詩「夢の夏」

この空にある燃えるような太陽は
いったい
ここからどれ程の上にあるのだろう
この暑い地表の道を歩けど歩けど
一向に進んだような気がしない
呼吸が荒くなり
足が重くなり
目がチカチカを始める

それにくらべ
目の前を踊るように飛ぶ
麦わらトンボはなんだろう
あの忙しく舞うアゲハ蝶はなんだろう
その上を目にも止まらぬ速さで
翻る居残りツバメはなんだろう

みんな みんな
歌いながら
おしゃべりしながら
とても楽しそうで
言葉にできないほど羨ましい

もし 
もしも出来るとしたら
ツバメさんとまではいわないけれど
アゲハさんに羽を貸してほしい
さっそうと四枚の黄色い羽根で
風を切って飛びまわりたい

そして相手をさがし
タンゴにジルバ
ワルツにチャチャチャ
どんなもんだい
見上げるみんなをぽかんとさせたい

夏は大好き
暑さも大好き

いつかは
夏の陽を浴びて笑えるようになりたい

夏の夢

15年8月9日

短編小説「わたし」

この空にある燃えるような太陽は
いったい
ここからどれ程の上にあるのだろう
この暑い地表の道を歩けど歩けど
一向に進んだような気がしない
呼吸が荒くなり
足が重くなり
目がチカチカを始める

それにくらべ
目の前を踊るように飛ぶ
麦わらトンボはなんだろう
あの忙しく舞うアゲハ蝶はなんだろう
その上を目にも止まらぬ速さで
翻る居残りツバメはなんだろう

みんな みんな
歌いながら
おしゃべりしながら
とても楽しそうで
言葉にできないほど羨ましい

もし 
もしも出来るとしたら
ツバメさんとまではいわないけれど
アゲハさんに羽を貸してほしい
さっそうと四枚の黄色い羽根で
風を切って飛びまわりたい

そして相手をさがし
タンゴにジルバ
ワルツにチャチャチャ
どんなもんだい
見上げるみんなをぽかんとさせたい

夏は大好き
暑さも大好き

いつかは
夏の陽を浴びて笑えるようになりたい

夏の夢

08/4/26