詩「~遠い日のこと~」

あれは遠い日のこと
ホームで一人列車を待つ君
何気なくかけた言葉に振り向いた笑顔
かわいいえくぼが
春の陽射しのように眩しかった

あれは遠い日のこと
海辺のテラスでお茶を飲むふたり
「あの船に乗ったらどこの国にいけるのかしら」
夢見る少女のような君の瞳
赤いサンゴのネックレスが
白い波に映えていた

あれは遠い日のこと
落ち葉の歩道
風が冷たいからと
僕のポケットに手を入れた君
肩先に触れる柔らかな髪が
バラの花のように甘く心に匂った

あれは遠い日のこと
  あれは遠い日のこと

そして君は今 僕の横で眠っている
子供のように
小さな寝息をたてて

11年5月3日

詩「遠い日」

あれは遠い日のこと
ホームで一人列車を待つ君
何気なくかけた言葉に振り向いた笑顔
かわいいえくぼが
春の陽射しのように眩しかった

あれは遠い日のこと
海辺のテラスでお茶を飲むふたり
「あの船に乗ったらどこの国にいけるのかしら」
夢見る少女のような君の瞳
赤いサンゴのネックレスが
白い波に映えていた

あれは遠い日のこと
落ち葉の歩道
風が冷たいからと
僕のポケットに手を入れた君
肩先に触れる柔らかな髪が
バラの花のように甘く心に匂った

あれは遠い日のこと
  あれは遠い日のこと

そして君は今 僕の横で眠っている
子供のように
小さな寝息をたてて

08/4/26