詩「忘却~そしてあなたへ~」

誰にでも初めてはある
どんなことにも初めてはあった
少し恐くて
それでいて無性にわくわくと胸が躍る
そんな初めての日 初めてのこと

でも 人は愚かな生きもの
砂の山が崩れるように
美しい花が色あせるように
いつしかそれらの全てを
時という名の旅の道々に置き忘れる
取り残された無数の“初めて”達は
ただ 黙って深い眠りへと落ちて行く
人とは本当に 悲しい生きもの

だからせめて せめてたった一つだけでも
あの心震えた“初めて”を取り戻し
もう一度この手に握りしめたいと そう思う

その時僕はきっと
きっと 君に優しくなれるだろう

08年4月26日

詩「遠い日」

誰にでも初めてはある
どんなことにも初めてはあった
少し恐くて
それでいて無性にわくわくと胸が躍る
そんな初めての日 初めてのこと

でも 人は愚かな生きもの
砂の山が崩れるように
美しい花が色あせるように
いつしかそれらの全てを
時という名の旅の道々に置き忘れる
取り残された無数の“初めて”達は
ただ 黙って深い眠りへと落ちて行く
人とは本当に 悲しい生きもの

だからせめて せめてたった一つだけでも
あの心震えた“初めて”を取り戻し
もう一度この手に握りしめたいと そう思う

その時僕はきっと
きっと 君に優しくなれるだろう

08/4/26