【生きてゆく人間花たち/2016年1月の唄】

平成二十八年一月三十一日
 リオデジャネイロ五輪の代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンが大阪市のヤンマースタジアム長居発着で行われ33歳の福士加代子(ワコール)が日本陸連の設定記録(2時間22分30秒)を上回る日本歴代7位の2時間22分17秒で優勝、この日のレース内容からマラソンでは自身初の五輪出場が濃厚となった。
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 きょうは名古屋市内で私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」の、ことし初の例会。帰宅後は深夜遅くまで欠席者全員に対する例会内容のメール送信に追われた。同人すべてが、それぞれ稀有な才能に恵まれた有望な仲間たちであることをあらためて実感、帰りには26歳の気鋭黒宮涼さんとお茶を飲みながらの文学談議も出来、充実した1日に。

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 東京・港区の青山葬儀所では昨年11月に93歳で亡くなった漫画家、水木しげるさんのお別れの会が開かれ、水木さんと親交があった関係者800人と熱心なファン7000人が参列。会場には遺影や「ゲゲゲの鬼太郎」などの絵が飾られ、ファンのメッセージを受け付ける妖怪ポストも設けられ、別れを惜しんだ。道路への倒木で宿泊施設の客ら30人の孤立状態が続いていた長野県山形村で木の撤去が進み、村道が通行可能に。宿泊客の孤立が解消した。
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【きょうの一文・ことば】
「やっと、とったよ。リオ五輪決定だべえ」=大阪国際女子マラソンで目標の優勝とタイムを現実にした福士加代子さん。ゴールしたあとの優勝インタビューのお立ち台でこう叫んだ

【新聞テレビから】
☆『〈ネオスポ〉育成契約を降板 決断 多村仁志(38) 落合GMとの極秘会談の真相』(31日夜、テレビ愛知)
☆『〈―高浜再稼働 置き去りの先に▶▶上〉机上の避難計画』、『名古屋市500円で胃カメラ 10月から がん検診助成に追加』、『日本大逆転 アジア頂点=ドーハで行われたサッカーのU―23アジア選手権決勝で日本は韓国に3―2の逆転で優勝した』、『保険証番号変更認める 厚労省 情報流出の数万人対象』、『山形村30人なお孤立 長野の倒木 松本の温泉客ら下山』、『〈ふるさとの青写真 五年目の被災地から―1―〉にぎわう町へ新商店街』(31日付、中日朝刊)
☆『〈Sストーリー〉被災地に戻った音色――文化財修復博物館員の挑戦』『地域の宝新たな輝き 陸前高田がれきから46万点回収 全国から支援の輪』『震災の記憶も伝える』、『反体制派参加に転じたが シリア和平道筋見えず 大国主導協議に不信』、『岡田氏「新党も選択肢」 民主党大会 維新と直接交渉へ』、『琴奨菊関(32歳の)誕生日に披露宴』、『五輪に住まい追われ 新国立建設取り壊しの都営住宅 2世帯転居先決まらず 跡地、公園に整備へ』、『天井に和紙の花咲く 美濃』、『■石坂さん「鑑定団」を降板』(31日付、毎日朝刊)

一月三十日
 北海道旭川市郊外の江丹別峠。
 ここでは早朝、朝日が差し込むと、峠の向かいにある山との間に幻想的な光の柱が浮かび上がった。空気中の水分が凍ったところに、太陽の光が反射して見える〈サンピラー〉現象とかで、氷点下15~20度で晴れて風がないことが出現の条件だという。なんとなく縁起のいい心がウキウキする「朝」の始まり。

 きょうも1日、いつもの如く何かと追いたてられ、アッというまに過ぎ去った。
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 大統領選に向けた最初の民主党指名争いのアイオワ州党員集会を控え米国務省はヒラリー・クリントン前米国務長官(68)が私用のメールアドレスを在任中公務に使っていた問題で、クリントン氏が当時送受信したメール約3万通のうち22通を「最高機密(極秘)」に指定した、と発表。国務長官当時の情報の取り扱いが問題視されれば、クリントン氏へのダメージとなる可能性もある、と各紙が報じている。
 これに対して、ここにきて人気急上昇中の共和党で支持率トップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は、すかさず公式ツィッターを通じて「こんな判断力の人が次の大統領になれるのか」との疑問をぶつけてきたという。

 世界保健機関(WHO)のチャン事務局長が「知的障害を伴う小頭症との関連が疑われ、蚊を媒体に発症するジカ熱の感染が中南米で爆発的に拡大している」と危機感を表明。リオ五輪が間近に迫っているブラジルでは昨年5月ごろから流行し始め国内感染者は150万人に達した、との推定も。妊娠した女性へのジカ熱感染が疑われることから、エルサルバドル政府はこんご2年間にわたり妊娠を先送りするように、と国民に勧告する事態にまで発展している。
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【きょうの一文・ことば】
「ハンセン病患者は、国の強制隔離や社会の偏見で故郷や肉親を奪われながら、強く生きてきた。人権を尊重する大切さを伝えるため、自分たちがいなくなってからもこの場所を残せるように取り組みを進めていきたい」
=30日付中日夕刊『生きる強さ もののけ姫に描く ハンセン病歴史継承を 宮崎駿さんエール』の記事のなかで。国立療養所多磨全生園(東京都東村山市)の入所者で国立ハンセン病資料館の語り部をする元患者佐川修さん(84)と平沢保治さん(88)※31日は「世界ハンセン病の日」

「広島は第二の故郷よ。原爆さえなければ、良い思い出ばかり」「一発の原爆で家族が壊された」=30日付毎日夕刊『〈●eye〉「韓国のヒロシマ」 陜川(ハプチョン)・被爆者施設――苦しみ分け合い』の記事のなかで。広島原爆で犠牲になった陜川出身者1055人の位牌が眠る慰霊閣「原爆被害者福祉会館」で犠牲となった家族6人の位牌を見つめながら。自らも広島駅ホームでトタン屋根の下敷きになった金判根(キムバングン)さん。85歳

【新聞テレビから】
☆『温泉客ら孤立260人超に 倒木除去へ 松本など停電続く』、『高浜3号機が臨界』、『NY株が大幅続伸 マイナス金利好感』『NY円は急落』、『東京から「前掛け」留学 産地・三河で職人技継承』『中小事業者の後継者不足深刻』(30日付、中日夕刊)
☆『厳寒 光の柱 旭川』、『NY株続伸396㌦高 日銀マイナス金利好感』、『反体制派一転参加 シリア和平協議始まる』、『「花祭り」の舞修験者再現 旧富山村元教育長研究成果出版 衣装に共通点「苦行」表す』、『崩落鉱山4人を救出 中国・山東省 発生35日ぶりに』、『初の空中戦、地雷に驚き 青島出征中尉が日誌 1914年 日独戦の記録』、『温室ガス「電力由来ほぼゼロに」 50年めど 有識者会議が提言』(30日付、毎日夕刊)
☆『日銀マイナス金利 新緩和策銀行に貸し出し促す』『〈初の導入生活は〉預金当面心配なし ローン低金利期待』、『高浜3号機再稼働 新基準3基目 MOX燃料で初』『なぜ福島から学ばない 怒りと無念 大津へ避難の被災者』『事故なら見捨てられる 近隣の自治体 不安や不信感』、『新規林業者に給与支給へ 高山市 担い手不足対策 住居も無償提供』、『両陛下日本人戦没者を慰霊 遺族らと30分以上懇談』(30日付、中日朝刊)
☆『日銀初のマイナス金利 緩和手法を転換 民間に融資促す』『物価2%目標先送り』、『東邦、いなべ総合に春』、『ダイハツ完全子会社化 トヨタ、新興国に注力』、『建材メーカー責任初認定 石綿訴訟9社に賠償命令 京都地裁』、『6社に処分勧告へ レセプト債 1社登録取り消し』、『世界記憶遺産日韓共同申請へ 「朝鮮通信使』、『振り込め詐欺被害1000回以上 茨城・72歳男性 毎日数万~数百万円』(30日付、毎日朝刊)

一月二十九日
 夜。ここ尾張の地では冬の雨が降り続けている。白い雪になればよいのに、なかなか頑固で雪にはなりそうにない。冬なのだから。ここは精霊の宿す雪になってほしい。でも、雨たちは「私たちの清らかな舞いを、もっともっと見てほしい」と何かをお祝いする如く、おどり続ける。そんな雨たちの意思とは別に、私は降る雨がそのまま雪にかわってくれたら、と願う。祈るのだ。関東の前橋では雨が雪に変わったという。

 午後5時、関電が高浜原発3号機(福井県高浜町)の原子炉を再稼働させた。福島第1原発事故後の新規制基準下では、九電の川内原発1、2号機に次いで3機目。MOX燃料(プルトニウム・ウラン混合酸化物)を使うプルサーマル発電では初めてになる。日銀が、銀行が日銀に新しく預けたお金に年0・1%の手数料を課す、いわゆる日本では初導入のマイナス金利を2月16日から導入することを決定。
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 名古屋へ。名駅近く安保ホール近くにある「いけす茶屋みどり」での中部ペンクラブ常任理事会と、これに続く国際センターでのことし初の理事会に出席するためである。きょうは1日じゅう雨、アメ、あめ…で雨のなかを結構の距離を歩いた。
 傘を手に雨を見つめて、いろいろ思考を巡らしてみる。この雨の一粒ひとつぶのなかに私たちの知らない世界が潜んでいる。もしかしたら、わたしたちが住むこの星・地球だって、その一粒、1点の存在かもしれない。いや、そうに違いない。
 そう思うと、私は奇跡にも似たこの世の人たちとの出会いは大切に。抱きしめていかねば、とつくづく思う。雨の滴を目の前に歩くうち、私自身が、幻の存在のような気がしてきた。そういえば、あすは、ある船友の誕生日だったはず。心からHappy Birthday To You。
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 フィリピンを訪問中の天皇、皇后両陛下。この日は太平洋戦争で亡くなった51万8000人以上の日本人慰霊のため、かつての激戦地カリラヤへ。日本政府が建立した「比島戦没者の碑」にそろって供花された。かつての敵国が感謝と友好の国に。戦争はあってはならない。両陛下による今回のフィリピンご訪問には、心から敬意を表したい。
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【きょうの一文・ことば】
「MOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)は危険を高めるだけなのに、なぜ使うのか。関電も行政も表面的な説明をするだけで、住民には何も伝わっていない」「反対しても変わらないのは分かっているけど、いてもたってもいられなかった」「高浜町の人にMOX燃料のことを伝えて、若狭でも反対の活動があることを知ってもらいたいと思った」
=29日付中日夕刊『MOX「危険だ」普通の住民目線で訴え続ける』の記事のなかで。廃炉中も含め14基が集中立地する若狭湾沿岸の「原発銀座」で2009年に〈プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会〉を設立、原発の危険性を訴え続けてきた石地優さん(62)

【新聞テレビから】
☆『高浜3号機 今夕再稼働 新基準3基目MOX燃料は初』、『日銀マイナス金利初導入 脱デフレへ追加緩和〈解説〉「預け損」で資金を市中に』『中央信組と三河信組合併』、『弘道会本部など捜索 篠田組長警護役 詐欺事件で愛知県警』、『危険ドラッグ自宅製造 容疑のNHKアナ再逮捕』、『「東海の文学風土記」を刊行して 三田村博史「潮騒」の地での出会い』、『〈大波小波〉日本はイスラム国だった?』『〈あの人に迫る〉プラティープ・ウンソンタム・秦 社会福祉活動家 傷ついた子らが生き直す学校を』(29日付、中日夕刊)
☆『甘利氏辞任 政権内懸念相次ぐ 経済運営 首相、立て直し』『石原経済再生相「全身全霊で」』、『両陛下「戦没者の碑」供花へ フィリピン日本人51万人慰霊』、『■ローマ法王、(米俳優の)ディカプリオさんと面会』、『■拉致解決「急いで」被害者家族が集会』、『センバツ32校今夕決定』(29日付、毎日夕刊)
☆『甘利経済再生相辞任 100万円受領認める 秘書流用で引責 安倍政権に打撃 後任に石原元環境相』『〈解説〉業者との癒着体質露呈』『脇甘く4人目退場 第2次安倍内閣発足後』『自民とカネ再び 甘利大臣辞任 大臣室で50万円受領』『地元有権者 「裏切られた」』、『高浜きょう再稼働』、『マナカで新幹線予約 切符不要 来夏から』、『日福大生転落事故31年で追悼 バス悲劇次こそ教訓に 軽井沢事故自らと重なる境遇「生存者 心のケアを」』(29日付、中日朝刊)
☆『陛下「みなさんは誇り」 比の日系2世と面会 苦労思い』、『甘利経済再生相辞任 秘書300万円流用引責 本人100万円受領「適正処理」安倍政権に打撃』『言葉詰まらせ涙 甘利氏会見「政権の足引っ張った」辞任にどよめき』『告発男性事務所と親交 一時、支援組織作りに奔走』『UR「秘書と面談12回」補償要請なく「口利き」否定』『「口裏合わせを社長から依頼」』、『学校給食も軽減税率 財務省線引き案 社食は対象外』、『■栃木・警察署職員が勤務中に自殺』(29日付、毎日朝刊)

一月二十八日
 人はみな、だれとて苦しみつつ生きている。皆、ひとりぽっちで歩いていく。
 ふとした油断、脇の甘さがとんでもないことになる。安倍内閣を支える屋台骨かつ有能で知られた甘利大臣の突然の辞任劇が日本じゅうを包み込んだ。なんだか、悲しくなってしまう。
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 記者会見で閣僚辞任を表明する甘利明氏=〈メーテレ〉報道ステーション、〈CBC〉NEWS23から
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―ことの発端は、甘利氏側に建設会社が解決を依頼したとされるゴタゴタ劇だった。トラブルは建設会社と都市再生機構(UR)の間の紛争で、URは千葉ニュータウン開発を進め建設会社近隣で県から道路の新設工事を請け負っていた。建設道路用地は県が購入済みだったが、元地権者が大量の産業廃棄物を不法投棄、さらに土地を借りている建設会社施設が県の土地の1部にかかって不法占拠状態だったという。
 こんないきさつから県は建設会社に立ち退きを求め、逆に建設会社は右翼団体を通じ5億円の立ち退き料を求めたが県は応じないままURによる産廃撤去や道路新設が始まり、この騒ぎにどうやらURへの口利きを求め建設会社側が甘利大臣に接触したものらしい。その後、建設会社側はURに補償を求め、1600万円の先行補償に加え2億2000万円の補償追加で合意したがこの補償額に会計監査院から待った、がかかり検査に入っているのが現状だという。 口利きが事実としたら、甘利氏は当然、あっせん利得罪に問われるが、さて事実は。
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 アベノミクスの推進役はじめTPP交渉にも尽くした甘利明経済再生担当相(66)=衆院神奈川13区=が今夕、内閣府で記者会見。週刊文春が報じた大臣室と神奈川県大和市の地元事務所での2度に及ぶ金銭授受(千葉県内の建設会社から50万円ずつ計100万円。これらは政治資金収支報告書に記載)と秘書の300万円使い込み(同社から500万円受け取り、うち200万円は政治的に処理)の責任を取って辞任すると表明した。
 甘利氏は会見に先立ち、安倍晋三首相に辞意を伝え、首相は「大臣の意思を尊重したい」としてこれを受理し「任命責任は私にある」とも明言した。野党は首相の任命責任への追及を強める構えだ。甘利氏の後任には石原伸晃元環境相(58)=衆院東京8区=が起用された。

 甘利担当相は、記者会見の席で「私の政治家としての生きざまに反する。本日ここに閣僚としての職を辞することを表明する」と辞任を表明。疑惑の内容は、千葉県の建設会社から口利きを依頼され、見返りに現金を受け取ったというもので、甘利氏は秘書の一人が建設会社から受け取った300万円を費消していたことを明らかにしたうえで秘書の監督責任や国政の停滞などを理由に、閣僚辞任を表明。さらに「安倍政権の足を引っ張ることは、まことに耐え難い事態。国政に停滞があってはならない」などとも述べた。

 北朝鮮北西部・東倉里(とんちゃり)にあるミサイル発射基地で長距離弾道ミサイルの発射準備の兆候が衛星で確認され、緊張が高まっている。発射台は幕に覆われているものの車両や人の動きが激しくなっており、挑発的な行動(ミサイルの発射)も十分ありうるという。

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 今回の甘利大臣の疑惑騒動を見ていると、政治家にはどうしても金がつきまとわざるを得ないのか、と思ってしまう。大臣室を訪れた建設会社総務担当から羊羹の菓子折りと一緒に現なまの入った封筒を手渡されたという甘利大臣。なぜ、突き返すことが出来なかったのか。私はここで、かつて岐阜県庁汚職取材をしていたころのことを思い出した。あの時も当時の平野三郎岐阜県知事が東京の料亭の石畳を歩いて帰る途中、大手ゼネコン幹部から石鹸の土産物の下に入った現なま300万円を手渡され、辞職への転落の道を辿ったのだった。政治家には、黒い金がつきまとうものなのか。
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【きょうの一文・ことば】
「国会議員としての秘書の監督責任及び、政治家としての矜持にかんがみ、本日ここに、閣僚の職を辞することを決断しました」「菓子折りと封筒を差し出され、大臣室訪問のお礼と病気(舌がん)を克服して頑張れという応援の趣旨だと思い受け取った」「いい人と付き合っているだけじゃ選挙は落ちる。小選挙区だから。来る者は拒まずでやらないと当選しない」「秘書のせいと責任転嫁するようなことはできない。それは……、政治家としての美学、生きざまに反する」
=28日午後、内閣府での記者会見で。甘利明経済再生担当相
 
「ミスターアベ、ゴーバック!」(安倍さんは帰れ!)
 インド西部の町、ジャイタプールで昨年12月12日、原発建設の反対集会が開かれた。集まった農民や漁民ら2000人以上が冒頭のシュプレヒコールを何度も繰り返したという。インド政府は、この地で最大で6基の原子炉を建設する計画を進めているのだ。

「フクイチ(東京電力福島第1原発事故)が終わっていない。インドに原発売ってる場合か!」
 インド国民の反発をよそに、なぜ日本は原発を輸出しようとしているのか。まず、国際環境NGO「FoEジャパン」をスタッフの深草亜悠美さんが、インドの原発事情を解説する。「稼働中の原発は21基ですが、政府は『急増する電力需要に対応する』などとして、さらに原発を増やす方針です。具体的には建設中が6基、計画中が24基。いずれの予定地でも住民の反対運動が起きており、特に福島第1原発事故後に激しくなりました」。

 原発輸出を成長戦略と位置づける安倍首相は第2次政権発足以降、インド首脳とのトップ外交を繰り広げてきた。その動きを批判するのは、市民団体「原子力資料情報室」のスタッフ、松久保肇さん。「インドには原発事故時、メーカーに賠償責任を負わせる『原子力損害賠償法』があることから、インド進出に二の足を踏む米国企業もある。日本はそのリスクを承知して、原発輸出を考えているのか」
=28日付毎日夕刊『〈特集ワイド〉インドで「アベさん、帰れ! 「忘災」の原発列島 日印原子力協定に反対運動』『住民ら「フクイチが終わっていない」 NPT(核拡散防止条約)空洞化させる恐れも』の記事の中から。1部重要カ所を抜粋

【新聞テレビから】
☆『米、追加利上げ見送り 現状判断「鈍化」と下方修正』、『重文「大津祭」喜び半分 答申遅く ユネスコ遺産候補漏れる』、『両陛下元留学生と懇談 比訪問、日系人とも面会へ』『収集中断再開は未定 遺骨37万柱今も眠る』『天皇陛下おことば現地報道は好意的』、『チリ産ワイン初の首位 15年輸入量フランス産抜く』、『ニセ電話3年連続1万件 15年電子マネー詐欺横行』(28日付、中日夕刊)
☆『皇后さまの心遣い胸に 日本の介護施設で働く比女性』『国内の人材不足深刻化』『元日本留学生と両陛下が懇談』、『復元のゼロ戦鹿児島の空に』、『首相靖国参拝賠償棄却 大阪地裁判決 憲法判断示さず』、『甘利氏違法性否定へ 現金授受疑惑今夕説明』『テレビ番組出演自民議員が辞退』、『核軍縮部会日本が参加検討 国連 昨年棄権から一転』、『北海道新幹線が報道向け試乗会』、『特殊詐欺被害6年ぶり減 昨年476億円 宅配便摘発強化 件数は5年連続増』、『3歳児死亡 頭を蹴り投げ飛ばす 虐待容疑の男 執拗に1時間以上』(28日付、毎日夕刊)
☆『〈高浜原発再稼働と中間貯蔵施設に関する全国知事アンケート〉中間貯蔵9府県「拒否」 全国知事調査 前向き回答なし 高浜3号機あす再稼働』、『「比戦没者深く心に」 両陛下、大統領晩さん会出席』『無名戦士の墓で黙とう』、『トヨタ ダイハツ完全子会社化 スズキとの提携も検討』、『「マイナンバー違憲」提訴へ 愛知の住民、3月24日にも』、『「1カ月くらい過ぎても大丈夫」ダイコー代表 期限切れ品 知人女性に大量譲渡』『仲介業者を家宅捜索 カツ転売、合同捜査本部』『調味みそ流通確認 チキンカツは5500枚 愛知県内で』(28日付、中日朝刊)
☆『フィリピン戦争被害「日本人が忘れてはならない」天皇陛下晩さん会に』、『甘利氏きょう説明 本人の現金受け取り焦点』、『東芝賠償請求32億円 対旧経営陣 課徴金受け10倍』、『■紋別で流氷初日』、『甘利氏疑惑 現金手渡し場面再現 きょう発売の週刊文春』(28日付、毎日朝刊)

一月二十七日
 日本列島は久しぶりに高気圧に覆われ寒さもやわらぎ、春先の温かさとなった。

 福岡県大牟田市など九州では、このところの寒波で水道管が破裂、今も計21万世帯もが断水しており復旧が急がれる。STAP細胞の有無で日本じゅうを騒がせた、あの小保方晴子さん(32)=理化学研究所の元研究員=が手記「あの日」(講談社)を出版、28日から店頭に並ぶ。
 中部国際空港のホームページ(HP)がきのうの早朝から断絶的に閲覧しづらい状態になったのに続き、今夜は警視庁のHPが1時、閲覧不能状態に陥った。いずれも国際的ハッカー集団「アノニマス」を名乗る人物がネット上でサイバー攻撃の声明を出したという。

 東京・大田区では、かわいい盛りの3つの男児が22歳の母親と交際中の20歳の男に何度も殴打され、虐待死。男は母親と同居しており「にらまれて頭にきてやった」と、犯行を認めている。この世のなか、相も変わらず不幸の連鎖が波となって寄せては返す。

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 名古屋びとを代表する顔と言ってもいい【ばあちゃん合唱団】のメンバーのひとり、馬嶋静子さんと久しぶりに電話でお話しする。最近はやりのラインに電話をもらっていたのにうっかり失礼してしまっていたためで、懐かしい声にどこか嬉しくなってきた。合唱団の歌として昨年誕生した恋歌〈愛のラブバード〉のネパール語への翻訳話につき、途中経過を詳しく説明させていただいた。
※〈愛のラブバード〉の歌詞のネパール語への翻訳化は現在、カトマンズ在住のポカレル本田明美さん(おしん日本語学院代表、日本向けラジオ局ニッポンチョウタリの主宰兼コメンテーター)により進んでいる。つい最近も明美さんから「(翻訳は)だいぶ進んでいます。楽譜を送って頂けると助かります」との電話が入り、スマホに複写してメールでお送りした。
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 きょうの夕刊各紙によると、地球最後の日までの残り時間を概念的に示す【終末時計】を管理する米核問題専門誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が過去1年の出来事を踏まえ〈針を動かさないで残り3分のままにする〉と発表。それによると、イラン核合意やパリでの気候変動対策合意などが前向きの動きと評価されたが、核軍縮を巡る米露の関係悪化や北朝鮮の核実験などがマイナス要因になったという。
 判定に加わったアリゾナ州立大のローレンス・クラウス教授は、会見で核兵器なき世界を掲げたオバマ大統領が核兵器改良に巨額を投じようとしている事実を批判し「正気の核使用などありえず、いまやるべきことは核兵器の次世代をつくるのではなく、減らすことだ」の弁。米国のペリー元国防長官もロシアのプーチン大統領が核使用に言及していることに強い懸念を表明し「核の破局の懸念は米露両国が大量の核弾頭を保有してにらみあった冷戦期よりも高い」との見方を強調した。
 ちなみに【3分前】は、米露冷戦期の1983年以来だという。

 世界各国の汚職を追及する非政府組織(NGO)トランスペアレンシー・インターナショナル(本部ベルリン)が27日発表した2015年版「汚職指数」によれば、日本の「清潔度」は168カ国・地域中、18位で2014年版の15位から順位を3つ下げた。ちなみに最下位には北朝鮮とソマリアが並び、北朝鮮の最下位は5年連続。これに対して4年連続1位のデンマークの指数は91、日本は76、北朝鮮は8だった。
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【きょうの一文・ことば】
「高齢者を中心に富岡町に帰りたいという人と、帰らないという人に割れて、町民の間に心の亀裂が生じている」「復興の中心は人のはずなのに、人々の心がバラバラになって、福島の復興は見えてこない」「今も、避難生活を続ける人がどのような道をたどるのか、が日本の課題だ」(青木淑子さん)
「原発事故は偶然が重なったおかげで、東京を含む半径二百五十㌔圏内の人々が避難を余儀なくされる最悪の事態の事態を避けることができた。国が成り立つかどうかの瀬戸際だった」(菅直人衆院議員)
=27日付中日夕刊『原発事故「住民に亀裂」 福島の被災者 米で語る』の記事から。東電福島第一原発事故で全町避難が続く福島県富岡町の実態を語り伝える「富岡町3・11を語る会」の代表、青木淑子さん(福島県郡山市)が26日ワシントンでの記者会見で。同席した震災当時、首相だった菅直人衆院議員も原発事故について語った

【新聞テレビから】
☆『原発事故「住民に亀裂」 福島の被災者 米で語る』、『リニア品川駅起工 地下40㍍、新幹線の真下に』、『五輪切符ドーハの歓喜』、『トヨタ、スズキと提携検討 インド市場強化図る ダイハツ完全子会社化で調整』、『両陛下歓迎式典に 比訪問』、『マージャンプロ人工知能が迫る ネット対局「高段者」に』、『虐待か3歳児死亡 東京 傷害容疑 同居の男逮捕』(27日付、中日夕刊)
☆『地球滅亡まで3分 週末時計』、『積雪に彩り増す 飛騨染寒ざらし』、『袴田さんと姉のドキュメンタリー 来月公開 想像絶する時間の重さ 閉ざされた心次第にほぐれ』、『核廃絶へ思い信じ 被団協(広島県原爆被害者団体協議会)60周年で式典』『核情報流出した機関を厳重注意 規制委』、『首相「甘利氏続投」 疑惑「説明責任果たす」参院代表質問』、『東証一時500円高 1万7000円を回復』、『サッカー男子五輪へ 念じればかなう イラクに2―1 手倉森監督「いつかやる」』、『両陛下と大統領会見 フィリピン記念碑供花へ』(27日付、毎日夕刊)
☆『両陛下フィリピン訪問 「犠牲者 心に」慰霊の旅 加害日本国民への伝言』、『サッカー日本五輪へ イラク破り、6大会連続』、『■最低賃金■労働時間■社保加入 元請けに報告制導入へ 愛知県が確認シート』、『重体23歳男性意識戻る 軽井沢バス転落事故』、『南極単独横断1500㌔ 残り50㌔で力尽きる 英国の55歳探検家が死亡』(27日付、中日朝刊)
☆『鹿児島強姦無罪確定へ 福岡高検が上告断念 「これで自由に」岩元(健悟)さん』『「補充捜査必要」譲らず 高検刑事部長』、『断水29万世帯に 九州・中四国で寒波猛威』『「節水」知らず放水 松江市呼びかけの一方で』、『サントリー海外移籍制度 事業強化へ幹部育成』、『甘利氏、業者会合に出席 金銭授受疑惑 官邸「説明できる」』『会合時期明言せず 甘利氏会見 口利き依頼前後か』、『両陛下フィリピン訪問 慰霊碑供花へ』、『ダイコー 会長「横流しは独断で」 社員に知らせずやりとり』、『■鳩山元首相の車進行妨害容疑で逮捕』(27日付、毎日朝刊)

一月二十六日
 カタールのドーハでのサッカー男子リオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU―23(23歳以下)アジア選手権で日本代表はイラク代表を2―1で下した。これにより、日本代表は1次リーグから準々決勝までの4試合を全勝で勝ち上がり6大会連続の五輪出場が決まった。
 一方、メルボルンでのテニスの全豪オープン。こちらはシングルス準々決勝で日本の錦織圭(日清食品)が前年王者で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と戦い、3―6、2―6、4―6でストレート負け。日本男子では1932年の佐藤次郎いらい84年ぶりの準決勝進出を逃した。ドラゴンズの選手、スタッフらが2月1日からの春季沖縄キャンプを前に沖縄入り。27日から北谷、読谷両球場での合同自主トレが始まる。
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 文學界と横笛を手に、道中読みながら名古屋の大須へ。

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 うその日帰り出張を繰り返し、政務活動費913万円をだまし取ったとして詐欺などの罪に問われている元兵庫県議野々村竜太郎被告(49)に対する初公判が26日、神戸地裁で開かれ、野々村被告は釈明記者会見で号泣した2014年の7月いらい久しぶりに公の場に姿を見せた。黒縁メガネに頭をそりあげた姿で出廷した野々村被告は書面を手に起訴内容につき「そのようなことは決してございません」と言い切った。
 昨年11月に公判を欠席したことについては「深く反省しています」と謝罪。検察官が冒頭陳述を読み上げた際には背筋を伸ばし、緊張した表情で聞き入り検察官を見つめ続けていたという。ただ被疑事実についての尋問では「覚えていません」「記憶にありません」を合わせて90回に及んで繰り返すという異例の法廷となった。
 この日の神戸地裁には開廷前から大勢の報道陣や傍聴希望者が殺到、庁舎外では80の傍聴席を求めて1013人が長い列をつくる異例事態に。次回公判は2月22日。
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【きょうの一文・ことば】
 フィリピンでは、先の戦争において、フィリピン人、米国人、日本人の多くの命が失われました。中でもマニラの市街戦においては、膨大な数に及ぶ無辜のフィリピン市民が犠牲になりました。私どもはこのことを常に心に置き、この度の訪問を果たしていきたいと思っています。=26日午前、フィリピンに出発される前、羽田空港貴賓室で。天皇陛下のお言葉の1部

【新聞テレビから】
☆『〈クローズアップ現代〉放射性廃棄物はどこへ 相次ぐ原発の廃炉』(26日夜、NHK総合)
☆『「市街戦で無辜の市民犠牲常に心に」 両陛下フィリピンへ出発』『赦しの心家族殺されても キリノ元大統領親族 日本人戦犯に恩赦 英断 日比の懸け橋に』、『カツ売却益 計上せず ダイコー、不正発覚回避か』、『野々村元県議が詐取否認 初公判「政活費虚偽記載ない」』『頭そり上げ 冷静な口調』、『〈G7 2016 ISE―SHIMA SUMMIT〉海上警備真珠養殖に影 「核入れ」最盛期 業者「島渡れないと死活問題」』、『★(「NEWS23」の)新キャスターに(朝日新聞社特別編集委員の)星浩さん』(26日付、中日夕刊)
☆『寒 寒 寒 寒 東海地方 4日連続冬日』『九州・山口断水11万世帯 寒波で水道管凍り、損傷』、『〈両陛下フィリピン訪問〉50年前、海外協力隊で農業支援 反日感情超え交流 高知の71歳「かけがえない友人」』『イラク負けじ魂強く 戦乱や米軍統治乗り越え 五輪アジア最終予選 今夜日本戦』、『甘利氏、28日に説明 口利き疑惑 記者会見』、『震災のオペラ独で上演 平田オリザさん脚本、演出』、『不正年金番号で保険証 有印私文書偽造容疑 男2人逮捕 警視庁』、『生体肝移植6人目死亡 神戸の病院 体制見直し後また』、『来日の元慰安婦 日韓合意に反対』(26日付、毎日夕刊)
☆『極寒の日々迫力つらら 長野「白川氷柱群」』、『ミャンマー難民 愛知の学生ら日本語講座 友人として支援』、『米フォードが年内日本撤退 販売不振、店舗閉鎖へ』、『中電労組ベア要求へ 料金上げ黒字 7年ぶり、2000円前後』『春闘 事実上スタート』、『受動喫煙放置 新法で罰則 五輪へ政府検討 飲食店など対象』、『ソムリエバッジ盗み ワイン提供 岐阜中署 容疑の飲食店長逮捕』(26日付、中日朝刊)
☆『九州に銀世界=降り積もった雪でかまくらを作る子どもたち』、『指定廃棄物分散保管 茨城県内 環境省が容認 各県1処分場見直し』、『受動喫煙新報で罰則 政府検討 未対策の施設・店 東京五輪に向け』、『野党、甘利氏追及へ きょうから代表質問 首相任命責任も』、『名古屋市議報酬増額へ 「半減」から最大634万円 議会に提案 定数は7以上削減 市長野党が反転攻勢』、『■岐阜県、梶田さんに県民栄誉大賞』、『野々村被告身柄を拘束 神戸地裁きょう強制出廷』、『歯科医「がん治療」逮捕 東京・3容疑者未承認薬投与も』(26日付、毎日朝刊)

一月二十五日
 きょうも、とても寒い。

 この異常な寒さ。シベリア上空の大寒波が偏西風に流され、巨大な積木くずしとなって日本や台湾、アメリカ上空を大蛇のごとく蛇行し、下方全域にながれ込んできたためらしい。
 北海道下川町ではナント、氷点下31・8度を記録。新潟県魚沼市では積雪178㌢、広島138㌢、名古屋も4年ぶりにマイナス4・8に。東京も32年ぶりにマイナス2・6を記録する〈雪の朝〉に。岐阜県など各地で水道管が破裂する事故が続出、車がスリップするなど雪との格闘となった。
 名古屋を含む岐阜、三重、滋賀などここ東海地方はむろん新潟、仙台、長野、島根、鳥取、広島、愛媛、長崎、鹿児島から沖縄に至るまで。日本じゅうが最強寒波に震え上がり、仙台でデイサービスの車が道路沿い3㍍下に転落、93歳の女性が死亡。ほかに、鳥取県日南市で雪の土砂崩れで、新潟県阿賀野市でも除雪中の人が流されるなど各地で死亡が相次いだ。島根県邑南町では屋根から落下した雪に首まで埋まっていた女性が、テレビ朝日の取材クルーに間一髪、助けられた。愛媛では100台以上が雪道で1時、立ち往生する事態に。

 この寒さと雪の襲来は台湾や米国東海岸でも同じで、一般家庭で暖房施設のない台湾では高齢者を中心に81人が死亡。「こんなことは、これまでになかった」と口をあわせる人々が相次ぐなか、米国東海岸のニューヨーク・マンハッタンなどでも史上2番目の68㌢の積雪があり、こちらも寒さで30人以上が亡くなったという。

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 朝起きるや、ことし2度目の不燃ごみ収集の日とあって、指定収集場へ。とはいっても、自宅前は雪でアイスバーン状態になっており、とてもいつものようにマイカーでというわけにもいかない。デ、妻が新聞のチラシやダンボール箱を自転車荷台に乗せ、自転車を引いて。残りの空き缶、ガラス類は私が竹籠に入れ、ふたりそろって指定場所まで歩いて出向いた。

 きょうは月曜日でリサイクルショップ「ミヌエット」が休みということもあって、妻は朝早くから私の母が過ごす日進の老健施設へ。私は、執筆などすべきことが山ほどあるので、きょうのところは同行を止め、彼女に任せることとした。母は私よりも妻に会った方が素直に喜ぶのでこの方がいいに決まっている。
 私が行こうものなら、決まって「たかのぶ。いま何やっとるの。どお、しとるの」とあれこれ聞いてくるので、いちいち答えるのも案外疲れる。で、逃げるわけでもないがやはり彼女が行った方がよい、1番なのである。
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 中日の本日付夕刊によれば、大相撲の大関琴奨菊が日本出身力士として10年ぶりに優勝した「大相撲初場所・千秋楽」(24日夕、NHK総合テレビ)の平均視聴率は、名古屋地区で27・7%=ビデオリサーチ調べ=。琴奨菊の出身地、福岡県の北部九州地区は32・2%で関東地区24・0%、関西地区22・6%だったという。また瞬間最高視聴率は、名古屋地区が32・9%、北部九州地区38・0%、関東地区29・2%、関西地区24・8%だったという。ご当地ほど、より多くの人々が見ていたわけである。

 その琴奨菊だが、今あるのは、亡き祖父一男さんの【孫愛】によるところが多い。少年時代に初めて一男さん直伝の〈がぶり寄り〉を見よう見まねで教えられ「グレープジュースだ」と飲まされたのが「スッポンの生血」だった。かと思えば、いつのまにか「骨が強くなるから」とニボシをポケットに押し込まれていた話など、多くが今の大関誕生の礎になったという。そして、彼は家族にとって1番重要だと言っていい、家族愛の大切さも学んでいた。
 おじいちゃんといえば、あの黄金の左腕で綱を張り一世を風靡した石川県七尾市石崎出身の元横綱輪島さんの祖父も大変な人物だった。輪島さんが幼稚園児のころから、荷車を毎日のように引かせたのである。私は新聞社の七尾支局長時代に、当時既に90歳を超え元理容師だったこのおじいちゃんを訪ね、延々と輪島さんの幼少時代をお聞きしたことがあるが、いやはや一徹そのものの魅力的なお方だった。ここにも【孫愛】があったのである。
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【きょうの一文・ことば】
 これでよし。気は優しくて力持ち。そんな笑顔の遅咲き大関が賜杯を手に。何年ぶりでとかさておいて、祝福を。◇これでよし、と政権は笑むか? 沖縄・宜野湾市長選。「県外移設」という本欄あるべき宿題は棚に上げたまま。
=25日付毎日夕刊〈近事片々〉から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『名古屋氷点下4・8度 広範囲で雪 いてつく東海』『寒波車の事故相次ぐ』『デイサービスの車転落、90代女性死亡 仙台、5人けが』、『大村知事「地方分権に逆行」 税制改正 7自治体減収で声明』、『日立、英国で原発着工へ 19年から4~6基予定』『滋賀県、関電と安全協定 高浜原発 再稼働同意権限なし』『高浜3号機 29日再稼働』、『ダイコー「領収書作らず」廃棄カツ みのりフーズへ売却時』『不適切表示食品扱わぬよう要請 愛知県、業界団体に』、『1600万年前京都にイルカ 南部山間地まで伊勢湾 化石で裏付け』、『トラブル無縁「定額」人気 結婚式葬式服レンタル…追加料金なし』(25日付、中日夕刊)
☆『楢葉町で震度4 原発異常なし』、『417㌔クロマグロ 和歌山』、『漱石 最晩年の墨書 二松学舎大が購入』、『一夜明け 笑顔の大輪(大関琴奨菊)』、『貿易赤字10兆円縮小 15年2.8兆円 原油安と円安』、『おたふくかぜ流行の兆し 4年半ぶり 夏に向け増加「予防を」』、『宜野湾市長選 首相「よかった」 防衛相辺野古「着実に」』『87歳町議 16選 宮城・色麻町=宮城県色麻町議選で田中一寿さんが16回目の当選を果たした』、『「マタハラ弁護団」結成 愛知・女性弁護士有志ら いじめ経験 常に「被害者」の立場に』、『全豪テニス八百長疑惑 米紙報道、混合ダブルスで』(25日付、毎日夕刊)
☆『琴奨菊初優勝 日本出身力士10年ぶり 初場所「君を賜杯の隣に」新妻との約束守る』『和の勇姿待ってた 客席の父「緊張で取組見られず」』、『奄美大島115年ぶり雪 最強寒気、沖縄ではみぞれ』『全国で5人が死亡』『宮古島魚が仮死状態』『偏西風蛇行 寒気が南下』、『辺野古反対の新人敗れる 宜野湾市長選 現職が再選』『「基地移設進める」防衛相』、『男子駅伝愛知がV 都道府県対抗 初のアベック制覇=24日、広島市の平和記念公園前を発着点に7区間、48㌔で開かれ、愛知が2時間20分12秒で15年ぶり2度目の優勝を飾った。17日の女子に続いて史上初のアベック日本一となった』、『東海のファンも「長かった」』『地元の横綱「次は綱とり」』、『愛知計7市町村減収へ 消費増税後、豊田以外も』、『女性殺害容疑者「既婚隠し交際」』(25日付、中日朝刊)
☆『燃えろ大のぼり 師崎左義長まつり』、『両陛下があす訪比』、『宜野湾市長自公系再選 辺野古 政府、移設を推進』『与党に安堵感』『〈宜野湾市長選〉市民苦渋の決断 佐喜真(淳)さん再選「基地ノー」変わらず』『現職実績アピール』、『琴奨菊が初優勝 日本出身10年ぶり 大相撲初場所』『琴奨菊逆境越え栄冠 「けがは稽古で治せ」先代の教え実践』『実力者と技磨き』、『預託金流用財団「危機感持つよう高齢者を教育」 前専務、職員に指南 親族経営で倫理欠落』(25日付、毎日朝刊)

一月二十四日
 日本列島に大寒波が襲来。列島がそっくり氷の中に居るようである。

 北海道、東北、北陸ばかりでなく島根も、山口も、長崎、沖縄までも。み~んな白い雪に包まれた。鹿児島県奄美大島では115年ぶりの雪に島民らは「ゆき、ユキ、雪だ。生まれて初めて見た」と大興奮となった、という。石垣島では熱帯魚が寒さに耐え切れず、仮死状態で浮いた。マスコミ各社は当初ことしは暖冬だ、などと報道していたが、とんでもない。
 実は、長いスパンで分析すると地球が生物科学的にも冷えつつあることの証明です、とはある科学者。地球温暖化のせいでこの冬は暖冬だ、などと決めつける指摘は私たち人間にとっては、預かり知れないところ。こうも寒いと世の中、いや、この真ん丸な地球は冷えつつあるのだ、といった学者氏の言葉の方が、より真実味があるのはなぜか。不思議だ。

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 天下のがぶり寄りで優勝を勝ち取った1番。優勝インタビューに答える琴奨菊、妻からお祝いのキッス。天を仰いでのけぞる琴奨菊の菊バウアー。親友で殊勲賞を得た東前頭7枚目の豊ノ島は「1番嬉しい半面、1番くやしい」と。=NHK、Mr・サンデー(東海テレビ)、ネオスポ(三重テレビ)など各メディア画面から
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 大相撲初場所は31歳11カ月の大関琴奨菊(本名菊次一弘、福岡県出身、佐渡ヶ嶽部屋)が日本人出身力士として、大関栃東(現玉ノ井親方)いらい実に10年ぶりの優勝。大関豪栄道を見事ながぶり寄りの末、泳いだところを鮮やかな突き落としで破り、14勝1敗で優勝が決まった。その瞬間、日本じゅうが歓喜に包まれた。
 出身地の福岡県柳川市でもテレビの前でファンが「やった。やったあ」「バンザイ」と抱き合って大喜び。満員御礼の垂れ幕が掲げられたなか、両国国技館桟敷席で亡き祖父の写真を手に、祈る如くにわが子を見守っていた父親が勝利した瞬間、涙にくれて土俵をあとにする姿には、こちらまでが泣けてきた。
 影の立役者として忘れられないのが、昨年の名古屋場所を前に婚姻届を提出し二人三脚の生活をスタートさせたもう一人の主役の妻祐未さん(29)だった。「押しつぶされそうな関取の気持ちが分かった。でも押しつぶされてはいけない。一緒に強い気持ちで過ごし、関取がいかに相撲に集中できるか。からだを少しでも癒せるように、とそればかりを念じてここまできました」と語る祐未さん。
 結婚後、夫が誓ってくれた「必ず優勝するから」が正夢になったという(ちなみに結婚披露宴は今月30日)。優勝インタビューを見ていて思ったことは、この力士は家族の絆をどこまでも大切にし、かつ佐渡ヶ嶽親方をはじめとする一門に育てられてきたのだ、ということ。心から祝福したい。
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 大相撲で初優勝した琴奨菊は、31歳11カ月。遅咲きの大関が大輪として花開いた。次は横綱昇進への挑戦が待つ。新たに日本出身力士の横綱が誕生すれば実に18年ぶりになる。「自分の相撲を取り切ったら優勝できると自信がついた。がんばっていきます。先代=元横綱琴桜(故人)。琴奨菊の義父だった=と私の夢であった横綱の道をめざします」。
 この言やよし、である。先代と聞き、思い出すのはあのがぶり寄りの名横綱琴桜さんのことである。新聞社の一宮主管(現総局)支局長時代に、たまたま一宮市内の小料理屋〈小太郎〉さんでかち合いカウンターで酒を酌み交わしたことがある。本当に弟子1人ひとりに優しく、かつ厳しいまなざしを注がれていた。あの親方が生きておいでなら、どんなに喜んだことだろう。琴桜さんと同じ32歳の横綱誕生も夢でない。
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【きょうの一文・ことば】
「自分ひとりでは出来なかった。」「私の1番の支えは妻の思いです。」「自分の相撲をやりきったら出来るという自信がつきました。来場所も頑張っていきます。」「家族のみんな、特に両親には辛いときに壁になって自分をささえてくれたので感謝の言葉しかない。」「沢山の人々に応援していただいて自分がこうしたところに立っていることが嬉しいです。」「師匠の教えのもと頑張れたことだと思います。うれしいです。」
=24日大相撲初場所での優勝力士に対する各社のインタビューに答えて。日本出身力士として10年ぶりに優勝した大関琴奨菊の喜びの声と決意

「(日本じゅうが)待ちに待った、という感じだね。膝などに大きなけがを何回もして、何回もかど番を経験して、本人が1番喜んでいることでしょう」(九重親方=元横綱千代の富士)「我々も念願がかない、なんとも言えません。まったく優勝候補にあげていなかったが、この年令で随分苦労してよく15日間やりました。結婚も随分力になっている。白鵬の優勝インタビューに聞き慣れていただけに、(初々しくて)よかった」(NHK相撲解説者の元横綱・北の富士親方)
=関係者の声

「だます側は常に進化し、今日もまた新たな手口が生まれている」
=24日付、中日朝刊『〈核心〉悪徳商法絶えぬ新手 ワルは世相に敏感 人の心理を熟知』の記事のなかから。「悪徳商法被害者対策委員会」会長の堺次夫(66)の警告

【新聞テレビから】
☆『惨劇なぜ再び スキーバス事故 規制緩和で過当競争 2000年以降、安全軽視の構造 政府放置』『悔しさ、怒りこみあげ…ゼミ生が犠牲・法政大学教授 尾木直樹さん』(24日付、しんぶん赤旗日曜版)
☆『ファン期待10年ぶり日本出身力士V 琴奨菊胸張り賜杯を』、『〈サンデー版・世界と日本 大図解シリーズ№1235〉日本の雪祭り』『仲介業者大半許可持たず 廃棄カツ転売 食品販売認識もなし』『アイス2品目確認 みのり保管』、『〈脱貧困〉愛労連調査 若者自立 年収270万円は必要 現実は… 4人に1人250万円未満』『親頼み 暗転の恐れ 33歳男性月18万円綱渡りの生活』、『民家全焼男女2遺体 蟹江 46歳母と21歳息子か』、『ニセ電話詐欺2700万円 警察かたる 高浜の80代男性被害』、『米水道から高濃度の鉛 ミシガン州 大統領「非常事態」を宣言』、『輸血で3人慢性肝炎 昨年2人に続き E型感染後発症』、『FC岐阜前社長 闘病ブログ前を向く「社会とつながり実感」』(24日付、中日朝刊)
☆『川内村避難指示 今春全域解除へ』、『名乗れぬ家族のため ハンセン病国賠訴訟 境遇明かした男性、原告団長に』『東芝 原発で損失計上検討 米子会社は1600億円』、『資金提供元8割示さず国立大45病院 計525億円分情報開示及び腰』、『〈Sストーリー〉進化するトレーナー シャラポワ復活支える』、『■俳人協会賞に柏原さんの「夕雲雀」』、『古都照らす炎 奈良・若草山焼き』、『震災慰霊碑自転車で行脚 「阪神」88歳遺族 東北など270カ所 冊子に』(24日付、毎日朝刊)

一月二十三日
 寒い日が続く。奈良では世界平和を願って冬の風物詩「若草山焼き」があったという。

 東京・両国国技館での大相撲初場所14日目。大関琴奨菊が関脇栃煌山を寄り切りで勝って1敗を守り、単独首位に。日本出身力士の10年ぶりの優勝に前進した。横綱白鵬は大関稀勢の里に押し出しで負け、2敗。

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 土曜日。各務原での社交ダンスレッスンを途中で切り上げ、西春の名鉄コミュニティサロンでのサンポーニャ教室へ。ダンスではステップの基本でもある、正しい歩き方(ブルース)と微妙な手の連結の呼吸法(ルンバ)などを学び、アンデスの笛・サンポーニャの方は、アンデスフォルクローレ出身のプロ奏者ロベちゃん、ことロベルト・ゴンサさんからcelesteとsariri(Tinku)を学んだ。

 ダンスもサンポーニャも、まだまだである。でも、ここは少しずつ上達していけば、と思っている。特にサンポーニャは踏ん張りどころで、ここで棒を折ってしまったら一巻の終わり。セレストなど1年前に比べれば、だいぶふけるようになってきたことも事実だ。継続は力なり、マスターすると決めたことはどこまでも続けたい。
 私の自慢は、かつて小中高、大学と早朝の寒稽古も含め、高校1年の時の右足骨折による1年近くに及んだ長期自宅療養をのぞいては一度も休まなかった柔道の稽古にある。あの厳しさとは比べようもない。でも、この年になっても1度やると決めたものは、やらねばならぬのである。文学とて同じで書き続け、私なりの世界確立をと願っている。なんだか、精神論になってしまった。要するに、少年時代に描いた夢はいまも、わが心のなかで火花をあげている。 
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 ノルディックのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子蔵王大会で個人第7戦が行われ、高梨沙羅(クラレ)が合計241・3点で5連勝。この日高梨は1回目に94・5㍍で首位に。2回目には最長不倒の100㍍を飛んだ。2位は、238・7点でマヤ・ブティッチ(スロベニア)3位はエマ・クリネツ(同)だった。これで高梨は、日本開催のW杯4連戦を全勝し、連勝は5に。通算でもW杯出場63試合で36勝と驚異的な記録を続けている。それでも彼女曰く「課題の残る試合となった。反省点を分析したい」と。
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【きょうの一文・ことば】
 検定中教科書の閲覧と謝礼支払いぞろぞろと。促され「実は私も」と、渋々手を挙げた体。道徳の教科書に悪例として載せたいような。
=23日付毎日夕刊〈近事片々〉から。抽出

(バルビゾンの)日没を見にいこう。そうすれば私の活力は回復することだろう。
=23日夜。テレビ愛知『美の巨人 称賛の嵐! ミレー・羊飼いの少女 農民画家、変革の名画』のなかで。ミレーが生前にバルビゾンで語ったことば。そこには、羊が作りだす毛糸と、これを支える草原をバックにミレーならでは、のやさしさへの挑戦があった

【新聞テレビから】
☆『〈世界ふしぎ発見!〉2500年ぶりに甦る 極彩色のパルテノン神殿』(23日夜、CBCテレビ)
☆『強い寒気列島覆う 西日本、大雪や暴風警戒 首や手足保温を』『氷見ブリ お寒い水揚げ 山陰では大漁、水温影響?』、『昼ドラ52年史 彩った214作東海テレビ ■長門裕之、有村架純■「役立たずのブタ!」■超ハード撮影日程 最終作は佐藤江梨子 出演あこがれだった』、『〈中部の文芸 小説・評論 清水信〉三田村博史『東海の文学風土記』 文学での「場」の力紹介』『カナダで乱射4人死亡 容疑者拘束「少年発砲」と報道』、『久保田さん甲賀でそば店開く バット名工麺棒ヒット』、『10年超前交際女性殺害 福岡 容疑で男逮捕 乳児遺体も』(23日付、中日夕刊)
☆『東海大雪の恐れ 岐阜山間部30㌢』、『■「たま駅長」チョコ販売=バレンタインデー(2月14日)を前に、和歌山電鉄の貴志駅などで昨年6月に死んだ猫「たま駅長」をかたどったチョコの販売が始まった。22日に「たま2世駅長」のニタマがPR』、『留学生に違法長時間労働 容疑の日本語学校捜索 福岡 理事長ら3人逮捕』、『カナダ学校で銃乱射 4人死亡2人重傷 容疑者拘束』、『小学生視力過去最悪 15年度調査 3割が1.0未満』、『宮城沿岸「4人に1人』抑うつ 東北大調査』、『〈チエック〉冬アイス熱い 大人向け「高級」競う ▼暖冬効果も』(23日付、毎日夕刊)
☆『〈編集局デスク〉ひるまぬメディアに 編集局長臼田信行』、『〈(福島第1原発事故)全電源喪失の記憶 証言・1F汚染 第5章13〉キリン作戦「あれはいいです」所長評価』、『無罪放免必ず来る 任期空白にお詫び 元稲沢市議 本紙に手記』『元稲沢市議判決 5度目延期「最高人民法院が許可」』、『芸能人アカウント侵入 容疑の岐阜県職員逮捕 女性職員1万人分の情報も… アクセス被害アイドル困惑』、『ダイコー「権威」で業務拡大? 名大関連研究会参加 国の優良企業登録 実態は審査されず』『ミニストップ商品も アイス みのり保管「転売せず」』『壱番屋など3社愛知県に報告書』、『岡崎の70代女性 6500万円詐欺被害 ニセ電話』、『電車にはねられ高3男子が死亡 守山区、自殺か』(23日付、中日朝刊)
☆『情報流出の核検査機関 複数共有ソフト使用か 無断で』、『甘利氏疑惑国会に影響 野党、経済演説欠席 28日までに説明』『首相、今春訪露 両首脳一致 地方都市非公式に』、『教科書検定処分重く 閲覧横行で文科省検討』『「採択への期待当然」出版社営業が実態証言 検定中教科書教員に閲覧』、『下り坂バス最高100㌔ 転落直前減速80㌔に』『遺族支援弁護団結成へ』、『羽島の弁当店に30回転売 みのり ダイコーの食材 岐阜県調査』、『岐阜の高1 覚醒剤所持 容疑で逮捕 「小遣いで買った」』、『難民申請 最多7586人 15年状況 認定は27人 法務省』、『焼け跡から男女2遺体 名古屋・民家火災』(23日付、毎日朝刊)

一月二十二日
 あすから日曜にかけ、日本列島にこの冬1番の強い寒気が入り西日本を中心に最強寒波となり大雪になる恐れがある、と気象庁。東証株価が前日に欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が追加の金融緩和を示唆したことを受けて、急反発。終値は、前日比941円27銭高の1万6958円53銭にまで急反発。この上げ幅はことし最大、昨年9月いらい4カ月半ぶりの大きさだという。

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 「前を向いて」 被災女性にもやっと笑顔が戻ってきた=被災地・チャパガウンで。高齢女性を囲んで。左端が長谷川裕子さん
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「私たちが支援を続けている「チャパガウン」という村の、孤立無援の高齢女性の家が完成し、新しく生活が始まりました。/家具や電気の配線などは、近所の人たちが手伝ってくれたそうです。/おばあちゃんに笑顔が戻って来て、よかった〜。/日本の皆様、本当にありがとうございます。」
「今年も頑張ります! 昨年からの燃料不足、すこ~し改善されたような感じです…。/といってもインドとの国境は依然封鎖状態ですが。/隙間から(笑)運んでいるみたいです。通常の2~3倍のお金を払えば、なんとかガソリン、ガスも手に入ります。
 しかし、ネパール人って。ホント辛抱強いですよ。新年を迎え、私たちも支援活動再開です。日本の皆様からお預かりした義捐金の一部を、ロータリアンの奥さんの会インナーウィル・クラブのニューロードシティー支部に託して、一人住まいの高齢女性の家を再建しました。/今日はその授与式です。お祝いに食器などをプレゼントしました。」

 以上は、カトマンズを拠点に、夫のニルマニ・ラル・シュレスタさんと共にネパール大地震の復興支援活動に力を尽くす長谷川裕子さんからフェイスブックで届いた便りのごく1部である。日本の東日本大震災の被災地同様、ネパールでは全土でいまなお多くの人びとが家や、家族、職場を失う悲嘆のなか、立ち上がろうとしている。
 裕子さん夫妻はじめ、現地で復興支援活動に力を尽くす全ての人々の奮闘努力に、エールを送りたい。
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 政務活動費を騙しとったとして詐欺などの罪に問われ、昨年11月の初公判を欠席した元兵庫県議、野々村竜太郎被告(49)について神戸地裁が強制出廷させる勾引状を発付していたことが分かった。前回の不出廷の理由に正当性がなく、今月26日に延期された公判も欠席の可能性があると判断したためだという。今度は出廷し、裁きを受けてほしく思うが、さてどうなる?
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【きょうの一文・ことば】
「育児休業取得を勧め、職員が安心して子育てと仕事を両立できる雰囲気づくりをお願いします」(人事2課長からのメール)「国税庁全体としても男性の取得は増えており、引き続き取得率向上に取り組む」(松井めぐみ課長補佐)
=22日付毎日夕刊『イクメン支援着々 名古屋国税局 育休取得率2%→13%にアップ』の記事のなかで。妻の出産が近い男性職員がいる課長や税務署の署長宛てに名古屋国税局人事2課長から届くメールと国税庁人事課松井めぐみ課長補佐のことば

【新聞テレビから】
☆『〈ドキュメント72時間〉聖夜のバスターミナル札幌・それぞれの旅路遠距離恋愛に夜行出張』(22日夜、NHK総合テレビ)
☆『〈あの人に迫る〉成田昌隆 CG(コンピューター・グラフィックス)モデラー 45歳転職で射た スター・ウォーズ(秋田佐和子)』、『12社 検定中教科書見せる 文科省 教員ら延べ5000人に』、『首相「改憲 堂々と議論を」 施政方針演説呼び掛けへ』『甘利氏 金銭授受疑惑「1週間以内に説明」』『衆院本会議開会遅れる 野党、甘利氏に反発』、『バス転落1週間無念かみしめ 君のいない授業怖い 亡くなった小嶋さんの友人』、『「処理費掛からず収入に」 カツ横流し ダイコー代表が説明』、『明治の味ごちそうさん 弦斎の「食道楽」再現本 豊橋図書館発売』、『秀吉重臣叱る33通 天下統一前、脇坂安治宛て』、『「ミライ」タクシー発車 名古屋』(22日付、中日夕刊)
☆『教科書各社 不正まん延苦しい弁明 「良い本のため」』、『首相施政方針 賃金格差是正を強調 改憲 議論呼び掛け』、『海のプラごみ 魚より多くなる! ダボス会議報告書2050年予測』、『高齢夫婦宅全焼 焼け跡から遺体 名古屋・1人不明』(22日付、毎日夕刊)
☆『プーチン氏が暗殺承認か リトビネンコ事件 英報告書で言及』、『神岡じん肺4人追加認定 控訴審 賠償増額計3億7500万円』『「非人道的判決、満足できない」 原告団長・水本さん 亡き仲間思い訴え』、『バス転落ギア操作ミスか ニュートラル走行 減速に支障』、『甘利氏「報道と記憶違う」 自らの金銭授受 回答保留』、『〈街が変わる リニア本格着工〉名駅前に駐輪の「筒」 大名古屋ビル地下 1000台分 中部発の高速収容』、『〈仲介業者カツ転売語る〉みのりと一緒に詰め替え 食品表示シール作り貼る 「安さで仕入れた」一問一答』『マルコメ製13品目公表 みのりで発見の食品』、『事業破綻後42億円集金 花レンタル出資詐欺事件』(22日付、中日朝刊)
☆『スラグ24万㌧無断埋設 地権者が撤去要求 千葉・宅地開発』『スラッグ無断埋設 「子や孫に引き継げない」 千葉・袖ヶ浦 憤る地権者』、『バス転落直前80㌔ ギアはニュートラル』、『ダイコー 国が「優良」認定 2008年 三重県行政指導の直後』『「みのり側要望で」ダイコー会長主張』『飛騨牛と偽装1・8㌧ 岐阜の精肉店』、『18歳少年 家裁送致 伊勢・女子高生刺殺 嘱託殺人で』『母親「少年、謝罪の言葉」』(22日付、毎日朝刊)

一月二十一日
 1986年4月26日午前1時23分。原子炉の欠陥などから4号機の出力が急上昇し爆発した旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故からまもなく丸30年。森を赤く変色させた放射能は今も人々の暮らしを脅かしているが、運命の日ともいえる「4月26日」を前に、原発事故後の今を追う連載企画〈チェルノブイリ原発事故 30年後の現実〉が本日付から中日(東京)新聞で始まった。
 原発の悲惨な事故は、その後、日本でも東日本大震災発生時に福島第1原発事故が起きており、人類が決して目をそむけてはならない現実である。つい最近ノーベル文学賞を受賞したスベトラーナ・アレクシエービッチさんの「チェルノブイリの祈り」(松本妙子訳、岩波現代文庫)を読んだこともあり、こんご記事がどんな展開で進むのかを、他人事でなく注視し、期待したい。

 東京・両国国技館での大相撲初場所12日目。大関琴奨菊はこの日も横綱日馬富士に突き落としで快勝。鶴竜、白鵬、日馬富士と3横綱を連破し12戦全勝で優勝が見えてきた。優勝すれば栃東(現玉ノ井親方)いらい10年ぶりの日本人力士の優勝となる。

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 きょうは「寒」のなかでも寒さが最も厳しくなる『大寒』。昔の人は、よくいったものでとても寒い日となった。猫たちも暖房カーペットのそれぞれの定位置でじっとしたままだ。それでも時折、「オイッ、げんきか。寒いから、からだを大切にするんだよ」と声をかけるとニャ~アンと応えてくれる。彼女たちは何を思って生きているのか。
 そこには、ニンゲンのように互いを憎しみあい、殺しあうなどといった危険な意識など、さらさらない。ただ食事にありつき、可愛いがってもらえさえすれば、それだけで何の不足もない。ニンゲンみたいな強欲なぞ、カケラもない。ただ今居るところで温かく、仲よく幸せでいられたら、それでいい。それだけだ。
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 三重県志摩半島浜島の恵比寿神社で20日、大笑いをして1年の幸福を祈願する「初笑い神事」があった、とは中日朝刊の〈通風筒〉。記事にもある通り、漁師がいち早く漁場に着きたいと願う「端を取る」にかけ、地元では恵比寿像の鼻を削ってお守りにする風習がある。「鼻かけ恵比寿」とも呼ばれ、毎年神事に合わせて鼻を修復することでも知られる。宮司の合図で「ワッハッハッ」と笑うのは昔も今も同じだ。かつては毎年この日が訪れるとは、取材で足を運び、漁師さんたちと共に笑いながらシャッターを押した記憶がよみがえった。
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【きょうの一文・ことば】
 …世界の貧困問題に取り組む国際協力団体「オックスファム」の最新の報告書によれば、世界で最も豊かな六十二人が持つ富の総額が、人類の貧しき半数が持つ富を全部合わせた額と、釣り合うのだという▼富むものはますます富み、貧しきものはますます貧しく。そういう動きが加速して、最も豊かな1%の人々の資産が、残る99%の資産総額より大きくなったという事実もある▼大企業や富裕層に甘い税制で各国政府は貧困や格差に取り組むための財源を失っている。一部に富が集中する仕組みは、世界の過半数の貧しい人々の犠牲の上に成り立っている。オックスファムはそう指摘している▼〈物の重さを知ることは/その沈黙を聴くこと〉。世界の富を量る天秤ばかりが聞かせてくれるのは、貧困にさいなまれている人々の、重い重い沈黙か。
=21日付中日朝刊『中日春秋』から。抽出

【新聞テレビから】
☆『大寒育つ樹氷 御在所岳』、『太陽に第9子(海王星外側)? 米チーム新惑星の可能性』『質量、地球の10倍』『世界の大学君を待つ 脱「内向き」経験者が呼びかけ』『東海の留学生全体の8.9%』『甘利氏業者面会認める 金銭授受「記憶あいまい」』『終始落ち着かず』、『首相「改憲 新たな段階」』、『花レンタル社長ら逮捕 出資金詐取容疑 60億円集金か』、『名古屋港の水 浄化成功 サンゴすくすく 名港水族館「次は産卵」』(21日付、中日夕刊)
☆『雪にさらすトウガラシ 新潟・妙高』『世界平均気温14・8度 昨年19世紀比1度以上上昇』、『愚直な生き方共感呼ぶ 朝ドラ「あさが来た」快走 放送以来 平均視聴率20%超維持』、『震災復旧談合 調整3社が割り振り表 特捜部入手 12工事を1社ずつ』、『甘利氏側に献金394万円 報告書 建設会社側説明と違い 13~14年』『ブレーキに異常なし バス転落 運転手に起因か』、『NY株249㌦安 終値1万5766㌦ 5カ月ぶり水準』『円高進行が一服 東証一時250円高』(21日付、毎日夕刊)
☆『〈チェルノブイリ原発事故 30年後の現実〉① 情報なき避難 歩いた森は高線量(文・大野孝志、写真・梅津忠之)』、『バス転落250㍍手前映像 減速せず中央線はみ出す ブレーキ異変か』『記録用紙を押収 長野県警、検証終了』、『合同捜査本部の設置検討 カツ横流し愛知・岐阜県警』『ローソン商品も横流しの可能性 「からあげクン」など』『三重で無許可産廃処理 ダイコー、08年に行政指導』『発酵処理能力一日1㌧だけ ダイコー過剰受注か』『みのりフーズ立ち入りで発見 岐阜県7商品発表』『廃棄委託先の監視を強化へ 流通・食品企業』、『四間道(しけみち)消えゆく景観 土蔵や古民家 市側、保存へ強制力なく』、『相続税5000万円円脱税疑い 愛知の姉妹ら国税告発』『納税の対象者昨年から拡大 各地で相談会も』(21日付、中日朝刊)
☆『清流に鯉のぼり 郡上』、『金沢一郎さん死去 前皇室医務主管 天皇陛下 がん告知 74歳』、『東証今年最大632円安 原油28㌦割れ下落止まらず 株価1年3カ月ぶり低水準』『1年ぶり一時115円台』、『バス、車体傾け走行 カメラ映像公開 速度超過か 転落事故』、『舞台復帰の夢かなわず 中村梅之助さん死去』、『大学襲撃21人死亡 パキスタン武装集団発砲』、『■タクシー券不正でNHK全国点検へ』(21日付、毎日朝刊)

一月二十日
 ここ濃尾平野を含む東海地方は白い朝で明けた(名古屋、岐阜とも9㌢の積雪)。

 東証が急落、ことし最大の632円安の1万6416円19銭に。この株価は1年3カ月ぶりの低水準だという。フジテレビ系で全国放送されている昼ドラがことし3月で終了、52年の歴史に幕を閉じると東海テレビが発表。
 安倍内閣の要、甘利明経済再生担当相が千葉県の建設会社側から口利きの見返りに現金供与や接待など1200万円相当を受けた(21日発売の週刊文春)との疑惑が浮上、甘利氏に対する説明責任が求められている。
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 早朝。愛猫こすも・ここが2度、3度と階下から2階寝室の私の枕元に行ったり来たりで、♪ニャン、ニャン、ニャニャンと、いかにも騒々しい。「何か」を訴えたい顔つきなので「何ごとか」と思い、寝室カーテンを開けると窓の外が1面、白く輝いているではないか。
 私は、ゆき、雪、ユキだとつぶやく。視界に映し出された白い世界、雪の原を私に知らせたい、その一心で彼女は何度も私のもとに足を運んでくれたのだ。
 ありがとう。そう言って何度も撫でてやると、彼女は♪ニャン、ニャアンと嬉しそうに頷いてくれたのである。

 店の前に突如、姿を現した2体のちいさな雪だるま
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 午後。朝の出掛けに耳が痛いので耳鼻科に寄ってから、お店に行くと言っていた妻のからだが心配で、差し入れを手に「ミヌエット」へ。なんと店の前で仁王立ちの店長さん(クマの縫いぐるみ)の横に、ちいさな雪だるまとウサギさんがいるではないか。
 妻が作った傑作に違いなく、私は即座に現場をカメラにおさめたが、そのごの直射日光はなんとも強烈で夕方には跡形もなく融け入ってしまったという。
 自然の威力を思い知らされる冬の1日となった。
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 中日新聞の朝刊1段ベタ記事に★福島の身元不明遺体ゼロ、の記事。
「福島県警は十九日、東日本大震災後に福島県いわき市久之浜町で見つかった遺体が、同町久之浜北町、大工鈴木秀勝さん=当時(60)=と判明したと発表した。福島県でこれまでに発見された震災による死者とみられる遺体は、身元が全て判明した。身元不明遺体がゼロになるのは、岩手、宮城、福島の被災三県で初めて。
 もともと死者として計上されていたため、震災による福島県内の死者数は千六百十三人で変わらないが、行方不明者は一人減り、百九十七人になった。」という。
 この数字を見るかぎり、まだまだ行方不明者が多い現実を示している。何たることか、と思ってしまうのは私だけでもあるまい。行方知れずのままの家族を抱える人たちの心中や、いかばかりだろう。この世は、どこまでも無情極まりない。
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【きょうの一文・ことば】
「自慢の娘でした。こうした事故が二度と起こらないよう、どうしていくかを考えていくのが大切です」
=20夜のCBC『〈NEWS23〉バス事故…命守るには』のなかで。犠牲となった阿部真理絵さんの父親のことば

【新聞テレビから】
☆『東海白い朝 平地も積雪、名古屋9㌢』『遅れてきた厳冬 交通乱れ通勤直撃 東海道新幹線最大74分遅れ 各地で休校や始業遅らせる スリップ、追突多発 名古屋高速通行止めに セントレア8便欠航』、『報道の「顔」降板次々 TV自制懸念』、『道路震災復旧で談合疑い 東京地検など 舗装の4社捜索』、『中村梅之助さん死去 85歳 大河「花神」、初代金さん』、『名古屋城、二条城 美の共演 ふすま絵「桜花雉子図」京都で公開』、『〈縁の行方、今〉 瀬戸内寂聴 横尾忠則 画・題字 ―野坂昭如さん― 心でつながり合う同志』(20日付、中日夕刊)
☆『東海各地で大雪』、『談合主導大手を捜索 特捜部など 震災復旧工事 独禁法違反容疑』『震災復旧談合 利益確保中小抱き込み 資材・人件費高騰受け』、『補正予算が成立 「1億総活躍」へ1兆1646億円』、『NY原油28㌦台 03年以来の安値』『東証一時300円安 1万7000円割れ』、『ダイコーと契約中止次々 食品メーカー「廃棄品粉砕を検討」 セブン豚肉も横流しか』、『イラク2年間で 民間人1万8800人犠牲 国連報告 IS虐殺や政府軍空爆』『ISが死亡認める 後藤さん殺害映像の「ジョン」』、『IS戦闘員月給半額に=これまでの約400㌦(4万7000円)から200㌦(2万3500円)に半減』、『宝塚観劇バス 運転手体調崩し蛇行 添乗員、約10分ハンドル握る』『さよなら「青ガエル」 東急から熊本電鉄 60年弱働き「定年」』、(20日付、毎日夕刊)
☆『〈街が変わる リニア本格着工〉大名古屋 求ム1000人 時給1500円も 名駅周辺 バイト争奪戦』、『寒中映えるこいのぼり 岐阜・郡上』、『がん患者10年後 生存率58.2%に』、『近鉄切符カードで購入可能 3月16日から、サミット前に』、『月1回週末に横流しか みのり従業員証言「3年前から搬入」』『生ごみ混ぜ食品廃棄 壱番屋防止策 社員が処理確認も』、『個人カード交付できず マイナンバー 一時システム障害』、『拘置所の閲覧制限「違法」 名古屋地裁 死刑囚が勝訴』、『暴力受け娘の出生届出せず 母への過料取り消し』、『★「南天のど飴」自主回収』、『大阪の切断遺体 知人の女を起訴 死体損壊・遺棄罪で』(20日付、中日朝刊)
☆『国認定法人 預託1.7億円焦げ付き 関連NPOへ「迂回融資」 虚偽報告疑い』『「軽率だった」肩落とし 預託流用 契約の高齢者夫婦』、『転居の10代投票可能に 18歳選挙権 参院選「空白」解消へ』、『SMAP今後の活動は 25周年 CD・コンサート未定』、『15年訪日客47%増 円安で中国人急伸 政府目標前倒し達成も』、『芥川賞に滝口・本谷さん 直木賞は青山さん』、『■弁護士がNHK会長罷免求め提訴』、『■リー監督、アカデミー賞授賞式欠席へ』(20日付、毎日朝刊)

一月十九日
 名古屋地方気象台が梅の開花を発表。平年より14日、昨年より17日早いという。

 天気の方は、北海道から九州まで大雪の1日に。
 根室、函館、仙台、松本、静岡、石川、広島、松山、大分…と全国的に大荒れの1日に。札幌で除雪作業中の男性が落雪にのまれて死亡、鹿児島県鹿屋市では屋根で住宅を点検中の住宅メーカー男性社員(49)が強風で転落して亡くなった。北海道の〈えりも岬〉で、瞬間風速45・1㍍を記録するなど各地で台風並みの強風が吹き荒れ、暴風雪も相次いだ。
 福井県あわら市の県道では岸和田観光バスの高速乗合バスが風にあおられてスリップして横転、道路沿いの田んぼに転落、死者こそ出なかったが28人がケガ。
     
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 心配していた妻、舞の血圧はけさ私が測ったかぎりでは正常値とはいかないまでも、いつもどおり、やや高めといったところで落ち着きを取り戻し、きのう医院で測定した際の異常値に比べれば、まずはダウン。このまま正常値に近づいてくれたら、と願っている。
 やはり昨日は寒いところを歩きまわったあとに、医院に行ったからなのか。それとも診察室で医師の前で緊張したためだったからかも知れない。

 とはいえ、彼女は脳内出血やら静脈瘤乖離などで過去何度も瀕死に陥りはしたものの、脳の大手術もあわせ、そのつど強い精神力で病魔を克服して立ち直るという全身傷だらけと言おうか、大いなる前歴の持ち主だけに油断はできない。
 要するに無理はするな、ということだ。そういう私はといえば、だ。口先だけは達者だが洗濯とか食事の用意などといった家事は、からきしダメである(かつて何度も挑戦したが、そのつと挫折。任せておいた方が返って邪魔にならない、と判断している)。
 当然その分、彼女への負担になっていることは間違いない。それでも、自分なりに出来る範囲内で、大いなる手助けをしているつもりではいるのだが。

 私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」の新年例会日程の件で同人1人ひとりにメールや電話で連絡するが、これに結構の時間がかかる。いつも思うが、人間同士が連絡をしあう、ということはそこにそれぞれの意思が働くこともあって大変なことだな、とつくづく思う。できれば1人だけで自由に瞑想に耽り文を書いているだけ、の方がいいに決まってはいるのだが。互いに〈ニンゲンといういきもの〉を相手に生きている以上、わがままばかりを言っているわけにもいくまい。
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 第百五十四回の芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が19日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞が滝口悠生さん(33)の「死んでいない者」(文学界12月号)と本谷有希子さん(36)の「異類婚姻譚(いるいこんいんたん)」(群像11月号)の2作に、直木賞は青山文平さん(67)の「つまをめとらば」(文藝春秋)が、それぞれ選ばれた。3人のますますの文運に期待したい。
        
 毎日新聞の夕刊に気になる記事がふたつ。ひとつは『サウジ・イラン断交 パキスタンが仲裁 中国主席も2国訪問へ』の活字。いまひとつは『富豪62人=最貧層36億人分 国際援助団体が資産額を推計』で、見出しに引きづられ、読む。
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【新聞テレビから】
☆『〈訃報〉男性世界最高齢112歳 守山区の小出保太郎さん死去=19日午前零時15分ごろ、心不全のため死去。小出さんの死去で東京都在住で111歳の吉田正光さんが国内最高齢となった』『グレン・フライ氏死去 67歳 イーグルス創設メンバー』、『震える朝 名古屋で初雪』、『ゼロメートル地帯浸水に備え 愛知県、愛西に防災拠点 3㍍超盛り土、ヘリ離着陸も』、『運行前バス監査 国交省大幅強化 転落事故受け抜き打ち』、『中国成長率 減速6.9% 15年 25年ぶり低水準』、『同志社大のごみ無許可収集疑い 関連会社社長ら逮捕』(19日付、中日夕刊)
☆『津で未明、初雪』、『福呼ぶ3000個 知多・節分準備』、『宇宙に咲く花一輪 ヒャクニチソウ ISS(国際宇宙ステーション)で育つ』、『訪日客47%増1973万人 消費も最高3.4兆円 15年』、『みのりフーズ「風評被害じゃこ契機」 福島産、ダイコーから購入 マルコメ=長野市のみそメーカー=製品も横流し』、『残業協定結ばず 転落事故 バス会社、従業員と』『運行会社ずさん バス転落 運転手の点呼漏れ常態化 安全教育なく過労運転も』『事故車両を検証 長野県警』、『NPO元代表に懲役6年 盛岡地裁判決 震災事業費横領で』、『化血研農水省も処分 動物用ワクチン 30日間業務停止』(19日付、毎日夕刊)
☆『産廃業者から108食品 みのりフーズ 生協のマグロも 大手冷凍食品製も横流しか』『ダイコー転売認める 県警任意聴取「異物混入知らず」』『食品廃棄処理年1回視察 壱番屋不正見抜けず』『震災を機に取引 ダイコーとみのり』、『ブレーキかけず蛇行か バス転落100㍍前 接触時、形跡なし』『重体の大学生死亡 犠牲者15人に』、『コンクリ壁倒壊死亡 解体業者の賠償確定 大垣の遺族、控訴取り下げ』、『神戸新聞元社長 山根秀夫氏死去(腎不全のため、75歳) 大震災時に取材指揮』、『「いじめなくす」歌に込め 西区の中学生自殺 同級生ら作詞』『協力の音楽家 つらいとき思い出す曲に』(19日付、中日朝刊)
☆『斎藤・工藤両氏ら5人野球殿堂入り=元巨人の斎藤雅樹氏(現巨人2軍監督)や元西武の工藤公康氏(現ソフトバンク監督)ら5人の殿堂入りが発表された』、『鎌倉大仏55年ぶり修理』、『高齢者預託2.7億円流用 国認定法人きょう全理事辞任』、『バス会社抜き打ち監査 国交省方針 ずさん管理是正』『スキーバス転落 運転手「大型」経験不足 イ社採用後、研修も』、『SMAP存続 解散騒動謝罪 前代未聞の劇的な展開』、『容疑者弁護士通じ説明 被害者名義で60万円借金 切断方法ネットで調べた 大阪・門真バラバラ遺体 損壊・遺棄罪で起訴へ』(19日付、毎日朝刊)

一月十八日
 冬型の気圧配置が強まり、東日本と北海道、東北などの北日本、北陸が今冬1番の積雪に。
 2年ぶりに6㌢の積雪となった東京では町田、高円寺、品川など。各駅がJRなど各線の間引き運転の影響で大混雑、出勤時間の駅構内が人で埋まり長い列が数百㍍に及んだ。北海道と青森も冬の嵐に襲われ、襟裳岬では午後7時に最大瞬間風速38・6㍍を記録、根室では市内各所に土豪が積まれ、高潮被害の警戒に当たる姿が痛々しく感じられた。
 冬将軍は、まだまだ、これから。あす以降は、さらに厳しさを増しそうで北海道では暴風雪に高波、高潮への警戒が呼びかけられている。
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 分裂、解散が取り沙汰されたアイドルグループ「SMAP」のメンバー5人全員が18日、レギュラー番組のフジテレビ「SMAP×SMAP」に、生出演。騒ぎを起こしたことを謝罪し元の鞘に収まった、と報告した。このニュースは海外メディアも速報し、反響の大きさを物語ったが「このままでは空中分解にもなりかねない状態でした。これからは何があっても前を見て進みたいです」とはメンバーの1人、木村拓哉さん(43)。

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 きょうは、先月から付き添いをやめた妻の1カ月にいちどの定期診療日である。近くの医院から帰った彼女に聞くと、血圧の数値が異常に高いので少し心配に。スーパーなど寒いなかを歩きまわったその足で病院を訪れたからでは(朝、私が測定したときの数値は、それほど高くはなかった)と勝手な解釈はしたものの、ここはソッとして様子をみることに。彼女の命を守るために生きている。そんな気がした。
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 東京体育館で17日に行われた卓球の全日本選手権最終日。男女シングルスが行われ、女子は石川佳純(全農)が平野美宇(エリートアカデミー)を4―1で破って3年連続4回目の優勝。男子は26歳の水谷隼(ビーコン・ラボ)が30歳のベテラン、張一博(東京アート)を4―1で退け、3年連続8度目の優勝で歴代最多記録に並んだ。「自分が成長し続ければ追い付かれない」と石川が話せば、「同じ選手が10年連続で決勝に出てはいけない。もっと僕を倒してほしい。できれば2桁優勝を」と水谷。
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【きょうの一文・ことば】
「私は心の整理に二十年かかった。また母を思って涙するけれど、それが私なんだと言えるようになった」「悲しいときは泣いたらいい。大丈夫、そばにいるよ」「今、私が生きているのは母が私を産み育ててくれたから。どうか私たち家族を見守ってください」。
=18日付中日朝刊『まだ涙するけど、それが私なんだ 遺族代表・山本さん心の整理に20年 亡き母思い』の記事のなかで。神戸市の追悼の集いであいさつした遺族代表の山本広美さん(42歳)
※山本さんは専門学校生だった時に阪神大震災に遭い兵庫県姫路市の祖母宅にいて難を逃れたが、神戸市の木造2階建て自宅が全壊、1階で寝ていて下敷きになった母啓子さん(当時45歳)を失った

……谷崎文学を突破口として、私たちはこれからもその物語の力の底深さに分け入らなければならない。
=18日付中日夕刊『谷崎潤一郎没後50年 上海国際シンポにて――清水良典 物語の力 世界を左右』の記事のなかで。文芸評論家清水良典(いみず・よしのり)さんが結論として

【新聞テレビから】
☆『関東で大雪 交通網直撃』『愛知あすから降雪予想』、『壱番屋製以外も転売 みのりフーズ 賞味期限切れ品』『愛知県 産廃53業者立ち入り』、『法定額割れ受注他3件 バス事故運行会社 法令違反14件疑い』、『〈大波小波〉150年の罪と罰(露文派)』、『「日本中が有罪視、無罪と言えず」ロス疑惑殴打事件 裁判長「評議で発言」』、『裏カジノ責任者ら逮捕 栄の店、賭博容疑で12人』『看板は「クラブ」/3重の扉/監視カメラ 巧妙な手口、実態解明へ』『テニスで八百長横行 BBC報道 四大大会優勝者含む』、『SAでハラル弁当いかが 豊田の農家 地元野菜使い販売 新東名・岡崎』(18日付、中日夕刊)
☆『関東大雪都心6㌢ 通勤の足直撃 67人けが あすも要警戒』『典型的な気圧配置 寒気と湿った空気が原因』、『東証一時480円下げ NY原油下落28㌦台』、『「強力な外交の成果」 イラン制裁解除米大統領強調』、『4万5000年前 マンモスに狩猟痕 ロシア研究チーム 人類北極圏到達早まる?』、『衰えぬ「シャーロット」人気 大分・高崎山 サルの人気投票』(18日付、毎日夕刊)
☆『被災の記憶忘れないで 阪神大震災から21年』『〈阪神大震災追悼〉希望の灯り未来へバトン 高齢化で解散来年から他団体に 鎮魂から防災へ』、『イラン制裁欧米が解除 IAEA(国際原子力機関)、核制限確認』、『都道府県対抗女子駅伝 愛知が大逆転初V』、『大津市長に越氏再選』『中津川市長に青山氏が再選』、『運転手過酷勤務今も バス事故「不規則つらい」「眠気感じる』『〈同時間帯の現場走行ルポ〉暗闇の峠道続く急カーブ』『献花台設置 冥福祈る』『運転手は多発性外傷 新たに1人骨折判明』、『センター試験不正7件 全日程終了 再試験対象は256人』(18日付、中日朝刊)
☆『ありし日の写真がつなぐ被災地 神戸・宮城手を携え 阪神大震災21年「生きた証し」伝える』『「希望の灯り」に黙とう 岩手・陸前高田 伝統の笛で供養』『忘れない 阪神大震災21年』『神戸に「復興」大学院 兵庫県 来春開設目指し申請へ』、『バス転落 制御困難100㍍以上か 左側にもタイヤ痕』、『米欧、イラン制裁解除 核合意履行 関係改善本格化』、『宜野湾市長選告示 「普天間」争点 現新一騎打ち』、『トヨタ車体 ダカール3連覇 市販車部門 トラブル克服』『下町ボブスレー ジャマイカへ 18年平昌五輪が目標』、『埼玉・女児=藤本羽月ちゃん。3歳=死亡 首にロープつけ拘束 逮捕の母ら 日常的に虐待か』(18日付、毎日朝刊)

一月十七日
 6434人の命が奪われた阪神淡路大震災から丸21年。あの日、私は新聞社の大垣支局・支局長住宅で家族もろとも大きな揺れを感じ、数日後には自分の管内でもないのに破壊され尽くした悲惨極まる現場をこの目で、と被災地入り。靴の町・長田区など各地を見て回った。横倒しになったままの墓石群のなかに、日本を洪水から救ったデ・レーケ=明治時代にお雇い工師として日本に渡り木曽三川分流に力を尽くしたオランダ人水理工師=の墓を見つけた日のことは永遠に忘れないだろう。

 第34回全国都道府県対抗女子駅伝が京都の西京極陸上競技場を発着点に9区間、42・195㌔で行われ、愛知が最終9区でエース鈴木亜由子(24)=日本郵政グループ=が群馬、兵庫、京都の3チームを抜き去る大逆転でトップに立ち劇的な初優勝を遂げた。「みんなの思いが1つになり、うれしい」と鈴木さん。大津市長選が17日投開票され、無所属で現職の越直美さん(40)が再選された。
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 きょうは日曜日。このところ寒い日が続く。ニュースによれば、あすは本州南岸を低気圧が通過するので関東地方を中心に東北、北陸など日本列島の各地で雪が降る、との予報。ここ尾張の地も一気に寒くなりそうだ。

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 〈この世の中めでたし楽しく〉の作品も。皆さんぜひ見てくださいね、と語る渡邊さん夫妻と作品の数々=すいとぴあ江南1階ギャラリーで
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 午後。妻の舞に誘われ、木曽川河畔の【すいとぴあ江南】へ。
 ここでリサイクルショップ「ミヌエット」のお客さんで常日ごろ、舞が大変お世話になっている方の創作手芸の作品展が行われているためだが、会場のすいとぴあ1階市民ギャラリーには手づくりによる見事な作品の数々が展示されており、感動した。作品展の正式名は〈夢見る現代創作展 渡邊きよ子〉。
 渡邊さんが折り紙や布切れ、ビー玉など主に小物を材料に、外枠なども100円ショップで買い求めるなどして心を込めつくった1作1作が並べられ、どの作品もこの世に光りを投げかけているような、そんな気がしたのである。

 中にはネジを巻くとオルゴールが美しい音色を奏でる昔なつかしい蓄音機付きの作品〈ぼくの好きな少女がおどっている〉も。ほかに〈金らんドンス〉〈何をあなたは夢みているの〉〈雪の中光りかがやく天使〉〈初夢をみてござる〉〈ふしぎの国のアリス〉〈カラスかわいやこちらへおいで〉などといった題で、どの作品も今の幸せ感がにじみ出た内容。思わず足を止めて見入る見学者1人ひとりの気持ちを温かくしている。
「作品づくりのヒントは週刊紙などで得ましたが、やはりひらめきですね。ひらめいたら、一気に集中して制作に挑みました。色合いにも気遣いし、題の名付け親は夫です」と笑顔で語る渡邊さん。彼女は交通事故に遭って不自由になった右手にもめげず、これら名作の数々を1つずつ丁寧に完成させ、作品展にこぎつけた。「作品展は今月30日までなので、皆さん。ぜひ見にきてくださいね」と話している。
 
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 NHKの大河ドラマ「真田丸」を2週連続で見たが、なかなか良い。何がよいか。今夜は2回目の〈決断〉だったが、何よりも深刻な局面に至りながらも、いつも笑いを絶やさない真田一家の家族的な雰囲気が、見る者をホッとさせる温かな構成、展開とでもいったらいいか。それから。堺雅人をはじめとする草刈正雄、内野聖陽、草笛光子、高畑淳子らの人間味あふれる好演も光っている。こんごを期待したい。
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【きょうの一文・ことば】
 自分は、どこまでも社会を調整するエアコンデンサーでありたい。(トリプルアクセスで転倒したフィギュアスケートの浅田真央の復帰劇については)「彼女はメダルを取るのではなく『スケートが好きだから戻ってきた』。それが全部に出ている。好きだから、やり続けているのです」「(自らのがんに触れ)がんが見つかって終わりじゃない。見つかってしまったら、自分は何を優先していくか。なんとなくイメージすることが大切だ。人生は続くのです」
=17日夜の東海テレビ『〈Mr・サンデー〉▽追悼…竹田圭吾さん残した言葉と貫いた志』のなかで。竹田さんが生前、番組で語っていたことば
※〈Mr・サンデー〉のコメンテーターを務めたジャーナリストの竹田さんは、ことし1月10日、すい臓がんで亡くなった。享年51歳。

【新聞テレビから】
☆『サンデー版大図解〈国会議事堂〉』、『伝えたい「日はまた昇る」 阪神大震災きょう21年 “息子”亡くした92歳』、『台湾総統に蔡(英文)氏 女性初8年ぶり民進党政権へ』、『社長遅刻出発前点呼せず 事故バス会社 法定額以下で受注』『大型バス不慣れ 深夜も経験浅く 事故の運転手』『生存者「車で帰りたくない」 心の傷ケア急務』、『ダイコー35社から委託 廃棄カツ 食品2200㌧受け入れ』、『田中恒成選手=多治見市在住。世界ボクシング機構ミニマム級王者。中京大2年。20歳=に「女神像」を贈呈 中日ぎふ体育顕彰』(17日付、中日朝刊)
☆『〈Sストーリー〉二つの大地震結ぶ――「阪神」きょう21年』『やり場なき声耳傾け 阪神の教訓東北の高齢者に生かす』『「独りじゃない」伝え 次世代へバトンつなぐ』、『〈クローズアップ2016〉中台、流動化の兆し 台湾政権交代 蔡氏、独立色は抑制』『〈中〉影響封じ込め 〈米〉緊張回避望む』、『尽きない悲しみ バス転落 仲間失いぼうぜん 負傷者「帰り車は嫌だ」』『安全軽視の果て 運行記録計の確認難航』『スキーバス「過酷」勤務 価格競争激化 運転手は高齢化』『バス転落 運行代金基準下回る ツアー会社提案か』、『闇に浮かぶ白川郷=16日夜、世界文化遺産の岐阜県白川村の白川郷合掌造り集落で冬の風物詩であるライトアップが始まった』、『■西川きよしさん、手術のため休養』、『名商大で照明消える センター試験 120人やり直し』(17日付、毎日朝刊)

一月十六日
 候補者のパレードやグッズのはん濫、投票賭博まで。ド派手な選挙で知られる台湾総統選が16日投開票され、最大野党・民進党の蔡英文主席(59)が2位の与党・国民党の朱立倫主席(54)に300万票の大差で初当選。初の女性総統誕生で民進党は8年ぶりに政権を奪回した。投票率は66・2%。前回74・4%を下回り過去最低だった。

 長野県軽井沢町で起きたスキーバス転落事故。多くの夢にあふれた若い命が、帰らぬ惨事となったがバス運行会社「イーエスピー」の高橋美作社長(54)が東京都羽村市の本社で記者会見。自らの役割でもある運転手の健康状態などを確認する出発前点呼をしていなかったことを明らかにすると同時に、目に涙を浮かべ陳謝した。
 カレーチェーン「CoCo壱番屋」の廃棄冷凍カツに端を発した廃棄物処理業者による横流し事件は、その後、東京から大阪へ、と日に日に不正の規模が拡大化している。
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 木曽川を渡った岐阜県各務原市での社交ダンスサークル。
 ワルツのインピタスターンなどをシャドーもまじえ、繰り返し学んだあとはタンゴのステップの基礎練習。全員、輪になって手と手を結んで繰り返しステップを踏んだ。ついでルンバの手の引っかけ。これはペアを組んだ男女相互のえも言われぬ気配というか、阿吽の呼吸が大切で、文学でいえば光る感性のようなものが欠かせない、とも。
 京子先生がおっしゃられるには〈こ指1本〉で女性のからだを自在に操る(動かす)ようにならなきゃあ、とも。ワルツは相手方の肩甲骨の下部分に手のひらの下の部分を温かく、かつ軟らかくあてがう。タンゴはそれよりも少し下に手をあてがう。「あてがったら、動かさないでね。ゴンちゃん」とは、レッスン仲間で往年の女優岸恵子に似た居酒屋女将のケイちゃん。

 毎日がトントントンと過ぎ去りゆく冬の季節だが、私の頭のなかはと言えば、ただひとつ。いつだって書くこと、小説のストーリーをどう組み立てるか。人々の胸、心を動かすにはどんな文を編んだら良いのか。寝ても覚めても、ただ、そのことばかりである。
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 大相撲初場所7日目の16日、私が期待する能登・穴水出身の東前頭11枚目の人気力士、遠藤(25)=本名遠藤聖大。追手風部屋=が休場、7日目に対戦が組まれていた輝(能登・七尾出身)が不戦勝となった。遠藤は、先場所から痛めていた右足首が捻挫の症状で状態がよくないため休場に踏み切ったという。再出場はしない方向のため3月の春場所での十両への転落が確実となった。2013年秋場所の新入幕いらい、今場所まで15場所連続で幕内を保ってきただけに、残念無念である。ここは、再起を祈るほかない。負けるな! エンドウ。
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【きょうの一文・ことば】
「人生で確かなことが3つある。死、税金、それからミシェルが大統領選に出ないことだ。これだけはいえる」
=16日付日経『〈Voice〉夫人の出馬「ない、ない、ない」』の記事のなかで。オバマ米大統領の確信にも似たことば

「選挙は有権者にとっては、お祭りなのだから。あれはあれでいいんじゃないの。(不正さえなければ)どんどん、やればいい。考えようによっては選挙への関心も高まると思うよ」
=16日夜のCBCテレビの『〈ニュースキャスター〉▽世界一派手!? 台湾選挙』を見ながら。妻の舞がポロリと

【新聞テレビから】
☆『センター試験始まる』、『早すぎる別れ 涙 バス事故悼む/負傷なお集中治療室』『大学生12人奪われた未来 長野・スキーバス転落 卒業控えたゼミ仲間■子どもの福祉へ情熱 友人ら「信じたくない」』『乗客に尾木さん教え子 大学生犠牲 憤り』『旅行会社など捜索』『土屋運転手宅を捜索』『旅行会社社長「重大さ実感」長野県警捜索』『運行管理ずさん 休憩「寄れそうなところに」』、『台湾総統選投票始まる 名物?賭博加熱 賭け金総額70億円』、『AIIB(アジアインフラ投資銀行)が本格始動 開業式典 習氏「重大な意義」』(16日付、中日夕刊)
☆『NY株1万6000㌦割れ 原油12年ぶり安値』、『「聖母」に熱い視線 ダ・ヴィンチ展』、『カツ購入業者を捜索 「ダイコー」転売実態解明へ 愛知県警』、『ヒトES細胞から「下垂体」組織 名大と理研「血圧低下や不妊治療に期待」』、『スキーバス転落 違法な運行管理常態化 過労運転疑いも』『「命綱」あれば無念 スキーバス転落 シートベルト「案内なし」』『事故現場、追悼の列』、『ケニア兵63人がソマリアで死亡 過激派(イスラム過激派アルシャバブが)襲撃』、『ホテル襲撃20人死亡(西アフリカの)ブルキナファソ テロ組織(イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ)が声明』(16日付、毎日夕刊)
☆『〈軽井沢町のバス事故〉片輪走行後に転落か スキーバス14人死亡 運行会社を家宅捜索』『乗客多数 ベルト未装着? ガードレール止めきれず』『悲しみのカーブ 軽井沢 スキーバス事故』『蛇行、横転バス大破 未明の車内懸命に脱出 すき間50㌢救助難航』『格安 満席の学生暗転「夜発」人気毎晩100台 「いつも笑顔」「愛されてた」就職や資格の夢絶たれ 「目を覚ませよ」響く怒声』『死亡運転手2人はベテラン 「なぜ危険な道を」旅行会社社長』、『豚カツ、メンチも横流し 廃棄不正問題 みのりフーズで確認』、『インフル全国的流行入り 9年ぶりの遅さ』、『林真須美死刑囚の接見妨害賠償命令 大阪地裁、国に33万円』、『★「片づけの魔法」全米1位』、『★岸井氏=岸井成格氏(71)=「NEWS23」アンカー降板へ』(16日付、中日朝刊)
☆『良縁を願ってロウソクに火 飛騨・三寺まいり』、『災害時要支援者 事前把握55%できず 74自治体本紙調査 消防などへ個人情報提供 条例整備遅れ』、『無言の遺族 涙こらえ』『直前にバス蛇行か 転落事故14人死亡 大学生12人犠牲 長野県警運行会社捜索』『尋常でないスピード』『闇夜の山道何が 現場に片側のタイヤ痕「狭く危険な場所」』『ツア―会社が謝罪 大型バス乗務4回目』『運行指示書 経路記載なし』『希望の未来無情 スキーバス転落 新生活迎えられず ゼミ旅行、ラガーマンも』、『カツ不正転売 ロース、メンチでも「産廃業者が隠避指示」 産廃業者からマグロ購入 みのりフーズ』、『トルコ選手も不正関与 ドーピング 国際陸連元幹部に賄賂』、『ヘイトスピーチ抑止条例 大阪市全国初の成立』、『岸井氏が専属契約へTBS番組に広く出演 4月1日付』(16日付、毎日朝刊)

一月十五日
 また大きな事故が起きた。

『笑顔の旅暗転 軽井沢バス14人死亡事故 車体「くの字」に』『未明の惨事 軽井沢スキーバス転落』『厳寒の峠うめき声』『突然衝撃 眠る客を襲う』など。夕刊の見出しに惨劇が目の前に迫る。

 バス転落を報じる新聞各紙と事故現場の映像(メーテレ〈報道ステーション〉から)
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 長野県軽井沢町の国道18号でスキーツアー客を乗せたバスが左側ガードレールに衝突、そのまま急カーブの坂道を右側車輪だけで片側走行(右タイヤのスリップ痕が約100㍍にわたって残されていた)、そのまま対向車線にはみ出し、道路右側の深さ約3㍍ある斜面の下に転落。乗客乗員41人のうち運転手2人を含む男性9人と女性5人の14人が死亡、27人がけがをするという大惨事が起きた。運転手をのぞく死者の全員が大学生だった。
 このニュースを見ながら30年前の1月28日、同じ長野県下の国道19号で日本福祉大学の学生ら46人を乗せ、志賀高原のスキー場に向かう途中だった三重交通バスが犀川の生坂ダムに転落、学生ら25人が亡くなり、小牧空港から現場に取材ヘリで急行。遺族の涙、涙の取材に携わった、あの日福大生スキーツアーバス転落事故を思い出した。
 なぜ、同じ事故が繰り返されてしまうのか。人間の宿命といおうか、何か見えない怪の如きものが働いているのか。あまりにも無慈悲かつ酷たらし過ぎる。合掌。

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 息子が社員旅行で滋賀県へ。夜、無事帰ったので安心した。滋賀の都は、かつて家族を前任の大垣に残し長い記者生活では初の単身記者生活を3年、過ごした土地である。それだけに、〈長浜まち歩きMAP〉や小冊子特集「琵琶湖に生きる沖島のくらし」、近江八幡のお菓子など粋な土産を手に帰宅した姿を前に、懐かしい日々がよみがえった。
 それにしても、左義長のころを新しい出発点として社員旅行だ、とは。ピリリと少々寒く厳しい季節ではあるが、発想が新鮮で社員の一体感も深まろうというものだ。つくづく息子は良い会社でお世話になっているな、と思った次第である。やはり、何事も年の始めが肝心。社業と社員全員のますますの発展と健康を心から願う。と思いつつ滋賀在任中、仲間たちと何度もうたった♪琵琶湖周航の歌が口をついて出た。
 小冊子には琵琶湖に浮かぶ沖島(滋賀県近江八幡市沖島町)のことと、島で三日三晩かけて行われる親鸞上人の報恩講のことなど日々の暮らしぶりが詳しく紹介されており、大変参考になった。私が在任中ずっと【〈うみのこ〉詩(うた)の旅】の題で、滋賀県内の児童らの詩を新聞紙面で紹介(びわ湖放送でも放映)させていただいたが、今から思えば沖島小の子たちから寄せられた詩が1番多かった。感受性豊かな島の子らの存在をあらためて思い知らされたのである。
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 本日付中日朝刊『奥西元死刑囚「司法に翻弄」 東海テレビ番組映画化 名古屋であすから上映』によれば、「苦しみ、悔しさ、あきらめ…。全ての感情を出し尽くしたような顔だった。ありのままを見てほしいと思った」とは、名張毒ぶどう酒事件の奥西元死刑囚をテーマにしたドキュメンタリー映画「ふたりの死刑囚」の監督を務めた東海テレビの記者鎌田麗香さん(30)。
 鎌田さんは昨年10月、東京・八王子医療刑務所に近い斎場でひつぎに納められた奥西元死刑囚の姿が報道陣に公開された際に見たときの表情を、こう表現。「ふたりの死刑囚」は16日から名古屋市千種区の名古屋シネマテークで上映されるが、鎌田さんは「(もう一人の元死刑囚袴田巌さん=79歳=も含め元死刑囚)二人を取り巻く現実を伝えることで『司法とは何か』を考えてもらうきっかけになれば」と話している。
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【きょうの一文・ことば】
(廃棄物との認識は。)との問いに答え
 ありません。ココさん(壱番屋)の商品だからね。三十枚入り一㌜が千円。つまり一枚三十円ぐらい。生肉を買ったって六十~七十円はする。お値打ちだなぁと。それを千二百円で売ったが、運送費や手間を考えれば利益は少ない。
(ダイコーを信用していた。)には
 ダイコーというより、商品を(信用していた)。ダイコーが産廃業者とは知っていたが、ココさんのきれいな箱入りで賞味期限も入っていた。サンプルを食べてもおいしかった。疑うことはなかった。報道で初めて知り裏切られた思いはある。
=15日付中日朝刊『廃棄カツ横流し「14年ごろから3回転売」「みのりフーズ」実質経営者一問一答』の中で。「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)の実質経営者、岡田正男さん(78歳)

『「業者に処分を頼む際、開封するとか再販できない方法があったはず」』=15日付中日朝刊『廃棄カツ横流し 「消費者ばかにするな」』の記事のなかで。スーパー「フードパークウオダイ」瑞穂店(名古屋市瑞穂区)に返品した地元男性会社員(53歳)の声。怒りの矛先は当然、壱番屋にも

【新聞テレビから】
☆『筆まつり 大筆が練る〈16、17日〉江南の北野天神社 奉納書道展は応募全作品を展示』『7万点の中から最高賞 古知野中の大森さん 明るい選挙啓発ポスター=江南市立古知野中学校3年大森万穂さんが平成27年度明るい選挙啓発ポスターコンクール中学校の部で、文部科学大臣・総務大臣賞に輝いた』(15日付、尾北ホームニュース)
☆『竜80きょう80歳 特別企画スタート 〈竜の履歴書since1936~激動の草創期~〉 第1回誕生』(15日付、中スポ)
☆『バス転落14人死亡 スキー客若者ら27人けが 東京深夜発 軽井沢の国道 予定外のルート走行』『2日前に行政処分 バス会社、健診受けさせず』『事故対策本部国交省が設置 バス会社を特別監査』、『パチンコ店強盗679万円奪い逃走 岩倉、刃物持った男』、『GPS捜査違法判断 名地裁、昨年の大阪に続き』、『廃棄カツ流通常態化か 愛知・岐阜県、解明急ぐ』『廃棄カツ販売 豊田でも判明』(15日付、中日夕刊)
☆『バス転落14人死亡 東京発のスキー客 軽井沢の国道27人けが 碓氷バイパス』『企画運行2社に厚労省立ち入り』『対策本部を設置 国交省』『厳寒の峠うめき声』『暗闇から「助けて」 軽井沢バス転落 下敷き、懸命救助 搬送先「頭部損傷目立つ」』『ゲレンデ行き暗転 運行会社が謝罪 「運転手2人 経歴10年超」』『閑散期になぜ いぶかしむ声』、『トルコ軍「200人殺害」 イラク・シリア対IS報復攻撃』、『ジャカルタテロ シリア滞在の男首謀か IS犯行声明 現場に不発弾6発』、『露ドーピング 国際陸連前会長が隠蔽 WADA(世界反ドーピング機構)、関与を公表』『東京五輪誘致中「協賛金400万㌦」』(15日付、毎日夕刊)
☆『ピカソをたどる◆1〈マラガ〉 光あふれる巨人の故郷(宮川まどか、写真も)』、『奥西元死刑囚「司法に翻弄」 東海テレビ番組映画化 名古屋であすから上映』『「90歳」誕生日に金山で支援集会』、『衆院定数10減を答申 有識者調査会 区割り5年ごと改定』『〈解説〉答申尊重 責任負う各党(政治部・木谷孝洋)』、『産棄カツ複数回横長しか ダイコー愛知で小売確認 チキンカツも流通』『ダイコー家宅捜索 愛知県警』、『ジャカルタ爆発 ISが犯行声明 民間人2人犠牲』、『校長ら賭けマージャンか 愛知県教委調査 尾張地方の県立高』、『平田被告の上告棄却 オウム事件 懲役9年確定へ』(15日付、中日朝刊)
☆『「被災地の木材活用」 新国立建築家隅研吾氏』、『北海道と青森震度5弱観測』、『ジャカルタ爆弾テロ 2人犠牲 ISが声明 5容疑者死亡』、『カツ転売以前から 愛知県調査 新たに5店舗判明』『廃棄カツ転売 食への信頼また損ね 販売店舗「自主回収」』、『宝くじ1880億円 米史上最高値の当選』(15日付、毎日朝刊)

一月十四日
 左義長。松の内で大役を終えた松飾りや注連縄など正月飾りを焚き上げる日本の文化だ。 
 徒然草第180段によれば 、平安時代、宮中の庭で青竹を束ねて立て毬杖(ぎちょう)3個を結びその上に扇子、短冊などを添え陰陽師が謡うなか、これを焼く行事があり、これを左義長といったという。この火にあたると若返るとか餅を焼いて食べると病気をしないとか、書き初めをかざしてそれが高く舞い上がると書が上手になるなど、とも。

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 要は年の始めにあたり、けがれを祓い清めて暖かい春の到来とその年の豊かな収穫を祈る行事で、その語源には鞠杖(ぎちょう。毬を打つ長柄の槌)に由来するとする説や、鳥追い行事との関連で鷺鳥(さぎちょう)の意味だとする説などがある。左義長にあやかってこの1年。舞の健康と無事が保たれるように、と祈った。
――ということで、「きょうは、左義長で焼いたお餅をお客さんから頂いたのでお腹がいっぱい」とは、妻の営むリサイクルショップ「ミヌエット」を訪れたところ、彼女から出た第一声だった。その一方で、女子会のかっこうの〈たまり場〉と言ってもいいミヌエットには、お菓子や韓国のキムチなどの差し入れも結構多い、とかで有り難いことだと感謝している。
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〈戦ひにあまたの人の失せしとふ島緑にて海に横たふ 天皇陛下〉
〈夕茜(ゆふあかね)に入りゆく一機若き日の吾(あ)がごとく行く旅人やある 皇后さま〉
 新春恒例の宮中行事「歌会始の儀」が皇居・宮殿「松の間」で行われた。ことしのお題は【人】で、天皇、皇后両陛下はじめ皇族方、一般の入選者らの歌が古式にのっとった節回しで朗詠された。※来年の歌会始のお題は【野】と決まり、宮内庁はこの日、応募要領を発表した。

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 インドネシアの首都ジャカルタで14日午前10時35分(日本時間午後零時35分)ごろ、手りゅう弾や銃で武装した男らによる自爆テロが連続して6回ほど起き、民間人2人を含む計7人が死亡、少なくとも19人が負傷、その後になり過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出したという。
 カレーチェーン「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋の廃棄用ビーフカツの横流し事件が愛知県内を中心とした弁当店やスーパー、鶏肉店など20数カ所に拡大。自民党の桜田義孝元文部科学副大臣(衆院千葉8区選出)が旧日本軍の従軍慰安婦を「職業としての売春婦だった」とした自らの発言を撤回。発言は何だったのか。
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【きょうの一文・ことば】
 戦後、上方落語の四天王といわれた四人の中でも「名人」と称するに足るのは春団治だけだった。噺(はなし)を練り上げることにかけては春団治を超える人はおらず、話芸を極めた。例えば「いかけ屋」の憎たらしい子どもたちの会話は絶品だったし、「代書」などでアホを描かせれば一頭地を抜いていた。舞踊の素養があり、所作がきれいで「皿屋敷」でお菊の幽霊が井戸から出てくるときの手つきなど、何でもないようで難しいしぐさが素晴らしかった。本当に惜しい。
=14日付中日夕刊『桂春団治さん死去 85歳 上方落語 最後の「四天王」』『温厚な人柄しのぶ 大須演芸場元席亭(足立秀夫さん、81歳)』の記事のなかで。雑誌「上方芸能」発行人で評論家の木津川計さんの話〈話芸を極めた名人〉

【新聞テレビから】
☆『阪神大震災「仮説銭湯」今も 悲しみ流し心温め21年』、『1000万人割り箸で結ぼう (不登校の問題に長年向き合ってきた)刈谷東高教諭(が)全国イベント企画』『東証、一時700円超安 NY株安や円高で反落』『日銀名古屋支店 東海3県の景気拡大宣言』、『サミット控え 名駅で爆弾テロ訓練』『ジャカルタで爆発 3人死亡報道、テロか』、『廃棄カツ、弁当・精肉店にも ダイコーを家宅捜索へ』『産廃業者、転売認める』(14日付、中日夕刊)
☆『歌会始「人」を題に』、『高座姿の美学貫く (3代目桂)春団治さん死去=9日に85歳で死去=、悼む弟子ら』、『「著作権譲らず」新国立デザインでザハ氏』、『SMAP分裂危機アジアで反響』、『刑法犯最小109万件 防犯カメラ普及 窃盗が減少 昨年・警察庁』『検挙率低迷32.5%』、『機械受注14.4%減 11月 中国減速響く』(14日付、毎日夕刊)
☆『くい打ち2社営業停止 元請けも指名停止処分』『住民「終わりにしないで」 くいデータ不正処分 補償求める声も』『「元請けに甘い」横浜のマンション住民』、『廃棄カツ業者が横流し 壱番屋製 愛知で5405枚販売』『転売1社は羽島の業者』『「お値打ち品」と紹介 廃棄カツ 業者、転売繰り返す スーパー困惑、怒り』、『スギ薬局本社「健康拠点」に 大府へ8月移転 高齢者雇用も』、『〈訃報〉長崎被爆体験語り部 広瀬方人(ひろせ・まさと=長崎の証言の会代表委員、前福島と長崎を結ぶ会代表。13日、肺腺がんのため死去、85歳)』(14日付、中日朝刊)
☆『一般教書演説 オバマ氏「脱・世界の警察」 忍耐と抑制 外交戦略』、『「原油安」出口見えず 30㌦割れ 需給環境1変』、『傑作「糸巻きの聖母」 ダ・ヴィンチ展16日開幕(江戸東京博物館)』、『豪華列車「世界最高」 JR東「四季島」3泊4日60万円以上』、『暖冬すくすくつやつや 弥富・金魚初市』、『国立がんセンター がん増殖遺伝子を発見 細胞を保護する働き 新たな治療薬開発に道』、『センバツ行進曲 西野カナさん「もしも運命の人がいるのなら」』(14日付、毎日朝刊)

一月十三日
 男子のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU−23サッカー(23歳以下)のアジア選手権が13日、カタール・ドーハで行われ、1次リーグB組の日本は北朝鮮との初戦に1―0で勝った。カレーチェーン「CoCo壱番屋」の壱番屋(本社・愛知県一宮市)が製造工程で異物(合成樹脂片)が混入したため廃棄処分したはずの冷凍ビーフカツを、産廃処分業者ダイコー(愛知県稲沢市)が不正に転売していた事実が明るみに。
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 私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」のリンクコーナーで長年皆さまに喜ばれ、親しまれてきたうちの2件を、昨年限りの店じまいなどの理由から削除することに。いずれも、この地方の名物紹介だっただけに寂しい気がする。でも、これも時の流れなのかも知れない。
 二者の弥栄を、心から願う。そして。これまで本当にありがとう、との感謝の心も込め。
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 韓国の朴槿恵大統領が13日、国民向け談話と記者会見を行い、4度目の核実験をした北朝鮮の制裁強化に触れ「中国が安保理常任理事国として必要な役割を果たしてくれるもの、と信じている。中国の役割は重要で、必要な措置がなければ今後、5度目、6度目の核実験も止められなくなる」と中国をけん制。

 元プロ野球中日ドラゴンズのエースで活躍、オリオールズからフリーエージェント(FA)となった台湾出身の先発左腕チェン投手(30歳)がマーリーンズと総額8000万㌦(約94億4000万円)の5年契約で合意したという。
 チェンといえば、2004年に中日に入団。11年までに通算36勝30敗、防御率2・59を残している。2012年にオリオールズ入り、4年間で3度の2桁勝利をするなど活躍。今回の大型契約は投手では球団史上最高額になるという。
 あの中日最強時代を支えた投手チェンが。ここまでよく頑張ってきたな、というのが実感である。絶えなき努力と実績で大リーグへの夢を実らせたよい例と言っていい。
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【きょうの一文・ことば】
 多くのパートは家計が苦しくなったから働くのです。景気がよくなったから、ではない。
=13日行われた衆議院予算委員会で質問に立った民主党の山尾志桜里議員が安倍首相に対してこう追及した

【新聞テレビから】
☆『米大統領IS根絶に全力 最後の一般教書演説』、『ドコモ、東海の工事半年前倒し 震災に備え圏外減らせ』、『SMAPの4人独立協議 木村(拓哉)さんはジャニーズ残留へ』『「存続して」「ショック」SMAP独立協議驚きの声』、『同居の男「湯かけた」狭山女児死亡 虐待拍車か』、『Jidaigekiいざ好機? 伊勢安土桃山文化村、誘客へ気勢』(13日付、中日夕刊)
☆『トルコのテロISと断定 市民「治安悪化の一方」』『「テロ自由の敵」 独首相声明発表』、『一般教書演説 党派対立の緩和必要 オバマ氏 格差拡大解消へ』、『朴大統領 実効性ある制裁を 対北朝鮮、中国の貢献求め』、『原油12年ぶり(1バレル=)30㌦割れ 中国の景気減速影響』、『ピロリ菌病原物質血液で運搬 京大など研究 疑いの病気 除菌治療有効か』、『遭難外国人6人を救助長野のスキー場 コース外で迷う 豪の6人下山 福島のスキー場』、『大輪咲かす冬牡丹 名古屋・徳川園』、『夏季五輪6カ国語辞典 足かけ20年種目増加にもルール変更にも負けず さいたまの86歳(本多英男さん)』(13日付、毎日夕刊)
☆『高浜差し止め提訴へ 福井の住民ら「3・11」目指す』、『電気代生活形態で8種類 二世帯同居など4%安く 中電が家庭用新プラン』、『トルコISテロ 10人死亡 観光 
名所で自爆、15人負傷』、『豊田市税改正ショック 頼みの法人住民税半減予想』『国の再
分配策 影響出る自治体他にも』、『特定秘密 検査院に提供 内閣官房 憲法90条踏まえ
通達』(13日付、中日朝刊)
☆『東証6日続落479円安 年初から1814円下落』『中国減速 負の連鎖 オイルマネー引き揚げ』、『中電料金最大5%割安 標準家庭1~3%下げ 4月自由化』、『トルコ爆発10人死亡 イスタンブール IS関与テロか』、『未来は私たちが選びます 名古屋の高校(県立南陽高校、名古屋市港区)で模擬投票』、『NHK事業収入 初の7000億円超え 来年度予算』、『組関係者でも保証有効 最高裁 融資前の調査前提に』(13日付、毎日朝刊)

一月十二日
 このところは冬らしい寒さが続いている。

 北海道陸別町で氷点下23.9度を記録。東京は平年に比べ9日遅い初雪。トルコのイスタンブールでは観光名所ブルーモスクやアヤソフィア博物館近くの旧市街地でシリア人と見られる男が自爆テロ、10人が死亡し、15人がケガをしたという。
 福岡高裁宮崎支部が強姦罪に問われた鹿児島市の男性被告(23)の控訴審判決で懲役4年とした一審判決を破棄、逆転無罪を言い渡した。高裁でDNA型を再鑑定したところ、被害を訴えた女性の体内から別人のDNA型が検出されたためで「女性の証言は信用できない」と判断したためだ。
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 文学界2月号と角川ソフイア文庫の新版百人一首を手に名鉄と地下鉄鶴舞線を乗り継いで大須へ。ことし初めての横笛レッスンのためだが、車内で読んだ昔の人の歌の数々にあらためて感銘を受けた。
 なかの2句は、といえば。
♪ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くゞるとは  在原業平朝臣
♪逢事のたえてしなくはなかなかに人をも身をもうらみざらまし  中納言朝忠
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 中日夕歩道によれば大相撲のラジオ中継が初めて放送されたのが昭和3年(1928年)の今日。それに合わせて設けられたのが、それまで無制限だった仕切り時間が幕内10分、十両7分に決められた、とのこと。仕切り時間はその後、幕内4分、十両3分に短縮されたが、無制限の仕切り時間のなかで行われた大相撲を一度見てみたかった、と思うのは私だけか。阿吽の呼吸があうには、それこそ観客の心までがひとつになった時ではなかったか。
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【きょうの一文・ことば】
 涙はなくしてもめごと多し
=ことし初の横笛レッスンの席で。世間話のなかで師匠の口から、ふと出た教訓

【新聞テレビから】
☆『(ふ)っこうの 歩み伝える 浪江カルタ』『避難児童ら作製 米原など支援団体に届く』、『FIFAバロンドール メッシ(バルセロナ、アルゼンチン代表)最多5度目』『陰り見られぬ得点力 28歳 仲間に感謝』、『東証6営業日続落 一時400円超 原油安も止まらず』、『〈論説委員のワールド観望〉北朝鮮女性楽団の光と影(山本勇二)』『8㍉映画クールジャパン ベルリン映画祭など 園監督ら作品特集』、『皇居で「講書始の儀」 名大名誉教授ら講義』、『強姦罪の男性に逆転無罪 高裁宮崎支部判決 別人のDNA検出』、『岐阜の2信金合併「大垣西濃」が発足』、『CG・3Dプリンターで精巧表現 瀬戸の置物未来の風 どんな原画でも製品化』(12日付、中日夕刊)
☆『原油急落一時(1バレル=)30㌦台 NY市場 12年ぶり水準』『東証一時350円安』『経営黒字2.6倍 11月国際収支 訪日客が貢献』、『イラクでテロ48人死亡 首都や近郊 ISが犯行声明』、『トヨタ新型レクサス初公開 北米国際自動車ショー』、『日米韓16日次官協議 対北朝鮮へ連携確認』『米露外相電話で北朝鮮対応協議』『核実験の種類を韓国特定できず』(12日付、毎日夕刊)
☆『室町伝統元服式 15歳が“成人”に 元徳山村民の子ら』、『「象牙の違法取引促進」 米環境団体 日本の財団を批判』、『トヨタ労組ベア3000円要求へ 物価上昇鈍く、15年の半額』、『デビッド・ボウイさん死去 69歳殿堂入り英ロック歌手』、『「阪神大震災語り継ぐ」 新成人全て被災後誕生』(12日付、中日朝刊)
☆『ビキニ被ばく労災申請へ がん発症元船員ら 福竜丸以外』、『東海大仰星4度目V 全国高校ラグビー桐蔭学園降す』、『戦中の強制連行 中国送還元担当の手記 秋田の三菱鉱山「報復に恐怖」』、『「最高度の警戒」維持 在韓米軍 北朝鮮挑発に備え』(12日付、毎日朝刊)

一月十一日
 成人の日。ことし日本の新成人は121万人。1昨年と並び過去最少だそうだ。そしてきょうは、あの東日本大震災から4年10カ月の月命日。宮城県でなお1237人、福島県でも198人が行方知れずのままである。

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 午後、野菜畑エデンの東へ。
 私は、もう少し土の中においてやり、もっと大きく育ったあとで収穫したかったのだが。舞の「種をまくのが遅かったから、そんなには大きくならないはず。だったら、早く抜いてあげた方が土のためにも、ダイコンのためにもよい」との一方的かつ独断専行的な勝手な判断もあり、土中から頭を出していた半分ほどが根っこごと引き抜かれた。

 アッという間に引き拔かれた可哀想なダイコンたちと収穫直前の様子、まだまだ「ままごと遊び」の域から脱せない=野菜畑エデンの東で
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 ちいさな生きものがいとも簡単に引き抜かれていく。そのさまを見て私はなんだか、ダイコンたちがかわいそうでたまらなくなり、初収穫の喜びというか、感慨というようなものは少しも感じなかった。そうと決めたら押し通す、彼女の強い性格は昔から少しも変わらない。私自身、情けないことではあるが、ただ見守るばかりだった。

 夜。ダイコンさんたちは、さっそく鍋ものの1部として使われたが、口に入れるとトロケてしまいそうな味は美味しさを通り越し、罪悪感の如きものを感じた。ただ、農業のことはまだよくは分かっていないので「早いうちに取って食べてあげた方がダイコンたちも救われる」といった言葉を信じるほかない。この日彼女はほかにも畝1列分の葱の上部だけを切り取った。恰好だけを見ていると、もはやいっぱしの農婦である。

 文句を言いながらもテキパキやってくれ、それにやることがとても早いので助かることは助かるのだが…。昔、新聞社の通信局部に地方記者として居たころ、彼女の手際の良さに「韋駄天のタツ」どの=彼女は俳句と短歌のペンネームは舞子だが本名は、たつ江なので=と名付け、半分冗談で呼んでいた時期もあるが、振り返れば懐かしい限りだ。
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 歌手で俳優の英国の伝説的ロックスター、デビッド・ボウイさんがガンで死去。69歳、ロックで亡くなる、とは彼らしいの声も。青森県南部町では震度5弱の地震。NHKアナウンサー塚本堅一容疑者(37)=東京・文京区=が危険ドラッグを所持したとして厚労省の麻薬Gメンに医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕された。
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【きょうの一文・ことば】
〜ネパール大地震  支援活動その15−① 今年も頑張ります!〜
 昨年からの燃料不足、すこ〜し改善されたような感じです…/といってもインドとの国境は依然封鎖状態ですが、隙間から(笑)運んでいるみたいです。/通常の2〜3倍のお金を払えば、なんとかガソリン、ガスも手に入ります。/しかし、ネパール人って、ホント辛抱強いですよ。
 新年を迎え、私たちも支援活動再開です。/日本の皆様からお預かりした義捐金の一部を、ロータリアンの奥さんの会「インナーウィール・クラブ」のニューロードシティー支部に託して、一人住まいの高齢女性の家を再建しました。/今日はその授与式です。/お祝いに食器等をプレゼントしました。
=カトマンズを拠点にネパール大地震の復興支援活動を進める愛知県稲沢市出身の長谷川裕子さんから届いたフェイスブックによる近況報告。9日午後、写真付きで届いた

【新聞テレビから】
☆『インタビュー長渕剛▽魂の10万人ライブ▽新成人への言葉』(11日夜、NHK総合)
☆『大人の一歩目に誓う 桐生選手リオ決勝への「超」越 被災3県古里復興させる』『新成人の逮捕相次ぐ』『和歌山で傷害 男性意識不明 静岡では車暴走』『運営ボランティアに酒を吹き掛けた疑い 豊田の男、暴行容疑』、『米爆撃機北朝鮮けん制 核実験に対抗 韓国で低空飛行』、『子どもの健康や差別続く苦悩 福島の母親「不安」半数超』、『首相「改憲勢力3分の2に」夏の参院選、一部野党含め』、『〈訃報〉竹田圭吾氏(たけだけいご=ジャーナリスト、編集者)10日、すい臓がんのため死去、51歳。東京都出身』(11日付、中日朝刊)
☆『新成人 御岳で不明 晴れの舞台に写真と愛用品 刈谷』『古里・楢葉で73人が再会 原発事故後初 飛躍誓う「世界を舞台に」名古屋・名東 世界チャンプ=世界ボクシング機構ミニマム級チャンピオンの田中恒成さん(中京大2年)= 「自覚を持って」多治見』、『ぼうさい甲子園「防災は夢を守ること」 グランプリ(愛知県半田市)亀崎小が活動報告』、『■高見順賞に財部さんと川口さん』、『エボラ熱一部マラリア薬が有効 国境なき医師団 死亡率31%低下』、『米、B52爆撃機韓国派遣 低空飛行で北朝鮮けん制』、『正恩氏「自衛的措置」核実験』(11日付、毎日朝刊)

一月十日
 NHK総合の大河ドラマ『真田丸』が注視のなか〈船出〉でスタート。西宮市西宮神社の230㍍先にある本殿めがけて境内を走り抜ける正月恒例の走りぬけ。午前6時、太鼓の音が鳴り響いて門が開かれると、参加約6000人の中からクジで決まった先頭グループ108人が飛び出しトップの1番福は、兵庫県明石市の高校1年水田道成さん(16歳)が勝ち取った。「多くの人にお世話になっているので、そういう人たちに幸せを与えられたらいい」とは水田さん。

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 舞台そでにズラリ掲げられたスポンサーの名前が入った提灯と舞台が開く前の大須演芸場観客席の様子。この日は団体客も詰めかけた(開催中の舞台そのものは写真やビデオ撮影が禁じられている)
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 妻の舞に連れられて新生の大須演芸場へ。やはり、足を運んでみてよかった。番組は一、落語 林家はな平 一、講談 古池鱗林(りんりん) 一、漫才 アンダーポイント 一、落語 林家うん平 一、コント コント山口君と竹田君 仲入り 一、江戸曲独楽 柳家三亀司 一、お座敷踊り 名妓連 一、漫才 青空球児・好児だったが、全ての演目に芸人それぞれの意気込みと魂が感じられ、内容も面白くかつ、厳しい芸能界の一端も垣間見ることができた。
 家を朝早く出ての第一部鑑賞となったが、会場は再生した大須演芸場を応援しようとする観客でいっぱいだった。中央と両袖には応援企業やお店、料理屋、団体名などが書かれた白と赤の飾り提灯がズラリ並び、舞台中央に掲げられた右から左に描かれた〈千客萬来〉の字も従来のままで、かつて今は亡き都々逸漫談の師匠柳家小三亀松さんを取材で訪れたころが懐かしく思われた。
 私は入り口でスタッフの女性の1人に「足立さん(かつての席亭)は」と敢えてお聞きしてみたが「ここには、もうおいでになりません」との返事。寂しさと同時に流れる時代を感じたのである。場内が何度も爆笑の渦と化した見事な話芸を披露してくれた林家一門ふたつ目の林家はな平さん、さらには名古屋びとにこだわった講談が光ったリンリンさんの名演など。書き出したら留まらないのできょうのところは、この辺りにしておきたい。
 いずれにせよ、名古屋の芸を応援するためにもこれからも見に行かねば、という気持ちになったことは間違いない。他の観客もそう思っただろう。なにしろ、ここでしか見られない芸の数々が見られるのだから。1人でも多くに足を運んでいただかなアカンと思う。
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 帰りに大須商店街をふたりで歩き、ふらり入った店が東仁王門通りの創作串料理・プチ割烹「くらげぼし」なる店。ここで、〈ひとくちずつ〉なるお酒付きメニューとランチをたのんで食べたが、値段もそんなに高くなく逸品だった。「くらげぼし」の店名が気になったので聞くと若いオーナーシェフ曰く「僕は、よく空の星を見ますが双子座の下にあるくらげ星雲が好きなので。夢を叶えるためにこの名前にしました」と。空の星雲に夢かけているとは。なんともロマンチックなひとときとなったのである。
 食事のあとは、そのまま人、人、人で満ちあふれた商店街をカッポし、続いて地下鉄鶴舞線の上前津駅近くにある【いわて・陸前高田復興支援産直プラザ〈みちのく屋〉】に寄る。ここで東北名産の原酒雪っこやお寿司などを買って、上前津で地下鉄に乗って帰った。玄関のドアを開けると、愛猫こすも・ここがニャア、ニャアンと甘えた声で出迎えてくれ、元気を取り戻してくれていたので安心したのである。
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 テレビはベッキーなる女性タレントの不倫騒動で賑わしいが、私に言わせれば「ベッキーと聞いても、なんのことやら、よく分からない。こんなに時間を割くほどのことがあるのかな」と正直、疑問を感じた。

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 東電福島第一原発事故で全町避難がつづく福島県双葉町の伝統行事「双葉町ダルマ市」が避難先のいわき市で9日開かれ、5年ぶりに巨大だるま引き合戦が復活した。この日はいわき市の南台仮設住宅に高さ3・3㍍、重さ700㌔のだるまが登場。住民200人が東西に分かれ「せーの」の掛け声で綱を引き合ったが、結果は優劣なしの1勝1敗1分けの引き分けに。東が勝てば商売繁盛と家内安全、西なら無病息災、身体堅固とのことだったが、引き分けなので「いずれもかなう」とのめでたい審判とあいなった。
 滋賀県守山市の勝部神社では同じ日、最大径4㍍もあるほうき状の巨大たいまつ12基に一斉に火が放たれ、夜空を焦がす「勝部の火まつり」が勇壮に営まれた。炎の周りでは紅白のふんどし姿の男たちが威勢のいい掛け声とともに乱舞し、無病息災を祈願。この火まつり。鎌倉時代に土御門天皇に取り付いた大蛇を焼き払うと病が治ったという言い伝えに由来し、800年以上の歴史を誇るという。
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【きょうの一文・ことば】
 新年を迎え、おせちを前にふと思い起こすことがある。米海軍の語学将校時代に翻訳した日本兵の日記だ。海軍が南洋の島で日本軍の遺留品として回収した日記にこんな記載があった。
「戦地で迎えた正月。十三粒の豆を七人で分け、ささやかに祝う」
 物量で勝る米軍の攻撃に追い詰められ、補給路も絶たれて孤立した七人。この直後に玉砕したのだろう。思いをはせると胸が苦しくなる。
 日記とは不思議なものである。……
=10日付中日朝刊『〈ドナルド・キーンの東京下町日記〉書き手の心に触れ 日記文学への思い』の記事のなかで。日本文学研究者ドナルド・キーンさん

【新聞テレビから】
☆『復興へ起き上がれ 福島・双葉町』、『愛知県生物多様性保全へ国境越え自治体連合』、『担い手確保へ岐阜県奮発 消防団員雇用最大で200万控除』、『若者よ失敗は財産 名古屋 赤崎さん、山中さん対談』、『かるた新名人に川崎さんクイーン坪田さん初防衛』、『三菱マテ爆発書類送検へ三重県警、元責任者ら数人』『「安全な工場を」三回忌関係者誓う』、『女児移植かなわず脳死、臓器提供 命のリレー足跡永遠に経験語り1年両親「娘が活躍」』『移植待つ18歳未満が三重で脳死臓器提供 腎臓は名古屋で男性へ』、『不明の友と大人の一歩〈御嶽山噴火〉 刈谷の成人式、同級生が愛用品展示』、『★オホーツク海に初流氷=北海道網走市の北約280㌔の海上に、幅約5㌔の帯状で広がっていた。網走地方気象台によると、オホーツク海全体の流氷面積は例年並み。北海道沿岸から肉眼で見える「流氷初日」は平年並みの1月下旬を見込んでいるという)』、『奄美で震度4』(10日付中日付)
☆『(福島県双葉町で)5年ぶり ダルマと笑顔』、『震災負けない忘れない 全国高専ラグビー 仙台高専・名取3連覇 地元元気付けたい』『被災者を思い「帰郷コール」2万回 兵庫県嘱託岡部さん』、『昨年世界販売2%減 VWに二重の打撃 新興国不振排ガス不正 トヨタ首位確実』、『対北朝鮮警戒強化 日英防衛相が連携確認』、『Sストーリー 最果ての地に慰霊碑――シベリア抑留者 娘の苦闘』『母の無念引き継ぐ 11年がかり「閉鎖都市」の壁乗り越え 一人眠る父に会いに』『死の真相 今も分からず』、『「緊張激化望まず」 イラン外相、国連総長に書簡 サウジも戦争否定』、『米国、食料搬入を要求 シリア アサド政権包囲の町 餓死者も』、『2度脱獄の麻薬王 再び拘束 メキシコ 自身描いた映画公開直前』、『ヘイト集会拒否できる 東京弁護士会パンフ作製 自治体に配布』(10日付、毎日朝刊)

一月九日
 雲が流れ、信号が変わる。私はことし初めて愛車で木曽川に架かる愛岐大橋を渡り、岐阜県に足を踏み入れた。
―こんなふうに書くと、なぜか大げさ過ぎるのだが。日々、感じたままをメモに書き留めている、そのホンの1小節が冒頭の下りである。

 というわけで、きょうは快晴のなか、各務原へ。
 蘇原コミュニティセンター集会室でのことし初めての社交ダンスサークルのレッスンに参加するためである。きょうは、ワルツのロアを入れたU字型ステップと、新しくツー・ウエイと呼ばれるタンゴの足の運び方を主に学んだが、タンゴを踊る際の糸を引くような足運び、CBM(シービーエム=コントラリー・ボディー・ムーブメント)など社交ダンスのステップは踏めば踏むほど奥が深いことを今更ながらに痛感した。
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 長女猫こすも・ここの容態を気にしながらの1日だったが、次第にいつもの調子に戻ってきたようだ。やはり、寒いのでジッとしているのかもしれない。夜、風呂あがりの私の横にきていつものように黙って私の横に座り、「オトンきたよ。大丈夫だから。心配しないで」といった顔で私を見上げてくれた時には、それこそ涙が溢れてしまったのである。そこには、「ここ、元気で長生きするんだよ」と心のなかで励ます自分がいた。
 わが愛するこすも・ここは、いつもと何らかわりない。
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 東日本大震災の復興支援を目的としたフィギュアスケートの「NHK杯スペシャルエキシビジョン」が盛岡市のアイスアリーナで行われ、仙台市出身の羽生結弦(ANA)や名古屋出身の浅田真央(中京大)らが震災復興への願いを込め、「天と地のレクイエム」(羽生)や「踊るリッツの夜」(浅田)などを華麗に舞った。この日は荒川静香さんらと復興支援ソング「花は咲く」で競演する場面もみられた。
 羽生が「楽しそうな子どもたちを見て、未来を感じました」と言えば、浅田も「またがんばって復帰して、とエールを送られ逆に元気をもらえました」の弁。多くの人が泣いた東日本大震災の被災地は、ことし丸5年目を迎える。
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【きょうの一文・ことば】
♪(二〇一六・一・一)あるだけの 筆をならべて 書初す  林 貞
=年賀状をあらためて読みなおしていたら、大垣支局時代に私たちが大変、お世話になった書家〈はやし・さださん、林汀園さん〉から届いた賀状に、こうあった。賀状には「晩学で覚えた俳句を書いてみましたが大照れ」のことばまでが添えられ、懐かしく感じた

【新聞テレビから】
☆『〈NHKスペシャル〉シリーズ激動の世界 大越健介が現地ルポ! テロと難民揺れる欧州 極右集団と市民が衝突 EU終わりの始まりか』(9日夜、NHK総合)
☆『トヨタ世界販売首位 15年1010万台超で4年連続』『北米生産が最多 初の200万台超え』、『NY株3日続落167㌦安』、『江田(五月)元参院議長が引退へ』、『夢乗せロケット交流 組み立て飛鳥村 打ち上げ南種子町「村のメダカ宇宙に」』、『〈物々交換〉カニ輸出水族館の知恵 蒲郡 魅力ある海外の生物入手』、『中国春節祭 栄に舞う』、『岐阜刑務所長を更迭 賭けマージャン 職員も注意処分』『麻薬王メキシコで拘束 2度脱獄 銃撃戦の末に』(9日付、中日夕刊)
☆『津波の怖さ千年後に教訓を 岩手・大船渡製菓会社元専務 実話基に紙芝居10作品』『「福男」東西被災地つなぐ 兵庫の神社 釜石「避難」優勝者が開門役』、『核実験「戦争の瀬戸際に」 北朝鮮高官 韓国宣伝放送を批判』『平壌は祝賀ムード 日常生活変化なし』
』『世界中で入港禁止 北朝鮮船一部 米、制裁決議案』、『NY株週間1000㌦下げ 3日続落167㌦安』『4カ月ぶり円高水準に 一時117円21銭』、『神牛取り囲み 道真公ずらり 名古屋・上野天満宮』、『VW13年ぶり前年割れ 排ガス問題影響 昨年世界販売2%減』、『ヒトラー「わが闘争」再出版 ドイツ批判的注釈付け』(9日付、毎日夕刊)
☆『ミライ(燃料電池車)今月から増産 トヨタ、3倍の年2000台に』、『松阪にニホンオオカミ? 山林などに獣の足跡 早大探検部OBら調査へ』、『大音響の心理戦=韓国軍が8日、北朝鮮の核実験への対抗措置として、南北軍事境界線近くで拡声器による政治宣伝放送を約4カ月ぶりに再開』、『東京書籍も教員に謝礼 名古屋で会議 検定中教科書見せる』(9日付、中日朝刊)
☆『〈がんばってます 福島〉再生エネ民間の力で 支援基金(「ふくしま自然エネルギー基金)設立へ』『アニメ通し伝える「いま」 県が制作 共感の輪を世界に』『避難者10万人割る 新居、復興住宅入居進み』、『249人が立候補準備 今夏参院選 改憲勢力3分の2焦点』、『首相「北朝鮮に断固対応」 核実験 衆参両院が抗議決議』(9日付、毎日朝刊)

一月八日
 8日の東京株式市場。
 中国経済の先行きと原油安など世界経済への不安感もあって日経平均株価が続落、終値は前日比69円38銭安の1万7697円96銭に。年明けから5日連続の下落は、戦後1949年5月に東京証券取引所が再開されてから初の事態で下げ幅は1335円に達した。熊本市の化血研が国の承認と異なる方法で血液製剤などを製造した問題で厚労省が化血研に110日間の業務停止命令。
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 1月もアッという間に、もう8日だ。
 松の内も終わったところで「熱砂」同人一同の名前入りで新年のあいさつを【WORLD WINDOW―世界の窓―】欄で公開させていただいた。サウジアラビアとイランの国交断絶、北アフリカなどで相次ぐテロの続発、そしてその悲劇に追い打ちをかけた北朝鮮の水爆実験と世界じゅうが一触即発の危機と不安の渦の中にあるだけに、メッセージは同人全員の願いでもある平和への希求を第一とした内容とした。

 きのうからわが家の長女、愛猫こすも・ここが定位置を動こうとしないので心配している。彼女はポーズをとるのがうまいので主人の関心を引くためか、と思ってもみるがそうでもないらしい。いつも夜、風呂あがりに私が茶の間のテレビの前にドッカと座ると決まってすぐそばに来て座ってくれるのに。きのう、きょうと私のデスク横の定位置で横たわったままで微動だにせず動こうとしないので心配だ。
 夜。帰宅した息子もこすも・ここの異常さに勘付いたらしく、ストーブを部屋に持ち込むなどアレコレと気を遣ってくれているが、今夜段階では特に変化はない。齢も歳なので、このまま老衰し死んでしまわないか、と心配である。でも、時折思いつきでもしたように力強い両手で顔をゴシゴシこすってふくなどしているところを見ると、ここ2、3日冬本来の厳しい寒さがぶり返してきたから、それでサボリを決め込んでいるだけかも知れない。
 しばらく、このままソッとして様子を見守ろう。

 舞はそんな、彼女のことを心配して茶碗に入れた水を枕元まで運んで飲ませたりしている。こちらはよく飲むので心配ない、とは思うのだが。私がその後に舞を見習って彼女の大好物でもある猫缶を与えたが、こちらはプイと顔をそむけてしまい相手にはしてくれなかったのである。あぁ~
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 第一生命保険が「大人になったらなりたいもの」のアンケート結果を発表したが、男の子の1位は6年連続で「サッカー選手」、女の子はパティシエやケーキ店の人気が根強く19年連続で「食べ物屋さん」だった。
 男の子は以下、2位が野球選手、3位が警察官・刑事、4位電車・バス・車の運転士、5位大工さん、6位お医者さん、7位食べ物屋さん、8位学者・博士の順。女の子は2位が保育園・幼稚園の先生、3位看護師さん、4位お医者さん、5位学校の先生(習い事の先生)、6位歌手・タレント・芸人、7位飼育係・ペット屋さん・調教師、8位デザイナーの順。
 これを大人たちは、どう見るのか。この結果を見る限り、身近な職業にあこがれる、こどもたちの姿が浮かび上がってくる。
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【きょうの一文・ことば】
「心臓が打つ脈が指の先まで伝わり、自分の力で生きていると感じられた」「地元の方々やドナーさんなどに助けてもらった。自分も困っている人を助けてあげられる人になりたい」
=8日付中日朝刊『「自分も人を助けたい」 半田 米で心臓移植の堀井君』の記事のなかで。米国で昨年5月に心臓手術を受けた愛知県半田市の中学1年生堀井敬太君(13)が記者会見して語った

【新聞テレビから】
☆『前田ドジャース入団 背番号「18」 8年、29億5000万円』、『パワハラ自殺訴訟和解 岐阜県と職員遺族9600万円で』『〈街が変わる リニア本格着工〉ナナちゃん生かす再開発を 名鉄も関心 人集まる「広場」設置 名工大准教授が提唱』、『参院が対北抗議決議 核実験 衆院も今夕採択へ』、『NY株続落、392㌦安』『中国にらみ東証乱高下』、『〈G7 2016〉三重の地酒で世界を笑顔に 夕食会「乾杯」狙い商品開発に力』、『「クロ現」国谷氏 降板へ』(8日付、中日夕刊)
☆『イスラム女性華やか 伊ブランド、ヘジャブ(スカーフ)やアバヤ(全身を覆う黒い衣装)発表』、『個人番号カード無料公布始まる』、『北朝鮮核実験 米「中国は圧力強化を」外相協議 従来の対応批判』『韓国、宣伝放送再開 緊張高まる』『中国、国境の町で嘆き 観光・交流に停滞予想』『首相「水爆考えにくい」』、『東証荒い値動き 中国、中東先行き懸念』、『9年ぶり年越し 高温多雨が一因 インフルエンザ流行まだ』、『懐かしの音色人集う 市民からレコード1万枚 津市大門の商店街』、『中3飛び降り自殺か 始業式前の校内で発見 菰野』(8日付、毎日夕刊)
☆『〈北朝鮮 核の挑発1〉結束狙う足元火の車』、『菜の花もう満開 虹のアーチ共演(滋賀県守山市で。中村千春撮影)』、『空自隊員自殺国を提訴 大津地裁遺族、7900万円賠償請求』、『5300年前のミイラ「アイスマン」(復元像)。胃に悩みを抱えていた?』、『別れ乗り越え新たなページ 暴行死の親友へ漫画連載 錦の事件』、『改憲案各党支持に意欲 首相、国会発議踏まえ』、『民間の力歴史的建物再生 ネット資金公募 名古屋市が後押し』、『NHK系また着服疑惑 社員、架空発注で500万円』、『回送バス暴走アパート突入 東京運転手けが』(8日付、中日朝刊)
☆『がん情報 国が一元管理 全患者対象にスタート 米や韓国既に事業化』、『東電料金最大5%割引 4月自由化 標準家庭は1%』、『「サウジ、大使館空爆」 イエメン イランが非難』、『対北朝鮮 日米韓連携で一致 首相、朴氏と電話協議 政府、制裁拡大検討』『〈強硬 北朝鮮㊤〉正恩氏「強国」に執着』、『佐藤被告が起訴内容を一部否認 碧南夫婦強殺』、『ホテルで火災 客の女性死亡 東京・歌舞伎町』、『学生団員9年間で2.4倍 3000人超 消防団に若い力 就活に有利? 認証制度などで獲得へ本腰』(8日付、毎日朝刊)

一月七日
 私も所属する日本ペンクラブ(浅田次郎会長)が北朝鮮の核実験に強く抗議する声明を発表。声明は「無謀な行為と傲岸不遜な態度に、私たちは慄然とする」「核の時代は一日も早く終わらせなければならない」「世界のすべての人々が平和と協調の精神に基づき、地域の安定と非核武装の実現に向けて行動するよう呼び掛ける」としている。
        ❤        ❤
 きょうは中国でいう「人日(じんじつ)の節句の日」とか。お正月においしい料理を食べ過ぎて疲れた胃腸を休ませるためにも、七草粥を食べて無病息災を願い、邪気をはらう日だそうだ。
        ☆        ☆
 デ。朝、少し寝坊をした妻の舞が用意してくれた七草粥を食べ1日が始まった。ちなみに七草とはセリ、ナズナ(ぺんぺん草)、ゴギョウ(ははこぐさ)、ハコベラ、ホトケノザ(たびらこ)、スズナ(かぶ)にスズシロ(大根)だそうである。何度聞いても、7つの名前の全てはでてこない。

 朝食のあとは社交ダンスのレッスンで近くの公民館へ。ことし初ということもあってジルバを皮切りに、ルンバ、チャチャチャ、タンゴ、ワルツの順に2、3級をひと通りこなす方法で進んだ。
 ワルツは3拍子、ルンバは4拍子、タンゴは2拍子……。なのに、ルンバは♪ツー・スリー・フォー、ツー・スリー・フォーと言いながらステップを踏み4拍子とは違うのではないか。そう思いがちだが、そうではなく「ツー」の前に心のなかで〈ゥワン〉と言ってステップを踏むのだと学び、これまでも薄々気付いてはいたが、得心したのである。
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 イエメンの首都サヌアにあるイラン大使館がサウジアラビアの空爆を受け、職員がケガをした、というニュース。イエメンはイスラム教スンニ派の「ハディ暫定政権」とシーア派武装勢力「フーシ派」による内戦状態にあり、サウジがハディ暫定政権を、イランがフーシ派を支援、両派が代理戦争を繰り返し、内戦は泥沼化の一途を辿っているという。
        ×        ×
 中日・通風筒によれば、4月に誕生10周年を迎える滋賀県彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」あての年賀状が住まいの国宝彦根城に続々と届き、6日までに1万1424通がとどいた。市では城の入場券を兼ねたはがきで返信することにしているが、なかには羽織姿のひこにゃんに「見ザル、言わザル、着飾るにゃん!」の添えがきも。水戸市の「みとちゃん」など5自治体のゆるキャラからも寄せられ、人気は健在だという。
 フィギュアスケートの羽生結弦選手が東日本大震災の被災地岩手県大槌町を訪れ、地元小中生らを励まし、元気づけた。仙台出身で、自らも被災者の羽生選手は「みんなも助けてくれる人々に、ありがとうの気持ちを忘れないで、がんばってほしい。トラックやダンプカーが行き交って復興の様子が見られた半面(被災した当時そのままで)時が止まったままのところも」と心を痛めていた。
 JR東海によれば、3日の東海道新幹線利用客数は上下線計46万8000人で1日あたりの過去最高に。一方、サンマの2015年の全国水揚げ量は11万2255㌧と前年から半減し統計が残る1981年以降では過去最低(全国さんま棒受網漁協組合調べ)。
        ×        ×

【きょうの一文・ことば】
「若い船頭が何をするか分からず恐ろしい。自分の国は強い、と言いたがっているようだ」「核兵器を持っているから強いぞ、と国のリーダーが言うと、国民もそう思うようになってしまう。それが怖い」「核兵器はこっちの国が持てばあっちも持つので、なかなかなくならない。敵対する国のどちらかがそれでやられないと(核の廃絶は)無理なのか」
=7日付、中日朝刊『原水爆の怖さ分かってない 「福竜丸」被ばく者』の記事のなかで。1954年に米国が太平洋のビキニ環礁で実施した水爆実験で、付近を操業中だった静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」に乗組員としてのり、被ばくした見崎進さん(88歳、静岡県島田市相賀)
※当時、見崎さんら乗組員23人が放射能を含んだ「死の灰」を浴び、うち久保山愛吉さんが亡くなった

【新聞テレビから】
☆『北朝鮮を強く非難 「水爆」実験 安保理、制裁協議へ』『朝鮮学校不安な登校 北朝鮮「水爆」実験 嫌がらせを警戒』『放射性物質検出されず 日本上空』『原子力委が非難声明』、『東証一時1万8000円割れ』、『リニア開業へ豪雨対策 名駅南地下65㍍巨大ポンプ所』(7日付、中日夕刊)
☆『北朝鮮追加制裁へ合意 「水爆実験」安保理「強く非難」中国異例の早期合意』『日米で制裁議論主導 首脳電話協議 緊密連携を確認』『「水爆」米も疑念 分析不一致』、『元気に晴れやかに 3学期スタート 愛知・岐阜』、『裏千家で「初釜式」(京都) 東京では七草がゆ』、『阪神大震災21年「生きた証し残したい」神戸で住民が写真展 遺族に提供呼びかけ』、『売り上げ1億円昨年度は29店に 自治体アンテナ店』、『エンブレム本審査開始 東京五輪』、『尼崎脱線現場の保存着工』(7日付、毎日夕刊)
☆『北朝鮮初の「水爆」実験 成功と発表 保有主張 4度目核実験米中に予告なし 韓国水爆疑問視』『〈解説〉行動読めぬ正恩氏 核の脅威拡大(中国総局・城内康伸)』『安保理決議違反非難へ』『政府、制裁強化検討 NSC(国家安全保障会議)開催 予兆把握できず』『原水爆の怖さ分かってない 「福竜丸」被ばく者』『拉致被害者どうなる 北朝鮮「水爆」実験 懸念、憤り、嘆き〈特定失踪者の家族〉』『〈拉致被害者の家族〉交渉また長引く 自殺行為に等しい〈広島・長崎の被爆者〉』、『高浜再稼働容認に抗告 高裁金沢支部 住民側「闘い続ける」』『「銃無し社会へ一歩 服部君の母 米の規制強化を喜ぶ』、『レセプト債の償還問題 被害者弁護団結成へ』(7日付、中日朝刊)
☆『北朝鮮「初の水爆実験」「成功」声明を発表 M4.8懐疑的な見方も』『安倍首相「重大な脅威」』『「核融合」で強力に 起爆装置に原爆使用』『「核廃絶の流れに逆行」北朝鮮「初の水爆実験」 被爆者語気強め「政府、知恵出し行動を」「拉致解決最優先で」家族会 東海地方でも憤り、困惑』、『被災校舎再び集いの場 宮城の2小学校 食堂や防災パークに』、『ブラックホールのまたたき観測 京大グループ』、『給付・軽減税率で応酬 衆院代表質問 論戦スタート』、『加藤(桃子)女流王座=20歳= 連覇し4期目』、『幸運願う花争奪戦 郡上・長滝白山神社』(7日付、毎日朝刊)

一月六日
 小寒。
 寒さが増してくる〈寒の入り〉で、これから節分までが「寒」である。そのせいもあってか、きょうは、昨日までのポカポカ陽気が信じられないほどに、寒さが身にしむ1日となった。
 やはり、冬は寒い。
        ★        ★

 水爆実験を報じる朝鮮中央テレビと非難する安倍首相、実験を伝える日本の号外、1月8日の誕生日を前に国威発揚と米国など国際社会の関心を引くために実験をしたとされる金正恩(キム・ジョンウン)第1書記=6日夜のメーテレ〈報道ステーション〉のニュース画面から
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 寒さといえば、国際情勢もさむく冷酷なニュースが飛び込んできた。北朝鮮が、正午(日本時間午後零時半)から朝鮮中央テレビを通じて「特別重大報道」を放送し「初の水爆実験に成功した」と発表、「水爆実験の成功により、わが国は核保有国の隊列に加わった」と強調したのだ。
 ただこの実験、水爆の前段階とされるブースト型核分裂爆弾の実験を行った可能性が指摘されている。また韓国気象庁が午前10時半ごろ、北朝鮮北東部の咸鏡北道吉州郡豊渓里でマグニチュード4・7の地震を観測したことから、この辺りで実験されたと見られる。震源地は北朝鮮の核実験施設から30㌔の範囲内にあり、震源の深さは地上ゼロ㍍だったという。

 いずれにせよ、何たることか。安倍首相はじめ韓国、中国、米国、イギリス…と各国がただちに非難声明を出したのは当然のことである。これでは、ますます国際社会から孤立化してしまうのに。北朝鮮はそれを承知し、こうした愚行に及んだのか。それとも、もっと深い意図があっての暴挙なのか。本当のところを金正恩(キム・ジョンウン)第一書記に直接、問いただしてみたい気がする。
 もっぱら今回の核実験については「核開発に関しては米国と同じ立場に立ったのだから対等の立場で米国との交渉に臨んでほしい」との国家思惑がそうさせた、との見方が一般的だ。これまでなら、事前連絡していた中国にも何の前触れもなかったと言い、唯一の同盟国であるはずの中国も態度を硬化、やんちゃな北朝鮮の振る舞いに各国が手を焼いている。
 サウジアラビアとイランの国交断絶に続く北朝鮮の水爆実験と、人間たちは、不幸への道が分かっていながら、なぜ、こうしてとんでもない自爆への道を歩むのか。そこが分からない。
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「記者の殺害 昨年135人に 後藤健二さんも」とは毎日の6日付朝刊1段べた記事の見出し。ジュネーブに本部を置き、ジャーナリストからなる非政府組織「プレス・エンブレム・キャンペーン」が2015年に内戦中のシリアなど33カ国・地域で少なくとも135人のジャーナリストが殺害された、と発表。
『長野県歌「全員歌える」は言い過ぎでした。30代は5割だけ』の横見出しは同じ毎日朝刊。あの♪信濃の国は十州に 境連らぬる国にして 聳ゆる山はいや高く……の懐かしい県歌「信濃の国」を30代のふたりに1人が歌えない、とは。昔、地方記者だったころ、初任地の松本で取材の先々で聞いた歌だけに、信じられない。
        ×        × 

【きょうの一文・ことば】
「国連安保理決議に明白に違反し、四度目の核実験を強行したことを強力に糾弾する。国際社会が容認しないことを認識し、国連安保理決議の規定通りにすべての核兵器と弾道ミサイル開発を完全に廃棄することを強く要求する」
=6日付中日夕刊『北朝鮮初の水爆実験発表』の記事のなかで。緊急の国家安全保証会議を開いた韓国大統領府が出した声明

【新聞テレビから】
☆『北朝鮮初の水爆実験発表 特別報道で「成功」』『「水爆技術まだ」韓国分析急ぐ』『水爆 核融合を利用 原爆を大きく上回る力』『平和に逆行「許せぬ」 北朝鮮水爆実験各地から怒り』、『一筆、一筆思い込め 熱田神宮で書き初め』、『華やかに舞って20年 世界一7回立命館大バトン部 11日大津で記念公演』、『犠牲者の鎮魂竹灯籠に刻む 阪神大震災(1・17)追悼準備』(6日付、中日夕刊)
☆『アラブ連盟会合へ サウジ主導 対イラン包囲網』、『「動かぬ議会待てない」涙で訴え 米銃規制 大統領権限 全販売業者免許制へ』、『全原発ケーブル違反調査 規制委 電力各社に指示』、『薄氷ワカサギ釣り 暖冬で湖凍らず 業者悲鳴』(6日付、毎日夕刊)
☆『〈街が変わる リニア本格着工〉名鉄と近鉄、改札共通化 名古屋駅再開発で検討』、『〈転換 ニッポンの雇用〉トヨタ社長「私もラインに」』、『ヘレン・ケラー岐阜の記憶 盲学校訪問 卒業生宅に写真』、『遺体の身元は死亡女性の姉 半田・殺人放火』、『〈訃報〉加島祥造(かじま・しょうぞう)さん死去 92歳、詩集「求めない」=長野県駒ヶ根市の自宅で死去。葬儀は近親者で済ませた』『佐伯彰一氏(さえきしょういち=文芸評論家、日本芸術院会員)1日、肺炎のため死去、93歳。富山県出身。』、『滑り初め華やか 名古屋フェス』、『笹子事故倍賞確定 中日本高速控訴せず』、『名古屋市、介護ロボ購入補助 新年度特養などに上限10万円』(6日付、中日朝刊)
☆『賃上げ発言相次ぐ 中小波及は不透明 新年祝賀会』『日銀総裁 連合に奮起促す』『東証続落1万8374円 中東リスク 不安定相場続く』、『〈チャイナセンセーション 第1部一帯一路の行方⑦〉広州にアフリカ村 中国製品大量買い付け』、『尖閣航行船は改造軍艦 先月下旬 中国、計5隻投入か』、『別の川にも飛び込ます 千葉17歳殺害 一部容疑者が供述』、『市職員給与 据え置き 名古屋市長意向 人事委勧告に反し』(6日付、毎日朝刊)

一月五日
 暖かい日が続いている。
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 脱原発社会をめざす文学者の会の会報5号の1面と5面
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 「みなさま あけましておめでとうございます。穏やかな新年、いかがお過ごしでしょうか。残念ながら脱原発、社会の情勢、国際緊張など、厳しい状況が私たちを取り巻いています。会報、5号が出来上がりました。8月の鎌倉のイベント、9月の軽井沢のイベントを中心に編集をしました。」のあいさつ文入りで脱原発社会をめざす文学者の会の会報5号が事務局の山本源一さんから送られてきたので、さっそくその一部を写真で掲載させていただいた。
 第5号は「鎌倉の夏、開催された二つのイベントについての報告」(森詠)「軽井沢にて」(橘かがり)「印象のコラージュ 軽井沢にて」(森川雅美)「アルゼンチン・タンゴと福島」(志賀泉)「軽井沢ライヴを終えて」(橘光顕)「川村湊の脱原発通信⑤チェルノブイリの声」(川村湊)「第一回総会と第二部」(村上政彦)といった内容で私、伊神権太も「愛しの軽井沢」で執筆している。
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 「お電話してもよいですか」
 きのうの夕方。関東に住む船女よなさんから突然入ったメールに「あす私からしますので」と返信したこともあって電話を入れてみた。と、「私からかけ直させていただきます」の弁。
 まもなくかかった電話で分かったのは、ピースボートで私自身も大変お世話になった、ある男性のその後の闘病生活に関わるもので、彼女は彼の現況につき私に知らせたくて連絡をしてくださったと分かった。
 会話を重ねるうち話は飛び、A紙の記者として活躍されている息子さんのことやら、彼女自身の看護師生活に関する話題、さらには私の著書〈マンサニージョの恋〉に対する感想で始まる文学談義(よなさんは、最近エッセイ集を出版されたが「こんごは小説にも挑みたい」とのことだった)と話は延々とつづいた。
 あまり長くなっても、と適当なところで互いに受話器を置いたが、あのよなさんがこんな形で目の前に現れてくる、とは。少し驚いた。直感的に彼女の文学に対する情熱のようなものを感じたのである。健筆を願いたい。
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 東京中央区の築地市場で最後の「初競り」。200㌔の青森県大間産クロマグロが1400万円の最高値で競り落とされた。11月には江東区の豊洲市場に移転することもあり、市場では「80年お世話になってありがとう。築地に感謝しつつ将来に目を向け1年、がんばっていこう」との声が飛び交った。
 この日最高値で落札したのは5年連続となる、すしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代丸(東京)。築地での最後の初競りにつき木村清社長は「今回は最後もあって競る相手が多かった」と満面の笑み。築地では一時、マグロの高値競争が過熱。2013年には喜代丸が1億5540万円で競り落としたことがある。

 安全保障関連法に反対する学生団体「SEALDS(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さん(23)の殺害を予告する文書が、奥田さんが在籍する明治学院大(東京・港区)に送られた事件で、神奈川県警戸塚署が、5日、脅迫容疑で名古屋市守山区の無職少年(19)を逮捕。中国の寧夏回族自治区の区都、銀川で5日朝、走行中の路線バスから出火、14人が死亡、30人以上が負傷。捜査当局が33歳の男を放火の疑いで全国に指名手配。
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【きょうの一文・ことば】
 国交断絶。下がる原油価格に、流砂のごとき中東情勢。世界の株価も砂上のごとく。◇「桃クリ三年柿八年」と首相、「長期」の意欲薫らせ。桃李言わざれども下おのずから蹊を成す。黙っていても人を引き寄せるものこそ。
=5日付毎日夕刊〈近事片々〉より

【新聞テレビから】
☆『独語でNARUTO 滋賀出身の女性 全72巻を翻訳=滋賀県草津市出身でドイツ在住の翻訳・著述業辻美幸さん(47)が忍者を題材にした人気漫画「NARUTO(ナルト)」の単行本全72巻をドイツ語に訳した』、『クールな提案 火星に「氷の家」 NASAコンペ 日本人夫妻優勝』、『銃規制ネット取引も 身元チェック 米、大統領令で強化』、『暖冬で雪なし出初め式 高山』(5日付、中日夕刊)
☆『サウジ・イラン断交 米露、仲介に動く 早期修復狙う』『国連事務総長(潘基文事務総長とデミストゥーラ国連事務総長特別代表が)懸念伝える』、『東証一転上昇 中国下げ止まり好感』、『マグロ初競り威勢よく名古屋 築地では1400万円で落札』、『新春の花華やかに 京都・池坊初生け』、『千葉17歳溺死「金銭トラブルあった」 殺人容疑、同僚ら4人逮捕』(5日付、毎日夕刊)
☆『藤田嗣治が描いた北川民次 肖像画交わる才能 愛知 民次遺族宅で見つかる』、『7代目軽量・省エネ加速 東海道新幹線、20年度投入』、『通常国会召集 「改憲争点」安倍色鮮明 参院選 民・共抗戦の構え』、『初えびす 福よ、来い 熱田神宮』『モンキーパークなどで特需 千客万来でごザル』、『名タク「ミライ=燃料電池車=」導入 中部で初、今月下旬から』、『悪用口座名義実習生8割 不正送金事件 大半が中国人』(5日付、中日朝刊)
☆『「飛躍」を祈る被災地 各地で新春行事』、『東海ぽかぽか』『12月の降雪過去最少に北日本と東日本』、『首相長期政権へ強気 改憲と外交に意欲 国会開会』、『東証大発会 582円安 中国急落 取引強制停止 円急伸118円台』、『「河村市長は約束守る人」 名古屋市議会議長3期目けん制』、『■「キンタロー。」さんが結婚』(5日付、毎日朝刊)

一月四日
 早いもので、ことしも既に4日だ。東海地方はこの日も高気圧におおわれ、名古屋の最高気温は15・7度と平年に比べ6度以上の暖かさ。津も17・1度にまで上がり4月上旬並みと各地でぽかぽか陽気となった。
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 こんな中、きょうになって2枚の年賀状が出戻ってきた。1枚は昨年暮れの早い段階で投函していた春日井市にあてた賀状で住所末尾を「二の六の一〇」(正しくは三の六の一〇)と間違えていたため「この住所の宛名に該当する住所は見当たりません」の押し印入りで、今ひとつは元日に能登半島から早々と懐かしい方から届いたので、その日のうちに出した賀状だったが、こちらも「この郵便は、料金が52円不足ですから料金相当の郵便切手をはり付けて、お出しください」の日付印メモが張られていた。どうやら返信した年賀用はがきのうち、この賀状に限り切手をはり忘れたらしい。

 2通とも郵便局に行き再送させていただいたが、いやはや新年早々から少しばかり振り回された。でも、自業自得なのだから。仕方がない。傍らでは、こんなご主人さまの失敗なぞ、どこ吹く風―といった様子で、窓から差す春うららの陽を浴びながら長女猫のこすも・ここ、次女のシロちゃんとも1日じゅう、カーペットにからだを横たえたままでいる。身じろぎひとつしない。ここにかぎれば、泰平な世の中である。
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 安倍晋三首相が首相官邸で年頭の記者会見を行えば、東京株式市場ではことし最初の取引となる大発会。名古屋証券取引所でも2016年の取引開始を前に大発会の式典を開き、晴れ着姿の証券会社の社員らが株式市場の活況を願った。
 大発会を迎えた東京株式市場の日経平均株価(225種)の終値は前年比582円73円安の1万8450円98銭と波乱含みの幕開けに。上海市場は下落を受け取引を停止。欧州市場に続きニューヨーク市場のダウ工業株30種平均も急落し、下げ幅は前年比末比で一時460㌦を超えたという。

 日本では夏の参院選に向け本格論戦の舞台となる第190通常国会がこの日召集され、異例の早期開幕。魔物にも似た、申年がいよいよ音をたてて歩き始めた。

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 正月早々、イスラム教スンニ派盟主を自任するサウジアラビアがシーア派大国イランとの国交断絶を表明した、との暗いニュース(続いてサウジとつながりの深いスーダンとバーレーンもイランとの断交を表明)。中東の衛星放送・アルジャジーラが伝えてきたもので、サウジがシーア派の指導者ニムル師を処刑したのがきっかけだ、という。このままだと両国が深く関与するシリアやイエメンでの内戦にも影響を及ぼす恐れが出てきた。
 元々、国民の85%がスンニ派を占めるサウジアラビアと、90~95%がシーア派を占めるイランは、どうにもならない宗教上の対立と軋轢があるだけに、今後この国交断絶が中東各国に、どう飛び火していくのか。サウジアラビアのジュベイル外相は3日の記者会見で「イランの外交官は48時間以内にサウジを出国する必要がある」と説明、自国の外交官をイランから退去させ戻る途中だとも発表、気がかりな事態となっている。
 ちなみに、本日付中日夕刊によれば、イスラム教の預言者ムハンマドの慣行(スンナ)を護持し全イスラム教徒の約9割を占めるのがスンニ派。これに対してシーア派は、ムハンマドの死後、いとこで娘婿のアリとその子孫に権威が引き継がれたと主張し、異なる教義を持つ。サウジアラビアでは国民の85%がスンニ派なのに対してイランでは90~95%をシーア派が占めている。
 ちなみに過激派組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカイダは、スンニ派が主流だという。
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【きょうの一文・ことば】
「『県と県民、県庁の歴史を新たにつくる挑戦だ』との思いで果敢に取り組んでほしい。官民を挙げ、現場の最前線まで同じ思いでなければ望む結果は得られない」
=4日付中日夕刊『挑戦飛躍の1年に 仕事始め知事ら決意』のなかで。5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)を前に、その意気込みを語った鈴木英敬三重県知事の年頭あいさつ

【新聞テレビから】
☆『〈紙つぶて〉農業は社会基盤産業 加藤百合子(エムスクエア・ラボ社長)』、『〈大波小波〉漱石逝去百年』、『サウジ、イランと断交 宗派対立緊張高まる』『米が対話呼び掛け』、『マイナンバー始動 自治体窓口』、『改憲参院選争点に 首相表明 サミット、経済重点』『通常国会が開幕』、『東証大発会 一時500円超安 米中株安影響、売り先行』『晴れ着でナモ 名証も取引開始』、『何でだす!? あさが怒った 女子大開校資金集まらず』(4日付、中日夕刊)
☆『復興あっての五輪 誓いの仕事始め』『「サミットで歴史作る」三重県』、『なまはげ「文化遺産」に 「来訪神行事」一括 9市町タッグ』、『大阪切断遺体 女性不明直後借金返す 容疑者、口座からの数万円』、『交通事故死15年ぶり増 昨年4117人 高齢者が5割超』(4日付、毎日夕刊)
☆『アジア大会愛知招致へ 26年リニア開業1年前 瑞穂メーン会場に』、『電力自由化顧客引き留め 中電が新料金 今月中旬発表』、『参院選出馬 約250人準備』、『三が日に半袖 名古屋14.5度 記録的な暖かさ』、『霊長類最強? リクルーター 東山動物園(のイケメンゴリラ)「シャパーニ」 志望者減…名古屋市職員採用PRへ』(4日付、中日朝刊)
☆『「かるた姫」初手合わせ=京都の新春行事「かるた始め式」が3日、東山の八坂神社能舞台であった』、『大みそかに「姉」 元旦に「弟」 米で「年またぎ双子」』、『成長率「1%台」7割 16年見通し 緩やかな回復 主要企業調査』、『容疑者切断と遺棄供述 遺体の一部 不明少女と判明 大阪・門真』『一緒に花屋やりたかった…… 愛媛の父悔しさ語る』(4日付、毎日朝刊)

一月三日
 箱根駅伝は復路(神奈川県箱根町―東京大手町までの5区間109・6㌔)も5時間27分30秒で征した青学大が10時間53分25秒で2年連続2度目の総合優勝を果たした。
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 穏やかな良い日だった。
 この三が日は天気にも恵まれ、家族そろって楽しいひとときだった。わが家の息子夫婦も含め正月の帰省客らは皆、動きやすかったに違いない。だが、これも束の間のこと。きょうあたりは皆、いつもの生活の場に帰らなければならないこともあり新幹線名古屋駅や名古屋空港、中部空港などは、どこもUターンラッシュでごった返す1日となった。
 人はみな、またいつもの仕事場に、と戻っていく。全員に幸あれ、と願う。
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 新聞の正月特集をあらためて、ゆっくり読む。〈リオで加速 東京への道〉〈羽ばたく女性〉〈ゆあれば楽あり 銭湯探検に出かけよう!〉(中日)〈18歳未来を創る 感動シーン撮りたい〉〈五輪・パラリンピックアスリート座談会 勝負の年ともに飛躍〉(毎日)〈8・5開幕リオ五輪〉(中日スポーツ)など。どの特集記事も工夫が凝らされており、内容も豊かだ。なかでも今年、始まる18歳選挙権をにらんでの特集〈18歳未来を創る〉は、「18歳」が日本の未来を切り開いていくとの視点から、ドラマー、起業家、スポーツ選手を取り上げ紹介する手法でなかなかいい紙面展開だといっていい。

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 新聞各紙の正月特集。どこもアイデアが凝らされ関心を引く内容ばかりだが、逸品のひとつをあげるとしたら、1月1日付の中日『〈サミット豆知識裏話かるた〉み・え・い・せ・し・ま・さ・み・つ・と』か。
 1980年の伊ベネチア・サミット。1時間以上過ぎても料理が出てこず、その後の説明で「米国が、毒が入っているとの情報を入手したため料理を全部取り換えていたためだ」(え・演出場面として重要な夕食会)と分かった。仏アルシュ・サミットではサッチャー首相が女性問題に揺れた日本の宇野宗佑首相と挨拶するかどうか、が心配され、握手の瞬間にはドヨメキが起きた(さ・サッチャーさん握手をするか気をもまれ)、とか。なかなか面白い。
 さらに米ウィリアムズバーグサミットでは記念写真撮影の際、日本の中曽根康弘首相が存在感をアピールするため、レーガン米大統領とサッチャー英首相との間に滑り込み注目を浴びた話(せ・背の高い順で決まるほど単純ではない)、2005年の英グレンイーグルズ・サミットでの夕食会は3コースで簡素だったが三年後の洞爺湖・サミットの夕食会は八コースで「贅沢だ」と批判された(し・品数も批判を受ける夕食会)など。興味は尽きない。
 ちなみにサミットへの最多出席は、コール独首相の十六回(1983~98年、西独時代含む。つ・追随を許さぬ出席コールさん)。日本は小泉純一郎氏が六回で、安倍晋三首相は今年が五回目になるという。
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【きょうの一文・ことば】
 人種、民族、価値観の違いがあっても、世界中の人が、お互いを尊重する気持ちを持ったとき、どんな武器よりも強くて温かい、平和へ向かう大きな力が生まれます!
=1月1日付、毎日正月特集『18歳選挙権 今年夏から 1票私が主役』のなかで。群馬県・高校2年糸井あかりさん〈友情で世界を平和に〉から1部抜粋

 伊勢神宮は歩くだけで空気が違います。昔からお伊勢参りが続いてきたことも、肌で分かりました。自衛隊がイラク・サマワに派遣されていたころ、イラクの人たち、主に女性だったんですが、いろんな日本を見てもらったことがあったそうです。その中で一番感動したのは伊勢神宮。なぜかというと、「ジハード(聖戦)をして天国に行けると信じている人がいる中で、この地球上に天国はすでにもうあったんだ」という言い方をしていたそうです。(安倍昭恵首相夫人)
 僧侶が伊勢神宮に足を踏み入れなかった時代に、西行法師が「なにごとのおはしますをば知らねどもかたじけなさに涙こぼるる」との歌を詠んでいます。自然と頭が下がる。イラクの方もそれを感じたんでしょう。(小出宣昭中日新聞社社長)
=中日正月特集『羽ばたく女性』のなかの新春対談【〈伊勢志摩サミット〉神宮の静けさ 平和の象徴 世の中の対立を歩み寄らせる】のなかで。

【新聞テレビから】
☆『サミット控えにぎわい一層 伊勢神宮初詣』『天皇陛下「世界に平安を」 新年一般参賀に8万2690人』、『〈サンデー版・世界と日本大図解シリーズ №1232〉海外へ広がる日本食』、『Uターンきょう午後ピーク』、『吉永小百合さん和田誠さん 表現と平和を考える』、『名市大に開発拠点 手術支援ロボ国産目指せ』『中部のものづくり力結集』、『回転すし業界海外展開に向け 「一人前」の職人 育成へ認定制度』、『奨学金の返還訴訟激増 年5000件超に 支援機構、回収強化』(3日付、中日朝刊)
☆『〈憲法のある風景公布70年の今〉「陸軍飛行場」の次は「中間貯蔵施設」か 「公」のため2度までも 財産の公益使用 正当な補償必要』、『原油価格昨年3割下落 中東諸国財政に打撃』、『〈チャイナセンセーション 第1部一帯一路の行方④〉ウイグル人シリアで訓練 「テロの道」へ懸念 亡命先トルコが玄関口に』、『マエケン ドジャース米で移籍合意報道』、『半田、2人殺害 被害者の車無免許運転 子供2人同乗 ペルー人容疑者逮捕』、『浴室で遺体切断か 容疑者マンション血液反応が集中 大阪・門真』、『〈訃報〉ナタリー・コールさん65歳=12月31日、心不全のためロサンゼルスの病院で死去。伝説的なジャズシンガー、ナット・キング・コールの娘』(3日付、毎日朝刊)

一月二日
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 各地から届いた年賀状の1部。笑顔の1年になったら、いいですね。
 201601031031

 いつも笑顔で元気を出して がんばって行きましょう 今年も皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り致します 本年も宜しくお願いします。/2016 春・非三猿申申(としあらたまり/さんえんにあらずしてものもうすさるなり)/百金もて駿馬を買ひ 千金もて美人を買ひ 万金もて高爵を買はんも いずれのところにか青春を買はん 清の詩人の歌につられてあてもなく青春を探す「迷い猿」。今年で六巡目の年男を迎えました。……
 =いずれも届いた年賀状から。原文どおり 

 時代は日々刻々と変わり、流れゆく。人は誰もがその渦のなかを歩き、生きていくのだ。
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 昼間、家族みんなで新年のあいさつを兼ね、寝たきりの妻の母を病床に見舞ったあとは、自宅でおせち料理を前にお酒を飲み、菓子を食べながら、ゆったりとした時間を過ごす。お菓子のなかには、誰が持ち寄ったのか(実はあとで○○の仕業だった、と知ったのだが)。赤穂浪士ゆかりの〈切腹最中〉まであり、すこしばかり緊張したことしの2日目となった。

 お酒は関東在住の息子夫婦が持参した山形の地酒、純米大吟醸原酒の「辨天(べんてん)」で、これがまた美味しかったこと。つまみは私たち夫妻が敬愛してやまないある女性作家から送られてきた東日本大震災の被災地、宮城県石巻市の〈石巻名産白謙の笹かまぼこ〉など逸品ぞろいときた。これまた地酒にピタリとあう味で、久しぶりに家族一緒に団らんをしながらのひとときは、また格別だった。
      
 元日に続き、きょうも束となった年賀状が、ドサリとわが家に。
 デ、妻にコンビニまで年賀のはがきを買いに走ってもらい、返信を黙々と書きこなしたが、書き終えたところできょう、きのうと届いた賀状1枚1枚の文面を、今一度読みなおしてみた。どれ1枚をとっても、個性的かつ印象深いものばかりだったが、なかでも心に残った文面が冒頭と以下に記した数々である(いずれも文面のみ)。

【今年は日本&ネパールの国交樹立60周年!! ネパールは一歩ずつ復興に向けて頑張っています。「(名古屋の)ばあちゃん合唱団がネパール公演できるといいですネ―!」/いつもお心遣いをありがとうございます.小太郎ばあちゃんも大変よろこんでいます/南の空と島々の戦いから帰って、満95歳。これからも、皆様のお力添えによって、「子どもの遊びの伝承」と「老いた方々を尊ぶつどい」の生涯活動に尽してまいりたいと思います。筆を活かす ご活躍を/一月にエッセイが歴史冊子に掲載予定.長編がようやく完成.新刊の内定でました./
 本社に戻りました(〈謹賀新年〉の黒字の横に、見事に彫られた画の赤い猿入りの年賀状。猿は狙いすまして何かに突進する図だ。これがまた決まっており、その傍らに添えられていたのが、この8文字)/今年もワインの海を游ぎたい!(お酒大好きな文学少女) /昨年結婚し、二人で初めての新年を迎えています 佳い年になるよう二人三脚で頑張りたいと思います/昨年は日本料理の素晴らしさを全国各地、世界各国にてお伝えする機会があり、幸せでございました これからも「家庭料理の大切さ」を多くの皆様にお伝えするべく、一層奮闘致します/ピースボートで105日間の地球一周(南半球)の船旅をしました。世界中の子どもたちが「戦争のない平和な生活」ができるように、今、自分のできることから、行動したいと思います。/
 昨年は充実したとしでした。ゆっくりと活動して行きたいです.(脱原発社会をめざす文学者の会メンバーのひとり)/オーイ、ゴンちゃんヤーイ.どうしてるゥ? がんばっているとは思うが。/地球はかつてなかったほど大きく揺れています。安全で平和な日本を維持するために、いまこそ知恵を出すべきと考えます。/みざる、いわざる、きかざるを返上し、後世の人たちへの悔いを残さぬような年にしましょう。
 週に二、三日 中国・ベトナム・カンボジアからの実習生に日本語を教えています。これが実に面白いです。人生黄昏時 最高!! /私は変わらず、がむしゃらに頑張っております。時おり、熱砂を拝見しており、伊神様のご活躍を思いながらすごしております。今年は戦後70ということで夏に特別番組を制作いたしました。名市大山田教授にもご出演いただきました。/大きな声で言いたくないが僕も今年は傘寿(さんじゅ)80歳だ
 お元気ですか? 新しい人生をまた始めたいと思います。約10年間勤めたドラゴンズファンクラブ事務局を退職し、1月から新しい仕事へ就くことになりました。/12月いっぱいでファンクラブを卒業しました。今後は家庭に入り、夫を全力でサポートしていきます。中日新聞で過ごした10年は、私にとって生涯の宝物です。/旅に慰問に作詞に大活躍のご様子。一層のご健闘を祈ります。/
 能登七尾湾の和倉の浦で創業を始めてから一一〇年 加賀屋は「おもてなしの宿心」を大切にこの先も歩み続けます/PB七六回では大変お世話になりました。また船友会(旧首都圏会)の季節になりました、……一月二十日(水)池袋サンシャイン クルーズクルーズでまたお会いしましょう。/創作に励んでらっしゃることと存じます。御身お大事に。/伊神さんとの多くの楽しい思い出をアルバムに見入っている日々です。ただ八十一歳老人で入退院の連続です。/思い出が一ぱいです。やっぱり一番なつかしい人です.一度逢いたいね。/
 中日新聞「平和の俳句」を毎日よんでいます.ヒットラーは国民が選んでしまったという歴史/応援していた和田が引退、川上が戦力外 井端が巨人移籍と今年から誰を応援しようかと思っています 2月14日にドラ検1級受験です/ファンクラブではお世話になりありがとうございました。新天地でも頑張ります。/お陰で転移は認められずあとすこし生き伸びれそうです.よろしくお付合いを!!
「いざ進め希望を胸に、いざ行けわれらのドラゴンズ」―球団創設80周年の今年、栄光を目指しひた走ります。ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。/佳き女(ひと)は引き際までも潔よし 神に愛さるる徴(しるし)なるべし/ありがと~ モシモシ お変りございませんか? ライン使ってみえますか? 本年も何卒よろしくお願い申し上げます/文学散歩楽しかったです/私たちも、お陰で元気に結婚五十周年を迎えました。
 緑なす芝の下にぞ知の泉 幾億の書老若を惹く(「米国東海岸の歴史と今」を訪ねて、ハーバード大学ワイドナー記念図書館)/お互いに畑もがんばっていきましょう./お元気ですか? 今でも大垣支局さんとは良いおつきあいをさせていただいています./デパートのサルアカにドキッ、畑の色白ダイコンにクラッ…好奇心は相変わらず。犬に引っぱられ、熱田神宮周辺を歩かされています。/その訛懐しく聞く初電話 松魚 傘寿にむけて頑張りたいと思っています./ノルウェーの夏至です(ソグネ・フィヨ―ルド) 点滴の窓の高みの夕空にくの字乱さず雁の飛びゆく/
 ドタドタ、ボチボチ。どうにか生きています./今年は大活躍の年になりそうですね./ご無沙汰していますがお変りございませんか.佐橋さん(佐橋薫元小牧市長)が逝ってしまい寂しいですね./『一日一生』 瞬間を時熟させる/昨年は色々と失敗をしてしまい反省の年でした。ことしは挽回をしようと思いますので応援願います./すべての人々が共に幸せに生きられる世を…/残された年月は短い。課題を先送りしないでボツボツ楽しみながら進みます。まだ伸びしろが有ると信じて。/】
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 2日に皇居・宮殿であった、恒例の新年一般参賀。天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻ら皇族方が5回ベランダに立たれたが平成になって2番目に多い8万2690人が訪れたという。天皇陛下は「本年が国民一人一人にとり、安らかで良い年となるよう願っています。年頭に当たり、わが国と世界の人々の平安を祈ります」とあいさつ。恒例の箱根駅伝は青学大が、ぶっちぎりの5時間25分55秒で2年連続2度目の往路優勝を果たし、総合2連覇へ大きく前進。
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【きょうの一文・ことば】
 出来る出来る必ず出来る/やる気があれば必ず出来る/出来ないと思えば出来ない/出来ないと思わず出来ると信じ/永遠に自分は進歩したい 喜びも悲しみもきものとともに 清水とき
=わが家に届いた年賀状の1枚。東京・渋谷の学校法人清水学園、専門学校清水とき・きものアカデミア、一般財団法人国際文化きもの学会の会長理事長学校長の清水ときさん

【新聞テレビから(新聞は休刊日のためなし)】
☆『歴史秘話ヒストリア1月10日放送開始の大河「真田丸」楽しむ特選3本を一挙放送!▽真田父子の絆▽伊達政宗に託した思いとは』(2日夜、NHK総合)

一月一日
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 みなさま。あけましておめでとうございます
 ことしもよろしくお願いいたします
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 申年が始まった。申年といえば、少年のころから、いつもまず頭に浮かぶのは、ことしの6月1日で満96歳になる母の年だということである。そんなわけで、名弁護士である兄の配慮もあって、元日は私たちが育った江南市内の〈和田〉に一族のみんなが集まる、いわゆる全員集合とあいなった。それこそ、血縁にある者ばかりが集まり、日ごろはひっそりしている和田の家も、この日ばかりはたらふく感というか満腹状態に。亡き父の遺影を前に、母は嬉しそうで、とびっきり美しく輝いていた。夕方には、みんな元気でそれぞれの道を歩いていこうと誓い合っておひらきに。

 午前中は、さっそく届いた年賀状を1枚1枚手にし、懐かしい顔1人ひとりを思い出した。読みながら、なぜか互いに会話をしているような錯覚に陥ったが、出していなかった方には返信を1枚ずつ書いて近くのポストに投函。何しろ、手元に用意しておいた賀状が全てなくなってしまったので、また明日以降にと思っている。小中陽太郎さん、上山明博さんら電子メールで早々に届いた粋な年賀状には、その場で返信メールをさせていただいた。
 これら数々の年賀状の感想については、またあらためてと思っている。こんな調子で1日が過ぎ去っていった。きょうのところは、これにて。

【きょうの一文・ことば】
♪春風も沿ひて走らむこの朝(あした)女川駅を始発車いでぬ  皇后さま/♪開拓の日々いかばかり難(かた)かりしを面(おも)穏やかに人らの語る  天皇陛下
=1月1日。新年に当たり、宮内庁が発表した天皇、皇后両陛下が昨年詠まれた歌計8首のなかの2首

【新聞テレビから】
☆『ウィーンフィルニューイヤーコンサート 2016 指揮は巨匠マリス・ヤンソンス』(1月1日夜、NHKEテレ)
☆『「被災地域の復興願う」 天皇陛下が新年の感想』、『平和の俳句ことしも 3月ゲスト選者に黛(まどか)さん』、『〈あれから100年消えぬ格差 序章〉新貧乏物語 心と体に及ぼす大害』、『ミライ再資源化の輪 トヨタ世界に燃料電池回収網』、『ものづくりの東海発信 サミット報道拠点 次世代車などPR』、『新元素 日本初の認定 113番、理研が命名権獲得』、『女性2遺体は殺人放火 半田 首絞められた痕』(1月1日付、中日朝刊)
☆『楢葉で年越し 5年ぶり』『参拝客温めるかがり火 伊勢神宮』、『〈憲法のある風景 公布70年の今〉9条に迷い救われ 被爆渡米ベトナム戦脱走 翻弄の半生』『変遷続ける自衛権解釈』、『「米新幹線で現地法人」JR東海社長インタビュー サミット向け「新防犯」導入』(1月1日付、毎日朝刊)

16年1月2日

ウェブ作品集

伊神 権太

実録随想「残り花」

平成二十八年一月三十一日
 リオデジャネイロ五輪の代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンが大阪市のヤンマースタジアム長居発着で行われ33歳の福士加代子(ワコール)が日本陸連の設定記録(2時間22分30秒)を上回る日本歴代7位の2時間22分17秒で優勝、この日のレース内容からマラソンでは自身初の五輪出場が濃厚となった。
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 きょうは名古屋市内で私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」の、ことし初の例会。帰宅後は深夜遅くまで欠席者全員に対する例会内容のメール送信に追われた。同人すべてが、それぞれ稀有な才能に恵まれた有望な仲間たちであることをあらためて実感、帰りには26歳の気鋭黒宮涼さんとお茶を飲みながらの文学談議も出来、充実した1日に。

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 東京・港区の青山葬儀所では昨年11月に93歳で亡くなった漫画家、水木しげるさんのお別れの会が開かれ、水木さんと親交があった関係者800人と熱心なファン7000人が参列。会場には遺影や「ゲゲゲの鬼太郎」などの絵が飾られ、ファンのメッセージを受け付ける妖怪ポストも設けられ、別れを惜しんだ。道路への倒木で宿泊施設の客ら30人の孤立状態が続いていた長野県山形村で木の撤去が進み、村道が通行可能に。宿泊客の孤立が解消した。
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【きょうの一文・ことば】
「やっと、とったよ。リオ五輪決定だべえ」=大阪国際女子マラソンで目標の優勝とタイムを現実にした福士加代子さん。ゴールしたあとの優勝インタビューのお立ち台でこう叫んだ

【新聞テレビから】
☆『〈ネオスポ〉育成契約を降板 決断 多村仁志(38) 落合GMとの極秘会談の真相』(31日夜、テレビ愛知)
☆『〈―高浜再稼働 置き去りの先に▶▶上〉机上の避難計画』、『名古屋市500円で胃カメラ 10月から がん検診助成に追加』、『日本大逆転 アジア頂点=ドーハで行われたサッカーのU―23アジア選手権決勝で日本は韓国に3―2の逆転で優勝した』、『保険証番号変更認める 厚労省 情報流出の数万人対象』、『山形村30人なお孤立 長野の倒木 松本の温泉客ら下山』、『〈ふるさとの青写真 五年目の被災地から―1―〉にぎわう町へ新商店街』(31日付、中日朝刊)
☆『〈Sストーリー〉被災地に戻った音色――文化財修復博物館員の挑戦』『地域の宝新たな輝き 陸前高田がれきから46万点回収 全国から支援の輪』『震災の記憶も伝える』、『反体制派参加に転じたが シリア和平道筋見えず 大国主導協議に不信』、『岡田氏「新党も選択肢」 民主党大会 維新と直接交渉へ』、『琴奨菊関(32歳の)誕生日に披露宴』、『五輪に住まい追われ 新国立建設取り壊しの都営住宅 2世帯転居先決まらず 跡地、公園に整備へ』、『天井に和紙の花咲く 美濃』、『■石坂さん「鑑定団」を降板』(31日付、毎日朝刊)

一月三十日
 北海道旭川市郊外の江丹別峠。
 ここでは早朝、朝日が差し込むと、峠の向かいにある山との間に幻想的な光の柱が浮かび上がった。空気中の水分が凍ったところに、太陽の光が反射して見える〈サンピラー〉現象とかで、氷点下15~20度で晴れて風がないことが出現の条件だという。なんとなく縁起のいい心がウキウキする「朝」の始まり。

 きょうも1日、いつもの如く何かと追いたてられ、アッというまに過ぎ去った。
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 大統領選に向けた最初の民主党指名争いのアイオワ州党員集会を控え米国務省はヒラリー・クリントン前米国務長官(68)が私用のメールアドレスを在任中公務に使っていた問題で、クリントン氏が当時送受信したメール約3万通のうち22通を「最高機密(極秘)」に指定した、と発表。国務長官当時の情報の取り扱いが問題視されれば、クリントン氏へのダメージとなる可能性もある、と各紙が報じている。
 これに対して、ここにきて人気急上昇中の共和党で支持率トップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は、すかさず公式ツィッターを通じて「こんな判断力の人が次の大統領になれるのか」との疑問をぶつけてきたという。

 世界保健機関(WHO)のチャン事務局長が「知的障害を伴う小頭症との関連が疑われ、蚊を媒体に発症するジカ熱の感染が中南米で爆発的に拡大している」と危機感を表明。リオ五輪が間近に迫っているブラジルでは昨年5月ごろから流行し始め国内感染者は150万人に達した、との推定も。妊娠した女性へのジカ熱感染が疑われることから、エルサルバドル政府はこんご2年間にわたり妊娠を先送りするように、と国民に勧告する事態にまで発展している。
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【きょうの一文・ことば】
「ハンセン病患者は、国の強制隔離や社会の偏見で故郷や肉親を奪われながら、強く生きてきた。人権を尊重する大切さを伝えるため、自分たちがいなくなってからもこの場所を残せるように取り組みを進めていきたい」
=30日付中日夕刊『生きる強さ もののけ姫に描く ハンセン病歴史継承を 宮崎駿さんエール』の記事のなかで。国立療養所多磨全生園(東京都東村山市)の入所者で国立ハンセン病資料館の語り部をする元患者佐川修さん(84)と平沢保治さん(88)※31日は「世界ハンセン病の日」

「広島は第二の故郷よ。原爆さえなければ、良い思い出ばかり」「一発の原爆で家族が壊された」=30日付毎日夕刊『〈●eye〉「韓国のヒロシマ」 陜川(ハプチョン)・被爆者施設――苦しみ分け合い』の記事のなかで。広島原爆で犠牲になった陜川出身者1055人の位牌が眠る慰霊閣「原爆被害者福祉会館」で犠牲となった家族6人の位牌を見つめながら。自らも広島駅ホームでトタン屋根の下敷きになった金判根(キムバングン)さん。85歳

【新聞テレビから】
☆『温泉客ら孤立260人超に 倒木除去へ 松本など停電続く』、『高浜3号機が臨界』、『NY株が大幅続伸 マイナス金利好感』『NY円は急落』、『東京から「前掛け」留学 産地・三河で職人技継承』『中小事業者の後継者不足深刻』(30日付、中日夕刊)
☆『厳寒 光の柱 旭川』、『NY株続伸396㌦高 日銀マイナス金利好感』、『反体制派一転参加 シリア和平協議始まる』、『「花祭り」の舞修験者再現 旧富山村元教育長研究成果出版 衣装に共通点「苦行」表す』、『崩落鉱山4人を救出 中国・山東省 発生35日ぶりに』、『初の空中戦、地雷に驚き 青島出征中尉が日誌 1914年 日独戦の記録』、『温室ガス「電力由来ほぼゼロに」 50年めど 有識者会議が提言』(30日付、毎日夕刊)
☆『日銀マイナス金利 新緩和策銀行に貸し出し促す』『〈初の導入生活は〉預金当面心配なし ローン低金利期待』、『高浜3号機再稼働 新基準3基目 MOX燃料で初』『なぜ福島から学ばない 怒りと無念 大津へ避難の被災者』『事故なら見捨てられる 近隣の自治体 不安や不信感』、『新規林業者に給与支給へ 高山市 担い手不足対策 住居も無償提供』、『両陛下日本人戦没者を慰霊 遺族らと30分以上懇談』(30日付、中日朝刊)
☆『日銀初のマイナス金利 緩和手法を転換 民間に融資促す』『物価2%目標先送り』、『東邦、いなべ総合に春』、『ダイハツ完全子会社化 トヨタ、新興国に注力』、『建材メーカー責任初認定 石綿訴訟9社に賠償命令 京都地裁』、『6社に処分勧告へ レセプト債 1社登録取り消し』、『世界記憶遺産日韓共同申請へ 「朝鮮通信使』、『振り込め詐欺被害1000回以上 茨城・72歳男性 毎日数万~数百万円』(30日付、毎日朝刊)

一月二十九日
 夜。ここ尾張の地では冬の雨が降り続けている。白い雪になればよいのに、なかなか頑固で雪にはなりそうにない。冬なのだから。ここは精霊の宿す雪になってほしい。でも、雨たちは「私たちの清らかな舞いを、もっともっと見てほしい」と何かをお祝いする如く、おどり続ける。そんな雨たちの意思とは別に、私は降る雨がそのまま雪にかわってくれたら、と願う。祈るのだ。関東の前橋では雨が雪に変わったという。

 午後5時、関電が高浜原発3号機(福井県高浜町)の原子炉を再稼働させた。福島第1原発事故後の新規制基準下では、九電の川内原発1、2号機に次いで3機目。MOX燃料(プルトニウム・ウラン混合酸化物)を使うプルサーマル発電では初めてになる。日銀が、銀行が日銀に新しく預けたお金に年0・1%の手数料を課す、いわゆる日本では初導入のマイナス金利を2月16日から導入することを決定。
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 名古屋へ。名駅近く安保ホール近くにある「いけす茶屋みどり」での中部ペンクラブ常任理事会と、これに続く国際センターでのことし初の理事会に出席するためである。きょうは1日じゅう雨、アメ、あめ…で雨のなかを結構の距離を歩いた。
 傘を手に雨を見つめて、いろいろ思考を巡らしてみる。この雨の一粒ひとつぶのなかに私たちの知らない世界が潜んでいる。もしかしたら、わたしたちが住むこの星・地球だって、その一粒、1点の存在かもしれない。いや、そうに違いない。
 そう思うと、私は奇跡にも似たこの世の人たちとの出会いは大切に。抱きしめていかねば、とつくづく思う。雨の滴を目の前に歩くうち、私自身が、幻の存在のような気がしてきた。そういえば、あすは、ある船友の誕生日だったはず。心からHappy Birthday To You。
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 フィリピンを訪問中の天皇、皇后両陛下。この日は太平洋戦争で亡くなった51万8000人以上の日本人慰霊のため、かつての激戦地カリラヤへ。日本政府が建立した「比島戦没者の碑」にそろって供花された。かつての敵国が感謝と友好の国に。戦争はあってはならない。両陛下による今回のフィリピンご訪問には、心から敬意を表したい。
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【きょうの一文・ことば】
「MOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)は危険を高めるだけなのに、なぜ使うのか。関電も行政も表面的な説明をするだけで、住民には何も伝わっていない」「反対しても変わらないのは分かっているけど、いてもたってもいられなかった」「高浜町の人にMOX燃料のことを伝えて、若狭でも反対の活動があることを知ってもらいたいと思った」
=29日付中日夕刊『MOX「危険だ」普通の住民目線で訴え続ける』の記事のなかで。廃炉中も含め14基が集中立地する若狭湾沿岸の「原発銀座」で2009年に〈プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会〉を設立、原発の危険性を訴え続けてきた石地優さん(62)

【新聞テレビから】
☆『高浜3号機 今夕再稼働 新基準3基目MOX燃料は初』、『日銀マイナス金利初導入 脱デフレへ追加緩和〈解説〉「預け損」で資金を市中に』『中央信組と三河信組合併』、『弘道会本部など捜索 篠田組長警護役 詐欺事件で愛知県警』、『危険ドラッグ自宅製造 容疑のNHKアナ再逮捕』、『「東海の文学風土記」を刊行して 三田村博史「潮騒」の地での出会い』、『〈大波小波〉日本はイスラム国だった?』『〈あの人に迫る〉プラティープ・ウンソンタム・秦 社会福祉活動家 傷ついた子らが生き直す学校を』(29日付、中日夕刊)
☆『甘利氏辞任 政権内懸念相次ぐ 経済運営 首相、立て直し』『石原経済再生相「全身全霊で」』、『両陛下「戦没者の碑」供花へ フィリピン日本人51万人慰霊』、『■ローマ法王、(米俳優の)ディカプリオさんと面会』、『■拉致解決「急いで」被害者家族が集会』、『センバツ32校今夕決定』(29日付、毎日夕刊)
☆『甘利経済再生相辞任 100万円受領認める 秘書流用で引責 安倍政権に打撃 後任に石原元環境相』『〈解説〉業者との癒着体質露呈』『脇甘く4人目退場 第2次安倍内閣発足後』『自民とカネ再び 甘利大臣辞任 大臣室で50万円受領』『地元有権者 「裏切られた」』、『高浜きょう再稼働』、『マナカで新幹線予約 切符不要 来夏から』、『日福大生転落事故31年で追悼 バス悲劇次こそ教訓に 軽井沢事故自らと重なる境遇「生存者 心のケアを」』(29日付、中日朝刊)
☆『陛下「みなさんは誇り」 比の日系2世と面会 苦労思い』、『甘利経済再生相辞任 秘書300万円流用引責 本人100万円受領「適正処理」安倍政権に打撃』『言葉詰まらせ涙 甘利氏会見「政権の足引っ張った」辞任にどよめき』『告発男性事務所と親交 一時、支援組織作りに奔走』『UR「秘書と面談12回」補償要請なく「口利き」否定』『「口裏合わせを社長から依頼」』、『学校給食も軽減税率 財務省線引き案 社食は対象外』、『■栃木・警察署職員が勤務中に自殺』(29日付、毎日朝刊)

一月二十八日
 人はみな、だれとて苦しみつつ生きている。皆、ひとりぽっちで歩いていく。
 ふとした油断、脇の甘さがとんでもないことになる。安倍内閣を支える屋台骨かつ有能で知られた甘利大臣の突然の辞任劇が日本じゅうを包み込んだ。なんだか、悲しくなってしまう。
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 記者会見で閣僚辞任を表明する甘利明氏=〈メーテレ〉報道ステーション、〈CBC〉NEWS23から
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―ことの発端は、甘利氏側に建設会社が解決を依頼したとされるゴタゴタ劇だった。トラブルは建設会社と都市再生機構(UR)の間の紛争で、URは千葉ニュータウン開発を進め建設会社近隣で県から道路の新設工事を請け負っていた。建設道路用地は県が購入済みだったが、元地権者が大量の産業廃棄物を不法投棄、さらに土地を借りている建設会社施設が県の土地の1部にかかって不法占拠状態だったという。
 こんないきさつから県は建設会社に立ち退きを求め、逆に建設会社は右翼団体を通じ5億円の立ち退き料を求めたが県は応じないままURによる産廃撤去や道路新設が始まり、この騒ぎにどうやらURへの口利きを求め建設会社側が甘利大臣に接触したものらしい。その後、建設会社側はURに補償を求め、1600万円の先行補償に加え2億2000万円の補償追加で合意したがこの補償額に会計監査院から待った、がかかり検査に入っているのが現状だという。 口利きが事実としたら、甘利氏は当然、あっせん利得罪に問われるが、さて事実は。
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 アベノミクスの推進役はじめTPP交渉にも尽くした甘利明経済再生担当相(66)=衆院神奈川13区=が今夕、内閣府で記者会見。週刊文春が報じた大臣室と神奈川県大和市の地元事務所での2度に及ぶ金銭授受(千葉県内の建設会社から50万円ずつ計100万円。これらは政治資金収支報告書に記載)と秘書の300万円使い込み(同社から500万円受け取り、うち200万円は政治的に処理)の責任を取って辞任すると表明した。
 甘利氏は会見に先立ち、安倍晋三首相に辞意を伝え、首相は「大臣の意思を尊重したい」としてこれを受理し「任命責任は私にある」とも明言した。野党は首相の任命責任への追及を強める構えだ。甘利氏の後任には石原伸晃元環境相(58)=衆院東京8区=が起用された。

 甘利担当相は、記者会見の席で「私の政治家としての生きざまに反する。本日ここに閣僚としての職を辞することを表明する」と辞任を表明。疑惑の内容は、千葉県の建設会社から口利きを依頼され、見返りに現金を受け取ったというもので、甘利氏は秘書の一人が建設会社から受け取った300万円を費消していたことを明らかにしたうえで秘書の監督責任や国政の停滞などを理由に、閣僚辞任を表明。さらに「安倍政権の足を引っ張ることは、まことに耐え難い事態。国政に停滞があってはならない」などとも述べた。

 北朝鮮北西部・東倉里(とんちゃり)にあるミサイル発射基地で長距離弾道ミサイルの発射準備の兆候が衛星で確認され、緊張が高まっている。発射台は幕に覆われているものの車両や人の動きが激しくなっており、挑発的な行動(ミサイルの発射)も十分ありうるという。

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 今回の甘利大臣の疑惑騒動を見ていると、政治家にはどうしても金がつきまとわざるを得ないのか、と思ってしまう。大臣室を訪れた建設会社総務担当から羊羹の菓子折りと一緒に現なまの入った封筒を手渡されたという甘利大臣。なぜ、突き返すことが出来なかったのか。私はここで、かつて岐阜県庁汚職取材をしていたころのことを思い出した。あの時も当時の平野三郎岐阜県知事が東京の料亭の石畳を歩いて帰る途中、大手ゼネコン幹部から石鹸の土産物の下に入った現なま300万円を手渡され、辞職への転落の道を辿ったのだった。政治家には、黒い金がつきまとうものなのか。
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【きょうの一文・ことば】
「国会議員としての秘書の監督責任及び、政治家としての矜持にかんがみ、本日ここに、閣僚の職を辞することを決断しました」「菓子折りと封筒を差し出され、大臣室訪問のお礼と病気(舌がん)を克服して頑張れという応援の趣旨だと思い受け取った」「いい人と付き合っているだけじゃ選挙は落ちる。小選挙区だから。来る者は拒まずでやらないと当選しない」「秘書のせいと責任転嫁するようなことはできない。それは……、政治家としての美学、生きざまに反する」
=28日午後、内閣府での記者会見で。甘利明経済再生担当相
 
「ミスターアベ、ゴーバック!」(安倍さんは帰れ!)
 インド西部の町、ジャイタプールで昨年12月12日、原発建設の反対集会が開かれた。集まった農民や漁民ら2000人以上が冒頭のシュプレヒコールを何度も繰り返したという。インド政府は、この地で最大で6基の原子炉を建設する計画を進めているのだ。

「フクイチ(東京電力福島第1原発事故)が終わっていない。インドに原発売ってる場合か!」
 インド国民の反発をよそに、なぜ日本は原発を輸出しようとしているのか。まず、国際環境NGO「FoEジャパン」をスタッフの深草亜悠美さんが、インドの原発事情を解説する。「稼働中の原発は21基ですが、政府は『急増する電力需要に対応する』などとして、さらに原発を増やす方針です。具体的には建設中が6基、計画中が24基。いずれの予定地でも住民の反対運動が起きており、特に福島第1原発事故後に激しくなりました」。

 原発輸出を成長戦略と位置づける安倍首相は第2次政権発足以降、インド首脳とのトップ外交を繰り広げてきた。その動きを批判するのは、市民団体「原子力資料情報室」のスタッフ、松久保肇さん。「インドには原発事故時、メーカーに賠償責任を負わせる『原子力損害賠償法』があることから、インド進出に二の足を踏む米国企業もある。日本はそのリスクを承知して、原発輸出を考えているのか」
=28日付毎日夕刊『〈特集ワイド〉インドで「アベさん、帰れ! 「忘災」の原発列島 日印原子力協定に反対運動』『住民ら「フクイチが終わっていない」 NPT(核拡散防止条約)空洞化させる恐れも』の記事の中から。1部重要カ所を抜粋

【新聞テレビから】
☆『米、追加利上げ見送り 現状判断「鈍化」と下方修正』、『重文「大津祭」喜び半分 答申遅く ユネスコ遺産候補漏れる』、『両陛下元留学生と懇談 比訪問、日系人とも面会へ』『収集中断再開は未定 遺骨37万柱今も眠る』『天皇陛下おことば現地報道は好意的』、『チリ産ワイン初の首位 15年輸入量フランス産抜く』、『ニセ電話3年連続1万件 15年電子マネー詐欺横行』(28日付、中日夕刊)
☆『皇后さまの心遣い胸に 日本の介護施設で働く比女性』『国内の人材不足深刻化』『元日本留学生と両陛下が懇談』、『復元のゼロ戦鹿児島の空に』、『首相靖国参拝賠償棄却 大阪地裁判決 憲法判断示さず』、『甘利氏違法性否定へ 現金授受疑惑今夕説明』『テレビ番組出演自民議員が辞退』、『核軍縮部会日本が参加検討 国連 昨年棄権から一転』、『北海道新幹線が報道向け試乗会』、『特殊詐欺被害6年ぶり減 昨年476億円 宅配便摘発強化 件数は5年連続増』、『3歳児死亡 頭を蹴り投げ飛ばす 虐待容疑の男 執拗に1時間以上』(28日付、毎日夕刊)
☆『〈高浜原発再稼働と中間貯蔵施設に関する全国知事アンケート〉中間貯蔵9府県「拒否」 全国知事調査 前向き回答なし 高浜3号機あす再稼働』、『「比戦没者深く心に」 両陛下、大統領晩さん会出席』『無名戦士の墓で黙とう』、『トヨタ ダイハツ完全子会社化 スズキとの提携も検討』、『「マイナンバー違憲」提訴へ 愛知の住民、3月24日にも』、『「1カ月くらい過ぎても大丈夫」ダイコー代表 期限切れ品 知人女性に大量譲渡』『仲介業者を家宅捜索 カツ転売、合同捜査本部』『調味みそ流通確認 チキンカツは5500枚 愛知県内で』(28日付、中日朝刊)
☆『フィリピン戦争被害「日本人が忘れてはならない」天皇陛下晩さん会に』、『甘利氏きょう説明 本人の現金受け取り焦点』、『東芝賠償請求32億円 対旧経営陣 課徴金受け10倍』、『■紋別で流氷初日』、『甘利氏疑惑 現金手渡し場面再現 きょう発売の週刊文春』(28日付、毎日朝刊)

一月二十七日
 日本列島は久しぶりに高気圧に覆われ寒さもやわらぎ、春先の温かさとなった。

 福岡県大牟田市など九州では、このところの寒波で水道管が破裂、今も計21万世帯もが断水しており復旧が急がれる。STAP細胞の有無で日本じゅうを騒がせた、あの小保方晴子さん(32)=理化学研究所の元研究員=が手記「あの日」(講談社)を出版、28日から店頭に並ぶ。
 中部国際空港のホームページ(HP)がきのうの早朝から断絶的に閲覧しづらい状態になったのに続き、今夜は警視庁のHPが1時、閲覧不能状態に陥った。いずれも国際的ハッカー集団「アノニマス」を名乗る人物がネット上でサイバー攻撃の声明を出したという。

 東京・大田区では、かわいい盛りの3つの男児が22歳の母親と交際中の20歳の男に何度も殴打され、虐待死。男は母親と同居しており「にらまれて頭にきてやった」と、犯行を認めている。この世のなか、相も変わらず不幸の連鎖が波となって寄せては返す。

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 名古屋びとを代表する顔と言ってもいい【ばあちゃん合唱団】のメンバーのひとり、馬嶋静子さんと久しぶりに電話でお話しする。最近はやりのラインに電話をもらっていたのにうっかり失礼してしまっていたためで、懐かしい声にどこか嬉しくなってきた。合唱団の歌として昨年誕生した恋歌〈愛のラブバード〉のネパール語への翻訳話につき、途中経過を詳しく説明させていただいた。
※〈愛のラブバード〉の歌詞のネパール語への翻訳化は現在、カトマンズ在住のポカレル本田明美さん(おしん日本語学院代表、日本向けラジオ局ニッポンチョウタリの主宰兼コメンテーター)により進んでいる。つい最近も明美さんから「(翻訳は)だいぶ進んでいます。楽譜を送って頂けると助かります」との電話が入り、スマホに複写してメールでお送りした。
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 きょうの夕刊各紙によると、地球最後の日までの残り時間を概念的に示す【終末時計】を管理する米核問題専門誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が過去1年の出来事を踏まえ〈針を動かさないで残り3分のままにする〉と発表。それによると、イラン核合意やパリでの気候変動対策合意などが前向きの動きと評価されたが、核軍縮を巡る米露の関係悪化や北朝鮮の核実験などがマイナス要因になったという。
 判定に加わったアリゾナ州立大のローレンス・クラウス教授は、会見で核兵器なき世界を掲げたオバマ大統領が核兵器改良に巨額を投じようとしている事実を批判し「正気の核使用などありえず、いまやるべきことは核兵器の次世代をつくるのではなく、減らすことだ」の弁。米国のペリー元国防長官もロシアのプーチン大統領が核使用に言及していることに強い懸念を表明し「核の破局の懸念は米露両国が大量の核弾頭を保有してにらみあった冷戦期よりも高い」との見方を強調した。
 ちなみに【3分前】は、米露冷戦期の1983年以来だという。

 世界各国の汚職を追及する非政府組織(NGO)トランスペアレンシー・インターナショナル(本部ベルリン)が27日発表した2015年版「汚職指数」によれば、日本の「清潔度」は168カ国・地域中、18位で2014年版の15位から順位を3つ下げた。ちなみに最下位には北朝鮮とソマリアが並び、北朝鮮の最下位は5年連続。これに対して4年連続1位のデンマークの指数は91、日本は76、北朝鮮は8だった。
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【きょうの一文・ことば】
「高齢者を中心に富岡町に帰りたいという人と、帰らないという人に割れて、町民の間に心の亀裂が生じている」「復興の中心は人のはずなのに、人々の心がバラバラになって、福島の復興は見えてこない」「今も、避難生活を続ける人がどのような道をたどるのか、が日本の課題だ」(青木淑子さん)
「原発事故は偶然が重なったおかげで、東京を含む半径二百五十㌔圏内の人々が避難を余儀なくされる最悪の事態の事態を避けることができた。国が成り立つかどうかの瀬戸際だった」(菅直人衆院議員)
=27日付中日夕刊『原発事故「住民に亀裂」 福島の被災者 米で語る』の記事から。東電福島第一原発事故で全町避難が続く福島県富岡町の実態を語り伝える「富岡町3・11を語る会」の代表、青木淑子さん(福島県郡山市)が26日ワシントンでの記者会見で。同席した震災当時、首相だった菅直人衆院議員も原発事故について語った

【新聞テレビから】
☆『原発事故「住民に亀裂」 福島の被災者 米で語る』、『リニア品川駅起工 地下40㍍、新幹線の真下に』、『五輪切符ドーハの歓喜』、『トヨタ、スズキと提携検討 インド市場強化図る ダイハツ完全子会社化で調整』、『両陛下歓迎式典に 比訪問』、『マージャンプロ人工知能が迫る ネット対局「高段者」に』、『虐待か3歳児死亡 東京 傷害容疑 同居の男逮捕』(27日付、中日夕刊)
☆『地球滅亡まで3分 週末時計』、『積雪に彩り増す 飛騨染寒ざらし』、『袴田さんと姉のドキュメンタリー 来月公開 想像絶する時間の重さ 閉ざされた心次第にほぐれ』、『核廃絶へ思い信じ 被団協(広島県原爆被害者団体協議会)60周年で式典』『核情報流出した機関を厳重注意 規制委』、『首相「甘利氏続投」 疑惑「説明責任果たす」参院代表質問』、『東証一時500円高 1万7000円を回復』、『サッカー男子五輪へ 念じればかなう イラクに2―1 手倉森監督「いつかやる」』、『両陛下と大統領会見 フィリピン記念碑供花へ』(27日付、毎日夕刊)
☆『両陛下フィリピン訪問 「犠牲者 心に」慰霊の旅 加害日本国民への伝言』、『サッカー日本五輪へ イラク破り、6大会連続』、『■最低賃金■労働時間■社保加入 元請けに報告制導入へ 愛知県が確認シート』、『重体23歳男性意識戻る 軽井沢バス転落事故』、『南極単独横断1500㌔ 残り50㌔で力尽きる 英国の55歳探検家が死亡』(27日付、中日朝刊)
☆『鹿児島強姦無罪確定へ 福岡高検が上告断念 「これで自由に」岩元(健悟)さん』『「補充捜査必要」譲らず 高検刑事部長』、『断水29万世帯に 九州・中四国で寒波猛威』『「節水」知らず放水 松江市呼びかけの一方で』、『サントリー海外移籍制度 事業強化へ幹部育成』、『甘利氏、業者会合に出席 金銭授受疑惑 官邸「説明できる」』『会合時期明言せず 甘利氏会見 口利き依頼前後か』、『両陛下フィリピン訪問 慰霊碑供花へ』、『ダイコー 会長「横流しは独断で」 社員に知らせずやりとり』、『■鳩山元首相の車進行妨害容疑で逮捕』(27日付、毎日朝刊)

一月二十六日
 カタールのドーハでのサッカー男子リオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU―23(23歳以下)アジア選手権で日本代表はイラク代表を2―1で下した。これにより、日本代表は1次リーグから準々決勝までの4試合を全勝で勝ち上がり6大会連続の五輪出場が決まった。
 一方、メルボルンでのテニスの全豪オープン。こちらはシングルス準々決勝で日本の錦織圭(日清食品)が前年王者で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と戦い、3―6、2―6、4―6でストレート負け。日本男子では1932年の佐藤次郎いらい84年ぶりの準決勝進出を逃した。ドラゴンズの選手、スタッフらが2月1日からの春季沖縄キャンプを前に沖縄入り。27日から北谷、読谷両球場での合同自主トレが始まる。
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 文學界と横笛を手に、道中読みながら名古屋の大須へ。

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 うその日帰り出張を繰り返し、政務活動費913万円をだまし取ったとして詐欺などの罪に問われている元兵庫県議野々村竜太郎被告(49)に対する初公判が26日、神戸地裁で開かれ、野々村被告は釈明記者会見で号泣した2014年の7月いらい久しぶりに公の場に姿を見せた。黒縁メガネに頭をそりあげた姿で出廷した野々村被告は書面を手に起訴内容につき「そのようなことは決してございません」と言い切った。
 昨年11月に公判を欠席したことについては「深く反省しています」と謝罪。検察官が冒頭陳述を読み上げた際には背筋を伸ばし、緊張した表情で聞き入り検察官を見つめ続けていたという。ただ被疑事実についての尋問では「覚えていません」「記憶にありません」を合わせて90回に及んで繰り返すという異例の法廷となった。
 この日の神戸地裁には開廷前から大勢の報道陣や傍聴希望者が殺到、庁舎外では80の傍聴席を求めて1013人が長い列をつくる異例事態に。次回公判は2月22日。
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【きょうの一文・ことば】
 フィリピンでは、先の戦争において、フィリピン人、米国人、日本人の多くの命が失われました。中でもマニラの市街戦においては、膨大な数に及ぶ無辜のフィリピン市民が犠牲になりました。私どもはこのことを常に心に置き、この度の訪問を果たしていきたいと思っています。=26日午前、フィリピンに出発される前、羽田空港貴賓室で。天皇陛下のお言葉の1部

【新聞テレビから】
☆『〈クローズアップ現代〉放射性廃棄物はどこへ 相次ぐ原発の廃炉』(26日夜、NHK総合)
☆『「市街戦で無辜の市民犠牲常に心に」 両陛下フィリピンへ出発』『赦しの心家族殺されても キリノ元大統領親族 日本人戦犯に恩赦 英断 日比の懸け橋に』、『カツ売却益 計上せず ダイコー、不正発覚回避か』、『野々村元県議が詐取否認 初公判「政活費虚偽記載ない」』『頭そり上げ 冷静な口調』、『〈G7 2016 ISE―SHIMA SUMMIT〉海上警備真珠養殖に影 「核入れ」最盛期 業者「島渡れないと死活問題」』、『★(「NEWS23」の)新キャスターに(朝日新聞社特別編集委員の)星浩さん』(26日付、中日夕刊)
☆『寒 寒 寒 寒 東海地方 4日連続冬日』『九州・山口断水11万世帯 寒波で水道管凍り、損傷』、『〈両陛下フィリピン訪問〉50年前、海外協力隊で農業支援 反日感情超え交流 高知の71歳「かけがえない友人」』『イラク負けじ魂強く 戦乱や米軍統治乗り越え 五輪アジア最終予選 今夜日本戦』、『甘利氏、28日に説明 口利き疑惑 記者会見』、『震災のオペラ独で上演 平田オリザさん脚本、演出』、『不正年金番号で保険証 有印私文書偽造容疑 男2人逮捕 警視庁』、『生体肝移植6人目死亡 神戸の病院 体制見直し後また』、『来日の元慰安婦 日韓合意に反対』(26日付、毎日夕刊)
☆『極寒の日々迫力つらら 長野「白川氷柱群」』、『ミャンマー難民 愛知の学生ら日本語講座 友人として支援』、『米フォードが年内日本撤退 販売不振、店舗閉鎖へ』、『中電労組ベア要求へ 料金上げ黒字 7年ぶり、2000円前後』『春闘 事実上スタート』、『受動喫煙放置 新法で罰則 五輪へ政府検討 飲食店など対象』、『ソムリエバッジ盗み ワイン提供 岐阜中署 容疑の飲食店長逮捕』(26日付、中日朝刊)
☆『九州に銀世界=降り積もった雪でかまくらを作る子どもたち』、『指定廃棄物分散保管 茨城県内 環境省が容認 各県1処分場見直し』、『受動喫煙新報で罰則 政府検討 未対策の施設・店 東京五輪に向け』、『野党、甘利氏追及へ きょうから代表質問 首相任命責任も』、『名古屋市議報酬増額へ 「半減」から最大634万円 議会に提案 定数は7以上削減 市長野党が反転攻勢』、『■岐阜県、梶田さんに県民栄誉大賞』、『野々村被告身柄を拘束 神戸地裁きょう強制出廷』、『歯科医「がん治療」逮捕 東京・3容疑者未承認薬投与も』(26日付、毎日朝刊)

一月二十五日
 きょうも、とても寒い。

 この異常な寒さ。シベリア上空の大寒波が偏西風に流され、巨大な積木くずしとなって日本や台湾、アメリカ上空を大蛇のごとく蛇行し、下方全域にながれ込んできたためらしい。
 北海道下川町ではナント、氷点下31・8度を記録。新潟県魚沼市では積雪178㌢、広島138㌢、名古屋も4年ぶりにマイナス4・8に。東京も32年ぶりにマイナス2・6を記録する〈雪の朝〉に。岐阜県など各地で水道管が破裂する事故が続出、車がスリップするなど雪との格闘となった。
 名古屋を含む岐阜、三重、滋賀などここ東海地方はむろん新潟、仙台、長野、島根、鳥取、広島、愛媛、長崎、鹿児島から沖縄に至るまで。日本じゅうが最強寒波に震え上がり、仙台でデイサービスの車が道路沿い3㍍下に転落、93歳の女性が死亡。ほかに、鳥取県日南市で雪の土砂崩れで、新潟県阿賀野市でも除雪中の人が流されるなど各地で死亡が相次いだ。島根県邑南町では屋根から落下した雪に首まで埋まっていた女性が、テレビ朝日の取材クルーに間一髪、助けられた。愛媛では100台以上が雪道で1時、立ち往生する事態に。

 この寒さと雪の襲来は台湾や米国東海岸でも同じで、一般家庭で暖房施設のない台湾では高齢者を中心に81人が死亡。「こんなことは、これまでになかった」と口をあわせる人々が相次ぐなか、米国東海岸のニューヨーク・マンハッタンなどでも史上2番目の68㌢の積雪があり、こちらも寒さで30人以上が亡くなったという。

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 朝起きるや、ことし2度目の不燃ごみ収集の日とあって、指定収集場へ。とはいっても、自宅前は雪でアイスバーン状態になっており、とてもいつものようにマイカーでというわけにもいかない。デ、妻が新聞のチラシやダンボール箱を自転車荷台に乗せ、自転車を引いて。残りの空き缶、ガラス類は私が竹籠に入れ、ふたりそろって指定場所まで歩いて出向いた。

 きょうは月曜日でリサイクルショップ「ミヌエット」が休みということもあって、妻は朝早くから私の母が過ごす日進の老健施設へ。私は、執筆などすべきことが山ほどあるので、きょうのところは同行を止め、彼女に任せることとした。母は私よりも妻に会った方が素直に喜ぶのでこの方がいいに決まっている。
 私が行こうものなら、決まって「たかのぶ。いま何やっとるの。どお、しとるの」とあれこれ聞いてくるので、いちいち答えるのも案外疲れる。で、逃げるわけでもないがやはり彼女が行った方がよい、1番なのである。
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 中日の本日付夕刊によれば、大相撲の大関琴奨菊が日本出身力士として10年ぶりに優勝した「大相撲初場所・千秋楽」(24日夕、NHK総合テレビ)の平均視聴率は、名古屋地区で27・7%=ビデオリサーチ調べ=。琴奨菊の出身地、福岡県の北部九州地区は32・2%で関東地区24・0%、関西地区22・6%だったという。また瞬間最高視聴率は、名古屋地区が32・9%、北部九州地区38・0%、関東地区29・2%、関西地区24・8%だったという。ご当地ほど、より多くの人々が見ていたわけである。

 その琴奨菊だが、今あるのは、亡き祖父一男さんの【孫愛】によるところが多い。少年時代に初めて一男さん直伝の〈がぶり寄り〉を見よう見まねで教えられ「グレープジュースだ」と飲まされたのが「スッポンの生血」だった。かと思えば、いつのまにか「骨が強くなるから」とニボシをポケットに押し込まれていた話など、多くが今の大関誕生の礎になったという。そして、彼は家族にとって1番重要だと言っていい、家族愛の大切さも学んでいた。
 おじいちゃんといえば、あの黄金の左腕で綱を張り一世を風靡した石川県七尾市石崎出身の元横綱輪島さんの祖父も大変な人物だった。輪島さんが幼稚園児のころから、荷車を毎日のように引かせたのである。私は新聞社の七尾支局長時代に、当時既に90歳を超え元理容師だったこのおじいちゃんを訪ね、延々と輪島さんの幼少時代をお聞きしたことがあるが、いやはや一徹そのものの魅力的なお方だった。ここにも【孫愛】があったのである。
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【きょうの一文・ことば】
 これでよし。気は優しくて力持ち。そんな笑顔の遅咲き大関が賜杯を手に。何年ぶりでとかさておいて、祝福を。◇これでよし、と政権は笑むか? 沖縄・宜野湾市長選。「県外移設」という本欄あるべき宿題は棚に上げたまま。
=25日付毎日夕刊〈近事片々〉から。抜粋

【新聞テレビから】
☆『名古屋氷点下4・8度 広範囲で雪 いてつく東海』『寒波車の事故相次ぐ』『デイサービスの車転落、90代女性死亡 仙台、5人けが』、『大村知事「地方分権に逆行」 税制改正 7自治体減収で声明』、『日立、英国で原発着工へ 19年から4~6基予定』『滋賀県、関電と安全協定 高浜原発 再稼働同意権限なし』『高浜3号機 29日再稼働』、『ダイコー「領収書作らず」廃棄カツ みのりフーズへ売却時』『不適切表示食品扱わぬよう要請 愛知県、業界団体に』、『1600万年前京都にイルカ 南部山間地まで伊勢湾 化石で裏付け』、『トラブル無縁「定額」人気 結婚式葬式服レンタル…追加料金なし』(25日付、中日夕刊)
☆『楢葉町で震度4 原発異常なし』、『417㌔クロマグロ 和歌山』、『漱石 最晩年の墨書 二松学舎大が購入』、『一夜明け 笑顔の大輪(大関琴奨菊)』、『貿易赤字10兆円縮小 15年2.8兆円 原油安と円安』、『おたふくかぜ流行の兆し 4年半ぶり 夏に向け増加「予防を」』、『宜野湾市長選 首相「よかった」 防衛相辺野古「着実に」』『87歳町議 16選 宮城・色麻町=宮城県色麻町議選で田中一寿さんが16回目の当選を果たした』、『「マタハラ弁護団」結成 愛知・女性弁護士有志ら いじめ経験 常に「被害者」の立場に』、『全豪テニス八百長疑惑 米紙報道、混合ダブルスで』(25日付、毎日夕刊)
☆『琴奨菊初優勝 日本出身力士10年ぶり 初場所「君を賜杯の隣に」新妻との約束守る』『和の勇姿待ってた 客席の父「緊張で取組見られず」』、『奄美大島115年ぶり雪 最強寒気、沖縄ではみぞれ』『全国で5人が死亡』『宮古島魚が仮死状態』『偏西風蛇行 寒気が南下』、『辺野古反対の新人敗れる 宜野湾市長選 現職が再選』『「基地移設進める」防衛相』、『男子駅伝愛知がV 都道府県対抗 初のアベック制覇=24日、広島市の平和記念公園前を発着点に7区間、48㌔で開かれ、愛知が2時間20分12秒で15年ぶり2度目の優勝を飾った。17日の女子に続いて史上初のアベック日本一となった』、『東海のファンも「長かった」』『地元の横綱「次は綱とり」』、『愛知計7市町村減収へ 消費増税後、豊田以外も』、『女性殺害容疑者「既婚隠し交際」』(25日付、中日朝刊)
☆『燃えろ大のぼり 師崎左義長まつり』、『両陛下があす訪比』、『宜野湾市長自公系再選 辺野古 政府、移設を推進』『与党に安堵感』『〈宜野湾市長選〉市民苦渋の決断 佐喜真(淳)さん再選「基地ノー」変わらず』『現職実績アピール』、『琴奨菊が初優勝 日本出身10年ぶり 大相撲初場所』『琴奨菊逆境越え栄冠 「けがは稽古で治せ」先代の教え実践』『実力者と技磨き』、『預託金流用財団「危機感持つよう高齢者を教育」 前専務、職員に指南 親族経営で倫理欠落』(25日付、毎日朝刊)

一月二十四日
 日本列島に大寒波が襲来。列島がそっくり氷の中に居るようである。

 北海道、東北、北陸ばかりでなく島根も、山口も、長崎、沖縄までも。み~んな白い雪に包まれた。鹿児島県奄美大島では115年ぶりの雪に島民らは「ゆき、ユキ、雪だ。生まれて初めて見た」と大興奮となった、という。石垣島では熱帯魚が寒さに耐え切れず、仮死状態で浮いた。マスコミ各社は当初ことしは暖冬だ、などと報道していたが、とんでもない。
 実は、長いスパンで分析すると地球が生物科学的にも冷えつつあることの証明です、とはある科学者。地球温暖化のせいでこの冬は暖冬だ、などと決めつける指摘は私たち人間にとっては、預かり知れないところ。こうも寒いと世の中、いや、この真ん丸な地球は冷えつつあるのだ、といった学者氏の言葉の方が、より真実味があるのはなぜか。不思議だ。

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 天下のがぶり寄りで優勝を勝ち取った1番。優勝インタビューに答える琴奨菊、妻からお祝いのキッス。天を仰いでのけぞる琴奨菊の菊バウアー。親友で殊勲賞を得た東前頭7枚目の豊ノ島は「1番嬉しい半面、1番くやしい」と。=NHK、Mr・サンデー(東海テレビ)、ネオスポ(三重テレビ)など各メディア画面から
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 大相撲初場所は31歳11カ月の大関琴奨菊(本名菊次一弘、福岡県出身、佐渡ヶ嶽部屋)が日本人出身力士として、大関栃東(現玉ノ井親方)いらい実に10年ぶりの優勝。大関豪栄道を見事ながぶり寄りの末、泳いだところを鮮やかな突き落としで破り、14勝1敗で優勝が決まった。その瞬間、日本じゅうが歓喜に包まれた。
 出身地の福岡県柳川市でもテレビの前でファンが「やった。やったあ」「バンザイ」と抱き合って大喜び。満員御礼の垂れ幕が掲げられたなか、両国国技館桟敷席で亡き祖父の写真を手に、祈る如くにわが子を見守っていた父親が勝利した瞬間、涙にくれて土俵をあとにする姿には、こちらまでが泣けてきた。
 影の立役者として忘れられないのが、昨年の名古屋場所を前に婚姻届を提出し二人三脚の生活をスタートさせたもう一人の主役の妻祐未さん(29)だった。「押しつぶされそうな関取の気持ちが分かった。でも押しつぶされてはいけない。一緒に強い気持ちで過ごし、関取がいかに相撲に集中できるか。からだを少しでも癒せるように、とそればかりを念じてここまできました」と語る祐未さん。
 結婚後、夫が誓ってくれた「必ず優勝するから」が正夢になったという(ちなみに結婚披露宴は今月30日)。優勝インタビューを見ていて思ったことは、この力士は家族の絆をどこまでも大切にし、かつ佐渡ヶ嶽親方をはじめとする一門に育てられてきたのだ、ということ。心から祝福したい。
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 大相撲で初優勝した琴奨菊は、31歳11カ月。遅咲きの大関が大輪として花開いた。次は横綱昇進への挑戦が待つ。新たに日本出身力士の横綱が誕生すれば実に18年ぶりになる。「自分の相撲を取り切ったら優勝できると自信がついた。がんばっていきます。先代=元横綱琴桜(故人)。琴奨菊の義父だった=と私の夢であった横綱の道をめざします」。
 この言やよし、である。先代と聞き、思い出すのはあのがぶり寄りの名横綱琴桜さんのことである。新聞社の一宮主管(現総局)支局長時代に、たまたま一宮市内の小料理屋〈小太郎〉さんでかち合いカウンターで酒を酌み交わしたことがある。本当に弟子1人ひとりに優しく、かつ厳しいまなざしを注がれていた。あの親方が生きておいでなら、どんなに喜んだことだろう。琴桜さんと同じ32歳の横綱誕生も夢でない。
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【きょうの一文・ことば】
「自分ひとりでは出来なかった。」「私の1番の支えは妻の思いです。」「自分の相撲をやりきったら出来るという自信がつきました。来場所も頑張っていきます。」「家族のみんな、特に両親には辛いときに壁になって自分をささえてくれたので感謝の言葉しかない。」「沢山の人々に応援していただいて自分がこうしたところに立っていることが嬉しいです。」「師匠の教えのもと頑張れたことだと思います。うれしいです。」
=24日大相撲初場所での優勝力士に対する各社のインタビューに答えて。日本出身力士として10年ぶりに優勝した大関琴奨菊の喜びの声と決意

「(日本じゅうが)待ちに待った、という感じだね。膝などに大きなけがを何回もして、何回もかど番を経験して、本人が1番喜んでいることでしょう」(九重親方=元横綱千代の富士)「我々も念願がかない、なんとも言えません。まったく優勝候補にあげていなかったが、この年令で随分苦労してよく15日間やりました。結婚も随分力になっている。白鵬の優勝インタビューに聞き慣れていただけに、(初々しくて)よかった」(NHK相撲解説者の元横綱・北の富士親方)
=関係者の声

「だます側は常に進化し、今日もまた新たな手口が生まれている」
=24日付、中日朝刊『〈核心〉悪徳商法絶えぬ新手 ワルは世相に敏感 人の心理を熟知』の記事のなかから。「悪徳商法被害者対策委員会」会長の堺次夫(66)の警告

【新聞テレビから】
☆『惨劇なぜ再び スキーバス事故 規制緩和で過当競争 2000年以降、安全軽視の構造 政府放置』『悔しさ、怒りこみあげ…ゼミ生が犠牲・法政大学教授 尾木直樹さん』(24日付、しんぶん赤旗日曜版)
☆『ファン期待10年ぶり日本出身力士V 琴奨菊胸張り賜杯を』、『〈サンデー版・世界と日本 大図解シリーズ№1235〉日本の雪祭り』『仲介業者大半許可持たず 廃棄カツ転売 食品販売認識もなし』『アイス2品目確認 みのり保管』、『〈脱貧困〉愛労連調査 若者自立 年収270万円は必要 現実は… 4人に1人250万円未満』『親頼み 暗転の恐れ 33歳男性月18万円綱渡りの生活』、『民家全焼男女2遺体 蟹江 46歳母と21歳息子か』、『ニセ電話詐欺2700万円 警察かたる 高浜の80代男性被害』、『米水道から高濃度の鉛 ミシガン州 大統領「非常事態」を宣言』、『輸血で3人慢性肝炎 昨年2人に続き E型感染後発症』、『FC岐阜前社長 闘病ブログ前を向く「社会とつながり実感」』(24日付、中日朝刊)
☆『川内村避難指示 今春全域解除へ』、『名乗れぬ家族のため ハンセン病国賠訴訟 境遇明かした男性、原告団長に』『東芝 原発で損失計上検討 米子会社は1600億円』、『資金提供元8割示さず国立大45病院 計525億円分情報開示及び腰』、『〈Sストーリー〉進化するトレーナー シャラポワ復活支える』、『■俳人協会賞に柏原さんの「夕雲雀」』、『古都照らす炎 奈良・若草山焼き』、『震災慰霊碑自転車で行脚 「阪神」88歳遺族 東北など270カ所 冊子に』(24日付、毎日朝刊)

一月二十三日
 寒い日が続く。奈良では世界平和を願って冬の風物詩「若草山焼き」があったという。

 東京・両国国技館での大相撲初場所14日目。大関琴奨菊が関脇栃煌山を寄り切りで勝って1敗を守り、単独首位に。日本出身力士の10年ぶりの優勝に前進した。横綱白鵬は大関稀勢の里に押し出しで負け、2敗。

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 土曜日。各務原での社交ダンスレッスンを途中で切り上げ、西春の名鉄コミュニティサロンでのサンポーニャ教室へ。ダンスではステップの基本でもある、正しい歩き方(ブルース)と微妙な手の連結の呼吸法(ルンバ)などを学び、アンデスの笛・サンポーニャの方は、アンデスフォルクローレ出身のプロ奏者ロベちゃん、ことロベルト・ゴンサさんからcelesteとsariri(Tinku)を学んだ。

 ダンスもサンポーニャも、まだまだである。でも、ここは少しずつ上達していけば、と思っている。特にサンポーニャは踏ん張りどころで、ここで棒を折ってしまったら一巻の終わり。セレストなど1年前に比べれば、だいぶふけるようになってきたことも事実だ。継続は力なり、マスターすると決めたことはどこまでも続けたい。
 私の自慢は、かつて小中高、大学と早朝の寒稽古も含め、高校1年の時の右足骨折による1年近くに及んだ長期自宅療養をのぞいては一度も休まなかった柔道の稽古にある。あの厳しさとは比べようもない。でも、この年になっても1度やると決めたものは、やらねばならぬのである。文学とて同じで書き続け、私なりの世界確立をと願っている。なんだか、精神論になってしまった。要するに、少年時代に描いた夢はいまも、わが心のなかで火花をあげている。 
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 ノルディックのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子蔵王大会で個人第7戦が行われ、高梨沙羅(クラレ)が合計241・3点で5連勝。この日高梨は1回目に94・5㍍で首位に。2回目には最長不倒の100㍍を飛んだ。2位は、238・7点でマヤ・ブティッチ(スロベニア)3位はエマ・クリネツ(同)だった。これで高梨は、日本開催のW杯4連戦を全勝し、連勝は5に。通算でもW杯出場63試合で36勝と驚異的な記録を続けている。それでも彼女曰く「課題の残る試合となった。反省点を分析したい」と。
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【きょうの一文・ことば】
 検定中教科書の閲覧と謝礼支払いぞろぞろと。促され「実は私も」と、渋々手を挙げた体。道徳の教科書に悪例として載せたいような。
=23日付毎日夕刊〈近事片々〉から。抽出

(バルビゾンの)日没を見にいこう。そうすれば私の活力は回復することだろう。
=23日夜。テレビ愛知『美の巨人 称賛の嵐! ミレー・羊飼いの少女 農民画家、変革の名画』のなかで。ミレーが生前にバルビゾンで語ったことば。そこには、羊が作りだす毛糸と、これを支える草原をバックにミレーならでは、のやさしさへの挑戦があった

【新聞テレビから】
☆『〈世界ふしぎ発見!〉2500年ぶりに甦る 極彩色のパルテノン神殿』(23日夜、CBCテレビ)
☆『強い寒気列島覆う 西日本、大雪や暴風警戒 首や手足保温を』『氷見ブリ お寒い水揚げ 山陰では大漁、水温影響?』、『昼ドラ52年史 彩った214作東海テレビ ■長門裕之、有村架純■「役立たずのブタ!」■超ハード撮影日程 最終作は佐藤江梨子 出演あこがれだった』、『〈中部の文芸 小説・評論 清水信〉三田村博史『東海の文学風土記』 文学での「場」の力紹介』『カナダで乱射4人死亡 容疑者拘束「少年発砲」と報道』、『久保田さん甲賀でそば店開く バット名工麺棒ヒット』、『10年超前交際女性殺害 福岡 容疑で男逮捕 乳児遺体も』(23日付、中日夕刊)
☆『東海大雪の恐れ 岐阜山間部30㌢』、『■「たま駅長」チョコ販売=バレンタインデー(2月14日)を前に、和歌山電鉄の貴志駅などで昨年6月に死んだ猫「たま駅長」をかたどったチョコの販売が始まった。22日に「たま2世駅長」のニタマがPR』、『留学生に違法長時間労働 容疑の日本語学校捜索 福岡 理事長ら3人逮捕』、『カナダ学校で銃乱射 4人死亡2人重傷 容疑者拘束』、『小学生視力過去最悪 15年度調査 3割が1.0未満』、『宮城沿岸「4人に1人』抑うつ 東北大調査』、『〈チエック〉冬アイス熱い 大人向け「高級」競う ▼暖冬効果も』(23日付、毎日夕刊)
☆『〈編集局デスク〉ひるまぬメディアに 編集局長臼田信行』、『〈(福島第1原発事故)全電源喪失の記憶 証言・1F汚染 第5章13〉キリン作戦「あれはいいです」所長評価』、『無罪放免必ず来る 任期空白にお詫び 元稲沢市議 本紙に手記』『元稲沢市議判決 5度目延期「最高人民法院が許可」』、『芸能人アカウント侵入 容疑の岐阜県職員逮捕 女性職員1万人分の情報も… アクセス被害アイドル困惑』、『ダイコー「権威」で業務拡大? 名大関連研究会参加 国の優良企業登録 実態は審査されず』『ミニストップ商品も アイス みのり保管「転売せず」』『壱番屋など3社愛知県に報告書』、『岡崎の70代女性 6500万円詐欺被害 ニセ電話』、『電車にはねられ高3男子が死亡 守山区、自殺か』(23日付、中日朝刊)
☆『情報流出の核検査機関 複数共有ソフト使用か 無断で』、『甘利氏疑惑国会に影響 野党、経済演説欠席 28日までに説明』『首相、今春訪露 両首脳一致 地方都市非公式に』、『教科書検定処分重く 閲覧横行で文科省検討』『「採択への期待当然」出版社営業が実態証言 検定中教科書教員に閲覧』、『下り坂バス最高100㌔ 転落直前減速80㌔に』『遺族支援弁護団結成へ』、『羽島の弁当店に30回転売 みのり ダイコーの食材 岐阜県調査』、『岐阜の高1 覚醒剤所持 容疑で逮捕 「小遣いで買った」』、『難民申請 最多7586人 15年状況 認定は27人 法務省』、『焼け跡から男女2遺体 名古屋・民家火災』(23日付、毎日朝刊)

一月二十二日
 あすから日曜にかけ、日本列島にこの冬1番の強い寒気が入り西日本を中心に最強寒波となり大雪になる恐れがある、と気象庁。東証株価が前日に欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が追加の金融緩和を示唆したことを受けて、急反発。終値は、前日比941円27銭高の1万6958円53銭にまで急反発。この上げ幅はことし最大、昨年9月いらい4カ月半ぶりの大きさだという。

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 「前を向いて」 被災女性にもやっと笑顔が戻ってきた=被災地・チャパガウンで。高齢女性を囲んで。左端が長谷川裕子さん
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「私たちが支援を続けている「チャパガウン」という村の、孤立無援の高齢女性の家が完成し、新しく生活が始まりました。/家具や電気の配線などは、近所の人たちが手伝ってくれたそうです。/おばあちゃんに笑顔が戻って来て、よかった〜。/日本の皆様、本当にありがとうございます。」
「今年も頑張ります! 昨年からの燃料不足、すこ~し改善されたような感じです…。/といってもインドとの国境は依然封鎖状態ですが。/隙間から(笑)運んでいるみたいです。通常の2~3倍のお金を払えば、なんとかガソリン、ガスも手に入ります。
 しかし、ネパール人って。ホント辛抱強いですよ。新年を迎え、私たちも支援活動再開です。日本の皆様からお預かりした義捐金の一部を、ロータリアンの奥さんの会インナーウィル・クラブのニューロードシティー支部に託して、一人住まいの高齢女性の家を再建しました。/今日はその授与式です。お祝いに食器などをプレゼントしました。」

 以上は、カトマンズを拠点に、夫のニルマニ・ラル・シュレスタさんと共にネパール大地震の復興支援活動に力を尽くす長谷川裕子さんからフェイスブックで届いた便りのごく1部である。日本の東日本大震災の被災地同様、ネパールでは全土でいまなお多くの人びとが家や、家族、職場を失う悲嘆のなか、立ち上がろうとしている。
 裕子さん夫妻はじめ、現地で復興支援活動に力を尽くす全ての人々の奮闘努力に、エールを送りたい。
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 政務活動費を騙しとったとして詐欺などの罪に問われ、昨年11月の初公判を欠席した元兵庫県議、野々村竜太郎被告(49)について神戸地裁が強制出廷させる勾引状を発付していたことが分かった。前回の不出廷の理由に正当性がなく、今月26日に延期された公判も欠席の可能性があると判断したためだという。今度は出廷し、裁きを受けてほしく思うが、さてどうなる?
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【きょうの一文・ことば】
「育児休業取得を勧め、職員が安心して子育てと仕事を両立できる雰囲気づくりをお願いします」(人事2課長からのメール)「国税庁全体としても男性の取得は増えており、引き続き取得率向上に取り組む」(松井めぐみ課長補佐)
=22日付毎日夕刊『イクメン支援着々 名古屋国税局 育休取得率2%→13%にアップ』の記事のなかで。妻の出産が近い男性職員がいる課長や税務署の署長宛てに名古屋国税局人事2課長から届くメールと国税庁人事課松井めぐみ課長補佐のことば

【新聞テレビから】
☆『〈ドキュメント72時間〉聖夜のバスターミナル札幌・それぞれの旅路遠距離恋愛に夜行出張』(22日夜、NHK総合テレビ)
☆『〈あの人に迫る〉成田昌隆 CG(コンピューター・グラフィックス)モデラー 45歳転職で射た スター・ウォーズ(秋田佐和子)』、『12社 検定中教科書見せる 文科省 教員ら延べ5000人に』、『首相「改憲 堂々と議論を」 施政方針演説呼び掛けへ』『甘利氏 金銭授受疑惑「1週間以内に説明」』『衆院本会議開会遅れる 野党、甘利氏に反発』、『バス転落1週間無念かみしめ 君のいない授業怖い 亡くなった小嶋さんの友人』、『「処理費掛からず収入に」 カツ横流し ダイコー代表が説明』、『明治の味ごちそうさん 弦斎の「食道楽」再現本 豊橋図書館発売』、『秀吉重臣叱る33通 天下統一前、脇坂安治宛て』、『「ミライ」タクシー発車 名古屋』(22日付、中日夕刊)
☆『教科書各社 不正まん延苦しい弁明 「良い本のため」』、『首相施政方針 賃金格差是正を強調 改憲 議論呼び掛け』、『海のプラごみ 魚より多くなる! ダボス会議報告書2050年予測』、『高齢夫婦宅全焼 焼け跡から遺体 名古屋・1人不明』(22日付、毎日夕刊)
☆『プーチン氏が暗殺承認か リトビネンコ事件 英報告書で言及』、『神岡じん肺4人追加認定 控訴審 賠償増額計3億7500万円』『「非人道的判決、満足できない」 原告団長・水本さん 亡き仲間思い訴え』、『バス転落ギア操作ミスか ニュートラル走行 減速に支障』、『甘利氏「報道と記憶違う」 自らの金銭授受 回答保留』、『〈街が変わる リニア本格着工〉名駅前に駐輪の「筒」 大名古屋ビル地下 1000台分 中部発の高速収容』、『〈仲介業者カツ転売語る〉みのりと一緒に詰め替え 食品表示シール作り貼る 「安さで仕入れた」一問一答』『マルコメ製13品目公表 みのりで発見の食品』、『事業破綻後42億円集金 花レンタル出資詐欺事件』(22日付、中日朝刊)
☆『スラグ24万㌧無断埋設 地権者が撤去要求 千葉・宅地開発』『スラッグ無断埋設 「子や孫に引き継げない」 千葉・袖ヶ浦 憤る地権者』、『バス転落直前80㌔ ギアはニュートラル』、『ダイコー 国が「優良」認定 2008年 三重県行政指導の直後』『「みのり側要望で」ダイコー会長主張』『飛騨牛と偽装1・8㌧ 岐阜の精肉店』、『18歳少年 家裁送致 伊勢・女子高生刺殺 嘱託殺人で』『母親「少年、謝罪の言葉」』(22日付、毎日朝刊)

一月二十一日
 1986年4月26日午前1時23分。原子炉の欠陥などから4号機の出力が急上昇し爆発した旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故からまもなく丸30年。森を赤く変色させた放射能は今も人々の暮らしを脅かしているが、運命の日ともいえる「4月26日」を前に、原発事故後の今を追う連載企画〈チェルノブイリ原発事故 30年後の現実〉が本日付から中日(東京)新聞で始まった。
 原発の悲惨な事故は、その後、日本でも東日本大震災発生時に福島第1原発事故が起きており、人類が決して目をそむけてはならない現実である。つい最近ノーベル文学賞を受賞したスベトラーナ・アレクシエービッチさんの「チェルノブイリの祈り」(松本妙子訳、岩波現代文庫)を読んだこともあり、こんご記事がどんな展開で進むのかを、他人事でなく注視し、期待したい。

 東京・両国国技館での大相撲初場所12日目。大関琴奨菊はこの日も横綱日馬富士に突き落としで快勝。鶴竜、白鵬、日馬富士と3横綱を連破し12戦全勝で優勝が見えてきた。優勝すれば栃東(現玉ノ井親方)いらい10年ぶりの日本人力士の優勝となる。

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 きょうは「寒」のなかでも寒さが最も厳しくなる『大寒』。昔の人は、よくいったものでとても寒い日となった。猫たちも暖房カーペットのそれぞれの定位置でじっとしたままだ。それでも時折、「オイッ、げんきか。寒いから、からだを大切にするんだよ」と声をかけるとニャ~アンと応えてくれる。彼女たちは何を思って生きているのか。
 そこには、ニンゲンのように互いを憎しみあい、殺しあうなどといった危険な意識など、さらさらない。ただ食事にありつき、可愛いがってもらえさえすれば、それだけで何の不足もない。ニンゲンみたいな強欲なぞ、カケラもない。ただ今居るところで温かく、仲よく幸せでいられたら、それでいい。それだけだ。
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 三重県志摩半島浜島の恵比寿神社で20日、大笑いをして1年の幸福を祈願する「初笑い神事」があった、とは中日朝刊の〈通風筒〉。記事にもある通り、漁師がいち早く漁場に着きたいと願う「端を取る」にかけ、地元では恵比寿像の鼻を削ってお守りにする風習がある。「鼻かけ恵比寿」とも呼ばれ、毎年神事に合わせて鼻を修復することでも知られる。宮司の合図で「ワッハッハッ」と笑うのは昔も今も同じだ。かつては毎年この日が訪れるとは、取材で足を運び、漁師さんたちと共に笑いながらシャッターを押した記憶がよみがえった。
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【きょうの一文・ことば】
 …世界の貧困問題に取り組む国際協力団体「オックスファム」の最新の報告書によれば、世界で最も豊かな六十二人が持つ富の総額が、人類の貧しき半数が持つ富を全部合わせた額と、釣り合うのだという▼富むものはますます富み、貧しきものはますます貧しく。そういう動きが加速して、最も豊かな1%の人々の資産が、残る99%の資産総額より大きくなったという事実もある▼大企業や富裕層に甘い税制で各国政府は貧困や格差に取り組むための財源を失っている。一部に富が集中する仕組みは、世界の過半数の貧しい人々の犠牲の上に成り立っている。オックスファムはそう指摘している▼〈物の重さを知ることは/その沈黙を聴くこと〉。世界の富を量る天秤ばかりが聞かせてくれるのは、貧困にさいなまれている人々の、重い重い沈黙か。
=21日付中日朝刊『中日春秋』から。抽出

【新聞テレビから】
☆『大寒育つ樹氷 御在所岳』、『太陽に第9子(海王星外側)? 米チーム新惑星の可能性』『質量、地球の10倍』『世界の大学君を待つ 脱「内向き」経験者が呼びかけ』『東海の留学生全体の8.9%』『甘利氏業者面会認める 金銭授受「記憶あいまい」』『終始落ち着かず』、『首相「改憲 新たな段階」』、『花レンタル社長ら逮捕 出資金詐取容疑 60億円集金か』、『名古屋港の水 浄化成功 サンゴすくすく 名港水族館「次は産卵」』(21日付、中日夕刊)
☆『雪にさらすトウガラシ 新潟・妙高』『世界平均気温14・8度 昨年19世紀比1度以上上昇』、『愚直な生き方共感呼ぶ 朝ドラ「あさが来た」快走 放送以来 平均視聴率20%超維持』、『震災復旧談合 調整3社が割り振り表 特捜部入手 12工事を1社ずつ』、『甘利氏側に献金394万円 報告書 建設会社側説明と違い 13~14年』『ブレーキに異常なし バス転落 運転手に起因か』、『NY株249㌦安 終値1万5766㌦ 5カ月ぶり水準』『円高進行が一服 東証一時250円高』(21日付、毎日夕刊)
☆『〈チェルノブイリ原発事故 30年後の現実〉① 情報なき避難 歩いた森は高線量(文・大野孝志、写真・梅津忠之)』、『バス転落250㍍手前映像 減速せず中央線はみ出す ブレーキ異変か』『記録用紙を押収 長野県警、検証終了』、『合同捜査本部の設置検討 カツ横流し愛知・岐阜県警』『ローソン商品も横流しの可能性 「からあげクン」など』『三重で無許可産廃処理 ダイコー、08年に行政指導』『発酵処理能力一日1㌧だけ ダイコー過剰受注か』『みのりフーズ立ち入りで発見 岐阜県7商品発表』『廃棄委託先の監視を強化へ 流通・食品企業』、『四間道(しけみち)消えゆく景観 土蔵や古民家 市側、保存へ強制力なく』、『相続税5000万円円脱税疑い 愛知の姉妹ら国税告発』『納税の対象者昨年から拡大 各地で相談会も』(21日付、中日朝刊)
☆『清流に鯉のぼり 郡上』、『金沢一郎さん死去 前皇室医務主管 天皇陛下 がん告知 74歳』、『東証今年最大632円安 原油28㌦割れ下落止まらず 株価1年3カ月ぶり低水準』『1年ぶり一時115円台』、『バス、車体傾け走行 カメラ映像公開 速度超過か 転落事故』、『舞台復帰の夢かなわず 中村梅之助さん死去』、『大学襲撃21人死亡 パキスタン武装集団発砲』、『■タクシー券不正でNHK全国点検へ』(21日付、毎日朝刊)

一月二十日
 ここ濃尾平野を含む東海地方は白い朝で明けた(名古屋、岐阜とも9㌢の積雪)。

 東証が急落、ことし最大の632円安の1万6416円19銭に。この株価は1年3カ月ぶりの低水準だという。フジテレビ系で全国放送されている昼ドラがことし3月で終了、52年の歴史に幕を閉じると東海テレビが発表。
 安倍内閣の要、甘利明経済再生担当相が千葉県の建設会社側から口利きの見返りに現金供与や接待など1200万円相当を受けた(21日発売の週刊文春)との疑惑が浮上、甘利氏に対する説明責任が求められている。
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 早朝。愛猫こすも・ここが2度、3度と階下から2階寝室の私の枕元に行ったり来たりで、♪ニャン、ニャン、ニャニャンと、いかにも騒々しい。「何か」を訴えたい顔つきなので「何ごとか」と思い、寝室カーテンを開けると窓の外が1面、白く輝いているではないか。
 私は、ゆき、雪、ユキだとつぶやく。視界に映し出された白い世界、雪の原を私に知らせたい、その一心で彼女は何度も私のもとに足を運んでくれたのだ。
 ありがとう。そう言って何度も撫でてやると、彼女は♪ニャン、ニャアンと嬉しそうに頷いてくれたのである。

 店の前に突如、姿を現した2体のちいさな雪だるま
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 午後。朝の出掛けに耳が痛いので耳鼻科に寄ってから、お店に行くと言っていた妻のからだが心配で、差し入れを手に「ミヌエット」へ。なんと店の前で仁王立ちの店長さん(クマの縫いぐるみ)の横に、ちいさな雪だるまとウサギさんがいるではないか。
 妻が作った傑作に違いなく、私は即座に現場をカメラにおさめたが、そのごの直射日光はなんとも強烈で夕方には跡形もなく融け入ってしまったという。
 自然の威力を思い知らされる冬の1日となった。
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 中日新聞の朝刊1段ベタ記事に★福島の身元不明遺体ゼロ、の記事。
「福島県警は十九日、東日本大震災後に福島県いわき市久之浜町で見つかった遺体が、同町久之浜北町、大工鈴木秀勝さん=当時(60)=と判明したと発表した。福島県でこれまでに発見された震災による死者とみられる遺体は、身元が全て判明した。身元不明遺体がゼロになるのは、岩手、宮城、福島の被災三県で初めて。
 もともと死者として計上されていたため、震災による福島県内の死者数は千六百十三人で変わらないが、行方不明者は一人減り、百九十七人になった。」という。
 この数字を見るかぎり、まだまだ行方不明者が多い現実を示している。何たることか、と思ってしまうのは私だけでもあるまい。行方知れずのままの家族を抱える人たちの心中や、いかばかりだろう。この世は、どこまでも無情極まりない。
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【きょうの一文・ことば】
「自慢の娘でした。こうした事故が二度と起こらないよう、どうしていくかを考えていくのが大切です」
=20夜のCBC『〈NEWS23〉バス事故…命守るには』のなかで。犠牲となった阿部真理絵さんの父親のことば

【新聞テレビから】
☆『東海白い朝 平地も積雪、名古屋9㌢』『遅れてきた厳冬 交通乱れ通勤直撃 東海道新幹線最大74分遅れ 各地で休校や始業遅らせる スリップ、追突多発 名古屋高速通行止めに セントレア8便欠航』、『報道の「顔」降板次々 TV自制懸念』、『道路震災復旧で談合疑い 東京地検など 舗装の4社捜索』、『中村梅之助さん死去 85歳 大河「花神」、初代金さん』、『名古屋城、二条城 美の共演 ふすま絵「桜花雉子図」京都で公開』、『〈縁の行方、今〉 瀬戸内寂聴 横尾忠則 画・題字 ―野坂昭如さん― 心でつながり合う同志』(20日付、中日夕刊)
☆『東海各地で大雪』、『談合主導大手を捜索 特捜部など 震災復旧工事 独禁法違反容疑』『震災復旧談合 利益確保中小抱き込み 資材・人件費高騰受け』、『補正予算が成立 「1億総活躍」へ1兆1646億円』、『NY原油28㌦台 03年以来の安値』『東証一時300円安 1万7000円割れ』、『ダイコーと契約中止次々 食品メーカー「廃棄品粉砕を検討」 セブン豚肉も横流しか』、『イラク2年間で 民間人1万8800人犠牲 国連報告 IS虐殺や政府軍空爆』『ISが死亡認める 後藤さん殺害映像の「ジョン」』、『IS戦闘員月給半額に=これまでの約400㌦(4万7000円)から200㌦(2万3500円)に半減』、『宝塚観劇バス 運転手体調崩し蛇行 添乗員、約10分ハンドル握る』『さよなら「青ガエル」 東急から熊本電鉄 60年弱働き「定年」』、(20日付、毎日夕刊)
☆『〈街が変わる リニア本格着工〉大名古屋 求ム1000人 時給1500円も 名駅周辺 バイト争奪戦』、『寒中映えるこいのぼり 岐阜・郡上』、『がん患者10年後 生存率58.2%に』、『近鉄切符カードで購入可能 3月16日から、サミット前に』、『月1回週末に横流しか みのり従業員証言「3年前から搬入」』『生ごみ混ぜ食品廃棄 壱番屋防止策 社員が処理確認も』、『個人カード交付できず マイナンバー 一時システム障害』、『拘置所の閲覧制限「違法」 名古屋地裁 死刑囚が勝訴』、『暴力受け娘の出生届出せず 母への過料取り消し』、『★「南天のど飴」自主回収』、『大阪の切断遺体 知人の女を起訴 死体損壊・遺棄罪で』(20日付、中日朝刊)
☆『国認定法人 預託1.7億円焦げ付き 関連NPOへ「迂回融資」 虚偽報告疑い』『「軽率だった」肩落とし 預託流用 契約の高齢者夫婦』、『転居の10代投票可能に 18歳選挙権 参院選「空白」解消へ』、『SMAP今後の活動は 25周年 CD・コンサート未定』、『15年訪日客47%増 円安で中国人急伸 政府目標前倒し達成も』、『芥川賞に滝口・本谷さん 直木賞は青山さん』、『■弁護士がNHK会長罷免求め提訴』、『■リー監督、アカデミー賞授賞式欠席へ』(20日付、毎日朝刊)

一月十九日
 名古屋地方気象台が梅の開花を発表。平年より14日、昨年より17日早いという。

 天気の方は、北海道から九州まで大雪の1日に。
 根室、函館、仙台、松本、静岡、石川、広島、松山、大分…と全国的に大荒れの1日に。札幌で除雪作業中の男性が落雪にのまれて死亡、鹿児島県鹿屋市では屋根で住宅を点検中の住宅メーカー男性社員(49)が強風で転落して亡くなった。北海道の〈えりも岬〉で、瞬間風速45・1㍍を記録するなど各地で台風並みの強風が吹き荒れ、暴風雪も相次いだ。
 福井県あわら市の県道では岸和田観光バスの高速乗合バスが風にあおられてスリップして横転、道路沿いの田んぼに転落、死者こそ出なかったが28人がケガ。
     
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 心配していた妻、舞の血圧はけさ私が測ったかぎりでは正常値とはいかないまでも、いつもどおり、やや高めといったところで落ち着きを取り戻し、きのう医院で測定した際の異常値に比べれば、まずはダウン。このまま正常値に近づいてくれたら、と願っている。
 やはり昨日は寒いところを歩きまわったあとに、医院に行ったからなのか。それとも診察室で医師の前で緊張したためだったからかも知れない。

 とはいえ、彼女は脳内出血やら静脈瘤乖離などで過去何度も瀕死に陥りはしたものの、脳の大手術もあわせ、そのつど強い精神力で病魔を克服して立ち直るという全身傷だらけと言おうか、大いなる前歴の持ち主だけに油断はできない。
 要するに無理はするな、ということだ。そういう私はといえば、だ。口先だけは達者だが洗濯とか食事の用意などといった家事は、からきしダメである(かつて何度も挑戦したが、そのつと挫折。任せておいた方が返って邪魔にならない、と判断している)。
 当然その分、彼女への負担になっていることは間違いない。それでも、自分なりに出来る範囲内で、大いなる手助けをしているつもりではいるのだが。

 私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」の新年例会日程の件で同人1人ひとりにメールや電話で連絡するが、これに結構の時間がかかる。いつも思うが、人間同士が連絡をしあう、ということはそこにそれぞれの意思が働くこともあって大変なことだな、とつくづく思う。できれば1人だけで自由に瞑想に耽り文を書いているだけ、の方がいいに決まってはいるのだが。互いに〈ニンゲンといういきもの〉を相手に生きている以上、わがままばかりを言っているわけにもいくまい。
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 第百五十四回の芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が19日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞が滝口悠生さん(33)の「死んでいない者」(文学界12月号)と本谷有希子さん(36)の「異類婚姻譚(いるいこんいんたん)」(群像11月号)の2作に、直木賞は青山文平さん(67)の「つまをめとらば」(文藝春秋)が、それぞれ選ばれた。3人のますますの文運に期待したい。
        
 毎日新聞の夕刊に気になる記事がふたつ。ひとつは『サウジ・イラン断交 パキスタンが仲裁 中国主席も2国訪問へ』の活字。いまひとつは『富豪62人=最貧層36億人分 国際援助団体が資産額を推計』で、見出しに引きづられ、読む。
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【新聞テレビから】
☆『〈訃報〉男性世界最高齢112歳 守山区の小出保太郎さん死去=19日午前零時15分ごろ、心不全のため死去。小出さんの死去で東京都在住で111歳の吉田正光さんが国内最高齢となった』『グレン・フライ氏死去 67歳 イーグルス創設メンバー』、『震える朝 名古屋で初雪』、『ゼロメートル地帯浸水に備え 愛知県、愛西に防災拠点 3㍍超盛り土、ヘリ離着陸も』、『運行前バス監査 国交省大幅強化 転落事故受け抜き打ち』、『中国成長率 減速6.9% 15年 25年ぶり低水準』、『同志社大のごみ無許可収集疑い 関連会社社長ら逮捕』(19日付、中日夕刊)
☆『津で未明、初雪』、『福呼ぶ3000個 知多・節分準備』、『宇宙に咲く花一輪 ヒャクニチソウ ISS(国際宇宙ステーション)で育つ』、『訪日客47%増1973万人 消費も最高3.4兆円 15年』、『みのりフーズ「風評被害じゃこ契機」 福島産、ダイコーから購入 マルコメ=長野市のみそメーカー=製品も横流し』、『残業協定結ばず 転落事故 バス会社、従業員と』『運行会社ずさん バス転落 運転手の点呼漏れ常態化 安全教育なく過労運転も』『事故車両を検証 長野県警』、『NPO元代表に懲役6年 盛岡地裁判決 震災事業費横領で』、『化血研農水省も処分 動物用ワクチン 30日間業務停止』(19日付、毎日夕刊)
☆『産廃業者から108食品 みのりフーズ 生協のマグロも 大手冷凍食品製も横流しか』『ダイコー転売認める 県警任意聴取「異物混入知らず」』『食品廃棄処理年1回視察 壱番屋不正見抜けず』『震災を機に取引 ダイコーとみのり』、『ブレーキかけず蛇行か バス転落100㍍前 接触時、形跡なし』『重体の大学生死亡 犠牲者15人に』、『コンクリ壁倒壊死亡 解体業者の賠償確定 大垣の遺族、控訴取り下げ』、『神戸新聞元社長 山根秀夫氏死去(腎不全のため、75歳) 大震災時に取材指揮』、『「いじめなくす」歌に込め 西区の中学生自殺 同級生ら作詞』『協力の音楽家 つらいとき思い出す曲に』(19日付、中日朝刊)
☆『斎藤・工藤両氏ら5人野球殿堂入り=元巨人の斎藤雅樹氏(現巨人2軍監督)や元西武の工藤公康氏(現ソフトバンク監督)ら5人の殿堂入りが発表された』、『鎌倉大仏55年ぶり修理』、『高齢者預託2.7億円流用 国認定法人きょう全理事辞任』、『バス会社抜き打ち監査 国交省方針 ずさん管理是正』『スキーバス転落 運転手「大型」経験不足 イ社採用後、研修も』、『SMAP存続 解散騒動謝罪 前代未聞の劇的な展開』、『容疑者弁護士通じ説明 被害者名義で60万円借金 切断方法ネットで調べた 大阪・門真バラバラ遺体 損壊・遺棄罪で起訴へ』(19日付、毎日朝刊)

一月十八日
 冬型の気圧配置が強まり、東日本と北海道、東北などの北日本、北陸が今冬1番の積雪に。
 2年ぶりに6㌢の積雪となった東京では町田、高円寺、品川など。各駅がJRなど各線の間引き運転の影響で大混雑、出勤時間の駅構内が人で埋まり長い列が数百㍍に及んだ。北海道と青森も冬の嵐に襲われ、襟裳岬では午後7時に最大瞬間風速38・6㍍を記録、根室では市内各所に土豪が積まれ、高潮被害の警戒に当たる姿が痛々しく感じられた。
 冬将軍は、まだまだ、これから。あす以降は、さらに厳しさを増しそうで北海道では暴風雪に高波、高潮への警戒が呼びかけられている。
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 分裂、解散が取り沙汰されたアイドルグループ「SMAP」のメンバー5人全員が18日、レギュラー番組のフジテレビ「SMAP×SMAP」に、生出演。騒ぎを起こしたことを謝罪し元の鞘に収まった、と報告した。このニュースは海外メディアも速報し、反響の大きさを物語ったが「このままでは空中分解にもなりかねない状態でした。これからは何があっても前を見て進みたいです」とはメンバーの1人、木村拓哉さん(43)。

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 きょうは、先月から付き添いをやめた妻の1カ月にいちどの定期診療日である。近くの医院から帰った彼女に聞くと、血圧の数値が異常に高いので少し心配に。スーパーなど寒いなかを歩きまわったその足で病院を訪れたからでは(朝、私が測定したときの数値は、それほど高くはなかった)と勝手な解釈はしたものの、ここはソッとして様子をみることに。彼女の命を守るために生きている。そんな気がした。
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 東京体育館で17日に行われた卓球の全日本選手権最終日。男女シングルスが行われ、女子は石川佳純(全農)が平野美宇(エリートアカデミー)を4―1で破って3年連続4回目の優勝。男子は26歳の水谷隼(ビーコン・ラボ)が30歳のベテラン、張一博(東京アート)を4―1で退け、3年連続8度目の優勝で歴代最多記録に並んだ。「自分が成長し続ければ追い付かれない」と石川が話せば、「同じ選手が10年連続で決勝に出てはいけない。もっと僕を倒してほしい。できれば2桁優勝を」と水谷。
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【きょうの一文・ことば】
「私は心の整理に二十年かかった。また母を思って涙するけれど、それが私なんだと言えるようになった」「悲しいときは泣いたらいい。大丈夫、そばにいるよ」「今、私が生きているのは母が私を産み育ててくれたから。どうか私たち家族を見守ってください」。
=18日付中日朝刊『まだ涙するけど、それが私なんだ 遺族代表・山本さん心の整理に20年 亡き母思い』の記事のなかで。神戸市の追悼の集いであいさつした遺族代表の山本広美さん(42歳)
※山本さんは専門学校生だった時に阪神大震災に遭い兵庫県姫路市の祖母宅にいて難を逃れたが、神戸市の木造2階建て自宅が全壊、1階で寝ていて下敷きになった母啓子さん(当時45歳)を失った

……谷崎文学を突破口として、私たちはこれからもその物語の力の底深さに分け入らなければならない。
=18日付中日夕刊『谷崎潤一郎没後50年 上海国際シンポにて――清水良典 物語の力 世界を左右』の記事のなかで。文芸評論家清水良典(いみず・よしのり)さんが結論として

【新聞テレビから】
☆『関東で大雪 交通網直撃』『愛知あすから降雪予想』、『壱番屋製以外も転売 みのりフーズ 賞味期限切れ品』『愛知県 産廃53業者立ち入り』、『法定額割れ受注他3件 バス事故運行会社 法令違反14件疑い』、『〈大波小波〉150年の罪と罰(露文派)』、『「日本中が有罪視、無罪と言えず」ロス疑惑殴打事件 裁判長「評議で発言」』、『裏カジノ責任者ら逮捕 栄の店、賭博容疑で12人』『看板は「クラブ」/3重の扉/監視カメラ 巧妙な手口、実態解明へ』『テニスで八百長横行 BBC報道 四大大会優勝者含む』、『SAでハラル弁当いかが 豊田の農家 地元野菜使い販売 新東名・岡崎』(18日付、中日夕刊)
☆『関東大雪都心6㌢ 通勤の足直撃 67人けが あすも要警戒』『典型的な気圧配置 寒気と湿った空気が原因』、『東証一時480円下げ NY原油下落28㌦台』、『「強力な外交の成果」 イラン制裁解除米大統領強調』、『4万5000年前 マンモスに狩猟痕 ロシア研究チーム 人類北極圏到達早まる?』、『衰えぬ「シャーロット」人気 大分・高崎山 サルの人気投票』(18日付、毎日夕刊)
☆『被災の記憶忘れないで 阪神大震災から21年』『〈阪神大震災追悼〉希望の灯り未来へバトン 高齢化で解散来年から他団体に 鎮魂から防災へ』、『イラン制裁欧米が解除 IAEA(国際原子力機関)、核制限確認』、『都道府県対抗女子駅伝 愛知が大逆転初V』、『大津市長に越氏再選』『中津川市長に青山氏が再選』、『運転手過酷勤務今も バス事故「不規則つらい」「眠気感じる』『〈同時間帯の現場走行ルポ〉暗闇の峠道続く急カーブ』『献花台設置 冥福祈る』『運転手は多発性外傷 新たに1人骨折判明』、『センター試験不正7件 全日程終了 再試験対象は256人』(18日付、中日朝刊)
☆『ありし日の写真がつなぐ被災地 神戸・宮城手を携え 阪神大震災21年「生きた証し」伝える』『「希望の灯り」に黙とう 岩手・陸前高田 伝統の笛で供養』『忘れない 阪神大震災21年』『神戸に「復興」大学院 兵庫県 来春開設目指し申請へ』、『バス転落 制御困難100㍍以上か 左側にもタイヤ痕』、『米欧、イラン制裁解除 核合意履行 関係改善本格化』、『宜野湾市長選告示 「普天間」争点 現新一騎打ち』、『トヨタ車体 ダカール3連覇 市販車部門 トラブル克服』『下町ボブスレー ジャマイカへ 18年平昌五輪が目標』、『埼玉・女児=藤本羽月ちゃん。3歳=死亡 首にロープつけ拘束 逮捕の母ら 日常的に虐待か』(18日付、毎日朝刊)

一月十七日
 6434人の命が奪われた阪神淡路大震災から丸21年。あの日、私は新聞社の大垣支局・支局長住宅で家族もろとも大きな揺れを感じ、数日後には自分の管内でもないのに破壊され尽くした悲惨極まる現場をこの目で、と被災地入り。靴の町・長田区など各地を見て回った。横倒しになったままの墓石群のなかに、日本を洪水から救ったデ・レーケ=明治時代にお雇い工師として日本に渡り木曽三川分流に力を尽くしたオランダ人水理工師=の墓を見つけた日のことは永遠に忘れないだろう。

 第34回全国都道府県対抗女子駅伝が京都の西京極陸上競技場を発着点に9区間、42・195㌔で行われ、愛知が最終9区でエース鈴木亜由子(24)=日本郵政グループ=が群馬、兵庫、京都の3チームを抜き去る大逆転でトップに立ち劇的な初優勝を遂げた。「みんなの思いが1つになり、うれしい」と鈴木さん。大津市長選が17日投開票され、無所属で現職の越直美さん(40)が再選された。
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 きょうは日曜日。このところ寒い日が続く。ニュースによれば、あすは本州南岸を低気圧が通過するので関東地方を中心に東北、北陸など日本列島の各地で雪が降る、との予報。ここ尾張の地も一気に寒くなりそうだ。

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 〈この世の中めでたし楽しく〉の作品も。皆さんぜひ見てくださいね、と語る渡邊さん夫妻と作品の数々=すいとぴあ江南1階ギャラリーで
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 午後。妻の舞に誘われ、木曽川河畔の【すいとぴあ江南】へ。
 ここでリサイクルショップ「ミヌエット」のお客さんで常日ごろ、舞が大変お世話になっている方の創作手芸の作品展が行われているためだが、会場のすいとぴあ1階市民ギャラリーには手づくりによる見事な作品の数々が展示されており、感動した。作品展の正式名は〈夢見る現代創作展 渡邊きよ子〉。
 渡邊さんが折り紙や布切れ、ビー玉など主に小物を材料に、外枠なども100円ショップで買い求めるなどして心を込めつくった1作1作が並べられ、どの作品もこの世に光りを投げかけているような、そんな気がしたのである。

 中にはネジを巻くとオルゴールが美しい音色を奏でる昔なつかしい蓄音機付きの作品〈ぼくの好きな少女がおどっている〉も。ほかに〈金らんドンス〉〈何をあなたは夢みているの〉〈雪の中光りかがやく天使〉〈初夢をみてござる〉〈ふしぎの国のアリス〉〈カラスかわいやこちらへおいで〉などといった題で、どの作品も今の幸せ感がにじみ出た内容。思わず足を止めて見入る見学者1人ひとりの気持ちを温かくしている。
「作品づくりのヒントは週刊紙などで得ましたが、やはりひらめきですね。ひらめいたら、一気に集中して制作に挑みました。色合いにも気遣いし、題の名付け親は夫です」と笑顔で語る渡邊さん。彼女は交通事故に遭って不自由になった右手にもめげず、これら名作の数々を1つずつ丁寧に完成させ、作品展にこぎつけた。「作品展は今月30日までなので、皆さん。ぜひ見にきてくださいね」と話している。
 
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 NHKの大河ドラマ「真田丸」を2週連続で見たが、なかなか良い。何がよいか。今夜は2回目の〈決断〉だったが、何よりも深刻な局面に至りながらも、いつも笑いを絶やさない真田一家の家族的な雰囲気が、見る者をホッとさせる温かな構成、展開とでもいったらいいか。それから。堺雅人をはじめとする草刈正雄、内野聖陽、草笛光子、高畑淳子らの人間味あふれる好演も光っている。こんごを期待したい。
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【きょうの一文・ことば】
 自分は、どこまでも社会を調整するエアコンデンサーでありたい。(トリプルアクセスで転倒したフィギュアスケートの浅田真央の復帰劇については)「彼女はメダルを取るのではなく『スケートが好きだから戻ってきた』。それが全部に出ている。好きだから、やり続けているのです」「(自らのがんに触れ)がんが見つかって終わりじゃない。見つかってしまったら、自分は何を優先していくか。なんとなくイメージすることが大切だ。人生は続くのです」
=17日夜の東海テレビ『〈Mr・サンデー〉▽追悼…竹田圭吾さん残した言葉と貫いた志』のなかで。竹田さんが生前、番組で語っていたことば
※〈Mr・サンデー〉のコメンテーターを務めたジャーナリストの竹田さんは、ことし1月10日、すい臓がんで亡くなった。享年51歳。

【新聞テレビから】
☆『サンデー版大図解〈国会議事堂〉』、『伝えたい「日はまた昇る」 阪神大震災きょう21年 “息子”亡くした92歳』、『台湾総統に蔡(英文)氏 女性初8年ぶり民進党政権へ』、『社長遅刻出発前点呼せず 事故バス会社 法定額以下で受注』『大型バス不慣れ 深夜も経験浅く 事故の運転手』『生存者「車で帰りたくない」 心の傷ケア急務』、『ダイコー35社から委託 廃棄カツ 食品2200㌧受け入れ』、『田中恒成選手=多治見市在住。世界ボクシング機構ミニマム級王者。中京大2年。20歳=に「女神像」を贈呈 中日ぎふ体育顕彰』(17日付、中日朝刊)
☆『〈Sストーリー〉二つの大地震結ぶ――「阪神」きょう21年』『やり場なき声耳傾け 阪神の教訓東北の高齢者に生かす』『「独りじゃない」伝え 次世代へバトンつなぐ』、『〈クローズアップ2016〉中台、流動化の兆し 台湾政権交代 蔡氏、独立色は抑制』『〈中〉影響封じ込め 〈米〉緊張回避望む』、『尽きない悲しみ バス転落 仲間失いぼうぜん 負傷者「帰り車は嫌だ」』『安全軽視の果て 運行記録計の確認難航』『スキーバス「過酷」勤務 価格競争激化 運転手は高齢化』『バス転落 運行代金基準下回る ツアー会社提案か』、『闇に浮かぶ白川郷=16日夜、世界文化遺産の岐阜県白川村の白川郷合掌造り集落で冬の風物詩であるライトアップが始まった』、『■西川きよしさん、手術のため休養』、『名商大で照明消える センター試験 120人やり直し』(17日付、毎日朝刊)

一月十六日
 候補者のパレードやグッズのはん濫、投票賭博まで。ド派手な選挙で知られる台湾総統選が16日投開票され、最大野党・民進党の蔡英文主席(59)が2位の与党・国民党の朱立倫主席(54)に300万票の大差で初当選。初の女性総統誕生で民進党は8年ぶりに政権を奪回した。投票率は66・2%。前回74・4%を下回り過去最低だった。

 長野県軽井沢町で起きたスキーバス転落事故。多くの夢にあふれた若い命が、帰らぬ惨事となったがバス運行会社「イーエスピー」の高橋美作社長(54)が東京都羽村市の本社で記者会見。自らの役割でもある運転手の健康状態などを確認する出発前点呼をしていなかったことを明らかにすると同時に、目に涙を浮かべ陳謝した。
 カレーチェーン「CoCo壱番屋」の廃棄冷凍カツに端を発した廃棄物処理業者による横流し事件は、その後、東京から大阪へ、と日に日に不正の規模が拡大化している。
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 木曽川を渡った岐阜県各務原市での社交ダンスサークル。
 ワルツのインピタスターンなどをシャドーもまじえ、繰り返し学んだあとはタンゴのステップの基礎練習。全員、輪になって手と手を結んで繰り返しステップを踏んだ。ついでルンバの手の引っかけ。これはペアを組んだ男女相互のえも言われぬ気配というか、阿吽の呼吸が大切で、文学でいえば光る感性のようなものが欠かせない、とも。
 京子先生がおっしゃられるには〈こ指1本〉で女性のからだを自在に操る(動かす)ようにならなきゃあ、とも。ワルツは相手方の肩甲骨の下部分に手のひらの下の部分を温かく、かつ軟らかくあてがう。タンゴはそれよりも少し下に手をあてがう。「あてがったら、動かさないでね。ゴンちゃん」とは、レッスン仲間で往年の女優岸恵子に似た居酒屋女将のケイちゃん。

 毎日がトントントンと過ぎ去りゆく冬の季節だが、私の頭のなかはと言えば、ただひとつ。いつだって書くこと、小説のストーリーをどう組み立てるか。人々の胸、心を動かすにはどんな文を編んだら良いのか。寝ても覚めても、ただ、そのことばかりである。
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 大相撲初場所7日目の16日、私が期待する能登・穴水出身の東前頭11枚目の人気力士、遠藤(25)=本名遠藤聖大。追手風部屋=が休場、7日目に対戦が組まれていた輝(能登・七尾出身)が不戦勝となった。遠藤は、先場所から痛めていた右足首が捻挫の症状で状態がよくないため休場に踏み切ったという。再出場はしない方向のため3月の春場所での十両への転落が確実となった。2013年秋場所の新入幕いらい、今場所まで15場所連続で幕内を保ってきただけに、残念無念である。ここは、再起を祈るほかない。負けるな! エンドウ。
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【きょうの一文・ことば】
「人生で確かなことが3つある。死、税金、それからミシェルが大統領選に出ないことだ。これだけはいえる」
=16日付日経『〈Voice〉夫人の出馬「ない、ない、ない」』の記事のなかで。オバマ米大統領の確信にも似たことば

「選挙は有権者にとっては、お祭りなのだから。あれはあれでいいんじゃないの。(不正さえなければ)どんどん、やればいい。考えようによっては選挙への関心も高まると思うよ」
=16日夜のCBCテレビの『〈ニュースキャスター〉▽世界一派手!? 台湾選挙』を見ながら。妻の舞がポロリと

【新聞テレビから】
☆『センター試験始まる』、『早すぎる別れ 涙 バス事故悼む/負傷なお集中治療室』『大学生12人奪われた未来 長野・スキーバス転落 卒業控えたゼミ仲間■子どもの福祉へ情熱 友人ら「信じたくない」』『乗客に尾木さん教え子 大学生犠牲 憤り』『旅行会社など捜索』『土屋運転手宅を捜索』『旅行会社社長「重大さ実感」長野県警捜索』『運行管理ずさん 休憩「寄れそうなところに」』、『台湾総統選投票始まる 名物?賭博加熱 賭け金総額70億円』、『AIIB(アジアインフラ投資銀行)が本格始動 開業式典 習氏「重大な意義」』(16日付、中日夕刊)
☆『NY株1万6000㌦割れ 原油12年ぶり安値』、『「聖母」に熱い視線 ダ・ヴィンチ展』、『カツ購入業者を捜索 「ダイコー」転売実態解明へ 愛知県警』、『ヒトES細胞から「下垂体」組織 名大と理研「血圧低下や不妊治療に期待」』、『スキーバス転落 違法な運行管理常態化 過労運転疑いも』『「命綱」あれば無念 スキーバス転落 シートベルト「案内なし」』『事故現場、追悼の列』、『ケニア兵63人がソマリアで死亡 過激派(イスラム過激派アルシャバブが)襲撃』、『ホテル襲撃20人死亡(西アフリカの)ブルキナファソ テロ組織(イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ)が声明』(16日付、毎日夕刊)
☆『〈軽井沢町のバス事故〉片輪走行後に転落か スキーバス14人死亡 運行会社を家宅捜索』『乗客多数 ベルト未装着? ガードレール止めきれず』『悲しみのカーブ 軽井沢 スキーバス事故』『蛇行、横転バス大破 未明の車内懸命に脱出 すき間50㌢救助難航』『格安 満席の学生暗転「夜発」人気毎晩100台 「いつも笑顔」「愛されてた」就職や資格の夢絶たれ 「目を覚ませよ」響く怒声』『死亡運転手2人はベテラン 「なぜ危険な道を」旅行会社社長』、『豚カツ、メンチも横流し 廃棄不正問題 みのりフーズで確認』、『インフル全国的流行入り 9年ぶりの遅さ』、『林真須美死刑囚の接見妨害賠償命令 大阪地裁、国に33万円』、『★「片づけの魔法」全米1位』、『★岸井氏=岸井成格氏(71)=「NEWS23」アンカー降板へ』(16日付、中日朝刊)
☆『良縁を願ってロウソクに火 飛騨・三寺まいり』、『災害時要支援者 事前把握55%できず 74自治体本紙調査 消防などへ個人情報提供 条例整備遅れ』、『無言の遺族 涙こらえ』『直前にバス蛇行か 転落事故14人死亡 大学生12人犠牲 長野県警運行会社捜索』『尋常でないスピード』『闇夜の山道何が 現場に片側のタイヤ痕「狭く危険な場所」』『ツア―会社が謝罪 大型バス乗務4回目』『運行指示書 経路記載なし』『希望の未来無情 スキーバス転落 新生活迎えられず ゼミ旅行、ラガーマンも』、『カツ不正転売 ロース、メンチでも「産廃業者が隠避指示」 産廃業者からマグロ購入 みのりフーズ』、『トルコ選手も不正関与 ドーピング 国際陸連元幹部に賄賂』、『ヘイトスピーチ抑止条例 大阪市全国初の成立』、『岸井氏が専属契約へTBS番組に広く出演 4月1日付』(16日付、毎日朝刊)

一月十五日
 また大きな事故が起きた。

『笑顔の旅暗転 軽井沢バス14人死亡事故 車体「くの字」に』『未明の惨事 軽井沢スキーバス転落』『厳寒の峠うめき声』『突然衝撃 眠る客を襲う』など。夕刊の見出しに惨劇が目の前に迫る。

 バス転落を報じる新聞各紙と事故現場の映像(メーテレ〈報道ステーション〉から)
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 長野県軽井沢町の国道18号でスキーツアー客を乗せたバスが左側ガードレールに衝突、そのまま急カーブの坂道を右側車輪だけで片側走行(右タイヤのスリップ痕が約100㍍にわたって残されていた)、そのまま対向車線にはみ出し、道路右側の深さ約3㍍ある斜面の下に転落。乗客乗員41人のうち運転手2人を含む男性9人と女性5人の14人が死亡、27人がけがをするという大惨事が起きた。運転手をのぞく死者の全員が大学生だった。
 このニュースを見ながら30年前の1月28日、同じ長野県下の国道19号で日本福祉大学の学生ら46人を乗せ、志賀高原のスキー場に向かう途中だった三重交通バスが犀川の生坂ダムに転落、学生ら25人が亡くなり、小牧空港から現場に取材ヘリで急行。遺族の涙、涙の取材に携わった、あの日福大生スキーツアーバス転落事故を思い出した。
 なぜ、同じ事故が繰り返されてしまうのか。人間の宿命といおうか、何か見えない怪の如きものが働いているのか。あまりにも無慈悲かつ酷たらし過ぎる。合掌。

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 息子が社員旅行で滋賀県へ。夜、無事帰ったので安心した。滋賀の都は、かつて家族を前任の大垣に残し長い記者生活では初の単身記者生活を3年、過ごした土地である。それだけに、〈長浜まち歩きMAP〉や小冊子特集「琵琶湖に生きる沖島のくらし」、近江八幡のお菓子など粋な土産を手に帰宅した姿を前に、懐かしい日々がよみがえった。
 それにしても、左義長のころを新しい出発点として社員旅行だ、とは。ピリリと少々寒く厳しい季節ではあるが、発想が新鮮で社員の一体感も深まろうというものだ。つくづく息子は良い会社でお世話になっているな、と思った次第である。やはり、何事も年の始めが肝心。社業と社員全員のますますの発展と健康を心から願う。と思いつつ滋賀在任中、仲間たちと何度もうたった♪琵琶湖周航の歌が口をついて出た。
 小冊子には琵琶湖に浮かぶ沖島(滋賀県近江八幡市沖島町)のことと、島で三日三晩かけて行われる親鸞上人の報恩講のことなど日々の暮らしぶりが詳しく紹介されており、大変参考になった。私が在任中ずっと【〈うみのこ〉詩(うた)の旅】の題で、滋賀県内の児童らの詩を新聞紙面で紹介(びわ湖放送でも放映)させていただいたが、今から思えば沖島小の子たちから寄せられた詩が1番多かった。感受性豊かな島の子らの存在をあらためて思い知らされたのである。
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 本日付中日朝刊『奥西元死刑囚「司法に翻弄」 東海テレビ番組映画化 名古屋であすから上映』によれば、「苦しみ、悔しさ、あきらめ…。全ての感情を出し尽くしたような顔だった。ありのままを見てほしいと思った」とは、名張毒ぶどう酒事件の奥西元死刑囚をテーマにしたドキュメンタリー映画「ふたりの死刑囚」の監督を務めた東海テレビの記者鎌田麗香さん(30)。
 鎌田さんは昨年10月、東京・八王子医療刑務所に近い斎場でひつぎに納められた奥西元死刑囚の姿が報道陣に公開された際に見たときの表情を、こう表現。「ふたりの死刑囚」は16日から名古屋市千種区の名古屋シネマテークで上映されるが、鎌田さんは「(もう一人の元死刑囚袴田巌さん=79歳=も含め元死刑囚)二人を取り巻く現実を伝えることで『司法とは何か』を考えてもらうきっかけになれば」と話している。
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【きょうの一文・ことば】
(廃棄物との認識は。)との問いに答え
 ありません。ココさん(壱番屋)の商品だからね。三十枚入り一㌜が千円。つまり一枚三十円ぐらい。生肉を買ったって六十~七十円はする。お値打ちだなぁと。それを千二百円で売ったが、運送費や手間を考えれば利益は少ない。
(ダイコーを信用していた。)には
 ダイコーというより、商品を(信用していた)。ダイコーが産廃業者とは知っていたが、ココさんのきれいな箱入りで賞味期限も入っていた。サンプルを食べてもおいしかった。疑うことはなかった。報道で初めて知り裏切られた思いはある。
=15日付中日朝刊『廃棄カツ横流し「14年ごろから3回転売」「みのりフーズ」実質経営者一問一答』の中で。「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)の実質経営者、岡田正男さん(78歳)

『「業者に処分を頼む際、開封するとか再販できない方法があったはず」』=15日付中日朝刊『廃棄カツ横流し 「消費者ばかにするな」』の記事のなかで。スーパー「フードパークウオダイ」瑞穂店(名古屋市瑞穂区)に返品した地元男性会社員(53歳)の声。怒りの矛先は当然、壱番屋にも

【新聞テレビから】
☆『筆まつり 大筆が練る〈16、17日〉江南の北野天神社 奉納書道展は応募全作品を展示』『7万点の中から最高賞 古知野中の大森さん 明るい選挙啓発ポスター=江南市立古知野中学校3年大森万穂さんが平成27年度明るい選挙啓発ポスターコンクール中学校の部で、文部科学大臣・総務大臣賞に輝いた』(15日付、尾北ホームニュース)
☆『竜80きょう80歳 特別企画スタート 〈竜の履歴書since1936~激動の草創期~〉 第1回誕生』(15日付、中スポ)
☆『バス転落14人死亡 スキー客若者ら27人けが 東京深夜発 軽井沢の国道 予定外のルート走行』『2日前に行政処分 バス会社、健診受けさせず』『事故対策本部国交省が設置 バス会社を特別監査』、『パチンコ店強盗679万円奪い逃走 岩倉、刃物持った男』、『GPS捜査違法判断 名地裁、昨年の大阪に続き』、『廃棄カツ流通常態化か 愛知・岐阜県、解明急ぐ』『廃棄カツ販売 豊田でも判明』(15日付、中日夕刊)
☆『バス転落14人死亡 東京発のスキー客 軽井沢の国道27人けが 碓氷バイパス』『企画運行2社に厚労省立ち入り』『対策本部を設置 国交省』『厳寒の峠うめき声』『暗闇から「助けて」 軽井沢バス転落 下敷き、懸命救助 搬送先「頭部損傷目立つ」』『ゲレンデ行き暗転 運行会社が謝罪 「運転手2人 経歴10年超」』『閑散期になぜ いぶかしむ声』、『トルコ軍「200人殺害」 イラク・シリア対IS報復攻撃』、『ジャカルタテロ シリア滞在の男首謀か IS犯行声明 現場に不発弾6発』、『露ドーピング 国際陸連前会長が隠蔽 WADA(世界反ドーピング機構)、関与を公表』『東京五輪誘致中「協賛金400万㌦」』(15日付、毎日夕刊)
☆『ピカソをたどる◆1〈マラガ〉 光あふれる巨人の故郷(宮川まどか、写真も)』、『奥西元死刑囚「司法に翻弄」 東海テレビ番組映画化 名古屋であすから上映』『「90歳」誕生日に金山で支援集会』、『衆院定数10減を答申 有識者調査会 区割り5年ごと改定』『〈解説〉答申尊重 責任負う各党(政治部・木谷孝洋)』、『産棄カツ複数回横長しか ダイコー愛知で小売確認 チキンカツも流通』『ダイコー家宅捜索 愛知県警』、『ジャカルタ爆発 ISが犯行声明 民間人2人犠牲』、『校長ら賭けマージャンか 愛知県教委調査 尾張地方の県立高』、『平田被告の上告棄却 オウム事件 懲役9年確定へ』(15日付、中日朝刊)
☆『「被災地の木材活用」 新国立建築家隅研吾氏』、『北海道と青森震度5弱観測』、『ジャカルタ爆弾テロ 2人犠牲 ISが声明 5容疑者死亡』、『カツ転売以前から 愛知県調査 新たに5店舗判明』『廃棄カツ転売 食への信頼また損ね 販売店舗「自主回収」』、『宝くじ1880億円 米史上最高値の当選』(15日付、毎日朝刊)

一月十四日
 左義長。松の内で大役を終えた松飾りや注連縄など正月飾りを焚き上げる日本の文化だ。 
 徒然草第180段によれば 、平安時代、宮中の庭で青竹を束ねて立て毬杖(ぎちょう)3個を結びその上に扇子、短冊などを添え陰陽師が謡うなか、これを焼く行事があり、これを左義長といったという。この火にあたると若返るとか餅を焼いて食べると病気をしないとか、書き初めをかざしてそれが高く舞い上がると書が上手になるなど、とも。

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 要は年の始めにあたり、けがれを祓い清めて暖かい春の到来とその年の豊かな収穫を祈る行事で、その語源には鞠杖(ぎちょう。毬を打つ長柄の槌)に由来するとする説や、鳥追い行事との関連で鷺鳥(さぎちょう)の意味だとする説などがある。左義長にあやかってこの1年。舞の健康と無事が保たれるように、と祈った。
――ということで、「きょうは、左義長で焼いたお餅をお客さんから頂いたのでお腹がいっぱい」とは、妻の営むリサイクルショップ「ミヌエット」を訪れたところ、彼女から出た第一声だった。その一方で、女子会のかっこうの〈たまり場〉と言ってもいいミヌエットには、お菓子や韓国のキムチなどの差し入れも結構多い、とかで有り難いことだと感謝している。
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〈戦ひにあまたの人の失せしとふ島緑にて海に横たふ 天皇陛下〉
〈夕茜(ゆふあかね)に入りゆく一機若き日の吾(あ)がごとく行く旅人やある 皇后さま〉
 新春恒例の宮中行事「歌会始の儀」が皇居・宮殿「松の間」で行われた。ことしのお題は【人】で、天皇、皇后両陛下はじめ皇族方、一般の入選者らの歌が古式にのっとった節回しで朗詠された。※来年の歌会始のお題は【野】と決まり、宮内庁はこの日、応募要領を発表した。

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 インドネシアの首都ジャカルタで14日午前10時35分(日本時間午後零時35分)ごろ、手りゅう弾や銃で武装した男らによる自爆テロが連続して6回ほど起き、民間人2人を含む計7人が死亡、少なくとも19人が負傷、その後になり過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出したという。
 カレーチェーン「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋の廃棄用ビーフカツの横流し事件が愛知県内を中心とした弁当店やスーパー、鶏肉店など20数カ所に拡大。自民党の桜田義孝元文部科学副大臣(衆院千葉8区選出)が旧日本軍の従軍慰安婦を「職業としての売春婦だった」とした自らの発言を撤回。発言は何だったのか。
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【きょうの一文・ことば】
 戦後、上方落語の四天王といわれた四人の中でも「名人」と称するに足るのは春団治だけだった。噺(はなし)を練り上げることにかけては春団治を超える人はおらず、話芸を極めた。例えば「いかけ屋」の憎たらしい子どもたちの会話は絶品だったし、「代書」などでアホを描かせれば一頭地を抜いていた。舞踊の素養があり、所作がきれいで「皿屋敷」でお菊の幽霊が井戸から出てくるときの手つきなど、何でもないようで難しいしぐさが素晴らしかった。本当に惜しい。
=14日付中日夕刊『桂春団治さん死去 85歳 上方落語 最後の「四天王」』『温厚な人柄しのぶ 大須演芸場元席亭(足立秀夫さん、81歳)』の記事のなかで。雑誌「上方芸能」発行人で評論家の木津川計さんの話〈話芸を極めた名人〉

【新聞テレビから】
☆『阪神大震災「仮説銭湯」今も 悲しみ流し心温め21年』、『1000万人割り箸で結ぼう (不登校の問題に長年向き合ってきた)刈谷東高教諭(が)全国イベント企画』『東証、一時700円超安 NY株安や円高で反落』『日銀名古屋支店 東海3県の景気拡大宣言』、『サミット控え 名駅で爆弾テロ訓練』『ジャカルタで爆発 3人死亡報道、テロか』、『廃棄カツ、弁当・精肉店にも ダイコーを家宅捜索へ』『産廃業者、転売認める』(14日付、中日夕刊)
☆『歌会始「人」を題に』、『高座姿の美学貫く (3代目桂)春団治さん死去=9日に85歳で死去=、悼む弟子ら』、『「著作権譲らず」新国立デザインでザハ氏』、『SMAP分裂危機アジアで反響』、『刑法犯最小109万件 防犯カメラ普及 窃盗が減少 昨年・警察庁』『検挙率低迷32.5%』、『機械受注14.4%減 11月 中国減速響く』(14日付、毎日夕刊)
☆『くい打ち2社営業停止 元請けも指名停止処分』『住民「終わりにしないで」 くいデータ不正処分 補償求める声も』『「元請けに甘い」横浜のマンション住民』、『廃棄カツ業者が横流し 壱番屋製 愛知で5405枚販売』『転売1社は羽島の業者』『「お値打ち品」と紹介 廃棄カツ 業者、転売繰り返す スーパー困惑、怒り』、『スギ薬局本社「健康拠点」に 大府へ8月移転 高齢者雇用も』、『〈訃報〉長崎被爆体験語り部 広瀬方人(ひろせ・まさと=長崎の証言の会代表委員、前福島と長崎を結ぶ会代表。13日、肺腺がんのため死去、85歳)』(14日付、中日朝刊)
☆『一般教書演説 オバマ氏「脱・世界の警察」 忍耐と抑制 外交戦略』、『「原油安」出口見えず 30㌦割れ 需給環境1変』、『傑作「糸巻きの聖母」 ダ・ヴィンチ展16日開幕(江戸東京博物館)』、『豪華列車「世界最高」 JR東「四季島」3泊4日60万円以上』、『暖冬すくすくつやつや 弥富・金魚初市』、『国立がんセンター がん増殖遺伝子を発見 細胞を保護する働き 新たな治療薬開発に道』、『センバツ行進曲 西野カナさん「もしも運命の人がいるのなら」』(14日付、毎日朝刊)

一月十三日
 男子のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU−23サッカー(23歳以下)のアジア選手権が13日、カタール・ドーハで行われ、1次リーグB組の日本は北朝鮮との初戦に1―0で勝った。カレーチェーン「CoCo壱番屋」の壱番屋(本社・愛知県一宮市)が製造工程で異物(合成樹脂片)が混入したため廃棄処分したはずの冷凍ビーフカツを、産廃処分業者ダイコー(愛知県稲沢市)が不正に転売していた事実が明るみに。
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 私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」のリンクコーナーで長年皆さまに喜ばれ、親しまれてきたうちの2件を、昨年限りの店じまいなどの理由から削除することに。いずれも、この地方の名物紹介だっただけに寂しい気がする。でも、これも時の流れなのかも知れない。
 二者の弥栄を、心から願う。そして。これまで本当にありがとう、との感謝の心も込め。
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 韓国の朴槿恵大統領が13日、国民向け談話と記者会見を行い、4度目の核実験をした北朝鮮の制裁強化に触れ「中国が安保理常任理事国として必要な役割を果たしてくれるもの、と信じている。中国の役割は重要で、必要な措置がなければ今後、5度目、6度目の核実験も止められなくなる」と中国をけん制。

 元プロ野球中日ドラゴンズのエースで活躍、オリオールズからフリーエージェント(FA)となった台湾出身の先発左腕チェン投手(30歳)がマーリーンズと総額8000万㌦(約94億4000万円)の5年契約で合意したという。
 チェンといえば、2004年に中日に入団。11年までに通算36勝30敗、防御率2・59を残している。2012年にオリオールズ入り、4年間で3度の2桁勝利をするなど活躍。今回の大型契約は投手では球団史上最高額になるという。
 あの中日最強時代を支えた投手チェンが。ここまでよく頑張ってきたな、というのが実感である。絶えなき努力と実績で大リーグへの夢を実らせたよい例と言っていい。
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【きょうの一文・ことば】
 多くのパートは家計が苦しくなったから働くのです。景気がよくなったから、ではない。
=13日行われた衆議院予算委員会で質問に立った民主党の山尾志桜里議員が安倍首相に対してこう追及した

【新聞テレビから】
☆『米大統領IS根絶に全力 最後の一般教書演説』、『ドコモ、東海の工事半年前倒し 震災に備え圏外減らせ』、『SMAPの4人独立協議 木村(拓哉)さんはジャニーズ残留へ』『「存続して」「ショック」SMAP独立協議驚きの声』、『同居の男「湯かけた」狭山女児死亡 虐待拍車か』、『Jidaigekiいざ好機? 伊勢安土桃山文化村、誘客へ気勢』(13日付、中日夕刊)
☆『トルコのテロISと断定 市民「治安悪化の一方」』『「テロ自由の敵」 独首相声明発表』、『一般教書演説 党派対立の緩和必要 オバマ氏 格差拡大解消へ』、『朴大統領 実効性ある制裁を 対北朝鮮、中国の貢献求め』、『原油12年ぶり(1バレル=)30㌦割れ 中国の景気減速影響』、『ピロリ菌病原物質血液で運搬 京大など研究 疑いの病気 除菌治療有効か』、『遭難外国人6人を救助長野のスキー場 コース外で迷う 豪の6人下山 福島のスキー場』、『大輪咲かす冬牡丹 名古屋・徳川園』、『夏季五輪6カ国語辞典 足かけ20年種目増加にもルール変更にも負けず さいたまの86歳(本多英男さん)』(13日付、毎日夕刊)
☆『高浜差し止め提訴へ 福井の住民ら「3・11」目指す』、『電気代生活形態で8種類 二世帯同居など4%安く 中電が家庭用新プラン』、『トルコISテロ 10人死亡 観光 
名所で自爆、15人負傷』、『豊田市税改正ショック 頼みの法人住民税半減予想』『国の再
分配策 影響出る自治体他にも』、『特定秘密 検査院に提供 内閣官房 憲法90条踏まえ
通達』(13日付、中日朝刊)
☆『東証6日続落479円安 年初から1814円下落』『中国減速 負の連鎖 オイルマネー引き揚げ』、『中電料金最大5%割安 標準家庭1~3%下げ 4月自由化』、『トルコ爆発10人死亡 イスタンブール IS関与テロか』、『未来は私たちが選びます 名古屋の高校(県立南陽高校、名古屋市港区)で模擬投票』、『NHK事業収入 初の7000億円超え 来年度予算』、『組関係者でも保証有効 最高裁 融資前の調査前提に』(13日付、毎日朝刊)

一月十二日
 このところは冬らしい寒さが続いている。

 北海道陸別町で氷点下23.9度を記録。東京は平年に比べ9日遅い初雪。トルコのイスタンブールでは観光名所ブルーモスクやアヤソフィア博物館近くの旧市街地でシリア人と見られる男が自爆テロ、10人が死亡し、15人がケガをしたという。
 福岡高裁宮崎支部が強姦罪に問われた鹿児島市の男性被告(23)の控訴審判決で懲役4年とした一審判決を破棄、逆転無罪を言い渡した。高裁でDNA型を再鑑定したところ、被害を訴えた女性の体内から別人のDNA型が検出されたためで「女性の証言は信用できない」と判断したためだ。
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 文学界2月号と角川ソフイア文庫の新版百人一首を手に名鉄と地下鉄鶴舞線を乗り継いで大須へ。ことし初めての横笛レッスンのためだが、車内で読んだ昔の人の歌の数々にあらためて感銘を受けた。
 なかの2句は、といえば。
♪ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くゞるとは  在原業平朝臣
♪逢事のたえてしなくはなかなかに人をも身をもうらみざらまし  中納言朝忠
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 中日夕歩道によれば大相撲のラジオ中継が初めて放送されたのが昭和3年(1928年)の今日。それに合わせて設けられたのが、それまで無制限だった仕切り時間が幕内10分、十両7分に決められた、とのこと。仕切り時間はその後、幕内4分、十両3分に短縮されたが、無制限の仕切り時間のなかで行われた大相撲を一度見てみたかった、と思うのは私だけか。阿吽の呼吸があうには、それこそ観客の心までがひとつになった時ではなかったか。
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【きょうの一文・ことば】
 涙はなくしてもめごと多し
=ことし初の横笛レッスンの席で。世間話のなかで師匠の口から、ふと出た教訓

【新聞テレビから】
☆『(ふ)っこうの 歩み伝える 浪江カルタ』『避難児童ら作製 米原など支援団体に届く』、『FIFAバロンドール メッシ(バルセロナ、アルゼンチン代表)最多5度目』『陰り見られぬ得点力 28歳 仲間に感謝』、『東証6営業日続落 一時400円超 原油安も止まらず』、『〈論説委員のワールド観望〉北朝鮮女性楽団の光と影(山本勇二)』『8㍉映画クールジャパン ベルリン映画祭など 園監督ら作品特集』、『皇居で「講書始の儀」 名大名誉教授ら講義』、『強姦罪の男性に逆転無罪 高裁宮崎支部判決 別人のDNA検出』、『岐阜の2信金合併「大垣西濃」が発足』、『CG・3Dプリンターで精巧表現 瀬戸の置物未来の風 どんな原画でも製品化』(12日付、中日夕刊)
☆『原油急落一時(1バレル=)30㌦台 NY市場 12年ぶり水準』『東証一時350円安』『経営黒字2.6倍 11月国際収支 訪日客が貢献』、『イラクでテロ48人死亡 首都や近郊 ISが犯行声明』、『トヨタ新型レクサス初公開 北米国際自動車ショー』、『日米韓16日次官協議 対北朝鮮へ連携確認』『米露外相電話で北朝鮮対応協議』『核実験の種類を韓国特定できず』(12日付、毎日夕刊)
☆『室町伝統元服式 15歳が“成人”に 元徳山村民の子ら』、『「象牙の違法取引促進」 米環境団体 日本の財団を批判』、『トヨタ労組ベア3000円要求へ 物価上昇鈍く、15年の半額』、『デビッド・ボウイさん死去 69歳殿堂入り英ロック歌手』、『「阪神大震災語り継ぐ」 新成人全て被災後誕生』(12日付、中日朝刊)
☆『ビキニ被ばく労災申請へ がん発症元船員ら 福竜丸以外』、『東海大仰星4度目V 全国高校ラグビー桐蔭学園降す』、『戦中の強制連行 中国送還元担当の手記 秋田の三菱鉱山「報復に恐怖」』、『「最高度の警戒」維持 在韓米軍 北朝鮮挑発に備え』(12日付、毎日朝刊)

一月十一日
 成人の日。ことし日本の新成人は121万人。1昨年と並び過去最少だそうだ。そしてきょうは、あの東日本大震災から4年10カ月の月命日。宮城県でなお1237人、福島県でも198人が行方知れずのままである。

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 午後、野菜畑エデンの東へ。
 私は、もう少し土の中においてやり、もっと大きく育ったあとで収穫したかったのだが。舞の「種をまくのが遅かったから、そんなには大きくならないはず。だったら、早く抜いてあげた方が土のためにも、ダイコンのためにもよい」との一方的かつ独断専行的な勝手な判断もあり、土中から頭を出していた半分ほどが根っこごと引き抜かれた。

 アッという間に引き拔かれた可哀想なダイコンたちと収穫直前の様子、まだまだ「ままごと遊び」の域から脱せない=野菜畑エデンの東で
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 ちいさな生きものがいとも簡単に引き抜かれていく。そのさまを見て私はなんだか、ダイコンたちがかわいそうでたまらなくなり、初収穫の喜びというか、感慨というようなものは少しも感じなかった。そうと決めたら押し通す、彼女の強い性格は昔から少しも変わらない。私自身、情けないことではあるが、ただ見守るばかりだった。

 夜。ダイコンさんたちは、さっそく鍋ものの1部として使われたが、口に入れるとトロケてしまいそうな味は美味しさを通り越し、罪悪感の如きものを感じた。ただ、農業のことはまだよくは分かっていないので「早いうちに取って食べてあげた方がダイコンたちも救われる」といった言葉を信じるほかない。この日彼女はほかにも畝1列分の葱の上部だけを切り取った。恰好だけを見ていると、もはやいっぱしの農婦である。

 文句を言いながらもテキパキやってくれ、それにやることがとても早いので助かることは助かるのだが…。昔、新聞社の通信局部に地方記者として居たころ、彼女の手際の良さに「韋駄天のタツ」どの=彼女は俳句と短歌のペンネームは舞子だが本名は、たつ江なので=と名付け、半分冗談で呼んでいた時期もあるが、振り返れば懐かしい限りだ。
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 歌手で俳優の英国の伝説的ロックスター、デビッド・ボウイさんがガンで死去。69歳、ロックで亡くなる、とは彼らしいの声も。青森県南部町では震度5弱の地震。NHKアナウンサー塚本堅一容疑者(37)=東京・文京区=が危険ドラッグを所持したとして厚労省の麻薬Gメンに医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕された。
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【きょうの一文・ことば】
〜ネパール大地震  支援活動その15−① 今年も頑張ります!〜
 昨年からの燃料不足、すこ〜し改善されたような感じです…/といってもインドとの国境は依然封鎖状態ですが、隙間から(笑)運んでいるみたいです。/通常の2〜3倍のお金を払えば、なんとかガソリン、ガスも手に入ります。/しかし、ネパール人って、ホント辛抱強いですよ。
 新年を迎え、私たちも支援活動再開です。/日本の皆様からお預かりした義捐金の一部を、ロータリアンの奥さんの会「インナーウィール・クラブ」のニューロードシティー支部に託して、一人住まいの高齢女性の家を再建しました。/今日はその授与式です。/お祝いに食器等をプレゼントしました。
=カトマンズを拠点にネパール大地震の復興支援活動を進める愛知県稲沢市出身の長谷川裕子さんから届いたフェイスブックによる近況報告。9日午後、写真付きで届いた

【新聞テレビから】
☆『インタビュー長渕剛▽魂の10万人ライブ▽新成人への言葉』(11日夜、NHK総合)
☆『大人の一歩目に誓う 桐生選手リオ決勝への「超」越 被災3県古里復興させる』『新成人の逮捕相次ぐ』『和歌山で傷害 男性意識不明 静岡では車暴走』『運営ボランティアに酒を吹き掛けた疑い 豊田の男、暴行容疑』、『米爆撃機北朝鮮けん制 核実験に対抗 韓国で低空飛行』、『子どもの健康や差別続く苦悩 福島の母親「不安」半数超』、『首相「改憲勢力3分の2に」夏の参院選、一部野党含め』、『〈訃報〉竹田圭吾氏(たけだけいご=ジャーナリスト、編集者)10日、すい臓がんのため死去、51歳。東京都出身』(11日付、中日朝刊)
☆『新成人 御岳で不明 晴れの舞台に写真と愛用品 刈谷』『古里・楢葉で73人が再会 原発事故後初 飛躍誓う「世界を舞台に」名古屋・名東 世界チャンプ=世界ボクシング機構ミニマム級チャンピオンの田中恒成さん(中京大2年)= 「自覚を持って」多治見』、『ぼうさい甲子園「防災は夢を守ること」 グランプリ(愛知県半田市)亀崎小が活動報告』、『■高見順賞に財部さんと川口さん』、『エボラ熱一部マラリア薬が有効 国境なき医師団 死亡率31%低下』、『米、B52爆撃機韓国派遣 低空飛行で北朝鮮けん制』、『正恩氏「自衛的措置」核実験』(11日付、毎日朝刊)

一月十日
 NHK総合の大河ドラマ『真田丸』が注視のなか〈船出〉でスタート。西宮市西宮神社の230㍍先にある本殿めがけて境内を走り抜ける正月恒例の走りぬけ。午前6時、太鼓の音が鳴り響いて門が開かれると、参加約6000人の中からクジで決まった先頭グループ108人が飛び出しトップの1番福は、兵庫県明石市の高校1年水田道成さん(16歳)が勝ち取った。「多くの人にお世話になっているので、そういう人たちに幸せを与えられたらいい」とは水田さん。

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 舞台そでにズラリ掲げられたスポンサーの名前が入った提灯と舞台が開く前の大須演芸場観客席の様子。この日は団体客も詰めかけた(開催中の舞台そのものは写真やビデオ撮影が禁じられている)
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 妻の舞に連れられて新生の大須演芸場へ。やはり、足を運んでみてよかった。番組は一、落語 林家はな平 一、講談 古池鱗林(りんりん) 一、漫才 アンダーポイント 一、落語 林家うん平 一、コント コント山口君と竹田君 仲入り 一、江戸曲独楽 柳家三亀司 一、お座敷踊り 名妓連 一、漫才 青空球児・好児だったが、全ての演目に芸人それぞれの意気込みと魂が感じられ、内容も面白くかつ、厳しい芸能界の一端も垣間見ることができた。
 家を朝早く出ての第一部鑑賞となったが、会場は再生した大須演芸場を応援しようとする観客でいっぱいだった。中央と両袖には応援企業やお店、料理屋、団体名などが書かれた白と赤の飾り提灯がズラリ並び、舞台中央に掲げられた右から左に描かれた〈千客萬来〉の字も従来のままで、かつて今は亡き都々逸漫談の師匠柳家小三亀松さんを取材で訪れたころが懐かしく思われた。
 私は入り口でスタッフの女性の1人に「足立さん(かつての席亭)は」と敢えてお聞きしてみたが「ここには、もうおいでになりません」との返事。寂しさと同時に流れる時代を感じたのである。場内が何度も爆笑の渦と化した見事な話芸を披露してくれた林家一門ふたつ目の林家はな平さん、さらには名古屋びとにこだわった講談が光ったリンリンさんの名演など。書き出したら留まらないのできょうのところは、この辺りにしておきたい。
 いずれにせよ、名古屋の芸を応援するためにもこれからも見に行かねば、という気持ちになったことは間違いない。他の観客もそう思っただろう。なにしろ、ここでしか見られない芸の数々が見られるのだから。1人でも多くに足を運んでいただかなアカンと思う。
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 帰りに大須商店街をふたりで歩き、ふらり入った店が東仁王門通りの創作串料理・プチ割烹「くらげぼし」なる店。ここで、〈ひとくちずつ〉なるお酒付きメニューとランチをたのんで食べたが、値段もそんなに高くなく逸品だった。「くらげぼし」の店名が気になったので聞くと若いオーナーシェフ曰く「僕は、よく空の星を見ますが双子座の下にあるくらげ星雲が好きなので。夢を叶えるためにこの名前にしました」と。空の星雲に夢かけているとは。なんともロマンチックなひとときとなったのである。
 食事のあとは、そのまま人、人、人で満ちあふれた商店街をカッポし、続いて地下鉄鶴舞線の上前津駅近くにある【いわて・陸前高田復興支援産直プラザ〈みちのく屋〉】に寄る。ここで東北名産の原酒雪っこやお寿司などを買って、上前津で地下鉄に乗って帰った。玄関のドアを開けると、愛猫こすも・ここがニャア、ニャアンと甘えた声で出迎えてくれ、元気を取り戻してくれていたので安心したのである。
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 テレビはベッキーなる女性タレントの不倫騒動で賑わしいが、私に言わせれば「ベッキーと聞いても、なんのことやら、よく分からない。こんなに時間を割くほどのことがあるのかな」と正直、疑問を感じた。

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 東電福島第一原発事故で全町避難がつづく福島県双葉町の伝統行事「双葉町ダルマ市」が避難先のいわき市で9日開かれ、5年ぶりに巨大だるま引き合戦が復活した。この日はいわき市の南台仮設住宅に高さ3・3㍍、重さ700㌔のだるまが登場。住民200人が東西に分かれ「せーの」の掛け声で綱を引き合ったが、結果は優劣なしの1勝1敗1分けの引き分けに。東が勝てば商売繁盛と家内安全、西なら無病息災、身体堅固とのことだったが、引き分けなので「いずれもかなう」とのめでたい審判とあいなった。
 滋賀県守山市の勝部神社では同じ日、最大径4㍍もあるほうき状の巨大たいまつ12基に一斉に火が放たれ、夜空を焦がす「勝部の火まつり」が勇壮に営まれた。炎の周りでは紅白のふんどし姿の男たちが威勢のいい掛け声とともに乱舞し、無病息災を祈願。この火まつり。鎌倉時代に土御門天皇に取り付いた大蛇を焼き払うと病が治ったという言い伝えに由来し、800年以上の歴史を誇るという。
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【きょうの一文・ことば】
 新年を迎え、おせちを前にふと思い起こすことがある。米海軍の語学将校時代に翻訳した日本兵の日記だ。海軍が南洋の島で日本軍の遺留品として回収した日記にこんな記載があった。
「戦地で迎えた正月。十三粒の豆を七人で分け、ささやかに祝う」
 物量で勝る米軍の攻撃に追い詰められ、補給路も絶たれて孤立した七人。この直後に玉砕したのだろう。思いをはせると胸が苦しくなる。
 日記とは不思議なものである。……
=10日付中日朝刊『〈ドナルド・キーンの東京下町日記〉書き手の心に触れ 日記文学への思い』の記事のなかで。日本文学研究者ドナルド・キーンさん

【新聞テレビから】
☆『復興へ起き上がれ 福島・双葉町』、『愛知県生物多様性保全へ国境越え自治体連合』、『担い手確保へ岐阜県奮発 消防団員雇用最大で200万控除』、『若者よ失敗は財産 名古屋 赤崎さん、山中さん対談』、『かるた新名人に川崎さんクイーン坪田さん初防衛』、『三菱マテ爆発書類送検へ三重県警、元責任者ら数人』『「安全な工場を」三回忌関係者誓う』、『女児移植かなわず脳死、臓器提供 命のリレー足跡永遠に経験語り1年両親「娘が活躍」』『移植待つ18歳未満が三重で脳死臓器提供 腎臓は名古屋で男性へ』、『不明の友と大人の一歩〈御嶽山噴火〉 刈谷の成人式、同級生が愛用品展示』、『★オホーツク海に初流氷=北海道網走市の北約280㌔の海上に、幅約5㌔の帯状で広がっていた。網走地方気象台によると、オホーツク海全体の流氷面積は例年並み。北海道沿岸から肉眼で見える「流氷初日」は平年並みの1月下旬を見込んでいるという)』、『奄美で震度4』(10日付中日付)
☆『(福島県双葉町で)5年ぶり ダルマと笑顔』、『震災負けない忘れない 全国高専ラグビー 仙台高専・名取3連覇 地元元気付けたい』『被災者を思い「帰郷コール」2万回 兵庫県嘱託岡部さん』、『昨年世界販売2%減 VWに二重の打撃 新興国不振排ガス不正 トヨタ首位確実』、『対北朝鮮警戒強化 日英防衛相が連携確認』、『Sストーリー 最果ての地に慰霊碑――シベリア抑留者 娘の苦闘』『母の無念引き継ぐ 11年がかり「閉鎖都市」の壁乗り越え 一人眠る父に会いに』『死の真相 今も分からず』、『「緊張激化望まず」 イラン外相、国連総長に書簡 サウジも戦争否定』、『米国、食料搬入を要求 シリア アサド政権包囲の町 餓死者も』、『2度脱獄の麻薬王 再び拘束 メキシコ 自身描いた映画公開直前』、『ヘイト集会拒否できる 東京弁護士会パンフ作製 自治体に配布』(10日付、毎日朝刊)

一月九日
 雲が流れ、信号が変わる。私はことし初めて愛車で木曽川に架かる愛岐大橋を渡り、岐阜県に足を踏み入れた。
―こんなふうに書くと、なぜか大げさ過ぎるのだが。日々、感じたままをメモに書き留めている、そのホンの1小節が冒頭の下りである。

 というわけで、きょうは快晴のなか、各務原へ。
 蘇原コミュニティセンター集会室でのことし初めての社交ダンスサークルのレッスンに参加するためである。きょうは、ワルツのロアを入れたU字型ステップと、新しくツー・ウエイと呼ばれるタンゴの足の運び方を主に学んだが、タンゴを踊る際の糸を引くような足運び、CBM(シービーエム=コントラリー・ボディー・ムーブメント)など社交ダンスのステップは踏めば踏むほど奥が深いことを今更ながらに痛感した。
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 長女猫こすも・ここの容態を気にしながらの1日だったが、次第にいつもの調子に戻ってきたようだ。やはり、寒いのでジッとしているのかもしれない。夜、風呂あがりの私の横にきていつものように黙って私の横に座り、「オトンきたよ。大丈夫だから。心配しないで」といった顔で私を見上げてくれた時には、それこそ涙が溢れてしまったのである。そこには、「ここ、元気で長生きするんだよ」と心のなかで励ます自分がいた。
 わが愛するこすも・ここは、いつもと何らかわりない。
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 東日本大震災の復興支援を目的としたフィギュアスケートの「NHK杯スペシャルエキシビジョン」が盛岡市のアイスアリーナで行われ、仙台市出身の羽生結弦(ANA)や名古屋出身の浅田真央(中京大)らが震災復興への願いを込め、「天と地のレクイエム」(羽生)や「踊るリッツの夜」(浅田)などを華麗に舞った。この日は荒川静香さんらと復興支援ソング「花は咲く」で競演する場面もみられた。
 羽生が「楽しそうな子どもたちを見て、未来を感じました」と言えば、浅田も「またがんばって復帰して、とエールを送られ逆に元気をもらえました」の弁。多くの人が泣いた東日本大震災の被災地は、ことし丸5年目を迎える。
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【きょうの一文・ことば】
♪(二〇一六・一・一)あるだけの 筆をならべて 書初す  林 貞
=年賀状をあらためて読みなおしていたら、大垣支局時代に私たちが大変、お世話になった書家〈はやし・さださん、林汀園さん〉から届いた賀状に、こうあった。賀状には「晩学で覚えた俳句を書いてみましたが大照れ」のことばまでが添えられ、懐かしく感じた

【新聞テレビから】
☆『〈NHKスペシャル〉シリーズ激動の世界 大越健介が現地ルポ! テロと難民揺れる欧州 極右集団と市民が衝突 EU終わりの始まりか』(9日夜、NHK総合)
☆『トヨタ世界販売首位 15年1010万台超で4年連続』『北米生産が最多 初の200万台超え』、『NY株3日続落167㌦安』、『江田(五月)元参院議長が引退へ』、『夢乗せロケット交流 組み立て飛鳥村 打ち上げ南種子町「村のメダカ宇宙に」』、『〈物々交換〉カニ輸出水族館の知恵 蒲郡 魅力ある海外の生物入手』、『中国春節祭 栄に舞う』、『岐阜刑務所長を更迭 賭けマージャン 職員も注意処分』『麻薬王メキシコで拘束 2度脱獄 銃撃戦の末に』(9日付、中日夕刊)
☆『津波の怖さ千年後に教訓を 岩手・大船渡製菓会社元専務 実話基に紙芝居10作品』『「福男」東西被災地つなぐ 兵庫の神社 釜石「避難」優勝者が開門役』、『核実験「戦争の瀬戸際に」 北朝鮮高官 韓国宣伝放送を批判』『平壌は祝賀ムード 日常生活変化なし』
』『世界中で入港禁止 北朝鮮船一部 米、制裁決議案』、『NY株週間1000㌦下げ 3日続落167㌦安』『4カ月ぶり円高水準に 一時117円21銭』、『神牛取り囲み 道真公ずらり 名古屋・上野天満宮』、『VW13年ぶり前年割れ 排ガス問題影響 昨年世界販売2%減』、『ヒトラー「わが闘争」再出版 ドイツ批判的注釈付け』(9日付、毎日夕刊)
☆『ミライ(燃料電池車)今月から増産 トヨタ、3倍の年2000台に』、『松阪にニホンオオカミ? 山林などに獣の足跡 早大探検部OBら調査へ』、『大音響の心理戦=韓国軍が8日、北朝鮮の核実験への対抗措置として、南北軍事境界線近くで拡声器による政治宣伝放送を約4カ月ぶりに再開』、『東京書籍も教員に謝礼 名古屋で会議 検定中教科書見せる』(9日付、中日朝刊)
☆『〈がんばってます 福島〉再生エネ民間の力で 支援基金(「ふくしま自然エネルギー基金)設立へ』『アニメ通し伝える「いま」 県が制作 共感の輪を世界に』『避難者10万人割る 新居、復興住宅入居進み』、『249人が立候補準備 今夏参院選 改憲勢力3分の2焦点』、『首相「北朝鮮に断固対応」 核実験 衆参両院が抗議決議』(9日付、毎日朝刊)

一月八日
 8日の東京株式市場。
 中国経済の先行きと原油安など世界経済への不安感もあって日経平均株価が続落、終値は前日比69円38銭安の1万7697円96銭に。年明けから5日連続の下落は、戦後1949年5月に東京証券取引所が再開されてから初の事態で下げ幅は1335円に達した。熊本市の化血研が国の承認と異なる方法で血液製剤などを製造した問題で厚労省が化血研に110日間の業務停止命令。
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 1月もアッという間に、もう8日だ。
 松の内も終わったところで「熱砂」同人一同の名前入りで新年のあいさつを【WORLD WINDOW―世界の窓―】欄で公開させていただいた。サウジアラビアとイランの国交断絶、北アフリカなどで相次ぐテロの続発、そしてその悲劇に追い打ちをかけた北朝鮮の水爆実験と世界じゅうが一触即発の危機と不安の渦の中にあるだけに、メッセージは同人全員の願いでもある平和への希求を第一とした内容とした。

 きのうからわが家の長女、愛猫こすも・ここが定位置を動こうとしないので心配している。彼女はポーズをとるのがうまいので主人の関心を引くためか、と思ってもみるがそうでもないらしい。いつも夜、風呂あがりに私が茶の間のテレビの前にドッカと座ると決まってすぐそばに来て座ってくれるのに。きのう、きょうと私のデスク横の定位置で横たわったままで微動だにせず動こうとしないので心配だ。
 夜。帰宅した息子もこすも・ここの異常さに勘付いたらしく、ストーブを部屋に持ち込むなどアレコレと気を遣ってくれているが、今夜段階では特に変化はない。齢も歳なので、このまま老衰し死んでしまわないか、と心配である。でも、時折思いつきでもしたように力強い両手で顔をゴシゴシこすってふくなどしているところを見ると、ここ2、3日冬本来の厳しい寒さがぶり返してきたから、それでサボリを決め込んでいるだけかも知れない。
 しばらく、このままソッとして様子を見守ろう。

 舞はそんな、彼女のことを心配して茶碗に入れた水を枕元まで運んで飲ませたりしている。こちらはよく飲むので心配ない、とは思うのだが。私がその後に舞を見習って彼女の大好物でもある猫缶を与えたが、こちらはプイと顔をそむけてしまい相手にはしてくれなかったのである。あぁ~
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 第一生命保険が「大人になったらなりたいもの」のアンケート結果を発表したが、男の子の1位は6年連続で「サッカー選手」、女の子はパティシエやケーキ店の人気が根強く19年連続で「食べ物屋さん」だった。
 男の子は以下、2位が野球選手、3位が警察官・刑事、4位電車・バス・車の運転士、5位大工さん、6位お医者さん、7位食べ物屋さん、8位学者・博士の順。女の子は2位が保育園・幼稚園の先生、3位看護師さん、4位お医者さん、5位学校の先生(習い事の先生)、6位歌手・タレント・芸人、7位飼育係・ペット屋さん・調教師、8位デザイナーの順。
 これを大人たちは、どう見るのか。この結果を見る限り、身近な職業にあこがれる、こどもたちの姿が浮かび上がってくる。
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【きょうの一文・ことば】
「心臓が打つ脈が指の先まで伝わり、自分の力で生きていると感じられた」「地元の方々やドナーさんなどに助けてもらった。自分も困っている人を助けてあげられる人になりたい」
=8日付中日朝刊『「自分も人を助けたい」 半田 米で心臓移植の堀井君』の記事のなかで。米国で昨年5月に心臓手術を受けた愛知県半田市の中学1年生堀井敬太君(13)が記者会見して語った

【新聞テレビから】
☆『前田ドジャース入団 背番号「18」 8年、29億5000万円』、『パワハラ自殺訴訟和解 岐阜県と職員遺族9600万円で』『〈街が変わる リニア本格着工〉ナナちゃん生かす再開発を 名鉄も関心 人集まる「広場」設置 名工大准教授が提唱』、『参院が対北抗議決議 核実験 衆院も今夕採択へ』、『NY株続落、392㌦安』『中国にらみ東証乱高下』、『〈G7 2016〉三重の地酒で世界を笑顔に 夕食会「乾杯」狙い商品開発に力』、『「クロ現」国谷氏 降板へ』(8日付、中日夕刊)
☆『イスラム女性華やか 伊ブランド、ヘジャブ(スカーフ)やアバヤ(全身を覆う黒い衣装)発表』、『個人番号カード無料公布始まる』、『北朝鮮核実験 米「中国は圧力強化を」外相協議 従来の対応批判』『韓国、宣伝放送再開 緊張高まる』『中国、国境の町で嘆き 観光・交流に停滞予想』『首相「水爆考えにくい」』、『東証荒い値動き 中国、中東先行き懸念』、『9年ぶり年越し 高温多雨が一因 インフルエンザ流行まだ』、『懐かしの音色人集う 市民からレコード1万枚 津市大門の商店街』、『中3飛び降り自殺か 始業式前の校内で発見 菰野』(8日付、毎日夕刊)
☆『〈北朝鮮 核の挑発1〉結束狙う足元火の車』、『菜の花もう満開 虹のアーチ共演(滋賀県守山市で。中村千春撮影)』、『空自隊員自殺国を提訴 大津地裁遺族、7900万円賠償請求』、『5300年前のミイラ「アイスマン」(復元像)。胃に悩みを抱えていた?』、『別れ乗り越え新たなページ 暴行死の親友へ漫画連載 錦の事件』、『改憲案各党支持に意欲 首相、国会発議踏まえ』、『民間の力歴史的建物再生 ネット資金公募 名古屋市が後押し』、『NHK系また着服疑惑 社員、架空発注で500万円』、『回送バス暴走アパート突入 東京運転手けが』(8日付、中日朝刊)
☆『がん情報 国が一元管理 全患者対象にスタート 米や韓国既に事業化』、『東電料金最大5%割引 4月自由化 標準家庭は1%』、『「サウジ、大使館空爆」 イエメン イランが非難』、『対北朝鮮 日米韓連携で一致 首相、朴氏と電話協議 政府、制裁拡大検討』『〈強硬 北朝鮮㊤〉正恩氏「強国」に執着』、『佐藤被告が起訴内容を一部否認 碧南夫婦強殺』、『ホテルで火災 客の女性死亡 東京・歌舞伎町』、『学生団員9年間で2.4倍 3000人超 消防団に若い力 就活に有利? 認証制度などで獲得へ本腰』(8日付、毎日朝刊)

一月七日
 私も所属する日本ペンクラブ(浅田次郎会長)が北朝鮮の核実験に強く抗議する声明を発表。声明は「無謀な行為と傲岸不遜な態度に、私たちは慄然とする」「核の時代は一日も早く終わらせなければならない」「世界のすべての人々が平和と協調の精神に基づき、地域の安定と非核武装の実現に向けて行動するよう呼び掛ける」としている。
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 きょうは中国でいう「人日(じんじつ)の節句の日」とか。お正月においしい料理を食べ過ぎて疲れた胃腸を休ませるためにも、七草粥を食べて無病息災を願い、邪気をはらう日だそうだ。
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 デ。朝、少し寝坊をした妻の舞が用意してくれた七草粥を食べ1日が始まった。ちなみに七草とはセリ、ナズナ(ぺんぺん草)、ゴギョウ(ははこぐさ)、ハコベラ、ホトケノザ(たびらこ)、スズナ(かぶ)にスズシロ(大根)だそうである。何度聞いても、7つの名前の全てはでてこない。

 朝食のあとは社交ダンスのレッスンで近くの公民館へ。ことし初ということもあってジルバを皮切りに、ルンバ、チャチャチャ、タンゴ、ワルツの順に2、3級をひと通りこなす方法で進んだ。
 ワルツは3拍子、ルンバは4拍子、タンゴは2拍子……。なのに、ルンバは♪ツー・スリー・フォー、ツー・スリー・フォーと言いながらステップを踏み4拍子とは違うのではないか。そう思いがちだが、そうではなく「ツー」の前に心のなかで〈ゥワン〉と言ってステップを踏むのだと学び、これまでも薄々気付いてはいたが、得心したのである。
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 イエメンの首都サヌアにあるイラン大使館がサウジアラビアの空爆を受け、職員がケガをした、というニュース。イエメンはイスラム教スンニ派の「ハディ暫定政権」とシーア派武装勢力「フーシ派」による内戦状態にあり、サウジがハディ暫定政権を、イランがフーシ派を支援、両派が代理戦争を繰り返し、内戦は泥沼化の一途を辿っているという。
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 中日・通風筒によれば、4月に誕生10周年を迎える滋賀県彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」あての年賀状が住まいの国宝彦根城に続々と届き、6日までに1万1424通がとどいた。市では城の入場券を兼ねたはがきで返信することにしているが、なかには羽織姿のひこにゃんに「見ザル、言わザル、着飾るにゃん!」の添えがきも。水戸市の「みとちゃん」など5自治体のゆるキャラからも寄せられ、人気は健在だという。
 フィギュアスケートの羽生結弦選手が東日本大震災の被災地岩手県大槌町を訪れ、地元小中生らを励まし、元気づけた。仙台出身で、自らも被災者の羽生選手は「みんなも助けてくれる人々に、ありがとうの気持ちを忘れないで、がんばってほしい。トラックやダンプカーが行き交って復興の様子が見られた半面(被災した当時そのままで)時が止まったままのところも」と心を痛めていた。
 JR東海によれば、3日の東海道新幹線利用客数は上下線計46万8000人で1日あたりの過去最高に。一方、サンマの2015年の全国水揚げ量は11万2255㌧と前年から半減し統計が残る1981年以降では過去最低(全国さんま棒受網漁協組合調べ)。
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【きょうの一文・ことば】
「若い船頭が何をするか分からず恐ろしい。自分の国は強い、と言いたがっているようだ」「核兵器を持っているから強いぞ、と国のリーダーが言うと、国民もそう思うようになってしまう。それが怖い」「核兵器はこっちの国が持てばあっちも持つので、なかなかなくならない。敵対する国のどちらかがそれでやられないと(核の廃絶は)無理なのか」
=7日付、中日朝刊『原水爆の怖さ分かってない 「福竜丸」被ばく者』の記事のなかで。1954年に米国が太平洋のビキニ環礁で実施した水爆実験で、付近を操業中だった静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」に乗組員としてのり、被ばくした見崎進さん(88歳、静岡県島田市相賀)
※当時、見崎さんら乗組員23人が放射能を含んだ「死の灰」を浴び、うち久保山愛吉さんが亡くなった

【新聞テレビから】
☆『北朝鮮を強く非難 「水爆」実験 安保理、制裁協議へ』『朝鮮学校不安な登校 北朝鮮「水爆」実験 嫌がらせを警戒』『放射性物質検出されず 日本上空』『原子力委が非難声明』、『東証一時1万8000円割れ』、『リニア開業へ豪雨対策 名駅南地下65㍍巨大ポンプ所』(7日付、中日夕刊)
☆『北朝鮮追加制裁へ合意 「水爆実験」安保理「強く非難」中国異例の早期合意』『日米で制裁議論主導 首脳電話協議 緊密連携を確認』『「水爆」米も疑念 分析不一致』、『元気に晴れやかに 3学期スタート 愛知・岐阜』、『裏千家で「初釜式」(京都) 東京では七草がゆ』、『阪神大震災21年「生きた証し残したい」神戸で住民が写真展 遺族に提供呼びかけ』、『売り上げ1億円昨年度は29店に 自治体アンテナ店』、『エンブレム本審査開始 東京五輪』、『尼崎脱線現場の保存着工』(7日付、毎日夕刊)
☆『北朝鮮初の「水爆」実験 成功と発表 保有主張 4度目核実験米中に予告なし 韓国水爆疑問視』『〈解説〉行動読めぬ正恩氏 核の脅威拡大(中国総局・城内康伸)』『安保理決議違反非難へ』『政府、制裁強化検討 NSC(国家安全保障会議)開催 予兆把握できず』『原水爆の怖さ分かってない 「福竜丸」被ばく者』『拉致被害者どうなる 北朝鮮「水爆」実験 懸念、憤り、嘆き〈特定失踪者の家族〉』『〈拉致被害者の家族〉交渉また長引く 自殺行為に等しい〈広島・長崎の被爆者〉』、『高浜再稼働容認に抗告 高裁金沢支部 住民側「闘い続ける」』『「銃無し社会へ一歩 服部君の母 米の規制強化を喜ぶ』、『レセプト債の償還問題 被害者弁護団結成へ』(7日付、中日朝刊)
☆『北朝鮮「初の水爆実験」「成功」声明を発表 M4.8懐疑的な見方も』『安倍首相「重大な脅威」』『「核融合」で強力に 起爆装置に原爆使用』『「核廃絶の流れに逆行」北朝鮮「初の水爆実験」 被爆者語気強め「政府、知恵出し行動を」「拉致解決最優先で」家族会 東海地方でも憤り、困惑』、『被災校舎再び集いの場 宮城の2小学校 食堂や防災パークに』、『ブラックホールのまたたき観測 京大グループ』、『給付・軽減税率で応酬 衆院代表質問 論戦スタート』、『加藤(桃子)女流王座=20歳= 連覇し4期目』、『幸運願う花争奪戦 郡上・長滝白山神社』(7日付、毎日朝刊)

一月六日
 小寒。
 寒さが増してくる〈寒の入り〉で、これから節分までが「寒」である。そのせいもあってか、きょうは、昨日までのポカポカ陽気が信じられないほどに、寒さが身にしむ1日となった。
 やはり、冬は寒い。
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 水爆実験を報じる朝鮮中央テレビと非難する安倍首相、実験を伝える日本の号外、1月8日の誕生日を前に国威発揚と米国など国際社会の関心を引くために実験をしたとされる金正恩(キム・ジョンウン)第1書記=6日夜のメーテレ〈報道ステーション〉のニュース画面から
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 寒さといえば、国際情勢もさむく冷酷なニュースが飛び込んできた。北朝鮮が、正午(日本時間午後零時半)から朝鮮中央テレビを通じて「特別重大報道」を放送し「初の水爆実験に成功した」と発表、「水爆実験の成功により、わが国は核保有国の隊列に加わった」と強調したのだ。
 ただこの実験、水爆の前段階とされるブースト型核分裂爆弾の実験を行った可能性が指摘されている。また韓国気象庁が午前10時半ごろ、北朝鮮北東部の咸鏡北道吉州郡豊渓里でマグニチュード4・7の地震を観測したことから、この辺りで実験されたと見られる。震源地は北朝鮮の核実験施設から30㌔の範囲内にあり、震源の深さは地上ゼロ㍍だったという。

 いずれにせよ、何たることか。安倍首相はじめ韓国、中国、米国、イギリス…と各国がただちに非難声明を出したのは当然のことである。これでは、ますます国際社会から孤立化してしまうのに。北朝鮮はそれを承知し、こうした愚行に及んだのか。それとも、もっと深い意図があっての暴挙なのか。本当のところを金正恩(キム・ジョンウン)第一書記に直接、問いただしてみたい気がする。
 もっぱら今回の核実験については「核開発に関しては米国と同じ立場に立ったのだから対等の立場で米国との交渉に臨んでほしい」との国家思惑がそうさせた、との見方が一般的だ。これまでなら、事前連絡していた中国にも何の前触れもなかったと言い、唯一の同盟国であるはずの中国も態度を硬化、やんちゃな北朝鮮の振る舞いに各国が手を焼いている。
 サウジアラビアとイランの国交断絶に続く北朝鮮の水爆実験と、人間たちは、不幸への道が分かっていながら、なぜ、こうしてとんでもない自爆への道を歩むのか。そこが分からない。
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「記者の殺害 昨年135人に 後藤健二さんも」とは毎日の6日付朝刊1段べた記事の見出し。ジュネーブに本部を置き、ジャーナリストからなる非政府組織「プレス・エンブレム・キャンペーン」が2015年に内戦中のシリアなど33カ国・地域で少なくとも135人のジャーナリストが殺害された、と発表。
『長野県歌「全員歌える」は言い過ぎでした。30代は5割だけ』の横見出しは同じ毎日朝刊。あの♪信濃の国は十州に 境連らぬる国にして 聳ゆる山はいや高く……の懐かしい県歌「信濃の国」を30代のふたりに1人が歌えない、とは。昔、地方記者だったころ、初任地の松本で取材の先々で聞いた歌だけに、信じられない。
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【きょうの一文・ことば】
「国連安保理決議に明白に違反し、四度目の核実験を強行したことを強力に糾弾する。国際社会が容認しないことを認識し、国連安保理決議の規定通りにすべての核兵器と弾道ミサイル開発を完全に廃棄することを強く要求する」
=6日付中日夕刊『北朝鮮初の水爆実験発表』の記事のなかで。緊急の国家安全保証会議を開いた韓国大統領府が出した声明

【新聞テレビから】
☆『北朝鮮初の水爆実験発表 特別報道で「成功」』『「水爆技術まだ」韓国分析急ぐ』『水爆 核融合を利用 原爆を大きく上回る力』『平和に逆行「許せぬ」 北朝鮮水爆実験各地から怒り』、『一筆、一筆思い込め 熱田神宮で書き初め』、『華やかに舞って20年 世界一7回立命館大バトン部 11日大津で記念公演』、『犠牲者の鎮魂竹灯籠に刻む 阪神大震災(1・17)追悼準備』(6日付、中日夕刊)
☆『アラブ連盟会合へ サウジ主導 対イラン包囲網』、『「動かぬ議会待てない」涙で訴え 米銃規制 大統領権限 全販売業者免許制へ』、『全原発ケーブル違反調査 規制委 電力各社に指示』、『薄氷ワカサギ釣り 暖冬で湖凍らず 業者悲鳴』(6日付、毎日夕刊)
☆『〈街が変わる リニア本格着工〉名鉄と近鉄、改札共通化 名古屋駅再開発で検討』、『〈転換 ニッポンの雇用〉トヨタ社長「私もラインに」』、『ヘレン・ケラー岐阜の記憶 盲学校訪問 卒業生宅に写真』、『遺体の身元は死亡女性の姉 半田・殺人放火』、『〈訃報〉加島祥造(かじま・しょうぞう)さん死去 92歳、詩集「求めない」=長野県駒ヶ根市の自宅で死去。葬儀は近親者で済ませた』『佐伯彰一氏(さえきしょういち=文芸評論家、日本芸術院会員)1日、肺炎のため死去、93歳。富山県出身。』、『滑り初め華やか 名古屋フェス』、『笹子事故倍賞確定 中日本高速控訴せず』、『名古屋市、介護ロボ購入補助 新年度特養などに上限10万円』(6日付、中日朝刊)
☆『賃上げ発言相次ぐ 中小波及は不透明 新年祝賀会』『日銀総裁 連合に奮起促す』『東証続落1万8374円 中東リスク 不安定相場続く』、『〈チャイナセンセーション 第1部一帯一路の行方⑦〉広州にアフリカ村 中国製品大量買い付け』、『尖閣航行船は改造軍艦 先月下旬 中国、計5隻投入か』、『別の川にも飛び込ます 千葉17歳殺害 一部容疑者が供述』、『市職員給与 据え置き 名古屋市長意向 人事委勧告に反し』(6日付、毎日朝刊)

一月五日
 暖かい日が続いている。
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 脱原発社会をめざす文学者の会の会報5号の1面と5面
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 「みなさま あけましておめでとうございます。穏やかな新年、いかがお過ごしでしょうか。残念ながら脱原発、社会の情勢、国際緊張など、厳しい状況が私たちを取り巻いています。会報、5号が出来上がりました。8月の鎌倉のイベント、9月の軽井沢のイベントを中心に編集をしました。」のあいさつ文入りで脱原発社会をめざす文学者の会の会報5号が事務局の山本源一さんから送られてきたので、さっそくその一部を写真で掲載させていただいた。
 第5号は「鎌倉の夏、開催された二つのイベントについての報告」(森詠)「軽井沢にて」(橘かがり)「印象のコラージュ 軽井沢にて」(森川雅美)「アルゼンチン・タンゴと福島」(志賀泉)「軽井沢ライヴを終えて」(橘光顕)「川村湊の脱原発通信⑤チェルノブイリの声」(川村湊)「第一回総会と第二部」(村上政彦)といった内容で私、伊神権太も「愛しの軽井沢」で執筆している。
        ☆        ☆

 「お電話してもよいですか」
 きのうの夕方。関東に住む船女よなさんから突然入ったメールに「あす私からしますので」と返信したこともあって電話を入れてみた。と、「私からかけ直させていただきます」の弁。
 まもなくかかった電話で分かったのは、ピースボートで私自身も大変お世話になった、ある男性のその後の闘病生活に関わるもので、彼女は彼の現況につき私に知らせたくて連絡をしてくださったと分かった。
 会話を重ねるうち話は飛び、A紙の記者として活躍されている息子さんのことやら、彼女自身の看護師生活に関する話題、さらには私の著書〈マンサニージョの恋〉に対する感想で始まる文学談義(よなさんは、最近エッセイ集を出版されたが「こんごは小説にも挑みたい」とのことだった)と話は延々とつづいた。
 あまり長くなっても、と適当なところで互いに受話器を置いたが、あのよなさんがこんな形で目の前に現れてくる、とは。少し驚いた。直感的に彼女の文学に対する情熱のようなものを感じたのである。健筆を願いたい。
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 東京中央区の築地市場で最後の「初競り」。200㌔の青森県大間産クロマグロが1400万円の最高値で競り落とされた。11月には江東区の豊洲市場に移転することもあり、市場では「80年お世話になってありがとう。築地に感謝しつつ将来に目を向け1年、がんばっていこう」との声が飛び交った。
 この日最高値で落札したのは5年連続となる、すしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代丸(東京)。築地での最後の初競りにつき木村清社長は「今回は最後もあって競る相手が多かった」と満面の笑み。築地では一時、マグロの高値競争が過熱。2013年には喜代丸が1億5540万円で競り落としたことがある。

 安全保障関連法に反対する学生団体「SEALDS(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さん(23)の殺害を予告する文書が、奥田さんが在籍する明治学院大(東京・港区)に送られた事件で、神奈川県警戸塚署が、5日、脅迫容疑で名古屋市守山区の無職少年(19)を逮捕。中国の寧夏回族自治区の区都、銀川で5日朝、走行中の路線バスから出火、14人が死亡、30人以上が負傷。捜査当局が33歳の男を放火の疑いで全国に指名手配。
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【きょうの一文・ことば】
 国交断絶。下がる原油価格に、流砂のごとき中東情勢。世界の株価も砂上のごとく。◇「桃クリ三年柿八年」と首相、「長期」の意欲薫らせ。桃李言わざれども下おのずから蹊を成す。黙っていても人を引き寄せるものこそ。
=5日付毎日夕刊〈近事片々〉より

【新聞テレビから】
☆『独語でNARUTO 滋賀出身の女性 全72巻を翻訳=滋賀県草津市出身でドイツ在住の翻訳・著述業辻美幸さん(47)が忍者を題材にした人気漫画「NARUTO(ナルト)」の単行本全72巻をドイツ語に訳した』、『クールな提案 火星に「氷の家」 NASAコンペ 日本人夫妻優勝』、『銃規制ネット取引も 身元チェック 米、大統領令で強化』、『暖冬で雪なし出初め式 高山』(5日付、中日夕刊)
☆『サウジ・イラン断交 米露、仲介に動く 早期修復狙う』『国連事務総長(潘基文事務総長とデミストゥーラ国連事務総長特別代表が)懸念伝える』、『東証一転上昇 中国下げ止まり好感』、『マグロ初競り威勢よく名古屋 築地では1400万円で落札』、『新春の花華やかに 京都・池坊初生け』、『千葉17歳溺死「金銭トラブルあった」 殺人容疑、同僚ら4人逮捕』(5日付、毎日夕刊)
☆『藤田嗣治が描いた北川民次 肖像画交わる才能 愛知 民次遺族宅で見つかる』、『7代目軽量・省エネ加速 東海道新幹線、20年度投入』、『通常国会召集 「改憲争点」安倍色鮮明 参院選 民・共抗戦の構え』、『初えびす 福よ、来い 熱田神宮』『モンキーパークなどで特需 千客万来でごザル』、『名タク「ミライ=燃料電池車=」導入 中部で初、今月下旬から』、『悪用口座名義実習生8割 不正送金事件 大半が中国人』(5日付、中日朝刊)
☆『「飛躍」を祈る被災地 各地で新春行事』、『東海ぽかぽか』『12月の降雪過去最少に北日本と東日本』、『首相長期政権へ強気 改憲と外交に意欲 国会開会』、『東証大発会 582円安 中国急落 取引強制停止 円急伸118円台』、『「河村市長は約束守る人」 名古屋市議会議長3期目けん制』、『■「キンタロー。」さんが結婚』(5日付、毎日朝刊)

一月四日
 早いもので、ことしも既に4日だ。東海地方はこの日も高気圧におおわれ、名古屋の最高気温は15・7度と平年に比べ6度以上の暖かさ。津も17・1度にまで上がり4月上旬並みと各地でぽかぽか陽気となった。
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 こんな中、きょうになって2枚の年賀状が出戻ってきた。1枚は昨年暮れの早い段階で投函していた春日井市にあてた賀状で住所末尾を「二の六の一〇」(正しくは三の六の一〇)と間違えていたため「この住所の宛名に該当する住所は見当たりません」の押し印入りで、今ひとつは元日に能登半島から早々と懐かしい方から届いたので、その日のうちに出した賀状だったが、こちらも「この郵便は、料金が52円不足ですから料金相当の郵便切手をはり付けて、お出しください」の日付印メモが張られていた。どうやら返信した年賀用はがきのうち、この賀状に限り切手をはり忘れたらしい。

 2通とも郵便局に行き再送させていただいたが、いやはや新年早々から少しばかり振り回された。でも、自業自得なのだから。仕方がない。傍らでは、こんなご主人さまの失敗なぞ、どこ吹く風―といった様子で、窓から差す春うららの陽を浴びながら長女猫のこすも・ここ、次女のシロちゃんとも1日じゅう、カーペットにからだを横たえたままでいる。身じろぎひとつしない。ここにかぎれば、泰平な世の中である。
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 安倍晋三首相が首相官邸で年頭の記者会見を行えば、東京株式市場ではことし最初の取引となる大発会。名古屋証券取引所でも2016年の取引開始を前に大発会の式典を開き、晴れ着姿の証券会社の社員らが株式市場の活況を願った。
 大発会を迎えた東京株式市場の日経平均株価(225種)の終値は前年比582円73円安の1万8450円98銭と波乱含みの幕開けに。上海市場は下落を受け取引を停止。欧州市場に続きニューヨーク市場のダウ工業株30種平均も急落し、下げ幅は前年比末比で一時460㌦を超えたという。

 日本では夏の参院選に向け本格論戦の舞台となる第190通常国会がこの日召集され、異例の早期開幕。魔物にも似た、申年がいよいよ音をたてて歩き始めた。

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 正月早々、イスラム教スンニ派盟主を自任するサウジアラビアがシーア派大国イランとの国交断絶を表明した、との暗いニュース(続いてサウジとつながりの深いスーダンとバーレーンもイランとの断交を表明)。中東の衛星放送・アルジャジーラが伝えてきたもので、サウジがシーア派の指導者ニムル師を処刑したのがきっかけだ、という。このままだと両国が深く関与するシリアやイエメンでの内戦にも影響を及ぼす恐れが出てきた。
 元々、国民の85%がスンニ派を占めるサウジアラビアと、90~95%がシーア派を占めるイランは、どうにもならない宗教上の対立と軋轢があるだけに、今後この国交断絶が中東各国に、どう飛び火していくのか。サウジアラビアのジュベイル外相は3日の記者会見で「イランの外交官は48時間以内にサウジを出国する必要がある」と説明、自国の外交官をイランから退去させ戻る途中だとも発表、気がかりな事態となっている。
 ちなみに、本日付中日夕刊によれば、イスラム教の預言者ムハンマドの慣行(スンナ)を護持し全イスラム教徒の約9割を占めるのがスンニ派。これに対してシーア派は、ムハンマドの死後、いとこで娘婿のアリとその子孫に権威が引き継がれたと主張し、異なる教義を持つ。サウジアラビアでは国民の85%がスンニ派なのに対してイランでは90~95%をシーア派が占めている。
 ちなみに過激派組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカイダは、スンニ派が主流だという。
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【きょうの一文・ことば】
「『県と県民、県庁の歴史を新たにつくる挑戦だ』との思いで果敢に取り組んでほしい。官民を挙げ、現場の最前線まで同じ思いでなければ望む結果は得られない」
=4日付中日夕刊『挑戦飛躍の1年に 仕事始め知事ら決意』のなかで。5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)を前に、その意気込みを語った鈴木英敬三重県知事の年頭あいさつ

【新聞テレビから】
☆『〈紙つぶて〉農業は社会基盤産業 加藤百合子(エムスクエア・ラボ社長)』、『〈大波小波〉漱石逝去百年』、『サウジ、イランと断交 宗派対立緊張高まる』『米が対話呼び掛け』、『マイナンバー始動 自治体窓口』、『改憲参院選争点に 首相表明 サミット、経済重点』『通常国会が開幕』、『東証大発会 一時500円超安 米中株安影響、売り先行』『晴れ着でナモ 名証も取引開始』、『何でだす!? あさが怒った 女子大開校資金集まらず』(4日付、中日夕刊)
☆『復興あっての五輪 誓いの仕事始め』『「サミットで歴史作る」三重県』、『なまはげ「文化遺産」に 「来訪神行事」一括 9市町タッグ』、『大阪切断遺体 女性不明直後借金返す 容疑者、口座からの数万円』、『交通事故死15年ぶり増 昨年4117人 高齢者が5割超』(4日付、毎日夕刊)
☆『アジア大会愛知招致へ 26年リニア開業1年前 瑞穂メーン会場に』、『電力自由化顧客引き留め 中電が新料金 今月中旬発表』、『参院選出馬 約250人準備』、『三が日に半袖 名古屋14.5度 記録的な暖かさ』、『霊長類最強? リクルーター 東山動物園(のイケメンゴリラ)「シャパーニ」 志望者減…名古屋市職員採用PRへ』(4日付、中日朝刊)
☆『「かるた姫」初手合わせ=京都の新春行事「かるた始め式」が3日、東山の八坂神社能舞台であった』、『大みそかに「姉」 元旦に「弟」 米で「年またぎ双子」』、『成長率「1%台」7割 16年見通し 緩やかな回復 主要企業調査』、『容疑者切断と遺棄供述 遺体の一部 不明少女と判明 大阪・門真』『一緒に花屋やりたかった…… 愛媛の父悔しさ語る』(4日付、毎日朝刊)

一月三日
 箱根駅伝は復路(神奈川県箱根町―東京大手町までの5区間109・6㌔)も5時間27分30秒で征した青学大が10時間53分25秒で2年連続2度目の総合優勝を果たした。
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 穏やかな良い日だった。
 この三が日は天気にも恵まれ、家族そろって楽しいひとときだった。わが家の息子夫婦も含め正月の帰省客らは皆、動きやすかったに違いない。だが、これも束の間のこと。きょうあたりは皆、いつもの生活の場に帰らなければならないこともあり新幹線名古屋駅や名古屋空港、中部空港などは、どこもUターンラッシュでごった返す1日となった。
 人はみな、またいつもの仕事場に、と戻っていく。全員に幸あれ、と願う。
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 新聞の正月特集をあらためて、ゆっくり読む。〈リオで加速 東京への道〉〈羽ばたく女性〉〈ゆあれば楽あり 銭湯探検に出かけよう!〉(中日)〈18歳未来を創る 感動シーン撮りたい〉〈五輪・パラリンピックアスリート座談会 勝負の年ともに飛躍〉(毎日)〈8・5開幕リオ五輪〉(中日スポーツ)など。どの特集記事も工夫が凝らされており、内容も豊かだ。なかでも今年、始まる18歳選挙権をにらんでの特集〈18歳未来を創る〉は、「18歳」が日本の未来を切り開いていくとの視点から、ドラマー、起業家、スポーツ選手を取り上げ紹介する手法でなかなかいい紙面展開だといっていい。

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 新聞各紙の正月特集。どこもアイデアが凝らされ関心を引く内容ばかりだが、逸品のひとつをあげるとしたら、1月1日付の中日『〈サミット豆知識裏話かるた〉み・え・い・せ・し・ま・さ・み・つ・と』か。
 1980年の伊ベネチア・サミット。1時間以上過ぎても料理が出てこず、その後の説明で「米国が、毒が入っているとの情報を入手したため料理を全部取り換えていたためだ」(え・演出場面として重要な夕食会)と分かった。仏アルシュ・サミットではサッチャー首相が女性問題に揺れた日本の宇野宗佑首相と挨拶するかどうか、が心配され、握手の瞬間にはドヨメキが起きた(さ・サッチャーさん握手をするか気をもまれ)、とか。なかなか面白い。
 さらに米ウィリアムズバーグサミットでは記念写真撮影の際、日本の中曽根康弘首相が存在感をアピールするため、レーガン米大統領とサッチャー英首相との間に滑り込み注目を浴びた話(せ・背の高い順で決まるほど単純ではない)、2005年の英グレンイーグルズ・サミットでの夕食会は3コースで簡素だったが三年後の洞爺湖・サミットの夕食会は八コースで「贅沢だ」と批判された(し・品数も批判を受ける夕食会)など。興味は尽きない。
 ちなみにサミットへの最多出席は、コール独首相の十六回(1983~98年、西独時代含む。つ・追随を許さぬ出席コールさん)。日本は小泉純一郎氏が六回で、安倍晋三首相は今年が五回目になるという。
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【きょうの一文・ことば】
 人種、民族、価値観の違いがあっても、世界中の人が、お互いを尊重する気持ちを持ったとき、どんな武器よりも強くて温かい、平和へ向かう大きな力が生まれます!
=1月1日付、毎日正月特集『18歳選挙権 今年夏から 1票私が主役』のなかで。群馬県・高校2年糸井あかりさん〈友情で世界を平和に〉から1部抜粋

 伊勢神宮は歩くだけで空気が違います。昔からお伊勢参りが続いてきたことも、肌で分かりました。自衛隊がイラク・サマワに派遣されていたころ、イラクの人たち、主に女性だったんですが、いろんな日本を見てもらったことがあったそうです。その中で一番感動したのは伊勢神宮。なぜかというと、「ジハード(聖戦)をして天国に行けると信じている人がいる中で、この地球上に天国はすでにもうあったんだ」という言い方をしていたそうです。(安倍昭恵首相夫人)
 僧侶が伊勢神宮に足を踏み入れなかった時代に、西行法師が「なにごとのおはしますをば知らねどもかたじけなさに涙こぼるる」との歌を詠んでいます。自然と頭が下がる。イラクの方もそれを感じたんでしょう。(小出宣昭中日新聞社社長)
=中日正月特集『羽ばたく女性』のなかの新春対談【〈伊勢志摩サミット〉神宮の静けさ 平和の象徴 世の中の対立を歩み寄らせる】のなかで。

【新聞テレビから】
☆『サミット控えにぎわい一層 伊勢神宮初詣』『天皇陛下「世界に平安を」 新年一般参賀に8万2690人』、『〈サンデー版・世界と日本大図解シリーズ №1232〉海外へ広がる日本食』、『Uターンきょう午後ピーク』、『吉永小百合さん和田誠さん 表現と平和を考える』、『名市大に開発拠点 手術支援ロボ国産目指せ』『中部のものづくり力結集』、『回転すし業界海外展開に向け 「一人前」の職人 育成へ認定制度』、『奨学金の返還訴訟激増 年5000件超に 支援機構、回収強化』(3日付、中日朝刊)
☆『〈憲法のある風景公布70年の今〉「陸軍飛行場」の次は「中間貯蔵施設」か 「公」のため2度までも 財産の公益使用 正当な補償必要』、『原油価格昨年3割下落 中東諸国財政に打撃』、『〈チャイナセンセーション 第1部一帯一路の行方④〉ウイグル人シリアで訓練 「テロの道」へ懸念 亡命先トルコが玄関口に』、『マエケン ドジャース米で移籍合意報道』、『半田、2人殺害 被害者の車無免許運転 子供2人同乗 ペルー人容疑者逮捕』、『浴室で遺体切断か 容疑者マンション血液反応が集中 大阪・門真』、『〈訃報〉ナタリー・コールさん65歳=12月31日、心不全のためロサンゼルスの病院で死去。伝説的なジャズシンガー、ナット・キング・コールの娘』(3日付、毎日朝刊)

一月二日
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 各地から届いた年賀状の1部。笑顔の1年になったら、いいですね。
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 いつも笑顔で元気を出して がんばって行きましょう 今年も皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り致します 本年も宜しくお願いします。/2016 春・非三猿申申(としあらたまり/さんえんにあらずしてものもうすさるなり)/百金もて駿馬を買ひ 千金もて美人を買ひ 万金もて高爵を買はんも いずれのところにか青春を買はん 清の詩人の歌につられてあてもなく青春を探す「迷い猿」。今年で六巡目の年男を迎えました。……
 =いずれも届いた年賀状から。原文どおり 

 時代は日々刻々と変わり、流れゆく。人は誰もがその渦のなかを歩き、生きていくのだ。
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 昼間、家族みんなで新年のあいさつを兼ね、寝たきりの妻の母を病床に見舞ったあとは、自宅でおせち料理を前にお酒を飲み、菓子を食べながら、ゆったりとした時間を過ごす。お菓子のなかには、誰が持ち寄ったのか(実はあとで○○の仕業だった、と知ったのだが)。赤穂浪士ゆかりの〈切腹最中〉まであり、すこしばかり緊張したことしの2日目となった。

 お酒は関東在住の息子夫婦が持参した山形の地酒、純米大吟醸原酒の「辨天(べんてん)」で、これがまた美味しかったこと。つまみは私たち夫妻が敬愛してやまないある女性作家から送られてきた東日本大震災の被災地、宮城県石巻市の〈石巻名産白謙の笹かまぼこ〉など逸品ぞろいときた。これまた地酒にピタリとあう味で、久しぶりに家族一緒に団らんをしながらのひとときは、また格別だった。
      
 元日に続き、きょうも束となった年賀状が、ドサリとわが家に。
 デ、妻にコンビニまで年賀のはがきを買いに走ってもらい、返信を黙々と書きこなしたが、書き終えたところできょう、きのうと届いた賀状1枚1枚の文面を、今一度読みなおしてみた。どれ1枚をとっても、個性的かつ印象深いものばかりだったが、なかでも心に残った文面が冒頭と以下に記した数々である(いずれも文面のみ)。

【今年は日本&ネパールの国交樹立60周年!! ネパールは一歩ずつ復興に向けて頑張っています。「(名古屋の)ばあちゃん合唱団がネパール公演できるといいですネ―!」/いつもお心遣いをありがとうございます.小太郎ばあちゃんも大変よろこんでいます/南の空と島々の戦いから帰って、満95歳。これからも、皆様のお力添えによって、「子どもの遊びの伝承」と「老いた方々を尊ぶつどい」の生涯活動に尽してまいりたいと思います。筆を活かす ご活躍を/一月にエッセイが歴史冊子に掲載予定.長編がようやく完成.新刊の内定でました./
 本社に戻りました(〈謹賀新年〉の黒字の横に、見事に彫られた画の赤い猿入りの年賀状。猿は狙いすまして何かに突進する図だ。これがまた決まっており、その傍らに添えられていたのが、この8文字)/今年もワインの海を游ぎたい!(お酒大好きな文学少女) /昨年結婚し、二人で初めての新年を迎えています 佳い年になるよう二人三脚で頑張りたいと思います/昨年は日本料理の素晴らしさを全国各地、世界各国にてお伝えする機会があり、幸せでございました これからも「家庭料理の大切さ」を多くの皆様にお伝えするべく、一層奮闘致します/ピースボートで105日間の地球一周(南半球)の船旅をしました。世界中の子どもたちが「戦争のない平和な生活」ができるように、今、自分のできることから、行動したいと思います。/
 昨年は充実したとしでした。ゆっくりと活動して行きたいです.(脱原発社会をめざす文学者の会メンバーのひとり)/オーイ、ゴンちゃんヤーイ.どうしてるゥ? がんばっているとは思うが。/地球はかつてなかったほど大きく揺れています。安全で平和な日本を維持するために、いまこそ知恵を出すべきと考えます。/みざる、いわざる、きかざるを返上し、後世の人たちへの悔いを残さぬような年にしましょう。
 週に二、三日 中国・ベトナム・カンボジアからの実習生に日本語を教えています。これが実に面白いです。人生黄昏時 最高!! /私は変わらず、がむしゃらに頑張っております。時おり、熱砂を拝見しており、伊神様のご活躍を思いながらすごしております。今年は戦後70ということで夏に特別番組を制作いたしました。名市大山田教授にもご出演いただきました。/大きな声で言いたくないが僕も今年は傘寿(さんじゅ)80歳だ
 お元気ですか? 新しい人生をまた始めたいと思います。約10年間勤めたドラゴンズファンクラブ事務局を退職し、1月から新しい仕事へ就くことになりました。/12月いっぱいでファンクラブを卒業しました。今後は家庭に入り、夫を全力でサポートしていきます。中日新聞で過ごした10年は、私にとって生涯の宝物です。/旅に慰問に作詞に大活躍のご様子。一層のご健闘を祈ります。/
 能登七尾湾の和倉の浦で創業を始めてから一一〇年 加賀屋は「おもてなしの宿心」を大切にこの先も歩み続けます/PB七六回では大変お世話になりました。また船友会(旧首都圏会)の季節になりました、……一月二十日(水)池袋サンシャイン クルーズクルーズでまたお会いしましょう。/創作に励んでらっしゃることと存じます。御身お大事に。/伊神さんとの多くの楽しい思い出をアルバムに見入っている日々です。ただ八十一歳老人で入退院の連続です。/思い出が一ぱいです。やっぱり一番なつかしい人です.一度逢いたいね。/
 中日新聞「平和の俳句」を毎日よんでいます.ヒットラーは国民が選んでしまったという歴史/応援していた和田が引退、川上が戦力外 井端が巨人移籍と今年から誰を応援しようかと思っています 2月14日にドラ検1級受験です/ファンクラブではお世話になりありがとうございました。新天地でも頑張ります。/お陰で転移は認められずあとすこし生き伸びれそうです.よろしくお付合いを!!
「いざ進め希望を胸に、いざ行けわれらのドラゴンズ」―球団創設80周年の今年、栄光を目指しひた走ります。ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。/佳き女(ひと)は引き際までも潔よし 神に愛さるる徴(しるし)なるべし/ありがと~ モシモシ お変りございませんか? ライン使ってみえますか? 本年も何卒よろしくお願い申し上げます/文学散歩楽しかったです/私たちも、お陰で元気に結婚五十周年を迎えました。
 緑なす芝の下にぞ知の泉 幾億の書老若を惹く(「米国東海岸の歴史と今」を訪ねて、ハーバード大学ワイドナー記念図書館)/お互いに畑もがんばっていきましょう./お元気ですか? 今でも大垣支局さんとは良いおつきあいをさせていただいています./デパートのサルアカにドキッ、畑の色白ダイコンにクラッ…好奇心は相変わらず。犬に引っぱられ、熱田神宮周辺を歩かされています。/その訛懐しく聞く初電話 松魚 傘寿にむけて頑張りたいと思っています./ノルウェーの夏至です(ソグネ・フィヨ―ルド) 点滴の窓の高みの夕空にくの字乱さず雁の飛びゆく/
 ドタドタ、ボチボチ。どうにか生きています./今年は大活躍の年になりそうですね./ご無沙汰していますがお変りございませんか.佐橋さん(佐橋薫元小牧市長)が逝ってしまい寂しいですね./『一日一生』 瞬間を時熟させる/昨年は色々と失敗をしてしまい反省の年でした。ことしは挽回をしようと思いますので応援願います./すべての人々が共に幸せに生きられる世を…/残された年月は短い。課題を先送りしないでボツボツ楽しみながら進みます。まだ伸びしろが有ると信じて。/】
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 2日に皇居・宮殿であった、恒例の新年一般参賀。天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻ら皇族方が5回ベランダに立たれたが平成になって2番目に多い8万2690人が訪れたという。天皇陛下は「本年が国民一人一人にとり、安らかで良い年となるよう願っています。年頭に当たり、わが国と世界の人々の平安を祈ります」とあいさつ。恒例の箱根駅伝は青学大が、ぶっちぎりの5時間25分55秒で2年連続2度目の往路優勝を果たし、総合2連覇へ大きく前進。
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【きょうの一文・ことば】
 出来る出来る必ず出来る/やる気があれば必ず出来る/出来ないと思えば出来ない/出来ないと思わず出来ると信じ/永遠に自分は進歩したい 喜びも悲しみもきものとともに 清水とき
=わが家に届いた年賀状の1枚。東京・渋谷の学校法人清水学園、専門学校清水とき・きものアカデミア、一般財団法人国際文化きもの学会の会長理事長学校長の清水ときさん

【新聞テレビから(新聞は休刊日のためなし)】
☆『歴史秘話ヒストリア1月10日放送開始の大河「真田丸」楽しむ特選3本を一挙放送!▽真田父子の絆▽伊達政宗に託した思いとは』(2日夜、NHK総合)

一月一日
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 みなさま。あけましておめでとうございます
 ことしもよろしくお願いいたします
        ☆        ☆
      
 申年が始まった。申年といえば、少年のころから、いつもまず頭に浮かぶのは、ことしの6月1日で満96歳になる母の年だということである。そんなわけで、名弁護士である兄の配慮もあって、元日は私たちが育った江南市内の〈和田〉に一族のみんなが集まる、いわゆる全員集合とあいなった。それこそ、血縁にある者ばかりが集まり、日ごろはひっそりしている和田の家も、この日ばかりはたらふく感というか満腹状態に。亡き父の遺影を前に、母は嬉しそうで、とびっきり美しく輝いていた。夕方には、みんな元気でそれぞれの道を歩いていこうと誓い合っておひらきに。

 午前中は、さっそく届いた年賀状を1枚1枚手にし、懐かしい顔1人ひとりを思い出した。読みながら、なぜか互いに会話をしているような錯覚に陥ったが、出していなかった方には返信を1枚ずつ書いて近くのポストに投函。何しろ、手元に用意しておいた賀状が全てなくなってしまったので、また明日以降にと思っている。小中陽太郎さん、上山明博さんら電子メールで早々に届いた粋な年賀状には、その場で返信メールをさせていただいた。
 これら数々の年賀状の感想については、またあらためてと思っている。こんな調子で1日が過ぎ去っていった。きょうのところは、これにて。

【きょうの一文・ことば】
♪春風も沿ひて走らむこの朝(あした)女川駅を始発車いでぬ  皇后さま/♪開拓の日々いかばかり難(かた)かりしを面(おも)穏やかに人らの語る  天皇陛下
=1月1日。新年に当たり、宮内庁が発表した天皇、皇后両陛下が昨年詠まれた歌計8首のなかの2首

【新聞テレビから】
☆『ウィーンフィルニューイヤーコンサート 2016 指揮は巨匠マリス・ヤンソンス』(1月1日夜、NHKEテレ)
☆『「被災地域の復興願う」 天皇陛下が新年の感想』、『平和の俳句ことしも 3月ゲスト選者に黛(まどか)さん』、『〈あれから100年消えぬ格差 序章〉新貧乏物語 心と体に及ぼす大害』、『ミライ再資源化の輪 トヨタ世界に燃料電池回収網』、『ものづくりの東海発信 サミット報道拠点 次世代車などPR』、『新元素 日本初の認定 113番、理研が命名権獲得』、『女性2遺体は殺人放火 半田 首絞められた痕』(1月1日付、中日朝刊)
☆『楢葉で年越し 5年ぶり』『参拝客温めるかがり火 伊勢神宮』、『〈憲法のある風景 公布70年の今〉9条に迷い救われ 被爆渡米ベトナム戦脱走 翻弄の半生』『変遷続ける自衛権解釈』、『「米新幹線で現地法人」JR東海社長インタビュー サミット向け「新防犯」導入』(1月1日付、毎日朝刊)

08/4/26