【生きてゆく人間花たち/2016年10月の唄】

平成二十八年十月三十一日
 11月8日の投開票を前に、米連邦捜査局(FBI)が民主党候補ヒラリー・クリントン氏(69)のメール問題再捜査に乗り出したことで共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が支持率で1㌽差にまで迫った―と米紙ワシントン・ポストとABCテレビが世論調査結果を公表。
 観光庁が2016年に日本を訪れた外国人旅行者が30日時点で2000万人を突破した、と発表。年間2000万人を上回るのは初めてだという。
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 朝起き、ふたりで不燃物収集所へ。
 例によって、キップがいいといったら良いのか。何につけ、いさぎよすぎる舞が一度に何本もの傘をドサリと捨てようとするので、直前に「待った」をかけ骨が折れてしまってどうみても使えないモノだけを廃棄することに。舞は少しだけ不満そうだったが私はわたしで内心「俺も、こんな調子で捨てられるのでは」とふと思ったりした。が、彼女は何事もなかったかのように。ケロリとしたものだ。彼女なりの考えがあってのことだったかも知れないが……。

 きょうは月曜で仕事休みのため、食事を終えるや、相棒はひとり名鉄と地下鉄鶴舞線を乗り継いで日進の老健施設へ、と向かった。久しぶりに96歳の私の母を訪ねるためだが、おそらく母はたいそう喜んだに違いない。私は「熱砂」同人のテーマエッセイのアップなどせねばならないことが山積みのため行くのはやめたが、ふたりでどんな話をしたのだろう。いずれにせよ、舞はいつだって私の母のことを気遣ってくれており嬉しく思う。

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 塾開講。小池新党の影ひたひた。自民、時勢に乗るかスジ通すか、足並みばたばた。
=31日付毎日夕刊〈近事片々〉から。抜粋
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【きょうの一文・ことば】
『アンデルセンの「影」は興味深かった。童話作家が暗く望みのないファンタジーを書いていたとは思いもしなかった。主人公が影に乗っ取られ、殺されてしまう話だ。』『小説を書くことは発見の旅だ。アンデルセンも何かを「発見」するために、書いた。自分探しの痕跡が見える』『小説を書く際、予期していなかった自分と直面する。自分の影を素直に描き、自分の一部として受け入れる感覚を読者と共有することが小説家の重要な役割だ。』
=31日付中日朝刊『村上春樹さんスピーチ要旨』から。1部を抜粋。デンマーク・オーデンセで行われた「ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞」の授賞式で。同文学賞のことしの受賞者に選ばれた作家村上春樹さん(67)

【新聞テレビから】
☆『訪日客初の2000万人 ことし、10カ月で大台』、『〈2016年米大統領選〉トランプ氏猛追1㌽差 米紙など調査 メール問題影響』、『ポケGO死亡事故実刑 徳島地裁判決』、『U―19日本 初Vサッカーアジア選手権』、『宮城県知事が控訴方針 大川小訴訟「納得できない」』、『金沢・シンドラー事故4年 原因究明願い遺族が墓参り』、『うどん残飯公園にまいた 東署 容疑で店主逮捕「鳥が食べれば」』、『ものづくり女子 ときめく作業服 常滑の企業 人材確保へ開発中 大手企業にも同様の動き』『女性定着 行政も支援 愛知・岐阜』(31日付、中日夕刊)
☆『サッカーU19初のアジア王者 サウジアラビアと延長まで0―0の末に迎えたPK戦を制し5―3で悲願の初優勝』、『「辞めればいい」 気付かぬ理由 過労自殺対処法を漫画に 判断力失う怖さ 電通問題契機に』、『海運3社が事業統合 郵船・川崎汽船・三井 コンテナ船合併』、『スマホ充電器預けないで 成田空港で急増 リチウムイオン電池発火の恐れ トラブルで引き返す』、『「熱気球の五輪」19年ぶりに開催 佐賀・世界選手権』『大阪市「民泊」始動 条例施行来月にも営業』、『「宇宙滞在 全て思い出深い」大西さんのビデオ公開』、『益城最後の避難所閉鎖 熊本地震 18人、移転先へ』、『日本ハム日本一 平均視聴率23・0% 名古屋地区』(31日付、毎日夕刊)
☆『ディランさん 歌の披露でもOK ノーベル賞授賞式 出席しない場合』、『食べきり運動 福井発10年 全国に輪 適量注文 苦手申告 持ち帰り』『松本では「30・10」(乾杯後の30分間、終了前の10分間は自席に着き料理を残さず食べよう運動) 成果』、『大西さん帰還「空気おいしい」』、『松山、世界選手権S初優勝 ゴルフ』、『中村区に初代勘三郎像を 名古屋で有志計画「発祥地」縁結んだ十八代目』、『村上春樹さんアンデルセン文学賞スピーチ 他者排斥や歴史修正「自分を傷つけるだけ」』『影に向き合い、時には共に働かなければならない 村上春樹さんスピーチ要旨』(31日付、中日朝刊)
☆『スーチー氏、あす来日 ミャンマーのアウンサンスーチー氏が新政権発足後初めて11月1~5日に訪日。安倍晋三首相らと会談する』、『〈熱砂のかなたに①〉とらわれの難民 ヨルダン、IS恐れ隔離』『外遊びの夢いつ お父さん、お祈りしてくれますか 首都で治療待つしか』、『イタリア中部でM6・6 約20人負傷 建物被害多数』、『16対10控訴議案を可決 大川小訴訟で石巻市議会』、『小池塾開講新党へ布石 都議選視野 自民処分7区議参加』『新党? 塾生は冷静 小池塾開講「市民講座のよう」』、『黒田の15番 永久欠番 広島で3人目』、『音コン・ピアノ部門 樋口さん=樋口一朗さん(20)。福岡県出身。桐朋学園大2年=1位』、『政活費「出直し」に25人 改選13 富山市議補選が告示』、『記事捏造「点検が不十分」中日新聞、検証結果を掲載』(31日付、毎日朝刊)

十月三十日
 きょうは、ほんたふの空がひろがった。午後のいっとき。ふたりで畑〈エデンの東〉へ。やっと食べごろになった柿を収穫して帰る。

 秋空を染める柿3輪=〈エデンの東〉の柿畑で
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♪秋空に未来永劫と書いてみし
♪曼珠沙華人恋ふごとに朱(あけ)深く

 いずれも舞がかつて詠み、新聞の俳壇などを飾った作品だが、きょうは思わず口をついて出た。秋は日に日に深くなっている。自然は不思議。手品師のようだ。
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 男子ゴルフ。中国の余山国際GCで行われた米、欧州ツアーを兼ねたHSBCチャンピオンズで松山英樹(24)が世界選手権シリーズ(団体戦を除く)の日本勢初優勝。松山は米ツアーではことし2月のフェニックス・オープンいらい、通算3勝目の快挙となる。国内フリーエージェント(FA)権を取得した中日ドラゴンズの大島洋平外野手(30)が権利を行使せずに残留することを決めてくれ、ホッと安心。
 国際宇宙ステーションに約4カ月滞在した宇宙飛行士、大西卓哉さん(40)が30日午前9時58分(日本時間同日午後零時58分)、ロシアのソユーズ宇宙船に乗って中央アジア・カザフスタンの草原に無事、帰還した。

【きょうの一文・ことば】
『危機言語・方言サミット。聞き慣れぬ響きです。その奄美大会が来月、鹿児島県与論町で開かれます。』『世界のおよそ六千の言語・方言のうち、約二千五百が消滅の危機にあると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が公表したのが七年前、二〇〇九年のことでした。日本については、北海道のアイヌ語が消滅危機の恐れが最も高い「極めて深刻」に分類され、ほかに八丈語(東京都)、奄美語(鹿児島県)、国頭(くにがみ)、沖縄、宮古、八重山、与那国語(以上沖縄県)の七方言が「重大な危険」「危険」に分類されたのです。』
『その対策に、文化庁は同様の危機が懸念されている東日本大震災の被災地の方言も含め、言語学など専門家の研究協議会を設置。危機言語・方言の対象地でのサミットの開催も、その一環です。研究協議会のメンバーでもある木部さん(国立国語研究所副所長の木部暢子さん。木部さんは動植物を例に「言語の絶滅危惧種」を憂いている)らによれば、差別や不平等と言語には、密接な関係があるといいます。たしかに言語には力関係が見られます。』
『「少数民族の言語を守る努力を国際規模でしなければ、人類の言語の九割は消滅し、多様性も失われてしまう」』『ただ大震災の時、東北で「がんばっぺ」などのお国言葉の大切さや優しさが見直され、方言の地位が高まりました。若者の間では、ネットなどを駆使した方言の新たな自己表現も広まっています。希望の動きは確実にあるのです。』
=30日付中日朝刊『〈社説〉言葉たちの“声”を聞こう――週のはじめに考える』から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『〈古典芸能への招待〉橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露公演▽歌舞伎史上初、親子四人同時襲名「襲名披露口上」芝翫・橋之助・福之助・歌之助』(30日夜、NHKEテレ)
☆【「新貧乏物語」削除問題を検証 新聞報道のあり方委員会開催】、『水俣病なお2000人審査待ち 公式確認60年熊本で慰霊式』『隔離病棟入院「差別の一因」水俣市が検証』、『〈過労社会 電通ショック1〉 鬼十則が縛る超縦社会』、『JRゲートタワー一部開業へ 名駅前に「立体都市」 延べ床面積国内最大規模に 人口急増 防災対策が急務』『〈街が変わる 工事始まったリニア〉名古屋の玄関一体感 ゲートタワー外観尊重』、『韓国検察、大統領府を捜査 漏えい疑惑 秘書官自宅も捜索』、『日ハム10年ぶり日本一』『黒田伝説ありがとう 第7戦先発幻に 現役生活20年に幕』『日本ハム Vセール きょうから』、『深手の「秀吉」守れ 手植えヒイラギ 立ち枯れ危機 中村区・常泉寺』、『〈サンデー版 大図解 №1275〉功績を称える栄典制度 勲章・褒章』(30日付、中日朝刊)
☆『苦しみ今も 水俣病60年 慰霊式 認定患者 8割以上死亡』、『韓国大統領府を捜索 検索 文書流出解明へ』、『日本ハム日本一→10年ぶり』『大谷 22歳の誉れ 二刀流Vけん引「日々の成長 大事に」』『黒田41歳の別れ 第7戦 登板かなわず』、『〈東海百景〉白川郷、屋根ふき替え 伝統と絆手渡し』、『戸澤さん(戸澤采紀さん。15歳。東京都出身。東京芸大付属高1年)1位 音コン・バイオリン部門』、『物品 64億円分が不明 内閣府と内閣官房の227点 検査員指摘』、『大西飛行士 きょう帰還 ISS(国際宇宙ステーション)滞在116日』、『■「太陽の塔」改修前に内部公開』(30日付、毎日朝刊)

十月二十九日
 雨にも負けず風にも負けず モミジの赤いかんざし姿で客を迎える。もう1人の老いた熊さん店主=ミヌエット店頭で
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 脱原発政策を進めるドイツのシュタインマイヤー外相(60)が中日新聞本紙に〈「新たな道」再生エネに転換を 脱原発日本と共に〉の文を寄稿。『原子力発電の「高い潜在リスク」を指摘、再生可能エネルギーへの転換を訴え、温室効果ガス削減に向けた「新たな道」を共に切り開いていくよう、日本に呼び掛けている』(29日付中日朝刊)。
 記事によれば、寄稿のタイトルは「世界規模のエネルギーシフト(転換)――太陽や風は決して請求書をよこさないー」で、エネルギーシフトは原子力に限らず、再生可能エネルギーで供給を賄う政策だと、説明。ドイツでの萌芽は、1986年の旧ソ連、チェルノブイリ原発事故(現ウクライナ)にさかのぼる、としている。
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 東京の渋谷・池袋などがハロウィーンのコスプレ姿に染まり、名古屋の大須でもカボチャのお化けやアニメのキャラクターで仮装したこどもたちによるハロウィーンパレードが町に繰り出した。

 プロ野球の2016年日本シリーズ第6戦がマツダスタジアムで行われ、日本ハムが広島を10―4で下し、対戦成績を4勝2敗として10年ぶり3度目の日本一に輝いた。最高殊勲選手(MVP)には今シリーズ3本塁打を放ったレアードが選ばれた。栗山監督は就任1年目の2012年に続いて2度目の日本シリーズで初めて日本一に輝いた。25年ぶりに日本シリーズに出場した広島は32年ぶり4度目の日本シリーズ制覇はならなかった。
 本音を言えば、今夜は広島が勝ち、あす今季かぎりの引退を表明済みの広島・黒田博樹投手(41)と日本ハムの二刀流大谷翔平投手(22)の投げ合いを見たかったのに。世の中、思いどおりにはいかない。広島の夜は、落胆と沈黙に沈んだ。

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 あれこれ忙しそうな主人、いや家来を心配そうに見守る長寿21歳の、愛猫シロちゃん
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 早朝の本欄(生きてゆく人間花たち/10月の唄、の28日分)執筆に続く、各務原での社交ダンスレッスン、帰って市立図書館ほか必要数カ所への訪問、新聞チエックと執筆、「熱砂」の若手同人女性からの相談対応……などなど。きょうは朝起きてから床に入るまで、それこそ〈分刻み〉のときが慌ただしく過ぎ去っていった。とても京の五条の牛若丸気分で名笛をふいている暇なぞはなかった。それこそ、現役記者時代に分刻みで追われた日々を思い出したのである。
 唯一わが家の楽しみだった広島日本一の夢もかなわず、今は家族そろって【戦い破れて日が暮れて】の傷ついた心境である。大の広島ファンである舞なぞ、わざわざ広島の勝ちを信じてラジオ中継も切って結果を待つ(聞くとなぜか負けてしまうので)ほどの徹底ぶりだったが、はかなき夢はかなわなかった。
 来シーズンに期待しよう。それより、ドラゴンズに強くなってもらうことの方が先だが…。夜遅く。昼間、大津の眞鍋京子さんから速達で届いたテーマエッセイ=テーマは〈嵐〉=の「恐ろしい嵐の思い出」を何度も繰り返し読む。そこには眞鍋さんが小学2年のころに体験した高知県室戸岬に上陸した室戸台風(1934年、昭和9年)の生々しい記憶がリアルに書かれていた。これからパソコンで活字化して来週早々にも公開したく思う。
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【きょうの一文・ことば】
『(1986年のチェルノブイリ原発事故は)放射性物質の降下を恐れ、雨の日に屋外で遊べず、牛乳が飲めなくなるなど不安が広がり、環境に配慮したエネルギーへの転換を求める意識が高まった。東日本大震災の直後に起きた二〇一一年三月の東京電力福島第一原発事故で「決定的な影響」を受け、脱原発の表明に至った』
『また、二二年末までに全ての原発の稼働を停止し五〇年までにエネルギー消費を半減させ、再生可能エネルギーとスマートグリッド(次世代送電網)への移行を目指すとの目標を確認。再生可能エネルギーの研究開発により、ドイツでは三十七万人超の雇用を創出し、エネルギーの効率化で産業界のコスト削減につながった』
『国際的にも、地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」への合意が広がり、エネルギーシフトの潮流は勢いを増していると主張。日本でも、多くの自治体でエネルギーシフトへの関心が高く、対話が望まれている』
=29日付中日朝刊1面『「新たな道」再生エネに転換を 脱原発日本と共に 独外相本紙に寄稿』の記事の中から。寄稿内容の説明の1部分

【新聞テレビから】
☆『ボージョレ秋の味到着 17日解禁』『〈匠地技 戸隠竹細工 長野④〉新そばの豊かな恵み =宿坊の門に下げられた「そば玉」。新そばの季節の到来とともに、新しいものに付け替えられる』『松葉ガニ、紅葉…観光シーズン前に 鳥取予約取り消し1万泊超 地震発生から1週間』 『鳥取で震度4』、『ボブ・ディラン氏 文学賞受賞の意向 大変光栄に思う』【〈中部の文芸 小説・評論 清水信〉名古屋文学の確証的資料 木下信三『野川友喜の話』 本欄には脱原発社会をめざす文学者の会の「OFF」創刊号についても触れられていた】、『〈2016年米大統領選〉私用メール 捜査再開へ FBIクリントン氏痛手に』、『ドゥテルテ氏「暴言やめる」「神のお告げ」と説明』、『米空港B767から出火 シカゴ離陸前170人脱出』、『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)♪ギネス認定 米チャート入りの最短楽曲』『豊洲副知事ら8人責任 検証報告 盛り土なし11年決定』、『駆け付け警護11日にも 南スーダン、閣議決定へ』、『「さらさら越え」通説に光 (佐々)成政「北ア」ルートに沿う史料発見』、『リボンの小池騎士 ハロウィーン=東京都の小池百合子知事が29日、東京・池袋で開かれたハロウィーンイベントに登場し「リボンの騎士」の主人公サファイアのコスプレ姿を披露。大きな帽子に赤いマント、手には剣を持って笑顔で手をふった』(29日付、中日夕刊)
☆『〈写真グラフ〉●eye IS(過激派組織「イスラム国」)にふるさと追われ イラクのヤジディ―教徒 過激派組織「イスラム国」に古里を追われた家族を写真家・林典子さんが描く』、『ノーベル賞受けるか? もちろんだ ディラン氏受け入れ』、『〈チェック〉宇宙の「匂い」SNSで実況 大西さんの投稿好評』『介護士志望の留学生急増 在留資格 来春の法改正見据え「将来は、日本に家族呼び寄せ働きたい」』、『強制収容の辛苦忘れず 戦後は農業・商店などで成功 MRJ(三菱リージョナルジェット)米拠点に日系人』、『65歳まで働ける企業74% 人出不足背景』、『■メセナ大賞に日本毛織』(29日付、毎日夕刊)
☆『「新たな道」再生エネに転換を 脱原発日本と共に 独外相本紙に寄稿』『独、22年末までに脱原発』、『核兵器の非合法化始動 国連委決議 条約交渉 日本は反対』、『天下に「岐阜」の名 高級柿2個32万円』、『運転中 ゲーム対策強化を 一宮小4死亡事故で父親』『「モラルに限界。第2の敬太生まないで」 同級生ら参列悲しみの通夜』『ポケGOで水道代4倍 常滑駅、トイレ利用増』、『架空発注で9億円支出 ソニー傘下、役員ら解雇』(29日付、中日朝刊)
☆『駆け付け警護11日決定 南スーダンPKO(国連平和維持活動)次期部隊付与』、『日本反対「安保優先」 国連総会委 核禁止交渉決議』、『新国立「和」織り込み 内装に折り紙、和紙モチーフ』、『名高裁相次ぐ逆転認定 難民審査に国連基準引用 厳しい立証求めず』『正義と共感に欠ける 第三者審査にも苦言 名高裁難民認定』、『「危険」住宅265棟 鳥取地震1週間 退去に住民困惑』、『悲しみ深く「お舟入」三笠宮さま 一連の葬儀始まる』、『運転の87歳逮捕 横浜・小1死亡 過失致死傷容疑』、『大阪万博「健康」テーマ 25年誘致へ基本構想案』、『ボート会場「長沼」整備に時間 都部局検証 五輪間に合わぬ恐れ』、『音コン・オーボエ部門 橋爪さん(橋爪恵梨香さん。28歳。大阪府出身。独カールスルーエ音大大学院終了)1位』(29日付、毎日朝刊)

十月二十八日
 国連総会第1委員会が27日(日本時間28日)、2017年の「核兵器禁止条約」制定交渉開始を定めた決議案を賛成多数で採決。これにより、核兵器の存在を非合法化する作業と核廃絶に向けた具体的取り組みが世界的に始まる。
 交渉開始の決議案に賛成したのは123カ国だが、なぜか唯一の被ばく国である日本は入っていない。反対したのだ。日本政府の意向が、どうやら核の廃絶よりも〈核の傘〉を優先したためとみられるが分からぬでもない。でも、ここは世界でひとつの被爆国として当然考えをあらため決議案に賛成し、核廃絶世界への先頭に立つべきだ。
 決議を主導したオーストリアやメキシコなど非核保有国はこんご禁止条約に反対する米露英仏中の5大核保有国への圧力を強めていくとみられるが、さて、どうなっていくことか。日本政府の追従は、少なくとも被爆者の心を踏みにじっていることだけは確かだ。人間の叡智に期待したいのだが。やはり、ニンゲンたるもの、【真の平和】を知らない、愚かで自分勝手な生きものなのかもしれない。

 政府が2016年度の文化勲章を、先にノーベル医学生理学賞の受賞が決まった細胞生物学の大隅良典さん(71)はじめ、絵画・彫刻で独特の世界(前衛芸術)を切り開いた草間弥生さん(87)ら六氏に贈る、と発表。文化功労者には、俳優・歌手・国際交流で社会に尽くす杉良太郎さん(72)小説家の津村節子さん(88)ら15氏が選ばれた。

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 降る雨をみながら、執筆を進め、ひと段落したところで本を読む。もはや、気持ちは〈吉乃〉〈信長〉である。夜。舞の俳句仲間が78年の人生を終えたということで、そのお通夜で葬儀場まで送り迎え。喪服姿の舞が雨の夜に、とても印象的に美しく輝いた。どんなお方だったか私は知らない。でも、彼女がお世話になったのだから。いい人だったに違いない。おやすらかに
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【きょうの一文・ことば】
「大事にしてきたのは人間を書くということ。長谷川伸先生の教えです」/「(師は)仕事はこの世で受けた恩を返すためにある。僕に代わって君が、この恩を返してくれ」。それが遺言になった。/「…人の心を書くこと。その温かさを見つけること。先生に叱られないよう、一生懸命にやるつもりです」
=28日付中日夕刊『「心の温かさ書く」平岩さん、受章の喜び』の記事のなかから。文化勲章受章が決まった小説家平岩弓枝さん(84)の喜びのことば。平岩さんは民放の中で「よぼよぼとならない小説を書きたい。威勢のいい小説を書きたい。」とも語った

【新聞テレビから】
☆『大隅氏ら文化勲章「サイエンスを文化に」 平岩、草間氏も 功労者杉良太郎氏ら』『「心の温かさ書く」(作家の)平岩さん、受章喜び』『〈喜びの声〉文化勲章太田朋子さん(国立遺伝学研究所名誉教授。83歳。愛知県みよし市出身)「ほぼ中立説」進化を解明 文化功労者西尾章治郎さん(大阪大学長。65歳。岐阜県高山市出身)高山の自然DB(データベース)研究支え』、『継続生徒の心に火 中日教育賞、11人を表彰』、『「サムライ」NYに出陣 おもてなし武将隊 文化発信』、『大川小訴訟石巻市控訴へ 遺族側反発「感情逆なで」』『核禁止条約交渉 開始へ 国連委決議 日米などは反対』『核廃絶も決議 日本主導』、『登校の列に車小1死亡 横浜 3台事故、11人重軽傷』『横たわる子、泣き叫ぶ女性』『対策強化後も相次ぐ』(28日付、中日夕刊)
☆『大隅氏ら文化勲章 6氏決定 草間弥生氏も 大隅良典氏(71歳。ことしのノーベル医学生理学賞。東京工業大栄誉教授)草間弥生氏(87歳。絵画・彫刻)中野三敏氏(80歳。日本近世文学)太田朋子氏(83歳。集団遺伝学)平岩弓枝氏(84歳。小説家) 船村徹氏(84歳。作曲家)』、『核禁止条約交渉入り決議 国連 日米露など反対』『〈解説〉日本「核の傘」優先【ニューヨーク國枝すみれ】』、『小池氏政治塾に4500人 30日開講 選挙ノウハウ伝授 新党結成への布石か 「候補者発掘兼ね」』、『母の訴え私が継ぐ 厚木基地騒音訴訟 地元幼稚園長 親子2代最高裁陳述へ』、『電通「時短企業」取り消しか 厚労相「認定基準適切にしたい」』、『「土人」発言抗議案可決へ 沖縄県議会「県民の尊厳踏みにじる」』、『別れ惜しみ弔問記帳 三笠宮さまと交流の人々』(28日付、毎日夕刊)
☆『ハム、サヨナラ弾で王手 日本シリーズ第5戦が27日、札幌ドームで行われ、日本ハムが西川のサヨナラ満塁本塁打で5―1と広島を下し、3連勝で対戦成績を3勝2敗として10年ぶり3度目の日本一にあと1勝とした』、『三笠宮さま逝去 戦地体験平和訴え〈評伝〉怒りと反省 原動力に(東京社会部・小松田健一)』『斂葬の儀 来月4日』、『いじめ最多22万4540件 15年度 不登校児童2万7581人』『現場の見極め課題』、『佐川社員自殺 労災認める 仙台地裁「嫌がらせでうつ病」』、『検察「不正2年前から」ダイコー会長 廃カツ起訴内容認める』『被告はっきり「間違いない」』(28日付、中日朝刊)
☆『日本ハムが王手』、『泊原発 再稼働大幅遅れ 津波で防波堤破壊の恐れ』、『将校から史家に 三笠宮さまご逝去 100歳 斂葬の儀 来月4日』『町を歩き 歴史究め 自由で気さく 家庭題に俳句』『「いつもニコニコ談笑」多治見の陶芸家と親交』『〈評伝〉護衛付けずに外出【大久保和夫】』『「生前退位」 規定主張 皇室典範制定時 当時の政府認めず 終戦直後』、『いじめ最多22万件 昨年度 学校間で認知に差』、『タンチョウ保護NPO法人表彰 日韓国際環境賞』、『音コン・声楽部門 村元さん=村元彩夏さん。32歳。青森県出身。東京芸大大学院終了。透明感のあるソプラノでバーバーなどを歌い、詩の世界を豊かに表現した=1位』、『異臭訴え1人のみ 東名古屋病院 故意に異物混入か』(28日付、毎日朝刊)

十月二十七日
 昭和天皇の末弟で天皇陛下の叔父でもあった三笠宮崇仁(みかさのみやたかひと)さまが午前8時34分、心不全で東京の聖路加国際病院で亡くなった。100歳だった。宮さまは戦時中、陸軍参謀として南京に派遣されたご経験から深い反省を抱き続け、戦後は一貫して歴史学者としても古代オリエント史の研究に情熱を注がれた。「戦争」と「昭和」を生涯背負い続けられた人生で、戦後、平和の大切さや国際親善の重要性を一貫して身をもって実践された。お安らかに―― 合掌
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 中部圏での同人誌活動の活発さは、わが家に日々、届く多彩な同人誌からも分かる。写真は届いた同人誌の1部。〈海〉など、まだまだほかにも数えしれない
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 中部ペンクラブの秋の新企画【文学座談会「中ペン同人、大いに語る】=場所は愛知県西尾市の三河湾リゾートリンクス=が来月1日に迫り、このところはわが家に届いた数多くの同人誌の作品や「あとがき(編集後記など)」をあらためて読み返したり、各同人誌の〈顔〉ともいえる表紙デザインを感心して見たりしている。というのは当日司会進行の大役を仰せつかっているので、少しは事前の準備をしておかなければ、と。私なりにそう思うからである。
 座談会当日は、二〇一六年十月号が栄えある第100号となった「弦」主宰の中村賢三さんはじめ、十一月號で紙齢第632号を刻んだ「北斗」同人・棚橋鏡代さん、芥川賞作家小谷剛さん(故人)の同人誌「作家」の流れをくむ「じゅん文学」同人・丹羽加奈子さん、躍進著しい文芸「弥(いよいよ)」代表の寺田繁さん、個人誌「P.be」を発行する臼田慶子さんのこの地方を代表する同人誌作家ら五人が、それぞれの文学活動について語り、これをたたき台に、中部ペンクラブ参加者全員でより実りある文学活動実現への道を探るのが狙い。
 そんなわけで私は今、時間の許す限り届いた同人誌とにらめっこしているが、とても読み切れるものでもないので当日はエイママよと無手勝流で、と思っている。ともあれ、語り手の発言を基に各人の文学に向かう姿勢といったようなものが引き出せたら、と願っている。だから当日は参加者全員がそれぞれの文学感を自由闊達に話し合える場になれば、それはそれなりの効果があるのでは。
 話の進展次第では当然、高齢化社会での老いとの対峙とか介護など家族の問題、旅の記録文学化、さらには現在、私自身も取り組んでいる脱原発社会への文学を通しての取り組み―など生きてゆくに当たっての幅広い文学についても話し合えたら、それ自体が文学活動への活力、すなわち生きてゆく力になるもの、と信じている。風光明媚な三河湾の海をステージに、いろんな視点から、いろんな文学世界があぶり出されたらいいな、と期待している。

 滝高時代の友、お祥(石田祥二さん)から2度にわたる留守電。何事か、と思って中身を聴くと〈滝高健児〉の同窓会の返事がまだ届いてない。来てもらわな困るがや。おみゃあだけ、返事がきてなゃあぞ、というものだった。さっそく返電し非礼をわびると「イガミには、当日の模様を滝の同窓会報に書いてもらわんといかんでな」ときた。分かった、わかったよと答えはしたものの……。同窓会は来月13日、名鉄犬山ホテルで行われる。

【きょうの一文・ことば】
 同人雑誌で書いている人にとっては、同人雑誌批評が唯一の楽しみだと言っても過言ではない。
 二十二歳で最初に「作家」に載せてもらった作品を、清水信氏が新聞で取り上げてくださったときは、たいそう嬉しかった。その数年後には吉良任市氏に評価していただき、写真まで掲載されて慌てた。……
(略)
 昔に比べると、同人雑誌批評そのものも甘いような気がする。厳しく言っても仕方が無いと思っているのか、純文学と大衆文学の区別もわからない人には何を言っても無駄だと思っているのか? とにかく甘い。厳しく言うと、書けもしないのに偉そうに! と言われるが、そういう反論も、昔はなかった。創作力と批評力は、別物である。 戸田鎮子
=『「じゅん文学」2016/10 №89』の〈編集室の窓〉から。「じゅん文学の会」主宰・戸田鎮子さん
                 
【新聞テレビから】
☆『三笠宮さま逝去 昭和天皇の末弟 100歳、皇族最高齢』『学者肌の庶民派殿下 オリエント史研究に力』『午前4時起床、ラジオで語学講座 通勤30分、夫婦で散策も』『軍務経験、平和訴え』『園遊会 取りやめ 首相、謹話発表』『中部の関係者ら 悼む スケートフォークダンス発案 スポーツにも情熱』、『韓国漏えい相手が謝罪 大統領府の便宜は否定』、『「南スーダン首都攻撃も」反政府勢力トップ 治安安定を否定』、『ダイコー会長不正認める 名地裁 廃カツ横流し初公判』、『一宮・小4死亡事故 容疑者「運転中ポケGO」』、『〈関西発〉新感覚「3次元小説」大阪大教授が考案』(27日付、中日夕刊)
☆『三笠宮さまご逝去 昭和天皇の末弟 皇族最高齢100歳 継承資格4人に』『首相が哀悼の意』『平和願い歴史探究 三笠宮ご逝去 最後の皇族将校「紀元節」復活に反対』『飾らぬ素顔我が道 カラオケやドラマ楽しむ』『ダンススポーツ発展に尽力』『「新しい皇族像切り開いた方」友人・色川さん』『皇室の減少対応 政府の中で検討 官房長官』、『南スーダン治安不安定 前第1副大統領「和平合意崩壊」』、『NY原油 (1バレル当たり)49㌦台』 3週間ぶり安値』『東証、売り優勢』、『「密度濃い4カ月」 大西さん子どもと交信 30日に地球へ帰還』、『地中海の死者最悪 今年難民ら3800人』、『シリア学校に空爆 子供ら 28人死亡』、『外国人証言を誤訳 ジャカルタ裁判 新書面を 証拠採用』、『市、立ち入り検査へ 東名古屋病院 患者給食異臭受け』(27日付、毎日夕刊)
☆『津波犠牲大川小に過失 賠償命令遺族へ14億円 仙台地裁「予見できた」』『〈解説〉学校防災 命守る覚悟を(河北新報・斉藤隼人)』『子どもたちの声届いた 大川小訴訟 津波までの51分 真相はわからず 「今もわが子捜している」原告の鈴木さん、支援に感謝』『74人犠牲悲しみなお 訴訟不参加の遺族「思い出しつらい」』『一審勝訴は4件目 15件中』、『総人口初の減少確定 15年国勢調査 65歳以上、4分の1超す』『(愛知)県人口 748万3128人』、『高井有一さん死去 84歳芥川賞作家「内向の世代」』、『100社近く介し販売 廃カツ不正 初公判で検察指摘』、『援助交際見返りに偽札 中村署 容疑の僧侶逮捕』(27日付、中日朝刊)
☆『大川小遺族が勝訴 仙台地裁 津波避難で過失 市側に14億円賠償命令』『大川小訴訟判決「未来の命につながる」原告 検証継続訴え』、『総裁3期9年了承 自民』、『南シナ海「解決に協力」 比大統領、首相と会談』、『音コン・作曲部門 白岩(優拡)さん=29歳。 北海道八雲町立八雲中教諭の「BIRTH 0―0(ZERO)」が1位に=1位』、『東名古屋病院 患者給食から異臭 健康被害なし 配膳以後に異物か』、『目黒女性不明「女装し待ち伏せ」容疑者 部屋近くで数時間』(27日付、毎日朝刊)

十月二十六日
 東日本大震災で死者・行方不明児童合わせて74人と被災地の学校では最大の津波犠牲者を出した宮城県石巻市立大川小を巡り、23人の遺族が市と県に計23億円の損害賠償を求めた訴訟の判決がこの日あり、仙台地裁は「市の広報車が高台への避難を呼びかけてから津波襲来まで7分の余裕があり、津波の予測は当然出来たはずで避難についての過失があった」として計約14億2600万円の支払いを市と県に命じた。
 この判決は、震災発生から刻々と変化する事態に対処する教育界の判断力と行動力の大切さを指摘、「こどもたちの命を守るには、【想定外の事態】は免罪符にはならない」との警鐘をならした点で、その意義は大きいと思う。
        ☆        ☆

 安倍晋三首相が来日中のフィリピンのドゥテルテ大統領と官邸で会談。中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題に関し「法による支配の重要性」を前提に国際法に基づき紛争を平和的に解決することで一致。先の中国訪問時にアメリカとの決別宣言とも取れる発言で物議をかもした対米問題では、この日都内であった自らの講演で米軍部隊の撤退をあらためて求めるなど米国批判を繰り返し、したたかなところを見せた。
 日本シリーズは札幌ドームで第4戦があり、日本ハムが3―1で広島に勝ち、2勝2敗のタイに持ち込んだ。

        ×        ×
 社交ダンスのレッスンの場所取りで朝一番で市内の公民館へ。運良く取れ、まずは一安心。このところの急な冷え込みのためもあってか。高齢の次女猫シロちゃんが、どこかしら元気がなく心配していたのだが。舞が帰ると急に元気になったので、ホッと。それにしても、彼女にとっては舞がご主人さまで、私が家来なのかも知れない。毎日マイニチ、ナンダカンダと追われ、本も読めなければ執筆もままならない。アッというまに時が駆け抜けていく。

 夜。「熱砂」同人の真伏善人さんからテーマエッセイ=テーマは〈嵐〉=が届く。タイトルは【あらしの記憶】で、1962年9月、真伏さんが中学生の頃、ふるさとである裏日本の越後平野で家族と共に体験した【第二室戸台風】のことが少年の目と感性で実にリアルに描かれており、思わず、私も自ら体験した伊勢湾台風を思い出した(公開は明日以降になりますが、皆さん! ぜひ読んで下さいね)。

【きょうの一文・ことば】
「やはり息子がいうように、裏山に逃げるべきだった。あの51分間の〈なぜ〉を、これからまた一緒に話し合ってこうしなければならないのだということを、これからも語り合っていきたい」
=石巻市立大川小の津波被害訴訟で勝訴した原告団の父親の1人の発言。判決後、メディアに対して、こう語った

【新聞テレビから】
☆『富士山初冠雪最も遅く 記録タイ』、『竜 再出発の秋 キャンプ開始』、『受賞の北野(武)さん「力をもらった」パリで叙勲式』、『廃棄カツ横流し認める 名地裁初公判 元仲介業の木村被告』、『精神指定医89人処分諮問 厚労省 資格不正取得疑いで』、『無利子型成績基準を撤廃 奨学金17年度 対象2万人増』、『自民総裁任期「3期9年」 改革本部了承 安倍氏出馬可能に』、『コカ・コーラとキリン提携協議 物流や仕入れ 株持ち合いも』、『Xマスに次ぐ催しに ハロウィーン 大化け 栄の商業施設、31日へ 商戦連携』(26日付、中日夕刊)
☆『富士山やっと初冠雪』、『■Topics ピコ太郎現象 ネット時代ならでは シンプル&コミカルで世界をとりこ』、『精神指定医89人取り消し 厚労省 資格不正取得 午後決定』、『米アップル減収 iPhone低迷 15年ぶり 9月期』、『目黒女性不明 容疑者、失踪工作か 被害者財布、衣服なくなる』、『津波てんでんこ 浸透せず 東洋大調べ すぐに避難 7割「意味がわからない」』、『低所得者融資が滞留 検査院指摘 25都道府県で1072億円』(26日付、毎日夕刊)
☆『韓国大統領が演説漏えい 違法、謝罪 事前に友人へ伝達』、『土下座の後頭部蹴る 鈴鹿・中2暴行死 主導16歳少年』『「明るく、弟思い」森さん知る住民ら』、『不明男児「海に捨てた」 堺・父親供述「階段から転落死」』、『難民不認定続く取り消し 名高裁  異例の今年3件目 7月、ネパール人男性に』『日本は 「難民鎖国」 厳格審査 昨年7586人中認定27人』、『名駅近くに新インター 名高速新洲崎 リニア開業に合わせ 駅直結構想は断念』、『熱狂「ドゥテルテ」コール フィリピン大統領来日』、『中小企業向けテロ安否確認 豊田通商、年60万円 捜索や避難先手配も』(26日付、中日朝刊)
☆『原発再編へ東電分社案 経産省 廃炉費確保狙う』、『朴大統領演説文が流出 知人添削認め謝罪 高まる「密室」批判 70年代から懇意』、『石原氏「読んだ記憶ない」 豊洲盛り土 有識者報告書』『豊洲 部下に丸投げ 石原氏「判断できぬ」文書で回答』、『名古屋城復元 専決処分「待った」 オンブズマン 市長に申し入れ』、『高市総務相も「白紙」 パーティー代領収書』、『高樹沙耶容疑者大麻所持で逮捕 本人は否認』(26日付、毎日朝刊)

十月二十五日
 米国に対する敵視など数々の過激発言の半面、〈フィリピンの英雄〉といってもいいドゥテルテ大統領が就任後、初の来日。岸田文雄外相らとの夕食会に臨んだが、東京の夜には歓迎で集まった在日フィリピン人らが出迎え、〈ドゥテルテ〉コールが空高く鳴り響いた。あすは安倍首相との会談が行われるが、互いに実りある会談になればと思う。

 やはり、プロ野球は勝ったり負けたりのドラマで、その方が良い。第一、両方のファンが喜ぶ。場所を札幌ドームに移しての2016年日本シリーズが今夜行われ、延長10回裏、二刀流の大谷が打者としてさよなら適時打を放ち4―3で日本ハムが広島に一矢を報いた。これで広島の2勝1敗。どちらかが4勝した時点で終了するだけに、面白くなってきた。
 わが家の場合、妻と私、離れて暮らす次男ともに広島ファンだが、どちらかといえば私は緩やかなファン(もちろん、長男をはじめ全員がドラゴンズファンでもあるのだが)。これに対して妻はどうしたわけか(次男の影響か)。大の広島好きだけにこの際一気に日本ハムを叩きのめしてしまえばと思っていたようだが、そうは問屋がおろさない。私は最後までもつれ、最後に広島が勝った方が、より感激も多くなるので、そちらを願っている。

 ここに平成22、23の両年度に、わが中日ドラゴンズがセ・リーグ連覇を果たしたときの自著〈いがみの権太 大震災「笛猫野球日記」〉の書き出し〈はじめに〉の一節を掲載しておきたい。
――プロ野球は勝ったり、負けたりの繰り返しです。人生だっていいことがあれば、悪いことだってあります。野球ほど喜怒哀楽がくっきりと出るステージはありません。そこには家族愛や、友だち同士の絆も垣間見られます。この本を通じて真の野球文化とは、そして人間の幸せとは何か、をそれぞれの人が、それなりに考えて頂けましたら、本にした価値があるかと思います。  平成二十四年三月吉日・伊神 権太

        ×        ×
 高層オフィスビルもひっそり眠るよう。午後10時、電通の一斉消灯。働き過ぎ停止のスイッチに。
      ◇
 高度の戦術を秘める「手の内」か、刺激を避けたい胸の内か。武器使用見せぬ公開訓練。自衛隊「新任務」訓練。
=25日付毎日夕刊〈近事片々〉から。抽出
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【きょうの一文・ことば】
 一休宗純が生きたのは乱世の時代で、社会の低層にいる人たちは想像を絶するような困窮の生活を送っていた。水上勉は幼少時代や終戦直後の一時期にも似たような暮らしを経験した。そのような時代を生きぬくにはどうすればよいのか。水上勉がたどりついたのは地獄のような生活のなかでもなお精神の高みを保つことだ。その場合、彼にとって仏教の思想が魂の救出になった。
=25日付中日朝刊『〈人生のページ〉水上勉の仏教回帰と作風の変化――張 競㊦ 転換点「一休」「風狂」を独自に解釈』のなかで。ちょう・きょう明治大教授の考察

【新聞テレビから】
☆『福島廃炉に年数千億円 計2兆円の想定大幅増 国試算燃料除去で膨張』、『避難させず50分「なぜ」問い続け 大川小津波訴訟 あす判決』『学校側の津波予見性争点 大川小訴訟あす判決「想定区域外」反論』、『4歳男児不明両親逮捕 大阪児童手当詐取の疑い おいも行方不明』、『モバイルスイカ一部障害 「アップルペイ」開始 アクセス集中』、『高樹沙耶容疑者 大麻所持で逮捕』、『遺書にも 離婚裁判巡る不満 宇都宮爆発の元自衛官』、『16歳少年「やりすぎた」 鈴鹿・暴行事件 中2死亡知らされ』、『乳がん啓発私たち一役 同朋高生ら29日イベント参加 名古屋』、『★オートファジー拠点承認 大阪大医学部内に設けられていたオートファジー(自食作用)の研究拠点が、正式な医学部付属施設として学内会議で承認された。基礎と医療応用の世界初の共同研究拠点「オートファジーセンター」として活動を加速させるという』(25日付、中日夕刊)
☆『〈東海百景〉笑顔にする妖精 三重県鈴鹿市の「鈴鹿花き」で9年前に誕生した観葉植物を生かしたインテリア〈森の妖精モスピー〉が人気を集めている』『鈴鹿大ヒット観葉植物「モスビー」 心癒やし10万個 障害者が制作協力』、『「武将のNAGOYA」よろしゅう 家康NY出陣 世界の中心からPR』、『福島廃炉に年数千億円 経産省試算 800億円から拡大』、『南スーダンPKO 5カ月派遣延長 閣議決定』、『イラク、トルコと対立 モスル奪還作戦参加を拒否』、『警察施設襲撃 59人死亡 パキスタン イスラム過激派か』、『JR九州 初値3100円 東証上場』、『被害者遺族 市を提訴 逗子ストーカー「住所漏らされた」』、『五輪3会場「400億円圧縮」 都試算追加工事の減額可能 識者「元の算定甘い」 バッハ会長面会前後に「見直し」』、『首都防衛夢のあと 横須賀「砲台跡」初公開』、『■ノーベル賞小柴氏の財団 来春解散へ』(25日付、毎日夕刊)
☆『逗子ストーカー殺人で住所漏えい 被害者の夫 市を提訴へ』『妻の遺志「僕がけじめ」 死受け入れられず部屋そのまま(小沢慧一)』、『駆け付け警護訓練公開 群衆から国連職員救出想定』、『廃カツ転売背景は? 名地裁 3被告あすから公判』、『電通夜10時全館消灯 過労自殺受け長時間労働抑制』、『「秋葉原のような事件を」宇都宮爆発 容疑者ネット投稿』『自宅と車でも爆発物使用か』、『「DNA鑑定は不可能」袴田さん即時抗告審で高検』、『河村市長揺れる進退 任期あと半年 3期目か国政狙いか』、『第48回中日教育賞決まる』(25日付、中日朝刊)

十月二十四日
 心配そうに。いつも見守ってくれているシロちゃん=わが家にて
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 それこそ息つく暇のない1日が〈かぜ〉、いや嵐の如く過ぎ去った。
 休む間がないと言った方がよいのかもしれない。アレもコレもで、さすがに少し「加齢」の身にはこたえた。でも、あちらこちらに電話するなどして忙しそうにしている私をどこまでも黙って見守ってくれていたのは。それは、齢21歳になるわが家の長老、愛猫シロちゃんだった。
 次女猫のシロちゃんは、ことし3月7日に亡くなった長女猫こすも・ここのあとを、本当によく継いで私たち家族を守ってくれている。いまは24日深夜、時計は日をとっくに、またいで翌日(25日)未明の午前2時をはるかに越えている。

 24日はまず朝起きてメールをチェックしたところ、私自身所属する「脱原発社会をめざす文学者の会」の会報第8号(11月1日付発行)原稿の著者校=脱原発社会に大きな一歩~鎮魂の原爆文学を読み、ブルーグラスでアメリカを識る~=の校正要請が届いていたので送られてきた出稿分につきチェックし、事務局に「特に問題はない」旨を送信(あとで指摘されたが実は「の」が抜けたカ所が1カ所。気がつかなかったが、見つけてくださった校正者・ゲンさん、山本源一さんには、感謝)。

 次いで前日からきょうにかけ、相次いで「熱砂」同人の若手女性ふたりから届いたテーマエッセイ=テーマは〈嵐〉。山の杜伊吹さんの「灼熱収容所」と黒宮涼さんの「嵐の日」の2編=の原稿読みと編集作業に取り掛かり、チェック済みエッセイを管理画面に送ると同時に「熱砂」画面でのテーマエッセイ〈嵐〉の公開開始をサーバー担当者に要請。

 編集作業を進めているさなかに、今度はネパール・カトマンズ在住の〈カトマンズのおしんさん〉、すなわちポカレル本田明美さんから私のパソコンに、先にお願い済みだった名古屋の【ばあちゃん合唱団】の持ち歌〈愛のラブバード〉のネパール語への合唱用翻訳と楽譜が届き、明美さんが【ばあちゃん合唱団】のユーチューブに合わせレコーディング化したテスト版は別途お送りします、との嬉しい知らせが入った。
 さぁ、大変だ。小説の新作執筆以外にも、せねばならぬことがドンドン出て来た。どうしよう。こうなると、何から手をつけたらよいものか。1度頭を整理する必要がある。というわけで、私はとりあえずネパール語への翻訳化作業がほぼ終わりに近づいていることを【ばあちゃん合唱団】の皆さんにお知らせしなければ、と思い関係者に連絡することに。ところが、なかなか連絡がつかず、夜にまでずれ込んだのである(これは相手もお忙しい方たちなので仕方ない)。

 それはそうと、来月1日に西尾市の「三河湾リゾートリンクス」で開かれる中部ペンクラブの秋の新企画、文学座談会「中ペン同人、大いに語る」も近づいてきたので、こちらの催しの最終調整の相談も当然しておかなければ。デ、私は、あれやこれやと進める合間に同じ企画遂行に携わる名古屋の女性とも電話連絡。とりあえず参加人数の最終把握をと、大垣の男性に電話をするなどしたが、何度かけても通じない(結果的には先方からかけてくださった)。
 こんな按配で時は刻々と過ぎていき、新聞など各メディアのチェックはむろん、第21回めとなる私が主宰するウエブ文学同人誌「熱砂」のテーマエッセイ〈嵐〉の告知をする〈What’s New〉欄の執筆も、これからということになる。
 以前にも本欄で書いたが、私は第一線の現役の記者時代から「忙しい」ということばが大嫌いだったが、きょうはホントに1日じゅう次から次にとせねばならぬことが浮かび上がり振り回される結果に。「忙しい」と叫びたい気持ちにかられたのも事実だ。それとも、かつてのタフネスさとバイタリティーが消えつつあるのか。いやいや、そんなことはない、と言いたいところではある。歯がやはり痛むので時間を見計らって歯医者さんにも飛び込み、消毒だけしていただいた。

 そして。もうひとつ。今の私にとって、1番たいせつなこと。それは信長の側室・吉乃(吉野、類とも)を主人公とした〈あゝ 吉野恋歌(仮題)〉の執筆である。きょうは、それどころでなく1行も書けなかったが、私が信じる頼りにしている方から貴重な新たな情報がもたらされ、とても嬉しく思った。こちらも合間を縫って指摘部分をネットで検索するなどして頭に十分入れたのである。
 心から礼を述べ、同時に私にしか書けない吉乃の世界を描き上げられたら、と思っている。

【きょうの一文・ことば】
 二十二日より連絡が取れなくなり、自宅を訪ねたところ、浴槽で穏やかに眠っている父を見つけました。/父が俳優として恵まれた人生を送れたのも、皆さまとの出会いによるものだと感謝いたしております。/子どもの頃、長い間、父と会わないでいる時間がありました。私が俳優になってからは、先輩として、演技の師として、そして父として濃密な時間を過ごすことができました。/生前、親交を持たせていただいた方々、ファンの皆さま、心よりお礼を申し上げます。
=24日付中日夕刊『平幹二朗さん11年に滞在・公演 可児へ再び かなわず』『名古屋で最近も出演 父で先輩で演技の師』の記事のなかで。平幹二朗さんの長男で俳優の平岳大(たけひろ)さんの感謝のことば

【新聞テレビから】
☆『余震警戒の中初登校 鳥取依然15校に避難者』『「コナン館」再開急ぐ 地震知らず海外ファン来訪』、『宇野(昌磨=中京大)V フィギュアGP フリーもトップ』、『スネ夫の声25年余 肝付兼太(きもつき・かねた=声優、本名兼正=かねまさ)肺炎のため死去、80歳』、『大鵬の連勝止めた元小結羽黒岩死去=腎不全のため23日午前8時10分、宮崎県日南市内の病院で死去。70歳。大鵬の連勝を45で止めたことで知られる戸田智次郎(とだ・ともじろう)さん』、『平幹二朗さん11年に滞在・公演 可児へ再びかなわず』『名古屋で最近も出演 父で先輩で演技の師』、『三波春夫さんを再現ネットで称賛 本人そっくり音声合成自在 名工大など どんな曲も感情豊かに』、『貿易黒字2期連続 上半期 震災前水準上回る』、『〈匠地技 戸隠竹細工 長野①〉日常に生きる「用の美」 写真・内山田正夫 文・竹田 弘毅』(24日付、中日夕刊)
☆『会いたかったヨ 鳥取地震 小中で授業再開』、『西洋古典劇第一人者「ハムレット」平幹二朗さん死去 82歳』『〈評伝〉せりふで舞台に深み【濱田元子】』、『貿易黒字2・4兆円 上半期 震災前水準超す』、『化粧品の体験談 基準抵触 85% 広告「シミ薄く」「肌に張り」…感激続々 JARO(日本広告審査機構)ネット調査』『誇大広告苦情5年半で383件 国民生活センター』、『円、103円台後半 東証もみ合い』、『ダッカ事件を批判 ジャカルタ事件城崎被告に質問開始 東京地裁』、『40㍍先まで金属片 宇都宮爆発 高い殺傷能力』『通信機器扱い得意 元自衛官 ネットに事件示唆「炎上期待」の投稿』、『中西夏之さん死去 前衛芸術の旗手で脚光 81歳』(24日付、毎日夕刊)
☆『マツタケ減細る産地 日本一の長野温暖化で 松枯れ病拡大』、『小池政治塾 4000人応募』、『衆院2補選自民系勝利 東京10区若狭氏 福岡6区鳩山氏』、『安保法新任務を明言 首相「自衛隊 平和の守り神」 観閲式にオスプレイ』、『平幹二朗さん死去 82歳「蜷川マクベス」名演』『蜷川イズム後進に 平さん急死、舞台控え』、『公園で爆発3人重軽傷 宇都宮 72歳元自衛官自殺か』、『現代アート60万人満喫 あいちトリエンナーレ閉幕』、『富山知事に 石井氏4選』『岡山知事は伊原木氏再選』『志摩市長に竹内氏』、『★名流祭が閉幕』(24日付、中日朝刊)
☆『平幹二朗さん急死 82歳 俳優「王女メディア」』、『重体の中2死亡 鈴鹿集団暴行』、『衆院2補選自民勝利 東京10区若狭氏 福岡6区鳩山氏 共闘野党を倒す』『小池劇場かすむ自民 東京10区補選 民進「国政」で戦えず』、『高校生ら2000人 私学助成訴え行進 名古屋「かなえたい夢ある」』、『モスルIS抵抗激化 イラク軍 奪還作戦1週間』、『連続爆発3人けが 公園で元自衛官、自殺か 宇都宮』『青ざめる祭り客 現場の公園「テロかと思った」』、『■ファッション・公演ウイーク東京閉幕』、『容疑者と被害者顔写真取り違え 中京テレビ放送』(24日付、毎日朝刊)

十月二十三日
 「ハムレット」「リア王」「オセロ」など。数々の名演で知られた俳優の平幹二朗さんが亡くなっているのが、今夜見つかった。82歳だった。一人暮らしの東京都世田谷区内の自宅浴室で倒れていたところを午後6時半ごろに家族が発見、心肺停止状態だったという。くしくも劇団俳優座でデビューし60周年の年に、平さんは逝った。あの人も、このヒトも。まるで川の流れのあぶくのごとく消え去っていく。
 マツダスタジアムで日本シリーズの第2戦。広島がこの日も5―1で日本ハムに快勝。舞台は25日午後6時半からの札幌ドームでの第3戦に。

 衆院東京10区と福岡6区の補欠選挙が投開票され、東京は自民党前職若狭勝さん(59)が、福岡も無所属新人で鳩山邦夫元総務相の次男鳩山二郎さん(37)と、いずれも自民系が勝利。事実上の自民2勝に二階幹事長は「国民の期待に応えられるよう、政府と党が一体となり、がんばっていこう」と述べた。
 宇都宮城址まつりが開かれていた城址公園で爆発と車両火災があり、爆発の巻き添えにあった2人が重傷、1人がケガ。元自衛官、72歳の男の焼死体が見つかった。遺体ズボンポケットには運転免許証入り財布が。靴下には「命を絶って償います」との遺書が残されていた。
        ☆        ☆

 午後。舞が「いつだったか。確か新聞で目にしたとおぼえているが。最近、ジュンク堂書店で取り扱いが始まったチョット面白そうな感じのする〈文庫X〉を見てみたい。このへんの本屋さんでも、そろそろ始まってるのじゃないかしら。どんなだか知りたいので連れてってよ」というので市内の夢屋書店へ。
 あいにく〈文庫X〉は近々、搬入予定ですとのことだったが、店頭で立ち読みするうち、ついつい地元稲沢市出身の若手作家、飛鳥井千砂さんの「海を見に行こう」(集英社文庫)を手にしてしまい、購入していた。どんな筆致なのか。楽しみである。
 帰りに少しだけ畑〈エデンの里〉に寄って帰宅すると、玄関先に紙切れの伝言入りで柿と蜜柑が入った紙袋が。兄が玄関先に置いていったものと分かった。満96歳の母を連れ、名古屋から実家まで来たついでに寄ったものらしい。まさにひと足違いとはこういうことか。でも、「これも母が元気でいる証拠だ」と思えば少しは嬉しい気がする。

【きょうの一文・ことば】
「私の人生は『なため』そのもの」と語ったことがある。なためとは、山の道しるべとして木の幹に、なたで付ける印。「後から来る女性たちが、山を楽しみやすくするのが、私たちの役目」。田部井さんのなためをたどるように今、追いも若きもが各地の山々に登り遊び、にぎわいの花を咲かせている。 (共同・小池真一)
=23日付中日朝刊『先駆女性も頂きに 田部井淳子さん死去〈評伝〉清掃登山、環境保護 道しるべにも(共同・小池真一)』の記事から。抽出

【新聞テレビから】
☆『異彩北斎の西洋画? オランダ・作者不明6点 シーボルト目録に記述』、『南北10㌔断層が震源 鳥取中部地震、揺れ170回超』『鳥取中部地震自治体庁舎も損傷 備蓄品配布で混乱 名産ナシ落下』、『補助犬なお入店拒否も 清潔さ徹底管理知られず 受け入れ義務化14年 実地訓練の場 じわり増』、『田部井淳子さん死去 77歳女性初 エベレスト登頂』『先駆女性も頂きに〈評伝〉清掃登山、環境保護 道しるべにも』『中部の関係者惜しむ声 故郷福島の被災者支援』『「スケール大きな人」三浦雄一郎さん(84歳)』、『末期がん昨年判明 不明の妻遺体発見 高山 84歳殺害』、『大谷攻略 コイ先勝』、『湧き水だけで2週間、救助 奈良で遭難、島根県部長』、『高騰野菜 安くて助かる~ユニーが特売』、『経営会社に政活費120万円 事務所費名目 浅野岐阜市議が支出』、『〈サンデー版大図解〉世界の移民政策』(23日付、中日朝刊)
☆『〈東海百景〉秋の夜大輪の花=名港水上芸術花火が22日、名古屋市港区の名古屋港で開催された』、『〈Sストーリー〉ジャズ長い道のり――秋吉敏子さんの70年』『「一期一会」の演奏 86歳ジャズは私の人生 常に聴衆とデート』『鼓や謡を融合 私の音』、『横浜・患者中毒死事件1カ月 物証少なく捜査難航 延べ430人から聴取』、『カツ横流し解明なるか ダイコー会長ら26日から公判 契機や利益いまだ謎』、「ごみ屋敷」条例16% 大半高齢者対策進まず 主要市区調査』、『田部井淳子さん死去 77歳 女性初エベレスト登頂』『山と自然愛し抜き 被災者励まし続け 南極最高峰 共になごむ』(23日付、毎日朝刊)

十月二十二日
 かつて1975年に女性として世界でも初めてヒマラヤ最高峰のエベレスト(8848㍍)に登頂した女性登山家、あの田部井淳子さんが20日午前10時、腹膜がんで埼玉県内の病院で亡くなったという。77歳だった。合掌――

 日本シリーズ2016第1戦がマツダスタジアムで行われ25年ぶりに出場した広島(セ・リーグ優勝)が10年ぶりの日本一をめざす日本ハム(パ・リーグ優勝)に5―1で勝ち、先勝。この日先発した日本ハム大谷投手は制球に難があり6回3失点、逆に広島先発のジョンソンは7回途中1失点と踏ん張った。ファンは広島の黒田投手がいつ出てくるか、に注目しているが23日第2戦の先発は広島が野村、日本ハムが増井と発表された。
        ☆        ☆

 このところ少し気になっている加齢による体力低下をはねのけ各務原へ。社交ダンスのレッスンを受けるためだが、ここに参加している方々はミエちゃん、たなはしさん、そがべさん……と皆、感心するほど若々しい。きょうは、思いがけずマチコさんも久しぶりに顔を見せてくださり、どこか華やいだ空気に包まれた。
 ワルツ、タンゴ、ルンバと先生の教え方も基本にそって分かりやすく忠実でステップを踏めば踏むほどに全身が若返っていく気がした。途中、休憩時間にはダンス仲間からバナナやお菓子の差し入れまであり、なんだか小学時代の遠足気分にとらわれた。

 帰って。読書と執筆に集中。深夜から未明にかけ、各地に散らばる「熱砂」同人全員に次回のテーマエッセイ=テーマは〈嵐〉、400字詰め4枚=の締め切りが今月末に近づいている旨の連絡をメールで音信を兼ねて連絡する。

【きょうの一文・ことば】
「ダンテの『神曲』=13~14世紀の長編叙事詩。死後の世界を経験する壮大な物語=には、なんど読んでも新発見がある。こんなにも好奇心を満たしてくれる本はありませんよ」「人間、どこで失敗して地獄に堕ちてしまうのか。無駄遣い。うぬぼれ、やきもち。なまけもの。迷い。……。さまざまな悪魔たちが、目の前に立ちはだかるのにも皆それぞれ理由がある」「謎を解くカギは【ダンテのデスマスク】にある」
=22日夜CBC『〈世界ふしぎ発見!〉フィレンツェ・ミステリーツアー▽ルネサンス芸術に隠された暗号▽中世宮殿の驚きの秘密』の番組のなかで。光り輝く芸術の都・フィレンツェで、悪魔に魅せられた「インフェルノツアー」が、ダンテに描かれた神曲(地獄図)の一端を明かしてくれた 

【新聞テレビから】
☆『震源断層南北10㌔強 鳥取中部地震、140回超揺れ』『余震続き眠れぬ一夜 鳥取地震 避難疲れ、車中泊も』『長周期地震動 名駅混乱なし』、『〈民俗芸能 和をつなぐ国立劇場50周年㊦〉守る 被災地の舞 復興に助力』、『長谷川等伯 最年少仏画か 20歳前後、富山で見つかる』、『きらびやかに絵巻行列 京都で時代祭』、『「君の名は。」中国でもう海賊版 日本未発売DVDたった230円』、『「ディラン氏は無礼かつ傲慢」ノーベル文学賞選考メンバーが批判』、『東山動植物園動物人気投票 ◎ゴリラ◯ゾウ▲コアラ シャバーニ効果44年ぶり奪取か』(22日付、中日夕刊)
☆『3000人避難所で一夜 鳥取震度6弱屋根損壊 雨を警戒』『「余震で眠れず」被災者不安の朝 「長周期地震動」を観測』『サックスに感謝の旋律 ライブツアー再開 熊本地震で自宅全壊 プロ奏者』、『冬の使者が新潟に飛来』、『〈チェック〉難しい繁殖地道に準備 上野のゾウおめでた 無事出産なら同動物園初』、『ダムカード じわり人気 国交省企画 見学者に配布』、『風邪薬の成分「フルフェナム酸」ぼうこうがん転移抑制 北大チーム発表』、『ディラン氏は「傲慢」ノーベル賞選考メンバーが批判』『受賞者表記削除 ディラン氏サイト』(22日付、毎日夕刊)
☆『鳥取中部で震度6弱 M6・6 揺れ時間「熊本」並み 20人けが、2980人避難』『未知の地下活断層で発生? 』『「余震 いつ止まる」鳥取震度6弱 避難所不安な夜』、『接待漬け「感覚まひ」 三重・架橋贈収賄 4容疑者起訴』『入札価格「答え合わせ」「総合評価」発注者に裁量 名古屋のクラブなどでのやりとり』、『トヨタが燃料電池バス 来年発売 20年までに100台計画』、『人工知能で保育支援 名古屋の企業園児の体調チェック』、『牛舎ゴム管で首絞められる 高山・84歳殺害』、『ディラン氏サイト 「ノーベル賞」を削除 意図は不明』(22日付、中日朝刊)
☆『鳥取震度6弱 M6・6 西日本広く揺れ』『目の前で蔵倒壊 「感じたことない揺れ」 この地域で多い「横ずれ型」』『余震続き不安な夜』、『仏高速炉「半額負担を」 開発に5700億円 日本に要請へ』、『アジア大会へ政府支援要請 愛知県など』、『物価2%先送り検討 日銀黒田総裁下で達成困難』、『将棋連盟調査委設置へ 三浦九段のパソコン解析』『不当処分撤回を 三浦九段、再び反論』、『乳児死亡 保育士を逮捕 昨年12月 傷害致死容疑、否認 神奈川』、『「土人」発言隊員処分 大阪府警 「信用を著しく失墜」』(22日付、毎日朝刊)

十月二十一日
 午後2時7分ごろ、鳥取県中部の倉吉市と湯梨浜町、北栄町で震度6弱の地震が発生。気象庁によれば、震源は鳥取県中部で震源の深さ11㌔、地震の規模はマグニチュード(M)6・6と推定される。津波はなかったが、この地震で北栄町では住宅2棟が倒壊。鳥取、岡山両県と近畿の3府県で計20人がケガをし、鳥取全県で3000人前後が避難したという。また最初に起きた地震以降、22日午前零時までに震度1以上の有感地震が100回を越え、地元では不安が募っている。

 常日頃の不摂生もあってか歯の1部がどうかすると神経ごと吸い込まれるように痛み時折、頭にまでしみるので開院まもないすぐ近くの歯科医院へ。痛む部分の消毒をしていただくなどしたが、丁寧な診察と患者の立場にたった親切な対応にはいつもながら感心。医師たるもの、こうでなければ、とつくづく思った次第だ。医師の優しいことば1つで痛みがどこかに消え失せてしまい、不思議だなと思う。

 午後。最近、私が所属する「脱原発社会をめざす文学者の会」発行の冊子『OFF 言葉と想像力によって 第1号』紙面で発表した小説〈海に向かいて、―瞬き〉の作品中に登場する【トシコさん】のモデルになった女性宅へ。遅くなってはしまったけれど、小説誕生に至ったいきさつを報告させていただいたが彼女からは「さっそく読ませていただきます。仙台から、こちらに来てしまった私の辛く、せつない心情がどんなふうに描かれているのか、とても楽しみ。ごんたさん、がんばってよネ」とかえって温かい励ましまで受けたのである。
 彼女は笑顔で出迎えてくださり、小説以外にもいろんな話が出来、よかったなと思う。

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 東北の福島第1原発事故の放射能汚染被災地、浪江町ではいま、百万本のコスモスが満開である。除染で入れ替えた土地で花ひらいた見事な花々が〈かぜ〉たちに揺られている。中で男性が「でも、やはり秋になれば黄金色の稲穂が見られたらいいな、とそんな感じがしますね」の声。
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【きょうの一文・ことば】
「(伊勢志摩)サミットでの手づくりスーツアクセサリー、ラペルピンで真珠業界がひとつになりました」「やっぱり、お客さまの声を聞いてつくらなければ。1個でもいいですよね。きれいな真珠がついていれば(立神真珠養殖漁協女子部員)」「養殖・加工流通・販売が一体化しなければ。分業では、消費者の声が養殖業者までには伝わらない」
=21日夜NHK総合『〈ナビゲーション〉1粒百万円! 高級真珠セレブを魅了する輝き』のなかで。伊勢志摩の英虞湾沿岸部で真珠養殖に携わる人々の声から

【新聞テレビから】
☆『〈ドキュメント72時間〉海とホームだけの駅▽絶景!! 瀬戸内海に沈む夕日を眺めて見る夢は』(21日夜、NHK総合)
☆『祖父思いの小6 応援のミシン 本紙投稿に共感、女性寄稿』『一人で育ててくれて「ありがとう」』、『右上で激しい争い 天元戦第1局=三重県志摩市の「賢島宝生苑」で始まった』、『大鹿村トンネル同意 リニア、来月着工へ』、『介護職外国人大幅増へ 衆院委可決 技能実習に追加』、『廃家電で東京五輪メダルを 大府で産学官連携委発足』、『クリスタル広場オブジェ見納め 栄地下刷新 26日夜から撤去工事 来春から催事場に』、『比大統領「米と決別」宣言 北京で演説 貿易産業相は否定』、『不明の妻メモ「おゆるしを」 高山の84歳殺害』、『埼玉で20年前、名古屋でも今年殺人 自殺の容疑者書類送検』『5年ほど前に中川区に転居 被害者と同じアパート』、『公聴会26日に変更 TPP民共、衆院委は欠席』(21日付、中日夕刊)
☆『〈東海百景〉華やか20万本秋桜の迷路 日進』、『オバマ氏、トランプ氏批判 選挙結果発言「民主主義を冒とく」』、『英離脱「3月末通告」メイ首相、EU首脳に説明』、『サイト性別欄に「その他」 トランスジェンダーの就活後押し 運営会社の新入社員』、『外国人実習悪待遇に罰則 衆院委可決 企業監督強化「介護」も残留資格に』、『米、「離別」に不快感 比大統領の説明要求』、『サムスンスマホ 関空構内で発煙』、『6万3300㌔リヤカーで五大陸踏破 鳥取の35歳エクアドル到着「諦めずに一歩一歩」』、『■あすから正倉院展』(21日付、毎日夕刊)
☆『李鵬元首相 死去の報道 香港』、『トヨタ 電池自社開発 23年めどPHV(プラグインハイブリッド車)向け大容量』、『伊調選手「身引き締まる」国民栄誉賞』『〈2016年米大統領選〉最後の討論会も中傷合戦 クリントン氏優位保つ』、『竜1位は柳投手 ドラフト』、『中比首脳が会談=中比首脳は南シナ海問題に関し、対話再開で一致』、『北京日報代表団訪問 (中日新聞)本社会長らと懇談』、『電通3年前にも過労死 30代男性社員、労災認定』、『ミスター・ラグビー 早すぎた 平尾誠二さん死去 53歳、元代表主将・監督』『「彼が言うなら勝てると思えた」 代表で名コンビ朽木秀次さん』『恩師ら「ただ惜しい」』(21日付、中日朝刊)
☆『ハッピーバースデー「イケメン」 東山動植物園シャバーニ20歳』、『「地元球団うれしい」東邦高・藤嶋投手 中日5位指名 ドラフト会議』、『五輪ボート会場 海の森と長沼に絞る 東京都検討 彩湖外れる』『聖火リレー柔軟対応を バッハ氏に要望 森氏「被災地回りきれず」』、『首にコード 84歳遺体 殺人で捜査 介護した妻は不明 高山』、『中比首脳 仲裁判決棚上げ合意 南シナ海 対話再開』、『「身の引き締まる思い」伊調選手に国民栄誉賞授与』、『ドラフト 田中投手 5球団が1位指名』、『〈変革第1部①〉サントリー国際化 ビーム社買収で加速 社内に緊張感』、『稲沢市長死去 71歳・3期目途中=大野紀明(おおの・としあき)市長が20日、転移性脳腫瘍のため死去』、『電通3年前にも過労死 病死の30歳男性 労災認定』(21日付、毎日朝刊)

十月二十日
 プロ野球のドラフト会議が都内ホテルで開かれ、最速156㌔を誇る創価大の田中正義投手は広島、巨人、日本ハム、ソフトバンク、ロッテの5球団が1位指名して競合となったが抽選で工藤監督が引き当て、ソフトバンクが交渉権を得た。中日は東京6大学リーグで通算300奪三振を達成した明治大の柳裕也投手を1位指名し交渉権を獲得、まずまずの結果。リオ五輪のレスリング58㌔級で金メダルに輝き、女子個人種目で五輪史上初の4連覇を果たした伊調馨選手(32)=中京女子大(現至学館大)出=に首相官邸で安倍晋三首相から国民栄誉賞を授与。伊調選手は着物姿で式典にのぞんだ。

 米大統領選の第3回候補者討論会(テレビ討論)が19日夜(日本時間20日午前)、ネバダ州のラスベガスで開かれ今度こそは、と純粋な政策論争に期待が集まったのだが。クリントン氏がトランプ氏の女性蔑視発言やわいせつ被害に触れ「女性の尊厳を傷つけている。女性を軽んじている」と強く批判したのに対してトランプ氏は「女性たちの証言はうそだ。私は誰よりも女性を尊重している」と反論するなど中傷合戦の域を脱するには、ほど遠かった。討論会後のCNNテレビの世論調査では、クリントン氏勝利との回答52%がトランプ氏の39%を上回ったという。
        ☆        ☆

 午前中、社交ダンスのレッスンに。
 ルンバの1級の〈足〉を繰り返し先生から学んだ。ツー、スリー、フォア、ワンの体と足さばきを繰り返し、やっとこせと言おうか。ナントカ身と足のこなし方がわかってきた。言われてみれば、この体さばきは以前にも何度も繰り返し学んだはずなのだが。
 すっかり忘れそうになっていた。これも【加齢】のなせる仕業か。いやそうでもない、と自らに言い聞かせ今夜からお風呂上がりのステップ練習に加えることとし、さっそく始めた。

 昼間、この地方で長年英語教師を務められ、少女のころ、1945年5月14日に目の前で見た名古屋城空襲の物語を実録小説〈あゝ 炎の城〉(碧天舎)としても書かれた作家仲間のそのこさん(長谷川園子さん)と市内の喫茶店でお会いする。互いになかなか時間が取れず、久しぶりにお会いしたが、そのこさんからは「伊神さん、これ読んで」とここ半年がかりで書き上げられ、自ら厚紙で丁寧に閉じられた意欲作〈炎の川〉の元原稿(書き原稿)を渡された。
 はじめに、第一章(川=惣兵衛川=の由来、本書が目指すもの)、第二章、第三章、第四章、おわりに(百聞は一見に如かず、わたしにできること)といった史実に基づき書き進められたカチッとした内容で現在、市内の障害者施設の仲間たちの手で活字化が進んでおり、年内には1冊の本として誕生予定だという。
 いつもながら、彼女の奮闘努力ぶりには頭が下がる思いで帰宅した。話が長くなり、帰宅したときには舞が例によって、わが家に彼女なりの忍びの術を駆使して忍者さながらにわが家に強行突破(案の定、足に軽いケガをしていた。ほんとにいつも滅茶をするから、いけない。カギが今ふたりで1つしかないので、こうしたことになった。もっとも私からも事前に何度も電話したのだが。あいにく出ず、スレ違いの結果がこうだ。私が帰るのを待っていればよいものを)して【侵入】しており、ヒヤリとさせられた。

【きょうの一文・ことば】
「田中が先発だから球場へ行こうよ、と言ってもらえるような選手になりたいです」
=20日。プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)でソフトバンクが交渉権を得た創価大の田中正義投手が記者団の質問にこたえて

【新聞テレビから】
☆『〈最後のテレビ討論〉トランプ氏「日本は自国防衛を」 クリントン氏「核武装促し無責任」』『クリントン氏 「勝利」が52% CNN世論調査』『握手なく開始 結局非難応酬』、『東北人の魂奏でる 陸前高田 被災松 仏でバソンに』『丸ごと支援名古屋市が仲介』、『西之島 噴火後初上陸 東大チーム』、『平尾誠二さん死去 ラグビー神鋼V7司令塔 53歳』、『交流サイト被害889人 上半期最多 18歳未満女性が95%』(20日付、中日夕刊)
☆『〈東海百景〉高級珍味 秋の空が一役 尾鷲・カラスミ作り』、『核拡大抑止 新枠組み 米韓合意 北朝鮮念頭に協議』、『ミサイル再び失敗 北朝鮮 発射直後に爆発 韓国軍発表』『北朝鮮に抗議 日本政府』、『米大統領選最後の対決 クリントン氏討論会トランプ氏 三たび非難合戦』、『5カ月ぶり高値 東証』、『悪質訪問販売「やめさせる」詐欺逮捕 5容疑者 被害者狙い「代行費」』『相談多くは80代 契約理解できず』(20日付、毎日夕刊)
☆『高浜原発審査で過労自殺 関電課長 残業、月最大200時間』『原発費用総額30兆円に 本紙調べ 国民負担増 議論本格化』、『「生前退位」表現に「驚きと悩み」 皇后さま82歳に』、『カローラ50周年』(20日付、中日朝刊)
☆『陛下「退位」2018年の意向 数年前周囲に話す』『おことば「皇太子や秋篠宮と御相談」 皇后さま82歳「生前退位」に衝撃』、『個人病歴を一元管理 厚労省構想 医療効率化 20年度から 実現にハードル』、『五輪 被災地での開催提案 IOCのバッハ会長が安倍首相に、東日本大震災の被災地で2020年東京五輪の種目の開催を提案した』(20日付、毎日朝刊)

十月十九日
 六十年前の今日、日ソ共同宣言が調印された。だが、ロシアはいまだ遠い隣国だ。第二次大戦と冷戦という二重の意味の戦後処理を果たしたい。(19日付中日社説から)
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 かけがえのない船友からお土産でいただいた鎌倉と道後温泉(四国)の名酒と、JR新大阪構内の本屋さんにあったところを購入した織田作之助の〈夫婦善哉〉
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 大阪へ。
 かつて北回りの地球1周第76回ピースボートに乗船した時からの無二の船友と久しぶりに会って食事をするためで、蟹のコース料理を食べながら、ピースボートでの楽しかった話をはじめ地球温暖化問題や脱原発社会、ヴェトナムの現在、和歌山の温泉や鎌倉行などにつき、互いに思うままに語り合い、楽しいひとときを過ごした。話しのなかで2人に共通した華麗ならぬ〈加齢〉に話題が移り、健康第一でいきましょうよ、ということに。
 この友は、それこそ華麗かつ清楚、とても控えめで外部には決して自らの顔を出すことのない、どちらかと言えば謎めいたチャーミングで美しい女性で、私にとっては今や〈生涯の友〉も同然の存在といっていい。悪いものは悪いとズケズケ指摘してくださるところなど、妻の舞によく似ており、話していてもとても痛快というか、理にかなっており、勉強になっている。何より、いつも庶民感覚を大切にされている点がいい。

 この日は、このところ私が真剣勝負で小説執筆を始めた尾張生まれの信長の側室・吉乃に関する情報や資料があったら、どんなちいさなことでも良いので教えてくださるようお願いして別れたが、帰りは新大阪方面に行く御堂筋線の改札口までわざわざ送っていただけ心底、気心の知れあった友だち、いや妹のような感情にさえ、とらわれたのである。また会おう、と固く握手し別れた。
 
 帰りには鎌倉と道後温泉の名酒までいただき、どう礼を申してよいのやら。このうえは期待にこたえ、立派な小説を書くほかないナと固く胸にちかったのである。それにしても大阪は近い。きょうは、少しばかり強行軍ではあったが名古屋から1時間ほどで着くこの早さはいったい何奴なのか。

 それと、もう1つ。きょうは大阪駅近く阪急32番街28階レストラン街での待ち合わせ時間まで少し余裕があったので新幹線で大阪に着いたその足でJR新大阪駅構内の本屋さんへ。たまたま1冊だけあった織田作之助の〈夫婦善哉(めおとぜんざい)〉=新潮文庫=を購入、舞への土産として持ち帰った。舞が喜んだのは言うまでもない。

【きょうの一文・ことば】
 ただ今、無事に到着しました。おからだに気をつけて、執筆頑張って下さい。吉野(吉乃)さんの小説、楽しみにしています。
=19日夜おそく。私の携帯あてに届いた船友からの温かいメール

【新聞テレビから】
☆『仏原発5基検査 前倒し 日本の鍛造品強度に疑い』、『生前退位法案を来年国会に提出 官房長官が意向』、『ISから逃れた医師愛院大に 戦乱故郷の子救いたい 口唇口蓋裂の治療法学ぶ』、『渡辺(守成)氏国際体操連盟会長に 五輪競技94年以来の日本人』(19日付、中日夕刊)
☆『超音速 翼よ再び コンコルド 引退13年 米社、開発に挑む NASA(米航空宇宙局)と研究 20年代商用化へ』『中国宇宙船ドッキング 2飛行士、実験室入り』、『生前退位 法案通常国会目指す 菅官房長官が表明』(19日付、毎日夕刊)
☆『IOC(国際オリンピック委員会)交え費用協議へ 五輪会場 都知事「月内に結論」』『ボート韓国開催情報入り乱れる』、『自民、憲法議論の促進狙う 改憲案封印 27日にも審査会再開』、『北方領土帰属こだわらず 政府検討「返還」を「引き渡し」に』、『三菱重工が「クラスター」設立へ MRJ(国産旅客機、三菱リージョナルジェット)エンジン量産見据え 中小メーカーで集積組織』(19日付、中日朝刊)
☆『2島譲歩「軍事面考慮」 60年前の日ソ共同宣言』、『中比、南シナ触れず 共同声明案 友好関係強調』、『東京五輪 IOC、会場見直し関与 都、組織委、政府 4者作業部会』、『「公共財の責任」決議 新聞大会 本紙記者ら表彰』(19日付、毎日朝刊)

十月十八日
 午後。愛用の横笛を手にして名鉄と地下鉄鶴舞線を乗り継いで、名古屋へ。いまはもう秋。すっかり秋で人びとの顔もどこか弾んで見える。
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 過去、日米通算203勝をあげたプロ野球広島の黒田博樹投手(41)が22日開幕する日本ハムとの日本シリーズを前に、この日引退を表明。「みんなの力でセリーグ優勝を経験し最高のシーズンを送れ、悔いはない。昨年、広島に帰ってきてたくさんの声援をもらった。日本一で恩返ししたい」と語った。
 広島といえば、いま戦時下の暮らしが描かれたアニメ映画〈この世界の片隅に〉(こうの史代さん原作、片渕須直監督)が話題になっている。広島と呉を舞台に、食糧難や空襲、原爆投下などの苦難を乗り越え、助け合って生きてゆく人びとの姿が感動的で胸を打つ。

 イラク政府軍による奪回が始まったモスルで北部モスル周辺の20の村を過激派組織「イスラム国」(IS)から奪取した、とイラク北部クルド人自治区の治安部隊「ペシュメルガ」。19日夜(日本時間20日午前)、ネバダ州で開かれる米大統領選挙の最後の直接対決となる第3回候補者討論会を前に、中傷合戦ばかりではなく今度こそは政策論争を、の声が米国民の間で高まっている。
 こうしたなか、前回テレビ討論会の席上、ひとりのアメリカ人、カール・ベッカーさんが2候補にぶつけた【あなたが相手候補で尊敬するものは】の質問が話題となっている。クリントンさんはトランプ氏の家族のすばらしさを、トランプさんはクリントン氏のどこまでも追い求める不屈の政治家魂をあげ、討論を見守る全米国民をホッとさせたーというのだ。
 あげ足を取るばかりでなく、相手のよい点を認め合うことの大切さをカール・ベッカーさんは教えてくれた。さて次回は、どんな討論会になるのか。実りある政策論争を期待したい。世界が注視している。

【きょうの一文・ことば】
「引退を本気で考え始めたのはセリーグ優勝が決まってから。選手では新井だけに伝え、『もう1年やらないのですか』と言われましたが自分の意志は固く、彼も納得してくれた。引退表明は、日本シリーズが終わってからとも思いましたが。次の登板が最後になるかもしれない、とおもいその前にチームメートや応援してくれたファンの皆さんに自分の口で伝えなければ、という気持ちになりました。」
=19日夜。広島市内のホテルで行われた引退記者会見で。黒のスーツに青色ネクタイ姿で登場した広島の黒田博樹投手は、こう述べた

 もともと僧院内部は外部の者が想像するような、一点の曇りもない、聖なる精神空間ではない。本人がのちに言ったように、当時の禅寺はむしろ俗世のよごれにまみれていた。水上勉が十九歳で意を決して寺を飛び出したのは、世俗生活に対する未練もさることながら、宗教の権力による腐敗に対する失望もあった。ただ、一方では、少年期に仏門に入ったのだから、仏教はいや応なしにその精神形成に濃密な陰影を落としたのも否めない。
=18日付中日朝刊『〈人生のページ〉水上勉の仏教回帰と作風の変化――張競㊤ 苛烈な人生 少年期、宗教に失望』のなかで。張競(ちょう・きょう)さん、明治大教授(比較文化学)

【新聞テレビから】
☆『平和 想像してごらん シカゴ オノ・ヨーコさんオブジェ』、『「核のごみ」処分場候補地「適性」色分け地図見送り』、『「ジュバは落ち着いている」南スーダン56人死亡で稲田氏』、『イセタンストアが開店 中部空港国内線 出発エリア』、『自民、改憲草案棚上げ 首相発言修正 憲法審議論狙う 推進本部会合』、『電通子会社5社も調査 過労自殺、厚労省立ち入り』『取り組んだら殺されても放すな 電通社員手帳に「鬼十則」』、『高松高裁は「合憲」 参院選・一票格差「合区やむを得ず」』、『六法カタカナ消えます 商法も口語体に統一』、『ボート韓国開催も IOC検討 海の森建設中止なら 東京五輪』『「国内が前提」松野文科相』、『ヒトラーの生家 強制収容、取り壊しへ』、『貸し切りバス5年更新制 軽井沢事故受け 改正案を閣議決定 罰金、100倍1億円に』、『MRJ米で試験飛行開始』、『魂の造形 命伝える がん闘病 常滑の陶芸家作品展』、『★新聞大会が(山形市で)開催』、『国会議員85人 靖国集団 参拝』、『〈大波小波〉「狩りの時代」に抗う』(18日付、中日夕刊)
☆『ディランさん 本人へ連絡断念 ノーベル文学賞 アカデミー』、『みつかったぜ ベイビー 97歳キャリーさん驚き 90年前の米無声映画 フィルム』、『ためらわず声かけを 視覚障害者ホーム 転落相次ぎ』、『北朝鮮を「強く非難」ミサイル発射 安保理が報道声明』、『電通子会社にも臨検 過労自殺で労働局』、『旧日本軍731部隊詩に「罪忘れぬため」歌う 名古屋 合唱「悪魔の飽食」公演へ』、『伝統「切子」受け継ぎ奉納 山梨・南アルプス市の紙細工 小学生、精緻さ大人顔負け』、『震災助成悪用実刑判決 大阪地裁 6億円詐取の男に(懲役6年)』、『架空口座使い詐取容疑 男逮捕 犯罪ツール 販売か 警視庁』(18日付、毎日夕刊)
☆『生前退位8論点提示 有識者初会合 一代限り特別法軸』、『天守閣本当に閉鎖? 名古屋城復元構想 年170万人 入場 時期、範囲 具体案まだ』、『邪馬台国時代の大型建物 彦根・稲部遺跡 国内最大級の鍛冶工房も』、『展示の小鳥は「譲渡禁止」トリエンナーレ ずさん管理また発覚』、『「自殺生徒が被写体」賞撤回 青森の団体 父は写真公表「笑顔だった姿見て」』、『高裁金沢支部も違憲状態 一票の格差 7月参院選で2件目』、『カゴメ女性役員 50%以上目標に 現在7%、20~25年間で』(18日付、中日朝刊)
☆『噴火時 原発に停止基準 規制委検討 予兆をとらえ対応』、『知事選連敗 与党に動揺 再稼働・TPP 地方の反発警戒』『衆院選へ原発争点化 共産・自由・社民 民進は及び腰』、『新テストは 1月実施 記述式は大学採点 文科省方針』『〈解説〉私大が採用回避も』、『3世紀 滋賀に大鉄器工房 稲部遺跡「魏志倭人伝」記載の勢力か』、『「ヨシキモノ」さっそうと ファッション・ウイーク東京』、『生前退位 有識者会議が初会合 おことば 切り離し議論 座長に 今井氏』、『五輪 整備費 都、IOCに虚偽報告 ボート会場 251億円を「98億円」』『〈解説〉他施設の試算も疑問【柳澤一男】』(18日付、毎日朝刊)

十月十七日
 天皇陛下の生前退位を巡る有識者会議の初会合が官邸で開かれた。この席で「国家の基本に関わる極めて重要な事柄だ。予断を持つことなく審議していただき国民のさまざまな意見も踏まえ提言をまとめるようお願いしたい」と安倍晋三首相。議事の内容は毎回官邸のホームページで公開していくというが、陛下がご高齢なだけになるべく早い段階の結論に期待したい。
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 早朝。どしゃぶりの雨のなかを舞と一緒に近くの指定不燃物収集場へ。
 久しぶりにふたりとも透明のカッパに身を包んでの出陣とあいなった。そういえば、この出陣カッパは1昨年の〈広島原爆記念の日〉に千羽鶴を手に原爆慰霊祭に出席した折、当日朝、すごい雨にたたられ、急きょ広島市内のコンビニで手に入れた忘れ得ぬカッパだったが、きょうは本当に私たちのために役立ってくれた。礼を言いたい。
 その雨も昼過ぎにはすっかり上がったが、彼女はその後愛用の自転車荷台のヒモが輪っぱにからみついてしまい1時身動きできなくなる、などアクシデントにも襲われた。(この輪っぱ事件は幸い、お店近くにある自転屋さんに自転車本体を緊急入院させ、まもなく退院。通常の自転車生活に戻ったのである)。

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 イラクのアバディ首相がテレビ演説でチグリス川沿いにあるイラク北部最大の都市、モスルの奪還作戦開始を宣言。モスクは過激派組織「イスラム国」(IS)がイラクで最大の拠点とする都市で、米軍主導の多国籍軍も空爆による支援を本格化、対IS掃討が重大局面を迎えている。
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【きょうの一文・ことば】
 私は学生時代、憲法の講義で象徴とは旗のような存在だと説明を受けた。天皇であることが重要であり、そのため天皇の務めについてあまり突っ込んで考えてこなかった。陛下の思いを聞き、象徴天皇とは能動性が必要なのだと認識した。私は当初、陛下から退位の話を聞いたとき、反対の意見だったが、公務を代わって務める摂政ではだめだという思いも理解できた。
 有識者会議では退位後の立場や、次の天皇と退位した天皇の関係など議論すべき課題がたくさんある。陛下のおことばからは、築き上げた象徴天皇の務めを皇太子さまにも引き継いでほしいとの思いも読み取れ会議では将来的な象徴のあり方についても方向性を出すべきだろう。陛下は「平成30年」を節目のように語っており、議論に長い時間を費やすことも難しい。
=17日付毎日朝刊『〈考 皇室 私の意見①〉将来像示す議論を 三谷太一郎東京大名誉教授』の記事のなかで。三谷教授の意見から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『サンマやっと庶民の味方に 北海道で水揚げ回復』『台風、日照不足で出荷量減少 野菜高騰我慢の秋 レタス、ニンジン 価格2倍に』、『「現状、再稼働認めぬ」 新潟次期知事「理性的議論を」』、『中国、有人宇宙船 6度目打ち上げ 宇宙実験室と結合へ』、『イラク、IS拠点 奪還作戦 モスルで開始 最大規模の軍事行動』、『春日井消防 救急車盗難 市内で発見 キー付けたまま待機』、『元組員ら介護報酬詐取 愛知県警 60万円、4容疑者逮捕』『返還請求年間5億円も 後絶たない不正』、『〈大波小波〉ボブ・ディランの受賞(出平)』(17日付、中日夕刊)
☆『ファッション・ウィーク東京開幕』、『「再稼働、現状認めず」新潟次期知事 議論には含み』『東電が会談要望 東電株が急落』、『「生前退位」巡り 今夕、有識者会議』、『TPP(環太平洋パートナーシップ協定) 審議本格化 衆院特別委 首相「将来に必要」』『「対露交渉を前身」首相が重ねて意欲』、『クフ王ピラミッド 隠れた空間確認 名古屋大が参加』、『何でも食べると認知症リスク減 国立長寿研調査』、『2被告危険運転否認 北海道5人死傷「共謀していない」 札幌地裁初公判』(17日付、毎日夕刊)
☆『海を渡る山車 勇壮に三谷祭 蒲郡』、『新潟知事に再稼働反対派 野党推薦米山氏 現職の路線継承』『「推進派と真摯に話す」米山氏』『岡崎市長に内田氏再選』、『北朝鮮ムスダン発射失敗 米韓演習対抗? 直後に空中爆発』、『乳児液体ミルク解禁へ 政府検討 災害断水時に利点』、『〈ニュース前線〉じいちゃんの宝継ぐ 熊本地震で阿蘇に移住し就農』『涙をこらえ前を向く「本震」半年 遺族ら追悼』、『スペイン映画祭「君の名は。」受賞 アニメ部門最優秀賞』、『★名古屋四季劇場が開幕』(17日付、中日朝刊)
☆『〈考 皇室 私の意見①〉将来像示す議論を 三谷太一郎東京大名誉教授』、『新潟知事に再稼働反対派 米山氏 安倍政権に痛手』『「再稼働 ノーと言える」 新潟知事選 支持者、喜びに沸く』『〈解説〉原発政策に影響【米江貴史】』、『北朝鮮ミサイル失敗 韓国軍発表 発射直後に爆発』、『全盲男性線路に転落 特急にはねられ死亡 大阪・近鉄線 ホーム先端幅狭く』『ホームドア 設置費用で壁』、『〈東海百景〉ヒロインは名古屋出身 四季劇場こけら落とし』、『〈オピニオンopinionメディア〉テロリストの氏名 実名・匿名で割れる【フランスの容疑者報道】』『中日新聞月内にも外部検証公表 連載記事削除問題 指摘後の対応に問題』(17日付、毎日朝刊)

十月十六日
 日曜日。わが家の愛猫シロちゃんには、家のなかの空気でナントナク、きょうはみんな休みでくつろいでいる、ということが分かるらしい。デ、最近私と舞が外出した際に心ばかりの土産物として持ち帰った大阪・通天閣のピリカンさんと木曽三川公園で手に入れた河童の縫いぐるみを従え、グーグースゥースゥーと高鼾。なんともスヤスヤと気持ちよさそうに寝入る姿には、こちらまでが眠けを誘われた。家人がそろっているので、どうやら安心しているらしい。
 天下泰平、幸せとは、こういうことか。午後のひとときを充て、私たちの畑〈エデンの東〉へ。まだまだ早い気がする柿をふたりで少し切り取ったが、ことしは昨年の出来に比べたら劣る気がする。柿も年によっては、良かったり悪かったりするようだが「なるほど」と合点したのである。でも、たとえわずかでもこうして収穫できることは有り難いことだと感謝しなければ。

 新潟知事選が投開票され無所属新人で共産、自由、社民3党推薦の医師米山隆一さん(49歳)が自民、公明両党推薦の前市長森民夫さん(67)ら無所属の3新人を破り初当選した。米山さんは東電柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な立場を鮮明にしているだけに、どこかホッとする。再稼働には知事の同意が必要だけに、政府や東電が推進する再稼働の難航は必至といっていい。愛知県岡崎市長に無所属の現職内田康宏さん(63)=自民、民進、公明推薦=が再選。
 パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージの第5戦が札幌ドームで行われ、日本ハムがレギュラーシーズン2位のソフトバンクに7―4で逆転勝ち、対戦成績を3勝2敗とし、リーグ優勝によるアドバンテージを加え4年ぶり7度目の日本シリーズ進出を決めた。指名打者で先発していた注目の二刀流、大谷投手は9回に登板、自身の持つプロ野球最速を更新する165㌔を連発し抑えた。

【きょうの一文・ことば】
 自分から進んでやる、創造性ある研究こそが大切。面白い仕事だということを、もっともっと徹底させなければ。日本では、いい研究をそれなりに評価しているかどうか、ですね。
=16日のNHK総合テレビとラジオの『〈日曜討論〉 ノーベル賞日本人が3年連続受賞 研究者をどう育てる?』の番組のなかで。自らもノーベル物理学賞の受賞者である物理学者江崎玲於奈さん(91歳)の熱き思い
※江崎さんは半導体のトンネル効果発見の功績が認められ、1973年(昭和48年)日本人としては4人目となるノーベル賞を受賞した。

「ボクらは生きて。信じないと。そして。愛さなければいけない。うそじゃない」「人間が人間であるかぎり。戦争がなくなることはない。今は平和だが。戦いへの備えはしておかなければ」
=16日夜NHK総合テレビ『〈ドラマ戦争と平和〉華麗! 宮廷での舞踏会 アンドレイに新たな恋』の中で。ピエールたちの会話から

【新聞テレビから】
☆『〈ドラマ戦争と平和〉華麗! 宮廷での舞踏会 アンドレイに新たな恋』(16日夜、NHK総合テレビ)
☆『天皇陛下6年前に譲位意向 「80歳めど」 参与会議で 健康懸念、摂政設置は難色』『大正天皇ら念頭』、『幻想長良川 また来年』、『松本さん平壌で入院か 拉致被害者 韓国団体が明らかに』『日本政府にも情報 慎重に真偽見極め』、『浜岡協力金40億円超 研究者が論文 中電「モノ」も提供』、『指針7倍の水銀調査へ 豊洲地下 専門家会議が初会合』、『幼児薬 米で10人死亡か ホメオパシー当局調査』、『「中国民主化のため」弾圧覚悟18人立候補表明 北京の区議選 共産党推薦受けず』『米人権団体が発表 天安門「最後の受刑者」出所へ』、『仏大統領連帯呼び掛け テロ3カ月ニースで追悼式典』、『「何でもそろう、つい買っちゃう」 江戸時代も 近江商人は「コンビニ流」 格安日野椀売りルーツ』、『強殺容疑者、資産把握か 一宮 被害者 内縁妻に金貸す』、『〈サンデー版大図解〉映画館最新事情』(16日付、中日朝刊)
☆『若き井伏 表現への苦悩つづる 親友への書簡162通 「魂ゆりうごかすもの書きたい」』、『おことば昨年4月原案 宮内庁 参与らに提示』『生前退位 あす有識者会議』、『〈Sストーリー〉 つながる力 支えに――大阪・西成こどもの里』『「安心できる居場所」「こどもの里」の36年』『困難の中生き抜く 無言の訴え気付いて』、『イラクでテロ35人死亡 バクダッド ISが「犯行声明」』、『保育士補助実態とズレ 東京都内1205保育所 株式会社運営 人件費 国の想定以下』、『五輪ボート会場移転 宮城知事 組織委に反論「費用の削減可能」 小池都知事「長沼」視察』、『患者の意思終末期でも 救急延命の情報共有 厚労省支援へ』、『熊本地震 生涯見舞金認定1件 申請17件 制度浸透せず』『復興願う大輪』、『〈東海百景〉大須にラクダ 江戸時代風』(16日付、毎日朝刊)

十月十五日
 ノーベル文学賞の受賞が決まったシンガーソングライター、ボブ・ディランさんが13日、米西部ラスベガスでコンサートを開き会場には第一声を聞こうと大勢の報道陣らが詰めかけたが、ディランさんは受賞決定についてはコメントしなかった。ステージに現れたディランさんは約2600人を前に代表作の〈風に吹かれて〉など17曲をピアノやハモニカの演奏を交えて熱唱したが、ファンに語りかけることはなかったという。

 プロ野球クライマックスシリーズファイナルステージ――この日、第4戦がセ、パ両リーグともに行われ、セは広島がDeNAを8―7で下し対戦成績を3勝1敗としてリーグ優勝のアドバンテージを加え25年ぶり7度目となる日本シリーズ進出を決めた。パはソフトバンクがリーグ優勝した日本ハムに5―2で勝ったため対戦成績は2勝2敗に。16日の第5戦に日本ハムが勝つか引き分けると日本シリーズ進出が決まる。

 きょうはサンポーニャの練習に始まり、図書館、小説執筆のための関係者への取材……と走り通しの1日となった。昼食を食べ損なってしまい、失礼とは承知しつつ取材の席でオムライスをたべる慌ただしい時が過ぎていった。このうち、サンポーニャはこのところ他のこととバッティングしたりしてレッスンも途絶えがちだっただけに、少し心配だったが、♪サンタクルスの花と♪FIESTAAYMARAに新たに挑むことが出来、自分なりに納得。歩みはおそくとも少しずつマスターしていけたらいいな、と。そう思っている。それにしても、めまぐるしい1日が矢の如く過ぎ去っていったのである。

 人間、いくつになっても誰とて何かを自分に課せれば、当然、負担を強いることになる。そうして、それぞれがそれぞれの夢に向かって進むのである。

【きょうの一文・ことば】
「ライバルの語源?」とアヤコは聞き返した。
「ええ、ライバル」
「さあ、知らないわ」
「じゃあ、教えますよ。英語のRival(ライバル)の語源は、ラテン語のRivalis(リ―ワ―リス)。『同じ川の水利用をめぐって争うもの』っていう意味なんです。……つまりライバルって言葉は、水の奪い合いから生まれた言葉ってことです」
「水の奪い合いから生まれた言葉……」
 田岡の説明を聞きながら、アヤコはなぜか心が浮き立ってくる。
 理由は分からない。ただ、まだ何かが終わっていない。自分にはまだちゃんとライバルがいるという思いが強くなってくる。
=15日付の中日夕刊連載小説『ウォーターゲーム  256(吉田修一作 下田昌克画)』
から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『ラクダのお通り 大須沸く』『名古屋を鳴かすエイエイオー! 英傑行列出発』、『ゆるキャラ出陣! 彦根でイベント』『代替フロン85%削減 議定書会議で合意 先進国36年までに』、『ノーベル賞への登竜門!? 名古屋メダル 脚光 今年の化学賞2氏も栄誉』、『豊洲国指針7倍の水銀 建物地下空間の大気から』、『熊本地震半年 おふくろ亭再会の味 大けが 61歳女性 「集う場を」』『47の命追悼 熊本市慰霊祭』、『預貯金「遺産分割」対象に 最高裁判断へ 生前の援助含め配分』、『クマに襲われ2人死傷 長野・安曇野 飼育の檻 扉開く』、『〈大波小波〉何が技術者をゆがめるのか(技師)』(15日付、中日夕刊)
☆『福島・楢葉でサケ漁始まる』『僕が見たTSUNAMI 宮城の17歳 世界の高校生に体験語る 「世界津波の日(11月5日、国連制定)」来月高知でサミット』、『〈チェック〉国有「新名所」次々に 積極開放が好評 迎賓館半年で45万人』、『●eye熊本地震 まだ動かない心の針』、『冥福と復興祈る 熊本地震 半年慰霊祭』『車中泊の疲労想像以上 母亡くした冨永さん無念』、『NY円104円前半』、『代替フロン85%削減 締約国大筋合意 先進国36年目標』、『恋人ライン返信5時限界 正午発信し既読 いらだち調査 家族や友人は夜9時』、『映画館ない聖地で「君の名は。」 舞台の飛騨市来月上映会「ぜひ見たい」の声受け』、『大統領の投稿リツイート ディランさん』、『蜷川監督後継に吉田鋼太郎さん シェークスピア作品』、『留置人の15万円ネコババ 栃木県警 容疑の警部懲戒免職』『桑名で木材工場火災 1人搬送 民家など計10棟焼く』(15日付、毎日夕刊)
☆『出現 光の大地 なばなの里』、『ノーベル賞決定後 初コンサート ディランさん語らず』、『合区導入でも違憲状態 一票の格差 7月参院選 初判断 高裁岡山支部「是正不十分」』、『一宮女性殺害 知人男逮捕 強殺容疑、財布など奪う』『容疑者 被害者友人と同居』、『死亡女性両頬にあざ 新城遺棄 容疑者、日常的に暴行か』、『悲しみの黒=13日に死去したタイのプミポン国王の遺体は14日、バンコク市内の病院から王宮に搬送され、車列を見送る多くの市民で道路は埋め尽くされた』『ほほえみ交流遺志受け継ぐ プミポン国王ゆかり 覚王山日泰寺』、『長時間労働 常態化か 電通立ち入り 悪質なら立件も』『過労死・自殺高止まり 防止対策法施行から2年』(15日付、中日朝刊)
☆『ディランさん 決定後初ステージ 受賞には触れず淡々 ソニー株最高値』、『有識者会議 負担軽減から議論 生前退位 特別立法も論点』、『鎮魂の祈り 熊本地震半年』、『新入社員自殺 電通本支社 立ち入り 労働局 長時間残業 横行疑い』、『職安 不正支給9200万円 日雇い「あぶれ手当」全国計114人分 検査員調査』、『1票の格差 7月参院選「違憲状態」 高裁岡山支部 合区でも不十分』、『一宮 女性強殺容疑者を逮捕 愛知県警 知人の57歳男』(15日付、毎日朝刊)

十月十四日
 このところ急に肌寒くなってきた。自然は不思議だ。物言わずして、ニンゲンをはじめとした生きものたちをコントロールしている。今宵も美しい月が頭上から私たちに笑顔を降り注いでくれている。それは生きとし生きるもの皆すべてに対する応援歌か。
        ☆        ☆
      
 熊本地震の発生から半年。被災地熊本県では最大震度7に2度襲われた益城町など各地で犠牲者の冥福を祈る姿が目立った。広告の大手・電通で女性新入社員(当時24歳)が昨年12月25日に都内の社宅から投身自殺、ことし9月に労災認定された過労自殺で東京労働局が実態解明のため立ち入り調査、悪質な違法行為があった場合は刑事事件として立件も検討するという。

 能登・七尾を代表する老舗旅館〈さたみや〉さんの佐田味良章さんから思いがけず、国産りんご酢とはちみつ酢使用のドレッシング〈とろみ焙煎ごま〉なる貴重なつけダレが届き、夫婦とも感激。佐田味さんは忘れもしない、今から30年ほど前、能登に在任してまもないころ、七尾青年会議所と新聞社共催の海の詩(うた)全国公募で共に駆け回った仲間たちの1人である(当時、佐田味さんは七尾JC教育青少年委員長)。それだけに、懐かしい顔が目の前に浮かび、とても嬉しく感じた。
 中に1通の手紙が入っており「前略。その後 お元気のことと存じます。(略)七尾ロータリークラブの会長、市民憲章推進協議会の副会長(全国大会が七尾で開催され、その大会部会長)、大手町の町会長の職務が重なり、…やっと一息つき、ふだんの自分に戻りつつある状況です」とあった。やはり、温厚な人柄で包容力があり、人格識見ともに優れた佐田味さんのこと、いつも社会のリーダーとして活躍されていることに嬉しさを感じたのである。

 きょうは、ほかにもチョットよい話しが。舞あてに新潟県魚沼市の宮冬二記念館から1通の書状が舞いこんだのだ。なんと第22回宮冬二記念館全国短歌大会で彼女の短歌が【秀逸】に選ばれたのに伴う表彰式(11月12日。魚沼市の宮冬二記念館近く堀之内公民館大ホール)への出欠席の案内状だった。舞といえば、俳句のイメージだが短歌も相変わらず続けていたのかと、どこかホッとした。彼女の短歌で記憶にあるといえば、かつて長谷川等伯賞に輝いた時の喜びと感激は覚えているのだが……。
 魚沼は遠いが、「おコメがおいしいところなので行ってみたい気もする」とは舞の弁。もしも行くのなら私も護衛を兼ね付き添いとして行きたく思っている。

 入選作は、ちと奇抜な、男たちへの挑戦状ともいえる次の1首だった。
♪どこまでも水平線 男とはなべてめんどうな生き者よ

【きょうの一文・ことば】
「お心を傷つけた方々には、心底お詫びします」「今も世界の趨勢に遅れ、死刑制度をつづけている我が国の政府に対して、人権擁護の立場から発した意見であった」「これまでも私は文学者としても出家者としても被害者のために論じ行動してきている」「誤解を招く言葉を94歳にもなった作家で出家者の身で、口にする大バカものこそ、さっさと死ねばいい」
=14日付中日夕刊『死刑廃止を巡る発言 瀬戸内寂聴さん謝罪』の記事のなかから。
※瀬戸内さんは死刑廃止を巡る日弁連のシンポジウムで「殺したがるバカどもと戦ってください」とメッセージを寄せ、犯罪被害者支援の関係者から批判が出ていた。瀬戸内さんは14日付朝日新聞朝刊に掲載された自らのエッセーでも謝罪した、という。

【新聞テレビから】
☆『〈熊本地震から半年〉 山と生きる阿蘇の誇り 噴火も観光に打撃 復興支援ツアーをPR』『復興への誓い新た 被災地で犠牲者追悼』、『ボブ・ディランさん「文学賞」 祝福と異論交錯「文学者の機会奪う」 ファン「最高の詩人」』『書店に特設コーナー 栄』、『傘下企業がCDソニー株に買い 一時年初来高値』『CD注文殺到、増産へ』、『★御料牧場で一般見学会』、『過労自殺電通に立ち入り 厚労省労働局 労働環境調査へ』、『死刑廃止を巡る発言 瀬戸内寂聴さん 謝罪』、『ソフトバンクがIT基金 サウジ系参加、10兆円規模』、『界面活性剤検出されず 大口病院、他の入院患者から』『一宮の女性強殺の疑い 県内の男逮捕へ』『市に生存装う説明 新城遺棄・容疑者「女性は知人宅に」』、『鉄パイプ落下男性死亡 六本木、マンション工事中』、『成長ムコドノ猿満な日々 脱走劇4年 9匹の父/けんかも仲裁 東山動植物園』(14日付、中日夕刊)
☆『ディランさんノーベル文学賞 歌の力日本にも 音楽家ら称賛 1度だけの握手今も忘れられぬ』『ファンら詰めかけ 米のコンサート会場』『「大好きな詩人」 米大統領も祝福』『ディランさんに文学賞 村上作品に最注目 小説に歌影響受ける レコード店にコーナー』『「文学か否か」賛否「選考は失態」「ビートルズにも賞を」』、『熊本地震半年 祈りの朝 寂しさ癒えず』、『ソフトバンクが10兆円ファンド サウジ政府系と』、『元副支店長自宅に3億円 三井住友銀詐欺「将来に備え残す」』、『五輪特別機お披露目=2020年東京五輪・パラリンピックの国内スポンサーで上から2番目の「オフィシャルパートナー」契約を結んでいる全日空と日本航空が14日、東京・羽田空港の格納庫で大会公式エンブレムをあしらった特別塗装機をお披露目した』(14日付、毎日夕刊)
☆『熊本地震から半年 避難所に依然205人』、『ボブ・ディランさん 文学賞 ノーベル賞、歌手で初』『新たな詩的表現を創造 授賞理由』『戦争、差別に歌で抵抗』『発表にどよめきと拍手』『勇気もらった魂の言葉 「フォークの神様」受賞に歓喜』『日常をメッセージに やっとまっとうな賞に』『彼がいたから今日がある 日本の歌手祝福 選定委員会ロックだな』、『プミポン・タイ国王死去 88歳 在位70年 国民に影響力』『「王様いつも心の中に」タイ国王死去 名古屋でも悼む声』、『「清正を大河に」NHKに要請へ 大村愛知知事』(14日付、中日朝刊)
☆『出光・昭和シェル合併延期 期限定めず 創業家説得継続』、『ボブ・ディランさんノーベル賞 文学賞 歌手で初「新たな詩的表現」』『反戦歌詞で訴え 混迷の時代表す ディランさん ノーベル文学賞』『「今も現役に祝福」 「音楽形態覆した」「飛び抜けた存在」』『「悪漢」常に文化の先端』、『プミポン国王死去 タイの支柱在位70年 88歳』、『栄の小便小僧に本場の衣装 除幕式にベルギー王妃』、『70歳以上 振り込み制限 岡崎信金 詐欺被害防止で全国初』、『過積載「厳罰」5件のみ 会計検査院改善要求へ 高速道3社悪質違反は1万件』(14日付、毎日朝刊)

十月十三日
 スウェーデン・アカデミーが13日、2016年のノーベル文学賞を米国のシンガーソングライター、ボブ・ディランさん(75歳)に、と発表。「反戦や人種差別への抵抗など数多くの歌詞により、米国音楽の偉大な伝統のなかに新たな詩的表現を創造した」というのが受賞理由で、米国人の文学賞は1993年の黒人女性作家トニ・モリスンさんいらい23年ぶり。彼の、時にはハモニカをふきながらの詩的表現音楽には、憧れに似たものを感じていただけに正直、心から「よかった」というところが率直な感想である。
 夜。仲間との吟行から帰宅した舞に「ことしの文学賞はボブ・ディランだったよ」との私の声に、かつて青春時代にベ平連(ベトナム民主平和連合)に属し、反戦フォーク歌手ジョン・バエズを心酔していた彼女いわく「私〈風に吹かれて〉が大好きだったのだから。よかったよ。それもまたあり、だと思うよ。すばらしい選択だと思う。だって人々に勇気を与え、世の中に光を与えてくれる歌ばかりじゃないの」と反射的に嬉しそうな声が飛び込んできたのである。ここで、あらためて私も良かった、と思った。

 ディランさん、おめでとう。そして、これからもこの世に生きる全ての人々に勇気と希望、幸せを与え続けて下さい。私自身、ハモニカをふき、笛をふき、ワルツやルンバ、タンゴ、ブルースなどの社交ダンスに生きがいを感じ、その〈血の流れ〉といったようなものが私なりの小説世界を育ててくれていることをいつも実感しているだけに、この齢になり大きな大切な何か(それは、私のあくなき小説執筆活動に対する励ましとでもいえようか)を与えられたような、そんな気がしてならない。

 タイでは在位70年に及んだプミポン・アドゥンヤデート国王が88歳の生涯を終え国じゅうが悲しみに包まれている。プミポン国王は2014年10月に発熱などでバンコクの病院に入院、胆のう手術を受けたのち入退院を受け繰り返していたという。クーデターなどの政治危機にたびたび調停役を担ってきた絶対的存在失ったことで国民の悲しみは頂点に達している。
        ☆        ☆

 変幻自在、刻々と姿をかえ頭上を照らしてくれた十三夜=13日夜。わが家ベランダにて。遠近で撮影
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 舞が朝早く江南俳句同好会の木曽三川公園・桑名城址吟行の旅へマイクロバスで旅立った。私はわたしで、社交ダンスのルンバ1級のレッスンにつづき新しい小説の本格的な執筆を前に、このところ続けている資料収集を兼ねた、より深い取材で心当たりを訪ね歩く―など、それぞれに忙しい1日に。
 夜。木曽三川公園の千本松原→薩摩藩士による宝暦治水の舞台となった治水神社→展望タワー→輪中農家と水屋→歌行燈碑→七里の渡し→桑名城址・九華公園→海蔵寺→月見の森と回り、東海大橋経由で舞が帰ってまもないころは、まだ雲に隠れたりしてご機嫌斜めだった〈十三夜〉が、それこそ深夜遅くになり頭上をカッと照らしてくれ、私たちに忘れかけそうになっていた若い力のようなものを与えてくれた。
 お月さん、コンニチハ。そして。ありがとさん。

【きょうの一文・ことば】
〈BLOWIN’IN THE WIND,1962(Words and Music by Bob Dylan)〉
♪How many roads must a man walk down
 Before you call him a man

 Yes, ’n’how many seas must a white dove sail
 Before she sleeps in the sand?

 Yes, ’n’how many times must the cannon balls fly
 Before they’re forever banned?

 The answer,my friend, is blowin’in the wind,

 The answer is blowin’in the wind.

「風に吹かれて」
♪いくつの道を歩けば
 一人前と認められるのだろう

 いくつの海を越えれば
 白いハトは砂の上で安らげるのだろう

 何回砲弾が飛び交えば
 永遠に禁止されるのだろう

 友よ、答えは風に吹かれている
 
 答えは風に吹かれている
 =ノーベル文学賞に決まったボブ・ディランさんの〈風に吹かれて〉歌詞から

【新聞テレビから】
☆『福島原発事故非公開調書 提出命令 東京地裁判断へ』『津波の可能性認識が焦点に』、『ケーブル35年交換せず 都内停電 出火の東電施設調査』、『ベルギー国王ようこそ愛知へ 日本車出荷 1000万台式典出席』、『豊洲問題市場長 更迭へ 盛り土で小池知事方針』、『「武器」など入手しやすく ドラクエ(ドラゴンクエスト) 10違法改変 ネットゲーム 少年ら書類送検』、『遺体廃材などで隠す 新城 2容疑者、発覚逃れか』『何度も場所変え暴行か 鈴鹿・中2重体 公園内で逮捕少年ら』、『感染防護服談合疑い 公取委立ち入り 丸紅など十数社』、『ナナも受賞待ってる 今夜ノーベル文学賞発表 村上春樹さん紹介長野のライオン』、『新静岡―森掛川 110㌔試行 最高速上げ、17年度中にも』、『慶大の学生女性乱暴か 神奈川県警が捜査』、『蒲郡産学官連携育たず アワビ養殖中止の危機 稚貝全滅…市、予算打ち切りへ 三谷水産高「あと一歩継続を」』(13日付、中日夕刊)
☆『360度 ゲームの風景 (ソニー・インタラクティブエンタメテインメントが)プレステVR=プレイステーションバーチャルリアリティー、仮想現実=発売』、『大規模停電 首都の送電網ぜい弱 基幹の線焼け被害拡大』『未明に鎮火実況見分へ』『東電社長が謝罪』、『豊洲問題市場長更迭へ 都知事 盛り土で混乱』、『「対露交渉 強い決意」参院予算委 首相、推進へ意欲』、『為替をにらみ東証一進一退』、『西之島に上陸調査 東大チーム噴火後初めて 小笠原』、『■マイケルさん 故人長者番付1位=2009年に急死した歌手マイケル・ジャクソンさんが過去1年間に8億2500万㌦(約860億円)』を稼ぎ断トツだった』(13日付、毎日夕刊)
☆『トヨタとスズキ提携へ 安全、IT、環境で 他社にも参加呼び掛け』『〈解説〉国内勢3陣営に集約へ(経済部・宮本隆彦)』、『病院、学校を全面禁煙 受動喫煙対策案 違反者本人に罰則』、『3年利用ない70歳以上 ATM(現金自動預払機) 振り込みダメ 注意!!ニセ電話詐取 全国初 岡崎信金、来月から』、『三浦九段竜王戦出場せず 対局中、将棋ソフト使用か』、『戦争体験動画で伝える 岐阜の小中学校70人分保存へ』(13日付、中日朝刊)
☆『原発事故黒塗り調書 妥当性判断 東京地裁 政府に記録提示要請』、『宮城で五輪ボートを 村井知事上京 都知事と会談』、『トヨタ、スズキ提携へ 環境・安全分野で協業』、『都内58万戸停電 東電の送電施設で火災 1時間後復旧』、『病院、学校敷地内は禁煙 受動喫煙対策 国が初の制度案』、『将棋連盟 三浦九段の不正調査 出場停止 対局中ソフト利用か』『背景にソフトの進化』、『東大など「猫もっと長生きできるかも」 腎不全 死因トップの原因解明』、『脱「時代遅れ」請願の押印廃止へ 愛知県議会』、『親子2代世界一狙う 元WBC(世界ボクシング評議会) 王者畑中さんの長男、建人選手 プロ転向表明』、『■自転車盗んだNHK副局長を起訴猶予』(13日付、毎日朝刊)

十月十二日
 あすは十三夜。夜空には、さやかな月が浮かび、やっと秋らしい季節の登場である。朝の起床時など、やはりピリリと少し肌寒くなってきた。トヨタ自動車とスズキが業務提携に向けた検討を始めるという。

 午後2時50分ごろ埼玉県新座市の東京電力地下送電ケーブルから出火、この火災で練馬、豊島両区内の変電所が止まり東京・霞が関の中央官庁街も含め、東京都心部など11区の58万6000軒が突如として停電、水道が出なくなったりエレベーターが止まったり、電車の運行に支障が出たり……。信号が消えたままになる、など都市機能不全状態に陥り、夜遅くまで日本の首都・大東京がマヒし一時、パニック状態に陥った。
 この世の中、いつ、どこで何が起きるか知れたものでない。警視庁と埼玉県警などのその後の調べによれば、地下ケーブルの絶縁体劣化による自然発火の可能性が高く、火災は翌13日午前零時過ぎ(21分)になり、やっと鎮火した。

 夜。いきなり相棒が「一体全体、なにやらかしたのよ」と問い正してきた。理由を聞くと中日新聞朝刊掲載の『「新貧乏物語」の一部を削除します』の〈おわび〉に関して、だった。中日は【真実 公正 進歩的】を社是としている。その第一線の記者が事実と異なることを自ら知りながら想像して書き、原稿が紙面化されてしまったというのだ。信じられない。ありえないことである。猛省を促したい。
 現場100回、100回聞いて1だけを書く。根掘り葉掘り、恥も外聞もなくトコトン自分で納得のいくまで取材し、そして本質部分だけを自問自答の上、書く。この精神、記者魂は一体どこへいってしまったのか。1先輩、社友としても苦言を呈したい。ニンゲン、誤ちを冒すいきものではあるが、知っていて間違いを掲載するとは。どこかに「いいわイイワ」の思い上がり、油断と言うか。スキがあったのではなかろうか。中日を信じる読者に対する完全なる裏切り行為である。

【きょうの一文・ことば】
 新聞は事実の報道が使命であり、記者が事実と異なることを自ら知りながら書いたことは到底許されません。深くおわび申し上げます。今回の事態を極めて重く受け止めています。この記者をはじめ社内の関係者を厳正に処分するとともに、記者教育に一層力を入れていきます。なお、「新貧乏物語」の連載全体を調査しましたが、この二本の原稿のほかに問題はありませんでした。
=12日付中日朝刊『「新貧乏物語」の一部を削除します』の記事のなかで。臼田信行・中日新聞取締役名古屋本社編集局長のおわびのコメント

【新聞テレビから】
☆『テロと震災遺族ら交流続く 3・11 9・11「互いに涙 癒やしに」 米ニューヨークで、福島県内の仮設住宅で 交流』、『「難民=犯罪者」 偏見に挑む 記事に容疑者国籍 独「ザクセン新聞」 独自ルールで「少数者守る」』、『大須ラクダ行列再び 15日、江戸時代の資料基に』、『サイバー対策年金機構も対象 政府戦略本部』、『三井住友元副支店長を逮捕 詐取容疑、総額11億円か』、『本丸御殿内も沈下、ひび 震災熊本城、初めて公開』、『新城不明女性か遺体発見 遺棄容疑 知人男女逮捕へ』、『在特会記事の名誉毀損訴訟 稲田防衛相二審も敗訴』、『不利益顧みず時代に逆行 東京地裁 女性教諭の旧姓使用認めず』、『不妊治療目的の「3人の親」誕生へ 先月は遺伝病対策』『ウクライナで実施された不妊治療』、『「残業100時間で過労死情けない」電通社員自殺 労災認定の日 武蔵野大教授が投稿』(12日付、中日夕刊)
☆『想像で記事に 連載一部削除 中日新聞』、『〈東海百景〉日なたのぬくもり 多治見・湯たんぽ』、『「NPT(核拡散防止条約)体制強化を」 日本の核廃絶決議案 国連総会提出へ』、『〈特集ワイド 退任前に泉田・新潟知事語る〉原点は「原発震災」体験 「問題は東電の体質」 「私がいると迷惑」』、『津の中2重体 8月、夜遊び頻繁に 17歳少女と 暴行への経緯捜査』『いじめ調査に統一指針 文科省有識者会議 防止法見直し案』、『草津温泉町あげ人手確保 ふるさと納税で保育所充実 従業員向け出会いの場確保 全国の観光地若手減少』、『ロシア大統領訪仏中止 シリア内戦巡る対立背景』『シリア 再び空爆25人死亡 アレッポ反体制派地域』『南スーダン21人死亡 反政府勢力、市民を襲撃か』『化学兵器使用で200人死亡の疑い スーダン政府』、『富士通、英で1800人削減へ ITサービス拠点「組織再編」』、『アマゾンがコンビニ 食品事業拡大 米で計画』(12日付、毎日夕刊)
☆『〈おわび〉「新貧乏物語」の一部を削除します=臼田信行・中日新聞取締役名古屋本社編集局長のおわびのコメント入り』、『介護用品 価格差 10倍超 レンタル額設定業者任せ ベッド平均8800円→10万円』、『復元設計費 市長専決へ 名古屋城 議会継続審査で』『議会苦肉の「継続」名古屋城復元 市長、異例の突破へ』、『屋根に草 天守悲痛 ドローンで熊本城撮影』、『反ナチス、反体制描く 90歳 A・ワイダ(映画)監督死去』、『〈メルボルン・サッカーワールドカップアジア最終予選第4戦。B組の日本はオーストラリアと対戦し1―1で引き分け〉日本激闘ドロー 追い付かれても耐え抜く』『原口惜しい3戦連発 痛恨のPK献上』、『衆院2補選告示 与野党対決姿勢』、『〈生活部記者の両親ダブル介護 1〉要介護度母は4、父は3 家族で力合わせて(三浦耕喜)』(12日付、中日朝刊)
☆『原発事故後自殺 遺族東電提訴へ 福島・飯舘』、『津の中2重体 2時間近く殴る 傷害容疑 逮捕の少年供述 交友関係もつれ?』、『名古屋城木造化 継続審査 補正予算案 市長は「専決」示唆』、『医療事故届け出 促進へ 関係機関が統一基準 制度低迷 打開』『〈解説〉患者らの信頼獲得へ 調査積み重ね不可欠【熊谷豪】』『医療事故調制度1年 届け出、病院間で差 遺族「運用改善継続を」』、『お巡りさん演奏 1400人聴衆を魅了=各国の警察音楽隊が市民と交流を深める「第21回世界のお巡りさんコンサート in JAPAN」が東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催。ニューヨーク市警察、ベトナム警察、パリ警視庁、日本の警視庁の音楽隊が出演』、『世界の映画を変えた ワイダ監督死去 惜しむ声』(12日付、毎日朝刊)

十月十一日
 すっかり秋めいてきた。秋が音もなく、どんどん進んでいる。そんな感じだ。
        ☆        ☆

 韓国のサムスン電子がこの日バッテリー欠陥による発火事故が続いている新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」の各国での販売と交換を中止、各メディアともサムスン電子が同機種の生産を暫定的に中止したと報じた。ギャラクシーといえば、私自身使っているスマホがギャラクシー製だけに、不具合が出てこないか。気になる。

 コロンビアの内戦終結に半世紀余に及んで尽くし、その功績が認められ2016年のノーベル平和賞受賞が決まったサントス・コロンビア大統領が家族で話し合った結果、賞金800万スウェーデンクローナ(約9500万円)全額を内戦の犠牲者の補償に充てるため寄付するという。立派だな、と思う。スウェーデンの王立アカデミーが10日、2016年のノーベル経済学賞を企業の契約理論を確立した、として米ハーバード大のオリバー・ハート教授(68)と米マサチューセッツ工科大学のベント・ホルムストローム教授(67)の2氏に授与する、と発表。
 史上最悪、最も醜いとされた米大統領選の第2回テレビ討論は、米CNNテレビが討論会直後に実施した世論調査によれば、57%がクリントン氏、34%がトランプ氏にそれぞれ軍配をあげたという。第3回は19日にネバダ州ラスベガスのネバダ大で開かれるが、こんどこそまともな論戦を期待したい。

        ×        ×
 午前中、カギの生活救急車のカギ担当の好青年に来ていただき、失くしたわが家のカギ鑑定と診断をしていただいたが簡単には作れないカギだと知らされオッチョコチョイな私のこと、結局はまた落とすことを想定して2個新しく作っていただくことに。そんじょそこらのカギとは違う精密かつ高度なカギだそうで、出来上がって「お届けする」までには3~4週間はかかります、とのこと。自分の不注意から「蒸発してしまった」カギのことなので、仕方ないが。もしかして、どこか思いもしないところから「コンニチハ」と出てきてくれることを願っていることも本音である。
  
 夕方。一息ついたところで、気になるわが畑〈エデンの東〉へ。いつも、お世話になっているIさんの配慮なのだろう。畑地が幾何学模様を描く如く、見違えるほどに美しく耕されていたのには、少しばかり嬉しく思った。わざわざ時間を割いて耕運機を動かしてくださり、心から感謝したい。ニンゲン社会、やはり思いやりと助け合いである。
 ついでに柿の木も見て回ったが、出来栄えはまずまずといったところか。枝が地面にすれすれにまで頭を下げ、たわわになった実がどれもこれも重そうにしているので、素人考えでその部分の枝を少しだけ切り取るなどした。まだまだ収穫には早い気がしたが、数個だけちぎり自宅に持ち帰った。作業の途中、隣の畑のおじいちゃんが長い柄のついた優れものでスイスイと草を刈っておいでなので「それは便利そうですね。何ですか」と聞くと「これは、マンノウという便利なヤツじゃ。あんたさんが手にしてるヤツは、手まんのうじゃ」と教えてくれた。いろいろ、この齢になり勉強をさせられている。

【きょうの一文・ことば】
「選挙の風は吹いているか、吹いていないかと言われれば、もう吹き始めているというのが適当だ」「いま(選挙)準備に取り掛からない人がいるとすれば、もう論外だ」「(パーティーに出席した)みんなが『選挙はそう遠くない』と受け止めたのではないか」(自民党の二階俊博幹事長。和歌山市での党所属議員のパーティーに出席後、記者団の質問に答え)
「安倍晋三首相だけが決められる。いつあってもおかしくない。常在戦場が衆院議員の心構えだ」(公明党の山口那津男代表。福島県郡山市での党会合の席で)「与党第一党の幹事長が言うのだから、きちっと受け止め、立ち遅れないようにする」(民進党の野田佳彦幹事長。福岡県久留米市で記者団に)
=11日付中日夕刊『解散風「吹き始めている」 自民・二階幹事長』の記事のなかから。各党幹部が解散風に対する思惑を語った

【新聞テレビから】
☆『東北沿岸で不明者捜索 震災5年7カ月』、『新型スマホ販売中止 サムスン』、『小川哲也氏死去 97歳、(大垣の)太平洋工業 相談役名誉会長』、『「子ども守る学校づくりを」大津いじめ自殺5年 (越直美)市長ら黙とう』、『中2男子殴られ重体 鈴鹿、傷害容疑 少年と少女逮捕』『白昼の公園「一方的に」トイレに血痕』、『木造予算案 継続審査へ 名古屋城 市長、専決処分か』、『衆院ダブル補選告示 首相の解散戦略を左右 東京10区、福岡6区 蓮舫代表初陣』、『〈2016年米大統領選〉「最も見苦しい討論会」 米メディア第2回は中傷合戦に』、『A・ワイダ監督死去 90歳 ポーランドの巨匠』『〈評伝〉権力に抵抗する民に光 A・ワイダ監督死去(共同・佐竹慎一)』、『宗宮揖斐川町長辞職へ 3期目途中、「体力の限界」』、『高1 15歳殴り死なず 彦根署逮捕、容疑認める』『河川敷に両腕・脚 兵庫』、『先月郵便局強盗 45歳容疑者逮捕 岐阜市の100万円被害』、『飛行機乗ったら「席がない」 定員オーバーで 全日空が出発 離陸前に引き返す』、『岩倉のマンション男性 血を流し死亡 住人女性飛び降り死か』(11日付、中日夕刊)
☆『〈東海百景〉夜明け願い 瀬戸・鶏の置物作り』、『パリ協定批准案 閣議決定』、『衆院2補選告示 次期総選挙に影響 東京10区福岡6区』『衆院補選告示 小池氏VS蓮舫氏の様相 東京10区 与野党、舌戦開始』『誰でも居場所を 鈴木氏』『都政と国変える 若狭氏』、『米大統領選「史上最も醜い討論会」2回目両候補、非難合戦』、『津の中2 暴行され重体 10代男女「態度に立腹」傷害容疑で逮捕』、『殴り合い15歳死なす 滋賀・彦根 高1男子を逮捕 傷害容疑』、『男性切られ死亡 住人女性自殺か 岩倉のアパート』、『■両陛下、ベルギー国王夫妻を歓迎』(11日付、毎日夕刊)

十月十日
 わが家の大事をいつも心配そうに見守ってくれる御年22歳のシロちゃん。きょうも「何かあったの」と目をうるませ心配そうな顔をして私の部屋に何度も入ってきた=10日撮影。わが家にて
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 体育の日。やはり〈体育の日〉は、10月10日がいい。

 米国・フィラデルフィアであった卓球女子W杯シングルス決勝で16歳の平野美宇さん(エリートアカデミー)が世界ランキング8位のチェン・イーチン(台湾)を4―0で下し日本人として初優勝、合わせて最年少Vを果たした。

 米国ミズーリ―州セントルイスのワシントン大学で9日夜(日本時間10日午前)米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)と民主党候補ヒラリー・クリントン氏(68)氏による2回目のテレビ討論会。トランプ氏は赤いネクタイで、クリントン氏は紺と白のズボンスーツで登場したが、トランプ氏の女性への蔑視侮辱発言など討論は低次元極まる中傷合戦となった。次回はもっと米国が向かう方向づけ、理想を語り合うとか政策論について真剣な論戦を展開してほしい。
        ☆        ☆

 外出時にいつも財布に入れて持ち歩いているわが家のスペアキーがいつのまにか蒸発しているのに気付き、先日もお世話になったカギの生活救急車に電話。あす朝、来ていただき、妻が持っている鍵でもう1つ予備の鍵を作製してもらうことに。キーがないと身動きが取れない。生活に支障をきたすことを思い知った。それにしても一体、どこで落としてしまったのだろう。それともどこか室内に潜んでいるのか。
 出るあてのないキーを求め、念のため家探しを始めているところへ、ピンポーンの音。玄関に飛び出ると、こんどは近くに住む顔見知りの女性が玄関先に立っておいでではないか。何でしょう? とお聞きすると「長い話」になり丁寧に話を聞かせていただいているうち「家を訪れた40~50ぐらいの男の口車に乗せられ、まだしてもいない工事代を『前金で』と言われ4万円支払ってしまい娘に叱られた。その後、工事は確かに行われていたと思っていたが、あなた記憶にありませんか?」というナンダカ、ちんぷんかんな話。
 いつまで聞いていても同じ繰り返しなので「奥さん、警察に届けたほうがよいですよ。デ、男の名刺とか。身分を表すものはもらっておいでですか」と聞くと「それが、すっかり信用してしまっていて、何ひとつそれらしいものはもらってないのですよ」の弁。最近そういう詐欺師が横行しているので、これからは気をつけてくださいねというしか言いようがなくお引き取り願った。いやはや、悪いヤツらがこのあたりにも出没していることだけは事実である。4万円といえば、大金である。奥さんの悔しさは、よく分かる。

 きょうは、ほかにも室内で「らしくもなく」転倒して擦り傷を負うなどアレヤコレヤとあり、どこか不思議というか。へんな日でもあった。この社会、生きていく以上、いろいろ起きるものだ。人々は、誰もがそうした日常のなかを、見えない海の中を泳いでいくかの如く懸命に生きていく。

 ただ、そんな合間に、ホッとしたのは、わが家の愛猫シロちゃん(トンヌラ)が「一体何ごとか」とそのつど、私を気遣い玄関先や私の部屋にまできて不安そうな表情で私のことを心配してあおいでくれ、彼女の愛の深さを痛感する1日でもあった。シロちゃん、すなわち、わが家のシロちゃんは、実年齢が22歳。長寿のなかの長寿、神猫でもある。シロちゃんが頑張っているからこそ、私たち家族もへこたれないで生きていけるのである。
                
【きょうの一文・ことば】
「女性の品位を傷つけ女性暴行を自慢するような行為でこれ以上支持できない」(共和党重鎮・マケイン上院議員)「彼には投票しない」(勝敗のカギを握る接戦州オハイオのケーシック州知事)「大統領候補を速やかに(副大統領候補の)マイク・ペンス氏に差し替えるべきだ」(共和党上院ナンバー3、スーン上院議員)
「私は間違っていた。謝罪する」(トランプ氏)
=10日付中日朝刊『〈2016年米大統領選〉トランプ氏支持撤回続々 女性蔑視発言 討論会で追究必至』の記事のなかで。マケイン上院議員らの発言とトランプ氏のビデオメッセージによる謝罪
※トランプ氏は11年前「スターなら女に何でもできる」「きれいな女性には引き寄せられキスをしたくなる」などと述べ、この事実を米紙ワシントン・ポストが今月7日に最初に報じた

【新聞テレビから】
☆『宵闇にまばゆく 秋の高山祭』、『農業ハウス70棟に噴石か 阿蘇山噴火10㌔先で被害確認』『草千里観光客まばら』、『〈2016米大統領選 分断の現場〉エネルギー パリ協定 工業州反発』、『北極海LNG参画検討 政府 対ロシア経済協力目玉』、『空襲犠牲者救済引き継ぐ 名古屋 杉山さんお別れの会』、『発射台などで動き 北朝鮮きょう党創建記念日』『北朝鮮発射台そばに木箱 米国連大使が板門店を訪問 北をけん制か』、『シリア空爆停止決議否定 安保理 ロシアが拒否権』、『エチオピア非常事態 反政府デモ「国民に脅威」』、『空爆、死者140人に イエメン サウジ主導と主張』、『NY近郊で列車脱線 33人けが』、『大津の自殺から5年 後絶たぬいじめ』『闘う父「申し訳ない」 浸透しない対策推進法』、『愛知県、米でMRJ支援 ワシントン州と連携 覚書』、『★ボスニアでサッカー教室=ボスニア・ヘルツェゴビナの民族紛争(1992~95年)の激戦地、南部モスタルで民族融和を進めるため、元サッカー日本代表主将の宮本恒靖さん(39)が計画した子供サッカー・アカデミーが9日、開校。ボスニア出身のオシム元日本代表監督(75)も出席した』、『津の医師がアマ落語2位』(10日付、中日朝刊)
☆『〈東海百景〉豪華壮麗参道を行く 高山祭』、『地震天候不良乗り越えたのに……降灰 実りの秋に打撃 阿蘇山噴火』、『運動能力向上続く 子供と高齢者 体動かす機会増 スポーツ庁調査』、『(稲田朋美)防衛相厳戒の視察 滞在7時間防弾車両で移動 南スーダンPKO(国連平和維持活動)』、『シリア決議案否決 国連安保理 米英仏と露対立』、『戦災被害救済 「遺志継ぐ」 杉山千佐子さんを送る会』、『■皇太子さま、全国植樹祭に出席』、『祭りの列にトレーラー 香川 1人死亡、36人けが』『勤務先「優秀な運転手」』、『火縄銃祭りで暴発 長久手「鉄砲隊」の男性重傷』、『〈メディアの戦後史〉1965年ベトナム従軍番組放送中止 政治介入で「自粛」現在は』(10日付、毎日朝刊)

十月九日。
 朝。起床時に、ふんわりヒヤリとこの秋初めての寒さを感じた。あれほど暑かった夏がどこかに姿を消し、いつのまにか〈ちいさな秋〉が訪れている。それも時には鋭利な冷気で研ぎ澄まされた、そんな季節が顔を見せ出してもいる。微かな、新しい気配に各地に散らばるわが家族、そしていつもお世話をかけどおしである大切な友人、知人は皆元気でおいでか、と。なぜか、感傷的になるのだ。

 街なかを赤く彩る秋の高山祭がはじまった。日中の屋台曳き廻しにつづいて日が暮れてからは、ちょうちんをともした屋台が市内を巡る宵祭があり見物客を楽しませたという。秋だ。心をとかす秋の到来である。赤とんぼたちは、まつりのなかをどんな顔をしてスイスイと泳いでいるのだろうか。

【きょうの一文・ことば】
「こんなにも長い間、大好きな母=ミヨシさん(84)=と会えないなんて。本当に考えたこともありませんでした。生まれ育った佐渡に帰ってきてくれることを祈っています。」「もう時間がありません。健康の状態もわるくなっています。拉致問題についてはミサイルとは全然違う話なので1日も早く解決するように政府にはお願いしたいと思います。」
=9日のNHKニュースから。平成14年10月15日に24年ぶりに救出されてから丸14年になるのを前に地元・新潟県佐渡市で北朝鮮の拉致被害者救出署名活動をした曽我ひとみさん(57)の切なる声

【新聞テレビから】
☆『阿蘇噴火被災に追い打ち 宿泊キャンセル相次ぐ 御嶽より強い爆発力か』『覆う灰 不安積もる 阿蘇山噴火 復興さなか停電も 農作物「風評被害が心配」』『観光「客足戻ってきたのに」』、『再稼働対応残業制限外す 厚労省通達 原発の公益性理由』、『〈ドナルド・キーンの東京下町日記〉実像迫る表紙写真 聖歌・啄木の評伝』、『〈核心〉日弁連が廃止宣言 死刑議論へ一石 国民が考える端緒に』、『〈2016年米大統領選〉トランプ発言、反発強まる「スターなら女に何でもできる」』、『新任務「政府全体で議論」 稲田防衛相 南スーダンPKO視察』、『地村(保志)さん=61歳=「拉致解決を」 小浜で署名活動』、『砂で感動固めて 稲沢、サンドフェスタ』、『ワゴンはみ出し衝突か 石川、バスの2中学生死亡』、『〈サンデ―版大図解〉イカと日本人』(9日付、中日朝刊)
☆『復興襲う噴石 また災難 嘆く被災者 阿蘇山爆発的噴火』『実りの畑 一面の灰 首相「万全期す」』、『〈Sストーリー〉 華麗なバレエの陰に――薄井さん(薄井憲二さん、92歳。京都市在住)のシベリア抑留』『欺瞞の感謝状に涙 シベリア抑留から日露の懸け橋 栄誉の翌日衝撃』『日本人の恭順 心に傷』、『対テロアジア支援 政府と国連 水際対策強化 顔認証技術や訓練』、『北部訓練場 年内返還 4000㌶ 菅氏、沖縄で方針表明』、『〈東海百景〉砂で描いた名場面 稲沢でサンドフェスタ』、『■ピース綾部さん、渡米し俳優挑戦へ』、『東芝元PC責任者聴取 監視委 不正会計裏付けへ』(9日付、毎日朝刊)

十月八日
 阿蘇山噴火を報じた8日付中日新聞夕刊1面
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 午前1時46分ごろ、熊本県の阿蘇山・中岳第一火口で1980年1月26日いらい36年ぶりに爆発的噴火が発生、気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、火口から2㌔の範囲で噴石に警戒するよう呼びかけた。兵庫県・淡路島の1部まで10県120以上の市町村に火山灰が降るとの予報を出し熊本、大分両県と香川、愛媛、高知でも降灰を確認。噴煙は高さ1万1000㍍にまで達したことが観測されたという。
 かつて能登半島突端の珠洲で起きた能登半島沖地震などの取材で何度も行き来し通ったことがある能登半島の七尾市中島町笠師の自動車専用道路「のと里山海道」で珠洲市立緑丘中の野球部員らが乗ったマイクロバスとワゴン車が正面衝突、バスと車の25人が病院に運ばれ、男子中学生2人が死亡。バスに乗っていた緑丘中の野球部員は3年生の引退後初の県大会に出場するため、午前5時半に学校を出発、金沢に向かう途中だった。事故は対面して来た45歳の男性が運転するワゴン車がセンターラインをオーバーして起きたという。何たることか。
 能登の若い命がある日突然、散ってしまっただなんて。
        ★        ★

        ×        ×
 一九九七年の暮れ、京都は燃えていた。気象変動枠組み条約京都会議(COP3)は、画期的な成果を上げた。思い出してほしい。史上初めて、地球温暖化に歯止めをかけた源流の地は京都。(8日付中日夕刊・夕歩道から)
――源流の地は京都。その通りである。当時、私は新聞社の大津支局長だったが、京都へは現地キャップとして乗り込み、あれこれと聞きなれない言葉の洪水のなかで取材手配をしたり、生原稿を読んだ記憶が鮮明に頭に残っている。
 あのとき「地球温暖化の削減は、やはり日本がリードしなければ始まらない」と、そんな思いで同僚とともに京都会議に臨んだ日々がつい、きのうのようでもある。あぁ、それなのに、だ。日本は明らかに立ち遅れてしまっている。何がそうさせたのか。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
………
 (ノーベル賞は)もはや、戦争の終結や平和の達成を顕彰する賞ではない。道半ばの取り組みが選ばれる。実現できるか確証はないとしても、かけがえのない平和を応援するメッセージを打ち出している。流血と戦火がやまない世界に提示する未来賞だ。
 つい5日前に挫折したばかりのコロンビア和平をあえて選んだのも、そうした姿勢に違いない。
 ノルウェーにとってコロンビアの内戦は遠い話ではない。キューバで行われたサントス政権とコロンビア革命軍(FARC)の和平交渉にノルウェー政府は仲介者としてかかわってきた。NGOのノルウェー難民評議会(NRC)は1991年からコロンビアの国内難民支援に取り組み、家を失った700万人もの人々を現場で助けている。
 国民投票の否決結果を伝えるコロンビアの有力紙エル・ティエンポには「ハバナでの和平調印を最も喜んだのは私たちコロンビアの市民より、欧州の人たちだった」という声もあった。
……
=8日付毎日朝刊『〈クローズアップ2016〉ノーベル平和賞 コロンビア和平後押し 武装解除 約束に価値』『未来賞 世界へ提示』の記事のなかで。中井良則元メキシコ市支局長のペン。抽出

「本来は精神科医ですが。いわゆる〈ヒト科〉ですよ」「地域の人たちに必要な病院。何よりも患者に寄り添うことを理念にしてきました」「東日本大震災で全町避難を呼びかけられた時は広野町から人がいなくなった。あの時、101人の入院患者を避難させるか、それともここに留まらせるか。随分と迷いましたが、ここに留まってもらい全員の命が助かりました」「やはり責任感ですかね。臨床医としての仕事をしている。人が好きなんですよ」「今も毎週1回『せんせい、がんばって』とオロナインを持ってきてくださる91歳の女性患者がいます。ありがたいことですよ」「(ベッドの傍らで)この人は101歳です」「ほんと、この5年は疲れましたよ」「とにかく、体が動くかぎりやらざるをえない」(81歳の高野病院=福島県広野町=院長・高野英男さん)
「せんせいは、大丈夫。せんせいも大丈夫。(「なんとか大丈夫だ」「おばあちゃん、先生より元気だね」と高野院長)」「よその病院だったら3カ月で追い出される。ここだったら、何年も居られるのでしあわせです」「先生が優しいから、みんなが優しくなる。この5年間、先生は盆もお正月もない状態が続いています」(患者と病院スタッフ)
=8日夜NHKEテレ『〈ETV特集〉「原発に一番近い病院 ある老医師の2000日」』から。

【新聞テレビから】
☆『〈ETV特集〉「原発に一番近い病院 ある老医師の2000日」』(8日夜、NHKEテレ)
☆『阿蘇山爆発的噴火 噴煙1万1000㍍ 香川にも降灰』『爆発火口直下か マグマ有無分析へ』『未明「噴石雨のように」 阿蘇山噴火災害再び 住民不安 収穫期や観光直撃』『噴火による影響 原発確認されず 緊急情報の発表なし』『1カ月以上 活動継続か』、『〈邦楽 はじめの一本! 二〇一六鑑賞のススメ〉熊谷と敦盛の美 琵琶の奥村旭翠=筑前琵琶の人間国宝=「反戦と鎮魂奏で」』、『ハリケーン被害拡大 ハイチ877人に 米で4人死亡』、『2台衝突中学生2人死亡 石川 野球部員ら23人も搬送』『ひしゃげた車体 破片や靴が散乱』、『包丁、はさみ安いよ 関で刃物まつり始まる』、『伊賀の小6県大会V 夢は五輪 愛犬追って育った俊足』(8日付、中日朝刊)
☆『がん患者ら11日に名古屋(の名古屋大学医学部付属病院)でコンサート「前向きに生きて」 同じ境遇の人に応援歌』、『阿蘇山爆発的噴火 噴煙1万1000㍍ 36年ぶり』『「4月の地震が火山活動妨げ」』『降り注ぐ噴石 阿蘇噴火「災害続くなんて」』『四国、近畿にも降灰』、『シリア 仏決議案あす採決 安保理 アレッポ停戦要求』『ロシア拒否権発動へ』、『サイバー攻撃「露が関与」米が声明 対立深まる恐れ』、『真相迷宮入り許さず 露女性記者射殺10年』、『中学生2人死亡 石川・23人乗り 野球部バス衝突』、『資生堂が化粧品新CM放送中止』、『〈東海百景〉着物が似合う町 高山』、『横山(隆一)さん原画 半世紀ぶり発見 フクちゃんもびっくり「ドラえもん」の事務所から』(8日付、毎日夕刊)
☆『日弁連、死刑廃止を宣言 終身刑の導入求める 被害者遺族ら反発、紛糾』『「冤罪取り返しつかぬ」「被害者遺族の思いは」 死刑廃止宣言 議論が白熱』『「殺したがるばかと闘って」 寂聴さんのメッセージに非難』、『コロンビア大統領に平和賞 ノーベル賞 内戦終結へ尽力』『〈核心〉和平機運再燃狙う 国民投票否決「プロセス終了ではない」 サントス氏「全てのコロンビア人に賞」』『ノーベル平和賞3年連続候補〈いま読む日本国憲法特別編 第9条〉平和の中核 現状は逆風』『村上文学今年こそ ノーベル賞ゆかりの名古屋心待ち』『「人と違うこと恐れずに」大隅さん講演若手を激励』、『再稼働反対の野党猛追 新潟知事選接戦に』、『商標登録「俺の名が。」 東山動物園「シャバーニ」=イケメンゴリラとして人気がある東山動植物園のニシローランドゴリラ「シャバーニ」の名前が、特許庁に商標登録された』、『リオ五輪・パラ メダリストパレード 80万人祝福 東京へ熱気』(8日付、中日朝刊)
☆『コロンビア大統領平和賞 ノーベル賞 内戦終結尽力』『〈クローズアップ2016〉コロンビア和平後押し 武装解除約束に価値 シリアにもメッセージ「選考不適切」の批判』『未来賞世界へ提示 中井良則元メキシコ市支局長』、『電通新入社員「過労自殺」 労基署認定 残業月105時間「体も心もズタズタ」…Xマスに命絶つ』、『2弁護士懲戒処分 愛知 和解金流用など』、『死刑廃止日弁連内も溝 人権擁護大会棄権144人 国外廃止の流れ』、『核禁止条約の制定を 署名56万人分 被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が国連提出』(8日付、毎日朝刊)

十月七日
 世界にスマイルを! 今日は世界スマイルデーです! 笑顔と幸せを広めよう!――とは、カトマンズ在住のポカレル本田明美さんから届いたフェイスブックの文面。明美さんは「こんな日もあるんだあと思ったところです」とも付け加えておいででした。
 そう、笑顔は大切。もしかしたら、〈愛〉〈健康〉と並んで、この世の中で一番大切なことかも知れませんね。それに引き換え、日本のきょうは語呂合わせで〈盗難防止の日〉なんだそうです。なんだか、カトマンズに比べたら心が寒くなりそうです。
        ★        ★

 日弁連が福井市で開いた人権擁護大会で2020年までに死刑制度の廃止を目指し、仮釈放のない終身刑の導入などを検討する宣言を採択。ノルウェーのノーベル賞委員会が2016年のノーベル平和賞を南米コロンビアで左翼ゲリラ、コロンビア革命軍との内戦終結に向け尽くすフアン・マヌエル・サントス大統領(65)に授与すると発表した。東京ではリオ五輪・パラリンピックのメダリストによる合同パレードが銀座・日本橋エリアで行われ、2・5㌔のコース沿道が80万人(主催者発表)の人で埋まったという。

        ×        ×
 物事やはり自分で動かないと進まない。これは私の現役記者時代からの教訓だが、ニンゲン人任せにすればするほど目標とするものが遠のいてゆくことを痛切に感じる1日でもあった。昔は仕事上も間髪入れず対応するのが常識だったが、今ではその鋭利な刃物のような神経が少しさびついてきている。こんなことではダメだ。自業自得とは、このことを言うのだ。この年になっても何かにつけ自分から積極的に動かないことには道は開かないのである。すぐ動く。行動しなければ、相手もイイワいいわで終わってしまうのである。
 具体内容については、ふれないでおく。あくまで一般論で、ということで。要は「これではダメ」と感じたら、すぐに動き自分なりに果敢に対応することの大切さ、なのである。これはニンゲン、生きていくうえでいくつになっても変わらないのではないか。なんだか、おかしな話になってしまった。要は他人のせいにしない。一番の悪の元凶は自分自身なのだ。いずれにせよ、きょうは私が昔を思い出し、パッと行動を開始したことで周りまでもがあわてて動き出したのである。結果はどうあれ、いいことだと思う。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
「選手の感謝の気持ちを、パレードでお伝えできたらうれしい。バレードの盛り上がりが、次の大会につながってくれたらと思う」
=7日付中日夕刊『リオ五輪・パラ 感動再び 合同パレードに80万人』の記事のなかで。五輪レスリング女子53㌔級で銀メダルの吉田沙保里選手(34)

【新聞テレビから】
☆『あす、江南市民花火大会 秋の風物詩「音楽花火」』(7日付、尾北ホームニュース)
☆『★稚内初雪、2番目の早さ』、『〈匠地技 ラスター彩 岐阜・多治見⑤〉輝く極意祖国イランへ 写真・川柳晶寛 文・篠塚辰徳』、『〈写真グラフ〉♪管楽器修理の職人♪ 輝く音色取り戻す 写真・文 野村和宏』、『イ病(イタイイタイ病)見つめた3万6000枚 名古屋の写真家=名古屋市東区泉一。林春希さん(66)=「風化防止へ活用を」 16日富山で紹介』、『リオ五輪・パラ 感動再び 合同パレードに80万人』、『資産700兆円超 租税回避地に 国連推計』、『G20 安定成長へ協調 財務相会議 政策総動員を確認』、『拳銃所持疑い逮捕 紀北町議が辞職願』、『成年後見人で着服 元弁護士懲役6年 東京地裁判決』、『鈴鹿爆音GO F1日本GP開幕』、『二つの「短歌雑誌」が意味するもの――中部日本歌人会60周年の年に 小塩卓哉 名古屋印刷が「戦後」索引』、『〈大浪小波〉編集者の漱石(猫)』(7日付、中日夕刊)
☆『中皮腫死初の1500人超え 石綿労災 未救済者拡大 15年』、『釜石 復興請け負う「四国の社長」 男のロマン「被災者のため」地元に家族残し』、『過労死防止へ初の白書 15年度 自殺で労災高水準 閣議決定』『「死 無駄にしない」遺族コラム掲載』、『米で非常事態宣言 ハリケーン 死者287人 カリブ海』、『リオの興奮銀座に 五輪・パラリンピックメダリスト祝福 沿道 人の波』、『コメ「調整金」禁止へ 業者間取引 農相が表明』、『政策総動員を確認 G20 課税逃れ対策協議』、『原油終値(1バレル)50㌦台 4カ月ぶり高値』、『松井大阪知事「江田氏は痴呆症」 ツイッターへの投稿削除し謝罪』(7日付、毎日夕刊)
☆『「ほうき草」紅葉鮮やか ひるがの高原』、『〈特報〉パリ協定―山本・東大名誉教授に聞く 出遅れ日本 薄い危機感「政財界の意識に問題」』『温暖化被害軽減も急務』、『賠償・除染費8兆円増 福島第一 電事連が国費要望』、『「グテレス総長」採択 国連安保理「感謝と謙虚」表明』『〈核心〉 シリア北朝鮮に指導力期待「東欧」「女性」の下馬評覆す』、『「まず歯舞、色丹」鈴木宗男氏に聞く 択捉国後は継続協議に』、『配偶者控除存続へ 17年度年収条件緩和検討』『夫婦控除は見送り 政府・与党なぜ転換? 専業主婦世帯に増税感』、『白紙領収書が「慣行」 資金パーティー菅・稲田氏認める』、(7日付、中日朝刊)
☆『〈東海百景〉色づく赤 秋風に揺れ ひるがの高原』、『生前退位年内にも論点 公表後に具体論 有識者会議』、『セブン、エイチ・ツー・オーと資本提携 関西3百貨店譲渡』、『どうなる? 名古屋城復元 市長「22年」案表明 市会の採決流動的 写真で見る名古屋城の変遷』『市長側「リコール」準備も』、『1800万円横領弁護士逮捕 豊橋「成年後見」悪用疑い』(7日付、毎日朝刊)

十月六日
 久しぶりに晴れたはいいが、とてもとても。まだまだである。本物とは言えない。〈かぜ〉たちは皆一生懸命に秋風になろうとしているのだが。なぜなのか。なぜだろう。わからない。
 色が、ふんいきの如き〈生〉がどこかしら、違う。本来の〈秋〉にはなりきれないでいる。〈気〉に染まろうとはしているのだが。向かう先々で容赦なくはじき飛ばされている。でも、そうしつつも。秋は次第に深まっていく。
 そんな気配が見て取れるのだ。心なしか人恋しさがつのる季節でもある。
        ★        ★

 それもこれも。音もなく、見えないなかを突き進む地球温暖化のためなのだろうか。
 国連が5日、2020年以降の地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」が11月4日に発効する、と発表。報道によれば、海水の温度上昇に伴う海面上昇や海岸浸食、巨大台風をはじめとする異常気象の増加など温暖化がもたらす影響を最小限に食い止めるのが狙いだ。今月5日時点で73カ国・地域が批准、温室効果ガスの世界の排出量に占める比率が55%を超えることになり、発効要件を満たした。なぜか、日本は未批准で世界的な流れに出遅れている。

【きょうの一文・ことば】
「かつては不可能と思われていたことが今や(動きを)止められなくなった」(国連の潘基文事務総長)「地球を守るための歴史的な日だ」(オバマ米大統領)「歓迎したい。政府としても協定を今国会に提出し、一日も早い締結に向けて努力したい」(菅義偉官房長官)「欧州連合(EU)が予想以上に早く態度を決めた。わが国も急がなければならない」(山本公一環境相)
=6日付中日夕刊『パリ協定来月4日発効 新温暖化対策 日本は未批准』『未批准なら発言権持てず 国会承認19日が期限』の記事のなかから。関係者の声

【新聞テレビから】
☆『からっと青空 久しぶり 東海地方、気温ぐんぐん』、『パリ協定来月4日発効 新温暖化対策 日本は未批准』『未批准なら発言権持てず 国会承認 19日が期限』『2次補正成立11日の見通し 参院議運委、採決合意』、『「ノーベル賞のまち」飛騨・神岡 鉱山の楽団輝いた昭和 軌跡追った本出版』『太陽の塔輝く生命 工事前に内部公開』、『「携帯からメダル」 署名1万人』、『佐村河内さん側 「著作権は自身に」 曲使用料求め提訴、初弁論』、『大垣で貨物列車脱線』、『安曇野30人足止め 温泉客 台風18号、倒木相次ぐ』(6日付、中日夕刊)
☆『〈特集ワイド〉護憲の担い手 高齢化の一途 「九条の会」正念場 世話人12人を補強/新たな運動と連携なるか』、『グテレス氏きょう選出 国連総長にポルトガル元首相 難民弁務官2期』、『パリ協定来月4日発効 EUが批准書提出』、『情報科専任教員2割 高校必修 地域で格差 東京100% 新潟など5県ゼロ』、『湖底にあった富士噴火の痕跡 山中湖山梨県研究所 1000~2000年前 森林焼失し 草原化2回』、『〈東海百景〉記憶、経験頼りに「玉車」碧南』(6日付、毎日夕刊)
☆『東電は他電力と提携を 有識者委初会合 支援国民負担も』『美浜3号機新基準「適合」 20年間運転延長容認へ』『唯一の願いは無事故 「適合」美浜消えない不安』『高浜取り消しを26人が追加提訴 名地裁、計102人に』、『化学賞3氏 名古屋と縁=ノーベル化学賞に決まった欧米の3氏は、いずれも名古屋と縁があり、名古屋大の研究者らから祝福の声が上がった』『大隅さんの研究間近で 岡崎の基生研8日一般公開』、『GPS(衛星利用測位システム)捜査統一判断へ 最高裁 違法性大法廷で審理』、『古田岐阜知事を自民県連推薦へ 4選出馬 表明受け』、『木造復元 「2年遅れで」 名古屋城 河村市長、議会に譲歩』、『母親を殺害疑い32歳の長女逮捕 旭川3人死亡』(6日付、中日朝刊)
☆『サルビア花絵で世界平和を発信 広島・世羅ゆり園』、『配偶者控除存続の公算大 適用範囲を拡大17年度 年収上限を設定』、『パリ協定「11日閣議決定」承認案 岸田外相が表明』、『自民総裁 任期延長へ 連続3期9年か制限撤廃』、『天守閣の復元「22年」に 河村市長 議会に修正案提出へ 名古屋城』、『東海3県9月末以降 郵便局侵入盗11件 未明に小規模局狙う』、『野球賭博 巨人元投手に有罪 東京地裁判決「球界の信頼失墜』(6日付、毎日朝刊)

十月五日
 午後8時40分、外はまた雨。雨、雨、雨。どしゃぶりの夜である。まったく嫌になってしまう。でも、私は魂に何かを問いかけるようにシトシトと降る雨がなぜか、好きでもある。だから、自分の都合ばかりでこんなに〈雨〉を嫌うと、バチが当たるかもしれない。雨は植物の成長をも促し、人間生活にとって大切な存在なのである。
 このところは悪天続きのせいもあってか、本来頑健なはずの体調が、少しばかり思わしくない。そればかりか、気分も優れない。晴れない。あえて言えば、ノーベル生理学賞に輝いた大隅良典さん夫妻の笑顔だけが、わが心をナントナク満たしてくれる。いずれにせよ、早く秋の空を見たいものである。

 スウェーデンの王立科学アカデミーが2016年のノーベル化学賞を、分子でできた、髪の毛の太さの千分の1のナノメートルサイズ(ナノは、10億分の1)の極めて小さな「分子機械」の開発に尽くしたフランス・ストラプール大のジャンピエール・ソバージュ名誉教授ら欧米の3氏に授与する、と発表。
 授賞理由は「分子機械の設計と合成」で、3氏は1890~90年代にかけて輪の形をした2つの分子を互いに鎖のようにして結びつけることに成功、さらに輪の分子の中に軸状の分子を通し、軸に沿って輪を動かせることを示したばかりか、90年代末には光によって回転する分子モーターを開発し、この成果を基に2011年には極小サイズの車「ナノカー」も発表されたという。
        ☆        ☆

 きょうの毎日新聞夕刊〈culture 文化〉欄でいい記事に出会った。かつて私が随分とお世話になった先輩記者(元中日新聞記者)岩崎建弥さんの寄稿『「一人前の国民に」願う 戦災被害民間人救済活動・杉山千佐子さんを悼む』である。ペンとは。こういう魂が込められたものでなければ。そう、つくづく思うと同時に岩崎さんが今も社会に貢献されている、その姿勢と情熱に圧倒された。感銘を受ける、とは。こういうことなのだ。私利私欲なぞ関係なく、それこそ世のため人のために―という変わらぬ姿勢、信念ともいえようか。
 
 毎日夕刊紙面で紹介された岩崎さんの寄稿
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【きょうの一文・ことば】
 日本の空襲被害者のシンボル的存在で9月に101歳で亡くなった全国戦災障害者連絡会会長の杉山千佐子さんは、元軍人らと区別され、国の援護がない民間戦災死傷者の救済運動に半生をささげた。訴えはまだ実らないが、この国の社会のゆがみを告発、戦後史に大きな一石を投じた。
(中略)
 私は「杉山さんは、空襲被害者の救済運動をするために神に遣わされた気がする」と言ったことがある。彼女は黙って笑っていたが、どう思ったのか、いまでも聞いてみたい。
 昨年の春からは、ときどき「日本人として死にたい」と口走るようになった。わけを聞くと「このまま差別され、一人前の国民と見なされないで死ぬのは嫌だから」とぼそっと答えた。国にあれほど裏切られ続けて……返す言葉はなかった。
 亡くなる10日ほど前、通っていた教会の牧師が老人ホームのベッドわきで祈りをささげ、防空壕で口ずさんだ賛美歌38番を歌ってくれた。
 ♪わが霊(たま)のひかり
すくいぬしイエスよ……
 すでに話もできなくなっていた杉山さんの表情がゆるみ、見えない目にうっすらと涙が浮んだ。(いわさき・けんや)
       ◇
 杉山千佐子さんは9月18日、老衰のため死去。
=5日付毎日夕刊『寄稿 岩崎建弥(全国戦災障害者連絡会事務局長・元中日新聞記者)「一人前の国民に」願う 戦災被害民間人救済活動・杉山千佐子さんを悼む』から。

【新聞テレビから】
☆『美浜3号機「適合」 決定 老朽原発3基目 「40年」形骸化』『規制委「適合」8基に』、『基礎研究 もっと支援を ノーベル賞受賞者ら訴え 軍事関連増の一方、文教予算は減』、『岐阜 古田知事4選出馬表明』、『別家庭で成長境遇違い疎遠 双子43年を経て再会 病得た弟「危険伝えなきゃ」』、『米ヤフー全メール監視か ロイター報道 当局要請秘密裏に』、『ケネディ大統領にひな人形、大使がお礼 松本艶子さん(北海道北見市の入居先の老人ホームで)死去 =享年94歳』、『愛知ヤクルト 争う姿勢 性同一性障害公表初弁論』、『郵便局ATM壊される 幸田、西尾、現金被害なし』、『鍵番号メモ、ネットで合鍵 住居侵入容疑、男逮捕』『平城宮にペルシャ人役人か 765年木簡に「破斯(はし)」の名前』(5日付、中日夕刊)
☆『寄稿 岩崎建弥(全国戦災障害者連絡会事務局長・元中日新聞記者)「一人前の国民に」願う 戦災被害民間人救済活動・杉山千佐子さんを悼む』、『〈東京コレクション〉病歴「恥ずかしくない」 ハンセン病元患者 ショー参加へ』、『〈チェック〉ベルギー首都ブリュージュ 市民出資ビールパイプライン 景観配慮 生涯飲める特典も』、『シャラポワ出場停止短縮 WADA(世界反ドーピング機関)が支持』、『オートファジー医学に応用 ノーベル賞大隅さん研究 がん、アルツハイマー病治療に』『免疫細胞が脳回路形成 発達障害の原因解明に 生理学研など発見』、『〈東海百景〉 優しい光に包まれて 愛知・国際芸術祭』、『損保ジャパン米大手買収 6500億円 安定的収益確保へ』、『〈米副大統領候補討論会〉民主ケーン氏 移民侮辱に言及 共和ペンス氏 オバマ外交批判』、『女性69%昇進望まず 家族協力なく責任増「不安」』、『イイネ! 日本のウイスキー 本場英国で披露』、『下町ボブスレー平昌駆けろ ジャマイカチーム採用 完成品お披露目』(5日付、毎日夕刊)
☆『台風18号 今夜に北陸上陸の恐れ』、『大隅さん「感染症対策に有望」 オートファジーの医療応用』『ノーベル賞支えた其生研って? 最先端設備■メダカ5000匹■世界から研究者』『「岡崎で研究、黄金時代だった」 ノーベル賞・大隅さん』、『キーンさん連載 きょう本で発売 本紙の「東京下町日記」』、『名張事件新証拠を提出 元死刑囚弁護団「別の毒物」主張補強』、『十億円助っ人、ビジョンの話ですが ナゴヤドーム来季から増設』、『農業分野に外国人労働者 政府、訪問介護も拡大へ』、『化血研再び未承認製造 日本脳炎ワクチン 国、改善命令へ』、『日本で学んだ技術……ない ベトナム人元実習生「単純作業ばかり」 低賃金失踪も多く』(5日付、中日朝刊)
☆『今夕にも北陸接近 台風18号』、『奥西元死刑囚 死亡から1年 名張毒ぶどう酒「再審を」 親族や支援者ら 訴え』『弁護団、新証拠提出 従来主張補強 「使用毒物は別の疑い」』、『福島原発 負担8兆円増国費要請 国民にツケ批判必至』、『五輪会場 「1カ月で結論」小池知事 都議会 初論戦』、『補正予算案衆院通過 首相「内需下支え」強調』、『〈東海百景〉雨に負けず満開 南知多=ピンクと白のマツバボタン約3万株が描く、青空とのコントラスト。愛知県南知多町の観光農園「花ひろば」で夏から続いた光景も見ごろは今月下旬までとなった』(5日付、毎日朝刊)

十月四日
 沖縄本島地方を襲った台風18号は、そのまま東シナ海を北上、暴風域を伴いながら対馬海峡から山陰沖へ。このままだと、あすの夜から6日朝にかけ北陸から東北にかなり接近、上陸する恐れが出てきた。被害が出なければよいが。
 シリア北部アレッポ。ここでは停戦の約束を無視した政府側と反政府側の戦闘が激化する一方だ。ここ2週間余の間に市民428人がアサド政権を支援するロシア側の空爆などの犠牲となり死亡したという。空爆は病院にまで及び、憎しみの連鎖はとどまるところを知らない。
        ★        ★

 スウェーデン王立科学アカデミーが、2016年のノーベル物理学賞を米大学の研究者3氏に授与する、と発表。3氏は、いずれも英国出身のデビッド・サウレス米ワシントン大名誉教授とダンカン・ホールデン米プリンストン大教授、マイケル・コスタリッツ米ブラウン大教授で「物質のトポロジカル相とトポロジカル相転移の理論的発見」が授賞理由。物質で起きる特殊な状態を数学的に解明し新世代のエレクトロニクスや超伝導、将来の量子コンピューターに役立つ成果をあげた、としている。
 具体的には、3氏は1970~80年代にかけ物や空間が持つ性質を調べる「トポロジー」と呼ばれる数学に注目。これを使えば、物質の状態が変化する「相転移」という現象がうまく説明できることを発見。相転移の例としては、水が凍る現象や、極めて低温で電気抵抗がゼロになる超伝導などがあるというが、なんだかわかりづらい。
 やはりノーベル医学生理学賞に決まった大隅良典さんの細胞の自食作用(オートファジー)の解明の方が、わかりやすい。一般でも理解しやすいということは、それだけ人類にも役立つということだと思うが、いかがか。自然科学分野では、〈トポロジカルの理論的発見〉なるものを、いかが受け止めているのか。そこを知りたい。

【きょうの一文・ことば】
「見かけ通り穏やかで一緒にいて心が落ち着く」「いいかげんなところもあるが『良い加減』でやってこられました」「夫は私をだましたり、からかったりする。ノーベル賞と言われて、うそかなと思ったが本当で、心底驚いた」「(作ってあげたい料理を聞かれ)「ご飯とみそ汁とお魚で十分」(萬里子さん)
「四十数年の付き合いで、いろんな意味で支えてくれた」「若いうちに海外に出て、異文化に接する経験が大事だ」「昨日の昼からオートファジー状態。いつ回復するか分からないがビールでも飲みたい」(良典さん)
=4日付中日夕刊1面トップ『「基礎研究支える社会に」ノーベル賞・大隅さん一夜明け』『夫婦で会見 良典さん いろいろ支えられた 萬里子さん うそかなと思い驚き』の記事の中から。東大大学院の同じ研究室で〈運命の出会い〉をして勢いで学生結婚したというノーベル医学生理学賞受賞が決まった大隅良典・東京工業大学栄誉教授(71)と妻萬里子さん(69)

 夫婦での会見を報じた中日新聞4日付夕刊1面
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【新聞テレビから】
☆『台風18号 北陸接近へ』、『「基礎研究支える社会に」ノーベル賞・大隅さん 一夜明け』『夫婦で会見 良典さんいろいろ支えられた 萬里子さん うそかなと思い驚き』『若手研究者も発奮 大隅さんも所属 基生研「自分も」』『富山―名古屋―岡崎まで延伸』『科学本贈り続けた 兄「とうとう最高峰に」』『「なぜ」 私も解明したい 福岡の母校、祝福』、『「奥西元死刑囚無実です」一周忌で妹ら再審訴え』、『読み放題削除に申し入れ 講談社・小学館、アマゾンに』、『シリア停戦破綻 米、ロシアとの協議中断』、『カーダシアンさん 10億円強盗被害 米タレント、パリで』(4日付、中日夕刊)
☆『福島原発 8兆円負担増 電事連(電気事業連合会)、国費求める』『〈解説〉事故つけ回し「無責任」(宮川裕章、工藤昭久)』、『基礎研究いいことある 晴れがましいところ苦手 ノーベル賞 大隅さん』『祝杯待ち遠しい 大隅さん 未来図酒で熟成』『満足感がモチベーション 元学術会議会長 黒川氏と電話対談』、『政府、実益優先 厳しい研究環境』、『IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)家電に続々 シーテック(CEATEC)開幕』、『全国の空き家情報一目で 国交省が自治体運営を一元化』(4日付、毎日夕刊)
☆『大隅氏ノーベル賞 細胞の「自食作用」解明 医学生理学 老化、がん対策に 東工大栄誉教授 岡崎でも研究成果「誰もやらぬことを」結実』『へそ曲がりの挑戦心 大隅さんノーベル賞「細胞内のごみだめ」着目 妻「賞に関心ない人」』『がん、アルツハイマー薬を 東海の患者ら期待』『岡崎で育まれ花開く 純粋 科学の面白さ追究 基生研時代の弟子』『職員ら「やっと来た」』『名古屋で本紙号外』、『奥西元死刑囚の手記 きょう死亡1年 冤罪訴える』『「兄は絶対やってない」名張事件 奥西元死刑囚の妹 訴え』、『中日新聞130周年感謝 名古屋 式典に570人出席』(4日付、中日朝刊)
☆『大隅良典氏ノーベル賞 「細胞の自食」解明 単独で医学生理学賞 生命維持の根幹 不要物をリサイクル』『独自の道突き詰め ノーベル賞「この上ない幸せ」 大隅さん 液胞にこだわり「あまり競争せずにきた」』『妻「いたずら好きな夫」』『温和和気あいあい 岡崎の研究所 祝福の渦 13年間在籍』『京大・森教授「素晴らしい」』『全員で万歳三唱 福岡・高校時代の旧友ら』『名駅前で号外配布』、『台風18号 沖縄に特別警報』、『「海の森」開催 都に要請 東京五輪 国際ボート連盟会長』、『パラ選手育成へ奨学金 日本財団総額10億円の援助』、『女児殺害に無期懲役 福岡地裁支部判決「残虐性突出せず」』(4日付、毎日朝刊)

十月三日
 夜。スウェーデンのカロリンスカ研究所が、細胞自らが自分のタンパク質を分解してリサイクルする〈オートファジー(自食作用)〉の仕組みを解明した大隅良典・東京工業大学栄誉教授(71)=神奈川県在住=に2016年のノーベル医学生理学賞を贈る、と発表。日本列島に喜びが駆け巡った。
 日本人のノーベル賞受賞は25人目、医学生理学賞の受賞は4人目で単独受賞は1949年の湯川秀樹さん、1987年の利根川進さんに続いて29年ぶり3人目。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれる。賞金は800万スウェーデンクローナ(約9400万円)。

 記者の質問に応じる大隅良典・東京工業大栄誉教授=NHK総合テレビから。3日夜
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〈オートファジー〉は「自らを食べる」という意味。細胞は栄養が不足すると内部のタンパク質などを分解して栄養素を自給自足、人間も空腹時には活発な〈オートファジー〉が起き、古いタンパク質を再生させて細胞の質を保つリサイクル機能が働き、こうした細胞のメンテナンス機能が逆に働かなくなると、がんや糖尿病、パーキンソン病などの病が進行、半面、これら研究が将来、認知症も含めた老化現象の抑制などにもつながる可能性があるという。
 具体的には、各報道などによれば、大隅さんは東京大助教授時代の1988年、酵母の細胞を飢餓状態にして観察、〈液胞〉と呼ばれる細胞内の器官にタンパク質などが取り込まれ分解されているところを顕微鏡でとらえたのを皮切りに、1993年には〈オートファジー〉に必要な14種類の遺伝子を発見。その後も成果をあげ続け、遺伝子の働きを次々と解明してきたという。
 ともあれ、ことしもノーベルウィークが始まったのである。
        ☆        ☆

 猛烈な台風18号が沖縄を遅い、気象庁は沖縄本島地方に大雨、暴風、波浪、高潮の特別警報を発表。ここ尾張平野も雨、雨、雨。あげくに、雨のなかを歯科医での受診はじめ、お母さんの入浴介護サービス、買い物と飛び回った舞が全身びしょ濡れとなって帰宅するありさま。きょうは彼女の定期検診日になっていることもあり、しばらくやすんだあと、いつもの内科医を訪れたが血圧が異常な高さに。やはり、自らのからだを無理強いしたためで、夜は早く寝かせる。       

【きょうの一文・ことば】
「人がやらないことをやりたいな、というのが私の信念だった。研究者としては、このうえない光栄なことです。」「サイエンスにゴールはない。」「いま研究者になろうという人が減っているが、大変な問題だ。自分が興味があることを見つけたら、やってみようと、素直に思ってほしい。役に立つのは10年後でも、20年後。もしかしたら、100年後でもいい。」「タンパク質分解は生命の本質にかかわるもので、病気の解明につながってくれたらいい、と思っている。」
=2016年のノーベル医学生理学賞が決まった東京工業大栄誉教授の大隅良典さん(71)の喜びの第一声。各報道からピックアップ

「東京オリンピックまで踊っていたいな。それが終わったら次は百歳まで」。
=3日付中日夕刊『〈中部発〉豊橋、湖西の3教室で 90歳ダンスに心躍る』の記事のなかで。90歳にして社交ダンスを踊り続ける静岡県湖西市、田中新造さんの決意

【新聞テレビから】
☆『あす夜九州北部接近か 台風18号 沖縄南海上を北上』、『伊勢奥津 憩いの新風 元男性家庭科教諭が古民家カフェ』、『景況感2期連続横ばい 日銀短観 円高が製造業圧迫』『〈解説〉アベノミクス手詰まり(東京経済部・渥美龍太)』、『あなたの話し相手に育つよ トヨタ「キロボミニ」発売へ』、『不正受給の岐阜市議辞職願 新たに20万円 うち5万円を返還』、『拳銃22口径と38口径か 紀北町議の家宅捜索で押収』、『大阪のすし店批判受け謝罪 外国人客に大量わさび』、『ヨウム国際取引禁止へ ペットで人気 乱獲で急減』、『シュワ氏、独で警官から注意』『駅で自転車 おわびに記念撮影』(3日付け、中日夕刊)
☆『沖縄・奄美接近 暴風や高波警戒 台風18号』、『「聖地」福島心一つに 8日からフォルクローレ音楽祭=南米の民族音楽・フォルクローレの国内愛好家が「聖地」と呼ぶ福島県川俣町。東京電力福島第1原発事故で面積の約3分の1が避難指示区域に指定されたこの町で8日から3日間、1975年依頼、事故の年も中断せずに続く国内最大のフォルクローレ音楽祭が開かれる。参加約180組の中には、東電社員も含む被災住民が避難先から集まるグループもあり、「事故や震災に負けず頑張ろう」と心を一つに練習に励んでいる。【石塚淳子】』、『和議前日に「成立」予告 大坂冬の陣 徳川方・片桐且元が書状』、『コロンビア和平否決 革命軍に妥協批判 国民投票』、『ハンガリー 難民「拒絶」98% 国民投票 低投票率で不成立』、『地域の絆 人馬共走 高浜』(3日付、毎日夕刊)
☆『今夜沖縄、奄美に接近 台風18号 那覇便欠航相次ぐ』、『鳥獣戯画絵順違った はけ跡で裏付け 甲巻の入れ替わりのイメージ図』、『17歳畑岡最年少V 日本女子OPゴルフ アマ初日本一』、『象牙国内市場閉鎖を決議 ワシントン条約会議委 各国に要請 日本「対象ではない」』、『追突、車外の2人死亡 岡崎の新東名 停車中バス運転手 過失致死傷疑い トラックの男逮捕』、『目の下の水疱 細胞増やす働き 弥富の金魚医療に活用』、『橋之助さん芝翫を襲名「一層、芸道に精進」』、『キャンベルさん 玄侑さんら鼎談 岐阜「こころの好縁会」』(3日付、中日朝刊)
☆『台風18号 きょう沖縄・奄美接近』、『〈東海百景〉勇壮な炎 三重・僧兵まつり』、『米シカゴで原爆展開催 大統領の地元』、『畑岡アマ初メジャーV 日本女子オープンゴルフ17歳最年少』『新星NASA(奈紗)輝く 前人未到メジャー初V キャディー母と二人三脚「夢のよう」』、『あなたの知らない鳥獣戯画 継ぎ目の「はけ跡」から判明 制作当初と現在 絵順チェンジ』、『警察、違法の疑い未発表 懲戒警官ら99人 15年全国』『身内に甘い公表基準 専門家「閉鎖的体質の表れ」警察懲戒処分』、『象牙国内取引禁止 ワシントン条約 委員会決議採択』、『「宇宙線」被ばく線量を国別推計 日本は153番目』(3日付、毎日朝刊)

十月二日
 人生いろいろ、悲喜こもごもである。
 東京歌舞伎座の公演「芸術祭十月大歌舞伎」の初日、歌舞伎俳優の中村橋之助さん(51)が八代目中村芝翫(しかん)を襲名。夜の部の口上で「誠に大きな名跡ですが、先祖の名を汚さぬよう、なお一層芸道に精進いたす心得でございます」と述べると満員の客席から「よっ、成駒屋!」「8代目」などの掛け声が上がった。栃木県烏山であった女子ゴルファ―日本一を決める日本女子オープンで茨城・ルネサンス高3年の17歳、畑岡奈紗さんがアマチュアとして初の頂点に。

 かと思ったら、米大リーグで活躍して昨季日本に帰り復帰したソフトバンクの松坂大輔投手(36)が、仙台市の楽天スタジアムであった楽天戦で大歓声のなか、8回マウンドへ。日本復帰後、1軍での登板は10年ぶりとなったが1回を投げて3安打4四死球で5点を失い、大炎上。試合後、工藤監督から即刻2軍行きを告げられたという。応援していただけに、残念無念である。じっと我慢しクライマックス戦でもう一度登板させたらどうか。勝負の世界は厳しい。
 三重県警がこの日、自宅に拳銃2丁と実弾11発を隠し持っていた、紀北町議東篤布容疑者(62)を銃刀法違反(不法所持)と火薬類取締法違反の疑いで逮捕。「私のもので間違いありません」と容疑者。
        ☆        ☆

 体調が回復したところで、例によって知らぬ間に書籍類や資料の海となった自室の整理に取りかかった。いつもの繰り返しともいっていい作業ではあるが。室内での資料や本類の在り処を頭に入れておかないと、良い作品は書けないからだ。
 そうこうするうち、『〈カラー図解〉絵で覚えるダンスの踊り方』(東宝ダンスホール女性教室校長、日本競技ダンス連盟・東部総局審査員竹村孝著、日東書院。300頁)なる小冊子が本の山から出てきた。実家の亡き父の書斎本棚に置かれていたのを私が、母の了解を得て持参したもので頁を開くと、ブルース、ワルツ、クィック・ステップ、フォックストロット、タンゴ、スクエア・ルンバ、マンボ、ジルバ、ディスコ、キューバン・ルンバ、チャチャチャとダンスの基本知識が実に絵入りで分かりやすく紹介されているではないか。
 私は本を手に思いがけず、宝物を父からもらった気がした。それにしても、マルサの男だった父の定年後の趣味は謡曲であったはずだが。社交ダンスをやろう、と思った時期があったことだけは間違いない。ヒョンなことから、思いがけず父の知らざる顔を見た気がした。

【きょうの一文・ことば】
「寝る前に手紙を書きなさい。最後の機会かもしれない」「なんて(この世は)美しいのだろう。なぜ、気がつかなかったのか」
=2日夜NHK総合『〈ドラマ「戦争と平和」〉巨額の遺産を相続したピエールの人生が一変 戦場でアンドレイが……』のなかで。戦場に出向き、命を落とした兵士らのことば

【新聞テレビから】
☆『〈超拡大Mr.サンデー〉悲願の初制覇へ……世界最高峰「凱旋門賞」 日本最強マカヒキ登場 完全生中継』(2日夜、東海テレビ)
☆『〈サンデー版大図解〉ゴッホとゴーギャン』、『追いつけ飛びつけ 高浜おまんと祭り』『テロ防止へ新旅券導入 23年度 プラ用い偽造防止』、『MRJ「新たな問題発生」 5度目の延期 納入19年以降か』、『天野教授ノーベル賞研究発展 超省エネ パワー半導体 国内使用電力1割削減』『LED以上の波及効果』、『カナダ留学女性 遺体発見 不明日 逮捕男と歩く姿』『治安良いイメージ人気 でも犯罪率 日本の5倍』、『接待中に予定価格 三重・架橋汚職 逮捕の課長渡す』、『人身売買疑い、邦人拘束 比の少女と愛知に向かう直前』、『あす沖縄に接近列島横断の恐れ 台風18号北上』(2日付中日朝刊)
☆『〈東海百景〉大須演芸場にぎわい復活 再開1年 文枝さんら特別寄席』、『軽度介護の事業所半減 新方式 報酬減 採算懸念 157自治体調査』、『「40年温めた結末に点火」 「青春の門」再開 五木寛之さん』、『■両陛下、国体開会式に出席 ■皇太子ご夫妻、芸術祭公演を鑑賞』、『■藤村記念歴程賞決まる=石田瑞穂さんの詩集「歌う人」(思潮社)と、岩佐なをさんの銅版画家・詩人としての全業績に対して贈られることが決まった。賞金は各25万円』(2日付、毎日朝刊)

十月一日
 土曜日。どんよりと曇った空。
 いったい何時になったら、秋ばれが訪れるのか。私は靄が、かかったような〈半空(はんぞら)〉を時折、恨めしげに仰ぎながら車で愛岐大橋を渡り、戻ったその足で図書館を訪れ、帰りにはコンビニと舞の店〈ミヌエット〉に寄るなどして途中、かかった電話に出たり、かけたりもした。それにしても。またしても台風(18号)がフィリピンの東海上を北寄りに進んでおり、4日には九州に近づき、その後日本列島を横断する可能性があるという。
        ★        ★

 中日夕刊の2社面肩に【日弁連 死刑廃止宣言へ 7日に大会 遺族らは強く反発】の見出し入り記事。それによると、『日弁連は、組織として初めて死刑廃止を宣言する方針だ。全国の弁護士を集めて福井市で七日に開く「人権擁護大会」で採択する。ただ、世論調査では死刑容認派が八割を占めており、犯罪被害者の遺族らも強く反発している。/ 大会に提出される宣言案では、刑事司法に関する国連の国際会議が日本で開催される二〇二〇年までに死刑廃止を目指すと明記。その上で、代替刑として仮釈放の可能性がない終身刑の導入などを検討すべきだとしている。/ 日弁連は一一年にも死刑廃止に関する宣言を採択したが、「社会的な議論を呼び掛ける」という内容にとどまっていた。……』とある。

 治安の良いイメージで知られるカナダのバンクーバーで行方不明になっていた青森県出身の女子留学生、古川夏好さん(30)の遺体が発見され、遺体を適切に取り扱わなかった疑いで住所不定の男(48)が警察に逮捕された。ちまたでは、何やら【ピコ太郎】なる謎の人物のパフォーマンスが、日本を発信源に全世界に広がりつつある、とか。フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領(71)が自ら掲げる麻薬撲滅戦争を、ナチスドイツ・ヒトラーの300万人に及んだユダヤ人大虐殺になぞらえ数百万人の麻薬中毒者を喜んで虐殺する、と発言。

       ×        ×
 きょうの社交ダンスのレッスン後。訳あって、たまたま手にしていた、わが著〈マンサニージョの恋(幻冬舎ルネッサンス)〉が請われて、ある社交ダンス仲間に嫁入りしていった。ありがたいな、と感謝している。中の小説〈淡墨桜のやうな〉に話が及び、久しぶりに今は亡き作家宇野千代さんのことを、とても懐かしく思った。でも今や、その千代さんはいない。
※〈マンサニージョの恋〉は、▽マンサニージョの恋―女たちの船上ララバイ―▽淡墨桜のやうな▽道化師、の3つの小説で構成。
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【きょうの一文・ことば】
「20まで生きてはいないと思っていましたが、ことし成人式を迎えました」「会えてうれしかった。またきます」「みんな苦しんでいる。それに付き合って私も生きていこうと思っている」「(今も売春してる少女に触れ)ひと晩で3人とか、きついよ。からだ大丈夫かな。めっちゃ、会いたい。この人に。絶対、こころのなかでつらい部分があるはず」「これまでの私 私のこれから」「がんばらないで楽しく生きられるときがくることを願っています」
=10月1日夜NHKEテレ『〈ETV特集〉私たちは買われた・少女たちの企画展』から。出演少女らの声。番組終了後、舞が「来る者は拒まず、去るものは追わずか」とポツリひと言

【新聞テレビから】
☆『日弁連死刑廃止宣言へ 7日に大会 遺族らは強く反発』、『「命の大切さ学んで」震災の伝承施設完成 宮城・東松島』、『★ウガンダ女性を難民認定』『東西連結たくみに 高山・新駅舎完成』、『盗難ゴッホ作品発見 イタリア 2点、101億円相当』、『台風18号来週半ば 列島横断の可能性 3日にも沖縄接近』、『サービス向上へ運営権だけ譲渡 民営有料道スタート 愛知の8路線、全国初』『コンセッション方式 五輪後見据え参入増』、『邦人女性遺体で発見 カナダ留学中不明、男逮捕』『友人ら「絶望に暮れる」カナダ』『「信じられない」憔悴の母親、涙』、『MRJ納入 5度目延期19年以降か』、『愛知連続郵便局荒らし 尾張東部同じ手口で計5件』『窓口の「キャッシャー」狙う 関係者「内部に詳しい人間か」』(10月1日付、中日夕刊)
☆『浜の母の味で恩返し 水害で元女性部長犠牲 岩泉の漁協 支援に感謝 国体開会式出店』、『続くサンマ不漁 外国船と競合暖水も影響 昨年水揚げ1977年以降最低』、『〈チェック〉来週発表アクセス数増 やっぱり気になるノーベル賞 権威好き 国民性』、『〈東海百景〉岐阜発祥「私ってきれい?」=岐阜市の柳ケ瀬商店街のまちづくり団体「やながもん」が2012年、昭和のにぎわいを取り戻そうと、空き店舗でお化け屋敷を始めた。今年の夏場も口が耳元まで裂け、1970年代後半に岐阜から全国に広まったとされる口裂け女らが出没。2カ月間で1万4000人がこのお化け屋敷を訪れ、建物内では悲鳴が響いたという』、『有識者会議17日 初会合 生前退位を議論』、『MRJ初納入延期検討 19年以降の可能性 部品設計変更』、『赤ちゃんパンダ 日に日に大きく 和歌山で公開』(1日付、毎日夕刊)
☆『ぎふ清流ハーフ最高位 国際陸連格上げ、国内初』、『「いつ誰が」特定できず 豊洲盛り土で調査報告』、『名駅タクシー待機場移設 名古屋市が検討 渋滞解消、歩行者空間を拡大』、『廃業とんかつ店でコーヒー豆購入 岐阜市議も政活費不正 9万円、辞任の意向』『白紙の領収書使う 市議「あかん認識あった」』、『収賄疑い国交省職員逮捕 津の工事、入札情報漏らす』『「まじめな人」同僚ら驚き』、『逮捕の中3 腕に注射痕 岡崎「覚醒剤飲んだ」供述』、『寝たきり80代を特養職員が虐待 四日市「はよ死んで」』(1日付、中日朝刊)
☆『(地球温暖化対策の新たな国際枠組みである)パリ協定、来月発効 温暖化対策 EU=欧州連合=批准合意 日本出遅れ』、『首相「改憲議論柔軟に」予算委スタート草案撤回応じず』、『盛り土なし決定者不明 豊洲報告書「段階的に変更」 知事「責任感が欠如」』、『〈台風10号1カ月 岩手・岩泉〉生活道直せぬ 激甚災害補助の対象外 自分で橋架けるの?』、『最終任務は彗星へ突入 欧無人探査機』、『〈東海ワイド 喫茶店朝話 大竹敏之〉純喫茶クラウン 名古屋市中区 昭和レトロな空間そのものがアート作品に』(1日付、毎日朝刊)

16年10月2日

ウェブ作品集

伊神 権太

実録随想「残り花」

平成二十八年十月三十一日
 11月8日の投開票を前に、米連邦捜査局(FBI)が民主党候補ヒラリー・クリントン氏(69)のメール問題再捜査に乗り出したことで共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が支持率で1㌽差にまで迫った―と米紙ワシントン・ポストとABCテレビが世論調査結果を公表。
 観光庁が2016年に日本を訪れた外国人旅行者が30日時点で2000万人を突破した、と発表。年間2000万人を上回るのは初めてだという。
        ☆        ☆

 朝起き、ふたりで不燃物収集所へ。
 例によって、キップがいいといったら良いのか。何につけ、いさぎよすぎる舞が一度に何本もの傘をドサリと捨てようとするので、直前に「待った」をかけ骨が折れてしまってどうみても使えないモノだけを廃棄することに。舞は少しだけ不満そうだったが私はわたしで内心「俺も、こんな調子で捨てられるのでは」とふと思ったりした。が、彼女は何事もなかったかのように。ケロリとしたものだ。彼女なりの考えがあってのことだったかも知れないが……。

 きょうは月曜で仕事休みのため、食事を終えるや、相棒はひとり名鉄と地下鉄鶴舞線を乗り継いで日進の老健施設へ、と向かった。久しぶりに96歳の私の母を訪ねるためだが、おそらく母はたいそう喜んだに違いない。私は「熱砂」同人のテーマエッセイのアップなどせねばならないことが山積みのため行くのはやめたが、ふたりでどんな話をしたのだろう。いずれにせよ、舞はいつだって私の母のことを気遣ってくれており嬉しく思う。

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 塾開講。小池新党の影ひたひた。自民、時勢に乗るかスジ通すか、足並みばたばた。
=31日付毎日夕刊〈近事片々〉から。抜粋
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【きょうの一文・ことば】
『アンデルセンの「影」は興味深かった。童話作家が暗く望みのないファンタジーを書いていたとは思いもしなかった。主人公が影に乗っ取られ、殺されてしまう話だ。』『小説を書くことは発見の旅だ。アンデルセンも何かを「発見」するために、書いた。自分探しの痕跡が見える』『小説を書く際、予期していなかった自分と直面する。自分の影を素直に描き、自分の一部として受け入れる感覚を読者と共有することが小説家の重要な役割だ。』
=31日付中日朝刊『村上春樹さんスピーチ要旨』から。1部を抜粋。デンマーク・オーデンセで行われた「ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞」の授賞式で。同文学賞のことしの受賞者に選ばれた作家村上春樹さん(67)

【新聞テレビから】
☆『訪日客初の2000万人 ことし、10カ月で大台』、『〈2016年米大統領選〉トランプ氏猛追1㌽差 米紙など調査 メール問題影響』、『ポケGO死亡事故実刑 徳島地裁判決』、『U―19日本 初Vサッカーアジア選手権』、『宮城県知事が控訴方針 大川小訴訟「納得できない」』、『金沢・シンドラー事故4年 原因究明願い遺族が墓参り』、『うどん残飯公園にまいた 東署 容疑で店主逮捕「鳥が食べれば」』、『ものづくり女子 ときめく作業服 常滑の企業 人材確保へ開発中 大手企業にも同様の動き』『女性定着 行政も支援 愛知・岐阜』(31日付、中日夕刊)
☆『サッカーU19初のアジア王者 サウジアラビアと延長まで0―0の末に迎えたPK戦を制し5―3で悲願の初優勝』、『「辞めればいい」 気付かぬ理由 過労自殺対処法を漫画に 判断力失う怖さ 電通問題契機に』、『海運3社が事業統合 郵船・川崎汽船・三井 コンテナ船合併』、『スマホ充電器預けないで 成田空港で急増 リチウムイオン電池発火の恐れ トラブルで引き返す』、『「熱気球の五輪」19年ぶりに開催 佐賀・世界選手権』『大阪市「民泊」始動 条例施行来月にも営業』、『「宇宙滞在 全て思い出深い」大西さんのビデオ公開』、『益城最後の避難所閉鎖 熊本地震 18人、移転先へ』、『日本ハム日本一 平均視聴率23・0% 名古屋地区』(31日付、毎日夕刊)
☆『ディランさん 歌の披露でもOK ノーベル賞授賞式 出席しない場合』、『食べきり運動 福井発10年 全国に輪 適量注文 苦手申告 持ち帰り』『松本では「30・10」(乾杯後の30分間、終了前の10分間は自席に着き料理を残さず食べよう運動) 成果』、『大西さん帰還「空気おいしい」』、『松山、世界選手権S初優勝 ゴルフ』、『中村区に初代勘三郎像を 名古屋で有志計画「発祥地」縁結んだ十八代目』、『村上春樹さんアンデルセン文学賞スピーチ 他者排斥や歴史修正「自分を傷つけるだけ」』『影に向き合い、時には共に働かなければならない 村上春樹さんスピーチ要旨』(31日付、中日朝刊)
☆『スーチー氏、あす来日 ミャンマーのアウンサンスーチー氏が新政権発足後初めて11月1~5日に訪日。安倍晋三首相らと会談する』、『〈熱砂のかなたに①〉とらわれの難民 ヨルダン、IS恐れ隔離』『外遊びの夢いつ お父さん、お祈りしてくれますか 首都で治療待つしか』、『イタリア中部でM6・6 約20人負傷 建物被害多数』、『16対10控訴議案を可決 大川小訴訟で石巻市議会』、『小池塾開講新党へ布石 都議選視野 自民処分7区議参加』『新党? 塾生は冷静 小池塾開講「市民講座のよう」』、『黒田の15番 永久欠番 広島で3人目』、『音コン・ピアノ部門 樋口さん=樋口一朗さん(20)。福岡県出身。桐朋学園大2年=1位』、『政活費「出直し」に25人 改選13 富山市議補選が告示』、『記事捏造「点検が不十分」中日新聞、検証結果を掲載』(31日付、毎日朝刊)

十月三十日
 きょうは、ほんたふの空がひろがった。午後のいっとき。ふたりで畑〈エデンの東〉へ。やっと食べごろになった柿を収穫して帰る。

 秋空を染める柿3輪=〈エデンの東〉の柿畑で
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♪秋空に未来永劫と書いてみし
♪曼珠沙華人恋ふごとに朱(あけ)深く

 いずれも舞がかつて詠み、新聞の俳壇などを飾った作品だが、きょうは思わず口をついて出た。秋は日に日に深くなっている。自然は不思議。手品師のようだ。
        ☆        ☆

 男子ゴルフ。中国の余山国際GCで行われた米、欧州ツアーを兼ねたHSBCチャンピオンズで松山英樹(24)が世界選手権シリーズ(団体戦を除く)の日本勢初優勝。松山は米ツアーではことし2月のフェニックス・オープンいらい、通算3勝目の快挙となる。国内フリーエージェント(FA)権を取得した中日ドラゴンズの大島洋平外野手(30)が権利を行使せずに残留することを決めてくれ、ホッと安心。
 国際宇宙ステーションに約4カ月滞在した宇宙飛行士、大西卓哉さん(40)が30日午前9時58分(日本時間同日午後零時58分)、ロシアのソユーズ宇宙船に乗って中央アジア・カザフスタンの草原に無事、帰還した。

【きょうの一文・ことば】
『危機言語・方言サミット。聞き慣れぬ響きです。その奄美大会が来月、鹿児島県与論町で開かれます。』『世界のおよそ六千の言語・方言のうち、約二千五百が消滅の危機にあると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が公表したのが七年前、二〇〇九年のことでした。日本については、北海道のアイヌ語が消滅危機の恐れが最も高い「極めて深刻」に分類され、ほかに八丈語(東京都)、奄美語(鹿児島県)、国頭(くにがみ)、沖縄、宮古、八重山、与那国語(以上沖縄県)の七方言が「重大な危険」「危険」に分類されたのです。』
『その対策に、文化庁は同様の危機が懸念されている東日本大震災の被災地の方言も含め、言語学など専門家の研究協議会を設置。危機言語・方言の対象地でのサミットの開催も、その一環です。研究協議会のメンバーでもある木部さん(国立国語研究所副所長の木部暢子さん。木部さんは動植物を例に「言語の絶滅危惧種」を憂いている)らによれば、差別や不平等と言語には、密接な関係があるといいます。たしかに言語には力関係が見られます。』
『「少数民族の言語を守る努力を国際規模でしなければ、人類の言語の九割は消滅し、多様性も失われてしまう」』『ただ大震災の時、東北で「がんばっぺ」などのお国言葉の大切さや優しさが見直され、方言の地位が高まりました。若者の間では、ネットなどを駆使した方言の新たな自己表現も広まっています。希望の動きは確実にあるのです。』
=30日付中日朝刊『〈社説〉言葉たちの“声”を聞こう――週のはじめに考える』から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『〈古典芸能への招待〉橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露公演▽歌舞伎史上初、親子四人同時襲名「襲名披露口上」芝翫・橋之助・福之助・歌之助』(30日夜、NHKEテレ)
☆【「新貧乏物語」削除問題を検証 新聞報道のあり方委員会開催】、『水俣病なお2000人審査待ち 公式確認60年熊本で慰霊式』『隔離病棟入院「差別の一因」水俣市が検証』、『〈過労社会 電通ショック1〉 鬼十則が縛る超縦社会』、『JRゲートタワー一部開業へ 名駅前に「立体都市」 延べ床面積国内最大規模に 人口急増 防災対策が急務』『〈街が変わる 工事始まったリニア〉名古屋の玄関一体感 ゲートタワー外観尊重』、『韓国検察、大統領府を捜査 漏えい疑惑 秘書官自宅も捜索』、『日ハム10年ぶり日本一』『黒田伝説ありがとう 第7戦先発幻に 現役生活20年に幕』『日本ハム Vセール きょうから』、『深手の「秀吉」守れ 手植えヒイラギ 立ち枯れ危機 中村区・常泉寺』、『〈サンデー版 大図解 №1275〉功績を称える栄典制度 勲章・褒章』(30日付、中日朝刊)
☆『苦しみ今も 水俣病60年 慰霊式 認定患者 8割以上死亡』、『韓国大統領府を捜索 検索 文書流出解明へ』、『日本ハム日本一→10年ぶり』『大谷 22歳の誉れ 二刀流Vけん引「日々の成長 大事に」』『黒田41歳の別れ 第7戦 登板かなわず』、『〈東海百景〉白川郷、屋根ふき替え 伝統と絆手渡し』、『戸澤さん(戸澤采紀さん。15歳。東京都出身。東京芸大付属高1年)1位 音コン・バイオリン部門』、『物品 64億円分が不明 内閣府と内閣官房の227点 検査員指摘』、『大西飛行士 きょう帰還 ISS(国際宇宙ステーション)滞在116日』、『■「太陽の塔」改修前に内部公開』(30日付、毎日朝刊)

十月二十九日
 雨にも負けず風にも負けず モミジの赤いかんざし姿で客を迎える。もう1人の老いた熊さん店主=ミヌエット店頭で
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 脱原発政策を進めるドイツのシュタインマイヤー外相(60)が中日新聞本紙に〈「新たな道」再生エネに転換を 脱原発日本と共に〉の文を寄稿。『原子力発電の「高い潜在リスク」を指摘、再生可能エネルギーへの転換を訴え、温室効果ガス削減に向けた「新たな道」を共に切り開いていくよう、日本に呼び掛けている』(29日付中日朝刊)。
 記事によれば、寄稿のタイトルは「世界規模のエネルギーシフト(転換)――太陽や風は決して請求書をよこさないー」で、エネルギーシフトは原子力に限らず、再生可能エネルギーで供給を賄う政策だと、説明。ドイツでの萌芽は、1986年の旧ソ連、チェルノブイリ原発事故(現ウクライナ)にさかのぼる、としている。
        ☆        ☆

 東京の渋谷・池袋などがハロウィーンのコスプレ姿に染まり、名古屋の大須でもカボチャのお化けやアニメのキャラクターで仮装したこどもたちによるハロウィーンパレードが町に繰り出した。

 プロ野球の2016年日本シリーズ第6戦がマツダスタジアムで行われ、日本ハムが広島を10―4で下し、対戦成績を4勝2敗として10年ぶり3度目の日本一に輝いた。最高殊勲選手(MVP)には今シリーズ3本塁打を放ったレアードが選ばれた。栗山監督は就任1年目の2012年に続いて2度目の日本シリーズで初めて日本一に輝いた。25年ぶりに日本シリーズに出場した広島は32年ぶり4度目の日本シリーズ制覇はならなかった。
 本音を言えば、今夜は広島が勝ち、あす今季かぎりの引退を表明済みの広島・黒田博樹投手(41)と日本ハムの二刀流大谷翔平投手(22)の投げ合いを見たかったのに。世の中、思いどおりにはいかない。広島の夜は、落胆と沈黙に沈んだ。

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 あれこれ忙しそうな主人、いや家来を心配そうに見守る長寿21歳の、愛猫シロちゃん
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 早朝の本欄(生きてゆく人間花たち/10月の唄、の28日分)執筆に続く、各務原での社交ダンスレッスン、帰って市立図書館ほか必要数カ所への訪問、新聞チエックと執筆、「熱砂」の若手同人女性からの相談対応……などなど。きょうは朝起きてから床に入るまで、それこそ〈分刻み〉のときが慌ただしく過ぎ去っていった。とても京の五条の牛若丸気分で名笛をふいている暇なぞはなかった。それこそ、現役記者時代に分刻みで追われた日々を思い出したのである。
 唯一わが家の楽しみだった広島日本一の夢もかなわず、今は家族そろって【戦い破れて日が暮れて】の傷ついた心境である。大の広島ファンである舞なぞ、わざわざ広島の勝ちを信じてラジオ中継も切って結果を待つ(聞くとなぜか負けてしまうので)ほどの徹底ぶりだったが、はかなき夢はかなわなかった。
 来シーズンに期待しよう。それより、ドラゴンズに強くなってもらうことの方が先だが…。夜遅く。昼間、大津の眞鍋京子さんから速達で届いたテーマエッセイ=テーマは〈嵐〉=の「恐ろしい嵐の思い出」を何度も繰り返し読む。そこには眞鍋さんが小学2年のころに体験した高知県室戸岬に上陸した室戸台風(1934年、昭和9年)の生々しい記憶がリアルに書かれていた。これからパソコンで活字化して来週早々にも公開したく思う。
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【きょうの一文・ことば】
『(1986年のチェルノブイリ原発事故は)放射性物質の降下を恐れ、雨の日に屋外で遊べず、牛乳が飲めなくなるなど不安が広がり、環境に配慮したエネルギーへの転換を求める意識が高まった。東日本大震災の直後に起きた二〇一一年三月の東京電力福島第一原発事故で「決定的な影響」を受け、脱原発の表明に至った』
『また、二二年末までに全ての原発の稼働を停止し五〇年までにエネルギー消費を半減させ、再生可能エネルギーとスマートグリッド(次世代送電網)への移行を目指すとの目標を確認。再生可能エネルギーの研究開発により、ドイツでは三十七万人超の雇用を創出し、エネルギーの効率化で産業界のコスト削減につながった』
『国際的にも、地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」への合意が広がり、エネルギーシフトの潮流は勢いを増していると主張。日本でも、多くの自治体でエネルギーシフトへの関心が高く、対話が望まれている』
=29日付中日朝刊1面『「新たな道」再生エネに転換を 脱原発日本と共に 独外相本紙に寄稿』の記事の中から。寄稿内容の説明の1部分

【新聞テレビから】
☆『ボージョレ秋の味到着 17日解禁』『〈匠地技 戸隠竹細工 長野④〉新そばの豊かな恵み =宿坊の門に下げられた「そば玉」。新そばの季節の到来とともに、新しいものに付け替えられる』『松葉ガニ、紅葉…観光シーズン前に 鳥取予約取り消し1万泊超 地震発生から1週間』 『鳥取で震度4』、『ボブ・ディラン氏 文学賞受賞の意向 大変光栄に思う』【〈中部の文芸 小説・評論 清水信〉名古屋文学の確証的資料 木下信三『野川友喜の話』 本欄には脱原発社会をめざす文学者の会の「OFF」創刊号についても触れられていた】、『〈2016年米大統領選〉私用メール 捜査再開へ FBIクリントン氏痛手に』、『ドゥテルテ氏「暴言やめる」「神のお告げ」と説明』、『米空港B767から出火 シカゴ離陸前170人脱出』、『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)♪ギネス認定 米チャート入りの最短楽曲』『豊洲副知事ら8人責任 検証報告 盛り土なし11年決定』、『駆け付け警護11日にも 南スーダン、閣議決定へ』、『「さらさら越え」通説に光 (佐々)成政「北ア」ルートに沿う史料発見』、『リボンの小池騎士 ハロウィーン=東京都の小池百合子知事が29日、東京・池袋で開かれたハロウィーンイベントに登場し「リボンの騎士」の主人公サファイアのコスプレ姿を披露。大きな帽子に赤いマント、手には剣を持って笑顔で手をふった』(29日付、中日夕刊)
☆『〈写真グラフ〉●eye IS(過激派組織「イスラム国」)にふるさと追われ イラクのヤジディ―教徒 過激派組織「イスラム国」に古里を追われた家族を写真家・林典子さんが描く』、『ノーベル賞受けるか? もちろんだ ディラン氏受け入れ』、『〈チェック〉宇宙の「匂い」SNSで実況 大西さんの投稿好評』『介護士志望の留学生急増 在留資格 来春の法改正見据え「将来は、日本に家族呼び寄せ働きたい」』、『強制収容の辛苦忘れず 戦後は農業・商店などで成功 MRJ(三菱リージョナルジェット)米拠点に日系人』、『65歳まで働ける企業74% 人出不足背景』、『■メセナ大賞に日本毛織』(29日付、毎日夕刊)
☆『「新たな道」再生エネに転換を 脱原発日本と共に 独外相本紙に寄稿』『独、22年末までに脱原発』、『核兵器の非合法化始動 国連委決議 条約交渉 日本は反対』、『天下に「岐阜」の名 高級柿2個32万円』、『運転中 ゲーム対策強化を 一宮小4死亡事故で父親』『「モラルに限界。第2の敬太生まないで」 同級生ら参列悲しみの通夜』『ポケGOで水道代4倍 常滑駅、トイレ利用増』、『架空発注で9億円支出 ソニー傘下、役員ら解雇』(29日付、中日朝刊)
☆『駆け付け警護11日決定 南スーダンPKO(国連平和維持活動)次期部隊付与』、『日本反対「安保優先」 国連総会委 核禁止交渉決議』、『新国立「和」織り込み 内装に折り紙、和紙モチーフ』、『名高裁相次ぐ逆転認定 難民審査に国連基準引用 厳しい立証求めず』『正義と共感に欠ける 第三者審査にも苦言 名高裁難民認定』、『「危険」住宅265棟 鳥取地震1週間 退去に住民困惑』、『悲しみ深く「お舟入」三笠宮さま 一連の葬儀始まる』、『運転の87歳逮捕 横浜・小1死亡 過失致死傷容疑』、『大阪万博「健康」テーマ 25年誘致へ基本構想案』、『ボート会場「長沼」整備に時間 都部局検証 五輪間に合わぬ恐れ』、『音コン・オーボエ部門 橋爪さん(橋爪恵梨香さん。28歳。大阪府出身。独カールスルーエ音大大学院終了)1位』(29日付、毎日朝刊)

十月二十八日
 国連総会第1委員会が27日(日本時間28日)、2017年の「核兵器禁止条約」制定交渉開始を定めた決議案を賛成多数で採決。これにより、核兵器の存在を非合法化する作業と核廃絶に向けた具体的取り組みが世界的に始まる。
 交渉開始の決議案に賛成したのは123カ国だが、なぜか唯一の被ばく国である日本は入っていない。反対したのだ。日本政府の意向が、どうやら核の廃絶よりも〈核の傘〉を優先したためとみられるが分からぬでもない。でも、ここは世界でひとつの被爆国として当然考えをあらため決議案に賛成し、核廃絶世界への先頭に立つべきだ。
 決議を主導したオーストリアやメキシコなど非核保有国はこんご禁止条約に反対する米露英仏中の5大核保有国への圧力を強めていくとみられるが、さて、どうなっていくことか。日本政府の追従は、少なくとも被爆者の心を踏みにじっていることだけは確かだ。人間の叡智に期待したいのだが。やはり、ニンゲンたるもの、【真の平和】を知らない、愚かで自分勝手な生きものなのかもしれない。

 政府が2016年度の文化勲章を、先にノーベル医学生理学賞の受賞が決まった細胞生物学の大隅良典さん(71)はじめ、絵画・彫刻で独特の世界(前衛芸術)を切り開いた草間弥生さん(87)ら六氏に贈る、と発表。文化功労者には、俳優・歌手・国際交流で社会に尽くす杉良太郎さん(72)小説家の津村節子さん(88)ら15氏が選ばれた。

        ×        ×
 降る雨をみながら、執筆を進め、ひと段落したところで本を読む。もはや、気持ちは〈吉乃〉〈信長〉である。夜。舞の俳句仲間が78年の人生を終えたということで、そのお通夜で葬儀場まで送り迎え。喪服姿の舞が雨の夜に、とても印象的に美しく輝いた。どんなお方だったか私は知らない。でも、彼女がお世話になったのだから。いい人だったに違いない。おやすらかに
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
「大事にしてきたのは人間を書くということ。長谷川伸先生の教えです」/「(師は)仕事はこの世で受けた恩を返すためにある。僕に代わって君が、この恩を返してくれ」。それが遺言になった。/「…人の心を書くこと。その温かさを見つけること。先生に叱られないよう、一生懸命にやるつもりです」
=28日付中日夕刊『「心の温かさ書く」平岩さん、受章の喜び』の記事のなかから。文化勲章受章が決まった小説家平岩弓枝さん(84)の喜びのことば。平岩さんは民放の中で「よぼよぼとならない小説を書きたい。威勢のいい小説を書きたい。」とも語った

【新聞テレビから】
☆『大隅氏ら文化勲章「サイエンスを文化に」 平岩、草間氏も 功労者杉良太郎氏ら』『「心の温かさ書く」(作家の)平岩さん、受章喜び』『〈喜びの声〉文化勲章太田朋子さん(国立遺伝学研究所名誉教授。83歳。愛知県みよし市出身)「ほぼ中立説」進化を解明 文化功労者西尾章治郎さん(大阪大学長。65歳。岐阜県高山市出身)高山の自然DB(データベース)研究支え』、『継続生徒の心に火 中日教育賞、11人を表彰』、『「サムライ」NYに出陣 おもてなし武将隊 文化発信』、『大川小訴訟石巻市控訴へ 遺族側反発「感情逆なで」』『核禁止条約交渉 開始へ 国連委決議 日米などは反対』『核廃絶も決議 日本主導』、『登校の列に車小1死亡 横浜 3台事故、11人重軽傷』『横たわる子、泣き叫ぶ女性』『対策強化後も相次ぐ』(28日付、中日夕刊)
☆『大隅氏ら文化勲章 6氏決定 草間弥生氏も 大隅良典氏(71歳。ことしのノーベル医学生理学賞。東京工業大栄誉教授)草間弥生氏(87歳。絵画・彫刻)中野三敏氏(80歳。日本近世文学)太田朋子氏(83歳。集団遺伝学)平岩弓枝氏(84歳。小説家) 船村徹氏(84歳。作曲家)』、『核禁止条約交渉入り決議 国連 日米露など反対』『〈解説〉日本「核の傘」優先【ニューヨーク國枝すみれ】』、『小池氏政治塾に4500人 30日開講 選挙ノウハウ伝授 新党結成への布石か 「候補者発掘兼ね」』、『母の訴え私が継ぐ 厚木基地騒音訴訟 地元幼稚園長 親子2代最高裁陳述へ』、『電通「時短企業」取り消しか 厚労相「認定基準適切にしたい」』、『「土人」発言抗議案可決へ 沖縄県議会「県民の尊厳踏みにじる」』、『別れ惜しみ弔問記帳 三笠宮さまと交流の人々』(28日付、毎日夕刊)
☆『ハム、サヨナラ弾で王手 日本シリーズ第5戦が27日、札幌ドームで行われ、日本ハムが西川のサヨナラ満塁本塁打で5―1と広島を下し、3連勝で対戦成績を3勝2敗として10年ぶり3度目の日本一にあと1勝とした』、『三笠宮さま逝去 戦地体験平和訴え〈評伝〉怒りと反省 原動力に(東京社会部・小松田健一)』『斂葬の儀 来月4日』、『いじめ最多22万4540件 15年度 不登校児童2万7581人』『現場の見極め課題』、『佐川社員自殺 労災認める 仙台地裁「嫌がらせでうつ病」』、『検察「不正2年前から」ダイコー会長 廃カツ起訴内容認める』『被告はっきり「間違いない」』(28日付、中日朝刊)
☆『日本ハムが王手』、『泊原発 再稼働大幅遅れ 津波で防波堤破壊の恐れ』、『将校から史家に 三笠宮さまご逝去 100歳 斂葬の儀 来月4日』『町を歩き 歴史究め 自由で気さく 家庭題に俳句』『「いつもニコニコ談笑」多治見の陶芸家と親交』『〈評伝〉護衛付けずに外出【大久保和夫】』『「生前退位」 規定主張 皇室典範制定時 当時の政府認めず 終戦直後』、『いじめ最多22万件 昨年度 学校間で認知に差』、『タンチョウ保護NPO法人表彰 日韓国際環境賞』、『音コン・声楽部門 村元さん=村元彩夏さん。32歳。青森県出身。東京芸大大学院終了。透明感のあるソプラノでバーバーなどを歌い、詩の世界を豊かに表現した=1位』、『異臭訴え1人のみ 東名古屋病院 故意に異物混入か』(28日付、毎日朝刊)

十月二十七日
 昭和天皇の末弟で天皇陛下の叔父でもあった三笠宮崇仁(みかさのみやたかひと)さまが午前8時34分、心不全で東京の聖路加国際病院で亡くなった。100歳だった。宮さまは戦時中、陸軍参謀として南京に派遣されたご経験から深い反省を抱き続け、戦後は一貫して歴史学者としても古代オリエント史の研究に情熱を注がれた。「戦争」と「昭和」を生涯背負い続けられた人生で、戦後、平和の大切さや国際親善の重要性を一貫して身をもって実践された。お安らかに―― 合掌
        ★        ★

 中部圏での同人誌活動の活発さは、わが家に日々、届く多彩な同人誌からも分かる。写真は届いた同人誌の1部。〈海〉など、まだまだほかにも数えしれない
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 中部ペンクラブの秋の新企画【文学座談会「中ペン同人、大いに語る】=場所は愛知県西尾市の三河湾リゾートリンクス=が来月1日に迫り、このところはわが家に届いた数多くの同人誌の作品や「あとがき(編集後記など)」をあらためて読み返したり、各同人誌の〈顔〉ともいえる表紙デザインを感心して見たりしている。というのは当日司会進行の大役を仰せつかっているので、少しは事前の準備をしておかなければ、と。私なりにそう思うからである。
 座談会当日は、二〇一六年十月号が栄えある第100号となった「弦」主宰の中村賢三さんはじめ、十一月號で紙齢第632号を刻んだ「北斗」同人・棚橋鏡代さん、芥川賞作家小谷剛さん(故人)の同人誌「作家」の流れをくむ「じゅん文学」同人・丹羽加奈子さん、躍進著しい文芸「弥(いよいよ)」代表の寺田繁さん、個人誌「P.be」を発行する臼田慶子さんのこの地方を代表する同人誌作家ら五人が、それぞれの文学活動について語り、これをたたき台に、中部ペンクラブ参加者全員でより実りある文学活動実現への道を探るのが狙い。
 そんなわけで私は今、時間の許す限り届いた同人誌とにらめっこしているが、とても読み切れるものでもないので当日はエイママよと無手勝流で、と思っている。ともあれ、語り手の発言を基に各人の文学に向かう姿勢といったようなものが引き出せたら、と願っている。だから当日は参加者全員がそれぞれの文学感を自由闊達に話し合える場になれば、それはそれなりの効果があるのでは。
 話の進展次第では当然、高齢化社会での老いとの対峙とか介護など家族の問題、旅の記録文学化、さらには現在、私自身も取り組んでいる脱原発社会への文学を通しての取り組み―など生きてゆくに当たっての幅広い文学についても話し合えたら、それ自体が文学活動への活力、すなわち生きてゆく力になるもの、と信じている。風光明媚な三河湾の海をステージに、いろんな視点から、いろんな文学世界があぶり出されたらいいな、と期待している。

 滝高時代の友、お祥(石田祥二さん)から2度にわたる留守電。何事か、と思って中身を聴くと〈滝高健児〉の同窓会の返事がまだ届いてない。来てもらわな困るがや。おみゃあだけ、返事がきてなゃあぞ、というものだった。さっそく返電し非礼をわびると「イガミには、当日の模様を滝の同窓会報に書いてもらわんといかんでな」ときた。分かった、わかったよと答えはしたものの……。同窓会は来月13日、名鉄犬山ホテルで行われる。

【きょうの一文・ことば】
 同人雑誌で書いている人にとっては、同人雑誌批評が唯一の楽しみだと言っても過言ではない。
 二十二歳で最初に「作家」に載せてもらった作品を、清水信氏が新聞で取り上げてくださったときは、たいそう嬉しかった。その数年後には吉良任市氏に評価していただき、写真まで掲載されて慌てた。……
(略)
 昔に比べると、同人雑誌批評そのものも甘いような気がする。厳しく言っても仕方が無いと思っているのか、純文学と大衆文学の区別もわからない人には何を言っても無駄だと思っているのか? とにかく甘い。厳しく言うと、書けもしないのに偉そうに! と言われるが、そういう反論も、昔はなかった。創作力と批評力は、別物である。 戸田鎮子
=『「じゅん文学」2016/10 №89』の〈編集室の窓〉から。「じゅん文学の会」主宰・戸田鎮子さん
                 
【新聞テレビから】
☆『三笠宮さま逝去 昭和天皇の末弟 100歳、皇族最高齢』『学者肌の庶民派殿下 オリエント史研究に力』『午前4時起床、ラジオで語学講座 通勤30分、夫婦で散策も』『軍務経験、平和訴え』『園遊会 取りやめ 首相、謹話発表』『中部の関係者ら 悼む スケートフォークダンス発案 スポーツにも情熱』、『韓国漏えい相手が謝罪 大統領府の便宜は否定』、『「南スーダン首都攻撃も」反政府勢力トップ 治安安定を否定』、『ダイコー会長不正認める 名地裁 廃カツ横流し初公判』、『一宮・小4死亡事故 容疑者「運転中ポケGO」』、『〈関西発〉新感覚「3次元小説」大阪大教授が考案』(27日付、中日夕刊)
☆『三笠宮さまご逝去 昭和天皇の末弟 皇族最高齢100歳 継承資格4人に』『首相が哀悼の意』『平和願い歴史探究 三笠宮ご逝去 最後の皇族将校「紀元節」復活に反対』『飾らぬ素顔我が道 カラオケやドラマ楽しむ』『ダンススポーツ発展に尽力』『「新しい皇族像切り開いた方」友人・色川さん』『皇室の減少対応 政府の中で検討 官房長官』、『南スーダン治安不安定 前第1副大統領「和平合意崩壊」』、『NY原油 (1バレル当たり)49㌦台』 3週間ぶり安値』『東証、売り優勢』、『「密度濃い4カ月」 大西さん子どもと交信 30日に地球へ帰還』、『地中海の死者最悪 今年難民ら3800人』、『シリア学校に空爆 子供ら 28人死亡』、『外国人証言を誤訳 ジャカルタ裁判 新書面を 証拠採用』、『市、立ち入り検査へ 東名古屋病院 患者給食異臭受け』(27日付、毎日夕刊)
☆『津波犠牲大川小に過失 賠償命令遺族へ14億円 仙台地裁「予見できた」』『〈解説〉学校防災 命守る覚悟を(河北新報・斉藤隼人)』『子どもたちの声届いた 大川小訴訟 津波までの51分 真相はわからず 「今もわが子捜している」原告の鈴木さん、支援に感謝』『74人犠牲悲しみなお 訴訟不参加の遺族「思い出しつらい」』『一審勝訴は4件目 15件中』、『総人口初の減少確定 15年国勢調査 65歳以上、4分の1超す』『(愛知)県人口 748万3128人』、『高井有一さん死去 84歳芥川賞作家「内向の世代」』、『100社近く介し販売 廃カツ不正 初公判で検察指摘』、『援助交際見返りに偽札 中村署 容疑の僧侶逮捕』(27日付、中日朝刊)
☆『大川小遺族が勝訴 仙台地裁 津波避難で過失 市側に14億円賠償命令』『大川小訴訟判決「未来の命につながる」原告 検証継続訴え』、『総裁3期9年了承 自民』、『南シナ海「解決に協力」 比大統領、首相と会談』、『音コン・作曲部門 白岩(優拡)さん=29歳。 北海道八雲町立八雲中教諭の「BIRTH 0―0(ZERO)」が1位に=1位』、『東名古屋病院 患者給食から異臭 健康被害なし 配膳以後に異物か』、『目黒女性不明「女装し待ち伏せ」容疑者 部屋近くで数時間』(27日付、毎日朝刊)

十月二十六日
 東日本大震災で死者・行方不明児童合わせて74人と被災地の学校では最大の津波犠牲者を出した宮城県石巻市立大川小を巡り、23人の遺族が市と県に計23億円の損害賠償を求めた訴訟の判決がこの日あり、仙台地裁は「市の広報車が高台への避難を呼びかけてから津波襲来まで7分の余裕があり、津波の予測は当然出来たはずで避難についての過失があった」として計約14億2600万円の支払いを市と県に命じた。
 この判決は、震災発生から刻々と変化する事態に対処する教育界の判断力と行動力の大切さを指摘、「こどもたちの命を守るには、【想定外の事態】は免罪符にはならない」との警鐘をならした点で、その意義は大きいと思う。
        ☆        ☆

 安倍晋三首相が来日中のフィリピンのドゥテルテ大統領と官邸で会談。中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題に関し「法による支配の重要性」を前提に国際法に基づき紛争を平和的に解決することで一致。先の中国訪問時にアメリカとの決別宣言とも取れる発言で物議をかもした対米問題では、この日都内であった自らの講演で米軍部隊の撤退をあらためて求めるなど米国批判を繰り返し、したたかなところを見せた。
 日本シリーズは札幌ドームで第4戦があり、日本ハムが3―1で広島に勝ち、2勝2敗のタイに持ち込んだ。

        ×        ×
 社交ダンスのレッスンの場所取りで朝一番で市内の公民館へ。運良く取れ、まずは一安心。このところの急な冷え込みのためもあってか。高齢の次女猫シロちゃんが、どこかしら元気がなく心配していたのだが。舞が帰ると急に元気になったので、ホッと。それにしても、彼女にとっては舞がご主人さまで、私が家来なのかも知れない。毎日マイニチ、ナンダカンダと追われ、本も読めなければ執筆もままならない。アッというまに時が駆け抜けていく。

 夜。「熱砂」同人の真伏善人さんからテーマエッセイ=テーマは〈嵐〉=が届く。タイトルは【あらしの記憶】で、1962年9月、真伏さんが中学生の頃、ふるさとである裏日本の越後平野で家族と共に体験した【第二室戸台風】のことが少年の目と感性で実にリアルに描かれており、思わず、私も自ら体験した伊勢湾台風を思い出した(公開は明日以降になりますが、皆さん! ぜひ読んで下さいね)。

【きょうの一文・ことば】
「やはり息子がいうように、裏山に逃げるべきだった。あの51分間の〈なぜ〉を、これからまた一緒に話し合ってこうしなければならないのだということを、これからも語り合っていきたい」
=石巻市立大川小の津波被害訴訟で勝訴した原告団の父親の1人の発言。判決後、メディアに対して、こう語った

【新聞テレビから】
☆『富士山初冠雪最も遅く 記録タイ』、『竜 再出発の秋 キャンプ開始』、『受賞の北野(武)さん「力をもらった」パリで叙勲式』、『廃棄カツ横流し認める 名地裁初公判 元仲介業の木村被告』、『精神指定医89人処分諮問 厚労省 資格不正取得疑いで』、『無利子型成績基準を撤廃 奨学金17年度 対象2万人増』、『自民総裁任期「3期9年」 改革本部了承 安倍氏出馬可能に』、『コカ・コーラとキリン提携協議 物流や仕入れ 株持ち合いも』、『Xマスに次ぐ催しに ハロウィーン 大化け 栄の商業施設、31日へ 商戦連携』(26日付、中日夕刊)
☆『富士山やっと初冠雪』、『■Topics ピコ太郎現象 ネット時代ならでは シンプル&コミカルで世界をとりこ』、『精神指定医89人取り消し 厚労省 資格不正取得 午後決定』、『米アップル減収 iPhone低迷 15年ぶり 9月期』、『目黒女性不明 容疑者、失踪工作か 被害者財布、衣服なくなる』、『津波てんでんこ 浸透せず 東洋大調べ すぐに避難 7割「意味がわからない」』、『低所得者融資が滞留 検査院指摘 25都道府県で1072億円』(26日付、毎日夕刊)
☆『韓国大統領が演説漏えい 違法、謝罪 事前に友人へ伝達』、『土下座の後頭部蹴る 鈴鹿・中2暴行死 主導16歳少年』『「明るく、弟思い」森さん知る住民ら』、『不明男児「海に捨てた」 堺・父親供述「階段から転落死」』、『難民不認定続く取り消し 名高裁  異例の今年3件目 7月、ネパール人男性に』『日本は 「難民鎖国」 厳格審査 昨年7586人中認定27人』、『名駅近くに新インター 名高速新洲崎 リニア開業に合わせ 駅直結構想は断念』、『熱狂「ドゥテルテ」コール フィリピン大統領来日』、『中小企業向けテロ安否確認 豊田通商、年60万円 捜索や避難先手配も』(26日付、中日朝刊)
☆『原発再編へ東電分社案 経産省 廃炉費確保狙う』、『朴大統領演説文が流出 知人添削認め謝罪 高まる「密室」批判 70年代から懇意』、『石原氏「読んだ記憶ない」 豊洲盛り土 有識者報告書』『豊洲 部下に丸投げ 石原氏「判断できぬ」文書で回答』、『名古屋城復元 専決処分「待った」 オンブズマン 市長に申し入れ』、『高市総務相も「白紙」 パーティー代領収書』、『高樹沙耶容疑者大麻所持で逮捕 本人は否認』(26日付、毎日朝刊)

十月二十五日
 米国に対する敵視など数々の過激発言の半面、〈フィリピンの英雄〉といってもいいドゥテルテ大統領が就任後、初の来日。岸田文雄外相らとの夕食会に臨んだが、東京の夜には歓迎で集まった在日フィリピン人らが出迎え、〈ドゥテルテ〉コールが空高く鳴り響いた。あすは安倍首相との会談が行われるが、互いに実りある会談になればと思う。

 やはり、プロ野球は勝ったり負けたりのドラマで、その方が良い。第一、両方のファンが喜ぶ。場所を札幌ドームに移しての2016年日本シリーズが今夜行われ、延長10回裏、二刀流の大谷が打者としてさよなら適時打を放ち4―3で日本ハムが広島に一矢を報いた。これで広島の2勝1敗。どちらかが4勝した時点で終了するだけに、面白くなってきた。
 わが家の場合、妻と私、離れて暮らす次男ともに広島ファンだが、どちらかといえば私は緩やかなファン(もちろん、長男をはじめ全員がドラゴンズファンでもあるのだが)。これに対して妻はどうしたわけか(次男の影響か)。大の広島好きだけにこの際一気に日本ハムを叩きのめしてしまえばと思っていたようだが、そうは問屋がおろさない。私は最後までもつれ、最後に広島が勝った方が、より感激も多くなるので、そちらを願っている。

 ここに平成22、23の両年度に、わが中日ドラゴンズがセ・リーグ連覇を果たしたときの自著〈いがみの権太 大震災「笛猫野球日記」〉の書き出し〈はじめに〉の一節を掲載しておきたい。
――プロ野球は勝ったり、負けたりの繰り返しです。人生だっていいことがあれば、悪いことだってあります。野球ほど喜怒哀楽がくっきりと出るステージはありません。そこには家族愛や、友だち同士の絆も垣間見られます。この本を通じて真の野球文化とは、そして人間の幸せとは何か、をそれぞれの人が、それなりに考えて頂けましたら、本にした価値があるかと思います。  平成二十四年三月吉日・伊神 権太

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 高層オフィスビルもひっそり眠るよう。午後10時、電通の一斉消灯。働き過ぎ停止のスイッチに。
      ◇
 高度の戦術を秘める「手の内」か、刺激を避けたい胸の内か。武器使用見せぬ公開訓練。自衛隊「新任務」訓練。
=25日付毎日夕刊〈近事片々〉から。抽出
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【きょうの一文・ことば】
 一休宗純が生きたのは乱世の時代で、社会の低層にいる人たちは想像を絶するような困窮の生活を送っていた。水上勉は幼少時代や終戦直後の一時期にも似たような暮らしを経験した。そのような時代を生きぬくにはどうすればよいのか。水上勉がたどりついたのは地獄のような生活のなかでもなお精神の高みを保つことだ。その場合、彼にとって仏教の思想が魂の救出になった。
=25日付中日朝刊『〈人生のページ〉水上勉の仏教回帰と作風の変化――張 競㊦ 転換点「一休」「風狂」を独自に解釈』のなかで。ちょう・きょう明治大教授の考察

【新聞テレビから】
☆『福島廃炉に年数千億円 計2兆円の想定大幅増 国試算燃料除去で膨張』、『避難させず50分「なぜ」問い続け 大川小津波訴訟 あす判決』『学校側の津波予見性争点 大川小訴訟あす判決「想定区域外」反論』、『4歳男児不明両親逮捕 大阪児童手当詐取の疑い おいも行方不明』、『モバイルスイカ一部障害 「アップルペイ」開始 アクセス集中』、『高樹沙耶容疑者 大麻所持で逮捕』、『遺書にも 離婚裁判巡る不満 宇都宮爆発の元自衛官』、『16歳少年「やりすぎた」 鈴鹿・暴行事件 中2死亡知らされ』、『乳がん啓発私たち一役 同朋高生ら29日イベント参加 名古屋』、『★オートファジー拠点承認 大阪大医学部内に設けられていたオートファジー(自食作用)の研究拠点が、正式な医学部付属施設として学内会議で承認された。基礎と医療応用の世界初の共同研究拠点「オートファジーセンター」として活動を加速させるという』(25日付、中日夕刊)
☆『〈東海百景〉笑顔にする妖精 三重県鈴鹿市の「鈴鹿花き」で9年前に誕生した観葉植物を生かしたインテリア〈森の妖精モスピー〉が人気を集めている』『鈴鹿大ヒット観葉植物「モスビー」 心癒やし10万個 障害者が制作協力』、『「武将のNAGOYA」よろしゅう 家康NY出陣 世界の中心からPR』、『福島廃炉に年数千億円 経産省試算 800億円から拡大』、『南スーダンPKO 5カ月派遣延長 閣議決定』、『イラク、トルコと対立 モスル奪還作戦参加を拒否』、『警察施設襲撃 59人死亡 パキスタン イスラム過激派か』、『JR九州 初値3100円 東証上場』、『被害者遺族 市を提訴 逗子ストーカー「住所漏らされた」』、『五輪3会場「400億円圧縮」 都試算追加工事の減額可能 識者「元の算定甘い」 バッハ会長面会前後に「見直し」』、『首都防衛夢のあと 横須賀「砲台跡」初公開』、『■ノーベル賞小柴氏の財団 来春解散へ』(25日付、毎日夕刊)
☆『逗子ストーカー殺人で住所漏えい 被害者の夫 市を提訴へ』『妻の遺志「僕がけじめ」 死受け入れられず部屋そのまま(小沢慧一)』、『駆け付け警護訓練公開 群衆から国連職員救出想定』、『廃カツ転売背景は? 名地裁 3被告あすから公判』、『電通夜10時全館消灯 過労自殺受け長時間労働抑制』、『「秋葉原のような事件を」宇都宮爆発 容疑者ネット投稿』『自宅と車でも爆発物使用か』、『「DNA鑑定は不可能」袴田さん即時抗告審で高検』、『河村市長揺れる進退 任期あと半年 3期目か国政狙いか』、『第48回中日教育賞決まる』(25日付、中日朝刊)

十月二十四日
 心配そうに。いつも見守ってくれているシロちゃん=わが家にて
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 それこそ息つく暇のない1日が〈かぜ〉、いや嵐の如く過ぎ去った。
 休む間がないと言った方がよいのかもしれない。アレもコレもで、さすがに少し「加齢」の身にはこたえた。でも、あちらこちらに電話するなどして忙しそうにしている私をどこまでも黙って見守ってくれていたのは。それは、齢21歳になるわが家の長老、愛猫シロちゃんだった。
 次女猫のシロちゃんは、ことし3月7日に亡くなった長女猫こすも・ここのあとを、本当によく継いで私たち家族を守ってくれている。いまは24日深夜、時計は日をとっくに、またいで翌日(25日)未明の午前2時をはるかに越えている。

 24日はまず朝起きてメールをチェックしたところ、私自身所属する「脱原発社会をめざす文学者の会」の会報第8号(11月1日付発行)原稿の著者校=脱原発社会に大きな一歩~鎮魂の原爆文学を読み、ブルーグラスでアメリカを識る~=の校正要請が届いていたので送られてきた出稿分につきチェックし、事務局に「特に問題はない」旨を送信(あとで指摘されたが実は「の」が抜けたカ所が1カ所。気がつかなかったが、見つけてくださった校正者・ゲンさん、山本源一さんには、感謝)。

 次いで前日からきょうにかけ、相次いで「熱砂」同人の若手女性ふたりから届いたテーマエッセイ=テーマは〈嵐〉。山の杜伊吹さんの「灼熱収容所」と黒宮涼さんの「嵐の日」の2編=の原稿読みと編集作業に取り掛かり、チェック済みエッセイを管理画面に送ると同時に「熱砂」画面でのテーマエッセイ〈嵐〉の公開開始をサーバー担当者に要請。

 編集作業を進めているさなかに、今度はネパール・カトマンズ在住の〈カトマンズのおしんさん〉、すなわちポカレル本田明美さんから私のパソコンに、先にお願い済みだった名古屋の【ばあちゃん合唱団】の持ち歌〈愛のラブバード〉のネパール語への合唱用翻訳と楽譜が届き、明美さんが【ばあちゃん合唱団】のユーチューブに合わせレコーディング化したテスト版は別途お送りします、との嬉しい知らせが入った。
 さぁ、大変だ。小説の新作執筆以外にも、せねばならぬことがドンドン出て来た。どうしよう。こうなると、何から手をつけたらよいものか。1度頭を整理する必要がある。というわけで、私はとりあえずネパール語への翻訳化作業がほぼ終わりに近づいていることを【ばあちゃん合唱団】の皆さんにお知らせしなければ、と思い関係者に連絡することに。ところが、なかなか連絡がつかず、夜にまでずれ込んだのである(これは相手もお忙しい方たちなので仕方ない)。

 それはそうと、来月1日に西尾市の「三河湾リゾートリンクス」で開かれる中部ペンクラブの秋の新企画、文学座談会「中ペン同人、大いに語る」も近づいてきたので、こちらの催しの最終調整の相談も当然しておかなければ。デ、私は、あれやこれやと進める合間に同じ企画遂行に携わる名古屋の女性とも電話連絡。とりあえず参加人数の最終把握をと、大垣の男性に電話をするなどしたが、何度かけても通じない(結果的には先方からかけてくださった)。
 こんな按配で時は刻々と過ぎていき、新聞など各メディアのチェックはむろん、第21回めとなる私が主宰するウエブ文学同人誌「熱砂」のテーマエッセイ〈嵐〉の告知をする〈What’s New〉欄の執筆も、これからということになる。
 以前にも本欄で書いたが、私は第一線の現役の記者時代から「忙しい」ということばが大嫌いだったが、きょうはホントに1日じゅう次から次にとせねばならぬことが浮かび上がり振り回される結果に。「忙しい」と叫びたい気持ちにかられたのも事実だ。それとも、かつてのタフネスさとバイタリティーが消えつつあるのか。いやいや、そんなことはない、と言いたいところではある。歯がやはり痛むので時間を見計らって歯医者さんにも飛び込み、消毒だけしていただいた。

 そして。もうひとつ。今の私にとって、1番たいせつなこと。それは信長の側室・吉乃(吉野、類とも)を主人公とした〈あゝ 吉野恋歌(仮題)〉の執筆である。きょうは、それどころでなく1行も書けなかったが、私が信じる頼りにしている方から貴重な新たな情報がもたらされ、とても嬉しく思った。こちらも合間を縫って指摘部分をネットで検索するなどして頭に十分入れたのである。
 心から礼を述べ、同時に私にしか書けない吉乃の世界を描き上げられたら、と思っている。

【きょうの一文・ことば】
 二十二日より連絡が取れなくなり、自宅を訪ねたところ、浴槽で穏やかに眠っている父を見つけました。/父が俳優として恵まれた人生を送れたのも、皆さまとの出会いによるものだと感謝いたしております。/子どもの頃、長い間、父と会わないでいる時間がありました。私が俳優になってからは、先輩として、演技の師として、そして父として濃密な時間を過ごすことができました。/生前、親交を持たせていただいた方々、ファンの皆さま、心よりお礼を申し上げます。
=24日付中日夕刊『平幹二朗さん11年に滞在・公演 可児へ再び かなわず』『名古屋で最近も出演 父で先輩で演技の師』の記事のなかで。平幹二朗さんの長男で俳優の平岳大(たけひろ)さんの感謝のことば

【新聞テレビから】
☆『余震警戒の中初登校 鳥取依然15校に避難者』『「コナン館」再開急ぐ 地震知らず海外ファン来訪』、『宇野(昌磨=中京大)V フィギュアGP フリーもトップ』、『スネ夫の声25年余 肝付兼太(きもつき・かねた=声優、本名兼正=かねまさ)肺炎のため死去、80歳』、『大鵬の連勝止めた元小結羽黒岩死去=腎不全のため23日午前8時10分、宮崎県日南市内の病院で死去。70歳。大鵬の連勝を45で止めたことで知られる戸田智次郎(とだ・ともじろう)さん』、『平幹二朗さん11年に滞在・公演 可児へ再びかなわず』『名古屋で最近も出演 父で先輩で演技の師』、『三波春夫さんを再現ネットで称賛 本人そっくり音声合成自在 名工大など どんな曲も感情豊かに』、『貿易黒字2期連続 上半期 震災前水準上回る』、『〈匠地技 戸隠竹細工 長野①〉日常に生きる「用の美」 写真・内山田正夫 文・竹田 弘毅』(24日付、中日夕刊)
☆『会いたかったヨ 鳥取地震 小中で授業再開』、『西洋古典劇第一人者「ハムレット」平幹二朗さん死去 82歳』『〈評伝〉せりふで舞台に深み【濱田元子】』、『貿易黒字2・4兆円 上半期 震災前水準超す』、『化粧品の体験談 基準抵触 85% 広告「シミ薄く」「肌に張り」…感激続々 JARO(日本広告審査機構)ネット調査』『誇大広告苦情5年半で383件 国民生活センター』、『円、103円台後半 東証もみ合い』、『ダッカ事件を批判 ジャカルタ事件城崎被告に質問開始 東京地裁』、『40㍍先まで金属片 宇都宮爆発 高い殺傷能力』『通信機器扱い得意 元自衛官 ネットに事件示唆「炎上期待」の投稿』、『中西夏之さん死去 前衛芸術の旗手で脚光 81歳』(24日付、毎日夕刊)
☆『マツタケ減細る産地 日本一の長野温暖化で 松枯れ病拡大』、『小池政治塾 4000人応募』、『衆院2補選自民系勝利 東京10区若狭氏 福岡6区鳩山氏』、『安保法新任務を明言 首相「自衛隊 平和の守り神」 観閲式にオスプレイ』、『平幹二朗さん死去 82歳「蜷川マクベス」名演』『蜷川イズム後進に 平さん急死、舞台控え』、『公園で爆発3人重軽傷 宇都宮 72歳元自衛官自殺か』、『現代アート60万人満喫 あいちトリエンナーレ閉幕』、『富山知事に 石井氏4選』『岡山知事は伊原木氏再選』『志摩市長に竹内氏』、『★名流祭が閉幕』(24日付、中日朝刊)
☆『平幹二朗さん急死 82歳 俳優「王女メディア」』、『重体の中2死亡 鈴鹿集団暴行』、『衆院2補選自民勝利 東京10区若狭氏 福岡6区鳩山氏 共闘野党を倒す』『小池劇場かすむ自民 東京10区補選 民進「国政」で戦えず』、『高校生ら2000人 私学助成訴え行進 名古屋「かなえたい夢ある」』、『モスルIS抵抗激化 イラク軍 奪還作戦1週間』、『連続爆発3人けが 公園で元自衛官、自殺か 宇都宮』『青ざめる祭り客 現場の公園「テロかと思った」』、『■ファッション・公演ウイーク東京閉幕』、『容疑者と被害者顔写真取り違え 中京テレビ放送』(24日付、毎日朝刊)

十月二十三日
 「ハムレット」「リア王」「オセロ」など。数々の名演で知られた俳優の平幹二朗さんが亡くなっているのが、今夜見つかった。82歳だった。一人暮らしの東京都世田谷区内の自宅浴室で倒れていたところを午後6時半ごろに家族が発見、心肺停止状態だったという。くしくも劇団俳優座でデビューし60周年の年に、平さんは逝った。あの人も、このヒトも。まるで川の流れのあぶくのごとく消え去っていく。
 マツダスタジアムで日本シリーズの第2戦。広島がこの日も5―1で日本ハムに快勝。舞台は25日午後6時半からの札幌ドームでの第3戦に。

 衆院東京10区と福岡6区の補欠選挙が投開票され、東京は自民党前職若狭勝さん(59)が、福岡も無所属新人で鳩山邦夫元総務相の次男鳩山二郎さん(37)と、いずれも自民系が勝利。事実上の自民2勝に二階幹事長は「国民の期待に応えられるよう、政府と党が一体となり、がんばっていこう」と述べた。
 宇都宮城址まつりが開かれていた城址公園で爆発と車両火災があり、爆発の巻き添えにあった2人が重傷、1人がケガ。元自衛官、72歳の男の焼死体が見つかった。遺体ズボンポケットには運転免許証入り財布が。靴下には「命を絶って償います」との遺書が残されていた。
        ☆        ☆

 午後。舞が「いつだったか。確か新聞で目にしたとおぼえているが。最近、ジュンク堂書店で取り扱いが始まったチョット面白そうな感じのする〈文庫X〉を見てみたい。このへんの本屋さんでも、そろそろ始まってるのじゃないかしら。どんなだか知りたいので連れてってよ」というので市内の夢屋書店へ。
 あいにく〈文庫X〉は近々、搬入予定ですとのことだったが、店頭で立ち読みするうち、ついつい地元稲沢市出身の若手作家、飛鳥井千砂さんの「海を見に行こう」(集英社文庫)を手にしてしまい、購入していた。どんな筆致なのか。楽しみである。
 帰りに少しだけ畑〈エデンの里〉に寄って帰宅すると、玄関先に紙切れの伝言入りで柿と蜜柑が入った紙袋が。兄が玄関先に置いていったものと分かった。満96歳の母を連れ、名古屋から実家まで来たついでに寄ったものらしい。まさにひと足違いとはこういうことか。でも、「これも母が元気でいる証拠だ」と思えば少しは嬉しい気がする。

【きょうの一文・ことば】
「私の人生は『なため』そのもの」と語ったことがある。なためとは、山の道しるべとして木の幹に、なたで付ける印。「後から来る女性たちが、山を楽しみやすくするのが、私たちの役目」。田部井さんのなためをたどるように今、追いも若きもが各地の山々に登り遊び、にぎわいの花を咲かせている。 (共同・小池真一)
=23日付中日朝刊『先駆女性も頂きに 田部井淳子さん死去〈評伝〉清掃登山、環境保護 道しるべにも(共同・小池真一)』の記事から。抽出

【新聞テレビから】
☆『異彩北斎の西洋画? オランダ・作者不明6点 シーボルト目録に記述』、『南北10㌔断層が震源 鳥取中部地震、揺れ170回超』『鳥取中部地震自治体庁舎も損傷 備蓄品配布で混乱 名産ナシ落下』、『補助犬なお入店拒否も 清潔さ徹底管理知られず 受け入れ義務化14年 実地訓練の場 じわり増』、『田部井淳子さん死去 77歳女性初 エベレスト登頂』『先駆女性も頂きに〈評伝〉清掃登山、環境保護 道しるべにも』『中部の関係者惜しむ声 故郷福島の被災者支援』『「スケール大きな人」三浦雄一郎さん(84歳)』、『末期がん昨年判明 不明の妻遺体発見 高山 84歳殺害』、『大谷攻略 コイ先勝』、『湧き水だけで2週間、救助 奈良で遭難、島根県部長』、『高騰野菜 安くて助かる~ユニーが特売』、『経営会社に政活費120万円 事務所費名目 浅野岐阜市議が支出』、『〈サンデー版大図解〉世界の移民政策』(23日付、中日朝刊)
☆『〈東海百景〉秋の夜大輪の花=名港水上芸術花火が22日、名古屋市港区の名古屋港で開催された』、『〈Sストーリー〉ジャズ長い道のり――秋吉敏子さんの70年』『「一期一会」の演奏 86歳ジャズは私の人生 常に聴衆とデート』『鼓や謡を融合 私の音』、『横浜・患者中毒死事件1カ月 物証少なく捜査難航 延べ430人から聴取』、『カツ横流し解明なるか ダイコー会長ら26日から公判 契機や利益いまだ謎』、「ごみ屋敷」条例16% 大半高齢者対策進まず 主要市区調査』、『田部井淳子さん死去 77歳 女性初エベレスト登頂』『山と自然愛し抜き 被災者励まし続け 南極最高峰 共になごむ』(23日付、毎日朝刊)

十月二十二日
 かつて1975年に女性として世界でも初めてヒマラヤ最高峰のエベレスト(8848㍍)に登頂した女性登山家、あの田部井淳子さんが20日午前10時、腹膜がんで埼玉県内の病院で亡くなったという。77歳だった。合掌――

 日本シリーズ2016第1戦がマツダスタジアムで行われ25年ぶりに出場した広島(セ・リーグ優勝)が10年ぶりの日本一をめざす日本ハム(パ・リーグ優勝)に5―1で勝ち、先勝。この日先発した日本ハム大谷投手は制球に難があり6回3失点、逆に広島先発のジョンソンは7回途中1失点と踏ん張った。ファンは広島の黒田投手がいつ出てくるか、に注目しているが23日第2戦の先発は広島が野村、日本ハムが増井と発表された。
        ☆        ☆

 このところ少し気になっている加齢による体力低下をはねのけ各務原へ。社交ダンスのレッスンを受けるためだが、ここに参加している方々はミエちゃん、たなはしさん、そがべさん……と皆、感心するほど若々しい。きょうは、思いがけずマチコさんも久しぶりに顔を見せてくださり、どこか華やいだ空気に包まれた。
 ワルツ、タンゴ、ルンバと先生の教え方も基本にそって分かりやすく忠実でステップを踏めば踏むほどに全身が若返っていく気がした。途中、休憩時間にはダンス仲間からバナナやお菓子の差し入れまであり、なんだか小学時代の遠足気分にとらわれた。

 帰って。読書と執筆に集中。深夜から未明にかけ、各地に散らばる「熱砂」同人全員に次回のテーマエッセイ=テーマは〈嵐〉、400字詰め4枚=の締め切りが今月末に近づいている旨の連絡をメールで音信を兼ねて連絡する。

【きょうの一文・ことば】
「ダンテの『神曲』=13~14世紀の長編叙事詩。死後の世界を経験する壮大な物語=には、なんど読んでも新発見がある。こんなにも好奇心を満たしてくれる本はありませんよ」「人間、どこで失敗して地獄に堕ちてしまうのか。無駄遣い。うぬぼれ、やきもち。なまけもの。迷い。……。さまざまな悪魔たちが、目の前に立ちはだかるのにも皆それぞれ理由がある」「謎を解くカギは【ダンテのデスマスク】にある」
=22日夜CBC『〈世界ふしぎ発見!〉フィレンツェ・ミステリーツアー▽ルネサンス芸術に隠された暗号▽中世宮殿の驚きの秘密』の番組のなかで。光り輝く芸術の都・フィレンツェで、悪魔に魅せられた「インフェルノツアー」が、ダンテに描かれた神曲(地獄図)の一端を明かしてくれた 

【新聞テレビから】
☆『震源断層南北10㌔強 鳥取中部地震、140回超揺れ』『余震続き眠れぬ一夜 鳥取地震 避難疲れ、車中泊も』『長周期地震動 名駅混乱なし』、『〈民俗芸能 和をつなぐ国立劇場50周年㊦〉守る 被災地の舞 復興に助力』、『長谷川等伯 最年少仏画か 20歳前後、富山で見つかる』、『きらびやかに絵巻行列 京都で時代祭』、『「君の名は。」中国でもう海賊版 日本未発売DVDたった230円』、『「ディラン氏は無礼かつ傲慢」ノーベル文学賞選考メンバーが批判』、『東山動植物園動物人気投票 ◎ゴリラ◯ゾウ▲コアラ シャバーニ効果44年ぶり奪取か』(22日付、中日夕刊)
☆『3000人避難所で一夜 鳥取震度6弱屋根損壊 雨を警戒』『「余震で眠れず」被災者不安の朝 「長周期地震動」を観測』『サックスに感謝の旋律 ライブツアー再開 熊本地震で自宅全壊 プロ奏者』、『冬の使者が新潟に飛来』、『〈チェック〉難しい繁殖地道に準備 上野のゾウおめでた 無事出産なら同動物園初』、『ダムカード じわり人気 国交省企画 見学者に配布』、『風邪薬の成分「フルフェナム酸」ぼうこうがん転移抑制 北大チーム発表』、『ディラン氏は「傲慢」ノーベル賞選考メンバーが批判』『受賞者表記削除 ディラン氏サイト』(22日付、毎日夕刊)
☆『鳥取中部で震度6弱 M6・6 揺れ時間「熊本」並み 20人けが、2980人避難』『未知の地下活断層で発生? 』『「余震 いつ止まる」鳥取震度6弱 避難所不安な夜』、『接待漬け「感覚まひ」 三重・架橋贈収賄 4容疑者起訴』『入札価格「答え合わせ」「総合評価」発注者に裁量 名古屋のクラブなどでのやりとり』、『トヨタが燃料電池バス 来年発売 20年までに100台計画』、『人工知能で保育支援 名古屋の企業園児の体調チェック』、『牛舎ゴム管で首絞められる 高山・84歳殺害』、『ディラン氏サイト 「ノーベル賞」を削除 意図は不明』(22日付、中日朝刊)
☆『鳥取震度6弱 M6・6 西日本広く揺れ』『目の前で蔵倒壊 「感じたことない揺れ」 この地域で多い「横ずれ型」』『余震続き不安な夜』、『仏高速炉「半額負担を」 開発に5700億円 日本に要請へ』、『アジア大会へ政府支援要請 愛知県など』、『物価2%先送り検討 日銀黒田総裁下で達成困難』、『将棋連盟調査委設置へ 三浦九段のパソコン解析』『不当処分撤回を 三浦九段、再び反論』、『乳児死亡 保育士を逮捕 昨年12月 傷害致死容疑、否認 神奈川』、『「土人」発言隊員処分 大阪府警 「信用を著しく失墜」』(22日付、毎日朝刊)

十月二十一日
 午後2時7分ごろ、鳥取県中部の倉吉市と湯梨浜町、北栄町で震度6弱の地震が発生。気象庁によれば、震源は鳥取県中部で震源の深さ11㌔、地震の規模はマグニチュード(M)6・6と推定される。津波はなかったが、この地震で北栄町では住宅2棟が倒壊。鳥取、岡山両県と近畿の3府県で計20人がケガをし、鳥取全県で3000人前後が避難したという。また最初に起きた地震以降、22日午前零時までに震度1以上の有感地震が100回を越え、地元では不安が募っている。

 常日頃の不摂生もあってか歯の1部がどうかすると神経ごと吸い込まれるように痛み時折、頭にまでしみるので開院まもないすぐ近くの歯科医院へ。痛む部分の消毒をしていただくなどしたが、丁寧な診察と患者の立場にたった親切な対応にはいつもながら感心。医師たるもの、こうでなければ、とつくづく思った次第だ。医師の優しいことば1つで痛みがどこかに消え失せてしまい、不思議だなと思う。

 午後。最近、私が所属する「脱原発社会をめざす文学者の会」発行の冊子『OFF 言葉と想像力によって 第1号』紙面で発表した小説〈海に向かいて、―瞬き〉の作品中に登場する【トシコさん】のモデルになった女性宅へ。遅くなってはしまったけれど、小説誕生に至ったいきさつを報告させていただいたが彼女からは「さっそく読ませていただきます。仙台から、こちらに来てしまった私の辛く、せつない心情がどんなふうに描かれているのか、とても楽しみ。ごんたさん、がんばってよネ」とかえって温かい励ましまで受けたのである。
 彼女は笑顔で出迎えてくださり、小説以外にもいろんな話が出来、よかったなと思う。

        ×        ×
 東北の福島第1原発事故の放射能汚染被災地、浪江町ではいま、百万本のコスモスが満開である。除染で入れ替えた土地で花ひらいた見事な花々が〈かぜ〉たちに揺られている。中で男性が「でも、やはり秋になれば黄金色の稲穂が見られたらいいな、とそんな感じがしますね」の声。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
「(伊勢志摩)サミットでの手づくりスーツアクセサリー、ラペルピンで真珠業界がひとつになりました」「やっぱり、お客さまの声を聞いてつくらなければ。1個でもいいですよね。きれいな真珠がついていれば(立神真珠養殖漁協女子部員)」「養殖・加工流通・販売が一体化しなければ。分業では、消費者の声が養殖業者までには伝わらない」
=21日夜NHK総合『〈ナビゲーション〉1粒百万円! 高級真珠セレブを魅了する輝き』のなかで。伊勢志摩の英虞湾沿岸部で真珠養殖に携わる人々の声から

【新聞テレビから】
☆『〈ドキュメント72時間〉海とホームだけの駅▽絶景!! 瀬戸内海に沈む夕日を眺めて見る夢は』(21日夜、NHK総合)
☆『祖父思いの小6 応援のミシン 本紙投稿に共感、女性寄稿』『一人で育ててくれて「ありがとう」』、『右上で激しい争い 天元戦第1局=三重県志摩市の「賢島宝生苑」で始まった』、『大鹿村トンネル同意 リニア、来月着工へ』、『介護職外国人大幅増へ 衆院委可決 技能実習に追加』、『廃家電で東京五輪メダルを 大府で産学官連携委発足』、『クリスタル広場オブジェ見納め 栄地下刷新 26日夜から撤去工事 来春から催事場に』、『比大統領「米と決別」宣言 北京で演説 貿易産業相は否定』、『不明の妻メモ「おゆるしを」 高山の84歳殺害』、『埼玉で20年前、名古屋でも今年殺人 自殺の容疑者書類送検』『5年ほど前に中川区に転居 被害者と同じアパート』、『公聴会26日に変更 TPP民共、衆院委は欠席』(21日付、中日夕刊)
☆『〈東海百景〉華やか20万本秋桜の迷路 日進』、『オバマ氏、トランプ氏批判 選挙結果発言「民主主義を冒とく」』、『英離脱「3月末通告」メイ首相、EU首脳に説明』、『サイト性別欄に「その他」 トランスジェンダーの就活後押し 運営会社の新入社員』、『外国人実習悪待遇に罰則 衆院委可決 企業監督強化「介護」も残留資格に』、『米、「離別」に不快感 比大統領の説明要求』、『サムスンスマホ 関空構内で発煙』、『6万3300㌔リヤカーで五大陸踏破 鳥取の35歳エクアドル到着「諦めずに一歩一歩」』、『■あすから正倉院展』(21日付、毎日夕刊)
☆『李鵬元首相 死去の報道 香港』、『トヨタ 電池自社開発 23年めどPHV(プラグインハイブリッド車)向け大容量』、『伊調選手「身引き締まる」国民栄誉賞』『〈2016年米大統領選〉最後の討論会も中傷合戦 クリントン氏優位保つ』、『竜1位は柳投手 ドラフト』、『中比首脳が会談=中比首脳は南シナ海問題に関し、対話再開で一致』、『北京日報代表団訪問 (中日新聞)本社会長らと懇談』、『電通3年前にも過労死 30代男性社員、労災認定』、『ミスター・ラグビー 早すぎた 平尾誠二さん死去 53歳、元代表主将・監督』『「彼が言うなら勝てると思えた」 代表で名コンビ朽木秀次さん』『恩師ら「ただ惜しい」』(21日付、中日朝刊)
☆『ハッピーバースデー「イケメン」 東山動植物園シャバーニ20歳』、『「地元球団うれしい」東邦高・藤嶋投手 中日5位指名 ドラフト会議』、『五輪ボート会場 海の森と長沼に絞る 東京都検討 彩湖外れる』『聖火リレー柔軟対応を バッハ氏に要望 森氏「被災地回りきれず」』、『首にコード 84歳遺体 殺人で捜査 介護した妻は不明 高山』、『中比首脳 仲裁判決棚上げ合意 南シナ海 対話再開』、『「身の引き締まる思い」伊調選手に国民栄誉賞授与』、『ドラフト 田中投手 5球団が1位指名』、『〈変革第1部①〉サントリー国際化 ビーム社買収で加速 社内に緊張感』、『稲沢市長死去 71歳・3期目途中=大野紀明(おおの・としあき)市長が20日、転移性脳腫瘍のため死去』、『電通3年前にも過労死 病死の30歳男性 労災認定』(21日付、毎日朝刊)

十月二十日
 プロ野球のドラフト会議が都内ホテルで開かれ、最速156㌔を誇る創価大の田中正義投手は広島、巨人、日本ハム、ソフトバンク、ロッテの5球団が1位指名して競合となったが抽選で工藤監督が引き当て、ソフトバンクが交渉権を得た。中日は東京6大学リーグで通算300奪三振を達成した明治大の柳裕也投手を1位指名し交渉権を獲得、まずまずの結果。リオ五輪のレスリング58㌔級で金メダルに輝き、女子個人種目で五輪史上初の4連覇を果たした伊調馨選手(32)=中京女子大(現至学館大)出=に首相官邸で安倍晋三首相から国民栄誉賞を授与。伊調選手は着物姿で式典にのぞんだ。

 米大統領選の第3回候補者討論会(テレビ討論)が19日夜(日本時間20日午前)、ネバダ州のラスベガスで開かれ今度こそは、と純粋な政策論争に期待が集まったのだが。クリントン氏がトランプ氏の女性蔑視発言やわいせつ被害に触れ「女性の尊厳を傷つけている。女性を軽んじている」と強く批判したのに対してトランプ氏は「女性たちの証言はうそだ。私は誰よりも女性を尊重している」と反論するなど中傷合戦の域を脱するには、ほど遠かった。討論会後のCNNテレビの世論調査では、クリントン氏勝利との回答52%がトランプ氏の39%を上回ったという。
        ☆        ☆

 午前中、社交ダンスのレッスンに。
 ルンバの1級の〈足〉を繰り返し先生から学んだ。ツー、スリー、フォア、ワンの体と足さばきを繰り返し、やっとこせと言おうか。ナントカ身と足のこなし方がわかってきた。言われてみれば、この体さばきは以前にも何度も繰り返し学んだはずなのだが。
 すっかり忘れそうになっていた。これも【加齢】のなせる仕業か。いやそうでもない、と自らに言い聞かせ今夜からお風呂上がりのステップ練習に加えることとし、さっそく始めた。

 昼間、この地方で長年英語教師を務められ、少女のころ、1945年5月14日に目の前で見た名古屋城空襲の物語を実録小説〈あゝ 炎の城〉(碧天舎)としても書かれた作家仲間のそのこさん(長谷川園子さん)と市内の喫茶店でお会いする。互いになかなか時間が取れず、久しぶりにお会いしたが、そのこさんからは「伊神さん、これ読んで」とここ半年がかりで書き上げられ、自ら厚紙で丁寧に閉じられた意欲作〈炎の川〉の元原稿(書き原稿)を渡された。
 はじめに、第一章(川=惣兵衛川=の由来、本書が目指すもの)、第二章、第三章、第四章、おわりに(百聞は一見に如かず、わたしにできること)といった史実に基づき書き進められたカチッとした内容で現在、市内の障害者施設の仲間たちの手で活字化が進んでおり、年内には1冊の本として誕生予定だという。
 いつもながら、彼女の奮闘努力ぶりには頭が下がる思いで帰宅した。話が長くなり、帰宅したときには舞が例によって、わが家に彼女なりの忍びの術を駆使して忍者さながらにわが家に強行突破(案の定、足に軽いケガをしていた。ほんとにいつも滅茶をするから、いけない。カギが今ふたりで1つしかないので、こうしたことになった。もっとも私からも事前に何度も電話したのだが。あいにく出ず、スレ違いの結果がこうだ。私が帰るのを待っていればよいものを)して【侵入】しており、ヒヤリとさせられた。

【きょうの一文・ことば】
「田中が先発だから球場へ行こうよ、と言ってもらえるような選手になりたいです」
=20日。プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)でソフトバンクが交渉権を得た創価大の田中正義投手が記者団の質問にこたえて

【新聞テレビから】
☆『〈最後のテレビ討論〉トランプ氏「日本は自国防衛を」 クリントン氏「核武装促し無責任」』『クリントン氏 「勝利」が52% CNN世論調査』『握手なく開始 結局非難応酬』、『東北人の魂奏でる 陸前高田 被災松 仏でバソンに』『丸ごと支援名古屋市が仲介』、『西之島 噴火後初上陸 東大チーム』、『平尾誠二さん死去 ラグビー神鋼V7司令塔 53歳』、『交流サイト被害889人 上半期最多 18歳未満女性が95%』(20日付、中日夕刊)
☆『〈東海百景〉高級珍味 秋の空が一役 尾鷲・カラスミ作り』、『核拡大抑止 新枠組み 米韓合意 北朝鮮念頭に協議』、『ミサイル再び失敗 北朝鮮 発射直後に爆発 韓国軍発表』『北朝鮮に抗議 日本政府』、『米大統領選最後の対決 クリントン氏討論会トランプ氏 三たび非難合戦』、『5カ月ぶり高値 東証』、『悪質訪問販売「やめさせる」詐欺逮捕 5容疑者 被害者狙い「代行費」』『相談多くは80代 契約理解できず』(20日付、毎日夕刊)
☆『高浜原発審査で過労自殺 関電課長 残業、月最大200時間』『原発費用総額30兆円に 本紙調べ 国民負担増 議論本格化』、『「生前退位」表現に「驚きと悩み」 皇后さま82歳に』、『カローラ50周年』(20日付、中日朝刊)
☆『陛下「退位」2018年の意向 数年前周囲に話す』『おことば「皇太子や秋篠宮と御相談」 皇后さま82歳「生前退位」に衝撃』、『個人病歴を一元管理 厚労省構想 医療効率化 20年度から 実現にハードル』、『五輪 被災地での開催提案 IOCのバッハ会長が安倍首相に、東日本大震災の被災地で2020年東京五輪の種目の開催を提案した』(20日付、毎日朝刊)

十月十九日
 六十年前の今日、日ソ共同宣言が調印された。だが、ロシアはいまだ遠い隣国だ。第二次大戦と冷戦という二重の意味の戦後処理を果たしたい。(19日付中日社説から)
        ☆        ☆

 かけがえのない船友からお土産でいただいた鎌倉と道後温泉(四国)の名酒と、JR新大阪構内の本屋さんにあったところを購入した織田作之助の〈夫婦善哉〉
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 大阪へ。
 かつて北回りの地球1周第76回ピースボートに乗船した時からの無二の船友と久しぶりに会って食事をするためで、蟹のコース料理を食べながら、ピースボートでの楽しかった話をはじめ地球温暖化問題や脱原発社会、ヴェトナムの現在、和歌山の温泉や鎌倉行などにつき、互いに思うままに語り合い、楽しいひとときを過ごした。話しのなかで2人に共通した華麗ならぬ〈加齢〉に話題が移り、健康第一でいきましょうよ、ということに。
 この友は、それこそ華麗かつ清楚、とても控えめで外部には決して自らの顔を出すことのない、どちらかと言えば謎めいたチャーミングで美しい女性で、私にとっては今や〈生涯の友〉も同然の存在といっていい。悪いものは悪いとズケズケ指摘してくださるところなど、妻の舞によく似ており、話していてもとても痛快というか、理にかなっており、勉強になっている。何より、いつも庶民感覚を大切にされている点がいい。

 この日は、このところ私が真剣勝負で小説執筆を始めた尾張生まれの信長の側室・吉乃に関する情報や資料があったら、どんなちいさなことでも良いので教えてくださるようお願いして別れたが、帰りは新大阪方面に行く御堂筋線の改札口までわざわざ送っていただけ心底、気心の知れあった友だち、いや妹のような感情にさえ、とらわれたのである。また会おう、と固く握手し別れた。
 
 帰りには鎌倉と道後温泉の名酒までいただき、どう礼を申してよいのやら。このうえは期待にこたえ、立派な小説を書くほかないナと固く胸にちかったのである。それにしても大阪は近い。きょうは、少しばかり強行軍ではあったが名古屋から1時間ほどで着くこの早さはいったい何奴なのか。

 それと、もう1つ。きょうは大阪駅近く阪急32番街28階レストラン街での待ち合わせ時間まで少し余裕があったので新幹線で大阪に着いたその足でJR新大阪駅構内の本屋さんへ。たまたま1冊だけあった織田作之助の〈夫婦善哉(めおとぜんざい)〉=新潮文庫=を購入、舞への土産として持ち帰った。舞が喜んだのは言うまでもない。

【きょうの一文・ことば】
 ただ今、無事に到着しました。おからだに気をつけて、執筆頑張って下さい。吉野(吉乃)さんの小説、楽しみにしています。
=19日夜おそく。私の携帯あてに届いた船友からの温かいメール

【新聞テレビから】
☆『仏原発5基検査 前倒し 日本の鍛造品強度に疑い』、『生前退位法案を来年国会に提出 官房長官が意向』、『ISから逃れた医師愛院大に 戦乱故郷の子救いたい 口唇口蓋裂の治療法学ぶ』、『渡辺(守成)氏国際体操連盟会長に 五輪競技94年以来の日本人』(19日付、中日夕刊)
☆『超音速 翼よ再び コンコルド 引退13年 米社、開発に挑む NASA(米航空宇宙局)と研究 20年代商用化へ』『中国宇宙船ドッキング 2飛行士、実験室入り』、『生前退位 法案通常国会目指す 菅官房長官が表明』(19日付、毎日夕刊)
☆『IOC(国際オリンピック委員会)交え費用協議へ 五輪会場 都知事「月内に結論」』『ボート韓国開催情報入り乱れる』、『自民、憲法議論の促進狙う 改憲案封印 27日にも審査会再開』、『北方領土帰属こだわらず 政府検討「返還」を「引き渡し」に』、『三菱重工が「クラスター」設立へ MRJ(国産旅客機、三菱リージョナルジェット)エンジン量産見据え 中小メーカーで集積組織』(19日付、中日朝刊)
☆『2島譲歩「軍事面考慮」 60年前の日ソ共同宣言』、『中比、南シナ触れず 共同声明案 友好関係強調』、『東京五輪 IOC、会場見直し関与 都、組織委、政府 4者作業部会』、『「公共財の責任」決議 新聞大会 本紙記者ら表彰』(19日付、毎日朝刊)

十月十八日
 午後。愛用の横笛を手にして名鉄と地下鉄鶴舞線を乗り継いで、名古屋へ。いまはもう秋。すっかり秋で人びとの顔もどこか弾んで見える。
        ☆        ☆

 過去、日米通算203勝をあげたプロ野球広島の黒田博樹投手(41)が22日開幕する日本ハムとの日本シリーズを前に、この日引退を表明。「みんなの力でセリーグ優勝を経験し最高のシーズンを送れ、悔いはない。昨年、広島に帰ってきてたくさんの声援をもらった。日本一で恩返ししたい」と語った。
 広島といえば、いま戦時下の暮らしが描かれたアニメ映画〈この世界の片隅に〉(こうの史代さん原作、片渕須直監督)が話題になっている。広島と呉を舞台に、食糧難や空襲、原爆投下などの苦難を乗り越え、助け合って生きてゆく人びとの姿が感動的で胸を打つ。

 イラク政府軍による奪回が始まったモスルで北部モスル周辺の20の村を過激派組織「イスラム国」(IS)から奪取した、とイラク北部クルド人自治区の治安部隊「ペシュメルガ」。19日夜(日本時間20日午前)、ネバダ州で開かれる米大統領選挙の最後の直接対決となる第3回候補者討論会を前に、中傷合戦ばかりではなく今度こそは政策論争を、の声が米国民の間で高まっている。
 こうしたなか、前回テレビ討論会の席上、ひとりのアメリカ人、カール・ベッカーさんが2候補にぶつけた【あなたが相手候補で尊敬するものは】の質問が話題となっている。クリントンさんはトランプ氏の家族のすばらしさを、トランプさんはクリントン氏のどこまでも追い求める不屈の政治家魂をあげ、討論を見守る全米国民をホッとさせたーというのだ。
 あげ足を取るばかりでなく、相手のよい点を認め合うことの大切さをカール・ベッカーさんは教えてくれた。さて次回は、どんな討論会になるのか。実りある政策論争を期待したい。世界が注視している。

【きょうの一文・ことば】
「引退を本気で考え始めたのはセリーグ優勝が決まってから。選手では新井だけに伝え、『もう1年やらないのですか』と言われましたが自分の意志は固く、彼も納得してくれた。引退表明は、日本シリーズが終わってからとも思いましたが。次の登板が最後になるかもしれない、とおもいその前にチームメートや応援してくれたファンの皆さんに自分の口で伝えなければ、という気持ちになりました。」
=19日夜。広島市内のホテルで行われた引退記者会見で。黒のスーツに青色ネクタイ姿で登場した広島の黒田博樹投手は、こう述べた

 もともと僧院内部は外部の者が想像するような、一点の曇りもない、聖なる精神空間ではない。本人がのちに言ったように、当時の禅寺はむしろ俗世のよごれにまみれていた。水上勉が十九歳で意を決して寺を飛び出したのは、世俗生活に対する未練もさることながら、宗教の権力による腐敗に対する失望もあった。ただ、一方では、少年期に仏門に入ったのだから、仏教はいや応なしにその精神形成に濃密な陰影を落としたのも否めない。
=18日付中日朝刊『〈人生のページ〉水上勉の仏教回帰と作風の変化――張競㊤ 苛烈な人生 少年期、宗教に失望』のなかで。張競(ちょう・きょう)さん、明治大教授(比較文化学)

【新聞テレビから】
☆『平和 想像してごらん シカゴ オノ・ヨーコさんオブジェ』、『「核のごみ」処分場候補地「適性」色分け地図見送り』、『「ジュバは落ち着いている」南スーダン56人死亡で稲田氏』、『イセタンストアが開店 中部空港国内線 出発エリア』、『自民、改憲草案棚上げ 首相発言修正 憲法審議論狙う 推進本部会合』、『電通子会社5社も調査 過労自殺、厚労省立ち入り』『取り組んだら殺されても放すな 電通社員手帳に「鬼十則」』、『高松高裁は「合憲」 参院選・一票格差「合区やむを得ず」』、『六法カタカナ消えます 商法も口語体に統一』、『ボート韓国開催も IOC検討 海の森建設中止なら 東京五輪』『「国内が前提」松野文科相』、『ヒトラーの生家 強制収容、取り壊しへ』、『貸し切りバス5年更新制 軽井沢事故受け 改正案を閣議決定 罰金、100倍1億円に』、『MRJ米で試験飛行開始』、『魂の造形 命伝える がん闘病 常滑の陶芸家作品展』、『★新聞大会が(山形市で)開催』、『国会議員85人 靖国集団 参拝』、『〈大波小波〉「狩りの時代」に抗う』(18日付、中日夕刊)
☆『ディランさん 本人へ連絡断念 ノーベル文学賞 アカデミー』、『みつかったぜ ベイビー 97歳キャリーさん驚き 90年前の米無声映画 フィルム』、『ためらわず声かけを 視覚障害者ホーム 転落相次ぎ』、『北朝鮮を「強く非難」ミサイル発射 安保理が報道声明』、『電通子会社にも臨検 過労自殺で労働局』、『旧日本軍731部隊詩に「罪忘れぬため」歌う 名古屋 合唱「悪魔の飽食」公演へ』、『伝統「切子」受け継ぎ奉納 山梨・南アルプス市の紙細工 小学生、精緻さ大人顔負け』、『震災助成悪用実刑判決 大阪地裁 6億円詐取の男に(懲役6年)』、『架空口座使い詐取容疑 男逮捕 犯罪ツール 販売か 警視庁』(18日付、毎日夕刊)
☆『生前退位8論点提示 有識者初会合 一代限り特別法軸』、『天守閣本当に閉鎖? 名古屋城復元構想 年170万人 入場 時期、範囲 具体案まだ』、『邪馬台国時代の大型建物 彦根・稲部遺跡 国内最大級の鍛冶工房も』、『展示の小鳥は「譲渡禁止」トリエンナーレ ずさん管理また発覚』、『「自殺生徒が被写体」賞撤回 青森の団体 父は写真公表「笑顔だった姿見て」』、『高裁金沢支部も違憲状態 一票の格差 7月参院選で2件目』、『カゴメ女性役員 50%以上目標に 現在7%、20~25年間で』(18日付、中日朝刊)
☆『噴火時 原発に停止基準 規制委検討 予兆をとらえ対応』、『知事選連敗 与党に動揺 再稼働・TPP 地方の反発警戒』『衆院選へ原発争点化 共産・自由・社民 民進は及び腰』、『新テストは 1月実施 記述式は大学採点 文科省方針』『〈解説〉私大が採用回避も』、『3世紀 滋賀に大鉄器工房 稲部遺跡「魏志倭人伝」記載の勢力か』、『「ヨシキモノ」さっそうと ファッション・ウイーク東京』、『生前退位 有識者会議が初会合 おことば 切り離し議論 座長に 今井氏』、『五輪 整備費 都、IOCに虚偽報告 ボート会場 251億円を「98億円」』『〈解説〉他施設の試算も疑問【柳澤一男】』(18日付、毎日朝刊)

十月十七日
 天皇陛下の生前退位を巡る有識者会議の初会合が官邸で開かれた。この席で「国家の基本に関わる極めて重要な事柄だ。予断を持つことなく審議していただき国民のさまざまな意見も踏まえ提言をまとめるようお願いしたい」と安倍晋三首相。議事の内容は毎回官邸のホームページで公開していくというが、陛下がご高齢なだけになるべく早い段階の結論に期待したい。
        ☆        ☆

 早朝。どしゃぶりの雨のなかを舞と一緒に近くの指定不燃物収集場へ。
 久しぶりにふたりとも透明のカッパに身を包んでの出陣とあいなった。そういえば、この出陣カッパは1昨年の〈広島原爆記念の日〉に千羽鶴を手に原爆慰霊祭に出席した折、当日朝、すごい雨にたたられ、急きょ広島市内のコンビニで手に入れた忘れ得ぬカッパだったが、きょうは本当に私たちのために役立ってくれた。礼を言いたい。
 その雨も昼過ぎにはすっかり上がったが、彼女はその後愛用の自転車荷台のヒモが輪っぱにからみついてしまい1時身動きできなくなる、などアクシデントにも襲われた。(この輪っぱ事件は幸い、お店近くにある自転屋さんに自転車本体を緊急入院させ、まもなく退院。通常の自転車生活に戻ったのである)。

       ×        ×
 イラクのアバディ首相がテレビ演説でチグリス川沿いにあるイラク北部最大の都市、モスルの奪還作戦開始を宣言。モスクは過激派組織「イスラム国」(IS)がイラクで最大の拠点とする都市で、米軍主導の多国籍軍も空爆による支援を本格化、対IS掃討が重大局面を迎えている。
       ×        ×

【きょうの一文・ことば】
 私は学生時代、憲法の講義で象徴とは旗のような存在だと説明を受けた。天皇であることが重要であり、そのため天皇の務めについてあまり突っ込んで考えてこなかった。陛下の思いを聞き、象徴天皇とは能動性が必要なのだと認識した。私は当初、陛下から退位の話を聞いたとき、反対の意見だったが、公務を代わって務める摂政ではだめだという思いも理解できた。
 有識者会議では退位後の立場や、次の天皇と退位した天皇の関係など議論すべき課題がたくさんある。陛下のおことばからは、築き上げた象徴天皇の務めを皇太子さまにも引き継いでほしいとの思いも読み取れ会議では将来的な象徴のあり方についても方向性を出すべきだろう。陛下は「平成30年」を節目のように語っており、議論に長い時間を費やすことも難しい。
=17日付毎日朝刊『〈考 皇室 私の意見①〉将来像示す議論を 三谷太一郎東京大名誉教授』の記事のなかで。三谷教授の意見から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『サンマやっと庶民の味方に 北海道で水揚げ回復』『台風、日照不足で出荷量減少 野菜高騰我慢の秋 レタス、ニンジン 価格2倍に』、『「現状、再稼働認めぬ」 新潟次期知事「理性的議論を」』、『中国、有人宇宙船 6度目打ち上げ 宇宙実験室と結合へ』、『イラク、IS拠点 奪還作戦 モスルで開始 最大規模の軍事行動』、『春日井消防 救急車盗難 市内で発見 キー付けたまま待機』、『元組員ら介護報酬詐取 愛知県警 60万円、4容疑者逮捕』『返還請求年間5億円も 後絶たない不正』、『〈大波小波〉ボブ・ディランの受賞(出平)』(17日付、中日夕刊)
☆『ファッション・ウィーク東京開幕』、『「再稼働、現状認めず」新潟次期知事 議論には含み』『東電が会談要望 東電株が急落』、『「生前退位」巡り 今夕、有識者会議』、『TPP(環太平洋パートナーシップ協定) 審議本格化 衆院特別委 首相「将来に必要」』『「対露交渉を前身」首相が重ねて意欲』、『クフ王ピラミッド 隠れた空間確認 名古屋大が参加』、『何でも食べると認知症リスク減 国立長寿研調査』、『2被告危険運転否認 北海道5人死傷「共謀していない」 札幌地裁初公判』(17日付、毎日夕刊)
☆『海を渡る山車 勇壮に三谷祭 蒲郡』、『新潟知事に再稼働反対派 野党推薦米山氏 現職の路線継承』『「推進派と真摯に話す」米山氏』『岡崎市長に内田氏再選』、『北朝鮮ムスダン発射失敗 米韓演習対抗? 直後に空中爆発』、『乳児液体ミルク解禁へ 政府検討 災害断水時に利点』、『〈ニュース前線〉じいちゃんの宝継ぐ 熊本地震で阿蘇に移住し就農』『涙をこらえ前を向く「本震」半年 遺族ら追悼』、『スペイン映画祭「君の名は。」受賞 アニメ部門最優秀賞』、『★名古屋四季劇場が開幕』(17日付、中日朝刊)
☆『〈考 皇室 私の意見①〉将来像示す議論を 三谷太一郎東京大名誉教授』、『新潟知事に再稼働反対派 米山氏 安倍政権に痛手』『「再稼働 ノーと言える」 新潟知事選 支持者、喜びに沸く』『〈解説〉原発政策に影響【米江貴史】』、『北朝鮮ミサイル失敗 韓国軍発表 発射直後に爆発』、『全盲男性線路に転落 特急にはねられ死亡 大阪・近鉄線 ホーム先端幅狭く』『ホームドア 設置費用で壁』、『〈東海百景〉ヒロインは名古屋出身 四季劇場こけら落とし』、『〈オピニオンopinionメディア〉テロリストの氏名 実名・匿名で割れる【フランスの容疑者報道】』『中日新聞月内にも外部検証公表 連載記事削除問題 指摘後の対応に問題』(17日付、毎日朝刊)

十月十六日
 日曜日。わが家の愛猫シロちゃんには、家のなかの空気でナントナク、きょうはみんな休みでくつろいでいる、ということが分かるらしい。デ、最近私と舞が外出した際に心ばかりの土産物として持ち帰った大阪・通天閣のピリカンさんと木曽三川公園で手に入れた河童の縫いぐるみを従え、グーグースゥースゥーと高鼾。なんともスヤスヤと気持ちよさそうに寝入る姿には、こちらまでが眠けを誘われた。家人がそろっているので、どうやら安心しているらしい。
 天下泰平、幸せとは、こういうことか。午後のひとときを充て、私たちの畑〈エデンの東〉へ。まだまだ早い気がする柿をふたりで少し切り取ったが、ことしは昨年の出来に比べたら劣る気がする。柿も年によっては、良かったり悪かったりするようだが「なるほど」と合点したのである。でも、たとえわずかでもこうして収穫できることは有り難いことだと感謝しなければ。

 新潟知事選が投開票され無所属新人で共産、自由、社民3党推薦の医師米山隆一さん(49歳)が自民、公明両党推薦の前市長森民夫さん(67)ら無所属の3新人を破り初当選した。米山さんは東電柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な立場を鮮明にしているだけに、どこかホッとする。再稼働には知事の同意が必要だけに、政府や東電が推進する再稼働の難航は必至といっていい。愛知県岡崎市長に無所属の現職内田康宏さん(63)=自民、民進、公明推薦=が再選。
 パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージの第5戦が札幌ドームで行われ、日本ハムがレギュラーシーズン2位のソフトバンクに7―4で逆転勝ち、対戦成績を3勝2敗とし、リーグ優勝によるアドバンテージを加え4年ぶり7度目の日本シリーズ進出を決めた。指名打者で先発していた注目の二刀流、大谷投手は9回に登板、自身の持つプロ野球最速を更新する165㌔を連発し抑えた。

【きょうの一文・ことば】
 自分から進んでやる、創造性ある研究こそが大切。面白い仕事だということを、もっともっと徹底させなければ。日本では、いい研究をそれなりに評価しているかどうか、ですね。
=16日のNHK総合テレビとラジオの『〈日曜討論〉 ノーベル賞日本人が3年連続受賞 研究者をどう育てる?』の番組のなかで。自らもノーベル物理学賞の受賞者である物理学者江崎玲於奈さん(91歳)の熱き思い
※江崎さんは半導体のトンネル効果発見の功績が認められ、1973年(昭和48年)日本人としては4人目となるノーベル賞を受賞した。

「ボクらは生きて。信じないと。そして。愛さなければいけない。うそじゃない」「人間が人間であるかぎり。戦争がなくなることはない。今は平和だが。戦いへの備えはしておかなければ」
=16日夜NHK総合テレビ『〈ドラマ戦争と平和〉華麗! 宮廷での舞踏会 アンドレイに新たな恋』の中で。ピエールたちの会話から

【新聞テレビから】
☆『〈ドラマ戦争と平和〉華麗! 宮廷での舞踏会 アンドレイに新たな恋』(16日夜、NHK総合テレビ)
☆『天皇陛下6年前に譲位意向 「80歳めど」 参与会議で 健康懸念、摂政設置は難色』『大正天皇ら念頭』、『幻想長良川 また来年』、『松本さん平壌で入院か 拉致被害者 韓国団体が明らかに』『日本政府にも情報 慎重に真偽見極め』、『浜岡協力金40億円超 研究者が論文 中電「モノ」も提供』、『指針7倍の水銀調査へ 豊洲地下 専門家会議が初会合』、『幼児薬 米で10人死亡か ホメオパシー当局調査』、『「中国民主化のため」弾圧覚悟18人立候補表明 北京の区議選 共産党推薦受けず』『米人権団体が発表 天安門「最後の受刑者」出所へ』、『仏大統領連帯呼び掛け テロ3カ月ニースで追悼式典』、『「何でもそろう、つい買っちゃう」 江戸時代も 近江商人は「コンビニ流」 格安日野椀売りルーツ』、『強殺容疑者、資産把握か 一宮 被害者 内縁妻に金貸す』、『〈サンデー版大図解〉映画館最新事情』(16日付、中日朝刊)
☆『若き井伏 表現への苦悩つづる 親友への書簡162通 「魂ゆりうごかすもの書きたい」』、『おことば昨年4月原案 宮内庁 参与らに提示』『生前退位 あす有識者会議』、『〈Sストーリー〉 つながる力 支えに――大阪・西成こどもの里』『「安心できる居場所」「こどもの里」の36年』『困難の中生き抜く 無言の訴え気付いて』、『イラクでテロ35人死亡 バクダッド ISが「犯行声明」』、『保育士補助実態とズレ 東京都内1205保育所 株式会社運営 人件費 国の想定以下』、『五輪ボート会場移転 宮城知事 組織委に反論「費用の削減可能」 小池都知事「長沼」視察』、『患者の意思終末期でも 救急延命の情報共有 厚労省支援へ』、『熊本地震 生涯見舞金認定1件 申請17件 制度浸透せず』『復興願う大輪』、『〈東海百景〉大須にラクダ 江戸時代風』(16日付、毎日朝刊)

十月十五日
 ノーベル文学賞の受賞が決まったシンガーソングライター、ボブ・ディランさんが13日、米西部ラスベガスでコンサートを開き会場には第一声を聞こうと大勢の報道陣らが詰めかけたが、ディランさんは受賞決定についてはコメントしなかった。ステージに現れたディランさんは約2600人を前に代表作の〈風に吹かれて〉など17曲をピアノやハモニカの演奏を交えて熱唱したが、ファンに語りかけることはなかったという。

 プロ野球クライマックスシリーズファイナルステージ――この日、第4戦がセ、パ両リーグともに行われ、セは広島がDeNAを8―7で下し対戦成績を3勝1敗としてリーグ優勝のアドバンテージを加え25年ぶり7度目となる日本シリーズ進出を決めた。パはソフトバンクがリーグ優勝した日本ハムに5―2で勝ったため対戦成績は2勝2敗に。16日の第5戦に日本ハムが勝つか引き分けると日本シリーズ進出が決まる。

 きょうはサンポーニャの練習に始まり、図書館、小説執筆のための関係者への取材……と走り通しの1日となった。昼食を食べ損なってしまい、失礼とは承知しつつ取材の席でオムライスをたべる慌ただしい時が過ぎていった。このうち、サンポーニャはこのところ他のこととバッティングしたりしてレッスンも途絶えがちだっただけに、少し心配だったが、♪サンタクルスの花と♪FIESTAAYMARAに新たに挑むことが出来、自分なりに納得。歩みはおそくとも少しずつマスターしていけたらいいな、と。そう思っている。それにしても、めまぐるしい1日が矢の如く過ぎ去っていったのである。

 人間、いくつになっても誰とて何かを自分に課せれば、当然、負担を強いることになる。そうして、それぞれがそれぞれの夢に向かって進むのである。

【きょうの一文・ことば】
「ライバルの語源?」とアヤコは聞き返した。
「ええ、ライバル」
「さあ、知らないわ」
「じゃあ、教えますよ。英語のRival(ライバル)の語源は、ラテン語のRivalis(リ―ワ―リス)。『同じ川の水利用をめぐって争うもの』っていう意味なんです。……つまりライバルって言葉は、水の奪い合いから生まれた言葉ってことです」
「水の奪い合いから生まれた言葉……」
 田岡の説明を聞きながら、アヤコはなぜか心が浮き立ってくる。
 理由は分からない。ただ、まだ何かが終わっていない。自分にはまだちゃんとライバルがいるという思いが強くなってくる。
=15日付の中日夕刊連載小説『ウォーターゲーム  256(吉田修一作 下田昌克画)』
から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『ラクダのお通り 大須沸く』『名古屋を鳴かすエイエイオー! 英傑行列出発』、『ゆるキャラ出陣! 彦根でイベント』『代替フロン85%削減 議定書会議で合意 先進国36年までに』、『ノーベル賞への登竜門!? 名古屋メダル 脚光 今年の化学賞2氏も栄誉』、『豊洲国指針7倍の水銀 建物地下空間の大気から』、『熊本地震半年 おふくろ亭再会の味 大けが 61歳女性 「集う場を」』『47の命追悼 熊本市慰霊祭』、『預貯金「遺産分割」対象に 最高裁判断へ 生前の援助含め配分』、『クマに襲われ2人死傷 長野・安曇野 飼育の檻 扉開く』、『〈大波小波〉何が技術者をゆがめるのか(技師)』(15日付、中日夕刊)
☆『福島・楢葉でサケ漁始まる』『僕が見たTSUNAMI 宮城の17歳 世界の高校生に体験語る 「世界津波の日(11月5日、国連制定)」来月高知でサミット』、『〈チェック〉国有「新名所」次々に 積極開放が好評 迎賓館半年で45万人』、『●eye熊本地震 まだ動かない心の針』、『冥福と復興祈る 熊本地震 半年慰霊祭』『車中泊の疲労想像以上 母亡くした冨永さん無念』、『NY円104円前半』、『代替フロン85%削減 締約国大筋合意 先進国36年目標』、『恋人ライン返信5時限界 正午発信し既読 いらだち調査 家族や友人は夜9時』、『映画館ない聖地で「君の名は。」 舞台の飛騨市来月上映会「ぜひ見たい」の声受け』、『大統領の投稿リツイート ディランさん』、『蜷川監督後継に吉田鋼太郎さん シェークスピア作品』、『留置人の15万円ネコババ 栃木県警 容疑の警部懲戒免職』『桑名で木材工場火災 1人搬送 民家など計10棟焼く』(15日付、毎日夕刊)
☆『出現 光の大地 なばなの里』、『ノーベル賞決定後 初コンサート ディランさん語らず』、『合区導入でも違憲状態 一票の格差 7月参院選 初判断 高裁岡山支部「是正不十分」』、『一宮女性殺害 知人男逮捕 強殺容疑、財布など奪う』『容疑者 被害者友人と同居』、『死亡女性両頬にあざ 新城遺棄 容疑者、日常的に暴行か』、『悲しみの黒=13日に死去したタイのプミポン国王の遺体は14日、バンコク市内の病院から王宮に搬送され、車列を見送る多くの市民で道路は埋め尽くされた』『ほほえみ交流遺志受け継ぐ プミポン国王ゆかり 覚王山日泰寺』、『長時間労働 常態化か 電通立ち入り 悪質なら立件も』『過労死・自殺高止まり 防止対策法施行から2年』(15日付、中日朝刊)
☆『ディランさん 決定後初ステージ 受賞には触れず淡々 ソニー株最高値』、『有識者会議 負担軽減から議論 生前退位 特別立法も論点』、『鎮魂の祈り 熊本地震半年』、『新入社員自殺 電通本支社 立ち入り 労働局 長時間残業 横行疑い』、『職安 不正支給9200万円 日雇い「あぶれ手当」全国計114人分 検査員調査』、『1票の格差 7月参院選「違憲状態」 高裁岡山支部 合区でも不十分』、『一宮 女性強殺容疑者を逮捕 愛知県警 知人の57歳男』(15日付、毎日朝刊)

十月十四日
 このところ急に肌寒くなってきた。自然は不思議だ。物言わずして、ニンゲンをはじめとした生きものたちをコントロールしている。今宵も美しい月が頭上から私たちに笑顔を降り注いでくれている。それは生きとし生きるもの皆すべてに対する応援歌か。
        ☆        ☆
      
 熊本地震の発生から半年。被災地熊本県では最大震度7に2度襲われた益城町など各地で犠牲者の冥福を祈る姿が目立った。広告の大手・電通で女性新入社員(当時24歳)が昨年12月25日に都内の社宅から投身自殺、ことし9月に労災認定された過労自殺で東京労働局が実態解明のため立ち入り調査、悪質な違法行為があった場合は刑事事件として立件も検討するという。

 能登・七尾を代表する老舗旅館〈さたみや〉さんの佐田味良章さんから思いがけず、国産りんご酢とはちみつ酢使用のドレッシング〈とろみ焙煎ごま〉なる貴重なつけダレが届き、夫婦とも感激。佐田味さんは忘れもしない、今から30年ほど前、能登に在任してまもないころ、七尾青年会議所と新聞社共催の海の詩(うた)全国公募で共に駆け回った仲間たちの1人である(当時、佐田味さんは七尾JC教育青少年委員長)。それだけに、懐かしい顔が目の前に浮かび、とても嬉しく感じた。
 中に1通の手紙が入っており「前略。その後 お元気のことと存じます。(略)七尾ロータリークラブの会長、市民憲章推進協議会の副会長(全国大会が七尾で開催され、その大会部会長)、大手町の町会長の職務が重なり、…やっと一息つき、ふだんの自分に戻りつつある状況です」とあった。やはり、温厚な人柄で包容力があり、人格識見ともに優れた佐田味さんのこと、いつも社会のリーダーとして活躍されていることに嬉しさを感じたのである。

 きょうは、ほかにもチョットよい話しが。舞あてに新潟県魚沼市の宮冬二記念館から1通の書状が舞いこんだのだ。なんと第22回宮冬二記念館全国短歌大会で彼女の短歌が【秀逸】に選ばれたのに伴う表彰式(11月12日。魚沼市の宮冬二記念館近く堀之内公民館大ホール)への出欠席の案内状だった。舞といえば、俳句のイメージだが短歌も相変わらず続けていたのかと、どこかホッとした。彼女の短歌で記憶にあるといえば、かつて長谷川等伯賞に輝いた時の喜びと感激は覚えているのだが……。
 魚沼は遠いが、「おコメがおいしいところなので行ってみたい気もする」とは舞の弁。もしも行くのなら私も護衛を兼ね付き添いとして行きたく思っている。

 入選作は、ちと奇抜な、男たちへの挑戦状ともいえる次の1首だった。
♪どこまでも水平線 男とはなべてめんどうな生き者よ

【きょうの一文・ことば】
「お心を傷つけた方々には、心底お詫びします」「今も世界の趨勢に遅れ、死刑制度をつづけている我が国の政府に対して、人権擁護の立場から発した意見であった」「これまでも私は文学者としても出家者としても被害者のために論じ行動してきている」「誤解を招く言葉を94歳にもなった作家で出家者の身で、口にする大バカものこそ、さっさと死ねばいい」
=14日付中日夕刊『死刑廃止を巡る発言 瀬戸内寂聴さん謝罪』の記事のなかから。
※瀬戸内さんは死刑廃止を巡る日弁連のシンポジウムで「殺したがるバカどもと戦ってください」とメッセージを寄せ、犯罪被害者支援の関係者から批判が出ていた。瀬戸内さんは14日付朝日新聞朝刊に掲載された自らのエッセーでも謝罪した、という。

【新聞テレビから】
☆『〈熊本地震から半年〉 山と生きる阿蘇の誇り 噴火も観光に打撃 復興支援ツアーをPR』『復興への誓い新た 被災地で犠牲者追悼』、『ボブ・ディランさん「文学賞」 祝福と異論交錯「文学者の機会奪う」 ファン「最高の詩人」』『書店に特設コーナー 栄』、『傘下企業がCDソニー株に買い 一時年初来高値』『CD注文殺到、増産へ』、『★御料牧場で一般見学会』、『過労自殺電通に立ち入り 厚労省労働局 労働環境調査へ』、『死刑廃止を巡る発言 瀬戸内寂聴さん 謝罪』、『ソフトバンクがIT基金 サウジ系参加、10兆円規模』、『界面活性剤検出されず 大口病院、他の入院患者から』『一宮の女性強殺の疑い 県内の男逮捕へ』『市に生存装う説明 新城遺棄・容疑者「女性は知人宅に」』、『鉄パイプ落下男性死亡 六本木、マンション工事中』、『成長ムコドノ猿満な日々 脱走劇4年 9匹の父/けんかも仲裁 東山動植物園』(14日付、中日夕刊)
☆『ディランさんノーベル文学賞 歌の力日本にも 音楽家ら称賛 1度だけの握手今も忘れられぬ』『ファンら詰めかけ 米のコンサート会場』『「大好きな詩人」 米大統領も祝福』『ディランさんに文学賞 村上作品に最注目 小説に歌影響受ける レコード店にコーナー』『「文学か否か」賛否「選考は失態」「ビートルズにも賞を」』、『熊本地震半年 祈りの朝 寂しさ癒えず』、『ソフトバンクが10兆円ファンド サウジ政府系と』、『元副支店長自宅に3億円 三井住友銀詐欺「将来に備え残す」』、『五輪特別機お披露目=2020年東京五輪・パラリンピックの国内スポンサーで上から2番目の「オフィシャルパートナー」契約を結んでいる全日空と日本航空が14日、東京・羽田空港の格納庫で大会公式エンブレムをあしらった特別塗装機をお披露目した』(14日付、毎日夕刊)
☆『熊本地震から半年 避難所に依然205人』、『ボブ・ディランさん 文学賞 ノーベル賞、歌手で初』『新たな詩的表現を創造 授賞理由』『戦争、差別に歌で抵抗』『発表にどよめきと拍手』『勇気もらった魂の言葉 「フォークの神様」受賞に歓喜』『日常をメッセージに やっとまっとうな賞に』『彼がいたから今日がある 日本の歌手祝福 選定委員会ロックだな』、『プミポン・タイ国王死去 88歳 在位70年 国民に影響力』『「王様いつも心の中に」タイ国王死去 名古屋でも悼む声』、『「清正を大河に」NHKに要請へ 大村愛知知事』(14日付、中日朝刊)
☆『出光・昭和シェル合併延期 期限定めず 創業家説得継続』、『ボブ・ディランさんノーベル賞 文学賞 歌手で初「新たな詩的表現」』『反戦歌詞で訴え 混迷の時代表す ディランさん ノーベル文学賞』『「今も現役に祝福」 「音楽形態覆した」「飛び抜けた存在」』『「悪漢」常に文化の先端』、『プミポン国王死去 タイの支柱在位70年 88歳』、『栄の小便小僧に本場の衣装 除幕式にベルギー王妃』、『70歳以上 振り込み制限 岡崎信金 詐欺被害防止で全国初』、『過積載「厳罰」5件のみ 会計検査院改善要求へ 高速道3社悪質違反は1万件』(14日付、毎日朝刊)

十月十三日
 スウェーデン・アカデミーが13日、2016年のノーベル文学賞を米国のシンガーソングライター、ボブ・ディランさん(75歳)に、と発表。「反戦や人種差別への抵抗など数多くの歌詞により、米国音楽の偉大な伝統のなかに新たな詩的表現を創造した」というのが受賞理由で、米国人の文学賞は1993年の黒人女性作家トニ・モリスンさんいらい23年ぶり。彼の、時にはハモニカをふきながらの詩的表現音楽には、憧れに似たものを感じていただけに正直、心から「よかった」というところが率直な感想である。
 夜。仲間との吟行から帰宅した舞に「ことしの文学賞はボブ・ディランだったよ」との私の声に、かつて青春時代にベ平連(ベトナム民主平和連合)に属し、反戦フォーク歌手ジョン・バエズを心酔していた彼女いわく「私〈風に吹かれて〉が大好きだったのだから。よかったよ。それもまたあり、だと思うよ。すばらしい選択だと思う。だって人々に勇気を与え、世の中に光を与えてくれる歌ばかりじゃないの」と反射的に嬉しそうな声が飛び込んできたのである。ここで、あらためて私も良かった、と思った。

 ディランさん、おめでとう。そして、これからもこの世に生きる全ての人々に勇気と希望、幸せを与え続けて下さい。私自身、ハモニカをふき、笛をふき、ワルツやルンバ、タンゴ、ブルースなどの社交ダンスに生きがいを感じ、その〈血の流れ〉といったようなものが私なりの小説世界を育ててくれていることをいつも実感しているだけに、この齢になり大きな大切な何か(それは、私のあくなき小説執筆活動に対する励ましとでもいえようか)を与えられたような、そんな気がしてならない。

 タイでは在位70年に及んだプミポン・アドゥンヤデート国王が88歳の生涯を終え国じゅうが悲しみに包まれている。プミポン国王は2014年10月に発熱などでバンコクの病院に入院、胆のう手術を受けたのち入退院を受け繰り返していたという。クーデターなどの政治危機にたびたび調停役を担ってきた絶対的存在失ったことで国民の悲しみは頂点に達している。
        ☆        ☆

 変幻自在、刻々と姿をかえ頭上を照らしてくれた十三夜=13日夜。わが家ベランダにて。遠近で撮影
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 舞が朝早く江南俳句同好会の木曽三川公園・桑名城址吟行の旅へマイクロバスで旅立った。私はわたしで、社交ダンスのルンバ1級のレッスンにつづき新しい小説の本格的な執筆を前に、このところ続けている資料収集を兼ねた、より深い取材で心当たりを訪ね歩く―など、それぞれに忙しい1日に。
 夜。木曽三川公園の千本松原→薩摩藩士による宝暦治水の舞台となった治水神社→展望タワー→輪中農家と水屋→歌行燈碑→七里の渡し→桑名城址・九華公園→海蔵寺→月見の森と回り、東海大橋経由で舞が帰ってまもないころは、まだ雲に隠れたりしてご機嫌斜めだった〈十三夜〉が、それこそ深夜遅くになり頭上をカッと照らしてくれ、私たちに忘れかけそうになっていた若い力のようなものを与えてくれた。
 お月さん、コンニチハ。そして。ありがとさん。

【きょうの一文・ことば】
〈BLOWIN’IN THE WIND,1962(Words and Music by Bob Dylan)〉
♪How many roads must a man walk down
 Before you call him a man

 Yes, ’n’how many seas must a white dove sail
 Before she sleeps in the sand?

 Yes, ’n’how many times must the cannon balls fly
 Before they’re forever banned?

 The answer,my friend, is blowin’in the wind,

 The answer is blowin’in the wind.

「風に吹かれて」
♪いくつの道を歩けば
 一人前と認められるのだろう

 いくつの海を越えれば
 白いハトは砂の上で安らげるのだろう

 何回砲弾が飛び交えば
 永遠に禁止されるのだろう

 友よ、答えは風に吹かれている
 
 答えは風に吹かれている
 =ノーベル文学賞に決まったボブ・ディランさんの〈風に吹かれて〉歌詞から

【新聞テレビから】
☆『福島原発事故非公開調書 提出命令 東京地裁判断へ』『津波の可能性認識が焦点に』、『ケーブル35年交換せず 都内停電 出火の東電施設調査』、『ベルギー国王ようこそ愛知へ 日本車出荷 1000万台式典出席』、『豊洲問題市場長 更迭へ 盛り土で小池知事方針』、『「武器」など入手しやすく ドラクエ(ドラゴンクエスト) 10違法改変 ネットゲーム 少年ら書類送検』、『遺体廃材などで隠す 新城 2容疑者、発覚逃れか』『何度も場所変え暴行か 鈴鹿・中2重体 公園内で逮捕少年ら』、『感染防護服談合疑い 公取委立ち入り 丸紅など十数社』、『ナナも受賞待ってる 今夜ノーベル文学賞発表 村上春樹さん紹介長野のライオン』、『新静岡―森掛川 110㌔試行 最高速上げ、17年度中にも』、『慶大の学生女性乱暴か 神奈川県警が捜査』、『蒲郡産学官連携育たず アワビ養殖中止の危機 稚貝全滅…市、予算打ち切りへ 三谷水産高「あと一歩継続を」』(13日付、中日夕刊)
☆『360度 ゲームの風景 (ソニー・インタラクティブエンタメテインメントが)プレステVR=プレイステーションバーチャルリアリティー、仮想現実=発売』、『大規模停電 首都の送電網ぜい弱 基幹の線焼け被害拡大』『未明に鎮火実況見分へ』『東電社長が謝罪』、『豊洲問題市場長更迭へ 都知事 盛り土で混乱』、『「対露交渉 強い決意」参院予算委 首相、推進へ意欲』、『為替をにらみ東証一進一退』、『西之島に上陸調査 東大チーム噴火後初めて 小笠原』、『■マイケルさん 故人長者番付1位=2009年に急死した歌手マイケル・ジャクソンさんが過去1年間に8億2500万㌦(約860億円)』を稼ぎ断トツだった』(13日付、毎日夕刊)
☆『トヨタとスズキ提携へ 安全、IT、環境で 他社にも参加呼び掛け』『〈解説〉国内勢3陣営に集約へ(経済部・宮本隆彦)』、『病院、学校を全面禁煙 受動喫煙対策案 違反者本人に罰則』、『3年利用ない70歳以上 ATM(現金自動預払機) 振り込みダメ 注意!!ニセ電話詐取 全国初 岡崎信金、来月から』、『三浦九段竜王戦出場せず 対局中、将棋ソフト使用か』、『戦争体験動画で伝える 岐阜の小中学校70人分保存へ』(13日付、中日朝刊)
☆『原発事故黒塗り調書 妥当性判断 東京地裁 政府に記録提示要請』、『宮城で五輪ボートを 村井知事上京 都知事と会談』、『トヨタ、スズキ提携へ 環境・安全分野で協業』、『都内58万戸停電 東電の送電施設で火災 1時間後復旧』、『病院、学校敷地内は禁煙 受動喫煙対策 国が初の制度案』、『将棋連盟 三浦九段の不正調査 出場停止 対局中ソフト利用か』『背景にソフトの進化』、『東大など「猫もっと長生きできるかも」 腎不全 死因トップの原因解明』、『脱「時代遅れ」請願の押印廃止へ 愛知県議会』、『親子2代世界一狙う 元WBC(世界ボクシング評議会) 王者畑中さんの長男、建人選手 プロ転向表明』、『■自転車盗んだNHK副局長を起訴猶予』(13日付、毎日朝刊)

十月十二日
 あすは十三夜。夜空には、さやかな月が浮かび、やっと秋らしい季節の登場である。朝の起床時など、やはりピリリと少し肌寒くなってきた。トヨタ自動車とスズキが業務提携に向けた検討を始めるという。

 午後2時50分ごろ埼玉県新座市の東京電力地下送電ケーブルから出火、この火災で練馬、豊島両区内の変電所が止まり東京・霞が関の中央官庁街も含め、東京都心部など11区の58万6000軒が突如として停電、水道が出なくなったりエレベーターが止まったり、電車の運行に支障が出たり……。信号が消えたままになる、など都市機能不全状態に陥り、夜遅くまで日本の首都・大東京がマヒし一時、パニック状態に陥った。
 この世の中、いつ、どこで何が起きるか知れたものでない。警視庁と埼玉県警などのその後の調べによれば、地下ケーブルの絶縁体劣化による自然発火の可能性が高く、火災は翌13日午前零時過ぎ(21分)になり、やっと鎮火した。

 夜。いきなり相棒が「一体全体、なにやらかしたのよ」と問い正してきた。理由を聞くと中日新聞朝刊掲載の『「新貧乏物語」の一部を削除します』の〈おわび〉に関して、だった。中日は【真実 公正 進歩的】を社是としている。その第一線の記者が事実と異なることを自ら知りながら想像して書き、原稿が紙面化されてしまったというのだ。信じられない。ありえないことである。猛省を促したい。
 現場100回、100回聞いて1だけを書く。根掘り葉掘り、恥も外聞もなくトコトン自分で納得のいくまで取材し、そして本質部分だけを自問自答の上、書く。この精神、記者魂は一体どこへいってしまったのか。1先輩、社友としても苦言を呈したい。ニンゲン、誤ちを冒すいきものではあるが、知っていて間違いを掲載するとは。どこかに「いいわイイワ」の思い上がり、油断と言うか。スキがあったのではなかろうか。中日を信じる読者に対する完全なる裏切り行為である。

【きょうの一文・ことば】
 新聞は事実の報道が使命であり、記者が事実と異なることを自ら知りながら書いたことは到底許されません。深くおわび申し上げます。今回の事態を極めて重く受け止めています。この記者をはじめ社内の関係者を厳正に処分するとともに、記者教育に一層力を入れていきます。なお、「新貧乏物語」の連載全体を調査しましたが、この二本の原稿のほかに問題はありませんでした。
=12日付中日朝刊『「新貧乏物語」の一部を削除します』の記事のなかで。臼田信行・中日新聞取締役名古屋本社編集局長のおわびのコメント

【新聞テレビから】
☆『テロと震災遺族ら交流続く 3・11 9・11「互いに涙 癒やしに」 米ニューヨークで、福島県内の仮設住宅で 交流』、『「難民=犯罪者」 偏見に挑む 記事に容疑者国籍 独「ザクセン新聞」 独自ルールで「少数者守る」』、『大須ラクダ行列再び 15日、江戸時代の資料基に』、『サイバー対策年金機構も対象 政府戦略本部』、『三井住友元副支店長を逮捕 詐取容疑、総額11億円か』、『本丸御殿内も沈下、ひび 震災熊本城、初めて公開』、『新城不明女性か遺体発見 遺棄容疑 知人男女逮捕へ』、『在特会記事の名誉毀損訴訟 稲田防衛相二審も敗訴』、『不利益顧みず時代に逆行 東京地裁 女性教諭の旧姓使用認めず』、『不妊治療目的の「3人の親」誕生へ 先月は遺伝病対策』『ウクライナで実施された不妊治療』、『「残業100時間で過労死情けない」電通社員自殺 労災認定の日 武蔵野大教授が投稿』(12日付、中日夕刊)
☆『想像で記事に 連載一部削除 中日新聞』、『〈東海百景〉日なたのぬくもり 多治見・湯たんぽ』、『「NPT(核拡散防止条約)体制強化を」 日本の核廃絶決議案 国連総会提出へ』、『〈特集ワイド 退任前に泉田・新潟知事語る〉原点は「原発震災」体験 「問題は東電の体質」 「私がいると迷惑」』、『津の中2重体 8月、夜遊び頻繁に 17歳少女と 暴行への経緯捜査』『いじめ調査に統一指針 文科省有識者会議 防止法見直し案』、『草津温泉町あげ人手確保 ふるさと納税で保育所充実 従業員向け出会いの場確保 全国の観光地若手減少』、『ロシア大統領訪仏中止 シリア内戦巡る対立背景』『シリア 再び空爆25人死亡 アレッポ反体制派地域』『南スーダン21人死亡 反政府勢力、市民を襲撃か』『化学兵器使用で200人死亡の疑い スーダン政府』、『富士通、英で1800人削減へ ITサービス拠点「組織再編」』、『アマゾンがコンビニ 食品事業拡大 米で計画』(12日付、毎日夕刊)
☆『〈おわび〉「新貧乏物語」の一部を削除します=臼田信行・中日新聞取締役名古屋本社編集局長のおわびのコメント入り』、『介護用品 価格差 10倍超 レンタル額設定業者任せ ベッド平均8800円→10万円』、『復元設計費 市長専決へ 名古屋城 議会継続審査で』『議会苦肉の「継続」名古屋城復元 市長、異例の突破へ』、『屋根に草 天守悲痛 ドローンで熊本城撮影』、『反ナチス、反体制描く 90歳 A・ワイダ(映画)監督死去』、『〈メルボルン・サッカーワールドカップアジア最終予選第4戦。B組の日本はオーストラリアと対戦し1―1で引き分け〉日本激闘ドロー 追い付かれても耐え抜く』『原口惜しい3戦連発 痛恨のPK献上』、『衆院2補選告示 与野党対決姿勢』、『〈生活部記者の両親ダブル介護 1〉要介護度母は4、父は3 家族で力合わせて(三浦耕喜)』(12日付、中日朝刊)
☆『原発事故後自殺 遺族東電提訴へ 福島・飯舘』、『津の中2重体 2時間近く殴る 傷害容疑 逮捕の少年供述 交友関係もつれ?』、『名古屋城木造化 継続審査 補正予算案 市長は「専決」示唆』、『医療事故届け出 促進へ 関係機関が統一基準 制度低迷 打開』『〈解説〉患者らの信頼獲得へ 調査積み重ね不可欠【熊谷豪】』『医療事故調制度1年 届け出、病院間で差 遺族「運用改善継続を」』、『お巡りさん演奏 1400人聴衆を魅了=各国の警察音楽隊が市民と交流を深める「第21回世界のお巡りさんコンサート in JAPAN」が東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催。ニューヨーク市警察、ベトナム警察、パリ警視庁、日本の警視庁の音楽隊が出演』、『世界の映画を変えた ワイダ監督死去 惜しむ声』(12日付、毎日朝刊)

十月十一日
 すっかり秋めいてきた。秋が音もなく、どんどん進んでいる。そんな感じだ。
        ☆        ☆

 韓国のサムスン電子がこの日バッテリー欠陥による発火事故が続いている新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」の各国での販売と交換を中止、各メディアともサムスン電子が同機種の生産を暫定的に中止したと報じた。ギャラクシーといえば、私自身使っているスマホがギャラクシー製だけに、不具合が出てこないか。気になる。

 コロンビアの内戦終結に半世紀余に及んで尽くし、その功績が認められ2016年のノーベル平和賞受賞が決まったサントス・コロンビア大統領が家族で話し合った結果、賞金800万スウェーデンクローナ(約9500万円)全額を内戦の犠牲者の補償に充てるため寄付するという。立派だな、と思う。スウェーデンの王立アカデミーが10日、2016年のノーベル経済学賞を企業の契約理論を確立した、として米ハーバード大のオリバー・ハート教授(68)と米マサチューセッツ工科大学のベント・ホルムストローム教授(67)の2氏に授与する、と発表。
 史上最悪、最も醜いとされた米大統領選の第2回テレビ討論は、米CNNテレビが討論会直後に実施した世論調査によれば、57%がクリントン氏、34%がトランプ氏にそれぞれ軍配をあげたという。第3回は19日にネバダ州ラスベガスのネバダ大で開かれるが、こんどこそまともな論戦を期待したい。

        ×        ×
 午前中、カギの生活救急車のカギ担当の好青年に来ていただき、失くしたわが家のカギ鑑定と診断をしていただいたが簡単には作れないカギだと知らされオッチョコチョイな私のこと、結局はまた落とすことを想定して2個新しく作っていただくことに。そんじょそこらのカギとは違う精密かつ高度なカギだそうで、出来上がって「お届けする」までには3~4週間はかかります、とのこと。自分の不注意から「蒸発してしまった」カギのことなので、仕方ないが。もしかして、どこか思いもしないところから「コンニチハ」と出てきてくれることを願っていることも本音である。
  
 夕方。一息ついたところで、気になるわが畑〈エデンの東〉へ。いつも、お世話になっているIさんの配慮なのだろう。畑地が幾何学模様を描く如く、見違えるほどに美しく耕されていたのには、少しばかり嬉しく思った。わざわざ時間を割いて耕運機を動かしてくださり、心から感謝したい。ニンゲン社会、やはり思いやりと助け合いである。
 ついでに柿の木も見て回ったが、出来栄えはまずまずといったところか。枝が地面にすれすれにまで頭を下げ、たわわになった実がどれもこれも重そうにしているので、素人考えでその部分の枝を少しだけ切り取るなどした。まだまだ収穫には早い気がしたが、数個だけちぎり自宅に持ち帰った。作業の途中、隣の畑のおじいちゃんが長い柄のついた優れものでスイスイと草を刈っておいでなので「それは便利そうですね。何ですか」と聞くと「これは、マンノウという便利なヤツじゃ。あんたさんが手にしてるヤツは、手まんのうじゃ」と教えてくれた。いろいろ、この齢になり勉強をさせられている。

【きょうの一文・ことば】
「選挙の風は吹いているか、吹いていないかと言われれば、もう吹き始めているというのが適当だ」「いま(選挙)準備に取り掛からない人がいるとすれば、もう論外だ」「(パーティーに出席した)みんなが『選挙はそう遠くない』と受け止めたのではないか」(自民党の二階俊博幹事長。和歌山市での党所属議員のパーティーに出席後、記者団の質問に答え)
「安倍晋三首相だけが決められる。いつあってもおかしくない。常在戦場が衆院議員の心構えだ」(公明党の山口那津男代表。福島県郡山市での党会合の席で)「与党第一党の幹事長が言うのだから、きちっと受け止め、立ち遅れないようにする」(民進党の野田佳彦幹事長。福岡県久留米市で記者団に)
=11日付中日夕刊『解散風「吹き始めている」 自民・二階幹事長』の記事のなかから。各党幹部が解散風に対する思惑を語った

【新聞テレビから】
☆『東北沿岸で不明者捜索 震災5年7カ月』、『新型スマホ販売中止 サムスン』、『小川哲也氏死去 97歳、(大垣の)太平洋工業 相談役名誉会長』、『「子ども守る学校づくりを」大津いじめ自殺5年 (越直美)市長ら黙とう』、『中2男子殴られ重体 鈴鹿、傷害容疑 少年と少女逮捕』『白昼の公園「一方的に」トイレに血痕』、『木造予算案 継続審査へ 名古屋城 市長、専決処分か』、『衆院ダブル補選告示 首相の解散戦略を左右 東京10区、福岡6区 蓮舫代表初陣』、『〈2016年米大統領選〉「最も見苦しい討論会」 米メディア第2回は中傷合戦に』、『A・ワイダ監督死去 90歳 ポーランドの巨匠』『〈評伝〉権力に抵抗する民に光 A・ワイダ監督死去(共同・佐竹慎一)』、『宗宮揖斐川町長辞職へ 3期目途中、「体力の限界」』、『高1 15歳殴り死なず 彦根署逮捕、容疑認める』『河川敷に両腕・脚 兵庫』、『先月郵便局強盗 45歳容疑者逮捕 岐阜市の100万円被害』、『飛行機乗ったら「席がない」 定員オーバーで 全日空が出発 離陸前に引き返す』、『岩倉のマンション男性 血を流し死亡 住人女性飛び降り死か』(11日付、中日夕刊)
☆『〈東海百景〉夜明け願い 瀬戸・鶏の置物作り』、『パリ協定批准案 閣議決定』、『衆院2補選告示 次期総選挙に影響 東京10区福岡6区』『衆院補選告示 小池氏VS蓮舫氏の様相 東京10区 与野党、舌戦開始』『誰でも居場所を 鈴木氏』『都政と国変える 若狭氏』、『米大統領選「史上最も醜い討論会」2回目両候補、非難合戦』、『津の中2 暴行され重体 10代男女「態度に立腹」傷害容疑で逮捕』、『殴り合い15歳死なす 滋賀・彦根 高1男子を逮捕 傷害容疑』、『男性切られ死亡 住人女性自殺か 岩倉のアパート』、『■両陛下、ベルギー国王夫妻を歓迎』(11日付、毎日夕刊)

十月十日
 わが家の大事をいつも心配そうに見守ってくれる御年22歳のシロちゃん。きょうも「何かあったの」と目をうるませ心配そうな顔をして私の部屋に何度も入ってきた=10日撮影。わが家にて
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 体育の日。やはり〈体育の日〉は、10月10日がいい。

 米国・フィラデルフィアであった卓球女子W杯シングルス決勝で16歳の平野美宇さん(エリートアカデミー)が世界ランキング8位のチェン・イーチン(台湾)を4―0で下し日本人として初優勝、合わせて最年少Vを果たした。

 米国ミズーリ―州セントルイスのワシントン大学で9日夜(日本時間10日午前)米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)と民主党候補ヒラリー・クリントン氏(68)氏による2回目のテレビ討論会。トランプ氏は赤いネクタイで、クリントン氏は紺と白のズボンスーツで登場したが、トランプ氏の女性への蔑視侮辱発言など討論は低次元極まる中傷合戦となった。次回はもっと米国が向かう方向づけ、理想を語り合うとか政策論について真剣な論戦を展開してほしい。
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 外出時にいつも財布に入れて持ち歩いているわが家のスペアキーがいつのまにか蒸発しているのに気付き、先日もお世話になったカギの生活救急車に電話。あす朝、来ていただき、妻が持っている鍵でもう1つ予備の鍵を作製してもらうことに。キーがないと身動きが取れない。生活に支障をきたすことを思い知った。それにしても一体、どこで落としてしまったのだろう。それともどこか室内に潜んでいるのか。
 出るあてのないキーを求め、念のため家探しを始めているところへ、ピンポーンの音。玄関に飛び出ると、こんどは近くに住む顔見知りの女性が玄関先に立っておいでではないか。何でしょう? とお聞きすると「長い話」になり丁寧に話を聞かせていただいているうち「家を訪れた40~50ぐらいの男の口車に乗せられ、まだしてもいない工事代を『前金で』と言われ4万円支払ってしまい娘に叱られた。その後、工事は確かに行われていたと思っていたが、あなた記憶にありませんか?」というナンダカ、ちんぷんかんな話。
 いつまで聞いていても同じ繰り返しなので「奥さん、警察に届けたほうがよいですよ。デ、男の名刺とか。身分を表すものはもらっておいでですか」と聞くと「それが、すっかり信用してしまっていて、何ひとつそれらしいものはもらってないのですよ」の弁。最近そういう詐欺師が横行しているので、これからは気をつけてくださいねというしか言いようがなくお引き取り願った。いやはや、悪いヤツらがこのあたりにも出没していることだけは事実である。4万円といえば、大金である。奥さんの悔しさは、よく分かる。

 きょうは、ほかにも室内で「らしくもなく」転倒して擦り傷を負うなどアレヤコレヤとあり、どこか不思議というか。へんな日でもあった。この社会、生きていく以上、いろいろ起きるものだ。人々は、誰もがそうした日常のなかを、見えない海の中を泳いでいくかの如く懸命に生きていく。

 ただ、そんな合間に、ホッとしたのは、わが家の愛猫シロちゃん(トンヌラ)が「一体何ごとか」とそのつど、私を気遣い玄関先や私の部屋にまできて不安そうな表情で私のことを心配してあおいでくれ、彼女の愛の深さを痛感する1日でもあった。シロちゃん、すなわち、わが家のシロちゃんは、実年齢が22歳。長寿のなかの長寿、神猫でもある。シロちゃんが頑張っているからこそ、私たち家族もへこたれないで生きていけるのである。
                
【きょうの一文・ことば】
「女性の品位を傷つけ女性暴行を自慢するような行為でこれ以上支持できない」(共和党重鎮・マケイン上院議員)「彼には投票しない」(勝敗のカギを握る接戦州オハイオのケーシック州知事)「大統領候補を速やかに(副大統領候補の)マイク・ペンス氏に差し替えるべきだ」(共和党上院ナンバー3、スーン上院議員)
「私は間違っていた。謝罪する」(トランプ氏)
=10日付中日朝刊『〈2016年米大統領選〉トランプ氏支持撤回続々 女性蔑視発言 討論会で追究必至』の記事のなかで。マケイン上院議員らの発言とトランプ氏のビデオメッセージによる謝罪
※トランプ氏は11年前「スターなら女に何でもできる」「きれいな女性には引き寄せられキスをしたくなる」などと述べ、この事実を米紙ワシントン・ポストが今月7日に最初に報じた

【新聞テレビから】
☆『宵闇にまばゆく 秋の高山祭』、『農業ハウス70棟に噴石か 阿蘇山噴火10㌔先で被害確認』『草千里観光客まばら』、『〈2016米大統領選 分断の現場〉エネルギー パリ協定 工業州反発』、『北極海LNG参画検討 政府 対ロシア経済協力目玉』、『空襲犠牲者救済引き継ぐ 名古屋 杉山さんお別れの会』、『発射台などで動き 北朝鮮きょう党創建記念日』『北朝鮮発射台そばに木箱 米国連大使が板門店を訪問 北をけん制か』、『シリア空爆停止決議否定 安保理 ロシアが拒否権』、『エチオピア非常事態 反政府デモ「国民に脅威」』、『空爆、死者140人に イエメン サウジ主導と主張』、『NY近郊で列車脱線 33人けが』、『大津の自殺から5年 後絶たぬいじめ』『闘う父「申し訳ない」 浸透しない対策推進法』、『愛知県、米でMRJ支援 ワシントン州と連携 覚書』、『★ボスニアでサッカー教室=ボスニア・ヘルツェゴビナの民族紛争(1992~95年)の激戦地、南部モスタルで民族融和を進めるため、元サッカー日本代表主将の宮本恒靖さん(39)が計画した子供サッカー・アカデミーが9日、開校。ボスニア出身のオシム元日本代表監督(75)も出席した』、『津の医師がアマ落語2位』(10日付、中日朝刊)
☆『〈東海百景〉豪華壮麗参道を行く 高山祭』、『地震天候不良乗り越えたのに……降灰 実りの秋に打撃 阿蘇山噴火』、『運動能力向上続く 子供と高齢者 体動かす機会増 スポーツ庁調査』、『(稲田朋美)防衛相厳戒の視察 滞在7時間防弾車両で移動 南スーダンPKO(国連平和維持活動)』、『シリア決議案否決 国連安保理 米英仏と露対立』、『戦災被害救済 「遺志継ぐ」 杉山千佐子さんを送る会』、『■皇太子さま、全国植樹祭に出席』、『祭りの列にトレーラー 香川 1人死亡、36人けが』『勤務先「優秀な運転手」』、『火縄銃祭りで暴発 長久手「鉄砲隊」の男性重傷』、『〈メディアの戦後史〉1965年ベトナム従軍番組放送中止 政治介入で「自粛」現在は』(10日付、毎日朝刊)

十月九日。
 朝。起床時に、ふんわりヒヤリとこの秋初めての寒さを感じた。あれほど暑かった夏がどこかに姿を消し、いつのまにか〈ちいさな秋〉が訪れている。それも時には鋭利な冷気で研ぎ澄まされた、そんな季節が顔を見せ出してもいる。微かな、新しい気配に各地に散らばるわが家族、そしていつもお世話をかけどおしである大切な友人、知人は皆元気でおいでか、と。なぜか、感傷的になるのだ。

 街なかを赤く彩る秋の高山祭がはじまった。日中の屋台曳き廻しにつづいて日が暮れてからは、ちょうちんをともした屋台が市内を巡る宵祭があり見物客を楽しませたという。秋だ。心をとかす秋の到来である。赤とんぼたちは、まつりのなかをどんな顔をしてスイスイと泳いでいるのだろうか。

【きょうの一文・ことば】
「こんなにも長い間、大好きな母=ミヨシさん(84)=と会えないなんて。本当に考えたこともありませんでした。生まれ育った佐渡に帰ってきてくれることを祈っています。」「もう時間がありません。健康の状態もわるくなっています。拉致問題についてはミサイルとは全然違う話なので1日も早く解決するように政府にはお願いしたいと思います。」
=9日のNHKニュースから。平成14年10月15日に24年ぶりに救出されてから丸14年になるのを前に地元・新潟県佐渡市で北朝鮮の拉致被害者救出署名活動をした曽我ひとみさん(57)の切なる声

【新聞テレビから】
☆『阿蘇噴火被災に追い打ち 宿泊キャンセル相次ぐ 御嶽より強い爆発力か』『覆う灰 不安積もる 阿蘇山噴火 復興さなか停電も 農作物「風評被害が心配」』『観光「客足戻ってきたのに」』、『再稼働対応残業制限外す 厚労省通達 原発の公益性理由』、『〈ドナルド・キーンの東京下町日記〉実像迫る表紙写真 聖歌・啄木の評伝』、『〈核心〉日弁連が廃止宣言 死刑議論へ一石 国民が考える端緒に』、『〈2016年米大統領選〉トランプ発言、反発強まる「スターなら女に何でもできる」』、『新任務「政府全体で議論」 稲田防衛相 南スーダンPKO視察』、『地村(保志)さん=61歳=「拉致解決を」 小浜で署名活動』、『砂で感動固めて 稲沢、サンドフェスタ』、『ワゴンはみ出し衝突か 石川、バスの2中学生死亡』、『〈サンデ―版大図解〉イカと日本人』(9日付、中日朝刊)
☆『復興襲う噴石 また災難 嘆く被災者 阿蘇山爆発的噴火』『実りの畑 一面の灰 首相「万全期す」』、『〈Sストーリー〉 華麗なバレエの陰に――薄井さん(薄井憲二さん、92歳。京都市在住)のシベリア抑留』『欺瞞の感謝状に涙 シベリア抑留から日露の懸け橋 栄誉の翌日衝撃』『日本人の恭順 心に傷』、『対テロアジア支援 政府と国連 水際対策強化 顔認証技術や訓練』、『北部訓練場 年内返還 4000㌶ 菅氏、沖縄で方針表明』、『〈東海百景〉砂で描いた名場面 稲沢でサンドフェスタ』、『■ピース綾部さん、渡米し俳優挑戦へ』、『東芝元PC責任者聴取 監視委 不正会計裏付けへ』(9日付、毎日朝刊)

十月八日
 阿蘇山噴火を報じた8日付中日新聞夕刊1面
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 午前1時46分ごろ、熊本県の阿蘇山・中岳第一火口で1980年1月26日いらい36年ぶりに爆発的噴火が発生、気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、火口から2㌔の範囲で噴石に警戒するよう呼びかけた。兵庫県・淡路島の1部まで10県120以上の市町村に火山灰が降るとの予報を出し熊本、大分両県と香川、愛媛、高知でも降灰を確認。噴煙は高さ1万1000㍍にまで達したことが観測されたという。
 かつて能登半島突端の珠洲で起きた能登半島沖地震などの取材で何度も行き来し通ったことがある能登半島の七尾市中島町笠師の自動車専用道路「のと里山海道」で珠洲市立緑丘中の野球部員らが乗ったマイクロバスとワゴン車が正面衝突、バスと車の25人が病院に運ばれ、男子中学生2人が死亡。バスに乗っていた緑丘中の野球部員は3年生の引退後初の県大会に出場するため、午前5時半に学校を出発、金沢に向かう途中だった。事故は対面して来た45歳の男性が運転するワゴン車がセンターラインをオーバーして起きたという。何たることか。
 能登の若い命がある日突然、散ってしまっただなんて。
        ★        ★

        ×        ×
 一九九七年の暮れ、京都は燃えていた。気象変動枠組み条約京都会議(COP3)は、画期的な成果を上げた。思い出してほしい。史上初めて、地球温暖化に歯止めをかけた源流の地は京都。(8日付中日夕刊・夕歩道から)
――源流の地は京都。その通りである。当時、私は新聞社の大津支局長だったが、京都へは現地キャップとして乗り込み、あれこれと聞きなれない言葉の洪水のなかで取材手配をしたり、生原稿を読んだ記憶が鮮明に頭に残っている。
 あのとき「地球温暖化の削減は、やはり日本がリードしなければ始まらない」と、そんな思いで同僚とともに京都会議に臨んだ日々がつい、きのうのようでもある。あぁ、それなのに、だ。日本は明らかに立ち遅れてしまっている。何がそうさせたのか。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
………
 (ノーベル賞は)もはや、戦争の終結や平和の達成を顕彰する賞ではない。道半ばの取り組みが選ばれる。実現できるか確証はないとしても、かけがえのない平和を応援するメッセージを打ち出している。流血と戦火がやまない世界に提示する未来賞だ。
 つい5日前に挫折したばかりのコロンビア和平をあえて選んだのも、そうした姿勢に違いない。
 ノルウェーにとってコロンビアの内戦は遠い話ではない。キューバで行われたサントス政権とコロンビア革命軍(FARC)の和平交渉にノルウェー政府は仲介者としてかかわってきた。NGOのノルウェー難民評議会(NRC)は1991年からコロンビアの国内難民支援に取り組み、家を失った700万人もの人々を現場で助けている。
 国民投票の否決結果を伝えるコロンビアの有力紙エル・ティエンポには「ハバナでの和平調印を最も喜んだのは私たちコロンビアの市民より、欧州の人たちだった」という声もあった。
……
=8日付毎日朝刊『〈クローズアップ2016〉ノーベル平和賞 コロンビア和平後押し 武装解除 約束に価値』『未来賞 世界へ提示』の記事のなかで。中井良則元メキシコ市支局長のペン。抽出

「本来は精神科医ですが。いわゆる〈ヒト科〉ですよ」「地域の人たちに必要な病院。何よりも患者に寄り添うことを理念にしてきました」「東日本大震災で全町避難を呼びかけられた時は広野町から人がいなくなった。あの時、101人の入院患者を避難させるか、それともここに留まらせるか。随分と迷いましたが、ここに留まってもらい全員の命が助かりました」「やはり責任感ですかね。臨床医としての仕事をしている。人が好きなんですよ」「今も毎週1回『せんせい、がんばって』とオロナインを持ってきてくださる91歳の女性患者がいます。ありがたいことですよ」「(ベッドの傍らで)この人は101歳です」「ほんと、この5年は疲れましたよ」「とにかく、体が動くかぎりやらざるをえない」(81歳の高野病院=福島県広野町=院長・高野英男さん)
「せんせいは、大丈夫。せんせいも大丈夫。(「なんとか大丈夫だ」「おばあちゃん、先生より元気だね」と高野院長)」「よその病院だったら3カ月で追い出される。ここだったら、何年も居られるのでしあわせです」「先生が優しいから、みんなが優しくなる。この5年間、先生は盆もお正月もない状態が続いています」(患者と病院スタッフ)
=8日夜NHKEテレ『〈ETV特集〉「原発に一番近い病院 ある老医師の2000日」』から。

【新聞テレビから】
☆『〈ETV特集〉「原発に一番近い病院 ある老医師の2000日」』(8日夜、NHKEテレ)
☆『阿蘇山爆発的噴火 噴煙1万1000㍍ 香川にも降灰』『爆発火口直下か マグマ有無分析へ』『未明「噴石雨のように」 阿蘇山噴火災害再び 住民不安 収穫期や観光直撃』『噴火による影響 原発確認されず 緊急情報の発表なし』『1カ月以上 活動継続か』、『〈邦楽 はじめの一本! 二〇一六鑑賞のススメ〉熊谷と敦盛の美 琵琶の奥村旭翠=筑前琵琶の人間国宝=「反戦と鎮魂奏で」』、『ハリケーン被害拡大 ハイチ877人に 米で4人死亡』、『2台衝突中学生2人死亡 石川 野球部員ら23人も搬送』『ひしゃげた車体 破片や靴が散乱』、『包丁、はさみ安いよ 関で刃物まつり始まる』、『伊賀の小6県大会V 夢は五輪 愛犬追って育った俊足』(8日付、中日朝刊)
☆『がん患者ら11日に名古屋(の名古屋大学医学部付属病院)でコンサート「前向きに生きて」 同じ境遇の人に応援歌』、『阿蘇山爆発的噴火 噴煙1万1000㍍ 36年ぶり』『「4月の地震が火山活動妨げ」』『降り注ぐ噴石 阿蘇噴火「災害続くなんて」』『四国、近畿にも降灰』、『シリア 仏決議案あす採決 安保理 アレッポ停戦要求』『ロシア拒否権発動へ』、『サイバー攻撃「露が関与」米が声明 対立深まる恐れ』、『真相迷宮入り許さず 露女性記者射殺10年』、『中学生2人死亡 石川・23人乗り 野球部バス衝突』、『資生堂が化粧品新CM放送中止』、『〈東海百景〉着物が似合う町 高山』、『横山(隆一)さん原画 半世紀ぶり発見 フクちゃんもびっくり「ドラえもん」の事務所から』(8日付、毎日夕刊)
☆『日弁連、死刑廃止を宣言 終身刑の導入求める 被害者遺族ら反発、紛糾』『「冤罪取り返しつかぬ」「被害者遺族の思いは」 死刑廃止宣言 議論が白熱』『「殺したがるばかと闘って」 寂聴さんのメッセージに非難』、『コロンビア大統領に平和賞 ノーベル賞 内戦終結へ尽力』『〈核心〉和平機運再燃狙う 国民投票否決「プロセス終了ではない」 サントス氏「全てのコロンビア人に賞」』『ノーベル平和賞3年連続候補〈いま読む日本国憲法特別編 第9条〉平和の中核 現状は逆風』『村上文学今年こそ ノーベル賞ゆかりの名古屋心待ち』『「人と違うこと恐れずに」大隅さん講演若手を激励』、『再稼働反対の野党猛追 新潟知事選接戦に』、『商標登録「俺の名が。」 東山動物園「シャバーニ」=イケメンゴリラとして人気がある東山動植物園のニシローランドゴリラ「シャバーニ」の名前が、特許庁に商標登録された』、『リオ五輪・パラ メダリストパレード 80万人祝福 東京へ熱気』(8日付、中日朝刊)
☆『コロンビア大統領平和賞 ノーベル賞 内戦終結尽力』『〈クローズアップ2016〉コロンビア和平後押し 武装解除約束に価値 シリアにもメッセージ「選考不適切」の批判』『未来賞世界へ提示 中井良則元メキシコ市支局長』、『電通新入社員「過労自殺」 労基署認定 残業月105時間「体も心もズタズタ」…Xマスに命絶つ』、『2弁護士懲戒処分 愛知 和解金流用など』、『死刑廃止日弁連内も溝 人権擁護大会棄権144人 国外廃止の流れ』、『核禁止条約の制定を 署名56万人分 被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が国連提出』(8日付、毎日朝刊)

十月七日
 世界にスマイルを! 今日は世界スマイルデーです! 笑顔と幸せを広めよう!――とは、カトマンズ在住のポカレル本田明美さんから届いたフェイスブックの文面。明美さんは「こんな日もあるんだあと思ったところです」とも付け加えておいででした。
 そう、笑顔は大切。もしかしたら、〈愛〉〈健康〉と並んで、この世の中で一番大切なことかも知れませんね。それに引き換え、日本のきょうは語呂合わせで〈盗難防止の日〉なんだそうです。なんだか、カトマンズに比べたら心が寒くなりそうです。
        ★        ★

 日弁連が福井市で開いた人権擁護大会で2020年までに死刑制度の廃止を目指し、仮釈放のない終身刑の導入などを検討する宣言を採択。ノルウェーのノーベル賞委員会が2016年のノーベル平和賞を南米コロンビアで左翼ゲリラ、コロンビア革命軍との内戦終結に向け尽くすフアン・マヌエル・サントス大統領(65)に授与すると発表した。東京ではリオ五輪・パラリンピックのメダリストによる合同パレードが銀座・日本橋エリアで行われ、2・5㌔のコース沿道が80万人(主催者発表)の人で埋まったという。

        ×        ×
 物事やはり自分で動かないと進まない。これは私の現役記者時代からの教訓だが、ニンゲン人任せにすればするほど目標とするものが遠のいてゆくことを痛切に感じる1日でもあった。昔は仕事上も間髪入れず対応するのが常識だったが、今ではその鋭利な刃物のような神経が少しさびついてきている。こんなことではダメだ。自業自得とは、このことを言うのだ。この年になっても何かにつけ自分から積極的に動かないことには道は開かないのである。すぐ動く。行動しなければ、相手もイイワいいわで終わってしまうのである。
 具体内容については、ふれないでおく。あくまで一般論で、ということで。要は「これではダメ」と感じたら、すぐに動き自分なりに果敢に対応することの大切さ、なのである。これはニンゲン、生きていくうえでいくつになっても変わらないのではないか。なんだか、おかしな話になってしまった。要は他人のせいにしない。一番の悪の元凶は自分自身なのだ。いずれにせよ、きょうは私が昔を思い出し、パッと行動を開始したことで周りまでもがあわてて動き出したのである。結果はどうあれ、いいことだと思う。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
「選手の感謝の気持ちを、パレードでお伝えできたらうれしい。バレードの盛り上がりが、次の大会につながってくれたらと思う」
=7日付中日夕刊『リオ五輪・パラ 感動再び 合同パレードに80万人』の記事のなかで。五輪レスリング女子53㌔級で銀メダルの吉田沙保里選手(34)

【新聞テレビから】
☆『あす、江南市民花火大会 秋の風物詩「音楽花火」』(7日付、尾北ホームニュース)
☆『★稚内初雪、2番目の早さ』、『〈匠地技 ラスター彩 岐阜・多治見⑤〉輝く極意祖国イランへ 写真・川柳晶寛 文・篠塚辰徳』、『〈写真グラフ〉♪管楽器修理の職人♪ 輝く音色取り戻す 写真・文 野村和宏』、『イ病(イタイイタイ病)見つめた3万6000枚 名古屋の写真家=名古屋市東区泉一。林春希さん(66)=「風化防止へ活用を」 16日富山で紹介』、『リオ五輪・パラ 感動再び 合同パレードに80万人』、『資産700兆円超 租税回避地に 国連推計』、『G20 安定成長へ協調 財務相会議 政策総動員を確認』、『拳銃所持疑い逮捕 紀北町議が辞職願』、『成年後見人で着服 元弁護士懲役6年 東京地裁判決』、『鈴鹿爆音GO F1日本GP開幕』、『二つの「短歌雑誌」が意味するもの――中部日本歌人会60周年の年に 小塩卓哉 名古屋印刷が「戦後」索引』、『〈大浪小波〉編集者の漱石(猫)』(7日付、中日夕刊)
☆『中皮腫死初の1500人超え 石綿労災 未救済者拡大 15年』、『釜石 復興請け負う「四国の社長」 男のロマン「被災者のため」地元に家族残し』、『過労死防止へ初の白書 15年度 自殺で労災高水準 閣議決定』『「死 無駄にしない」遺族コラム掲載』、『米で非常事態宣言 ハリケーン 死者287人 カリブ海』、『リオの興奮銀座に 五輪・パラリンピックメダリスト祝福 沿道 人の波』、『コメ「調整金」禁止へ 業者間取引 農相が表明』、『政策総動員を確認 G20 課税逃れ対策協議』、『原油終値(1バレル)50㌦台 4カ月ぶり高値』、『松井大阪知事「江田氏は痴呆症」 ツイッターへの投稿削除し謝罪』(7日付、毎日夕刊)
☆『「ほうき草」紅葉鮮やか ひるがの高原』、『〈特報〉パリ協定―山本・東大名誉教授に聞く 出遅れ日本 薄い危機感「政財界の意識に問題」』『温暖化被害軽減も急務』、『賠償・除染費8兆円増 福島第一 電事連が国費要望』、『「グテレス総長」採択 国連安保理「感謝と謙虚」表明』『〈核心〉 シリア北朝鮮に指導力期待「東欧」「女性」の下馬評覆す』、『「まず歯舞、色丹」鈴木宗男氏に聞く 択捉国後は継続協議に』、『配偶者控除存続へ 17年度年収条件緩和検討』『夫婦控除は見送り 政府・与党なぜ転換? 専業主婦世帯に増税感』、『白紙領収書が「慣行」 資金パーティー菅・稲田氏認める』、(7日付、中日朝刊)
☆『〈東海百景〉色づく赤 秋風に揺れ ひるがの高原』、『生前退位年内にも論点 公表後に具体論 有識者会議』、『セブン、エイチ・ツー・オーと資本提携 関西3百貨店譲渡』、『どうなる? 名古屋城復元 市長「22年」案表明 市会の採決流動的 写真で見る名古屋城の変遷』『市長側「リコール」準備も』、『1800万円横領弁護士逮捕 豊橋「成年後見」悪用疑い』(7日付、毎日朝刊)

十月六日
 久しぶりに晴れたはいいが、とてもとても。まだまだである。本物とは言えない。〈かぜ〉たちは皆一生懸命に秋風になろうとしているのだが。なぜなのか。なぜだろう。わからない。
 色が、ふんいきの如き〈生〉がどこかしら、違う。本来の〈秋〉にはなりきれないでいる。〈気〉に染まろうとはしているのだが。向かう先々で容赦なくはじき飛ばされている。でも、そうしつつも。秋は次第に深まっていく。
 そんな気配が見て取れるのだ。心なしか人恋しさがつのる季節でもある。
        ★        ★

 それもこれも。音もなく、見えないなかを突き進む地球温暖化のためなのだろうか。
 国連が5日、2020年以降の地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」が11月4日に発効する、と発表。報道によれば、海水の温度上昇に伴う海面上昇や海岸浸食、巨大台風をはじめとする異常気象の増加など温暖化がもたらす影響を最小限に食い止めるのが狙いだ。今月5日時点で73カ国・地域が批准、温室効果ガスの世界の排出量に占める比率が55%を超えることになり、発効要件を満たした。なぜか、日本は未批准で世界的な流れに出遅れている。

【きょうの一文・ことば】
「かつては不可能と思われていたことが今や(動きを)止められなくなった」(国連の潘基文事務総長)「地球を守るための歴史的な日だ」(オバマ米大統領)「歓迎したい。政府としても協定を今国会に提出し、一日も早い締結に向けて努力したい」(菅義偉官房長官)「欧州連合(EU)が予想以上に早く態度を決めた。わが国も急がなければならない」(山本公一環境相)
=6日付中日夕刊『パリ協定来月4日発効 新温暖化対策 日本は未批准』『未批准なら発言権持てず 国会承認19日が期限』の記事のなかから。関係者の声

【新聞テレビから】
☆『からっと青空 久しぶり 東海地方、気温ぐんぐん』、『パリ協定来月4日発効 新温暖化対策 日本は未批准』『未批准なら発言権持てず 国会承認 19日が期限』『2次補正成立11日の見通し 参院議運委、採決合意』、『「ノーベル賞のまち」飛騨・神岡 鉱山の楽団輝いた昭和 軌跡追った本出版』『太陽の塔輝く生命 工事前に内部公開』、『「携帯からメダル」 署名1万人』、『佐村河内さん側 「著作権は自身に」 曲使用料求め提訴、初弁論』、『大垣で貨物列車脱線』、『安曇野30人足止め 温泉客 台風18号、倒木相次ぐ』(6日付、中日夕刊)
☆『〈特集ワイド〉護憲の担い手 高齢化の一途 「九条の会」正念場 世話人12人を補強/新たな運動と連携なるか』、『グテレス氏きょう選出 国連総長にポルトガル元首相 難民弁務官2期』、『パリ協定来月4日発効 EUが批准書提出』、『情報科専任教員2割 高校必修 地域で格差 東京100% 新潟など5県ゼロ』、『湖底にあった富士噴火の痕跡 山中湖山梨県研究所 1000~2000年前 森林焼失し 草原化2回』、『〈東海百景〉記憶、経験頼りに「玉車」碧南』(6日付、毎日夕刊)
☆『東電は他電力と提携を 有識者委初会合 支援国民負担も』『美浜3号機新基準「適合」 20年間運転延長容認へ』『唯一の願いは無事故 「適合」美浜消えない不安』『高浜取り消しを26人が追加提訴 名地裁、計102人に』、『化学賞3氏 名古屋と縁=ノーベル化学賞に決まった欧米の3氏は、いずれも名古屋と縁があり、名古屋大の研究者らから祝福の声が上がった』『大隅さんの研究間近で 岡崎の基生研8日一般公開』、『GPS(衛星利用測位システム)捜査統一判断へ 最高裁 違法性大法廷で審理』、『古田岐阜知事を自民県連推薦へ 4選出馬 表明受け』、『木造復元 「2年遅れで」 名古屋城 河村市長、議会に譲歩』、『母親を殺害疑い32歳の長女逮捕 旭川3人死亡』(6日付、中日朝刊)
☆『サルビア花絵で世界平和を発信 広島・世羅ゆり園』、『配偶者控除存続の公算大 適用範囲を拡大17年度 年収上限を設定』、『パリ協定「11日閣議決定」承認案 岸田外相が表明』、『自民総裁 任期延長へ 連続3期9年か制限撤廃』、『天守閣の復元「22年」に 河村市長 議会に修正案提出へ 名古屋城』、『東海3県9月末以降 郵便局侵入盗11件 未明に小規模局狙う』、『野球賭博 巨人元投手に有罪 東京地裁判決「球界の信頼失墜』(6日付、毎日朝刊)

十月五日
 午後8時40分、外はまた雨。雨、雨、雨。どしゃぶりの夜である。まったく嫌になってしまう。でも、私は魂に何かを問いかけるようにシトシトと降る雨がなぜか、好きでもある。だから、自分の都合ばかりでこんなに〈雨〉を嫌うと、バチが当たるかもしれない。雨は植物の成長をも促し、人間生活にとって大切な存在なのである。
 このところは悪天続きのせいもあってか、本来頑健なはずの体調が、少しばかり思わしくない。そればかりか、気分も優れない。晴れない。あえて言えば、ノーベル生理学賞に輝いた大隅良典さん夫妻の笑顔だけが、わが心をナントナク満たしてくれる。いずれにせよ、早く秋の空を見たいものである。

 スウェーデンの王立科学アカデミーが2016年のノーベル化学賞を、分子でできた、髪の毛の太さの千分の1のナノメートルサイズ(ナノは、10億分の1)の極めて小さな「分子機械」の開発に尽くしたフランス・ストラプール大のジャンピエール・ソバージュ名誉教授ら欧米の3氏に授与する、と発表。
 授賞理由は「分子機械の設計と合成」で、3氏は1890~90年代にかけて輪の形をした2つの分子を互いに鎖のようにして結びつけることに成功、さらに輪の分子の中に軸状の分子を通し、軸に沿って輪を動かせることを示したばかりか、90年代末には光によって回転する分子モーターを開発し、この成果を基に2011年には極小サイズの車「ナノカー」も発表されたという。
        ☆        ☆

 きょうの毎日新聞夕刊〈culture 文化〉欄でいい記事に出会った。かつて私が随分とお世話になった先輩記者(元中日新聞記者)岩崎建弥さんの寄稿『「一人前の国民に」願う 戦災被害民間人救済活動・杉山千佐子さんを悼む』である。ペンとは。こういう魂が込められたものでなければ。そう、つくづく思うと同時に岩崎さんが今も社会に貢献されている、その姿勢と情熱に圧倒された。感銘を受ける、とは。こういうことなのだ。私利私欲なぞ関係なく、それこそ世のため人のために―という変わらぬ姿勢、信念ともいえようか。
 
 毎日夕刊紙面で紹介された岩崎さんの寄稿
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【きょうの一文・ことば】
 日本の空襲被害者のシンボル的存在で9月に101歳で亡くなった全国戦災障害者連絡会会長の杉山千佐子さんは、元軍人らと区別され、国の援護がない民間戦災死傷者の救済運動に半生をささげた。訴えはまだ実らないが、この国の社会のゆがみを告発、戦後史に大きな一石を投じた。
(中略)
 私は「杉山さんは、空襲被害者の救済運動をするために神に遣わされた気がする」と言ったことがある。彼女は黙って笑っていたが、どう思ったのか、いまでも聞いてみたい。
 昨年の春からは、ときどき「日本人として死にたい」と口走るようになった。わけを聞くと「このまま差別され、一人前の国民と見なされないで死ぬのは嫌だから」とぼそっと答えた。国にあれほど裏切られ続けて……返す言葉はなかった。
 亡くなる10日ほど前、通っていた教会の牧師が老人ホームのベッドわきで祈りをささげ、防空壕で口ずさんだ賛美歌38番を歌ってくれた。
 ♪わが霊(たま)のひかり
すくいぬしイエスよ……
 すでに話もできなくなっていた杉山さんの表情がゆるみ、見えない目にうっすらと涙が浮んだ。(いわさき・けんや)
       ◇
 杉山千佐子さんは9月18日、老衰のため死去。
=5日付毎日夕刊『寄稿 岩崎建弥(全国戦災障害者連絡会事務局長・元中日新聞記者)「一人前の国民に」願う 戦災被害民間人救済活動・杉山千佐子さんを悼む』から。

【新聞テレビから】
☆『美浜3号機「適合」 決定 老朽原発3基目 「40年」形骸化』『規制委「適合」8基に』、『基礎研究 もっと支援を ノーベル賞受賞者ら訴え 軍事関連増の一方、文教予算は減』、『岐阜 古田知事4選出馬表明』、『別家庭で成長境遇違い疎遠 双子43年を経て再会 病得た弟「危険伝えなきゃ」』、『米ヤフー全メール監視か ロイター報道 当局要請秘密裏に』、『ケネディ大統領にひな人形、大使がお礼 松本艶子さん(北海道北見市の入居先の老人ホームで)死去 =享年94歳』、『愛知ヤクルト 争う姿勢 性同一性障害公表初弁論』、『郵便局ATM壊される 幸田、西尾、現金被害なし』、『鍵番号メモ、ネットで合鍵 住居侵入容疑、男逮捕』『平城宮にペルシャ人役人か 765年木簡に「破斯(はし)」の名前』(5日付、中日夕刊)
☆『寄稿 岩崎建弥(全国戦災障害者連絡会事務局長・元中日新聞記者)「一人前の国民に」願う 戦災被害民間人救済活動・杉山千佐子さんを悼む』、『〈東京コレクション〉病歴「恥ずかしくない」 ハンセン病元患者 ショー参加へ』、『〈チェック〉ベルギー首都ブリュージュ 市民出資ビールパイプライン 景観配慮 生涯飲める特典も』、『シャラポワ出場停止短縮 WADA(世界反ドーピング機関)が支持』、『オートファジー医学に応用 ノーベル賞大隅さん研究 がん、アルツハイマー病治療に』『免疫細胞が脳回路形成 発達障害の原因解明に 生理学研など発見』、『〈東海百景〉 優しい光に包まれて 愛知・国際芸術祭』、『損保ジャパン米大手買収 6500億円 安定的収益確保へ』、『〈米副大統領候補討論会〉民主ケーン氏 移民侮辱に言及 共和ペンス氏 オバマ外交批判』、『女性69%昇進望まず 家族協力なく責任増「不安」』、『イイネ! 日本のウイスキー 本場英国で披露』、『下町ボブスレー平昌駆けろ ジャマイカチーム採用 完成品お披露目』(5日付、毎日夕刊)
☆『台風18号 今夜に北陸上陸の恐れ』、『大隅さん「感染症対策に有望」 オートファジーの医療応用』『ノーベル賞支えた其生研って? 最先端設備■メダカ5000匹■世界から研究者』『「岡崎で研究、黄金時代だった」 ノーベル賞・大隅さん』、『キーンさん連載 きょう本で発売 本紙の「東京下町日記」』、『名張事件新証拠を提出 元死刑囚弁護団「別の毒物」主張補強』、『十億円助っ人、ビジョンの話ですが ナゴヤドーム来季から増設』、『農業分野に外国人労働者 政府、訪問介護も拡大へ』、『化血研再び未承認製造 日本脳炎ワクチン 国、改善命令へ』、『日本で学んだ技術……ない ベトナム人元実習生「単純作業ばかり」 低賃金失踪も多く』(5日付、中日朝刊)
☆『今夕にも北陸接近 台風18号』、『奥西元死刑囚 死亡から1年 名張毒ぶどう酒「再審を」 親族や支援者ら 訴え』『弁護団、新証拠提出 従来主張補強 「使用毒物は別の疑い」』、『福島原発 負担8兆円増国費要請 国民にツケ批判必至』、『五輪会場 「1カ月で結論」小池知事 都議会 初論戦』、『補正予算案衆院通過 首相「内需下支え」強調』、『〈東海百景〉雨に負けず満開 南知多=ピンクと白のマツバボタン約3万株が描く、青空とのコントラスト。愛知県南知多町の観光農園「花ひろば」で夏から続いた光景も見ごろは今月下旬までとなった』(5日付、毎日朝刊)

十月四日
 沖縄本島地方を襲った台風18号は、そのまま東シナ海を北上、暴風域を伴いながら対馬海峡から山陰沖へ。このままだと、あすの夜から6日朝にかけ北陸から東北にかなり接近、上陸する恐れが出てきた。被害が出なければよいが。
 シリア北部アレッポ。ここでは停戦の約束を無視した政府側と反政府側の戦闘が激化する一方だ。ここ2週間余の間に市民428人がアサド政権を支援するロシア側の空爆などの犠牲となり死亡したという。空爆は病院にまで及び、憎しみの連鎖はとどまるところを知らない。
        ★        ★

 スウェーデン王立科学アカデミーが、2016年のノーベル物理学賞を米大学の研究者3氏に授与する、と発表。3氏は、いずれも英国出身のデビッド・サウレス米ワシントン大名誉教授とダンカン・ホールデン米プリンストン大教授、マイケル・コスタリッツ米ブラウン大教授で「物質のトポロジカル相とトポロジカル相転移の理論的発見」が授賞理由。物質で起きる特殊な状態を数学的に解明し新世代のエレクトロニクスや超伝導、将来の量子コンピューターに役立つ成果をあげた、としている。
 具体的には、3氏は1970~80年代にかけ物や空間が持つ性質を調べる「トポロジー」と呼ばれる数学に注目。これを使えば、物質の状態が変化する「相転移」という現象がうまく説明できることを発見。相転移の例としては、水が凍る現象や、極めて低温で電気抵抗がゼロになる超伝導などがあるというが、なんだかわかりづらい。
 やはりノーベル医学生理学賞に決まった大隅良典さんの細胞の自食作用(オートファジー)の解明の方が、わかりやすい。一般でも理解しやすいということは、それだけ人類にも役立つということだと思うが、いかがか。自然科学分野では、〈トポロジカルの理論的発見〉なるものを、いかが受け止めているのか。そこを知りたい。

【きょうの一文・ことば】
「見かけ通り穏やかで一緒にいて心が落ち着く」「いいかげんなところもあるが『良い加減』でやってこられました」「夫は私をだましたり、からかったりする。ノーベル賞と言われて、うそかなと思ったが本当で、心底驚いた」「(作ってあげたい料理を聞かれ)「ご飯とみそ汁とお魚で十分」(萬里子さん)
「四十数年の付き合いで、いろんな意味で支えてくれた」「若いうちに海外に出て、異文化に接する経験が大事だ」「昨日の昼からオートファジー状態。いつ回復するか分からないがビールでも飲みたい」(良典さん)
=4日付中日夕刊1面トップ『「基礎研究支える社会に」ノーベル賞・大隅さん一夜明け』『夫婦で会見 良典さん いろいろ支えられた 萬里子さん うそかなと思い驚き』の記事の中から。東大大学院の同じ研究室で〈運命の出会い〉をして勢いで学生結婚したというノーベル医学生理学賞受賞が決まった大隅良典・東京工業大学栄誉教授(71)と妻萬里子さん(69)

 夫婦での会見を報じた中日新聞4日付夕刊1面
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【新聞テレビから】
☆『台風18号 北陸接近へ』、『「基礎研究支える社会に」ノーベル賞・大隅さん 一夜明け』『夫婦で会見 良典さんいろいろ支えられた 萬里子さん うそかなと思い驚き』『若手研究者も発奮 大隅さんも所属 基生研「自分も」』『富山―名古屋―岡崎まで延伸』『科学本贈り続けた 兄「とうとう最高峰に」』『「なぜ」 私も解明したい 福岡の母校、祝福』、『「奥西元死刑囚無実です」一周忌で妹ら再審訴え』、『読み放題削除に申し入れ 講談社・小学館、アマゾンに』、『シリア停戦破綻 米、ロシアとの協議中断』、『カーダシアンさん 10億円強盗被害 米タレント、パリで』(4日付、中日夕刊)
☆『福島原発 8兆円負担増 電事連(電気事業連合会)、国費求める』『〈解説〉事故つけ回し「無責任」(宮川裕章、工藤昭久)』、『基礎研究いいことある 晴れがましいところ苦手 ノーベル賞 大隅さん』『祝杯待ち遠しい 大隅さん 未来図酒で熟成』『満足感がモチベーション 元学術会議会長 黒川氏と電話対談』、『政府、実益優先 厳しい研究環境』、『IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)家電に続々 シーテック(CEATEC)開幕』、『全国の空き家情報一目で 国交省が自治体運営を一元化』(4日付、毎日夕刊)
☆『大隅氏ノーベル賞 細胞の「自食作用」解明 医学生理学 老化、がん対策に 東工大栄誉教授 岡崎でも研究成果「誰もやらぬことを」結実』『へそ曲がりの挑戦心 大隅さんノーベル賞「細胞内のごみだめ」着目 妻「賞に関心ない人」』『がん、アルツハイマー薬を 東海の患者ら期待』『岡崎で育まれ花開く 純粋 科学の面白さ追究 基生研時代の弟子』『職員ら「やっと来た」』『名古屋で本紙号外』、『奥西元死刑囚の手記 きょう死亡1年 冤罪訴える』『「兄は絶対やってない」名張事件 奥西元死刑囚の妹 訴え』、『中日新聞130周年感謝 名古屋 式典に570人出席』(4日付、中日朝刊)
☆『大隅良典氏ノーベル賞 「細胞の自食」解明 単独で医学生理学賞 生命維持の根幹 不要物をリサイクル』『独自の道突き詰め ノーベル賞「この上ない幸せ」 大隅さん 液胞にこだわり「あまり競争せずにきた」』『妻「いたずら好きな夫」』『温和和気あいあい 岡崎の研究所 祝福の渦 13年間在籍』『京大・森教授「素晴らしい」』『全員で万歳三唱 福岡・高校時代の旧友ら』『名駅前で号外配布』、『台風18号 沖縄に特別警報』、『「海の森」開催 都に要請 東京五輪 国際ボート連盟会長』、『パラ選手育成へ奨学金 日本財団総額10億円の援助』、『女児殺害に無期懲役 福岡地裁支部判決「残虐性突出せず」』(4日付、毎日朝刊)

十月三日
 夜。スウェーデンのカロリンスカ研究所が、細胞自らが自分のタンパク質を分解してリサイクルする〈オートファジー(自食作用)〉の仕組みを解明した大隅良典・東京工業大学栄誉教授(71)=神奈川県在住=に2016年のノーベル医学生理学賞を贈る、と発表。日本列島に喜びが駆け巡った。
 日本人のノーベル賞受賞は25人目、医学生理学賞の受賞は4人目で単独受賞は1949年の湯川秀樹さん、1987年の利根川進さんに続いて29年ぶり3人目。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれる。賞金は800万スウェーデンクローナ(約9400万円)。

 記者の質問に応じる大隅良典・東京工業大栄誉教授=NHK総合テレビから。3日夜
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〈オートファジー〉は「自らを食べる」という意味。細胞は栄養が不足すると内部のタンパク質などを分解して栄養素を自給自足、人間も空腹時には活発な〈オートファジー〉が起き、古いタンパク質を再生させて細胞の質を保つリサイクル機能が働き、こうした細胞のメンテナンス機能が逆に働かなくなると、がんや糖尿病、パーキンソン病などの病が進行、半面、これら研究が将来、認知症も含めた老化現象の抑制などにもつながる可能性があるという。
 具体的には、各報道などによれば、大隅さんは東京大助教授時代の1988年、酵母の細胞を飢餓状態にして観察、〈液胞〉と呼ばれる細胞内の器官にタンパク質などが取り込まれ分解されているところを顕微鏡でとらえたのを皮切りに、1993年には〈オートファジー〉に必要な14種類の遺伝子を発見。その後も成果をあげ続け、遺伝子の働きを次々と解明してきたという。
 ともあれ、ことしもノーベルウィークが始まったのである。
        ☆        ☆

 猛烈な台風18号が沖縄を遅い、気象庁は沖縄本島地方に大雨、暴風、波浪、高潮の特別警報を発表。ここ尾張平野も雨、雨、雨。あげくに、雨のなかを歯科医での受診はじめ、お母さんの入浴介護サービス、買い物と飛び回った舞が全身びしょ濡れとなって帰宅するありさま。きょうは彼女の定期検診日になっていることもあり、しばらくやすんだあと、いつもの内科医を訪れたが血圧が異常な高さに。やはり、自らのからだを無理強いしたためで、夜は早く寝かせる。       

【きょうの一文・ことば】
「人がやらないことをやりたいな、というのが私の信念だった。研究者としては、このうえない光栄なことです。」「サイエンスにゴールはない。」「いま研究者になろうという人が減っているが、大変な問題だ。自分が興味があることを見つけたら、やってみようと、素直に思ってほしい。役に立つのは10年後でも、20年後。もしかしたら、100年後でもいい。」「タンパク質分解は生命の本質にかかわるもので、病気の解明につながってくれたらいい、と思っている。」
=2016年のノーベル医学生理学賞が決まった東京工業大栄誉教授の大隅良典さん(71)の喜びの第一声。各報道からピックアップ

「東京オリンピックまで踊っていたいな。それが終わったら次は百歳まで」。
=3日付中日夕刊『〈中部発〉豊橋、湖西の3教室で 90歳ダンスに心躍る』の記事のなかで。90歳にして社交ダンスを踊り続ける静岡県湖西市、田中新造さんの決意

【新聞テレビから】
☆『あす夜九州北部接近か 台風18号 沖縄南海上を北上』、『伊勢奥津 憩いの新風 元男性家庭科教諭が古民家カフェ』、『景況感2期連続横ばい 日銀短観 円高が製造業圧迫』『〈解説〉アベノミクス手詰まり(東京経済部・渥美龍太)』、『あなたの話し相手に育つよ トヨタ「キロボミニ」発売へ』、『不正受給の岐阜市議辞職願 新たに20万円 うち5万円を返還』、『拳銃22口径と38口径か 紀北町議の家宅捜索で押収』、『大阪のすし店批判受け謝罪 外国人客に大量わさび』、『ヨウム国際取引禁止へ ペットで人気 乱獲で急減』、『シュワ氏、独で警官から注意』『駅で自転車 おわびに記念撮影』(3日付け、中日夕刊)
☆『沖縄・奄美接近 暴風や高波警戒 台風18号』、『「聖地」福島心一つに 8日からフォルクローレ音楽祭=南米の民族音楽・フォルクローレの国内愛好家が「聖地」と呼ぶ福島県川俣町。東京電力福島第1原発事故で面積の約3分の1が避難指示区域に指定されたこの町で8日から3日間、1975年依頼、事故の年も中断せずに続く国内最大のフォルクローレ音楽祭が開かれる。参加約180組の中には、東電社員も含む被災住民が避難先から集まるグループもあり、「事故や震災に負けず頑張ろう」と心を一つに練習に励んでいる。【石塚淳子】』、『和議前日に「成立」予告 大坂冬の陣 徳川方・片桐且元が書状』、『コロンビア和平否決 革命軍に妥協批判 国民投票』、『ハンガリー 難民「拒絶」98% 国民投票 低投票率で不成立』、『地域の絆 人馬共走 高浜』(3日付、毎日夕刊)
☆『今夜沖縄、奄美に接近 台風18号 那覇便欠航相次ぐ』、『鳥獣戯画絵順違った はけ跡で裏付け 甲巻の入れ替わりのイメージ図』、『17歳畑岡最年少V 日本女子OPゴルフ アマ初日本一』、『象牙国内市場閉鎖を決議 ワシントン条約会議委 各国に要請 日本「対象ではない」』、『追突、車外の2人死亡 岡崎の新東名 停車中バス運転手 過失致死傷疑い トラックの男逮捕』、『目の下の水疱 細胞増やす働き 弥富の金魚医療に活用』、『橋之助さん芝翫を襲名「一層、芸道に精進」』、『キャンベルさん 玄侑さんら鼎談 岐阜「こころの好縁会」』(3日付、中日朝刊)
☆『台風18号 きょう沖縄・奄美接近』、『〈東海百景〉勇壮な炎 三重・僧兵まつり』、『米シカゴで原爆展開催 大統領の地元』、『畑岡アマ初メジャーV 日本女子オープンゴルフ17歳最年少』『新星NASA(奈紗)輝く 前人未到メジャー初V キャディー母と二人三脚「夢のよう」』、『あなたの知らない鳥獣戯画 継ぎ目の「はけ跡」から判明 制作当初と現在 絵順チェンジ』、『警察、違法の疑い未発表 懲戒警官ら99人 15年全国』『身内に甘い公表基準 専門家「閉鎖的体質の表れ」警察懲戒処分』、『象牙国内取引禁止 ワシントン条約 委員会決議採択』、『「宇宙線」被ばく線量を国別推計 日本は153番目』(3日付、毎日朝刊)

十月二日
 人生いろいろ、悲喜こもごもである。
 東京歌舞伎座の公演「芸術祭十月大歌舞伎」の初日、歌舞伎俳優の中村橋之助さん(51)が八代目中村芝翫(しかん)を襲名。夜の部の口上で「誠に大きな名跡ですが、先祖の名を汚さぬよう、なお一層芸道に精進いたす心得でございます」と述べると満員の客席から「よっ、成駒屋!」「8代目」などの掛け声が上がった。栃木県烏山であった女子ゴルファ―日本一を決める日本女子オープンで茨城・ルネサンス高3年の17歳、畑岡奈紗さんがアマチュアとして初の頂点に。

 かと思ったら、米大リーグで活躍して昨季日本に帰り復帰したソフトバンクの松坂大輔投手(36)が、仙台市の楽天スタジアムであった楽天戦で大歓声のなか、8回マウンドへ。日本復帰後、1軍での登板は10年ぶりとなったが1回を投げて3安打4四死球で5点を失い、大炎上。試合後、工藤監督から即刻2軍行きを告げられたという。応援していただけに、残念無念である。じっと我慢しクライマックス戦でもう一度登板させたらどうか。勝負の世界は厳しい。
 三重県警がこの日、自宅に拳銃2丁と実弾11発を隠し持っていた、紀北町議東篤布容疑者(62)を銃刀法違反(不法所持)と火薬類取締法違反の疑いで逮捕。「私のもので間違いありません」と容疑者。
        ☆        ☆

 体調が回復したところで、例によって知らぬ間に書籍類や資料の海となった自室の整理に取りかかった。いつもの繰り返しともいっていい作業ではあるが。室内での資料や本類の在り処を頭に入れておかないと、良い作品は書けないからだ。
 そうこうするうち、『〈カラー図解〉絵で覚えるダンスの踊り方』(東宝ダンスホール女性教室校長、日本競技ダンス連盟・東部総局審査員竹村孝著、日東書院。300頁)なる小冊子が本の山から出てきた。実家の亡き父の書斎本棚に置かれていたのを私が、母の了解を得て持参したもので頁を開くと、ブルース、ワルツ、クィック・ステップ、フォックストロット、タンゴ、スクエア・ルンバ、マンボ、ジルバ、ディスコ、キューバン・ルンバ、チャチャチャとダンスの基本知識が実に絵入りで分かりやすく紹介されているではないか。
 私は本を手に思いがけず、宝物を父からもらった気がした。それにしても、マルサの男だった父の定年後の趣味は謡曲であったはずだが。社交ダンスをやろう、と思った時期があったことだけは間違いない。ヒョンなことから、思いがけず父の知らざる顔を見た気がした。

【きょうの一文・ことば】
「寝る前に手紙を書きなさい。最後の機会かもしれない」「なんて(この世は)美しいのだろう。なぜ、気がつかなかったのか」
=2日夜NHK総合『〈ドラマ「戦争と平和」〉巨額の遺産を相続したピエールの人生が一変 戦場でアンドレイが……』のなかで。戦場に出向き、命を落とした兵士らのことば

【新聞テレビから】
☆『〈超拡大Mr.サンデー〉悲願の初制覇へ……世界最高峰「凱旋門賞」 日本最強マカヒキ登場 完全生中継』(2日夜、東海テレビ)
☆『〈サンデー版大図解〉ゴッホとゴーギャン』、『追いつけ飛びつけ 高浜おまんと祭り』『テロ防止へ新旅券導入 23年度 プラ用い偽造防止』、『MRJ「新たな問題発生」 5度目の延期 納入19年以降か』、『天野教授ノーベル賞研究発展 超省エネ パワー半導体 国内使用電力1割削減』『LED以上の波及効果』、『カナダ留学女性 遺体発見 不明日 逮捕男と歩く姿』『治安良いイメージ人気 でも犯罪率 日本の5倍』、『接待中に予定価格 三重・架橋汚職 逮捕の課長渡す』、『人身売買疑い、邦人拘束 比の少女と愛知に向かう直前』、『あす沖縄に接近列島横断の恐れ 台風18号北上』(2日付中日朝刊)
☆『〈東海百景〉大須演芸場にぎわい復活 再開1年 文枝さんら特別寄席』、『軽度介護の事業所半減 新方式 報酬減 採算懸念 157自治体調査』、『「40年温めた結末に点火」 「青春の門」再開 五木寛之さん』、『■両陛下、国体開会式に出席 ■皇太子ご夫妻、芸術祭公演を鑑賞』、『■藤村記念歴程賞決まる=石田瑞穂さんの詩集「歌う人」(思潮社)と、岩佐なをさんの銅版画家・詩人としての全業績に対して贈られることが決まった。賞金は各25万円』(2日付、毎日朝刊)

十月一日
 土曜日。どんよりと曇った空。
 いったい何時になったら、秋ばれが訪れるのか。私は靄が、かかったような〈半空(はんぞら)〉を時折、恨めしげに仰ぎながら車で愛岐大橋を渡り、戻ったその足で図書館を訪れ、帰りにはコンビニと舞の店〈ミヌエット〉に寄るなどして途中、かかった電話に出たり、かけたりもした。それにしても。またしても台風(18号)がフィリピンの東海上を北寄りに進んでおり、4日には九州に近づき、その後日本列島を横断する可能性があるという。
        ★        ★

 中日夕刊の2社面肩に【日弁連 死刑廃止宣言へ 7日に大会 遺族らは強く反発】の見出し入り記事。それによると、『日弁連は、組織として初めて死刑廃止を宣言する方針だ。全国の弁護士を集めて福井市で七日に開く「人権擁護大会」で採択する。ただ、世論調査では死刑容認派が八割を占めており、犯罪被害者の遺族らも強く反発している。/ 大会に提出される宣言案では、刑事司法に関する国連の国際会議が日本で開催される二〇二〇年までに死刑廃止を目指すと明記。その上で、代替刑として仮釈放の可能性がない終身刑の導入などを検討すべきだとしている。/ 日弁連は一一年にも死刑廃止に関する宣言を採択したが、「社会的な議論を呼び掛ける」という内容にとどまっていた。……』とある。

 治安の良いイメージで知られるカナダのバンクーバーで行方不明になっていた青森県出身の女子留学生、古川夏好さん(30)の遺体が発見され、遺体を適切に取り扱わなかった疑いで住所不定の男(48)が警察に逮捕された。ちまたでは、何やら【ピコ太郎】なる謎の人物のパフォーマンスが、日本を発信源に全世界に広がりつつある、とか。フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領(71)が自ら掲げる麻薬撲滅戦争を、ナチスドイツ・ヒトラーの300万人に及んだユダヤ人大虐殺になぞらえ数百万人の麻薬中毒者を喜んで虐殺する、と発言。

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 きょうの社交ダンスのレッスン後。訳あって、たまたま手にしていた、わが著〈マンサニージョの恋(幻冬舎ルネッサンス)〉が請われて、ある社交ダンス仲間に嫁入りしていった。ありがたいな、と感謝している。中の小説〈淡墨桜のやうな〉に話が及び、久しぶりに今は亡き作家宇野千代さんのことを、とても懐かしく思った。でも今や、その千代さんはいない。
※〈マンサニージョの恋〉は、▽マンサニージョの恋―女たちの船上ララバイ―▽淡墨桜のやうな▽道化師、の3つの小説で構成。
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【きょうの一文・ことば】
「20まで生きてはいないと思っていましたが、ことし成人式を迎えました」「会えてうれしかった。またきます」「みんな苦しんでいる。それに付き合って私も生きていこうと思っている」「(今も売春してる少女に触れ)ひと晩で3人とか、きついよ。からだ大丈夫かな。めっちゃ、会いたい。この人に。絶対、こころのなかでつらい部分があるはず」「これまでの私 私のこれから」「がんばらないで楽しく生きられるときがくることを願っています」
=10月1日夜NHKEテレ『〈ETV特集〉私たちは買われた・少女たちの企画展』から。出演少女らの声。番組終了後、舞が「来る者は拒まず、去るものは追わずか」とポツリひと言

【新聞テレビから】
☆『日弁連死刑廃止宣言へ 7日に大会 遺族らは強く反発』、『「命の大切さ学んで」震災の伝承施設完成 宮城・東松島』、『★ウガンダ女性を難民認定』『東西連結たくみに 高山・新駅舎完成』、『盗難ゴッホ作品発見 イタリア 2点、101億円相当』、『台風18号来週半ば 列島横断の可能性 3日にも沖縄接近』、『サービス向上へ運営権だけ譲渡 民営有料道スタート 愛知の8路線、全国初』『コンセッション方式 五輪後見据え参入増』、『邦人女性遺体で発見 カナダ留学中不明、男逮捕』『友人ら「絶望に暮れる」カナダ』『「信じられない」憔悴の母親、涙』、『MRJ納入 5度目延期19年以降か』、『愛知連続郵便局荒らし 尾張東部同じ手口で計5件』『窓口の「キャッシャー」狙う 関係者「内部に詳しい人間か」』(10月1日付、中日夕刊)
☆『浜の母の味で恩返し 水害で元女性部長犠牲 岩泉の漁協 支援に感謝 国体開会式出店』、『続くサンマ不漁 外国船と競合暖水も影響 昨年水揚げ1977年以降最低』、『〈チェック〉来週発表アクセス数増 やっぱり気になるノーベル賞 権威好き 国民性』、『〈東海百景〉岐阜発祥「私ってきれい?」=岐阜市の柳ケ瀬商店街のまちづくり団体「やながもん」が2012年、昭和のにぎわいを取り戻そうと、空き店舗でお化け屋敷を始めた。今年の夏場も口が耳元まで裂け、1970年代後半に岐阜から全国に広まったとされる口裂け女らが出没。2カ月間で1万4000人がこのお化け屋敷を訪れ、建物内では悲鳴が響いたという』、『有識者会議17日 初会合 生前退位を議論』、『MRJ初納入延期検討 19年以降の可能性 部品設計変更』、『赤ちゃんパンダ 日に日に大きく 和歌山で公開』(1日付、毎日夕刊)
☆『ぎふ清流ハーフ最高位 国際陸連格上げ、国内初』、『「いつ誰が」特定できず 豊洲盛り土で調査報告』、『名駅タクシー待機場移設 名古屋市が検討 渋滞解消、歩行者空間を拡大』、『廃業とんかつ店でコーヒー豆購入 岐阜市議も政活費不正 9万円、辞任の意向』『白紙の領収書使う 市議「あかん認識あった」』、『収賄疑い国交省職員逮捕 津の工事、入札情報漏らす』『「まじめな人」同僚ら驚き』、『逮捕の中3 腕に注射痕 岡崎「覚醒剤飲んだ」供述』、『寝たきり80代を特養職員が虐待 四日市「はよ死んで」』(1日付、中日朝刊)
☆『(地球温暖化対策の新たな国際枠組みである)パリ協定、来月発効 温暖化対策 EU=欧州連合=批准合意 日本出遅れ』、『首相「改憲議論柔軟に」予算委スタート草案撤回応じず』、『盛り土なし決定者不明 豊洲報告書「段階的に変更」 知事「責任感が欠如」』、『〈台風10号1カ月 岩手・岩泉〉生活道直せぬ 激甚災害補助の対象外 自分で橋架けるの?』、『最終任務は彗星へ突入 欧無人探査機』、『〈東海ワイド 喫茶店朝話 大竹敏之〉純喫茶クラウン 名古屋市中区 昭和レトロな空間そのものがアート作品に』(1日付、毎日朝刊)

08/4/26