈紙つぶて〉私を動かすもの 内藤理恵子』、『希少サイiPS(人工多能性幹細胞)で繁殖へ 卵子作り代理出産 九大など構想』、『まばたき妻と作品選び 闘病の大岡信さんが詩集(自選 大岡信詩集)』、『尾張津島天王祭半世紀活躍の鉄船 祭り継承へ全船修復』(7日付、中日夕刊)
☆『●eye見つめ続ける大震災 陸前高田・広田半島唯一の診療所 被災地医師、苦渋の離任』、『サイ絶滅iPSで救済 世界に残り3頭 日独が研究 倫理面に課題』、『米情報機関「攻撃、プーチン氏命令」 トランプ氏 大統領選「影響なし」』、『米空港乱射5人死亡 フロリダ元軍人の男拘束』、『日仏防衛協力で一致 閣僚協議 ACSA(物品役務相互提供協定) 交渉開始へ』、『クマ出没、最多 木の実豊作 個体数増 今年度1万7137件』、『高校生請願に挑戦 大府の府立高校主権者教育「政治に参加している実感」』、『留学生不明 チリが照会に回答 仏当局、森など遺留品捜索』、『シェルパに恩返し 同志社大山岳部学校再建を支援 ネパール地震』(7日付、毎日夕刊)
☆『満開の幸つかめ 郡上「花奪い祭」』、『メキシコ新工場「とんでもない」トランプ氏、攻撃手段はツイッター トヨタも標的』、『オスプレイ空中給油再開 在沖縄米軍 事故から1カ月弱』、『政府、像撤去へ強硬策 駐韓大使 来週にも帰国』『韓国外相、大使呼び抗議』、『吉永さん「私の十本」 女優吉永小百合さんが、出演した映画やドラマについて語る連載がスタート』、『高齢者受け止め十色 「75歳以上」定義見直し提言 働く意欲増す まだ第一線で/年金早く欲しい 敬老パス使える』『福祉先延ばし・削減の流れ』、『「神具大麻 県内栽培の合理性ない」 三重県不許可を決定』(7日付、中日朝刊)
☆『糸魚川大火2週間がれき撤去始まる』、『原発事故後も残り無私の診療「唯一」だった先生 火災で死亡 高野院長 常勤医不在の危機』『県が対策会議 国も支援方針』、『サンマ水揚げ量過去最低を更新 2年連続』、『駐韓大使一時帰国指示 少女像広がり政府懸念』、『五輪仮設整備都が負担 小池知事認める 組織委賄えず 都内の施設』『小池知事 都議選まで「断酒」』『首相と小池知事 10日に費用協議』、『ヒマラヤ初登頂支え 登山史 礎のヒント 1936立大隊 同行記者の生家に』(7日付、毎日朝刊)

一月六日
 寒い朝だ。
 トランプ次期米大統領が5日、トヨタ自動車がメキシコで建設している「新工場」を自らのツイッターで批判。日本も例外ではなく現実となった「米国第一主義」には、日本の企業トップが不安をつのらせている。権力者が企業を脅して経営方針を変えさせる――あってはならないことだ。トランプ氏には、同世代の1人の世界の男として、苦言を呈したい。
 おまえは何を言ってるんだ。アメリカ民主主義はどこへ行ったのだ、と。
        ★        ★

 朝一番で社交ダンスの三カ月先の会場確保に市内公民館へ。
 公民館前では、寒風吹くなか、他のグランドダンスサークルの女性がひと足早く立っておいでだった。午前9時きっかりに開館。受け付けが始まる。日時場所とも同じなので「こりゃ、もうダメだ」とあきらめつつも「この時間が変わってしまうと、レッスン仲間1人ひとりの日常そのものを変えなければならない。私たちはこれまでもずっと木曜の午前中がレッスン日なのです」と説明すると、その若い女性はよく分かってくださり、無事確保とあいなった。
 それにしても、公民館は市民の間でよく使われているナ、とあらためて感心する。ことしから徴収されることになった使用料を支払い、領収証を手に無事、生還とあいなった。

 横笛をふき、サンポーニャの音をユーチューブで聞き、東京の文学仲間と電話でやり取りするなど慌ただしくけたたましい1日が過ぎていった。頭にあるのは、吉乃のことばかりだが、あれこれあってなかなか執筆再開とまではいかない。
 でも【ゆっくりと、しなやかに】をことしのモットーとしているので、♪ときの流れに身をまかせて。なにごとも〈伸びやかにいこう〉。時間は逃げはしない。その分、長く生きればよい。それだけのことだ。むろん、思いがかなうことなく天命でふいに消されるかも知れぬが。それはそれで、誰とて仕方なきことである。

 ヒデさんから再度の電話。「ごんたさん。オオモリさん、遺言書は(書けるけど)書かないんだってさ」とのことでした。

        ×        ×
 ◇…和歌山電鉄は五日、雌の三毛猫「よんたま」(八カ月)に貴志川線伊太祈曽駅(和歌山市)の駅長見習いの辞令を交付した。四番目のPR猫として来週から水、木曜日に勤務する。◇…同線は二〇〇七年一月五日、貴志駅(和歌山県紀の川市)の駅長に三毛猫「たま」が就任。一五年六月に死んだが、たくさんの客を招いた功労をたたえて「名誉永久駅長」に任命した。辞令交付は、たまの駅長就任十周年を記念する式典であった。◇…」
――とは、6日付中日朝刊の『通風筒』。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
 今年は賀状をやめると宣言したのですが.愛好家という点ではお返事せずにはおられませんね.世の中が戦さに向うようで心配です.
=作家山下智惠子さんからわが家に届いたかわいい猫ちゃんの自筆イラスト入り年賀状。その微笑ましい文面から1部を抜粋

【新聞テレビから】
☆『酉年つばめなどJR10種健在 トリどり列車かける』、『がれき処理全額公費で 糸魚川大火 環境相、自治体と調整』、『トランプ氏トヨタ批判「米国に造るか高額関税払え」 メキシコ新工場撤回迫る トヨタ「米の雇用不変」』、『「ロシアの関与を確信」米情報長官』大統領選サイバー攻撃』、『駐韓大使一時帰国 政府決定、少女像に抗議』『韓国「大変遺憾」』、『リオ支えたケア地元で 元バレー代表トレーナー 美濃加茂に鍼灸院』、『「兄は弟に果てしない抱っこ」両王子への思いつづる ダイアナ元妃の手紙 6通217万円で落札』(6日付、中日夕刊)
☆『大熊 避難解除目指す 原発立地町初秋にも2地区』、『ひな人形愛らしく 名古屋』、『トランプ氏、トヨタに圧力 メキシコ工場 撤回要求 ツイッターで』『トヨタ「米の雇用維持」』『「理解獲得重要」 経産相』『トヨタ株一時3%超安』、『駐韓大使ら一時帰国 政府、少女像設置に対抗』、『実質賃金0.2%減 昨年11月 物価上昇大きく』、『YOUも日本酒OKネ 酒造海外へ売り込み 純米大吟醸、米焼酎でユダヤ教戒律クリア』、『巨大芸術夫婦リレー 松阪「未完」でも虹輝く 5000平方㍍世紀またぎ制作』、『抱っこされれば ニャンとも幸せ 広がってます保護猫カフェ 引き取りも』(6日付、毎日夕刊)
☆『航空機用などリサイクル 炭素繊維材車向け量産 東レ・豊田通商年内にも』、『鬼の一振り舞う火の粉 長野「坂部の冬祭り」』、『神事用大麻栽培不許可へ 三重県「盗難対策が不十分」』、『人の力今も胸に ナホトカ号重油流出20年』『東北復興を支援/環境教育に奔走』、『チェーンソー動画男逮捕 伊賀 宅配会社で脅した疑い』、『容疑者名 仏紙が報道 女子学生不明チリ中部に潜伏か』(6日付、中日朝刊)
☆『避難先 住宅支援に格差 9道府県 独自策 福島打ち切り後』『原発自主避難者 せめて 子供の自立まで 住宅支援 入居条件の壁』『〈解説〉 自治体は柔軟対応を【尾崎修二】』、『駐日米大使 ハガティ氏 トランプ氏 親日家起用へ』、『高齢者「75歳」から 老年学会提言 若返り考慮』『〈解説〉社会保障制度影響も【細川貴代、熊谷豪】』、『愛知の歩行者 泣いている 14年連続 交通事故死ワースト 横断歩道前は停車「知らなかった」』(6日付、毎日朝刊)

一月五日
 きょうは寒の入り、小寒だ。さむさが増してくるころで、これから節分までが「寒」。寒中見舞いを出し始めるころでもある。

 5日未明、名古屋の熱田神宮で商売繁盛や家内安全を祈願する「初えびす」があった。安倍晋三首相が三重県伊勢市での年頭記者会見で早期の衆院解散について「全く考えていません」ときっぱり否定。京都の下鴨神社では新春恒例の「蹴鞠初め」が行われた。
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 未明から朝にかけ、「熱砂」同人の新年抱負特集を、ちなみ写真=詩人牧すすむさんが琴伝流大正琴会主(倉知弦洲会主)として昨年、ベトナム・ホーチミン市のステージに立ったそのひとコマ写真=だけを残し、何とか本紙〈WORLD WINDOW―世界の窓―〉欄での公開にこぎつけた。
 引き続き、ことし最初の社交ダンスのレッスンで市内の公民館へ。滑り込みセーフで間に合い、いやはや、年の初めから息つく暇もない。そのレッスンの方だが、いつもの1級のルンバに続きワルツを学んだが、これがまた厳しくかつ愛あふれる指導に前夜来の睡眠不足もたたって音を上げそうになったが、なんとかしのいでついていったのである。

 疲れ切って帰ったところへ今度は、電話のベル。そのまま一度は受け流しはしたものの履歴に〈ヒデさん〉の名が残されていたのでスマホであらためてかけ直すと「ごんたさん。ごんたさんですか」とあの懐かしい声が耳に飛び込んできた。
 そう、ヒデさんとはかつての社交ダンス仲間の〈ヒデさん〉である。ほとんど無口だったはずのヒデさん。携帯に耳をあてると、その彼が、よほど懐かしかったとみえてか、しゃべりにしゃべった。社交ダンスではいつもお世話になり通しだった、いわばかつての同士だけに自ずと互いの会話は弾んだ。

 ヒデさんの話の内容は以下のようなものだった。
――ごんたさんがどうしてるかな、と思って。体力の限界を感じて社交ダンスをやめてまもなくしたころ、実は自宅玄関先で倒れ顔じゅうが血だらけになった。一度は三途の川にゆく寸前だったがナントカ元に戻り、いまは救心という薬を飲んでいる。はるちゃんも、オオモリさんも。今では社交ダンスをやめてしまい、ごんたさんのことが心配で電話させていただいた。
 ところで遺言を書きたく思っているのだが。オオモリさんに頼もうと思ってる。いやね、ごんたさんが元気でダンスを続けられているか。そればかりが気になって。(ぜひ、復帰してくださいよ、の私の懇願に)いや、悪いが今は心臓の動悸がするのでやめときます。ごんたさんの声が聞きたかっただけのことです。……

【きょうの一文・ことば】
「走っている人を見ると、すぐにおもちゃをくわえてエールを送っていた。ランナーの走る姿が好きだった」「自分の死期が分かっていたから、最期の気力を振り絞ってくれたんだと思う」「タローをずっと忘れない」「銅像を建てたい」「ランナーとの縁をつくってくれた太郎に感謝している。来年からは少し寂しくなるけど、天国から応援してほしい」
=5日付中日朝刊の『太郎をずっと忘れない いびがわマラソン応援犬 天国へ』の記事の中で。18歳で永眠した太郎の飼い主だった岐阜県揖斐川町三倉の森田正行さん(71)八重さん(68)夫妻らは、こうしのんで語った

【新聞テレビから】
☆『名古屋太物ずらり 初競り威勢良し 戸惑いの中 今年も築地』、『渦巻く隊列 高山・出初め式』、『三重銀と第三銀 経営統合へ交渉』、『自転車105歳 未知の領域 仏男性1時間で22㌔走破』、『染色体異常と歩み成人式 瀬戸の女性壇上で大役』、『政府「米軍の防止策有効」 オスプレイあすにも空中空輸』、『医療ツーリズム 藤田保健大が専用センター 20床で新設へ 訪日客増に対応』、『チェーンソーで脅し「荷物出せ」 伊賀 宅配業者侵入動画の男捜査』、『★福島、茨城で震度4』(5日付、中日夕刊)
☆『初市 威勢よく 名古屋市場』『大間クロマグロ築地で7420万円に』、『原発事故検証訴え 新潟知事、東電社長と面会』、『昭和三陸地震で陸に 「津波石」の教え後世に 岩手・大船渡 埋設後大震災で姿現す』、『退位衆参合同の会議 正副議長ら16日開催へ』、『〈チェック〉すぐそこにA1のMIRAI 読解力向上に可能性 東大断念の東ロボくん』『感情把握安全運転促す 米家電iT見本市 トヨタがコンセプト車』、『大阪の病院 点滴袋に穴 投与前に発見』、『恐竜 卵ふ化に半年 米の大学調査 絶滅の一因か』(5日付、毎日夕刊)
☆『「一番札」福とり合い 熱田神宮・初えびす』、『応援犬・太郎 天へ 岐阜「いびがわマラソン」で応援犬として愛されていた太郎が永眠。18歳だった』、『レーザー研究名城大加速 赤崎さん指揮3月に拠点 青色LED技術応用 低価格追求』、『東山動物園13日再開 鳥インフル終息と判断』(5日付、中日朝刊)
☆『仏留学生不明 チリの男国際手配 帰国か自宅近く目撃情報』、『関東大震災軍港を空撮 関東大震災で被災した軍港横須賀の中心部の空撮写真が見つかった。震災の教訓を伝える貴重な資料だ』、『汚染土議事録 環境省発言削除し開示 再利用誘導 隠蔽か』『〈解説〉会合正当性に疑問【日野行介】』、『通常国会20日召集 念頭会見 首相、予算成立優先』、『サントリー子会社米上場検討 蒸留酒部門 世界展開へ資金』、『「絶対合格」絵馬ずらり 岡崎・岩津天満宮』(5日付、毎日朝刊)

一月四日
 朝一番で、次女猫シロちゃんを伴い、ふたりで近くの愛北動物病院へ。目薬がなくなったためだが、体重は2・8㌔とまずまずだった。だが、20歳で年も年。だいぶ体力も衰えてきているので「いかにして、食べるようにさせるか」と気をつかう。亡き愛猫長女こすも・ここの場合、昨年の今ごろは老衰もあって、あまり食べようとはせず、体重がみるみる2㌔を割るまでに減っていった、あの悪夢を思い出す。

        ☆        ☆
 ノヤバルサ スバカマナ チャ(ネパール語の新年の言葉) 2017年、新年明けましておめでとうございます。いつもいつも励まされこんな私でも誰かのために役に立つことが出来ていることを感謝しています。本当に有難いといつも思います……
――とは、ネパールはカトマンズ在住のポカレル本田明美さんから私のスマホに宛てて届いた新年のメールである。明美さんといえば、昨年、名古屋の〈ばあちゃん合唱団〉の持ち歌〈愛のラブバード〉をネパール語に翻訳してくださった、その人。ネパールではカトマンズのおしんと言われ、いまやリーダー的存在としても知られる。
 新年のあいさつメールは「ネパールにいてありがたいことは、普段の生活の中に、誰かのために生きることが出来る時間があることです。本当に感謝です。忙しい日本の中にいると、忘れていたこと、忘れかけていること、私は、このネパールの中で気づかされました」とあり、さらに「今年は、何かをしようではなく、心の声に従って、天の意向に任せてみようと思っています。………【今を大切に生きる】ということを忘れずに、やってみようと思います。……また、お会いできることを楽しみにしております。……今年も去年よりさらに、満足のいく、素敵な一年でありますように、お祈り申し上げます。」と続いていた。

 私はこの文面を読みながら【今を大切に生きる】ことこそ、世界共通の至言で私自身も明美さんを見習って生きていかなければ、と思った次第。友とは偉大、ありがたいものだナと心から思ったのである。
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 今日は本紙「熱砂」の〈WORLD WINDOW―世界の窓―〉欄で紹介する私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」同人たちの年の初め抱負特集記事の最終チェックなどに結構の時間を要した。
 ニューヨーク東部ブルックリン地区で4日朝(日本時間同夜)、ロングアイランド鉄道の通勤列車が脱線事故を起こし、少なくとも103人がケガ。予期せぬ鳥インフルエンザで休園となっていた名古屋の東山動植物園の動物園エリアが13日に再開されることになったニュースの一方、愛知県西尾市では市内の海岸で死んでいた渡り鳥のホシハジロ1羽から、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が検出されたという。
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【きょうの一文・ことば】
 つなみが襲った東北大震災から6年が過ぎた。海岸近くにあったお寺が流されてしまった。屋根を支える梁(はり)と柱に守られるようにして観音さまは横たわり流されずにすんだという。
 長野県の和尚さんの呼びかけで観音さまを復元しようと〝見まもり観音さま〟の建立運動が始められた。被災地の海岸で法要も続けられてきた。全国から募金も寄せられ、お寺のあった近くにお堂と観音さまがよみがえったのである。宮城県石巻市、桃浦湾をのぞむ景勝地だ。
 公演のたびにお世話になる和尚さんでもあり、東北各地では多くの皆さんのご協力をいただくご縁もあり微力ながらこの運動に参加させていただいた。今だ不明者を含め2万人余の犠牲者、各浜で犠牲になられた人たちの数だけの小石が集められた。被災地から集められた小石は〝浄石さん〟と呼ばれている。どの小石にも経や祈りが書きこまれている。この小石たちは犠牲になった人たちの声を聞いている。いつまでもその人たちの声を伝えてくれるに違いない。
……
=わが家に届いた「2017年前期№58 希望舞台つうしん」【明けましておめでとうございます】号のなかで。由井數代表の1面記事『観音さまがよみがえった』の抜粋

【新聞テレビから】
☆『目標へ羽ばたく年に 中部各地仕事始め』『東証大発会一時400円超高 米株上昇、円安進行受け』、『東山動物園13日再開 鳥インフル拡大なく 動植物園・タワー 3日間無料』、『フォード、メキシコ工場撤回 新設計画 トランプ氏に配慮か』『トランプ氏11日初会見』、『〈紙つぶて〉命名の定理 大栗博司(カリフォルニア工科大理論物理学研究所所長)』(4日付、中日夕刊)
☆『おさい銭も国際化(京都の伏見稲荷大社)』『フォード、メキシコ撤回 工場新設 トランプ氏圧力』『トランプ氏11日会見』、『交通事故死4000人割れ 16年 高齢者、過去最悪54% 最多は愛知212人』、『参院議員資産20%減 16年当選121人、平均2990万円 自民平均4688万円』『昨年当選参院議員 資産トップ元栄氏 弁護士ドットコム創業 社債14億円』、『岡崎家康以外にもあった!! 化け猫の手も借りたい 街おこしへ聖地PR』、『■フィジー沖でM6・9』(4日付、毎日夕刊)
☆『原発双葉に残り医療献身 福島・広野町火災 遺体は高野院長』『もんじゅ後継 議事録なし 官民会議検証できず』、『青学3冠箱根3連覇』、『熊本地震刻む20歳 大橋崩落の南阿蘇村90人集う』、『〈包容社会 分断を超えて㊤〉トランプ氏に侮辱されたイスラム教徒の米兵遺族 沈黙せず声上げよう 弁護士 キズル・カーンさん(66)』、『受け継がれる郷土の食=日本一硬いといわれる三重県伊賀市のせんべい「かたやき」など 中部の郷土の食を紹介』、『ゴッホとゴーギャン 交流たどる 愛知県美術館で展示始まる(3月20日まで)』、『★三代目市川右団次を襲名』、『不明留学生殺人で捜査 仏当局 チリ人の男国際手配』(4日付、中日朝刊)
☆『日常に帰ろう Uターンピーク』、『企業景気調査 「緩やかに回復」4割 前回比倍増 円安、輸出改善』、『小池氏新党に地震 「ある意味、もうできている』、『野党協力で逆転58区 次期衆院選 14年基に試算』、『夫に無断で受精卵移植 妻、女児出産 倫理規定抵触の恐れ 奈良の病院』『「娘と認める自信ない」元夫』『子の福祉後回し 公的ルール作り進まず』、『「タイタニック沈没火災原因」英研究者が新説 損傷部に氷山で穴』(4日付、毎日朝刊)

一月三日
 名古屋のホテル・テレビでみた志摩半島から撮影された富士山(三重テレビ画面から)
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 正月三ガ日が、あっという間に過ぎ去った。
 93回目の東京箱根間往復大学駅伝の復路5区間、箱根―東京・大手町、109・6㌔が3日行われ青山学院大が往路、復路とも3年連続で制して史上6校目となる三連覇を果たした。
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 さて。わが家の正月休みは、といえば。
 1日は川崎から帰郷した長男夫妻たちと食事し、家族それぞれの近況を話し合った。2日夜はその長男夫妻が私の〈古希のお祝い〉だと名駅近くのホテルに思いがけず、1泊招待してくれ、めったにはお目にかかれない〈匠〉の超高級鉄板焼きコース料理をたんのうし、食事のあと夜遅くなり舞が「最近復活した名古屋のマハラジャに、どうしてもいきたい」と言ってきかないこともあり、2人でタクシーに乗って【マハラジャ名古屋】へ。

 マハラジャは多くの人たちでにぎわっていた
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 店内は多くでごった返しており、西城秀樹の歌〈YMCA〉などに合わせ、ディスコに陶酔する人あり、飲みながら鑑賞する人あり、だべる人、食べて飲む人これまたありで、かつて空港記者時代にエアラインに務める知人らと一緒に、名古屋の都心で踊り明かした日のことなどを思い出した。
 半ば放心状態で何かに酔う如く踊る男や女たち。中に一段と高いステージがあり、そのうえで女性が挑発的に自分を見せびらかし、かつ誇示でもするように全身をくねらせ手を泳がせ、足を踏む。この世の終わりでも訪れたのか。すべての力を発散し尽くしてしまいそうな激しいリズムとステップの数々には、久しぶりにニンゲン1人ひとりのエネルギーの爆発のようなものを感じたのである。もしかしたら、このマハラジャなる存在、人それぞれの悩みや悲しみを吹き飛ばしてくれるかもしれない。
 私はかつてオランダ花ものがたりの取材で訪れたアムステルダムのハイネケンを。舞は息子夫妻が勤務していたパリのロゼを、とそれぞれ思い入れがある杯を片手にしながらのディスコの夜。そして。色とりどり、放射線状にテカテカ、キラキラキラリ、ときらびやかな照明を浴びる中でのひととき。「何か」が駆け抜け「何か」が始まろうとする不思議な時間が、アッという間に過ぎ去っていったのである。当初30分だけ、と言っていたはずの誰かさんもいつまでも席をたとうとせず、店を出た時は午前零時の少し前だった。

 こんなわけで、ホテルからマハラジャまでの行きはタクシーだったが帰りはふたりで堀川を見ながら途中、なんどもはぐれながら歩いて一緒にホテルまで帰った。部屋に戻り、室内に置かれた大型テレビを三重テレビに合わせてみたところ、たまたま画面には伊勢志摩特集が流れており内心、ラッキー気分に。
 若いころ、かつて取材で何度も訪れた真珠筏が浮かぶ英虞湾はじめ、その海を見下ろす横山展望台、松竹映画〈喜びも悲しみも幾歳月〉の舞台の1つでも知られる安乗灯台、さらには奥志摩の海女漁や海女小屋、別名どろんこ祭りの誉れ高い磯部の御田植え祭り…と幾度となく取材で訪れた土地のあの日あの頃が懐かしく蘇った。

 テレビ画面には、かつて過ごした懐かしい志摩の風景がいくつか映し出されていた(三重テレビから)
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 3日は家族そろって私の母がおせわになっている日進の老健施設「愛泉館」へ。母は名古屋の兄宅から戻った直後だった=母は名古屋の兄の家と愛泉館を行ったり来たりの日々を過ごしている=が、とても喜んでくれ、そろって顔を見せ「良かったな」と思っている。帰りはホテルから名駅まで一緒に歩いたが、名古屋駅周辺のビルがなぜか、たくましく名古屋の町そのものが大きくなったような、そんな錯覚を覚えたのである。

 名駅周辺に立つビルと自身の影を踏んでまたあるき始めた私
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 ここで、わが家に届いた賀状の文面の1部を紹介させて頂く(順不同です)。

 昨年「名古屋のコーチン音頭」を作曲し、各地で多くの人達に踊って頂きました。孫も輪に入り楽しそうでした。/◯安倍晋三 スパイ卒のプーチンに寝技取られ咽び泣き聞こゆ/ゆれながら動く、ゆれながら動いている。 豊/また一つ歳を取りました 忘れてはならない思いを胸に もう一歩前に進む 3.11福島原発災から六年 新しい年が平和と幸せでありますように
 伊神権太氏大勝利の年でありますように/又大垣の水を一緒に飲める日を待っています/戦傷者見捨てる国がどこにある 叫びし老女(おうな)いま主のもとに/「神は愛です。」(ヨハネの手紙第一4章16節b)/今年も背筋をシャン、元気におすごし下さい。/ファンクラブ同窓会でもしたいですね!! いつかお会いできる日を楽しみにしております/着水を掬ひ古硯に満たしけり 汀園/いよいよのご活躍で輝いていますね。我がことのように嬉しいです
 今年はトリ年。鶏は夜が明ける度に朝を告げます。鶏の知らせる毎日が、明るい日々であることを念じています。/今、カジノ解禁法案が国会で成立しました。一体、この国は何処にむかっていくのでしょうか。/目立った、君の名は。アッポーペンのピコ太郎/愛犬しろが突然倒れ、一時は諦めかけましたが、入院して点滴を受けた後、見事に回復して夏の猛暑をしのぎ切りました。/アメリカで、イギリスで、政治の予測がことごとくはずれ、世界は乱気流にもまれ出しました。
 名人上手にゃみな先立たれみんなうたべた恥曝し/孫が(競泳で)ブレークし東京オリンピックに挑戦します 応援よろしく!/昨年は、お会いできませんでしたね!/みんなの笑顔で福を招きましょう/笑顔がいっぱい酉の年 夢って幾つになっても追えるものなんですネ お互い頑張りましょう/お変わりありませんか? 時間の速さにただ驚きの毎日です 益々のご活躍をお祈り致しております/私どもは夫婦二人になりましたが、お陰様で元気に新年を迎えることができました。
 あらゆる命を大事にする世界が永遠につづきますよう祈ります/傘寿過ぐ寿ぐ春はあといくとせ/昨年は弦百号発行を皆さんに祝って頂き感謝と感激で過ごしました。今年は百一号に向け新たに意欲を燃やしています。二月にはスケッチ展を予定しています。/小説集「彩鱗舞う」は一月中には出版できる予定です。お送りしますので是非読んで下さい/小説の中では老いも忘れいつまでも若々しくいられるのがうらやましい限りです。/相変らず孫に振り回され、さらに老人会会長を押し付けられて走り回っています
 師走・大比叡山の麓は琵琶湖なり終の栖家をここに定めて/【新年の抱負】『自己蘇生』精神と肉体の新たなる練成。/Webの小説.トシコさんの存在が生きているなと……僭越ながら/列座初冬御影堂(初冬の御影堂に並んですわり) 細書佛説沐餘光(般若心経を書写してお蔭をこうむった) 誰知和上念郷國(鑑真大和上は常にふるさとを思っていた) 色即是空神智藏(色即是空に霊妙な智恵がかくれている)

【きょうの一文・ことば】
 作家で文芸評論家の故丸谷才一氏は、かつて新聞社の論説委員を主人公とした小説の中で社説読者の少なさをこう記しました。
〈一説によると全国の論説委員を合計した数しか読者がゐないといふが…〉(『女ざかり』)
……
……
 冒頭の丸谷氏の小説の続きはこうです。ある論説に大物政治家が「あれはいけない、みんなが怒つてゐる」と評し、論説委員長は手ごたえ十分と喜んだというのです。そうありたいものです。権力に厳しく人に優しく、です。
=3日付中日新聞〈論説特集〉の中の『社説を読んでください 東京本社論説主幹 深田実』から。深田論説主幹の文を1部、抜粋

【新聞テレビから】
☆『〈論説特集〉権力に厳しく 人には優しく』『関の刀匠 新年の火花』、『名大病院心臓移植可能に 中部初認定4月から受け入れ 地元で手術負担軽減』、『マンションや商業施設 神宮前駅東再開発へ 名鉄、19年着工目指す』、『トルコで乱射39人死亡 ナイトクラブ IS(過激派組織「イスラム国」)が犯行声明』(3日付、中日朝刊)
☆『東電再編国が「仲介」 円卓会議 大手電力に要請』、『旭化成18年ぶりV 実業団対抗駅伝』、『〈混沌たる世界を問う ①ジャック・アタリ氏(思想家、経済学者)〉変質容易な「液状社会」』(3日付、毎日朝刊)

一月一日
 あけまして、おめでとうございます。

 ことしもわが家には元日から年賀状がどっさり届き嬉しく思っています。みなさま、くれぐれもよろしくお願いします。賀状には機知に富んだものから、人生を歩んでいくにあたってのかけがえない示唆、人生訓、励ましなどありがたい限りです。読ませていただきながら全ての方々にとって、良い年になるよう見えざる〈神の手〉に祈りました。
 さて。ことしは酉年。賀状には躍動するトリの画つきが目立ち、微笑ましい限りです。海外の友人からも届き、なんだか恐縮至極のスタートとなりました。

 酉、トリ、鳥で彩られた年賀状。賀状の中には海外組も
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 中に【乱世には「不測に立ちて無有に遊ぶ」の莊子の言が鉄則でしょう。薄っぺらな予測にこだわらず、しなやかな精神で変化に対したいものです。】と時代を鋭く突き、かつグサリと指摘した1通が心に残りました。
 ほかに【私は自分が存在するのは、天の思し召しにより宇宙の法則の中で生かされているのだと思い、毎日を過ごして参りました。無病で新年を迎えることができて感謝しています。今まで以上に人類の平和と人間の尊厳維持を念じて行かねば…と思います。】【逢ひし人 みな懐かしく老いの春 於左夢】と正直な胸の内を吐露した慈愛に満ちた文面も。

 賀状は訴える〈しなやかな精神で〉と
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 さらに「脱原発社会、目指しましょう」「私共二人合わせて154才。たゞ今老化街道を前進中です」「昨秋の書展にて大臣賞を授かりました」「高齢猫いかがですか。体に気をつけてご活躍下さい」「新聞で2回見た。頑張れ、ゴンチャン!」「脱原発の会でお世話になっています。お顔を拝見するといつもホッとします」「森監督に(ドラゴンズが)優勝してもらえるよう応援します」「酒なくて何の己が桜かな」「元気で正月を迎えることができて幸せです。どうぞみなさまもお健やかで!」「ことしも俳句の世界を楽しくさまようつもりです」「再起をかけがんばっています」「愛犬が11才で死に淋しくて悲しんでいます」「いよいよのご活躍で輝いていますね。」など。
 愛情あふれる賀状の数々を手に、うれしい時が過ぎていったのである(賀状については3日にあらためて詳しく紹介予定でいる)。
        ☆        ☆

 トルコのイスタンブールでナイトクラブが銃撃され39人が死亡。惨劇は、東のアジアと西のヨーロッパを結ぶ東西の接点ともいえる、あのボスボラス海峡に面した風光明媚な歓楽街の一角で無情にも発生した。ISまたはクルド人武装勢力の仕業とみられるが、犯行声明は今のところなく単独犯とみられる。それにしても、なぜ正月早々に、なのか。
 きょう元日付中日朝刊に「福島・広野町で火災、医師死亡か 原発事故後も診療継続」の1段ベタ記事。それによると、12月30日午後10時半ごろ広野町、高野病院の院長高野英男さん(81)宅から出火、室内から高野さんとみられる男性の遺体が見つかったという(その後、高野さんと判明)。
 高野さんといえば、高齢ながら福島第1原発事故の被災地医療を守り続けたことで知られる。原発事故が起きた際には原発の20~30㌔圏内で緊急時避難準備区域に指定されながら、寝たきり患者が多いため避難せずに、そのまま診療を続けた医師でも知られる。その町の被災患者らを守り続けた老医師が思わぬ火災で亡くなってしまうだなんて。
 この世は、正月早々から非情ないきものだ。

【きょうの一文・ことば】
 鼠ケ関の港に集ふ漁船海女びと手を振り船は過ぎ行く(天皇陛下。第36回全国豊かな海づくり大会で)
 ためらひつつさあれども行く傍らに立たむと君のひたに思せば(皇后さま。被災地熊本で)
=2017年1月1日付中日朝刊『(新年に当たっての)両陛下の歌』から。天皇陛下は全国豊かな海づくり大会、皇后さまは被災地熊本を訪れた時の思いをうたわれた

【新聞テレビから】
☆『幸せトリ込め 熱田神宮初詣』、『両陛下、今春ベトナムへ 愛子さまは高校生に』『愛知県自動運転リード 全国初 無人公道実験へ』、『レゴランド隣 体験型店舗 そば打ち、お香作り…3月に開業』、『隈さん設計伝統美の式場 18年春 名古屋に』、『8年ぶりに平成中村座 6月二之丸広場で 今年は名古屋城でパワーを 終夜営業にぎわい』、『名大女子に給付型奨学金 17年度後半にも 市民から寄付つのる』、『車転落3人死亡 横須賀 立体駐車場5階、2人重傷』、『高1が母親殴り死なす倉敷 殺人未遂容疑で逮捕』、『〈内なるトランプ〉先が見えない。年だけ取っていく――45歳・派遣労働者 ▼序章「忘れられた人々」 声なき声聞こえるか』(2017年1月1日付、中日朝刊)
☆『夜空焦がすかがり火=三重県伊勢市の伊勢神宮外宮で31日夜、火除橋前に丸太が円形に組み上げられ、参拝者を迎え入れる恒例の大かがり火がたかれた』、『両陛下が新年に歌 年頭所感はとりやめ』、『〈現場報告トランプと世界〉米、移民流入で生活不安 多文化主義の危機「白人優越」タブー正当化』『希望を持って前へ 主筆小松浩』、『天皇の意思明記せず 特別立法 退位要件で政府方針』、『〈東京2020への伝言②〉 集大成 木のぬくもり 半世紀浮沈ともに 新国立競技場を設計 隈研吾さん』、『はちまき姿で正月特訓 名古屋の進学塾』、『車転落 家族3人死亡 立体駐車場5階から 横須賀 バックでフェンス破る 帰省中、息子2人は重傷』、『母親殺害 高1逮捕 未遂容疑 金づちや包丁使い岡山』、『槍ケ岳で滑落 男女2人けが』(1日付、毎日朝刊)

17年1月2日

ウェブ作品集

伊神 権太

実録随想「残り花」

平成二十九年一月三十一日
 米新大統領による【トランプ風】が世界じゅうを震撼させ、吹き荒れている。そんな世界情勢のなか、私は私で。わけあって。懐かしの伊勢志摩へ。

 今夜は的矢がきで知られる志摩の的矢湾に面した宿で一夜を明かす。このため、きょう、あすのことは改めて詳しく書くことにしたい。

【きょうの一文・ことば】
 それだけに締切日に原稿が間に合わなくて、雑誌に穴を開ける作家がいるということが信じられなかった。それを編集者に言うと、彼は苦笑しながら「一流作家は締切に遅れることはありません」と言った。「雑誌に穴を開けたりするのは、二流作家です」
=百田尚樹の『大放言』(新潮新書)著書内で。「第二章暴言の中にも真実あり」の中の〈文芸の甘い世界〉に、こんな的を得た1文をみかけた

【新聞テレビから】
☆『★両陛下、静養先で散策 =天皇、皇后両陛下は31日、静養先の神奈川県葉山町の葉山御用邸裏にある「小磯の鼻」と呼ばれる海岸を散策された』、『米入国禁止広がる混乱 司法長官代行を解任 トランプ氏 反対され直後に』『「大統領令は違憲」初提訴 ワシントン州』『オバマ氏「差別反対」異例の現職批判声明』『東証一時300円超安 NY株2万㌦割れ 欧州でも大幅安 円高進行113円台半ば』『米、TPP離脱通知』、『命 人形劇で伝え 三重、息子交通事故死の女性 あす初披露「大切さ 子どもたちに」』、『元小結 時天空が死去 37歳 悪性リンパ腫 闘病1年余』、『中核派学生逮捕で 京大熊野寮を捜索』(31日付、中日夕刊)
☆『入国禁止令 米司法省トップ反対「合法と確信せず」 トランプ氏直後に解任』『フォードも不支持』『ワシントン州が大統領を提訴へ 全米初』『TPP離脱を通知 参加国に「法的義務負わず」』『改めて翻意促す 菅官房長官』、『私立中入試に英語95校 首都圏選択科目に 大学受験見据え 名古屋国際中で導入 県内では珍しく』、『少年法18歳未満諮問へ 適用引き下げ 来月の法制審』、『20万人以上の障害者安楽死 ナチス医学犠牲者調査へ 独の研究機関 「負の歴史向き合う』、『岐阜県美術館 職員の漫画人気 監視業務描く「ミュージアムの女」 SNSで公開 連載20話超え』(31日付、毎日夕刊)
☆『米入国停止に反発拡大 共和党、司法、同盟国も』『楽天、スタバ… 広がる難民支援』『7カ国乗客航空各社が回避 全日空・日航米行きで方針』、『福島2号機 溶融核燃料か初映像』、『岩倉のNPO「訪問型」試行 病児保育 自宅で』『共働き増、足りぬ受け皿 難しい経営、急変時対応課題』、『店長過労死で賠償命令津地裁 ミスド運営側に4600万円「不規則勤務で疲労蓄積」 社側責任もっと重い・森岡孝二関西大名誉教授(企業社会論)』『うつむく妻言葉発せず 「管理徹底を」コメント』、『〈元名大生の闇〉「面白い子」当初対象に 仙台放火未遂 検察指摘の4人』、『柔整師保険金詐取 春日井 容疑の2人逮捕』『接骨院から自賠責請求急増 患者と共謀のケースも』、『再選の藤井市長 公務再スタート 美濃加茂』、『中電 ガス6%割安 家庭向け 東邦ガス従来比』(31日付、中日朝刊)
☆『米入国禁止異議相次ぐ 4州で一部執行停止』『難民雇用・支援――大企業も政権と距離』『対象者の搭乗断る 米国便 全日空と日航方針』、『福島2号機 溶融核燃料の可能性 圧力容器下 堆積物の画像公開』『「放射能ついている」 原発自主避難 小5時いじめ』『〈2017冬 ヒバクシャ①〉「核のボタン」トランプ氏に わしらの存在を知れ 広島県被団協理事長坪井直さん(91)』、『豊洲巡って神経戦 都議会 有害物質検出で加速』、『藤井市長信任を強調 美濃加茂再選「裁判は裁判」』、『化学合成に新触媒 廃棄物削減の可能性 微化研開発』(31日付、毎日朝刊)

一月三十日
 トランプ米大統領が署名した難民や移民の入国を停止する大統領令に対し、国内外の反発が日に日に拡大している。与党・共和党のマケイン上院軍事委員長らが「米国がイスラム教徒を拒んでいる印象を与えている。過激派組織・イスラム国(IS)掃討に逆効果だ」との声明を発表すれば、連邦地裁判事も適正な査証(ビザ)を持つ人の強制送還を禁じ、大統領令の一部停止を命じる決定を下すまでの事態に発展。
 自由と民主主義の雄、米国そのものがきりもみ飛行状態に陥り始めた。この現実に新大統領は、こんごどんな舵取りをしていくのか。自らの政策の行き過ぎ、いや愚行は改める必要があるのではないか。いまなら、まだ間に合う。デナイト、世界そのものが憎悪と憎悪が飛び交う暗黒の時代に入らないとも限りない。これでは新たな憎悪の連鎖とテロの続出が心配される。
 安倍首相は今こそ、日本いや世界の叡智としてトランプ首相に非は非として直言すべきではないのか。既に英国のメイ首相は「こうした手法には同意も出来なければ採用もしない」と批判的なコメントを発表、ドイツのメルケル首相も「テロとの戦いは、イスラム教徒ら難民の受け入れを禁止する言い訳にはならない」と直接意見をしている。安倍さんとて自国のためにも「コメントする立場にない」などと言ってはおれないはずだ。
 
 東電が福島第一原発2号機の格納容器内のカメラ調査を実施したところ、圧力容器下にある金網状の作業用足場の上に溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)とみられる黒っぽい堆積物が見つかった、と発表。
        ★        ★

 朝。不燃物のゴミ収集日なので妻の舞と指定の集積場へ。

 目も愛らしくパッチリと。元気になった愛猫シロちゃん
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 いったん帰り、こんどはシロちゃんを近くの動物病院へ。最近は食欲もあるため体重は2・82㌔とまずまずだった。このところ、目薬による治療が続いた目の方も「両目とも大丈夫。よくなりました」とのことでホッと。デ、わが家へ帰ろうとすると「待ってよ」の声。「最近行ってないので、シロちゃんの冒険を兼ね、チョットだけ畑まで行ってほしいの」ときた。
 というわけで、シロちゃんを毛布にくるんだまま、宝同然に胸に抱える彼女を助手席に久しぶりに畑〈エデンの東〉へとハンドルを切り、3人で訪問とあいなった。畑地は、このところの寒さ続きで案の定、かちかちに凍っており、あげくに彼女が内心期待していた玉ねぎの生育具合は一向に伸びた気配もなく、縮こまったままだった。

 ほかにもアレコレとあり新聞を落ち着いて読み始めたのは、午後1時過ぎ。舞は引き続き、入浴サービスで母のもとへ。行って帰ったその足で、こんどは近くの町医者での薬に合わせた定期受診と、あわただしい時が過ぎていった。
 ただ、きょうはバタバタしながらも午前中、ラジオから流れてきた『NHKラジオアーカイブス』の〈カルチャーラジオ〉で1953年3月26日に放送された趣味の手帳【しゃれと、どどいつ】をたまたま耳にすることが出来、運が良かったと思う。

【きょうの一文・ことば】
♪鳴いてる鶯止めるも嬉しそっと庭から主がきて
=30日NHKラジオの『ラジオアーカイブス〈カルチャーラジオ〉 大村彦次郎(文芸評論家)』の番組のなかで。新聞記者で文芸作家だった鶯亭金升(おうていきんしょう)と新派俳優・初代喜多村緑郎の対談中、鶯亭金升の口から思わず漏れ出た都々逸
※鶯亭金升は、どどいつにも長じており、♪花は笑顔のおもてに咲いて月は心の裏に澄む―などの名作でも知られる

【新聞テレビから】
☆『「信仰の自由大統領も変えられない」入国停止は違憲共同声明 米15州・首都司法長官ら』『強力な国境管理必要トランプ大統領反論』『トヨタ社長と首相が会談へ』、『愛する母 宮殿に ダイアナ元妃没後20年 2王子要望 像設置へ』、『圧力容器真下 溶融燃料か 福島第一2号機 黒い塊確認』『二段構えで津波低減 一本松見守る防潮堤 陸前高田 高さ12.5㍍に倍増』、『移住漁労長 夢も大漁 尾鷲の定置網漁28歳抜てき』、『「ちょい乗り」410円始動 都内23区など タクシー短距離値下げ』、『再選の藤井市長が1カ月半ぶり登丁 美濃加茂』、『同姓同名候補 826票が案分 (佐賀県)唐津市議選 現新「青木茂」さん 双方当選』、『NHK職員を 脅迫容疑逮捕 弁護士事務所に「殺す」』(30日付、中日夕刊)
☆『忍法超美味の術 揚げクッキーを開発 伊賀の和菓子職人 東海地方ゆかりの食材で』、『州司法長官相次ぎ非難 米入国停止令 抗議拡大』『アカデミー授賞式「出ない」イラン映画監督』『遠征で出国 選手への影響は NBA懸念』『入国拒否に「私たちは米国人」「監視社会に戻るな」 合衆国怒り広がる』『CNN報道 ネット閲覧記録 開示要求検討』『国際連携で難民対応 首相 米大統領令論評せず』『東証反発144円安』、『若手助成へ科研費改革 文科省方針「挑戦的研究」を拡充』、『〈W杯スキー ジャンプ女子〉まっさらな気持ちで 高梨足踏み脱出50勝目』、『84歳 運転曲がり角 認知機能低下の恐れ半数超え 更新時検査』(30付、毎日夕刊から)
☆『米大統領令広がる混乱 280人入国・搭乗拒否 地裁は送還禁じる』『〈核心〉「入国禁止令」混乱拡大 米空港に失望と怒り 留学生国外足止め、各国首脳も非難』、『美濃加茂市長 藤井氏再選 上告中 任期残り4カ月』『〈解説 〉選挙の意味見えず(美濃加茂通信局・平井一敏)』『岐阜知事選古田氏4選 投票率36・39% 2番目の低さ』、『渡辺未到6秒台 200平世界新 リオの雪辱筋力強化実る=リオ五輪代表、19歳の渡辺一平(早大)が2分6秒67の世界新記録で優勝した』、『〈テニス■全豪OP〉フェデラー7年ぶりV 四大大会 男子最多18勝 強気貫き完全復活』(30付、中日朝刊)
☆『日米、96年に危険性言及 普天間文書「オスプレイ」削除』『日本側米の都合優先か 沖縄配慮より「軍の論理」』、『米混乱280人入国拒否 難民ら連邦地裁は送還認めず』、『美濃加茂市長選 出直し藤井氏再選 有罪上告中 新人降す』『岐阜知事選 古田氏4選』『桜井氏が3選 亀山市長選』、『〈庶民革命の今 検証河村市政㊦〉描けぬ国政復帰 小池氏、維新と連携不透明』、『■南極の昭和基地開設60年でイベント』、『辺野古サンゴ減る 昨年まで回復 工事の影響懸念 生育調査』(30日付、毎日朝刊)

一月二十九日
 日曜日。夜、雨が降り始めた。早朝から深夜未明にかけ、ずっと延々と自室にこもる私。

 事前収賄などの罪に問われ昨年11月に名高裁で逆転有罪判決を受けた岐阜県美濃加茂市の藤井浩人前市長(32)の辞職に伴う出直し市長選が投開票され、無所属前職の藤井氏が無所属新人の市民団体代表鈴木勲氏(72)を破り、再選された。投票率は57・10%だった。
 この日は同県知事選もあり、無所属現職の古田肇氏(69)=自民県連、民進県連、公明推薦=が、無所属新人で共産党県常任委員の高木光弘氏(57)=共産推薦=を大差で退け、4選を果たした。こちらの投票率は過去最低の前回33・92%に次ぐ36・39%。
 有権者は正直で、投票率が関心の高さのバロメーターだといっていい。
        ☆        ☆

 きょうは先日ひと通り読み通した「熱砂」同人、平子純さんの意欲回想録『翻弄』の第2弾である〈ある名古屋の宿の物語 第二章 成長編〉の本欄ウエブ作品集・平子純の頁への公開のための編集作業で、まる1日費やすことに。あらためての行替えや追い込み、送り仮名、人名の確認などに延々と時ばかりが過ぎていったが、「完璧」となると、とても難しいので、ある程度のところで切り上げ、思い切って公開に踏み切った。
 二度、三度と読み返すうち、ふと私は「この回想録は名古屋の宿の物語であると同時に、戦後を歩んだ家族の苦闘の歴史だなっ」とも思った。そうした面からも、「熱砂」読者の皆さまには時間が許すならぜひ読んで欲しく、戦後ご自身が歩んで来られた来し道を振り返り、〈あすへのエネルギー源〉にでもして頂けたら、と思った次第。
 大阪万博で活況に満ちていたあの日あのころをはじめ、主人公政志の無手勝流ともいえる受験生時代や北海道・東北など各地への漫歩時代、さらには政志が修行先の鹿児島から名古屋に帰る場面、そして姉里美の結婚式、コンパニオン全盛時代、旅館の建て替え、食中毒事件…と起伏に飛んだ内容ともなっている。

【きょうの一文・ことば】
 政志は宴の途中キャンドルサービスで姉が近くに来ると涙が止まらなくなった。里美も政志の涙を見ると自身も泣き始めた。政志は姉との思い出が駆け巡って涙が出てしようがなかった。姉からは幼児の頃から病弱だった美代子(母)に替りいろいろ世話を受けた。小学校の時かばってもらった事、自転車で合乗りして交差点でオートバイに当てられ政志が吹き飛ばされ脳震盪で一瞬気を失い二人でとぼとぼ自転車を引き摺り帰った事。中学高校での事等いつも里美に庇われて育った事等が思い出されたのである。
=平子純作『翻弄 ある名古屋の宿の物語 第二章 成長編』から。里美の結婚披露宴での描写のひとこま

【新聞テレビから】
☆『〈サンデー版大図解〉キリン~絶滅危惧種に~』、『首相、車業界の貢献説明 電話協議 トランプ氏「同盟重要」 来月10日に首脳会談 米、7カ国からの入国禁止』『米英首脳会談 対ロ政策で差』、『自民市議団岩城氏支援 名古屋市長選 県連にも要請』『明言避けるも3期目に意欲 河村市長』、『福島の津波悲しみ記録 4人失った一家映画に 豊橋で来月上映』『「即応力が大切」津波避難を学ぶ 南三陸、むすび塾』、『ハンセン病元患者 相模原殺傷に憤り 差別の歴史 今に伝えねば 名古屋出身 78歳初めて経験語る』、『高校生の夢 飛んだ 名古屋市立工高 自作機の飛行成功』、『5氏に中日賞贈る 日展東海展』(29日付、中日朝刊)
☆『〈くらしナビ・ライフスタイル〉2017~18年秋冬メンズコレクションファッションNote 日本勢欧州で存在感 ●世界駆ける可能性●パリコレの2割』、『日米 来月10日会談合意 通商問題議論へ 首脳電話協議』、『米英2国間通商強化 首脳会談 EU(欧州連合)離脱を称賛』『トランプ大統領 各国と電話協議』、『二宮忠八の夢実現 「玉虫型」参考に製作 名古屋の高校飛行成功』、『28歳女性刺され死亡 元夫自殺か ストーカー被害相談 長崎』、『〈Sストーリー〉心むしばんだ恐怖――袴田巌さんと姉の「日常」』『事件なんてありゃせん 死刑と隣り合わせの半世紀 姉は一度も疑わず』『真に笑える瞬間遠く』、『〈ともに 2020バリアーゼロ社会へ〉手の中の道しるべ 全盲技術者が開発 実証実験へ 障害者向け高精度システム』(29日付、毎日朝刊)

一月二十八日
 トランプ米大統領が27日、テロ対策として全ての国からの難民受け入れを120日間停止する大統領令に署名。難民以外の外国人も、イスラム教徒が多数を占めるシリアなど7カ国からの入国を90日間禁止した。署名後、さっそくニューヨークの空港でイラク出身難民2人が拘束され、カイロでもイラク人ら6人が米国に向かう航空機への搭乗を拒否された。
 大統領令では、シリア難民が「米国にとって有害だ」とし大統領が受け入れ可能と判断するまで入国を停止。それ以外の国からの難民も、より厳しい入国審査制度を整備するまで受け入れを120日間停止。難民以外の市民も入国が禁止されるのは、シリアのほか、イラク、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンの7カ国で、ビザ(査証)発給が90日間停止され、その間に基準を厳格化。それを満たした国だけにビザ発給が再開されるという。

 これまで自由と民主主義の国の象徴ともいえた大いなるアメリカは一体どこに行ってしまうのか。アメリカがだんだんとちいさく、そして魅力のない国になっていく。そうであってはならない、のにである。
        ☆        ☆

 アンデスの楽器、サンポーニャの笛ふき。これまで正直、一向に上達しなかったが、ペルー人の先生、ロベルト・ゴンサさんの「ゴンタさん、ゴンタさん。がんばれ、がんばれっ」の応援もあってか、さまになりつつある。celeste(青い空)、Sariri(旅人)、FIESTAAYMARA……と、ナントカ吹きこなせる自信が出て来た。
 
 アンデスの笛といえば、ほかにケーナもあるが、きょうアンデスの笛仲間で南米民族音楽愛好家・小川健二さんから、とある場所で尺八とケーナを合わせた〈尺ケーナ〉なる、世にも不思議な、世界でもただ1つしかない珍しい名器を見せていただいた。アンデス笛を自分で作ってしまう器用な小川さんご自身が生竹を四年間乾かして手づくりでこしらえたという天下の日ア折衷の楽器で、これには驚いた。
 ちなみに小川さんご自身に奏でていただいた名器の音はといえば。ケーナに尺八の余韻が漂い、なんとも荘厳かつ華麗、透明な得難い音であった。

 手づくりの愛器〈尺ケーナ〉を手に奏でてみせる小川健二さん
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        ×        ×
 センバツ21世紀枠に「不来方(こずかた)」。土地荒らす鬼が神に捕らえられ、二度と来ないと誓った地名伝説。部員10人伸び伸びと。鬼も応援に来よう。――とは本日付毎日夕刊〈近事片々〉。/「たたき上げ 昭和の趣」。横綱稀勢の里誕生翌日、経済紙に躍った見出し。坂の上の雲の上、アメリカはもういない。時代は本当に未来へ進んでいるのかな。週末散歩。夕日が目に染みるなあ。――とは本日付中日夕刊〈夕歩道〉
 大相撲、高校野球、そしてトランプ政治がこの世の映し絵に。これに自然の顔も加わって。さて、人類の行く道は。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
……一般に排外主義者は、自らの「排他性」「攻撃性」と何かの宗教の教義を同調させ、正義を装うことがある。新大統領の演説から信仰心よりも、優しさとは相反する彼の本質を感じたのは、選ばれない者ゆえの深読みだろうか。
=28日付中日夕刊『〈紙つぶて〉選ばれし者 内藤理恵子(宗教学者、コラムニスト)』から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『〈ETV特集選〉加藤周一・その青春と戦争▽朗読・西島秀俊 =滅びしものは美しきかな(加藤のノートから)』(28日夜、NHKEテレ)
☆『〈紙つぶて〉 選ばれし者 内藤理恵子』、『トランプ首脳外交スタート 米英新2国間協定へ 「特別な関係」強化』『日米首脳、今夜電話協議』『難民入国一時停止 大統領令署名』、『残業繁忙期は月100時間 政府案 過労死ライン超え容認』、『サザエさんはゆかりだな~♪銅像設置 福岡・早良区』、『SEALDs 54の瞳 SEALDs untitled stories 東京の男性写真集出版』、『ボルト選手「金」返還 北京400リレー「つらいが応じる」』、『民間特別養子縁組319件 14、15年度厚労省調査 1歳以下が85%』、『津島市観光協会「多忙で…」 移転放置1年 賃料二重払い』、『深夜の繁華街狙われる女性 中区 ひったくり続発』(28日付、中日夕刊)
☆『〈東海百景〉青空透ける氷のアーチ =三重県菰野町の御在所岳(標高1212㍍)山頂で木々が樹氷に覆われ、青空との幻想的なコントラストが観光客や登山者を魅了している』、『●eye 見つめ続ける大震災 楢葉事故6年の再スタート 命の原乳出荷に責任』、『米英「特別な関係」確認 首脳会談対テロ協力強化』『「壁」発言自粛合意か 電話協議 米、メキシコ首脳』『日米首脳今夜電話協議』『難民受け入れを停止 米大統領令署名 シリアからは無期限 フェイスブックCEO(最高経営責任者)懸念表明』『マイアミ「聖域都市」やめる 不法移民対策「補助金停止」に対応』『トランプ氏 水責め復活を断念 国防長官の発言尊重』、『ツツジ また咲くか 帰還困難区域 福島・夜ノ森駅 除染で伐採 住民ら再生へ』『原発避難中に孤独死 70代男性 災害公営住宅で初』、『女性署員にプロレス技 滋賀県警(長浜署員)、セクハラ調査』(28日付、毎日夕刊)
☆『鳥羽・志摩の海女漁指定へ 重要無形民俗文化財』『「次はユネスコ登録」 喜ぶ地元』『通商戦略多国間から転換 米、2国間協定要求へ「為替操作防ぐ規定を」』『自動車、農産品も TPP(環太平洋連携協定)代替日本に圧力か(矢野修平、桐山純平)』、『第72代横綱稀勢の里 雲龍型で土俵入り』、『心臓移植で 選定ミス3件 優先患者2人、機会逃す 移植ネット検索中止』、『津島の72歳死亡 自殺図った? 夫』『「介護の限界」 相談 認知症ケア休めず デイサービス拒む』『「老老」の悲劇また「手段全て頼って」』(28日付、中日朝刊)
☆『ユネスコ登録に弾み 鳥羽・志摩の海女 重要民俗文化財に 夢は「3世代で海へ」 動物飼育員から転身の29歳』『鳥羽市 「海女さん条例」制定へ』、『「ヒロシマは人類の悲劇」 バチカン外務局長 きょう来日 核軍縮で日本と協力強化へ』、『街照らす12色 大阪・通天閣ネオン改修』、『東芝、原発事業を縮小 半導体分社化決定』、『第89回センバツ出場校 至学館、多治見に春』、『公明 「共謀罪」提出容認』、『日本と2国間通商交渉 首脳会談 トランプ氏、要求へ ロイター報道』、『天下りあっせん キャリアは現職ルート 文科省ノンキャリはOB』、『県・名古屋市の各教委後援 環境保護イベントでストリップ』(28日付、毎日朝刊)

一月二十七日
 第72代横綱稀勢の里(32)の横綱推挙式と奉納土俵入りがこの日、東京の明治神宮で行われた。太刀持ちに高安、露払いに松鳳山を従えた新横綱は、腰を深く沈め右手を上に向けて伸ばし左手を脇腹に当て少しずつ立ち上がる【せり上がり】に約6秒かけ、堂々たる土俵入りだった。
 3月19日から甲子園で始まる第89回選抜大会の出場32校を決める選考委員会が大阪市の毎日新聞大阪本社で行われ、高校球界屈指の強打者、清宮幸太郎を擁する早実(東京)や、史上3校目の春連覇に挑む智弁学園(奈良)、昨夏全国制覇した作新学院(栃木)などが選ばれた。東海地区からは至学館(愛知)の初出場が決まった。
        ☆        ☆

 午後、名古屋国際センターで開かれた中部ペンクラブの理事会に出席。

【きょうの一文・ことば】
「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は二十六日、地球最後の日までの残り時間を概念的に示す「終末時計」の時刻が残り二分三十秒になったと発表した。時刻は過去一年の出来事を踏まえ、進めたり戻したりし、毎年この時期に発表している。昨年一月時点で針は残り三分を指していた。
=27日付中日朝刊『終末時計30秒進む トランプ政権影響 残り2分30秒』の記事の冒頭書き出し部分。記事では「同誌は今年の時刻を決める判断材料として、トランプ米大統領誕生のほか、同氏の核兵器や地球温暖化に対する発言、地球規模で悪化する治安状況などを挙げた」とも

【新聞テレビから】
☆『むかしのあそび 伝授 宮田小支援ボランティア 全学年を、1年通してボランティア支援』、『子供・若者育成支援内閣総理大臣表彰 (特)子どもと文化の森』(27日付、尾北ホームニュース)
☆『ポカポカ竜快汗 沖縄合同自主トレ』、『日米、2国間貿易交渉へ トランプ氏 首相に要求意向』『一方的譲歩しない 安倍首相』『メキシコ産品20%課税 米検討 国境の壁建設費用に』『米メキシコ 首脳会談中止』『「トランプ氏人種差別主義」 アカデミー授賞式 イラン女優欠席へ』、『72歳妻死亡、夫? 自殺図る 津島「老老介護」心中か』『「妻が認知症」悩み訴え』『日進の「ドライブスルー公衆電話 もしもし引退ですか 平成遺産、今は全国2カ所』、『関ケ原知られざる戦争跡 中3、防空監視哨の証言集め』、『廃カツ転売元業者有罪 名地裁「食品信頼ないがしろ」』、『父娘殺害事件で知人に放火容疑 長崎県警逮捕』(27日付、中日夕刊)
☆『(トランプ米大統領が大統領専用機)エアフォースワン初搭乗ご満悦』『対メキシコ関税20%案 トランプ氏「壁」費用に充当 首脳会談中止』『米「為替操作を制限」貿易協定相手国けん制』『円安一時114円台』、『消費者物価 4年ぶり下落 昨年 原油安、円高響く』、『東山動植物園80年の記録映像 命つなぐ歩み未来へ 椙山女学園大学生ら取材、編集 開園以降の出来事鮮明に』、『岡本太郎さん「みんなのため」保存訴え 太陽の塔残す気なかった』、『諫早干拓新和解勧告 長崎地裁 漁業振興基金を拡充』、『〈バリアーゼロ社会へ ともに2020〉ホームドア91駅新設 昨年の転落2件契機に 鉄道10社が決定』『危険踏切529カ所追加 国交省指定 対策義務づけ』(27日付、毎日夕刊)
☆『飛騨染寒ざらし 青空にくっきり 高山』、『排外トランプ政策着々 メキシコ国境に壁指示 イスラム系入国制限へ』『「寛容こそ米国の姿」 夢追う移民不安(ニューヨーク・北島忠輔)』『日本企業の貢献 理解求める方針 首相、首脳会談で』、『自白強要、勝手に調書 長崎県警 取り調べ録画で発覚』『脅され自暴自棄に 取り調べを受けた男性の話/違法性はなかった 長崎県警刑事総務課の柴原雅也管理官の話』、『シャチ4億8000万円 名港水族館 無償レンタルやめ購入へ』『先輩を継ぎ夢の翼 名古屋市立工高 7年かけ あすトライ 「飛行機の父」明治の図参考に』(27日付、中日朝刊)
☆『相模原殺傷半年 障害者同じ尊い命なのに 娘亡くした母』、『政府、2国間交渉 検討 米TPP(環太平洋パートナーシップ協定)離脱念頭 来月10日首脳会談調整』、『難民受け入れ半減へ トランプ氏 排外主義鮮明』、『〈庶民革命の今 検証 河村市政〉劇場型手法に限界 自民公3分の2議会に押され』、『燃料データ不正 三菱自に課徴金4.8億円 改正景表法違反 消費者庁初命令へ』、『東京高裁判決 同居母に親権 父提案「年100回面会」認めず』、『石井ふく子さんら表彰 毎日芸術賞と千田是也賞』(27日付、毎日朝刊)

一月二十六日
 トランプ米大統領が25日、中南米からの不法移民の流入を阻止するため、メキシコ国境への「壁」建設を直ちに開始するよう指示する大統領令に署名。自ら国境管理や移民政策を担当する国土安全保障省に出向き「国境のない国は国ではない。米国は今日から国境管理を取り戻す」「犯罪者や不法労働者の入国を食い止めることで何千人もの命と何百万の雇用を守ることが出来る」と強調したという。
 また大統領令では国境警備や入国管理に当たる職員を増員。強制送還に力を入れるほか、不法移民対策に非協力的なニューヨークやサンフランシスコといった自治体への補助金交付を停止する措置も盛り込まれたという。トランプ大統領は翌26日になりツイッターに「メキシコが『壁』の費用を払いたくないのなら(31日に予定される米国との)首脳会談をキャンセルした方がいい」と投稿、メキシコのペニャニエト大統領をけん制した。
 このツイッター投稿はペニャニエト氏がメキシコ国境の「壁」建設を進めるトランプ氏の大統領令への署名を受け、国民に向けた声明で「メキシコは国境の『壁』の費用を負担しない」と強調したことに反応したものと見られる。輸出の8割が米国向けのメキシコは経済面での対米依存が強く、こうした事情も踏まえペニャニエト大統領はこれより先の演説で「米国とは対立も服従もしない。解決策は対話と交渉にある」と述べている。

 だが、しかし。メキシコではアメリカ製品の不買運動までが起き始めた。また、ニューヨークではデブラシオ市長がこうしたトランプ氏の姿勢に「我々は全ての市民を守る」とまで言い切り、反発している。そればかりか、世界中で「この21世紀に『壁』をつくるだなんてバカげている。彼の行動や発言は多くの人々を傷つけている」と抗議の声が渦巻いている。日本国内また、しかりである。
 実際、ここまで強引なトランプ氏の姿勢に世界中で堪忍袋の緒が切れねばよいが。心配である。ともあれ、トランプ新米大統領が誕生し世界の潮流が変わろうとしていることだけは確かだ。【アメリカを再び偉大な国に】とトランプ氏は言うが、彼のこれまでの政策事始めを見る限り【アメリカは逆に、どんどんと限りなく〈ちいさな国〉になりつつある】のではないか。 誰がこれに待った、をかけるか。安倍首相には単なるイエスマンではなく、日本の言うべきことをしっかり直言していくことを望みたい。
        ☆        ☆

 トランプ氏とは次元が違うが、どんなに多忙であろうが自分なりに〈やる〉と決めたものはどこまでも極めていく、のが私の信条。デ、きょうは社交ダンスのレッスンに。帰宅後はさすがに疲れ、しばらく睡眠とあいなった。あわてることはない。スローペースでよいので無理することなく、しなやかに。そう自らに言い聞かせる。

【きょうの一文・ことば】
 僕らの記憶も、見ていた皆さんの感動も、あのレースの瞬間にある。僕たち選手は皆、一瞬のために生きているのに、そうでなくなるのは嫌だ。ドーピング違反を犯した選手への処罰を厳しくして、願わくは2020年東京五輪では不正を一切なくし、クリーンな大会にしてほしい。
=26日付毎日夕刊『ジャマイカリレー金剥奪 北京五輪、確定なら日本銀 ドーピング』の記事のなかで。北京五輪400㍍で銅メダルだった日本チームの(塚原直貴、末続慎吾、高平慎士、朝原宣治)選手のひとり、朝原宣治さんの話「あの瞬間が全て」から

【新聞テレビから】
☆『メキシコ国境の壁指示 トランプ氏大統領令に署名』『米国とメキシコの首脳会談予定通り』『監視国家の恐怖描く「1984年」 突如人気 米新政権発足影響か』『日米首脳会談 来月 10日軸』『首相、二国間交渉に含み 日米FTA(自由貿易協定)「出来なくない」』、『稀勢の里実感の綱打ち』、『春節観光の伏兵 その名は飛騨 海外からも聖地巡礼 予約急上昇』、『ジャマイカ選手 提訴へ 北京400リレー金剥奪で』、『〈大波小波〉「小さなボール」の勇気 (満身創痍)』『〈論壇時評 中島岳志〉ポピュリズムと民主主義 リベラルの価値が危機』、『61億円 課税取り消し 名地裁 デンソーの請求認める』、『盗難仏像対馬へ返さず 地裁命令 韓国の寺に引き渡し』、『高樹沙耶被告を保釈』(26日付、中日夕刊)
☆『「トランプ政権と類似」小説「1984」=英国人作家ジョージ・オーウェル作で近未来の全体主義国家を風刺した内容=米で販売急増 真実は二つある?』『メキシコ国境に壁 指示 トランプ氏大統領令署名 不法移民対策に着手』『国連拠出金削減へ 米紙報道 パリ協定も離脱か』『NY株初の2万㌦ 産業振興優先に期待感』『東証一時290円高』、『〈バリアーゼロ社会へ ともに2020〉 声かけ促す缶バッジ「どうすれば」の思いに応え』、『豊洲補償90億円台 都が補正予算案提出へ』、『ジャマイカリレー金剥奪 北京五輪、確定なら日本銀 ドーピング』、『断熱改修住宅調査――国交省が中間報告 起床時低温なら最高血圧が上昇』、『マンション火災2人死亡 千葉・市川 男女11人を搬送』(26日付、毎日夕刊)
☆『横綱・稀勢の里』『稀勢「綱の名に恥じぬよう」17年ぶり4横綱へ』『〈大稀晩成〉㊦もっと強く 「白稀時代」切り開け』、『NY株、初の2万㌦突破 トランプ政権に期待感』『〈解説〉相場加熱持続に懐疑的(共同・五十嵐希)』、『遺族「警戒引き上げず犠牲」 御嶽噴火 国と長野県を提訴』『御嶽検証「裁判しかない」 遺族、再発防止を願う』『専門家割れる見解 気象庁は事例に頼りすぎ 観測結果だけで判断困難』、『中国から移送、女逮捕 大阪・詐欺容疑 准看護師強殺を捜査』『引渡条約なく交渉難航 事件から2年余、国籍も壁に』、『ネットで資金調達 愛知県後押し 中小対象に特別融資』(26日付、中日朝刊)
☆『綱の決意 稀勢の里「精進」』『「素直な横綱に」稀勢の里恩師感慨深く』『協会の期待一身に』、『陛下退位後「赤坂」に転居 御用地内 新設せず 宮内庁検討』、『首相「防衛力強化」 トランプ氏意識 役割拡大強調 衆院代表質問』、『東芝、損失6800億円 半導体分社 外部出資19・9%』、『NY株初の2万㌦』、『アパ韓国も反発 札幌アジア大会 宿舎利用、是正要求』『書籍、155カ所3万2000室に』『政府は事態静観』、『佐藤康九段 新会長へ 将棋連盟』、『福井・若狭町「特定失踪者」だった元職員を懲戒免職 個人的事情で失踪「休職」中給与など返還請求』(26日付、毎日朝刊)

一月二十五日
 第72代横綱稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県牛久市出身、田子の浦部屋=が誕生、日本相撲協会の使者に対する口上は「謹んでお受けいたします。【横綱の名に恥じぬよう、精進いたします】」とシンプルなものだった。
 伝達式後の会見で新横綱稀勢の里は「口上は、いまの気持ちをそのまま言いました。ちょっと(言葉を)かんでしまい、すみません」「(土俵入りの)雲竜型はやってみたい、とあこがれていた。横綱は常に見られている存在。もっともっと成長して尊敬される横綱になりたい」と決意のほどを語った。

 死者58人、行方不明者5人を出した2014年9月27日の御嶽山(長野、岐阜県境)噴火災害で長野県などの犠牲者5人の遺族11人がこの日、国と長野県に総額1億4000万円の損害賠償を求め長野地裁松本支部に提訴した。火山噴火の予報や警報を巡るこうした国への賠償訴訟は初めてで、裁判所の判断が注目される。
 25日のニューヨーク株式市場。有力企業銘柄で構成するダウ工業株30種平均が続伸し、取引時間中に2万㌦の大台を初めて突破。トランプ米大統領の景気刺激策への期待が相場を押し上げ、1896年5月のダウ平均公表後、初の未踏の水準に―
        ☆        ☆

 寒さと過労のせいか、ここ2、3日舞の血圧の数値がかなり高くて心配だが、彼女は何げない顔をして、けさもいつものようにお店へと出かけていった。「あまり無理しないで」と私。 わが家では、もう1人の主人公、齢20歳の愛猫シロちゃんがいる。彼女の方は相も変わらず温かい新調カーペットの上で、じっと座ったままだ。つい先日にはそれまでの暖房カーペットが作動しなくなってしまったので2人でヤマダ電機まで出向き新しいのに替えたばかり、そのせいか少し満足そうである。
 あれこれの合間を縫って「熱砂」同人、平子純さんの回想録【翻弄 ある名古屋の宿の物語 第二章 成長編】を読み終えた。午後、江南市立図書館へ。ここで遠藤周作の歴史小説集7「女」を借りてきた。信長の側室だった、生駒吉乃の記述を徹底分析したいためである。あす以降、吉乃に関した下りがあるのかどうか。そこをチェックしてみたい。

【きょうの一文・ことば】
「トランプ大統領は貿易戦争を始めようとしているようだ」
=25日付中日夕刊『トランプ大統領TPP(環太平洋連携協定)離脱 米メディア「国益損なう」「中国の勝利、安倍首相の敗北」』の記事のなかから。米ニューヨーク・タイムズは、トランプ氏が米国外に工場を移す企業に高い税金を課す方針を示したこととTPP離脱を合わせて論じ、こう警鐘を鳴らした

【新聞テレビから】
☆『いてつく朝 中部各地で最低気温』『大垣発の回送列車 車輪凍結で動けず 東海道線、720人影響』『鳥取の2集落 孤立状態解消 大雪復旧作業続く』、『横綱稀勢の里 「名に恥じぬよう精進」口上 日本出身19年ぶり「人に恵まれた」』『半歩ずつ稀勢の道 自分信じ ついに最高位』『東海の関係者 絶対この日が来ると/飾らぬ口上 彼らしく 地元・茨木』、『御嶽噴火 遺族が提訴 国など相手「警戒レベル上げ怠る」』、『トヨタ 米で400人新規雇用 対トランプ氏680億円投資、工場増強 1兆円計画初の中身』、『米国防長官日韓歴訪へ 来月上旬、同盟強化を確認』、『大同大学長に神保さん 4月就任理工系大学 初の女性』、『目指せ 邦楽アイドル 東海地方出身 津軽三味線☆三絃士 三人三様の音で勝負(馬場淳史、伊藤圭佑、杉山大祐)』(25日付、中日夕刊)
☆『大雪立ち往生解消 鳥取・岡山 孤立集落も除雪進む』『雪崩から5日子犬3匹救助 イタリア』『「綱の名に恥じぬよう精進」 横綱・稀勢の里誕生』『強気、強気で行って 日本相撲協会・発角理事長(元横綱・北勝海)』『稀勢「尊敬される横綱に」「もっと成長」決意新た』『名古屋場所共に笑おう 宿舎の大雄院住職期待寄せ』、『トヨタ、米に680億円投資 トランプ氏意向受け 400人雇用』『ドル高是正要請か フォード、トランプ氏』、『6年ぶり貿易黒字 16年 4兆円原油安寄与』、『電子出版が27%増 出版売り上げの1割超す 昨年』、『御在所スキー場 三重 東南アジア客に雪人気』、『地震でエベレスト縮む? インド測量局調査へ』、『汚職の「清潔度」日本20位に後退 NGO(非政府組織)調査』、『写真の瞳に容疑者の姿 被害者を撮った画像 徳島県警解析・特定』(25日付、毎日夕刊)
☆『【滋賀・R161ルポ(大津支局・中村千春)】大雪立ち往生 車内一夜 仮眠取れずトイレ我慢 長浜96㌢、いなべ23㌢』『スコップ・懐中電灯常備を』『鳥取80世帯超孤立 岡山では67歳女性死亡』、『自動車摩擦再燃の恐れ トランプ米大統領 日本を批判 TPP永久離脱署名』『「米に工場新設を」自動車3社に要望』、『EU(欧州連合)離脱 議会承認必要 英最高裁判決 交渉開始遅れも』、『WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)追加発表27選手に 奪冠へ「守り勝つ侍」 中日から平田、岡田』、『本丸御殿でイベントを 名古屋城、一般貸し出しへ』、『最高裁「広告は勧誘」 契約取り消しなどの対象』(25日付、中日朝刊)
☆『楢葉の牧場が 原乳出荷再開 避難指示解除後初 =東電福島第1原発事故による避難指示が2015年9月に解除された福島県楢葉町の蛭田(ひるた)牧場が24日、5年10カ月ぶりに原乳の出荷を再開した。牛18頭から搾られた約400㌔が集乳車で出荷された。』
、『天皇退位 論点整理国会提示 首相、与野党協議を促す』、『「雇用増」TPP離脱署名 トランプ色鮮明 本格始動 2国間交渉で圧力』、『残業「月80時間」上限 労基法改正案 政府が調整 19年度導入目標』、『H2A打ち上げ成功 防衛通信衛星を搭載』、『相模原殺傷あす半年 生きた証し伝える 元職員、犠牲者の面影集め』『「お別れ会」で一部明らかに』、『南京虐殺否定 アパの利用停止要求 中国当局が旅行業者に』(25日付、毎日朝刊)

一月二十四日
 西日本の日本海側を中心に兵庫、岡山、滋賀、三重と、どこもかしこも大変な積雪に襲われた。北海道占冠(しむかっぷ)では、なんとマイナス32・8度、朱鞠内(しゅまりない)でも同32・1、下川(しもかわ)同30・7度と信じられない寒さのところまで出た。日本列島は一見ちいさいようではあるのだが。意外と広いな、とあらためて思う。

 国道が至るところでストップし何台もの車が立ち往生、渋滞の列ができ身動きできない状態が延々と続き、東海道新幹線も一部区間で速度を落として運転。上下235本に最大24分の遅れが出て17万人に影響が出たという。気象庁によると、鳥取県大山町が241㌢、智頭町で111㌢の積雪。ほかに、長浜市の余呉で96㌢、彦根で58㌢、三重県いなべ市でも23㌢。岡山県真庭市では午後3時半ごろ、67歳の女性が雪に埋もれた状態で見つかり、死亡が確認されたという。
 また、鳥取県智頭町では民家約100世帯が孤立化、避難所にはドライバーら数十人が身を寄せ、県の派遣要請に自衛隊が食料の供給などに当たった。こうした自然災害発生時にいつも思うのだが、自衛隊の存在の有り難さが身にしみる。緊急時の災害救援、これこそが自衛隊の責務であり任務だとあらためて痛感した次第だ。
        ☆        ☆

 名古屋で2月12日に迫った横笛発表会を前にしてのレッスン。一向にうまくならない私に向かって珍しく「だいぶ上達したわよ」とはお師匠さん。
♪こぼれ松葉は あやかりものよ 枯れて落ちても ふたり連れ、か。
 横笛レッスンでは【向かうところ敵なし、と言ったところで実は大いに敵はいるのだ】など、なかなか厳しい人生道についてもあれやこれやと教えていただいている。

 名古屋への行きも帰りも。名鉄と地下鉄鶴舞線車中では、「熱砂」同人で車椅子でがんばる平子純さんの意欲作、回想録『翻弄 ある名古屋の物語 第二章 成長編』を読み進める。できるだけ早く公開しなければ、と気ばかりが焦る。毎度ながら時間がほしい。一つひとつ片付けていくしかない。

【きょうの一文・ことば】
「一歩一歩ゆっくりでも近づけるよう努力したい」「自分は自分しかない」「今まで見たことのない景色を見るため、心も体も鍛えていきたい」
=24日付中日朝刊『遅咲き稀勢6度目の正直 「安定した強さ」評価 「立ち居振る舞い、模範に」』の記事のなかで。先代師匠鳴戸親方(元横綱隆の里)と同じ30歳での昇進に対する質問に答えて

【新聞テレビから】
☆『一時300台超 車立ち往生 鳥取など大雪』『三重、滋賀に大雪警報 日本海側降雪続く』『路面凍結6台衝突 亀山・国道1号 トラックがスリップ』、『日本の車市場 「不公平」米、TPP 永久離脱 トランプ氏 大統領令署名』『〈解説〉 二国間交渉で圧力も(ニューヨーク・東條仁史)』、『ゾウの殺処分危機/ゴリラショー 東山 80年命の記録 椙山女学園大生 動植物園の歴史映像化』、『個性競いロマンポルノ復活 行定勲、園子温ら5監督 名古屋シネマテーク28日から上映 時代状況映す人間像を描く』、『山村で大麻3人認める 長野・東京地裁で初公判』、『かつらの生活 イキイキと 円形脱毛症の漫画家「日々ズレズレ」出版』(24日付、中日夕刊)
☆『大雪300台立ち往生 鳥取県、自衛隊派遣要請』、『米、TPP永久離脱 トランプ氏 大統領令署名』『日本苦慮「引き続き注視」』『「中国が喜ぶ」独公共放送』『東証が続落 NY金は高値』、『首相「天下り徹底調査」 参院本会議蓮舫氏「監視委強化を」』、『広告業界残業なくそう 減らぬ仕事顧客第一限界 「働き方改革」2・3位が取り組み 時間制限などルール化』、『納屋橋饅頭本店休業 年末からのれん消え 別経営の分店に製造委託』『博多陥没兆候報告せず 地下鉄トンネル 業者、前日に把握』、『雇用でシリア支援 栃木の新聞販売店 避難の男性再スタート』、『特養人出不足46.9% 1割が受け入れ制限』(24日付、毎日夕刊)
☆『退位「一代限り」に力点 有識者会議が論点整理公表 政府、特別法成立目指す』『論点整理 専門家ら評価と注文 特別法「必要な措置」 退位後の身分不明確』『「陛下の思いとずれ」学友』、『松方弘樹さん死去 74歳 やくざ映画で存在感』『趣味の釣りで巨大マグロも』、『4人の「侍」称賛 リレー日本代表に中日体育賞贈呈』、『横綱・稀勢の里が確定 横審、全会一致で推薦』、『MRJ開発費5000億円超に 5度目納入延期 設計変更余儀なく』『「国産」へのこだわり 型式証明取得つまずく』、『iPS(人工多能性幹細胞)細胞提供一部停止 京大、試薬取り違えか』、『県職員本給賠償対象に 福島 紛争センターが和解案』、『新型点字ブロック拡大 名鉄、1万人以上利用の全駅』、『「夫婦同然」パートナー殺され 同性愛男性「遺族給付を」 愛知県公安委に申請』『性的少数者の権利 刑事分野は遅れも』(24日付、中日朝刊)
☆『退位「一代限り」促す 有識者会議 論点整理公表 恒久制度否定意見多く』、『「横綱・稀勢の里」推薦 19年ぶり日本出身 横審、満場一致』『横審委員長に 北村本社顧問』、『ライオンにかまれ重傷 体の洗浄中に2人 千葉』、『壱番屋 ダイコーを提訴へ 廃棄物横流し 賠償求め』、『やまゆり園入所者 地域で 受け入れ表明へ 横浜の団体 グループホームに』『県方針は再建で 大型施設異論あり 失敗しても自立尊重』、『■江角マキコさんが芸能界引退へ』(24日付、毎日朝刊)

一月二十三日
 天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議(座長は今井敬経団連名誉会長)の第9回会合が開かれ、これまでの議論を中間的にまとめた論点整理を安倍晋三首相に提出。一代限りの退位容認が望ましいとの考えが色濃い内容になったとみられる。横綱審議会が東京・両国国技館で開かれ、全会一致で大関稀勢の里を横綱に推薦、25日の春場所番付編成会議後の臨時理事会での正式昇進と伝達を決めた。

 東映の時代劇などで活躍した俳優の松方弘樹さんが21日午前、脳リンパ腫のため都内の病院で死去、74歳だった。沖縄県の安慶田光男副知事が公立学校教員採用試験で特定の受験者を合格させるよう県教委に働きかけた―との疑惑の責任を取って23日付の辞任を発表。
        ☆        ☆

 遠藤周作の小説「男の一生」上巻を読み干す。
 奈良の大安寺では、この日青竹の筒に入れて温めた酒を飲んで〈がん封じ〉を祈る「笹酒祭り」があった、とのニュース。どんなお酒なのか。飲んでみたい気がする。きょうも寒い1日。山形、新潟、兵庫と日本海側は、冬型の気圧配置が強まった影響もあって、どこもかしこも大雪に。三重のいなべ市や菰野町、滋賀の高島町、彦根市なども街中は雪でスッポリ包まれたという。

【きょうの一文・ことば】
 将右衛門は言った。
「眼かくしを致そうか」
「いりませぬ」とお栄は髪を上にあげ、首をさしのべ
「その兼元の刀はわが父の腰に差していた物でございます」
 大上段に将右衛門は刀をふりかぶり、腰に力をためた。お栄に苦痛を与えぬため一太刀で首をはねる瞬間がきた。
「好きでございました」と突然、お栄は叫んだ。「この末世にも将右衛門さまのごとく人を疑わぬお方がおられました」
 月光に白刃がきらめいた瞬間、吉乃とお栄の二つの姿が将右衛門の眼に重なった。
=遠藤周作の小説『男の一生 上』(日本経済新聞社)の最終章〈無明の世界〉のラストの下り

【新聞テレビから】
☆『〈県境ものがたり〉妻籠・馬籠① 宿場の「夜明け前」今も 写真・内山田正夫 文・中山梓』、『綱の責任もっと強く 初優勝稀勢の里が決意』、『日本海側で大雪に警戒 あすにかけ』、『原発避難 新潟の生徒いじめ もっと早く気付けたはず 作文見落とし両親憤り 生徒の作文「人間なのに」』、『東証大幅反落 1万9000円割れ トランプ政権警戒』、『壱番屋がダイコー側提訴へ 廃棄カツ不正 損害賠償求め』『愛知県「手順にのっとって」支払い能力は疑問』、『米で竜巻19人死亡 南部、負傷20人以上』(23日付、中日夕刊)
☆『トランプ大統領イスラエルを重視 電話協議 来月首脳会議』『執務室もトランプ色』、『東証一時250円超安 トランプ氏演説に失望感』、『GPS(全地球測位システム)捜査初の令状 千葉県警が取得 高裁判断別れ』、『稀勢の里「再びVを」一夜明け綱へ責任感』『大相撲千秋楽の平均視聴率24% 名古屋地区』、『ひきこもり高齢化 問題複合化苦境見えづらく 支援の現場 模索続く』、『春日井強盗殺人 元ラーメン店員殺意否認 名地裁初公判 弁護側「嫌がらせ」』『徒歩で90㌔ 異例の逃走劇』(23日付、毎日夕刊)
☆『50万人「トランプ・ノー」 「人権守れ」女性らワシントン行進』『「壁でなく橋を」世界から 反トランプに広がり480万人 自由平等訴え』、『横綱稀勢の里誕生へ きょう横審日本出身19年ぶり』『「たたき上げ」綱寄せた 稀勢の里不屈の賜杯』『「優しく強い横綱に」東海の関係者』『観戦の両親万感』、『美濃加茂 出直し市長選 前職・新人一騎打ち』『「裁判問われても…」 美濃加茂市長選 有権者冷めた声』、『石油工場火災500人避難 和歌山』、『トヨタ初戦2位 世界ラリー選手権(モナコ・モンテカルロ)』(23日付、中日朝刊)
☆『〈東海百景〉白い手合わせ幸祈る =岐阜県白川村の世界文化遺産・白川郷で22日、ライトアップが始まり雪景色の夜の合掌造り集落にかやぶき屋根の家屋が幻想的に浮かび上がった』、『稀勢の里横綱昇進へ 日本出身19年ぶり 異例の優勝1回で』『入門15年 涙の綱』『モンゴルの壁破る 稀勢の里「我慢してよかった」』『「安定感ある横綱に」 角界期待』、『米英首脳27日会談 トランプ外交始動 世界で数百万人デモ』『本社世論調査 日米「悪くなる」56% 内閣支持率55%』、『新生「シャペ(サッカーのブラジル1部リーグ、シャペコエンセ)」始動 墜落後初の対外試合』、『出直し市長選 告示 美濃加茂 新人、前職一騎打ち 29日投開票』『美濃加茂 政策論争なき市長選 両陣営、裁判がらみの応酬』『現新2氏届け出 亀山市長選』、『昨年9月以降 盗難車火災10件 三重の窃盗・強盗 移動に使用か』(23日付、毎日朝刊)

一月二十二日
 日本人横綱誕生へ。優勝パレードで手を振る稀勢の里と白鵬を下した一番など。横綱が現実に(NHK総合)
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 前日初優勝を決めている大相撲の東大関稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子の浦部屋=がきょうの初場所千秋楽で土俵際、追い詰められながらの一瞬のすくいなげで横綱白鵬を下し14勝1敗に。文句なしの横綱昇進を決めた。日本出身力士の横綱は1998年の3代目若乃花いらい、実に19年ぶりの新横綱が誕生する。

 全日本選手権卓球女子シングルスが東京体育館で開かれ、16歳9カ月の高校1年生平野美宇(エリートアカデミー)が決勝で3連覇中の石川佳純(全農)を4―2で破り史上最年少で優勝。男子シングルスは水谷隼(ビーコン・ラボ)が4連覇を達成、単独史上最多9度目の日本一に輝いた。和歌山県有田市初島町浜の「東燃ゼネラル石油和歌山工場」で火災が発生、市が1281世帯、2986人を対象に避難指示を出し、500人以上が避難する騒ぎに。
        ☆        ☆

 日曜日。早朝、1本の電話が入る。何ごとか、と出ると七尾のIさんからだった。
「いがみさん、げんきかいね。七尾の◯◯◯◯です。あんたの本まちのとびら(「町の扉 一匹記者現場を生きる」)やが。読ませていただいて、まんでかんどうしたんで。こうして電話かけさせていただきました。それから年賀状にあった伊神舞子さんの俳句もまんでよかった。げんきでやってくだい」というものだった。
 ありがとう。Iさん。

【きょうの一文・ことば】
 ずいぶん長くなったがいろんな人の支えがあってここまでこられた。本当に一日一番という気持ちで集中してやるだけがよかった。一生懸命自分の相撲を信じてまた稽古して強くなって、また皆さんにいい姿を見せられるよう頑張りたい。
=22日東京・両国国技館での優勝インタビューにこたえ。大関稀勢の里はこう語った

 優勝力士インタビューに涙を浮かべて応じる稀勢の里関(NHK総合)
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【新聞テレビから】
☆『〈社説〉建国の精神を忘れるな トランプ米政権船出』、『〈サンデー版大図解〉大根と日本人』、『糸魚川大火1カ月 がれきの撤去続く』、『「米国第一」揺らぐ世界 トランプ新政権始動 TPP(環太平洋連携協定)離脱表明』『予測不能の「取引外交」 アメリカ総局長後藤孝好』『「こんな不穏ない」米大統領就任 心酔と憎悪 試練の大国』『平和のメッセージなかった 基地の街』『TPP離脱 商人生ぬるくない』『被爆地 核政策の話聞けず』、『稀勢の里初優勝 初場所横綱昇進の可能性も』『苦節13年 師へ「感謝」』、『スキー■W杯ジャンプ蔵王 高梨2位次こそ50勝引き締め 伊藤連勝22歳開花の予感』、『多くの歯失い治療不満 岐阜・院長刺殺。容疑の男』、『女子高生絞殺の疑い 愛知 知人の24歳男逮捕』(22日付、中日朝刊)
☆『呉服店再開へ 糸魚川大火で被災 成人式門出祝いたい』、『米、協調より国益 トランプ大統領始動 TPP離脱/温暖化対策撤廃』『リーダーなき世界に 外信部長小倉孝保』『全米やまぬデモ トランプ新大統領「弱い立場 もっと苦しく」』『優雅に「マイ・ウェイ」』『「自国第一」日本でも』、『ポピュリズム(人民主義) 急進的改革に危うさ 水島治郎千葉大法政経学部教授』、『稀勢の里初V 大相撲初場所』『〈大相撲初場所〉稀勢の里感謝の涙 亡き師匠への恩返し』『「優しくて負けず嫌い」少年野球 エースで4番』、『中部電また請求トラブル 書類送らず引き落とし』(22日付、毎日朝刊)

一月二十一日
 トランプ大統領の就任を報じた新聞各紙
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 きょうの新聞テレビ。
 どこもかしこも米新大統領トランプ氏関連一色で〈「米国第一主義」を宣言〉はじめ〈「IS(過激派組織「イスラム国」)根絶が最優先」〉〈米TPP(環太平洋連携協定)離脱〉〈「オバマケア撤廃」署名〉〈分断、衝突〉〈保護主義鮮明に〉〈雇用、国境、富取り戻す〉〈米首都荒れるデモ〉〈米大統領就任式 暴徒化217人拘束〉……といった言葉が乱れ飛んだ。
 そんななか、トランプ大統領の就任式を終えミシェル夫人とともにカリフォルニア州に旅立ったオバマ前大統領夫妻、そしてこんごの大役に終始緊張した面持ちで夫トランプ氏に寄り添って歩くメラニア夫人(46)と息子バロンくん(10)の「目」が、私の心を引いてやまなかった。
 バロンくんはどんな思いで、運命的な【この道】を歩いていたのか。元ファッションモデルだったメラニア夫人の胸中は。彼女はラルフ・ローレンの水色カシミヤドレス、タートルネック風のボレロに、同色系の手袋といったいでたち。
 どこかしら、故ケネディ元大統領の妻ジャクリーヌさん(故人)を彷彿とさせるファーストレディーにふさわしい気品ある装いで夫以上に【世界の目】を引きつけていた。その事実を付け加えておきたい。
 ※メラニア夫人は旧ユーゴスラビアのスロベニア出身。外国生まれのファーストレディーは190年ぶりで共産圏出身は米国史上初。10代後半からイタリアやフランスでモデルとして活躍し1996年にニューヨークへ。28歳の時、ファッション業界のパーティーでトランプ氏と出会ったという。英語、フランス語、ドイツ語、セルビア語と語学に堪能
 
 その胸中やいかに。最高に輝いていたメラニア夫人、ともに歩くバロンさん(中日夕刊紙面から)
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 大相撲初場所14日目が東京・両国国技館で行われ東大関稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が平幕逸ノ城をよりきりで下し、ただ一人2敗の横綱白鵬が平幕貴ノ岩によりきりで敗れたため、13勝1敗で悲願の初優勝を決めた。
 稀勢の里の優勝は日本じゅうの相撲ファンが待ち望んでいただけに、両国は沸きに沸いた。この勢いで千秋楽の白鵬戦で横綱を破り、そのまま横綱になってほしく思う。
 
 データを並べ稀勢の里優勝を報じるNHK総合の〈サタデースポーツ〉
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        ×        ×
 ◇…笑い声を上げて一年の幸福を願う「初笑い神事」が二十日、三重県志摩市浜島町の恵比寿神社であった。住民ら八十人が境内の恵比寿像を囲んで「ワッハッハ」と三回、息を合わせて大笑いした――とは、本日付中日朝刊〈通風筒〉の記事。
 この記事を読んだ私は、かつて地方記者として志摩半島を飛び回っていた頃のことが走馬灯の如く思い出され、懐かしさに感慨もひとしおに。伊勢志摩には3年8カ月在任、毎年取材に訪れた恵比寿像が地元漁師たちに鼻を取られながらも欠けた部分を修復して初笑いを迎えているとの報に接し、昔も今も変わらない恵比寿様の健在ぶりに、なんだかホッとしたのである。
※鼻を取る、とは「端(はな)を取る」で、漁場に一番乗りして大漁に恵まれることを意味する。こんなわけで、浜島では記事にもある通り、漁師たちが恵比寿像の鼻を削り取って持ち帰る風習があり神事は毎年、これら欠けた鼻を修復して迎えている。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
 権力を首都から国民に返還する  愛国主義受け入れれば偏見生まれぬ
=21日付中日夕刊『トランプ米大統領就任演説全文』の中の見出し文。見出しには、▽国民に権力を▽全てが変わる▽惨状に終止符▽米国第一▽国民の結束▽夢を見よう▽米国を再び偉大に、の7本の小見出しが添えられた

【新聞テレビから】
☆『米、TPP離脱正式表明 「雇用、国境、富取り戻す」トランプ大統領演説 分断、衝突』『TPP発効絶望的に 「オバマケア撤廃」署名』『〈解説〉内向き保護主義鮮明に(ワシントン・石川智則)』『「米を偉大に「熱狂 就任式パレードに数十万人』『トランプ大統領就任演説「IS根絶が最優先」』『米首都荒れるデモ 米大統領就任式 暴徒化217人拘束』『「国民鼓舞する良い演説」愛知の米国人 「他国軽視はやめて」注文』『演説「期待外れ」出席の大村知事』、『「建国物語の筆休め」オバマ氏 支持者励まし、別れ』、『韓国・現職閣僚ら逮捕 職権乱用疑い 観光相が辞意表明』、『高浜原発クレーン転倒 暴風警報中 燃料建屋など破損』、『歯の治療に不満の手紙 岐阜 院長刺殺4日前に届く』、『再婚「抵抗なく」過去最高の26% 厚労省調査』、『84歳運転手5割 認知機能に不安 警察庁、免許返納を』、『★(お笑い芸人の)狩野英孝さん=34歳=活動自粛』(21日付、中日夕刊)
☆『米、TPP離脱表明 トランプ大統領就任「権力国民に戻す」 オバマケア(医療保険制度改革)見直し 騒乱拡大200人逮捕』『分断の米国あらわ NY市民悲嘆』『演説「物足りず」出席の愛知知事「未来への訴え欲しい」』『沿道に怒号と歓声 パレード空席目立つ』『メラニアさんはラルフのドレス』、『文科省天下り 退職翌日再就職14人 公務員法違反の可能性』、『雪崩から5人救出 イタリア地震43時間ぶり』、『沖縄不時着ヘリ離陸 防衛省、米海兵隊に抗議』、『●eye 糸魚川大火から1カ月 焼け跡に希望の明かり』(21日付、毎日夕刊)
☆『トランプ大統領就任「米国第一」呼び掛け』『厳戒首都 分断の船出 米大統領就任式 各地でデモや衝突 支持者異端児に熱狂』『被爆者ら懸念 過激、排外主義…怖い』、『豊洲石原氏の責任究明 小池知事 都の方針見直し』、『引退決定の翌日に 加藤九段77歳最高齢勝利』、『愛知県がんセンター がん遺伝子調べ治療 新年度から 患者に合わせ投薬』、『歯科院長首刺され死亡 岐阜 殺人未遂疑いで患者逮捕』(21日付、中日朝刊)
☆『〈東海百景〉コイの色きりり =400年以上の伝統を誇る郡上本染の「鯉のぼり寒ざらし」が大寒の20日、岐阜県郡上市八幡町の小駄良川で行われた』、『トランプ大統領就任 「米国第一」掲げ 抗議デモ異例の船出』『予測不能幕開け 支持と反対 熱気 ワシントンに続々集結』『排外主義拡大を懸念 浜松・ブラジル人街』『「行動の時来た」デモ参加者』、『悲劇二度と繰り返さぬよう改革を 電通過労自殺 遺族再発防止で合意』、『〈信を問う〉異例政策的争点なし 美濃加茂市長選あす告示 藤井氏出直し選で民意を 鈴木氏市政私物化に反対』、『引退決定翌日に加藤最年長勝利 将棋・77歳0カ月』、『岐阜で歯科医刺され死亡 治療トラブル? 患者58歳男逮捕 殺人未遂容疑』、『「焼死体見たくて」 宮城の放火未遂 元名大生事件公判』、『消防士当直中に賭けマージャン 東海市』(21日付、毎日朝刊)

一月二十日
 きょうは20日。大寒である。
 日付は日本時間の21日未明(米国では20日正午)となるが、何と言っても本日のニュースは米共和党のドナルド・トランプ氏(70)が首都ワシントンの連邦議会議事堂前で宣誓して第45代大統領に就任、就任演説をしたことである。

 ここに、その就任演説の最後のエキス部分を記録にとどめておきたい。
――われわれは共に米国を再び強くする。米国を再び裕福にする。米国に誇りを取り戻す。米国を再び安全にする。そして、そう、われわれは共に、米国を再び偉大にする。

 写真は徹底したアメリカ第1主義の就任演説など米国新大統領トランプ氏の就任日のひとコマと新大統領が掲げる政策=NHK総合テレビから
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 トランプさんの米大統領就任ドラマはじめ天皇陛下のご退位問題、将棋の現役最年長棋士、加藤一二三・九段(77)の2016年度限りの引退、殺人などに問われた元名大女子大生(21)=事件当時16~19歳=の裁判員裁判、電通女子社員の過労自殺、果ては岐阜市黒野の歯科院長殺し……と、この世はいろいろ。まさに人生いろいろである。
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【きょうの一文・ことば】
 それで私は昔話を一つ思い出した。昭和二十一年九月、『三木清著作集』発売の日、岩波書店に行列ができたという挿話だ。東京はまだ焼け野原、食べ物も満足になかった時の話だ。
 思うに、人々が生活に窮したときにこそ書物は底力を見せるのだが、さて、ジョーカーを引いてしまったトランプ時代、日本の出版界は底力を発揮できるだろうか。
=20日付中日夕刊『〈大波小波〉困窮生活と文学(犬儒派)』から。上記は「東日本大震災で書店も壊滅したが、なかで頑張って再開した書店はどこも客が一杯になったというのである。仮設住宅住まいのなかで皆が書物に渇したのであろう。」に続く文。

【新聞テレビから】
☆『「米を再び偉大に」 トランプ氏、大統領就任前に』、『〈写真グラフ〉絵筆が物語る2人の絆 ゴッホとゴーギャン展 3月20日まで 愛知県美術館』、『信長からの〝御下命〟―小牧山城 発掘調査現場から 小野友記子 二つの「伝える」が務め』、『ベトナムに来月 両陛下が初訪問 タイも弔問へ』、『天下り組織的関与認定 監視委 文科省幹部ら処分』『天下り手取り足取り 文科省、OB利用 隠蔽』、『日米同盟「不変の原則」首相施政方針 共謀罪法案も意欲』、『MRJ(国産初のジェット旅客機・三菱リージョナルジェット)初納入20年に遅れも 設計変更など』、『チョコゲット甘くない バレンタイン早くも列 名駅・高島屋 本命用 じっくり味見』、『世界ラリー (モンテカルロで開幕) トヨタ復帰 18年ぶり』(20日付、中日夕刊)
☆『大統領就任へ決意 トランプ氏あす未明就任』、『天下りあっせん 文科省組織的に隠蔽 別に違法9件』、『中国減速6.7%成長 民間投資低迷 26年ぶり低水準 16年』、『「日米同盟こそ外交基軸」首相表明へ 早期首脳会談意欲 施政方針演説』『退位関連法案焦点 通常国会召集 「共謀罪」提出へ』、『44歳 歩く明治天皇 水戸徳川邸で隠し撮りか』、『AV出演拒否女性に賠償請求 弁護士懲戒審査へ』『脱税指南の弁護士逮捕 大阪地検 所得税法違反容疑』、『16年自殺者2.2万人割る 22年ぶり 女性は78年以降最少』(20日付、毎日夕刊)
☆『トランプ大統領 あす未明就任式』、『加藤九段本年度限り引退 77歳、棋士人生62年半』『名人への一手で奇声◆対局中 滝せき止め 記録と記憶数々の伝説』、『天下りあっせん疑い 文科幹部ら7人処分へ 事例30件か 次官は引責辞任 再就職 5年連続増』、『「運転中ポケGO繰り返す」名地裁支部 一宮小4死亡初公判』(20日付、中日朝刊)
☆『退位 3月めど集約 議長・与野党合意 議運で法案審議』、『文科省、三十数件を調査 天下りあっせん 7人処分へ』、『東芝3年連続赤字 米原発損失7000億円も 3月期見通し』、『トランプ氏 あす就任』、『芥川賞に山下澄人さん 直木賞には恩田陸さん』、『「殺してみたかった」元名大生 襲撃時、被害者に 第2回公判』(20日付、毎日朝刊)

一月十九日
 オバマ米大統領が18日、ホワイトハウスで最後の記者会見。このなかでオバマ氏は「民主主義が危機にさらされれば今後も声を上げる。私はこの国と米国民を信じる。心のそこで全てがうまくいくと思う。(もしこの国が危機に陥るようなことがあったとしたなら)皆さんが手助けしてくれるでしょう。Good Luck!」と述べた。

 第156回の芥川賞・直木賞の選考会が東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ芥川賞は山下澄人さんの「しんせかい」(新潮7月号)に、直木賞は恩田陸さん(52)の「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)に決まった。
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 執筆と読書、各紙のチェックに追いたてられ、合間に社交ダンスのレッスン、横笛の暗譜演奏への密やかなる挑戦など。全くもって時間が足りない。こんなとき自身に言い聞かせる言葉がある。
――〈とき(時)〉は永遠だ。そして待っていてくれる。

 だから。焦る必要はまったくない。大河の流れの如く大らかに、ゆったりと。しなやか、かつ伸びやかに。気高くこの道をどこまでも歩いていこう、ト。まだまだ歩き始めたヒヨドリも同然である。
 さあ、ふりむかないで。きょうも1日が脱兎の如く過ぎ去った。
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【きょうの一文・ことば】
 私はツィッターが好きで(ツィッターは)自分の新聞社を持つようなものだ。やられたら、やる。ただし100倍返しだ。これから私の旅が始まる。偉大なアメリカをもう一度つくる。
=19日夜のメーテレ『〈報道ステーション〉ツィッターが生んだ米大統領の〝すべてのつぶやき〟を徹底分析』の番組の中から。トランプ氏の雇用、選挙、ロシア、中小企業…など3万4000件に及ぶツィッターのごく1部分を抽出

【新聞テレビから】
☆『米国民を信じる オバマ大統領、最後の会見』、『仰げば尊し 名張の誇り うちわの竹 唐招提寺に奉納』、『東芝、損失最大 7000億円 米原発事業 政投銀に支援要請』、『名古屋市長選 4月23日投票』、『天下りあっせん疑惑 文科次官、引責辞任へ 組織的関与数十件か』『事務方トップの辞任異例』、『宅配便で大麻取引か ベトナム男女6人逮捕 愛知県警所持容疑など』、『工藤会幹部ら12人逮捕 福岡県警11年の射殺疑い』、『センター試験監督教授いびき』(19日付、中日夕刊)
☆『昨年の世界気温 3年連続で最高』、『サムスントップ逮捕状棄却 ソウル地裁 捜査難航の可能性』、『オバマ大統領 グッバイ』『大統領令「四つか五つ」 次期米報道官 トランプ氏就任初日』、『円安で買い優勢 東証1万9000円台』、『「天下りあっせん、他でも」次官辞意 文科省内に動揺 行政上の引責異例』、『遺伝上親が3人 ウクライナ 不妊治療で子誕生』、『刑法犯初の100万件割れ 16年 殺人も最少896件』、『米本土外初配備 F35が岩国到着』(19日付、毎日夕刊)
☆『離島「逃げられない」 玄海原発「適合」 頼みの防護施設も劣化 ■腐る床板 ■風向きで』、『美濃の春 彩る花々 =岐阜県美濃市で四月八、九日に開かれる「美濃まつり」に向けて、みこしを彩る和紙の花を染める「花染め」の作業、同市上条で最盛期を迎えている』、『電通の勤務1年分捜査 4労働局 大企業では異例』、『「命のビザ」深まる交流 福井大、リトアニアの大学と協定へ 現地の杉原記念館で就業体験』、『「日本会議」本差し止め不服 扶桑社が申し立て』、『昌さん現役復帰!? ファミスタ30周年 ゲームに入団』、『戯曲の書き方学べる 名芸大コース新設劇作家ら指導』、『「かけ子」4人再逮捕 愛知県警、詐欺容疑 車貸した男も逮捕』(19日付、中日朝刊)
☆『ダクトに腐食穴 全原発を点検へ 島根2号機で19個』、『〈現場報告 トランプと世界〉 白人層「ドリーム再び」 脱貧困危うい高揚』『おびえる不法移民 排斥圧力…「何が起こるか分からない」「誰が皿洗うのか」』『〈質問なるほドリ〉不法移民増えてるの? リーマン転機 07年ピークに減少後、横ばい』『トランプ・ショックに先手 大村知事きょう訪米 地元企業進出先 州知事らと会談』、『ケネディ氏離日「とても寂しい」成田空港で別れ』、『沖縄副知事口利き疑惑 教員採用試験、県教委に』、『■南京大虐殺否定本置き、アパに批判』、『■梅毒感染、74年以来の4000人超』、『■肺炎で入院の歌丸さん=落語芸術協会会長の桂歌丸さん(80)=退院』(19日付、毎日朝刊)

一月十八日
 原子力規制委員会が耐震補強などを前提に九電玄海原発3、4号機(佐賀県、加圧水型軽水炉)は新規制基準に適合する、との審査書を正式決定。これで新規制基準に適合するとされた全国の原発は5原発10基に。
 九電では夏までの再稼働を目指したい、としているが地元同意が必要で早期の同意に積極姿勢の玄海町の一方で伊万里市など周辺自治体には再稼働に反対する自治体もあり、こんご同意手続きがどのように進むのか。劣化した防護施設や玄界灘に浮かぶ大小20ほどの事故に備えた避難計画策定も合わせ、これからの動きに目が離せない。

 将棋の三浦弘行九段(42)が対局中に将棋ソフトを不正使用した疑いをかけられた問題で日本将棋連盟の谷川浩司会長(54)が一連の騒動の責任をとり辞任する、と発表。次の会長が決まり次第、辞任するという。
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 「ちょっと話したいことがある。来てほしい」。
 ある居酒屋画廊喫茶のママさんから入っていた留守電を受け、午後お店へ。
 そこで聞いたのは。大学の先輩でもあり、つい2年ほど前に知り合ったばかりのゴロちゃん(元豊田通商)の突然の死であった。前々から同じ大学の先輩で、学生結婚で幸せな人生を歩まれてきた妻キミちゃんががんで大変だ、とは居酒屋カウンターでお酒を飲みながら聞いてはいたのだが。まさかそのゴロちゃんが、キミちゃんが旅立つ数日前にお風呂のなかで亡くなっていた、とは。「ふたりとも家族葬で送られたのだってよ」とママさん。
 いやはや、この店に飲みにこれば、あの楽しく、いつも微笑みを絶やさないゴロちゃんがいたのに。その先輩は、もういない。僅か2年ほど、それも飲み屋カウンターでの数回だけのお付き合いだったが。背が高くて男前、静かな雰囲気は高倉健を彷彿させるいい人で、ことばの端々で私をかわいがってくださった。
「ゴロちゃんもキミちゃんも。ゴンタさんがこうして来てくれたのだから。きっと喜んでいるよ。これ、タバコ大好き人間のゴロちゃんがカウンターに残した傷跡だよ。ホラッ、いっぱいあるでしょ。もう、困った人だったのだから」
 泣き笑いをするママさんを前に、思わず涙ぐむ私がいた。

 人生とは。はかなく寂しい。だれもが、悲しみの道を歩んでいる。
 ゴロちゃん、キミちゃん。さようなら
(キミちゃんは、たまたま私の実家近く食料品店の娘さんで確か、私より4、5歳ほど年上、ゴロちゃんより2歳年下だった。あぁ~、きれいな人がいるな―と少年の頃から思ってはいたが。話した記憶はなく、遠くから憧れのまなざしでいた。ただそれだけの存在ではあったが。彼女も大学の先輩だったとは。つい先日まで知らなかった)

【きょうの一文・ことば】
私のこれからの人生は
 朗人苦楽部(老人クラブ)
 高貴高麗者(後期高齢者)
苦しいことも楽しいことも、皆なで分かち合って、年相応の品格と常識を保ち、少しでも市民の皆様のお役に立つよう、頑張りたいと思っています。
=18日に、たまたま江南市内で目にした平成28年度江南高齢者教室発行の作文集を読んでいて目に止まった。斉藤和江さんの作文「朗人苦楽部」から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『電通の入札停止 滋賀県が判断へ 労基法違反容疑受け』、『名大発 起業ノススメ「保守的」脱却 他大生も支援へ』『農業や留学生支援 ビジネスで「夢」を形に』、『玄海原発新基準に「適合」 3、4号機 規制委、計10基に 離島避難など課題』、『文科省天下りあっせんか 監視委調査 元局長早大に再就職』、『谷川会長が辞任 将棋連盟 ソフト不正騒動引責』、『返納免許を供養 福井の高齢者ら』(18日付、中日夕刊)
☆『浪江町避難指示 3月31日解除へ 帰還困難地域除く』、『10日遅れの風物詩 栃木県日光市の冬の風物詩、天然氷の切り出し作業が18日始まった』、『〈夢実れ「農業女子」①〉トマト栽培私が主役 仲間と交流 情報発信』、『投資・雇用拡大次々 「トランプリスク」回避 企業米国内で焼き直し』『ドル安誘導示唆 トランプ氏』『トランプ氏「好ましくない」54% 歴代人気最低』、『東芝半導体を分社化 外部出資で最終調整』、『将棋連盟 谷川会長引責辞任へ ソフト不正疑惑混乱』、『三重大病院6000万円被害 八神製作所元社員が架空請求』、『福山通運元役員が着服 警視庁逮捕 1億円水増し請求 特別背任容疑』、『真正拳銃16丁所持容疑 警視庁57歳無職の男逮捕』、『鶴竜休場 2横綱不在に』(18日付、毎日夕刊)
☆『いじめ被害横浜の原発避難生徒へ 私たちは味方だよ 岐阜・加納小 全児童がメッセージ』『心はつながっています/うわさ信じませんし広めません』、『退位18年の天皇誕生日案 政府検討 改元は19年元日を軸』、『英、単一市場脱退を表明 メイ首相EUと「対等な関係」』『EU単一市場 加盟国は人やモノ移動自由』、『三重大から6000万円詐取 八神製作所元社員 架空請求か』、『高齢田舎の母だまし許せぬ 新城の傷害致死 葬儀で長男』『サクコさんの分まで幸せに 飼い猫世話する知人』、『〈訃報〉岡田節人氏死去 89歳iPS(人工多能性幹細胞)の基礎築く』、『ウィッツ青山 3月閉校認可 伊賀市』(18日付、中日朝刊)
☆『命の絆に感謝込め 犠牲者の孫追悼の集い初参加 名前くれた祖父へ 守ってくれた祖母』『阪神大震災22年 教訓 次世代へ』、『宮内庁、元日即位に難色 重要な日 行事多く』、『英、EU単一市場離脱 移民制限を優先 首相表明 各国と貿易協定』、『「長時間労働変革を」 経団連春闘方針 目標の設定要請』、『倉本總さん ラストラン 全国17都市公演 富良野の劇団「最後の演出」』、『「生活保護なめんな」 小田原市職員 歴代64人が自費製作』、『止まらぬ飼い犬離れ 猫と差わずか ペットフード協会調査』(18日付、毎日朝刊)

一月十七日
 6434人が亡くなった阪神大震災から22年。この日は兵庫県内の各地で追悼行事があり、遺族が発生時刻の午前5時46分に合わせ、黙とうをした。
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 その日、私は新聞社の大垣支局・支局長住宅で家族と共にいたが早朝、支局ビルが激しい揺れに襲われ飛び上がったことを今でも覚えている。被災地は管内ではなかったが「現地をこの目で見なければ」と数日後には、JRと切れ切れのバス、タクシーを乗り継いで現地入り。靴の町・長田町などの被災現場をあらかた見て回ったが、あのとき破壊しつくされ人々がガレキを前に呆然としていた地獄絵は今もしっかと、わが目と頭のなかに入っている。宿泊先のカプセルホテルには大きなヒビが幾筋も入り余震にしばしば脅された記憶もつい、きのうの出来事のようでもある。

 あのときは確か木曽三川分流に明治のころに力を尽くしたオランダ人水理工師、デ・レーケの墓も見て回ったが、横倒しになり寝棺になっていたことを覚えている。地震取材の経験と言えば、まず秋田県の男鹿半島で多くの中学生が津波にのみこまれた中部日本海地震の空と陸からの取材が思い起こされる。大垣の前任地・七尾時代にも能登半島突端の珠洲市を中心に家屋倒壊と海沿いの町に液状化現象が広がった能登半島沖地震で雪深いなかを七尾から現地まで車を運転し急行。そのまま10日間ほど現地取材陣のキャップとして地震取材に明け暮れた。
――というわけで、やはり阪神大震災が起きた1995年の〈1・17〉と聞けば、あの日々が脳裡によみがえってしまう。

 金星の大気が山などにぶつかってできた長さ一万㌔にも及ぶ弓状の模様を日本の金星探査機「あかつき」で観測したとの研究結果を、立教大などのチームが16日付英科学誌の電子版で発表。【〈人間は念仏において人間になる 安田理深〉。人と人との間に生きるのが人間である。わたしたちは、父母を縁として誕生した。しかし、単に人間から生まれたのではなく、人間に生まれたのである。=17日付中日〈人生のページ〉今週のことば 中村薫】。〈から〉と〈に〉の違い、か。
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「世界は神が造りたもうたが、オランダはオランダ人が造った」という言葉もあるほどで、その国土の四分の一は干拓で生み出された。懸命に水をくみ出して干拓を支えたのが、おなじみの風車。  
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 いわば風の力で造り出された国土であるが、そこを縱橫に走るオランダ鉄道も元日から、何と全列車を風力発電による電力だけで運行しているそうな。風車の国の面目躍如というべき快挙である。
――とは、本日付中日夕刊の〈夕歩道〉。日本も、たとえ少しでも良いので見習えないものか。やってやれないことはない。そんな気がする。
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【きょうの一文・ことば】
 幼いころぼくは虚弱児で泣き虫でした。六歳で、母に連れられて神戸港から外国航路の船に乗って、一足先に赴任した父のいる上海に渡りました。太平洋戦争の前年です。東シナ海を越え、対岸も見えない広いまっ茶色の揚子江を遡り、黄浦江に面する上海の外灘(バンド)に着きました。
………
 こんないびつな上海体験が、他人依存型で、それでいて独りよがりのぼくを育てたのでしょう。それがいじめられっ子の側にたつ心を教えてくれたのなら、いいですが。でも自分の防衛のためなのかもしれません。
=17日付中日朝刊『〈人生のページ 上海とぼく 小中陽太郎㊤〉貧困、消えた兵隊、疎開、空襲…戦時中いびつな体験』の記事から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『阪神大震災22年 遺族ら追悼 悲しみの記憶 歴史ではない』『亡き弟子思い棋士育成 阪神大震災22年 来月引退の森七段「人生の仕事」』『熊本も元気出すよ 被災児童ら神戸訪問』、『御嶽噴火5遺族提訴へ 国などに賠償請求「警戒レベル上げず」』、『「欧州人の運命は自らの手に」メルケル氏 トランプ氏に反論』、『「日本一寒い町」立証 北海道陸別町10年分のデータ分析』、『ポケGO死亡事故有罪 京都地裁判決「運転中 危険性高い」』、『三重の大雪 休校が続く 北陸新幹線一部運休』、『英、EU単一市場離脱 移民制限優先 メイ首相表明へ』『東京株が一時1万9000円割れ』、『消える白線 補修予算不足 愛知の道路 6割手つかず』、『金沢の小2一発合格 英検2級 英滞在1年「おしゃべり大好き」』(17日付、中日夕刊)
☆『地震列島継ぐ記憶 阪神大震災22年遺族ら祈り つどいに4700人』『伝えていきたい 弟2人失い介護福祉士目指す 支え合い「お返しを」』『見ていてほしい 弟と母亡くした女性 小さな命を前に 家族への愛誓う』『熊本の児童と「命の一本桜」』、『運転死亡事故率 75歳以上は2倍 15年 警察庁が初分析』、『朴氏の最側近聴取 元秘書室長、職権乱用容疑』、『「共謀罪」対象半減へ 犯罪300前後に 政府、公明に配慮』、『医師 薬代詐取容疑で逮捕 警視庁 性病と虚偽診断』『〈一問一答〉もうかっている。不正する理由ない』、『JR東 駅員に転落対策通知せず 視覚障害者事故 国交省策定後』(17日付、毎日夕刊)
☆『22年重ねた「生」 阪神大震災から22年。犠牲者を追悼するため、兵庫県宝塚市の武庫川の中州に石を積み上げライトアップされた「生」の文字』『1.17生まれ僕の使命は 阪神大震災 22歳 両親の体験語り継ぐ』『神戸市職員の半数震災後に入庁 経験の継承課題』、『〈人生のページ 上海とぼく 小中陽太郎㊤〉貧困、消えた兵隊、疎開、空襲…戦時中いびつな体験』、『死亡事故75歳以上は倍 初の分析 運転操作ミス3割』、『元名大生側が無罪主張 殺人・毒物投与初公判「責任能力なし」』、『崔氏側に43億円贈賄か サムスントップ 逮捕可否あす審理』、『星野氏ら野球殿堂入り』、『〈訃報〉「ザ・ガードマン」神山繁氏(こうやま・しげる=俳優)3日、肺炎のため京都市右京区の自宅で死去、87歳。東京都出身。故人の遺志で葬儀は行わない。広島県呉市生まれ。進駐軍の通訳などを経て52年文学座に。演出助手を務めた後、俳優に転じた』(17日付、中日朝刊)
☆『退位 与野党聴取受け法案 首相要請 3月中旬まで報告 衆院議長 通常国会成立目指す』、『「生」の光で冥福を祈る=震災犠牲者の追悼と震災の記憶の継承を願って兵庫県宝塚市で武庫川の中州に石を積んでかたどった「生(せい)」の字のオブジェを懐中電灯で照らし出す催しがあった』『阪神大震災22年 亡き妻家族の中心 男手一つで3人育て』『〈受け継がれるもの 阪神大震災22年 ㊦〉がんと闘う 決意のライブ』、『復興住宅進む高齢化 阪神大震災22年 65歳以上52%』、『サムスントップ逮捕状請求 韓国国政介入 贈賄などの容疑』、『積雪で130校休校 三重県内』、『野球規則普及に尽力 元本紙記者鈴木美嶺さん殿堂入り』、『木之本興三さん死去 68歳 Jリーグ創設担う』、『■温泉地浴槽33カ所 硫化水素基準超す』(17日付、毎日朝刊)

一月十六日
 月曜日。午後には、雪の白い姿がなくなり、ホッとする。一方でここ2、3日、街中で見かけた雪ダルマたちが少しでも長く健在であったらよいのだがと、勝手なことを思ったりする。その昔、まだわが子が幼かったころ。能登の七尾で舞はまるで少女のように目をキラキラと輝かせこどもたちと一緒に雪だるまをこしらえたものだ。雪には不思議な魅力とチカラがある。

 野球殿堂博物館がこの日、2017年の殿堂入りとなった元中日ドラゴンズ監督星野仙一さん(69)、元西武捕手伊藤勤さん(54)=いずれも競技者表彰エキスパート部門=ら5氏を発表。名古屋市で知人女性を殺害し仙台市でも同級生らに劇物の硫酸タリウムをのませて殺害しようとした、として殺人などの罪に問われた名古屋大の元女子学生(21)=事件当時は16~19歳=に対する裁判員裁判の初公判が名地裁で開かれ、弁護側は「重い精神障害の影響で責任能力はなかった」として無罪を主張、これに対して検察側は「責任能力は完全にあった」と反論した。

【きょうの一文・ことば】
 昨年末、安倍晋三首相がハワイの真珠湾を訪問し、戦没者を慰霊した。安倍首相の保守的な政治手法は好きではないが、「寛容」「和解」といった思いが感じられ、慰霊自体は評価していいと思う。問題は、これからどうするかだ。
 ハワイ時代に感想文を書いた「勝敗」では、子爵の一人娘と婚外子が醜い争いの末、婚外子の一人が精神障害をきたし一人娘は争いのむなしさに打ちひしがれる。戦争ならなおさらだ。真珠湾の教訓は、再び誰にも銃口を向けず、武力行使をしないこと。争いのない平和こそが勝利である。
=16日付中日朝刊『〈ドナルド・キーンの東京下町日記〉争いない平和こそ 74年前の感想文再読』の記事の中から。抜粋。日本文学研究者ドナルド・キーンさんが74年前、菊池寛の長編小説「勝敗」を課題図書に初めて日本語で書いた読書感想文に触れ、「拙い感想文ではあるが、その後の日本文学研究の原点となっており、新年を迎え〈初心忘れるべからず〉というおぼしめしかもしれない」と現在の心境を綴った

【新聞テレビから】
☆『私の道 1.17から出発 阪神大震災あす22年 名城大教授=柄谷友香さん(44)=被災地の防災研究』、『元名大生側が無罪主張 殺人や毒物投与「責任能力ない」 名地裁で初公判』『〈元名大生の闇〉あどけなさ、甲高い声で タリウム事件の殺意を否認』『異例の厳戒態勢 被告のプライバシー配慮』、『兵庫の女性殺害 起訴内容 認める 初公判で被告』、『天竜川転覆有罪判決 静岡地裁 元船頭主任ら3人に』『「なぜ転覆」 疑問晴れず 天竜川事故 傍聴の遺族』、『日本好き忘れない ケネディ駐日米大使離任メッセージ』、『サムスントップ逮捕状請求 崔被告側に資金 贈賄容疑』、『愛知県エコカー免税 延長 19年3月末まで2年間』(16日付、中日夕刊)
☆『強い寒気あす昼まで 東日本の山沿い降雪続く』、『命大切に生きて 阪神大震災22年 妹一家なくした男性語り継ぐ』『神戸・長田 靴三セク解散へ 阪神大震災あす22年 復興続きは民間で』『工場密集市内最悪4759件全焼 長田区の被害と復興状況』、『「死んでもいいと思わず」元名大生遺族に目向けず 初公判 逮捕3回 異例の展開』、『「核削減 露と合意可能」トランプ氏、英紙に言及』、『「動物虐待」名門サーカス幕 米国 象を使わず人気急落』、『■日中の学生ら150人 北京で成人式』、『別の入札も書類送検 中部整備局職員 加重収賄容疑 愛知県警』(16日付、毎日夕刊)
☆『大雪各地で事故続発』『21歳男女死亡 (名古屋市)港区 凍結防止剤散布車に追突』『「優しい子」遺族悲嘆』『トラック転落男性死亡 海津の池』『電柱に衝突し軽の女性死亡 三重・菰野』『開始遅れ1万人影響 センター試験 全日程終える スマホ使用など12人不正』、『二度と起こらないで 軽井沢バス事故1年 犠牲者15人を追悼 遺族、仲間ら献花「今も娘に会いたい」』、『山県の8万羽殺処分完了 鳥インフル 近隣養鶏場立ち入り』『養鶏業者 「お客戻るか」 山県・鳥インフル 風評被害に不安』、『岩倉市長に久保田氏 無投票で初当選』(16日付、中日朝刊)
☆『良縁願い ろうそくに火 飛騨・三寺まいり』、『大雪事故相次ぐ 名古屋2人、岐阜1人死亡』『きょうも積雪警戒』、『最小ロケット 失敗 打ち上げ後、通信に異常 JAXA(宇宙航空研究開発機構)』、『要支援者名簿事前提供へ 防災組織に「市町の責務」兵庫県条例』『〈解説〉 取り組みに地域差【村元展也】』、『センター試験 三重など繰り下げ 31会場 過去10年で最多 スマホ不正今年も』、『中部電が料金二重請求 愛知、岐阜など5県で7500件』、『仕事一筋で真面目/盲導犬と共に外食 埼玉・全盲男性ホーム転落死 JR対策強化へ』、『共産、野党連携を強調 党大会開幕 他党幹部が初出席』、『■「生きる」コンサート開幕 小児がんの経験者を応援する「クラシック・ヨコハマ 生きる ~2017 New Year若い命を支えるコンサート」が15日、横浜みなとみらいホールで開かれた』、『■認知症110番 毎週月曜と木曜の2回受け付け。今週は16日と19日の10~15時。電話は0120・654874。』(16日付、毎日朝刊)

一月十五日
 きょうも朝から1日、ゆき。雪。ユキ一色のいちにちが過ぎ去っていった。新聞、テレビ、ラジオは「ことし最強の寒波だ」と報じ、ここ尾張名古屋も含め山形、北陸、岐阜、三重、広島、京都……、愛知の知多半島でも雪は降り続いたのである。強風に大雪、雷に襲われたところも多く、雪国・山形県大蔵村では、人間の背丈をはるかに超える242㌢の積雪に見舞われたという。
 
 岐阜県山県市の養鶏場で鶏が大量死していた鳥インフル事件。県は約8万羽全ての殺処分をこの日深夜遅くから翌未明までに完了。私が住む愛知県江南市のお隣り、岩倉市の市長選は無所属新人で前副市長の久保田桂朗さん(55)=自民、公明推薦=が無投票初当選を決めた。京都では雪が激しく降りしきるなか、全国都道府県対抗女子駅伝が行われ、京都が岡山の猛追をかわし16度目の優勝を果たした。
        ☆        ☆

 雪降りのなか名古屋のJR新幹線名駅に隣接したエスカ地下街一角にある〈風来坊エスカ〉で私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」の新年会を兼ねた例会を開催。久しぶりに元気な顔と顔を合わせ、【ひつまぶしコーチンランチ】を前にビールやお酒を飲みながらの楽しいひとときとなった。
 この日は当初、平子純さんも車椅子で出席予定だったが雪道にはどうすることも出来ず「雪どけを待っていましたがとけようがありません。車椅子の身ではどうしようもありません。皆さんによろしく、次回に会いましょう。」のショートメールが私のスマホに入り出席を断念せざるを得ない場面も。それでも同人1人ひとりが、ことしの作品執筆にかける夢を語り合うなど有意義な時が過ぎていった。
 席上、次回テーマエッセイのテーマを真伏善人さんから提案のあった〈まわる〉にすることで全員が一致、締切は2月末日と決めた。名鉄電車を乗り継ぎ江南駅からは雪道を踏みしめ踏みしめ、アレヤコレヤと考えながらわが家へ。帰宅後、欠席者全員にきょうの例会内容を会費納入お願いの件も合わせてメール送信。それから本欄執筆に入り、いまは翌16日の午前2時半を過ぎた。
 あらためて私のパソコンあてに入っている何十通ものメールをチェックすると、平子純さんの作品【翻弄 ある名古屋の宿の物語 第二章 成長編】の原稿ファイル(PDF)が娘さんから送信されてきていた。送信時間は20時25分となっていた。

        ×        ×
 ◇…オバマ米大統領の退任を前に、福井県小浜市の有志でつくる「オバマを勝手に応援する会」は14日、市内で「ありがとうオバマ大統領」と題したイベントを開いた。就任前から名前を共にした9年弱を来場者170人と振り返った。◇…
――とは、15日付、中日新聞朝刊〈通風筒〉。記事では「退任後に小浜市を訪問し、市民と交流してもらうのが究極の目的」とも。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】 
「女房はもう帰ってこん。俺も早く死にたい」「ずっと二人で仲良く暮らしてきたんだ。心にぽっかり穴があいたなんてもんじゃない」「娘をちゃんと教育してほしかった。本人からは何の謝罪もない」「どんな顔をしているか見たい」「女房を殺した理由は絶対、理解できないだろう」「今でも『許せない』と言っている」………
=15日付中日朝刊『元名大生の闇 殺人・劇物混入 割れた精神鑑定 責任能力争点 あす初公判 無罪主張へ』『「女房もう帰ってこん」 同級生 今も視力低下』の記事のなかで。夫を殺害されたとされる森外茂子さんの夫(83)は記者にこう語った
※元名古屋大女子学生(21)は2014年12月、名古屋市昭和区の自宅アパートで森さんを手おので殴り、マフラーで首を絞めて殺害。仙台市内の私立高校に通っていた2012年5~7月には同級生ら2人にタリウムを飲ませて殺害しようとした、とされている。元学生は捜査段階で「人を殺してみたかった」と供述している

【新聞テレビから】
☆『各地で今季一番の寒波 受験生 雪に負けるな きょうも降雪注意』『交通乱れ再試験も センター試験』『雪、凍結 事故相次ぐ 東海3県 交通機関にも乱れ』、『山県の養鶏場鳥インフル 高病原性8万羽殺処分 中部9県 家禽で今冬初』『「防疫対策取ってきたが」 山県・鳥インフル 雪の中で作業』、『尾木さん 若い命悼む 軽井沢バス事故 きょう1年』『〈空転する安全㊤―軽井沢バス事故1年〉 絶望の原因問い続ける』、『元名大生の闇 殺人・劇物混入 割れた精神鑑定 責任能力争点 あす初公判 無罪主張へ』『「女房もう帰ってこん」 同級生 今も視力低下』、『〈サンデー版大図解〉労働監督官』、『中電二重請求数千件か 払込用紙誤って発行』、『東京五輪ゴルフ会場 霞ケ関CC女性に門戸 検討へ 小池氏の指摘 効いた?』(15日付、中日朝刊)
☆『名古屋降雪5㌢』『交通乱れ74人再試験 新潟 センター試験初日』、『豊洲移転判断先送りへ 有害物質基準の79倍 近く再調査』『市場業者 怒りやまず 豊洲有害物質検出 「都は信用できぬ」』、『Sストーリー A1(人工知能)最前線に「宇宙人」――世界と競う日本ベンチャー』、『岐阜で鳥インフル陽性 山県の養鶏場100羽死ぬ 簡易検査』『山県鳥インフル疑い「出荷全てキャンセル」 肩落とす周辺養鶏場』、『「一つの中国」再考も 通商・為替 トランプ氏圧力』、『転落の全盲男性 死亡 埼玉のJR ホームドアなし』(15日付、毎日朝刊)

一月十四日
 きょうだけは雪国の自宅横通路。亡き愛猫こすも・ここの墓も雪に埋まった、犬山線沿線の名鉄車窓にも雪の原が広がっていた
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 朝。起きると目の前に雪の世界が広がった。寒い。
 ゆきはホントにふったのである。新聞、テレビは各地でこの冬一番の寒さになった、と。そして大学入試センター試験に向かう受験生の足への影響に触れ、試験2日目のあすも雪が続く可能性がある、と報じている。
 日本屈指の雪の深さで知られる山形県の酢ケ湯温泉ではナント240㌢、月山志津温泉でも260㌢に達し、これからピークには積雪6㍍に達する、さらに日本一寒い町・北海道陸別町ではマイナス29度に達し、町内至る所につららが張り巡らされたという。こうしたニュースを聞くにつけ、つくづく自然には勝てないナ、と思う。

 岐阜県山県市の養鶏場で鶏100羽が死に、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザが確認され、県は同夜、出動を要請した自衛隊と、この養鶏場で飼育する8万羽全ての殺処分を始めた。築地市場から移転予定の豊洲市場で東京都が実施した地下水調査の最終結果がこの日公表され、環境基準の79倍ものベンゼンなどの有害物質が201観測地点のうち数十カ所で検出されたことがわかった。豊洲への移転はどうなってしまうのか―
        ☆        ☆

 きょうは、雪道を踏みしめ名鉄電車に乗って犬山へ。
 名鉄コミュニティサロンの西春、熱田両教室で南米楽器のケーナとサンポーニャ、チャランゴを学ぶ仲間たちによるペルー人講師のロベルト・ゴンサさんを囲んでの演奏会を兼ねた新年会があったためだ(私は西春教室でサンポーニャを学んでいる)。
 ここ2、3日というもの楽譜とにらめっこで練習にこれ努めてきたのではあるが。なにせ、一夜漬けに等しい練習ではイヤハヤ歯が立つはずもない。それでも〈アイマラの祭り〉〈泣きながら〉〈ジャキルナ〉……と、なんとか仲間に助けられながら演奏を終えると隣席のお酒好きの若い女性が「すごい、すごい。よかったわよ」と声をかけてくださり、それだけが唯一救いの神となった。
 来年には、楽譜を見ればたいていの曲は吹きこなせるようにならなければ、と決意を新たにした次第。それにしても、私をのぞくみんなはホントにうまい、巧みな演奏の数々には、かなり刺激された。きょうは、宴席を囲みながら〈フォルクローレ〉の語源などについて教えていただいたばかりか、途中、先生のロベちゃんが「ごんたさん。ごんたさん」と何度も励ましてくださる、など楽しい時がすぎていった。
 最後に「こんなに、すばらしい人たちを教えさせていただいて。わたし、シアワセです。ことしもがんばりましょう」のロベちゃんの言葉には、皆ホロリ。全員で〈サリリ〉に合わせ、歌い、気が狂うほどまでに楽しく踊って終わったのである。

 新年会を兼ねた合同発表会のひとコマ=犬山市内の料理屋で
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【きょうの一文・ことば】
 平和とは命の重さ椿咲く (小牧市)指方隆司(64)
=14日付中日朝刊『平和の俳句 優秀句百選 11・12月分』の中の1句
※指方さんは、かつて私が空飛ぶ記者として小牧に在任していたころ、たまたま小牧原小学校生だった長男の担任。その長男の恩師の俳句をたまたま紙面で目に。立派な先生だったが、指方先生ならでは、の俳句だと思った

【新聞テレビから】
☆『寒気今冬一番 降雪岐阜8㌢、名古屋2㌢ 雪の朝 挑む関門』『センター試験開始時刻の繰り下げも』『雪のセンター春つかみ取れ 寒いと気合入る/午前4時起き』、『メキシコがトヨタ称賛 工場計画維持「責任ある行動」』『豊洲ベンゼン基準の79倍 地下水最終結果 数十カ所で有害物質』、『誘拐乳児18年ぶり発見 米、育てた容疑者逮捕』、『タカタ元幹部3人起訴 エアバッグ1150億円で米と和解』、『日馬富士が休場 肉離れ、全治1カ月』(14日付、中日夕刊)
☆『厳寒センター試験 57万人志願 開始遅れも』『日本海側大雪続く』『今年も文系人気 センター試験 就職率改善影響か』『58カ所の会場で5万6000人が受験 東海3県』『岐阜山間部大雪』、『豊洲 有害物質基準超え ベンゼンなど数十カ所』、『タカタ、米と1140億円 和解 欠陥エアバッグ 元幹部3人訴追』、『日豪、米と連携強化 首脳会談 弾薬融通署名へ』、『マンホールカード人気 ファンの収集 意欲に火 現在109自治体120種類』、『●eye 真珠湾・アリゾナ記念館 水面に光る黒い涙』、『視覚障害者、ホーム転落 埼玉・JR蕨駅 電車に接触、重傷』(14日付、毎日夕刊)
☆『厳寒中部夜空白く』、『東山待ってたよ 動物園1カ月ぶり「再会」』『鳥インフル対応 試行錯誤』『園内外店舗も喜びひとしお』、『貧困の子らに学習の場 17年度 愛知県、4カ所で開設』、『軽井沢事故あす1年 バス加速試みギア入らず 長野県警 社長ら書類送検へ』、『駐車違反 生保解約金を強制徴収 愛知県警、滞納者から30万円超』、『脱税容疑元社長逮捕 名地検 各務原の会社6300万円』、『佐川社員ら立件62人に 身代わり出頭新たに18人書類送検』(14日付、中日朝刊)
☆『強い寒波大雪恐れ きょうからセンター試験』『東海地方も警戒』、『〈受け継がれるもの 阪神大震災22年㊤〉恩返し亡き友の分も 宮城に移住 復興応援』、『元名大生、女性殺害16日初公判 責任能力の有無 争点 弁護側、無罪主張へ』『遺族「謝罪聞きたくない」』『IS網にウイグル人 東南アジア テロ組織参加』、『児童虐待家裁が早期関与 都道府県に 保護者の指導勧告 政府方針』、『「ノー残業手当」月1万5000円』、『インフル 東海3県で注意報超え 厚労省が注意喚起』、『■死刑囚の信書制限は違法、慰謝料命令』、『最高齢20歳 ツシマヤマネコ大往生 福岡市動物園 人間なら100歳』(14日付、毎日朝刊)

一月十三日
 テレビ、ラジオは「東海地方は13日夜から15日にかけこの冬一番の冷え込みとなり、名古屋はあす雪が降る」「ゆきがふります」と騒いでいる。本当にふるのかどうか。
 人間の心理とは不思議なもので楽しみでもあり、半面降ってほしくはないナと思ったりもする。いよいよ寒波襲来である。わが家はもうとっくに関係がなくなってしまったけれど、あすは大学入試センター試験が始まるだけに、受験生とその家族の思いやいかにと思ってしまう。

 真冬に花開いた魅惑の一輪
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 その冬のド真ん中に、妻の舞が「咲いた、咲いたよ」と1人興奮し、自室にこもりきりの私に、まるでこどものような笑顔で告げに来た。「なんだ。何がだよ」と聞くと彼女は私を玄関先まで手を引くようにして連れ出し「ほらっ」「ねッ」と赤い花弁を大きく開いた一輪の花を指差した。
 なんと、ハイビスカスが真っ赤な燃えるような姿を自らたたえるように、迫っていたのである。それにしても、どうして? 「よくやった。おめでとう」と私。なんでもテレビで見た栽培法を真似て室内を暖かく肥料を与えて育てたのだ、という。何はともあれ、おめでとう。よくやった、よくやった。やっぱりおまえは違う、と私。
 それにしても寒い。ハイビスカスに彩られた1日は、こうして過ぎていった。

【きょうの一文・ことば】
 三岡(八郎)兄の上京が1日先になったならば新国家の家計(財政)の成立が一日先になってしまうと考えられます。ただ、ここのところにひたすらご尽力をお願いいたします。 誠恐謹言/今日永井蕃頭(幕臣・永井尚志)方へ訪ねていったのですが、面会はかないませんでした。談じたい天下の議論が数々あり、明日また訪ねたいと考えているところですので、大兄もご同行がかないますならば実に大幸に存じます。 再拝
=13日付中日夕刊『「朝廷中心に」最期まで奔走 龍馬の書状発見』の記事のなかで。〈書状の全文と現代語訳〉から抜粋
※記事では『書状は「新国家」と記しており、宮川氏(京都国立博物館の宮川禎一上席研究員・幕末史)は「他の手紙では見たことがない。素直に新しい国のことと考えて良いだろう」と指摘。「龍馬の粘り強さ、行動力の大きさや、最後まで新政府樹立に専心していた様子がよく分かる」と話した』と説明。『龍馬は当時、近江屋に滞在。五日後に暗殺現場となるこの宿から二条城近くの福井藩邸へ届けたと考えられる』とも記している。

【新聞テレビから】
☆『「野」を詠む歌会始 天皇陛下、那須の虫の音思う/邯鄲の 鳴く音聞かむと 那須の野に 集ひし夜を なつかしみ思ふ』、『動物園1カ月ぶり再開 東山にぎわい再び』、『トランプ氏から科学者守る 温暖化対策米エネ省指針』、『駐留費日本の負担増示唆 公聴会書面 米次期国防長官言及』、『龍馬「新国家」へ人材依頼 福井藩重臣宛て 暗殺5日前の書状発見』『龍馬の書状発見 「朝廷中心に」最期まで奔走』、『東京ガールズinジャカルタ』(13日付、中日夕刊)
☆『あす積雪恐れ 東海地方注意』、『東山動物園再開 鳥インフル1カ月ぶり』、『復元・奇跡の一本松「根付く」 陸前高田 観光客呼ぶシンボルに』『64市町仮設用地を確保 津波対策で四日市など 南海トラフ 被害予想139自治体アンケート』、『龍馬「新国家」に専心 暗殺5日前 人事・財政案じ 福井藩重臣宛て書簡』、『フィアット・クライスラー 排ガス不正10万台 米当局発表』『東証が反発』(13日付、毎日夕刊)
☆『トランプ氏大統領就任まで1週間 日本名指し貿易赤字不満 米国第一主義を推進』『メディア選別 記者と応酬』、『休園から1カ月 東山動物園きょう再開』、『現新2氏の争い 岐阜知事選告示』、『〈軽井沢バス事故1年〉毎日涙 悲しみ大きく 息子失った母が心情』『もう触れられない…』、『殺人容疑 (75歳の)母を再逮捕へ 大垣の46歳三男遺体遺棄』、『不正請求組織的に分担 成人サイト 容疑者グループ』、『〈訃報〉全米テニス複優勝 加茂公成(かも・こうせい=55年全米テニス選手権男子ダブルス覇者、日本テニス協会顧問)6日、心筋梗塞のため死去、84歳。東京都出身。 葬儀・告別式は近親者で行った』(13日付、中日朝刊)
☆『「父ちゃん死ぬなら僕も」一宮・父子死亡1カ月 室内に複数メモ 長男「将来は医師」夢語る』、『トランプ氏大統領選後初会見 SNS政治の武器 感情的発信危険も 首相、橋下前知事も熱心』、『サイバー攻撃「露が関与」 関係改善には意欲 トランプ氏会見 対中強硬姿勢鮮明に』、『比に5年で1兆円 経済協力 中国接近けん制 首相表明』、『ずーっと待ってたょ 東山動物園きょう再開』、『「共謀罪」通常国会提出へ 政府原案 与党内で修正も』、『文化愛した信長発信 5月 岐阜で本因坊戦・名人戦』、『文学観を詳細に/自決への心中も ミシマ研究の一級資料 対談の肉声テープ発見』(13日付、毎日朝刊)

一月十二日
 日本列島はこの日、強い寒気の影響で荒れ模様の天候に。福島県南会津町で74㌢、新潟県十日町市で67㌢、岐阜県白川村でも46㌢と北日本や北陸を中心に大雪の1日となった。こんご週末にかけ列島にはさらに寒気が入り、太平洋側の平地でも局地的に大雪が予想されるという。いよいよ真冬、厳しい冬真っ只中の様相である。
 かといって、ここ尾張地方には今のところ雪は降ってはこない。哀愁とロマンをたたえた白い精たちにはやはり、ふってほしい気がしないでもない。降れば、困ることが分かっていながら、デアル。
        ☆        ☆

 トランプ次期米大統領が11日(日本時間12日未明)に開いた記者会見で会見冒頭から自らに不利な報道をした米CNNとニュースサイト・バズフィードを激しく攻撃、あと1週間に迫った20日の就任を前に米メディアとの対決姿勢を露わにした。それにしても度が過ぎている。自らの政策姿勢に信念と自信があったのなら、質問には堂々と答えてしかるべきではないのか。これでは逃げとしか思えない。
 メディアはこの傲慢な態度に屈することなく、攻めて、攻めて攻め尽くさねば。メディアたる所以がなくなってしまう。トランプ発言ごときに負けていたのでは先が思いやられる。トヨタをはじめとする日本の自動車業界も、またしかりだ。あの美しいマンサニージョなどで知られるメキシコだけを除外するだなんて。自由、平等、博愛精神に欠けるではないか。世界に生きる人々はみな平等でなければ。これでは世界のアメリカがますます小さくなってしまう。

【きょうの一文・ことば】
「死が肉体の外から中にはいってきた気がする」「平和憲法は、偽善です。憲法は、日本人に死ねと言っている」「(憲法9条と自衛隊の関係を巡って)日本人はごまかしごまかし生きてきた。そうやって生きていくことは耐えられない。本当に嫌いです」/「僕は油絵的に文章をみんな塗っちゃうんです。僕にはそういう欠点がある。日本的な余白がある絵は嫌い」「文体でしか思想が主張できない」「(作家の川端康成の文章について)怖いようなジャンプをします。僕は、ああいう文章を書けないな、怖くて」
=12日付中日夕刊『自決の9カ月前「死が体の中に」 三島の未発表録音発見』の記事のなかで。TBSが12日、作家の三島由紀夫(1925~70年)が死去する前の1970年2月に英国の翻訳家と対談した際の未発表の録音テープが社内で見つかったと公表。その肉声の1部分
※対談と録音は遺作となった小説「豊饒の海」の第3部「暁の寺」を脱稿した日である、とも明かしている

【新聞テレビから】
☆『北陸など大雪続く』、『「国外移転なら高関税」トランプ次期大統領初会見 貿易協定見直し表明』『通商戦争に現実味』『尖閣防衛を明言 次期国務長官』『豊田社長、次期副大統領と会談「米経済に貢献」と説明』、『古田、高木氏が届け出 岐阜知事選スタート』、『アレフ信者検査拒否容疑 愛知県警逮捕 名古屋道場を捜索』『機動隊員らビル囲む』、『不正プログラム9人逮捕 成人サイト容疑 被害10億円か』『「セキュリティーが危険に…」突然不安あおる手口多発』、『自決9カ月前「死が体の中に」 三島の未発表録音発見』、『(将棋の)加藤九段最高齢対局 77歳11日』、『働きやすい飛騨信組 有言実行 金曜3時半退社 いち早く導入』、『東山動物園あす再開「鳥たちの尊い命忘れない」』『ニシキヘビの子ども逃げた 東山動植物園』(12日付、中日夕刊)
☆『風力発電で全電車ゴー オランダ鉄道』、『対日貿易赤字に不満 トランプ氏是正意欲 選挙後初会見』『「偽ニュースだ」トランプ氏 CNNの質問拒否』『尖閣諸島防衛を明言 承認公聴会 米次期国務長官』『円買われ114円台 東証一時250安』、『多国籍軍資金応諾 中曽根元首相 83年の初訪米時 外交文書』、『岐阜県知事選告示 現新2氏届け出』、『小池都知事が築地市場視察』、『ガンガン衝突だんだん月に 「巨大衝突説」に矛盾 誕生に新設 なぞ解明に近づく』、『米、小笠原墓参拒否 50年代、核表面化懸念か』、『私は私 人生楽し 前FC岐阜社長の恩田さん ALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘い講演』(12日付、毎日夕刊)
☆『ラニャーニャ(南米ペルー沖で海面水温が低くなる現象。ラニャーニャは、世界的な異常気象を引き起こすとされている。) 終息間近』、『東海道線岡崎で線路脇陥没 復旧に14時間半 162本運休 河川工事で地盤緩む』『電柱ずれ線路下に空洞』、『「最も多くの雇用生む」トランプ氏初会見』『「多様性が国強く」オバマ氏退任演説』、『台湾25年全原発廃止 立法院 アジア初 法案を可決』、『ポケGO事故教訓に スマホゲームの企画中止 一宮市の観光街歩き』『ながらスマホ自治体苦慮 一宮市企画中止 モラル頼み現状』、『五輪ゴルフ「都内で」 会場議論再び? ジャーナリストら変更要求』、『防犯メールに被害少女実名 警視庁、6545件にご配信』、『賭けマージャン市長辞意 福岡・飯塚 抗議相次ぎ、副市長も』(12日付、中日朝刊)
☆『〈東海百景〉色鮮やか金魚初市』、『市に訴えられた被災者 阪神大震災復興住宅 借り上げ期限20年超え』、『〈現場報告トランプと世界〉ポーランド国境の町 対露かすむ信頼 軍事活動 米容認を懸念』、『「相違超え結束を」オバマ大統領最後の演説』、『退位後称号「上皇」使わず 政府「前天皇」など検討』、『福島の高野病院 来月から常勤医 2カ月間限定』、『センバツ行進曲 星野源さん 甲子園でも「恋」ダンス』、『〈信を問う 美濃加茂・出直し市長選〉反市長派、一本化で合意 市民団体代表 鈴木勲氏出馬表明』、『今季50歳 カズ契約更新(サッカーJ2、横浜FC)』、『賭けマージャン飯塚市長が辞意 福岡』(12日付、毎日朝刊)

一月十一日
 台湾の立法院がこの日、電力事業の自由化と再生エネルギーの供給拡大で2025年に全原発を完全に廃止する電気事業法の改正案を可決。
 オバマ米大統領が地元のイリノイ州シカゴで10日、退任演説。妻ミシェルさんや娘さんを前に涙ながらに感謝のことばを述べた。「大統領として、これが最後のお願いです。チェンジ(変革)を起こすのは、皆さんです。みなさんの力だと信じてほしい」と述べ、「イエス・ウィー・ディド(私たちは成し遂げた)」「イエス・ウイ・キャン(私たちはできる)」と呼びかけた。
        ☆        ☆

 きょうは訳あって、30代のころ過去7年間、空飛ぶ記者として長崎大水害や中部日本海地震、嬉野豪雨、三宅島噴火などの大災害や稚内沖オホーツクの海への大韓航空機撃墜、山口の自衛官による小銃乱射、富山・長野連続誘拐殺人など、大事件の現場に発生のつど数限りなく取材機で飛んだ、あの懐かしき時代の小牧を訪れた。
 かつて自分の庭同然に走り回っていた小牧も駅周辺はじめ街なかもガラリと変容、時の流れの重さといったようなものを感じたのである。愛車を運転し迷いつつ、なんとか目的の場所に着いたが、視界に映った小牧山、そして信長と吉乃ゆかりの小牧城の佇まいだけは昔と何ら変わることはなかった。帰りには江南市立図書館にも寄る。

 夜遅く。信頼する女性から1通のメールがスマホに入った。
 メールはかわいい雪だるま付きで「世界中で温暖化の影響が出ていますね。怒らないで下さいませ。原発反対の皆さんはご自分達で発電されてるんですかね。太陽光発電や風力発電、それとも電気を使われてないのでしょうか。それから、平和はタダではありませんよ~」といった内容で、私の胸にグサリと突き刺さった。
 この論は舞が口を酸っぱくしている「私は安易に原発反対などとは言わない。だって、電気が使えなかったらどうするの。あなた、少しでも節電しようとしたことあるの。言っておくけれど、私は今のままがいい。いまのままでいいの」といった、きつい言葉とよく似ており「あすからは少しでも節電しなければ。できることからしていかねば」とあらためて思った次第。
 そうだ。せめて、節電する努力、創意工夫をしていかなければ。お題目だけを唱える口先文学だけではいけない。とはいえ、チェルノブイリや福島の原発事故のように、いったん起きてしまったら手がつけられなくなる事故だけは避けたい。やはり、安易な再稼働はすべきではない。将来的には原発はなくすべきで、そのためにも〈脱原発社会をめざした〉安全を願っての声は高めていくべきだ、と思う。

【きょうの一文・ことば】
 人類の命運やいかに?
 世界や日本のことを心配している間に、己の命運や生命の危機を感じる年代になってしまいました。貴殿の年賀状――まことにユニークで感心しました。本年もお元気でがんばって下さい。「一匹(いっぴき)文士」とは立派!
=私に届いた年賀状から。元中日ドラゴンズ社長で元中日新聞本社常務取締役編集担当(東京新聞編集局長)の佐藤毅さん※佐藤さんは、ほかに愛知九条の会世話人など。著書に「敗戦の教訓」「日本国憲法の危機」。中日(東京)新聞のサンデー版大図解の創設などに携わったことでも知られる

【新聞テレビから】
☆『2552人なお不明被災地で捜索 東北、震災5年10カ月』、『東海道線で線路脇陥没 蒲郡―刈谷間 始発から不通』『「授業間に合わない」朝の通勤・通学直撃』、『民主主義維持に結束を オバマ氏 最後の演説』、『退位論点整理23日公表 有識者会議「特別法に利点」』、『三菱電機も違法残業疑い 当時の上司も書類送検』『入社1年目 月160時間「中学生でもできるぞ」上司に罵倒され続け』『社側「真摯に対応」』、『「トラブル直後妻が首つり」 講談社社員、逮捕前に説明』、『男性遺体殺人と断定 和歌山県警』、『野球賭博組関係者逮捕 開帳で中胴元、容疑認める』『組の資金源裏付け』、『野鳥が陽性確定 鳥インフル、西尾のスズガモ』(11日付、中日夕刊)
☆『民主主義堅持訴え オバマ氏最後の演説』、『米新政権の人種差別懸念 次期司法長官は否定 指名公聴会』、『退位特別立法へ詰め 有権者会議 論点整理公表に向け』、『VW(フォルクスワーゲン)5000億円で和解へ 米当局と 排ガス不正、刑事責任』、『■メッシの銅像、壊される』、『瀬戸の街をアトリエに 空き家へ 芸術家受け入れ 市が支援』、『住宅に落書き容疑 少年ら3人逮捕 愛知「作品」SNSで公開』、『寝室などに妻の血痕 編集次長逮捕 遺体動かし偽装か』(11日付、毎日夕刊)
☆『19年元日から新元号 政府、陛下退位巡り検討』、『自動車各社「米雇用に貢献」トランプ氏にPR合戦』、『「株高」実は日銀が買い支え 海外、個人投資家売り越し』、『東邦ガス一般家庭 2年で2016円お得に 新料金発表』、『高野院長の遺志継いで 福島・広野 ふるさと納税 寄付続々』、『商品「バーキンタイプ」 偽エルメス 価格20分の1以下』、『豊田芳年氏死去 91歳 中経連元会長』、『清元栄三さん死去 80歳 三味線方 人間国宝』、『「住みやすさ 1位」 PRへ 新年度予算 愛知県1000万円超計上』(11日付、中日朝刊)
☆『「平成」30年で区切り 2019年元日に新元号 皇太子さま即位へ』、『Jリーガー福島原発見学』、『トヨタ、メキシコ撤退せず 対米投資 5年1.1兆円』、『26年W杯出場枠48 FIFA現行から16増』、『ヒルトン地下偽エルメス 名古屋 経営の姉妹逮捕 商標法違反容疑 バーキン「侵害」』、『九大チーム「治療薬実現も期待」アトピーかゆみ源発見』、『文科相人事案を誤送信 30人分 全職員に一斉メール』、『〈バリアーゼロ社会へ 2020ともに〉困った無人駅増加 全盲男性「外出しづらい」』(11日付、毎日朝刊)

一月十日
 天皇陛下の退位を巡り、2019年(平成31年)1月1日に皇太子さまが新しい天皇に即位し、この日から新元号を適用する―との案が政府内で浮上している。菅義偉官房長官はこの日午前の記者会見で「現在、有識者会議で予断を持つことなく静かに議論してもらっている」とだけ語ったというが、陛下は昨年8月のおことばで「戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には平成30年を迎えます」と話されており、「おことばから類推すると平成30年はひとつのメルクマール(道しるべ)だ」との受け止めがあって有識者会議での議論も踏まえ検討に入ったという。
 トヨタ自動車の豊田章男社長が米デトロイトで開幕した北米国際自動車ショーで、こんご5年間に米国に百億㌦(1兆1600億円)を投資する計画を明らかにした。トランプ米次期大統領が、このところ自動車メーカー各社に米国での投資や雇用を増やすよう迫っており、たぶんにこのことを意識しての発言とみられる。

 警視庁が講談社社員で青年コミック誌「モーニング」の編集次長、朴鐘顕容疑者(41)を、妻殺害の疑いで逮捕、文京区の自宅や講談社を家宅捜索。調べに対して朴容疑者は「妻に手を掛けるようなことはしていない」と否認しているという。きょうは、語呂合わせもあって「110番の日」だ。
        ☆        ☆

 寒い日が続く。猫はこたつで丸くなる、のことばどおり、はたちの愛猫シロちゃんは〈自室〉とも言えるデスク下カーペットの上でじっとしたまま。老体を横たえ、自分で自分を守っている。時折、何かを思い出しでもしたように♪ニャ~アン、と私を見つめて甘えたような声を出す。傍らで、黙々と執筆を続ける私。

【きょうの一文・ことば】
「どこかで冷めていながら、太くてほのかに温かい木の幹のようだった」(黒井千次さん)
「『おのがじし、どれだけ自分の穴を掘れるかだ』と言い、本当の意味で個人主義だった」(坂上弘さん)
=10日付毎日夕刊『■■Topics 高井有一さん遺稿、『新潮』に掲載 戦争の昭和に挑む 未完の長編小説冒頭の80枚』のなかで。お別れの会で高井さんと共に「内向の世代」とされる2氏は、こう語った

【新聞テレビから】
☆『トヨタ米で1兆円超投資 社長表明 雇用に貢献強調 メキシコ新工場触れず』『トランプ氏攻勢 各社首脳ら苦慮』、『五輪費用負担で首相に協力要請 小池知事』、『16年訪日客最高2403万人 5年連続上昇22%増 堅調な伸び』、『ニャンと奥深い 美術館の裏側 監視係が漫画岐阜から発信』、『スイスイっと初泳ぎ 椙山女学園大付属小』、『地元岩手に「一番福」大学生、トップ快走 兵庫・西宮神社』、『「金銭要求いじめ認定を」 原発避難生徒側、横浜市に』、『偽ブランドで 経営者逮捕 販売目的所持容疑 ヒルトン地下に店』、『妻を自宅で殺害容疑 講談社編集次長を逮捕』(10日付、中日夕刊)
☆『目標新たに初泳ぎ始業式 椙山女学園大付属小』、『宮城・女川ドブネズミ侵入 ウミネコの楽園危機 大震災のがれきで漂着か』、『19年元日に新元号 国民生活影響避け 退位関連法案 今春以降提出』、『娘婿、トランプ氏顧問 クシュナー氏 縁故起用に批判も』、『トヨタ、米に1.1兆円投資 トランプ氏にらみ 重視を強調 社長発表』『NY株76㌦安 東証69円安 円高116円台』、『伝統の技磨き上げ』『有松「豆絞り」復活 板で挟み染色 手仕事励む一家』『有田焼強度5倍70㌢落下割れず 佐賀県窯業技術センター特許出願』、『■麻央さん、がん公表後初のテレビ出演』(10日付、毎日夕刊)
☆『ついえた保育士の夢 岐南 新成人事故5人死傷』『吉田さん 母と選んだ振り袖』『多い乗車人数、ぬれた路面「危険」専門家指摘』、『15歳 りりしく大人への一歩 岐阜・本巣』、『スクールカウンセラー足りない! 名古屋市急きょ追加募集』、『パーキンソン病などに効果 中部初体の震え新治療 名古屋共立病院 来月 外来開設』、『仏11億円相当強盗 容疑者16人を』逮捕 米のタレント被害』、『タクシー93歳乗客 27時間ぶりに発見 鹿児島71歳運転手 助け呼ぶ途中 転落か』(10日付、中日朝刊)
☆『大漁旗に祈り 尾鷲』、『帝京大ラグビー8連覇 ラグビーの全国大学選手権』『帝京大攻め多彩V8 東海大燃え尽きた』『全国高校サッカー決勝 青森山田5発初V 好機逃さず集中力』、『〈検証〉福島賠償 新電力も負担 政官業でツケ回し 託送料方式 国会審議逃れ狙う』、『駐韓大使が一時帰国 少女像対抗措置 首相に報告へ』、『典範付則に特別法根拠 退位論点整理に併記 有識者会議』、『小池知事VS自民のドン 都議会の「代理戦争」 東京・千代田区長選』(10日付、毎日朝刊)

一月九日
 成人の日である。
 福島第1原発事故の被災地で全村避難が続く福島県飯舘村では、帰村に向けた準備宿泊が始まったのに合わせ村内の村公民館で6年ぶりに成人式が行われた。式には61人が出席、菅野典雄村長が「自分の手で人生を切り開いてほしい」と祝辞を述べ、新成人代表が「飯舘村を思い、復興に尽力してくださる方々に感謝し、村や社会のより良い未来のために努力したい」と誓いの言葉を述べた。飯舘村ではことし3月に帰還困難地域を除き、避難指示が解除される。
 この日はほかにも成人の日にあやかっての【2分の1成人式】があったかと思えば、80歳による【熟年成人式】などが繰り広げられた。岐阜県本巣市の徳山神社では、ダム湖に沈み廃村となった旧徳山村伝統の「元服式」があり、村出身者の孫ら15歳の男女3人が村に伝わる「徳山神楽」の舞による祝福を受けた。皆さん全員に幸あれ、と願う。
        ☆        ☆

 旧日本軍の慰安婦少女像設置問題で駐韓大使と釜山総領事が一時帰国。「戦争犯罪をよそに居直る日本」とは、韓国メディア。過去の恩讐は別に、ここは両国とも互いに歩み寄れないものか。
 米国ではハリウッドの大物女優メリル・ストリープさんがゴールデン・グローブ賞の特別功労賞、セシル・B・デミル賞の受賞スピーチで「ハリウッドにはよそ者や外国人が大勢いる。全員を追い出せば、アメリカンフットボールと総合格闘技のほかに見るものがなくなる」と次期大統領トランプ氏を非難。
 さらにトランプ氏が障害のある記者のまねをしたことに触れ「軽蔑は軽蔑を生み、暴力は暴力を生む」と批判。これに対してトランプ氏は「(ストリープさんを名指しして)ハリウッドで最も過大評価された女優のひとりだ」とののしった。
 人間とは醜いいきものである。

        ×        ×
 いきもの、と言えば。そういえば、私も大好きだった、あの〈ありがとう〉の【いきものがかり】がつい先日、無期限の活動停止を発表した。長い間、アリガトさん―と、その労をねぎらいたい。まだまだこれからなのに。惜しい気がする。「熱砂」の新年例会の件で各地に散らばる同人に連絡。いつも何かと助けてくださっている大津の女性にもメールで新年あいさつを兼ね「ありがとう。ことしも、よろしく」と。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
 中也は生きようとしている。弱さの中の強さがある。うそのない人。彼自身の人生は間違っているか知らない。けれど、私はわたしのなかの中也を持っています。
=9日夜のNHKEテレ『100分de名著。中原中也 詩人の誕生 森山未來』のなかで。作家太田治子さんの中也観

【新聞テレビから】
☆『〈核心〉 火災で死去福島・高野病院長 被災地医療遺志継ぐ 常勤医確保へ職員奮闘』『避難せず診察「美談じゃない」』、『成人式後に事故 1人死亡 岐南町5人搬送、運転者逮捕』、『小池塾視覚障害者受験できず 事務局謝罪、後日対応へ』、『狙われる消火栓金具 一宮盗難10カ所以上「緊急用、施錠は…」対策難しく』『ひったくり150件認める 名古屋など 被告、100件立件へ』『「三つのB」気をつけて バッグ バック バイク』、『22年 神戸の壁照らす』、『トランプ氏就任式に大村知事 旧知の上院議員招待』、『首相、少女像撤去を「韓国は誠意示すべきだ」』、『貧困の子ども 給付金で応援 民間団体=公益財団法人「あすのば」(東京)、電03(6277)8199=が希望者募集』(9日付、中日朝刊)
☆『成人式――被災地20歳の誓い 宮城・南三陸 伝えることが使命 熊本・益城 古里大切にする』、『うれし 麗し 新成人 東海3県で門出』、『オバマ氏、「原爆の子」親友に礼状「過去理解すれば平和に」 広島訪問後 手紙や本もらい』、『(原子力)規制庁 汚染土再利用諮問認めず 環境省基準「説明不十分」』『〈解説〉8000ベクレル上限は矛盾【日野行介】』、『国立大民間試験賛成3割 本社調査 新テスト英語 活用理解進まず』、『首相「韓国は誠意を」 少女像問題 大使きょう帰国』、『中国船3隻了解に侵入 尖閣周辺』(9日付、毎日朝刊)

一月八日
 日曜日。寒く冷たい雨の1日だった。
 これほど寒いのに、なぜか雨は雪に変わらない。
        ☆        ☆
 
 プロ野球中日ドラゴンズの新人合同自主トレーニングがこの日、ナゴヤ球場で始まった。大相撲初場所が両国国技館で始まり天皇、皇后両陛下が観戦されるなか、木曽福島出身力士、御嶽海が大関豪栄道を寄り切りで破った。
 安倍晋三首相がNHKの日曜討論「2017年始動 政治はどう動くのか 各党党首インタビュ―」のなかでソウルの日本大使館前に設置された慰安婦を象徴する少女像につき「韓国は誠意を示して少女像を撤去すべきだ」と述べ、新たに設置された韓国南部・釜山の日本総領事館前の少女像も含め撤去への努力は当然だ、と語った。
 
【きょうの一文・ことば】
 ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは(◆不思議なことの多かった神代でも聞いたことがない。竜田川に散る紅葉が水を赤く絞り染めにするとは)
 春雨の降るは涙かさくら花散るを惜しまぬ人しなければ(◆春雨が降るのは涙だろうか。桜が散るのを惜しみ悲しまない人はいないのだから)
=8日付中日新聞サンデー版大図解『平安前期の歌人たち 六歌仙 日本人は昔から、四季や折々の心情を和歌に詠んできました。小倉百人一首や歌会始などで和歌に触れる機会も多い1月、和歌文化が花開く先駆けとなった平安時代前期の6人の歌人「六歌仙」について紹介します。』の記事の中から。在原業平、大伴黒主の作(順に)
※『古今和歌集』の序文に登場する六人の歌人、僧正遍昭・在原業平・文屋康秀・喜撰法師・小野小町・大伴黒主。六歌仙と呼ばれ、和歌の達人とされています。けれども撰者の紀貫之は、六人それぞれに「ことばたらず」「そのさまいやし」など、きびしいコメントを与えています。(和歌再興の道筋整えた世代の象徴 小林一彦・京都産業大学日本文化研究所所長)=同大図解

【新聞テレビから】
☆『〈サンデー版大図解〉六歌仙=和歌文化が花開く先駆けとなった、在原業平ら平安時代前期の6人の歌人「六歌仙」について紹介』、『真珠湾・記念館 (「原爆の子の像」のモデルとなった故佐々木)禎子さんのおい寄贈 折り鶴被爆2世橋渡し』、『七草がゆ食べ胃フレッシュ 豊田・足助八幡宮』、『かるた福井の名人V2 近江神宮 同郷対決完勝』、『新春の銀盤スター輝く 名古屋フィギュアフェス』、『日本企業に痛手 差別やテロ助長 中部の20人に聞く 新成人 トランプ流に不安』、『少年サイバー犯罪「顕示欲だけ」 高い技術 幼稚な動機 滋賀県警など摘発 匿名でウイルス融通』、『南極ペンギン海辺で子育て 観測隊が生態調査』、『黒崎さん装う文章 知人に和訳依頼か チリ人容疑者、仏紙報道』、『「動画再生増やすため」伊賀 チェーンソー容疑者供述』(8日付、中日朝刊)
☆『防衛献金 自民60%増 安倍政権下 15年3.9億円 工業会31社 予算は増加続く』、『小池与党へ「選抜」 都議選候補試験に1600人 勢力再編狙う』、『高校ラグビー 東福岡 6度目V』、『厚労省研究班「企業は配慮を」 うつ病休暇 半数再取得』、『機内預け入れ銃乱射 フロリダ空港5人死亡 帰還兵逮捕』、『語り部の心 先達に学ぶ 宮城の高校生 神戸を訪問「自分の言葉で震災伝えて」』、『78年政府高官 水俣病補償「ザルに水だ」 チッソ内部メモ 認定厳格化の意向』(8日付、毎日朝刊)

一月七日
 きょうは五節句のひとつ、人日(じんじつ)。「無病息災の願いを込めまして」「七草粥でございます。」とは、いつも季節に敏感で微笑ましい展開の中日新聞本紙朝刊連載四コマ漫画【おーい栗之助 森要丸】の、けさのひとコマだ。
 そういうわが家も舞の手になる七草がゆで朝食をとり、なんだか全身が洗われた気がする。すずしろ、すずな、せり、はこべら、ごぎょう、ほとけのざ、なずな―と呪文の如くとなえてみる。日本の風習、しきたりとは、ほんとに良いものだな、と思う。
        ☆        ☆

 米情報機関がロシアのプーチン大統領がサイバー攻撃で米大統領選への干渉を指示したとする報告書を公表。トランプ次期大統領は「選挙結果に影響はしない」としているものの、米国内ではロシアへの警戒感が高まり、ロシアへの制裁を強化すべきだ、との声も出ている。その米国フロリダ洲の空港では6日、元州兵による銃乱射が起き、5人が死亡、8人がケガをするという惨劇が起きた。
 全国高校ラグビー大会で東福岡が2大会ぶり6度目の優勝。大津市の近江神宮では、かるたの日本一を決める「名人位・クイーン位決定戦」が行われた。

 土曜日なのに。自業自得というべきか。走り回った。午前中、社交ダンスのレッスンで木曽川を越え、各務原に。帰ってスマホをチェックしたところ、あのトシコさんから留守電が入っていたので耳を傾けると、「ゴンタさんの小説〈海に向かいて、―瞬き〉をテープ録音化しましたので、ぜひ聴いていただきたい」との声が入っていたので電話をさせていただき、トシコさん宅へ。
 トシコさんは「〈海に…〉は私の記念塚でもあるので、どうしても全文録音したくてテープに私の声で記録させていただいたの。これは私からよ」と2本を手渡された。さすがは、元NHKの児童合唱団で活躍された方である。聴けば「昔、少女合唱団のころにスタジオでディレクターつきで録音したのではないので、満足のいく出来ではないですが。このところ自室にこもって一生懸命に録音したの。これ、ゴンタさんの分、ぜひ聴いてください」とのことで感激した。ありがとう、トシコさん。

 留守電はもう1本入っており、こちらは先日自らの少女時代の戦争体験を小説〈炎の川〉として書き上げ、市内の障害者施設・くるみの里から1冊の本として世に出され、新聞でも大きく取り上げられ、この地方の話題となり86歳にしてますます活躍中の、そのこさん(長谷川園子さん)からだった。デ、トシコさん宅を訪れたあとはそのこさん宅へ、と走った。

        ×        ×
 社交ダンスの方はチャチャチャ、タンゴ、ワルツでしごかれ、帰宅後は、こんなわけでふたりの女性宅へ。このほかにも朝一番で、ある重要な電話が入るなどし、それこそかつて一線の新聞記者として走り回った時代を思い出させる、そんな1日となったのである。夜遅く。舞にラジカセにセットしてもらい、トシコさん制作によるテープ〈海に向かいて、―瞬き〉を2時間近くかけて聴く。なんだかラジオの名作劇場でも聴いているような、しっとりと落ち着いた感覚になり、バックミュージックでもあったらもっと良いのにナ、とふと思ったりした。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
 妹よ。誕生日、おめでとう。ますます、お美しく。
 ゆきみちを、そのこはなんどもなんどもよろけ、ころびながら。それでもきゅうをしらせなければ、とむちゅうではしりました。
=私が妹の誕生日にショートメールで打ったお祝いメッセージ。その日の朝、4歳だった私は母の急をおじいちゃんに知らせようと約120~30㍍離れた母の実家に向け、何度も雪道に足を取られ、転びながらもそのつど起き上がって走った。確か傍らでは兄も走っていた

【新聞テレビから】
☆『名古屋0.1度、岐阜氷点下 ブルブル……冷え込み一番』、『優しい看護学生に教えて 認知症 模擬患者を養成 愛知県立大 医療現場の対応改善へ』、『トランプ氏当選手助け「プーチン氏が指示」 サイバー攻撃 米報告書が断定』、『NY株一時1万9999㌦ 大台肉薄 金融やハイテク株主導』、『〈紙つぶて〉私を動かすもの 内藤理恵子』、『希少サイiPS(人工多能性幹細胞)で繁殖へ 卵子作り代理出産 九大など構想』、『まばたき妻と作品選び 闘病の大岡信さんが詩集(自選 大岡信詩集)』、『尾張津島天王祭半世紀活躍の鉄船 祭り継承へ全船修復』(7日付、中日夕刊)
☆『●eye見つめ続ける大震災 陸前高田・広田半島唯一の診療所 被災地医師、苦渋の離任』、『サイ絶滅iPSで救済 世界に残り3頭 日独が研究 倫理面に課題』、『米情報機関「攻撃、プーチン氏命令」 トランプ氏 大統領選「影響なし」』、『米空港乱射5人死亡 フロリダ元軍人の男拘束』、『日仏防衛協力で一致 閣僚協議 ACSA(物品役務相互提供協定) 交渉開始へ』、『クマ出没、最多 木の実豊作 個体数増 今年度1万7137件』、『高校生請願に挑戦 大府の府立高校主権者教育「政治に参加している実感」』、『留学生不明 チリが照会に回答 仏当局、森など遺留品捜索』、『シェルパに恩返し 同志社大山岳部学校再建を支援 ネパール地震』(7日付、毎日夕刊)
☆『満開の幸つかめ 郡上「花奪い祭」』、『メキシコ新工場「とんでもない」トランプ氏、攻撃手段はツイッター トヨタも標的』、『オスプレイ空中給油再開 在沖縄米軍 事故から1カ月弱』、『政府、像撤去へ強硬策 駐韓大使 来週にも帰国』『韓国外相、大使呼び抗議』、『吉永さん「私の十本」 女優吉永小百合さんが、出演した映画やドラマについて語る連載がスタート』、『高齢者受け止め十色 「75歳以上」定義見直し提言 働く意欲増す まだ第一線で/年金早く欲しい 敬老パス使える』『福祉先延ばし・削減の流れ』、『「神具大麻 県内栽培の合理性ない」 三重県不許可を決定』(7日付、中日朝刊)
☆『糸魚川大火2週間がれき撤去始まる』、『原発事故後も残り無私の診療「唯一」だった先生 火災で死亡 高野院長 常勤医不在の危機』『県が対策会議 国も支援方針』、『サンマ水揚げ量過去最低を更新 2年連続』、『駐韓大使一時帰国指示 少女像広がり政府懸念』、『五輪仮設整備都が負担 小池知事認める 組織委賄えず 都内の施設』『小池知事 都議選まで「断酒」』『首相と小池知事 10日に費用協議』、『ヒマラヤ初登頂支え 登山史 礎のヒント 1936立大隊 同行記者の生家に』(7日付、毎日朝刊)

一月六日
 寒い朝だ。
 トランプ次期米大統領が5日、トヨタ自動車がメキシコで建設している「新工場」を自らのツイッターで批判。日本も例外ではなく現実となった「米国第一主義」には、日本の企業トップが不安をつのらせている。権力者が企業を脅して経営方針を変えさせる――あってはならないことだ。トランプ氏には、同世代の1人の世界の男として、苦言を呈したい。
 おまえは何を言ってるんだ。アメリカ民主主義はどこへ行ったのだ、と。
        ★        ★

 朝一番で社交ダンスの三カ月先の会場確保に市内公民館へ。
 公民館前では、寒風吹くなか、他のグランドダンスサークルの女性がひと足早く立っておいでだった。午前9時きっかりに開館。受け付けが始まる。日時場所とも同じなので「こりゃ、もうダメだ」とあきらめつつも「この時間が変わってしまうと、レッスン仲間1人ひとりの日常そのものを変えなければならない。私たちはこれまでもずっと木曜の午前中がレッスン日なのです」と説明すると、その若い女性はよく分かってくださり、無事確保とあいなった。
 それにしても、公民館は市民の間でよく使われているナ、とあらためて感心する。ことしから徴収されることになった使用料を支払い、領収証を手に無事、生還とあいなった。

 横笛をふき、サンポーニャの音をユーチューブで聞き、東京の文学仲間と電話でやり取りするなど慌ただしくけたたましい1日が過ぎていった。頭にあるのは、吉乃のことばかりだが、あれこれあってなかなか執筆再開とまではいかない。
 でも【ゆっくりと、しなやかに】をことしのモットーとしているので、♪ときの流れに身をまかせて。なにごとも〈伸びやかにいこう〉。時間は逃げはしない。その分、長く生きればよい。それだけのことだ。むろん、思いがかなうことなく天命でふいに消されるかも知れぬが。それはそれで、誰とて仕方なきことである。

 ヒデさんから再度の電話。「ごんたさん。オオモリさん、遺言書は(書けるけど)書かないんだってさ」とのことでした。

        ×        ×
 ◇…和歌山電鉄は五日、雌の三毛猫「よんたま」(八カ月)に貴志川線伊太祈曽駅(和歌山市)の駅長見習いの辞令を交付した。四番目のPR猫として来週から水、木曜日に勤務する。◇…同線は二〇〇七年一月五日、貴志駅(和歌山県紀の川市)の駅長に三毛猫「たま」が就任。一五年六月に死んだが、たくさんの客を招いた功労をたたえて「名誉永久駅長」に任命した。辞令交付は、たまの駅長就任十周年を記念する式典であった。◇…」
――とは、6日付中日朝刊の『通風筒』。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
 今年は賀状をやめると宣言したのですが.愛好家という点ではお返事せずにはおられませんね.世の中が戦さに向うようで心配です.
=作家山下智惠子さんからわが家に届いたかわいい猫ちゃんの自筆イラスト入り年賀状。その微笑ましい文面から1部を抜粋

【新聞テレビから】
☆『酉年つばめなどJR10種健在 トリどり列車かける』、『がれき処理全額公費で 糸魚川大火 環境相、自治体と調整』、『トランプ氏トヨタ批判「米国に造るか高額関税払え」 メキシコ新工場撤回迫る トヨタ「米の雇用不変」』、『「ロシアの関与を確信」米情報長官』大統領選サイバー攻撃』、『駐韓大使一時帰国 政府決定、少女像に抗議』『韓国「大変遺憾」』、『リオ支えたケア地元で 元バレー代表トレーナー 美濃加茂に鍼灸院』、『「兄は弟に果てしない抱っこ」両王子への思いつづる ダイアナ元妃の手紙 6通217万円で落札』(6日付、中日夕刊)
☆『大熊 避難解除目指す 原発立地町初秋にも2地区』、『ひな人形愛らしく 名古屋』、『トランプ氏、トヨタに圧力 メキシコ工場 撤回要求 ツイッターで』『トヨタ「米の雇用維持」』『「理解獲得重要」 経産相』『トヨタ株一時3%超安』、『駐韓大使ら一時帰国 政府、少女像設置に対抗』、『実質賃金0.2%減 昨年11月 物価上昇大きく』、『YOUも日本酒OKネ 酒造海外へ売り込み 純米大吟醸、米焼酎でユダヤ教戒律クリア』、『巨大芸術夫婦リレー 松阪「未完」でも虹輝く 5000平方㍍世紀またぎ制作』、『抱っこされれば ニャンとも幸せ 広がってます保護猫カフェ 引き取りも』(6日付、毎日夕刊)
☆『航空機用などリサイクル 炭素繊維材車向け量産 東レ・豊田通商年内にも』、『鬼の一振り舞う火の粉 長野「坂部の冬祭り」』、『神事用大麻栽培不許可へ 三重県「盗難対策が不十分」』、『人の力今も胸に ナホトカ号重油流出20年』『東北復興を支援/環境教育に奔走』、『チェーンソー動画男逮捕 伊賀 宅配会社で脅した疑い』、『容疑者名 仏紙が報道 女子学生不明チリ中部に潜伏か』(6日付、中日朝刊)
☆『避難先 住宅支援に格差 9道府県 独自策 福島打ち切り後』『原発自主避難者 せめて 子供の自立まで 住宅支援 入居条件の壁』『〈解説〉 自治体は柔軟対応を【尾崎修二】』、『駐日米大使 ハガティ氏 トランプ氏 親日家起用へ』、『高齢者「75歳」から 老年学会提言 若返り考慮』『〈解説〉社会保障制度影響も【細川貴代、熊谷豪】』、『愛知の歩行者 泣いている 14年連続 交通事故死ワースト 横断歩道前は停車「知らなかった」』(6日付、毎日朝刊)

一月五日
 きょうは寒の入り、小寒だ。さむさが増してくるころで、これから節分までが「寒」。寒中見舞いを出し始めるころでもある。

 5日未明、名古屋の熱田神宮で商売繁盛や家内安全を祈願する「初えびす」があった。安倍晋三首相が三重県伊勢市での年頭記者会見で早期の衆院解散について「全く考えていません」ときっぱり否定。京都の下鴨神社では新春恒例の「蹴鞠初め」が行われた。
        ☆        ☆

 未明から朝にかけ、「熱砂」同人の新年抱負特集を、ちなみ写真=詩人牧すすむさんが琴伝流大正琴会主(倉知弦洲会主)として昨年、ベトナム・ホーチミン市のステージに立ったそのひとコマ写真=だけを残し、何とか本紙〈WORLD WINDOW―世界の窓―〉欄での公開にこぎつけた。
 引き続き、ことし最初の社交ダンスのレッスンで市内の公民館へ。滑り込みセーフで間に合い、いやはや、年の初めから息つく暇もない。そのレッスンの方だが、いつもの1級のルンバに続きワルツを学んだが、これがまた厳しくかつ愛あふれる指導に前夜来の睡眠不足もたたって音を上げそうになったが、なんとかしのいでついていったのである。

 疲れ切って帰ったところへ今度は、電話のベル。そのまま一度は受け流しはしたものの履歴に〈ヒデさん〉の名が残されていたのでスマホであらためてかけ直すと「ごんたさん。ごんたさんですか」とあの懐かしい声が耳に飛び込んできた。
 そう、ヒデさんとはかつての社交ダンス仲間の〈ヒデさん〉である。ほとんど無口だったはずのヒデさん。携帯に耳をあてると、その彼が、よほど懐かしかったとみえてか、しゃべりにしゃべった。社交ダンスではいつもお世話になり通しだった、いわばかつての同士だけに自ずと互いの会話は弾んだ。

 ヒデさんの話の内容は以下のようなものだった。
――ごんたさんがどうしてるかな、と思って。体力の限界を感じて社交ダンスをやめてまもなくしたころ、実は自宅玄関先で倒れ顔じゅうが血だらけになった。一度は三途の川にゆく寸前だったがナントカ元に戻り、いまは救心という薬を飲んでいる。はるちゃんも、オオモリさんも。今では社交ダンスをやめてしまい、ごんたさんのことが心配で電話させていただいた。
 ところで遺言を書きたく思っているのだが。オオモリさんに頼もうと思ってる。いやね、ごんたさんが元気でダンスを続けられているか。そればかりが気になって。(ぜひ、復帰してくださいよ、の私の懇願に)いや、悪いが今は心臓の動悸がするのでやめときます。ごんたさんの声が聞きたかっただけのことです。……

【きょうの一文・ことば】
「走っている人を見ると、すぐにおもちゃをくわえてエールを送っていた。ランナーの走る姿が好きだった」「自分の死期が分かっていたから、最期の気力を振り絞ってくれたんだと思う」「タローをずっと忘れない」「銅像を建てたい」「ランナーとの縁をつくってくれた太郎に感謝している。来年からは少し寂しくなるけど、天国から応援してほしい」
=5日付中日朝刊の『太郎をずっと忘れない いびがわマラソン応援犬 天国へ』の記事の中で。18歳で永眠した太郎の飼い主だった岐阜県揖斐川町三倉の森田正行さん(71)八重さん(68)夫妻らは、こうしのんで語った

【新聞テレビから】
☆『名古屋太物ずらり 初競り威勢良し 戸惑いの中 今年も築地』、『渦巻く隊列 高山・出初め式』、『三重銀と第三銀 経営統合へ交渉』、『自転車105歳 未知の領域 仏男性1時間で22㌔走破』、『染色体異常と歩み成人式 瀬戸の女性壇上で大役』、『政府「米軍の防止策有効」 オスプレイあすにも空中空輸』、『医療ツーリズム 藤田保健大が専用センター 20床で新設へ 訪日客増に対応』、『チェーンソーで脅し「荷物出せ」 伊賀 宅配業者侵入動画の男捜査』、『★福島、茨城で震度4』(5日付、中日夕刊)
☆『初市 威勢よく 名古屋市場』『大間クロマグロ築地で7420万円に』、『原発事故検証訴え 新潟知事、東電社長と面会』、『昭和三陸地震で陸に 「津波石」の教え後世に 岩手・大船渡 埋設後大震災で姿現す』、『退位衆参合同の会議 正副議長ら16日開催へ』、『〈チェック〉すぐそこにA1のMIRAI 読解力向上に可能性 東大断念の東ロボくん』『感情把握安全運転促す 米家電iT見本市 トヨタがコンセプト車』、『大阪の病院 点滴袋に穴 投与前に発見』、『恐竜 卵ふ化に半年 米の大学調査 絶滅の一因か』(5日付、毎日夕刊)
☆『「一番札」福とり合い 熱田神宮・初えびす』、『応援犬・太郎 天へ 岐阜「いびがわマラソン」で応援犬として愛されていた太郎が永眠。18歳だった』、『レーザー研究名城大加速 赤崎さん指揮3月に拠点 青色LED技術応用 低価格追求』、『東山動物園13日再開 鳥インフル終息と判断』(5日付、中日朝刊)
☆『仏留学生不明 チリの男国際手配 帰国か自宅近く目撃情報』、『関東大震災軍港を空撮 関東大震災で被災した軍港横須賀の中心部の空撮写真が見つかった。震災の教訓を伝える貴重な資料だ』、『汚染土議事録 環境省発言削除し開示 再利用誘導 隠蔽か』『〈解説〉会合正当性に疑問【日野行介】』、『通常国会20日召集 念頭会見 首相、予算成立優先』、『サントリー子会社米上場検討 蒸留酒部門 世界展開へ資金』、『「絶対合格」絵馬ずらり 岡崎・岩津天満宮』(5日付、毎日朝刊)

一月四日
 朝一番で、次女猫シロちゃんを伴い、ふたりで近くの愛北動物病院へ。目薬がなくなったためだが、体重は2・8㌔とまずまずだった。だが、20歳で年も年。だいぶ体力も衰えてきているので「いかにして、食べるようにさせるか」と気をつかう。亡き愛猫長女こすも・ここの場合、昨年の今ごろは老衰もあって、あまり食べようとはせず、体重がみるみる2㌔を割るまでに減っていった、あの悪夢を思い出す。

        ☆        ☆
 ノヤバルサ スバカマナ チャ(ネパール語の新年の言葉) 2017年、新年明けましておめでとうございます。いつもいつも励まされこんな私でも誰かのために役に立つことが出来ていることを感謝しています。本当に有難いといつも思います……
――とは、ネパールはカトマンズ在住のポカレル本田明美さんから私のスマホに宛てて届いた新年のメールである。明美さんといえば、昨年、名古屋の〈ばあちゃん合唱団〉の持ち歌〈愛のラブバード〉をネパール語に翻訳してくださった、その人。ネパールではカトマンズのおしんと言われ、いまやリーダー的存在としても知られる。
 新年のあいさつメールは「ネパールにいてありがたいことは、普段の生活の中に、誰かのために生きることが出来る時間があることです。本当に感謝です。忙しい日本の中にいると、忘れていたこと、忘れかけていること、私は、このネパールの中で気づかされました」とあり、さらに「今年は、何かをしようではなく、心の声に従って、天の意向に任せてみようと思っています。………【今を大切に生きる】ということを忘れずに、やってみようと思います。……また、お会いできることを楽しみにしております。……今年も去年よりさらに、満足のいく、素敵な一年でありますように、お祈り申し上げます。」と続いていた。

 私はこの文面を読みながら【今を大切に生きる】ことこそ、世界共通の至言で私自身も明美さんを見習って生きていかなければ、と思った次第。友とは偉大、ありがたいものだナと心から思ったのである。
        ☆        ☆

 今日は本紙「熱砂」の〈WORLD WINDOW―世界の窓―〉欄で紹介する私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」同人たちの年の初め抱負特集記事の最終チェックなどに結構の時間を要した。
 ニューヨーク東部ブルックリン地区で4日朝(日本時間同夜)、ロングアイランド鉄道の通勤列車が脱線事故を起こし、少なくとも103人がケガ。予期せぬ鳥インフルエンザで休園となっていた名古屋の東山動植物園の動物園エリアが13日に再開されることになったニュースの一方、愛知県西尾市では市内の海岸で死んでいた渡り鳥のホシハジロ1羽から、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が検出されたという。
        ★        ★

【きょうの一文・ことば】
 つなみが襲った東北大震災から6年が過ぎた。海岸近くにあったお寺が流されてしまった。屋根を支える梁(はり)と柱に守られるようにして観音さまは横たわり流されずにすんだという。
 長野県の和尚さんの呼びかけで観音さまを復元しようと〝見まもり観音さま〟の建立運動が始められた。被災地の海岸で法要も続けられてきた。全国から募金も寄せられ、お寺のあった近くにお堂と観音さまがよみがえったのである。宮城県石巻市、桃浦湾をのぞむ景勝地だ。
 公演のたびにお世話になる和尚さんでもあり、東北各地では多くの皆さんのご協力をいただくご縁もあり微力ながらこの運動に参加させていただいた。今だ不明者を含め2万人余の犠牲者、各浜で犠牲になられた人たちの数だけの小石が集められた。被災地から集められた小石は〝浄石さん〟と呼ばれている。どの小石にも経や祈りが書きこまれている。この小石たちは犠牲になった人たちの声を聞いている。いつまでもその人たちの声を伝えてくれるに違いない。
……
=わが家に届いた「2017年前期№58 希望舞台つうしん」【明けましておめでとうございます】号のなかで。由井數代表の1面記事『観音さまがよみがえった』の抜粋

【新聞テレビから】
☆『目標へ羽ばたく年に 中部各地仕事始め』『東証大発会一時400円超高 米株上昇、円安進行受け』、『東山動物園13日再開 鳥インフル拡大なく 動植物園・タワー 3日間無料』、『フォード、メキシコ工場撤回 新設計画 トランプ氏に配慮か』『トランプ氏11日初会見』、『〈紙つぶて〉命名の定理 大栗博司(カリフォルニア工科大理論物理学研究所所長)』(4日付、中日夕刊)
☆『おさい銭も国際化(京都の伏見稲荷大社)』『フォード、メキシコ撤回 工場新設 トランプ氏圧力』『トランプ氏11日会見』、『交通事故死4000人割れ 16年 高齢者、過去最悪54% 最多は愛知212人』、『参院議員資産20%減 16年当選121人、平均2990万円 自民平均4688万円』『昨年当選参院議員 資産トップ元栄氏 弁護士ドットコム創業 社債14億円』、『岡崎家康以外にもあった!! 化け猫の手も借りたい 街おこしへ聖地PR』、『■フィジー沖でM6・9』(4日付、毎日夕刊)
☆『原発双葉に残り医療献身 福島・広野町火災 遺体は高野院長』『もんじゅ後継 議事録なし 官民会議検証できず』、『青学3冠箱根3連覇』、『熊本地震刻む20歳 大橋崩落の南阿蘇村90人集う』、『〈包容社会 分断を超えて㊤〉トランプ氏に侮辱されたイスラム教徒の米兵遺族 沈黙せず声上げよう 弁護士 キズル・カーンさん(66)』、『受け継がれる郷土の食=日本一硬いといわれる三重県伊賀市のせんべい「かたやき」など 中部の郷土の食を紹介』、『ゴッホとゴーギャン 交流たどる 愛知県美術館で展示始まる(3月20日まで)』、『★三代目市川右団次を襲名』、『不明留学生殺人で捜査 仏当局 チリ人の男国際手配』(4日付、中日朝刊)
☆『日常に帰ろう Uターンピーク』、『企業景気調査 「緩やかに回復」4割 前回比倍増 円安、輸出改善』、『小池氏新党に地震 「ある意味、もうできている』、『野党協力で逆転58区 次期衆院選 14年基に試算』、『夫に無断で受精卵移植 妻、女児出産 倫理規定抵触の恐れ 奈良の病院』『「娘と認める自信ない」元夫』『子の福祉後回し 公的ルール作り進まず』、『「タイタニック沈没火災原因」英研究者が新説 損傷部に氷山で穴』(4日付、毎日朝刊)

一月三日
 名古屋のホテル・テレビでみた志摩半島から撮影された富士山(三重テレビ画面から)
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 正月三ガ日が、あっという間に過ぎ去った。
 93回目の東京箱根間往復大学駅伝の復路5区間、箱根―東京・大手町、109・6㌔が3日行われ青山学院大が往路、復路とも3年連続で制して史上6校目となる三連覇を果たした。
        ☆        ☆

 さて。わが家の正月休みは、といえば。
 1日は川崎から帰郷した長男夫妻たちと食事し、家族それぞれの近況を話し合った。2日夜はその長男夫妻が私の〈古希のお祝い〉だと名駅近くのホテルに思いがけず、1泊招待してくれ、めったにはお目にかかれない〈匠〉の超高級鉄板焼きコース料理をたんのうし、食事のあと夜遅くなり舞が「最近復活した名古屋のマハラジャに、どうしてもいきたい」と言ってきかないこともあり、2人でタクシーに乗って【マハラジャ名古屋】へ。

 マハラジャは多くの人たちでにぎわっていた
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 店内は多くでごった返しており、西城秀樹の歌〈YMCA〉などに合わせ、ディスコに陶酔する人あり、飲みながら鑑賞する人あり、だべる人、食べて飲む人これまたありで、かつて空港記者時代にエアラインに務める知人らと一緒に、名古屋の都心で踊り明かした日のことなどを思い出した。
 半ば放心状態で何かに酔う如く踊る男や女たち。中に一段と高いステージがあり、そのうえで女性が挑発的に自分を見せびらかし、かつ誇示でもするように全身をくねらせ手を泳がせ、足を踏む。この世の終わりでも訪れたのか。すべての力を発散し尽くしてしまいそうな激しいリズムとステップの数々には、久しぶりにニンゲン1人ひとりのエネルギーの爆発のようなものを感じたのである。もしかしたら、このマハラジャなる存在、人それぞれの悩みや悲しみを吹き飛ばしてくれるかもしれない。
 私はかつてオランダ花ものがたりの取材で訪れたアムステルダムのハイネケンを。舞は息子夫妻が勤務していたパリのロゼを、とそれぞれ思い入れがある杯を片手にしながらのディスコの夜。そして。色とりどり、放射線状にテカテカ、キラキラキラリ、ときらびやかな照明を浴びる中でのひととき。「何か」が駆け抜け「何か」が始まろうとする不思議な時間が、アッという間に過ぎ去っていったのである。当初30分だけ、と言っていたはずの誰かさんもいつまでも席をたとうとせず、店を出た時は午前零時の少し前だった。

 こんなわけで、ホテルからマハラジャまでの行きはタクシーだったが帰りはふたりで堀川を見ながら途中、なんどもはぐれながら歩いて一緒にホテルまで帰った。部屋に戻り、室内に置かれた大型テレビを三重テレビに合わせてみたところ、たまたま画面には伊勢志摩特集が流れており内心、ラッキー気分に。
 若いころ、かつて取材で何度も訪れた真珠筏が浮かぶ英虞湾はじめ、その海を見下ろす横山展望台、松竹映画〈喜びも悲しみも幾歳月〉の舞台の1つでも知られる安乗灯台、さらには奥志摩の海女漁や海女小屋、別名どろんこ祭りの誉れ高い磯部の御田植え祭り…と幾度となく取材で訪れた土地のあの日あの頃が懐かしく蘇った。

 テレビ画面には、かつて過ごした懐かしい志摩の風景がいくつか映し出されていた(三重テレビから)
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 3日は家族そろって私の母がおせわになっている日進の老健施設「愛泉館」へ。母は名古屋の兄宅から戻った直後だった=母は名古屋の兄の家と愛泉館を行ったり来たりの日々を過ごしている=が、とても喜んでくれ、そろって顔を見せ「良かったな」と思っている。帰りはホテルから名駅まで一緒に歩いたが、名古屋駅周辺のビルがなぜか、たくましく名古屋の町そのものが大きくなったような、そんな錯覚を覚えたのである。

 名駅周辺に立つビルと自身の影を踏んでまたあるき始めた私
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        ☆        ☆

 ここで、わが家に届いた賀状の文面の1部を紹介させて頂く(順不同です)。

 昨年「名古屋のコーチン音頭」を作曲し、各地で多くの人達に踊って頂きました。孫も輪に入り楽しそうでした。/◯安倍晋三 スパイ卒のプーチンに寝技取られ咽び泣き聞こゆ/ゆれながら動く、ゆれながら動いている。 豊/また一つ歳を取りました 忘れてはならない思いを胸に もう一歩前に進む 3.11福島原発災から六年 新しい年が平和と幸せでありますように
 伊神権太氏大勝利の年でありますように/又大垣の水を一緒に飲める日を待っています/戦傷者見捨てる国がどこにある 叫びし老女(おうな)いま主のもとに/「神は愛です。」(ヨハネの手紙第一4章16節b)/今年も背筋をシャン、元気におすごし下さい。/ファンクラブ同窓会でもしたいですね!! いつかお会いできる日を楽しみにしております/着水を掬ひ古硯に満たしけり 汀園/いよいよのご活躍で輝いていますね。我がことのように嬉しいです
 今年はトリ年。鶏は夜が明ける度に朝を告げます。鶏の知らせる毎日が、明るい日々であることを念じています。/今、カジノ解禁法案が国会で成立しました。一体、この国は何処にむかっていくのでしょうか。/目立った、君の名は。アッポーペンのピコ太郎/愛犬しろが突然倒れ、一時は諦めかけましたが、入院して点滴を受けた後、見事に回復して夏の猛暑をしのぎ切りました。/アメリカで、イギリスで、政治の予測がことごとくはずれ、世界は乱気流にもまれ出しました。
 名人上手にゃみな先立たれみんなうたべた恥曝し/孫が(競泳で)ブレークし東京オリンピックに挑戦します 応援よろしく!/昨年は、お会いできませんでしたね!/みんなの笑顔で福を招きましょう/笑顔がいっぱい酉の年 夢って幾つになっても追えるものなんですネ お互い頑張りましょう/お変わりありませんか? 時間の速さにただ驚きの毎日です 益々のご活躍をお祈り致しております/私どもは夫婦二人になりましたが、お陰様で元気に新年を迎えることができました。
 あらゆる命を大事にする世界が永遠につづきますよう祈ります/傘寿過ぐ寿ぐ春はあといくとせ/昨年は弦百号発行を皆さんに祝って頂き感謝と感激で過ごしました。今年は百一号に向け新たに意欲を燃やしています。二月にはスケッチ展を予定しています。/小説集「彩鱗舞う」は一月中には出版できる予定です。お送りしますので是非読んで下さい/小説の中では老いも忘れいつまでも若々しくいられるのがうらやましい限りです。/相変らず孫に振り回され、さらに老人会会長を押し付けられて走り回っています
 師走・大比叡山の麓は琵琶湖なり終の栖家をここに定めて/【新年の抱負】『自己蘇生』精神と肉体の新たなる練成。/Webの小説.トシコさんの存在が生きているなと……僭越ながら/列座初冬御影堂(初冬の御影堂に並んですわり) 細書佛説沐餘光(般若心経を書写してお蔭をこうむった) 誰知和上念郷國(鑑真大和上は常にふるさとを思っていた) 色即是空神智藏(色即是空に霊妙な智恵がかくれている)

【きょうの一文・ことば】
 作家で文芸評論家の故丸谷才一氏は、かつて新聞社の論説委員を主人公とした小説の中で社説読者の少なさをこう記しました。
〈一説によると全国の論説委員を合計した数しか読者がゐないといふが…〉(『女ざかり』)
……
……
 冒頭の丸谷氏の小説の続きはこうです。ある論説に大物政治家が「あれはいけない、みんなが怒つてゐる」と評し、論説委員長は手ごたえ十分と喜んだというのです。そうありたいものです。権力に厳しく人に優しく、です。
=3日付中日新聞〈論説特集〉の中の『社説を読んでください 東京本社論説主幹 深田実』から。深田論説主幹の文を1部、抜粋

【新聞テレビから】
☆『〈論説特集〉権力に厳しく 人には優しく』『関の刀匠 新年の火花』、『名大病院心臓移植可能に 中部初認定4月から受け入れ 地元で手術負担軽減』、『マンションや商業施設 神宮前駅東再開発へ 名鉄、19年着工目指す』、『トルコで乱射39人死亡 ナイトクラブ IS(過激派組織「イスラム国」)が犯行声明』(3日付、中日朝刊)
☆『東電再編国が「仲介」 円卓会議 大手電力に要請』、『旭化成18年ぶりV 実業団対抗駅伝』、『〈混沌たる世界を問う ①ジャック・アタリ氏(思想家、経済学者)〉変質容易な「液状社会」』(3日付、毎日朝刊)

一月一日
 あけまして、おめでとうございます。

 ことしもわが家には元日から年賀状がどっさり届き嬉しく思っています。みなさま、くれぐれもよろしくお願いします。賀状には機知に富んだものから、人生を歩んでいくにあたってのかけがえない示唆、人生訓、励ましなどありがたい限りです。読ませていただきながら全ての方々にとって、良い年になるよう見えざる〈神の手〉に祈りました。
 さて。ことしは酉年。賀状には躍動するトリの画つきが目立ち、微笑ましい限りです。海外の友人からも届き、なんだか恐縮至極のスタートとなりました。

 酉、トリ、鳥で彩られた年賀状。賀状の中には海外組も
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 中に【乱世には「不測に立ちて無有に遊ぶ」の莊子の言が鉄則でしょう。薄っぺらな予測にこだわらず、しなやかな精神で変化に対したいものです。】と時代を鋭く突き、かつグサリと指摘した1通が心に残りました。
 ほかに【私は自分が存在するのは、天の思し召しにより宇宙の法則の中で生かされているのだと思い、毎日を過ごして参りました。無病で新年を迎えることができて感謝しています。今まで以上に人類の平和と人間の尊厳維持を念じて行かねば…と思います。】【逢ひし人 みな懐かしく老いの春 於左夢】と正直な胸の内を吐露した慈愛に満ちた文面も。

 賀状は訴える〈しなやかな精神で〉と
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 さらに「脱原発社会、目指しましょう」「私共二人合わせて154才。たゞ今老化街道を前進中です」「昨秋の書展にて大臣賞を授かりました」「高齢猫いかがですか。体に気をつけてご活躍下さい」「新聞で2回見た。頑張れ、ゴンチャン!」「脱原発の会でお世話になっています。お顔を拝見するといつもホッとします」「森監督に(ドラゴンズが)優勝してもらえるよう応援します」「酒なくて何の己が桜かな」「元気で正月を迎えることができて幸せです。どうぞみなさまもお健やかで!」「ことしも俳句の世界を楽しくさまようつもりです」「再起をかけがんばっています」「愛犬が11才で死に淋しくて悲しんでいます」「いよいよのご活躍で輝いていますね。」など。
 愛情あふれる賀状の数々を手に、うれしい時が過ぎていったのである(賀状については3日にあらためて詳しく紹介予定でいる)。
        ☆        ☆

 トルコのイスタンブールでナイトクラブが銃撃され39人が死亡。惨劇は、東のアジアと西のヨーロッパを結ぶ東西の接点ともいえる、あのボスボラス海峡に面した風光明媚な歓楽街の一角で無情にも発生した。ISまたはクルド人武装勢力の仕業とみられるが、犯行声明は今のところなく単独犯とみられる。それにしても、なぜ正月早々に、なのか。
 きょう元日付中日朝刊に「福島・広野町で火災、医師死亡か 原発事故後も診療継続」の1段ベタ記事。それによると、12月30日午後10時半ごろ広野町、高野病院の院長高野英男さん(81)宅から出火、室内から高野さんとみられる男性の遺体が見つかったという(その後、高野さんと判明)。
 高野さんといえば、高齢ながら福島第1原発事故の被災地医療を守り続けたことで知られる。原発事故が起きた際には原発の20~30㌔圏内で緊急時避難準備区域に指定されながら、寝たきり患者が多いため避難せずに、そのまま診療を続けた医師でも知られる。その町の被災患者らを守り続けた老医師が思わぬ火災で亡くなってしまうだなんて。
 この世は、正月早々から非情ないきものだ。

【きょうの一文・ことば】
 鼠ケ関の港に集ふ漁船海女びと手を振り船は過ぎ行く(天皇陛下。第36回全国豊かな海づくり大会で)
 ためらひつつさあれども行く傍らに立たむと君のひたに思せば(皇后さま。被災地熊本で)
=2017年1月1日付中日朝刊『(新年に当たっての)両陛下の歌』から。天皇陛下は全国豊かな海づくり大会、皇后さまは被災地熊本を訪れた時の思いをうたわれた

【新聞テレビから】
☆『幸せトリ込め 熱田神宮初詣』、『両陛下、今春ベトナムへ 愛子さまは高校生に』『愛知県自動運転リード 全国初 無人公道実験へ』、『レゴランド隣 体験型店舗 そば打ち、お香作り…3月に開業』、『隈さん設計伝統美の式場 18年春 名古屋に』、『8年ぶりに平成中村座 6月二之丸広場で 今年は名古屋城でパワーを 終夜営業にぎわい』、『名大女子に給付型奨学金 17年度後半にも 市民から寄付つのる』、『車転落3人死亡 横須賀 立体駐車場5階、2人重傷』、『高1が母親殴り死なす倉敷 殺人未遂容疑で逮捕』、『〈内なるトランプ〉先が見えない。年だけ取っていく――45歳・派遣労働者 ▼序章「忘れられた人々」 声なき声聞こえるか』(2017年1月1日付、中日朝刊)
☆『夜空焦がすかがり火=三重県伊勢市の伊勢神宮外宮で31日夜、火除橋前に丸太が円形に組み上げられ、参拝者を迎え入れる恒例の大かがり火がたかれた』、『両陛下が新年に歌 年頭所感はとりやめ』、『〈現場報告トランプと世界〉米、移民流入で生活不安 多文化主義の危機「白人優越」タブー正当化』『希望を持って前へ 主筆小松浩』、『天皇の意思明記せず 特別立法 退位要件で政府方針』、『〈東京2020への伝言②〉 集大成 木のぬくもり 半世紀浮沈ともに 新国立競技場を設計 隈研吾さん』、『はちまき姿で正月特訓 名古屋の進学塾』、『車転落 家族3人死亡 立体駐車場5階から 横須賀 バックでフェンス破る 帰省中、息子2人は重傷』、『母親殺害 高1逮捕 未遂容疑 金づちや包丁使い岡山』、『槍ケ岳で滑落 男女2人けが』(1日付、毎日朝刊)

08/4/26